宮井泰良

みやいやすよし



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宮井泰良の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○宮井委員 私は、まずこの法案の審議の質問に入ります前に、大臣に緊急と申しますか、非常に国際問題になっておりましてけさほどのニュース、新聞等でも報道されましたマラッカ海峡の件につきまして、お尋ねをいたしたいと思うものでございます。  御承知のとおり、インドネシア政府は閣議決定を...全文を見る
○宮井委員 それではまだ大臣も詳細に掌握をされていないようでございますので、法案の質問を続けることにいたしまして、この質問は留保いたしたいと思います。事は海運界における大問題でありまして、また石油業界に与える影響、そして今度は国民にこれがはね返ってまいりまして非常に重大な問題であ...全文を見る
○宮井委員 もう一度お尋ねしますが、その積極的に推進し負担するということは、それはどこでうたっているわけですか。
○宮井委員 この北海道の意見書というもの、これが出されておると思いますが、それが今回のこの一部改正の中にどこに織り込まれておるわけでありますか。その点を……。
○宮井委員 たとえば百億の工事をする場合には、いままでは国でやらなくちゃいけないから、たとえば地方財政が五億余分にお金があって五億の負担ができるというふうな場合に、やはり直轄の仕事でございますから、国がすべてやってしまう。ですから、地方が上乗せして百五億の仕事をしたいと思ってもこ...全文を見る
○宮井委員 その辺のところ、事業の一そうの効果的促進をはかるためという、今回の法律の力点といいますか、その点をここにもつと積極的に織り込んでいくべきであった。ただ「調整措置の一環として」というだけでは私たちは十分理解できない。そういう点を含めなかったというのは何か意図があるわけで...全文を見る
○宮井委員 そこで次の問題でございますが、この法案は昭和二十六年三月、第十四国会において議員立法によって提案されておる。その際におきましては「北海道が内地に比較して人口が稀薄であり、かつ経済的負担力が小さい実情にかんがみ、その開発を促進するため、港湾法の特例法として、港湾工事につ...全文を見る
○宮井委員 それでは、ただいまの御答弁では所期の目的は達していないということでありますから、これは今後改正していくというふうにとってよろしゅうございますか。
○宮井委員 くどいようですけれども、逆のほうから言いますと、だんだん本土に沿いついてきたからこの負担率を下げる、こういうことですね。そうするとこれからまた開発をどんどん推めていく。そうすると今度また本土に近づいてくる、また負担率を下げる、単純に考えますと私はこういうふうになると思...全文を見る
○宮井委員 そこで、この下げ幅というもの、これはどのような根拠から出ておるわけですか。
○宮井委員 あと先になるのですが、これは何回も改正するなら法律の意味がないわけですね。その点で大臣にちょっとお伺いしたいのですが、今後この法律というものがこのままの下げ幅といいますか、当分北海道の港湾の開発にこれで支障はない、進めていく、あるいはまた二、三年すればそういったものは...全文を見る
○宮井委員 次の問題にいきますが、北海道の特定重要港湾の中におきまして、四十七年度に事業を行なう中に、具体的に室蘭港——大まかな数字やそういうものはわかっております。また閣議決定や何かがあると思いますが、一応計画はできておると思います。大きな数字の点についてはきのうの同僚委員の質...全文を見る
○宮井委員 その金額はどのくらいのあれですか。いまいわれましたか。
○宮井委員 それでは地方公共団体の負担分は幾らでありますか。
○宮井委員 合計してその負担分というものは、過去の財政からどのくらいの割合か、その点はどうですか。
○宮井委員 その点はこの財政上からいきまして当然負担できるあるいはまた非常に重荷である、それはどちらになりますか。
○宮井委員 それでは同じように今度は地方港湾ですか、地方港湾のうち網走港について同様に御説明を願いたいと思います。
○宮井委員 それでは先ほどの重要港湾の室蘭港と大体同じくらいの比率でありますから、地方財政についてはこうした先ほど御説明あったとおり、これは十分負担できる、こうとってよろしゅうございますか。
○宮井委員 同じような質問になりまして昨日も出ておりましたが、ただいまも地方財政には負担がない、こういうお話でございますけれども、たしか四十七年度北海道港湾整備事業は百八十八億ということを承知いたしておるわけですが、そのうち六億二千六百万円が地方公共団体の負担になる。まあ現在まで...全文を見る
○宮井委員 次の問題に移りますが、この法案の趣旨は北海道の港湾工事において、国の負担割合を調整する必要があるということでございまして、これはいまの御説明やいろいろなことから私も承知いたしましたが、そのことはそのことといたしまして、先ほどの内藤委員の議論の中にもございましたが、全国...全文を見る
○宮井委員 その点はモータリゼーションの急速な進歩ということに追いついていかなければなりませんから、一日も早く検討を急いでひとつ結論を出してもらいたい。特に主要外国貿易港、このような管理者にありましては、急テンポで行なわれております港湾工事の負担分を支出すべき財政力が次第に不足し...全文を見る
○宮井委員 そこで、財政が非常に苦しくなってまいりますと、施設の維持管理のための十分な資金が確保できないということから施設が非常に老朽化してくる、あるいはまた施設維持の不備によりまして港湾の機能というものが非常に低下してくる、これを円滑に行なうためには、港湾管理者の財政基盤を強化...全文を見る
○宮井委員 そこで、先ほどもちょっとお話が出ましたけれども、費用負担の問題、これは港湾の通路費を受益者負担にしていけば解決ができるのではないか、このために港湾全体の固定資産の把握というようなことは、運輸省と管理者とが一体となりまして財政赤字の対策を考えればよいというような意見も私...全文を見る
○宮井委員 続きまして、物資流通の近代化、先ほどもお話が出ておりましたが、昨年八月に米国のラッシュ船の入港ということによりまして問題が起きてまいりました。これなどは港湾行政が輸送革新の対策をはっきり立てていなかったというふうなところにも大きな問題があって、そこから起きてきたと思う...全文を見る
○宮井委員 あまり時間がございませんので、この法案についてはあと一問。  港湾公害防止対策事業といたしまして、港湾の中のヘドロとか、そういう堆積したものを取り除いていくということで、特定重要港湾として、北九州、東京、名古屋、神戸、新潟、田子の浦、水島、伏木、塩釜など九港でしたか...全文を見る
○宮井委員 それではこれは以上、といたしまして、冒頭に大臣に質問をいたしましたように——もう一度申し上げますと、インドネシア政府が閣議決定をいたしまして、公海か内海かという国際問題になっておりましたマラッカ海峡の通過は二十万トン以上の船はできないということにつきましての運輸省の掌...全文を見る
○宮井委員 以上で終わります。
03月21日第68回国会 衆議院 本会議 第14号
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○宮井泰良君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました、政府提出、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案に関し、佐藤総理並びに関係大臣の見解をただすものであります。  国鉄の財政は、昭和四十六年度においては累積赤字は八千億...全文を見る
03月21日第68回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○宮井分科員 本会議の時間が近づいておりますので、要点だけお尋ねしますから、簡単に答弁をいただきたいと思います。  那覇空港のP3対潜哨戒機の普天間基地移転に伴う岩国基地への玉つき移駐問題の件につきまして御質問いたします。普天間基地のKC130空中給油機を岩国に移駐させる、この...全文を見る
○宮井分科員 防衛施設庁はどうですか。
○宮井分科員 読売新聞の報道によりますと、予算上も新たに約二十五億円を岩国、三沢両基地の施設整備費として追加支出しなければならなくなる、このようにあるわけでありますが、この予算は計上されるおつもりですか。
○宮井分科員 それでは次に、地位協定第二条1の(a)、同じく第二十四条によりますと、基地の土地は米軍に提供するけれども、住宅その他の建物は負担する必要はない、このようになっておると私は解釈いたしております。たとえば岩国にKC130空中給油機が来るとして、もちろんいろいろなそういう...全文を見る
○宮井分科員 それではもう一度確認しますが、たとえば新たに病院を建ててくれ、住宅を建ててくれ、あるいは格納庫を建ててくれと言うた場合には、わが国としてはそれを拒否することはできない、こういうことなんですか。
○宮井分科員 それでは、たとえば岩国では、基地縮小ということはいまのところございませんね。そこで、施設をつくってくれ、KC130の空中給油機が来たとして、それの格納庫をつくってくれと言うた場合には、これは基地縮小ではないわけですから、その点は拒否できますか。
○宮井分科員 これ以上あれしましても平行線と思いますから、また具体的にそれが出てきたら質問することといたします。  次に、このP3の那覇空港からの撤去移転に要する費用は、先ほども出ておりましたが二千万ドル、六十一億六千万円とされておりますが、新年度予算では三十八億円を計上してお...全文を見る
○宮井分科員 それではあとの、二千万ドルの残り分はどこに使うわけですか。
○宮井分科員 三十八億円じゃなしに二十六億円ですね。
○宮井分科員 それでは、それ以外に今年度予算に計上されている合計金額は幾らですか。
○宮井分科員 それでは次に、沖繩国会におきまして、二千万ドルというのは、いまもそれはうかがい知るところでないということでございましたが、この概算したときは二千万ドル、このように私は聞いておりますから、この玉つき移駐は考えなかった、このように私は思うのです。そうしましたならば、那覇...全文を見る
○宮井分科員 それでは次に、このKC130がかりに岩国に移駐されたとしても、岩国は航空基地でありまして、既存の設備があるわけでありまして、新たに施設は要らないのではないか、このように私は考えるわけであります。また、岩国のP3が三沢に今度は行くといたしましても、三沢も既存の施設を使...全文を見る
○宮井分科員 その点はひとつ、あくまでも仮定であっても、そのような心配ないように、しっかり検討をしてもらいたい、このように要望します。  それから、那覇から普天間へ、また普天間から岩国と、それぞれ玉つき移駐ということが言われておるわけですが、その航空機を移駐するということは、そ...全文を見る
