宮地正介

みやちしょうすけ



当選回数回

宮地正介の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  きょうは、平和・改革を代表いたしまして、島村農林水産大臣の所信表明に対しまして、一時間程度の質問をさせていただきたいと思います。  最初に、私は、今国会の大変重要な国民に対する政治課題の一つに、我々政治家並びに官僚のいわゆる政治...全文を見る
○宮地委員 平成八年の十二月に、いわゆる事務次官の申し合わせ事項に伴いまして各省が職員の倫理規程をつくられました。大蔵省の職員の倫理規程、また農林水産省の職員の倫理規程は全く中身は同じであり、恐らく各省同じ中身の倫理規程ができ上がっていると思います。その倫理規程に基づいて、今日ま...全文を見る
○宮地委員 それでは、大臣の決意はわかりましたから、食糧庁長官と水産庁長官と、そして林野庁長官、代表して一言ずつ、私の今の質問に対し決意の表明をしていただきたいと思います。
○宮地委員 各局長を代表して堤官房長。
○宮地委員 大臣、大臣の決意は私わかりました。また、今、代表の長官、官房長からの決意を伺いました。  ただ、今回の大臣の所信表明の中身を私も精査をさしていただきました。確かに、農業、水産業、林業等の政策についてはしっかりとそれなりに所信表明の中に書かれております。しかし一大臣が...全文を見る
○宮地委員 わかりました。活字にはないけれども、それなりの決意として、農水省に対しては厳しく倫理観を持って今後とも監督指導していく、こういうふうに私は理解をして、活字にはないけれども、大臣所信の中には、心の中には、厳しく対応しているのだ、書かれているのだ、心の中にはしたためていら...全文を見る
○宮地委員 実は、ちょうど一月二十三日に終了通告を日本側がいたしまして、その後、金大中大統領の就任式が二月二十五日に行われた。日本から総理大臣経験者の中曽根元総理と竹下元総理が御出席になった。竹下元総理は日韓議連の会長をされておりまして、そのとき竹下元総理が金大中大統領とお会いに...全文を見る
○宮地委員 確かに私もそのとおりだと思います。当然、一年後のこれからの新協定を結ぶ、いわゆる二百海里の新時代に向けての日韓新漁業協定を締結していく、そこに向けてのスタートですから、民間レベルから入っていこう、今こういうことですから、そこを私はぜひ大臣もフォローしてあげてもらいたい...全文を見る
○宮地委員 農林水産大臣、釈迦に説法で申しわけないのですが、既に、日中漁業協定、この締結が終わっております。もう一つは日ロの漁業協定、これも終わっております。中身は、もう御存じのとおり、質的に違う。日ロの場合は行政取り決め、日中の場合はきちっとした条約として取り決めた。これも、エ...全文を見る
○宮地委員 ぜひ、農林水産大臣初め水産庁長官の今後の御努力、御奮闘を期待して、この案件はまた次の機会に譲らせていただきたいと思います。  そこで、次に林野事業の問題について少しお伺いをしてまいりたいと思います。  今国会に農水省関係で、議員立法を含めますと十三本、条約、いわゆ...全文を見る
○宮地委員 要するに、経営破綻をしたという認識がおありですか、これが私の質問なんですよ、大臣。そこのところ、さっと肩透かししているのですよ。そこをもうちょっときちっと言ってください。
○宮地委員 事実上経営破綻を認めているわけです。  そこからどうするか。そこで、いわゆる公益化という問題が出てきている。公益重視八〇%、二〇%が今までと同じように営利事業をやります、こういうふうに基本的な哲学がなっている。  それで、今後、国有林野事業は、もう木を伐採して余り...全文を見る
○宮地委員 長官、あなたのその発想は、財政当局からのリストラの発想なんですよ。人員を、現状一万五千人を五年後に五千人にする、現業の六千人、これは全部、全面的に委託する、九千人の職員は五千人に削減する、機構改革も今おっしゃったような内容に圧縮する、それはいわゆる財政当局の意向に沿っ...全文を見る
○宮地委員 ということは、長官、五年後に職員を九千人から五千人、六千人の現業職員は委託に全部お願いする。要するに、木を切ったり間伐したり植林したりする職人は、全部これは委託事業で、六千人の現業職員はもう要らない、こういうことになるわけですね。  ところが、私も先日、二月二十三日...全文を見る
