宮地正介

みやちしょうすけ



当選回数回

宮地正介の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○宮地委員 初めに後藤参考人に、主婦としての立場の国民生活からとらえた今回の電力料金の値上げの問題、生活実感からどういうふうにとらえているか、少しお伺いをしたいと思うわけでございます。  御承知のように今回の八電力の電力料金の値上げが平均六四・四%の申請が出ておるわけでございま...全文を見る
02月28日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○宮地委員 平岩会長にお伺いしたいのですけれども、電気事業連合会の会長もお兼ねになっているわけでございまして、特に先ほどの陳述の中におきまして、最後に、エネルギー問題と物価問題との調整に大変御苦労をされたというお話を伺いまして、まさにこれはエネルギー問題と国民生活との関係における...全文を見る
○宮地委員 電灯料金について、産業の電力料金のしわ寄せを電灯料金に持っていったのではない、こういう御発言ですけれども、そうしたしわ寄せ論ではなくしてオーソドックスに、やはり石油ショック時における値上げよりも倍近い今回の電灯料金の値上げ——やはり社長さんが、国民生活との関係、物価と...全文を見る
○宮地委員 国民はいまこうした電力料金の大幅値上げ問題に対して大きな注目をしているわけです。その中で実際どこまで圧縮された形で通産省が許認可をするかというところに焦点が集まってきておると思うのです。そういう中で、二十五日に経済企画庁で、物価安定政策会議の特別部会が八項目にわたりま...全文を見る
○宮地委員 この物価安定政策会議の特別部会の注文については忠実に受けとめるということは、具体的に圧縮をするということですね。これは実際にこの注文を受けた場合、どの程度まで圧縮ができるか。また、いま経済企画庁長官の四〇%台発言については真っ向から否定的な御発言があったわけですが、そ...全文を見る
02月29日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○宮地委員 矢島先生に関連でお伺いするわけですけれども、ただいま長田委員からの発言の中で、やはり原価主義ということであれば、為替差益が出たその後の反映の仕方の問題だと思うのですね。それを消費者に完全に反映させるか、先生は先行投資の設備投資あるいはエネルギーの長期安定の方にその資金...全文を見る
03月04日第91回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○宮地分科員 限られた三十分という時間でございますので、どうか答弁の方は簡潔にして明快によろしくお願いをしたいと思います。  初めに、大臣もオープンのときにはお越しいただきました、所沢にございますところの国立身体障害者リハビリテーションの問題について、何点か具体的にお伺いをさし...全文を見る
○宮地分科員 いまもお話がございましたが、この地元の業界との確認書の問題が大きな壁になっているようだというお話が、地元でございます。大変にむずかしい問題でございますが、厚生省といたしましてもどうか積極的にその調整役に入っていただきまして、本来の機能を果たさせていただきたいと思いま...全文を見る
○宮地分科員 できるだけの限度額の努力というととは、拡大に努力する、こう理解してよろしいですか。
○宮地分科員 さらに、これもたっての大変な希望があるわけでございますが、地方センターの特に福岡と神戸、ここの寮生の現在入っている数、この問題について、やはり所沢と同じように八畳二名制をという御要望が大変強いわけでございますが、この点についてはどのように検討されておりますか。
○宮地分科員 細かいようでございますが、理療の教育関係の問題で、教材器具の充実の中で、特に人骨による解剖模型がいまこのリハビリに一体もない。近くの川越の盲唖学校などは三体程度あると言われておりまして、文部省所管の施設と少し開きがあるじゃないかということで、実際のこの実習を促進して...全文を見る
○宮地分科員 最後に大臣にお伺いしたいのですが、大臣もあのオープンのときに来ていただいて、大変なお祝いのごあいさつをされ、私も同席させていただいたわけです。日本一のりっぱな国立リハビリテーションが、この都心三十キロ圏の埼玉県所沢にできました。お隣には職業リハビリテーション。こうし...全文を見る
○宮地分科員 いまお話しの、特にこの地元地域との融和、調和。また、国立リハビリテーションのあの国有地は、大変残念でございますが、戦争の大変な、米軍基地の跡地でございますし、そういう中で戦後三十五年間、地元所沢市民の皆さんも大変な御苦労をした地域でございます。先ほどの病院の、市民の...全文を見る
○宮地分科員 そこで、急患の取り扱いについて、まず私は、これは大きな問題ですから大臣に一言伺っておきたいのですが、救急医療懇談会が五十一年の七月十三日に当面とるべき救急医療対策というものについて報告をしているわけでございます。その中で救急医療の問題についての特にたらい回しの問題で...全文を見る
○宮地分科員 最後に一点だけ、考え方とまたどういう努力をされたか、伺っておきたいと思います。  いわゆる医薬分業の問題について、御存じのように、すでに強制分業国あるいは強制ではないが実際に分業をしている国、未分業国となると日本、韓国、こういったようなことでほとんどの先進国は医薬...全文を見る
○宮地分科員 終わります。
03月04日第91回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○宮地分科員 私は、限られた三十分間という時間でございますので、焦点をしぼりまして、第一点は、最近の教育費の負担が御父兄の家計にいま大変な圧迫をしつつございます。そういう中で、文部省は近年、昭和五十二年度におけるところの保護者が支出いたしました教育費の調査を発表しております。その...全文を見る
