宮地正介

みやちしょうすけ



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宮地正介の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○宮地委員 最初に、私は今大変な湾岸戦争の問題について、地上戦突入か、あるいは和平か、こういうことで全世界が注目をしておりますけさほど発表されましたイラク、ソビエトの八項目合意について、若干御質問をしたいと思います。  まず、この八項目合意について、日本政府としてどういうような...全文を見る
○宮地委員 ただいままでの、特にアメリカあるいはソビエトの報道官の発表をいろいろ情報をとってみますと、まずブッシュ大統領が、二月二十一日現段階で緊急会議を開いておる。フィッツウォーター報道官の発表によりますと、この八項目の合意事項には問題がある、二月二十二日までに検討を詰めてまい...全文を見る
○宮地委員 外務大臣、大変にお忙しい状況、国会に張りつけで大変と思いますが、やはり外務大臣みずからも、例えばアメリカのベーカー国務長官等と電話会談をやるぐらいの行動があってよろしいのではないか。なぜこれをおやりにならないのですか。
○宮地委員 外務大臣は、今新しい進展が見られたと。私は総理も、きょうはおりませんから申し上げられませんが、ぜひブッシュ大統領に、これは電話で、ホットラインで、当然この内容を精査するに当たって、日本国政府としてもどういう説明がゴルバチョフ大統領からあったのか、こういう点は積極的に総...全文を見る
○宮地委員 もう一点、非常に大事な問題は、国連決議六百六十号のイラク軍のクウェートからの完全撤退、全面撤退、これを、この決議は遵守するという立場を日本はあくまでも貫くべきである。この原点をしっかり踏まえて外交を展開すべきである。最近いろいろブッシュ大統領の発言を聞いておりますと、...全文を見る
○宮地委員 我が党もこれに対する談話を出しましたが、湾岸和平への重要なステップとして一定の評価はできる、こういうことを我々、談話として出させていただきました。外務大臣は、新しい展開、こういうふうに言っておりますが、私はそういう点では、先ほどから申し上げておきましたように、この六百...全文を見る
○宮地委員 ぜひこの問題についても、非常にのるか反るかの重要局面でございますので、政府の積極的な外交活動を期待して、次の問題に移りたいと思います。  防衛費の今回の一千二億円の削減の問題について、少しきょうは私は角度を変えまして若干御質問をしてまいりたいと思います。  昨日の...全文を見る
○宮地委員 今防衛庁長官は、いわゆる一千二億円の正面装備を中心とした防衛費の削減が結果として現場の部隊の編成や運用、教育訓練に大きな支障が生じる、こういうことでございますから、現実的にはやはり一千二億円の歳出削減というものがきちっと認知された、こういうふうに理解しておりますが、間...全文を見る
○宮地委員 そこで、私は今度は財政上の立場からこの問題についてちょっとお伺いしておきたいと思います。一千二億円のうち、平成三年度はいわゆる頭金的なものとして十億円、後年度負担に平成四年から残りの九百九十二億円が回るわけでございます。  そこで、防衛庁に伺いたいのですが、この後年...全文を見る
○宮地委員 ただいまの御報告ですと、見積もりということの前提条件がついているにせよ、平成四年度で二百四十億、平成五年度で五百九十二億円、平成六年度で百六十億円、こういう後年度負担で、もし平成三年度が削減されなければ今後平成四年度の歳出予算に、あるいは平成五年度の歳出予算、平成六年...全文を見る
○宮地委員 今大蔵大臣非常に慎重にメモを見ながら答弁されましたが、簡単に言いますと、いわゆる大蔵省の中の国債費というところに新たに項を設けて、そして平成三年度からこの項に今申し上げました金額が組み込まれていく、平成三年度については予備費の二千億と十七億が加わりますから、二千十七億...全文を見る
○宮地委員 ということでございますから、結論から申し上げれば、一千二億円の削減というものは、平成三年度で十億円の実額の削減、後年度負担においても、平成四年、五年、六年で国債費に計上され、それは直で今回の九十億ドルの財源として、今回は国債整理基金特別会計に、本来は直じゃないんですが...全文を見る
