鉢呂吉雄

はちろよしお

選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

鉢呂吉雄の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○鉢呂委員 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、農業問題を中心に総理並びに各大臣に御質問をさせていただきます。  まずその前に、二、三の問題について最初に質問をさせていただきます。  羽田総理にお伺いをいたしますけれども、四月の二十八日に羽田政権が発足をしてちょうど一月...全文を見る
○鉢呂委員 今総理から冒頭、少数内閣の船出だということで国民の理解を求めてという発言があったのですけれども、私もこの予算委員会で総理の御発言を聞きながら、いまだ余りかつてない少数政党による内閣ということで厳しい政局運営を強いられておるということは間違いないだろうというふうに思って...全文を見る
○鉢呂委員 総理は一昨日も横浜で街頭演説をしたようでありますから、そこの内容も新聞報道では、内閣の組閣のときに、社会党のこの離脱の原因になった改新の会派結成について、いつ聞いたんだという話で若干の微妙な修正をしたかのような報道もあります。私は、いつ聞いたかどうかというようなこと、...全文を見る
○鉢呂委員 問題は各党の理解というよりも、現実にこういうふうになっています。総理は、何かの間違いであった、ボタンのかけ違いだったと、あるいは何とかもとに戻ってもらいたいというようなことで、街頭演説もそのことを盛んに言っておるようでありますけれども、しかし、そのことを行うには、やっ...全文を見る
○鉢呂委員 八カ月間の指導性を含めて総理は今の発言をされたわけでありますけれども、そんな今、羽田内閣としても簡単な状況では私はないと思いますね。  羽田総理は、行政と政党を分けてというようなことも今発言をされましたけれども、やはりあの政権離脱の、本当に総理がそういうことで結果と...全文を見る
○鉢呂委員 時間がありませんから次に移りますけれども、いわゆる強権政治的な手法というものをきちんと排除する、そういう責任が総理には、あるいはこの連立政権の最高の党首を兼ねておるわけですから、私は、そういうものが今求められておるというふうにこの際申し上げておく次第でございます。 ...全文を見る
○鉢呂委員 今、経過は、報告、わかりました。確かに、国連決議が経済制裁というようなことの新聞報道もありますけれども、今外務大臣が言われましたように、できる限りそういう形にならないように、対話を重ねて米朝会談の実現がされるように、さまざまな北朝鮮側の意図もあるのかもわかりませんけれ...全文を見る
○鉢呂委員 次に、大蔵省は先週の二十七日に税制改革に関する機械的な試算というものを出したわけであります。私どものこの予算委員会にも文書が配られたわけでありますけれども、これを見ますと、消費税率を七%以上で一〇%まで段階に分けて出しておるわけで、名称どおり極めて機械的な試算である。...全文を見る
○鉢呂委員 今大蔵大臣言われましたように、不公平税制の是正ですとか、あるいは行財政改革ですとか、歳出の見直し、歳入の自然増のあり方等々を一つの試算として示して、私は国民の評価を受けるべきだろう。しかも七%以上としておるということは、まさにまず増税ありきの大蔵省の二月のあの考え方を...全文を見る
○鉢呂委員 質問事項はきょう朝お示しをしたのでありますけれども、きょうは共和汚職事件の東京地裁の判決が下されまして、一審の判決でありますけれども、懲役三年の実刑判決という厳しい判決が下されたところです。求刑は三年六カ月だったと思いますけれども。  総理にお伺いをしたいのですけれ...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、ガット・ウルグアイ・ラウンドと農業問題に移らさせていただきます。  この問題については、昨年の十二月にガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の合意案を受け入れをするという苦渋の決断を政府としても、また連立与党各党としてもしたところでございます。私ども日本社会党も...全文を見る
○鉢呂委員 言葉としては羽田総理の言うとおりだと思います。しかし、あの十二月の十四日の談話に見られるように、農家の不安や動揺を来さない、あるいはまた閣議了解でありましたけれども、農家の営農に支障を来さないように、農家の不安を払拭をしてという文言も入っておるとおり、この受け入れにつ...全文を見る
