宮井泰良
みやいやすよし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月17日 | 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○宮井委員 過去五年間、この法に基づきまして踏切の整備事業を行なってきたわけでございますが、その経過について、まず最初にお尋ねをいたします。 この五年間でどれだけの踏切が整備され、各年度の事故件数はどの程度減少したか。この法律ができましても、事故の件数が減らなければ何もならな...全文を見る |
○宮井委員 ただいまの報告では、だんだん事故が減少してきたわけですけれども、四十二年、四十三年と減少しまして、今度また事故がふえてきておる。これは、いまトラックの無謀運転という話がありましたけれども、どうしてこれだけまた事故がふえてきたのかということを、ただ無謀運転ということでト...全文を見る | ||
○宮井委員 列車回数が多くなったということでございますが、それでは列車のほうの責任で起きた事故というものも相当あると思うのです。たとえば踏切警手が間違って上げたとかあるいは運転士が居眠りをしておって駅を通過して、踏切警手は間違っていなかったけれどもそれが事故につながった、こういう...全文を見る | ||
○宮井委員 大臣、いまお聞きのとおり、このように事故がどんどんふえてきたわけであります。無謀運転もあるしあるいは列車のほうの責任もある。そういうことで、この今回の法案で来年、再来年と事故を絶滅していくのだ、またできるのだという大臣の確たる確信というか、この裏づけというものを聞いて...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、それでは大臣からそれだけの話がありましたので、ひとつしっかりやっていただきたいということと、国鉄の踏切事故は、四十三年に千九百六十八件、四十四年には二千百六十九件とこのいただきました資料には出ております。前年度より二百一件増加しておるということでありますが、こ...全文を見る | ||
○宮井委員 まあトラックのほうの直前横断で、それをなくすということでございますが、後ほど聞こうと思っておったのですけれども、たとえば警報機つきの信号ですと、いわゆる警報がちんちんちんと鳴っておりまして、しかしずっと向こうから、汽車がまだはるかに遠いところから鳴り出す。そうしますと...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、結論としてはそういうことも必要ですが、結局無謀運転による事故、この対策、第三種踏切の事故が多いわけでありますが、この事故に対してどのようにこれから取り組んでいかれるか。事故防止総合対策という中にもございますが、簡単に説明を願いたいと思います。 | ||
○宮井委員 そこで、その計画で進めてもらいたいわけでありますけれども、年々自動車の保有台数というものは伸びてくるわけでございまして、昭和五十年までに三千五百万台。これも各省によって違うわけですね。経企庁やあるいは運輸省それぞれ二千九百万台とか、これ自体が私、問題であると思うのです...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、次の問題になりますが、こ の踏切の保安設備というものに対して地方公共団体の負担というものが非常に重過ぎるわけなんですね。国が補助をしておりますけれども、踏切をつけたいと思っても、それだけの財政がないということでつけられないというふうな現状が、また後ほど詳し...全文を見る | ||
○宮井委員 これは、もちろん法律できめられたことはそうでございますけれども、全国的によく例があると思うのですが、踏切で何人かの人が犠牲になる、子供さんやまた横断している人かはねられて犠牲になる、それで住民が踏切を改良してくれとどんどん声が出るわけですね。要望しますけれども、なかな...全文を見る | ||
○宮井委員 大臣、いまお聞きのように、法的にここは整備しなくてもいいというようなところでも何人か人が犠牲になる、子供さんがはねられるというふうなことがありまして、どんどん市から要望がくる。だけれどもこの踏切ができない、その間にまた事故が起きるというふうなことがあります。そういうふ...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、ひとつ積極的にやってもらいたいということを要望いたします。 同じような問題になりますけれども、特に小学校、中学校の学校のある付近の踏切であります。私もよく耳にするのですが、おかあさん方は、いつも子供がその踏切を通ってくるということで、毎日夕方まで非常に心...全文を見る | ||
○宮井委員 実施をされておるということでありますけれども、私は三年に一回ではおそいんじゃないか。最近の過密化現象あるいは車の伸びぐあい、そういった都市の構造というものは急激に赤化しておるということでありますので、三年に一回ではどうかということを考えるわけでありますが、毎年調査する...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは次に移りますが、もちろん先ほど申し上げましたように第一種踏切にする、また将来は立体交差の踏切にする、これが理想的であるわけですが、それまでの措置として、手動の踏切と自動の踏切というのがあるわけですけれども、聞くところによりますと、やはり機械のほうが正確であると...全文を見る | ||
○宮井委員 ちょっとわかりにくかったのですが、その点はっきりしてください。 | ||
○宮井委員 それで実態はわかりましたけれども、それを自動に切りかえていく方向にあるのですか。それはどうですか。 | ||
○宮井委員 それでは、いつごろまでにこの一六%というものが自動に切りかわるか、その見通しはどうですか。 | ||
○宮井委員 それでは、いつごろまでということをやはりきめておきませんと、将来の計画というものがないと行き当たりばったりになるわけですね、できればやるし、できなければいつまででもということで。この踏切道改良の法案にしましても、五年、五年と、きのうもいろいろ論議されましたけれども、何...全文を見る | ||
○宮井委員 大臣、いま聞かれたように、この法案に対して予算がそのようにもの足りないものではなくして、きちっとできるように——この小さい問題、手動を自動に切りかえるだけでもいつになるかわからないということでありますので、その点取り組んでもらいたいと思いますが、いかがですか。 | ||
○宮井委員 そこで、次にこまかい問題ですけれども、先ほど踏切の構造ということを私はお尋ねしたのですが、それに関連しまして、踏切の保安設備で、ただ単に遮断機に竹のさおをおろすというふうな簡単なものでいいのかということです。人間の心理というものを研究しての設備というものを考えなければ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで次に、都道府県踏切道改善促進協議会というものかあります。これで、踏切道の統廃合あるいは改善促進を行なっていくということになっておりますが、私は先ほども申し上げましたように、住民の声、子供さんを持った母親の声とか、そういうものが十分こういった協議会に反映していかね...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、いま知事とかいろいろな人が出ましたけれども、直接住民と対話をしてキャッチする人はどなたですか。 | ||
