宮地正介
みやちしょうすけ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月08日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号 議事録を見る | ○宮地委員 きょうは、大変にお忙しい中を松下日銀総裁にお越しをいただきまして、心から敬意を表したいと思います。 特に、きょうは円が急騰いたしまして、ある意味では大変な、金融政策の上におきまして緊急、重要、かつ国民生活の上からも、また世界の金融政策の上からも大事なときでございま...全文を見る |
○宮地委員 各国との協調介入等について密接な連携をとっておる、こういう日銀総裁の御報告でございますが、特に私は、アメリカの金融政策の責任者はFRBのグリーンスパンであります、またドイツにおきましてはティードマイヤーであります、このお二人とは当然電話等で密接な協調介入についての連絡...全文を見る | ||
○宮地委員 今の答弁で、間違いなく私が申し上げたトップとの連携はとっておる、こういうふうに私は理解をしたいと思います。 そこで、まず当面、BIS会議が毎月一回スイスのバーゼルで行われていることはもう日銀総裁は御存じのとおりでございます。このBIS会議の当面する一番早い会議が三...全文を見る | ||
○宮地委員 このBIS会議は、当然G7の金融政策のトップ並びに先進国の他の国のトップが出席をされていると聞いております。 私は委員長に申し上げたい。来週のこの十三日が参議院の予算委員会等にぶつかって、日銀総裁がそうした国会の都合によって出席が難しい、そういうような状況の中で代...全文を見る | ||
○宮地委員 ぜひ強く要請をしていただきたいと思います。 そこで、大蔵大臣にお伺いをいたします。 大臣、けさの閣議でこの円高問題が議論されたといいますが、議論は結構でございますが、目に見えた形で、村山内閣のこの円高に対する対応策が見えません、国民には。どのようなことを議論し...全文を見る | ||
○宮地委員 大蔵大臣、今あなたは、日本経済の、日本の政策の方にはその責任が見当たらないというようなニュアンスで答弁されました。(武村国務大臣「日本経済の側に」と呼ぶ)日本経済に見当たらない。 そこで、その問題は私ちょっとさておきまして、大蔵大臣、当然アメリカのルービン財務長官...全文を見る | ||
○宮地委員 ぜひ私は早急に、連携をとっているわけですから、この協調介入の効果が余りまた我々は出ているとは思えません。そこで、G7の中央銀行総裁・蔵相会議を早期に開催するよう提案を、私は今申し上げたルービン財務長官等に働きかけをすべきだと考えますが、この点についてはどう考えておりま...全文を見る | ||
○宮地委員 私は、この為替相場のいわゆる協調介入というのは、当面する一つの手法であろうと思うんです。根本的にはやはりアメリカの双子の赤字です。これがやはりドル安の最大の私は原因であろう。そうしますと、我が国とアメリカの関係、世界貿易の中で、我が国は今、昨年度実績でも一千三百億ドル...全文を見る | ||
○宮地委員 今の大臣のお話を聞いていますと、大変かったるいです。もっと深刻なんですよ、この問題は。深刻。その点をもっと深刻に受けとめてくださいよ。中小企業の皆さんだってこれは大変なことなんだ。 そこで、時間がありませんから、もう一つ伺いますが、金利協調の問題。いわゆる金利協調...全文を見る | ||
○宮地委員 この金利政策は日銀の専管事項ですから、総裁、今いろいろと国民の中にも言われております、金利協調の一つとして、アメリカの金利は上げるように働きかけをすべきであるとか、日本とドイツは切り下げを検討すべきであるとか。私は、先ほど申し上げましたように、急激な円高になったから即...全文を見る | ||
○宮地委員 日銀総裁、お忙しい中をありがとうございました。早速、ロンドン市場、ニューヨーク市場があけできますから、お帰りいただいて、ぜひ頑張ってください。ありがとうございました。 それでは次に、法案に関係いたしまして、時間が限られておりますので若干御質問させていただきたいと思...全文を見る | ||
○宮地委員 さらに関税局長にお伺いしておきたいと思いますが、税関職員の、いわゆるローカル空港とそれから支署、この員数の、仕事のやりくりは大変なんですね、この実態は。 例えば、一つは、網走、紋別港における問題として、平成六年の五月一日に網走、紋別港に保税蔵置場が許可された。ここ...全文を見る | ||
○宮地委員 最後に、大蔵大臣に伺います。 今、税関職員の皆さんの最大の問題は、特に今回の阪神大震災では神戸税関の皆さんの最大の強い要請は、一つは、神戸埠頭のバースの復興なんです。特に、外国船が入ってくるバースは百八十ある。そのうち今復興されたのは九十、あと半分がまだ残っている...全文を見る | ||
○宮地委員 終わります。 | ||
