峯山昭範

みねやまあきのり



当選回数回

峯山昭範の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第108回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○峯山昭範君 総務庁長官、御苦労さまでございます。  私は総務庁というのは非常に大事なお役所だと思っているんです。私も議員に当選させていただいて以来ずっと内閣委員会なんですよね。昭和四十三年以来ですから、もう十八年、しかも、総務庁長官というのは前は行政管理庁長官とか総理府総務長...全文を見る
○峯山昭範君 総合調整能力という問題からいきますと、大臣の決断力というのは非常に大事になってくると私は思うんですね。そういうような意味で、大臣の人柄は私も運輸大臣当時からよく知ってはいるんです。したがいまして、非常に大事な問題でございますので、ぜひしっかり取り組んでいただきたいと...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、先ほども御答弁ございましたが、今回提出された法案ですね、この法案の経緯、どういうふうな経緯を経て立法化されることになったのかということと、そして今回の法案の性格及び今後地域改善対策に関して最終の立法措置と、先ほどもちょっと申し上げましたが、こういうふうに述...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、まず法案のしょっぱなの、従来の地域改善対策特別措置法には、先ほども小野さんが質問しておられましたが、第一条で目的規定がきちっとしておりまして、「すべての国民の基本的人権の享有を保障する日本国憲法の理念にのっとり、歴史的社会的理由により生活環境等の安定向上が阻...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。それはいずれにしても残事業ということで、そういうことならそれはそれでいいのかもしれませんが、いずれにしましても、精神的にはこの規定を踏まえて残事業を遂行する、こういうことでよろしゅうございますね。  そこで、今回私もいろいろと資料も随分読ませていただ...全文を見る
○峯山昭範君 今のその見直し作業というのは、どこでどういう人たちがやられたんですか。
○峯山昭範君 それでは、各省から全部説明をいただきたいのでありますが、時間の関係もありますので、厚生省と農水省、通産省、労働省、建設省、とりあえずこの五省ですね、この見直し作業の経過とかいわゆる対処の方針とか、あるいは廃止に至る経過とか、そういうようなものを具体的に御説明いただき...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、これは各省やってもらうと時間かかりますから、あともう一つ、建設省。  資料によりますと、全部で十六本のうち十本が継続で、一本が修正継続、五本が廃止ということになっておりますね。
○峯山昭範君 これは、室長ね、廃止の基準とか、どういうあれでやったんですかね。一般対策に移行してしまえば、今度は非常に難しくなってくる点が多いと思うんですよね。そういう点考えますと、継続していくかあるいは廃止するかという基準というのは、やっぱり総務庁の担当のところからきちっとした...全文を見る
○峯山昭範君 案外大まかな基準ですね。それは確かに住宅や道路、そういう面では過去十八年間のいろんなハードの面では大分整備もされてきたし、かなり改善をされてきた。それはそれなりに私よくわかるんですけれども、しかし、廃止する面についての基準というのは案外緩やかな、どうでも解釈できるよ...全文を見る
○峯山昭範君 その公益法人をつくるというところにまた問題があるんじゃないの。これは。そこのところは先ほど随分議論ございましたからもうこれ以上触れませんが、いずれにしてもそこのところは非常に大きな問題がある。  時間が余りなくなってきましたから急いで参りますが、最近特に迷惑してい...全文を見る
○峯山昭範君 相当やっぱり総務庁としても力を入れてやらないと、これは解決しませんな。そんなにたくさんあるんですか。これはもう大変な問題でありますから、やっぱり相当力を入れて——大臣、これは特に今近畿と九州とおっしゃっていますわね。今のパーセントでいきましても両方で七割近くになりま...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、先ほどもいわゆる地対協の委員の人選の問題でいろいろ議論ございましたが、これは前の玉置総務庁長官がしょっちゅう言っておりましたが、国家行政組織法第八条に基づく審議会等の人選については、フレッシュな、要するに今まであの人がなっていたからこの次もこの人がなるというふ...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣、それで私はいいと思うのです。公正中立であっていただきたいと思うし、野党の意見を聞けとか、あっち側の意見を聞けとか、いろいろ意見はありますよね。しかし、それは、意見を聞く方は何ぼ聞いたって僕はいいと思うんですよ。大臣、ぜひ聞いていただきたいと思うのですよ。...全文を見る
○峯山昭範君 玉置長官はおっしゃっていましたよ、当内閣委員会で。フレッシュといったら、もう八十にもなったらフレッシュということとは違うでと、こう言っておった。いや、本当に言ってはったです。八十とちゃんとおっしゃっていますよ。局長に聞いてみなさい。そうでしょう。ですから、何ぼ何でも...全文を見る
○峯山昭範君 それでは行政管理局長、玉置さんがお亡くなりになる前に、私的諮問機関についてのこれからの考え方とか基準というようなものを閣議でやりましたね。あれはどういうふうにおっしゃったのでしょうかね。
○峯山昭範君 そこで、国家行政組織法が改正になりましてから、大体政令でいわゆる懇談会とか研究会等が設置されるようになったわけでありますが、具体的に政令で設置した審議会、八条機関ですね、これは幾つ、どんなのがありますか。
○峯山昭範君 要するに、これは局長、私がこれ言いたいのは、政令で設置するということについてはもともと問題があって、国家行政組織法の改正のいきさつからいえば、衆議院で通過したやつが参議院で否決されたいきざつがあるんですよね、昔。政令で設置するのはいかぬといって、法律でやっぱりやるべ...全文を見る
○峯山昭範君 これはもう時間があったら相当やりたいんですけれども、まず私は、中曽根総理の指示でというのは三月七日付の日本経済新聞に載っているわけ。日経が間違っておるわけや、これな。そうですか。——それじゃ、間違うてはるらしいです、これね。わかりました。それはあれです。  それか...全文を見る
○峯山昭範君 また言わないかぬですな。そんなことを言っていたら、もう総務庁の権威全くなくなる。大臣、もう本当に総務庁やめた方がいい。私は行政管理庁を物すごく応援をしてやってきましたけれども、本当にそういうふうにしてなし崩しに結局何でもかんでも認めてしまうと、行政管理庁としてきちっ...全文を見る
03月31日第108回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○峯山昭範君 それでは、総理に端的にお伺いしたいんですけれども、その前に、午前中の質疑でもございました地方議会における意見書でございます。先ほどもお話がございましたように、たくさんの都道府県本部で意見書が採択されているわけでございますが、政府としてこの意見書をどういうふうに掌握し...全文を見る
○峯山昭範君 これ、どのくらいの県でどういう意見書が大蔵省に届いているかということを御説明願いたいと思います。
○峯山昭範君 この意見書はどういう法律に基づいて出されているんですか。
○峯山昭範君 地方自治法九十九条二項に基づいてこういう意見書が出されているわけでございますけれども、政府として、この意見書を受け取って、これはどういうふうに処理をしていらっしゃるか。これは自治大臣なんですか。大蔵大臣と私は考えていたんですけれども、どっちなんですか。
○峯山昭範君 先ほどの三十六の意見書というのは、今関係行政官庁に出されるというふうになっているんですけれども、どこへ出されているんですか、これ。
○峯山昭範君 だから、売上税は大蔵省に出されているわけですが、どう処理されましたか。
○峯山昭範君 大蔵省はどのくらい掌握しているんですか。
○峯山昭範君 突然の質問とかいうお話ですけれども、これは各地方議会からきちっと意見書が出て、今自治省の方からお話ございましたが、反対、撤回合わせて十五の都道府県、慎重が二十一、合計で三十六の都道府県から出ているわけですよね。これをいまだに掌握してないというのはまことに私はけしらか...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣、参っているに違いないというそんなばかなことはないんです。  総理大臣、これは非常に私は大事な問題だと思っております。新聞でも何回も報道されておりますし、この売上税に対する反対、慎重、修正といった非常に大事な意見書が出されているわけです。したがいまして、...全文を見る
○峯山昭範君 総理、この売上税反対あるいは慎重、今の意見書の扱いですけれども、この意見書について総理はどういうふうにお考えでございましょうか。
○峯山昭範君 大蔵大臣、いかがでしょうか。
○峯山昭範君 自治大臣、いかがですか。
○峯山昭範君 総理、この意見書を紙切れだというふうに発言した人がいたとしたらどう処理しますか。
○峯山昭範君 これは、総理、あなたの党の国民運動本部長さんが三月一日大阪市内のホテルで開かれた大阪府自動車整備業支部の大会で発言された中身なんですけれども、それに抗議した抗議文なんです。こういうふうに発言しているんですよ。「大阪市議会をはじめ、地方議会で(売上税の)反対決議をして...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、ちょっと違う方向からもう一つ質問したいと思います。  総理、総理は選挙の最中に、これは何回も出た話ではございますが、多少確認の意味でお伺いしておきたいと思います。  売上税の問題につきまして、六月十四日には、国民や党員が反対するような大型間接税をやる考...全文を見る
○峯山昭範君 そこでお伺いをいたします。  まず総理、総理の言うこの国民というのは一体だれを指していらっしゃるんでしょうか。
○峯山昭範君 まず、この朝日新聞の世論調査によりますと、八二%の皆さんが売上税反対、売上税導入反対である、こういうふうに表現していらっしゃいますし、また売上税導入は公約違反であるという方が七四%いらっしゃいます。  私どもの党が売上税導入反対の署名運動、請願運動をいたしました。...全文を見る
○峯山昭範君 ですから総理、議論するとかそんなことを言っているのじゃないんです。総理が言った国民というのは一体だれのことなんだ、我々反対している人たちは国民と違うのか、そういうことです。これは明確にお答えいただきたいと思うんです。
○峯山昭範君 ですから、総理の言う、大蔵委員会でしっかり議論しましょう、それが議会制民主主義のルールだと、それはそのとおりでいいんです。そうしましょうと、私たちもそう思うんですよ。  しかしながら、総理が言う、選挙の最中にあなたが一生懸命おっしゃった、国民や党員が反対する大型間...全文を見る
○峯山昭範君 いや、それは総理、私の言っていることはちょっと違いますよ。議論が深まってから云々というふうにおっしゃっていますけれども、そうじゃない。私が言っているのは、あなたが言っている大型間接税、選挙の最中に一生懸命言った国民というのは、これだけ八二%というと、それは理解が深ま...全文を見る
○峯山昭範君 これは委員長、全く総理は私の質問には一つも答えていませんよ。これはもう一つ、総理のおっしゃっていることについてもう一回申し上げますと、総理、地方議会の決議は先ほど自治省から報告があったとおりであります。反対、撤回十五、慎重二十一の県議会。これは昨年の選挙、あるいは昨...全文を見る
○峯山昭範君 総理、総理がおっしゃっていることと私の質問していることは全く違うでしょう。政府の努力が足りなかったということと、総理が約束したこの国民というのは一体だれのことなのかということとは全く違うじゃありませんか。少なくとも総理であれば、この国民というのは、売上税に反対する人...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、売上税に反対しているたくさんの同僚の皆さん方は、これは国民じゃないんですか。
○峯山昭範君 これは委員長、聞いていただきたいんですけれども、私は、先ほどから何回も申し上げておりますように、総理が、国民が反対し党員も反対するような大型間接税は導入しない、国民が反対するような大型間接税は導入しないと。これは国民が判断をするわけですよ、大型間接税であるかどうかと...全文を見る
○峯山昭範君 私、総理のそうおっしゃっていることはもう全く納得できません。私が言っていることについては何一つ答えておられませんので、総理、これは聞いておきましょう。  あなたの党の河本さんは、売上税は凍結と派の意見として固めたというお話も新聞に報道されています。これは総理として...全文を見る
○峯山昭範君 だから、河本派で決めたこの意見についてはどう考えているかということ、その点きちっと答えてください。
○峯山昭範君 総理は売上税が大型間接税でないということに二つの歯どめを設けておられます。一つは一億円以下の足切り、それからもう一つは五十一品目のいわゆる非課税項目、この二つがなければ売上税は大型間接税になりますか。
○峯山昭範君 どのくらいから大型とお考えなんですか。
○峯山昭範君 それは総理、大型間接税であるかどうかという判定をするのに、たった一つの売上税が大型であるかどうか、総理が歯どめをかけた問題を省いても大型であるかどうか判断のしにくいような、それをあなたは大型間接税はやる考えはないと、こうおっしゃっているわけですよ。それだけ考えても国...全文を見る