○宮井委員 それでは、たくさん聞くことがあるのですが、最後に、この法案がいままでと同じように、五年間ただ延長するということでは私はいかぬと思うのです。それで、この延長計画によってほとんど踏切事故がなくなっていくと期待してもいいか。もし期待ができないとするならば、事故絶滅までにはど...全文を見る | ||
○宮井委員 では終わります。 | ||
02月19日 | 第65回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、先ほどからも議題にのぼっておりますが、近年交通事故が年々急増しておるということにつきまして、欠陥ドライバー、そういったところにしぼりましてお尋ねをいたしたいと思います。 その前に最初に、ことしに入りましてから、全国の交通事故死者は、昨年の時点よりももうすでに...全文を見る |
○宮井委員 せっかくの総務長官のお答えでございましたので、重ねてお伺いします。もちろん交通安全施設その他の整備、これはもうもっともでございます。いままでおくれておったわけですから、これから取り戻していかなければならない道路整備、また警察庁の交通管制システム、これが先ほどからも議題...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、先ほども申し上げましたが、ことしも史上最高になっておるということでで、政府の交通安全対策の実効というものがあがっていないんじゃないか、私はこう思うのですが、本年末あるいは来年に至って、ほんとうに実績が必ずあがるということをはっきりと言い切れるかどうか、その点を...全文を見る | ||
○宮井委員 その議論はその辺までにいたしまして、具体的にお伺いしますが、公明新聞二月十七日号に「千葉県市原市の交通刑務所をたずねて」という記事が出ております。この交通刑務所に、三十八年以来今日までやっかいになったといいますか、そういう人が延べ約三千人。過失内容は酒酔い運転、前方不...全文を見る | ||
○宮井委員 それではまあ数が減っておると見ていいと思いますが、この酒酔い運転というのが非常に多いわけでありまして、私も、せんだってこの交通安全対策委員会の視察で、新宿の酒酔い運転の取り締まりのところを見せていただきましたが、見ておりますと非常に罪の意識がない。非常にりっぱなスポー...全文を見る | ||
○宮井委員 その点をひとつ具体的に、どういう書物を通じたり、どういう教育の場でやっておるということをお尋ねします。 | ||
○宮井委員 そこで、ひとつしっかり教育をしてもらいたいということを要望いたしまして、次に、同刑務所におきまして、受刑者を対象に、ドライバー適性検査を行なっておるわけでありますが、昨年六月、受刑者三百二十四人に対して行なった検査では、合格者が四三%、要注意者が三十八%、不合格者が一...全文を見る | ||
○宮井委員 このような不合格者が一九%もいる。このような者がどんどん免許証を取って運転してきておったということ自体、私はこれは問題だと思うのですね。だれでも免許証が取れるというふうな、そういうシステム自体が事故を多くしておる。このような実態ははっきりとまた後ほどでも申し上げますが...全文を見る | ||
○宮井委員 詳しい御説明でありましたのであれですが、さらに同じ問題ですけれども、適性の不合格の人に、あなた、よく免許が取れましたねと、このように聞きますと、なに、七、八回受ければだれでも取れますよと、こう言ったというのですね。七、八回受ければばかでもちょんでも取れますよ、こういう...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、くどいようですが、国語のテストですね、この人たちに国語のテストをやると、何回やっても、ゼロ、知能テストでは普通以上は半分以下の四三%、それで、また二度と運転しないという反省組が四五%しかいない。これは人権問題やいろいろな問題がありますからむずかしい問題でありま...全文を見る | ||
○宮井委員 総務長官、ただいまの話で大体あれですが、こういった不適格者に対して、ここの交通刑務所の約六割おるこういった人々に対して、検討をしていただいて、そうして十分な処置をとっていただく、また、打たねばならない、かように思うわけですが、御見解をお伺いします。 | ||
○宮井委員 この所の人たちも、私どもとしては服役中に安全運転を徹底的にたたき込んでおるけれども、再免許を取ればどうにも拘束できないというようなことも言われております。そこで、そういった交通刑務所内の人々だけではなくして、現行の免許制度の問題については、再三検討されておると思います...全文を見る | ||
○宮井委員 問題があと先になるかもわかりませんが、また先ほども局長からちょっと話がありましたが、この人がドライバーとして適性を欠いているかどうかということを厳密にチェックする方法、これがいわゆる欠陥ドライバーであるという定義ですね。こういうものはできておるのですか。 | ||
○宮井委員 それでは総務長官にお伺いします。いま話がありましたようにむずかしい問題と思いますが、何か判断になるような基準を早急に——いま言うたように、事故をたびたび起こした者が欠陥者だといえば、事故が起きてしまってからのことでございますので、その点を検討して、早急にきめてもらいた...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、参考のために一点だけ法務省に聞きますが、市原の交通刑務所は、夏になりますと収容者が急激にふえるというのです。冬は少ないそうです。ところが事故を見ますと、夏のほうがやや多いですけれどもあまり変わりないのですね。そうしますと、これははっきりしたあれじゃないですけ...全文を見る | ||
○宮井委員 まあ、これは私はこれ以上は言いません。しっかりひとつその点も十分見ていただきたいということで、最後に、時間が参りましたのので一言だけ……。 今回道公法の改正が新しく予定されておりまして、新聞で私あれしましたが、歩行者保護の観点から罰則を拡大していく、これはなかなか...全文を見る | ||
03月12日 | 第65回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○宮井委員 それでは、私からはたいへん初歩的な質問でまことに申しわけありませんが、最初に尾崎先生には、先ほどの自動車の運転席を低くするということ、まことにこれは私も共感いたしました。その際に、トラックの事故で、子供さんの事故は大型トラックがバックをしているときに起きる事故が多いと...全文を見る |
○宮井委員 終わります。 | ||
03月16日 | 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第11号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、まず最初に営業保証金の額でございますが、これは運輸省令で定めるというふうになっておりまして、先ほどから聞いておりますと、一般旅行業が二百万、あるいは国内旅行業が七十万というふうに聞いたわけでございますが、もちろん、協会に加入すれば金額もそう大きくならないというこ...全文を見る |
○宮井委員 それは、協会に入ればそうですけれども、それではいま言っている中小の業者でも、協会に入っていないのは相当あるのですか、現在。 | ||
○宮井委員 それでは、ほとんど協会に加入するということでございますので、正常にそういった点は運営されるということで、そのように受けとめておきます。 今度は、営業所ごとに保証金がふえていくということで、供託する場合におきまして相当な額になってくる。これは運輸省では頭打ちというこ...全文を見る | ||
