宮井泰良

みやいやすよし



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宮井泰良の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○宮井委員 私は、運輸大臣の所信表明に対しまして、主として国鉄の経営に関する事項、航空に閲する事項、陸運に関する事項につきまして、基本的な問題につきまして何点か御質問をいたします。なお、細部にわたりましての突っ込んだ議論は後日の委員会で行いたいと考えております。また、大臣は次の予...全文を見る
○宮井委員 先ほど冒頭で申し上げようと思ったのですが、私は四年ぶりにこり委員会で質問をいたしますので、その点をつけ加えておきます。  それで、大臣のただいまの御答弁で、今回初めて大臣として取り組まれる、こういう決意を述べられまして、お聞きしますところ、歴代の大臣の中でも特に手腕...全文を見る
○宮井委員 そこで、今回の政府の再建要綱は、過去債務の一部のたな上げ措置を行う一方、五十二年度には借金による八千三百億円の工事計画を進めようといたしております。過去の借金をたな上げするかたわらまた借金をするという、矛盾をいたしました投資計画及び財政再建計画が行われていく限り国鉄の...全文を見る
○宮井委員 次に、昭和五十年度の国鉄監査報告によりますと、国鉄は全国的な輸送網と大量、高速、安全な輸送機関として重要な役割りを果たしており、現在交通機関に課せられた労働力、エネルギー、交通空間等の制約にも適合しておる。したがいまして、旅客輸送はもとより、貨物輸送におきましても国鉄...全文を見る
○宮井委員 以上、国鉄問題に対しまして基本的な何点かをお伺いいたしまして、大臣のお考えもお聞きしたわけでございまして、さらに細部にわたる議論につきましては委員会でまた後日行いたいと思いまして、次に移らしていただきます。  次の問題は、領海十二海里に関連をいたしまして、海上保安庁...全文を見る
○宮井委員 やっていくつもりということで、どうもつもりというのは心配がございまして、十分やります、こういう答弁をいただきたかったわけですが、次に、海上自衛隊が応援できるのは、特別の必要がある場合に内閣総理大臣の承認のもと防衛庁長官の指示が出されたとき、これは自衛隊法八十二条と思い...全文を見る
○宮井委員 私が次にお尋ねしたいことをいまちょっとお答えになったわけでございますが、昭和三十五年の海上保安庁と防衛庁との間の海上警備行動及び治安出動に関する協定で、「海上保安庁の能力が不足するときは海上自衛隊は逐次後方より任務、行動区域等を区分して行動する」、このようにあるわけで...全文を見る
○宮井委員 そこで、対潜哨戒機などが通常の業務中に不審船を発見した場合、海上保安庁へ連絡するというような連携はやっていくのですか、どうですか。
○宮井委員 次に、領海内を通航できる船舶は無害通航になるわけでございますけれども、これは一つ間違いますと、オーバーなあれをしますと国際紛争ということにもなりかねないわけでございまして、その取り締まり規定というようなことはどうなっておるか、お伺いします。
○宮井委員 今後十二海里の問題とともに、ますます重要な任務になってまいると思いますので、ひとつしっかり装備をして当たっていただきたいということを要望いたしまして、次の質問に移りたいと思います。  そこで、先ほども話が出ておったと思いますが、再度お尋ねするようになると思いますけれ...全文を見る
○宮井委員 次に、航空に関してさらに質問したいと思いますが、着陸料の問題でございます。  空港整備事業の関係で、運輸省は今年八月ころより航空機の空港着陸料値上げというものを考えておられるようでございますが、その理由及び値上げの実施時期、また値上げ率についてお伺いをいたします。
○宮井委員 次に、国際線に対する着陸料の値上げについて伺いますが、現在、国際航空運送協会が値上げを反対しており、交渉が難航しておるようでございますが、この見通しはどうなっているのか、また、話し合いがつかないような場合にはどう対処されるのか、特に国内線の値上げとの関係はどのようにさ...全文を見る
○宮井委員 こうした航空運賃値上げの動きの大きな原因の一つといたしまして、昨年の五〇%に及ぶ国鉄運賃の値上げに引き続き、ことしも国鉄値上げが予想されるという背景があることは見逃せない事実であると思います。本来なら国鉄運賃より航空運賃の方が闘いというのが通常でございますが、国鉄運賃...全文を見る
○宮井委員 航空運賃の値上げについてはまだ出ていない、こういうお話でございますが、この着陸料の値上げが引き金になりまして各航空会社では運賃値上げを表明しておるわけでございます。つまり、航空会社の負担増よりむしろ一般利用者が着陸料値上げの負担を負うことになるのではないか、このように...全文を見る
