鉢呂吉雄
はちろよしお
選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月15日 | 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○鉢呂委員 昨日来、近藤新大臣の所信表明、そしてそれに伴う質疑の御答弁を一日ずっと聞いておりまして、大臣のみずからの言葉で御答弁されているその姿あるいは内容をお聞きいたしまして、大変感銘を深くいたしました。本当に新聞報道に伝えるとおり農業の専門家であるなというふうに思った次第でご...全文を見る |
○鉢呂委員 最近の内閣改造は非常に短期間でございますから、全力投球で、平均一年以内というふうに聞いていますので、近藤大臣が留任をされれば別ですけれども、ぜひ早急に取り組んでいただきたいものだなというふうに思いますし、先ほど言いました所得政策それから食糧自給率という二つの大きな問題...全文を見る | ||
○鉢呂委員 特に非貿易的な関心事項ということで、食糧の安全保障の問題、あるいはまた、これは中間合意でも、日本側がその後十一月に中間合意に基づく日本の提案という中で述べておりますけれども、国土環境の保全あるいは雇用全般、地域社会の維持など純経済的でない社会的な要請によるものが考えら...全文を見る | ||
○鉢呂委員 私も昨年の十一月の下旬に二週間、スイスのジュネーブ、ガット本部に行ってまいりましたけれども、特に食糧安全保障論については今局長が言われたとおりだと思います。 ただ問題は、食糧安全保障を認めても、ミニマムアクセスについては、最低量の輸入はこれは当然ではないか、これは...全文を見る | ||
○鉢呂委員 そういった意味で、私は昨年行ってきたわけですけれども、日本のこの食糧安全保障論、そしてミニマムアクセスはこれにリンクしないという論については、ほとんど理解をされておらないという感触を持った次第でございます。 そういった意味かどうかはわかりませんけれども、今度新大臣...全文を見る | ||
○鉢呂委員 この間の経過を見ますと、単にECとアメリカの対立という観点でなくて、その陰に隠れて日本はひっそり身を沈めておった。もっと、この食糧安全保障論なり、ミニマムアクセスをつけない安全保障論についての徹底した相手に対する理解の求め方という点について欠けるところがあったのではな...全文を見る | ||
○鉢呂委員 最大の努力を払っていくという言葉での決意は、前大臣からも聞かされておりました。 今のこの交渉の方向というのは不確実な要素がございまして、アメリカ議会のファーストトラックの一括承認の問題とかいろいろな話が出ておりますし、あるいはダンケル事務局長がたたき台をつくる、そ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 米の完全自給ということは大変重要なことでございますから、これはガット・ウルグアイ・ラウンドが決裂してもこれを守っていくという決意を、この問題について聞かしていただきたいというふうに思います。 | ||
○鉢呂委員 次に、いわゆるガットの十一条二項の(C)に伴います脱粉、でん粉の関係でございます。 この問題については、昨日来も御答弁がございました。ガットの定期理事会におきまして、この一九八八年ガットのクロ裁定のフォローアップという段階で、アメリカは脱粉とでん粉の個別協議の開始...全文を見る | ||
○鉢呂委員 実は昨日の夕方の最終局面では、川合局長がこのように答弁をされております。この二国間協議といいますか個別協議については、ウルグアイ・ラウンドでの主張、いわゆる十一条二項(C)の強化といいますか補強ですね、この関係で協議をしていくというような発言をされておりまして、このお...全文を見る | ||
○鉢呂委員 きのう同僚議員も、私ちょっと席を外したのですけれども、この問題については特に六十三年の二月にこのガット理事会は裁定を下して、それ以降日米でこの関係の協議をしまして、七月だったと思いますけれども一応の取り決め、先ほど言いました平成二年度、三月までに再協議をするということ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 そうしますと、日米のこの協議の合意点が優先をせざるを得ないというふうにも受け取れますけれども、そういうふうに理解してよろしいですか。 | ||