○宮井委員 検討しているということでありますのであれですが、次に、この旅行業務の取り扱い料金、これにつきまして、それぞれ業者で定めまして運輸大臣に届けるということになっておる。これはある程度の基本線はきめるべきじゃないか。これはいろいろ議論があると思います。シーズンオフであるとか...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、運輸省では、先ほども話が出ておりましたが、この旅行業協会をどのような形で発足させようとしておるのか、この点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 それは意見として、一本のほうがいいか、二本にするべきか、どちらが強いのですか。 | ||
○宮井委員 いまも話が出ましたが、大手の一般旅行業者と国内旅行業者ではいろいろ性格も違いますから、協会の運営上むずかしいと思いますが、この法案が成立したならば、さっそく協会という問題に取りかかっていくわけですから、その点を早く煮詰めてもらいたいということと、たとえば二つに分かれた...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、現在どのくらいの数の業者、一般旅行業、国内旅行業、旅行業代理店業、これは分けましてどれくらいありますか。 | ||
○宮井委員 そこで、一般旅行業の取り扱いは運輸省、それから国内旅行業の取り扱いは県知事のもとでやる、これでよろしゅうございますか。 | ||
○宮井委員 そこで、この一般旅行業は運輸省のもとで登録その他の事務、これは完ぺきにできますか。 | ||
○宮井委員 それでは、これはチェックできるとしまして、国内旅行業あるいは旅行業代理店業者などは、県の認可手続になると先ほどのお話ですが、行政組織が、具体的にどこで扱うかということをお聞きします。 | ||
○宮井委員 そこで、県の観光課でやるということでありますが、当然指導監督というのは運輸省でやっていく。その点、実際どういうふうにやるのか。それから、県にまかせきりになると心配ないか。この点はどうですか。 | ||
○宮井委員 この法案を作成する場合に、先ほどからも話が出ておりますが、業者の意見をある程度聞いておるということですが、小規模の業者の声は聞いておりますか。 | ||
○宮井委員 じゃ、そのときにどういうふうな傾向の会社で、どういう意見が出ておりますか。 | ||
○宮井委員 十分そういった点を生かしてもらいたいと思います。 それから次に、現在までに、いわゆる新聞等に出たとか、あるいは悪徳業者といわれる分ですね、旅行者が非常に迷惑を受けておる、こういうふうな具体的な例をあげて、ひとつ説明してもらいたいと思います。 | ||
○宮井委員 それでは、そういった問題は、今度の法律が施行されたとして、完全にそれをチェックし、なくすことはできますか。 | ||
○宮井委員 その点をはっきりしてもらいたいと思うんです。 この旅行業というものは、一人でもできるわけですから、机と電話があればできるということで、実際旅行業協会に入っておっても、旅行の取引をして、多額な金を持って、そうしてどこか雲隠れしちゃうというふうなことは、十分考えられる...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは政務次官、こういったことで、いままで、旅行者にとって快適な旅行をしたい場合において、いま申し上げましたように、めしつきのがめしが出なかったり、ホテルが契約が取れておらなかったりということで、海外などへ行きますとよけい不便を感じる、そういったお客さんがあるという...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、ちょっと本題からはずれるかもわかりませんが、関連して……。私、もともとこの法律は消費者保護というたてまえであるならば、もっと以前に改正すべきではなかったか。何か旅行の形態も大きく変わっておるし、もういまですと、サラリーマンがボーナスですぐ台湾にでも海外旅行でき...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、この旅行業者は、営業所ごとに各一人以上の旅行業務取扱主任者を置かないといけないということになっております。これで、試験を受けなくても、経験年数があれば合格するというようにもなっておりますけれども、比較的お年寄りのような年配者の方も、こういう仕事に従事している方の...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、経験年数の件でございますけれども、一般旅行業と国内旅行業とにおきましては、何年ぐらいをめどにいたしておりますか。 | ||
○宮井委員 これは国内と国外で、七年と一律にはいかないのではないですか。 | ||
○宮井委員 一般旅行業の場合は、大体それはそのぐらいと思いますけれども、国内旅行業のみの場合において、これも七年なければならないのですか。 | ||
○宮井委員 これは、もちろん国外においてはいろいろな、ことばが違うあるいは環境が違うということでありますけれども、国内においては国外よりも複雑な問題はないのではないかと思うのですが、国内も七年、国外も七年で、国内を七年としたのはどういう根拠ですか。 | ||
○宮井委員 それでは、七年を短縮するというお考えはあるかないか。 | ||
○宮井委員 こういう試験あるいは講習などは、もうさっそく始めていかなくちゃいかぬわけですから、そういう点で、経験年数などはもっとはっきりしてもらいたいと思います。 そこで、一般旅行業あるいは国内旅行業もそうでありますけれども、乗りものから宿屋まで一貫になっておるというのが最近...全文を見る | ||
○宮井委員 約款の話が出ましたので伺いますけれども、この約款というものは、一般の人々にとってはわかりにくいものが多いんじゃないか。会社本位につくっておるために、そういう傾向があるんじゃないか。この点は、今回どのようになりますか。 | ||
○宮井委員 その点は、約款のあれははっきりしてもらいたい。 それから、このたび取り消し料や損害賠償というような点に大きなウエートが置かれてそこに示されてくると思いますが、そういった点は作成の際にどういうふうに考慮されていくか、お伺いします。 | ||
○宮井委員 国内における数千の中小業者ですね、この場合はどうなりますか。 | ||
○宮井委員 そのモデル約款というのは、どこでつくるのですか。 | ||
○宮井委員 その学者グルーア゜というのは、どういう肩書きを持った人ですか。 | ||
○宮井委員 そこで取引形態など、代理なのか媒介なのかあるいは取り次ぎなのかということが、一般の人にとってはわからないと思うのです、自分はどういう形式で旅行しておるのかということが。その点、今度は平易に、わかるようになるわけですか。 | ||
○宮井委員 そこで、政務次官にお尋ねしますが、いまお話しのようにいろいろな拘束、この法律で運輸省が押えていくという分は、この約款の中にいろいろな条項が含められていくと思うわけです。ですから、こういったことが十分旅行者にとって明快なものであって、いま言うたように、代理であるとか媒介...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、運輸省の文書の中に、運輸省では、「これら小規模事業者の育成、助長が必要であろう。」こういうようなことが出ておりますけれども、いま非常に過当競争になっておる、また悪徳業者などもあるので、どういう形で育成、助長という面を打ち出されていくのか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 次に、聞くところによりますと、総合予約開発構想なるものがある、こう伺っておるわけでございます。これは旅行業と運輸機関あるいは宿泊機関が電電公社のコンピューターを利用いたしまして、旅行総合予約システム、こういうようなことを考えておられるのでございますけれども、それは実際...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、いわゆるツアーコンダクターは、海外へ行った場合に、再三非常に困難なことにぶつかっておる。そういったことにつきまして、運輸省としては現在までどのような指導をとってこられたかということをお伺いします。 | ||
