宮地正介

みやちしょうすけ



当選回数回

宮地正介の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○宮地委員 きょうは限られた時間でございますので、大臣に端的に御質問をさしていただきたいと思います。  私は、最初に地方財政の問題について少しお伺いをしたいと思います。  国の財政もこの六十一年度末には約百四十二兆円の公債残高を抱えて大変な状態にあるわけでございます。そういう...全文を見る
○宮地委員 大臣は昭和の二けたて、これからの大変に、将来の大器と言われる大臣でございますから、私は、今回の自治大臣、国家公安委員長になられたお立場というものにおいてぜひ勇気ある行政の対応をして、若者らしく政界の中で振る舞っていただきたい、こんな期待をしている一人でございます。 ...全文を見る
○宮地委員 私は、地方財政の今日置かれた厳しい現状というものをお話をする前に、大臣、大変失礼でございますが、いわゆる中曽根内閣の最も重要な財政的な面における国民への公約というのは、昭和六十五年度に赤字公債の依存体質から脱却をする、これが一つの大きな生命線になっているわけですね。鈴...全文を見る
○宮地委員 私があえて今この問題を大臣にお伺いしたのは、大変に今後の地方財政の問題について重要であるからお話しをしたわけでございまして、釈迦に説法かと思いますけれども、大臣も御存じのように、ちょうど昭和四十年の福田内閣のときに日本で初めて建設国債が発行されたわけです。これはまだ社...全文を見る
○宮地委員 次に、昭和六十一年度の地方財政計画の問題について少し触れていきたいと思います。  今回の地財計画の財政規模は、御存じのように五十二兆八千四百五十八億円でございまして、前年度比約四・六%増と抑制型につくられております。特に内需拡大ということに力を入れよう、こういうこと...全文を見る
○宮地委員 経済企画庁、来ていると思いますが、当初一ドル二百四円で、昨年十一月のインターバンク中心相場ではじいてこの四%をつくっていますね。例えば一ドルが百八十円の相場になった場合との程度デフレ効果といいますかデフレ現象が起きるのか、これについてもし調べているようであればちょっと...全文を見る
○宮地委員 外需の依存度はどのくらいになりますか。あなたの方は、当初二百四円で計算したときは内需の寄与度が四・一%、外需の寄与度はマイナス〇・二、こう計算していますね。この外需の寄与度はどういう変化をすると理解すればよろしいですか。
○宮地委員 あなたは事務方だからそれ以上の答弁はできないから、私は無理してさらに追及するつもりはございません。ただ、民間の調査機関に私も間い合わせでいろいろ聞いてみました。大体〇・二くらい影響が出てくるのではないかという話でございます。要はきょうは私は、こうした円高によるデフレ現...全文を見る
○宮地委員 大臣、これは六十一年度限りということになっておりますが、六十二年度以降恐らく、今までの過去の大蔵省のやり方等を見ますと、一度取ったものをまた引き下げて国民にお返しするなんということは常識的にはなかなか、今までの大蔵省のとった手法としてはやらぬと思うのです。自治大臣、こ...全文を見る
○宮地委員 大臣も御存じのように、専売公社を民営化して日本たばこ産業株式会社が発足したわけですね。それでいよいよ製品たばこの輸入自由化が始まっているわけですね。外国にはフィリップモリスだとか一兆円産業のたばこ会社がいっぱいあるわけです。ですから、むしろ専売公社を民営化したときでき...全文を見る
○宮地委員 今、私、三省の事務方の方からいろいろ伺ったわけですが、私は、こうした補助金の削減というものが福祉の切り捨て等にならないように一番頑張っているのは皆さんよりも地方自治体であるということを言いたいのです。皆さんは政府でありますから、福祉切り捨てにはならぬ、こういうふうに大...全文を見る
○宮地委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○宮地分科員 私は、きょうは首都圏の通勤通学難解消の問題を中心に御質問をさせていただきたいと思います。  ちょうど昭和四十七年、田中元首相が有名な日本列島改造論を発表いたしまして以来ここ十数年、東京都を中心に、我が埼玉県、またお隣の千葉県、神奈川県におきましては、大変な人口急増...全文を見る