○鉢呂委員 先ほども言いましたように、農政審に任せる。農政審もいろいろな議論をして、若干、米等の食管の方に議論が沸騰しておるようでありますけれども、やはり政治の指導性といいますか、この対策本部の指導性を発揮しながら、大臣のさまざまな意見が指導的に発揮されるように、私ども、そういっ...全文を見る
○鉢呂委員 十六の大臣がこの構成のメンバーになっておるのでありますから、そういう意味で積極的な、内閣としての働きかけをぜひしていただきたいと思います。  そこで、まずガット・ウルグアイ・ラウンドの農業分野の合意についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。  羽田総理は、この...全文を見る
○鉢呂委員 十四日の細川総理の談話の中でも、このように述べておるのです。今回の受諾については、ウルグアイ・ラウンド交渉の成功、ひいては自由貿易体制の維持強化によってもたらされる幅広い国民的利益、そういう観点でぎりぎりの決断をしたんだというふうに述べておるわけであります。  私も...全文を見る
○鉢呂委員 さらに同時に、この七年に及ぶ我が国の交渉の態度といいますか、交渉の評価でありますけれども、私も四年の議員生活でありますから短いのでありますけれども、ガット本部に三度、あるいは三年前でしたか、ブラッセルの閣僚会議にもその前段で行かさせていただきました。昨年の三月にはワシ...全文を見る
○鉢呂委員 米を自給をするということを譲ったという点では、私は、先ほども言いましたけれども、交渉は何も陳情や要請じゃなくてやはり最大の利益、国民的な国益を求めて何を譲歩するかという点だろうというふうに思いますけれども、そういった点では米を譲らざるを得なかった。もちろん、これは関税...全文を見る
○鉢呂委員 農水大臣に一つだけ確認をしますけれども、ガット合意における第三の「その他」のところで、この六年の実施の終了の一年前からこの改革をさらに進行させるということでプロセス継続のための交渉を行う。これは米だけじゃないです、全体を行うというふうに文言があるのですけれども、これは...全文を見る
○鉢呂委員 今、農水大臣に違うことをお聞きしたのですけれども、米以外のところの話なわけでありますけれども、全体の農業合意の中の大きな三番目の「その他」という欄で、いわゆる七年目以降については一年前に、あらゆるこの農産品のことでありますけれども、いわゆる改革の継続を図っていくという...全文を見る
○鉢呂委員 大臣は、細かいことになるかもわかりませんけれども、いずれにしても国会の論議はもう本当に少なかったわけで、ちょっと私の質問に答えてないと思うんですけれども、要するに関税化の流れは、七年目以降もいわゆる関税化をひつ提げるという流れは変わらないということをここで明記をしてお...全文を見る
○鉢呂委員 この点は非常に極めて大事な点でありますから、何も私は特定分野というふうに、農産物以外とかということではなくて、この「受入れ可能な条件の中で」「違った分野も一つの」というような、畑農水大臣は、これは政府広報誌の「政府の窓」といいますか「時の動き」の三月の十五日号の対談の...全文を見る
○鉢呂委員 米以外のところはそれでよろしいわけですけれども、米のその部分については、ですから、いわゆる国土保全でも環境維持でもいいんですけれども、そういう関係で他の分野ということになりますと、いわゆる関税化の特例措置で七年目以降については、交渉で定められる追加的かつ受け入れ可能な...全文を見る
○鉢呂委員 そうしますと、畑前農水大臣がおっしゃられておるような、異なった、違った分野での譲許もあり得るというふうに見てよろしいですかね。大臣がそのとおり言っているわけですから。
○鉢呂委員 これは事務段階の話ではなくて、畑農水大臣が政府の広報誌の中でしゃべっておることですから、この点は明確にしていただきたい。やはりそういう方向で日本政府としていくんだという姿勢だというふうに受けとめてもいいわけでありますから。この中には書いておりません、確かに。交渉で定め...全文を見る
○鉢呂委員 そうしますと、米の追加的な話し合いにおいては、そういう環境問題、国土保全の問題等でこの追加的なものというものをくくる、追加的な問題をここの分野で、この国土保全や環境問題や人口問題で行うということがあり得るということで、日本政府としての考え方というものを受けとめてよろし...全文を見る
○鉢呂委員 次に、ミニマムアクセスの米の問題でありますけれども、このミニマムアクセスの米については、この輸入に際してはだれがどのようにこれを決めるのか、同時に、アメリカとこの米のミニマムアクセス部分について既に数量的な取り決めがあるのかないのか、この点についてお聞かせを願いたいと...全文を見る
