宮井泰良
みやいやすよし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月12日 | 第63回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○宮井分科員 まず、大臣にお聞きしたいと思います。 先ほどから話が出まして重複するところもあると思いますが、まず全国新幹線鉄道整備法案要綱によりますと、「高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、...全文を見る |
○宮井分科員 公団のことにつきましてもいろいろこまかい点もございますが、きょうは限られた時間でございますので、また運輸委員会等でお聞きしたいと思います。 次に、国鉄総裁にお尋ねをいたします。 山陽新幹線は、新大阪−博多間、総延長約五百六十五キロ、総工費六千五百億円をもって...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、同じく山陽新幹線におきましては、直線を期するためにトンネル部分が多いようでございます。市街地部分と、中でも住民とのトラブルが起こっている部分、そういったところが何%くらいに当たるか、その数字をお聞きしたいと思います。 | ||
○宮井分科員 次に、言うまでもございませんが、新幹線が敷かれるということはその地域の産業、文化の発展に大きく寄与することであり、喜ばしいことであると思います。その反面、地域住民に用地買収等で障害が起きることは、先ほど申し上げたとおりでございます。将来の発展のためには、少しはトラブ...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、大臣にお聞きしたいと思います。 もう一つここで問題になりますのは、重要なことは新幹線の公害のことについてでございます。地元の方々が心配している点は、新幹線による騒音、振動等、住宅に与える影響のことでございます。聞くところによりますと、防石網の完備等配慮され...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、国鉄総裁にお伺いいたします。 山陽新幹線の駅と現在の山陽本線の離れている駅との輸送の件でございますが、現在の駅を通るところは問題はございません。また、自動車輸送は道路が新設されることもあり、心配ないと思います。列車輸送で、たとえば岩国駅と新幹線御庄駅とを結...全文を見る | ||
○宮井分科員 もっとお聞きしたいのですが、時間の関係もございますので、大臣にお聞きいたします。 これは自治省にも関係あると思いますけれども、バスの公営企業に対する援助強化対策でございます。私の聞くところによりますと、全国で五十四市がバス事業を行なっておると聞いております。その...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、話はかわりまして、地方空港整備計画につきまして大臣に若干御質問したいと思います。 この計画を見ますと、滑走路の延長、エプロン等の拡張に重点が置かれておりますが、旅客の安全をはかるために、ローカル空港にもレーダー誘導装置が必要であると私は思います。現在はほと...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、簡単にお願いしたいと思いますが、地方空港整備五カ年計画は、経済成長の伸びあるいは旅客輸送量増大で再検討の段階に来ているのではないか、かように聞いております。その際、どうしても必要とする空港は、これからの長期整備計画の中に入れる考えはないかどうか、お尋ねいたしま...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、具体的に、たとえば山口県宇部市に第三種空港として宇部空港がございます。この地元住民で構成いたしております空港対策委員会の要望によりますと、次のようになっております。近年極度に高度発展をしてまいりました航空界は、わが国におきましても、いまや大型機を主体とする航空...全文を見る | ||
○宮井分科員 それでは最後に聞きますが、ことし二月に宇部空港を運輸省から調査したと聞いておりますが、拡張計画があればプランを示してもらいたいと思います。また、山口県から滑走路延長その他整備計画につきまして話があったと思うのですが、その線に沿って努力をしていただけるかどうか、最後に...全文を見る | ||
03月16日 | 第63回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号 議事録を見る | ○宮井分科員 まず最初に福田大蔵大臣にお尋ねをいたします。 国有財産の管理、払い下げにつきまして、基本的な方針はどのようになっておりますか、お聞かせを願いたいと思います。 |
○宮井分科員 できるだけわかりやすく、詳しく御説明をお願いしておきます。 次に、国有地の払い下げの昨年度の実績はどのようになっておるでしょうか、お聞かせを願いたいと思います。 | ||
○宮井分科員 そこで少し具体的なお話に入るわけですが、私がここでお尋ねしたいことは、山口大学の旧農学部あと地のことについてでございます。 この土地の経緯を申し上げますと、昭和二十二年山口大学農学部の設置につきまして、下関市との話が出て、昭和二十四年に決定いたしまして、下関市の...全文を見る | ||
○宮井分科員 そうしますと、文部省の関係で財産となっているのならば、そのあと地利用といたしまして教育関係の施設でないといけないのか、またその処理状況につきまして説明をお願いしたいと思います。 | ||
○宮井分科員 そこでさらに具体的に話が入りますが、現在この土地は、詳しく申し上げますと、下関市大字豊浦村字八幡、七千五十四・五一平方メートル、同じく同土地で二千六百四十六・六一平方メートル、それからもう一つ離れたところに豊浦村字江下、ここに一万一千八百九十・八四平方メートル、詳し...全文を見る | ||
○宮井分科員 さらに、先ほど述べました土地から少し離れましたところに、詳しく申しますと、大字清末字時末という四万二千九百九十五・〇二平方メートル、これが農学部の実習農地であった関係で畑となっているところでございます。これは詳しく言いますと五千八百八十六・一二平方メートル、そのまん...全文を見る | ||
○宮井分科員 それでは最後にお尋ねいたします。 同じようなことになりますが、いま述べました土地と別個に、下関市乃木浜というところに二十六ヘクタール、これは同じく山口大学農学部の農業用地となっていたところがございます。二、三年前に農地にとの話も出たようでございますが、農地にする...全文を見る | ||
03月17日 | 第63回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号 議事録を見る | ○宮井分科員 私は、山口県岩国基地について、最近地元で議論されている国際空港誘致並びに板付基地移転問題を中心といたしまして、防衛庁の見解を伺いたいと思います。 最初に、地位協定第二条第四項の(a)では、「合衆国軍隊が施設及び区域を一時的に使用していないときは、日本国政府は、臨...全文を見る |
○宮井分科員 さらにこの条項では、そのあとに「ただし、この使用が、合衆国軍隊による当該施設及び区域の正規の使用の目的にとつて有害でないことが合同委員会を通じて両政府間に合意された場合に限る。」とあります。現在岩国基地は、航空機がF4Jファントムジェット戦闘機三十四機を含め、計六十...全文を見る | ||
○宮井分科員 そこで先ほどの話でも申し上げましたが、岩国基地の利用について、飛行場施設を国内空港――これはヘリポートを含みます。――及び近隣国際空港として誘致すると、市長が先頭に立ちまして総合計画を立てていることを御存じかどうか、お伺いしたいと思います。 | ||
○宮井分科員 同じく運輸省航空局長にお伺いをいたします。 その計画についてどのように判断をされますか。 | ||
○宮井分科員 次に、新滑走路建設による国際空港の設置を、先ほども申し上げましたが、岩国市では総合計画により取り上げております。そのような計画があるとすれば、これは米軍岩国基地の強化につながるのではないかと危惧する人もおります。これはまた、全国で在日米軍基地の返還が促進されておる現...全文を見る | ||
○宮井分科員 昨年二月、板付代替地調査費用といたしまして国が五千万円を計上しましたが、これはどのように使用したのか、また、これは岩国基地に使用されているのではないかとの見方もございますが、いかがでございましょうか。 | ||
○宮井分科員 次に、地元ローカル紙によりますと、九大の米軍機の墜落事件を契機といたしまして、板付基地撤去が大きく取り上げられた。そのときに岩国の一部の有識者が、国防の重大性より決起すると称し、国際空港建設の方途を含む板付基地誘致運動を決意したと述べ、この運動に地元の一部にあります...全文を見る | ||
○宮井分科員 それでは、先ほども防衛庁長官からちょっとお話が出ましたが、再度お尋ねをいたします。 岩国市総合計画によりますと、共同使用を前提として国土の有効的利用及び空港整備は国の責任であるという観点から、国の施策として滑走路の沖合い移設実現を要請したい、この場合、米軍による...全文を見る | ||
○宮井分科員 再度お尋ねいたしますが、考えていないといういまの御答弁でございましたが、それでは検討しているかどうか、お伺いしたいと思います。 | ||
