宮地正介

みやちしょうすけ



当選回数回

宮地正介の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第101回国会 衆議院 本会議 第7号
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○宮地正介君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案のいわゆる直税三法につきまして、総理並びに関係大臣に若干の質問を行うものであります。     〔議長退...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○宮地分科員 きょうは限られた時間でございますので、何点かにつきまして御質問してまいりたい、こう思っております。  初めに、埼玉県の入間市にございます入間航空自衛隊の基地の問題につきまして御質問させていただきたいと思っております。  去る一月二十六日に、この入間航空基地のいわ...全文を見る
○宮地分科員 航空訓練についても従来どおり、このように理解してよろしいですか。
○宮地分科員 それでは、いわゆる入間基地と硫黄島の分屯地はせいぜいC1の輸送機の通信の往来、この程度である、このように理解してよろしいでしょうか。
○宮地分科員 そこで、この入間基地に伴う防音問題などについて若干確認をしていきたいと思いますが、防衛施設周辺の生活環境の整備に関する法律の第四条、これが今民間住宅に対する住民の大きな反発といいますか、非常に不満が出てきていることは防衛施設庁としても十分理解していると思います。 ...全文を見る
○宮地分科員 防音対策の基本的な理念、原点、これを確認すれば、今施設庁長官のおっしゃっておるようないわゆる事務レベルの判断では国民の納得は得られない、むしろ皆さんが一生懸命御努力されているにもかかわらず国民感情は逆の方向に行くんではないか、私はこういう感じがするのです。そこで私は...全文を見る
○宮地分科員 さらに、例えば個人住宅の防音につきましても、大臣に聞いていただきたいのですが、今二戸当たり一室約百三十万程度の補助が出ているようであります。しかし、この実態の積算の根拠となりますと、非常にまだまだ現実的には現場の施工業者などの間にも大きな不満があるんですね。  例...全文を見る
○宮地分科員 私が言いたいのは、一〇〇%防音効果がないという意味じゃないのです。いわゆる本来の防音対策の補助金をせっかく大変な税金の中から出していながら、皆さんの思うような、意図するようなところに現実の現場は対応されていませんよ。先ほどの例えば第四条の問題もしかり、現実の防音対策...全文を見る
○宮地分科員 米側のいわゆる通信施設の機能の重要性、そこでなかなか一部返還、共同使用は難しい。となりますと、既に御存じだと思いますが、昨年の六月にこの米軍の、米空軍所沢施設の機能改善計画、この問題について、地元の今は亡き平塚所沢市長が防衛庁あるいは外務省にその照会をしているんです...全文を見る
○宮地分科員 外務省に伺いたいのですが、一九八二年の十一月二十八日に、地元では、所沢市では、せっぱ詰まりまして、当時の横田の司令官でございましたハワードさんに日米共同使用のスポーツ広場としての解放を求めた。そのときには非常に快くハワードさんも対応してくれた。ところが、後ほど、それ...全文を見る
○宮地分科員 大臣、今いろいろ限られた短い時間でございますが、御質問させていただきましたが、私は、日本のこれからの防衛というものは非常に大事な時期に差しかかっておる、国民のコンセンサスなくしてはひとり歩きはできないと思う。しかし、これからの国民の皆さんは非常にニーズが多様化してい...全文を見る
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○宮地分科員 私は、首都圏におけるところの交通輸送体系の整備拡充の問題につきまして、限られた時間でございますが、運輸大臣を初め関係当局の皆様方に御質問をさせていただきたいと思います。  また、きょうは参考人として営団の総裁には、大変御多忙の中、御協力ありがとうございました。 ...全文を見る
○宮地分科員 今運輸大臣から大変積極論者であるという大変ありがたい答弁がありました。しかし、財政当局もいろいろ御苦労がありますが、現実に国費ベースで見ますと、例えば地下鉄の問題と言えば帝都高速度交通営団でございます。この帝都高速度交通営団に対する国費ベースの補助金は、五十五年度百...全文を見る
○宮地分科員 具体的に地下鉄有楽町線の問題につきまして、営団総裁並びに鉄監局長に、現状と今後の見通しについて。特に池袋-営団成増間が昨年六月に開通をし、また新桜台間が十月一日から開通をいたしました。今後さらにこれが営団成増から和光、志木、そして西武鉄道沿線につきましては、練馬、石...全文を見る
○宮地分科員 六十一年三月開業に御努力いただいておることについては、私は敬意を表したいと思います。既にこの地下鉄の八号線有楽町線の問題は、十数年来計画変更がたびたび行われて、今日に参りました。事務当局としては十分御承知おきと思います。特にこの有楽町線の東武東上線乗り入れの志木まで...全文を見る
○宮地分科員 そこで、この六十一年三月に特に東武東上線の志木までの相互乗り入れ、それに伴って次の大きな課題は、既に御存じと思いますが、埼玉県西部地域の人口急増、これに伴う通勤通学難解消、この根本的な心臓部は、むしろ志木以北の川越までの相互乗り入れが最大の心臓部である。昭和五十二年...全文を見る
○宮地分科員 御存じだと思いますが、川越市長が会長になりまして地下鉄建設促進協議会というのが既にできて、発足をしているわけでございます。この地下鉄建設促進協議会の協議の中におきまして、特に民間でございます東武鉄道におきましては、この川越-志木間の一般相互乗り入れについて、相互乗り...全文を見る
○宮地分科員 この志木-川越間の一般相互乗り入れにつきましても、これは十数年来の悲願でございますので、今お話を伺っておりますと、何か私から今初めて聞いたような感じの答弁でございますが、これはとんでもないことでございまして、もう十数年来、東武鉄道さんあるいは営団さんあるいは運輸省、...全文を見る
○宮地分科員 前向きとの答弁でございますので、今後ともぜひよろしくお願いをしたいと思います。  時間が限られておりますので、地下鉄問題についてあと一点だけ、私は御要望とその対応について伺っておきたいと思います。  先ほどからお話ございましたが、この地下鉄有楽町線の問題は、当初...全文を見る
○宮地分科員 次に、国鉄の川越線、八高線の複線電化の問題を含め、いわゆる通勤新線と言われております宮原あるいは大宮、赤羽、池袋、場合によっては貨物線を利用しての新宿まで、こうした問題が東北新幹線の大宮-上野間の開通に伴って現在計画実施が進んでいるわけでございますが、まずこの点につ...全文を見る
○宮地分科員 私は、この南古谷の車両基地の問題というものは非常に大事な問題を含んでいると思っております。それはなぜかといいますと、今常務理事がお話しのように、宮原、大宮、赤羽、池袋の通勤新線の車両基地であるということ。もう一つは、国鉄の川越線、八高線の車両基地であるということが計...全文を見る
○宮地分科員 終わります。
03月23日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○宮地委員 私は、直税三法に関連いたしまして、「増税なき財政再建」の問題につきましての大蔵省当局の基本的考え方を少し確認したいと思っております。  国民の多くの皆さんは、昨年の総選挙におきましても「増税なき財政再建」ということについては大変に期待をしておりました。特に昨年来、与...全文を見る
○宮地委員 租税負担率の問題を言っておりますが、きょうは国民生活の観点から率直に、謙虚にお答えいただきたいと私は思います。  今回の所得税法あるいは租税特別措置法、法人税法、こうした法案の審議に当たりまして今回政府の出されてきた税制改正案、これは率直に言いまして減税につきまして...全文を見る
○宮地委員 今主税局長から、「増税なき」というのは租税負担率が上がらないことである、しかし、〇・三%の租税負担率の上昇は自然増収である、こういう答弁でありますけれども、そうしたいわゆる展開論というのは国民の皆さんは理解してないと私は思います。  また、今回の中曽根総理の施政方針...全文を見る
○宮地委員 具体的に私はまず法人税の問題から少し伺っていきたいと思いますが、今回の法人税率の一・三%、また一%アップ、これはまず角度を変えまして、産業の活力の面に非常に大きな影響を与えるのではないか。また、中小企業の立場から見ますと、この一%のアップというのはやはり大変深刻ではな...全文を見る