○鉢呂委員 羽田総理にお伺いをいたしますけれども、次に国内対策というところに移らさせていただきます。  日本のこれまでの農政の指針になってきましたのは、一九六一年に制定をされた農業基本法であります。これについては、いろいろ基本的な指針というものを示したわけであります。例えば、選...全文を見る
○鉢呂委員 総理は多岐にわたる課題を今やっておるわけですから、なかなか農業分野に思いを全部というわけにはいかないと思います。しかし今の農業基本法はもう役割を担えないような状態になっておる、このことは事実であります。  しかし、農水省はこのことを変えるとかいうことに対して極めて消...全文を見る
○鉢呂委員 農水大臣にもお聞きをしたいのですけれども、一昨年六月に新政策をつくりました。しかし、これは基本的に農水省の基本方針でありまして、大蔵省あたりにいけば、いやいや、これは農水省の考えたことであって財源のある限りだ、これは当然大蔵省はそういうことも言えるわけでありますけれど...全文を見る
○鉢呂委員 新政策の一定の評価は、これはもちろんそのとおりであります。先ほど言いましたような、それでも状況が大変変わってきたという点で、基本法というものに踏み出さなければこれはもう対応できない、こういう状況になったわけでありますから、対応できないというふうに思いますから、大臣は余...全文を見る
○鉢呂委員 まあ大臣が大いにとか深くとか言うことを前向きに受けとめながら、時間がありませんから、深く、大いに検討していただいて早急に、深く、大いにということで三年も五年もなったのではこれはもうだめですから、この通常国会が終わるまでに結論を出すような気持ちで基本法に踏み切っていただ...全文を見る
○鉢呂委員 価格政策が一定の限界に来ておるということは、これはガット合意上からいけばそういう形にならざるを得ない。  そこで、EUもアメリカもそうでありますけれども、EUなんかもっと前からでありますけれども、いわゆる所得政策に今移行をしております。何か、この所得政策ということに...全文を見る
○鉢呂委員 大臣も加速度的に勉強されて指針を出していただきたいというふうに思いますけれども、直接所得補償についても、私どもも単に農業者に所得、いわゆる補助金を分配すればいいというふうに思っていません。  一つは、やはり労働対価的な就業機会を多く与える、多く持つ。これは林業とも結...全文を見る
○鉢呂委員 備蓄については昨年の総理の談話で、中期的な観点に立った備蓄を整備するという発表がなされております。総理の談話でなくて閣議了解の基本方針の中でされておるわけでありまして、この点については、備蓄については踏み出すというふうに理解をしていいかどうか、簡単でいいですから。備蓄...全文を見る
○鉢呂委員 ミニマムアクセス米についてのこの委員会での質疑の中で、保利委員からであったと思いますけれども、これも閣議了解の中で、米のミニマムアクセス導入に伴って転作の強化は行わないというふうに述べておるわけでありますけれども、これについて二つ。  一つは、この転作強化については...全文を見る
○鉢呂委員 加藤農水大臣、新たな需給管理体制ということでなくて、いわゆる今国内で他用途米が転作の一部としてなされております。したがって、いわゆるこれは加工原料米に使われておるわけでありますけれども、これが輸入米に置きかわるということになりますと、当然転作の強化ということにならざる...全文を見る
○鉢呂委員 それは大臣、いろいろな検討はいいんですけれども、昨年の基本方針に明確に書いてあるわけですから、他用途米が輸入米で扱うということになりますと、これは当然転作がふえることになりますから、転作の強化をしないということに合致しないわけですから、その辺は今後の検討でなくて明確に...全文を見る
○鉢呂委員 これはもう大切なことでありますけれども、時間がありません。これは転作の強化にしないんだということは明確に去年の方針にうたっているわけですから。これは数量がその分侵すことはないということでありますから、国内産の数量に。ですから、このことは明確にしておいてもらわなければ困...全文を見る