○鉢呂委員 同時に、報道によれば、アメリカだけでなくてオーストラリア、ニュージーランドがこの協議を、オファーといいますか、協議を希望しておるというふうに報道されておりますけれども、その事実はありますか。ニュージーランド、オーストラリア。 | ||
○鉢呂委員 これにも協議に応じざるを得ないというふうに判断してよろしいですか。 | ||
○鉢呂委員 六十三年の二月の三日に農水大臣の談話を発表されておりまして、特に脱粉等の乳製品及びでん粉については輸入数量制限の撤廃は行わないとの方針を堅持するということに明確に農水談話が出ておりますので、今もそういう方向で臨むという話を聞きましたけれども、これはきちんとそういう方向...全文を見る | ||
○鉢呂委員 三月には乳価等の畜産物の価格決定が行われます、来月になりますけれども。大変きのうも質問がございましたけれども、さまざまな、畜産物の価格の下落、下落というよりも大暴落あるいは濃厚飼料の値上がり、生産資材の引き上げというようなことがございまして、ことしは乳価は引き上げなけ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 一般的なことを聞いているんじゃなくて、そういうことで、生産費所得補償で前年よりも上がるということになりますと、そのことを優先しますか。いわゆる五カ年間で今後六%内外引き下げるというようなオファーを出しているわけでありますけれども、そのことを優先するんですかということを...全文を見る | ||
○鉢呂委員 今年度の生乳の需給動向でありますけれども、平成二年度の生乳の需給表には、今年初めて計画から五万トンの輸入を予定をしておる、これは生乳換算でありますけれども。そういうことで乳製品の自由化に布石を打った需給表でないかという質問もさせていただいたんですけれども、大変この生乳...全文を見る | ||
○鉢呂委員 続きまして、牛肉の自由化に関連いたしまして、実はこの四月から自由化されるわけでありますけれども、これまで一元的にこの輸入牛肉を扱ってきました事業団、この在庫が急速に膨らんでおるという実情でございまして、約六万トンから七万トンぐらい在庫するのではないだろうかということで...全文を見る | ||
○鉢呂委員 続きまして、きのうも大臣が御答弁の中で、農産物についての安全性あるいは品質重視の時代だというふうな御答弁がありました。そこで、去る一月に総務庁の行政監察局から、動物用医薬品等に関する行政監察の結果報告が出ております。 この中で、そういった意味では大変安全性について...全文を見る | ||
○鉢呂委員 時間が十分足らずでございますので、答弁簡潔にお願いをいたしたいと思います。 水産庁長官に引き続いて御質問いたします。 昨年の五月の農水委員会で、私質問をさせていただきました。我が国から輸出をされておるホタテガイの問題について、フランスで麻痺性の貝毒が発生をして...全文を見る | ||
○鉢呂委員 書類提出ということばかりでなくて、速やかに訪仏、フランスを訪問するなりして、早急な解決を望みたいというふうに思っております。 最後にもう一点でありますけれども、水産業協同組合財務処理基準令についてお伺いをいたしたいと思います。 この財基令については、水協法五十...全文を見る | ||
○鉢呂委員 非常に強気な発言でありますけれども、一方的に財務基準令を制定したわけでありまして、漁協の皆さんはそういった上からの基準令を、あとは合併しろ、そういう形では納得できないというふうに思われます。 時間がありませんので、次回に質問を回します。あと、農薬の安全基準について...全文を見る | ||
03月19日 | 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○鉢呂委員 私は、まず、乳製品、でん粉の輸入自由化の問題についてお聞きをいたしたいと思います。 先ほど局長からもお話がありましたように、三月十二日にこの関係のガット理事会があったということでございますけれども、報道によれば、アメリカは、この関係の関心国、オーストラリア、ニュー...全文を見る |