○宮井分科員 次に、話は変わりますが、岩国基地から飛び立ったジェット機その他の事故が続いております。そして住民は不安な生活を送っております。 すなわち、具体的に申し上げますと、昭和二十五年朝鮮に飛び立った爆撃機が岩国市旭町の民家に墜落、一人死亡、二人重傷、三十七年八月電波探知...全文を見る | ||
○宮井分科員 岩国基地は岩国市の中心部に当たっておりまして、この基地の現状を申し上げますと、市を二つに分断し、さらに臨海工業地帯の分断、上空制限のために、高層建築、工場施設、煙突に制限がございます。また、既存企業の所有土地利用上支障があり、また新規企業の立地意欲を阻害しております...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、私の聞いている範囲で、ニクソン政権のパッカード国防次官の基地についてのレポートによりますと、極東方面でも相当に米軍基地を整理するということを聞いておりますが、その後日合同委員会で検討されたかどうか。またその観点からも基地の返還また縮小の方向へ向かっていると思い...全文を見る | ||
○宮井分科員 次に、基本的な考えといたしまして、わが公明党としては、早期に基地を撤去して、公害を伴わない優秀産業を誘致することを主張いたしております。岩国基地の早期返還は市民の悲願でもあり、現在岩国青年会議所がまとめたアンケートによりますと、岩国基地の存在について反対五一%、賛成...全文を見る | ||
○宮井分科員 いままで防衛庁の態度は米軍の言いなりになっている等のうわさも聞いております。今後前向きに積極的に返還、縮小をはかるべきであると思います。特に岩国基地にしても全面返還されることを、住民は待ち望んでおります。最後に、防衛庁長官に基地の返還交渉に積極的に取り組むことを期待...全文を見る | ||
03月20日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第9号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、昨年から問題になっております気象業務の縮小と人員削減の問題につきまして、若干の質疑を行なうものでございます。 具体的な問題に入ります前に、気象関係に従事されておるそういった仕事の関係は、じみではございますが、非常に国民の生活に密着いたしまして、漁業関係の従事...全文を見る |
○宮井委員 次に、気象庁の人員削減計画によりますと、三年間に二百二十七名、一年間に七十九名となっております。すでに職員二、三名の気象通報所の廃止や、五、六名で構成する測候所の廃止、縮小が行なわれておるようでございます。また、昨年四月、大阪では、以前にも議論になったと思いますが、過...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいまもお話しございましたが、今晩あぶない、非常に異常気象の状態になるという場合は、いろいろな方が応援いたしましてそういった観測に当たる、このようなお話でございましたが、そういった観測に当たられる技術者という方は、非常に経験年数も長く、高度の技術を要すると思いますの...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、津波予報体制のことでございますが、東京では気象庁地震課が常時一班二名の交代で配置についており、夜間または休日に地震が発生した場合は、応援が来るまでこの二名ですべての作業に当たっていると聞いております。他の管区気象台では、東京のように当番制を組めるだけの人員がない...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、関東大震災のような災害が再び起きるのではないかと東京都民の方々は非常に心配しているようでございます。これはお答えしていただかないでもけっこうですが、私の聞くところによりますと、ある人の説では、周期説というのがございまして、大体一九七九年から射程距離に入っておる。...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、政務次官にお聞きいたします。 気象庁の予算は他と比べて少ないのではないか、私はこのように思います。四十五年度予算原案では、防衛庁に五千六百九十五億円、伸び率一七・七%を計上いたしておりますが、気象庁には百三十二億円で、伸び率が七%でございます。それはどういう...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは次に、気象庁長官と、それから感想でもけっこうですから、政務次官に後ほどお答えをいただきたいと思います。 ぼりばあ丸に続きましてかりふおるにあ丸の沈没と、相次ぐ大型船の海難事故は御承知のとおりでございますが、構造上の欠陥か、あるいは気象の変化によるものか、そ...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいまも政務次官から前向きの御答弁がございましたので、これ以上あれでございますが、私がお願いしておきたいことは、もちろん気象ロケットというものはどんどん進んでおるわけですが、雲の状態であるとか上空の気流の関係はそれでできますが、やはり地上また海上というものは、どうし...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは本会議も近づきまして、あまり時間がないようでございますので、もっとたくさん聞きたいことがあるのですが、ちょっと省きまして、あと二、三点聞いておきたい。 午前三時の海上の気象データというのがその日の朝の天気予報の基礎資料となる、そういうふうに私は承知いたして...全文を見る | ||
○宮井委員 これは政務次官にお尋ねしたいと思うのですが、北洋オホーツク海まで気象庁の観測船が出ておるわけでございます。海上保安庁の船も行かないところに、三百トンクラスの、それも老朽船と聞いております。霧の発生あるいは着氷の危険をおかして観測をしておる。このような状況だそうでござい...全文を見る | ||
○宮井委員 さらに政務次官にお尋ねいたしますが、昨年四月八日、佐藤総理は内閣委員会におきまして、「気象観測などはこれから最も大事なことで、そういうところで人を減らしていいわけはないのです。」このように発言されております。また、一昨年の飛騨川事故の直後、衆議院災害対策特別委員会で、...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは時間がございませんので、最後に一問だけ、私は、これは強力に推進していただきたいということで……。 日本海総合開発の一環として、気象庁は昨年から洋上自動海象気象観測装置、すなわち、ブイロボットの製作を進め、一号ブイはすでに実験を行なったと聞いております。その...全文を見る | ||
03月27日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第12号 議事録を見る | ○宮井委員 それでは先ほどに引き続きまして、船員法の改正に対しまして、若干質疑を行ないたいと思います。 まず最初に、船員法の適用を受ける船員は、労働契約としての雇い入れ契約の成立、終了、更新等の際に行政官庁による公認を必要とします。その際に、海運局の支所あるいは出張所が事務手...全文を見る |
○宮井委員 次に、この公認手続が繁雑で、船主が出向きまして一人一人について公認を受ける場合、たとえば私の聞いておる範囲では、二十人の乗り組み員であるとしますと、一般の能力で三十分間の時間を要する、このようにいわれておりますが、その点事務手続に心配はないかどうかということが第一点。...全文を見る | ||
○宮井委員 先ほど少しばかり局長の御説明がございましたが、この手続の際に、漁業協同組合が代行してはどうか、こういう意見もあります。その件についてはどういう御見解か。 また、協同組合におきましては平均七、八人の職員しかいないケースがある。しかも専門的な知識を要請されますので、増...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、現在までは慣行的に船主が船員に食料を支給しておりました。今回の船員法の適用によりまして、その点が義務づけられるということによりまして、特にこれは小型のサケ・マス漁船が典型的な例となると思いますが、船主の負担が非常に重くなると憂慮されておるわけでございますが、その...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、保険面についてお伺いいたしますが、現行法におきましては、労災保険のみの場合、その負担率は千分の三十四となっておりますが、今回の船員法が適用になりますと総合保険となりまして、船主の負担は約三倍の千分の百四十四となりまして、その経営状況を悪化させるのではないか、この...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいまの点に関連しまして、ちょっと補足質問させていただきますが、ある地域によりましては、慣行で船主が船員の分も全面的に負担する、こういうことを少し聞いたわけでありますが、そういうところがあるか、あるいはあるとしますと、またそれ以上に負担が非常に重くなってくる、このよ...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、船員法の適用に伴いまして、将来船舶安全法が二十トン未満の小型漁船にも適用され、船体検査の義務を生じ、特に出漁期、一番忙しいときに集中的な検査が行なわれますと、非常に支障が起きる、漁船の方々が困るということも前々から聞いております。さらに船主の経済的な負担がそれに...全文を見る | ||
