鉢呂吉雄
はちろよしお
選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月02日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第5号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 立憲民主党の鉢呂吉雄です。 総理、大変お疲れさまです。私と同じ年齢で、御苦労がよく分かります。時間がありませんので、総理のみ、率直な御答弁をお願いしたいと思います。 総理は、一月七日、先月ですけれども、この宣言発令の際、一か月後には必ず事態を改善させる、その...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 私は、この一か月更に延長すると、昨日の総理の談話は、感染者数が減少傾向にあるが、しばらく警戒が必要だと、こういう談話でありました。私は、少しやはり緊迫感がないのではないか。ありとあらゆる方策を取る。飲食店に特化するような中身で一か月過ぎました。私は、もっと強力な政策...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 財政的な支援もということでありますが、厚生労働大臣は、一月十四日の答弁でも、税金で行われる以上、費用対効果の問題があると、非常に消極的でした。 総理、それはいいんです。ここはやっぱり確実に、この対処方針の変更後の、今の新しい方針に書いてあるとおり、定期的に三月か...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 同時に、限りなくゼロに近づけるということは、PCR検査について無症状の人も含めて幅広く検査を実施する、これが要諦だと思います。 日本は今、一月十五日現在、人口に対する受検、パーセントは四・四%です。欧米とは一桁違います。ヨーロッパ各地では四、五〇%行っています。...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 膨大な対処方針が書かれております。私も今日、変更を見ただけでももう何時間も掛かるぐらいの、必ずしも実行性が伴っていない、そういうふうに見受けましたので、是非そこはお願いしたいと。 そういう中で、総理も、今、重症患者が死亡する、あるいは病院に入院できない、こういう...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 報道されるところによれば、自宅待機を強いられ、入院できずに死ぬという場面も出ておることは事実だと思いますので、総理、一層病床を確保していただきたい。 時間がもう一分になりました。 冒頭お話あった政治と金の問題、これは言語道断、政権与党の緩みを感じざるを得ませ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 終わります。 | ||
03月22日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第3号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 立憲民主・社民の鉢呂吉雄です。四十五分間、機会をいただきまして、質問させていただきます。 今回は三回目ということで、前二回では、小泉大臣に厳しい御質問、石炭火力の輸出やあるいは脱炭素社会に向けての質問をいたしました。今のこの昨年十月の菅内閣の二〇五〇年カーボンニ...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 ビデオで見ますと、ペーパーを見ながら総理はしゃべっていました。私は、ある面では、内閣としてまだこの時代の認識、遅れているというか、単に資源がないという形ではないのではないかと。むしろ、資源は、今大臣言われたように大変な豊富なものがあると。こういうところからいけば、ま...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 大臣は今も、大臣としての立場からいけば再エネをいかに高めるかと、こういう表現で、原発に言及することを避けておる、そういうふうに受け取らざるを得ません。 一番最近の今年の中央公論の三月号でも、質問者は、再エネ比率を上げていく上で原子力を今後どう位置付けていく方針か...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今も数値は言わないんですけれども、大臣は昨年の八月二日のBS朝日の番組で、来年の、翌年のエネルギー基本計画に私もしっかり物を言っていきますよと、こういうふうに言い切っております。残念ながら、衆議院の環境委員会でも、今言われたとおり、悩んでおると、壁は経産省というよう...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 十二月二十五日に発表されたこのカーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略、これ、環境省の考えは入っているんですか。 | ||