○鉢呂委員 今週の六月三日には麦の生産者の価格が決定をすることになります。麦は北海道を主体に、昔は大変多くつくられて、裏作にも転作にもつくられておったんですけれども、ここ数年で作付面積が半減をするような状態になっております。ですから、自給率についても一七%にまでなったのであります...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、最後の御質問でありますけれども、外務大臣にお伺いをいたします。  北方四島、北方領土水域での、これは十二海里内での拿捕事件が続発をしております。昨年は十二隻、ことしに入って三隻の拿捕事件があったということで、それ以上にあそこに日本の漁民の方が越境で魚をとっ...全文を見る
○鉢呂委員 ぜひ精力的な御検討を願いたい。ぜひ、貝殻島の例もあるわけでありますから、領土問題という微妙な問題もありますけれども、前向きの対処の方向についてロシア側と検討を重ねていただきたい。また早急に結論を出していただきたい。外務省の筋では、そういった考え方も、現地においてそうい...全文を見る
06月06日第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○鉢呂委員 私は、農業経営基盤強化資金あるいは農業経営改善促進資金の問題について主として質問をさせていただきます。  まず最初に、二つの資金の貸付認定者については農業経営基盤強化法の認定農業者ということになっております。そこで、昨年法律に制定されましたこの認定作業について、市町...全文を見る
○鉢呂委員 本資金の貸し付けをする場合に、認定農業者について弾力的な運用を図るのかどうか、このことについて再度お答え願いたいと思います。ほかの方のさまざまな資金があることは承知しております。
○鉢呂委員 次に、本資金、特に、農業経営基盤強化資金につきましては、農林漁業金融公庫から三・五%の固定金利で融資をされるということでございます。しかしながら、平成二年に創設されました農山漁村振興基金から一%の利子助成を行うということで、金利は二・五%になります。同時に、さらに都道...全文を見る
○鉢呂委員 今回はもう法律に仕組んでおりますから早急な改定は難しいかもわかりませんけれども、やはり固定金利制が望ましい。同時に、地方公共団体の地財措置は、望ましいという形で地方公共団体に求めるのではなくて、やはりこのようなガット・ウルグアイ・ラウンドの極めて厳しい農業情勢に対応し...全文を見る
○鉢呂委員 制度的に資金の目的から極めて難しいということでありますけれども、それでは、いわゆる貸付対象となっておる負債の範囲というものをどのように定めておるのかをお聞きをいたしたいと思います。
○鉢呂委員 運転資金であります農業経営改善促進資金、これは私ども極めて大きな意義があるというふうに思っております。この資金については変動制もやむを得ないのかな、短期プライムレートでいくということでありますから、これはやむを得ないだろうというふうに思います。そこで、例えば北海道では...全文を見る
○鉢呂委員 営農資金じゃなくて生活資金だというふうに思いますけれども、それが混在をしておる、組勘は。その辺を分離して、的確にあわせてやっていただきたいと思っています。  そこで、この両資金の機関保証の対象になっておるわけでありますけれども、この新たな資金の円滑な活用について、農...全文を見る
○鉢呂委員 今回の経営基盤強化資金は、個人が一億五千万、特認が三億、法人で五億円と、極めて大きな貸付限度額になっておるわけでありますけれども、このことはよろしいと思います。ただ、新規参入者やあるいはまた大型経営ということで、担保の徴求について、現状でも極めて保証人ですとかあるいは...全文を見る
○鉢呂委員 次に、農業経営改善資金についてでありますけれども、農業者の貸付金は預託額一に対して、農協の資金、プロパー資金を三、いわゆる四倍協調貸し付けという方式をとるということであります。現在のプライムレート三%でいけば、三・三%の末端貸し付け実行金利ということでありますけれども...全文を見る
○鉢呂委員 あと十分程度ありますので、今実務的なことをお聞かせを願いました。  そこで、確かにこの両資金とも、従来の金利の水準をさらに低金利にしたということでは大きな意義があるというふうに考えます。しかしながら、大臣にあとでお聞かせを願いたいんですけれども、ガット・ウルグアイ・...全文を見る
○鉢呂委員 三十分の時間でありましたけれども、皆さんの答弁に対するもう少し深みのある論議もしたかったわけでありますけれども、時間がありませんでした。  ただ、大臣、今PRの問題をされましたけれども、私は、このことについても北海道では、両資金、新しい二つの資金については農家とお話...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○鉢呂主査代理 これにて竹内譲君の質疑は終了いたしました。  次に、宇佐美登君。