○宮井委員 さらにお伺いしますが、おおむね二十トン未満の小型漁船におきましては、船主兼船長というケースが多いわけでございます。その場合、船員法の適用によりまして労災保険を除外される、このように伺っておりますが、このような差別があっていいのかどうか。この点と、またこれに対して船主の...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、先ほどもお話が出ましたPRの件でありますが、特にサケ・マス漁業の関係筋では、法の適用には不安があり、そういった面のPRを望んでおるわけでございます。この不安を解消し、支障を来たさないためにも、今後、もう具体的に進められていると思いますが、どういう方向でやっていか...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、そう問題となることではございませんが、確認の意味も含めましてお伺いをいたします。 船員法の適用範囲の拡大は、先ほどからお話が出ておりますように、段階的に分けて行なう方針である、こう伺っておりますが、そしていまもお話がございましたように、実施時期は昭和四十六年...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは最後に一問だけお尋ねいたしまして、私の質疑を終わりたいと思います。 先ほども出ておりましたようで、一部重複すると思いますが、船員中央労働委員会の答申によりますと、地先漁業以外の漁業であっても、第四次漁業センサスがこの秋にまとまると聞いておりますが、この結果...全文を見る | ||
○宮井委員 以上で終わります。 | ||
04月01日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第14号 議事録を見る | ○宮井委員 昨日、当委員会におきましても、日航機乗っ取り事件につきまして、真剣な善後策に関する質疑が行なわれたわけでございますが、その後情勢が悪化してまいりまして、私の知る範囲では、現在北鮮へ出発のめどがまだついていないという時点で、私は質問をするわけでございますが、わが党といた...全文を見る |
○宮井委員 現在までの場合は、いろいろ世界におきましても事故が起きておりますが、犯人は目的地に着けば大体釈放しておるわけでございます。そういった点で、北鮮に行くということが、機内の人命を守るという意味におきまして、北鮮への交渉が現段階においては可能なのかどうか。発砲その他の危険等...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、そういった問題に対しましては質問が無理かと思いますので、私は、二度、三度起きないようにここでただしておきたいことは、こういった事件が起きた場合の緊急事態、墜落でありますとか、火災でありますとか、そういった場合には、保安条例処理規定というものがあるわけでござい...全文を見る | ||
○宮井委員 それではもう一点。昨日の時点におきましては、飛行機の故障を外部から与えるというような権限が運輸省当局においてはないと私は聞いております。航空会社に対して損害を与える発言力がない、そのような点が今後の問題になると思うわけでございますが、そういった点も勘案していただきたい...全文を見る | ||
○宮井委員 航空機に、たとえば発火をさして、故障であるという印象を犯人に与える。航空会社にその場合は損害を与えるわけなんです、機体とか車輪に。そういった場合に、運輸省として、関係当局としてそれだけの権限が与えられているのかどうかということです。 | ||
○宮井委員 それじゃ、時間がありませんので、最後に、質問といいますか、あるいは要望を申し上げまして、私の緊急質問を終わります。 きのうの時点におきまして、いろいろな警察あるいは空港長等の今後の善後策というものが、全部テレビニュースによりまして報道されておったわけでございまして...全文を見る | ||
○宮井委員 先ほどからもたびたび出ておりますので、一部重複するかと思いますが、まず最初に、運航管理者は、離着岸時における陸上作業の責任者の指揮監督、情報の収集、船長への助言、勧告等を行なう、このように理解しておるわけですが、一方、船長の権限は、船員法に規定されておるとおりである。...全文を見る | ||
○宮井委員 次にお尋ねしますが、旅客船事業者が着岸施設並びにシーバース等を建設する際に、これが抵当権の設定が認められていないということでございまして、その点検討されているかどうか。港湾運送事業あるいは観光事業にも設けられております抵当財団構想はどのようにお考えになっておるか。法務...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、航路補償の件でございますが、国または国鉄が旅客定期航路事業を営み、または国、地方公共団体もしくは日本道路公団が架橋を建設したり、埋め立てあるいは干拓を行なうことによりまして、定期航路事業者は事業の廃止、縮小をしなくてはならない。たとえば中四国連絡架橋がいま問題に...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、これは港湾局の関係になるかと思いますが、旅客船事業におきまして、安全の強化のため、運航マニュアルの法定化、運航管理体制の強化以外に、さらにそれを補完強化するため、大型フェリーの接岸施設及びそれに接続する道路の整備等をしなければなりません。建設省との連携もあると思...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、カーフェリーの埠頭は、モータープールの新設並びに増設備、可動橋等、埠頭関係諸設備の整備、安全の向上に設備投資をしなければなりません。あるフェリー会社に私聞いてみたのですが、新造船が四隻で八十八億、それに必要な接岸設備が三十億、計百十八億要るということでございまし...全文を見る | ||
○宮井委員 これは大臣あるいは政務次官にお聞きしたかったのですが、わが国の旅客船事業は、年々近代化され、さらに大型化、高速化されつつあります。昭和四十三年中の旅客船と貨物フェリーによる旅客輸送量は約一億五千百万人、そのうち、一般旅客は約一億二千八百万人、航送旅客数は約二千二百九十...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、海上保安庁にお尋ねいたしますが、大量輸送に伴いまして、船型の大型化、長距離化がなされておりますが、その性格上、船上の車両には車両数に伴いまして大量の——ガソリンのタンクローリー等は規制されておりますけれども、LPG、灯油等が積載されることが考えられます。その際、...全文を見る | ||
○宮井委員 続きまして、これは海上運送法の改正によりますと、運航管理規程は、省令の定める基準に従い、船舶の運航の管理に関する責任者、すなわち運航管理者の選任云々とございますが、運航管理者を全事業者に置くことになるわけでございます。その場合、約四百三十三業者は小規模の業者であり、中...全文を見る | ||
○宮井委員 同じく局長にお尋ねするわけですが、この問題は業者の間で意見が分かれまして、大勢としては、あまり許可を望んでいないというふうに聞いておりますが、旅客定員が十二名以下の法の適用を受けない船のことでございます。これは全国で約千七百業者、約二千三百隻といわれておりますが、これ...全文を見る | ||
○宮井委員 続きまして、カーフェリーの耐用年数のことでございますが、現行では十六年、このようになっております。聞くところによりますと、十二年に内定しておるということでございますが、さらに十年にとの意見もあるようでございます。耐用年数を短縮することにつきましてどのようなお考えか、お...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、運賃の点でございますが、実態としてはどうも統一されておらないようでございまして、その基準がどのようになっておるか。また、適正な運賃の設定の際に、個人事業者などは事務の繁雑からたいへんであるということでありまして、それを簡素化する必要があるのではないか、かように考...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、改正の中に、操舵設備をみだりに操作する等旅客の安全を害するおそれのある行為を禁止する、このようにございます。もちろん、これは安全のためにはっこうなことでございます。しかし、その内容といたしまして、何が旅客の安全を阻害するか、行き過ぎた規制にならないように、また反...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、港湾局長にお伺いいたします。 東京湾の浦賀水道は、第二海堡、第三海堡がこの水道の危険をさらに増しております。この撤去は以前から問題になっておりましたが、一日も早く撤去をすべきではないか、かように思うわけでありますが、お答えを願いたいと思います。 | ||