○鉢呂吉雄君 私はこの十四分野見ますけれども、果たして科学的に合うのか合わぬのか分からないような項目も随分並んでいます。小泉さんが常々言っている、地域と連携した、それも、いろいろその各町村で、市町村でやっている事例も、例えば住宅に太陽光パネルを全部据えて、そして電気の低減、こうい...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今、再エネ型と言いましたけれども、再エネとは言いませんでした。これを見ても、アンモニアとか水素、これを生成するのにえらいCO2を使うとか、こういう段階で、現状では再エネとは言っていないんですね、再エネとは。世界的に構成を見ると、先ほど言ったヨーロッパ等でも、五〇%、...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今日の新聞を見ましたら、地方紙の十四社の新聞社が全国六千二百人の世論調査をやったと、こういう世論調査の結果が出ていました。十年たっても八〇%を超える、正確には八二・三%の方が脱原発を望むと。いろいろ中身も調査して、この十年間で変わったかという表現で聞きますと、むしろ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 大臣が就任された令和元年九月十一日の記者会見、二度と原発事故を起こしてはいけない、一つの国で二度やったら終わりだ、原発をどうやって残すのではなく、どうやったら原発をなくせるのかを考えていきたいと、こういうふうに環境大臣は記者会見で述べています。この考えは変わっており...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 先ほど言いましたように、国民も同じ考え、多数からいけば。 しかし、先ほど言った総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会、この今年の二月二十四日、第三十七回の分科会議事録、これを見てみますと、例えば経団連の越智副会長さん、原子力はバランスの取れた優れたエネルギー源...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 気候変動担当大臣であって、再エネのシェアを広げるというところにとどまっていただけでは、今回のエネルギー計画で違った形の枠組みといいますかキャップをはめられた。端的に言えば、再エネの伸びる余地があるにもかかわらず、原子力に、あるからということで、そちらの方の中で曖昧化...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 やっぱり、もう一つ、再エネ、じゃ、再エネ八五ぐらいで出しますか、原発の入る余地のないような。 | ||
○鉢呂吉雄君 それは、この夏、エネルギー構成電源比を、それに間に合うような形で近々に出すということでいいんですね。 | ||
○鉢呂吉雄君 いや、それは環境省として、環境大臣として、再エネをどの程度にするかと、そしてそれは、このエネルギー調査会のその中に反映されるものとしてできるということですか。 | ||
○鉢呂吉雄君 今日は、本当は、小泉元総理大臣、いろいろ発言されていますから、最新の、今年発言した書物から一つ一つ大臣に確認していこうと思ったんですけれども、ほぼそのことの中身は、言葉の一つ一つは言いませんでしたが、小泉純一郎総理が今唱えておること、これを申し上げました。 一番...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 若干時間がありますが、もう言うことがなくなりました。 本当はもう一つやりたかったのは、最近読んだ本で、新進気鋭の三十三歳の斎藤幸平さんという学者が「人新世の「資本論」」というものを書いていまして、新書版では一番売れていると、私も二回読まさせていただきましたが、分...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 十数年前、オーストラリアに行きましたら、オーストラリアのナンバーツー、内閣のナンバーツーは環境大臣、女性の方でしたが。やっぱり、今の時点はやっぱり環境省が、環境が、地球環境が全ての経済活動を所管する省庁にも優位に立って、その環境行政というのが非常に大事だと。日本はこ...全文を見る | ||
03月25日 | 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 立憲の鉢呂吉雄です。 委員長を始め皆さんの御理解をいただきまして十五分だけ質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。基本的なことは、もう今、岩本先生から北海道の実態、そして基本的な考えありましたので、赤羽大臣だけに私質問させていただきますので、お願...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 昨日の報道によれば、赤羽大臣は総理とお会いしたと、いわゆるGoToトラベルの関係で。 私も地元を回っていまして、札幌もちょっと下げ止まりで、増加傾向まで行きません。ただ、地方によってはかなり収まっております。そういう中で、地方自治体、知事会からも要請あった、地元...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 コロナ禍で大変な状況、先ほどあったように、五年後に見直しという規定も法律上はあるようでありますけれども、コロナの状況でこの五年の以内にもこの対策を見直すような考え方があるかどうか、これもお伺いします。 | ||
