宮崎秀樹

みやざきひでき



当選回数回

宮崎秀樹の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第9号
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○宮崎秀樹君 やっと政治改革特別委員会が参議院の方で開かれ、審議を現在行っておるという状況になったわけでございます。  過去に何回かごの特別委員会がございました。委員会が参議院に設けられたことはこれが初めてじゃございません。かつて私も理事をさせていただきましたけれども、理事懇を...全文を見る
○宮崎秀樹君 中国訪問、大変御苦労さまでございました。  そこで、最後の部分の骨格部分の修正という話ですけれども、民主主義というのは、もう話し合いを十分して話し合いが尽きたときに多数決で決める、これは民主主義のあり方の大前提です。  最近の国会運営を見ていますと、どうもかつて...全文を見る
○宮崎秀樹君 石田大臣、お立場でこれに対して御意見をお聞かせ願いたいと思います。
○宮崎秀樹君 参議院で審議をするのは極めてまだ少ない時間でございます。そういうことで、我々としてはやはり十分納得のいく審議を尽くして、そして妥協するものは妥協し国民のためになることはやはり取り入れてやる、こういう姿勢が必要かと思います。大内大臣、お願いします。
○宮崎秀樹君 江田長官、お願いいたします。
○宮崎秀樹君 今、料理のお話が出ましたけれども、味つけだとか、基本的に腐っているもめはやはりそれはかえていかなきゃいけないし、いろいろあろうかと思います。  そこで、きょう私、これからちょっと大内大臣は御用があるというので、順番を変えまして大内大臣から御質問します。  これか...全文を見る
○宮崎秀樹君 それではお尋ねいたしますけれども、ただいまのお話ですと、自民党の一党支配を続けさせるから小選挙区比例代表並立制はだめなんだと。今の中選挙区制でこれは変わったわけですね。そうしたら、制度をいじる必要はこれであるんですか。それでは何で今度は二百五十、二百五十がいいという...全文を見る
○宮崎秀樹君 確かに自民党は、金丸事件等で大変金権体質というものをあらわしたことは事実でございます。大いに私どもは反省しなきゃならない。反省した中で、新生党へ大部分そのような人が打っちゃって、羽田さんは私違うと思いますけれども、御一緒に連立を組んでいらっしゃるんですから、同じ穴の...全文を見る
○宮崎秀樹君 大内大臣にばかり聞いておりますとほかの大臣のところへ順番が回りませんので、最初大変恐縮でございました。どうぞ御用の方へお立ちください。  本命の山花大臣でございますけれども、大臣はその担当でございます。  山花大臣も、平成三年八月二十日、予算委員会で御質問にお立...全文を見る
○宮崎秀樹君 山花大臣のお話は、今のお話を聞くとよくわかるんです。  ただ問題は、このときに、それならばこうしたらどうだという御提案なり、そういうふうに踏み込んだ政治改革をやろうじゃないかという姿勢が果たしてあったかどうかという問題、そこら辺は、今になっていい子になっているよう...全文を見る
○宮崎秀樹君 今私が変えないのが悪いというのは誤解でございまして、悪いと思っているのはあなた方の方でなきゃいけないわけですよ。というのは、木に竹を接いだようなと、これはもうだめだとこう言っているわけでしょう。ところが、今、小選挙区と比例代表、まさに全然違う制度を組み合わせてやって...全文を見る
○宮崎秀樹君 大変まじめな御答弁をいただきました。私は、それはそれなりに今お聞きいたしましたけれども、非常に苦渋に満ちたいわゆる選択であったというふうに理解するわけです。  時間がございませんので、江田長官、長官はわりかしマイルドなことをおっしゃっているんですね。ただ一言、並立...全文を見る
○宮崎秀樹君 この話は切りがございませんので、時間がございませんので次に参ります。  そこで、公職選挙法の一部を改正する法律案要綱、これが出ました。そもそも憲法四十二条で「国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。」と憲法で認められておるわけでございますが、今まで衆議院...全文を見る
○宮崎秀樹君 それでは、この中の「第一 衆議院議員の選挙制度に関する事項」というのがございます。その四番に「投票」というのがあります。「投票は、記号式投票の方法によりこと、これはもう衆議院だけでございますね。