○宮地分科員 国民に対して誠意のある答弁ではない、また何か自信のない御答弁のように私は伺うわけでございます。  特にその中で、この五十五年度の予算の中で、文部省は国立の高等学校全日制において月額八百円の授業料のアップ、これを見込んで三千八百円、約二六・七%のアップをこの予算に盛...全文を見る
○宮地分科員 いまは公立高等学校のそうした父兄負担、こうした問題について述べてきたわけでございますが、さらに、たとえばことしの春の大学の問題を考えましても、大変な値上げラッシュでございまして、医学部や歯学部、これは論外でありますが、一般文科系、理科系、こういうものを全部ならしまし...全文を見る
○宮地分科員 ただいま局長おっしゃったように入学時に平場ならしてですから、これはこの数字が果たして正しいかどうか疑問がありますけれども、それにしても七十一万五千円、これは大変大きな額であろうと私は思うのです。そして前年度が一一・九、今年度一〇・三ということで、何か横ばいから下がっ...全文を見る
○宮地分科員 さらに、こうした問題につきましては、東京都においても都民生活局がこの二月二十日に、昭和五十五年度の新入学児童の入学時に準備される学用品等の費用ということで調査結果を発表をしております。そうした調査結果の概要を見てみましても、具体的に百貨店とかスーパーストアでどのよう...全文を見る
○宮地分科員 この地域における教育環境の格差を全国的な中で考えてはならないと私は思います。そういう面での積極的な対応、文部省においてもどうか深刻に受けとめていただきまして、できれば文部省のしかるべき担当官の方にこの地域を一度近々御調査を兼ね視察などしていただく、そうした誠意ある行...全文を見る
○宮地分科員 最後に、体育館の補助率の問題ですが、現行二分の一の国庫負担補助率になっておりますが、これを三分の二にやってほしいという全国の知事会など多くの陳情があるわけでございます。非公式に聞くところによると、文部省はやる気があるんだが、大蔵省のどうも反対が強い、こういったような...全文を見る
○宮地分科員 時間が来ましたので終わりますが、認識をよろしく改めていただきたいと思います。
03月06日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
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○宮地委員 きょうは国民の大変に注目しております電力、ガス料金の値上げ問題につきまして集中的に経済企画庁長官、通産大臣出席のもとに論議をしているわけでございまして、国民の多くの方々がこの委員会の審議を大変期待をしまた注目をしていると思います。  そこで私は初めに、今回の電力料金...全文を見る
○宮地委員 通産大臣は原価主義そして公平の原則に基づいて厳正に査定をし料金の値上げを決定したい、これは電気事業法の原則に沿って言えば当然のことであろうと思います。いま国民が注目しておるのは、そうした徹底した原価主義に徹した料金の値上げの査定をするのか、あるいは経企庁長官がおっしゃ...全文を見る
○宮地委員 いま、ちまたの国民の声の中には、こういう声もあるわけです。この電気、ガスの料金の認可においては、通産大臣の認可権はあるけれども、やはり自民党の商工部会など、そうした部会調整を通じなくては、こうした決定まではなかなかいかぬ、裏から見ればやはり政治的な政策的な配慮というも...全文を見る
○宮地委員 経済企画庁に伺いたいわけでございますが、この「五十五年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」、これによりますと、五十五年度の実質経済成長率は四・八%、卸売物価は九・三%、消費者物価は六・四%という見通しを立てられております。本年度の実績見通しにつきましては、御存じのと...全文を見る
○宮地委員 ただ、電力料金の値上がりが大きな引き金になりまして、一つは産業界における設備投資に冷却的な水をぶっかけるような作用になってはならないと思います。五十四年度の実績によりますと、民間企業設備が約一五%伸びているわけでございます。経企庁の見通しで今年度は九・四%の民間企業設...全文を見る
○宮地委員 そこで、電力関係から少し具体的にお伺いを進めてまいりたいと思います。  まず、国民の一人として、また多くの国民がなかなかわかりにくい、あるいは納得しがたいという問題に配当一〇%論の問題があります。きょうは大蔵省来ておると思いますので、この電力、ガスの配当一〇%問題に...全文を見る
○宮地委員 すなわち一〇%を圧縮しても増資は可能である、こう理解してよろしいわけですね。
○宮地委員 そこで、エネルギー庁長官に伺うわけですが、今回の査定に当たりましてこの配当率一〇%が八電力からも申請の中に含まれてきているわけでございますが、北海道電力の認可に当たっては配当率八%という前例もありますし、いまの大蔵省の答弁のように、別に一〇%にこだわる必要もないわけで...全文を見る
○宮地委員 慎重に査定するということは、一〇%配当率の変更もあり得る、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 事業報酬については八%論を堅持していく、こういうようなお話が先ほど来から明確に出てきたわけでございますが、配当率についてはその点を明確におっしゃらないということは、ある程度圧縮の可能性をわれわれは期待してもよろしい、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 その程度で大体われわれとしては前者の方を理解した、こう期待をしたいと思いますが、もちろんこれは資金調達面の問題を全く無視しての話ではございません、当然資金調達力という問題を無視して電力事業というものはあり得ないわけですから。しかし、現在の厳しい国民生活環境、国民経済の...全文を見る
○宮地委員 さらに、先ほど来からも若干出ておりましたが、福祉料金体系の導入について、やはり生活保護世帯など比較的まだまだ社会的に弱いといいますか大変貧しい立場の方々も多いわけでございまして、所得の分配率の公平化という面においてもある意味では料金体系を複雑化するというデメリットもあ...全文を見る