○鉢呂吉雄君 三月十二日の衆議院の国交委員会では、井上委員に対する上原局長の御答弁で、必要に応じて支援の見直しをしていくと、こういうふうにも言っておりますので、大臣、よろしくお願い申し上げます。 時間がないので一瀉千里。 先ほどあった黄色線区について、これは鉄道路線を残す...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 根室線も大臣は訪問いただいたと、新得―富良野間です。ここも、台風がありまして、五年前です、これ以降もう全然走っておりません。 JR北海道は、災害が起きればそれで廃止になると、こういう形を考えておるのかどうか、こう言わざるを得ない状況でありまして、大臣、やっぱり自...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今回のスキームで、青函トンネルの大規模修繕については、国、機構が全部持ってやるという形になりました。 私は、是非、こういった災害のあったときに、いわゆる路盤ですとかトンネルですとか橋梁、やっぱりもっと、今の既存のスキームではなくて、国が前に出てこれを修繕、修復す...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今、青函トンネル、一本出ています。共用しています。第二青函トンネルというのがいつも私ども話題に上るんです。今は貨物と共用ですから、あの青函トンネルの中がどうしても三百キロ時速出ない、やっと二百十キロぐらいのものにするということで何本かやって、それでも数分の短縮です。...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今、札幌―函館間が新幹線建設途上です。これは、今は亡き羽田雄一郎国交大臣のときに、我が民主が政権を取っているときの許可した形で、七、八割はトンネルという形で今精力的にやっておるところでありまして、これが完成する十年後には何とか北海道のJRも自立を目指していこうと、こ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 終わります。ありがとうございます。 | ||
04月08日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第5号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 おはようございます。立憲民主党の鉢呂吉雄です。今日もまた大臣のみ御答弁願います。 私も知識不足だったものですから、三月二十六日に広島市と兵庫県に行きたかったんですが、予算の本会議ということで急遽戻ってきて、明石市しか行きませんでした。次の日大臣が来るとは全然知ら...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 大臣は、今年、環境庁が創設されて五十年、省が、名称変わって二十年、人の命とそれから環境を守るんだと、こういう、所信表明でも強い姿勢で、社会変革担当大臣なんだと、こういうふうに言われて、省庁との連携を強化すると、こういうふうに言われたんです。 私、今回この法律でも...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 三番目、四番目一緒にしたいと思います、三木委員からも、ダブりますので。 あそこに、兵庫県に行きましたら、やっぱりなかなか微妙で、調査研究というのは多岐にわたっております。 先ほど海水温の話もありましたけれども、私の調べた、例えば広島大学の松田先生は、一八九八...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今日新聞で見ましたら、中央環境審議会の会長に高村ゆかりさんが就任したと「ひと」欄で大きく出ていまして、私は非常に、私も聞いただけですけれども、非常にすばらしい人が会長になったと。 そして、昨年の三月、今年の一月の答申なり意見具申でこの環境審議会は両論併記で様々な...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 先ほど言いましたように、順応的な対応をしていると。その都度モニタリングをして、新しいことが発見できればそれを学習して、次のものの目標の達成に向けてやっていくと。 是非小泉大臣は、今後嘱望されている将来性のある方ですから、今のコロナでも何回も同じことを繰り返して波...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 北日本でも海水温が上がったと思われる状況で、サケ・マスがほとんど激減する、イカも、イカはまあいろんな要因があるのかも分かりませんが、沿岸域が表層が水温が高くなって寄ってこない。サンマも、御案内のとおり、非常に、北海道や東北よりも非常に遠いところに回遊しておるようで、...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 海の森と言われるこの藻場ですとか昆布ですとか、そういったものはCO2を吸収する。この、あるブルーカーボン研究会の報告によれば、森林が日本では二千七百八十万トンのCO2吸収、その一割から三割のCO2吸収量として海のこの森があると、こういうふうに言われているんです。です...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 はい。 ブルーカーボンについては一切触れておりません。ですから、そういう点で大臣によろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。 | ||