○宮井委員 同じく港湾局長にお尋ねするわけでございますが、港湾整備もさることながら、狭水道の整備ということでございます。カーフェリー、内航コンテナなど、内航海運の発達が将来見込まれておる現在、どうしても必要ではないか、かように思います。長期計画を策定して、この整備を検討する必要が...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、これは海上保安庁にお尋ねいたしますが、大型タンカーの狭水道航行、これは現在申し上げたとおり問題になっておりますが、東京湾入りが予定される二十五万トンタンカーの入港に際しまして、安全対策が欠けていないかということがいわれておるわけでございます。海上保安庁も、東京湾...全文を見る | ||
○宮井委員 これは関連して最後にお聞きするわけでございます。海上保安庁にお尋ねするわけでございますが、先月の二十四日、千葉県野島崎沖でマグロ漁船が沈没いたしております。この救難にも、米軍のC30機ですか、救命いかだを発見いたしまして、救助隊の二人がパラシュートでいかだに乗り移って...全文を見る | ||
04月06日 | 第63回国会 衆議院 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○宮井委員 建設委員会におきましてもたびたびこの問題が取り上げられまして審議されておると思いますが、また、現在まで三人の方がそれぞれ申されましたので重複を避けまして、あるいは念を押しておきたいという問題につきましては重ねてお聞きいたしたいと思います。 ルートの問題がただいまも...全文を見る |
○宮井委員 それではこの問題はそれ以上お聞きいたしません。 続いて、運輸大臣がいらっしゃっておりませんが、鉄道監督局長にお伺いいたします。運輸省におきましては、鉄道道路併用橋のとの工事着手を優先にしたいという考えでおられるように私は伺っておるわけでございますが、全国新幹線網と...全文を見る | ||
○宮井委員 それではさらに建設大臣にお伺いいたしますが、この公団の総裁、役員などの人事の点でございますが、その編成がもう始まっているのかどうか。総裁の候補には、三十人ぐらいがあがっておるとかいう話も私は伺っておるわけでございます。また役員人事をめぐりまして、建設、運輸両省の間にお...全文を見る | ||
○宮井委員 同じくお尋ねいたしますが、先ほどもちょっと出ておったと思いますが、三ルートの建設費総額は約八千億円とされておるようでございます。しかし、工事が長引いていくために、今後物価の値上げ、あるいは用地、材料費などによりまして建設費総額が相当アップされていくということでございま...全文を見る | ||
○宮井委員 同じく道路局長にお尋ねいたしますが、建設資金の構成は、国が一、地方公共団体が一、財政投融資が四、民間資金四となっておりますが、その資金コストにつきましてお伺いいたします。 この本四架橋は、鉄道と道路の併用橋の場合におきまして、道路部門と鉄道部門との資金コストは同じ...全文を見る | ||
○宮井委員 同じく社会資本の充実ということを考えてまいりますと、この本四架橋は、先ほどもお答えがありましたとおり、約一兆円に及ぶものでございまして、国家的な大事業である。そのように考えました場合に、全事業費のうちの一割程度が国の一般会計から出されるということになりますと、民間資金...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは建設大臣にお伺いしますが、資金構成が、地方公共団体一、民間資本の導入四、ただいま申し上げたとおりでございますが、非常に地元負担が大きい。その点、地方財政健全化の上から、自治省との問題が出てくると思いますが、そういった点で自治省との話し合いは十分ついておるのかど...全文を見る | ||
○宮井委員 この問題はその辺で終わります。 次に、本四連絡架橋は、一般国道として建設省が管理されることになっておりますが、将来、高速道路網の建設計画から考えまして、高速自動車国道とする必要があると思いますが、一般国道とした理由はどのようなところからそのようになっておるか、また...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、鉄道監督局長並びに道路局長にお尋ねします。 いままでの鉄道建設は、鉄建公団が国鉄に貸し付け、譲渡するという形をとってきたわけでありますが、このたびの本四架橋の場合は、架橋公団が有償利用という形で国鉄に利用させることになっております。この利用料につきましては検...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、鉄道監督局長にお伺いしますが、明石−鳴門、児島−坂出ルートの鉄道併用橋の鉄道の軌道は、在来線として工事を行なうのか新幹線として工事を行なっていくのか、その点と、また、将来全国高速貨物列車網の構想も国鉄は持っておりますが、その構想も工事内容として検討されておるかど...全文を見る | ||
○宮井委員 最後にもう一点だけ。それではただいま申し上げました点について、建設、運輸両大臣の基本計画が出された場合の意見交換及び調整はどのようにするのか、建設大臣にお伺いしまして、私の質問を終わります。 | ||
04月07日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第16号 議事録を見る | ○宮井委員 山村政務次官、たいへんごくろうさまでございました。 大任を果たされ、今日ただいま委員会で御報告を受けたわけでありますが、私も感慨無量でございまして、世界の新聞紙上におきましても、騎士道を唱えておりますフランスにおきましても、まことにノーブルな今回の処置であったと絶...全文を見る |
04月08日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第17号 議事録を見る | ○宮井委員 たいへん時間がなくなってまいりました。私、初めて大臣に質問いたしますが、今回の事件に際しましてはたいへん御苦労さまでございました。 私は、根本的なことをまず第一点お聞きいたします。 今回の事件あるいはこれからジャンボ時代、SST等、今後航空行政は急速に複雑かつ...全文を見る |
○宮井委員 それでは航空局長にお尋ねいたします。 東京条約の批准につきまして、運輸省内に、条約の趣旨は機内の一般犯罪の防止のためで、効果がないという考えがあると承っておるわけです。今度ICAOで今年中に採択しようといたしておりますハイジャッキング防止条約のほうを批准すべきであ...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいま航空局長から、両方を検討するというお話が出たわけですが、外務大臣は東京条約の批准を考えておられる。あるいは法務大臣は、航空機強奪処理法を単独立法として考えておられる。運輸省では、ハイジャッキング防止条約の批准を必要としておる。こういった関係で、国際条約と国内法...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、今度の事件で最も大きな問題になりましたのは、情報処理のことであったと思います。外務省、運輸省、警察、日航、それぞれの立場で情報入手していたために、一貫した処理が行なえなかったのではないかということでございまして、この情報処理は、今後あらゆる問題に対処するために重...全文を見る | ||
○宮井委員 それに関連いたしまして、通信関係の行政を運輸省の中に組み込むことが以前から考えられておったと思いますが、今後これを行なう考えはないか、これを。 | ||
○宮井委員 けっこうです。 そこで、あと先になりますが、今回の事件に関しまして、各省それぞれの見解、立場で解決に当たられたわけでありますが、今後の問題といたしまして、各省庁ともちろん密接な連絡をとられたわけでありますけれども、対策本部というものを設けてやっていくべきではないか...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは時間がありませんので、もっとお聞きしたいのですが、これで終わりたいと思います。 きのう山村政務次官にお伺いしましたが、機長が犯人を取り押えるといういわゆる警察権を与えるという問題に際しまして、アメリカ等におきましても、取り押えようとして副操縦士が射殺された...全文を見る | ||
○宮井委員 ありがとうございました。 | ||
○宮井委員 最初に、基本的なことにつきましてお伺いいたします。 東京都内のタクシーの一日の輸送量は二百五十万に達しておる。全地下鉄の輸送量に匹敵すると思います。大衆の足といたしまして、日常生活と密着した公共機関になっておる、このように思います。しかしながら、他の交通機関と比べ...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、東京におきましては、すでに三月一日から、乗車拒否をなくし、サービス改善、タクシー業界の体質改善という名のもとに、料金が値上げされております。値上げ分の五〇%は運転手の待遇改善のために回すといわれておりますが、その点、料金の値上げが待遇改善に結びついておるか、また...全文を見る | ||
○宮井委員 今回の登録制は、登録申請にあたりまして運転手自身が行なうということでございますが、会社に採用された証明書を必要とする。これでは事実上運転手を会社に縛りつけるものであり、一部の悪質運転手のために全員をブラックリストに載せるようなものである。憲法で保障されました職業選択の...全文を見る | ||