○宮井委員 それではこの問題はまた委員会でやるといたしまして、次にやはり航空行政及び観光行政についてお伺いしたいと思います。  と申しますのは、タイの民間航空会社でございますエアサイアムの件でございます。御承知のとおり経営が行き詰まりまして、本年一月十四日に唯一の保有機でござい...全文を見る
○宮井委員 いろいろお答えになりましたが、エアサイアムは設立当初からもたついておった。昭和四十七年一月から約一年間は経営難により機材繰りがつかず運休するという、いわば注意をすべき状態であったわけでございます。またずさんな経営、極端なダンピングや他国の航空会社に多額の負債をつくり、...全文を見る
○宮井委員 それでは次の問題を一問質問をいたしまして終わりたいと思いますが、交通安全の確保の中でも被害者救済対策に関連して、自動車損害賠償保険についてお伺いしたいと思います。  自賠責保険の限度額は五十年七月に一千五百万円に引き上げられておりますが、賠償水準、賃金水準等の動向と...全文を見る
○宮井委員 それでは相当時間も経過した問題でございますので、速やかに、一日も早くその報告結果を示していただきたいということを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月01日第80回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○宮井委員 私は、運輸省設置法の一部を改正する法律案に対しまして、主に気象業務に関する件につきまして若干の質疑をいたすものでございます。  そこで、まず気象通報所の廃止問題につきましてお伺いを申し上げます。  昨年秋に、第四次定員削減計画の一環といたしまして全国の通報所の二十...全文を見る
○宮井委員 いろいろ御答弁ありまして、いろいろな機能が自動化されたためにそういったものが無人化していく、こういう御答弁もあったわけですが、そのような技術的なことは後ほどまた議論するといたしまして、各市長さんとか地方自治体なども、陳情が北見の市長さんとか夕張の市長さんとか、特に雪害...全文を見る
○宮井委員 いま観測網を何カ所かふやすというお答えがございましたですね。これと通報所との関係はどうなっていますか。
○宮井委員 気象衛星を打ち上げたりいろいろなものを自動化していく、ですから大丈夫だということであると思うのですが、その議論はまだ後ほどもいたしますけれども、まあすべてが機械万能という、これが果たして当てはまるかどうかということで、私も特別に気象の専門家でもございませんが、やはり肉...全文を見る
○宮井委員 廃止することによりましていろいろな機関に委託する、気象庁だけじゃなしに消防署とかいろいろな出先機関とか、ということもあると思うのですが、こういったことももちろん責任はないとは言いませんけれども、気象庁以外の所管省庁にいろいろと委託をしてやるということがどこまで本当に正...全文を見る
○宮井委員 そういたしますと、このアメダスという機械は、温度それから気圧、瞬間風速などの気象観測データの要素、こういった非常に重要な、瞬間風速とか気圧とかあるいは湿度なんというものは、いろいろな気象災害にとりまして非常に重要なデータになってくるわけですが、こういう重要な要素が欠落...全文を見る
○宮井委員 大体予想されるというふうなことですね。そういうことは絶対心配ないということでないとちょっと困ると思うのですが、そういった通報所というものは、私は、もちろん全国的に全部なくしてはいけないというようなそんなむちゃな議論はしないわけでございまして、もちろん日本列島でも気候の...全文を見る
○宮井委員 そこで次にお尋ねしますが、先ほども私は強調いたしましたように、このアメダスという自動の観測器は、降雪量いわゆる雪の降った量、それから雪の降り方の強弱、強く降っているか弱く降っているか、そういうものは全く観測ができない。この機械では観測できないわけですね。ことしはいまま...全文を見る
○宮井委員 そこで、それでは、雪の方は大丈夫だ、こうおっしゃいますので、今後またそういった気象変化というものは毎年変わってくると思うのですが、そういったことに備えてさらに十分心配ないようにひとつしてもらいたい、このように思います。  さらに具体的な地点を指摘いたしましてお尋ねし...全文を見る
○宮井委員 何だかちょっとはっきりしないのですが、その霧のデータに威力を発揮すると考えておりますというようなことで、どうも玉野の方はちょっとこれはもう少し気象庁でも調査されて、ひとつそういった点が手抜かりがないかどうか、このことを一つ要望をいたします。  それで、先ほども申しま...全文を見る
○宮井委員 きょうはさらに突っ込んでというところまではやりませんが、機会があれば、また具体的な点を運輸委員会などでも議論をしたいと思っておりますけれども、霜や霧やそういったことはいま申し上げたわけですが、特に異状乾燥などによるたとえば森林火災、こういうようなものもやはり大事な情報...全文を見る