05月12日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号 議事録を見る | ○宮地委員 大蔵省の皆さん、また委員の皆さん、大変に御苦労さまでございます。金曜日の午後ということで大分お疲れのようでございますが、あと二人でございますので、お互いに頑張ってまいりたい、こう思っております。 最初に、私は基本的な問題からお伺いをさせていただきたいと思っておりま...全文を見る |
○宮地委員 大臣は混乱を招くということで大変懸念をされているやに私は伺いましたが、銀行局長に伺っておきますが、三年前に銀行と証券の相互参入を行いまして、いわゆる信託会社を証券会社が子会社としてつくれる、こういうような一つの方式がスタートいたしました。この三年間の状況として混乱があ...全文を見る | ||
○宮地委員 混乱を招くまで至るような状況には、私自身そう懸念はないのではなかろうかという感じがしております。むしろ今大臣は、アメリカの企業進出とかそうしたものに対しても大変配慮されているようでございますが、国際化という、またあらゆる面で今日本の市場の開放、規制緩和ということが世界...全文を見る | ||
○宮地委員 保険部長で結構ですから、それでは逆に、今後保険業界の生保、損保の相互参入を来年の四月一日から、法律が通れば実施に踏み切るわけでございます。その実勢を見てさらに今後銀行、証券との相互参入に踏み切っていくわけですが、このめどとしてはどのくらいの時期を考えているのか。時期と...全文を見る | ||
○宮地委員 定着を見きわめるというのは大変抽象的な判断が求められているわけでございますが、今保険部長がいろいろと、確かに片仮名から平仮名に、もう抜本的に全面改正ですから、これは中身も相当皆さんが御苦労されたことが本当ににじみ出ておりまして、そういう点では私は大変敬意を表しておりま...全文を見る | ||
○宮地委員 私は、やはり我が国が当然、規制緩和、市場開放、こういうもので今世界からバッシングを受けているわけでございますが、そういう中で政府も、また国会もいろいろ最大の努力をしているわけです。そういう中で、こうしたいわゆる規制緩和に逆行するようなアメリカの意見に対しては、それなり...全文を見る | ||
○宮地委員 分子の方は、これはある程度わかりやすいんですが、分母の方のリスクのところはなかなか我々素人にはわかりにくいわけです。大体リスクが小さい方がいいわけですから、当然一一〇とか一一〇とか、アメリカあたりでも一〇〇を超えた自己資本比率というのがあるようでございますが、今後皆さ...全文を見る | ||
○宮地委員 大臣、この法案は非常に私は重要な法案であると同時に、先ほどから何度か申し上げておりますように、全面改正でございますから、新たな思い切った制度の改革が入っているわけでございます。今私は自己資本比率の問題を言いましたが、これだけではございません。例えばブローカー制の導入を...全文を見る | ||
○宮地委員 ぜひこれは、法律が通れば来年の四月からでございますから、来年度予算編成の中で、特に大臣が積極的にリーダーシップをとりまして、法律が円滑に運用し、今後やはり大きな金融自由化という流れの中でこの法律が育っていくためにも、その裏打ちとしての人的資源の確保については特段の御配...全文を見る | ||
○宮地委員 大臣、今大臣は、最初に財政の規模ありきではないのだ、こういみじくもおっしゃいました。恐らく大臣はそっけなくおっしゃったのじゃないかなと思っているのですが、これは大変重要な意味があると私は思うのです。当然、ある程度の規模というものが頭の中になくて、全く、阪神大震災対策と...全文を見る | ||
○宮地委員 私は、あらかじめ規模を決めて、その中で編成をしたかどうかの確認をしているわけじゃない。円高の、この急激なレートの変更、本予算編成前の九十八円という、この一ドル九十八円で本予算を編成した。今、補正予算を編成するときには八十円前半のレートに変わっている、こういうものも視野...全文を見る | ||
○宮地委員 円高対策について配慮しているのは、これはもう私は承知しているのです。約五千億円。問題は、本予算のときの、一ドル九十八円で本予算がつくられたでしょう。今回の補正予算のときには、当然この一ドル九十八円で編成する人はいませんよ。当然八十円台前半のレートを視野に入れて補正予算...全文を見る | ||
○宮地委員 今回の特例公債の発行について、四条債との関係のところに若干、微妙に国民にわかりにくい点も何点がありますので、これはきょうは時間がもうありませんから私は詰めませんが、四条債で発行してもよかったのではないかという内容の項目も我々から見ると少しあるようでございます。皆さんの...全文を見る | ||
○宮地委員 最後に、小川主税局長に質問したいと思います。この次お会いするときは国税庁長官になっているのではなかろうかと思って、最後になりますが、酒税法改正について。 今後当然政府税調とかいろいろなところで検討されて来年度の改正の中に盛りまれてくるのではなかろうかと思いますが、...全文を見る | ||
○宮地委員 ありがとうございました。終わります。 |