○宮地委員 いわゆる民間活力を引き出して景気の浮揚に役立てよう、日本経済に大きな活力を与えていこう、これは中曽根内閣の政策の大きな目玉であろうと私は思うのです。私は、今回の法人税率の引き上げは、まさにそうした内閣の基本の目玉に対して逆なでする、活力を失うようなことで、大蔵省当局が...全文を見る
○宮地委員 私は、景気の面から見ましても、やはり今までは比較的物価も安定し、また経済成長率も五十八年度までは三・四%、大体三%台で来られた。しかしこの五十九年度は、政府見通し四・一%の経済成長率を見込んでおりますが、私は諸般の情勢いろいろ分析して研究してみますと、五十九年度は非常...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、所得税法などにつきましては午後の部に移したいと思います。
○宮地委員 最初に大蔵大臣に御質問申し上げます。  大型間接税の導入につきまして中曽根総理は、みずからの内閣が存在しておる間は導入をしない、公約である、このように参議院の予算委員会などでお述べになったと承っておりますが、今後の財政の厳しい状況などを考え、見たときに、大蔵大臣とし...全文を見る
○宮地委員 この秋に総裁公選があるようでございますからどうなるかわかりませんが、当両国民は六十年度予算でこの問題はない、このように理解をしていると思いますが、これでよろしいでしょうか。
○宮地委員 特にこの大型間接税の導入については、大平政権のときに政府はあの一般消費税導入で大変に苦い経験をしておるわけでございますし、またこれは増税の中におきましても、国民の反対運動も非常に強い。しかし一方では、財政当局としては財政再建をしていかなくてはならない。今いみじくも大蔵...全文を見る
○宮地委員 また時間が限られておりますのでこの論議は後に回しまして、若干所得税法の改正について、具体的問題について伺っていきたいと思いますが、特に新規控除の問題について、中間答申では非常に消極的な答申をしているわけでございます。  やはり国民のニーズの中には、一つはパート減税の...全文を見る
○宮地委員 私は、税について一番大事なのは、一つはやはり税に対する不公平感を国民が非常に強く抱いている、これをいかにして払拭するか、こういう面が一つと、もう一つは、国民の生活実感、税的な控除によって、暮らしと税というものとの関係をもっと緊密化して、何とかその期待にこたえてくれない...全文を見る
○宮地委員 論議は後ほどまだやるチャンスがありますので、またやっていきたい。  少し具体的問題で、最近非常に多くのいろいろの団体の皆さんから、記帳義務の問題について、自主申告制度の精神を脅かすのではないか、民主主義の基本にもとる問題でございますが、この点についてはどのように、今...全文を見る
○宮地委員 特に国税庁にお伺いしたいのですが、最近国税業務が質的な面あるいは量的な面で非常に増大をしている、このように思います。例えば法人関係にいたしましても、昭和四十六年と昭和五十六年の十年を比べましても一五四。三%、一・五倍にふえております。こうしたニーズの多様化の中、質、量...全文を見る
○宮地委員 人事院の方に伺いたいのですが、公務員制度の見直し作業を現在進めているようですけれども、これに際して、国税職員について、特に十年間、国会におきましても附帯決議がついているわけでございますが、これはどのように尊重され、また今後国税職員については見直し作業の中でどのように考...全文を見る
○宮地委員 大蔵大臣、この国税職員の皆さんの御苦労に対してまだまだ非常に見直しをすべきである、決してそんなすばらしい待遇はされてないと私思うのです。特に、中高年層の処遇改善の問題、また人員など仕事の量との関係、特に最近の非常に税務行政の厳しい情勢、こういうことから考えましたときに...全文を見る
○宮地委員 確定申告の問題について少し伺いたいのですが、三月十五日で確定申告が終わったわけでございますが、現場の税理士の先生方が、二月十六日から三月十五日の約一カ月間、そのうちの四日から五日間ぐらい無料奉仕で、無料税務相談というものを各所でやっておりまして、私も国会の合間を見まし...全文を見る
○宮地委員 限られた時間でございますので、これで終わります。  経済企画庁の皆さんには景気問題と税収見積もりなどについて伺いたかったのでございますが、お許しいただきたいと思います。次の機会によろしくお願いしたいと思います。
03月27日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○宮地委員 木下参考人には、連日大変に御苦労さまでございます。  初めに、私は所得税法の改正の問題につきましてお話を伺いたいと思います。  既に御存じのとうに昨年来、所得税の改正につきましては、一つはやはり課税最低限の思い切った引き上げをやるべきである。昭和五十二年に改正され...全文を見る
○宮地委員 今回、課税最低限の引き上げと税率の調整という両面に御苦労されたことは私も承知をしているわけでございます。特に税率の調整について非常に重点を置かれた、こういうふうに今お話があったわけでございまして、私は今回の税率の調整についての御苦労は多としたいと思います。  しかし...全文を見る
○宮地委員 さらに、今回の税制改正で国民の立場から大変不可解に思えるのは、そうしたいわゆる所得税減税を初めとする減税の財源措置、この財源措置がいわゆる見返り増税によって行われる、この点についてやはり国民は、そうした税制の改正に対して裏切られたなという感じを持っておるのが率直な感情...全文を見る
○宮地委員 税制改正の「基本的考え方」、この中に「財政改革を進めるに当たっては、まず、徹底した経費の節減合理化による歳出の抑制に努めるべきであり、その際には単なる経費の節減の範囲を超えて制度、施策の基本にまで立ち返った歳出構造の抜本的見直しが要請されることこれを今木下参考人が、も...全文を見る
○宮地委員 時間がありませんので、次に、いわゆる「増税なき財政再建」の租税負担率の問題ですね。昨日も参考人がおっしゃっておりましたが、いわゆる臨調答申の基本の枠を守りながら税調としては審議をしていく、この租税負担率の維持の問題は既に破られております。五十九年度予算ベースの租税負担...全文を見る
○宮地委員 いわゆる臨調答申を破ることにはならないか、それでもそういう所見でよろしいんですか。
○宮地委員 もう一つ国民の税に対する大事な点は、税に対する不公平感を解消すべきである、そういう中で今回特に有価証券譲渡益税、これは非常に難しい問題であります。あるいは退職給与引当金制度の見直し、こういうものが五十九年度予算編成の前に、やはりいろいろ論議が国民の間でもありました。し...全文を見る
○宮地委員 時間が来ましたので終わります。参考人には大変ありがとうございました。
03月28日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○宮地委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました所得税法等、租税特別措置法、法人税法のそれぞれを一部改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  私は、まず、国民の多くが、さきの総選挙におきまして、政府・自民党に対し厳しい審判を下したにもかかわらず、中曽...全文を見る
03月30日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○宮地委員 きょうは関税定率法の一部改正案について審議をするわけでございますが、特にこれは自由経済体制を開放するというところに大きな意義があるわけでございます。きょうは七十五分の時間が四十分ということで縮減されましたので、内容的に限りある時間の中で詰めてまいりたいと思いますので、...全文を見る
○宮地委員 こうした対日貿易におけるアメリカの大変な赤字収支の中で、特に先日からリーガン財務長官が日本に参りまして、いわゆる円ドル部会というのが行われてきた。リーガン財務長官も、日本政府については、言葉だけの対応ということで大変怒りを爆発させているようであります。特に今回の交渉に...全文を見る
○宮地委員 特に、金融開放を求める米国のねらいが円ドル相場の適正化、日本の円高にあるのではないか、それとも米金融機関の日本での事業の機会、こういうものを拡大するところにあるのか、いろいろ言われているわけでございます。特に金融開放の問題につきまして、果たして本当にこれによって円相場...全文を見る
○宮地委員 特に、リーガン財務長官はやはり六月のロンドン・サミットまでの決着ということに大変期待されているようでございますが、日本の金融資本市場の開放にはタイムリミットというものが陰で相当動いている、こう思います。現実には、そうなりますと四月ごろには計画の全体が出てこなければなら...全文を見る