04月15日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第6号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 おはようございます。立憲の鉢呂吉雄です。また今日も質問、二十分です、させていただきます。 大臣、石炭火力の脱却は世界の大きな流れであり、喫緊の課題だと思います。G7でも、石炭火力ゼロに向けて、フランスは二〇二二年、英国は二四年、カナダは三〇年、ドイツは三八年、米...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 出遅れて、シフトが大事だと、再エネ。私は、もう出遅れておるのは事実ですし、その考えは古いと思います。そんな再エネに適応する経済あるいは事業の在り方、そんな段階では今ないのは、大臣も御案内のとおりだと思います。 私も知らなかったんですけど、イギリス、カナダが、三十...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 いやいや大臣、余りにもそれは、苦しいのはよく分かります、二〇五〇年なんて今言っているわけでないんですよ。二〇三〇年、それに向けて非常に日本は緩慢ですよ。まず、大臣の地元の横須賀、これを含めて、二、三年後には完成するような大型火力発電、十五基あると、こう言われているん...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 石炭火力の輸出、プラントの輸出問題です。 これは、前進だと大臣はまあ言わざるを得なかったんでしょうが、去年の七月とか十二月に厳格化をして、高効率のもの、またその国が本当に脱炭素化社会に向かっているのか、こういうものを見極めていくと。曖昧な、曖昧な方針ですよね。世...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 まあやはり私も強い言葉で言い過ぎますけれども、もう何回も議論していますから。事務当局にも求めてみましたら、今の状況で、脱炭素化を促す基本方針を踏まえて脱炭素化社会の実現を世界の中でリードしていきたいと、こういうふうに環境省も答えざるを得ない。これ、誰が見たって、今も...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 あと四分しかありませんので。 積み上げ方式か、高いレベルの目標をきちっと打ち立てるのか。経産大臣の記者会見を全部見ますと、産業界との調整が必要だとか、積み上げ方式だとか、実現可能性だとか、下限上限で、上限は野心的なというようなことが示されますと。エネルギー部門は...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 もう時間が来ましたので、民間といえども、政府の、小泉大臣のきちっとした方向があればそれに向かって、向かっていくんです。ですから、そういう面でやっぱり今が大事だと。積み上げ調整型では物事は進んでいかないと。そして、大臣がきちっと責任を持って方向性を示していただきたいと...全文を見る | ||
04月22日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第7号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 立憲の鉢呂吉雄です。今日もまたよろしくお願い申し上げます。 昨年、初めて環境委員会に所属をし、小泉大臣とも何度かお話をさせていただいています。今日もよろしくお願い申し上げます。 今日は四月二十二日、地球の日、アースデーということで、イギリスがこれを提唱してこ...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 昨日の参議院本会議でも、菅総理は、全く今お話あったとおりの、一つの節目としてこの判断をしていきたいと、ですから、今日、明日は提示しないのかなと、こう思ったわけでありますが、小泉大臣自体は四月の十五日の衆議院の本会議でこう言っております。この日米首脳会談や、あるいはア...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 私もそのように思います。 ただ、日本が二〇一三年を基準としたときに野心的と見られない、これは日本として一番都合のいい低い数字だと、こう世界から見られない、いや、日本がリーダーシップを取るというふうに言っているだけに、より野心的なものを出していただきたいと。そして...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 環境省の調査によれば、こういった公園内の宿舎施設二千百四十棟、全部でですね、あるうちの二五%ですから四分の一が、五百棟以上が休業、廃業しておる状態。また、そのほかまだ回答してこないホテルもあると、これもちょうど二五%ぐらいあるということで、二年越しで調査しておるんで...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 多分もう十分ですからそこまで行かないと思いますが、マンパワーの補強、これももっとやっていく必要があると、これはそう思っております。 私も現地回りまして、このコロナの関係で、よりこの温泉街といいますか国立公園内のホテル群が本当に大変な状況で、私が行ったときもほとん...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 立入検査等をやるといっても、それは事実上、今現状の調査でさえうまくいかない、こういう状況です。 あと残り時間が少なくなったので、この法案改正の例えば利用拠点整備改善計画事業、あるいは自然体験活動事業、まあ省略して言います、この場合に協議会をつくると、こうなってお...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 あと一問だけ、よろしくお願いします。 先ほどの人員の関係とも関連するんですが、様々な有識者は、今の国立公園は六割以上は国有林、林野庁の底地は所有地と、なかなかそこでの協議がいろいろあって物事が進まないと、こういった地方の現地調査でもお話があります。そういう事例も...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 終わります。 ───────────── | ||