○峯山昭範君 時間がなくなりましたので、あと経済問題について二、三お伺いしておきたいと思います。  最近の為替レートの問題でございますが、この二、三日非常に厳しい情勢にあるわけでございますが、この円高をどのように、見ていらっしゃるか、大蔵大臣からお伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 通産大臣にお伺いします。  今回の事態は大変厳しい状態にあるわけでございますが、特に輸出関連事業並びに関連産業に強烈な打撃を与えていると私は思うんですけれども、政府として、通産省として特に輸出関連産業に対する対応、また通産省としてのお考え、対応策等をお伺いしておき...全文を見る
○峯山昭範君 大蔵大臣、先ほどお話がございましたが、もうここまで来れば、ただ単に為替レートの協調介入だけではなしに、大臣からもお話ございましたパリ合意に基づく政策協力といいますか、協調ですね、これにやっぱり相当力を入れないといけない、そう思います。  これは新聞報道ですから正確...全文を見る
○峯山昭範君 通産大臣、先ほどもちょっと質問ございましたが、例の半導体の問題で黒田審議官の話がワシントン・ポストに相当大きく報道されておるようであります。私も読ましていただきましたが、これは全く誤報だというお話が先ほどございましたが、どうしてこういうことになるのかという問題もある...全文を見る
05月07日第108回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○峯山昭範君 内閣の意思は閣議決定とか了解とかあるいは報告によって決まると思うんです。  これは法制局長官にお伺いしたいと思うんですが、その閣議決定の内容ですね、項目、大体どういうふうな項目がいろいろあるのか、それぞれ決定、了解、報告等について詳細教えていただきたいと思います。
○峯山昭範君 この問題については、非常に大事な問題ですので、後ほど続いて質問いたします。  総理、一%枠の撤廃の問題につきましては、先ほどからいろいろお話ございましたし、世論調査の問題、これは総理からも先般ちょっとお答えいただきましたが、ほんの最近の世論調査でも、朝日新聞では六...全文を見る
○峯山昭範君 防衛庁長官、いかがですか。
○峯山昭範君 私は、国民の協力を得るためには国民の声に謙虚に耳を傾けるべきだ、そう思います。国民の世論を無視して国の防衛がやっていけるなんということを考えてはいけない、こう思います。いかがですか。
○峯山昭範君 ほかに何をお考えですか。
○峯山昭範君 新聞等の世論調査は無視するんですか。
○峯山昭範君 これはそのくらいにいたしまして、先ほどの閣議の問題と関連をいたしまして、「日米防衛協力のための指針」というのがあります。ガイドラインですが、これはどういうものですか。
○峯山昭範君 内容についてもう少し詳細に。
○峯山昭範君 今私も聞きましたが、自衛隊と米軍が緊急時に整合性のとれた共同対処行動をするための指針である、こういうふうに私どもは何回かお伺いいたしております。先ほど外務大臣からも少しお答えがございましたが、閣議とか事務次官会議等の件名等がすべて記載された本が発行されておりますが、...全文を見る
○峯山昭範君 今の発言もちょっと問題でありますが、まず国防会議から聞きましょう。国防会議はどういうことになっていますか。
○峯山昭範君 まず、私の手元に出ております国防会議の資料によりますと、国防会議で了承したり決定した場合は、必ず「決定」とか「了承」とかありますね。私の手元の資料には、国防会議で審議をしただけと、こうなっています。これはどうですか。
○峯山昭範君 決定に至らなかったわけですね。  それで、これは国防会議では審議をし決定に至っていない。そしてしかも今度は、閣議では閣議書もつくっていない。当日書類を配付しただけ。私の手元の資料によりますと、「閣議で説明」となっております。これが実際は現在の日米協力の中の、防衛白...全文を見る
05月09日第108回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○峯山昭範君 経企庁長官にお伺いいたします。  先日、OECDの八七年の経済見通しについて、特に日本の成長率が二・二五%、〇・五%下方修正をいたしておりますが、政府の三・五%達成の見込み等について現在どういうふうにお考えになっていらっしゃるか、お伺いしたい。
○峯山昭範君 補正段階での修正の見通し等はどうですか。
○峯山昭範君 これは大蔵省にお伺いします。  やはり特に大きな問題は経常黒字の問題だと思います。特に、六十一年度の政府の実績見込み八百八十億ドルに対しまして九百三十八億ドルになっているわけでありますが、六十二年度は七百七十億ドルが見通しになっているわけでありますが、これはどこか...全文を見る
○峯山昭範君 総理は今回の訪米で特に内需拡大を公約、約束してきたわけでありますが、内需拡大のためには個人消費の喚起が第一であります。そのためには、総理も何回もおっしゃっておられますけれども、所得税の減税がこれはどうしても不可欠の条件になってくるわけであります。  そういうような...全文を見る
○峯山昭範君 総理、総理の持論は、やはり所得税減税というのが一番先あったわけですね。それがあって、その後に売上税が出てきたわけでございまして、そういう点からいきますと、内需拡大のためにも、また総理の持論のためにも、所得税減税というのがどうしても必要ではないかと思いますが、どうです...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点お伺いします。  内需拡大のためには、もう一点としまして、特に円高差益の還元が非常に重要であります。これは通産大臣と経企庁長官にお伺いいたしますが、円高差益の還元の状況はどういうふうになっているのかという点が一点。  それからもう一点は、電気、ガス料金の...全文を見る
05月14日第108回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○峯山昭範君 二、三質問さしていただきたいと思います。  私は、長官が就任されましてからずっとその発言をいろいろ聞いてまいりました。また、予算委員会でも随分話を聞いてまいりましたけれども、まあ、私たちが長官に対するイメージと実際とは全然違うということです。今回のこの国会では、売...全文を見る
○峯山昭範君 大綱の問題についてもいろいろ問題はあるんです。それは後で何かの機会にやるとしまして、きょうはそこまでいきませんので、話が。  まず大臣、この間予算委員会で世論調査の話をいたしました。そして実は一%枠の突破の問題、撤廃の問題につきまして、これは去年やったわけですから...全文を見る
○峯山昭範君 だから、大臣はそこのところを取り上げておっしゃったわけです。だけれども、これは読売新聞という新聞が最近おかしいというのは私はもうしみじみと思うんです。これは何でおかしいと言うかというと、読売新聞社の方いらっしゃったら申しわけないけれども、これは現実の問題ですから申し...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点、これも非常に私はいかんなあと思っていることがあるんです。それは例のガイドラインの問題です。これは社会党さんも質問されましたし、私もさしていただきましたけれども、これはもうあのときのやりとりをずっと見ておりますと、少なくとも官房長官なり外務大臣の答弁...全文を見る
○峯山昭範君 例えばそういうふうな義務が伴わないにしても、しかしながら、このガイドラインに基づいていろんな計画が立てられ、共同訓練のプランが練られ、そしてそのプランそのものについてはもちろん後で閣議なり予算の措置なり、それなりにそれぞれあるわけですけれども、そのブランそのものに、...全文を見る
○峯山昭範君 これは、その審議の中身に三つあるってね。報告を聞きおく、今急につくったのと違うの、これ。
○峯山昭範君 報告を受けて了承する、どうも急につくった感じだね。  非常によくないのは、もう一つは、これは閣議のこういう報告、昭和五十三年の「閣議及び事務次官等会議付議事項の件名等目録」、これに何で載ってない。
○峯山昭範君 いや、ですからね、その日米安全保障協議委員会とかそういうところで随分長い間かけて検討した。しかも、このガイドラインというのはそれなりに重要なものである。あるいは、その後の扱いにしましても、金科玉条のようにこの防衛白書の中でもうひとり歩きしておるわけです。そういうふう...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、いずれにしても余り長くなかったわけだ。閣議にしたってそんな何もやってないわけだ、本当言ったら。  それでね、私はだからこの問題について、このシーレーン防衛の問題をさんざん予算委員会と内閣委員会で去年質問したわけでありますけれども、そのときにこれは一体どうなっ...全文を見る
○峯山昭範君 国民一般にわかりやすくするためにあるわけですよ、これね。私も、実は、今のガイドラインというものは、防衛白書に載っているように素直に読んでいましたよ、素直に。全然そういうようなことは考えていませんでした。だから、西廣さんが私に答弁していただいた、本指針は国防会議に報告...全文を見る
○峯山昭範君 佐々さんね、私ちょっと資料をしっかり見るのを忘れてまして、今ちょっとじっくり見ていると、国防会議は決定と審議という二つで、了承というのはいつからですか。
○峯山昭範君 これね、今まで七十二回の中の審議というのはいっぱいありますが、どれが聞きおくでどれが了承かわかる、これ。——いや、まあいいです。あのね、いや答弁いいんですが、私もうちょっといろいろ言いたいと思っているんですけれども。要するに、了承というのが二つも三つも出てきています...全文を見る
○峯山昭範君 一つだけか、これ。要するに、審議と書いてある中で報告を受け了承するというのはこれ一つ。審議というのは物すごい余計あるんやで、これ。
○峯山昭範君 これは、長官、やっぱり我々が後で見てもわかるように、例えば審議の中に、ただ報告を聞きおくというのと報告を聞いて実際は了承というのと二つあるというんじゃなしに、やっぱり審議してまだ決定していないものは審議、了承するものは了承、決定したものは決定というふうに、僕はわかり...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、余り時間がなくなってきましたので、防衛局長、シーレーンというのがありますね。これは私も当委員会でも随分長い間議論をしてまいりましたが、このシーレーン防衛と言う場合に、これは大体どういうことを想定をして考えていらっしゃいますか。
○峯山昭範君 今お話しのその前段と後段があるわけですよね。やはり従来から白書の中を見ると両方書いている点もありますけれども、大体大臣や皆さん方の答弁を聞いておりますと、その前段に相当大きな力点を置かれているわけです。いわゆる海上交通路、日本は貿易立国でもあるし資源や食糧なんという...全文を見る
○峯山昭範君 アメリカの国防白書によりますと、一九八七年の国防白書の中では、シーレーンズディフェンスという言葉を使っていますね。ところが、一九八八年の同じ白書によりますとシーレーンズ・オブ・コミュニケーションという言葉に変わっているというふうに言われているわけですけれども、これは...全文を見る
○峯山昭範君 時間が来ましたからこれで終わりますが、この続きはまた締めくくり総括でやります。私は、このSLOCというのは、やっぱりアメリカの考え方というのは前線基地と後方の根拠地とを結ぶいわゆる兵たん連絡海上連絡網といいましょうか、帯といいましょうか、連絡路といいましょうか、そう...全文を見る
05月14日第108回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○峯山昭範君 本日は両先生本当に御苦労さまでございます。  私は原先生にお伺いをいたします。私が質問しようと思っておりました問題が幾つかダブってしまいましたので、はしょって二つ、三つお伺いいたします。  一つは円高ドル安の問題ですけれども、これは長期的に見ましてもやっぱり我々...全文を見る
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。
05月19日第108回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○峯山昭範君 総理は連続で御苦労さんでございます。  きょうは防衛問題を中心に質問させていただきたいと思っております。時間があれば経済問題にも入りたいと思っております。  総理が初めて総理に就任をされまして国会で所信表明をされましたときの会議録がここにありますのですが、総理は...全文を見る
○峯山昭範君 そのとおりであります。しかしながら、予算委員会、ずっとこの席で私も総理の御答弁をお伺いいたしておりまして、極端にはっきりいたしておりますのは、総理の防衛とか外交問題に対する御答弁と経済や財政に対する御答弁とは大分違う、そういう感じを受けました。特に防衛問題に対しては...全文を見る
○峯山昭範君 まさにそのとおりなんです。総理はいつ至言葉では、先ほど同僚議員の方からも質問がありまして、言っていることとやっていることが違うというふうな意味の発言がありました。私はこれは内外ともに、総理、あるんじゃないか。日本の総理大臣ですから、外国に行って総理が元気いっぱいにま...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそうあっていただきたいと思います。  それでは次に、もう一点私はぜひ申し上げておきたいと思います。それは、午前中に統一見解がありましたガイドラインの問題であります。ガイドラインのこの問題、非常に重要な問題であります。防衛庁長官の答弁を何回か聞いておりますが、何...全文を見る