○宮地委員 この問題も、日米間の国際収支の解決問題に非常に大きな役割を果たす一つであろうと私は思いますので、ぜひこの問題についても真剣に、なお責任ある積極的な対応を要求しておきたいと思います。  次に、本法案について具体的に伺ってまいりたい、こう思っております。  今回のこの...全文を見る
○宮地委員 今回東京ラウンドの合意の繰り上げ措置といたしまして、昭和五十九年度及び昭和六十年度の両年度におきまして、工業品について東京ラウンド合意に沿った関税引き下げを三年分繰り上げる、原則として東京ラウンド合意にかかわる最終譲許税率まで引き下げる方針。昭和五十九年度においては、...全文を見る
○宮地委員 特に個別品目の関税率の改正の中におきまして、時間がありましたら鶏肉の問題あるいはサケ・マス、バナナ、再生木材、黄麻織物等、半導体、こうしたものについて日本の業界と、また今回の関税率引き下げの実態、状況についてお伺いをしたかったわけでございますが、この中で特に私が、まず...全文を見る
○宮地委員 今回改正される四十七品目のうち、半導体については日米相互同時撤廃、これは非常に市場開放としてはベターな方法であろう。ただ、半導体のいわゆる関税撤廃対象分の輸出入の一九八三年のデータによりますと、輸出に対しては約六千四百六十一億五千四百万円、輸入はそれに対して一千八百八...全文を見る
○宮地委員 先ほどの再生木材についてでございますが、農林水産省からも説明がありましたように、これは非常に将来的に影響の大きい品目であろう。特に我々の身近な家具とか建築用、家電製品、こういうところに影響するものでございまして、聞くところによりますと、今回の一三・一%から一二%、これ...全文を見る
○宮地委員 この関税定率法のこうした引き下げに伴い、特に現場の税関の職員の問題について、私、質問をさしていただきたいと思います。  税関職員の皆さんも大変御苦労が多いわけでございます。特に最近は、いわゆる覚せい剤の国内流入、こういうものに対しての取り締まり、また水際で押さえなけ...全文を見る
○宮地委員 最後に、今関税局長は前向きに努力をしていきたい——特に仕事の質と量、そういう面で非常に大きく増大をしていく中で、税関職員が昭和四十七年が七千九百六十人おったわけでございますが、昭和五十八年に七千九百四十三人ということで、逆にマイナス十七なんですね。これは私、中身を精査...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、当初七十五分が四十分ということになりまして、水産庁を初め関係の皆さんには御質問できないで残念でございましたが、その点は御留意、御承知おきいただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月11日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○宮地委員 私は最初に、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして審議を進めさせていただきたい、このように思います。  今回のこの改正案につきましては、外国旅行の日当、宿泊料、これにつきましては平均四〇%、また移転料につきましては二五%の定額引き上げ、この...全文を見る
○宮地委員 大蔵省は、ただいまの外務省のいわゆる指定都市宿泊料、日当が約二・○倍、また甲、乙地域では一・五倍、これにさらにいわゆる「世界ホテル案内」五十八年度版などの中位水準をとって勘案した、このように報告を受けているわけでございますが、さらにそれにどういうような条件を加えてこう...全文を見る
○宮地委員 外務省に伺いたいんですが、この八年間据え置きということで、今回八年ぶりの改定なんですが、実際に一番外務省が海外旅行が多いと思いますが、出張してどの程度赤字になるのか、その辺の実情を現場のサイドでどういうふうに把握されているのか、伺いたい。  また、今主計局次長はちょ...全文を見る
○宮地委員 今外務省も大蔵省も一つの単発的な実例をお話しになったわけでございますが、やはり今回のこれだけの改正をやる以上は、現場との間に相当実勢の食い違いが出てきている。また、諸外国の物価高、世界経済の状況、そういうものを踏まえて、在外公館もそれなりに抜き取り調査をされた。私は、...全文を見る
○宮地委員 今回の改正における必要財源の問題についてちょっと触れておきたいのですが、一応今回は約十九億円、国家公務員の外国旅行に関する費用は前年度百三十四億円でございますので、五十九年度としては百五十三億円くらい、これが大体財源措置になる、このように伺っているわけでございますが、...全文を見る
○宮地委員 大臣にこの問題でちょっとお伺いしたいのですが、国家公務員の皆さんが海外に旅行されて、行政の業務を遂行されること、非常にこれは大事な問題であろう。しかし、甘えは断じて許されてはならない。現在の行政改革のこうした厳しい財源難の折であります。しかし、別の角度から見ますれば、...全文を見る
○宮地委員 旅費法の改正についてもう一つ忘れてはならないことは、この旅費法が実費弁償の原則に立っておる。そういう中で、今回は改正案には盛り込まれてきておりませんが、内国旅費の改正という問題についても、当然これは検討すべき段階に来ているのではないか、私はこのように思っておるわけです...全文を見る
○宮地委員 今、次長は、内国の場合は何とかやっていける、こういう大変ぎりぎりのところの御答弁をいただいたのですが、内国出張においても大変に今厳しい状態に置かれている状況が、やはり大蔵省の中の、特に国税職員などにおいても現実にあるわけですね。  例えば行政職の俸給表の(一)を適用...全文を見る
○宮地委員 さらに、これは次長に聞いてもらいたいのですが、今申し上げたようなこういう若い職員の方々の持ち出し出張が多い。まして食卓料というのは船と飛行機なんですね。ですから、国税職員が全国いろいろ調査に回られる、あるいは出張される、そういう中で私はやはり職場における士気にも非常に...全文を見る
○宮地委員 大蔵大臣、今のことについてコメントを一言よろしくお願いしたいと思います。
○宮地委員 給与のことはちょっと後で共済年金のところで私触れようと思ったのですが、大臣からいみじくも今出ましたし、きょうはちょうど人事院の給与局の次長も来られておりますので……。  今の国税職員の方々の問題については、さきの大蔵委員会の所得税法改正のときにも、六十年度の国家公務...全文を見る
○宮地委員 そういう実態でございますので、先ほどの内国旅費の改正についても、できるだけスピーディーに処理をしてもらいたい、このように思うわけでございます。  そこで、こうした旅費に関連いたしまして、けさほども少し触れておりましたが、単身赴任の課税の問題ですね。これに一言ちょっと...全文を見る
○宮地委員 ぜひ税調にも、国会の審議の中における、特に課税軽減ということで努力をしてもらいたいということを、大蔵大臣からもよろしく御配慮方お願いをしたい、このように要望しておきたいと思います。  そこで、次に国家公務員の共済年金の問題について少し触れてまいりたい、このように思う...全文を見る
○宮地委員 具体的に特に専売、電電ですね。公社の民営化という問題がいよいよこれから終盤国会においてもいろいろ提起されてくるわけでございますが、こうした電電、専売公社の民営化に伴って、今後統合された年金の方向、こういうものが果たしてどういう方向に行くのだろうか。共済年金から厚生年金...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、最後に、国家公務員等の公庫、公団等からの再出向の問題についてちょっと確認をしておきたい、こう思います。  これは昨年の十二月二十三日に総理府の人事局長から各省庁の官房長あてに「国家公務員等の公庫、公団簿からの再出向について」、こういうことで通達...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、これで終わります。
04月12日第101回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
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○宮地委員 大臣が所用で十二時四十分にはこちらを出られるということでございますので、総括的に大臣に最初に御答弁をお願いしたいと思います。  私は、きょうは初めに、先物取引のいわゆる悪徳商法の問題について少し議論をしてまいりたい、このように考えている次第でございます。との問題につ...全文を見る