○宮地委員 この問題の最後に、きょうは官房長官見えておりますので、与野党合意の二月十五日の「湾岸地域における平和回復活動に対する我が国の支援に係る財源措置について」の二項目の(2)の中にある「防衛関係費(国庫債務負担行為に係る平成四年度以降の支出予定額を含む)等の減額」により約一...全文を見る
○宮地委員 ぜひこの点についてはよろしくお願いをしておきたいと思います。  そこで、時間も大変限られておりますし、きょうは関連質問の関係の方にもバトンタッチする都合もございますので、特に今回の湾岸危機の自衛隊機の派遣の問題についての特例政令のところについて、少しお話を伺っておき...全文を見る
○宮地委員 例えば、和平が成立して停戦、そしてイラクと多国籍軍の軍事行動がとまったとき、これはこのいわゆる特例政令は必要がなくなる。もう自衛隊機を派遣する必要はなくなる、そういう状況というものができるわけです。この停戦のときはどういうふうに理解をすればいいんでしょうか。
○宮地委員 避難民の輸送が必要なくなる。そうなりますと、もう民間機で委託なり、戦端が閉じられればこれは民間機で代行ができるわけですね。あえてそこに自衛隊機を飛ばす必要はなくなる。それでも自衛隊機を飛ばす、そういう条件が整っている、こういうふうに長官は理解しているんですか。
○宮地委員 非常に大事なことは、この特例政令は、この湾岸危機に対する定義は、この国連決議六七八号に基づく、それから国際機関からの我が国に対しその本国への輸送その他の輸送の要請、具体的にはIOMなどの要請、こういうふうに歯どめがかかっておるわけですね。ですから、当然要請がなきゃ飛ば...全文を見る
○宮地委員 私は常識的に見まして、この避難民の輸送については、停戦になればもう自衛隊機の必要はない、民間機でこれは代行できる、これが私は国民の偽らざるいわゆる一般常識だと思うのですよ。停戦になってもまだこの特例政令が生きているなんて、これは言語道断でありまして、やはり今回のこの特...全文を見る
○宮地委員 これはけじめをきちっとつける意味で、自然消滅なんというそういう考え方でなくて、やはりきちっと廃止のための政令、これで閣議決定する、きちっとけじめをつける。やはり和平がきちっと成立したら、停戦即廃止のための閣議をする。それは状況はいろいろあるにしろ、いずれにしても、もう...全文を見る
02月28日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○宮地委員 最初に大蔵大臣に、今回イラクが、停戦を条件といたしまして賠償、領有権の放棄、こうした新たな提案をいたしました。アメリカにおきましても、この提案については拒否の回答をしたとも言われております。しかし、本日午前十一時にはブッシュ大統領の声明が発表されるとも言われておる。大...全文を見る
○宮地委員 アルアンバリ・イラク国連大使が二十七日の昼前、アメリカのCNNテレビに対しまして、イラクは国連安保理の十二の決議すべてを受諾した、このように語ったと言われております。また、同大使は、この後デクエヤル国連事務総長との会見に向かう途中、記者団に対し、この決定がイラク政府最...全文を見る
○宮地委員 まあいずれにしましても、今回、イラクがクウェートに侵略した昨年の八月二日以来、世界が大変にこの問題に注目をしてきた一つのけじめの時期がやってきているのではないか。いよいよ日本としてもこの停戦後、戦後の復興に大いに今度は役立つ、国際貢献をする、やはりそういう時の到来を感...全文を見る
○宮地委員 私が大変心配をするのは、ブッシュ大統領がアメリカの議会に提出をされた補正予算百五十億ドル、それに伴う附属文書、この取り扱いといいますか中身をそのまま見てまいりますと、テーブル一においてはデザートシールド、砂漠の盾ですね。あなたは今盾とあらしを一緒にして百五十億ドルを計...全文を見る
○宮地委員 恐らくこれから、アメリカの議会でこの補正予算案の審議が始まっておりますけれども、日本から九十億ドルが来るのか来ないのか、こういう点の議論も既に行われておるようでありまして、米国議会からの突き上げが相当日本にやって来る可能性も、私はなきにしもあらずと思います。  向こ...全文を見る