○峯山昭範君 今までの国防会議の会議にかけられた議案はどの程度あって、決定がどのくらい、了承どのくらい、審議どのくらい、これわかりますか。
○峯山昭範君 了承は。
○峯山昭範君 ごちゃごちゃ言うのはいいです。了承が幾つか言ってください。
○峯山昭範君 そうしますと、今のガイドラインはこの審議の中に入るわけですが、その審議の中のどういうふうなところに入るんですか。
○峯山昭範君 私も、これは総理も聞いておいてもらいたいんですけれども、非常にこれはややこしい。国防会議の審議というのがありまして、この間、内閣委員会で私が詰めましたら、この審議というのは決定に至る審議が一つあるというんですね。そしてもう一つは、ただ聞きおくだけという審議がある。そ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、政府はことしの一月に「今後の防衛力整備について」ということで新しい歯どめをお決めになられたわけでございますが、その概要について御説明いただきたい。
○峯山昭範君 防衛庁長官、これが一%枠を撤廃するに当たっての政府の歯どめですか。
○峯山昭範君 長官そうおっしゃいますが、これ本当に私、一項目目は今までの精神的なものを言ったもの、二項目目は中期防の問題について一応十八兆四千億の点、これが本当に歯どめになればなるかもわかりません。三項目目は、六十五年までですよということを言っているわけですね。そして四項目目は、...全文を見る
○峯山昭範君 今までの方針を再度確認をした、しなければならなかったというところに私は問題があると思います。  それでは一つずつお伺いしてまいりますが、この「他国に脅威を与えるような軍事大国とならない」、これは具体的にはどういうことですか。
○峯山昭範君 脅威になるかならないかというのは、これは日本の国が決めるというよりも相手の国が決めることではありませんか。そして脅威の中身はどういうことになっているんですか。
○峯山昭範君 それじゃもう一つ方角を変えて聞きます。  現在の日本の憲法改正もしないで、現在の防衛政策のままで日本の国は軍事大国になるおそれがあるんですか。
○峯山昭範君 広さとか資源だけでそういうことが言えるわけですか。日本はやっぱり憲法とか現在の防衛政策の上でなれないんじゃないですか。
○峯山昭範君 いや、そうじゃないんですよ。物理的な条件じゃなしに、憲法とか現在の防衛政策というものがあるでしょう、今の一項目ですよ、こういうふうな制約があるから日本の国は軍事大国にはなれないんでしょう。
○峯山昭範君 その点、総理のお考えをお伺いしておきます。
○峯山昭範君 「節度ある防衛力」、それから「自主的に整備」する、この二つの点について御説明願いたいと思います。
○峯山昭範君 「自主的」というのは。
○峯山昭範君 節度がある、ないを判断する基準はどういうところに置いておられますか。
○峯山昭範君 これは官房長官ですが、節度のないケースあるいは自主的でないケースというのはどういうケースを考えられますか。
○峯山昭範君 いずれにしましても、こういう点につきましてはあくまでも抽象的であり精神的なものにすぎないんじゃないかな、大事ではありますけれども、私そう思います。  それから第二項目の問題ですけれども、これはもともと、防衛計画の大綱の防衛力の水準の達成を図ることを目標として中期防...全文を見る
○峯山昭範君 そういう説明では、大綱と一対のものでしょう、中期防というのは。だから大綱だけでは歯どめにならないからGNP一%というのはできたんでしょう。大綱と一対のものがどうして防衛費の歯どめになるのかというんですよ。
○峯山昭範君 中期防の説明のときにあなた方は、GNP一%を守るというのを原則にしてきちっとして中期防ができているわけですよね。だから中期防と一%を守るというのは一対になっておるわけですよ。どこで切り離したんですか、これは。
○峯山昭範君 私は、ただいまの説明ではとても納得できません。できませんが、きょうは時間の問題がありますから次へ参ります。  それでは次に、今の閣議決定の中に「三年後に作成し直すことについてはこれを行わない」ということになっていますね。この問題と中期防の問題とを絡み合わせるとどう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは少し逆の方向の質問をいたしますと、今回の措置によって、本来中期防が持っておりました情勢等の変化に柔軟に対応すると、こういうところは完全に固定されてしまうわけですね。
○峯山昭範君 この第三項でございますが、これは官房長官からも先ほどお話がございましたが、六十六年以降の防衛費につきましてはこの項目では具体的には何の歯どめもないわけでございますが、しかしながら、今後のことも考えてこの総額明示方式をこれからも、この後も堅持していくことを文章の中には...全文を見る
○峯山昭範君 白紙ということでもないんですね。
○峯山昭範君 それから、この四項目が非常にわかりにくい。これは何を言わんとしているんですか。
○峯山昭範君 三木内閣の閣議決定は具体的にどうなっていましたか。
○峯山昭範君 この閣議決定を廃止した閣議決定はどうなっていますか。
○峯山昭範君 この五十一年の閣議決定のいわゆる国民総生産の百分の一に相当する額を超えないことをめどとする、ここを取ってしまってあと何が残るんですか。
○峯山昭範君 官房長官、四項目目の「節度ある防衛力」、これをわざわざこの中に入れて残したというのは私は非常に不審なんですけれども、わざわざそれを残した理由というのを私はお伺いしたいんです。  現実の問題として、例えばこれと同じような言葉は国防の基本方針の中にもあるんです。これは...全文を見る
○峯山昭範君 大臣そうおっしゃいますけれども、この一%枠というのは、少なくとも政府の力でどうしようもないきちっとした数字が出てくるわけですよね。そういうような意味では、今回の新しい歯どめというのは政府の力で自由に動かせる、こんなものは本当の歯どめじゃないと私は思うんです。辛うじて...全文を見る
○峯山昭範君 地位協定等から出てくる今回の特別協定がありますね。ああいうふうな経費についてはどうですか。
○峯山昭範君 それは結局やりくりをするということですね。  それでは次に、既にこの中期防は六十一年から始まっているわけですから、六十一年、六十二年は六十年度価格にしてどういうふうになるかということはもうほぼ明らかになっているわけであります。その六十年度価格にしてどういうふうにな...全文を見る
○峯山昭範君 今のその六十一年、六十二年のただいまのデフレーターで計算して、六十年度価格で、いわゆる防衛費総額でどういうふうになるのか、正面経費だけでどのくらいになるのか、この二点、具体的な数字で六十年度価格でどうなるか、一遍教えていただきたい。
○峯山昭範君 それでは、ただいまの問題、大蔵省はこれをどういうふうに試算をしておられますか。
○峯山昭範君 それでは、今の数字が出てまいりましたが、この数字が出てくる基本的な計算式、これはどういうふうになりますか。
○峯山昭範君 今の六十一年、六十二年のデフレーターの計算方式ですね、これはだれが計算してもぱっとわかるように計算式を一遍説明していただきたい。
○峯山昭範君 これは、GNPのデフレーターとの関係はどういうふうな関係になります。
○峯山昭範君 そうしますと、防衛庁、これはやはり六十年度価格で今後防衛費が実際に十八兆四千億の中に守れたか守れないかというのは非常に大事な問題であります。したがいまして、防衛庁として今回の、先ほどのデフレーター計算の方式についても御説明ございましたが、これは資料として後ほど提出を...全文を見る
○峯山昭範君 六十二年度の防衛力整備の概要の中には、今防衛関係費、正面、後方、そういう分けていないと御説明ございましたが、既に資料の中には、正面契約額としておおむねこの程度になるというのは御説明あるわけですよ。これは中身は今説明ございませんでしたが、これはどういうことになりますか...全文を見る
○峯山昭範君 容赦していただきたいと言いましても、我々の資料の中に出ておりまして、この計算の仕方がどうなっているかということは、やっぱり明らかにしていただかないといけないと私は思いますよ。  それから、これは大蔵省ですか防衛庁ですか、もう既に中期防、二年間過ぎているわけです。現...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、防衛庁長官並びに総理もしょっちゅうおっしゃっておりますが、大綱の水準達成という問題です。これをちょっと私はお伺いしたいと思うのでありますが、大綱の水準を達成したというのは一体どういうふうな状態を指すのか、ちょっとお伺いしておきたいと思います。
○峯山昭範君 ですから、中期防の話じゃなくて大綱の達成ですから、やっぱり話はもとに返って、中身できちっと御答弁いただきたい。
○峯山昭範君 一つずつ追及していくのは、これは非常に困るんですけれどもね、大臣、中期防というのは何ですかと。それで、中期防というと、また五九中業何ですかと、こういきますね。その根っこのところは何ですかと私聞いているわけですから、そこのところをわかりやすく説明いただきたい。
○峯山昭範君 防衛庁長官、えらい簡単にいつもここで大綱の水準達成とおっしゃっておりますが、ややこしいですな、これ。どこら辺で達成したのかわかりませんね。今の話を聞いてもわかりません。今の最終の話で、集大成したものが別表になっている。それじゃ、別表のあれをきちっと達成するということ...全文を見る
○峯山昭範君 本当にわかりにくいですね。限定かつ小規模の侵略に対応するための——私はわかっているんですよ、大体は。要するに、それだけの能力を持たないといけない、能力の中身にはやっぱり質と量がある、こうおっしゃっているんだと私は思うんですよ。大臣はそんなことおっしゃっていませんで、...全文を見る
○峯山昭範君 結局それは、そんなことを言っているといつまでたってもできへんということですわ、技術の進歩なんてどんどんどんどんいくんですから。  それじゃもう一つ違う方向で聞きましょう。達成したかどうかは、これはだれが判断するんですか。
○峯山昭範君 これは総理、大綱の水準達成が最優先とさんざん言っていますけれども、実際はその判断を、例えば量的にどうなっているか、質的にどうなっているか、大変難しい問題、そうじゃありませんか。
○峯山昭範君 ということは総理、大綱水準の達成達成どここで大きな声でみんな各大臣おっしゃっていますけれども、そんなものできないということじゃありませんか。相対的なものです。日本が幾らどんないい立派な航空機や何か購入しても、諸外国がそれに応じてどんどんどんどんいいのをそろえていけば...全文を見る
○峯山昭範君 これは私は量的な面、質的な面、いろんな角度から今までの防衛白書を全部読ましていただきました。検討したんですよ。実際これ無理だと書いてあるんですよ。ところが、最近の白書はまた全然違うんですよ。書き方を百八十度変えているわけ。これは総理の意向だと私は思っています。まるっ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ量的に別表のとおりまだ達成してないということですか。そこのところをおっしゃっているんですね。
○峯山昭範君 ちょっと待ってくださいね、資料を読みますから。  今防衛局長がおっしゃるように、長官、別表の中で何が足らぬかというと航空機が足らないんですと、これならわかりやすいわけですよ。それじゃ航空機が足りないんならそこをどうかしないといけないんだなと、こうわかるわけです。と...全文を見る
○峯山昭範君 五十二年の七月の白書の中身はこのとおりなんでしょう。
○峯山昭範君 だから、艦船の数だろうと何だろうと、我々国民に対してはほほ達成しているよ、同水準にあるよと、こう言っているわけですよ。これ合っているんでしょう、このとおりなんでしょう。
○峯山昭範君 だれが怠けておったの、これ。どういうことなの、その怠けておったというのはどういう意味なの。
○峯山昭範君 能力的には当時と比べて落ち込んでいるんですか。そんなことないでしょう。
○峯山昭範君 この白書の書き方を見ておりますと、相当落ち込んでいると、そういう感じの書き方ですよね。そこで結局はその別表が大きな問題になります。  そこで、これは局長で結構ですが、この別表の数量、これは私はこんないいかげんなものはないと思っているわけです。例えば陸上自衛隊のほと...全文を見る
○峯山昭範君 そんなことを言うと、陸上自衛隊なんかもう際限なくふやしていかなくちゃならないということになるんじゃありませんか。少なくともこの五十二年の白書では、規模的には既に目標とするところは達しておるわけですから。例えば、あなたも例を挙げましたから私も挙げますが、戦車、これは大...全文を見る
○峯山昭範君 いや、それはそんないいかげんなことをおっしゃってもらっては困りますね。大分違うじゃないの、千両なんというのとは。そんないいかげんなことを言うたらあかんわ。
○峯山昭範君 六百四十一両と千両、大分違いまっせ、これ。それが現在はどうなっているんですか。
○峯山昭範君 千百じゃないの。
○峯山昭範君 こんなもの、六百四十両が千百四十六両にもなって、これ実際戦車というのは要るんですか。これ要るんですか。
○峯山昭範君 いや、そういう言い分は私納得できませんね。それだけ足りないんなら、結局数的にも相当不足しておるということがはっきりしておりながら、実際はこの五十二年の白書には大体ほぼ充足しておるなんという書き方じゃないですか、これ。規模的には、その目標とするところとほぼ同程度になっ...全文を見る
○峯山昭範君 そんなことを言ったら、結局は幾らあったらいいのか水準の達成なんてわかりませんよ。それはもう本当に私は納得できません。  それから、あなた先ほど海のことをおっしゃったが、この五十二年大綱当時、海はどうなっていたんですか。