○宮井分科員 作戦行動が変更ないということでございますが、このKC130空中給油機というものは、それではどういう任務を持っておるわけですか。
○宮井分科員 私が聞いておる範囲では、グアムからベトナムへ行くところのB52の空中給油に必要である、このように聞いております。そのKC130が岩国に来たといたしまして、そのKC130は、グアムからベトナムへ行くB52の空中給油の任務を持っているのではないか。そうだとしますと、非常...全文を見る
○宮井分科員 それでは、この読売新聞によりますと、KC130は戦闘機が長距離爆撃飛行を行なう際、空中で給油するためのものだ。極東、東南アジアでは岩国、沖繩、フィリピンの三カ所に常駐しておる。特にB52大型爆撃機が沖繩から撤退したあとは、沖繩のKC130は東南アジアの防衛に不可欠の...全文を見る
○宮井分科員 それでは、最後に私は伺っておきますが、それはKC135で、心配ないということでございますが、この玉つき移駐という問題が出てまいりました今日において、われわれが心配いたしておりましたこの本土の沖繩化という問題であります。これは外務大臣も、沖繩も返還されれば本土でありま...全文を見る
○宮井分科員 それじゃ、以上で終わります。
04月05日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○宮井委員 質問に入る前に委員長に一言お願いしておきます。  大臣への私の質問の持ち時間は三十分間でございますが、大臣の都合で二十分になると伺っておるわけであります。したがって、不足の十分間は後日大臣の出席を願って質問をいたしたいと思いますので、よろしくお取り計らいを願います。...全文を見る
○宮井委員 そこで、こまかく聞きますが、いろいろ対策としては、これはいま答弁で言うように、本数をふやしてきておりますが、車両を大きくしたり、車両の編成を長くするというようなことがありましたが、具体的にどういうようにされているんですか。
○宮井委員 そこで、このいまの御答弁の中にも順法闘争とは思っていないということでございますが、そうしますと、これは違法である、こういう見解ですか。
○宮井委員 そのように鉄監局長は言われますけれども、そもそもこの問題が起きたということは、御承知のとおり、船橋駅の事故の際におきまして、ATSのブザーが鳴ったのに、運転手が電車をとめないで気をとられているうちに起きたということで、その後労組は当局側とこの問題を含む列車の安全対策に...全文を見る
○宮井委員 こういうことを言っておりますと非常にすれ違いの議論で、大体ATSは何で取りつけたかというふうな基本的な根本問題、自動制御装置のそういったことが、いわゆる過密ダイヤによって実際機械が運用できないというふうなことになってきて、そうして国鉄側としてはそういうものは運転手がち...全文を見る
○宮井委員 いまの大臣の答弁では私納得できませんが、保留しておきますから、そのときにまたひとつきびしく追及したいと思います。これでは根本的な対策にならないと思います。  そこで、これは大臣にも伺おうと思っておったのですが、いわゆる運輸省の通勤ラッシュ対策というものですね。先ほど...全文を見る
○宮井委員 同じ問題で政務次官に御答弁をいただきたいと思いますが、要するに人口がどんどん増加していく、また都市にそうした人口が集中して通勤人口が非常にふえてきている。そういった面を予測してやりませんと、いつまでも同じ対策であれば行き詰まってくる、これは先ほども申し上げたとおりでご...全文を見る
○宮井委員 そこで地下鉄方式、高速鉄道というような答弁もございましたが、金額の点で予算面が非常に多額を要するということで、聞くところによりますと、比較的金銭的に負担がかからないというモノレールというようなものが考えられているようでありますが、私両面がもちろんあると思います。現在の...全文を見る
○宮井委員 話はちょっとそれましたけれども、先ほども申し上げておりますように、この運輸省の通勤ラッシュ対策というものは何回も申しますが、根本的なものが、納得のいくものが示されておりませんので、今回の鉄建公団法におきましてもすでに論議されたと思いますけれども、この財政的基盤というも...全文を見る
○宮井委員 今後それだけの力を入れていくということでございますから、それは多といたしますが、一面ではまた私鉄というものに対しての過剰保護的なことにもなってくるというふうなこともいわれておりますし、その辺のところはひとつよく検討されて手を打ってもらいたいということを要望をいたしてお...全文を見る
○宮井委員 車両の火災については詳しく御答弁がありましたが、駅構内における火災、これは答弁ではどうも心もとないので、しっかり掌握をして、どうなっておるか具体的に確認をして、そういうことのないようにひとつ手を打ってもらいたいと思います。  また安全点検を大臣が指示をされて、安全運...全文を見る
○宮井委員 ですから、私が申し上げているように、そういうことじゃだめだ。詳しく情報を聞いておりませんなんて、朝から何時間たっているのですか。それが掌握されていない。点検、点検と指示だけして、そんなのじゃだめですよ。幸いタクシーの運転手さんが知らせてくれたから大事に至らなかったもの...全文を見る
○宮井委員 そういう会合、会合といいますけれども、そんな実のあがらない会合を何回やってもしようがないわけでありまして、鉄監局長は第一線に乗り出してひとつ——こういう事態のときには常日ごろと同じようなことをやっていたのではだめだということを私は申し上げたいのです。ただ役所のいすにす...全文を見る
○宮井委員 政務次官が行っていますと言いますが、政務次官だけに何して、あなた自身は行っていないのですか。山口さん自身もときどき出かけて、何かあれば政務次官だけ行って、政務次官が行っています、それだけじゃだめだと思うのですね。
○宮井委員 そういう言いわけは私は聞きたくない。  それではお尋ねしますけれども、鉄道監督局長としてこのような声を知っておるかということを私は聞きたいのです。新聞に大衆の、国民の切なる声が出ていました。少し聞いてもらいたいと思うのですが、これは総裁あてになっておりますけれども、...全文を見る
○宮井委員 そうして混雑のラッシュ、まあすいた電車を選んで乗っているのじゃないかというふうなことは私は思いませんけれども、そういうふうにわかっているのなら、通勤ラッシュの問題は昭和三十年代から問題になっておるわけですから、長期間にわたってこの問題を解決できないのは、一にかかって交...全文を見る
○宮井委員 その架線の損耗はどうなのですか。
○宮井委員 それで再度重ねて聞きますが、この安全基準ですね、千葉管理局管内の運転事故応急復旧処理基準規程、これに伴うところの検討そしてその結果、千葉とそして全国的にどういう指示をされていますか、具体的に。
○宮井委員 それでは、時間時間ときびしく言われておりますので、私は相当まだ質問したいことあるのですが、最後にお聞きしたいことは、先ほども申しましたような、この新聞報道によりますと、こういう列車の中が、通勤の快速電車がまるでガス室であるということですね。「最近の通勤列車は、途中の小...全文を見る
○宮井委員 私はそう言うかと思って予想しておったのです、答弁を。そのような、窓をあければいいとか、換気装置がそろっているから換気装置をやればいいとか、皆さん方そうしてすぐ逃げるのです。窓をあければいいじゃないか、こういうことを答弁すると私はもう予測して委員会に臨んでいるわけです。...全文を見る
○宮井委員 最後に、これでは全然解決策の答弁がございませんから、次回また大臣に出席を求めて質問をしたいと思うのです。保留いたしておきます。以上。
04月12日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○宮井委員 せんだっての大臣に対する質問に保留しておりました分を質問いたします。  時間がございませんから、私のほうから五点だけ先に質問要項を言いますから、大臣から簡単にこの五つの問題を答弁していただきたい。ほかの局長その他の答弁は一切要りません。大臣だけにお伺いします。  ...全文を見る
○宮井委員 それでは、時間がありませんから終わりますが、まあ答弁を聞いておりましても納得できません、抽象的なことですから。心から願っておるとか、望んでおるとか、こういうことでは解決しないと私は思いますから、さらにこの問題が解決するまで見守っていきたいと思っております。以上。
04月14日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○宮井委員 それではできるだけいままでの委員との重複を避けましてお伺いをいたしたいと思います。  まず条文の第七十六条の二十五、これは職員の兼職禁止の条項でございますが、「職員は、自動車若しくは自動車の部品の製造、改造、整備若しくは販売の事業を経常し、これらの事業の業務に従事し...全文を見る
○宮井委員 はっきりお答えをいただきたかったわけですけれども、その趣旨に沿ってやられるということでございますので、それを了といたしたいと思います。  その次に第七十六条の二十七、これは業務に関する規定というふうになっておりますが、その業務遂行の前提といたしまして年度予算をもって...全文を見る
○宮井委員 ただいま私、北海道、東京、大阪、名古屋、福岡、神奈川、こういうふうに具体的に県名を申し上げたのですが、それではそれはまだはっきりきまっていない、こういうことですか。
○宮井委員 わかりました。  そこでこういう施設というものはどういう場所に設けるかということでございます。たとえば、東京で申しますと、鮫洲とかあるいは足立とか練馬とか既設の車検場にこれを併設していくという形か、それとも別のところに求めるか、こういう点なんですが、これはいかがです...全文を見る
○宮井委員 この近辺にそれを求めるといたしますと、非常に地価が高い、こういうことでございますから、その点はどのように検討されておりますか。
○宮井委員 その辺はひとつ行政指導をがっちりやってもらいたい、このように要望いたしておきます。  次に、この検査協会の軽自動車検査員といいますのは、現在の検査員、すなわち、公務員とは資格の点で同じなのか。それとも差を設けるのか、この点をお伺いしたいと思います。
○宮井委員 そうしますと、もう一度確認いたしますが、軽自動車の検査員も現在の検査員も同じ立場であると理解してよろしゅうございますか。
○宮井委員 それでは、資格というものは同じかどうか、その点はどうですか。
○宮井委員 何かこうよくわからないのですが、実質的には同じ、そうしたら、ほかに何か違うところはあるのですか。
○宮井委員 まあいいでしょう。その辺をひとつはっきりしてもらいたいと思います。  次に、この検査協会の検査事務所を全国で五十三カ所設ける、先ほどもお聞きしたわけですが、検査協会の業務といたしましては、検査を行なう事務所ごとに所定の検査設備の設置及び維持並びに軽自動車検査員の選任...全文を見る