○鉢呂委員 今の経済局長のお話では、ガット条文の、好意的な考慮を払うものとするということからいけば、これを拒否することはできないという考え方も受け取れるわけですが、いずれにしても、二十二日の日米の二国間協議の経過を見るということだと思いますけれども、私どもにとっては、これまで、六...全文を見る | ||
○鉢呂委員 二月十五日の農水委員会で私の質問に対して局長は、十一条二項(c)の問題につきましては、生産調整をやっていることと、それからミニマムアクセスということもその要件に入っているのだという御答弁をされました。ところが、二月二十一日の参議院農水委員会の林委員のこの答弁の再確認を...全文を見る | ||
○鉢呂委員 先ほど来話を聞いておりますと、現状の基幹的乳製品にも全量この最低輸入を義務づけをして実際に今やっているという状況ではないというふうに私どもは受けとめておりますし、また、経済局長が今言われましたように、その水準がどこにあるべきかということは必ずしも明確化されておらないと...全文を見る | ||
○鉢呂委員 確かに、ガットの規則との整合性ということをアメリカ側は問題にしておると思いますけれども、日本の考え方として、もちろんそのことは六十三年の二月あるいは七月でも大臣の談話を出しておりますから、異議の申し立てをしておるわけです。しかしながら、現状の割り当て制なりについてミニ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 経済局長にお聞きしたいのですけれども、先ほど来お話もありましたように、アメリカはガット規則との整合性のとれた措置をとるべき旨を要求しておる、これはすなわち十一条二項(c)をクロ裁定をしたわけですから、自由化、関税化をすべしということのアメリカ側の表明だろうというふうに...全文を見る | ||
○鉢呂委員 協議経過はあろうと思いますけれども、クロ裁定ということは、今現状は、ガット理事会ではそういう裁定を下して日本に勧告をしたわけであります。日本がこれを認めないということになりますと、ガット上、どういう条文に基づく制裁なり勧告が発動されるのか、その点をお聞きしておきたいと...全文を見る | ||
○鉢呂委員 私は、一般的に尋ねているわけで、このようなパネル裁定を拒否した場合、ガット理事会の勧告を拒否した場合にはどういった制裁措置が一般的になされるのか。 〔委員長退席、宮里委員長代理着席〕 | ||
○鉢呂委員 それでは、続きまして牛乳・乳製品をめぐる問題に移らせていただきたいと思います。 実は去る三月十五日には、畜産振興審議会が開かれまして、畜産局長の報告がなされておりまして、それも私どもの手元に配付をされております。 畜産局長にお聞きいたしますけれども、この報告は...全文を見る | ||
○鉢呂委員 この局長報告の「概要」の中で、これは総括といいますか、畜産をめぐる一般的情勢ということで概要を述べておるのですけれども、この中身は、昨年の三月に出された畜審に対する局長の報告と全く同じである。これだけ酪農、畜産情勢が激動しておる中で、例えば「最近においては、多くの畜産...全文を見る | ||
○鉢呂委員 部門別にはそれぞれの状況を書いてあるというふうに言っておりますけれども、それでは、中身も、私、一つ一つ局長に質問をさせていただきたいと思います。 まず局長報告では、「部門別の状況」の「牛乳・乳製品の需給と酪農の動向」の中で、「酪農経営の収益性は、昨年後半のヌレ子価...全文を見る | ||
○鉢呂委員 今、平成二年度の家族労働報酬は増加をしておるというような表現がありました。これはまさに農水省でも平成二年二月一日のデータはそのように出しておりますけれども、これは二月一日のデータでありまして、平成二年度といいますか、農業経営にとっては一月から十二月までをもって普通経営...全文を見る | ||
○鉢呂委員 今局長は、地域的な状況のばらつきだというような表現をされました。しかし、この局長報告というのは毎年畜産審議会にかかるものでありまして、最近時というのは、六十二年以降とかそういった長い期間をとって言っているわけでありませんで、まさにことしの畜審にかけるものは平成二年度、...全文を見る | ||