○峯山昭範君 いや、それ局長ね、そういうごまかしをしたらいけませんわな。大綱のとき六十隻と決めたのは、要するに、当時の護衛艦とそれから駆潜艇の十二隻が含まれてほほ六十隻というのが数じゃありませんか。それをあなた方はいつの間にか、この駆潜艇というのは当時四百トン級ですね、これを全部...全文を見る
○峯山昭範君 それはそうであったにしても、実際問題として大綱制定当時の十九万二千トンですか、それから現在の三十万トン近くになっておるわけですから、少なくとも相当な装備になってきておるわけですよね。その点は僕は間違いないと思いますよ。  そこで防衛庁長官ね、長官はこれここで質問さ...全文を見る
○峯山昭範君 そんなわからぬことをたびたびこういうところで出していただいて、それであたかもそれが金科玉条のごとく持ち上げるというのは非常によくないと私は思いますね。  それで、今回の一%突破についての理由、これもここで何回も御説明いただきました。官房長官の口からもこれは御説明い...全文を見る
○峯山昭範君 これは官房長官、今時分三百七十億を上積みして一%を突破させるというのは意図的だと我々が言うのは、何でそういうふうに言っているかというと、要するに防衛計画の大綱ができた五十二年当時、既にこの問題については白書の中でも明確に言っているんです。こういうふうにすべきだと言っ...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官、これは防衛庁長官も聞いてもらいたいんですけれども、官房長官がおっしゃるのはそのとおりなんですけれども、ちょっと違うところがあるんですよ。どこが違うかというと、戦後正面装備が足りなかった、だからそちらの方に力を入れた、だからそういう点では自衛隊員の皆さん方、...全文を見る
○峯山昭範君 何ベース……。
○峯山昭範君 だけれども基本的には、この資料は防衛庁から出してもらった資料です。やっぱりそれはいろんな出し方があるのかもしれませんが、これは総理、大勢については変わりませんよ。だから私は、こういう点についてはもう少しやっぱりきちっとしていただきたいと思います。これは後で総理、まと...全文を見る
○峯山昭範君 これは私は、まず防衛局長、P2JとP3Cの性能の差がどういうようなものなのかを一遍教えてもらいたい。  それから大体P3C百機体制なんというのは、アメリカを除く、世界にどういう国があるのか。これを一遍教えていただきたい。
○峯山昭範君 どのくらいですか、それは。
○峯山昭範君 これを見ましても、アメリカ以外の国はもうほとんど日本の三分の一、四分の一じゃありませんか。そんなもの話になりませんよ。  それから次に、時間がありませんからどうしてもやりたいことをやっておきますが、偵察警戒車というのがありますね。これは一両当たりどのくらいするんで...全文を見る
○峯山昭範君 八二式指揮通信車というのがあるでしょう。この指揮通信車に二十五ミリの機関砲を搭載したのがこの偵察警戒車と聞いておりますが、そうですか。
○峯山昭範君 機関砲、二十五ミリの機関砲を載せただけでしょう。
○峯山昭範君 二十五ミリの機関砲を載せただけかと聞いている。
○峯山昭範君 だから、これね、長官、僕はきょうは原価計算をどういうふうにしてやっているか聞きたかったんですけれども、今おっしゃった八二式指揮通信車、ここにこの二十五ミリの機関砲を搭載したのが偵察警戒車になっている。この今の八二式指揮通信車というのは八千万、それに二十五ミリの機関砲...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、もう時間がございませんから最後の質問にいたしますが、今の思いやり予算、今のは労務費の問題でありますから、いわゆる施設整備費と合わせますと、初め六十二億がトータルで千九十六億というように非常にふえていますね。そういう点からいきますと私は、総理、この米軍の住宅...全文を見る
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。
05月20日第108回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○峯山昭範君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和六十二年度予算三案に対して反対、公明党・国民会議と日本社会党・護憲共同が共同で提出した修正案に対し賛成の討論を行うものであります。  昭和六十二年度予算は、急激な円高、大幅な経常収支不均衡、貿易摩擦の激...全文を見る
07月29日第109回国会 参議院 本会議 第5号
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○峯山昭範君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和六十年度決算外二件について、中曽根総理並びに関係大臣に質問いたします。  具体的な質問に先立ち、総理に見解を求めるものであります。  先ほど、東京高裁は、ロッキード裁判丸紅ルート控訴審で田中元首相初め...全文を見る
08月27日第109回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○峯山昭範君 私は、先ほど午前中に報告のございました給与勧告の問題について、初めにお伺いをしたいと思います。  昨年の給与勧告のときにも随分いろいろ話をさしていただきましたけれども、ことしの勧告は、特に「給与勧告の骨子」のところにも随分書いてございますけれども、「企業経営環境の...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひ、今お話がございましたように、二十八条の二項の五%条項いかんにかかわらず勧告をするということは大変私は大事なことだと思いますし、これからの低成長時代のことを考えますと、一・四七%といいましてもやっぱり四千円近くになるわけでございまして、サラリーマンの皆さん方の生...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官にお伺いします。  官房長官、昨年の勧告のときと今回の勧告とは随分違いますね、これ。昨年の勧告のときには長官は、この五%条項の問題につきましても、新聞報道並びにこの委員会でもお伺いをいたしましたが、公務員給与の改定は人事院の独立した権限ということで、そうい...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官おっしゃるとおり、そういう点もあると思います、それだけに、人事院としては、官房長官の今のお考えをやっぱり十分理解をして、それで真剣に検討したんだと思うんですね。だから、ことしの勧告には、それを踏まえて、今官房長官は二つおっしゃいましたが、それ以外にも地方に出...全文を見る
○峯山昭範君 総務庁長官、やっぱり完全実施という方向で総務庁長官としては一生懸命努力をする、これはそういうことでよろしいですね。
○峯山昭範君 それでは次に、防衛庁関係の方もお見えになっていらっしゃると思いますが、今回の給与勧告で防衛関係費はどういうふうになりますか、これが完全実施されたとした場合ですね。
○峯山昭範君 防衛庁の方でも、これはGNP一%とのかかわり合いがありますので、給与関係の今回の法案が一〇〇%完全実施された場合どういうふうになるかという問題と、それから、このGNPの問題につきまして、経企庁が三・五%の成長を上回るというようなことで上方修正というふうな話も出ており...全文を見る
○峯山昭範君 給与の問題はその程度にしまして、週休二日制の問題についてお伺いをしたいと思います。  週休二日制の問題については午前中も御質問がございましたが、いろんな問題がたくさんあると思います。まず、勧告に至る経過を人事院の方から御説明願いたいと思います。
○峯山昭範君 これは午前中の質疑でも官房長官からもお話がございましたが、これは週休二日制に対する民間の特にやっぱり中小企業の皆さん方の御意見ですね、これは人事院の方で調査をされていらっしゃるわけでございますが、大体どういうふうな御意見が中心だったのでございましょうか。
○峯山昭範君 今回の勧告の中でも、外国の状況の説明、先ほどもちょっとございましたが、週休制のいわゆる形態の問題、それから週の所定勤務時間の問題、それから週休制の形態別年間の休日日数の問題、特にいつごろからこういうふうな問題、例えば週休二日制を実施しているかということを含めまして、...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、週休二日制の実施時期ですね、大体いつごろから実施されてますか。
○峯山昭範君 そうしますと、先進七カ国は、特に日本を除いた七カ国でいいますと、大体六〇年代からもう実施をしていると、こういうふうにとってよろしいでしょうか。
○峯山昭範君 その場合ですね、やはり問題になります土曜閉庁の問題ですね、それと国民に対するサービスの問題ですが、そういうふうな問題は諸外国はどういうふうにしてそれを解消、解決といいましょうか、していらっしゃるように受けとっておられるのか、そこら辺のところはどうでございましょうか。
○峯山昭範君 これは非常に重要な問題で、今午前中に官房長官からも御答弁をいただきましたが、週休二日制が民間でどんどんどんどん進んでいきますと、お役所はやっぱり土曜日あけておいてもらいたいという話も出てくるわけでございまして、実際問題として非常にこれは難しい問題だと私思います。そう...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官、衆議院の方へ行かれるそうですので、週休二日制の問題を今検討していらっしゃるそうでございますが、やはり閣議決定とかいっぱい週休二日制の問題についてあれこれやっておられますよね。これは政府としてきちっとこの問題に取り組んでいくことが大事だと思うんですが、官房長...全文を見る
○峯山昭範君 この問題もやれば切りがありませんし、大体の方向ももうそういう方向ですけれども、実際一番問題なのは厚生省の関係だろうと思います。そういうふうな意味で厚生省さんにちょっとだけお伺いして、次の問題に移りたいと思います。  厚生省さん、これはこの骨子の中にもありますけれど...全文を見る
○峯山昭範君 これは人事院にお伺いしたいんですが、開庁したままいわゆる四週六休を進めていきますと、私は代休の問題とかそういうふうな問題がやはり大きな問題になってくるんじゃないかと思います。新聞報道によりますと、代休の問題とか夏季休暇の問題等について人事院で検討をしていらっしゃるそ...全文を見る
○峯山昭範君 これはこの問題の最後としまして、総務庁の方で、この週休二日制の問題、最終的には完全週休二日制に持っていかざるを得ないと私は思います。そういうふうな意味では、結局開庁方式で完全週休二日制というのは非常に難しいと思います。そういうふうな意味で、これはもう当然終着は完全週...全文を見る
○峯山昭範君 週休二日制の問題と給与の問題は以上で終わります。  次に、防衛の問題について二点お伺いをしたいと思います。  きょうは外務省もお見えになっていらっしゃると思いますが、まず一つは、先般の奈良県の十津川村で起きました米軍機の林業用のワイヤロープの切断事故の問題であり...全文を見る
○峯山昭範君 低空の練度の訓練ということですが、あのロープまでは谷底から二百五十メーターぐらいしかないわけですから、相当低空の訓練をしておられたわけですね、実際問題として。それで、こういうふうな訓練はどこにも届けをしなくて、そしてしょっちゅうこういうことが行われているわけですか。...全文を見る
○峯山昭範君 これ幾つか事実関係を確認をしないといけない問題があるわけですけれどもね。日米安保の上で日本としては認めなきゃいけない点がたくさんあるんだろうと私は思うんですが、それにしても、車だってやっぱりきちっと交通ルールがあって事故が起きないように必死になっておるわけですよ。そ...全文を見る
○峯山昭範君 いや、これ航空法上特別制限はないとは言いながら、要するに、もう一回聞きますが、厚木の飛行場から飛び立って、そしてどこら辺を飛ぶということになっているんですか、この飛行機は。具体的にはこの日フライトプランはどうなっていたんですか。これは事故を起こした日だけじゃないんで...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、完全にいわゆる低空でああいう谷合いを縫って飛んで、訓練のためにやっていたということですね、これは。そういうふうに外務省としてはきちっと認めておられるわけですね、どうなんですか。
○峯山昭範君 私は、とてもじゃないけれども、これは納得できる問題じゃありませんな。少なくともロープにひっかかるように飛んだわけですから、二百五十メーター以下で飛んでいるわけですよ。そんな低空で飛んだら、日本の自衛隊のレーダーサイトだってつかめないでしょう。大体三百メーター以下はな...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つ、これは時間の関係がありますので、自衛隊機の最近のニアミスの問題、これは非常に私は重要な問題であると思いますので、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。  これは先般の本会議におきましても質問がありましたが、防衛庁長官からは、その原因等について調査中であ...全文を見る
○峯山昭範君 これは非常に重要な問題なんですね。いろいろあるんですけれども、一つはこのニアミスに対する認識、これが非常に私は重要な問題だと思います。全日空機の機長は大体五百メーターぐらい、こう言っておるわけですね。あなたは今の答弁によると相当の距離とおっしゃいましたが、これはどの...全文を見る
○峯山昭範君 当時の新聞報道によると、相当の距離——あなたは相当の距離とおっしゃいましたが、パイロットのいろんな証言によると五キロメートルと。五百メートルと五キロと大分違うんです。確かに違うんです。当時ニアミスを起こした戦闘機は何という戦闘機ですか。