○宮井委員 一般自動車が六百円ということになりますと、これが四十八年度から実施していくとしますと、当然いまの一般の大型車というのは値上げを考えておるわけですか。
○宮井委員 もう一度確認しますけれども、それじゃ、普通自動車も六百円、軽も六百円、同じ値段になるわけですね。
○宮井委員 普通自動車の中の小型車と軽と同じということになりますと、利用する側の人たちにとっては不服が出ませんか。その点はどうですか。
○宮井委員 それは、差は全然ない、文句は出ないという確信ですね。それとも、この普通車の中の小型車を百円値上げしていくのか。軽を六百円にするならば、当然それは、絶対もう差はないと言い切れますか。
○宮井委員 どうもその辺のところがちょっと納得できないのですがね。その辺のところをひとつ明確に、今度は、何といいますか、説明というか、そういう点をよく納得いくように皆さん方も、検討というか、あれしてもらいたいのですが、どうもこれは、私はそう詳しくないですけれども、どうもやはり軽と...全文を見る
○宮井委員 よくわかりました。  そこで、将来協会の検査場を予定の五十三カ所よりも拡大する考えはないかどうか。全国に散在する軽の普及度から見ましても、一県に一カ所では非常に少な過ぎる。また、一県一検査場ということになりますと、耐久性の弱い軽自動車などがそこへわざわざ検査を受けに...全文を見る
○宮井委員 その辺は、私が心配しておりますように、遠いところからわざわざ検査を受けに行くという、そういうことのないようにひとつ配慮をしてもらいたいということを要望いたしておきましす。  次に、この出張検査の制度でございますが、検査機器の運搬、整備というものはどのようにしてやって...全文を見る
○宮井委員 それで、現在の車検の場合、現時点で実際、実例としては、いまおっしゃったことですか。——それでは、先ほどの話に戻ってちょっと恐縮ですが、あと先になりましたが、検査場を増設するとしまして、その建設費というものは、先ほども述べましたように、地価の高騰する中におきましては、用...全文を見る
○宮井委員 いたすつもりでおりますということではちょっと困るのですね。はっきりひとつお答え願いたいのですが、それはそれとしまして、その次に検査員というものは当初五十三カ所で村名くらいを予定しておるわけですか。
○宮井委員 百二、三十名をお考えになっているということですが、この充足というものには確信があるのかどうかということですね。実際技術をマスターした者の確保というものは絶対できるか。この点はどうですか。
○宮井委員 そこで、これはちょっと関連して、話が飛ぶようですが、自動車重量税ですね。これについてちょっとお伺いしたいのですが、現状の一律七千五百円、これに据え置くのかどうかということと、重量税というものは車検時に徴収という原則からいたしますと、将来どうしていくのか、この点をちょっ...全文を見る
○宮井委員 重ねてお伺いしますが、重量税は車検時徴収ということが原則ですね。そうしますと将来どうするか。ボディがだんだん大きくなったりあるいは重さも重くなっていくというようなことですね。そういう場合の具体的なことをお伺いしたい。
○宮井委員 それじゃその当分というのはいつごろまでですか。
○宮井委員 その辺のところもさらにまた今度突っ込んでお伺いしたい。こういう問題もまた一応保留いたしておきます。  次に、第七十六条の三第十一に「軽自動車の検査設備」というものがありますが、機械の種類ですが、具体的に機械設備はどのくらい整備するのか、その点をお伺いしておきたい。
○宮井委員 この機械類はわかりましたが、これらのものは民間指定工場の検査設備の基準と同じなのか違うのか、その辺はどうですか。
○宮井委員 そうしますと、大体これに要する資金というものは幾らくらいかかるものですか。
○宮井委員 次に、この検査設備場設置費用は幾らぐらいかかるわけでありましょうか。一検査設備場が大体幾らぐらいで、全国五十三カ所で大体幾らぐらいになるか、この点をお伺いします。
○宮井委員 それでは今度五十三カ所で大体幾らになるのですか。   〔委員長退席、加藤(六)委員長代理着席〕
○宮井委員 そこで、一億五千万で土地を求めてあるいは建物を建て、整備をいたしまして、これはとうてい間に合わないと私は思うのです。この資金につきましては七十六条の五の2において増資ができることになっておる。借り入れをすることについての規定は第七十六条の三十六で定められておる。大臣の...全文を見る
○宮井委員 次に、東京の足立にございますところの0というある整備工場をわが党の松本委員と一緒に今回の法案審査にあたりまして私は見てきたわけでございます。これは四十七年三月に認可になったものでありまして、普通自動車専門であります。それもトラックばかりでやっているところである。  ...全文を見る
○宮井委員 先ほどの答弁では、その辺は民間のほうからあれしまして協会へ持ってくるという答弁があったわけですが、いまお聞きしておるとそういうものは引き抜かないようにします。この答弁の食い違いはどうなんですか。
○宮井委員 それでは中小企業その他そういった人手不足で苦しんでおるようなところから絶対そういうことはしない、こういう確約ができますか。
○宮井委員 先ほどの答弁の食い違いという点は後ほどに保留いたしておきます。確かにそういう意味の答弁であったのかどうかは、いろいろ議事録をよく調べてなお質問をするということを、よろしく委員長にもお願いしたいと思います。  次に、この整備工場の現状というものをここでちょっと述べます...全文を見る
○宮井委員 重ねて私はここで言っておきたいのですが、この工場などでは、現状を拡大して仕事を取る必要はない、十分採算がとれておるから軽の車検などはもうごめんこうむる、こう言っておるわけであります。もちろんここは普通車でございますけれども、小型をやっておるところでもなかなかすぐという...全文を見る
○宮井委員 まだたくさんこれから聞きたいこともございます。こちらから聞いてもらいたい意見も十分持っておりますが、時間がございませんので、あとはまた保留をいたしておきたい、このようなことを申し上げまして、終わります。
04月20日第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○宮井委員 この海上交通安全法案は本日から審議に入ったわけでございますが、私の考えを申しますと、最近の日本沿岸の船舶ラッシュというものは著しく、大型タンカー、沿岸フェリー、その他各種の大小の船が入り乱れておる関係上、一たび事故が起きた場合におきまして、油の流出、火災等を考える上に...全文を見る
○宮井委員 せっかくの大臣のお話でございますが、非常に調和点に達しておる、こういうお考えですが、大臣のお考えはちょっと甘いのじゃないか、かように私考えておるわけでありまして、先ほども指摘しましたように、もうほぼ了解がついておるというような当局の説明において、大臣がそういう考えじゃ...全文を見る
○宮井委員 いろいろと説明してきたとおっしゃいますけれども、また、各県でも漁民に説明をしたと聞いております、そういうことを聞いておりますでは困る。私の聞いておるのは、もちろん各県の県漁連の人は東京へ集まって二、三回話を聞いたことはあるでしょう。ですけれども、各県において、海上保安...全文を見る
○宮井委員 それは全国の各県で行なわれていますか。その点ちょっともう一度……。
○宮井委員 ですから、私が言うておるように、東京へみんな集まって、それを持って帰ってやったということしかやってないのですよ。全国で、今度は、海上保安庁の出先機関があるわけですから、それはまた各県でも問題になっておる。千葉県あるいは岡山県、そのような各県で、県ごとに、また漁連のほう...全文を見る
○宮井委員 水産庁水産庁とおっしゃいますけれども、それでは、東京でやったのと同じように、今度はワクを狭めて地方へ出かけていって各県でやります、その確約をここではっきりしてください。
○宮井委員 それじゃ、努力をしていただくということで、水産庁はどうですか、その考えで……。
○宮井委員 一部の人たちが反対しておる、こういうことをおっしゃっているようですが、もっと真剣に取り組まないと——せんだって、事実としても、三月二十三日に、東京湾沿岸の一部二県の各漁業組合が海上交通安全法対策一都二県漁民協議会を結成して、漁船三百隻を連ねて反対のデモを行なっておる。...全文を見る
○宮井委員 その決意はよくわかるのです。また、そういうふうにしてもらわなくちゃいかぬのですが、どうしてそういう声が出てくるかということは、お役所的な命令とは言いませんが、どうも何かそういう感じがあるのじゃないか。  それで、私はちょっと具体的に聞きたいのですが、第六管区海上保安...全文を見る
○宮井委員 大臣、そういうことなんです。こればっかりやっておりますと時間がなくなりますから……。  大体本庁の海上保安庁でも一生懸命やっておる。また全漁連の会長などは、ある程度この法案は必要じゃないかというようなことも発言しておる。しかし、いたずらに下のほうでそういうようなこと...全文を見る
○宮井委員 そこで、ただいままで言いましたことが一点と、もう一点私が不審に思うのは、今回の法案の審議に際して、何か業界から三十数億のお金が漁連やら——その辺のところは私は詳しくわからないのです、が、お金が渡されておる、また、これから渡されるのじゃないか、そういうふうな意味のことが...全文を見る
○宮井委員 それでは一つ一つただしていきたいと思うのですが、読売新聞等の報道にもございましたが、この法案を審議するにあたって、日本船主協会、日本石油連盟、日本鉄鋼連盟が、漁民対策費として三十億を出そうといっておる。業界側は立法に伴う必要諸経費といっておるけれども、漁民の反対があっ...全文を見る
○宮井委員 それではさらに、日本船主協会など民間三団体がそれぞれ十億円を拠出する。それを運輸省の外郭団体、日本海難防止協会を窓口として漁民代表の全漁連に支払う。日本海難防止協会のことはいま出ましたけれども、各団体はすでに幹部会を開いて拠出金をきめた。これはどうですか。
○宮井委員 それでは、五年間で三十億出す、そうしたら、この民間三団体が十億円ずつ出すということは、それでいいのですね。
○宮井委員 そこで、この金というものは、日本船主協会では、同法施行に伴い各種施設費などが必要になるので、そのための経費だ、こう説明しておるというのですが、その点はどうですか。
○宮井委員 そこで、私は、そのお金の使い道がどういうようになっていくのかということはまだわからないのですけれども、海上保安庁では、この法案の施行に際して、必要な航路整備費として一億円の予算が計上されておる。ですから、このようなお金が出されるということは、二重になるのじゃないか。そ...全文を見る
