鉢呂吉雄

はちろよしお

選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

鉢呂吉雄の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月12日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  私は、警察の不正経理問題に限って三十分間質問をさせていただきます。  まず、村田国家公安委員長、御苦労さまでございます。  私は、この警察の不正経理問題、もう二年余りたつわけであります。一部の幹部を含めて、警察の捜査費あるいは捜査報償費...全文を見る
○鉢呂委員 私は、調査の必要性についてお伺いしたわけであります。今は、問題が出たらという話でございました。  私の認識上、北海道警察、福岡県警あるいは静岡県警、いずれも内部告発という形でしかその調査を開始しておらない。警察庁もさまざまな監査機能を持っておりながら、こういった不正...全文を見る
○鉢呂委員 これまでも、その他宮城県警、長崎県警、愛媛県警、広島県警、さまざまな内部告発が出ております。警察庁は、この問題は、県ごとの特例、特殊的な事例で警察全体の問題ではない、構造的な不正経理問題ではないという考えをとっておるのか。私が昨年十二月に漆間現長官に聞いたときはそうい...全文を見る
○鉢呂委員 私は、昨年二月二十五日の予算委員会で総理に対して、これは単なる北海道だけの問題ではなくて日本警察全体の問題ではないか、こういうふうに私は認識しておる。こういうふうな質問に対して小泉総理は、警察の信頼をいかに回復するかということに対して、国民の声を真剣に受けとめ、きちん...全文を見る
○鉢呂委員 単に北海道のことが他にあってはならないという精神論で言っているわけではないと私は思います。  会計検査院の報告があります。  捜査費は、四、五年前まではまさに予算と決算が同額程度という形でずっと推移してまいりました。これは県警段階で、国の国費を投入しても、全く予算...全文を見る
○鉢呂委員 ここまで言っても、委員長、それをお認めにならないというのは、本当にこの警察改革に取り組むかどうか、私は疑問に思います。やはりなぜ、今回の真相解明、国民があるいは第一線の警察官が納得しないのか。それは、やはり使途不明金があり、その使途不明金の内容がつまびらかにならない、...全文を見る
○鉢呂委員 これについては、先ほどのことを言いましょう。先ほどのこの方は、もう少し言いますと、私は今春、ですからことしの春、北海道警察の中枢部の役職を無事勤め上げて退職した者ですと。しかし、警察の実態は非常におぞましく、今回返還金を多くの警察官の方が返還したんですが、この程度で済...全文を見る
○鉢呂委員 ことしの警察白書によれば、不適正な事例の判明という項目で、北海道警察、静岡県警、福岡県警の三警察署、多くの所属で、捜査費等の一部を警察本部長と部外関係者との交際に要する経費等に充てられていたことが判明、こういうふうに述べられております。本部長経費というのは静岡県警と福...全文を見る
○鉢呂委員 確認できておらなかったというようなあいまいな形ではありません。県警本部長はほとんど警察庁から行っているキャリア組だと思います。公安委員長の責任で、そういった定額の、前々に現金で渡すようなことがあったかなかったか、きちっと確認をしてください。
○鉢呂委員 裏金の恩恵に浴しているのは、上級幹部、警察本部長等キャリア幹部の異動時のせんべつ分担金、所属長のせんべつ、これが一番多い、こういうふうに言われておるのであります。せんべつに対する、北海道警察でのこの点についてはどういうふうに掌握していますか。一切ないということですか。...全文を見る
○鉢呂委員 その聞き合わせたその調査の内容、簡単に言えばどういうふうな調査をしたんですか、調査方法。
○鉢呂委員 内部調査ではこの種のことはきちんと客観的なものにならないということは、この間、大変な事例で多くなっております。  私は去年の十二月、私ども民主党のこの対策本部、中井本部長や、きょうも内閣委員であります大畠章宏事務局長、そして私と三名で、漆間警察庁長官にお会いしました...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。