○宮地委員 特にガス料金の関係につきましても今回新たに基本料金プラス従量制という二部料金体系を導入しているわけでございますが、やはりこの少量の使用者に若干不満の声もあるわけでございます。現行の水道料金などはこうした二部料金体系をとっているわけでございますが、そうした少量使用者に対...全文を見る
○宮地委員 特に東京瓦斯の場合は最低使用量が七立方メーター、そして東邦瓦斯が最低使用量八立方メーターというようなことで、若干一立方メーターの格差があった。それを六百九十円という基本料金でワンパッケージとして統一化するということは、やはりその積算の根拠に大変疑問があるんではないか、...全文を見る
○宮地委員 結論的にこの少量使用者、特に今回三大手のガス会社についての基本料金六百九十円プラス従量制というやり方をとったわけで、あなたは改定時にはそうした問題が起きてもやむを得ない、しかし検討はしていく、こういうお話があったわけでございますが、この少量使用者のそうした配慮について...全文を見る
○宮地委員 そこで、現在三大手のガス会社の申請が出ているわけでございますが、ガス会社は、三つの大手は基本的なそうした二部料金体系がここで確立ができてくるわけです。しかし、まだまだ地方都市においては中小のローカルのガス会社があるわけです。私の埼玉県におきましても、大宮、浦和、川口方...全文を見る
○宮地委員 その中小の地方ガスの会社の現在までにおける値上げ申請の状況、また、すでに多くの会社が認可を受けているとも聞いているわけですが、その認可の実情、そして現在申請中の中小ガス会社がどのくらいあって、どの程度の平均値上げ率で申請が出ているのか、その辺掌握しておりましたら御説明...全文を見る
○宮地委員 五七%というのは九十四社の認可をした平均値上げ率と理解してよろしいですか。
○宮地委員 特にローカルの中小ガス関係の会社については、大手三社と比べまして燃料の供給源がやはり二次的、三次的流通段階からの導入も非常に多いと言われております。それだけに大変に経営的な圧迫も大手三社に比べまして強い、こういうことも聞いております。それが即値上げということになります...全文を見る
○宮地委員 そこで、話をまた電力に戻すわけでございますが、先ほどエネルギー庁長官は、この電力値上げの一番のポイント、大きな要因は何といいましても燃料の値上がりと為替レートの円安傾向、この二つの柱が中心となって大幅値上げになってきたわけでございます。CIF価格で三十一ドル強というお...全文を見る
○宮地委員 それは一バレル当たりの総合FOBの原油価格、こういうふうに理解してよろしいのですか。
○宮地委員 それからエネルギー庁長官は、この  一年間程度は原油の高騰は余り行われないのではないか、こういうお話を先ほどからしております。ということは、逆に言えば、燃料費については査定時の実勢価格で判断する、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 たとえば東京電力などの場合は、スポットもプレミアも全部含めましてFOBの総合価格で一バレル当たり三十五ドルぐらいと申請は算定しているわけです。これについては高いと判断されますか、それとも実勢から見て妥当と判断されますか。
○宮地委員 大体わかってきましたけれども、大体この五%から一〇%の値上がりは予想されないということは、逆に言えば、実勢価格の現在の三十一ドルから二ドルぐらいが妥当の線ではないかとわれわれは理解したいのですが、この点については大きな変動はございますか。
○宮地委員 次に私は、今回の値上げが、どうもいろいろマスコミの報道などを見ておりますと、原価計算期間が一年間であるということは、一年後においてやはりOPEC等のそうした値上げの状況が大きく変化した段階においては、来年もまた再度値上げが行われるのではないか、こうした国民の危惧がある...全文を見る
○宮地委員 たとえば、どうしても私たちが疑問を持つのは、石油ショックのときの電力料金の改定の一つの事例というものがあるわけですね。あのときはたしか昭和四十九年の五月に九電力平均五六・八%上がったわけです。そのときは、油の値段が一挙に四倍になったという燃料費を中心とした値上がりとわ...全文を見る
○宮地委員 いまいみじくも長官は緊急避難的に二段階的な方式を石油ショック時にはとった。私は今回の電力、ガス料金の値上げにおいては、まさにこれは緊急避難的な配慮があっていいのではないか、こう思うのです。この点については大臣の所見を伺っておきたい。  また、経済企画庁長官も、現在の...全文を見る
○宮地委員 特に日本経済のかじ取りのかなめである経企庁長官でございから、先ほどからお話しございましたように五十五年度の経済運営の最大の眼目は物価の安定ですから、どうかそういう点の配慮をゆめゆめ忘れずに、国民生活防衛の立場に立って厳格にこの問題について奮闘されんことを御要望して終わ...全文を見る
03月06日第91回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○宮地分科員 限られた三十分という時間でございますので、簡潔に、どうか明快な御答弁をお願いしたいと思います。  ただいまも防衛費の問題などにつきましてお話があったわけでございますが、初めに、最近のアフガン事件あるいはソビエトの極東における軍事強化など、こうした一連の世界的軍事情...全文を見る
○宮地分科員 先ほどの質問の中においては、閣議決定のGNPの一%以内においての認識は変わらない。しかし、いま長官は、そうした世界情勢の変化に伴って質的な向上、質的な変化を求めていきたい、こういうお話があったわけでございます。けさの読売新聞の朝刊によりますと、アメリカのアジア政策の...全文を見る
○宮地分科員 そういうような防衛庁の装備の近代化あるいは質的向上という面と、一方で、御存じのように、最近イラン、アフガニスタン紛争などの世界的な軍事情勢の揺れ動いているという背景の中で、御存じのとおり経団連の防衛生産委員会においての試算が、特に最近、兵器の調達予算について発表にな...全文を見る