○宮地分科員 そこで、私は具体的な問題についてお伺いをしてまいりたい。  まず、この永田町を現在通過しておりますところの地下鉄有楽町線の延伸の問題です。地下鉄有楽町線、正式には八号線とも言われておりますが、これの東武東上線との相互乗り入れの問題からお伺いをしてまいりたいと思いま...全文を見る
○宮地分科員 来年の秋までに念願の地下鉄有楽町線が東武東上線の志木までまずもって開通の実現が見通しがついた、これにつきましては、関係当局の長年にわたる御労苦に敬意を表したいと思うわけでございます。  さて、この志木までの開通だけで本来的な埼玉県西部地域の通勤通学難解消が解決した...全文を見る
○宮地分科員 これについて、やはり何といいましても民間レベルで協議、大変に御苦労されていることを多としなければいかぬと思いますので、この点について運輸大臣、志木からさらにその先は東武鉄道の現在の線路をお借りして有楽町線が川越市あたりまで延伸するように、それがさらに埼玉県西部地域の...全文を見る
○宮地分科員 ぜひ来年の秋には、川越市あたりまで地下鉄有楽町線ができるだけ多くの本数が乗り入れされまして、特に埼玉県西部地域、東武東上線沿線の地域住民の十数年来の本当に渇望した願いでございますので、さらなる御努力を私から強く御要望させていただきたい、よろしくお願い申し上げる次第で...全文を見る
○宮地分科員 今私が申しましたのは、非公式な西武鉄道のある幹部とのいろいろな対応の中で出てきたお話でございますけれども、西武としては用地の買収等で非常に苦しい立場に追い込まれておる。しかし、この問題も、見通しも大変出てきておるのだ、そういうことで、当初六十一年開通予定のこの問題も...全文を見る
○宮地分科員 運輸大臣、西武の堤オーナーも稲門会ですから、大臣と同じでございます。そういう点では非常に意気も投合して、堤オーナーも実業界ではなかなか大変な大物でございますし、久方ぶりの大物大臣でございます。  この問題は、埼玉県の西部地域、特に所沢には、御存じのように早稲田大学...全文を見る
○宮地分科員 さらに、いわゆる都営地下鉄の十二号線の延伸問題について一言だけ伺っておきたいと思います。  これは御存じのように、最近東京都知事も、東京都庁の新宿移転に伴いまして、これを一年繰り上げて何とか開通を早めようと大変熱心に御努力をし始めているわけでございます。これはまさ...全文を見る
○宮地分科員 今の局長さんの大変に前向きの発言に期待をし、また、私どもも埼玉県知事等に働きかけをいたしまして、住民の要望に沿って頑張ってまいりたいと思いますので、その節はまたよろしくお願い申し上げたい、こう思います。  さて最後に、国鉄の川越線の問題につきまして少しお伺いをして...全文を見る
○宮地分科員 今後の御期待をいたしまして、終わりにいたします。どうもありがとうございました。
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○宮地分科員 私は最初に、住宅・都市整備公団関係の生活環境の改善の問題につきましてお伺いをしてまいりたいと思っております。  まず最初にお伺いしたいのは、上福岡市にございますところの住宅・都市整備公団の霞ケ丘団地並びに上野台団地におきますところの、またお隣の富士見市におきますと...全文を見る
○宮地分科員 私は、今、公団総裁が水質検査について大変遅かった、申しわけない、謙虚に反省しておりますから強くは責めませんが、もう既に御存じのように水道法の第二十条におきまして水質検査というものは――特にこの団地におきましては、ここは調べましたらば専用水道である、専用水道の場合には...全文を見る
○宮地分科員 きょうは厚生省が来ていますから、簡単で結構でございますが、今私が申し上げたような水質検査につきましても、ぜひ厚生省もこうした水道の技術管理者に対するチェックを、本来的にはこれは都道府県知事ということになっておりますが、やはり水道法の管理は厚生省でございますので、厚生...全文を見る
○宮地分科員 時間がないので私はこの程度にしておきますので、後は大臣、総裁、意のあるところをぜひお酌み取りいただきまして、今後よろしくお願いをしたいと思います。  そこで私は、次の第二の問題として、先ほども総裁お話しありましたそうした地下水の汚染問題、これに対する暫定的な措置と...全文を見る
○宮地分科員 その理由のあるところというのがちょっとひっかかるのです。私の今言わんとしたことは総裁、十分おわかりだと思うのですね。どうか誠心誠意、単に公団対上福岡市、こんな行政機関の対決的な意識でなくして、その本質というものをよく見た上で、今回のここにおけるこの問題はただお金の問...全文を見る