○宮井委員 それでは、正当に使われるということですからあれですけれども、まだまだこれは見守っていかなければわかりませんけれども、後ほどまた言います。  そこで、三十億は漁民への補償ではないか、それにしては合理的な算定基準による補償額の提示がない、ですから、この金を新法施行の際の...全文を見る
○宮井委員 そういうふうなことで使われるというのですが、このような大事なことが事前にわれわれは何も知らされてなかったということ、新聞に出て初めて知ったというようなことですね。そういうことですから、裏に何かあるのじゃないか、こういうふうに思うので、これがそういうふうな正当なお金であ...全文を見る
○宮井委員 なじまないということなんですが、そこで私は、いろいろのこういう報道や話から見てみますと、大臣にちょっと聞いてもらいたいのですが、どうも漁昂の反対が強いから、まあ補償という形で、いろいろなことがあるけれども、ひとつ金を出して了承してくれ、こういう形でのお金ではないかとい...全文を見る
○宮井委員 これはまた施設規定ではないとおっしゃるかもわかりませんが、陸上の安全施設などについては全部国でやっておる。ところが、お金の比率からいけば、国は一億、業界が三十億、こういうことについては、どうも何かちぐはぐなことになっておるのじゃないか。それは法案の中に織り込むような性...全文を見る
○宮井委員 まことに浪花節的——と言ったら言い過ぎですが、そういうことでございます。それじゃ、はたして三十億でいいのかということですね。漁民のためになるというなら、はたして三十億という業界の金というものは——私はなぜそういうことを言うかといいますと、これは前橋本運輸大臣と前福田船...全文を見る
○宮井委員 私の質問に対して的確にお答えになっていのいので……。
○宮井委員 まあとんでもないことを言う人がおるものだと思いますが、日本人の大事なたん白質の供給という、そういうことに対して軽々に発言しておるというような、そういう船主協会その他の考え方がまたこの法案を波荒ら立てておるということも考えるわけでありまして、将来これから石油のいろいろな...全文を見る
○宮井委員 そこで、いまも議論がございましたが、そういう観点から考えていきますと、大型タンカーの災害対策としては、東京湾など狭い海域への入湾禁止というこの抜本的対策を考えるべきである。それは政府がシーバース建設など総合的な見地から取り組むべきである。東京湾あるいは伊勢湾、瀬戸内海...全文を見る
○宮井委員 それでは、見守っておりますから、それを進めてもらいたい。  そこで、この法案に際して、よくわからないのですが、海上自衛隊の自衛艦が航行する場合にどうかということ、これは普通の通常の訓練に行く場合の航行と、内閣総理大臣におけるところの防衛出動という緊急的に発進する場合...全文を見る
○宮井委員 それでは、防衛庁は、その点、この法律がもし施行されたとして、それを順守されるか、その点を……。
○宮井委員 それでは、残念ですが、時間があまりありませんので、運輸省に一言だけお伺いしますけれども、この海上交通安全法を制定するにあたりまして、いろいろとルールをきめるということも大事なことでありますが、船の構造というものが、際限なく巨大船をつくっていくということには限度はないの...全文を見る
○宮井委員 それでは最後にもう一点だけ。これは大臣が答えてください。  これはきのうも、飛行場でいうところの管制塔のようなもの、いわゆる海上交通情報機構ということになっておりますが、横浜、川崎というところは、本牧レーダー基地ですか、きのうつぶさにこれを見せていただきましたが、こ...全文を見る
○宮井委員 最後に一言だけ。  もうはっきりと伊勢湾、大阪湾、瀬戸内海につけるということを私は聞きたかったのですが、何だかまことに心細いような答弁で、もっとひとつ積極的にやってもらいたい。  そこで結論を申しますと、最初私が言ったように、漁民の問題、漁民の下部に対するPRの問...全文を見る
04月25日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
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○宮井委員 本日は貴重な、お忙しい御予定をさいてこのような時間を持っていただきまして、また貴重な御意見をお伺いし、心からお礼を申し上げます。  皆さんそれぞれ御意見があったわけでございますが、大筋におきまして値上げということについては反対といいますか、そのお気持である、まあ賛成...全文を見る
04月25日第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号
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○宮井委員 海上交通安全法案審査のため、東京湾の交通事情等について、去る四月十九日、浦賀水道航路及び中ノ瀬航路の予定海域における船舶のふくそう状況、及び漁業、海事関係者からの意見聴取に重点を置いて視察してまいりましたので、その概要を御報告申し上げます。  視察委員は、今澄委員長...全文を見る
04月26日第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第8号
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○宮井委員 お忙しいところを、本日は貴重な御意見を承りまして、厚くお礼申し上げます。  私がお聞きしたいのは、全漁連の池尻常務理事さん、日本船主協会の吉田専務理事さんのお二人にお伺いをいたしたいと思います。  その前に、皆さま方のお話をお伺いいたしておりまして、いろいろお話が...全文を見る
○宮井委員 それじゃ、関連がありますから、私はこれで終わります。
○宮井委員 本日はたいへん御苦労さまでございます。皆さん方全員の方に御質問したいのですが、時間も制約されておりますから、私からは三人の方にお伺いしたいと思います。一ぺんにお聞きしますので、順序を追って御答弁をいただきたいと思います。  まず日本タンカー協会の山地会長さん、それか...全文を見る
○宮井委員 どうもありがとうございました。
05月08日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
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○宮井委員 参考人の方々にはたいへん御苦労さまでございます。  私は基本的に今回の運賃値上げに対しまして、反対の立場をとっておりますが、端的に申しまして、いろいろ理由はございますけれども、まず政府の、国の努力、そして国鉄自身の企業努力、それと国民の皆さんにも応援をしていただく、...全文を見る
○宮井委員 たいへんありがとうございました。私はまだ当委員会におきまして質問をいたしておりませんので、これから審議に入る段階におきまして、こいったいまのお話なども参考にいたしまして、徹底的に審議をするというふうに考えておるものでございますが、それでは、村木先生にお伺いしたい点は、...全文を見る
05月10日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第19号
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○宮井委員 私は、最初に委員長に聞いておいていただきたいことがございます。この国鉄運賃法の審議といいますのは、国民の最大の関心事であります。注目をいたしてもおりますし、公共料金等の値上げにより諸物価に与える影響というものは深刻なものがあり、もちろんその他にもいろいろ理由はございま...全文を見る
○宮井委員 大臣のお話も伺ったのですが、今回は財政的には非常に切り詰めた、もうぎりぎりの線で大幅に援助をしておるということは答弁があったわけですが、私が質問をしました中で、いままで国鉄がこういう傷を負って——大体病気でいいますと傷を負って早期発見をしますと胃ガンでも何でも治療いた...全文を見る
○宮井委員 ただいまの大臣のお話ですが、今日の国鉄がここまで深い傷を負ってしまったということについては、政府も一生懸命努力をしておったのであるけれども、見誤りがあったことは遺憾に思っておる、そういう点は率直に認めるということでございますので、まあ多といたしますけれども、そこで、そ...全文を見る
○宮井委員 どうかその点を、国民のために政府は本腰を入れて取り組むという点を要望いたしておきたいと思います。  総裁からは、まず国鉄自身が企業努力をしていかなければならないという基本姿勢の御答弁がありましたから、それで多といたしますが、繰り返すようでありますけれども、国鉄の財政...全文を見る
○宮井委員 そこで具体的にお話を伺いたいと思いますが、国鉄の資材の購入、これは年間総額幾らくらいになっておりましょうか。
○宮井委員 四十五年度で千八百七十五億、四十六年度で二千二百億をこえるということですね。相当ばく大な金額であります。そういった物資の引き下げというか、できるだけそういったことにも努力して、国鉄総裁のおことばからいたしましても経費の節約に相当の努力をされてきたと思いますが、その点、...全文を見る
○宮井委員 お答えでは値段が安いこと、そしてさらに品質がよいこと、長質のものを信用のあるところから買うという、こういう御答弁であります。それは了解いたしまして、それが事実であるならばまことにけっこうな話であります。経費節約にも努力されておる、そういったお話で、また安いものを、よい...全文を見る
○宮井委員 私は幾らくらいで購入しているかということを尋ねておるわけであります。
○宮井委員 正確な数字がわからないということでありますが、それでは地域を限定しまして大阪鉄道管理局管内においては幾らくらいの値段で購入しておられますか。
○宮井委員 大阪鉄道管理局管内の一枚の畳の購入の価格は二千三百円と、こういうお話であったのですが、私の調査とちょっと違うわけであります。私の調査によりますと、国鉄だけではなしに、全部の官庁その他ここに資料がございますが、申し上げますと、大阪造幣局が二千百円、関西電力南支店が二千五...全文を見る
○宮井委員 私はそういうあいまいなことを言っているのじゃないのでありまして、もうこういう関係者の人はよく知っております。それで、これは私が一人言っておるのじゃないのです。ここに新聞がありますが、ここにちゃんと価格が出ておる、「たたみしんぶん」に。請負価格と新畳一枚で千円近い差があ...全文を見る
○宮井委員 これは先ほども言われましたが、表とかいろんな……(発言する者あり)委員長、不規則発言を禁止してください。それでないとできません。
○宮井委員 表とかいろんなことを先ほどおっしゃったのですが、それは私、全部知っているのです。この資料によると、国鉄の発注によると、すべて上げ縫いにしなさい、こういう指示になっておる。それじゃ上げ縫いというのはどういう意味ですか。   〔発言する者あり〕