○宮地委員 最後に要望だけしておきたいと思います。  この三十六条の二項の予算金額というところ、これはあなた方は当初予算、見積額、こういうことで今までずっとやってきたわけです。これは必ずしも法制的には当初予算とか見積額と読めない。場合によっては、補正後の予算まで含めることもこれ...全文を見る
02月28日第120回国会 衆議院 本会議 第15号
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○宮地正介君 ただいま議題になりました平成二年度補正予算(第2号)関連法案に対し、私は、公明党・国民会議を代表し、賛成討論を行うものであります。(拍手)  本日、ブッシュ米大統領は、米国東部時間二十八日午前零時をもって多国籍軍の戦闘行為を停止することを発表いたしました。停戦まで...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○宮地委員 最初に、租税特別措置法の審議に入る前に、当面するちょっと大事な問題につきまして確認、また御説明をいただきたいと思います。  一つは、九十億ドルの支援の問題。これが国会で成立をしたわけでございますが、昨日GCCとの交換公文についての閣議決定がされた、このように伺ってお...全文を見る
○宮地委員 円建てで拠出するという閣議決定は私も承知をしております。問題は、実際に九十億ドルというこの国際的な公約が、日本のそうした一方的な円建てという拠出対応で果たして国際的に通用するのかどうか。確かに国会の予算上は一兆一千七百億円、これしか承認はとっておりません。実際に円安分...全文を見る
○宮地委員 私の質問には大臣、お答えしてないのですね。  きょう外務省、課長来ていますが、この点についてどうですか。
○宮地委員 アメリカ政府が理解している、こういうふうに受け取っていいんですか。
○宮地委員 そうすると円建てで一兆一千七百億、GCCに拠出するということで、現実に九十億ドルの目減りが先ほど申し上げたように八十四・七億ドルになっても、アメリカは了とするんですね。
○宮地委員 この点については私は大変心配をしております。  先ほど大蔵大臣お話しのように、アメリカを初め各国の日本に対する風当たりは大変シビアな状況にあるわけでございます。私は、常識的には大蔵大臣が一月二十日にニューヨークへ飛びまして、スタンホープホテルでプレイディ財務長官とお...全文を見る
○宮地委員 銀行局長、国際金融局長ですか、最近のこのドル高・円安傾向、これはどこに大きな要因があるのか、この流れは今後続くのかどうか、この辺ちょっと御説明いただきたいと思います。
○宮地委員 大蔵大臣、一月のG7、日、米、ヨーロッパの主要各国が集まりまして、円相場を百二十五円から百三十五円、ここに誘導する、こういう協調介入について合意があったのですか、この辺確認したい。
○宮地委員 そのとき、円相場は一ドル百二十五円から百三十五円、マルクは一ドル一・四五から一・五五マルク、この範囲で誘導する、こういう話し合いは全くなかったですか。
○宮地委員 いずれにしても、今アメリカのこのムード的なもの、こういう国際金融局長のお話でございましたが、これはやはり日本の経済にとっても非常に警戒しなければいけないと思うのですね。この傾向が強くいきますと、輸入インフレ、日本経済に大変な物価高、またこういうものを招く要因になってき...全文を見る
○宮地委員 もう一点、別の問題に移りたいと思います。  きょう通産省の貿易局長の方に急遽お願いしたのですが、今回の湾岸戦争の中で今後の反省として武器の輸出問題、軍備管理の問題が非常に重要な課題になっておりまして、我が国が武器輸出禁止三原則を持っているということで、今後、軍備管理...全文を見る
○宮地委員 日本の場合は、今のMTCRに盛り込まれた内容のものについては輸出貿易管理令で規定をされて、原則としては禁輸である。これをしっかり踏まえて対応すべきである、こういうふうに私は考えているわけでございまして、先ほど申し上げたように、非常に平和的な技術が、実際にはある武器の中...全文を見る