○宮地委員 大臣、きょうは大変重要な会議と伺っておりますので、どうぞこれでお引き取りいただいて結構でございます。  さて、きょうは本会議が二時からということでございまして、昼食の大変重要なお時間を皆さんにおいでいただきまして議論するのは私も若干気が引けるわけでございますが、現在...全文を見る
○宮地委員 具体的に先ほど申し上げました豊田商事株式会社、この会社の概要とこの会社が行っている商法のやり方、これについてはどのように行政指導をされておるのか、その点について伺いたい。
○宮地委員 この会社は金はどのくらい持っておるのでしょう。
○宮地委員 年商が昭和五十七年度で三百五十億円ある、しかし今のお話ですと、この日本金地金流通協会、これは登録店の制度ですが、そこにはこれは入っていない。ですから当然になかなか把握ができない。三百五十億の年商があれば、大体三百億で十トン金を保有してなければおかしい、普通の単純計算で...全文を見る
○宮地委員 国税庁は、この会社については税務の面からはどういう御調査をした経緯がございますか。
○宮地委員 国税庁は、国会におきましても再三厳正な調査をする、こういうふうにあなたの上司も答弁しておるのです。経過の期間も相当たってきておるのです。ですから、内容的なことについては当然お話しができないと思います。今のお話を聞いておりますと、何かこれからやる、こういう感じなんですが...全文を見る
○宮地委員 国会において国税庁はそうした厳正な調査という答弁をしておりますので、ましてこうした社会問題となっておる企業でございますので、ぜひ今後の調査においてもシビアに対応していただきたい、このように私は思うのです。そこで、こうした豊田商事だけでなくして、同じような分立した会社が...全文を見る
○宮地委員 今通産省からお話を聞いていて、またきょういらっしゃる委員の皆さんもおわかりのとおり、東京信金株とかナショナル信金株、あるいは三和信託株、こういう名前を聞いていますと、何か有名ブランドの、一流銀行の、一流の信用金庫の関係の企業ではないかという錯覚がやはり起きると思います...全文を見る
○宮地委員 こうした関連の問題で、今まで総体的にはどのぐらいの検挙、逮捕、数字的にはどのように把握されておりますか。
○宮地委員 例えば、私もいきなりということは大変御無礼と思いまして、事前に何件かお調べいただくように昨日お願いをしておいたわけでございますが、特に非常に私が憤りを感じますのは、老人、お年寄りの方をねらって福祉商法ですね、年金を送ると言って強引に購入契約を結んでいく、そしてあげくの...全文を見る
○宮地委員 私の方では、そうした今の暴行とか恐喝など含め、この種の金現物まがいの商法によっての実際被害が大体百件以上はもう出ているだろう、大体警察庁の捜査の方でも、末端における摘発も二十件を超えているのではないか、こういうように承知をしているわけでございます。特に今申し上げました...全文を見る
○宮地委員 このように、数を挙げればまだたくさんあります。しかしきょうは限られた時間でございますので、要は、こうした金の現物まがいの商法によって、もう既にそうした警察ざたにまでなっている問題が非常に多発している。この実情をやはり厳粛に見ていかなくてはならない。  そこで、特に先...全文を見る
○宮地委員 法務省にいたしましても、今までも寛刑事局長から「適宜適切な対処をする」と国会で再三答弁をされているわけでございます。具体的に今回こうした案件が提訴されたわけでございますから、先ほどの大臣の御決意にも適応したように、どうかこの問題にまずスピーディーに対応し、処理をし、国...全文を見る
○宮地委員 きょうは大臣がおりませんので、国民生活局長にこの問題について最後に伺いたいんです。  今限られた時間でございますので、一部の具体的な問題を通じてこの問題に取り組んできたわけでございますが、とにもかくにもこうした金の現物まがい商法というものに対して大変な被害の実態が明...全文を見る
○宮地委員 特にこの問題で今後非常に問題になる点としては出資法との絡み、また五十五年四月二十六日のいわゆる商品取引法八条の逆転見解といいますか、こういったものも解決していく道の中で今大変ネックになっていることも事実であります。  そこで、大蔵省あるいは通産省としては、この解決の...全文を見る
○宮地委員 商取法の関係。
○宮地委員 この特に先物取引商法の被害の問題さらにその中の具体的な金現物まがいの悪徳商法の問題につきましては、今後とも当物価問題特別委員会におきまして監視をしながら、一日も早くこうした悪徳商法がなくなるように消費者保護の立場から私は状況に応じて各省庁にお伺いをしていきたい、きょう...全文を見る
○宮地委員 この中間報告の中で、特に元売集約化の基本的な指針といたしまして「我が国石油元売企業は十三社と市場規模に比して企業数が過多であり、しかも販売シェアが一〇%台に達している企業は少ない。」こういうことで、基本的には今後二五%のシェアあるいは販売シェアを一〇%台に乗せよう、こ...全文を見る
○宮地委員 特に、公取としては、まだ具体的な問題は出てませんので非常に難しいと思いますが、一般論で結構ですが、こうした元売が十三社から七グループに集約されてくる、私は、ある意味では公取としても今後監視の対応というものは、今までの、過去の元売の行ってきた一つの商売のいろいろな姿から...全文を見る
○宮地委員 具体的にこの集約化を進めていく中で、当然通産省としても検討はされていると思うのですが、今後石油業法の省令の改正、この問題は中身についてはなかなか触れられないでしょうが、目途としてはどの辺に置いているのか、その辺を伺いたい。
○宮地委員 この石油業法の省令改正も、そう遠くない、四月から五月ごろには大体やっていくような方向でないと現実の対応が厳しいのではないかと私はお察しするわけであります。  そういう中で、特にこの提携内容の届け出制の義務化の問題というものも、最近いろいろ言われてきているわけです。特...全文を見る
○宮地委員 きょうは昼休みを使いまして御議論、御協力ありがとうございました。  時間が参りましたので、これで終わります。
04月25日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○宮地委員 昭和五十九年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置等に関する法律案につきまして、最初に御質問してまいりたいと思います。  特に今回のこの改正案におきまして国民が大変に心配をしておりますことは、いわゆる赤字国債の借換債の発行の問題であろうと思います。昭和五...全文を見る
○宮地委員 国民は、やはり特例公債に対する借換債の導入ということは、これはまさに、いわゆる財政のサラ金地獄に政府みずからが落ち込んでいくのではないかと。民間であればこれは大変な事態であります。国では、私は、より以上の国家的責任、使命というものに対して、少し大蔵省は、やはり先輩諸公...全文を見る
○宮地委員 先ほど話が出ましたのでお伺いをしておきたいのですが、いわゆる財政再建、あるいは財政改革、この手順、方策というものに対しても、やはり国民にもう少し責任のある対応というものを明らかにして進めていかなくてはならない、このように思うわけでございます。ただいまお話のございました...全文を見る
○宮地委員 私は、今大蔵大臣のいみじくも責任のとり方というお話がございましたが、決してやめることが責任をとることであるとは思っておりません。むしろ私は、目標なり公約というものを掲げたその内閣が、やはりその目標に近い、あるいはまた目標達成のために本気になって使命感に燃え、責任感に燃...全文を見る
○宮地委員 むしろそうした政府が国会に提出された一連の資料というもの、率直に申し上げまして、政府が「経済社会の展望と指針」で描いている経済成長の姿では、六十五年度といえども私は赤字国債の発行をゼロにするということはほとんど無理である、むしろ無理であるということの証明になっているの...全文を見る
○宮地委員 私は、こうした財政の改革、健全なる改革というものがバックボーンになければ、今後の二十一世紀に向けての日本の福祉国家をつくっていく上において、やはり財政というものが硬直化し、また財政のそうした改革というものが非常にサラ金財政的な地獄化していくことは、国民にとって将来に希...全文を見る
○宮地委員 後で結構ですから、過去三年ぐらいの、概算どの程度になるか御報告をしていただきたい、こう思います。  そこで、きょうは経済企画庁の国民生活局長来ておりますので簡単に御説明いただきたいのですが、昨日、人生八十年時代、こういうことで経済企画庁と労働省が財団法人の余暇開発セ...全文を見る