○宮地分科員 こうしたお話を大臣もそばで聞いていておわかりと思うのですね。この両団地は、埼玉県の特に三十キロ圏に、昭和三十四年、今からちょうど二十五年前に東洋一のマンモス団地ということで、当時、日本住宅公団の一つの大きなモデル的な団地として都心三十キロ圏にでき上がって大変な脚光を...全文を見る
○宮地分科員 よろしくお願いを申し上げたいと思います。  さて、もう時間も迫ってまいりまして、後はちょっと、とんとんとお伺いするしかございません。  昨年もこの分科会でお伺いいたしましたが、今もう一つの大きな課題を持っておりますのが、狭山市にございますところの狭山台団地のいわ...全文を見る
○宮地分科員 きょうは時間がありませんのでこの程度で終わりますが、これは大変大事な問題でございますから、私はぜひ、学術のモデル、狭山台団地を研究の材料ではなくして、住民の貴重なマイホームの財産を守ってあげるべきである、そのためにやはり行政当局が厳正なる対応をすべきである、このこと...全文を見る
○宮地分科員 どうもありがとうございました。
04月07日第104回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○宮地委員 きょうは国の補助金等の臨時特例等に関する法律案の総理に対する質疑でございますが、きょうは総理と久しぶりの質疑でございますので、当面する緊急的な重要な事項を中心にいたしましてこの問題に入ってまいりたい、このように思う次第でございます。  私は最初に、今国民の皆さんの間...全文を見る
○宮地委員 特にこの問題につきましては、我が党におきましても黒柳参議院議員を団長といたしまして党の調査団を派遣いたしまして、その資料の収集等に当たってまいりました。現地に参りますと、日本の企業のいわゆるリベートの問題等についての文書などがいろいろ発見をされてきているわけでございま...全文を見る
○宮地委員 さらに、特に外務、大蔵、経企、通産四省庁は、このマルコスの経済協力に関連しておる日本企業につきましていろいろ事情の調査に踏み切る、こういうことで、本日から行うようでございますが、この点については総理としてはどういうお考えのもとにこの問題に取り組んでいくのか、お伺いした...全文を見る
○宮地委員 そういう点で一番大事なのは、政府の手元に入ってくるマルコスの関係する文書、こういうものについても当然日本とフィリピンの政府間の話し合いのもとに慎重に対処しなくてはならないと思います。ここまでフィリピン政府が踏み込んで協力をする用意がある、こういう段階におきまして、今後...全文を見る
○宮地委員 私は、そうした公式な資料というものは、どちらかというと我々野党よりもやはり政府の方が資料としては収集可能であろうかと思います。そうした状況の中で、政府みずからが総理のおっしゃるように徹底して究明に努力するということであれば、国会の場でそうした貴重な資料というものは国民...全文を見る
○宮地委員 きょうは国税庁並びに警察庁もお見えでございますので、現段階において、このマルコス疑惑解明につきまして警察庁はどのような対応をされておるのか、また国税庁はどのように現在調査を進めておられるのか、仁平刑事局長並びに日向調査査察部長から御説明を伺いたいと思います。
○宮地委員 国民が大変に関心を持っている重要な問題でございますので警察庁、国税庁もぜひしっかりと頑張っていただきたい、そして速やかに国民の前に明らかにしていただくよう、強く要望しておきたいと思います。  さらに、もう一つ重大な問題の一つといたしまして、円借款事業に介在したいわゆ...全文を見る
○宮地委員 そうした大変にきな臭いお話もいろいろ出てきているわけでございまして、ともあれ私は、今回のフィリピンに対するところの経済協力の一つのあり方というものはぜひ見直しをしていかなくてはならない、このように考えているわけでございます。  もう総理はそういう点については十分に御...全文を見る
○宮地委員 次に、私は、もう一つの国民的な重要な課題の一つの、先ほども少しお話が出ておりましたが、いわゆる円高差益の消費者還元の問題、あるいは原油価格の低落に伴うところのいわゆる消費価格の引き下げ問題、この問題について少し総理のお考えをお伺いをしてまいりたいと考えております。 ...全文を見る
○宮地委員 総理は今、時期的に前のやつがずれて入ってきているというお話をされました。しかし、今の電力料金やガス料金を設定したときのドルの価格というのがあるわけですね。私の記憶ですと、たしか一バレル三十四ドルぐらい、このくらいの価格で設定をして、消費者の価格を全部計算してはじいてい...全文を見る