○峯山昭範君 F15という戦闘機が全日空機の前をぱあっと飛んだわけですな。五キロ飛ぶのにどのぐらいの時間かかるんですか。
○峯山昭範君 そんなことはもうあなた方真剣に調べたらわかることですよ。F15というのはマッハ出すんですよ。当時はどのくらい出したか知りませんけれども、相当なスピードで、我々も千歳の空港の近くでF15が訓練しているのは何回も見たことがありますが、五キロ飛ぶのに何秒、何分なんてかから...全文を見る
08月31日第109回国会 参議院 本会議 第9号
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○峯山昭範君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  去る二十八日、防衛庁は六十二年度の防衛白書を発表いたしました。この白...全文を見る
09月03日第109回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○峯山昭範君 大臣も長時間にわたって御苦労さんでございます。私は、きょうは少し時間をいただきまして、質問をさせていただきたいと思っております。  私は、大臣が参議院にいらっしゃる時分からよくお世話になっておりまして、大臣の人柄並びに今までのいろんなことにつきましては、私も私の党...全文を見る
○峯山昭範君 大臣おっしゃるとおりでございまして、持って生まれた性分というのはそう簡単に変わるものじゃないと私は思います。そういう点からいうと、もともとタカ派だったんと違うかということもこれはあるわけでございまして、大臣今おっしゃいましたように、我々の大先輩でございました前の河野...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の立場としてはやっぱりそう言わなしゃあないのやろうね。  それで大臣、実は少し幾つかの問題に入りたいと思うんですけれども、まず「日本の防衛」、白書の問題ですけれども、これは先ほどから白書に関する議論がございました。実は私も振り返ってみますと、防衛白書を初めて出...全文を見る
○峯山昭範君 それでは本題に入りたいと思います。  まず第一に、ことしの予算委員会で私は大臣といろいろと防衛問題について論争をいたしました。そこで、大臣がよくおっしゃる、きょうも先ほどから何回かおっしゃっておりますが、大綱の水準を達成するということですね、これ、大臣の答弁を一生...全文を見る
○峯山昭範君 それはそうでしょうね。専門家がおっしゃっておるんですから、それはそれで合うとるんでしょう。だけどね、今防衛局長が説明されたようなことを聞いてもわかりませんね、全然。これ、もうちょっとわかるように言ってくれませんか。要するに、確かに今おっしゃるような意味、機能について...全文を見る
○峯山昭範君 局長、そうすると、今局長おっしゃることはよくわかるわけですよ。例えば先ほどからの平時の場合の機能と配備の問題、有事の際の小規模限定的な侵略に対していわゆる独力で対応できる兵力を備える。そういうふうな意味で、そのいわゆる有事の際の限定的小規模な侵略に対してどのくらいの...全文を見る
○峯山昭範君 大臣に聞く前にもう一つ局長に聞いておきましょう。  これは予算委員会の答弁の中で大臣がこうおっしゃっておるんです。今みたいな議論がさんざんあったあげく、大臣はこうおっしゃっているんです。「大綱水準というのは、先ほど申したとおり、別表との関係、限定かつ小規模の侵略態...全文を見る
○峯山昭範君 いや、大臣が今おっしゃるように、これでおしまいというものはないということであれば、要するにそんないつ達成するかわからないようなものを達成するために一%枠を突破するというのは、どうもおかしいと私は思うんですよね。これは大臣、大臣は張り切って立とうとしておられますがね、...全文を見る
○峯山昭範君 局長、小規模限定的侵略ですね、これは現在の体制では対応できないとおっしゃいましたが、ずっとできないんですか、五十二年当時から。どの程度できないのか。最近できなくなったのか。五十二年当時は少なくとも航空機等相当量あった、質は別にして。その当時はどの程度対応できて、現在...全文を見る
○峯山昭範君 今の話を詳細に聞いておりますと、支援戦闘機の問題は後ほどお伺いするとしまして、航空自衛隊も要撃能力はそう落ちてないと。海についてもそんなに落ちてない感じのお話でしたね。そうすると、着上陸侵攻のいわゆる陸上自衛隊の問題が相当落ちておる、そういうお話でした。しかしながら...全文を見る
○峯山昭範君 大綱策定当時に目標とした能力、この能力という問題は数と実際の能力と二つあると思うんですけれども、数の面は別表の数ですね。能力というのはどういう——これが動いてきているわけですか。
○峯山昭範君 それではもう一点、白書の問題で、今の大綱のところについてこれはお伺いしておきたいのでありますが、今回の白書の中で、大臣は先ほど頭を振っておられましたけれども、別表の内容の修正の問題のところですね。これはわざわざ二項目を設けてある。去年まではそんな設けてないんですよね...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、局長じゃなくて専門の局長、別表というのは私たちはそう簡単に修正できるものであるなんて思ってないんです。去年の白書の中にも、修正する場合は国防会議なり安全保障会議の承認を経て、それで閣議でちゃんとして決めるとある。それだけ大事なものですよね。それがこの白書の...全文を見る
○峯山昭範君 したがって、その次の、今の問題はそれで結構ですが、内容の修正ですね、別表の。これは専門の担当の方はどなたですか。これはどういうことなのか。これはそんな簡単に陸海空の枠をぽんと外してそれで一本にしたり、そういうふうな変更が簡単にできるのかどうか。
○峯山昭範君 そうしますと、私たちは少なくともこれは大臣、大綱の別表というものは非常に大事に考えてきたと思うんです。少なくとも大綱水準の達成という問題については、いろんな国会の論争やいろんな大臣の御答弁もございますように、大まかに言いますと、やっぱり別表の達成ということが水準の達...全文を見る
○峯山昭範君 まあ詳しく国会の論争を踏まえてとおっしゃっておりますが、やっぱり別表の修正というのは非常に大事だと、本当に、先ほど大臣からも答弁がございましたが、慎重にやらないといけないし、また手続等も大変だ、原則的にはそう簡単に修正するようなものじゃない、そういうふうに私は思って...全文を見る
○峯山昭範君 これはまず、いろいろとお伺いしたいことがたくさんあるわけですけれども、    〔理事岩本政光君退席、委員長着席〕 この防衛改革委員会の中に洋上防空体制研究会というのがありますね。そういうことですか。
○峯山昭範君 えらく詳しく説明しておられますけど、要するに防衛改革委員会とか洋上防空体制研究会というのは、これは法的根拠はどういう根拠で何に基づいてできた何ですか、これ。
○峯山昭範君 昭和六十三年度業務計画作成に際しての長官指示というのがありますね。長官指示というのは、これは何ですか。——結構です。長官指示というのは、訓令の第十二条に基づいて、防衛庁長官の命令ですわな、これ。となっていますわ。そうでしょう。自衛隊のちゃんとした訓令に基づくいわゆる...全文を見る
○峯山昭範君 この問題について、実は参議院の決算委員会でうちの議員が質問しているんですよ。そうでしょう。そうしましたら、今のOTHレーダーの問題とか対空ミサイルの問題というのが長官指示でこれ第二項目と第五項目で出ておる。ところが、それに対して、研究会での検討成果を踏まえて今後検討...全文を見る
○峯山昭範君 どうも、この問題は私はこれから非常に大事な問題であると思いますし、枠の中であるか外であるか、それはそういう議論はいろいろありましょう。けれども、私たちはどうもはみ出しておる、そういう感じが否めないわけです。  そこで、これは防衛局長さんだと思いますが、中期防でこの...全文を見る
○峯山昭範君 これは非常に大事な問題でありまして、少なくとも、これは大臣にも聞いていただきたいんですが、この洋上防空という問題は、今局長は洋上防空という言葉は新しい言葉であると、最近とおっしゃってますね、それはそのとおりだと思うんです。しかしながら、中期防の中では今「計画実施によ...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、これはだれがそういうことを決めたのか、こう言っているわけですよ。これは何でかいうと、もう局長は十分わかっているわけですよね。要するに防空という場合、私たちはいわゆる本土の周辺空域、もっと言いますと防空識別圏、二十幾つかのレーダーサイトできちっとカバーしてい...全文を見る
○峯山昭範君 それではちょっと今の逆の質問をします。  従来は、洋上防空という場合は海上自衛隊の航空機の行動空域が洋上防空、そういうふうな説明だったわけですね、従来は。そこで、航空自衛隊もこの洋上防空に参加すると、今のいろんな答弁や今の会議録の中身を見ますとね。これはそういうこ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は非常に重要な問題でありますし、もう一回この次の委員会のときに質問さしていただきたいと思います。  時間来ましたから、もう一点だけお伺いしておきたいと思います。  これは一日の当委員会での西廣局長の答弁なんですが、防衛の装備は基本的に国産であるべきだとは...全文を見る
○峯山昭範君 これは局長、絶対なんというのは、そんなものはあるわけないんですから、これは相対的なものですから。それは絶対なんというのはありませんが、基本的に、これは大綱の中にも装備というのは「適切な国産化」というような問題をうたっているわけですね。白書の中にもそのことをうたってお...全文を見る
09月21日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 それでは六十年度決算の総括第一回でございますので、二、三質問さしていただきたいと思います。  きょうは中曽根内閣この五年間の中核でずっと頑張ってこられました宮澤大蔵大臣、そして後藤田官房長官がお見えになっていらっしゃいますので、特に中曽根さんは戦後政治の総決算とい...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官、今の同じ質問でございますが、官房長官の御感想を。
○峯山昭範君 私も何でもかんでも批判するというんじゃなしに、評価すべき点はちゃんと評価していいんじゃないかと思います。しかし、非常に心配なこともたくさんあるわけです。そういうふうな何でもかんでも全部継承するというんじゃまずいんじゃないかと私は思っておりまして、それはそれとして幾つ...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど大臣おっしゃいました二つ目の問題、国際的ないろいろな問題があるわけでございますが、総理も国際国家日本としてというお言葉を何回かお使いになりました。しかし総理が就任された当時と現在とを比べてみまして、やっぱりいろいろな問題が残ってしまったんじゃないか、そういうふ...全文を見る
○峯山昭範君 多少いろいろな問題が、例えば今の中曽根内閣のアクションプログラムの問題にいたしましても、あれだけ一生懸命やりましたけれども、ジャパンバッシングがおさまったかというと、全くおさまっていないような気がいたします。そういうようないろいろな評価はいっぱい分かれるところであり...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点お伺いしておきたいと思います。  これは特に中曽根内閣、総理に就任されて以来、特に私的諮問機関だとか審議会だとか、こういうふうなものを使った政治というのが相当長く続いてまいりました。私も予算委員会やいろいろなところでこの私的諮問機関のあり方等については質問...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひこの問題は私たち非常に、今大臣は事前に通告をいたしておりましたから一つ一つ詳細に、国家行政組織法八条機関のあり方について大臣のおっしゃるとおりだろうと私は思います。  しかしながら実際は、例えば一番初めにやられました平和問題研究会というのがございまして、これは...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のお立場はよくわかっております。どの程度の確率がわかりませんが、まあ幾らかの確率で次ということも考えられるわけでございまして、申し上げているわけであります。  そこで、今度はちょっと問題を変えます。防衛費のGNP一%の問題について、お隣の防衛庁長官には内閣委員...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、今の答弁を聞いておりまして三点ほど問題点があると思います。  それはまず大臣は今度の一%を突破したいきさつについて、いわゆる後方をもう少しちゃんとしないといけないと、現状のままではやはりぐあいが悪いということで今の突破した理由を初めにおっしゃいました。これは...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、ですから私は、陸上自衛隊の隊員がお休みになるベッドがわらのベッドだからそれはちゃんとせいとか、例えば油が足りないとか、そういうことを減らせと言っているんじゃない。そういうものをわざわざ我々の目の前に出せば、私たちとしてはそういうものはふやしたいわけです。待遇は...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官、お伺いいたします。  この一%問題のときに官房長官の談話を出しておられますね。特にこの談話の三項目目に、「各年度の防衛関係経費については、おおむね当該年度の国民総生産の一%程度となるものと予想されます。」と、こういうふうにありますが、これは大体どういうふ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、「一%程度」とわざわざ数字も出して一%と書いてあるわけですから、一般的にはそれは確かに一%上下も若干はあるでしょう。一般的に考えればね。しかしながら、やっぱり一%を一つのめどにして、それ以内におさまるように努力をせいと、そういう意味はないんですか、全くこれ。