○宮地委員 人生八十年時代というそうしたいわゆる生きがい、余暇の活用、こういうことで非常にこれからの人間らしい、またそうした生活、福祉国家、こういうものをやはり今後つくっていかなければならないわけでございます。そういう中で、今主計局次長の方から、新規政策の予算というものは大体千億...全文を見る
○宮地委員 私は、財政の硬直化というものは、新しい時代に適応した新しい政策というものをつくっていく上におきまして非常に大きな壁になってきていると思うのです。この点については、今後も財政改革の中での新規政策費というもの、新しい時代の国民のニーズにこたえた対応という政策の必要性という...全文を見る
○宮地委員 大蔵省に伺いたいのですが、財政当局としては、受益者負担に基づいての電電公社の国庫納付、これは非常に苦心の果てにこうした形で吸い上げたと思うのですが、今後こうした受益者負担あるいは国民、消費者に直結する財源については慎重に対応していくべきではないか。ただ財政が大変だから...全文を見る
○宮地委員 次に、けさほどの新聞紙上を大変にぎわしておりますが、二十七日の経済対策閣僚会議で、アメリカ、ヨーロッパとの貿易、金融摩擦などの解消を図るための対外経済政策の骨子をまとめたということが報道されております。この点について現段階でどのようになっているか、大蔵大臣として、わか...全文を見る
○宮地委員 金融・資本市場の自由化の促進等についても、恐らく円の国際化あるいは金融の自由化の方針などが閣議決定されるのではないか、その後にまたいろいろ次の大蔵委員会等で検討していきたいと思いますが、それに伴いまして、特に最近の中期国債ファンドの問題についてちょっと伺っておきたいの...全文を見る
○宮地委員 中国ファンド、この特徴は、私もなかなかなものだなと思っているのです。この表利回りが年五・四七五%、一カ月複利でいきますから、一年後には五・六一四で定期の五・五を上回る。また、契約後一カ月で解約も自由だ。これは一般にまだまだ知られていない面もありますけれども、PRいかん...全文を見る
○宮地委員 これは御存じのように有価証券取引税の免除との問題が働いておるということで、この問題については非常に興味があるようでございますので、この問題についても銀行業界で日本相互証券の定款変更が、あるいは今おっしゃっているように銀行独自の仲買い会社をつくろうか、こういうようなこと...全文を見る
○宮地委員 次に、金利の自由化の問題で、きょう郵政省来ておると思いますので、郵政省の澤田貯金局長が二十三日の記者会見で、預貯金金利の自由化は大口預貯金も小口預貯金も同時に行うべきである、こういう発言があったようでございまして、大蔵省としては非常に耳の痛い話のようでございますが、こ...全文を見る
○宮地委員 預貯金総額が我が国は三百五十兆円、そのうちの約六割の二百十兆円が非課税預貯金である。今、いわゆる小口に対する郵政省の見解を伺ったわけですが、時間も限られておりますので、大蔵省としては、この点についてはどう考えておられるのか。一方だけお話があって一方だけ押さえておくと不...全文を見る
○宮地委員 きょうは郵政省と大蔵省の見解が若干異なっているわけでございますが、政府としても国民のニーズにこたえた中でこの対応をしていただきたい、こう思いますので、どうか大蔵大臣も、政府という立場から、大蔵省、郵政省のそうしたおのおのの立場というものをよく玩味しながら、国民の立場に...全文を見る
○宮地委員 さらに、昭和五十二年三月に、川口税務署でも四人の結核の患者が発生したということが地元の新聞にも報道されているわけでございますが、この点についても把握をされておられますか。また、これについての対応をどのようにされてこられたか。
○宮地委員 この問題について私が心配しておりますのは、こうした事件が発生したことにつきまして、地元の税務署がいわゆる公表を恐れまして、何か隠ぺい工作をしたのじゃないか、こういうようなことがマスコミに報道されておるのですが、この点についての事実はどのようにお考えになっておるのでしょ...全文を見る
○宮地委員 先ほど次長に御報告いただきましたが、例えば越谷税務署における健康診断の状況ですね。昭和五十八年十一月二十九日に越谷税務署の職員全員に検診を実施した、そのときには異常がなかった。そして、ことしの四月五日に同じく越谷税務署の職員全員に検診をしたら六名ばかり再検査を要する、...全文を見る
○宮地委員 今大臣いろいろ聞いていておわかりと思うのですが、埼玉県の越谷税務署で結核の職員の方が残念ながら七名出まして、私たちも国税職員の皆さんのそうしたお仕事柄、大変お気の毒なことだな、もっともっと温かい手を差し伸べて対応してあげなければならぬな、こういう感じがしておるわけでご...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、本日の質問はこれで終わります。
05月10日第101回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○宮地委員 初めに河本長官に伺いたいと思います。  昨日、ブッシュ米副大統領が参りまして、日米貿易問題を初めとする経済問題についていろいろ会談が行われたようでございます。河本長官は内閣の特に経済の中心閣僚ということで非常に大事なお立場にあるわけでございますが、今回の米国副大統領...全文を見る
○宮地委員 特に金融自由化の問題が、最近我が国においても非常に大きな課題になってきておるわけでございます。どうもこの金融開放問題については非常に不満であった、こういうふうに報ぜられておりますが、この問題については、長官としてはどのようにこの会談においてお話し合いをされたのか。また...全文を見る
○宮地委員 今月末に大蔵大臣から報告書が出される、この内容がこれから果たしてどういう内容になるか、これは問題であろうかと思います。この金融自由化というのは、我が国にとっても非常に重要な課題でございますので、大蔵委員会においても再三この問題は論議を尽くしているわけでございますが、金...全文を見る
○宮地委員 長官は、昨日の経済審議会におきましても、この内需拡大の問題に触れまして、政府の現在の四・一%の実質経済成長率、この問題を、さらに高目の成長を目指すべきであるというような意見を前々から持っておられるのですが、私は、長官の腹は大体五%から六%程度を考えているのではないか、...全文を見る
○宮地委員 今大臣がおっしゃいましたように、マクロ経済政策のねらいが、一つは国内の景気対策、もう一つは外圧に対する対応を適正化していく、前者の国内の景気をさらに浮場さしていく。先ほどお話しのように、八〇年代に四%で、画一的に毎年という、これはいいときには大いにやるべきで、私もその...全文を見る
○宮地委員 日本経済の現在の景気の浮揚というものが、やはり世界経済、なかんずくアメリカ経済のそうした景気の回復、拡大、こういうものが非常に影響して今日の日本経済が支えられておる。いわば具体的には輸出志向型のそうした景気浮揚、これをもっと思い切って内需拡大型の景気浮揚にさらに転換を...全文を見る
○宮地委員 今の大臣のお話の中で少し具体的に、特に減税問題については与野党合意、こういうお話がございまして、来年度においてそれではどの程度の減税の規模を大臣の頭の中では描いておられるのか。与野党合意というのは、これは所得税減税一兆円、住民税減税四千億円、一兆四千億というのが大方の...全文を見る
○宮地委員 時間が大分なくなってまいりました。では、話題を少し変えまして、赤いダイヤと言われている小豆の問題についてちょっと関係当局に伺いたいと思います。  現在の小豆の国内需要は九万トンから十万トンと言われておりますが、これで間違いないのか。また北海道の十勝を中心とした国内生...全文を見る
○宮地委員 国内需要です。需要はこれを足したわけじゃないでしょう。
○宮地委員 先ほどお話ししましたように、大体小豆の国内需要は九万トンから九万八千トンの間である。国内の生産と輸入の関係、きょうは限られた時間でございますので、特にこの輸入のIQの外貨割り当て、このやり方というものについてどういうふうにまずやっておるのか。現在大体四十五商社が加入さ...全文を見る
○宮地委員 特に輸入商社に対しての外貨の割り当て、この実績主義の中におきまして、いろいろと国民の中からも非常に不満といいますか疑惑といいますか、こういうものが出てきているわけですね。これについて農林水産省と通産省は、既に新年度から改善をしていく、こういうことで国会でお約束されてい...全文を見る
○宮地委員 具体的にちょっと私お話ししてみたいと思うのですが、一九八三年産の天津小豆の場合なんですが、例えば中国からの積み出し地の価格、これが大体トン当たり、当時六百五十ドル、一ドル二百三十円の当時のレートで換算しますと、約十四万九千五百円。これが日本に上陸してまいりますと、運賃...全文を見る