○宮井委員 そこは、協会まかせということにしないように、今後ともその点は十分見てもらいたい。 次に、教育機関における旅行関係の問題ですね。これは、たとえば観光専門学院だとか、こういったような問題に対しては、運輸省はどの辺までタッチしておるわけですか。 | ||
○宮井委員 その点、専門家をつくるために力を入れてもらいたい。これは、その人がセールスに向くか向かないかは一がいには言えない。自分が旅行したいから旅行業者の会社に入るという人もあるそうですが、そういった点で、これから試験とか、いわゆるそういった旅行の正常化というものをはかっていく...全文を見る | ||
○宮井委員 その四十数社は、全部協会に加入しておるのでありましょうか。 | ||
○宮井委員 その点、協会へ入っていないのが大半である。今度法が施行されて、外国の旅行業者に対してこの法律というものが拘束し、あるいは協会加入というふうな面も行政指導が十分できるかどうか、その点をお伺いしたい。 | ||
○宮井委員 それでは、そういった点も、信用を置けない会社もあると思いますから、ひとつ十分チェックしてもらいたい、こう要望いたします。 そこで、今度は国内の旅行業者が海外の旅行業者にいろいろな面で委託する場合がある。その場合に、信用できる会社であるのかないのかということが、国内...全文を見る | ||
○宮井委員 いまそういうことでありますので、何らかのルートでこれを事前に調べまして、安心してわが国の旅行業者が取引できるようにはかってもらいたいということを要望し、あるいはこの旅行業協会、あるいはその他約款の問題、あるいは保証金の問題等、運輸大臣に質問を保留いたしまして、以上で私...全文を見る | ||
03月17日 | 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第12号 議事録を見る | ○宮井委員 同僚議員からいろいろ御質議がありましたので、重複するところは省きまして、二、三お伺いいたします。 協会の話もいろいろ出ましたが、今度の法案ができますと、協会のいろいろな形態も相当充実されてくると思いますけれども、いままでの協会がどの程度利点があったものか、そうして...全文を見る |
○宮井委員 よくわかりました。 それで同じくお伺いしますが、今度は国内旅行業の場合におきまして、登録する際に府県単位に登録するということになりまして、一般旅行業の方は直接運輸省に申し込むことになりますけれども、その場合に運輸省が県までいろいろ目を届かせ、指導監督するということ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、私たちが思いますのは、いままでもいろいろなトラブルがありまして、外務員にいたしましても、お金の持ち逃げをいたしますとか、あるいは契約を破棄した場合にそれ相当の、旅行に行った分くらいのお金は取られちゃったとか、いろいろ新聞紙上にも出たわけでありますけれども、今度...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、八木さんのほうにお尋ねいたしますが、この取扱主任者の試験につきまして、私、心配をいたしますのは、経験年数が浅い人であって、またお年寄りの方など、先ほど全国に営業所が百幾つあるということをお話になりましたけれども、一年くらいは余裕があると思いますけれども、全国...全文を見る | ||
○宮井委員 それからまた、経験年数があれは試験は免除されるということになっておりまして、一般旅行業と国内旅行業は大体七年をめどにして、両方とも同じような形になっておる。私は、むしろ国内よりも国外のほうが経験が長く要るんじゃないか、国内のほうは国外よりもある程度短くてもいいのじゃな...全文を見る | ||
○宮井委員 たいへん参考になりました。 その次に、これは八木さんの範囲になるかと思いますが、添乗員が、海外に行きましたときに非常に不便を感ずるということが多々あるのじゃないか。病人の方がたくさん出たとか、いろいろな思いもよらないことが起きて、その場合にどうしていいかわからない...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、もう一点お伺いしまして私の質問を終わりたいと思います。 先ほどもちょっと出ておりましたけれども、外国の業者といろいろと契約を結ぶ場合に、この会社は信用がおけるものかどうかということがよくわからない。契約してしまってそれから向こうが悪い業者であったために、...全文を見る | ||
○宮井委員 ありがとうございました。 | ||
03月19日 | 第65回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号 議事録を見る | ○宮井委員 ただいまいろいろ議論がありましたが、私はこの富士急の事故に対しまして、原因を早く突きとめて、それを各鉄道に徹底することが、第二、第三の事故を起こさない最も大切なことである、かように思いまして、はっきり原因は最終的に出てないと思いますが、わかっている範囲でお答え願いたい...全文を見る |
○宮井委員 警察庁にお伺いしますけれども、この運転士が非常に動転して、手動制動など適切に操作したかどうかということがいまいわれておる、その点はいかがですか。 | ||
○宮井委員 そこで、建設省にお伺いしますが、この富士急の踏切事故現場、この道路の勾配はどうなっておったか、そしてそれは、道路構造令にかなっておったかどうか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 それに関連しまして、この道路構造令では二・五%、こういうふうになっておりますが、これから直すところは四%以上ということで、これは私は理想的には平行に——先ほどもお話出ましたように、サイドブレーキをかけ忘れたという、これはもちろん悪いことで運転士のミスですけれども、でき...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで鉄監局長に、いまのに関連いたしまして、踏切の中においては、これは鉄道管理者のほうの責任になると思うのですが、遮断機から中ですね、これも現場では相当下り坂になっているわけですね。その点は改良できないものでしょうか。 | ||
○宮井委員 いや、ぼくは実際写真を見たわけです。見ておりますし、踏切の中は下り坂になっているんですよ。実際見ております。ここに写真がありますからね。 | ||
○宮井委員 その点よく調査していただきまして、指導監督、その点もしてもらいたい、かように要望いたしておきます。 それから、きょう運輸省において、列車ブレーキ再検討の第一回の会議が行なわれたと思いますが、どういう内容のものが出たか、検討されたか、この点をお伺いいたします。 | ||
○宮井委員 先ほども出ておりましたけれども、富士急の場合は、二両とも同じ側にブレーキがついてあった。それで、全部どちらもブレーキ関係の器具が飛んじゃったということで、結局、一両目が左についておれば二両目は右につけるというふうに、このように配置していけば、一両目のブレーキがきかなく...全文を見る | ||