10月18日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  まず最初に、北側大臣にお尋ねをいたします。きのうの小泉総理の靖国神社参拝の問題でございます。  きょうの午前中の我が党の高木義明さんの質問に対しても、大臣、答えております。また記者会見でも、東アジアの安定と発展に支障がある、このように危惧...全文を見る
○鉢呂委員 内閣として公明党は見ておるわけでありますから、幾ら私的なところの感じを出しながら、きのうの参拝はそういう配慮をしたというようなことが言われておりますが、これは内閣総理大臣小泉純一郎として参拝をした、こういうふうに公明党さんはとらえておるんですから、私は、記者会見で言う...全文を見る
○鉢呂委員 今、財源が必要だという話をされました。これも後でお話ししますが、二十億から百六十億程度にふやしただけでも大変な財源の概算要求ではありますが、それとて今の耐震化率の進捗を大幅にふやすものではないというふうに私は思います。第一に、国民の皆さんが、本当にこれは必要だ、耐震化...全文を見る
○鉢呂委員 もう一点ですが、この法を制定した場合に、基本方針に基づいて、国は耐震化の数値を明確に規定する考えがあるのかどうか。いわゆる提言、あるいは中央防災会議では、今後十年間で九〇%耐震化、七五が九〇になるような形ということを提言しておりますが、実際、法を制定したときに、そうい...全文を見る
○鉢呂委員 九〇%耐震化を進めるということになりますと、今大臣が先に言いました、毎年、今の現状よりも二、三倍で到達できるというような表現をされましたが、私は、これはさらに、現状の二、三倍では全然足りない。先ほど言いましたように、建てかえというものはあります。建てかえというものはあ...全文を見る
○鉢呂委員 そういう面では、非常におくれている。法案では、民間に国交省が指示をして、そして世間に危ないところを公表して、しかも建築基準法の十条に基づいて改修の命令もさせることができる。そういう強い姿勢であるにもかかわらず、文科省所管の公立の小中学校でこういう状況だ。  予算を言...全文を見る
○鉢呂委員 私は、きのう、地元の市町村長さん二十名の方と懇談会を二時間半やりました。みんな耐震化については知っていました。アスベストの問題も。今言われたように、財源がないから、私の地元の小樽なんかは四十数校のうち三十校が耐震化をしなきゃならない、こういうふうにわかっておるんですが...全文を見る
○鉢呂委員 それはいいんですが、やはり大臣であれば、では、国交省の予算でも、縦割りがそんなに厳しいのなら、おれは国交省の予算を使わすぞ、一千億ぐらいすぐ出てくるとは言いませんが、そういう決意を表明してもらわなかったら、この法案は何にもならないと言ってはおかしいですが、十年たったっ...全文を見る
○鉢呂委員 そういうことだけでは、やはり役所の論理に巻かれちゃう。大臣としての、今、再任されるかどうか、北側さんは再任される可能性もある、またかわる可能性もあるという状況ですから、やはり相当の、小泉さんにも直言しなきゃならぬし、それは、中央防災会議に文科大臣が来ていただけでは、こ...全文を見る
○鉢呂委員 改修を指示したり命令を下す、命令を下すというのは今回新しく出たわけですが、この問題も質問したいんですが、あと十分しかなくなりました。  問題は、これまでの法律で指示はできたわけですが、この十年間でたったの二千件しか指示するという行為を行いませんでした。非常に少ないん...全文を見る
○鉢呂委員 そこでまた、時間がなくなりましたから最後のところへ行きますが、耐震改修支援センターというものをこの法律は設置できるという形になっております。  耐震改修にかかわる情報提供というようなことであれば既にやっておるわけでありますが、問題は、その改修にかかる費用の貸し付けに...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、事務当局からのお話では、なぜ単独で債務保証を国交省のもとでつくるんだということに対して、耐震改修というのは収益増加にならないのでその費用について債務保証されない場合があり得る、そういうわけで特化して行う機関が必要だというような、非常にあいまいな形なんですね。 ...全文を見る