○宮地委員 最後に経済企画庁に、国民生活局長か物価局長で結構なんですが、大臣がちょっとお食事なもので、答弁をお願いしたいのです。  この小豆の問題については、北海道の十勝などのこうした国内生産者を保護するために、一つはIQという制度がとられてきた。しかし、消費者行政というものが...全文を見る
06月22日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
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○宮地委員 私はたばこを吸わない立場でございますが、専売改革案についてまず最初に、五十七年七月に臨調の第三次答申が出されたわけでございますが、この答申と今回提出された法案、いろいろチッェクをしてまいりますと、非常に後退した形で出てきているのではないか。確かに専売公社の現在の多面的...全文を見る
○宮地委員 特に臨調答申の中におきましても、改革の基本的な考え方、その理念はやはり公共性と企業性との調和の問題であったわけであります。その企業性との調和の問題の中でいわゆる競争原理の導入、企業性発揮のための自主性の確立、この問題について特に臨調答申の中では、「経営の自主性を阻害す...全文を見る
○宮地委員 それでは、先ほど大臣が民営化の問題について触れられておりましたが、臨調答申においては、経営の形態というものは基本的には民営とすべきである、こういうふうにきちっと明確にしているわけですね。政府は安定的な収益の確保等の目途が得られた段階で漸次特殊会社の株式を市場に公開する...全文を見る
○宮地委員 やはりこれだけの専売公社の改革をする、その改革をするなりには、前提としての臨調答申を受けてということがこの法案の冒頭にもあるわけでございますので、何かこの専売改革というのは、民営化していくという一つの方向がきちっとしているのか、あるいは先ほど来論じられておりましたよう...全文を見る
○宮地委員 行政管理庁はこの点についてどういうふうな見解を持っておるか、伺いたいと思います。
○宮地委員 基本的にその答申の線上にあるという大変微妙な行管の答弁でございます。具体的に会社の形態の問題、公的規制の問題についても先ほど言っておりましたが、例えば政府の株式保有の義務の問題についても、二分の一以上、当分の間三分の二以上。ではこの「当分の間」というのは大体どのくらい...全文を見る
○宮地委員 「当分の間このところをもう少し。今のでは漠然としているんですね。もう少し詳しく言ってください、どういう条件が整ったらというふうに。
○宮地委員 例えば現在の財務状況が平行線があるいは現在よりも上昇した段階というふうに理解していいですか。
○宮地委員 いわゆる特殊会社であり、こうした株式会社ということになれば、やはり企業の体力、その体力の象徴は事業の内容であり、財務諸表だと思います。ですから、この財務諸表の一つのめどがどういう状態になったら、まずこの三分の二の「当分の間、」を取っ払うのか。この点についてはっきりしな...全文を見る
○宮地委員 先ほどの、やはり新会社の資本金の問題だとか経営の努力目標とか、そういう青図面も全然できてない。国会でこうした論議をするのに、「当分の間、」をあいまいにしたままの論議というのは難しいと思うのですよ。こういう問題についてだって、どういう状況下になったときこの「当分の間、」...全文を見る
○宮地委員 日限の問題じゃないんですね。(発言する者あり。)
○宮地委員 株式会社という、こういう一つの企業形態に改革されるわけでしょう。民間のどこの会社でも、一つの会社が、あるいは合併したり新会社を設立するときには、やはり一つのゾレンというのをつくるんですよ。事業計画、資金計画、人的計画、そしてその中は必ずその損益のバランスの問題からすべ...全文を見る
○宮地委員 要するに今の監理官の話では全くわからないのですね。  例えば今後、これから入ろうと思ったのですが、事業の拡大の問題、海外進出の問題、やはり現状の体力を拡大しながら強化していかなければいかぬですね。そういう一つの事業の目標というものはこれからできてくるわけですね、特に...全文を見る
○宮地委員 それでは、今の案件については二十七日までにきちっと当委員会また私の方に報告をいただきたい、こう思いますが、いかがでしょうか。
○宮地委員 ぜひ具体的に、また誠意のある、国民の皆さんがわかりやすい回答をお願いをしたい。また、大蔵委員会の一つの権威にかけてもよろしくお願いしたい、このように思うわけでございます。  次に、そういうことで今回のこの日本たばこ産業株式会社が、今度は輸入の自由化をするわけでござい...全文を見る
○宮地委員 そうした具体的な事業計画、こういうものはいつごろから着手し、つくられるのですか。普通、一般の民間会社でも、事業計画というのは一年、三年、五年、十年と、いろいろ経済の要因が変わりますから、そうした事業計画というものを明確につくっていくことが——例えば、先ほど来合理化の問...全文を見る
○宮地委員 その辺が官僚的発想といわゆる民間企業の発想の基本の違いだと思うのですよ。やはりもっとシビアに情報を先取りしながら、こうした株式会社として機構が改革されていくわけですから——具体的にそうした対策室みたいなものをちゃんとつくるお考えを持っていますか。
○宮地委員 技術面だけでなくて、いわゆるゼネラルスタッフ的な、総合的な経営戦略、そういう一つの経営ビジョンあるいは経営の戦略の対策室というものも検討して対応していかないと、私はちょっとそういう点が心配なんですね。何か非常にとろいという感じを受けるのです。そういう点で、特に私は、新...全文を見る
○宮地委員 これは余り逆手にとって、かっかなさらない方がいいと思うのですね。私はそういう点で、やはり経営の自主性、皆さんにはからんとくるかもしれませんが官僚性の脱皮、こういう両面からこの新会社に対して対応していきませんと、特に多国籍企業の経営陣というのは相当な、言葉は悪いかもしれ...全文を見る
○宮地委員 特に今度、日本たばこ産業株式会社の中にいわゆる葉たばこ審議会、こういうのができるわけでございますが、私は、この葉たばこ審議会のメンバーの中に、今まではどちらかというと耕作者、それと学識経験者、こういう方々の大体二つの系列の方が入っていたわけでございますが、やはり今後、...全文を見る
○宮地委員 特に買い手独占の弊害を除去するための公平な機関、こういうことをうたっているわけですから、ぜひそうした、さらに第三者的な機関としての機能が発揮できるように強く私は要望しておきたい、こう思うわけでございます。  時間も限られてきておりますので、次にお話を進めたいと思いま...全文を見る
○宮地委員 特に小売人の方々の今までの指定制、これについては、指定書というのが実際に発行されておるわけですね。これが今度は許可制ということで許可書、今までの方々についてはそのまま継続をする、こういうふうになっておるわけでございますが、今の指定書をそのまま許可書として認定する、ある...全文を見る
○宮地委員 そうすると、今の指定書を持っている小売人に対しては許可書は出さない、今の指定書をもって許可書とする。文書通達か何かする考えはあるのですか。
○宮地委員 書きかえる場合、どのくらいの予算がかかるのですか。できればこの際、日本たばこ産業株式会社というので、やはり許可書をきちっと——どうなんでしょう、本体は変わるのだから。
○宮地委員 予算はどのくらいかかるのですか。
○宮地委員 その辺が、言葉を悪く言えば官僚思想というか、やはり新会社ができて、小売店の士気の高揚とか、いろいろそういう点の配慮を考えて、これは前向きに——やはりもとのところは、今の指定書というのは「専売公社」、こうなっているわけでしょう。今度は「日本たばこ産業株式会社」でしょう。...全文を見る
○宮地委員 次に、輸入の自由化の問題の中で、いわゆるフランスの公社の教訓、この問題をぜひちょっと御説明いただきたいのですが、専売改革の一つの悪いお手本というか、フランスの轍を踏むな、こういう言葉もあるようでございますが、一九五九年にフランスではSEITAというたばこ・マッチ産業経...全文を見る
○宮地委員 特に最近こうした新会社への改革の問題を機にいたしまして、既に国内の輸入商社の、いわゆる外国たばこの販売の系列化といいますか、そうした販売網の強化というのが非常に動き始めているわけですね。三菱商事などはR・J・レイノルズ社のウィンストン、こういうものを今後積極的に販売す...全文を見る
○宮地委員 大臣に伺いたいのですが、先ほど来私は、この新会社の将来についてのステップについて、やはりもっともっと民間的ないわゆる活力、これは決して——私はもちろん政府の官僚の皆さんの頭脳というものをすばらしいと、敬意を表しております。しかし、民間というのはまた民間なりのすばらしい...全文を見る