06月20日第129回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○鉢呂委員 日本社会党の鉢呂吉雄でございます。  昨年発生いたしました北海道南西沖地震、七月十二日で一年が参ります。死者、行方不明者が二百三十人、全壊あるいは半壊の九百九十四棟を含めて六千三百九棟に被害がありましたし、また公共土木施設八百六十億、あるいはまた農林水産業の被害が八...全文を見る
○鉢呂委員 今お三人の方から御答弁をいただきましたけれども、極めて消極的な、現存の制度を利用する、その活用の中でということでしかない答弁で、極めて私ども不満足であります。  そこで、長官に聞きたいのですけれども、災害がこのように大型化をしておりますし、また今申し上げましたように...全文を見る
○鉢呂委員 きょうは問題提起しかできませんけれども、私は今基本法の見直しとかと言ったわけではなくて、いわゆる防災集団移転促進にかかわる法律というのが四十七年にあるのですけれども、これが一切変わっておらない、これが現状に合わないということで、この見直しをぜひやっていただきたいという...全文を見る
○鉢呂委員 続きまして、水産業関係であります。  一つは、奥尻町漁協の経営再建の問題でございます。  奥尻町は、御案内のとおり、漁業が唯一の産業と言ってもいい状態でありまして、今回、漁協の施設あるいは漁船については壊滅的な、一切残らないような状態に陥ったわけであります。これに...全文を見る
○鉢呂委員 次に、防災白書があした閣議決定をされるというふうに聞いておりますけれども、私も通読をさせていただきましたけれども、昨年のこの南西沖地震についての記載はございます。しかし、これを教訓として、旧来の対策といいますか、制度といいますか、この問題点あるいは今後どういった方向で...全文を見る
○鉢呂委員 私ども災害に遭って初めてこの事業の問題点なんかもわかるわけでありますけれども、今回の災害では、やはり農業ですとか水産業は、それなりの昔つくったものはそのまま生きておるということで、個人に対する災害再建に対しての手だても国が講ずるような道があります。しかし、一般の住民あ...全文を見る
○鉢呂委員 最後に、これらについては、これまでの制度を変える新たな思想といいますか、新たな視点で行うということについては、行政がこれを手がけるというのはなかなか困難性があるようでありまして、場合によっては議員立法というものも過去にあるわけでありますから、この間随分この特別委員会で...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。ありがとうございました。
11月22日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号
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○鉢呂委員 私は、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律案、この法律案について、条文に即して質問をいたしたいと思います。  まず、第二条、第四条で、政府が米穀の需給及び価格の安定のために、数量の把握あるいはまたそれに基づく需給の見通しについて基本計画を策定して全体需給の調整を...全文を見る
○鉢呂委員 今大臣言われましたように、政府の責任は大きいというふうに思います。  個別具体的に今の三点についてお伺いをいたします。  まず、生産調整についてでありますけれども、生産者の自主的な判断を尊重して強制感の伴わない手法で行っていくということで、私ども、この生産調整を一...全文を見る
○鉢呂委員 後段言われました備蓄に関して、若干お伺いいたします。  政府は、備蓄の目標を百五十万トンとする、しかし需給変動に応じて弾力的に一定の幅を持つという方針を立てております。第三条第三項ではこの備蓄について定義をいたしておりまして、米の生産量の減少によりその供給が不足する...全文を見る
○鉢呂委員 これまでの米の在庫については、今のこの生産調整を踏まえて、六十万ヘクタールの生産調整、したがって、六十五万トンずつ在庫をしていって、百三十万トンの在庫をする。今大臣が言われました、個別に質問していきますけれども、その百三十万トンに比べて百五十万トンがかなり多い数字だと...全文を見る
○鉢呂委員 その備蓄の中身ですけれども、需給の動向によっては、当初農政審でもいわゆる棚上げ在庫、棚上げ備蓄というようなことが随分言われたわけですけれども、どうもその辺が不明確だ。需給の動向によっては棚上げ備蓄というものがあるというふうに理解をしていいのかどうか。