○宮井委員 同じく関連しまして、いま保守等の関係もあるとおっしゃいまして、いろいろな関係があると思いますが、ブレーキ関係の器具をできるだけ車体のまん中へ寄せて、そして車が衝突しても破損しないように、こういうふうにもっていくべきではないか、この点はいかがですか。 | ||
○宮井委員 先ほども局長から出ましたけれども、ブレーキ部門が破壊されるということを想定しまして、エアブレーキのタンクでありますとか、そういうふうなものを外側から防護するという、その点の技術開発、それから構造基準のまた改正等もあると思いますけれども、その点をどのように考えておられる...全文を見る | ||
○宮井委員 閣議で橋本運輸大臣が、三系統のブレーキが故障した場合、傾斜地でもきく第四のブレーキを開発したい、このようにおっしゃっているわけでありますが、これは具体的にどのようなものでありましょうか。 | ||
○宮井委員 建設省にお伺いしますが、あと先になりましたけれども、ある程度下り勾配のほうが、エンストなんかになった場合、踏切の途中でとまらないで済む。ですから、道路は多少下り勾配のほうがいいという考えがあったかなかったか。 もう一つは、踏切に差しかかる道路で、あと何百メートル行...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、時間がありませんから最後に要望だけ申し上げまして終わります。 鉄道監督局に。構造の違う車両がいろいろありますけれども、運転士に対する非常時の事態の操作についての訓練などは、大まかに全般にしか行なわれていない、こういうことを聞いておりますので、車両ごとに綿...全文を見る | ||
05月18日 | 第65回国会 衆議院 本会議 第32号 議事録を見る | ○宮井泰良君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました昭和四十五年度中小企業の動向に関する年次報告並びに昭和四十六年度において講じようとする中小企業施策を通して、政府の中小企業政策全般に関して総理並びに関係大臣に所信をお伺いします。(拍手) 今回の中小企業白...全文を見る |
05月21日 | 第65回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、この際、いままで同僚委員から相当議論がされておると思いますが、海上における交通安全につきまして、若干御質問をしたいと思います。 御承知のとおり、浦賀水道におきましては一日七百九十隻、約二分間に一隻の割合で船が航行されておるということでございまして、これは海上...全文を見る |
○宮井委員 そこで、先ほども申し上げましたが、海上安全交通法というものが検討されておるということを伺っておるわけですか、大体実体というものはどんなものでございましょうか。 | ||
○宮井委員 そこで、ただいまもお話が出ましたけれども、関係当局との話し合いということで、一般船舶と漁船との問題が一番大きな問題であるというお話がいま出ましたが、水産庁にお尋ねいたしますけれども、水産庁といたしましては、海上安全交通法——仮称ですね。まだ法律になっておりませんが、こ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、これは運輸省の方に——むしろ大臣に聞かなくてはならぬのですが、一応おわかりでしたらお答え願いたい。 いわゆる小型船、漁船の安全も考えて、海上安全交通法という名前に変えて、漁業組合と交渉を始めるというふうな橋本運輸大臣の談話を私はある雑誌で読んだ。大臣の談話...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、たとえば海上安全交通法をやる以前に、もっとやる仕事かあるのじゃないか。もちろんこれもきめなくちゃいけませんが、大型タンカーがあまり狭いところへ入ってきて危険になる、そういった面を規制するとか、あるいはこれは海上保安庁のあれじゃないと思いますが、シーバースあるい...全文を見る | ||
○宮井委員 いずれにいたしましても、大事なことでございますので、その点はひとつ強力に安全対策の面をさらに進めていただきたい、かように要望いたします。そして、ただいまも出ました、この浦賀水道における緊急対策、こういった推薦航路を設ける、右側航行あるいは速度制限、そういった内容でござ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで運輸省の船舶局にお尋ねします。 先ほども話が出ましたが、この緊急安全対策の中でも述べられておりますように、五百総トン以上の一般船舶と三百総トン以上の原油、重油、ガソリン、液化ガスのタンカーに、レーダー装備を将来義務づける、このようにあるわけでございますが、レ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、先ほど海上保安庁長官のほうからも話がありましたが、特に外国の船舶、これは非常に航行がふなれでありまして、事故が起きやすい、こういうことでありまして、水先人を乗船させることになっておる。しかし、これも義務、何と言いますか、絶対しなければならないという拘束力も何も...全文を見る | ||
○宮井委員 このことも、事故を防ぐ意味におきまして、非常に大事なことでございますので、十分推進をしてもらいたい、かように要望するものでございます。 また、船長協会におきましては、自主規制をして、通航分離水域を自分たちでつくってやっておるようでございますが、これはどのくらいの効...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、昨年の海難事故のうち、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海におきましては、一般船と漁船の衝突事故は数字でどのくらいの件数になっておりますか。 | ||
○宮井委員 四十五年においては、浦賀水道で漁船の事故が一件、それから伊勢湾においても一件、瀬戸内海で二件、今治においては一件、明石海峡はゼロ、このような数字を私も聞いておりますが、少ないとはいえ、漁船との衝突事故というものはかなりありまして、私も先日、下関の関門海峡、早鞆瀬戸です...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、この関門海峡では、本船航路のまん中が漁場になっておるわけでございます。それで、潮の満ち引きによってこの漁の時間もまちまちである。ここは港則法がありますから、みだりに航行を妨げてはならない、このようになっております。しかし、ここは唯一の漁場でありまして、これを全...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、最後に二点だけ水産庁にお尋ねしまして私の質問を終わりますが、一点は、ただいまもお話にありましたが、港則法と漁業権と両方が競合しておる、こういった場所において、漁業従事者も遠洋漁業に切りかえるという考えも持っておるようですけれども、思い切った方策もない。大きな荒...全文を見る | ||
○宮井委員 終わります。 | ||
06月30日 | 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第21号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、昨日からきょうにかけまして新聞紙上でも報道されておりますとおり、無線タクシーその他関連の運賃の一斉値上げという問題を取り上げまして、政府当局の姿勢をただしたいと思います。 その前に、運輸大臣にきょう出席を求めましたが、いろいろな私用で来れないというふうなこと...全文を見る |