○宮井委員 さらに、この登録制に関連いたしましてお尋ねしたいことは、安全面のことでございます。なるほどサービスの面では強調されておりますが、最も大事なことは、目的地に乗客を安全に送り届けるということでございます。そういう観点から事故違反歴等にも目を配り、抜本的な事故対策を警察庁と...全文を見る | ||
○宮井委員 料金が値上げになりますと、乗車拒否はなくなるであろう、こういうことでございましたが、一向になくなっておらないような現状でございまして、その一つの理由としましては、需要に対する供給のアンバランス、すなわち、運転手不足といわれておりますが、運輸規則に基づく行政指導では、一...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、昭和三十三年にタクシーの具体的改善策といたしまして、東京都内の場合一日の走行キロを三百六十五キロと運輸省は定めておられますが、現在までそのまま据え置きされております。したがって、経営者はこの走行キロをノルマといたしまして、このノルマを基準とした賃金を採用している...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、ここで提案を申し上げたいことは、流し運転ということでございますが、わき見でありますとか追い越し運転になり、非常に事故が起きやすいわけでございます。このタクシーの流し営業を全面的に禁止して、常設のタクシー乗り場を設置し、さらに無線車を利用するようにしたほうがよいと...全文を見る | ||
○宮井委員 この臨時措置法案とは、あくまでも当分の間、暫定的にタクシーの運転者の登録を実施し、タクシー業務適正化事業の実施を促進するというように伺っております。具体的にいつまで適用されるのか。また、政令で指定地域と認めるところは東京、大阪である、このように思っておりますが、それ以...全文を見る | ||
○宮井委員 重ねてお尋ねいたしますが、近代化センターというのは、私はあくまでも永久的な措置であるというように思います。建物あるいは役員の方々がきまりましてできるわけでございますが、そうなりますと、一片の臨時措置法ではならない、このような感じがするわけでございますが、その点の御見解...全文を見る | ||
○宮井委員 さらにこの問題で、悪質運転手の追放、タクシー事業の抜本的改善策として、この近代化センターが昨年の十二月に発足したわけでございますが、私が聞くところによりますと、中身は業者団体と同じようなものだ、運輸業者の外郭団体ではないかというふうなうわさも聞くわけでございまして、タ...全文を見る | ||
○宮井委員 経営の合理化ということがいわれているわけでございますが、ほんとうにその会社が赤字なのかどうなのか、その点を実際当たっておられるかどうかということでございます。聞くところによりますと、これはうわさだけかもわかりませんが、書類に目を通すだけだということも伺っておるわけです...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、免許のことでありますが、現在の免許の許可はタクシーの場合におきましては二種免許になっております。これは運転技術の面だけでありまして、接客サービスの点が許可の基準に入っていない。したがって、乗客へのサービス改善を目ざすといたしますと、運転免許の基準の中に、技術面だ...全文を見る | ||
○宮井委員 次の問題に入るのでありますが、乗車拒否はなくさなければならない。これは当然なことであります。しかし、反面、乗車拒否のできる項目につきましても規定すべきではないかと思います。たとえば泥酔者でありますとか、これは家の前まで運転していきまして、さらに自分で肩にかついで家の中...全文を見る | ||
○宮井委員 大都会に夜はない、このようにいわれております。最近とみに、深夜の職業等もございまして、東京などにおきましては、深夜になるほど人の往来が多いというような現状でございますので、そういった深夜の輸送機関がますます必要になってくるわけでございます。現在の輸送体制というものは、...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは最後にお尋ねしたいことは、先日来東京陸運局におきましては、タクシーの乗り合いという面を検討されておるということでございます。料金等の問題で非常にむずかしいと思いますが、そこで、私が提案したいことは、乗り合いタクシーのようなものを考えてはどうか。現在のタクシーで...全文を見る | ||
○宮井委員 終わります。 | ||
04月24日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第20号 議事録を見る | ○宮井委員 新幹線ができますことはもちろん必要でありまして、全面的に反対ということではございません。しかし、慎重審議していかなくてはならない、こういう観点に立ちまして、若干の質疑を行ないたいと思います。 まず、提案者の自民党の方にお伺いしますが、鉄道建設審議会では、三月十一日...全文を見る |
○宮井委員 そこで、別表がございました当時には、どのようなルートで着工していくかというふうなこともほぼわかっておったわけでございますが、現在、そのルートの点につきましてどのようなところから取りかかっていくおつもりか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 私がお尋ねしたことは、きまっておりませんでも、おおよその腹案があるのではないか。鉄建審できめる場合におきましても、たたき台というものも要りますし、そういう観点でお尋ねしたわけでございますが、そういった点につきましては、当時、東北、上越北回り、第二東海道が優先的に扱われ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、鉄道監督局長にお尋ねいたしますが、私は、将来よほどの近距離でない限り航空機の使用が考えられていくと思いますが、しかし、輸送需要が非常に大きくなる路線におきましては鉄道を用いるようになる。そこに新幹線による高速鉄道網が必要になってくる、このように私は思うわけでご...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで再び戻りますが、この新幹線網の財源の件につきましては、ただいま久保委員のほうからいろいろと御質問がございましたので、重複しないためにその点は省きますが、財源の調達につきまして、田中幹事長が提唱いたしております自動車新税からという構想もあると当初伺っておったわけで...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいまのお話の中に、その他の方法ということを伺ったわけでございますが、その点どのようなものか、お答え願いたいと思います。 | ||
○宮井委員 この自動車の税金を自動車部門に当てはめるのはいいかどうかということがいま非常に議論されておるわけでございまして、全国自動車協議会ですか、等におきましても、自動車新税に対しては非常に反対しておるようでございます。したがって、納税者が納得しない、こういうふうなことがいま議...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、鉄道建設公団総裁にお尋ねしますが、現在、全国のローカル線の建設に取りかかっておられる、このように伺っておりますが、この点については採算がとれているのかどうか、この点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 そこで、私は、採算のとれるところもありますし、赤字線もあるというように考えておるわけでございますが、このローカル線の上に、全国新幹線網に取りかかっていく、こういうことにつきまして、工事進行に支障はないか、ローカル線を緩和して、新幹線に力を入れていく方針はないか、この点...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、国鉄総裁にお伺いしますが、一時東名高速道路ができましたときに、新幹線の乗客の伸びがストップいたしました。その後、万博も開会されまして、一時的な現象であったと思われますが、今後の問題といたしまして、自動車輸送がいいのか、鉄道部門がいいのか、この点が議論になってきて...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、同じく総裁にお尋ねしますが、世界鉄道首脳者会議におきまして、時速五百キロで走るリニアモーターの超特急を計画されておる、このように話をされたことを伺いました。これは東京からどの方面へ走らすという計画であるかどうか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 それでは他の線におきましてもこれを使用するという考えはおありかどうか、その点をお尋ねします。 | ||