○宮井委員 それじゃ先ほどから、存じてないのなら、上げ縫い、上表とかいろんなことを知ったように言わないでもらいたいということを私は言いたい。これは昔の別荘に使うのと一緒なんです、上げ縫いということは。これは資料によりますと、最高級品の仕事の意味なんです。別荘に使うものなんです。わ...全文を見る
○宮井委員 調べなくてもちゃんと私が資料を持っていますから、なにならお見せしていいです。ここにちゃんと資料があります。  そこで、それじゃそういう点をひとつよく改善する——総裁からも一言。
○宮井委員 大臣は、先ほどからの私と国鉄のこのやりとりを見られておって、どういうふうに感じておられますか。
○宮井委員 それではよく調査をして、国民の前に明らかにしていただきたいということを、これ以上お尋ねしても、答えられないと思いますから、要望をいたしておきます。  それで、このような畳というものはどういう会社から購入されておるか。この点をお伺いいたします。
○宮井委員 十二社の名前をおっしゃってください。
○宮井委員 それでは、あまり膨大なことを言ってもお答えになれないと思いますから、四十六年度に仕事をした——もちろん、まあ畳以外のガラスとかあるいはベッドとかいうような業者が、指名入札と公開入札というのがあると思いますが、どういう会社が仕事をしたかということをお伺いします。
○宮井委員 ただいまの報告のように、指名競争の場合には、四件仕事がございましたが、日本営繕KKが四件とも仕事をしておる。それから公開入札の分も、六件仕事があって四件とも日本営繕KKである。  この件数でいきますと、日本営繕KKという会社がほとんど国鉄の仕事をやっておる、このよう...全文を見る
○宮井委員 そこで、まあ国鉄の中には、先ほどからも答弁のあったように、いろいろと資材の購入に対しては、資材部もあるし、あるいは資材のそういった、公平に行なわれるように委員会等もある国鉄の本社にも、できるだけ節約をする意味においてのそういった査定の委員会もあるということでございます...全文を見る
○宮井委員 不正、不明朗な点がないと言われる総裁のことですが、それははっきり調査をして、自分が大阪鉄道管理局へ行って、事実を自分でつかまれて、そういうことはないとおっしゃるのか。そういうことはないという確信でおっしゃっているのか。どちらですか。
○宮井委員 確信でものを言われちゃ困るので、はっきり調べてその上で、絶対そういうことはない、こうおっしゃるのならいいんですが、まあ私の調査によりますと、この購入価格の違いというものは、先ほど言いましたように、なぜ畳が、そういう官庁よりもよけい大きな値段で、千円も高い畳を購入すると...全文を見る
○宮井委員 これはほかの業者は知らないけれどもという発言でありましたので、知らないで発言するということ自体が、それは間違っておるわけでありまして、まあ後ほども申し上げますけれども、この会社というのは、そのようにして畳を買って、自分で施工をするんじゃないわけなんです。全部また下請に...全文を見る
○宮井委員 そういうふうにごまかしちゃいけないんですね、下請に出したかもわからないなんて。技術員ばかりだ、こういうふうにおっしゃいますけれども、技術員二百数十名というのは、それは大阪だけですか。それとも全国ですか。
○宮井委員 三十名で、それじゃ役員が何名おるのですか。
○宮井委員 そういうことじゃないんですよ。後ほど言っていきますがね。支店長だけじゃないわけです。ほかにも役員がおります。そして三十数名でそれだけの仕事はできないわけです。実際、技術員としてできるわけはないので、そういうあいまいな返事はいけないと思います。  そこで、この日本営繕...全文を見る
○宮井委員 そういうことを承知しておって、先ほど言いましたように指名においては四件中四件、公開においては六件中四件、こういう前歴のある会社と取引関係にあるというのは、それはそれなりの理由はあるのですか、どうですか。
○宮井委員 そういう不明朗なことがあったということをはっきりして改善された、全部すべてこれはよろしいということになって、いまでも仕事をさしておるのか、それとも本社の幹部の皆さんが知らずに、この日本営繕KKというものに今日まで仕事をやらしておるのか、どっちなんですか。
○宮井委員 なかなか私の質問にはお答えになっていないと思うのですが、それでは私は納得できないわけであります。総裁も先ほどは絶対にそういうことはない、こういう言明でありましたが、そういう会社から買っておるゆえに畳の購入が高くなっておるということを事実承知で購入されておるのか、それを...全文を見る
○宮井委員 私は納得できないわけでありまして、総裁はそういう手順になっておる、手順だけおっしゃっておるので、それは国鉄の取りきめされた規約というものを頭にお入れになって言われておることで、はたしてそれが事実そうなっておるのかということは、大阪へも行っていないし、この事件も知らなか...全文を見る
○宮井委員 そういうあいまいなことばで逃げてもらっては困るので、これでは私は納得できないです。先ほども経営努力しますというふうなおことばがありましたが、国民の一人として私は納得できません。きょうも傍聴人がお見えになっておられますが、国民がこういうことを知ったらたいへんな憤りを感ず...全文を見る
○宮井委員 そうおっしゃいますけれども、処分をしたといわれるけれども、処分をした人間が、逮捕された人間が、事実いまでも国鉄に出入りをしておる。国鉄の電話を自分の電話のように使っておる。私はそういう事実を知って言っているのですよ。それを私が知らないと思ってごちゃごちゃ言いますけれど...全文を見る
○宮井委員 大臣はそういうことは調査をして公正妥当な線でやっていくという前向きな答弁であったと思います。国鉄総裁はどうですか。
○宮井委員 それではその点ははっきりとひとつしてもらいたいと思います。  そこで現在のこの会社のメンバーの構成を、先ほども出ましたが申し上げますと、日本営繕KKとは国鉄の幹部及び退職者グループでつくっておる会社である。私の調査に全部これが出ております。具体的に申し上げますと、日...全文を見る
○宮井委員 ほとんどが国鉄の退職者によって占められておる日本営繕というものは、全国的にいいますと、年間何億もの相当な工事をしておる。先ほど言いましたように、実際には直営の工場はない。職人は一人もいない。国鉄からもらった仕事を全部下請業者に回す。つまり、国鉄と下請業者との間にあって...全文を見る
○宮井委員 そういうことはないと確信していると言いましても、もうすでに前回あったわけですから、ないと言ったってだめなんですが、私は率直な感情として、国鉄退職者の、ほんとうに国鉄を愛し、国鉄を盛り立てていこうとするこの先輩自体が、そしていま国民も政府も国鉄も一丸となって、世界の国鉄...全文を見る
○宮井委員 私はここで一言申し上げたいのですが、まことに憤慨にたえません。このような真剣な国鉄審議をいまやっておる。まして政府と自民党、それに閣議やいろんなところを経てこの委員会に付託になっておるというのに、その与党の当事者がこの委員会の席におらないというふうな、このような不謹慎...全文を見る
○宮井委員 そこで国鉄当局にお伺いしますが、そういうものが中間に入っておるから値段が高くなる、購入する資材が高くなるということですから、これはこれからさらに検討されて、資材部というものがあるわけですから、資材部で面接扱って購入していく、そして資材の購入を促進していく、こういう方向...全文を見る
○宮井委員 検討されるというお返事ですから、結果はまた教えていただきたい。  またもう一つ提案をすれば、もっとはっきりした明朗な、過去において検察庁に摘発されたような業者を中間に入れないで、外郭団体にすっきりした形でやらせるというようなことも今後お考えになったらいいのじゃないか...全文を見る
○宮井委員 そこで私は大阪支店のことを取り上げたわけですが、この会社全体もひとつ見てみなければならない。かりに日本営繕が一億の仕事をしたとしまして、手数料が一側二分といたしましても八千八百万円分の仕事しかしていない。ばかをみるのは運賃を払っている国民である、また国鉄自身の損失であ...全文を見る
○宮井委員 あと先になりますが、この日本営繕KKの本社の経営陣というものは、大半が国鉄出身である。国鉄出身者は社長一名、常務取締役二名中二名、また取締役は四名中三名です。売り上げは年間十七億、国鉄関係のコネによって長年各国鉄管理局の営繕工事一切を請け負っておる。完全に国鉄出身者の...全文を見る
○宮井委員 大体間違いないようです。大臣、これらの外郭団体の総点検をここで約束してもらいたい。どうですか。
○宮井委員 総点検と申しますかというのじゃだめなんですね。はっきり総点検を約束してください。私は大臣に聞いているのです。大臣から御答弁いただきたい。
○宮井委員 いや、日ごろやっておるとか、そういうことを私は聞いておるのではないのであって、総点検をやらないのですか、やるのですかと、こう聞いているのです。
○宮井委員 総点検なんかどうでもいいなんということを言われると、これは考えざるを得ないと思う。総点検は、私のところはそういうことばは使っていないといいますけれども、そういうことばは一般的にあるわけですが、そうすると、そういうことばを使ってはいけないわけですか。
○宮井委員 最初からそう言ってくれれば——総点検なんかどうでもいいと言うから納得できない。私は、せっかくここまで審議してきてそういうようなことを言われると、こっちがどうも回り悪いじゃないかというふうに言われるかもわかりませんが、では、どういうことばで表現するのですか、はっきりして...全文を見る
○宮井委員 それでは、私の言う意味の総点検というのは監察ということであると理解しておきますから、そのとおり進めてもらいたい。  そこでこの問題はその辺でおしまいにしたいと思いますが、もう一つ約束してもらいたいのは、国鉄本来の組織外の団体として、もちろんこれは外郭団体になるわけで...全文を見る
○宮井委員 それでは総点検ではなしに監察と資料要求、その辺のところを確約していただきましたので、なおこういった問題に対しては政府あるいは国鉄、この際十分徹底的に調査をして、明朗な、国民のための国鉄にしていってもらいたいことをここで要望をいたしておくものであります。それについて一言...全文を見る
○宮井委員 それでは次の問題に移りますが、運賃値上げというものは、今日におきますと旅客運賃だけがどうも報道その他に出まして、農林水産物の貨物輸送、これは生活必需品でありまして、目に見えない形で影響がありまして、家計に大きな負担になってくる。この問題については、もちろん委員会では審...全文を見る
○宮井委員 貨物運賃の影響は大きいということをお認めになったわけであります。これから私が質問しようといたしますところのものは、その貨物運賃でありますが、経企庁政務次官あるいは農林省からも企業流通部長さん、御足労いただき、たいへんお待たせして申しわけありませんでした。私の質疑が前の...全文を見る
