宮崎秀樹

みやざきひでき



当選回数回

宮崎秀樹の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○宮崎秀樹君 時間がございませんので答弁は簡明にお願いします。  昨年九月の参議院の社会労働委員会におきまして私が健政局長に御答弁をお願いした件でございますが、徳洲会のような特定医療法人の承認に関する都道府県知事証明に関しまして、今までは医療法の違反については記載事項となってお...全文を見る
○宮崎秀樹君 ありがとうございました。  そのように、やはり公益性の強い特定医療法人でございますので、十分これは監督していただきたいと思うわけでございます。  また、昨年七月の衆議院決算委員会におきまして健康政策局長は、複数の県にまたがる病院を開設している医療法人の病院につい...全文を見る
○宮崎秀樹君 ただいま御答弁の中にやはり指摘事項とか指導事項があったわけでございます。  そういうような問題のある法人が新しく地域において病院を開設するというようなことに関しまして、ただ地域医療計画で病床数が不足している地域だからいいんだというような単純なる考え方でなく、やはり...全文を見る
○宮崎秀樹君 ぜひそういうようにお願いしたいと思います。  それから、一方、医療監視とあわせて医療保険関係の調査も行ったということですが、その結果いかがでございましたか。
○宮崎秀樹君 公益的な色彩が強い特定医療法人でございますので、厳しくこういうことは指導して、これから監視をしていただきたいと思います。  それから次は、「厚生省所管一般会計主要経費別歳出予算額の推移」というこの厚生白書の中からでございますが、特に、この中に科学技術振興費というの...全文を見る
○宮崎秀樹君 どうもありがとうございました。
03月31日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○宮崎秀樹君 与えられた時間が十分でございますので答えは簡便にひとつお願い申し上げます。  一つは、労働基準法の第八条に、十三項でございますか、「病者又は虚弱者の治療、看護その他保健衛生の事業」と、事業の範囲に医療関係のことが入っております。と同時に、医師法に、第四章の第十九条...全文を見る
○宮崎秀樹君 それはそのとおりですけれども、私は限度があるというふうに申し上げたんですね。その限度も超えるような場合はどうですかと、こういうことなんです。それに対してちょっと。
○宮崎秀樹君 そうすると、弾力的にこれは我が方も考えると、こういうことと受けとめてよろしゅうございますか。
○宮崎秀樹君 結構でございます。なかなかそこはお答えにくいところだと思いますので、これは今後の課題として各省庁間でひとつまたお話し合いをしていただきたいと思います。  それから、次は人事院の方針でございますが、国立病院等で四十時間導入に当たりまして、看護婦さんなどの人員をふやさ...全文を見る
○宮崎秀樹君 これは地方公共団体とか民間病院等にも波及することでございますので、ぜひそういう点を考慮されて実行に移していただくよう御配慮願いたいと思います。  それから、最後になりますけれども診療報酬改定、これは社会保険診療報酬でございます。そうすると、労災保険でございますが、...全文を見る
○宮崎秀樹君 ぜひそれはずれないように今後努力していただくことをお願い申し上げます。  終わります。
04月19日第112回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○宮崎秀樹君 大臣、御苦労さまでございます。  それでは、今回の国民健康保険法の一部を改正する法律案に関しまして、むしろその周辺と申しますか、こういう法律の改正だけで日本の公的医療保険制度というものが安定するかどうかという観点から、御質問をさせていただきます。  まず第一点で...全文を見る
○宮崎秀樹君 それはその方向でひとつ大いに努力をしてもらうということが一つでございます。  先般、今月の十四日でございますが、衆議院で社会労働委員会がございまして、そのときに、昭和五十九年の八月に、三師会と申しまして日本医師会、歯科医師会、薬剤師会と自由民主党との間の覚書を実は...全文を見る
○宮崎秀樹君 ぜひひとつその方向でお願いしたいと存じます。  次に、組合健保は単一組合を形成するには被保険者千人以上というのがかつての規約でございました。これを最近、七百人以上でもよろしいからこれをつくりなさいという、むしろ奨励しているようなふうに私は思えるのでございますが、こ...全文を見る