○宮井委員 そこで、通報所の廃止については、冒頭でも申しましたように、北見市を初め、夕張、名寄、滝川等の各市から陳情がなされて、その存続の要請がなされておるわけでございます。こういった点から見ましても、ずいぶん地域住民に密着していままでサービスもされたし、それだけの役割りがあった...全文を見る
○宮井委員 地方の気象台で間に合うという御答弁でございますが、ラジオやテレビでそれを知る、一般の人はそれでいいわけですね。あした遠足に行くとか、そういったことで知りたいというような人は結構だと思いますが、実際本当に汗水流して野菜を丹念に育てている、それが一夜にして霜でつぶれてしま...全文を見る
○宮井委員 いままで何点か申し上げましたように、いろいろとお答えもありましたが、問題の点もあると思うのですね。こういったことに対して全廃してしまうということには問題が残るのじゃないか、このように思います。特に地元の理解が得られないままにこういったものをすべて全廃してしまう、その点...全文を見る
○宮井委員 そこで、最近宅地開発などの乱開発が行われまして、そういう開発が進行して、国土自身にも防災能力というものがだんだんなくなってきておる、あるいは低下しておるというときにあります。そこで大臣にお伺いしたいのですが、先ほどから議論いたしておりますけれども、そういう人命を預かる...全文を見る
○宮井委員 それではこの問題はこのぐらいにいたしますが、最後に申し上げたいことは、気象業務を近代化していくということは、私は大いに推進してもらいたいと思うのです。これは時代の進展とともに機械化していくということも大切なことでございますし、この法律の提案にもございますように、気象衛...全文を見る
○宮井委員 大臣のお話はよくわかるのですけれども、この観測隊員の中には気象庁の職員の人もおられるのです。ですから運輸省の——では文部省の方の人も来てくれていると思いますので、気象庁で答えられる分はやっていただいて、あと文部省の方から……。
○宮井委員 いまお話しございましたように、極地手当は千二百円から二千八百円ということですね。これは、富士山の山岳の観測をされている人もございますが、この日額旅費が聞くところによりますとやはり二千八百円から二千六百円、それと大体同じぐらいという。私は富士山の日額旅費よりも安いんじゃ...全文を見る
○宮井委員 それでは少し上がるようでございますから、なおそういった厳しい条件下にあるということについて、また運輸省の中にも気象庁の職員もおりますから、運輸大臣からも文部大臣によくその面もお話ししておいていただきたいということを要望いたします。  最後にもう一点だけ、別の問題でお...全文を見る
○宮井委員 私が承知しているのは、東大を初め各大学が気象庁や工業技術院、地質調査所と協力する形をとっている、このように承知しておるんですが、それでは要望だけして終わりたいと思います。  漁民の方々が反発をするというのもやむを得ないわけでございますけれども、駿河湾地震の予知研究と...全文を見る
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○宮井分科員 まず大蔵省にお伺いをいたします。  いまもちょっとお話が出ておりましたが、国有資産等所在市町村交付金及び納付金は、これはもう御承知のとおり、国の施設を置く市町村に固定資産税に見合う額を支払う、こういう制度でございますが、その資産評価というものは非常に低いので、市は...全文を見る
○宮井分科員 そこで、そういう方向へ努力していただきたいということをつけ加えておきますが、自治省の方お見えになっておると思うのですが、同じように国の国有提供施設助成交付金、これは通常基地交付金ですか、施設を置く市町村に先ほどと同じように固定資産税に見合う額を支払う、それもやはり資...全文を見る
○宮井分科員 大臣、先ほどの質問者からも出ておりました、私もいま指摘いたしましたように、台帳価格の引き上げ、あるいは五年の改定の期間を三年にするとか、そういった大蔵省の前向きの検討を今後お願いしたいと思うのですが、大臣一言答弁していただきたい。
○宮井分科員 次に、専売公社の方が来られていると思いますが、山口県防府市向島にございます専売公社防府工場跡地、これは約十万平方メートルございますけれども、この取り扱いをどのようにお考えになっているかお伺いいたします。
○宮井分科員 いま御答弁にもございましたように海に面しておりますので、海浜公園として活用したら非常にいいんじゃないか、また海水プールの計画なども出ておるわけでございます。これは公共のために使用するということでございますので、大いに推進していくべきではないか、こういう考えを持ってお...全文を見る
○宮井分科員 そこで、最後にもう一度確認をしておきたいと思うのですが、聞くところによりますと、会計検査院の方から早く処分をした方がいいんじゃないか、こういう通達が来ておるということを聞いております。しかし先ほどからお話しておりますように、市の方針がはっきりしておる。ここは市街化調...全文を見る