○宮井委員 まあ、国鉄の現在の状態にかんがみて全廃をしていくということでありまして、これは農林省の方に確認をしてもらいたいと思いますが、公共政策割引一〇〇%存続時、これは四十六年十月までと、今回の引き上げを含む全廃された後、これは四十七年十月以降の運賃を比べてみますと、私のデータ...全文を見る
○宮井委員 これで私が言いました数字は大体農林省のほうでそのとおりである。そうしますと、いまも申しましたように、運賃の二四・六%の値上げと、そして公共政策割引の全廃によりまして、お米とかバレイショとかタマネギとか、いろんな今日までの国民の主要なそういった生産物というものが、大幅に...全文を見る
○宮井委員 経企庁では、あまり小売りに影響はないという御見解ですが、私はそういう見解は持っておらないわけでありまして、後ほどもいろいろと具体的に申し上げますが、その前に運輸大臣として、そういった影響があるということを承知して全廃ということに踏み切ったのかどうなのか、その辺のところ...全文を見る
○宮井委員 まあせっかくの大臣の御答弁ですが、国鉄の現在の状況を見て、やむを得ないということで承知をしたということが表に出ているわけであります。実は私はせんだって北海道へ参りまして、北海道で国鉄運賃法に関して公聴会をやったのであります。北海道の日本甜菜製糖の常務の方や、あるいは札...全文を見る
○宮井委員 国鉄の現状にかんがみということは私もわからないことはない。しかし、そのやり方が私はどうもふに落ちないということを、後ほどこれは詰めてまいります。  その前に、農林畜水産団体輸送協議会、こういう団体がありますが、これでは次のとおりに述べておるわけでありまして、要望が私...全文を見る
○宮井委員 それでは、いま言いましたようなことに対して、経企庁と運輸大臣に見解をお伺いします。
○宮井委員 極力ないようにということでございますけれども、先ほども言いましたように、これは物価の上昇にどういう影響があったかということは、なかなかあとになってみませんとわからないことであって、私のほうは、これは重大な影響があるということを言っておるわけであります。  さらに、農...全文を見る
○宮井委員 流通機構にしましても、どこまで改革されておるか。まあせんだっては北海道へ行きまして、いろいろ、コンテナ基地とかトラックターミナルとか、実際見てきました。この目で見せていただきまして、なるほど他の地域よりも意欲的にいま取り組んでおるという点は認めてはおりますけれども、そ...全文を見る
○宮井委員 そこで、さらに私はこういう問題を研究いたしまして不審に思う点は、いまも申しましたように、今回の運賃改定で特に大きな打撃を受けるという、この国鉄輸送にたよらざるを得ない遠隔地である、たとえば北海道などは、新全総に示されておる計画によりますと、遠隔地こそ将来の食糧供給地と...全文を見る
○宮井委員 遠距離逓減制のことはなるほど先ほど聞きました。しかし私が言っておるのは、この政府の経済政策と、そして進めていこうとするこの経済政策が、これでこのまま行かれるのか、これによって影響を受けていく、私が先ほど申しました全国の農林畜水産団体輸送協議会というようなところでは、も...全文を見る
○宮井委員 議論が並行線を行きまして、政府はもう絶対にこれはだいじょうぶというし、私のほうは、それは消費者物価にもはね返るし、あるいは生産者が破滅に追い込まれるかもわからない、北海道などは新全国総合開発計画の政府の経済政策と逆行するような行き方である、こう言ってもそうじゃないと言...全文を見る
○宮井委員 まあしかたがないんじゃないかじゃしかたがないので、ことばじりをとるようですが、それではさらに進めて私はお尋ねします。  先ほどからも問題になっておりましたが、国鉄自体が緊急事態になっておるから、どうしてもその割引制度というものは全廃して負担をなくしていかねばならない...全文を見る
○宮井委員 将来研究する課題ということを言っておるんじゃないんですね。将来やられたんじゃ、もう間に合わない。もうこの時点において深刻な状態になっておるわけですからね。財政援助ということについて政府は全然何もやっていないじゃないですかということを私が言っておるのであって、それは何も...全文を見る
○宮井委員 どうも私よくわからないんですがね。まあ運輸大臣はほんとうにまじめに運輸行政に取り組んでおられるということを日ごろから敬服いたしておるわけでありますが、まじめな運輸大臣に私は何もけちをつけるわけではございませんが、どうも御答弁の中身があまり確固たるものがございませんよう...全文を見る
○宮井委員 結局政府は、私は政府の政策というものは生産者を破滅に追いやる。せっかく政府が財政援助をやるというふうな方向で検討をしておきながら、算定不可能なことをやらして、そうしてそれがもう最後になればうやむやになって、財政処置が行なわれないままにそういうことが進められていくという...全文を見る
○宮井委員 そこで問題なのは、この各省間の調整がはかられていない。農林省や経企庁の方がいらっしゃっておりますが、所管の省において調整がはかられていない。この辺はどうなんです。ただ自民党の考え方だけできめられておるのか、そのようなところはどうですか。
○宮井委員 そこで、さらに国民生活白書というようなところには、政府の、これは「豊かな社会への構図」、経済企画庁からの国民生活白書の中に、当面の物価安定対策について昭和四十五年六月九日物価対策閣僚協議会で食料品価格安定対策というふうなことをおきめになっておりまして、その中には定期急...全文を見る
○宮井委員 経企庁は影響を受けないということでございますから、その点を経企庁というのはしっかり見守るというか、せんだっても消費者団体の連合会といいますかそういう主婦の団体が来て、経企庁長官に、もう土俵ぎわで押し切られそうになっているのじゃないですかというような質問に対して、まだま...全文を見る
○宮井委員 それでは次の問題に移りたいと思いますが、いままでは国鉄の企業努力、そして政府がどれだけ努力されたか、そういう点を明らかにしてまいったわけでありますが、それももちろん一番大事でありますけれども、これよりもっと大事なことが実はあるわけです。もっともっと大事な点を論議せねば...全文を見る
○宮井委員 総裁も大臣もその面に努力をしていくということでございますので、それでは具体的にいまから御質問に入っていきたいと思いますが、わが公明党といたしましても、松本忠助議員によりまして四十五年六月十五日、私も同様にまた田中議員同様に四十六年九月十四日の二回関係者の座談会を開きま...全文を見る
○宮井委員 それでは、やれるものはどんどんやっていくというお話でございますので、具体的にお伺いをいたしていきたいと思います。  新幹線や特急列車には飲料水があるわけでありますが、その他の全列車にはないわけでありまして、車内販売もない。お茶も買えない、湯も茶も水も飲めない、このよ...全文を見る
○宮井委員 われわれ完成したかどうかもわからないというふうなことでは、真剣に取り組んでおるという姿勢がなかなか見られない。またできるものからやっていきます、そういうことじゃ同じことでありまして、具体的にこういうふうに研究しているのだというものがなければ、おりてホームの水を飲めばよ...全文を見る
○宮井委員 それでは自動給水機を試作されておるそうですから、一日も早くその結果を掌握をされて、そして広く国民にそのサービスを提供するということを進めてもらいたい。要望しておきます。  そこで、次に東京地区の電車には行く先表示というものは第一両の、前部に一カ所あるだけで、電車の塗...全文を見る
○宮井委員 それでは逐次これは総武線、新幹線でも改良されておる。要望が取り入れられているようでありまして、多とするものでありますが、すべての車両に完成するのはいつごろかということをここで確約をしてもらいたいのであります。
○宮井委員 どうも確信のないお返事で、その点はもっと将来的な計画を立ててしっかりしたものを把握しておいてもらわないと、私ども何回委員会をやってこういうことを言ってもしようがないわけでありまして、もうしばらくもうしばらくと言っている間に、乗客の方は毎日乗るわけですから、不便を感じて...全文を見る
○宮井委員 そこで、まだ実現していない駅についてひとつ促進をはかっていただくことを要望いたしておきます。  次に、不なれな旅行者に対する乗りかえ通路等の標示の件でありますが、駅の乗りかえ、私鉄、地下鉄との接続通路等の案内標示は全くよくない、不親切である。構内広告の様式で一部広告...全文を見る
○宮井委員 全体のものとしてはまだまだ問題にならないと思いますから、すべてこれから逐次その点をひとつ改善をしてもらいたい、このように要望をしておくものであります。  次に、鉄道案内所、旅行相談所等の不親切ということがありますが、近郊地方都市、有名行楽地等時間表で簡単にわかるとこ...全文を見る
○宮井委員 それでは、いろいろ申し上げたわけですが、私が申し上げたい点を結論的に申し上げますと、政府が国の責任において、公共割引で申し上げましたような財政援助、その他の援助そうして国鉄の企業努力、それから先ほど指摘いたしましたような不明朗な資材の購入というようなことも改めていただ...全文を見る
○宮井委員 なお最後にあたりまして、私は決してこれで納得したわけではございませんので、まだまだ先ほど指摘しました問題等、この場では解決しない問題も多々あります。そのような資料も要求しておりますから、資料要求等も委員会に出していただく。なお、私の質問は保留をいたしまして、同僚の田中...全文を見る
05月11日第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号
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○宮井委員 この海上安全交通法が当委員会に付託されまして今日まで、東京湾あるいは伊勢湾瀬戸内海等をつぶさに視察いたしまして、また現地の方々のいろいろな意見をお聞きいたしてまいったわけでありまして、まあわが党の基本的な考え方も織りまぜまして、きょうは最終的な御質問といたしたいと思い...全文を見る
○宮井委員 政府としましても、来たるべき国会において立法化というものを検討し、またそれを実現されると、こういう前向きの御答弁でございますので、了とするわけでございます。どうか今後ひとつその面の一そうの努力を要望いたすものでございます。  そこで、港湾関係の方にお伺いいたしますが...全文を見る
○宮井委員 その点、どうか具体的な基本計画に基づいてひとつしっかりした港湾整備を急いで、そうして将来狭水道に巨大船が入域せずに済むというふうな理想的な形に持っていってもらいたいということを要望いたしておきます。  そこで、これは水産庁のほうでも、どなたでもけっこうですが、今日海...全文を見る