○峯山昭範君 わかりました。ぜひそういうふうなことを踏まえて、防衛庁長官、六十二年度予算の編成もお願いしたいと思います。  そこで、六十三年度概算要求に当たりまして新行革審の緊急答申というのがあります。これは大蔵大臣、この答申をよく読んでみますと、二カ所にわたりまして「聖域を設...全文を見る
○峯山昭範君 これは防衛庁長官、お伺いします。中期防の「所要経費」というところにこういうお話が出てまいります。「各年度毎の予算の編成に際しては、一層の効率化、合理化に努め、極力経費を抑制するよう努力するとともに、その時々の経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、...全文を見る
○峯山昭範君 それはわかるんですよね。それはわかるんですが、ここに書いている意味は、やっぱりその閣議決定の中に出てくる、いわゆるこの節度ある防衛力を整備するというのは、やっぱり他のいろいろな施策とのバランスをとりながらというわけですから、バランスを欠いてまで防衛力を整備せいとは言...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、FSXの選定問題についてお伺いします。  これは防衛庁長官近々行かれるそうですが、一番新しい情報はどういうふうになっておるんですか。
○峯山昭範君 まず、西廣さんね、このFSXの性能ですな、性能。新聞の報道によりますと日本側の要求性能云々というのは随分記事に出てくるわけですよ。日本側の要求性能を無理に満たそうとするとどうのこうのとか、いっぱい出てくるわけですが、具体的にこの要求性能というのはどういうことなんです...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、したがってその支援戦闘機の性能ですがな。今ややこしいことを初めにちょっと言って説明しておられますけれども、海上における艦船に対する支援、これはわかりますね。陸上というのはどこなんですか。
○峯山昭範君 対地支援、そんなやったらあれかいな、日本の国土のことを言ってんの。
○峯山昭範君 そんな対地支援戦闘なんて、そんなごまかしちゃいかぬですよ。そんな、自分の戦闘機で日本の国内のあっちこっちぽんぼん爆撃することになるじゃないですか。そんなことまるっきり考えてないんじゃないの、本当のこと言ってもらいたいね。  とにかく、要するにこの中身をもっと詳しく...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、それは私が言っていることに答弁してないじゃないですか、全然。そんなことはわかっておるんですよ。ちゃんときちっと答弁していただきたいね。それが一つ。  もう一つ、これは何ですか、FSX民間合同研究会というのがありますね。三菱重工の名古屋航空機製作所技師長が...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、この研究会の報告をあなたの方の防衛庁のF1後継機総合検討委員会が受けて、それをもとに検討していらっしゃるわけですから、民間のそのものは、これは全く法的根拠があるのかないのかということだけやっぱり明確にしていただかないと困るわけです。  それから、先ほ...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間が来ましたからこれでぴたりやめますけれども、本当に今の足の問題でも八百マイルと、こう今おっしゃいましたが、私の手元にはきちっとしたFSXの行動半径がどのくらいでどうのこうのという資料があるんですよね。そういうことをはっきりおっしゃらないというのはやっぱりよく...全文を見る
10月16日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○峯山昭範君 建設大臣、御高齢にもかかわらず長時間にわたりまして大変御苦労さんでございます。まず、大臣にしょっぱなにお伺いしたいと思います。  当決算委員会におきまして、先般大臣が中曽根内閣の土地政策に対する失政ということをおっしゃいました。これは確かに大臣ずばずばおっしゃって...全文を見る
○峯山昭範君 今、大臣がおっしゃいましたように、私は完全な手おくれだろうと思います。ところが、大臣はそういうふうに認めておられましても、ほかの方は余りそこまで認めておられないわけです、実際問題として。  そこで、大臣は本会議の答弁の中でもおっしゃっておりました、私は土地問題の専...全文を見る
○峯山昭範君 緊急対策の中身をいろいろ読んでみますと、大臣おっしゃるとおりだろうと思います。これらの一つ一つの問題はかねがねいろいろなところで指摘をされてきた問題ばかりであります。そういうようなものをいわゆる集大成して出したわけでありまして、実は行政改革推進審議会の「今後の検討課...全文を見る
○峯山昭範君 これは建設大臣にも多少関係はあるわけでありますが、やっぱり土地問題の解決は、一つは確かに大臣も先ほどおっしゃいましたように自民党だけの問題ではないと思います。これは野党にもそれぞれ責任があると思っております。したがいまして、それぞれ野党の皆さん方もこの問題については...全文を見る
○峯山昭範君 確がにそういう点では大臣おっしゃるように我々も認識が甘かったという点はあるかもしれませんね。お互いに反省はしなくちゃいけないと思います。  そこで、大臣おっしゃるように、土地の高値安定という現在の情勢のまま鎮静するというだけではこれはもう本当に困るわけです。特に、...全文を見る
○峯山昭範君 この私権の制限の問題に対して、これは国土庁長官にお伺いしたいんですが、国土庁当局でも結構ですが、前の法制局長官の林修三さんが特にこの私権の制限という問題についていろいろな発言をしておられるわけでございますが、私権の制限というのは非常に難しい問題ですと、したがって実際...全文を見る
○峯山昭範君 この監視区域とそれから規制区域の問題でございます。この問題、先ほどから大臣にお伺いしておりますと、綿貫長官の方は、とりあえず監視区域をどんどん五百から三百、東京都が五百、三百、百平米というふうにだんだん小さくしていく、そして監視区域をがっちり広げて、そしてそこら辺の...全文を見る
○峯山昭範君 これは二つお伺いしたいと思うんですが、国土庁には土地局長さんがいらっしゃるわけですね。今御答弁していらっしゃるわけですね。土地局長さんが僕はずっと昔からあったということは知りませんで、最近土地局長さんがいると聞きまして、土地局長さんというのは土地が上がらないようにす...全文を見る
○峯山昭範君 結構です。東京みたいなところは予定してなかった、それがいわゆる二、三年前からの急激な高騰によって、先ほど具体的におっしゃいましたが、二年ほど前から東京都の皆さんと打ち合わせをしてこれは何とかせにゃいかぬということになってきた、それはそうでしょうね。そしてことしになっ...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひ真剣に取り組んでいただきたいと思います。  時間がございませんので次に進みますが、先ほどの同僚委員の質問によりますと、土地を担保にしての銀行の融資残高が三十五兆円だそうですね。建設大臣、頭をひねっていますから、もっと余計にあるのかもしれませんが、これは本当に大...全文を見る
○峯山昭範君 金融機関の土地関連融資残高、これは大体どのくらいあるんですか。
○峯山昭範君 今のは銀行だけですか。それで信金とかそういうようなものを全部含めますとどの程度になりますか。
○峯山昭範君 ですから、全国銀行ベースで、先ほどの三十五兆円ですな。そのほか、農協とか信用金庫とかいろいろなものを全部含めると相当なものになるということは、これは推測できます。銀行課長さん、厳正かつ適正に実施されているとあなたはおっしゃっておりますが、そう実施されていないからこれ...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。  それから、次に市街化区域内の農地の宅地並み課税という問題についてお伺いをしたいと思います。  この問題は決して新しい問題ではございませんで、大分古くからこの問題は取り上げられておりますし、参議院の予算委員会等でも...全文を見る
○峯山昭範君 これはきょうの閣議の決定をしました緊急対策の中にもあるわけでありますが、これは私たちもこの問題随分党内でも議論をいたしております。非常に大事な問題であると思いますが、やはり駅前とか、いわゆる周りにはビルがいっぱい建ち並んで、そこだけクリの木一本あったり梅の木が生えて...全文を見る
○峯山昭範君 今回の地価の狂騰、これは先ほど国土庁長官は急激なビル需要、そして金余り現象、土地転がし等をおっしゃいましたがね、こういうようなものに類する、最後の方に類するかもしれませんが、居住用住宅の買いかえ特例というやつですね、これはやっぱり今回の地価の高騰に少なからず影響を与...全文を見る
○峯山昭範君 それから、これは先ほど建設大臣もおっしゃいましたが、今回の緊急対策の中での国公有地の問題ですね。これは大臣、ことしの三月の予算委員会の当時と大分変わってきましたね。実はことしの三月の予算委員会のときに、中曽根総理のいわゆる民活ということで、西戸山の公務員住宅跡地の払...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは大変お忙しいところ、首都高速道路公団の理事長さん、それから国鉄の清算事業団の理事の前田さんにおいでいただきましたが、時間がなくなりましたので、本当はがっちり質問させていただくつもりだったんですが、まことに申しわけございませんが、高速道路公団の理事長さんに一言...全文を見る
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。
10月27日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○峯山昭範君 それでは質問をさしていただきます。初めに郵便事業につきまして質問をいたします。  先ほども少し質問がございましたが、郵便事業の損益計算書によりますと、昭和六十一年度は決算ベースでは六十億円の黒字で、累積で十五億円の赤字、六十年度は利益が十二億円で、七十五億円の累積...全文を見る
○峯山昭範君 それは私は、小包のふるさと便だとか、きょう朝、テレビでコシヒカリの郵便、十月六日に何とか式をやって一生懸命頑張っておられる様子が出ておりましたが、それならそれでそういうことをもっと全国的に一生懸命やったらどうだ、そういうことも含めて初めから予算に組むべきであって、そ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、補正後でも三百一億の赤字を見込んでいる、ところが実際は決算になると三百一億の赤字はもう通り越して相当な黒字になる、こういうふうにはっきり言う人もいるわけです。ということは、逆に言えばこれは見込み違いなんですよね。いい方の見込み違いだからいいだろうとお...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひちゃんとしてもらいたいと思いますけれども、具体的に申し上げますと、実際はまだまだあきまへん。これは特に速くてという問題ね。これは実際具体的に申し上げていいんですけれども、例えば大阪のある郵便局から配達してある人の家へ届ける。その人の家が留守だったときに、その品物...全文を見る
○峯山昭範君 確かに電話の問題、これは非常に大事な問題であります。ですから、電話をしてください、電話しても今度は配達する日にちがなかなか難しいわけです。その人のうちは毎朝出勤して朝だれもいなくなる。今、夜も配達しますと。そうじゃないですね、配達は。そこら辺のところがはっきりしない...全文を見る
○峯山昭範君 今六十一年度の赤字が八百五十二億というお話がございました。これは大分減ってきたんですね。そうですね。
○峯山昭範君 そのようですね。この監察報告の数字は、これは昭和五十八年の数字で千二百三十九億円の欠損というふうに出ております。  そこで、もともと電報というのは、皆さん御存じのとおり、緊急のときに打つ電報、国民の緊急通信手段として重要な役割を果たしてきた、こう出ておりますから、...全文を見る
○峯山昭範君 電報は、確かにこのデータによりますと、今六十一年度のデータが、一般電報が一一%で慶弔電報が八九%、これはもうこの数字は、この監察報告に載っております五十八年度が慶弔電報が七六%で一般電報がその他ですから、これは慶弔電報が毎年毎年ふえておる、こういうふうになると私は思...全文を見る
○峯山昭範君 もう少し正確におっしゃってほしいんですけれども、この監察報告によりますと、死亡とか危篤とかあるいは緊急な連絡の電報は、全体に占める割合は〇・二%、一般電報に占める割合は〇・九%、こういうふうになっておりますね。非常に少ない。そして、その一般電報で一番多いのはどういう...全文を見る
○峯山昭範君 これですね、大臣も聞いておいてもらいたいんですけれども、今もお話ございましたが、サラ金の督促電報というのがとにかく毎年毎年ふえまして、もう一般電報の五割以上。それで、その次の、今部長さんおっしゃいました電話連絡の電報というのは一〇%以下なんですよ。こういうふうな状況...全文を見る