○宮井分科員 それでは、次に、問題を変えまして、中小零細企業の税金対策についてお伺いをいたします。  これは山口県の岩国市のある建設会社の業者の方に直接私が声を聞いた問題でございます。  この会社は六月決算で、年に一回予定納税を行っておるわけでございます。昨年度は黒字であった...全文を見る
○宮井分科員 こういうふうなことで矛盾というものを感じている人も間々ございますので、その点大蔵省で、そういった指導の機会があれば、また徹底するとか、あるいはまた何らかの方策をひとつ考えていただきたい、このように要望いたします。  次に相続税のことでございますが、資産、設備、株式...全文を見る
○宮井分科員 それでは次に、御承知のとおりの不況で資金繰りも非常にむずかしいということで、設備投資もできない状態でございます。中小零細企業の体質転換のためにも、これから好況になったといたしましても、あるいはまた不況が長期に続いたといたしましても、古い設備というのは取りかえていかな...全文を見る
○宮井分科員 租税特別措置とかいろいろな制度があるわけですが、私も詳しく調査したわけではございませんけれども、えてして中小零細企業というのは、そういう規定あるいは法律、制度がございましても、非常に適用されにくいということが皆さん方の声でございますので、すべてのそういった零細企業に...全文を見る
○宮井分科員 時間があればもっと尋ねたいのですが、持ち時間が参りましたので、最後に、中小零細企業は融資の面その他もございますけれども、税制の面でうんと大企業と中小企業との不公平、そういった格差をなくすという面からも優遇策をなお講じていただきたいと要望いたしまして終わります。ありが...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○宮井分科員 私はきょうは特に二百海里漁業専管水域設定に伴いまして、その影響によるスケトウダラの高騰、そしてそれが中小かまぼこ業者に影響を与える、ひいては消費者に影響を与える、主にこういった観点で質問を行いたいと思います。  その前に一問だけ松くい虫の対策につきましてお聞きした...全文を見る
○宮井分科員 地方自治体でも努力をしておるわけですが、何分予算という関係で非常にむずかしい点もございますので、国の方で積極的な援助をお願いいたしまして、次の問題に移ります。  二百海里の問題についてお尋ねしますが、関連いたしまして、本年三月一日から米ソ両国が二百海里漁業専管水域...全文を見る
○宮井分科員 日ソ交渉のそういう厳しい状態はお話でわかったわけでございますが、具体的にどういう影響が国内にあらわれ、そしてそれがいつごろになってくるのか、あるいはまた、それらに対する対策はどうなるか、この点を再度お伺いいたします。
○宮井分科員 それでは具体的にお伺いしますが、スケトウダラの漁獲と価格についてでございます。  釧路や主要漁港ですか、昨年十月ごろからことしにかけまして、スケトウダラの水揚げ量が増加しておる、こういう実態でございますが、それにもかかわらずかなり値上がりを示しておる。入荷量が増加...全文を見る
○宮井分科員 たらことかミールとかいろんな原因、それも確かにあるかもわかりませんが、もっとほかに原因があるんじゃないか、こう私は見ておるわけです。この魚価の値上がりというのは、二百海里時代に入りまして漁獲量の減少が起きる。そうしますと品不足が予測される。それを見越して思惑買いが行...全文を見る
○宮井分科員 その点がどうもはっきりしませんので、ひとつしっかり掌握をしてしかるべき処置をとってもらいたい、こういうふうに考えます。まあ聞くところによりますと、大手水産会社とか一部の商社などは、もう三年前から手を打っていたというふうな——その内容は私はつぶさに調査をいたしておりま...全文を見る
○宮井分科員 長続きしないというような見通しのようでございますけれども、異常なパニックというような状態にもなっているのではないか、こういうことも言われておりますので、その辺は慎重に手を打っていただきたいと思います。  そこで、このすり身価格の点について先ほども申しましたが、売り...全文を見る
○宮井分科員 次に、このすり身価格の値上がりによりまして、中小の加工業者の経営に影響があらわれてくるということはいま申しましたが、この結果、かまぼこ製品の出荷価格の値上げ、さらに小売価格の値上げとなってくることは時間の問題であると思います。そうなりますと、この異常なスケトウダラの...全文を見る
○宮井分科員 それじゃ時間が参っておるのですが、最後にもう一点だけお聞きして終わります。  現地の、これも私が聞いた生の声ですが、支払いの面にあらわれてきておりまして、加工業者が中間業者にすり身の価格の支払いを、従来は二カ月サイクルの支払いでよかったのですが、現在は一カ月ごとに...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○宮井分科員 私はきょうは山口県米軍岩国基地に関する問題に対しまして何点かお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、米軍岩国基地発注の事業の点についてでございます。これは米軍が直接民間業者を選定する問題でございますが、私の方の調査では、岩国市内の業者を通り越しまして広島県の業者...全文を見る