○鉢呂委員 これは畜産審議会にもそういうふうに答弁をされているのかもわかりませんけれども、例えば副産物の価格についてのぬれ子は、農水省で出しておる農村物価指数によれば、これは北海道ですけれども、ぬれ子一頭当たり、平成元年、一昨年の七月から昨年の六月までは十三万五千百円していたわけ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 私は、そのことを聞いておるのではなくて、十月から十二月でも七万九千三百円、それは八月を底にして若干の緩やかな上昇機運にあるのかどうか知りません。大体その機運もありますけれども、この三月に至ってはまた下がったという市場の情報も、全部ではありませんが聞いております。いずれ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 適正に決定するには、昨年一年間のきちんとした事務段階の諮問に当たる情勢報告というのがなければならないというふうに考えます。 私は、今ぬれ子の問題を言いましたけれども、例えば乳用の成牛、初妊ですね、これについても生産費調査期間に対して七五%。それから乳廃についても、...全文を見る | ||
○鉢呂委員 見解ではなくて、私は事実を言っておるのであります。 そういうことで、例えば次の方に、酪農経営の動向についても私、話させていただきます。 酪農経営の動向についても、この報告は昨年と全く同じであります。「飼養戸数は零細飼養層を中心に引き続き減少しており、飼養規模の...全文を見る | ||
○鉢呂委員 その中規模から大規模への移動はわからなかったということでありますけれども、これはまさに実質規模ごとに離脱をした農家を示すには大変貴重な資料だというふうに私は思います。 そこで、「飼養規模の拡大は着実に進展している」というふうにこの報告は表現をしておるのですけれども...全文を見る | ||
○鉢呂委員 農林統計でも、全体の減少率はこの八年間を見ましても対前年比五%を下らないのでありまして、毎年毎年対前年比五%ずつ下がっている。昭和五十五年に比べて酪農家が約半減をしておるじゃありませんか。この資料によりましても、経営離脱の要因についても聞き取り調査をしております。大変...全文を見る | ||
○鉢呂委員 私は言葉じりはつかまえたくないわけですけれども、先ほどの答弁は、酪農経営の収益性については数年来好調に推移をしている、そういうふうに思っているというふうに答弁があったわけですけれども、今それと全く相反する答弁でありますから、しかし私は、実態はこういうことであるというこ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 今局長は、一頭当たりの搾乳量は減っておるということも言明したわけですから、そのことはこの畜審の報告と異なるわけですから、畜審の報告、これから酪農部会があると思いますから、その報告においてはきちんとしたものを報告していただきたいと考えます。 同時に、昨年の畜審におい...全文を見る | ||
○鉢呂委員 以上、若干の酪農状況についてお話をさせていただいたのですけれども、そういった意味では需給の逼迫、これは局長報告でも需給は「堅調」という表現をしておるのですけれども、堅調ではない、私はそういうふうに思います。昨年の局長報告には、逼迫ないし堅調というふうに書いてあったので...全文を見る | ||
○鉢呂委員 最後にお尋ねしますけれども、昨年十月のオファー、これは内外価格差プラス不足払いの合計額として三〇%削減を日本は提出をしたわけであります。九〇年以降七年間で八・六%の引き下げをしていくという方向を出しておりますけれども、このオファー、あるいはウルグアイ・ラウンド、あるい...全文を見る | ||
○鉢呂委員 時間が来たのですけれども、もう少し質問をさせていただきます。 これは本筋から離れますけれども、私、この間の調査をさせていただいた段階で、生産費調査の観点ですけれども、統計情報部の方が来ておりませんけれども、牛乳あるいは肉用牛も含めてほぼ前年の七月から当年六月までを...全文を見る | ||
04月16日 | 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○鉢呂委員 それでは、午前中に引き続きまして、食品流通の構造改善促進法案について質問させていただきたいと思います。 この法案の提案理由の説明の中で、食品流通の役割と特性については説明をしております。すなわち、「多数存在する農林漁業者等が生産する多種多様な食品を、効率的かつ安定...全文を見る |