06月29日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○宮地委員 先日、日本たばこ産業株式会社の株式の保有割合に係る「当分の間、」について、大蔵大臣が見解をまとめたようでございますので、御報告いただきたいと思います。
○宮地委員 先ほどの大蔵大臣の御答弁の中で、新会社の安定的事業経営の見通しが得られた段階で見直しを行うとのことでありますが、この安定的事業経営とはいかなる状態をいうのか。  例えば、専売公社の昭和五十八年度の財務諸表を見ておりますとかなり健全なものとなっておりますが、この昭和五...全文を見る
○宮地委員 この附則の「当分の間、」につきましては、既に大蔵省関係の今までの本則あるいは附則に含まれるものを見ましても、例えば本則に含まれるものとしては臨時金利調整法、これは昭和二十二年法律第百八十一号でできたものでございます。あるいは塩専売法、これは昭和二十四年法律第百十二号、...全文を見る
○宮地委員 それでは次に、私は葉たばこの過剰在庫の問題について少し伺っていきたい。  この葉たばこの過剰在庫、いわゆる十三カ月分、まずこの処理の方法について、今後具体的にどのように解決をしていこうと考えておられるか伺いたいと思います。
○宮地委員 特にこの過剰在庫の状況を見ておりますと、昭和五十三年度から年々急激にふえているわけでございます。これはまさにちょうどたばこの消費の停滞、こういうものと非常に傾向が似ているわけですね。その辺の過剰在庫の最大の原因はそうした消費の停滞にあるのか、ほかにさらに要因があるのか...全文を見る
○宮地委員 昭和五十八年度に例をとりまして、国内の葉たばこの国内の使用量、また外国産の使用量、シート、トータルで約二十二万四千トン、それから生産量、この数字がもしわかれば皆さんの方から報告してください。わからなければ、私の方からお話しします。
○宮地委員 五十八年度を見てみますと、国内の葉たばこは約十二万三千トン使用しておる。シートの分を入れまして二万七千トン、これで約十五万トン。これに対して生産量の方は十三万七千トン、こういうことで、短絡的に見て、この使用量と生産量の関係を見れば、いわゆる過剰在庫は調整をすることがで...全文を見る
○宮地委員 五十八年度末で過剰在庫が十二万九千トン、金額にして約二千九百億円、十三カ月分。この二千九百億円が五十七年度末には二千八百億であった。この一年間で百億くらい在庫の金額がふえたわけです。これは、今まで専売公社という公社制の中においてはいわゆる利益積立金という内部留保として...全文を見る
○宮地委員 結局借入金に頼っていくようになれば、これには必ず利息がついてくるわけです。ですから、今後経営の中でこの過剰在庫の対応というものが非常に大事になってくるのではないか。今までとは一味違いますよ。やはり経営の努力をしていかなければなりませんよ。  反面、このバックグラウン...全文を見る
○宮地委員 もう一面、いわゆる外国からの葉たばこの輸入、それと国内の葉たばこの耕作者との問題。五十八年度は今お話がありましたように、七万九千トン外国の葉たばこを輸入しておる。葉たばこの輸入を昭和四十七年から今日まで見ておりますと、五十七年度は約七万八千トン、五十六年度が八万四千ト...全文を見る
○宮地委員 外国の輸入葉たばこを使うには、そうした品質の問題と、もう一つ大事なのはコストの問題があるわけですね。国内葉たばこと外国産の葉たばこにはコストに大分違いがある。ですから、経営的に考えていけば、輸入葉たばこを、コストの安いもので品質のいいもの、さらに嗜好に合ったものを使っ...全文を見る
○宮地委員 特に国内産の葉たばこのコストの一つの大きな課題が、乾燥に非常に時間がかかる。ここが農家の方々の非常な御苦労の点でございますが、こうした乾燥施設の問題については、農林水産省といたしましても、第三期の山村振興農林漁業対策事業の一環として、経営近代化施設整備、こういうことの...全文を見る
○宮地委員 時間も限られておりますので、それでは次に喫煙と健康の問題について少しお伺いをしておきたいと思います。  まず今回の改革につきまして、諸外国と日本のたばこの事情はいろいろ違うと思いますが、特に日本の場合はニコチン等の表示が明確にされておらないわけでございます。特にアメ...全文を見る
○宮地委員 ドイツなんかも七六年以降、ニコチン、タール量をたばこの外箱に有害表示をしている。またフランスなどにおいても、法律によりましてたばこの外箱にニコチン、タール量を表示する。今、先進欧米各国においても、このニコチン、タールの表示ということが非常に真剣に行われているわけですね...全文を見る
○宮地委員 厚生省、この点について厚生省のお立場から、現在の喫煙と健康という問題についてどういうようなデータを持っているか、また、こうした具体的な、国民に対してのニコチン等表示について、厚生省としてはどのような考え方を持っておられるか、ちょっと見解を伺っておきたい。
○宮地委員 さらに、いわゆる広告規制あるいは喫煙の制限の問題ですね。この広告規制についても、日本はテレビで人気俳優を使ってどんどん宣伝中。雑誌、週刊誌などにも、カラーでイメージ広告を強力に推進している。アメリカなんかは逆に、七一年以降、法律によってラジオ、テレビの広告を禁止する。...全文を見る
○宮地委員 最後に、大蔵大臣に、健康と喫煙の問題について、大臣としての御見解を伺って終わりにしたいと思うのです。  アメリカは、既に、御存じのように、喫煙は肺がんや心臓病を引き起こすといったような非常に厳しい四通りの警告を、たばこのケースや広告に明示するような、そうした義務づけ...全文を見る
07月10日第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第31号
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○宮地委員 参考人の皆さんにおかれましては、御多忙中当大蔵委員会に出席をいただきまして、大変にありがとうございます。また、長時間にわたりまして御苦労さまでございます。  私は、今回の専売改革の法案につきまして審議をさしていただく中で既にいろいろ問題点が出てまいりまして、そういう...全文を見る
○宮地委員 先ほどもお話がございましたように、これはやはり行政改革というものがこれからの日本の大きな財政改革につながっていく、こういう面が一つあるわけであります。そういう中で専売の改革とか電電の改革というのが今国会で提案をされていると思っております。たばこにつきましては、ただいま...全文を見る
○宮地委員 今度の制度改革については、現状の維持というのが基本線になってこの法案ができているわけでございますが、やはり一つの特殊法人、特殊会社という会社組織になるわけでございますから、積極的な今後の事業的な拡大あるいは投資の範囲の拡大、海外進出に対する展望、こういう一つのパイを大...全文を見る
○宮地委員 やはりそうした将来に向かっての前向きの取り組みというものがあって、国民の期待にこたえられるのではないか、私はこう感じている一人でございまして、特にR・J・レイノルズなどという会社などにおきましても、専売公社の売上高約三兆円に匹敵する二兆六千億円の売り上げを既に一九八一...全文を見る
○宮地委員 そこで、特に耕作者の代表の松下さんに伺いたいのですが、いわゆる適正な公的関与、これは私もおっしゃるとおりだと思うのです。しかし、今回の法案を見る限り、これはちょっと適正以上でないか。非常にあらゆるところにぼっちが置かれている。今たまたま牧内さんからもお話がありましたと...全文を見る
○宮地委員 私の今申し上げたことは要望を兼ねてお話しいたしましたので、決して耕作者の方をいじめたり切り捨てするなどという考えは毛頭持っておりません。むしろ積極的に対応されることによって皆さんのパイが大きくなり、何か減反減反という嫌な言葉が出ておりますけれども、むしろ増反になるよう...全文を見る
○宮地委員 関野さんに少し伺いたいのですが、いよいよ自由化ということになりますと、外国の製品たばこが入ってくるわけですね。今、日本のたばこには全部一つ一つに製造年月日が表に書かれております。外国のたばこは、今大きなカートンの箱には年月が出ているようですが、一つ一つには出てない。こ...全文を見る
○宮地委員 それから、小売店が今回指定制から許可制に変わるというので、当委員会でも問題になりましたが、現在指定書を大蔵大臣の名前でいただいていますね。この一つの改革と同時に許可証を新発行すべきではないか、こういう感じを持っているのですが、小売店の皆さんそういう点についての御意見は...全文を見る