○宮崎秀樹君 私は、どんどんこういう不均衡、格差というものを推奨するような方向でいくよりは、むしろ大同団結して大きな皆さんの拠出金というものを集めた中で負担の公平と平等を図るということが一番最良な方策ではないかと考えるわけでございますので、最初御意見がございましたように、私はそう...全文を見る
○宮崎秀樹君 わかりました。これは、そういう加入者の個人個人の意思もございますので、やはりそういう面も尊重してひとつおやりいただきたいと思うわけでございます。  それから、時間がないのでちょっと次の問題は飛ばしまして、あったらまた後で御質問いたしますが、四月一日に診療報酬の改正...全文を見る
○宮崎秀樹君 今お話がございましたが、私、これはケース・バイ・ケースだと思うのでございまして、例えば、地方へ行きますと、救急車が来てオーバーベッドになってもどうしても収容しなきゃならない、そういうような状況もございますので、ひとつ実態を踏まえた中で、これは機械的にペナルティーをか...全文を見る
○宮崎秀樹君 私は、急性とか慢性を一日をもって区切る、きょうから慢性になった、きのうまでは急性だということはないと思うんです。ですから、そういう辺も医学の現場の御意見をよく徴した中でこういう問題は将来御検討願いたいと思うわけでございます。  それから、いろいろこういうものがどん...全文を見る
○宮崎秀樹君 全国統計は実は私持っておりますし、またそうやって私の方でもヒアリングをして実態を調べてみますと、一番多いというデータの県でも、足りないと。これは県当局とそれから医師会と両方に聞きました。  私は、こういう中でどんどんベッドがふえてくるということで足りないということ...全文を見る
○宮崎秀樹君 時間が来ましたので私これでやめますけれども、残余の質問を二つばかり残しましたけれども、これはまた次の機会にやらせていただきます。  それでは、ぜひその方向でひとつやっていただくことを心からお願い申し上げまして終わります。  どうもありがとうございました。
11月22日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○宮崎秀樹君 日本のエイズの特徴と申しますか、これは諸外国に比べましてまず私が一番不幸なことだと感じておりますのは、血液凝固因子製剤によります血友病の患者さんの感染被害でございます。  御承知のように、血友病の患者さんのキャリア、それから発症した方がほとんどでございまして、私こ...全文を見る
○宮崎秀樹君 そこで、専門的なことにちょっとなるかと思いますけれども、血液凝固因子製剤が、これは血漿分画製剤でございますけれども、この医薬品の副作用というものの対象には今までなっていなかった。十月にこの辺が拡大されて一部医薬品の副作用という範疇の対象にするということになったと思う...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうしますと、今後血液凝固製剤が万が一、こういうことはあってはならないと思いますけれども、製造過程においてウイルスが殺菌できなかったというような製品が出てきて、不幸にしてまた感染者が出たというときには今後はこの法律は動かないんですか。
○宮崎秀樹君 そうしますと、この血友病の血液凝固因子製剤に限って今回今までの例については対象としよう、こういうことでございますか。
○宮崎秀樹君 そうしますと、これはおかしいんじゃないですか。現在患者さんなりキャリアが出ていますね。これは汚染されてなったんですね。ウイルスですね、これは。だからこれは対象になっているわけでしょう。ならなかったら、これ救済できないじゃないですか。この法律が動かないんじゃないですか...全文を見る
○宮崎秀樹君 日本のエイズの感染者は、昭和六十三年八月三十一日現在千四十八名と報告が出ております。血液凝固因子製剤の九百六十九名というのがそこに書かれておりますけれども、この方々の把握はどうやって把握しているか。仮に今五千人血友病の患者さんがいらっしゃるということをよく言われてい...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうしますと、血液凝固因子製剤以外の感染経路で感染された方、患者さん等のサーベイランス、これは具体的にどのように今行われておりますか。
○宮崎秀樹君 そうしますと、血友病の患者さんでまだそういう把握されていない部分というものは、そこの国立病院、今おっしゃったところ以外でつかまれている方々でしょうか。