○宮地分科員 こうした防衛力増強論の陰に財界筋の大変に熱を帯びた兵器調達問題、あるいは装備の近代化という名のもとに国民の心配するような方向に行ってはならないし、過去においても国会においてこういう面の大きな警告もあったわけでございます。たとえば、防衛庁のお役人の皆さんの天下り人事の...全文を見る
○宮地分科員 少し話題を変えまして、具体的な問題について数点お伺いをしてまいりたいと思います。  初めに、埼玉県の入間市にございます入間航空自衛隊の基地の問題に絡んで何点かお伺いをしておきたいと思います。  防衛庁長官も御存じと思いますが、この埼玉県入間市というところは、都心...全文を見る
○宮地分科員 じゃ、前向きに御協力するということでございますから、どうかこの縦貫道路を建設また設置することについてよろしく御協力をいただきたい。位置については若干の変更があるようでございますが、大体煮詰まっておるようでございますので、どうか防衛庁が反対したからだめになった、こうい...全文を見る
○宮地分科員 測定のデータについては、もう玉木さんの方には私の方から差し上げておりますから十分御理解をいただけると思うのです。大変な苦労の中、地元の市あるいは埼玉県あるいは地元の住民が相当深刻に調査をしたデータでございますので、長官に差し上げてあるそのデータは、住民の大変な汗水た...全文を見る
○宮地分科員 よろしくお願いをしたいと思います。結果的にその対策が施されるまでのその経過における努力も、国民のニーズにこたえる重要な道ではないかとも私は考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  さて、具体論のもう一つでございますが、在日米軍の所沢基地の中に、すで...全文を見る
○宮地分科員 時間も参りましたので、最後に一問お伺いして終わりにしたいと思います。  ただいまの問題については、どうか粘り強く努力をしてあげていただきたい、このように要望しておきたいと思います。  最後に、私は、具体的な問題をお話ししておりますと時間がたちますので、簡単にお話...全文を見る
○宮地分科員 終わります。
03月12日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○宮地委員 参考人の皆様方には大変にお忙しい中を当委員会にお越しいただきまして、敬意を表する次第でございます。  初めに、小倉参考人にお伺いをしたいわけでございますが、先ほどお話の中で、特に五十五年度の税制改正については本格的な増税措置は見送った、しかしながら、増税については五...全文を見る
○宮地委員 国民は総選挙で一般消費税導入についてはノーという拒絶の明確な選択をしたわけでございまして、もしも五十六年度以降にこの一般消費税の導入が不可能であるということであれば、当然税調は中期答申の改正作業に踏み込んでいくべきではないか、こういうふうに思うわけでございますが、当初...全文を見る
○宮地委員 それでは、来年度以降のいわゆる大型増税の地ならしとして特に法人税の問題について税調内に専門小委員会を設けた、こういう話があるわけですね。これはいまの一般消費税にかわる新しい何らかの大型増税の地ならしとしてこのような委員会設置が行われた、こう理解してよろしいのですか。
○宮地委員 今回の五十五年度の税制改正の中で、いわゆる退職給与引当金の改正が行われました。これが法人税率に換算をしますと、あたかも大企業においては一・一%から一・五%の法人税の引き上げに相当する、こうした何か論議のすりかえ的な話が聞こえてくるわけです。当然退職給与引当金の洗い直し...全文を見る
○宮地委員 その関係はない、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 五十六年度以降については、法人税と真っ向から、真正面から積極的に取り組んでいく、こういうことでこうした専門委員会もできたのである、こう理解したいと思うわけでございます。  そこで、先ほど来から物価調整減税についてもお話が出ていたわけでございますが、これについては財政...全文を見る
○宮地委員 前向きに当然取り組んでいただきたい、こう思うわけでございます。  さらに電源開発促進税、今回千キロワット時当たり百八十五円から三百円と大幅に引き上げることになっている。本来、石油の代替エネルギーの開発、こうした重要性についてはわれわれも十分理解できるわけでございます...全文を見る
○宮地委員 もっと国民生活への影響を考えて圧縮をして、代替エネルギーの予算については別途一般会計などから検討するとか、そういう措置がとられてもよかったのではないか。いきなりストレートに消費者にぶつけるというのはどうも合点がいかない感じがするわけでありますが、良識の府と言われる税調...全文を見る
○宮地委員 さらに実質的な所得減税の問題として、現在お年寄りの皆さんが、老年者の年金、この特別控除の対象年齢が現行六十五歳になっているわけですね。これはやはり六十歳くらいに引き下げるべきだと思うのですが、この点についての検討はどうされたのでしょうか。
○宮地委員 時間がありませんから、私の方から少し御説明しておきますが、年金受給者に対する課税は、現在、年齢が六十五歳以上の場合は老年者年金特別控除として七十八万円までが適用されているわけです。これで計算しますと、たとえば六十五歳以上の方が、単身の場合、特別控除七十八万円、給与所得...全文を見る
○宮地委員 最後に岩田参考人に一問だけ伺っておきたいと思います。  先ほどから論議を呼んでおりましたが、土地問題、特に土地供給の促進については、先生もおっしゃっておりましたが、税制改正が一つの有効な手段であることは私たちも十分に認めるものでございますが、何分にも先ほどから先生の...全文を見る
○宮地委員 終わります。どうもありがとうございました。