○宮崎秀樹君 そうしますと、衆参同日選挙になりますと、投票方法が比例代表で全然違うということになりますと、これは選挙民は大混乱を起こすんじゃないでしょうか。だからこういうことも、参議院というものがあって、そして一緒に話し合いをするものはその中で二院制であるのだからやらなきゃいけな...全文を見る
○宮崎秀樹君 この記号式の投票に関しましては、配列、右側から左側へいくのか、上下にやるのか、こういう問題がございますね。これは順番が早い方が得じゃないか、非常に不公平じゃないかといろんな御意見があります。なぜ自書式じゃいけないんでしょうか。
○宮崎秀樹君 そうしますと、衆議院の方はそれでいくんだ、参議院の方は参議院の方でこれから議論して別の方法でやってもいいんだと。いいんだということはこれから議論になるわけでございますけれども、全くそれにはこれは触れていないというふうに理解してよろしいですね。  それでは、時間がご...全文を見る
○宮崎秀樹君 大臣、有床診療所というのは、これは特に佐賀県とか、もうわりかし田舎の方へ行くと非常に多いんです。十九床までです、これは。こういうところも手当てしてもらわないと、やっぱり抜けるわけでございますから、これはひとつお考えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○宮崎秀樹君 ぜひこれは実現に向かって努力していただきたいと思います。  総理が来られましたので、政治倫理の問題に入りたいと思います。  総理、昭和六十年の十月に政治倫理綱領を国会の場で議決しているんですが、御存じでしょうか。
○宮崎秀樹君 そこに、  われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。  またもう一つは、  われわれは、政治倫理に反する事実があ...全文を見る
○宮崎秀樹君 ただ、総理、新聞紙上でも疑惑はあるんだというふうに国民はみんなとっていますので、ここら辺は総理のお考えと国民の考え方は乖離していると思うんです。ですから、そこら辺はきちっと整理なさった方が、これは一国のまさに国民のかがみである総理でございますから、やはりそこはきちっ...全文を見る
○宮崎秀樹君 ぜひそうお願いしたいと思います。  ここで、大蔵大臣が来られたので、唐突なことなんでございますが、政治改革を今やっております。しかし、不況対策等、非常に今国民の現場では大変これが頭の痛い問題になっております。また、先般話が出ました医療機関も大変なダメージを今受けて...全文を見る
○宮崎秀樹君 大蔵大臣から自治大臣の方へバトンタッチでございますけれども、自治大臣、今社会保険診療報酬の事業税の非課税を撤廃されますと、大体七百五十億ぐらいだと思うんですが、しかし、私ども医師、また医療機関が担っている状況を御説明しますと、学校医だとか、それから住民健診だとか、予...全文を見る
○宮崎秀樹君 大蔵大臣と自治大臣とお二人で話し合って結論が出るならこれは非常にありがたいんですけれども、連立の方々は八つ頭がありますのでおまとめになるのは非常に大変だと思います。  総理、今のお話を聞いて、総理としてこういう状況を実際にどうやって打破していくか、総理のお考えがあ...全文を見る
○宮崎秀樹君 総理もそれぞれいろんな人を抱えているから大変だと思いますけれども、総理は最高責任者ですから、最後に決断を下すのは総理なんですから、ひとつそこら辺は毅然としていい方向へ結論を出していただくようにお願いいたします。  今答えていただいても結構ですけれども、お答えできま...全文を見る
○宮崎秀樹君 これ以上幾ら言っても私の納得いく回答は得られないと思いますけれども、今の社会全般が大変な不景気ということで今みんな頭を抱えております。どこへ行ってもそう言われております。私は月曜日は、きょうは月曜日でございますけれども、国会がなければ大体患者さんを診ております。患者...全文を見る
05月13日第129回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○宮崎秀樹君 大臣、再度の御就任おめでとうございます。そんなに長くないようでございますけれども、健康に御留意され、ひとつ頑張っていただきたいと思います。  時間がちょっと食い込んでいるので、私は短くやりたいと思います。簡潔にやりたいと思います。  今回の宇都宮大学、岡山大学の...全文を見る