○鉢呂委員 そこで、先ほど、政府米の数量は適切に備蓄を図るという形で買い上げるということでありますけれども、しかし、備蓄の中身は相当変動する、場合によっては豊作が続けば、百五十万トンというものをそのまま在庫として抱えるといった場合に、いわゆるその当該年度で政府米を買わないというこ...全文を見る
○鉢呂委員 備蓄後の米の処理について、第六十一条では、主食用、加工用等というふうに記載をしております。この場合、先ほど言いましたように、棚上げ在庫、棚上げ備蓄的なものがあるとすれば、当然飼料用といいますか、非主食用、非加工用の米というものの放出といいますか、売り渡しというものはあ...全文を見る
○鉢呂委員 続きまして、ミニマムアクセス米の処理についてでありますけれども、御案内のとおり昨年の閣議了解は、ミニマムアクセス米による生産調整の拡大はしないというふうに閣議了解で明言されたわけであります。この点について、法の第六十一条の第一項で、政府は政府米を卸売業者に売り渡すもの...全文を見る
○鉢呂委員 この点についてはまだ問題が私はあろうと思いますけれども、質問事項が多くありますので、次に移ります。  本年の緊急輸入米九十八万トン、在庫として残っておる、この点について御質問いたします。  この処理については国内産米に影響を及ぼさない方法により処理していく方針とい...全文を見る
○鉢呂委員 次に、米の検査体制についてでありますけれども、連立与党の合意等にも「米の検査制度の経緯も踏まえて国による検査の意義・機能に十分留意」をしていくということでありまして、大臣の御答弁もいただいておりますけれども、再確認をいたしたいのでありますけれども、現在の国の検査体制、...全文を見る
○鉢呂委員 この委員会でも御質問ありましたとおり、オーストラリア産の牛肉の残留農薬の問題、あるいはまたことしの春以降に入れた米についてのさまざまな、非主食用に売却をするというようなことで、今も食糧庁長官の御発言にありましたとおり、極めて国民の安全性に対する関心は強いというふうに思...全文を見る
○鉢呂委員 さらに国内産の、これは農作物一般でありますけれども、いわゆる付加価値の高いあるいは品質の高い農産物、あるいは安全性、有機農業というようなことが志向されておりますけれども、これについての公的な認証制度、これについて取り組むお考えがあるかどうか、お答えをいただきたいと思い...全文を見る
○鉢呂委員 続きまして、農業基本法の見直しについてであります。  これは農政審答申で、農業基本法の見直しについて検討をするという答申をいただいておるところでありますけれども、政府として農業基本法の見直しをするのか、するとすれば、いつをめどとしてこれを行うのか、またどのような方法...全文を見る
○鉢呂委員 続きまして、生乳の暫定措置法についてお伺いいたします。  この法の中で「国際約束」という表現を使っておりますけれども、これについては具体的に何を示すのか。さらに「農林水産大臣が定めて通知する数量」というふうに言っておりますけれども、これも具体的に数量を限定しなければ...全文を見る
○鉢呂委員 外務大臣にお越しいただいて、お待ちいただきましてありがとうございます。  そこで、このマラケシュ協定の農業関係、六年間の拘束をするわけでありますけれども、七年目以降の、とりわけ農産物の貿易のありようであります。今回のマラケシュ協定は、農産物に限りましては高い関税相当...全文を見る
○鉢呂委員 今外務大臣から、七年目以降について、とりわけ米についてのいわゆる特例措置を継続するのかどうかというような話でありました。  全体、農産物に限って見れば、我が党の、一月の時点で既に、このガット・ウルグアイ・ラウンドを受けでどのように対処していくかという基本的な考え方を...全文を見る
○鉢呂委員 あと二つ、農水大臣に御質問いたします。  新農政の際に、国境措置をとらなければ、あのときの国境措置であっても、日本は、国際競争力は、内外価格差を全くなくして対等な競争はでき得ないというのが農水省の見解であり、我々の共通の認識でありました。  ここで、ガット・ウルグ...全文を見る
○鉢呂委員 もう一問ですけれども、私もそのように厳しく認識をしております。農政審答申でも、やはり今の日本の国土条件、高賃金あるいはいわゆる地価の問題、これは不可能に近いと。そこでまたいろいろ為替水準等の動向もあって、しかしまた一方では、消費者段階では価格の低いものをという要望はこ...全文を見る
○鉢呂委員 どうもありがとうございました。終わります。