○宮井委員 最後のほうが非常に聞き取りにくかったわけですが、その点が一番大事な点であって、大臣にその点を十分局長から話してもらいたい。 またさらに報道によりますと、「区域トラックについても「まあ参院対策とは勘ぐりで、関係ないだろう」とサラリと受け流し、航空運賃には「切符の予約...全文を見る | ||
○宮井委員 そこでさらに、「利用者に便利な無線タクシーについての料金値上げで、大阪だけ」と運輸省はいっているが、大阪では昨年二月に値上げしたばかり。同じ無線料金制度新設は東京、横浜、名古屋の三都市の業界からも申請されており、こんどは見合わされているが、近いうちにこの値上げが他地区...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、私も前々からそういうような様子を見ておりましたが、前自動車局長の黒住さんは、無線タクシー割り増し料金は公平な負担になるように利用者が納得できる形でやりたい、こういうようなことを記者会見で言っておるわけでありますが、しかし、近距離についても大体百円くらいの割り増...全文を見る | ||
○宮井委員 幾ら答弁されても納得できないわけでございます。 この区域トラック運賃についても、「東京、大阪、名古屋陸運局管内の区域トラック運賃が認可。八月をメドに実施される。平均アップ率一二%。区域トラックは、陸上貨物輸送の主力。年間十億トンを運び、定期便トラックの三十倍の輸送...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、大体のんびり事務をやっていたのではないですか。投票日の前にやればいいじゃないですか。そういうことをいまごろ言っても言いわけになるので、大体局長は業者の側に立ってものを考えているのではないですか。業者を指導して監督していかねばならない立場の局長が、大体業者のサ...全文を見る | ||
○宮井委員 国民全体の奉仕者なれば、もっと国民のことを考えてもらいたい、こう言いたいのでございます。それでなくても物価値上げその他政府のやり方というものが、もうことごとく国民生活を圧迫しておるということは、もう何回も私たちはそれを身近にわかっておるわけでありまして、局長もそういう...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいまのことばをひとつ忘れないように、びしびしやってもらいたいと思うわけであります。 そこで、私が何でこんなにきびしく追及するかと申しますと、これはもう前の委員会におきましても、四十六年の二月十六日、やはり同じく松本委員がこういう質問をしておるのです、橋本大臣に...全文を見る | ||
○宮井委員 大体そういうことは枝葉末節のことです。次々次々これからまだ値上げをするということなんですから、タクシー料金、それから営団地下鉄、そういったものを除いた以外はどんどんやる考えだということを新聞でも報道されておるわけですから、そういうことは認められないと私は思うのでありま...全文を見る | ||
07月23日 | 第66回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号 議事録を見る | ○宮井委員 ただいま専門的な観点からいろいろ御質疑があったわけでありますが、私は、国民の皆さん方がぜひ知りたいというふうな点を、事実関係をこれから数点お伺いしたいと思っております。 こういうような事故は、ただいまの航空行政、空港のいろいろな状況を見ますと、再び事故は起きるとい...全文を見る |
○宮井委員 もっと確信を持って仕事をしていただきたい、どんどん処理をして、打てるべき手は打ってもらいたい、このように私は要望いたしておきます。 そこで、具体的な問題でありますが、フライトプランを機長と運航管理者がつくって、それを運輸省の出先機関である空港事務所の航務課がチェッ...全文を見る | ||
○宮井委員 それでは、それは後ほど提出してください。 そういうようなことはどんどん処理していただきたいと私は思います。もちろん、山岳地帯に落ちたのですから、現地に乗り込むのには、気象状況もあるでしょうし、山の上に登るためには困難もあるでしょうが、どんどんそういったことを処理し...全文を見る | ||
○宮井委員 三回の天気図は持っておったわけですね。 もう一度確認しますが、午前九時と正午と三時に発表した分は全部持っておったわけですね。気象庁が、取りにこなかったと言うのは、気象庁が間違っておった、こういうふうにとってよろしゅうございますか。 | ||
○宮井委員 そこで、先ほども気象の問題が出ておりましたが、航空用天気図が、地方空港、特にローカル空港においては、五、六時間前の天気図しかないと聞いておりますが、ヨーロッパなどでは、空港には天気予報官というのが常駐しておる、そうして専門的な立場から判断を下して、機長にそのような的確...全文を見る | ||
○宮井委員 その点、あとでお答えになっていただきましたからよろしいのですが、気象庁のことだから気象庁に答えてもらう、そういうふうな姿勢が私はよくないと思います。空港の問題は運輸省の管轄じゃありませんか。私たちは、完全を期すためにそこへ予報官でも何でも置いてもらいたいということを政...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、外人パイロットの問題であります。国内民間航空の中でも相当のウエートを占めておるということでありますが、今後、この外人パイロットというものは、会社においてはもうどんどん減少する、日本人のパイロットに全部切りかえるというふうな傾向にいっておりますが、運輸省の方針と...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、会社独自のパイロットの養成、あるいは米国のそういった施設を使っての養成というふうなものはいろいろと考えられておるようでありますが、また、年間五百数十名ですか、そういったものが入れられておるようですけれども、まだまだその養成というものが行き渡っておらない。その点...全文を見る | ||
○宮井委員 その点、パイロットの養成に十分力を注いでもらいたい、このように要望いたします。 そこで、「ばんだい号」事故の場合には、副操縦士が機長席に着いていたのじゃないか、このように言われておりますが、これはどうであったか。そしてまた、これが違法でないとしても、この路線になれ...全文を見る | ||
○宮井委員 その点は、ひとつ事故のない方向へ規制を強力に考えていただきたいと思います。 それから次に管制官の問題でありますが、函館の空港には管制通信官しかいなかった。これは飛行場の情報を流すだけで、何ら具体的な指示はできない。ところが、四十四年三月までここには管制官を置いてお...全文を見る | ||
○宮井委員 いずれにいたしましても、管制官の養成という点につきましてもっと力を入れていかないと、成田新国際空港が完成いたしましたならば、そういった不足等がまだまだ急務になってくるわけでありまして、そういった点に力を入れていただきたい、このことを要望いたしておきます。 そこで、...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで次に、問題が変わりますが、聞くところによりますと、「ばんだい号」事故のあった後日におきまして、同じコースを、某社のカメラマンを乗せて、一般乗客も乗った上でこの「ばんだい号」の遭難があったコースをそのまま飛んでおる。そしてパイロットは、このカメラマンに対して、そう...全文を見る | ||