○宮井委員 この海上交通安全法案というものができました後においても、そういった点は、なお現状よりもいろいろな問題が出てくると思いますが、その点も勘案してひとつ総合的に進めてもらいたいということを要望いたしておきます。  そこで、もうたびたび委員会でも出たと思いますが、政務次官に...全文を見る
○宮井委員 私どももそれを今後見守っていきますし、お金の使途につきましては、政府もしっかりこれに取り組んで、そしてよりよき運用というものを要望いたしておくものであります。  そこで次に、特に各地の視察をいたしましていろいろな方の御意見を伺って、いまだに私が不審に思っておる点が一...全文を見る
○宮井委員 将来そこを巨大船が通航する場合に一切の漁業ができなくなるという問題はなお残っておりますので、その点はひとつさらにそういうことのないように、漁業補償——先ほど政務次官は、将来立法化する、この法案以外の、別に陸上における自賠責のような、漁業の安全操業を守るための法律の立法...全文を見る
05月31日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第25号
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○宮井委員 同僚委員からもすでにそれぞれ質問もあったと思いますので、たいへん重複する点が多々あると思いますが、私なりに質問をいたしたい、このように考えておりますので、政府側の皆さんも専門的なこともそうですが、よくわかるように、ひとつこまかくできるだけ平易に答弁をお願いいたしたいと...全文を見る
○宮井委員 大型化しておる、急テンポに船舶の建造というものは進んだ、こういうことでありますが、第一次の改正は第二十四回国会、これは昭和三十一年、第二次改正が第三十回国会昭和三十五年、第三次改正は第四十六回国会昭和三十九年、第四次改正は第五十八回国会昭和四十三年と、このように改正を...全文を見る
○宮井委員 それならその逆からいきますと、わが国の造船界はもうすでに一本立ちしておる、そういうふうに拠る点もあるわけですね。本法の制定の趣旨にありますように、商船隊の再建について政府は調整機能を持たなくてもよい、このような法律はなくてもよいという考えもあるのですね。逆に言うとこん...全文を見る
○宮井委員 その点で政務次官の御見解を伺いますが、私が申しましたのは、必要な法律ならば、何回も改正しなくても長期的にがっちりしたものをつくったらどうか。逆に言うと、不許可のものはないし、いまそれが一つの力を発揮しておるという御答弁でしたけれども、われわれにはそれがわからない。逆に...全文を見る
○宮井委員 為替差損の問題は、後ほどまた私も御質問いたしますからあれですが……。  そこで次の問題に移りますけれども、本法が制定され、その後、改正されるたびに四年間延長されておったわけですね。ところが今回は三年間である。この二年とした根拠はどの辺にあるのか。この点をお伺いいたし...全文を見る
○宮井委員 そこで、この船舶の建造需給事情ですが、年度別起工予定量を見ますと、国内船においては四十六年に五百万総トン、四十七年は五百四十五万総トン、四十八年は五百九十万総トン、四十九年が六百三十五万総トン、輸出船は四十六年、六百九十五万総トン、四十七年が九百五万総トン、四十八年が...全文を見る
○宮井委員 いや、私の質問どおり答えてもらわないと困るのですね、この数字はよろしいですかどうですかという。次に聞くことをあなた、みな答えてしまったのですね。私は次に、この見通しは変わることはないかと、こういうふうに予定しておったのですが、それは見通しは変わる。じゃどうなるわけです...全文を見る
○宮井委員 そういう数字をもうちょっと早く計算してもらいたいですね。この法律を出してくるときに、そういう見通しをやっておかないと、ある程度減る予定ですなんというそんなあやふやなことでは、われわれはこれをちょっと審議するのは判断がつきにくいわけですね。ある程度の数字なんというものは...全文を見る
○宮井委員 輸出船の建造許可済みあるいは契約済みですね、これは四十六年建造予定量の九六%、四十七年度九三・九%、四十八年度は八三%、四十九年度は四〇・五%、こういうふうになっておる。国内船は四十六年度七一%、四十七年度三二%、四十八年、四十九年度は皆無ですね。国内船が悪い実情にな...全文を見る
○宮井委員 景気の停滞、鉄鋼の関係、近海の木材輸送の停滞、こういう理由を局長はおあげになったわけですが、一面からいいますと、輸出船を多くしたために国内船の船台が不足したのではないか、こういう原因によってこのような国内船の受注の実態というものが悪くなっておる、こういうふうに思うので...全文を見る
○宮井委員 それでは次に、新造船はそのワクが三千五百総トン以上であるということでありますが、三千五百総トン以下のものも、これはわずかであるけれどもあるはずであると思います。それではその分はどのようにやっていかれるおつもりてすか。
○宮井委員 それではこれは海運局長になるかと思いますが、次に、海運嵐山の原則というものですね。海運というものは自由にどんどん民間において伸ばしていくものはどんどん伸ばすという、海運自由の原則というものがいま世界的にあるわけですが、造船王国わが国は、船舶造船においては世界的にもトッ...全文を見る
○宮井委員 それでは発展途上国に対しては、商船隊がりっぱに自由競争できるようになるまで援助していくということですが、その点はそれでは具体的にわが国としてはどのような援助をいたしておるわけですか。
○宮井委員 それでは次に、これはちょっとまた別な観点からの御質問になるかもわかりませんが、船舶の大型化は最近とみに著しいものがあるわけであります。これによりますと、二千五百総トン以上について、上限についても船質調教正機能のチェックでやれる、この法律において上限のチェックはできる、...全文を見る
○宮井委員 後ほどお尋ねしようと思っていましたが、いま言われたように運輸省は四十七万七千重量トンの建造許可のあと、運輸技術審議会に百万トンタンカーの技術開発を諮問した。石川島播磨においても四十六年、百万重量トンドックをすでに建設しておる。百万トン時代が来るといわれておるわけであり...全文を見る
○宮井委員 それでは次に、先ほど政務次官からも出ましたが、ドル・ショック以来為替差損が非常に出ている。一ドル三百八円から三百二円などといわれておりまして、約六十円の損害である。造船業界は非常にショックを受けておるわけであります。政府の対策として、差損の三分の三は税法処置で何とかす...全文を見る
○宮井委員 それならば、アメリカはベトナム戦争などでドルのたれ流しをしておる。そして円の再切り上げがまたいま問題になっておるわけであります。八年間の延べ払いでは相当の損害になると思いますが、それでいいのですか。
○宮井委員 次に、世界的に見まして海運界は不況が押し寄せておる。また造船の意欲が非常におとろえてきておる。輸出船の受注実績はしたがって激減しておる。四十六年度の実績から比べ四十七年度は約半分になる。一カ月十隻相当の受注があったのが一カ月一隻、十分の一に落ちておる、これはそのように...全文を見る
○宮井委員 二年先ぐらいの受注があると言われますけれども、これはやがて取り消しの状態になってくるのじゃないかというようなことも思うのですね。それでこのような状況から見まして、この改定海運政策をまた改定せねばならぬのじゃないか。改定海運政策のまた改定、こういう状況ではありませんか、...全文を見る
○宮井委員 そこで計画造船の手直しは必要ないか。国内でも船台を拡張して設備投資もばく大なものとなっておる。この点どう対処されていくかですね。過剰投資になっておるのじゃないか。この点はどうですか。
○宮井委員 中堅造船界では昨年あたりから大型ドック計画が相次いで出ておったわけですね。どのくらい許可されたのですか。
○宮井委員 それは設備過剰になっておりませんか。
○宮井委員 それでは、そろそろ時間がなくなってきましたからひとつ簡単にお答えいただきたいと思いますが、GNP自由世界第二位、造船トップという海国日本でありますけれども、タンカーあってロマンなし、ロマンというのは客船である、一般には、船旅は外国船まかせである、これは情けないという声...全文を見る
○宮井委員 世界最大のコンテナ船、五万四千五百総トン型コンテナ船の「えるべ丸」は、引き渡し前に欠陥船として引き渡しがおくれたということがありましたが、その後どうなりましたか。  それから、一緒に質問してしまいますが、「ぼりばあ丸」「かりふおるにあ丸」、これは相当論議をあれしまし...全文を見る
○宮井委員 それでは、時間が参りましたから、最後に総合的に政務次官に御答弁をいただいて終わりたいと思いますが、先ほどからの論議をひとつ締めくくるという観点におきまして、ドル・ショック以来為替差損で造船業界が非常に困っておるというような問題あるいは輸出船の長期の受注のために船台を予...全文を見る
○宮井委員 以上です。
05月31日第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第11号
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○宮井委員 私は、先ほど総務長官から年次報告がございましたが、航空関係では、「大事故の再発を防止するため、空港用保安無線施設、全国をカバーする長距離レーダー網の整備などの施策を強力に推進する」、このようになっておるのですが、そのやさきに、昨日飛行機事故があったわけでありまして、こ...全文を見る
○宮井委員 そこで、旅客を運送する国内の会社と申しますのは、大体、日航、全日空、国内航空、この三社である、このように考えておったわけでございますが、この事故を起こしました横浜航空という会社は、どの程度の規模の航空会社であるかということが一つ。それから、法的にいかなる免許に基づいて...全文を見る
○宮井委員 そこで、定期運送事業と不定期運送事業というものがどのように違うのか、まだはっきりしないわけですが、経営基盤の弱い、いわば航空の中小企業というふうなこういう会社は、不定期とはいえども乗客を運ぶということになりますと、ややもすれば営業が優先になる。少々天候が悪くても、もう...全文を見る
○宮井委員 そこで、時間がありませんから、あと一点だけ。それと、総務長官も最後に一言考えを聞かしてもらいたいと思いますが、この横浜航空は遺族補償の能力があるのかどうかという点。現在の保険で遺家族にカバーができるか。さらに、遺族補償の万全を期すために政府は会社に対して十分な指導をし...全文を見る
○宮井委員 そこで次の問題に入りますが、先ほども申しましたように、イペリット弾は旧日本軍の毒ガス弾、これが大量に海底に投棄されておるということが最近また大きな問題になってきまして、とみに社会問題になっておる。佐藤総理は、海水路に影響があり、日本列島周辺で総点検の必要がある、判明し...全文を見る