○宮井委員 そこで、細田さんにお伺いしますが、ルートの点につきましては、先ほどのお答えでもよくわかったわけでございますけれども、さらに大事なことは、新東京国際空港がいま問題になっておりまして、東京都心から約六十キロを結ぶ新幹線というものが考えられておりまして、自民党案にも出てきて...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、町田局長にお尋ねしますが、運輸政策懇談会総合部会におきましては、航空業界十五年後の見通しといたしまして、国内路線網は全国主要都市をそれぞれ一、二時間で結ぶようにするという計画を立てておられるようでございます。やがて滑走路が少なくて済む垂直離着陸、すなわちVTOL...全文を見る | ||
○宮井委員 同じくお尋ねしますが、現在の交通行政は、鉄道、港湾は運輸省、そして道路は建設省と、このように分かれまして、その点、有機的な連携がとれていない向きがあると考えるわけでございまして、そこで、地域によりましては、道路と鉄道と両方に投資いたしまして、二重投資的な傾向になりがち...全文を見る | ||
○宮井委員 同じくお尋ねしますが、この全国新幹線網は、年間一兆円近くも予算が要りますばく大なものでございますが、今後全国的に広げていくとなりますと、もちろん採算のとれるところへは幾ら投資してもこれはけっこうであると思います。東海道新幹線が非常に多額な予算でなされまして、今日これだ...全文を見る | ||
○宮井委員 最後に、国鉄総裁にひとつ、これは新幹線に関連いたしましてお尋ね並びに要望をお願いしたいと思いますが、これは山陽新幹線のことでございます。これが路線の変更につきまして、広島県佐伯郡大野町というところがございます。そのおもな内容としましては、山陽新幹線の国鉄案に基づく大野...全文を見る | ||
○宮井委員 もう一つだけつけ加えさせていただいてお尋ねしますが、できない条件をもう一度お伺いします。 | ||
○宮井委員 終わります。 | ||
04月28日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会 第22号 議事録を見る | ○宮井委員 最初に、ごく常識的なことをお伺いいたします。 これは起きてはならないことでございますが、第二のハイジャックが起きたといたしまして、最良の方法は何であるかという点につきましてお伺いしたいと思います。 |
○宮井委員 あの事件の際におきましてよく言われたことでございますが、目的地に飛ばすよりほかに選択の余地がなかったということが多くの人から語られたわけでございます。欧米諸国等におきましても、そういったことが通例である。そこに政治価値を混入させるという点で事件を混乱させる、こういう考...全文を見る | ||
○宮井委員 先ほどの局長のお話の中に、防止対策委員会というのがあるように伺っておりますが、これはそういったハイジャックの防止をするためにキーロックをいたしますとか、いろんなそういう対策だけを検討するのか、それとも事件が起きた場合にどう対処するかという点も検討するのか、この点をお伺...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、先ほども少し話に出しましたが、こういったハイジャックの事件に対しましては、アメリカ等においては航空会社先導型である。航空会社がまず優先権をもってこれを処理していくということになっておるようでございますが、この点についての見解はいかがでしょう。 | ||
○宮井委員 そこで、ハイジャック防止のために、空港カウンター等におきましてチェックする、すなわち、犯罪心理学を応用いたしまして、航空券を購入する際に注意人物であるかどうかを見きわめる、このような方式については行政指導されておるかどうか、この点をお聞きします。 | ||
○宮井委員 そこで、乗っ取りの最大の解決策は事前の処置である、これは同感でございます。それには、ただいまお話がございました、機内に持ち込まれる手荷物や携行品のチェックを厳重にする必要がある。これは現行法でも十分まかなえるということで、今回の改正案には盛り込んでおられないわけでござ...全文を見る | ||
○宮井委員 東京条約におきましては、ハイジャック防止という点にはあまりつながらないということは、先ほど政務次官も認められたわけでございますが、ICAO、国際民間航空機関はハイジャック防止条約を作成中でありまして、この十二月にオランダのハーグにおきまして条約が採択される見込みである...全文を見る | ||
○宮井委員 東京条約の批准のためにでございますと、国際線にのみ機長の権限を付与したらいいのではないか、このように考えるわけでございますが、それを国内線にも機長の権限を与えたのはどういう理由か、この点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 さらに、この航空法改正の第一項におきましては、拘束、降機という点は規定いたしておりますが、拘束者の引き渡しについてこの国内法に規定しなかった。この点を御説明願いたいと思います。 | ||
○宮井委員 それでは、最後に二点一緒にお伺いします。 機長に警察権を与えるという議論がなされておりましたが、今回の法改正に織り込まれていない。こういう点と、それから運輸大臣も考えておられたと思いますが、保安官添乗について、これの実現の見通しはどうか、この点をお伺いしまして、終...全文を見る | ||
○宮井委員 以上で終わります。 ————◇————— | ||
07月10日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会海運に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○宮井小委員 それでは、大臣の時間の都合もありますので、後の質問者の方と半分しまして、大臣の質問だけ最初にやらしていただきたいと思います。後におきまして船舶局長に、海運問題小委員会でございますが、最近の大型鉱石船の海難事故にしぼりまして、それと関連いたしましたことをおもに質問をい...全文を見る |
○宮井小委員 それでは、こまかい許可にあたっての条件等、いま大臣からもお話出ましたが、それは後ほど局長からお伺いすることにいたしまして、私は、この種の事故が起きた場合に、ほんとうにだれが責任を持つのかということが疑問になるわけでございまして、後ほどもお伺いしますが、百万トンタンカ...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは次に、この四カ月間におきまして、船舶局長その他運輸当局の方々、また日本海事協会の幹部の方々、非常に努力をされまして原因究明に当たっておられたわけでございますが、こういった幹部の方々が最近次々と辞任されまして、そして船舶局長等も交代をされた。こういうことをされ...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは、先ほども少し申し上げましたが、この百万トンタンカーにつきまして、建造を運輸大臣は諮問をされております。これは海運業界が競争といいますか、世界的な情勢という面でこれを計画されておるのか、あるいはますます多量輸送の必要がある、こういう観点からその百万トンタンカ...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは、具体的なこまかい点につきましては、もう一度後ほど局長にお伺いいたしますが、いまもお話しございましたように、私たち百万トンと一口で言いますが、喫水線の問題など想像できないくらいのものでありまして、いまもお話のあったような入港の問題、それから特にここでお答えで...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは先ほどに引き続きまして、まず最初に、先ほどの大臣のお話にも出てまいりましたが、この四十七万トンタンカーを許可されましたときに付帯条件をつけておる。条件付で石川島播磨重工に許可したということになっておるわけですが、その条件というのはどのような内容のものであるか...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは、それに関連いたしましてちょっとお伺いいたしますが、完成後にはペルンア湾と鹿児島を結ぶ——これは日石クループのCTS、原油中継基地をピストン就航するということでございますが、ここだけなのか、それとも他の基地等も考えられるか、その場合、どの辺に当たるかというこ...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは、ただ一隻のみが許可されたのか、それとも今後次の段階を考えられておるか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井小委員 それでは、先ほどの大臣への質問とちょっと重複いたしますが、この大型タンカーの建造は、さきのぼりばあ丸をつくりました石川島播磨造船でございます。同船の沈没原因はいまだ決定的に解明されておらない。先ほどもお話ししたとおりでございますが、そういう状況の中にありまして、この...全文を見る | ||
○宮井小委員 それに関連いたしまして、一方ではこういう意見もあるわけでございます。確実に利益を確保できる二十万または二十五万トンタンカーの建造にいま力を入れていくべきではないか、専念すべきではないか、建造コストが予測難であり、わからないという点から、はたして利益があるかどうかも詳...全文を見る | ||
○宮井小委員 先月の二十二日に大型専用船海難特別調査委員会の中間報告が発表されておるようでございますが、その報告内容をお聞かせ願いたいと思います。 | ||