○宮崎秀樹君 まだまだ私は需要と供給のバランスがとれていないと思うので、大臣、どうでしょう。今後こういう教養部の廃止に伴って新学部を創設するときに、こういうものを視野の中に入れてひとつ努力をしていただくというようなお覚悟がおありかどうか、お聞きしたいと思います。
○宮崎秀樹君 ぜひ前向きにやっていただきたいと思います。  それから今回の法案の改正で、昭和四十八年度以降に設置されました医科大学の職員の問題ですが、この平成六年度の増員の件は、ほとんど内容は看護婦さんだというお話を伺ったんですね。そこで、国立大学病院が特定機能病院というものに...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうしますと、医師の数は私は充足していると思うんですね。ところが、看護婦さん初め医療従事者等につきまして人員の配備が現状ではできているんですか。そして、ほかの大学は人員が足りないからその配備にはとても間に合わないということでこれをやっていないのか、その辺の実態はどう...全文を見る
○宮崎秀樹君 この辺は非常にいろんな問題が絡んでいまして、来年平成七年度から付添看護婦を病院は廃止する、それは病院自体が雇用して完全看護に持っていくということになっていますね。これは今国会で健康保険法改正の法案が通れば、十月一日から付添看護婦の廃止に向けた財源としていわゆる給食料...全文を見る
○宮崎秀樹君 厚生省は時間ないから結構です。最後に一つ。  現場は全然違うんですよ。現場へ行ってみると、付添看護婦さんがいなくちゃできないんですよ、今。そんなうまいぐあいにいっていないです。一回入院されたらわかります。時間ございませんから、とにかくこの辺は今後厚生省ともよく詰め...全文を見る
06月17日第129回国会 参議院 本会議 第22号
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○宮崎秀樹君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました製造物責任法案に対して質問を行うものであります。  羽田総理は再三にわたり訪米され、ホワイトハウスで米国要人と会談されておられますが、かつてトルーマン大統領が、ザ・バック・ストツプス・ヒアという言葉をそこ...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○宮崎秀樹君 田中内閣のときに一県一医大構想というのが出まして、国立大学の医学部、それから国立医科大学も全国で四十校を超えて今あるわけでございます。  国立大学の医学部、医科大学というのはそれぞれ地域社会においていろいろな役割を果たしていると思うのでございますが、まず大臣、この...全文を見る
○宮崎秀樹君 大臣、それはそれで結構でございますけれども、私は国立大学というのはやっぱり大学院をもっと充実して、国からしっかり補助金を出して、そしてきちっとやっていくのも一つの使命ではないかというふうに思っておるわけであります。  そこで、大変細かいことで恐縮でございますが、全...全文を見る
○宮崎秀樹君 しかし、概算で大体病院の収入というのはわかるわけですよ。しかも、それに対する支出は病院のやつはわかるわけですから、これは診療面のやつは把握していると思うんですよね。ですから、そこら辺をやっぱりきちっとやっておかないと、みそも、まあいろんな悪い言葉はありますけれども、...全文を見る
○宮崎秀樹君 それは別途そういう予算を組んでいらっしゃるんですね、消費税分を。そういうことですね。
○宮崎秀樹君 それともう一つは、差額ベッドの徴収もなさっていますね、例えば個室とか。それは患者さんから消費税をいただいていますか。
○宮崎秀樹君 そうすると、消費税に関しては国立てあろうと何であろうといただくものはいただく、払うものは払うということでやっているわけですね。そして、消費税分についてきちっとした税収、それをいただいたらそのお金は国庫へ別途お払いになるんですか、それともどんぶり勘定で一緒に入れちゃう...全文を見る
○宮崎秀樹君 そこらの細かい数字がぴしっと、税金ですから出ていますかね。そこら辺はどうなんですか。
○宮崎秀樹君 それは私どもに見せていただくことはできますか。
○宮崎秀樹君 ぜひその資料をいただきたいと思います。  それから、きょう厚生省さんいらしているんですけれども、実は消費税問題関連ですが、最初に消費税が導入されたときに、たしか一カ月の在庫のコストを見込んで、そして調整をして〇・七六%を社会保険診療報酬に取り込んだということなんで...全文を見る