○宮地委員 私は、地価の抑制は、やはり先ほど申し上げたような都市計画初め国土利用計画のしっかりした見直しあるいは土地税制または金融行政、こういう三本柱が機能して地価の抑制、引き下げというものができていくのではないか。そういう意味で大蔵大臣も今までの補完的立場から重要な立場というこ...全文を見る
○宮地委員 特に、地価税の導入、この問題について政府税調の加藤さんも、モミの木は残った、こういう表現をされたんですね。まことにうまい表現をされた。これはまさに紆余曲折があったけれども、モミの木は残った。導入は何とかできた。苦労の姿が陰に見えるような感じがするわけです。これを今度は...全文を見る
○宮地委員 きょうは大変含みのある答弁だったと私は思うのですね。やはり与野党で話し合うその余地というのは残っているような感じを私受けとめました。ぜひこれは、国民の期待とニーズにこたえる方向でこの問題の修正問題というものは私は当然国会で浮上してくると思いますので、大蔵省も最善の法律...全文を見る
○宮地委員 いずれこの問題も少し四月の議論の中でまた詰めたいと思いますが、きょうは問題提起させておいていただきたいと思います。  そこで、ちょっと時間も迫っていますので、具体的に何点かお伺いしておきたいと思います。  まず一つは、土地の譲渡益課税の問題であります。特に、民間の...全文を見る
○宮地委員 今主税局長は、切り売り云々、こういうことですが、私は逆だと思うのです。この特別控除制度ができたときは、地価が比較的安い地方都市圏において宅地開発事業あるいは住宅建設事業の推進に大きく寄与するものである。要するに虫食いの小さな土地を持っている方を一つの団地造成をするため...全文を見る
○宮地委員 軽減税率のところでそれが全部フォローできるという主税局長の考えですが、それは東京などの地価の高騰の激しかったところについてはそちらでフォローできる。しかし、地方都市においては一千五百万の特別控除というのはまだまだ有効的に働くもの、こういうふうに私は理解しておりますので...全文を見る
○宮地委員 決して企業経営云々で私は言っているわけではなくて、こうした法律の改正をするときにはもう少し現場の実態というものもよく精査して、国民のニーズにこたえた法改正に神経を使ってください、目配りをしてください、これを私は言いたいのです。先ほどのいわゆる一千五百万の特別控除の問題...全文を見る
○宮地委員 私は最後に大蔵大臣に申し上げたいと思うのは、やはり国税職員の増員問題あるいは職場環境の改善問題、過日も一度調査のときの旅費のいろいろな実態を御報告したことがありますが、一つ、種子島というところに税務署があるわけですね。全国の離島にいろいろ署があります。私も初めて知った...全文を見る
○宮地委員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第3号
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○宮地分科員 運輸大臣、大変御苦労さまでございます。三十分という限られた時間でございますので、きょうはJRの問題、それから地下鉄有楽町線の問題等々について御質問していきたいと思います。  最初に、運輸大臣は恐らく初めて話を聞くと思いますので、少し経過を踏まえてお話ししてみたいと...全文を見る
○宮地分科員 昨日、私もJRを呼びまして、その経過についてどういう努力をしておるのか、こういうことでいろいろ御説明を受けました。今も私が申し上げたそうした認識を踏まえて、今後この日進―高麗川間の複線化については鋭意努力をしてまいりたいと。  この高麗川というところは、現在は町で...全文を見る
○宮地分科員 と同時に、八高線南線と言われるこの高麗川から八王子間の複線電化、これも大変に大きな課題でございまして、私も何度かこの分科会で歴代の運輸大臣にも要請してまいりました。聞くところによりますと、平成三年度からJRとしても事業計画に着手する、調査費も計上する、こういう報告を...全文を見る