○鉢呂委員 信用保証協会、さまざまな案件がある。それはもちろん、さまざまな案件の一つとしてこういった耐震改修が入るべきであるし、また、益を生み出せない、収益を生み出せないといっても公表までするわけですから。あのデパートは耐震改修をした、安全だ、こうなって人が入るわけであります。 ...全文を見る
○鉢呂委員 信用保証ですから、大臣、きちっとした自己資本の裏づけがまずなければならないんです。そのためには、今ほとんど、先ほど言ったように何の財産も持っていないんです。どの程度やるんだと言ったら全然答えられない、当面は数十件ぐらい、そういう話でありました。  そういったきちんと...全文を見る
○鉢呂委員 時間が終わりましたが、非常にこれはあいまいで、きちっとした、役所としても将来方向も見据えた機関になっておらない。非常にあいまいです。  私は、何かここに一番のねらい、都市再生機構あるいは地方住宅供給公社、これが改修事業を、改修工事をやれるようにもなっておるんですが、...全文を見る
10月26日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○鉢呂委員 おはようございます。民主党の鉢呂吉雄です。  きょうは、大臣にまずもって御質問をさせていただきたいと思います。大臣も就任以来一年少しを経過いたしたと思います。また、特別国会が終われば内閣改造がある、こういうふうに言われておるわけであります。一年を総括して、大臣として...全文を見る
○鉢呂委員 今大臣から、一年を振り返って、日本は災害が多く、また事故も多発をしたということで、安全、安心を最優先にというお話であったと思っております、前半の方は。私もそのように思うわけであります。しかし、このような災害、事故はこれまでも数多く起きてまいりました。私も十二年前、奥尻...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、個別具体的に言います。  一つは、これは国土交通省の所管でないということでありますが、新潟中越地震から一年を経過いたしました。  新聞報道でも出されておりますが、やはり被災者の最も悲痛な訴えは、いわゆる生活の拠点になります住宅、これが再建のめどが立たない。...全文を見る
○鉢呂委員 超党派で検討すべしということではなくて、これは視点を変えなければなりません。個人資産に対する国の支援というような、これはもう発想を変えなければなりません。  しかし、その実例はもう戦後直後から農地とか漁船にはあるということでありまして、新潟県では、上限百万ということ...全文を見る
○鉢呂委員 北側大臣のひとつ壁を乗り越える御発言を、大臣を留任するということであればぜひ期待していきたいというふうに思っています。  そこで、さまざまな交通機関の事故も多発をした年でありました。先ほど言いましたように、事故はゼロにしなければならないという発想が必要だと思っており...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、我々が選挙中でありましたが、八月二十六日に、航空輸送安全対策委員会、これは学識経験者、当事者のJALとか全日空も入っておるようですが、この対策委員会が報告書を提出していただきました。  それを見させていただきますと、まず第一に、航空会社の事業形態が大きく変化...全文を見る
○鉢呂委員 それはもちろん、経営者のそういう安全意識の高揚、これは大事だと思います。その上に立って、今、運賃はもうとめどない低廉化競争、これがやはり経営に大変大きな影響を与えておる、この辺をどういうふうに見るのか。そして、それが、安全の確保のための費用あるいは時間的な割き方とか、...全文を見る
○鉢呂委員 この委員会の報告でも、必ずしも大臣のように言い切っているわけでもありません。航空会社をめぐる変化と安全上のトラブルという一項目を大きく立ち上げておるわけでありまして、「直ちに安全上のトラブルにつながるわけではないが、」こういうふうな書き方をして、「最近のトラブルの分析...全文を見る
○鉢呂委員 これは報告書でも、いわゆる行政の監督、監査の強化ということで、これまでは事前の審査重視型の体制ということであったけれども、これを見直しをして、常時、監査専従部門をつくって専門的、体系的に監督、監査をしていくということが必要だということで、大臣は今お答えをしていただいた...全文を見る