05月27日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第12号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 おはようございます。立憲民主党の鉢呂です。今日もまた、大臣、よろしくお願い申し上げます。 昨日は、地球温暖化対策法案、全会一致で参議院で成立をして、誠に意義深い成立だと。まだ、私自身も含めて、国民の皆さんにその大きな意義は評価をされていないのか、今日の新聞は、一...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 私は賛意を示しますけれども、いつまでも総理大臣が替わらないというものでもありません。 やっぱり体制整備というのは、この際、鉄は熱いうちにしっかりと造ることが必要だと、こういうふうに思いますので、まあ、我々は野党ですから余り力はありませんが、応援はします。与党の皆...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 昨日の参議院の本会議でいろいろ質問が出ていて、経産大臣は、この石炭のG7での協議を踏まえて、やっぱり地域の石炭火力が、火力発電が地域の産業になっているとか、あるいは雇用の問題があるので、いろいろゴールは様々あっていいというような表現をされたわけです。 先ほどの中...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 環境省ですから、地方の、地方自治体のこの脱炭素化に向けての取組。ただ、これはもう、あれだけよく宣言を出してくれたと、こういう面では評価していますけれども、まだまだこれからの段階だと。 北海道でも、例えばニセコ町は、皆さん御案内かどうか分かりませんが、外国資本がも...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 ちょっと時間がなくなりましたので、エネルギー基本計画というのが策定して、四六%の基礎数字はどうなんだと、これはこの委員会でもありましたから触れません。しかしながら、九年以内には達成しなきゃならないものですから、部門ごとに目標数字というものを出すんだろうと。僕も初めて...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 皆さん御案内のとおり、前回のエネルギー基本計画では、原発は重要なベースロード電源、しかし、依存度は限りなく可能な限り低減させていくと、これは今も生きていると。与党の中には、いや、この可能な限り低減するというようなことは削除せいとか、だから、滝沢筆頭の役割は非常に重い...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 時間がないので。そこで、自民党、与党、公明党は違うんですね、公明党は違いますよ、滝沢先生、与党自民党の方で様々原発推進の議連が出ているけれども、再エネの議連はあるかどうか。あるようですけれども、滝沢先生、頑張ってくださいね、原発依存度の低減の文言を削除したり、新増設...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 終わります。 | ||
06月01日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第13号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 立憲の鉢呂吉雄です。 今日は、石井準一筆頭から、いつも憲法審査会で高度な政治的な、翻弄され続けている石井先生が、日常生活精通していること、今御質問聞きまして、私も今日はそういう形で、いつも演説しているんではないか、鉢呂はと、こう言われておりましたので、しかも今日...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 今の排出の抑制の促進ですとか、廃棄物の抑制の促進ですとか、必ずしも削減という文言自体は入っていないと、こういうふうに思うわけです。 ちなみに、衆議院の段階で立憲民主党は対案を出させていただきまして、大臣も御承知かと思いますけれども、この中には、あらゆる段階でプラ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 今お話あったように、使用製品をなるべく長期間使用するとか、あるいはこの使用製品の過剰な使用を抑制するとかと、こういう形で、使用の合理化という言葉だけ見れば、一般の我々が見れば分かりにくいと。この中に削減が入っているような、曖昧な文言になっています。 ですから、私...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それから、目的の中に、国内外における使用製品の廃棄物をめぐる環境の変化に対応してと、こういうふうにこの法律を作った、出す背景を目的に書いてあります。これも非常に分かりにくい。環境の変化というのは一体どんな言葉か、教えてください。 | ||
○鉢呂吉雄君 説明をされれば分かります。 しかし、これは非常に大事なこの法律の目的の環境の変化、やっぱり私は具体的に、先ほど、今、副大臣は三つ言われたと思います、海洋プラスチックの問題、あるいは気候変動の問題、輸入を禁止するという問題。この三つ程度はちゃんと目的にやっぱり入れ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 続きまして、第三条の二の二、基本方針が第三条に書いてあるんですけれども、その中で、設計又は原材料の種類の工夫と、こう述べていますが、具体的にはどういうことをいうのでしょうか。お願いします。 | ||