○宮地委員 さらに、私は、ぜひ、新しい改革をするときには、もっと思いやりのある、ぬくもりのある改革をしてあげてもらいたい。まして、人の問題です。生活権がかかって、その人の、いわゆる木と同じ年輪の生きざまが現業の職員にはきちっとおさまっているんですよ、大臣。ただ机の上でデスクワーク...全文を見る
○宮地委員 きょうは、一時間程度の質問でございましたが、ぜひ農水省の皆さん、また大臣、今後の御活躍を期待して終わります。
03月25日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○宮地委員 きょうは、畜産振興審議会の審議と並行して、当農水委員会におきまして、食肉あるいは乳価の政府の価格の決定を前にいたしまして、国民の立場から、新党平和を代表いたしまして質問させていただきたいと思います。また、現在平和・改革の会派でございますので、会派を代表して御質問をさせ...全文を見る
○宮地委員 政務次官の答弁ですから、それなりに大臣と違ったものもあろうかと思いますが、私は、やはり政府として今回のこの諮問に当たって、相当な決意と、またこれからの日本の酪農のあり方というものについて、厳重な、シビアなチェックをされた中で本当に諮問されたのか。今回の審議会のメンバー...全文を見る
○宮地委員 この点については、また大臣のいらっしゃるときにいろいろ議論したいと思います。  きょうは限られた少ない時間でございますから端的にお伺いしてまいりますが、先日、JAでも、今、畜産酪農家が一番困っていることは何か、こういうことで調査をされたようであります。  こうした...全文を見る
○宮地委員 審議官。
○宮地委員 もう一つ非常に大事な視点として、いわゆる安心、安全な食肉なりあるいは牛乳等が飲めるためにHACCP手法の導入、ほとんど大手はもう既にこれはやっております。問題は、中小の加工メーカーに対してどうフォローアップするか。特にアメリカあたりは、もう昨年の十二月十八日から、HA...全文を見る
○宮地委員 残余の質問等につきましては、また改めて当委員会で質問させていただきたいと思います。  きょうは時間が参りましたので、これで終わります。
○宮地委員 私は、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、平成十年度畜産物価格等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     平成十年度畜産物価格等に関する件(案)   我が国の畜産を取り巻く最...全文を見る
04月08日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  きょうは、HACCPの支援法に関する法律案の審議でございますが、私、前回、大臣の所信表明に対する質疑の中で日韓漁業交渉の問題について触れましたので、最初に一、二問、この問題について農林水産大臣に御質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○宮地委員 私、先ほど三月三十日と間違えまして、三月二十七日でございます。  問題は、大臣、この民間のトップレベルの会談が三月二十七日にソウルで行われて、四月二日にロンドンで日韓首脳会談が行われた。しかし、いまだに北海道沖における自主規制の撤廃に伴うところのいわゆるトロール船に...全文を見る
○宮地委員 この問題は日韓の非常に重要な課題でございますので、外務省とよく連携をとりながら、当該大臣としての御努力を期待したいと思います。  そこで、今回の法案について、特にHACCP導入について、一つは、やはりO157という国内における食中毒の事件が食品の衛生安全上の問題とし...全文を見る
○宮地委員 菌が発見できなかったということは、これは一般の国民、消費者から見た場合に、カイワレ大根が汚染源であると断定して、今後カイワレ大根に対する消費者、国民の心配、懸念というものが出てくるわけですが、この点については、厚生省としてはどういう判断をされているのか。また、この厚生...全文を見る
○宮地委員 消費者は、O157の食中毒事件で全国的に大変に敏感になっております。それだけに、この問題の取り扱いは大変重要であろう。  今、厚生省は、種子の汚染が大きな原因ではないか、こういうような発言がありました。まさに、このHACCPの原材料の段階の、種子のところでまずどう殺...全文を見る
○宮地委員 まず原材料のところからしっかりとチェックをして、それから製造工程における各段階のHACCP手法によるチェックをぜひ厳正にやっていただきたい、こういうふうに思うわけであります。  そこで、一つは、今回のこの法案は五年以内の時限立法になっていますね。それからもう一つは、...全文を見る