○宮井分科員 それではそのように努力していただくように要望いたします。  次に、防衛施設庁が買収した土地は、基地周辺環境整備法に基づきまして公共のためでありますと貸していくことができる、こういうふうにいろいろな方面に利用していくとなっていると思いますが、現在、岩国市に貸し付けて...全文を見る
○宮井分科員 有償、無償というお話がちょっと出ましたので、いまもう市の方が借り受けておりますので、市の方でその工事とか整地の事業は受け持つ、このようになった場合はどうなりますか、お尋ねいたします。
○宮井分科員 それでは次に、先ほども申し上げました昨年十二月十六日に米海兵隊岩国基地から飛び立ちましたAV8Aハリア、これは垂直離着陸ジェット機でございますが、岩国沖に墜落をいたしました。これは新聞報道等で御存じであろうと思います。同海域での最近の墜落事故は、四十九年十月から三度...全文を見る
○宮井分科員 いろいろと努力をされたわけですけれども、地元岩国市におきましては、公明党を初め革新団体は、わずか三カ月半の間に二度もハリアが墜落をいたしておりますので、せめてこのハリアだけでも、ただいまの御報告でも、いま墜落事故の原因調査をしておるというお話でございますので、事故原...全文を見る
○宮井分科員 そういった事故が三カ月間に二回も起きているわけでございまして、原因がはっきりするまで飛行中止をしてもらいたい、こういったことについては米軍側も十分考慮してもらうように、これはだれが考えましても、そういう岩国市民の声でございますので、さらに強力に働きかけていただきたい...全文を見る
○宮井分科員 住民の立場からそういった点の強力な要請を希望いたします。  次に、いま申しましたような大変な工場群の上にジェット機が落ちた場合の惨事や、あるいは騒音問題等で大変困っておりますので、せめて墜落の事故でありますとか、騒音の問題を解消するために、岩国基地の沖合い移設とい...全文を見る
○宮井分科員 ただいま金額あるいはまた調査の一部のお話がございましたが、調査費の総額と、調査の具体的な内容、こういった調査というような具体的な内容についてお聞きいたします。
○宮井分科員 時間がないようでございますので、二点だけまとめて質問しますから、お答えしていただいて私の質問を終わります。  いまの沖合い移設の問題で、調査終了後移転するか否かの結論はいつごろまでに決めるかということ、また、その決定を下す機関はどこであるか、責任者はだれになるか、...全文を見る
○宮井分科員 終わります。
04月21日第80回国会 衆議院 運輸委員会公聴会 第1号
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○宮井委員 私は飯田公述人に主としてお伺いをいたします。  運賃法定主義の緩和と申しますのはやはり財政民主主義に反すると思いますし、また公共料金の改定ということにおきまして国民的なチェックができない。そのために運審制度というものがあるということになりますけれども、どうもこれも民...全文を見る
○宮井委員 今回の法定制緩和というものは当分の間ということになっておりまして、政府は五十四年度を目途といたしまして単年度赤字の解消するまで、こういうことになっておるわけでございます。しかし、単年度赤字が解消されるためには昭和五十二年度以降大体毎年二〇%ぐらいずつの値上げはしていか...全文を見る
○宮井委員 同じような問題になると思いますが、同じく国民生活に直接影響を与えます公共料金の値上げというものを規正化するということにつきましては私ども反対でございますが、この公共料金のあり方という点につきましてなお御意見がございましたらお聞きいたしたいと思います。
○宮井委員 よくわかりました。  最後にもう一点お伺いいたしますが、国鉄という単独事業の中におきましては、運賃の改定によりまして収支の改善を図るというようなことはもう限界がある、このように私どもは考えております。それを端的にあらわしますように、昨年五〇・三%大幅値上げということ...全文を見る
○宮井委員 どうもありがとうございました。
04月22日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第15号
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○宮井委員 私は、まず総合交通政策と国鉄再建計画の整合性につきましてお尋ねをいたします。  国鉄の再建は国鉄自身の再建努力が必要でございますが、単に国鉄の事業の範囲内で解決できない問題がございます。たとえば国鉄運賃と航空運賃の問題をとりましても、国鉄運賃の値上げによりまして航空...全文を見る