○鉢呂委員 いずれにしても、航空機事故は一たび事故が起きますと大惨事、これはなかなか生命が助かるというような事態にならない場合が多いので、やはりその辺の、安全についての投資といいますか、人の投資はきちんと見通しを持ってやっていただきたい、こういうふうに思います。  そこで、公明...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、いろいろな条件や、私から言えば言いわけのたぐいの話で、そしてその上に議論させていただくというようなものではないわけで、これはもう政治主導。公明党さんが本当に、これはマニフェストを期待せざるを得ないという言い方はおかしいんですが、我々も与党であればすぐできるんです...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、これは何年議員をやったからということではなくて、今まさに、こういったいわゆる税金のむだ遣いあるいは談合に、あるいは官、業の癒着に通ずるような天下りを、公明党さんのマニフェスト、与党としての重みからいっても、禁止をするということを打ち出しましたから、その公明党御出...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。ありがとうございました。
10月26日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  まず最初に、私の方に投書が寄せられた件について、長官に聞きたいと思います。  北海道警察の倶知安署に関する形で、私のところに、平成十四年度、会計担当の不正使用があったのではないか、こういうふうに投書があったんですが、その事実はあったんでし...全文を見る
○鉢呂委員 今七月というようなお話がございました。  私は、この質問通告を、きちんと誠意ある回答が欲しかったわけですから、きのうの朝しました。ところが、きょうのNHKの昼の十二時のニュースの北海道版で、この会計担当五十五歳が、日額旅費の横領、それから業者水増し請求を行った疑いで...全文を見る
○鉢呂委員 私は昨日、政府の国会対応に、警察庁の国会対応に言っただけであります。そういう中で、この中身、NHKが報道した、そこまでのことは投書は全く書いてありませんでした。  ですから警察庁長官が警察のリークでないというふうに断言しても、そこはわからないわけでありまして、長官も...全文を見る
○鉢呂委員 私ども、捜査機関に捜査をするという権限は今のところありません。しかし、きょうNHKで報道されたんですから、それがどういった形で報道されたのか、これはきちっと皆さんが調べる必要がある、こういうふうに思います。いいですか。  そして、資料提出をしてください。
○鉢呂委員 皆さんのところのお手元に行っている資料は、まさに今の形の倶知安署における警察の内部調査、これは北海道警察が全部、これは八百枚になるんですが、捜査用報償費、もちろん国費の捜査費も入っておりますが、この倶知安署の形であります。  国家公安委員長も見てほしいんですが、これ...全文を見る
○鉢呂委員 そして次のページ、二ページ目も見ていただきたい。これも小さくて恐縮なんですが、これは先ほど言った捜査費、捜査報償費の定額、捜査活動に要した経費、二十四万と三十六万。上の方は、いわゆる都道府県の捜査報償費として二十四万円、下の方が国費の捜査費の四十八万円を書いてあるわけ...全文を見る
○鉢呂委員 確認できなかったことと、そういった事実、私的流用という事実はなかったということとは全く別で、あなたの今言った事実というのは、監査委員が確認できなかったということを言っているという、そういった意味での事実なら、それは事実とは言わないで、それはそういうことであると言ってい...全文を見る
○鉢呂委員 だから、確認はされなかったということで、そうしたら、あなたの前回の答弁、全部読みますか。私的流用という事実はなかった、こういうふうに言っているんですよ。全く違うでしょう。
○鉢呂委員 そうであれば、この使途不明金、これは北海道監査委員の代表委員がこういうふうに述べたんです。使途不明金について、その徹底した解明をやる義務が警察にはあるのではないですか。このことを前回も求めたわけであります。