○宮井委員 私は、そういうことは、事故の直後におきましてまことに無神経もはなはだしい、こういうふうに思うわけであります。とうとい生命を預かっておる、こういった点におきましても、会社の指揮系統というものがたるんでおるのじゃないか、かように思うわけでありますが、注意いたしました、こう...全文を見る | ||
○宮井委員 運輸大臣もせんだって日航その他の航空会社の社長を呼んでその点を注意されたようでありますが、ただ注意というだけのことに終わらないように、こまかい点までひとつ十分目を通して、合併の問題のときに起きた人事の問題あるいは会社の経営の問題、あるいは、先ほどから何回も出ております...全文を見る | ||
○宮井委員 予定の時間も来ておりますので、もっとたくさん聞きたいことがあるのですが、最後に一問だけお伺いします。 せんだっても報道されておりましたように、新鹿児島空港におきまして、ただいま建設中の空港では、国体に間に合わそうとしてどんどん建設を急いで、中学生のまとめた気象調査...全文を見る | ||
○宮井委員 重ねて聞きますが、それでは中学生の気象状況のデータでもよろしい、こういうふうにとってもよろしいのですか。 | ||
○宮井委員 それではこれで終わりますが、いずれにいたしましても、そういった点をさらに究明していただきまして、今後再びあのような悲惨な事故が起きないように、ひとつ新しい体制で、運輸大臣も新しくなり、政務次官その他のメンバーも、心機一転して運輸行政に取り組んでいくという決意も大臣は披...全文を見る | ||
09月22日 | 第66回国会 衆議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○宮井委員 本日は、成田空港問題で質問をいたしますが、それに入ります前に、一言、昨日の事件につきまして国家公安委員長にただしておきたい点がありますので、その点をお尋ねしたいと思います。 わが党の竹入委員長が、昨日暴漢に襲われ重傷を負ったことは御承知のとおりでございます。この犯...全文を見る |
○宮井委員 そこで、今回の事件につきまして、先ほども申し上げましたが、明らかにわが党に対する挑戦である、このように見ておりますが、犯人は、当日午前十時過ぎに、ただいま行なわれております党全国大会の会場に参りまして、大阪から新幹線で来た、日中問題について聞きたいというふうな発言をし...全文を見る | ||
○宮井委員 ただいま詳細な御報告があったわけでありますが、わが党の訪中団が帰国いたしまして以来、そういった一連のいやがらせといいますか、昨晩あたりも各県の本部あたりに電話などかかっておるようでございますが、かりに変質者のそういった狂気のさたのような暴挙であるといたしましても、ただ...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、もう一点だけお尋ねしますが、この犯人矢島は、殺人を犯しまして全国指名手配中であったわけであります。私も現実に指名手配のビラも見ました。以前におきましては、四十三年十月二十三日に新宿の騒乱事件を起こしております。また、ただいまお話が・ありました殺人、こういった全...全文を見る | ||
○宮井委員 努力されるということばでございますので了といたしますが、さらにこういった面につきまして、今後十分なる配慮をしてもらいたい。あるいは要人の警護につきましても、ただつけておけばよいというふうな、全般的にそういう考えはないと思いますが、安易な考えのないように、そういった連鎖...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、もちろん話し合いということでございますが、公団総裁も、先ほどもいろいろと過去においては話し合いをしたというお話もありまして、現場の方々は苦労をしているということも私もわからないことではございません。しかし、今後残ります墓地や民家に対しまして第二次代執行、残りの...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで次に、関連しておりますけれども、観点を変えまして二、三質問したいと思います。 在日米軍から米軍専用の軍事郵便物取扱所の用地提供の要求が出されておる、このように伺っておりますが、政府では国会答弁におきましてしばしば、成田空港は軍事目的に使わないというふうに答弁...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで次に、公団におきましては来年五月開港の見通しを立てまして進めておるようでございますが、生活に密着した土地など、先ほども言いましたように代執行の対象からはずしたような土地もありまして、農家の方々との話し合いなど考慮していきますと、その点の見通しといいますか、そうい...全文を見る | ||
○宮井委員 五月の見通しについて……。 | ||
○宮井委員 そこで、先ほども出ましたが、運輸省は関西新空港において神戸ポートアイランド沖が最有力候補地である、さらに泉南沖が第二の候補地である、このように発表されましたが、そのとおりかどうか確認するということと、そこでそのとおりであるとしたならば漁業補償の問題です。せんだっても交...全文を見る | ||
○宮井委員 重ねてお尋ねするようですが、この順位をつけてないと、ただいま大臣の御答弁でございますが、何か調査に行きました運輸省の関係の方が、この点を発表されておるように新聞報道等で承知いたしておるわけでございますが、この点、そういうことはないのか、重ねてお尋ねします。 | ||
○宮井委員 それでは、このあと関連質問でわが党の田中委員が質問をいたしますので、私はあと一点だけで終わりたいと思います。 この空港への交通機関といたしまして、現在、京成電鉄成田線と東関東自動車道、こういうものが予定をされておりますが、それぞれいつごろ完成する予定なのか。あるい...全文を見る | ||
12月17日 | 第67回国会 衆議院 運輸委員会 第4号 議事録を見る | ○宮井委員 去る四日、千葉県木更津市牛込海岸に油が流れ着きまして、養殖ノリがほとんど全滅、約八億数千万にのぼる被害が出た事件につきまして、読売新聞に詳しく報道されております。それによりますと、明原丸の犯行と見られるような事実が述べられております。私は、この説が非常に納得できるよう...全文を見る |
○宮井委員 そこで黒の範囲に入っている、このように私は受け取っておきます。 そこで具体的にお聞きしますが、明原丸が流出した油、これは何トンでありましたか。 | ||
○宮井委員 二キロ、すなわち二トンであるということだと思います。それでは、それに対しまして中和剤は何かんまいておりますか。 | ||
○宮井委員 そこでお伺いしますが、この中和剤というものは流出した油の量の何分の一くらいまくものか、その点をお伺いします。 | ||
○宮井委員 私が保安庁から実際に聞いたところによりますと、五分の一が普通であると聞いておりますが、これはどういう見解か。見解が違うようですが、どうですか。 | ||
○宮井委員 二割ですね、了解。二トンの油で中和剤を二割として、何かんくらい普通使ったらいいか。せんだっての明原丸の事故では何かんが普通ですが。 | ||
○宮井委員 三十かんで大体二割。海上保安庁の計算でいまますと三十かんでよろしいという中和剤をなぜ七百かんもまいたのですか。 | ||
○宮井委員 捜査中として保安庁長官は逃げますけれども、そんなことでは私はどうも納得がいかない。七百かんものばく大なものを使ったということを考えていきますと——一かん十八リットルで七百かん、先ほどのとおりです。一万二千六百リットル、二割といたしましても、少なくとも二十トン以上は油が...全文を見る | ||