○宮地委員 総理の十八番の貿易摩擦に対する考え方、それは私も理解します。しかし、古くからの伝統のある、小売までの多くの段階を踏んでくる日本の流通機構というものもやはりそろそろ変えていかなくてはならない。自動車なんかはメーカーからディーラー、小売と三段階で、アメリカ的ですから非常に...全文を見る
○宮地委員 今、総理がお話しになった数字、ちょっとずれがあるのですけれども、私はいいところをついていると思うのですね。ただ、借金の累計は、国が六十一年度末で百四十四兆円近くなりますけれども、地方の場合は六十兆円ぐらいになっているのですよ。正確には五十八兆八千億、約六十兆なんです。...全文を見る
○宮地委員 私もそこの点は大変同感なんです。地方交付税率の三二%だけに今後の財源のあり方を考えるときに、今、大蔵大臣がおっしゃったように、補助金あるいは地方譲与税、言葉が悪いですけれどもこういったひもつき的なものは、そろそろ一般交付税のような形に移行していくという一つの流れをつく...全文を見る
○宮地委員 時間も迫ってまいりましたので、総理にあと一、二点。  六十二年度にこれから大変思い切った税制改正をしていくということでございますが、そういう税制改正の中で、地方の財源というものに対する措置というものについてお考えがあるのかどうか、この点についてまずお伺いしておきたい...全文を見る
○宮地委員 六十二年度税制改正につきましては国民も大変期待をしております。特に所得税、法人税あるいは住民税。そうした国民の期待に沿うように中曽根総理としてもぜひ御努力をいただきたいと強く要望いたしまして、時間が参りましたので終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月10日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○宮地委員 きょうは警察庁の関係の方々が正午から重要な会議があるということでございますので、先に警察庁関係から御質問をさせていただきたいと考えております。  先ほど来もお話が出たと思いますが、いよいよ五月を迎えるに当たりまして国際的に重要な行事でございますところの東京サミット、...全文を見る
○宮地委員 特に警備の問題については大変に御労苦をいただいておりまして、私たちとしても大変敬意を表しているわけでございますが、やはり今まではどちらかといいますと拠点警備的な色彩が非常に強かったと思うのですね。しかし今回のいろんなゲリラの活動の内容を見ておりますと、やはり首都圏の広...全文を見る
○宮地委員 さらに、今回特に貴賓、お客様といいますか、そうした要人に対して、ヘリコプターを三機新規購入をされましてその送り迎えをされる、こういうふうに伺っておりますが、この予算あるいはこれに対する利用の仕方、また東京サミットなど重要行事の終わった後の後利用といいますか、そうした問...全文を見る
○宮地委員 そうしますと、このヘリ三機は今後は自衛隊法を改正しますと自衛隊の管理運用、こういうふうになるわけですか。
○宮地委員 現在は実際には総理府の方に自衛隊の職員をいわゆる出向という形で今回の東京サミットは利用するわけですね。それで今後については、自衛隊法が改正されれば自衛隊の管理運用、所属になる。しかし、自衛隊のそうした防衛的な使用目的ではなくして災害とか消防とかあるいは警察とか、こうし...全文を見る
○宮地委員 ともかく国民の貴重な税金によって賄っているわけでございますので、どうか今後二の三機の四十八億円にわたるヘリコプターの後の利用についてもぜひ国民の合意を得るような形で万全を期して対応していただきたい、このように希望しておきます。  さらに、警察庁関係に少しお伺いをして...全文を見る
○宮地委員 最近こういうチラシが新聞の折り込みとかで各家庭にばらまかれております。具体的には、これはナショナル抵当証券の「”新しい時代”の資産づくり」だ、こういうことになっておるわけですね。裏には「夢が大きくひらきます。高利回り・確定利率・元金保証 少数限定!」「七・六% 二百五...全文を見る
○宮地委員 この抵当証券の問題については大蔵省あるいは警察庁も今後重大な関心を持ち、監視をし、ワルがはびこらぬようにぜひ予防的措置を講じるように私はきょうの段階は要請をしておきたいと思います。ネズミ講のときもそうでしたし、あるいは豊田商事の問題も私は物特において再三早い時期に警鐘...全文を見る