○宮地委員 今私が申し上げた点については、やはり今後の国際化の新しい流れ、そうしたものをしっかりとらえて、今後農水省としての適切な対応をぜひしていただきたい。余りかたくなにコンクリートしないで、橋本総理のよく言う言葉、臨機応変、この言葉をぜひ農林水産大臣も御記憶にとめていただきた...全文を見る
○宮地委員 終わります。
04月09日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  きょうは、参考人の皆様方におかれましては、大変に御多忙の中を当農林水産委員会にお越しいただきまして、心から感謝を申し上げます。時間も十五分という短い、限られた時間でございますので、率直に御質問させていただきたいと思います。  こ...全文を見る
○宮地委員 食品衛生法の第七条の三、これに伴いまして、牛乳だとか食肉だとか、いろいろ認定を受けているわけですが、先日も、日本食肉加工協会でつくられた「ガイドライン」をいただいてまいりました。これは立派な「ガイドライン」、大体二年ぐらいかかっておつくりになっておるのですね。  こ...全文を見る
○宮地委員 最後に片桐参考人に、消費者と一番接点で御苦労されていることに私も敬意を表しますが、このHACCP手法によってつくられた加工食品、またHACCPの手法が導入されていない加工食品、こういうものが今表示の中では全くわからない状態になっているわけです。今後やはり国際的な流れの...全文を見る
○宮地委員 じゃ、終わります。
04月16日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○宮地委員 私は、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党、社会民主党・市民連合及び岩浅嘉仁君を代表して、農地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  ...全文を見る
04月23日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  きょうは、大変重要な貯金保険法の改正に関する審議でございますが、少し与野党とも委員が少な過ぎまして、委員長、もう少し緊張して重要法案の審議に当たるよう今後特段の御配慮をお願いしたい、こう思います。  私は、きょう限られた時間が三...全文を見る
○宮地委員 今大臣は、無用の混乱を招かないというところに重点を置いてお話をされましたが、もうそれは当然のことであって、貯金者保護という立場からこういう仕掛けをつくった。しかし、これから農協系統の金融機関の将来に向けてどう位置づけるか、やはりここが大変重要だと私は思うのです。  ...全文を見る
○宮地委員 そこで、やはり一番大事なことは、一つは経営者の経営責任の問題。それからもう一つは、そうした新しい金融戦争の時代に突入した、農協を中心としたこうした組合の信用事業が太刀打ちできるだけの人材の確保、いわゆるノウハウ、特にソフト、この辺にどうこれから対応していくかということ...全文を見る
○宮地委員 それからもう一つ、今回、四十二条の二で政府保証の新たな法律改正が行われるわけです。実際の予算措置、預金保険の場合には、予算書の総則のところに予算を書き込んでそれで総予算の審議の中で国会の承認をとる、こういうシステムをやったわけですが、今回あなた方農水省が考えている、今...全文を見る
○宮地委員 今経済局長のお話の内容は私も存じ上げております。問題は、だから貯金保険機構が責任準備金が約千三百億、いわゆる保険料二百億、千五百億で、これが取り崩されて、今大体毎年五十か六十億くらいを使っておる。今現在は非常に財政的には問題ない。ただ、その貯金保険機構が準備高がなくな...全文を見る
○宮地委員 水産庁長官来ていると思いますが、問題は漁業関係ですね。この漁業関係の合併が非常におくれている。これは先日、議員立法で合併の促進をする法律を通しました。問題は財政的なフォローをどうするか、特に不良債権を抱えた漁協の財政のフォロー、それによらないと合併もなかなか進まない。...全文を見る
○宮地委員 そこで、将来へ特に農協系統についてどういう構想を描いているのか。合併については、二〇〇〇年までに約五百三十ぐらいに、現在の千八百余の農協を促進して五百三十ぐらいにする。将来農林中金を中心にして、いわゆる県の信連は外して、単一農協と直結させて全国五百ぐらいの単一農協の信...全文を見る