○峯山昭範君 社長がお見えになりましたので、この電報の話ですね、社長、これ私は意味がなくなったと言っているわけじゃないんです。それなりに必要だと思っております。確かに電電公社、NTTさんが民営化されまして、電話の交換の態度というのは非常によくなった、私はそれは実感として感じており...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、社長はああおっしゃっていますが、電報、これどうですかね、大臣のお考えを一言。
○峯山昭範君 それでは次に、先ほども少し質問ございましたハイビジョンの問題についてお伺いをしたいと思います。  これ、先ほどもいろいろお話ございましたが、確かにお茶の間にいながら劇場と同じように迫力のあるきれいな映像と大画面、そして迫力のある音響、こういうふうなものが楽しめると...全文を見る
○峯山昭範君 受信機が五百万円でデコーダーが千五百万円というのは、ちょっとこれまだまだ我々庶民のあれには入りにくいんでございますが、これは実用化のめどというのは大体いつごろをお考えなのか。それから、料金としては実用化の時点でどの程度を目標にしていらっしゃるのか、あわせてお伺いした...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、大分ハイビジョンの問題についてはお詳しいようでございますが、このハイビジョンが及ぼす内需拡大といいましょうか、日本経済に及ぼす影響というのは大変大きなものが私はあると思うんですが、大臣、どの程度とお考えになっていらっしゃるか。これは大臣でわかりますでしょうか、...全文を見る
○峯山昭範君 これはいろいろな資料があるようでございまして、トータルの内需拡大に及ぼす金額の見積もりですけれども、何か六十兆円というのもあるようですね。これは大変なことになるなと思って私はびっくりしているわけでございますけれども、それだけすごいものならしっかりやってもらいたいと私...全文を見る
○峯山昭範君 確かに国民の理解、それから機器の小型化、ソフトというこの三つの大事な問題があると思いますし、確かにそのとおりだろうと思います。ぜひ国民の、こういう問題についてはまだまだ知らない人もたくさんいると思いますし、相当力を入れて取り組んでいただきたいなと思っております。 ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃもう既にことしからそういうふうなデモンストレーションをやるということでございますね。  先ほどソウル・オリンピックのお話がございましたが、これは受像機、何か二百台というふうなお話でございましたが、これはもう二百台つくるということはそれぞれの弱電メーカーが取...全文を見る
○峯山昭範君 この二百台が限界かどうかそれは知りませんが、気持ちとしてはそのくらいの気持ちでやっていただきたいと思います。  それから、これは最近の衛星放送が二十四時間放送できるようになりまして、その放送を聞くためのいわゆる共同アンテナという問題があるわけです。これは、今衛星放...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひしっかりお願いしたいと思います。  それでは次に、大阪のテレポート計画についてお伺いをしたいと思います。  これは相当前から取り組んできているわけでございますが、テクノポート大阪計画、これはいろいろな角度から進められているわけでございますが、その現状と概況に...全文を見る
○峯山昭範君 テクノポート大阪の計画の中核となるのが、いわゆるこの大阪テレポートであるわけですが、これは国としてどういうようなことがバックアップできるのか、この点はいかがでしょうかね。
○峯山昭範君 今、税制上の問題、それからNTTの無利子融資の問題、あるいは日本開発銀行の融資の問題等お話ございましたが、ぜひともこの計画が見事に成功するように御支援をお願いしておきたいと思います。  それから次に、社長、わざわざおいでいただきましたので、電話料金の問題についてお...全文を見る
○峯山昭範君 諸外国の市内の電話料金等も、私、資料としていただきましていろいろと検討さしていただきましたが、これ十円で三分間かけられるというのは、私は諸外国と比べてもそれなりの料金だと私は思います。したがいまして、これが値上げになりますと大変でございますし、できたらこの料金を維持...全文を見る
○峯山昭範君 ただいま御報告ございましたそれぞれの一日平均の数字を先ほどおっしゃいましたが、見込みの七割ということでございましたが、これは大体初めからこういうふうな予定だったんでございましょうか。  それは、時間もございませんから、こちらからどんどん申し上げてまいりますが、やっ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、これは私の方からいいますと問題点が幾つかあるわけですけれども、そういうふうにしてID登録ができない、そのために使えないという皆さんがこのくらいいるということは、郵政省へ営業許可申請とかいうのが新しい三社から出た段階で既にわかっていたわけですね、郵政省は...全文を見る
○峯山昭範君 これは、私がいただいた資料によりますと、今一番新しい、いわゆる電子交換機ですね、これが大体全体の、NTTとしては二二%、それからクロスバー交換機でID送出装置つきのものが二四%、両方合わせまして四六%で、ID送出不可能のいわゆる交換機が五四%と、私の手元には資料が来...全文を見る
○峯山昭範君 時間がなくなりましたので、最後に一つずつお伺いしておきたいと思います。  これは真藤社長、市外電話の問題でお伺いいたしますが、実際問題として新しい会社三社、束になってかかってきてもまだまだ、先ほどのいろいろな話からしましても、年商売り上げは大目に見積もっても百億ぐ...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは真藤社長、大変お忙しいところをありがとうございました。  きょうは、そのほか宇宙開発事業団の、宇宙開発委員会の長期政策懇談会の報告書に基づく質問だとか、第二KDDの問題等を質問するつもりにいたしておりましたが、時間が参りましたので、以上で終わりたいと思いま...全文を見る
12月08日第111回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○峯山昭範君 それでは、初めに文部大臣にお伺いをいたします。  大臣に就任されまして、いろいろな新聞に大臣の抱負等が述べられております。いろいろと見させていただきました。それを一つ一つ読んでみますと大臣は、二十一世紀に向けて心の豊かな個性を伸ばす教育が大切だ、また特にこれからは...全文を見る
○峯山昭範君 私は、子供の教育、非常に大事な問題だと思うんですけれども、文部省さん、何となく冷たい感じがするんですね。また組合の方も何となく、私たちの立場からすると、余り感じいいことないですね。恐ろしいような感じもするし、もう少しやっぱり全体に明るくなってもらいたいと思う。我々も...全文を見る
○峯山昭範君 今の問題に絡みましてもう一点、教科書の問題です。  義務教育の教科書の問題、これは、私どもの党も昭和三十一年に参議院に代表を送りましたのが初めてでございますが、それ以来もう相当長期間にわたって、義務教育の小学校、中学校の皆さんの教科書の無償ということを叫び続けまし...全文を見る
○峯山昭範君 それでは大臣、次に留学生の問題を二、三質問させていただきたいと思います。  これは、先ほどから同僚議員の方から種々御質問がございましたが、非常に大事な問題でもあると思いますので、質問をさせていただきたいと思います。  現在、日本には留学生たくさんおいでになってい...全文を見る
○峯山昭範君 それをもうちょっと人数正確におっしゃっていただけますか。
○峯山昭範君 私の手元にも皆さんからいただいた資料がございます。それによりますと、その五番目の後、タイが七百一人、インドネシア四百十三人、香港二百九十三人、ブラジル二百四十五人と、こういうふうになっているようでございます。  そこで、この留学生の皆さん、いろいろな問題がたくさん...全文を見る
○峯山昭範君 一番苦しい国はどこですか。
○峯山昭範君 いずれにしましても、発展途上国からおいでになっている留学生の皆さんというのが生活が非常に厳しいというのは、もうこれはいろいろな新聞報道でも明らかであります。  私の方から質問の通告のときにバングラデシュの青年の話をしましたら、これは留学生じゃないというふうなお話が...全文を見る
○峯山昭範君 これももう既に皆さんは見ていらっしゃると思いますけれども、十一月十日付の朝日新聞の夕刊です。これは中国人の私費留学生の写真記事ですけど、これを見ますと、やっぱり非常に苦労していらっしゃるというのがよくわかる。とにかくこの記事をちょっと読んでみます。   「日本の人...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点、日本語学校の問題についてお伺いをしておきたいと思います。  日本語を学ぶ外国人というのは昨年の十月一日現在で約二万三千七百人、そういうことでございますが、文部省が掌握している日本語教育機関は全体で四百三十七、うち大学院、大学等が二百十、高専が二十...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、留学生のアルバイト、これは大体どういうふうになっておりますか。
○峯山昭範君 文部省としては、二十時間の規制はあるのですけれども、例えばアルバイトについてあっせんとかお世話をするとか、それは今どこがやっているんですか。
○峯山昭範君 これは非常に大事な問題ですし、文部省も規制だけしないで、どういうところがやっているのか、どういう実情にあるのかというのを調べて、一遍御報告していただきたいと思います。
○峯山昭範君 留学生十万人の受け入れ計画というのがありますね。これは実際にはどういうふうに今進捗しておられますか。
○峯山昭範君 今の二十一世紀への留学生政策の提言、これはそれぞれ審議会か何かつくってこういう提言を出していただいたんでしょうけれども、これはどういうものなんですか。
○峯山昭範君 初め、これはいわゆる中曽根さんの私的諮問機関ですな。五十八年八月三十一日、二十一世紀への留学生政策懇談会、これはそういうことですね。それで、それに基づいて、そのときは五人の先生方でつくった提言をまた補強する意味で、今度はたくさんの先生方に御協力をいただいて全体の「二...全文を見る
○峯山昭範君 それならそれで法的根拠、これはどういうことになりますか。
○峯山昭範君 だから、非常にそこに問題があるわけですよ。十万人についてどういう対応をしているんだと、こういうふうに追及されると、この提言した当時よりも留学生の数が予定どおりふえなかった、だんだん減ってきた、だからその対応はしなくてもいいんだというふうなことになってくるわけですよ。...全文を見る
○峯山昭範君 今までそんな八条機関の隠れみのみたいなことを文部省はずっとやってきたのをだれからも追及されなかったの。そんなことはやらないようにということで、官房長官から何遍も、閣議でも何回もやられたんじゃないの。  行政というのはすべて法的根拠に基づいて行うのが当たり前でしょう...全文を見る
○峯山昭範君 大臣おっしゃるとおりだと私思います。  利根川さん、日本にお見えになりまして、いろいろな新聞に相当いろいろなことをおっしゃっております。皆さんもお会いになったそうでございますからお聞き及びだと思いますが、これは文部大臣もぜひ聞いてもらいたいんです。先ほど伊藤大臣お...全文を見る
○峯山昭範君 そのとおりですね。我々もやっぱり責任がないとは言いません。我々にも責任はあると思います。実際問題として、今回質問するに当たって初めて私も実情を知ったわけでございまして、非常にいかぬと思っております。  それで、ノーベル賞を利根川教授がいただきまして、これは非常にす...全文を見る
○峯山昭範君 これが大臣、中曽根内閣の一番まずいところ。あの方は、私的諮問機関というのは非常に大事にするんです。ところが、今局長から御答弁ございました科学技術会議、こういうところの答申は全然やる気ない。本当は逆なんですよ。私的諮問機関からの答申というのは尊重したらいかぬのです。や...全文を見る
○峯山昭範君 それから行政改革、中曽根さん随分やってきたわけです、定員を削減せいと。ところがあの方は、ふやさないかぬところも減らしてしまうわけです。それじゃやっぱり困るわけでございまして、こういうふうな基礎研究部門というのは、先ほど大臣がおっしゃいましたように、予算ともう一つは人...全文を見る
○峯山昭範君 これが最後の質問になります。これは文部大臣と科学技術庁長官にお伺いしたいと思います。  今の局長の答弁でほぼ出ているわけでございますが、やっぱり日本側も優秀な研究者、学者をどんどん連れてきたらいい、要するに日本に。アメリカはどんどん連れていっておるから自分のところ...全文を見る
12月08日第111回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○峯山昭範君 大臣、御苦労さまです。  私は先ほど大臣の所信をお伺いいたしましたが、中曽根内閣の栗原防衛庁長官、これは二期やられたんですよね。それで、私ども栗原さんは参議院にもいらっしゃいましたのでよく知っているんです。ところが、私が非常に不思議に思うのは、防衛庁長官をやるとこ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、大臣の言うことに特別反対しようとは思うてません。しかし、言うている中にはちょっとおかしいところもあるんです。どこがおかしいかというと、それは具体的に例えば大綱に決められた数量的な問題でまだ完全に達成してないと。確かにそういう点も現在の時点からあるかないか、そ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、それはメモをいただいてそうおっしゃっていますが、いつと比較しておっしゃっているか、私は数字はもう聞きませんけれども、大臣と私と経済財政状況に対する認識というのはそう変わらないんじゃないかと思うんですよ。それは十年も二十年も前の財政規模とか福祉予算、そういうよ...全文を見る