○宮地委員 警察関係の皆さんは会議が十二時から行われるようでございますから、会議に御出席される局長さん以上の方は御退席して結構でございます。  それでは、次に本題に入ってまいりたい、こう思います。特に地方財政の問題と補助金の削減問題について少し議論をしてみたいと思っております。...全文を見る
○宮地委員 私は、こうした財政問題について、国民の皆さんも国の財政が厳しいということはよく知っていると思うのですね。ですから、言葉は悪いのですが、余り変な小細工をするよりも、大変なときは大変なんだ、こういう覚書をした、しかし現状がこういうことなのでどうしても新たに暫定的に三年を延...全文を見る
○宮地委員 事務レベルですから、私はそんなに強くは言いませんが、例えば大蔵省が六十五年の段階において今後の公債の依存率の指標の問題について、既に考え方の中に非常に変更していこうというものがあるわけですね。例えばGNPに対するGDPの比率による新たな指標にするとか、そういうような動...全文を見る
○宮地委員 今の点については、私は竹下大蔵大臣と昨年いろいろこの問題で議論いたしまして、六十五年以降になりますとGNP比に変わっていくなというような話はもう既に出ているんです。ですから、会議録などよく見て御研究してください。宿題を与えておきます。  時間がありませんので、私は次...全文を見る
○宮地委員 要するに内需拡大の中で最も大事な消費需要を喚起していくための減税の柱がこの中に入ってないんですね。この点についてはどういう理由で入れなかったのでしょうか。
○宮地委員 今回の円高によるデフレ現象あるいは原油の低落、こういうものによっての経済の環境の変化。こういうことで本当に国際的に、内需拡大によって今までの日本の輸出志向型の経済から内需拡大型の経済に変革をしていくという強い決意と意思があれば、その魂的な、中心的な柱はやはり所得税減税...全文を見る
○宮地委員 さらにこの総合政策を一つ一ついろいろ見させていただきますと、電力、ガス業界における円高差益や原油値下がり益についてはやはり消費者に速やかに還元するとともに、原油のいわゆる価格の推移というものをよく見て、特に電力、ガスの原油価格の洗い直し、これをやはり進めていかなくては...全文を見る
○宮地委員 特に原価の洗い直しをぜひ積極的に進めてもらいたいと私は思っております。また、今回のこうした円高によりまして、新潟の燕市の洋食器など特に輸出産業の中でも産地対策、これが私は非常に大事な問題であろうと思いますが、既にこの問題については中小企業庁も取り組んでおると思いますが...全文を見る
○宮地委員 大臣、政府閣僚の一人といたしましてこの総合経済対策の問題について総括的に最後に一言御質問するわけでございますが、やはり今回のこの総合経済対策を見て私たち率直に感じますことは、余り即効性がない中身になっているな、今本当に我が国が抱えているところの新たな経済政策の転換、先...全文を見る
○宮地委員 これでお昼休みの時間三十分超過いたしまして、皆さんもおなかがすいたでありましょうし、限られた時間が五分まだありますが、きょうはこれで終わらせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。
04月14日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○宮地委員 きょうは地方交付税法等の一部改正案に伴いまして竹下大蔵大臣にお越しいただきましたので、私は、せっかくの機会ですから、最近の経済、財政の問題等につきましてお伺いをしてまいりたい。  大臣、最初に、G10に大変お忙しい中、補助金一括法案の大変なさなかに行ってこられました...全文を見る
○宮地委員 やはりいろいろ経済の環境といいますか経済の動きというものを見て、公定歩合の引き下げというのはタイミングよくやっていかなければならないと思います。もちろん大蔵大臣おっしゃるように、これは日銀の専管事項でございますから、大蔵大臣としてもなかなか踏み込んだ発言には慎重を期さ...全文を見る
○宮地委員 もう一点、通貨の安定の問題ですが、特にアメリカのベーカー財務長官との会談で、やはりこれからの貿易問題を考えていったときに、いわゆる通貨の安定ということは非常に大事なポイントだと思うのですね。それで、ちょうど大臣がアメリカヘ行かれているころにその話が出ましたとき、日本の...全文を見る