○鉢呂吉雄君 それでは、その並びで、基本方針の第三条の二の三ですけれども、使用の合理化による抑制のための方策、これについて、これはどういう中身を示しているのか。 | ||
○鉢呂吉雄君 それと、第七条ですけれども、第七条の二、いわゆるプラ製品を製造する事業者について述べてあるんですけれども、この二について、プラスチック使用製品そのものを削減というものを私は明記すべきだと思いますが、この中身はどういうことをいっているんでしょうか。 | ||
○鉢呂吉雄君 今、大臣、それぞれ条文について御説明いただいたんですけれども、やっぱりこの製品の削減、使用の削減というものが、例えば合理化というこの条文ですけれども、そういうものが入っておると。非常に普通の人から見れば、合理化が何で削減になるんだと。まあ合理化、合理的に行うというこ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 まさに私も、去年から環境委員会で金沢、富山に視察をこの委員会でもさせていただいて、富山では買物、レジ袋がもう使わないで、要するに普通のプラスチックのものを家庭から持ってきて、車社会ですからそのまま車に積んで帰ると。買物、レジ袋がない状態を見て、まあしかし、これを一気...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 札幌は二百万都市ですからなかなか、今言われたように、合体して集めることができるだろうと。これは人も車も掛かるそうです。それはお金で何とかなるけれども、その一か月の収集予定表に入らないといいますか、ですから、人とか車をかなり多くしなければ、今のやつに付け足しで、今の体...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それと、心配しておったのは、製品プラと従来の包装プラを一括して収集をしなければ、国の助成事業、循環交付金と言いましたか、この交付対象にしないのではないかと、こういうふうに心配をしておりましたが、こういう形になるんでしょうか。この二つ両方一緒に収集するという形を取らな...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それから、包装容器の再商品化、これは、事業者といいますか製造事業者、販売事業者等が日本プラスチック協会というところにお金をプールして、そこからその再商品化の交付金が、トン五万六千円と言いましたけれども、これが出るような仕組みになっています。ところが、今回の製品のプラ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 製品プラを再商品化するのについてのそういう事業者、製造事業者とか販売事業者の支援策というのはあるんですか。 | ||
○鉢呂吉雄君 国の支援ではなくて、その製品プラスチックを製造する事業者あるいは販売する事業者がそういう再商品化に対する支援、これはまだ、明後日私また質問ありますので、そのときに回答をもらいます。私の聞いているところでは、そこはないというふうに聞いていますので、それではちょっとなか...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 再商品を作るための支援策というのが包装容器の場合はあるんです、トン五万六千。これがこの場合はないというふうに聞いていますので、これについては、やっぱりこういうものがなければ再利用化、再商品化が進まないと、こういうふうに思いますので、御検討を願います。 それと同じ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それでは、札幌に関する質疑は終わりまして、全般的な問題で、あと十八分しかなくなってしまいましたので次に行きます。 先ほど、ワンウエー、使い捨ての関係で、大臣の記者会見等では二〇三〇年までワンウエーの累積二五%排出を下げていくんだと、抑制していくんだと、こういう表...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 何回聞いても分からない。民間のやる気をそがないようにというふうにも聞こえますが、しかし、いずれにしても、二〇三〇年とか二〇三五年という、何とかストーンと言いましたね、マイルストーン、言葉が片仮名が多くて分かりにくい私ですけれども、しかし、その目標に達成するための具体...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 大臣の発信力だけでそうなるかどうか半分疑問ですが、レジ袋がなったから信じましょう。 そこで、これは達成できないと思われる熱回収の関係。 これはやっぱり、私も札幌のを見てきましたけれども、あるいはほかの市町村、東京の二十三区のうち十区ぐらいは燃やしていると。和...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 これは大臣、説明しただけではやりません。あれだけ大規模な国の支援、環境省の支援で焼却炉というものを建設、だんだん大規模化していますよね。あのおかしなCO2とかダイオキシンを出さないためにも高効率な、それこそ高効率な焼却施設を造らせておいて、こっちは分別するといったら...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 いや、本当にそのとおりで、北海道では有料ごみ袋を売って有料化、東京の宿舎に来たら全然そんなもの必要ない感じで出していますから、やっぱりこの差は大きいですし、東京ができないというばかな話は僕はないと思うんですよね、東京の選挙区の人いないかどうか知りませんけれども。あれ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 大臣に最後に、いわゆる製造事業者の拡大生産者責任、これをどういうふうに実現していくのか。 やっぱり歴史的に見れば、瓶がもうほとんどなくなりました、瓶でリユースというか再利用するというのが。いや、そんなものは必要ないと、ペットボトルで、そのペットボトルのボトル自体...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 もう時間がありませんので。 いずれにしても、消費者にも責任もある、それから製造責任者にも、製造事業者にも責任があるといいますか、やっぱり有利な方に向かって行っちゃうんですね。例えば、分別を市町村が税金で行うといったら、それでもう始末できるのであればそういうものを...全文を見る | ||