○宮井委員 そこで、さきには千葉県の銚子沖、あるいはさらに別府湾、大分、青森の大湊などにあると聞いておるのですが、特に山口県宇部沖には相当大量にこのイペリット弾が投棄されておる。聞くところによると、数万個ぐらいあると聞いておるのですが、どのような区域でどのぐらいの量が投棄されてお...全文を見る
○宮井委員 これは県は非常に一生懸命力を出しておるけれども、そういう報告を待っておるようではだめだと思うんですね。私は、きのうから、このイペリット弾について質問をすると言いましたところ、総理府は、これは私のほうは関係ない、海上保安庁に連絡すると、これは担当官庁は環境庁だ、それで、...全文を見る
○宮井委員 総務長官、途中で申しわけないのですが、よくわかりました。ちょっと時間がないから、大体その辺でけっこうです。  大久野島、大久野島ということだけしか出てきませんので、これは全国的にそういうことで防衛庁なら防衛庁ということで一本化して……
○宮井委員 それじゃそこだけ……。
○宮井委員 とにかく、これからはそれをきちっと守ってもらいたい、かように思います。  それでは、まとめて質問しますから、まとめて答弁してください。  海上保安庁には、昭和二十五年から三十二年まで、山口県宇部沖に、宮田己三郎さんというサルベージをやっておった人が証言しておるわけ...全文を見る
○宮井委員 終わります。
06月09日第68回国会 衆議院 運輸委員会 第29号
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○宮井委員 私は本日は、先般のテルアビブ空港におきます事件に関連いたしまして、運輸省、警察両当局より空港の警備体制についてお伺いをしたいと思います。  いままでハイジャック対策として、航空機内での個人携行品または身につけている物の中から凶器を発見するということに専念し、種々対策...全文を見る
○宮井委員 いろいろ御説明がありましたが、要するに、ハイジャック対策としては非常に強化しまして、凶器探知器その他、せんだってのハイジャックにかんがみてそれはなされていると思うのですが、いまもあったように、その裏をかいた事件がまた出てくるという可能性は今後あるわけでありまして、その...全文を見る
○宮井委員 この事件のあとで丹羽運輸大臣は、空港の警備体制の強化あるいはエアターミナルの警備等一連の指示をしたということを新聞紙上などでも伺っておるわけですが、具体的にどのように処置をとっておられるか、その点をお伺いいたします。同じく、警察庁には、その立場からどのような手を打たれ...全文を見る
○宮井委員 その点は、一般旅客者の生命の安全を確保するために大いに努力をしていただきたいことを要望いたします。  そこで、イスラエルの運輸通信大臣から丹羽運輸大臣に親書を送ってきたというふうに伺っておりますが、その内容はどんなものであったのか、お聞きいたします。
○宮井委員 そこで、特に中近東方面に往復する飛行機の厳重なチェックを指示した、こういうお話なんですが、私もせんだって東京国際空港をそういった警備体制やその他を簡単に視察をしてまいりましたが、本件の事件の類似事件の再発防止のために、東京国際空港では、ただいまお話のあった中近東方面に...全文を見る
○宮井委員 お話のように、この事件が起きたテルアビブの空港へ直接乗り入れる飛行機については多少チェックはできておる。しかし、ベイルートその他を回ってテルアビブに入る飛行機についてはなかなか強化されていないというふうにお答えからも感ずるわけでありまして、その点は今後運輸省あるいは外...全文を見る
○宮井委員 そこで、警察庁のほうにお伺いいたしますが、このような過激な学生というものは、ゲリラ活動のために国外に出る場合、羽田においても、もちろんこれは国内線も入っておりますけれども、聞くところによりますと年間一千万人にのぼる旅客者が出入りしておるという現状である。このような中に...全文を見る
○宮井委員 そこでこのハイジャック防止あるいはまた空港のこういった乱射事件のごときものを未然に防ぐためには、羽田国際空港等が中心になってきますけれども、空港の警務課等にしましても、あるいはまた警察官の配置にしても、どうも私が視察した感じでは人手が足りないということで、手薄になって...全文を見る
○宮井委員 それでは航空問題はこれくらいにいたしまして、次に国鉄の問題を質問したいと思います。  山陽新幹線の開通を機にいたしまして、三月十五日に改定になりました新ダイヤでは、ローカル線のダイヤの削減が目立っておりまして、住民はその通勤、通学等に非常に困っておるわけであります。...全文を見る
○宮井委員 どうも手の打ち方がおそいように私は感ずるわけであります。その間にも毎日通学しておるわけですから。また、それが九月になればほんとうにできるのかどうかもはっきりしない。今後ひとつしっかり取り組んでもらいたいと思います。  さらにもう一つ例を出しますと、山陽本線の吉永駅の...全文を見る
○宮井委員 以上、ごくわずかな——その他にもたくさんありますが、一、二の例を引いてこれを申し上げたわけですが、国鉄では、ローカル線などの地方の生活線の削減を行なったのは、これははっきりした方針を立ててやっておられるのか、それとも岡山まで新幹線が来たために予想していなかったようなそ...全文を見る
○宮井委員 そういうことでローカル線を削減してきたということですが、ダイヤ削減の結果全国から不満が出て、四月二日に二十三本の鈍行を復活さした。さすれば、なぜ削減する前によく事情を調査しなかったのかということを私は考えるわけであります。  それでは、全国で何本くらい削減したのか。...全文を見る
○宮井委員 私は臨時列車だけでは解決しないと思います。毎日運転しないとできない、このように思いますから、その点も勘案してやっていただきたいと思います。  それでもう一点、同じようなことになると思いますが、山陽新幹線開通に伴って、このダイヤ改正というものは非常に見通しが甘かったの...全文を見る
○宮井委員 次の問題ですが、これは貨物の問題です。山口県宇部線、これは小郡−宇部間を利用しておりますが、いま宇部興産KKに石灰石を毎号三十一本の列車、月二万トン運搬しているそうでありますが、宇部から終点宇部港貨物駅間の住民から貨物列車の振動、騒音などの苦情が出ているわけであります...全文を見る
○宮井委員 話し合いをされたということなので——私の聞いているのでは、どうもそうではないらしいのですね。なかなか住民の声を聞いてくれないという不満を持っておる。国鉄にとって、わずか四百世帯の住民の言うことは、また一地方のローカル線の問題には関心を示さないのかという声が寄せられてお...全文を見る
○宮井委員 それでは、あと二、三質問したかったのですが、本会議の時間も迫っておりますので、以上で終わります。
08月11日第69回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○宮井委員 佐々木運輸大臣に初めて質問をいたしますが、田中内閣は決断と実行ということで現在までの内閣とは違う、こういうことでございます。運輸行政におきましても百八十度転換をいたしましてすばらしい運輸行政が始まるということを期待もいたしておりますし、国民もそう期待を持っておると思い...全文を見る
○宮井委員 いま大臣も指摘されましたが、週休二日制の問題で、これからまた公害の町をのがれて伸び伸びと海でレジャーを楽しむ、これは私ども考えは同様でございます。しかし、レジャーにも自省心というものが必要である。ただ野方図なものであってはならない、野放しであってはならない、かように考...全文を見る
○宮井委員 そこで、ここ数年急激に伸びてきておるということなんですが、前々からこれは問題になっておったわけでありまして、当委員会でもたびたび出たことであります。小型船舶安全対策に関する国会の附帯決議、これは昭和三十八年から毎年当委員会でも出されておる。あるいは四十三年からは、行政...全文を見る
○宮井委員 現在の実態はわかりますが、私が言いましたのは、それらの対策がおくれておる、なぜ、どこにそれができなかった原因があるのかと、こう尋ねておるのですね。現在、免許制度はあります。船舶職員法の小型船舶操縦士、これはございますけれども、これはまた後ほどお聞きしますが、漁船のこと...全文を見る
○宮井委員 ただいまもありましたように、県条例とか水上警察の条例ですかありますけれども、県でそれはやっていないというところのほうが多いわけですから、これは何ら実効をあげていない、こういうことです。  そこで、あと先になりましたが、もっと具体的な数字について、レジャー用ボートの製...全文を見る
○宮井委員 それでは大臣は時間がないそうでございますから、ちょっとあと先になりますが、要点だけお尋ねいたします。  これは結論からいきますと、先ほど言いましたような法改正、小型船舶操縦士の免許についての法改正が必要であります。これは免許制度についても考えていかなくてはならない。...全文を見る
○宮井委員 そこで、ちょっとあと先になりましたが、レジャー用ボートの年度別の保有台数ですね。正確な数字を、そして今後の昭和六十年までの伸びの予想、これをひとつお尋ねいたします。
○宮井委員 そこで、運輸技術審議会が小型船舶の対策について昭和四十六年に答申をしておりますが、その要点をひとつ知らしてもらいたいと思います。
○宮井委員 そこで、海上保安庁にお尋ねしますが、ボートの航行海域ですね、どの辺までと考えておるか。最近海水浴場に乗り込んで死亡事故を起こしておるケースが多いわけですが、これは禁止区域の指定というものはどういうふうになるか、その点はいかがですか。
○宮井委員 水上警察と迷惑条例、水上取り締まり条例、こういうものがございますが、現在の時点では県で条例もないところもありますし、罰則もないというようなことで、現状はそういうことでありますから、よくひとつ検討をしてもらいたい。  それから最近漁業者とのトラブルが非常に多くなってき...全文を見る
○宮井委員 その点もひとつよく実態を把握して取り組んでもらいたいと思います。  また、同じく海上保安庁にお尋ねしますが、ハーバーチーフというのがいるのですね。いま、マリーナにはその中心者、いわゆる飛行場でいえば運航管理者というふうなものがいますが、何の権限も持っていない。たとえ...全文を見る
○宮井委員 法制度自体がないわけですから、完全なものじゃないと思いますが、その点はひとつ対処できることからやっていただきたい。もちろんそれがレジャーを楽しむ人たちにとって非常な障害などになってはいけませんが、伸び伸びとレジャーを楽しんでもらいたいと私ども考えます。無防備であらしの...全文を見る
○宮井委員 それでは時間がないようですから、最後に結論的にまとめて質問をして、それにお答えをいただいて終わりたいと思います。  先ほどもお尋ねしましたが、この登録の問題です。ボートを講入しましてユーザーが登録する場合に、県や市でやるか、あるいは海運局でそれをやるか、その他の方法...全文を見る