○宮地委員 通貨の安定がやはり各国の貿易のこれからの振興のために最も重大な問題でありますし、余り乱高下してまいりますとなかなか貿易が進みませんので、私は私なりに、大蔵大臣の腹の中は百八十円程度でこれからの日本の貿易というものをやっていくのかな、こんな感じで受けとめておりますが、お...全文を見る
○宮地委員 これは非常に重大な問題だと私は思うのです。確かにアメリカに行きますと、日本の貯蓄優遇税制については経済界あるいは向こうの政治家たちの間でもなかなか理解がされていない、むしろ貿易摩擦の非常に大きな原因ではないかそういうような非常に強い不満があるのは、私も昨年アメリカに行...全文を見る
○宮地委員 これは議題として、今回の総理がレーガン大統領にお会いする首脳会談の中の貿易摩擦解消、特に五百億ドルあるいはことしは八百億ドルになるのではないか、こういう問題の解消の中で日本のこれからの経済の構造というものを変えていく、調整をしていくという話の中で、今お話しの貯蓄問題に...全文を見る
○宮地委員 それから、過日、やはり四月の八日に総合経済対策が発表になったわけでございます。私は、この問題について先日も自治大臣にも総括的に御答弁いただいたわけですが、きょうは担当の大蔵大臣がおりますので句点か少しお伺いしておきたいと思います。  この経済対策によって、大蔵大臣、...全文を見る
○宮地委員 簡単に経済企画庁、お願いします。
○宮地委員 今回の総合経済対策で、今までにない公共事業投資の前倒し、七七・二%を超える最高のものになろう、こういうことが言われておるわけでございますが、私は、減税政策が盛り込まれておらなかったということについて大変疑問を持っておるわけでございます。消費需要というものを考えていった...全文を見る
○宮地委員 この点についてはもう少し時間が必要だと思います。  最後に大蔵大臣に、先ほど来議論されておりましたが、いわゆる財政危機のツケを地方に転嫁していくということは大変大きな問題があるわけでございます。特に、六十年度においても、暫定一年というものが不履行にされまして五千八百...全文を見る
○宮地委員 終わります。
04月22日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○宮地委員 きょうは大臣も行ったり来たりで大変に御苦労さまでございます。  最初に、大臣は現在はペーパードライバーですかどうですか。
○宮地委員 たまにやるということはペーパードライバーじゃない、こういうふうに理解してよろしいですね。
○宮地委員 実は、私も昭和四十八年に免許証を取りまして、以来四回書き直ししているわけでございますが、自分自身の体験を含めましてペーパードライバーの問題について少しお伺いしたいと思います。  長官、今皆さん方のいろいろなデータによりますと、いわゆる一七%違反者と言われるデータが出...全文を見る
○宮地委員 こうしたペーパードライバーに対しての再教育といいますか、運転の教習、特に実地の教習、これはやはりやる必要があるんじゃないか。特に、今私なんかの体験を含めますと、三年来ますと私は眼鏡を持って、免許証を持って地元の所管の警察に行きまして、目の検査をいたします。過去一年間私...全文を見る
○宮地委員 教習所も最近は大変に経営が難しいし、新しい販路というかそういうものを求めていると思うのですね。そういうことで、ペーパードライバーに対する再教育の関心もやはり経営実態の中からも非常に新しい一つの方向じゃないか。そういうものも含めて、私はぜひ今後御検討いただきたい。また、...全文を見る
○宮地委員 やはりこうした何度も何度も違反をする者に対して、そうした罰金とか反則金といういわゆる金銭的な面からのお仕置き、これだけでは改善はなかなか難しいと思うのですね。やはり基本的にはそうしたドライバーのもう一度人間的な教育といいますか、資質の向上というものも大事ではないか。た...全文を見る
○宮地委員 ぜひ、今後この道交法改正を機会に、私はやはりそうした繰り返し違反をするドライバーに対して、これが集中的に大体わかっているわけですから、特に悪いのはブラックリストぐらい各都道府県本部で、各警察署管内ぐらいに、余り表に張るのはちょっといろいろプライバシーの問題があるでしょ...全文を見る
○宮地委員 これは交通局長だと思いますが、今回、超過速度二十五キロメーター・パー・アワー以上、三十キロメーター・パー・アワー未満の速度違反者に対する反則制度の適用の問題ですね。私たちは交通違反の三悪ということをよく聞いておりまして、三悪というのは、まず一つは酔っぱらい運転、それか...全文を見る