○宮崎秀樹君 それは一般論なんですが、実際は私どもが調べたデータでは、要するに消費税の補てんの基礎となる調査薬価総加重平均と実勢価格とが差がありまして、そして実勢価格より低い値段に三%を加算するということになりますと、実際に支払った額の補てんとはなっていないんですね。だからその差...全文を見る
○宮崎秀樹君 大蔵省は優等生の御返事なんですが、そこで実態調査を全日本病院協会がやったんです。総収入の一・四%が消費税分に当たるというんですね。これは今、三%ですね。ですから、七%になったら大変なまたアップになるわけで、そういうデータがちょうどいいのが今おありになるんですから、い...全文を見る
○宮崎秀樹君 篠崎課長さんいらっしゃるけれども、今のお話を聞いて、やっぱり実際そこできちっとしたデータを出しまして、そして余り隔離のないそういう盛り込み方をしてもらわないと困るわけです。  それと、やはりもう一つ、方程式がないんですね。これだけ優秀な方がいるんですから数学の大家...全文を見る
○宮崎秀樹君 ぜひお願いいたします。それでは、この問題はこれで打ち切ります。  次は大学病院の委託研究費の問題なんですが、これは実は私が平成五年十一月九日に文教委員会で、ここで質問しております。そのときに大蔵省の玉木さんでございますか、御返答いただいております。ここで、「御要望...全文を見る
○宮崎秀樹君 その議論をしてどんなふうになったんですか。
○宮崎秀樹君 この間、理化学研究所を実は視察してきたのでございますが、御案内のように、あそこも民間からの資金でやっていらっしゃいますね。寄附行為でおやりになっていらっしゃるのでここはちょっと問題が変わるかと思いますが、学校法人、公益法人、寄附行為でこれが処理された場合には、この問...全文を見る
○宮崎秀樹君 大学でも附属のがん研究施設だとか、別途そういうところがあれば、そういう専門的なもので研究をするということになれば、これはまた別問題ですか。それはどうなんでしょうか。
○宮崎秀樹君 何か今の御答弁はわからないようなところがございまして、結局私の申し上げたのは、私立医科大学にも独立した附属の専門の、がんならがんの専門の研究機関というものが別途あるとすれば、そこへ寄附行為でやって研究をするというようなことであれば、これは理化学研究所と同じようなシス...全文を見る
○宮崎秀樹君 国立の大学で、こういう民間との受託というか委託でやっているところはありますか。
○宮崎秀樹君 実施されているんでしょう。そういうときの税制はどうなっているんですか。
○宮崎秀樹君 それはそうでしょうね。しかし、私に言わせると、全く同じことをやっていて一方では取りますよと。これで私腹を肥やすとかなんかするのはこれはだめなんだけれども、実際研究に全部これを使っているわけですよね。そういうことを考えると、同じ実態でありながらこういう研究に対してやる...全文を見る
○宮崎秀樹君 それはもうわかっているんですよ。いつもオウム返しの返事しかこないんで、これはあなた方の見解だから仕方ないけれども、私はしかし大きく見た中で、こういうことをやっていること自体が日本の国のためになるのかなということを考えて今申し上げているんで、まあ結構です。  もう時...全文を見る
○宮崎秀樹君 大変結構ですが、結局お金がないから設けられないんですよ。ですから、そこら辺のところをきちっと、時間がございませんので、ひとつその辺の裏づけもきちっとやっていただきたいということを要望して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月22日第129回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○宮崎秀樹君 私はこのPL法の中に輸血用の血液製剤が対象となるかならないか、この問題に絞って御質問をしたいと思います。  私は実は外科医でありまして、現在も現役でやっております。輸血を実際自分で何回も患者さんに治療上必要とするときは今までやっておりました。そういう医療行為をして...全文を見る
○宮崎秀樹君 それは、だれがだれの権限で入れたんですか。これは法案だって入ってくるんでしょう、この中にそういうものが入っていますよと。これはだれが何の権限でこれは適用しているんですと、だれがそれを言ったんですか。
○宮崎秀樹君 それでは重ねて聞きますけれども、骨髄移植、臓器移植、これは該当するんですか。