○鉢呂委員 今、この法案は基本法的な性格を持たないというふうに御答弁がありました。しかしながら、この法案の中におきまして、食品の流通部門での構造改善の基本方針を農水大臣が定めることになっております。これとの関係で、今言われました基本法に当たらないということとの関連をお聞かせ願いた...全文を見る | ||
○鉢呂委員 今回の立法措置によって、いわゆる食品流通の全体の構造改善の方向、これは基本方針で立てられるというふうになっておるわけなのですけれども、そうなった場合に、既存の流通の存立基盤、あるいはまた卸売市場のあり方についてこの法案はどのような関係にあるのか、あるいはまた、この法案...全文を見る | ||
○鉢呂委員 ただいまの局長の御答弁は、今の四つの事業に限定するかのような、その中身を私は聞いているわけではありませんで、構造改善の基本方針というものを定めるといった中でそれは二番目に述べておりますけれども、それ以外に「食品の流通部門の構造改善の基本的な方向」あるいはまた「一般消費...全文を見る | ||
○鉢呂委員 私は、局長がまさに四つの事業について、それを主体としてというような感じに先ほど聞きました。さらには政策のあり方、いわゆる基本法でないという冒頭の御答弁もありました。先ほど私が言いましたように、抽象的にはそのように基本的な方向、あるいはまた一般消費者の利益の増進等々のこ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 大臣からも、当面は構造改善の促進ということであるという表現だと思います。ただ先ほども、大臣は冒頭に、この法案は遅きに失したということを明確におっしゃって、政務次官も後でおっしゃいましたけれども、それはどういった意味でおっしゃったのか。現在の中小小売、零 細小売の構造...全文を見る | ||
○鉢呂委員 中身で述べておることに次に触れますけれども、先ほど言いました競争条件の整備あるいは流通機構の公正、透明さの中で、制度や慣行などの流通機構のルールの見直しが必要である。それで、具体的に言っておるのですけれども、食糧管理法による販売業者許可制についても、規制要件を最小限に...全文を見る | ||
○鉢呂委員 次に、この報告においては「商慣行の見直し」ということを言っておりまして、特に食料品にも当てはまります多頻度小口配送、これについて、コストアップになるということを明確に言っております。このように述べておるのですけれども、多頻度配送が効率的に行われるためには、発注から配送...全文を見る | ||
○鉢呂委員 消費者の意識といいますか、「消費者の購買行動の再点検」についてもこの報告はしておるのですけれども、もう一つ別の世論調査といいますか、総理府が三年ごとに行っております食生活の役割に関する世論調査、これが、昨年の十月に行われたものが最近出されたのですけれども、若干流通以外...全文を見る | ||
○鉢呂委員 確かに、高品質のものは多少価格が高くてもということは述べております。ただし、その後の質問については局長は言わなかったのですけれども、「価格が多少高くても、便利で手間のかからないものであれば購入する」、これに対しては、そうしないという方は五〇%、女性の方で五五%、必ずし...全文を見る | ||
○鉢呂委員 生活評論家というのは消費者の代表と言えるかどうか、私は甚だ疑問である。消費者の代表というのは、それなりの組織的なものということを私は言っているわけですから、きちんとそういうふうなものを充てるべきである。このことは、これからつくられる審議会においても、先ほど言いましたけ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 それは言葉では述べておりますけれども、消費者というものの考え方なり消費者の代表としてのものがきちんと食品流通の構造改善のさまざまな行為にかかわってくるという姿をぜひとっていただきたいというふうに考えております。 まだ関連もありますけれども、次に進みます。 野菜...全文を見る | ||
○鉢呂委員 野菜食品流通のこれまで手をつけられなかった理由はまさにそこにあると思います。農水省は、指導とかそういうことでは、このつくられたといいますか、過剰な規格だとかそういうものについてのきちんとした整理がなかなかいかずに、これはもう販売、商品作物ですからそうなるのは当たり前で...全文を見る | ||