○宮地分科員 きょうは本来なら、今までの分科会ですと運輸大臣とここに国鉄総裁がいまして、直接物を申す、こういうことで非常に議論もかみ合うのですが、どうもきょうは本来JRの社長を参考人でお呼びしたかったんですが、いろいろと役員会等の都合できょうは来られないということで残念なんですが...全文を見る
○宮地分科員 この点については、きょうこの質問で新たな認識を持っていただいて、今後少し推移を見守らしていただきたい。また逐次、運輸省あるいはJRに御報告をいただくようにお願いしたい、こういうふうに考えるわけでございます。  さて、もう一方、地下鉄の有楽町線、新桜台と西武鉄道の練...全文を見る
○宮地分科員 約十年ぐらい、結果的にはこの地下三階の設備投資が放置されている、こういうことになるわけですね。平成八年十二月にやっと直通乗り入れが実現ということになると、事実上もう足かけ十年近い。これは、もう会計検査院の立場から見たら大変なことだと思うのですよ。先行投資したといって...全文を見る
○宮地分科員 特に我々としては、将来的にはやはり大泉学園から埼玉県新座市方面ですね、埼玉県への延伸、ここを二十一世紀の新しい路線として期待をしているわけです。ですから、新宿から練馬に来て、光が丘、大泉学園、ここでとまってしまったのでは意味がないわけですね。やはり一方では、西武鉄道...全文を見る
○宮地分科員 時間が参りましたから、最後に運輸大臣に一言だけ御決意を伺っておきたいと思うのです。  私が今申し上げた地下鉄の問題あるいはJRの問題は、首都圏の人口の急増に伴うところの足の確保が非常に重要な眼目でございまして、そういう中で、埼玉県の西部地域と都心を結ぶ一番重要な心...全文を見る
○宮地分科員 終わります。
04月25日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○宮地委員 私は、本来、大蔵委員会でございますから、ちょうど地価税法案の審議の最後に総理に御質問ということでございましたが、前回は日ソ首脳会談ということできょうに延びまして、きょうの時点におきましては、当面する重要課題である掃海艇の問題について中心にお伺いをしてまいりたいと思いま...全文を見る
○宮地委員 総理は私の質問にまだ直接答えていない。  この鈴木善幸総理の五十五年のときの答弁書、「しかしながら、法律上、自衛隊の任務、権限として規定されていないものについては、その部隊を他国へ派遣することはできないと考えている。」このとき鈴木善幸総理は、こういう答弁書を出したと...全文を見る
○宮地委員 確かに今の黒柳参議院議員に対する答弁書においては、今総理のおっしゃったとおりでありますが、当時はやはり紛争中であった。しかしこれも、今総理が読まれましたが、最後の(2)では、「なお、一般に機雷の除去が武力の行使に当たるか否かは、それがいかなる具体的な状況の下で、またい...全文を見る
○宮地委員 総理はなかなか答弁のマジックというか、そういう点で私の本音のところの議論をすりかえてそういう対応をされているが、そうじゃないのですよ。やはり原点に返ってもらいたいと思うのです。自衛隊の法律がつくられたときに参議院でも海外出動の禁止の決議をしているわけです。その決議の中...全文を見る
○宮地委員 国際貢献と権益の確保、この辺が国際的にこれから非常に誤解を招くと思うのですね。  時間もありませんので、今なし崩しに云々という話がありましたが、当面の問題としてクルド族の救援問題、総理、例えばイラクから自衛隊に対する要請が来られたらこれは断りますか。
○宮地委員 今回の政府声明を見ますと、要約すれば、平和時である、それからもう一つは日本の船舶の航行の安全、これがいわゆる歯どめ論的なこととしてまかり通っているわけですが、この二つの要件が整えば今後自衛隊の海外派遣というのは、もちろんこれは自衛隊法上から見ていかなければなりませんが...全文を見る
○宮地委員 私は、やはり国際貢献のあり方についても、自衛隊のペルシャ湾への掃海艇の派遣が、必ずしもこれだけが国際貢献ではない。まだやらなければならないことはたくさんあると思う。やはりクルド人の避難民の救援もそうでございますが、油井の鎮圧だとか、あるいはペルシャ湾の汚染の問題の解決...全文を見る