○宮地委員 警察庁の方でおつくりになったこの解説書にも、昭和五十九年度の速度違反の検挙件数、昭和五十四年対比で二十五キロ・パー・アワー未満が一三%増に対しまして二十五キロ・パー・アワー以上は二六%増で、こっちの方が多いのですね。これが今度は三十キロ以上、こういうふうになりますと、...全文を見る
○宮地委員 自治大臣、何か大分お忙しいようで、お隣の先生が大分ハッパをかけてまいりますので、また機会がありますから、どうぞゆっくり歩いていってください。  そこで、具体的にこのみなす公務員、これは今回公益法人、指定法人ということで、全国レベルでは全国道路使用適正化センターの職員...全文を見る
○宮地委員 このみなす公務員の設定の一つのバックグラウンドに、一つは警察官の増員問題がある。警察官の増員問題については今までも行革の中で非常に厳しい対応でありまして、六十一年度予算では公安職員の二千八百八十名くらいを回して、何とか警察は増員にこぎつけた。六十年度ではほとんどゼロの...全文を見る
○宮地委員 最後に、長官に伺っておきたいと思います。  私は、このみなす公務員というのは非常にユニークを一つの新しい処方せんだと思っております。しかし、やはり公務員という名前がつく以上、先ほど交通局長もお話しございましたように、これは大変に重要な立場でございまして、例えば今まで...全文を見る
○宮地委員 どうもありがとうございました。
11月20日第107回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○宮地委員 きょうは地方交付税法の一部改正案を中心といたしまして、最近の社会情勢の重要課題について何点か質問をさしていただきたいと考えております。きょうは夜なべの審議ということで,大臣以下皆様方には大変御苦労さまでございます。  まず最初に、本日の自民党の税制調査会におきまして...全文を見る
○宮地委員 どうもきょうの正副会長会議ではその内容についても相当踏み込んで議論がされておる。その議論の内容につきましても、例えば大型間接税の問題につきましても非課税品目の範囲を広くする。そういう中で、例えば大蔵省あたりは売上高一億円未満の業者を非課税とした場合、企業数では八七%の...全文を見る
○宮地委員 大臣、あなたの所見はどうなんですかと私は伺っているのです。そこをちょっとお聞かせください。
○宮地委員 そういうことをしていますと、また大蔵省に押し切られた税制改正案などが出される可能性があります。  そこで、本題の地方交付税法の今回の一部改正案についてですが、先ほどもお話が出ておりましたが、特に昭和五十九年度の地方財政対策の見直しによりまして、昭和五十九年度以降は交...全文を見る
○宮地委員 私は、この臨時異例の措置という政府の国民に対する約束を不履行にしていくということは、これは財政運営の責任者としても猛反省してもらいたいと思うのですね。臨時異例の措置というのはもう幾らでも、悪い言葉で言えば悪用できる言葉ですよ。ましてや今回の償還方法というのは、五年の据...全文を見る
○宮地委員 そういうようなことをしていますと、そろそろ大蔵省は来年度の公共事業の補助率をさらにカットをしよう、こういう動きが出ているようですね。  大蔵省にちょっと伺っておきたいのですが、大蔵省が最近、補助金の整理一括法で今年度から三年間固定されているこの公共事業補助金の補助率...全文を見る
○宮地委員 今申し上げたような内容について検討もしておりませんか、検討しておりますか。
○宮地委員 その辺が、だんだん時がたてば見えてくるわけですけれども、もう既に、来年度は補助率が二分の一を超えるものを対象に補助率をさらに二分の一まで引き下げる、そこまで具体的な検討に入っている、そして来年度の公共事業の国費は財源難から引き続きマイナスとする方針だ、その一方で、円高...全文を見る
○宮地委員 また時間がございましたら、後ほど少し財政問題、経済問題についてお話ししたいと思います。  ここで、最近地方税の通達について納税者の間からもう少し改善をしてもらえないだろうか。現在の地方税通達制度というのは、いわゆる地方自治体を通じて通達をするというやり方ですね。これ...全文を見る
○宮地委員 今お話しのことは非常に大事な点だと思うのです。地方の自治体に実例を添えて通達するとき自治省が日本税理士会などに同内容の通達内容を提示する、これは一歩前進だと思うのです。とにかく今までは納税者に対しての地方税通達制度の公開というものに対して閲覧のシステムができないものか...全文を見る