03月28日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○宮地委員 参考人の皆様方には、大蔵委員会にお越しいただきまして、心から敬意を表したいと思います。  私も、限られた時間が三十五分ということで、六人の参考人の皆さんに全部お聞きができるかどうか、その点についてはあらかじめ御理解をいただきたいと思います。  先ほど来から、本日の...全文を見る
○宮地委員 中小企業の問題については地方銀行、相互銀行、信用金庫と、大体左の方にいく参考人の方の御発言の方が非常に積極的で迫力があり、中小企業を何とか守っていこうという熱意が感じられたのですが、右の方の参考人の方はどうもための御答弁のような感じがするわけです。特に私が心配する点は...全文を見る
○宮地委員 特に、先ほど来からも関会長からお話ありましたように、日本経済の戦後の、今日の繁栄、発展を目立たない、本当に陰の中で支え、築いてきたのは、やはり多くの中小零細企業の方々の大変な御努力というものがあったことは周知の認めるところでございます。しかし、そうした日の当たる、目立...全文を見る
○宮地委員 次に、住宅ローンの問題について少し伺っておきたいと思います。  さきの第四次の公定歩合のときは〇・六%の引き上げで、それに対しては、住宅ローンについては四月一日から新規のものについては〇・三%、八・二二が八・五二、こういうような形になっていく様相でございます。第五次...全文を見る
○宮地委員 特にこの枠の問題については、今回の日銀の貸出枠のしぼりですね、窓口指導というものの影響が一段と出てくると思うのです。  そこで、最近、これは三菱銀行さんと日本生命ですか、いわゆる生保との提携によって実質的な枠を拡大して住宅供給に資していこう、こうした新手の住宅ローン...全文を見る
○宮地委員 この住宅ローンの問題については、庶民のマイホームに非常に大きな影響が出るだけに、政策的にもできるだけ圧縮をしていくべきではないかという気持ちを私は持っておるわけでございます。今回の長期プライムあるいは公定歩合の引き上げによって預貯金の金利も恐らくこれから上がってくると...全文を見る
04月08日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○宮地委員 初めに、きのう、きょうの急激な円安の問題と国民経済に与える影響について大臣の所見を伺っておきたいと思います。     〔委員長退席、金子(み)委員長代理着席〕  昨日は円安が二百六十円台をクリアいたしまして、さらに本日夜中の二時ごろですか、カーター米大統領のいわゆ...全文を見る
○宮地委員 大臣も御存じのように、円相場が一%変化が起きますと大体〇・一%卸売物価を引き上げる、これは経済の常識なんですね。ですから、たとえば先月二百四十八円前後であった相場が二百六十円を超えますと、少なくとも〇・五%ぐらい卸売物価がこの一月足らずで上がってくるわけであります。そ...全文を見る
○宮地委員 たとえば、これは朝日新聞のいわゆる全国の世論調査ですね、このデータによりましても、いま国民の皆さん、最大の社会問題、また政治に求めているものは何かと言うと、やはり物価に対する不安、これの解決の見通しというか、そういうものを政治的に何とかやってもらえないか。特に、これに...全文を見る
○宮地委員 やはり物価の最大の大目付は経済企画庁でありますし、大臣に課せられた今日の日本経済の中における立場というものは非常に重要でございます。どうかタイミングのよい、また国民の生活を物価から守るために国民の声に耳を傾けて全力で対応されんことを強く要望しておきたいと思います。 ...全文を見る
○宮地委員 公取委員会の方でも牛乳に関する不当廉売措置の件数、皆さんの方のデータをいただきましても五十三年度では申告件数二百八件、警告等の措置件数は百七十四件。五十四年度については三百八十四の申告件数に対して二百九十八の警告の措置、そうした件数で非常に大変な数があるわけですね。こ...全文を見る
○宮地委員 農林水産省にちょっと伺っておきたいのですが、特に最近、牛乳の家庭配達について、やはり妊産婦だとか乳幼児あるいは寝たきり老人、病人、こうしたところに対する宅配、これは社会的にも大変重要な役割りを果たしている、私はこう理解しているわけでございます。特に宅配牛乳の消費の拡大...全文を見る
○宮地委員 ぜひ大幅な国庫助成を検討していただけないか。要望が強まってからというのでなくして、現在牛乳の需給関係も非常に需要と供給のバランスが崩れておるわけです。そういう点でやはり消費の拡大あるいは流通の合理化には、国民の健康保持という立場から私は積極的に取り組んでいくべきではな...全文を見る
○宮地委員 この牛乳問題で大臣に所見を最後に一言だけ伺っておきたいのですが、やはりわが国の酪農乳業界の当面の最大課題は牛乳の需給均衡ですね。これをどう維持していくかという問題であろうと思うのです。やはりこの牛乳という問題は国民の健康を保持するために非常に大事な飲用水だと私は思うの...全文を見る
○宮地委員 次に、金の先物取引の問題について少しテーマを移してまいりたいと思います。農林水産省の方はお帰りくださって結構です。  最近、いわゆる金の先物取引という名のもとにいろいろブラックマーケットにうごめく詐欺師といいますか、そういうようなことで消費者の間でも金の先物取引に対...全文を見る
○宮地委員 たとえば、これは悪徳商法被害者対策委員会に寄せられた訴えをもとにしまして、その会がまとめた金先物取引業者ワースト十七、こういうことでそのデータによりますと、これは皆さん御存じのように堺次夫さんという方が会長をしてやっておるわけでございますが、たとえば新潟県の地域で被害...全文を見る
○宮地委員 特にこのいわゆる金の先物取引というものについて、結果的には詐欺とか横領とか背任という形で検挙しているようでありますけれども、やはり商品取引所法の第八条の解釈について、どうも法務省と内閣法制局の間に若干の食い違いがあるように見受けられるわけでございます。やはり商品取引所...全文を見る