○宮井委員 そういうものを一応は見直しをしてある。しかし、なおさらに突っ込んで検討しなければならない、こういう大臣のお話でございますので、その点は十分詰めていただきたい。しかし、従来のような単なる政策手段というように感じるわけでございますが、そういうものであってはならない。もっと...全文を見る
○宮井委員 今日までもやってこられたし、これからもやられる、十分やっているというふうな大臣の御答弁でございますが、本会議等でも議論がございましたように、諸外国の例やいろいろなことがございます。また、私が先ほど指摘いたしましたように、残念ながら一貫性がない。この点も指摘しておきたい...全文を見る
○宮井委員 環境アセスメントが十分でなかったために、東北、上越新幹線というものは非常に行き詰まっておる。これからあと五本凍結解除、これを私どもは賛成ではございませんが、解除をいたしましても同じようなことが起きる、こういうように思います。はなはだしいのは成田の方でございまして、具体...全文を見る
○宮井委員 これは国鉄にありましては最も大きい用地であると私は思うのです。この土地をごらんになったかどうか、まず大臣と総裁にお伺いいたします。
○宮井委員 大臣はどうですか。
○宮井委員 そのように行っておられないと思いましたので、前もって現場の写真を見ていただきますとよくおわかりかと思いましたので、大臣と総裁にお渡ししたとおりでございますが、開いていただきました一枚目のこの地図は写真の説明でございます。一番から七番までございまして、それぞれの写真がこ...全文を見る
○宮井委員 これらの地域の活用計画についてお尋ねをいたします。
○宮井委員 そこで跡地でも、いまもお話ありましたような払い下げの考え等ございましたが、売却の対象になっておる土地というものがあるようですが、この売却方法、また具体的にどのように処分していくか、また今日までどう取り組んできたか、この点をさらにお伺いします。
○宮井委員 いまのお答えですと、町から払い下げの要求も出ておる、あるいはそういう売却の対象になっておる土地もある。しかし閉山後十三年、管理局に移管されましてから十年、それが進んでいない、こういうことでございますから、何とかしなくてはいけない。こういうものを、いま膨大な赤字を抱え国...全文を見る
○宮井委員 三町の意見を聞きながらということもございましたのでそれは後ほど議論をいたしますが、先ほども申しましたように、十年以上たっておるのにめどが立っていない、こういう点はよく検討してもらわなければいけないと思います。  このボタ山の件でございますが、これは現状では活用できる...全文を見る
○宮井委員 何だかできるのかできないのかわからないようなあれですが、ある程度土地を取っていってある程度の平地にすれば住宅地になるんじゃないか、こういう御答弁ですけれども、御承知のとおりあれはかすですから、やわらかいのですね。そこに住宅を建てる場合に、簡単にわずかだけ取り除いて、そ...全文を見る
○宮井委員 三町の御協力といいますけれども、国鉄としては、くどいようですけれども、本当にこれを取り除いてやるというお気持ちはあるのですか、重ねてお伺いします。
○宮井委員 国鉄独自でやるということは考えていない、こういう答弁なんですね。ですから運輸省にお伺いしますが、このボタ山というのは、写真でも御承知のとおり簡単なさくをして放置されているだけです。私が行きましたときも、このボタ山のてっぺんに二人ぐらい人がおりまして、私たちが行きますと...全文を見る
○宮井委員 もうちょっと答弁のあれがあると思うのですが、全くそんなもの関係ない、それは国鉄の問題だという、そういうふうな非常に冷たい答弁ですが、では、国の方は全くそういうものは考えないというように確認いたしておいていいですか。
○宮井委員 総裁が助け船を出したわけですが、どうも国の方が冷たいと思うのですね。地方なんかも、ボタ山をちゃんと処理してくれれば国立大学を誘致するのに尽力すると町長なども一生懸命になっていますので、国の方はもっと責任ある答弁をしてもらいたいと思うのですが、その点どうですか。
○宮井委員 不満ですけれども、努力するということでございますから。  そこで、通産省来られていると思いますが、ボタ山の処理について、通産省は危害防止の観点から補助、融資等の措置をとっておられるわけですが、ボタ山の処理と志免のボタ山のこういったケースの場合についての見解をお伺いし...全文を見る
○宮井委員 通産省、環境庁あるいは国土庁等関連省庁ですね、よく詰めてもらいたい、このように思います。  また炭住地区というのがございまして、先ほど写真で見ていただきましたように、傾いた、たとえば長屋があって真ん中一軒だけ入ってもう両端の家は人がいない、くぎで板を打ちつけて傾いて...全文を見る
○宮井委員 未利用地の処分活用についても、もちろん慎重に取り扱わねばならないというのは私も当然であると思います。したがって、何でもかんでもやってしまえということを私は言っているのではないわけでございまして、たとえば国鉄が土地を処分する、本年度は本年一年間でこれだけのものを処分する...全文を見る