○宮地委員 渡辺審議官がそういうことであれば私は一歩前進の発言だと思うのです。あなたも言葉足らずで、「地方自治体には実例を添えて通達を出している。だが、通達は複雑で、見ても簡単に理解できないので閲覧というシステムはとられていない。担当職員に質問してほしい。」なんて、こういう発言を...全文を見る
○宮地委員 それでは、次に抵当証券の問題について少しお伺いをしてまいりたい、こう思います。  この問題につきましては、私は、本年四月十日にこの地方行政委員会におきまして、最近の低金利時代を利用して悪質な抵当証券会社がはびこってきておる、どうも金によるペーパー商法をやった豊田商事...全文を見る
○宮地委員 四月十日に私が当委員会でこのナショナル抵当證券の問題に警告を発しまして、チラシをいろいろお見せした。そのときナショナル抵当證券の「″新しい時代″の資産づくり」「高利回り・確定利率・元金保証 少数限定!!」「七・六% 二百五十万円 二年間のお受取り額 二百八十八万円」「...全文を見る
○宮地委員 ということは、土地鑑定士の鑑定した証書は信用する以外ない、こういうことですな。
○宮地委員 国土庁に伺います。  このレブコ・ジャパンが所有していた岡山市の郡所在の元材木工業団地内の土地五万四千二百平米、これを土地鑑定をしたこの土地鑑定士、これについて事情聴取をした、こういうふうに確認されておりますが、その事情聴取された内容について報告してほしい。
○宮地委員 これが三倍の水増しの土地鑑定が行われたとしたら、国土庁としてはどういう制裁措置があるのですか。
○宮地委員 そこで、この株式会社丸和モーゲージがいわゆるこの「お知らせ」と「御連絡」ということで消費者に通達をしているわけですね。  これはまず十月一日に突如商号の変更をしたとき、株式会社丸和モーゲージの代表取締役の楠原大輔という人ですが、これがこういう通達を出しているんですね...全文を見る
○宮地委員 さらに大変なことが起きているのですね。それは、この土地の所有者の株式会社レブコ・ジャパンが、十月三十一日に事実上不渡りを発行して倒産した。どこに不渡りを発行したかというと、あの有名な金ペーパー商法の、六十億を集めて倒産した日本相互リースという会社なんです。これは旧三和...全文を見る
○宮地委員 法務省においても、この登記所における抵当証券の発行について、先ほどは、不動産鑑定士の鑑定証書をもとにチェックをせざるを得ない。しかし、こうした社会的なワルの一つの大きな問題点が出てきた今日、この登記所における改善について検討する余地がないのかどうか、この点についていか...全文を見る
○宮地委員 貸金業の法律を担当している大蔵省、投資家保護のために、こうした事件が今後とも起きないために何らかの規制立法——現行の法律で対処できるのか。難しいなら、関係省庁が額を集めて新規の規制立法をすべきではないか。きょうはお隣に片岡先生がおりますが、当衆議院物価対策特別委員会で...全文を見る
○宮地委員 こうしたペーパー商法のワルが一つの経済の状況を利用してはびこらないように、政府としてもぜひ特段の努力をしてもらいたい、私はこう思うわけでございます。特に警察庁に再度私はお伺いしておきたいと思いますが、いわゆる丸和モーゲージあるいはこのオーナー会社と言われるレブコ・ジャ...全文を見る
○宮地委員 国家公安委員長であられる自治大臣、今いろいろと具体的な事例を中心として今日の抵当証券会社の特に悪質な一つの事例、そして新手のそうした大変な悪徳商法のやり方を御説明しながら各省庁と議論してきたわけでございますが、国家公安委員長である大臣の今後の政府としての取り締まり、規...全文を見る
○宮地委員 その辺をぜひ大臣からの前向きの答弁に期待をして、この問題については今後を見守るということで一応本日のところは終わりにさせていただきたい、こう思います。  最後に、時間もあと少々でございますので、お伺いしておきたいと思います。今、連日テレビで大変にいろいろと問題になっ...全文を見る
○宮地委員 消防庁はこの三原の火山噴火に対しての消防体制、これはどういうふうに今取り組んでおりますか。
○宮地委員 三原山の噴火問題についてはどうか人命をまず優先して警察、消防、また政府としてもしっかりと対応をお願いしたいと思います。  また農作物も大変に、キヌサヤエンドウとか菊とか、野菜関係も火山灰で相当やられておるようでございますので、農水省としてもどうか万全の対策で対処して...全文を見る