○鉢呂委員 時間が来ましたので、質問したいことは残りましたけれども、卸売市場のこのような例外規定の拡大は、公正な競争を阻止する可能性が強いという意味では開設者の協議会にゆだねるのではなくて、やはり法整備をきちんとするのが建前であると考えられます。あくまでも取引価格の公正さを卸売市...全文を見る | ||
07月04日 | 第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○鉢呂委員 私は、米の市場開放阻止という昨今米価以上の大きな問題になっておりますこの問題について、特にその政治姿勢について、杉浦政務次官を中心に御答弁を求めたいというふうに考えます。 まず最初に、全国各地でこの米問題をめぐる総決起大会、そして七月一日にはあの東京ドームで五万人...全文を見る |
○鉢呂委員 午前中の大臣の発言にもありましたけれども、あるいは同僚の日野理事からの御質問もありました。今、この問題で一番日本で問われておるのは国内の国論の統一であると思うわけであります。しかしながら、この一カ月を見ますと、特に政府・与党、これは議院内閣制では一体であります。先ほど...全文を見る | ||
○鉢呂委員 言葉で幾ら腰を据えると言っても、これは国民の皆さんが見ているわけですから、私の質問にちゃんと答えてください。農水省として、政府・与党一体と言うのであれば、この間のものに対して内部でどのような調整をし、毅然たる態度をとってきたのか、その姿がちゃんと見えなかったら、国民は...全文を見る | ||
○鉢呂委員 個人と党を分けたようでありますけれども、私は、党の責任のない方が言うのであればいいのです。総務会長は自民党の三役ですよ。別の意味で今辞任を迫られておるようですけれども、私は、この問題でもっときちんとした態度をとるべきであると考えます。——応援もいただいたのですけれども...全文を見る | ||
○鉢呂委員 大変時間がないので本当にもう論議できないのですけれども、私はそうは読まないわけであります。特に重大なのは、従来の、海部首相が国会答弁で行っております、国内で完全自給をしていく、その原則は変わらないというふうに盛んに言っております。 しかし、ここで述べております、あ...全文を見る | ||
○鉢呂委員 局長の考えはそういうことで私も聞いています。ただし、首相官邸、あるいは海部首相自体は常々そういう発言を最近になってしております。これは従来の政府の統一見解とも違いますし、一歩踏み出したものというふうに思わざるを得ません。 それはなぜかといいますと、ECの可変課徴金...全文を見る | ||
○鉢呂委員 時間が来ましたからこれで発言を終わりますけれども、問題は、従来からのアメリカの発言ということとは異なって、アメリカは日本の国内の部分開放論をとらえて、部分開放論、改革を行うことの用意があることを表明することに水を差すものではない、これを歓迎する、しかし、それでは全然話...全文を見る | ||
10月16日 | 第121回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○鉢呂委員 私の持ち時間は二十分でございますので、質問を羅列する場合もあると思いますけれども、簡潔に御答弁をまたお願いしたいと思います。 まず大臣にお伺いをいたします。 ガット農業交渉は重大な局面にあることは御案内のとおりでありますけれども、国境措置を関税に置きかえる、い...全文を見る |
○鉢呂委員 関税化が出てきたときには拒否をするという御答弁だというふうに受けとめます。 また、ガット農業交渉において十一条二項(c)の問題が、その強化ということで今日まで協議をされてきたと思いますけれども、昨年はその方向について、カナダですとかECの賛成も得る方向にあったとい...全文を見る | ||
○鉢呂委員 そこで、私は時間が短いのですけれども、今年度の生乳生産等の酪農状況、大変逼迫しておりますので、その点に絞って質問をさせていただきます。 平成三年度は乳価の引き下げ等もございまして生乳生産が落ち込み、今年度に入りまして既に三度にわたる史上最高の、乳製品または脱粉が乳...全文を見る | ||
○鉢呂委員 終わります。 |