○峯山昭範君 短い時間ですからね。西廣局長とは随分長い間やってきました、前の国会で。あの人の答弁はようわかっていますのや。ですから、今度新しい大臣ですから、大臣のお考えをお伺いしたいと思ってやっておるわけでございまして、大臣ね、メモはそんな見なくてよろしいわ。もう率直な意見を、私...全文を見る
○峯山昭範君 いやいや、それはそのとおりで結構なんです、そのとおりで。その後。必要最小限度の防衛力の整備をする、そして節度ある防衛力の整備をする、それで防衛庁としてはやっぱり実質的に一%以内におさまるような努力をする、これはどうですか。もう一言なんですよ。
○峯山昭範君 心配になりましたな、大臣。アメリカへ行ってもそんなかたいんじゃあきまへんで。もう少しやっぱりそれは——それじゃもうこれは時間が余りありませんので、大臣が先ほどもおっしゃった防衛計画の大綱、これ一遍ちょっとお伺いしてみましょうかね。  この大綱ですね、大臣、大綱につ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、大臣は先ほど防衛計画の大綱の水準を達成していない、そういうふうにおっしゃった。それじゃ、この大綱水準を達成していないということは、これはどういうことなのか。達成していないということは、逆に言えばいつかは達成できるとお考えなのか。これはどうですか。
○峯山昭範君 大臣、今大臣のおっしゃったことを私、答弁をそのままお返ししたいと思うんですけれども。どういうことかというと、大臣は大綱水準はいつかは達成できるとお考えなんですか。
○峯山昭範君 それは大臣、あきませんね。だめなんです。今、前の答弁の中で大臣こうおっしゃった。諸外国の軍事的、技術的水準に対応して、質的に整備していかなくちゃならない。諸外国の軍事的、技術的水準というのは終わりがあるんですか、終わりが。終わりないでしょう。次から次にことしより来年...全文を見る
○峯山昭範君 これは、大臣ね、私の言ったことをやっぱり認めているじゃないですか。ですから、私は非常に大事な問題だと思いますよ。  それからもう一つは、大臣にこれもお伺いしておきたいんですけれども、大綱の中では、シーレーン防衛とかあるいは洋上防空なんという概念はないんですよ、全く...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、私は、総理、非常にきょうは短時間でございますので、端的にお伺いをしたいと思います。  まず第一点は、先ほどもお話に出てまいりましたが、きょうは八日、日本時間では九日の早朝になるそうでございますが、午前零時ですか、米ソの首脳会談が行われまして、先ほどもお話...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、先ほどから問題になっております駐留軍の経費の削減の問題でございますけれども、先ほども総理がおっしゃいましたように、なお書きのところを見ますと、米国がペルシャ湾を含め国際的な平和と安全の維持のためにグローバルな役割を果たしている現況下で、我が国の安全保障...全文を見る
○峯山昭範君 これは、総理、例の六十年価格でのいわゆる十八兆四千億の中に含まれるとお考えですか。これから出てくるであろう経費ですね。
○峯山昭範君 総理、これは当内閣委員会で、中曽根内閣の時代でございますけれども、いわゆる思いやり予算、この間の別協定でやりました予算ですね、あれがその中に含まれているかどうかという議論が随分あったわけです。そのときの答弁、これはここに実はあるんですけれども、隣の西廣防衛局長さんが...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、きょうは総理に対する防衛問題についての私は初めての質問でございますので、従来から政府がとってまいりました防衛政策の基本の問題について幾つか確認をしておきたいと思います。  まず初めに、専守防衛という問題でございます。これはもう当然、総理大臣、専守防衛とい...全文を見る
○峯山昭範君 それから、この専守防衛という問題と同じ次元で考えられる問題の中に、最近は軍事技術というのが非常に進歩してまいりました。従来は自衛隊の兵器能力というのは、他国を侵略するとかあるいは他国の領土を攻撃しようというふうないわゆる能力がなかったわけですね。ところが、最近はいろ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、次に非核三原則の問題でございます。  この問題は前の中曽根総理の時代にも随分議論をいたしました。まず、前総理も最終的には非核三原則は国是としてそれを堅持するというふうにお認めになったわけでございますが、この点は総理いかがでしょう。
○峯山昭範君 この三原則の中の「持ち込ませず」という問題が、これは従来からいろんな核兵器積載可能艦船が日本の横須賀とかいろんなところへ入るたびに問題になったわけでございますが、この問題はやっぱり事前協議だけの問題ではなしに、政府として国民の疑惑を晴らす努力というものが必要ではない...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう一点、集団的自衛権の問題であります。  これは先ほどから問題になっております日米安保条約の効率的な運用とか、そういういろんな問題とやっぱり絡んでくるわけでございますけれども、例えば紛争当事国の片方を利するような軍事的行動、それは直接的な軍事的行動ではな...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つ、武器輸出三原則の問題ですね、これも非常に重要な問題でございますが、中曽根内閣の時代にアメリカに対する武器技術協定がありました。この問題のときにいろいろ議論がありましたけれども、中曽根内閣は、武器の輸出については行わないと言明をいたしているわけでございますが...全文を見る
○峯山昭範君 これは最後の質問になりますけれども、日米安保体制の問題についてお伺いしたいと思います。  この問題、我が党も現在の我が国の安全保障政策として日米安保条約の体制を是認する、そういう立場にあります。しかし、これは非常に難しい問題でありまして、総理、これは何といいましょ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、公明党・国民会議を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し反対、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行うものであります。  我が国の防衛政策は、平和憲法のもと、国是たる非核三原則、集団的自衛権の不行使、武器輸出三原則等の...全文を見る
12月16日第111回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 それでは、初めに検査院長にお伺いをいたします。  昭和六十一年度決算検査報告の概要が先日発表になったわけでございますが、大変な努力をされてこれだけの概要発表になったと私思うんです。六十年度の検査と比較をいたしましていろいろな点が考えられると私思うんですけれども、院...全文を見る
○峯山昭範君 ここ二、三年特記事項というのがございましたが、ことしはなくなっているようでございますが、そこら辺のところはどうでございますか。
○峯山昭範君 検査結果を予算に反映させるという問題は、これは非常に大事な問題であると思います。  当決算委員会におきましても、今から十年ほど前になりますか、相当その問題で議論したことがあります。特に最近は、決算の審査が、きょうのこの審査も昭和六十年度の決算の審査を今やっているわ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣にお伺いします。  今の問題と同じ質問なんですけれども、いわゆるこの検査院の検査結果というものが毎年相当膨大な資料で出ております。その結果というのは当然予算に反映させるべきだと私は思うんですけれども、大臣としてはこの点についてどういうふうにお考えでございましょ...全文を見る
○峯山昭範君 先日、六十一年度の検査結果の発表がありまして、その直後、新聞報道、相当大きくいろんな面で報道されました。これは院長がこういうふうにおっしゃったのかどうかはわかりませんが、「いまの役人の頭に節約という言葉はない 会計検査院報告」というでっかい活字がありまして、中身にも...全文を見る
○峯山昭範君 院長のお話聞いておりますと、一般論みたいな、何となく抽象的なお話ですけれども、もう少し具体的に言ってくれませんか。  これね、とにかく新聞はもうちょっと具体的に書いていますね。「大蔵官僚から検査院トップに立場を変えた辻敬一院長も「今の役人の頭に、節約や効率という言...全文を見る
○峯山昭範君 農業用貯水プールの水の水質改善工事。
○峯山昭範君 そんなこと、もうちょっと詳しく言わにゃわからぬかな。概要の中の十一ページ、もうちょっと詳しく説明してごらんなさい。
○峯山昭範君 ここに書いているようなことはわかっているわけですよ。要するに、もうちょっと核心をぱちっと言ってもらいたい。どういう点が問題になったのか。先ほど私説明したように、そういうふうな人たちが間違えた報告書を出したり領収証を出したり、そういうことをしたら、そういう問題は私文書...全文を見る
○峯山昭範君 これだけやっておりますと、大臣も時間もありませんから、もう言いませんけれども、検査院ももう少し私の言っていることをよく聞いて答弁していただきたいと思うんです。要するに、これは我々が考えなくちゃいけない問題でもあるんですけれども、予算が三月末までということもあったりし...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、円高対策とその差益還元の問題についてお伺いをしたいと思います。  特に、十月の下旬の円高あるいはドル、株式の暴落、それからしばらくの間はこの円の相場も小康状態だったんですけれども、この十二月に入りましてから、本当にこの一週間ほどの間でございますが、急...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、ルーブル合意というのはちょっと我々の認識と多少違うような気がするんです。ルーブル合意というのは、当時の百五、六十円だったですか、そこら辺のところでいわゆる介入したり、そこら辺で安定をさせる、それがルーブル合意だと私たちは思っていたわけでございますが、今の大臣の...全文を見る
○峯山昭範君 文面の上ではターゲットゾーンとして百五十三円ですか、そういうようなものは出てこないにしても、内々そういうようなものがあるのじゃないかなというふうに私たちは見ていたわけであります。しかし、今の大臣のお答えで大体わかりました。  そこで、これはルーブル合意に基づいても...全文を見る
○峯山昭範君 これは日銀と大臣にお伺いしておきたいんですが、最近のいろんな状況から見て、日銀も相当介入していると私は思うんです。数字ははっきり言わないにしても、それはもう我々予想できるところであります。そうしますと、これは介入が多ければ多いほど、いわゆる過剰流動性といいましょうか...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、通産省とそれから経済企画庁にお伺いしておきたいと思います。  まず、経済企画庁は、ことしの八月だったですか、景気の回復というのを宣言しておられるわけでありますが、その中にも、円の相場が多少上昇しても景気の回復局面は動かない、そういうようなこともおっしゃっ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、もう時間がありませんので、ちょっとはしょって質問したいと思います。  円高差益の還元の問題であります。  これは、特にこの二年間で大変な月高になっているわけでございまして、差益の還元をするということについては政府もいろんな意味で努力をされているのはよく...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、全く視点を変えまして、たばこと健康の問題についてお伺いをしたいと思います。  大臣もお読みになっていらっしゃったと思いますけれども、先日厚生省がたばこと健康問題に関する報告書というのをつくって発表になっておられます。私の手元にもあるわけでございますが...全文を見る
○峯山昭範君 大蔵省としては、特に喫煙と健康という問題は、私は非常に大事な問題だと思うんです。これは、厚生省は今までいろいろなことをやってきたと思うんですが、大蔵省としてはどういう対策をとってこられたのか、概要で結構ですから一遍教えてください。
○峯山昭範君 私は、実はこの報告書をずっと読んでみますと、この報告書の中に「わが国における規制措置等」ということで相当詳しく書いてあるわけだ。  これは一番初めに未成年者喫煙禁止法という、こんな法律あるとは私は知りませんでして、実はこれ読んで初めて知ったんですけれども、これは明...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間がなくなりましたので、あと一点だけお伺いして終わりたいと思います。  これは竹下総理がいわゆる政権構想の中で、一省庁一機関の地方分散というお話がありました。この問題について政府部内で検討していらっしゃると私は思いますが、これは来年度の予算編成ともかかわり合...全文を見る