峯山昭範
みねやまあきのり
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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05月21日 | 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第14号 議事録を見る | ○峯山昭範君 最近の災害あるいは火災の原因とか、またその状況等も非常に多様化してきているようであります。消防署の職員の皆さんも大変日夜御苦労されていらっしゃると思います。そこで、きょう私はいろんな角度から幾つか質問をさしていただきたいと思っておりますが、まず大臣、質問通告予告なし...全文を見る |
○峯山昭範君 今大臣がおっしゃいましたように、確かに国民が安心して生活ができるような環境をつくるということは大変大事なことであろうと思います。中でも、今大臣おっしゃいましたように、安全という問題は非常に重要な問題であろうと思います。今大臣のお話の中にも出てまいりましたように、先般...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは消防庁の方からも、今おわかりになっていらっしゃる範囲内でこの調布市の事故につきまして御報告をお願いしたいと思います。 | ||
○峯山昭範君 少なくとも、私が知っておりますこのプロパンガスの事故といいますのは、国会で法律ができまして、昭和四十二年ごろだったと思いますが、それ以来毎年いろんな爆発事故とか、その原因はいろいろありましょうが、起きているようでありますし、昭和五十八年の十一月にはあの掛川市の方でバ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、まず事故の件数について五十九年度が五百四十五件ですか、五十八年五百五十九件、五十七年五百七十件、こういうふうな御報告がございましたが、総務庁の行政監察局の方で、これは掛川の事故の後ですか、行政監察をしていらっしゃいますね。「液化石油ガスの保安の確保及び取引...全文を見る | ||
○峯山昭範君 今の調査結果につきましては、これは総務庁の行政監察局の方からそれぞれの関係省庁には、通達というか、これの報告は行き届いているんですね。 | ||
○峯山昭範君 それじゃ、もう少しお伺いしておきましょう。 これは通産の方にお伺いしておきたいと思いますが、LPガスのいわゆる使用世帯というのは現在どのくらいあるんですか。 | ||
○峯山昭範君 もう少し都市ガスの方と比較して、詳細どういうふう割合になっているのか。それから、都市ガスの多い地方、LPガスが多い地方、大体方面ごとに分けてどういうふうになるのか。一遍概要を説明してください。 | ||
○峯山昭範君 それからもう一点お伺いしておきたいと思います。 このLPガスの事故の原因、これは過去の事案で結構ですが、大体どういうふうになっているか、お伺いしておきたいと思います。 | ||
○峯山昭範君 消費者の誤った操作というふうにまとめておっしゃいましたが、その中身をもう少しお聞かせいただけますか。 | ||
○峯山昭範君 行政監察局、あなた方の調査の中の事故原因、これはどうですか。今の中身と変わりませんか。 | ||
○峯山昭範君 私が指摘したいのは、今の通産の説明ですと、消費者の不注意によるものが大体七割ぐらい。しかもその中身を詳細に説明をしろというふうに申し上げましたら、遊びコックがどうのこうのとか、それから閉止弁がどうのこうのとか、いわゆるこれはふだん何らかのPRなりあるいは業者の皆さん...全文を見る | ||
○峯山昭範君 結局、自殺が一番多いのじゃないですか。そうじゃないですか。 | ||
○峯山昭範君 三百七十一件とは別に百七、八十件があるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、三百七十一件、そしてその次は百七、八十件。よくわかりました。 そういうふうにいたしますと、ここでいろいろと問題があります。これは私は通産にまず申し上げたいんですが、先ほどの行政監察局が四点指摘をいたしました。それで、しかもこの報告の中にも出てまいり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 通産にもうちょっと突っ込んでお伺いしておきたいんですが、今もちょっと御報告の中にありましたが、「一般消費者等への周知、消費設備の調査及び結果の通知、改善の確認等について十分励行されていない状況がみられる。」というふうに調査の実情からも出ておりますし、それから今の御報...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、LPガス協会全体としていわゆる一般の消費者に対するPRの資料をつくってお配りしているのか、あるいはそれぞれの業者がそれぞれの方面どとに、例えばこのガス器具はこういうふうに使うのですよ、このガスはこういうぐあいですよということをきちっと周知徹底しているのか。そ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、例えば東京、大阪におきましては、御存じのとおり東京ガスや大阪ガスがいわゆる今までの一般のガスから天然ガスに切りかえる作業というのをやりました。今でもやっていると私は思うのですが、そういうところの作業の工程を見ておりますと、もう物すごく丁寧です。器具の一つ一つ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 今のこれは通産が都道府県知事にお願いをしておるということですか。そういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 大臣、そういうふうにお願いしておるそうですから、そっちの方もよくわかっておいていただいて、ぜひお願いしたいと思います。 それから、消費者保安対策研究会、これは何ですか。 | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても、私は私的諮問機関というのは大体余り好きじゃないんです。