○宮井小委員 ただいまお伺いしてわかりましたが、全体的に見まして、海象、気象、運航問題等がクローズアップされまして、私の感じといたしましては、船体構造という問題が薄らいでおるのじゃないか、このように思うわけでございます。きょうの新聞等を見ましても、大型専用船海難特別調査委員会の調...全文を見る | ||
○宮井小委員 時間があまりございませんのであれでございますが、次に私が質問したいと思っていたことなんですが、ただいま少しお話が出ましたけれども、かりふおるにあ丸と同型の鉱石船六十九隻の総点検が二月より行なわれておる。その結果がどうなっておるか。それからまた、続いて行なわれました二...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは次にお伺いしたいことは——時間がございませんので、もっとあるのですが、これで最後にいたします。 かりふおるにあ丸と同型船で、七月から、先ほどもお話が出ました実船計測により、波浪が船体に与える影響、こういう検査を行なう予定であると伺っておるわけでございます...全文を見る | ||
08月10日 | 第63回国会 衆議院 運輸委員会海運に関する小委員会 第2号 議事録を見る | ○宮井小委員 前回の小委員会におきましては、百万トンタンカーの諮問あるいは四十七万トンタンカーの建造という、引き続いての大型船に対する安全性の強化ということをいろいろ審議、また要望いたしたわけでございますが、今回は、運輸省大型専用船海難特別調査委員会の中間報告が出ましたので、これ...全文を見る |
○宮井小委員 この報告書の中でも、海難事故防止のため、船舶、その運航、気象、海象、すべての分野で関係者が謙虚に科学的に安全サイドへの努力を一段と強化することが望ましい、このように結論が結ばれておるわけでございますが、ただいまも少しお話がございましたが、非常に結論が抽象的でございま...全文を見る | ||
○宮井小委員 さらに報告の別途資料によりますと、かりふおるにあ丸は、まず航行船舶の航跡図で見ますと、他のほとんどの船が夏季帯域を通っておるのに、荒天の冬季帯域をまっすぐこの船は突き進んでおる。また、それも偶然とはいえ、波浪図を見ますと、波の高いところばかり通っておるようになってお...全文を見る | ||
○宮井小委員 ひとつお断わりしておきますが、運航上のミスじゃないかと私が言いましたのは、その資料を見ている限りにおいてはそのようにとれる、このように言いましたので、誤解のないようにしていただきたいと思います。 そこで、「船体状況」の中で、主要構造部材の寸法は構造基準に適合して...全文を見る | ||
○宮井小委員 そこで、先ほども少し述べましたが、この委員会というのは、気象・海象と運航と船体の三部会を設けて実質的な調査の段取りを進めることにした、このようにありますが、中間報告を見ますと、何か三部会から出た事項をそのまま発表しているような感じがするわけです。もちろん今後の対策と...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは、その点におきまして、来年の四月をめどに最終的にその判断を下す、何らかの委員会の結論がここで出るかどうか、はっきりお答えをいただきたいと思います。 | ||
○宮井小委員 次に、新聞などによりますと、船体部会と本委員筋においては非常に見解の相違があった、そのために結論が一カ月以上もかかって意見の調整にたいへん難航した、このように出ておりますが、その点どのように相違しておったのか、この点をお伺いします。 | ||
○宮井小委員 そこで、船体部会では、船体構造上に問題がない、こういう意見が出ていると聞いておるわけですが、海難事故というものは、実際に波と船体との関係で船が沈没しておる。これはもう何回も言われておることで、当然のことであると思うのですが、どのような裏づけで船体構造上に問題がないと...全文を見る | ||
○宮井小委員 いま申し上げましたこととは逆に、今度はさきの六月二十二日の中間報告の発表のあった際に、ある船体部門の専門委員の方は、大型船は横方向の強度に問題があり、三角波などの異常衝撃に弱いのではないか、こういう推論をしておると伺っておるわけであります。しかし、今回の報告では、船...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは次に、この大型専用船調査の範囲につきましては、かりふおるにあ丸にまず限定して、必要な限りにおいて他の調査も行なう、このようなことが確認されておるわけですが、先に沈没いたしましたぼりばあ丸につきましては調査対象に出ておるか、他の調査とはどういうものが考えられる...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは次に、少し技術的なことになりますが、このかりふおるにあ丸の遭難前に発見された損傷は、本社あての打電によりまして、船首楼付近に損傷があった、このように確認されておりますが、船首楼に損傷があった場合において、他に損傷があったと見るのが妥当かどうか、この点をお伺い...全文を見る | ||
○宮井小委員 その点は今後の調査委員会におきましては——数々の不明の点がたくさんございます。もちろんこれは調査した結果によって出てきたことでありまして、中間報告ですから、最終結論ではないためにいたしかたないと思いますが、その点をひとつ真剣に取り組んでいただいて、その一つ一つの問題...全文を見る | ||
○宮井小委員 それでは最後に、調査特別委員会におきましては、三部門の出てきましたいろいろの調査結果というものを列挙するのではなくして、最初にも申し上げましたが、総合的な委員会を何回も繰り返して、かりふおるにあ丸についての結論を一日も早く出してもらいたいということを要望いたします。...全文を見る | ||
12月09日 | 第64回国会 衆議院 運輸委員会 第4号 議事録を見る | ○宮井委員 数日間にわたりまして、海洋汚染防止法案に関し、いろいろと同僚議員から真剣な質疑が行なわれてきたわけでございますが、私はこの質問をするにあたりまして、国会の閉会中、瀬戸内海の汚染状況を調査いたしました際に、われわれの調査船のまわりに漁師の方々が船で集まってまいりまして、...全文を見る |
○宮井委員 そこで、いま写真で見ていただいたとおり、あるいはメタンガスが発生し、あるいは水の中はあめ色で三十センチ向こうも見えない。あるいは生体実験をいたしますと、ハマチなどはその水によりまして四、五分で死にました。いろいろな状況で、このままでいきますと瀬戸内海は完全に死滅する、...全文を見る | ||
○宮井委員 その問題を長くやっておりますと時間がございません。また、私に与えられた時間はわずか四十分でございますので、この間に海洋汚染の問題を討議せねばならないということでございます。私も質問は簡潔にお尋ねいたしますから、御答弁のほうもできるだけ簡潔にお願いをいたしたいと思います...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、具体的に海上を監視する場合は、どういう方法をとられますか。 | ||
○宮井委員 ただいま船の話が出ましたが、私の聞くところによりますと、船の監視ではどうしようもないということでございます。と申しますのは、あそこで巡視しているぞ、巡視船が見えておりましたら、一般の船は不法投棄はしないのでございます。したがって、船の監視というものは非常に効力を発しな...全文を見る | ||
○宮井委員 飛行機の話が出ました。後ほどお聞きしますが、船は抑止力がある、防止するために、検挙というよりも、一歩手前でそのような不法投棄をしないという押えがきくと申されましたが、それに見合うだけの船は、具体的に言いまして、第三管区海上保安部にそれだけの十分な船がございますか。 | ||
○宮井委員 満足なお答えをいただいておりませんが、あまり時間がございませんので、それでは飛行機のほうに移ります。 飛行機といいましても、私の知っている範囲では、船を観測、識別するのには非常に低空飛行せねばならぬ、こういうふうなことで非常な危険な行為が伴う。したがって、ヘリコプ...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、ヘリコプターが効果的であるというふうにお答えになりましたので、この第三管区においてヘリコプターは何機あるか、お知らせ願いたいと思います。 | ||
○宮井委員 合計何機ですか。 | ||
○宮井委員 この二機で、実際に海上汚染を監視するだけの、見合うだけのものがあると確信をお持ちですか。 | ||
○宮井委員 私は、なぜこんなにくどくど聞くかといいますと、何も海上保安庁を責めるとか、そういう意味ではないわけで、実際に私は監視に当たってもらいたい。海上保安庁は非常にたいへんな仕事であります。少ない人員の中でやっておるということは十分知っておりますが、これだけのものはぜひ必要な...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、重ねてお尋ねしますが、先日から公害班というものの話が出ておりましたが、何人の要員で、勤務体制はどうなっておりますか。 | ||