○宮井委員 そこで私は御提案申し上げたい。今回私が視察しました旧志免炭鉱跡地は、わが党が調査しておる国鉄の未利用地、この後同僚の草野委員が関連で指摘をいたしますが、この問題の中でもきわめて異質なものであると考えておりますし、最も広大な土地である。したがいまして、何点か指摘しました...全文を見る
○宮井委員 それでは最後に大臣にお伺いしますが、ただいま指摘いたしましたように、この土地の活用能力がないという現状では、またこのような国鉄の経営姿勢では真の国鉄再建はおぼつかない、このように考えます。単に法定主義の緩和や運賃の値上げという外的な手段によって国鉄再建を図る以前の問題...全文を見る
○宮井委員 これで質問をやめておこうと思ったのですが、大臣がボタ山をただでもらってくれと言うとまた議論を蒸し返さなければいかぬ。しかしもう時間がありませんから、何もボタ山だけと言ったのじゃないので、二万円というのはそれ以外の土地を言っているので、それはまた今後詰めていきたいと思い...全文を見る
04月27日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
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○宮井委員 各参考人の先生方におかれましては、お忙しいところ大変貴重な御意見を伺いましてありがとうございました。  私は竹内参考人にお伺いします。お忙しいようでございますので簡単にお答えしていただきたいと思いますが、運賃値上げによります国民生活への影響ということでございます。 ...全文を見る
○宮井委員 ありがとうございました。
05月13日第80回国会 衆議院 運輸委員会 第18号
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○宮井委員 私は、草野委員の関連といたしまして、主に地方交通線の問題につきまして若干の質疑をいたします。  政府は、国鉄再建計画の中におきまして、国鉄の赤字経営の要因となっております地方交通線の問題に対しまして昭和五十二年度内にその経営改善のための具体的な対策を樹立し、早急にこ...全文を見る
○宮井委員 運輸政策審議会の答申を待って決める、こういう御答弁でございます。この地方交通線につきましては先ほども申しましたように大きな赤字要因となっておるわけでございますから、この問題を真剣に討議せずして国鉄の再建はあり得ない、私はこのように考えておるのです。したがいまして、答申...全文を見る
○宮井委員 総裁のお考えは、どうも国鉄からは積極的にいろいろな具体案を示さない、地元の声を地元で決めていただくんだというような意味であったと思うのですが、それではまことに積極性というものがないように感ずるのです。国鉄は、五十二年四月四日に出しました経営改憲計画の中で、地方交通線は...全文を見る
○宮井委員 線区ごとにいろいろな状況があり、それぞれケースによって違う、これは私もわからないことはないわけでございます。重要なところもございますし、そういう点は検討していかなくちゃいけないと思いますが、先ほども申しましたように、無差別なといいますか、予算のばらまきというふうなこと...全文を見る
○宮井委員 それでは次に、鉄建公団の総裁がお見えになっていただいていると思いますが、現在鉄建公団によりまして新線建設が進められておるわけでございます。これらは開業いたしますと、明らかに国鉄の赤字をふやす要因となる路線でございます。昭和五十五年をめどに開業をするという路線が何線かあ...全文を見る
○宮井委員 それでは、この件について公団の方はどうですか。いまと同じ質問です。
○宮井委員 それでは、公団にもっと具体的にお伺いしますが、このAB線の五十五年までの開業予定の六線ですね、この営業収支、営業係数、これをただいま各線ごとにどのように見込まれておるか、この点をお伺いします。
○宮井委員 いま国鉄から資料を総裁がもらって、それをここで読み上げられましたけれども、これは私はおかしいのじゃないかと思うのですね。建設をするのは公団なんですから、公団がまず建設して、そして国鉄はそれを営業する。当然公団としては、つくるときにその営業係数を見込んで、これが完成した...全文を見る
○宮井委員 総裁はどうも御存じないようですから、それでは私が鉄建公団からいただいた資料で申し上げます。  AB線の久慈線は一六〇、盛線が一六〇、気仙沼線が一六〇、鹿島線が一三〇、智頭線は一六〇、内山線は一四〇、このようになっておるのですが、間違いありませんか。
○宮井委員 そういうふうな、単なる試算をしたと思いますというような、そういういいかげんなことでは困りますよ。こういうものを私のところへ届けたのですか。どうなんですか。