○鉢呂委員 それは長官の方が誤解をしているわけです。  この北海道監査委員でも、供述等総合的に心証を形成した、捜査員の個人メモ、備忘録もないという物証のない実態がある、いわゆる今回の検証した結果においての中では、この個人的利得を目的として使用した確認はできなかった。この三十四万...全文を見る
○鉢呂委員 この上の方の説明、メモというのは物的証拠ではありません。これは領収書がなければ、捜査の関係で、供述を含むそういう心証で得たというたぐいのものであって、それは長官、全然違いますよ。(発言する者あり)いや、それはそちらでは確認できたと言っても、物的な証拠ではないということ...全文を見る
○鉢呂委員 ですから、そこはもう少し詰めていきますが、いわゆる私的流用については確認できなかったと言っているんです。ですから、委員長の言うように、いや、それは事実がなかったというふうに前回は答弁しているんですよ。その上に立ってきちんと解明する必要があるでしょう、私的流用についてき...全文を見る
○鉢呂委員 訂正しましたね、それでは。そういう事実はなかったというところまでは言っていないわけですから。(村田国務大臣「このとおりの趣旨ね」と呼ぶ)そうしたら、あなたの答弁を言いますか、もう一回。(村田国務大臣「はい、だから、いいんですよ」と呼ぶ)
○鉢呂委員 ですから、そういう確証の段階は得られなかった、事実はなかったとは言えない状況で、私的流用もあるのではないか、ほとんどの道民の皆さんがその疑念を払拭できないんですよ。ですから、私は、その私的流用もあるかという確証の得られない部分について、警察当局としても捜査を含んできち...全文を見る
○鉢呂委員 いや、だから、それはいいんです。そんなことはわかっている話で、それに基づいて、私的流用もあるかもわからないその不明部分については、きちっと調査をする必要があるのではないか、こういうことを言っているんです。
○鉢呂委員 私は、先ほどの平成十四年、また以前にもある、こういうふうに、皆さんは捜査をやっておるということですから、その十四年の段階を含んでこの警察の内部調査というのがなされておるわけであります。  今、委員長は、いやいや、これはもう全部確証が得られているんだと。長官も言いまし...全文を見る
○鉢呂委員 倶知安署の場合は、警察署が四月からいわゆる捜査をしておるというふうに先ほど聞いたと思うんですが、そういう形では、この十一年から十四年のこの調査分析表というのが本当に真実であるのかどうか、私は、倶知安署に限ってみてもやはり問題がある、こういうふうに思うわけです。
○鉢呂委員 余り時間が、もっとやらなきゃならないことがあるんですが、先ほども言いましたけれども、NHKの昼の北海道版のニュース報道であります。私は見ていませんが、地元からそういう連絡がきちっと先ほど言ったような形で入っています。  長官のところには入ってこないというのは、私は、...全文を見る
○鉢呂委員 漆間長官が愛知県警の本部長に九六年の八月に赴任されたという中で、その直後に、朝日新聞の当時の編集委員の落合さんから裏金の帳簿十冊を愛知県警に持ち込まれたということについては、その当時、聞いておりましたか。
○鉢呂委員 事実は今ないというふうに言われましたが、そうですか。
○鉢呂委員 いや、最初は記憶がない、今は事実がないと言われたんですが、私は、この落合氏から、電話でありましたが、いろいろ聞き取りをさせていただきました。  当時、九六年八月、これは長官が本部長に赴任した直後だということでありますが、愛知県警に十冊、当時の帳簿を持ち込んだ。そして...全文を見る
○鉢呂委員 裏帳簿の問題を持ち込んだときに、非常に高圧的な対応だった。これは、もちろん県警本部長ではありません、対応した人です。しかし、次の日に来て、穏便にしてほしいという話をされて、もちろん落合さんも言っていました、話の後半といいますか、おおむねは、いわゆる会計検査院受検対応、...全文を見る
○鉢呂委員 何について指示をされたんですか。
○鉢呂委員 これは、落合氏も、そのときの対応についてはテープが存在しておるというふうに言っておりますから、どちらが正しいのか私はわかると思いますが、その事実で間違いないんですね。記憶だとか、後から事実はなかったとか、そういうことですか。