○宮地委員 最後に、労働界の代表の牧内さんに伺いたいのです。  私は一時民間にいた経験があるのですが、最近の企業の中には、労使協調のそうした問題の一つの端的な例としまして、労政経験のある、能力のある方を役員の中に導入している会社がトップ企業の中に非常に多いのですね。そういう点で...全文を見る
○宮地委員 大変貴重な御意見ありがとうございました。  これで質問を終わります。
07月17日第101回国会 衆議院 逓信委員会内閣委員会地方行政委員会商工委員会物価問題等に関する特別委員会 第1号
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○宮地委員 きょうは限られた時間でございますので、何点かについて御質問させていただきたいと思います。  まず最初に、郵政大臣にお伺いしたいと思いますが、今回のこの電電の改革、民営化につきまして率直に感じますことは、一つは、公的関与が非常に強過ぎる感じがするわけでございます。 ...全文を見る
○宮地委員 特に今大きな問題になっております一つのストライキ権の問題につきましても、専売改革においては、きょうも本会議で通過いたしましたが、これは労働三法に限っておるわけですね。ところが、この電電の場合は、新会社の労働関係は労働三法によるが、通信を途絶せしむるようなストは労働関係...全文を見る
○宮地委員 金丸総務会長におきましても、やはり民営化をする以上は、いわゆるこの労働関係調整法の規制なんか必要ないじゃないか、こう言っているのですね。逆に今度は、後藤田さんは規制をしよう。自民党、政府部内の閣僚が何か相対立する立場でこの電電問題に口を出しておる。この点は郵政大臣とし...全文を見る
○宮地委員 電電の審議がここまで来て、同じ閣僚内にそういった意見の不一致があるというのは、これは問題だと思うのです。(奥田国務大臣「閣僚内にはない」と呼ぶ)閣僚の個人的立場で、ましてお三人とも田中派の皆さんじゃないですか。これは郵政大臣が積極的に調整して対応しないと、国民から見る...全文を見る
○宮地委員 ともかく郵政大臣と総務庁長官が意見が異なるというようなことのないように、閣議で決定して法案を国会に提出した以上は、責任を持って後藤田長官に対しては説得をしていただきたいし、またそうした不規則な発言がちょろちょろとマスコミを通じて出てきますと、国民は何か大変な違和感を感...全文を見る
○宮地委員 そうしますと、いわゆる今の三分間十円の赤電話のこれが、例えば二分間十円、こういうことはありませんね。
○宮地委員 今総裁から合理化という言葉が出てきたので、私はこの合理化にもいろいろ方法があると思うのです。  電電公社が例えば五十七年度で、未収金の勘定残高が約一千五百五十二億七千百万円、こういう莫大な未収金の残高を抱えておるわけです。電話収入あるいは電信収入、専用収入、その他を...全文を見る
○宮地委員 この際だからお話ししておきますが、このいわゆる振り込み方式の電話料金の間違いというのも非常に多いのです。私はぜひこの問題についても、新会社と同時に、国民消費者に対してもう少し慎重に責任ある対応をしてもらいたいと思うのです。  特にそういう中で未収金についても、今の事...全文を見る
○宮地委員 第二電電などが回線を利用したとき当然、利用登録、これが必要となってくるわけでございますが、こういう利用したときの料金、あるいは接続料、あるいは料金の明細、また料金の請求、こういうものは今後どういうふうになっていくのか、御説明いただきたいと思います。
○宮地委員 このいわゆるアクセスチャージの料金というのは、利用者負担になるのですか。現実的にはいわゆる改革によって利用者の電話料金の負担が大きくなるのではないか、この点について。
○宮地委員 そうすると、この電電改革によって利用者負担が増大するのではないか、この点についてはどうなんですか。
○宮地委員 総裁に伺いますが、いわゆる経営努力によって消費者に対する電話料金の引き下げ等については、これは努力していただきたい。しかし、こうした機構的な機能的ないわゆる改革によって料金的に利用者負担が増大する、この部分については今後どういうふうに改善をしていくというか、要するに、...全文を見る
○宮地委員 具体的にはどういうことでございますか。
○宮地委員 電電改革によって国民利用者に利用負担が増大しないようにぜひ御努力を要請いたしまして、時間が参りましたので、終わりにしたいと思います。
07月26日第101回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○宮地委員 私は、最初に最近のアメリカ経済の動向と日本経済の関係につきまして、少し大臣にお伺いをしてまいりたいと思います。  去る七月二十三日に米国の商務省が発表されましたアメリカ経済の実質経済成長率、これが第一・四半期の一−三月におきましては一〇・一%という上方修正、また第二...全文を見る
○宮地委員 確かに今長官がおっしゃいましたように、アメリカ経済の特に物価の変動を示すデフレーターなんかを見ましても、第一・四半期が四四%である。ところが、第二・四半期になってこれが三・二に落ち込んできている。非常に物価の基調が安定をしてきている。特にそういう中で私はこのアメリカ経...全文を見る
○宮地委員 こうしたアメリカ経済の拡大というものが日本経済に及ぼす影響はやはり非常に大きいわけでございます。特に昔から、アメリカ経済が風邪を引けば日本経済は肺炎になる、このくらい相関関係が非常に強いわけです。特に今、そういう中で円安の相場、これが二百四十円台ということで、このアメ...全文を見る
○宮地委員 既に国内でもこうした円安の中で、電力業界を初め非常に警戒心が強まっているわけでございます。私は、現在の円安相場というものは、決して油断をしてはならないし、やはり慎重に監視をしながら、政府としても経済運営をきめ細かに対応していかなくてはならない、このように考えているわけ...全文を見る
○宮地委員 そういう中で一つの心配の種が、いわゆる中小企業の倒産が非常にふえておること。特に六月に入って一千六百件台に乗ってきておる。二十三百のリッカーミシンの倒産を初め、技術革新におくれてきているような大型倒産もこのところ非常に続いてきておる。こうした中小企業倒産あるいは大型の...全文を見る
○宮地委員 そこで、五十八年度のいわゆる税収見積もりが実際には上回りまして、自然増収が四千五百三十九億円、純剰余金が二千四百九十億円、こういう状態が現在示されたわけでございますが、純剰余金というのは、本来の姿からいけばこれは赤字公債の減額に充てる。これは当然の一つの流れでございま...全文を見る
○宮地委員 私も長官と全く同感でございまして、この活力ある福祉社会をつくっていく中で、やはり大局的な判断というものが要求されると思います。例えば児童手当の問題につきましても、これから高齢化社会が進む中において、その担い手となる児童の健全なる育成、これはやはり国の責任として対応して...全文を見る
○宮地委員 それ以上の答弁は非常に難しいと思いますが、基本的考えは、前向きに活力のある福祉社会をつくる、またこれからの日本の健全なる福祉社会の構築の中においてぜひ存続をすべきであるということは、長官の意の中にあるというふうに私は受けとめまして、この問題はこの程度にさせていただきた...全文を見る
○宮地委員 また、公取委員会は初めてこの健康食品の効能の表示規則といいますか、そうした取り締まり基準を五月二十九日に実際に公取としてまとめた、このように伺っておりますが、この内容について報告していただきたいと思います。
○宮地委員 また、厚生省がいわゆる薬事法の違反ということで行政処分  これはパナールイオン社の三十日間の製造停止というものが報ぜられておりますが、この点についての報告をいただきたいと思います。
○宮地委員 今報告がありましたように、今我が国は健康食品の大変なブームになっているわけでございまして、健康食品というような名のもとにおけるいろいろな表示と中身との差、消費者にとっては非常に大きな問題になっているわけでございまして、こうした健康食品というものについての今後の関係当局...全文を見る
○宮地委員 ちょっと所管が違うのかな、あなたは。余り自信がないので、こちらの方があれなんですが、特に、お酢といえば酒屋さんで売っており、大体酒屋さんから買う。こういうように、普通我々常識ではそう考えるわけでございますが、この玄米酢は、そうした酒屋さんよりもむしろ最近は薬局に出回っ...全文を見る
○宮地委員 時間がありませんので、端的に答弁をお願いしたいと思います。  特に玄米酢の場合は、品質表示法に基づいた表示の義務があるわけでございます。純というのと天然、こういう表示がありまして、消費者から見ると、これはなかなかわかりにくいわけですね。まず、こういう不可解な点につい...全文を見る
○宮地委員 じゃ、終わります。