好きじゃないけれども、これはそういうことをやっているというのなら、そういうことが隠れみのにならないように、やっぱり本気で取り組んでもらいたいと思うし、こういうようなものがそれぞれ行政の網の目の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どっちかというと、長官、これは例えば消防法に違反するような、何というのか、ふたを閉めなくてあけておったとか、そういうことならこの問題は早いんです。今おっしゃるように、ひび割れしておったなんということになってくると、これはどういうことになるんですか。これは構造上のあれ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私は昔この危険物輸送について消防庁の皆さんに随分質問したことがありますが、あの当時の私が言っていたあれとはちょっと違います。今回はガソリンと軽油だそうですが、この種のタンク車というのは、これは全国でどのくらい走っておりますか。それで、東京では大体どのくらい走っていら...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは新聞報道ですから、これが合っているかどうかわかりませんが、ある新聞の社説ですが、それによりますと、今長官がおっしゃいましたように、移動タンク貯蔵所と言われるタンク車は東京だけで約三千台、全国では六万台にも上っている、事故が発生した環七道路は一日約千四百台が走る...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大事な事故に至らないにしても、十七件もあるということです。これはやっぱりそういうような点では非常に大事な問題だと思いますので、こういう点もこれから監督指導という面でがっちりやっていただきたいと思います。 それから、危険物輸送に関して昭和四十六年に政令が出されて、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 最近、自動車工学の専門家の間で大型トラックが低速走行中に急ハンドルを切った途端にひっくり返る、いわゆる低速横転というこの問題についての研究が始まったというようなことが新聞にも報道されておりますが、これは運輸省の研究機関でこういう問題について研究をしているのかどうか。...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それから、トレーラーの場合、前部の牽引車と後部のタンク車が分かれているのもいわゆる横転しやすい原因だという専門家の指摘もあるわけですが、この点については安全性との関係で運輸省はどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。 | ||
○峯山昭範君 トレーラーというのは、静止時に三十五度傾いても倒れないことが車両製造許可条件になっていると、こういうふうに聞いているわけでありますが、走行中の安全性については特別この規定がないように聞いております。 そこで、そういう点からいろいろな問題が出てくるわけでありますが...全文を見る | ||
○峯山昭範君 危険物を輸送するタンクローリーの事故防止についてということで、今回の事故に当たって、その安全性、安全運転の徹底とか車両の安全確保の徹底とか、関係法令の遵守等を含めまして総点検をやっていらっしゃるようですが、七月十五日までにその結果をまとめると、その作業に着手したと、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それから、今回事故を起こしました中央運輸の川崎営業所というのを去る十五日の日に特別査察したというふうに聞いておりますが、その結果について御報告をいただきたいと思います。 | ||
○峯山昭範君 今結果を取りまとめている最中で、中身についてはまだ全くわかっていないわけですね。問題点等についてもわからない。 それでは、こういうふうな事故の問題につきましては、これはもういろいろとありますけれども、環七の事故とプロパンガスの事故と、この二つだけにとどめておきた...全文を見る | ||
○峯山昭範君 消防庁、警察、結構です。 それでは次に、自治医科大学の問題についてお伺いをしたいと思います。 昭和四十七年の自治医大の設立に当たりまして、自治省はその設立の趣旨についてこういうふうにお述べになっていらっしゃいますね。 第一は、医師数の不足である。昭和三十...全文を見る | ||
○峯山昭範君 なかなか解決できないような問題がたくさんあるようでありますが、昭和四十七年当時の自治省の説明の資料によりますと、自治医科大学の設置運営に要する経費については、地方財政計画の策定及び地方交付税の算定を通じて所要の財源措置を講ずることとし、昭和四十六年度の地方財政計画に...全文を見る | ||
○峯山昭範君 昭和五十三年に第一期の卒業生を送り出してから、ことしでちょうど八年になるわけでありますが、現在までの卒業者数、それから勤務地、特にその中で現在僻地に赴任している医師の数、それから僻地に四年以上勤務して修学貸与金の返還を免除された者の数、それから貸与金を返還して一般病...全文を見る | ||
○峯山昭範君 先ほどの四百二十六名中三百二十一名で七五・四%。あとの方はどういうふうにしておられますか。 | ||
○峯山昭範君 そこで、自治医科大学を出て僻地に赴任した者は、軽いいわゆる日常病から心筋梗塞あるいは脳卒中など重症の疾患あるいは予防健診、それからあるいはぼけ老人対策、そういうふうなもの、それこそ何から何まで全部一人でやらなきゃいけない、こういう実情にあるわけであります。しかし、現...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私の質問はこれで終わっておきたいと思います。 三点まとめてお伺いいたしますが、まず第一点は、自治医大の医師の多くは、卒業してから僻地に派遣されましても、やっぱり日進月歩の医療技術にはおくれてはいかぬということで、自治医大の皆さん方のいろんなレポートをいろいろ読ま...全文を見る |