○鉢呂委員 これは、まだ私もテープを入手しておりませんから、本部長といいますか、長官がそういうふうに言うのであれば、それはそれとしてまた事実を究明していく必要がある。  ただし、裏帳簿については、私も落合氏からいろいろさまざま入手をさせていただきました。これは、愛知県警のその前...全文を見る
○鉢呂委員 そうすると、八月の二十六日に朝日新聞に出された記事は、当時本部長として記憶にあるということですね。
○鉢呂委員 私は、そこで、昨年十二月の十六日に、この関係の中井洽本部長、きょうもいらっしゃいます大畠章宏議員、そして私と、これは村田委員長にもお会いをし、その後長官にお会いをしたわけであります。  そこに私ども、経過についてもここにあるわけでありますが、非常に印象として、長官は...全文を見る
○鉢呂委員 私ども三人の議員は、えらいこれは強気の発言をする長官だなと。確かにそうでした。そういう証拠を持ってこい、全国一律あるんだと言うのならそういう証拠を持ってこいと。あの中井さんも、なかなかしゃべりは強気の人ですが、すっかりあなたの強気には参ったような感じでありました。 ...全文を見る
○鉢呂委員 十四県警でこの種の問題が出てきます。委員長、どうですか。今の長官のこういう認識で、どうなんですか。証拠持ってこいだけでいいんですか。  警察は、捜査上の秘密に逃れてなかなか、そこはもう伏魔殿のような形ですね。これは捜査上の秘密もよくわかります。しかし、先ほど言ったよ...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど言ったように、私が投書によって倶知安署のこの事案があると言ったら、長官は、中身は言いませんでしたが、今最中だと。こういったこと自体は、そういう投書がなかったらいつまでも隠し通すような問題なのか。  いや、それはあなたは何ぼでも言い逃れできるかもわかりません、そ...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、北見方面本部の事例は、警備課長が、もともと架空の領収書だったのが、警察庁の監査室の指摘で、またこの領収書をかえて、それが会計検査院から、警察署に備えつけの地図帳を持ってきて、その店がこの地図帳にはないということを指摘されて、その確認をしてほしいといった事案であ...全文を見る
○鉢呂委員 そういう形で、明らかでないと逃れるわけでありますが、この前もお話ししましたように、道警本部の会計課長は、警察庁の課長補佐から行った方で、まさに会計課をずっと歩いて、今、関東管区の会計課長。この種の会計検査には、まさにベテランでありましょう。監査室長も、もちろん室長はベ...全文を見る
○鉢呂委員 これは長官、刑事事件として捜査をし、書類送検までしているんですよ。あなたの言うように、そんな一般的な、だれか素人の調査で、記憶にないからわからないからというたぐいのものではありません。  会計検査院も、会計検査院の指摘で、組織的な説明回避の対応があったのではないか、...全文を見る
○鉢呂委員 一昨年の七月下旬にそういう提示をした、しかし、検査は続行しておったという答弁です。そして、十二月は、そういう外部情報でそういう形になった。  しかし、検査院は、その年の検査報告というのは多分十一月に今回もなされるんだと思いますが、しかも、記憶の範疇でそういうものを継...全文を見る
○鉢呂委員 続きまして、私も、愛媛県の裏金問題、正式な内閣委員会の調査には加われませんでしたが、民主党、共産党さんでこの調査を、仙波巡査部長から直接お話を聞かせていただきました。  その中で、仙波さんが非常に強い口調で言っておりましたのは、犯罪組織に成り下がった警察を一刻も早く...全文を見る
○鉢呂委員 後で議事録を精査させていただきます。  もう一つは、仙波部長は、異動先で牢獄にいるような状態で、仕事が与えられない。朝、一時間程度仕事をして、あとは何の仕事も与えられない。あと、さまざまなところで無視をされていると具体的にお話をしておりましたが、そういう状態であると...全文を見る
○鉢呂委員 私は、本当に部外者といいますか、そういう形で仙波部長に聞いたわけであります。けれども、長官は今何か皮肉な笑いを浮かべるような形で述べられましたが、職場内のそういった問題についてきちんと、愛媛県警の場合ですが、この職場環境の状況というものを把握して職員を働かせるという責...全文を見る