○宮地委員 ネズミ講のときもそうでございましたが、最近は公務員を退職した方々に非常に被害が多いという状況のようですね。非常に賢い公務員の皆さんがなぜ退職金をこんな金にだまされるのか、私も不思議でならないのですけれども、いずれにしても全国的に大変な被害者が出ておるわけでございます。...全文を見る
○宮地委員 大臣に最後に。最近のこうした悪質な業者による、特にそうした被害者の続出ということで、全国的に北海道から九州まで金の先物取引という問題で大変にだまされているわけですね。どういう手だてでだましているかということは本当は大臣にゆっくり御説明すると、大臣もこれは大変だというこ...全文を見る
○宮地委員 環境庁、厚生省の方々には、時間が参りまして質問の機会がございませんで、大変失礼いたしました。  時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
04月16日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
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○宮地委員 私は、最初にわが国の経済の中におきましても特にこの八〇年代重要なオイルダラーの還流問題について少し大臣の所見を伺っていきたいと思います。  明日から主要先進国首脳会議の、いわゆるサミットの第一回準備会議を皮切りにいたしまして、今月から特にIMFあるいはOECDあるい...全文を見る
○宮地委員 そこで、昨日大蔵省が五十四年度の通関統計を発表されております。それによりますと、約百三十四億二千六百万ドルの五十四年度は輸入超過である。そういう中で、特にこれは石油、原油の輸入に伴いまして、五十四年度と五十五年度、資料をいただいておるわけでございますが、輸入量、輸入金...全文を見る
○宮地委員 これは関税局からいただいた資料によりましても、ただいま国金局長の報告がありましたように、五十四年度と五十五年度、いわゆる原油の輸入について輸入量が一応同じというふうに仮定して約百五十億ドルの外貨が出る勘定になるわけでございまして、これはわが国の今後の国際金融の上におい...全文を見る
○宮地委員 大臣はそういうふうにおっしゃっておりますけれども、この国債売却問題について、すでに日銀は売却先の国名や額、そうした取引上の秘密事項なのでその内容的な面は言えないとしても、「オイルマネーを継続的かつ長期的に導入する方向で産油国への国債売却を進めている」、こうした発言が十...全文を見る
○宮地委員 特に、このオイルダラーの還流策というのは、わが国にとっても非常に重要な政治的、また経済課題であろうと思うのですね。これについてはやはり相当突っ込んだ対応策というものを大蔵省当局としても十分検討しておくべきではないか、こう私は思うのです。  たとえば、すでに御存じのよ...全文を見る
○宮地委員 国際金融局長、オイルダラーの還流策については、事務レベルとしてはこの点は現在検討されておりますか。
○宮地委員 IMFの国際会議に参りまして、大臣、IMFの現在の機能をたとえばオイルダラーの還流対策に対してさらに強化する、こうした問題についての発言をする用意はありますか。
○宮地委員 特にオイルマネーの還流策については、わが国は人ごとではない、非常に重要な経済的課題でございますので、それ相当の対応と研究と、また日本国を代表して大蔵大臣が行くわけですから、どうかその点については過ちのない対応をしていただきたい、強く要望しておきたいと思いますし、帰って...全文を見る
○宮地委員 確かに、数字の並びぐあいを見ますと、最後のけつだけ前回と合わせている感じがするのです。たとえば今回の第五次公定歩合の引き上げが五回合わせますと五・五%、それに対しての定期の一年もの、二年ものについてはこの第五次の値上がりを全部加えましても三・三五。前回ちょうどオイルシ...全文を見る
○宮地委員 公定歩合の引き上げあるいは引き下げ、こうした問題においての預貯金の金利の上げ幅あるいは引き下げという問題は、そうした大衆預金者の非常に大きな関心とまた国民経済の中における重要な事項であろうと私は思います。しかし、いま私が申し上げたような批判も国民の間には全くなきにしも...全文を見る
○宮地委員 きょうは限られた時間で少し盛りたくさんに予定をしておるわけでございますので、次に少し物価との絡みでお話を伺っておきたいと思います。  五十四年度の政府の消費者物価の見通し四・七に対しまして、この三月末で東京総合の三月速報によりますと大体前月比〇・五二%上がるというこ...全文を見る
○宮地委員 いずれにしても、そうしたげたが踏み込んで今後の公共料金の値上げあるいは相次ぐ物価の高騰の状況を見ておりますと、政府の六・四というのは非常に厳しい。民間の専門の経済調査機関によりましても九%を下らないだろう。下手をすると二けたにいくだろう。こうした消費者物価の大変な高騰...全文を見る
○宮地委員 この問題は、またいずれ今後の大蔵委員会においても十分にお互いの意見を交えて論議を進めさせていただきたいと思います。  最後に、国税庁の次長が来ておりますので、伺っておきたいと思いますが、最近特に申告所得税の還付申告、これが非常にふえてきております。特に還付金の状況を...全文を見る
○宮地委員 最後に大蔵大臣に所見を伺っておきたいと思います。  いまも次長おっしゃいましたように、限界に来ておる。特にいまの不正申告を担当しております、不正防止のためにいろいろ担当しておるのは管理、徴収部門なんですね。これは五十年に比べますと実際に人員が減っておるのですね。七千...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、中小企業庁の皆さんには時間の関係で質問の機会ができませんことをお許しいただきたいと思います。  、どうもありがとうございました。
04月23日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号