07月25日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○宮地委員 それでは、限られた三十五分間でございますので、最初に私、大蔵委員長に強く要求をさせていただきたいと思います。  けさからの集中審議を私も聞いておりまして、今回の証券不祥事事件についての真相の解明については、やはり野党が共通した田淵節也氏以下三名の証人喚問については、...全文を見る
○宮地委員 引き続きまして、何点か質問を続けてまいりたいと思います。  先ほど、日笠委員からの質問によりまして、名寄せをしないまでも、延べ二百三十一件、しかし重複を除きますと約二百件という新たな答弁が証券局長からなされました。また今回、四大証券以外に六社、三百五十億の損失補てん...全文を見る
○宮地委員 今回のこの証券スキャンダルのきっかけが、一つは兵庫県警からの切り口、もう一つは、やはり国税調査に基づいての追徴金、この二つの調査機関によって、この証券スキャンダルの解明が今進んできたわけでございます。どうか国税当局におきましても、出し手と受け手と、このチェックを、皆さ...全文を見る
○宮地委員 さらに、警察庁としても、外為法の十八条、二十二条の違反に基づいて捜査に着手をしておるという案件があろうかと思いますが、この点についての御報告をいただきたいと思います。
○宮地委員 今、法務省並びに警察庁から報告がありましたとおり、今回のいわゆる証券スキャンダルの一つの大きな具体的な案件について捜査当局が着手をした。私はこれは非常に重大な問題であろう。やはり検察当局あるいは警察庁がこの問題をどう精力的に捜査をしていくか、その過程においていわゆる証...全文を見る
○宮地委員 ぜひ検察当局の今後の御活躍に期待をしておきたいと思います。  そこで、角度を変えまして、今回のこの不祥事件について、私は、独禁法の関係からこの問題の調査ができないのであろうか、特に独禁法十九条「不公正な取引方法の禁止」というこの条項を適用して公取が調査に踏み込めない...全文を見る
○宮地委員 ぜひ公取としても、独禁法のお目付役であることは我々は十分に理解をしております。証取法については証券局、大蔵省が監督行政をすることも承知をしております。しかし、今回の証券不祥事件、やはりこの証券にまつわる、あるいは金融にまつわるこうした不公正な取引、これをやはり取り締ま...全文を見る
○宮地委員 時間ももう余りないのですが、一点だけ、年金福祉事業団の自家運用について御質問をさせていただきたいと思います。  年金福祉事業団の自主運用、そしてこの自家運用につきましては、我々も国会におきまして、過去の議論の中で、できるだけ運用益を得て、そして年金の財源に資するよう...全文を見る
○宮地委員 最後に大蔵大臣に、一つはやはり大蔵省の監督責任ですね。大蔵大臣も、けさ方からおわびをしたいということで陳謝をされております。しかし、今回の通達行政、これがやはり守られなかった。先日も証券業協会の専務理事等からいろいろお話を伺いました。いかに今後通達がこの自主規制の中で...全文を見る
○宮地委員 終わります。
11月25日第122回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○宮地委員 最初に大蔵大臣にお伺いしておきたいと思いますが、この予備費の審査に当たりましては、御存じのように憲法八十七条に基づきまして行われているわけであります。憲法の第八十七条は、「予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出すること...全文を見る
○宮地委員 次の機会からの予備費の審査につきましては、ぜひ官房長官が同席することを強く要請しておきたいと思います。  さて、今回の予備費の検査につきまして、会計検査院長から報告をいただきたいと思います。  今回の平成元年度の決算検査報告に関する概要説明が本日提出をされました。...全文を見る
○宮地委員 特に、「法律、政令若しくは予算に違反し又は不当と認めた事項」、こういう中で、支出に関するもの百五十七件、七十六億六百七十四万余円、こうありますが、特にその中で顕著なのが「補助金に関するものとして、補助事業の実施及び経理が適切でなかったものが(文部省、厚生省、農林水産省...全文を見る