○宮井委員 それをいまごろ捜査中というのは、私は保安庁としてものんきである、このように考えざるを得ません。私は実際はもっと多く油が流れているんじゃないかという疑惑を持たざるを得ません。また、先ほど議論があったと思いますが、毒性が強いといわれておるのに、もし必要以上にそういったもの...全文を見る | ||
○宮井委員 その点を私ははっきりしてもらいたいと思います。それがはっきりしてまいりますと、後々にこれは非常に重要な問題になってまいりますから、この席で、後ほどわかり次第発表してもらいたい、資料ももらいたいということをつけ加えておきます。 そして、ここに一つの例としまして、一連...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで私は先ほどの議論に戻りますが、この七百かんも中和剤をまいたという時点で、これはおかしい、油の量が多いのではないかという追跡調査をしておったならば、わざわざペルシア湾まで係員を派遣しないで済んだはずだ。なぜむだなことをされたかということをお伺いしたいと思います。 | ||
○宮井委員 あとからだんだんこの明原丸というものがどうやら犯人でないかというようなことになってきたから、ペルシャ湾へ行った、こういうふうなことであると思いますが、中和剤自体が海の資源に対してどういう影響を与えていくか、流された油がどんなものであったかというふうなことは厳重に調べて...全文を見る | ||
○宮井委員 その点これから技術開発にしっかり取り組んでもらいたいと思います。 その次に牛込海岸に大量の油が流れ着いたということを、海上保安庁はいつどのような形でキャッチされたわけでありますか。 | ||
○宮井委員 それでは漁民から通報があるまで海上保安庁は全くそれを発見できなかったのですか。 | ||
○宮井委員 それでは、一日から四日まで監視のために航空機が空から監視しておると思います。巡視艇は海からやっておると思いますが、どのようなコースを飛びあるいはどのようなコースを行き、そのときに異常があったのかなかったのか、どのような報告がその時点で入っていたか、お聞きしたいと思いま...全文を見る | ||
○宮井委員 異常なしという報告が入った。そこで、まだ問題があるのですが、長官からいま出ましたが、新潟へ行っておったからこれはお昼ごろからは捜査もしていないし、普通のときならもっと十分できた、こういうふうにとってよろしいですか、長官。 | ||
○宮井委員 政務次官、このように新潟へ応援に行っていたから手抜かりになっているということですから、これは非常に弱体である。うんと予算を要求して、りっぱな飛行機を備えてもらいたいと思いますが、どうですか。 | ||
○宮井委員 そのような完備をしてもらいたいということと、あと先になりましたけれども、監視体制が非常に弱体である、もうお話にならないといわねばならぬ。八億も被害が出たのですから、その幾ぶんかは海上保安庁で持つべきではないか。このくらいの気持ちで私はおるわけであります。 そこでこ...全文を見る | ||
○宮井委員 質問の要旨は、この牛込海岸に大量の被害が発生して、海上保安庁は漁民の通報を受けるまで知らなかったから、その辺はどうであったかということを、一日から四日の間付近を航行中の船舶から後ほど事情を聴取した。そうすると、扇島シーバース付近で大量の油のかたまりが数キロの帯状で流れ...全文を見る | ||
○宮井委員 そうしますと、後ほど海上保安庁はこの事情聴取をしたというのですから、その当時その付近を航行しておった船から何の通報もなかった、このようにとってよろしゅうございますか。 | ||
○宮井委員 通報がきていないとするならば、海洋汚染防止法第三十八条第二項では通報の義務というものがあります。それを知っていて怠ったのか、それとも通報の義務を知らなかったのか、これはどちらなんでしょうか。 | ||
○宮井委員 通報の義務があったかなかったかこれから調べなければならないと言われるのですが、八億の被害が出るような油が流れ着いて、付近を航行していた船がそれを知らなかったということは絶対なかったと私は思います。せっかく法律ができても、これは行政指導が行き届いていないのじゃないかとい...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、もう時間がなくなりましたので、もっとやりたいのですが、二百何十隻という海上保安庁で調べた船が、扇島シーバース付近であるいは海上で大量の油が流れておったと証言したことがもし事実であるとするならば、断言はできませんけれども犯人は明原丸であるという線が強くなる、こう...全文を見る | ||
○宮井委員 最後に、これだけ言って終わりますが、明原丸が犯人だという線が強くなってきた。もし、犯人だと仮定した場合においては、先ほど言いましたように七百かんも中和剤をまいておった。あるいはその他のいろいろな、海上保安庁の捜査の弱体であるというふうなところ、あるいは通報の義務なども...全文を見る | ||
○宮井委員 終わります。 | ||
12月22日 | 第67回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○宮井委員 私は、昨二十一日夜、国鉄岐卓駅構内で起きました列車事故につきまして質問をいたしたいと思いますが、まず最初にその概要を御説明願いたいと思います。 |
○宮井委員 そこで、ただいま事故の原因については調査中であるということでございますので、この場でははっきりしないと思いますが、二度とこういう事故を起こさないためにも、原因をはっきりしてそしてこれを徹底していくということが大事であると思います。その点、事故の原因をはっきりしてもらい...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、先ほど、四人の人が入院をして一名が退院ということでございましたが、現在その入院された方々はどういう状態でございますか。 | ||
○宮井委員 そこで、この種の列車追突事故の乗客の被害といいますものは、いままでもそうでございますけれども、打撲傷あるいはむち打ち症というものでありまして、外傷は非常に少ない、しかし、外見上どうもなくても、数日後に発病するとか、また、年末でもございますから、多忙なために、仕事に従事...全文を見る | ||
○宮井委員 そこで、現場の管理者の方あるいは職員の方、従事者を含めまして、安全推進会議というものを開いていると思うのですが、岐阜では最近いつごろ行ない、また、どのような議題でその安全推進会議というものをやっておるかということと、形式的に安全推進という面が、ただ会議をやっているから...全文を見る | ||
○宮井委員 次に、機関士が、先ほどもお話ありましたが、業務上過失傷害の疑いで調べられているということでございますが、まあ人為的なミスのようであります。ことしに入りまして、国鉄の列車衝突事件は、たしか六件あるいは七件になっておると思いますが、今後、先ほども話が出ましたように、年末年...全文を見る | ||
○宮井委員 十二月十日からこの年末年始の安全総点検を実施しているということを伺っておりますが、その初日に東北線大宮操車場内で追突事故があった。このときには、機関士のブレーキ操作ミスということで、全国の機関区に注意を促されたということを伺っておるわけでありますが、この徹底のしかたが...全文を見る | ||
○宮井委員 この点はもう一度最後に私は念を押しておきたいのですが、ことしの二月十一日に東北線野崎−西那須野駅間で、酒に酔った機関士のミスで急行列車がバックをいたしまして後続の貨物列車に衝突した、この事故がありました。これでたしか運輸大臣から事故防止の警告を当局は受けておったはずで...全文を見る |