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○宮地委員 きょうは大蔵大臣代理兼経済企画庁長官でございますので、最初にこの電源開発促進税法と物価との関係について伺います。  今回の電発税の引き上げで千キロワット当たり八十五円が三百円という引き上げでございまして、これが国民の平均世帯の四人家族では四十円程度の負担だとか、ある...全文を見る
○宮地委員 引き上げの額も三倍強の引き上げに今回なっております。もちろん、今後の日本のエネルギーの需給関係を見たときに、代替エネルギーあるいは新開発エネルギーというものの必要性は十分理解できます。しかしながら、現在の国民生活を取り巻く経済環境、そういう中でやはりこうした引き上げが...全文を見る
○宮地委員 そこで、私は、この電源開発促進税法につきまして、やはり率直な国民の立場から何点かの疑問について少しお伺いをしていきたいと思うのです。  まず第一点といたしまして、この電源開発促進税法あるいは電源開発促進対策特別会計法が四十九年度に創設をされたときに、まず非常に不見識...全文を見る
○宮地委員 いま主税局長がおっしゃったように、輸入数量が約二億八千万キロリッター、これが一応横ばいであったとして、バレル当たり二十九ドル、これはことしはもう無理で、三十ドルを超えて三十二ドルくらいにきておるのが現状でございます。また、対ドルレートにしても、大体二百四十五円から二百...全文を見る
○宮地委員 私が言いたいのは、石油税の三・五%というのはCIFプラス関税掛ける三・五ですから、企業から取るのです。税調の中に、いわゆる自然増収の見込みを予測して「税率をある程度引き上げることが必要と考えるが、昭和五十五年度においては、原油価格の上昇等により相当な石油税収が見込まれ...全文を見る
○宮地委員 いまお話しになったこの額は、いわゆる財政法六条の純剰余金ですね。確認しておきたいと思います。
○宮地委員 すなわち五十三年度で約二百六億円の純剰余金が出て、これがいわゆる公債財源に使われている、こういうことですね。
○宮地委員 そうしますと、この電源開発促進対策特別会計法の十条で資金運用部資金に回った金じゃないのですか。
○宮地委員 財政法六条というのは、いまお話ししましたようなそうした公債財源に一応回される。そうしますと、逆に今度は財政法第四十一条のいわゆる剰余金は四十九年度以降どうなりますか。
○宮地委員 いずれにしても、たとえばいまお話しのように、五十三年度の決算ベースで剰余金は差し引き約六百十四億円ですね。これだけの剰余金が出ていながら、なぜここでいま引き上げをしなければならないのか、その点についての理由づけを言ってください。
○宮地委員 この電源立地が非常に難である、だからこれだけの剰余金が出た、これだけが私は理由じゃないと思うのです。現実にいわゆる特定財源としてのお金が各自治体に流れて、実際に取り扱いの指導的立場は通産省がやっておる。実際、たとえば電源立地促進対策交付金なんかにつきましても、五十三年...全文を見る
○宮地委員 能力は十分にあるのではないかと考えておりますということですが、改善する意思はありますか。
○宮地委員 主計局、大蔵省としてはいかがでしょうか。
○宮地委員 さらに原子力発電の安全対策に対するところの安全等対策費、その中に、たとえば柱として原子力発電安全対策等委託費、これは民間の調査機関に委託をして原子力発電の安全対策に相当なお金を突っ込んでいるわけですね。五十三年度の実績でも約百二十八億、さらに原子力発電安全対策等補助金...全文を見る
○宮地委員 いずれにいたしましても、大臣もいまいろいろ聞いておわかりいただくと思うのですが、一つは石油税の自然増収が相当見込まれるという事態がいま発生しているということ。それから、電源開発促進税が今回改正されまして、いわゆる立地勘定と電源多様化勘定に分かれる。そういう中で、特にい...全文を見る
○宮地委員 おたくの大蔵省から出た資料に基づいても、先ほどお話ししましたように、不用額は、五十三年度は百七十五億、五十二年度は百六十億七千万、五十一年度は百四億六千万、五十年度は三十三億。不用額にしても三十三億から百七十五億、大変な額に上がって、歳出予算現額に対する歳出額の割合か...全文を見る
○宮地委員 さらに、そういうような論議の中の最大の問題点は特定財源制度といいますか、特定財源であるというところに大きな無理とひずみが出てきているのではないか。先ほどから同僚の委員からもお話がございましたが、今後の日本の国家的事業であるエネルギー対策については、やはり思い切った一般...全文を見る
○宮地委員 終わります。     —————————————
○宮地委員 参考人の皆さんには大変お忙しい中、御苦労さまでございます。  初めに、今回の電源開発促進税の問題について、特にエネルギー対策という一つの目的税としていわゆる税金を一般の国民、庶民からさらに引き上げて取る、こういうことでございますが、先ほど来から、参考人の中で木下参考...全文を見る
○宮地委員 木下参考人に伺いたいのですが、この電源開発促進税の特に電源立地勘定の実際の決算の状況あるいは歳入、歳出の状況を見てまいりますと、余剰金あるいは不用額が年々拡大をしているわけでございます。ひもつきのものもあるということでございますが、現実にたとえば五十三年度を見てまいり...全文を見る
○宮地委員 消費者の代表である清水さんは、この点についてはどういうふうにお感じになりますか。
○宮地委員 それから木下参考人に伺いますが、この石油税については、税調の報告によりますと、「その使途を拡大して代替エネルギー対策を含めることとし、税率をある程度引き上げることが必要と考えるが、昭和五十五年度においては、原油価格の上昇等により相当な石油税収が見込まれるところから税率...全文を見る
○宮地委員 限られた時間が参りましたので、最後に電気事業連合会の正親副会長さんにお伺いしておきたいのですが、いわゆるこの電源立地勘定、特に五十五年度は五百九十九億円の中に立地対策交付金が四百十四億組まれておりますけれども、こうした電源立地の勘定は、四十九年創設以来非常に立地難とい...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、終わります。参考人の皆さん、ありがとうございました。