○宮井委員 そういういいかげんな資料を届けておると言えば、私は全面的にこの運賃審議というものは納得できないということになります。ですから、これは後日はっきり納得いくような回答をいただきたいと保留しまして、進めます。  大臣、こういうふうに営業係数の予測について公団と国鉄との間に...全文を見る
○宮井委員 大臣が双方から事情を聴取してしかるべき手を打つ、こういうことでございますから、その結果をまた御報告いただきたいと思いますが、簡単に質問しますと、最初、国鉄も申しましたように、五十年度の時点でお金にして二十億ぐらいだ、予算やその他の問題と比べてそう大したものじゃない、金...全文を見る
○宮井委員 先ほどからも議論をいたしましたように、五十五年開業予定線のいずれもがかなり高い赤字が予想されるわけでございます。三十一線の公団建設予定線のいずれもが赤字線である。こういう赤字線建設について、経営改善計画並びに国鉄自身がその建設について具体案を持たないというふうなこと、...全文を見る
○宮井委員 それでは時間がございませんので、最後にまとめてお伺いしますが、私も何もむげに切ってしまえとかそういうことは先ほどから一言も言っていませんので、そういう無差別な地方交通線というものに対して再検討すべきじゃないか、こういう意見を述べておるわけでございます。  それではお...全文を見る
○宮井委員 いま御答弁いただいたわけですが、どうも不明確なんで、暫定的というようなことでどうもはっきりしません。こういう補助のあり方では国鉄の将来見通しは成り立たなくなる、こういうように考えるのです。したがって、補助の積算対象を明確にしたものに改めるべきである、このように私は要望...全文を見る
10月28日第82回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○宮井委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、国鉄関係法案の修正案並びに修正部分を除く原案に対し、反対の立場から討論を行います。  御承知のとおり、国鉄運賃は公共料金の柱であり、この大幅値上げが消費者物価に与える影響はきわめて大きいものがあります。昨年の五〇・三%に及ぶ...全文を見る
11月18日第82回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○宮井委員 参考人には本日は大変御苦労さまでございます。先の方の質問と重複するかもわかりませんが、御了承いただきたいと思います。  まず最初に、山本参考人にお伺いいたしますが、この法律は、民間空港、それも成田新空港に適用する、こういうふうになっておるのが主たるものでございます。...全文を見る
○宮井委員 それでは、続きまして木村参考人にお伺いいたしたいと思います。  この法律は、先ほどからも出ておりますように、私権の制限か公共の優先かということで、論議がなされておるわけでございます。また私も、私権の制限につながる色彩が強い法律である、このように考えておるわけでござい...全文を見る
○宮井委員 それでは次に、鬼沢参考人にお伺いをいたします。  運輸大臣は、当委員会におきましても、成田空港の年内開港を阻む大きな障害はなくなった、このように答弁をいたしておるわけでございます。たとえば空域の問題などをとりましても、成田を北向きに発進した飛行機が、百里基地の西側部...全文を見る
○宮井委員 次に、岩沢参考人にお伺いいたしますが、成田空港周辺には農家の方が多いわけでございまして、したがいまして、朝も早いことですから、九時、十時ごろにはもうお休みになるのじゃないか、こういうように思っております。で、羽田周辺と違いまして成田の方は非常に静かである、こういうこと...全文を見る
○宮井委員 大変ありがとうございました。  次に、再び山本参考人にお伺いいたしたいと思いますが、御承知のとおり、昭和五十八年に環境基準の最終目標を七五WECPNLといたしておるわけでございます。今後エンジンの改良などによりまして、十年後にこのような数値に近づけていく、こういうこ...全文を見る
○宮井委員 次に、木村参考人にお尋ねしますが、先ほども出ておりましたので重複するかもわかりませんけれども、土地の買い上げの問題でございます。法律案によりますと、時価によって買い上げる、こういうことになっておるわけでございますが、飛行場周辺の騒音区域内は地価の落ち込みが大きい、そう...全文を見る
○宮井委員 次に、鬼沢参考人にお伺いしますが、空港公団が周辺の土地を買い上げました場合、跡地利用について国は有効な土地利用をする、このように申しておるわけでございますが、この土地の利用についての御意見をお聞かせいただきたいと思います。
○宮井委員 それでは最後に、岩沢参考人にお伺いします。  現在の独立して庭にある防音室ですか、これは現地に行ってみましても非常に人気が悪い。何か防空ごうのようなあれだということも聞いております。そういうようなことと、また、現在住んでおられますおうちを全室防音にする、こういうよう...全文を見る
○宮井委員 ありがとうございました。