○宮崎秀樹君 次は、来年度の厚生省の概算要求を見ますと、エイズ対策関係の予算というものを一応要求しておるんですが、これはトータルで二十一億三千万円となっております。これは諸外国に比べますと余りにも少ないのですね。ちなみにアメリカは本年度千二百十一億六千万円でございます。広報だけで...全文を見る
○宮崎秀樹君 予算の件に関しましては、WHOの事務総長に中嶋事務総長を日本から選出して出しておりますので、その点も含めて国際的にちゃんとした予算というものをとらないと、やはり外国に対しても私は経済大国と言われておる日本のこけんにかかわるのではないかと思いますので、ぜひよろしくお願...全文を見る
○宮崎秀樹君 今学校の問題が出ましたのですが、昨年アメリカの教育省から「ステートメント・オン・エイズ・エデュケーション」というのが出ておりまして、この中で、   学校が性教育を行うならば、その内容は、エイズによる恐怖を含むべきである。一般的に言うならば、性教育は、学校当局にとっ...全文を見る
○宮崎秀樹君 ところで、性病予防法、それから伝染病予防法、らい予防法というようなものがございます。この中で、届け出に対する罰則を設けておるのがらい予防法、性病予防法、伝染病予防法でございます。また、入院または入所に関しましては、らい予防法は勧奨を進めておいて命令をする。性病予防法...全文を見る
○宮崎秀樹君 午前中から話が出ているんですけれども、エイズ予防法案の第七条第二項でございます。  医師は、感染者にエイズの病原体を感染させた者がさらに多数の者にエイズ病原体を感染させるおそれがあることを知り得たときは、その旨並びにその者の氏名及び居住地等を都道府県知事に通報する...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうすると一例だけでございますね。  私が非常に心配しているのは、プライバシーが守れると言っておるけれども、例えば健康保険の保険証に病名を書くんですね。それからレセプトにこれはやはり病名を書く。ある警察署長さんが梅毒ということがそれから署員にわかった。それはやはり...全文を見る
○宮崎秀樹君 それは非常に私ども聞いていて物騒な話なんです。仮にそれじゃ検査の結果がそのときはマイナスであったけれども後からプラスになった人は、おれは献血してしまったよということは言わないと思うんです、絶対にその本人は。言ってくれれば、だれに入ったかということでまたそれはできるわ...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうすると、その八十四件についてはどういう処置をしたのですか。それはその人たちを法律に基づいてきちっと処理をしたんですか。
○宮崎秀樹君 今北郷局長さんのお話ですけれども、これは重大な問題でございますので、あらゆる角度からひとつ御検討願ってそごのないような対応をぜひお願いしたいと思います。  終わります。
12月06日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○宮崎秀樹君 きょうは参考人の皆様方から大変ためになる御意見を御開陳いただきまして、まずもって厚く御礼申し上げます。  私は、ただいま同僚委員からのお話を伺っておりまして皆さんの大体の御意向がわかったわけでございますが、今度の法案は、白い紙の一つのところに黒い点がある、黒い点は...全文を見る
○宮崎秀樹君 本日は、大変血友病患者さん並びにその御家族の立場から切実な御意見をお伺いさしていただきまして、ありがとうございました。  私、先ほど来渡辺委員から質問がございましたことでございますが、ことしの八月三十一日の厚生省のエイズサーベイランス委員会の報告にありますように、...全文を見る
12月21日第113回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○宮崎秀樹君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案につきまして、賛成の意を表するものであります。  後天性免疫不全症候群すなわちエイズの蔓延は欧米を初めとして世界的に深刻な状況にあり、その患者数は、WHOの集計によると...全文を見る
○宮崎秀樹君 私は、ただいま可決されました両案のうち、後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     後天性免疫不全症候群の...全文を見る