05月08日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第13号
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○宮地委員 初めに私は消費者物価の動向についてお伺いをしてまいりたいと思います。  特に、この四月の消費者物価が前年同月比で七・六%と大変な高い消費者物価の高騰を示したわけでございますが、この消費者物価指数は四月の九日、十日、十一日の三日間での調査した速報値でございまして、その...全文を見る
○宮地委員 国民の生活実感からいきますと、五十四年度の消費者物価が四・八%ということで政府が発表しておりますけれども、現実はそんな甘い数字の実感ではない。特に、すでに御存じのとおり、消費者物価の全国ベースにおいても昨年の十二月までは五%台でありました。ことしになりまして、一月が六...全文を見る
○宮地委員 いわゆる独禁法十八条の二の問題については罰則規定がないわけですね。結果的に公取が報告を取って国会に白書で出すということでございますが、企業が非常に悪質であれば証人喚問あるいは参考人という手段もありますけれども、実際この罰則規定が非常に弱い。それだけにこの監視というもの...全文を見る
○宮地委員 そうした監視体制というものの重要な大目付であります公取の奮闘努力に期待したいと思います。  そこでさらに、ちょうどこうした問題が出ましたのであわせてお伺いしたいのですが、特に物価鎮静への行政監察という問題についてはすでに行政監察局が物価調査、監視対策を中心として発表...全文を見る
○宮地委員 いわゆる五月二日に関係省庁に実施要綱を発表していますが、具体的に対象品目などについてもう少し詳しく発表していただきたいと思います。
○宮地委員 その結果はいつごろ国民に発表していただけるのですか。
○宮地委員 どうかこれがアドバルーンで結果的にどうも余り効果がないというような国民のひんしゅくを買うことのないように、特にこうした制度については非常に国民も期待をしておりますので、この点についてはどうか経済企画庁長官も行管庁長官とタイアップしてぜひ努力していただきたい、大臣の決意...全文を見る
○宮地委員 次に、最近のやはり大きな物価高騰の傾向の中で実際に心配する問題の一つとして、建設資材の価格の動向についてちょっと伺っておきたいと思うのです。  最初に鋼材関係ですね。これがいまお話しのように、一斉に値上げが行われまして、これが結果的に今後どのような形で——やはり産業...全文を見る
○宮地委員 時間もありませんので、次に特に私の方で伺っておきたい。たとえばセメント関係ですね、セメントはこれはことしになって大体袋当たり五百七十円ペースが五月に入りましてから六百五十円ぐらい、五月五日の速報でございますが、ここでちょっと上がりぎみである。またセメントの普通のバラ、...全文を見る
○宮地委員 大臣にこの点についてちょっと伺っておきたいのですが、いま申し上げたような国民の住宅建設の非常に基本的な各資材ですね、この業界においてもやはり公共料金の値上がり、あるいはオイルのそうした値上がり、あるいは最近の金利負担増、そういう面、あるいは原燃料のいま申し上げた高騰、...全文を見る
○宮地委員 午前中も同僚委員から若干問題が触れられましたが、いわゆる大蔵省の調査に基づいている輸入品転がしの問題について、午前中は大蔵省の関税局からの報告を一応私も聞かしていただきました。結論的には関税法に基づく搬出命令というものの発動は大蔵省としては考えていない、しかし大臣とし...全文を見る
○宮地委員 農林水産省のその前段の答弁を聞いていますと、まことに国民は、これは非常に納得しがたいと思うのですね。農林水産省というのは、それでは輸入品のそうしたひどい転がしを認めるのか、こういう発言にとれるようなニュアンスはまずいと思うのですね。  たとえば牛肉について十五回の転...全文を見る
○宮地委員 大蔵省、先ほどあなたは、関税法でいわゆる搬出命令の発動については大蔵省としてはまだ検討してない、こういうことですが、やはり国民生活を守る、また大蔵省としても、非常に重要なわが国の経済運営の特に財政面をリードしていく大蔵省がそんな弱腰じゃ困るのであって、もう少しこの点に...全文を見る
○宮地委員 農林水産省として、今回の調査に基づいて、こうした搬出命令あるいは売り惜しみの規制、こうしたものについて行政指導していく考えがありますか、この点について伺っておきたい。
○宮地委員 物価のお目付の経済企画庁ですね、特にエビなんかの場合で、輸入業者がキロ当たりが三千二百六十円で、第十次で四千三十三円、あるいは牛肉のキロ当たり四百五十七円のものが千百九十円、実際にこうした価格のつり上げが転がしで操作されている、こういう実態に対して農林水産省と協議の上...全文を見る
○宮地委員 農林水産省に、マグロの高値安定ということで、特に最近幅をきかしている直販商法、商社の入ったこうしたものが出荷調整をしているのではないか、こうした批判も特にマグロの関係についてはあるわけでございますが、この点について農林水産省はどういう調査あるいは対策を講じておられるの...全文を見る
○宮地委員 時間がありませんので、このマグロの問題については今後継続して少し調査をし、また対策の状況を報告いただきながら監視をしていきたい、私はこのように思いますし、大手商社の横暴なる商法によってマグロが高値安定でなかなか国民の口に届かない、こういったいわゆる素朴な批判に対しては...全文を見る
○宮地委員 大臣のそうした考えは十分に敬意を表したいと思いますが、いま申し上げましたような物価対策に対する自民党への申し入れ、これはいわゆる昭和五十五年度の予算修正の中の五百億円の具体的なきめ細かい運用、こうした面についての要請をしたわけでございまして、特に政府としてこの五百億円...全文を見る
○宮地委員 終わります。