○宮崎秀樹君 骨髄バンク、臓器は全部移植ネットワーク、全部これは流通です。バンクがあるんです。これはあなたのは詭弁です。やることは、中身全く一緒です。だからこういうごまかしをやると怖いんです。だれかがファッショでこういうことをやる。本当のことを言うと真実は私は賛成なんです、はっき...全文を見る
○宮崎秀樹君 ならばお聞きします。医薬品副作用被害救済基金制度にこの輸血用の血液が入っていませんよ。これはそういうものじゃないという意味ですか。あなたの答弁、食い違うじゃないですか。
○宮崎秀樹君 あるときは医薬品で、あるときは医薬品でない。全く統一見解ないじゃないですか。  それと、骨髄移植の場合にはちゃんと健康保険の点数に載っているんですよ、きちっとね。健康保険の点数にちゃんと骨髄移植は載っているんです。あなたの言うのは恐らく薬価基準だけのことを言ってい...全文を見る
○宮崎秀樹君 それじゃ、それによって起きた肺炎だとかそういうものは一体だれが責任持つんですか、どこが責任持つんですか。やらない理由は、大勢持っているからやらないんだ、そういうことですか。
○宮崎秀樹君 私はだれが責任を持つかと言っているんですよ。どこが責任持つんですか。
○宮崎秀樹君 いや、あなたが考えてもだめなんですよ。これ裁判になったらそうはいかないんですね。裁判になったときには、これ一体PL法に入った場合と入らない場合とどういうふうに変わるんですか。裁判になったときはどうなるんですか、これ。あなたは責任はないないと言っているけれども。  ...全文を見る
○宮崎秀樹君 大変微妙な問題でして、高度な医学的知見というのは。未熟児網膜症というのがありましたね。あれは一時期、新しい知識が普及するまでの間といって、年数は裁判でまちまちだったんですね、個別の裁判で。これは全国の裁判でまちまちの判決が出るんですね。これは裁判官の考え方だから、優...全文を見る
○宮崎秀樹君 あなたが考えています、考えていますと言うのはそれはいいんですよ。実際にあなたが考えたって何にもならないんだ、これは。現実というものがあるんですからね。現実はそうはいかない。そこら辺のギャップをやはりきちっと、考えているなんて言わないで、そうでございますと、私が責任持...全文を見る
○宮崎秀樹君 そうです。これは薬事法できちっと担保されていますね。ですから、この抗凝固剤によって何か起きたときには、いわゆる医薬品の副作用被害救済基金制度できちっと対応できないんですか、どうなんですか。
○宮崎秀樹君 私は抗凝固剤そのものを言っているんですよ。それは大丈夫でしょう。
○宮崎秀樹君 あなたね、わかってないんだよ、全然。わかってない人がこういうところで答えてもだめだから、わかっている人答えてくださいよ。  抗凝固剤、私はクエン酸そのものを言っているんですよ、ヘパリンそのものを。これは薬事法で担保されているんだから、それは医薬品副作用被害救済基金...全文を見る
○宮崎秀樹君 そう言っているんだよ、最初から私は。  それで、そのパックの中へ入れるんだから、これ針刺して。それは全部PL法ができれば今度はPL法で担保されるんですな。
○宮崎秀樹君 そうすると、中身の血液だ、今度。血液はPLの対象外でしょう、どうですか。
○宮崎秀樹君 そうすると、その血液から派生する副作用なりなんなり、そのものから出ている化学的な反応これも血液そのものから出るものは全部そういうことまでは一切PLの対象になってきませんね。
○宮崎秀樹君 あなたはわかっていないからもういいよ、大事なところなんだけれどもね。血液そのものがそうでなければ、血液そのものから起こる免疫反応だとかいろんなものはすべてもうPLの対象にならないということでしょう。そういうことでしょう、結論は。なるわけないでしょう、一言で、血液その...全文を見る
○宮崎秀樹君 あなたはだめだ。話していてもなかなかかみ合わない。結構です。  そこで、実は総務庁が平成三年の八月に行った平成二年度の定期調査というのを、各省庁のものをやっているんですね。その中で血液事業に関する調査結果に基づく勧告を厚生省に行っております。それによりますと、「厚...全文を見る
○宮崎秀樹君 厚生省は一九九一年に「理想の血液事業を求めて」という本を出しております。その中に、昭和三十一年に採血及び供血あっせん業取締法という法律を実はつくっているんです。その後全然法律というものを考えていない。そこには国の役割の規定もなければ地方公共団体の役割の規定もない、そ...全文を見る
○宮崎秀樹君 検討することって、きょうから始めるんですか。今まで検討していたんで すか。どうなんですか。私実態知っていますけれども、正直に答えてくださいうそはばれますよ。