○宮井委員 そこで、その点をしっかり充実さしてもらいたいと思いますが、一斉取り締まりのことは、わが党の松本議員からも詳しい数字等も出ましたが、検挙された船の数が新聞にも出ておりましたが、その際は、取り締まるぞ、取り締まるぞということを発表しておいてすら、これだけの状態でございます...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは次の問題に移りますが、厚生省、来ましたか。−厚生省がまだ参ってないようでございますので、次に進みます。 第三十四条では、たびたび問題が出ておりますが、自家用廃油処理施設についての規定を設けています。石油業者は専用埠頭を持っているのでありますから、そのような...全文を見る | ||
○宮井委員 罰則のことを私は聞いているんじゃないのです。義務づけるべきではないか、こうお尋ねしているんですが、いかがですか。 | ||
○宮井委員 それでは次にお尋ねしますが、運輸省の原案では、港湾管理者に廃油処理施設を計画的に整備させるとともに、一定規模以上の石油精製業者、造船業者などに廃油処理施設を整備させるものとする、こうなっていたというんですが、間違いありませんか。 | ||
○宮井委員 それでは、それはそれとしまして、廃油処理施設を必要であると考えておるのか、それともこれ以上必要でない、計画以上のものは必要でないと考えておるのか、どちらですか。 | ||
○宮井委員 それでは、いま間に合うというお話でございました。港湾局長も午前中加藤委員に答えて、三十七カ所の施設でも網羅することができる、間に合う、このようなことばが再三出ておりますが、各主要港における廃油総量の予測と、それに見合う処理能力があるか、その点を具体的に数字で示してもら...全文を見る | ||
○宮井委員 わかる範囲で示してください。三十四港ですか、それでけっこうです。 | ||
○宮井委員 とにかく、間に合うといいましても、廃油総量とその処理能力というものがはっきりいたしませんと、間に合うかどうかということは言い切れないわけでございまして、もっとその点はこまかくひとつ計算をしてもらいたい。それで、午前中官房長が、命令と勧告では命令のほうがきびしい、しかし...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、もしやらない人が出てきたらどうしますか。 | ||
○宮井委員 私は、さらにその点が納得いかないのですが、そういうモラル的な問題で自主的にやらすというのか、そこを明確にうたっておく必要がある、このように思うわけです。まあ石油業者などは、海の汚染を防止するという国民の公共的な立場に立ちまして、当然廃油処理施設を設けるべきだ、そのため...全文を見る | ||
○宮井委員 そういう議論をしておりますと時間がありませんので、次に移ります。 先ほどの海洋汚染防止法の第十条第二項第三号に関係いたしましてお尋ねをいたしたいと思いますが、廃棄物処理法案第五条第三項、「市町村が行なうべき一般廃棄物の収集、運搬及び処分に関する基準並びに市町村が一...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、屎尿投棄の場合はどうですか。 | ||
○宮井委員 それでは、その件で東京湾はどうする、瀬戸内海はどうする、伊勢湾はどうするという具体的な計画はありますか。 | ||
○宮井委員 私のお尋ねしているのは、禁止区域外の投棄のことです。それでそのことは厚生省が所轄ですから、その点をお尋ねしておる。 | ||
○宮井委員 外です。内は絶対禁止されておるのです。もちろん当然です。内なんかに流したらたいへんですよ。不法投棄ですよ。 | ||
○宮井委員 それでは、それはこれからつくる、現在その原案を作成しているのであって、具体的にはまだきまってない、こういうのですね。 | ||
○宮井委員 それではいま検討中、このように了解しておきます。 そこで、具体的なお話が出ないので私のほうから申し上げます。清掃法施行令第三条、これには「投棄禁止海域」として「法第十一条第三号に規定する海域は、別表のとおりとする。」とある。そこで、別表においては東京湾あるいは伊勢...全文を見る | ||
○宮井委員 汚染防止法のほうできめるといいましても、この清掃法の関係で厚生省の所轄ではないのですか。あなたのほうがそれをきめて海上保安庁は協力してそれを監視する、こういうことじゃないですか。 | ||
○宮井委員 それでは、時間がありませんので一歩進めまして聞きますが、昭和三十二年に、清掃法施行規則の中の別表にあります投棄禁止区域が適用されておりますが、投棄禁止区域の内外にわたって、海流調査をやったことがありますか。 | ||
○宮井委員 直後にやったんですか。もう一度聞きます。その以前はどうですか。 | ||
○宮井委員 やったのなら、その具体的な、どういう方法でどういうふうにやったか教えていただきたいと思います。 | ||
○宮井委員 それでは伺いますが、これは春夏秋冬、四季によって海流の変化があるだけではなく、海は生きておるわけでございまして、全体的に大きく海流が変化しておる。こういう状況でありますし、まして瀬戸内海というふうなところにおきましては、海流が全然変わらない。そういったところにおいては...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、これからそれをやるお考えはありますか。 | ||
○宮井委員 それでは、運輸省のほうではその点どうですか。 | ||
○宮井委員 その点を、きちっとこれから調査をしてもらいたい。 実は、時間がないから最後にしますが、瀬戸内海の屎尿投棄船も見てまいりました。現場において実際見まして、その処理段階において酸化第一鉄というふうなものがまざって、それが魚に害を与えてそうして死滅していく、あるいは瀬戸...全文を見る | ||
12月16日 | 第64回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○宮井委員 ただいままで諸先輩の非常に真剣な討議がなされ、また、いま委員長みずから質問するという非常に真剣な委員会でございまして、私は今回初めてこちらの当委員会に所属いたしまして、きょう初めて質問をいたします。以前からの審議の経過あるいはそういった不備の点、重複する点もあると思い...全文を見る |
○宮井委員 各省の、それをおわかりの方ございませんか。 | ||
○宮井委員 それぞれ、建設省は二千九百万台——最初は二千六百万台、これを二千九百万台、あるいは運輸省は、私は三千三百万台と聞いておったのですが、現在は三千万台、通産省は三千百三十五万台、このように数字が違うのですが、なぜこのように数字が違うのですか。 | ||
○宮井委員 私がなぜこういうことを聞くかといいますと、山中長官が来られておれば聞きますけれども、きょうは来られていないので、総理府の方にお答え願いたいのですが、この自動車保有台数ということについて、政府としてはこのぐらいだという一本にまとまったものをきめるべきではないか、こう思う...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、それを基本的に進めてもらいたいとともに、自動車保有台数が、過去昭和三十四年からずっと、平均一八%ずつくらい伸びてきておるわけでございます。四十五年三月現在で千六百五十三万台に達しております。それにつれて死者の指数というものは——死者そのものは保有台数の伸びほ...全文を見る | ||
○宮井委員 そう大きく開きはないと言われますが、大体二百万台ふえましても——そのこまかい議論は私いまはいたしませんけれども、二百万台ふえまして、私の計算では千人の方がなくなる。一万人の死者数の比率からいきますと、そういうことになりますので言ったわけでございまして、その答えはけっこ...全文を見る | ||
○宮井委員 いまのお話にも私はだいぶん異論があるのですけれども、どこの世界でもそういう抑制策はないと言われましたが、諸外国、特にアメリカと日本などというものは国土が違うわけです。アメリカは非常に広い国土の中で、自動車というものを、まだまだその土地に対して、それだけの保有量を持つだ...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、まだ建設省のほうにも具体的に聞きたいことがあったのですが、次に回しまして、同じくこれは警察庁と建設省の方にお伺いしますが、一九六五年のイスラエルのテルアビブの国際公共交通会議で、デンマークのニールセンという方は、過去十年間の西ヨーロッパやアメリカの経験をまと...全文を見る | ||
○宮井委員 安全施設ということに力を入れると言われておりますので、その点を強力に推進してもらいたい。特に歩道ですね。歩行者の事故については、もちろん信号機もありますけれども、歩道の点に力を入れてもらいたい。あるアメリカの調査団が以前参りまして、ラルフ・ワトキンスという方です。この...全文を見る | ||
○宮井委員 半減するということを約束されたわけですから、私はそれをほんとうに見守っておりますから、これは絶対実現してもらいたい。もちろん一人でも死傷者を出してはならぬのですが、半減させてもらいたい、こう思います。 時間もあまりありませんが、地方部においては、歩道は三〇%しか目...全文を見る | ||
○宮井委員 先ほどの信号機と警察の——建設省やる御意思はないかという、あれはお答えいただきましたかね。 | ||
○宮井委員 時間が来ましたから、もっとお聞きしたいことがあるのですが、最後にそれでは運輸省にお伺いします。 現在のメーカーというのは、いままで車のスピードというもの、それからスタイル、そういうものでどんどんみんなに購買心をつけて売ってきたということで、最近軽自動車なんか八十キ...全文を見る |