06月03日 | 第204回国会 参議院 環境委員会 第14号 議事録を見る | ○鉢呂吉雄君 おはようございます。立憲の鉢呂吉雄です。おとといに引き続きまして御質問させていただきます。 冒頭、法案以外の関係でありますけれども、小泉大臣にお伺いいたします。 昨日、日本の報道機関でグテーレス国連事務総長にインタビューをしておりまして、地球温暖化の最大の原...全文を見る |
○鉢呂吉雄君 国連事務総長からは、このG7の環境・気候大臣会議、評価をされておらないと、こういうふうに見ざるを得ません。現に、その後、来週のG7首脳会談が石炭火力発電への融資の停止を含む決断をすることを望むと、こういうふうに事務総長が述べた。 また同時に、三日ほど前は、伊藤忠...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それでは、一昨日の委員会の積み残しから御質問させていただきたいと思います。 一昨日の、要するに、プラスチックの、製品プラの関係で、私は、生産者、いわゆる製造者ですとか利用事業者のその責任の観点でお話をさせていただきました。その際、まず最初に、現存する容器包装のリ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 そこで、今回の法案では、この容リ法の十一条、十二条に相当するような、いわゆる製品を製造したり利用する事業者が再商品化をするその義務を負うことになっておらないのではないでしょうか。 | ||
○鉢呂吉雄君 今回、法案の審議でも、容器包装についてと、それから製品のプラスチックを一括して回収、分別収集、これをすると、これは市町村が主体になります。それから、それをマテリアルとか様々なリサイクルをする場合はそれらを一括してしてもらうと、こういうものを想定しておるわけです。 ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 環境省から聞けば、この製品プラスチックの分別回収、分別収集はもちろん市町村、そして同時に、その再商品化についても市町村がやることを期待されていると、こういうようなお答えをいただいているんですが、そうでしょうか。 | ||
○鉢呂吉雄君 その一番最後の再商品化についての関係で、そのことは、再商品化についての事業そのものを市町村に期待すると、こういう形で受け止めてよろしいんですか。 | ||
○鉢呂吉雄君 先ほどお話ししたように、製品プラと容器包装プラ、一括回収ということを望んでおるわけですが、しかし一方では、一つは、包装プラについては、プラスチック協会からその支援金トン五万六千円、こっちは当たらないと。そうすると、この一括回収もできなくて、別々に収集をして、そこでこ...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 様々な分野での取組と、こういうふうに副大臣もおっしゃいました。消費者、それからそういう製造、消費、利用の事業者、それから市町村、様々な分野の取組ということでありますけれども、大臣言われるように、全体としてこのプラスチック全体を削減していこうと、こういうものももちろん...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 その一歩は認めますけれども、これは毎日収集したり消費者が出すものでありますから、このスムーズな移行というものも大事で、一括収集だというふうに言っているわけですから、製品プラと包装容器のプラを、これどういうふうにやっていくのかということも、一方は義務的にもう支援金もも...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 時間がありませんので、あと三分で最後に四点。 まず、今回のこのプラスチックの製品に関わる法律ができました。私は、二十五年たったこの循環基本法があるんですが、やっぱり時代遅れになってきておると。容器リサイクル法とそれから今回ので、環境省はそれでよしとするんでしょう...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 それと、国際協定の早期発足について。 これも去年の十一月に、この関係の、オンラインでの国連海洋プラスチック、マイクロプラスチックの専門家会合が行われております。日本もようやく積極的にという話になっていまして、是非、小泉大臣には、この後、来年に向けて、国連環境総会...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 ちょっと飛ばしまして、徳永委員さんとダブりましたので。 使用済みのプラスチックが、まだ全体の一割相当、これが海外に輸出されています。何とか、やっぱりこれが海洋汚染にもつながるわけで、日本のこういう使用済みのプラスチックを海外に、中国等は、バーゼル条約で輸入国は禁...全文を見る | ||
○鉢呂吉雄君 巷間、あっ、質疑をやめれということでありますので、これで終わります。 |