○宮崎秀樹君 平成二年に都道府県の反対に遭ってこの厚生省の動きがとまった限り、今のところは具体的に動いてないんですね。さっき言ったでしょう。  これは重要なことですから、これを契機に真剣にひとつおやりいただかないと、きょうは厚生委員会で大臣向こうへ行っているから私はそちらの方を...全文を見る
○宮崎秀樹君 ありがとうございます。  私はこのPL法にはなじまないと思っているから、そういう血液についてはきちっとした法律を別途つくってすべてを包含して救っていきたいなというふうに思っているわけであります。  そこで、輸血用の血液に係るPL訴訟が起こった場合、無過失責任を製...全文を見る
○宮崎秀樹君 今の御答弁のように、絶対に裁判に巻き込まれないということはあり得ないんですね。仮にそういうところへ呼ばれるということ自体がもう私は大きな影響が出ていると思うんです。ですから、別途の法律でこれはきちっとやった方がいいんではないかというふうに私は思っておるわけであります...全文を見る
○宮崎秀樹君 なかなか私はこれは難しい問題が起きると思います。そういうことが起こってからでは私は大変なことになるなということで、むしろ国民の幸せになることを考えて、やはりこの法律というものはとことん審議していく必要があるんではないかと思っております。  それから、最後になります...全文を見る
○宮崎秀樹君 それはあなたの判断ですか。
○宮崎秀樹君 それは極めておかしいですよ。酸素というのは入っているんです。吸収されるんです。それから水もそうですよ。それはよくて、それで何で、生きている細胞です、血液は。顕微鏡でごらんなさい。あれは生きていなきゃだめなんですからね、輸血したって。それはだめだよと。全くこれは論理が...全文を見る
10月20日第131回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○宮崎秀樹君 井出大臣、御就任三カ月で大臣のいすにももうおなれになられたことだと思いますが、日々御苦労さまでございます。  きょう、最初に私が質問いたしますのは、二十一世紀福祉ビジョンというのが厚生省から出されました。たまたま私どもが野党のときにこれが出たわけでございますが、別...全文を見る
○宮崎秀樹君 それは当たり前のことでして、ならば、こういう言葉を略して使うということは非常に私は問題があると思うんです。それならそれで、この言葉は医療の効率化と言わないで、医療システムとか医療制度とかそういうことの効率化ということを前に入れなきゃおかしいので、これを読むとそういう...全文を見る
○宮崎秀樹君 はい、わかりました。もう時間ないからいいです。  幾ら言ってもあれだけれども、これだけ見た場合にはそれは通らない、そんなことは。だから、幾ら頑張ってもだめですよ、それは。そういうことじゃないということをおっしゃっても、このページだけ見ることだってあるわけですからね...全文を見る
○宮崎秀樹君 医療費だけをターゲットにしてやるということじゃなくて、むしろ私は、これからはもうスウェーデンのように年金から医療に回すようなことも考えなきゃいけない時代に来ているんじゃないかと思うんですね。というのは、スウェーデンは、年金受給者で病院に入院した人は入院料の一部は年金...全文を見る
○宮崎秀樹君 それでは、私は二十五分という大変短い時間でございまして、残りは医療機関の消費税の問題に移りたいと思います。  平成元年の四月に三%の消費税が施行されまして、社会保険診療報酬の中に消費税分を実は入れていただいたわけであります。そのときに、一カ月の在庫調整を見たいわゆ...全文を見る
○宮崎秀樹君 今の御説明は大変長くて、ポイントだけ言っていただければ結構だったんですが、私は改定ごとの数字というのを一回見せていただきたいと思うんですが、お願いいたします。  それから、大蔵省さんが来ているので、この税の問題、大変今深刻な問題になっているんですが、社会保険診療報...全文を見る
○宮崎秀樹君 今の大蔵省さんの答えは、やはり性格の違うものだということはお認めいただいたと思います。  そこで、現実の問題として、医療機関の経営状態が今非常に悪いわけです。さらに消費税がアップされるということになりますとこれはもう大打撃でありますので、この辺を深刻にとらえて今後...全文を見る
○宮崎秀樹君 もう時間が来ましたので、この問題は次回に譲って、さらに細かいデータでまた質問させていただきます。  終わります。ありがとうございました。