11月30日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  今回の建物の強度偽装問題、大変深刻な問題でございます。  特に、居住されている住民の皆さんは、まさに、地震が発生をしておらないのにもう地震の被災者のような形で、一つはやはり経済問題で、大変多くの借金をして本当に一代で一回の大きな買い物をし...全文を見る
○鉢呂委員 趣旨が不明であるというようなことでなくて、従来の悪者捜しというよりも、今大臣が言われました事態の究明や、あるいは人命にもかかわるというような騒ぎをすれば、業界がつぶれてしまうというような、従来型の業界擁護のような形の発言だ。まさに、きょうの新聞でも読者の欄に出ています...全文を見る
○鉢呂委員 あの発言後の、いろいろな発言に対する動きで二転三転をして、その発言の取り消しに躍起になっておるようでありますが、やはり、最高責任者として、与党と政府との会合もたび重なってやらなければならない、私は、看過し得ない問題である、こういうふうに申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、特定行政庁が直接、あるいはまたこういう検査機関が行った確認検査をして、その場合の賠償責任、これは当然ある、こういうふうに最高裁は認めたんだろうというふうに思いますが、これは大臣として、いわゆる特定行政庁、地方自治体等でありますが、それは賠償責任がある、こういう...全文を見る
○鉢呂委員 もちろん、これは当然そこまでは述べておりません。しかし、民間検査機関に対しても書類の偽造へのチェックが不十分だった、そういった過失が立証できれば、いわゆる不法行為を根拠に賠償請求というものが成り立つ、こういうふうに思われますが、大臣、いかがでしょうか。
○鉢呂委員 これは非常に大事なところでありまして、もちろん瑕疵担保責任は建築主、売り主にあることは法律でも認められております。同時に、それを建築士が設計した、あるいは構造計算をした、こういう場合も、強度計算等で偽造したという場合は、やはり民法の不法行為ということで、賠償責任、賠償...全文を見る
○鉢呂委員 これは大臣が、さまざまな行政庁の官僚の皆さんのさまざまな感情はあったかと思いますが、大臣がみずから民民だけの問題ではないという形で出してきたその中身だろうというふうに私は推定しますので、早急にその関係を明確にする必要がある。  したがって、今新聞等で出されております...全文を見る
○鉢呂委員 それはもちろん、当事者の責任ということも、私はこれをなげうって話をしているのではないことは前提で先ほどもお話しいたしました。したがって、当事者間の責任は、これはもう徹底して行われ、また、当事者間で行うことは徹底してやるということでなければならない。  ただ、非常に緊...全文を見る
○鉢呂委員 いずれにしても、最初の認識は非常にお粗末なものであった、こういうふうに思っておるわけでありまして、その後も藤田社長の方からそういったメールが送られて事態の重大性を認識したということはあるんでしょうが、最初の形はそうであったと。  大臣、指定確認検査機関ができまして六...全文を見る
○鉢呂委員 まさに、その検査の中身について今回こういう形があったわけですから、やはり体制の形がどうであるかは別として、きのうも藤田さんが、二十一日以内にこれを確認するということはもうほとんど至難のわざだというような趣旨の話があったと思いますが、そうであれば、仕組みをきちっと、どう...全文を見る
○鉢呂委員 今回、十七日付で、いわゆる構造計算書を個別に再計算して検査することが必要であるという文書を国交省は特定行政庁等に流し、また検査機関にこれを行うんだというふうに思いますが、私は、こういったときだけではなくて、そういうことからもきちんと、偽造を見逃すような形でない形を当面...全文を見る
○鉢呂委員 きのうの話を私は聞いておりましたが、当然、イーホームズの形ではなくて、日本ERIも強度不足というような物件が、二件でしたか、出ておるわけですから、当然それは、そのERIについては、全物件についてやはり私は行政庁として特別の調査をすべきである、こういうふうに思いますので...全文を見る
○鉢呂委員 以上で終わります。