○宮地委員 会計検査院も、国の予算に対してのお日付役としては非常に重要な独立機関になっているわけでございますから、ぜひその使命と誇りを持って今後とも努力をしていただきたい、きょうのところは強く要請をしておきたいと思います。  そこで、少し限られた時間の中で、当面する重要な政治課...全文を見る
○宮地委員 もう一点、四年度の概算要求額の七十六兆一千七百七十九億円、これと中期展望の差については今申し上げたとおりであります。そういう中で、当然今までの予算編成の傾向の中で、例えば日米構造協議による公共投資の拡大問題とか、あるいは国際公約であるODAの実施の問題とか、その他各種...全文を見る
○宮地委員 そんな抽象論言ってもだめなんですよ。現実に、今申し上げたような七十六兆一千七百七十九億円というのは前年度比八・三なんですから、これはあなたが厳しくやったと言っても、数字の上に出ている。昨年度の予算編成と、ことしの概算要求にそれではどこを切り込んで、今日のようなこういう...全文を見る
○宮地委員 赤字国債の発行はしない、これが今大臣から初めて出されました。もう一つ考えられるのは、歳出の削減と、もう一方で増税の問題です。これが国民から見て非常に今関心が強いわけでありますし、この増税問題にどういうふうに大蔵当局が来年度の予算編成で取り組むのか、これが非常にまた大き...全文を見る
○宮地委員 これから自民党税調や政府税調で具体的な税制改正について検討するのは十分にわかっています。大臣は、来年の予算編成に当たりましては増税なき財政運営という基本方針を貫く、こういう姿勢である、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 非常にそこのところ歯切れが悪いのですね。宮澤総理も増税については余り積極的な発言していません。  では大蔵大臣、具体的に、消費税の税率についてはあなたの大臣期間中は税率アップはしませんか。その基本的方針をまず伺っておきたいと思います。
○宮地委員 あなたのお師匠さんである竹下総理は、消費税の三%は自分の内閣の間は上げないと国会で言明したじゃないですか。あなただってお弟子さんの一人として今回初めて大蔵の財政当局を握ったんだから、一つの信念と哲学ぐらい持ってこの財政運営はやるべきですよ。消費税については大体今の感触...全文を見る
○宮地委員 時間もありませんから、私から大臣に御要望しておきたいことは、やはり行政改革、ここをしっかりやって、歳出の削減についても今までの単なる歳出削減という手法でなくて、本当に小さな政府、そして効率のある政府、こういうものをつくっていくためにどう行政改革をしていくか、そういう中...全文を見る
○宮地委員 きょうは外務省も来ていると思いますので、農林水産省の場合はまあ例外なき関税化、米を例外として対応しよう、こういう基本的なスタンスが変わらない。しかし、この問題、非常に我が国にとっても重要な問題であり、外務省としてはこの米の例外なき関税化の問題については今回のドンケル提...全文を見る
○宮地委員 時間がないので、これは農林水産省に伺っておきたいのですが、問題は、例外なき関税化、この問題といわゆる食管法の改正、これは切っても切れない関係にあるのか、食管法の改正をしないで接点が求められるのかどうか、ここのところが我々は今後の対応として非常に関心を持っているわけです...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、今の問題はまたタイミングを見て御質問させていただきたいと思います。  きょうは、証券局長初め、SECの問題等についても御質問したかったのですが、時間切れでございますので、その点、御了承いただきたい。  大変ありがとうございました。
○宮地委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和六十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外十二件の事後承諾を求めるの件について、賛成の意を表明するものであります。  我が党は、予備費の使用について憲法第八十三条に定められた財...全文を見る