○宮地委員 実際、今の合併の状況からいくと、二〇〇〇年までに五百団体程度に絞り込むのはなかなか大変かな、合併の促進とともに、やはり農協系統の信用事業の今後のきちっとしたビジョン、またその体制、機能、こういうものもこの貯金保険法の改正をきっかけにしっかり洗い直して整備拡充をしていく...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので終わりますが、最初に申し上げたとおり、金融ビッグバンという新時代の中においての公的資金導入の仕掛けをつくるという新しいこの法律の改正は、私はある意味では重要な局面を迎えたと思います。それだけに、今までの延長線上でとらえるのでなくして、新たな決意で、...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  参考人の皆様方におかれましては、御多忙の中、当委員会にお越しいただきまして、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  きょうは、十五分という短い限られた時間でございますので、端的に御質問させていただきたいと思います。  最...全文を見る
○宮地委員 次に、農林中金の栗林参考人にお伺いしたいのですが、もう一つ大事な視点は、まさに金融ビッグバンが本年四月から本格的に開始をされました。特に二〇〇一年四月からペイオフの新たな厳しい時代に突入をしてまいります。特に農林中金は、そういう中で、農林系統の金融機関の一番のトップと...全文を見る
○宮地委員 松旭参考人にお伺いしたいと思います。  全中は今後、単位農協に対しての指導監督、また新しい金融ビッグバンの時代における信用事業のあり方、こういうことについて原点を確認しながらどう新しい方向へ導いていくか、これが非常に私は大事だと思うんです。  農協というのは、日本...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので終わりますが、ぜひお三人の参考人の皆さんにお願いをしておきたいと思います。  健全な金融信用事業の問題について取り組んでおられること、常日ごろの御活躍には敬意を表したいと思います。しかし、今回の法律改正によって公的資金の導入という新しい道を開いた...全文を見る
08月31日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第2号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。平和・改革を代表いたしまして、総理を中心に御質問をさせていただきたいと思います。  最初に、二十六日からいまだに続いております東日本並びに北日本における集中豪雨、または台風四号による災害の問題について御質問をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○宮地委員 大蔵大臣、やはり財政当局としても絶大なるフォローアップをぜひお願いしたいと思います。特に、予備費の弾力的な運用をぜひ私はお願いしたい。  いまだに九千九百人の方々が避難をされております、一時は最高九万人になっておる、こういう状況もあります。生活の本当に身近なところで...全文を見る
○宮地委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それでは、今回の特別委員会に付託されております五法案一承認案件を中心として、まず私は総理大臣に基本的な、骨太なところの話から進めてまいりたいと思います。  今回の国鉄清算事業団の二十八兆円に上る累積債務の処理、また国...全文を見る
○宮地委員 総理大臣としては、私は反省はしているという程度で、国民に対して本当に申しわけなかったな、この気持ちがまだ伝わってきません。  特に総理に、きょうは時間が一時間と限られていますから、端的に御質問してまいります。  総理大臣は、小渕内閣は、自民党総裁選挙以来、いわゆる...全文を見る
○宮地委員 私は、総理、凍結宣言というのは、まさに橋本内閣から小渕内閣に政策の変更を行ったと理解しております。その政策の変更の最大の眼目はデフレ政策の転換にあったと思います。  今、総理のお話を伺っていると、来年度の予算編成、あるいは来年の通常国会冒頭に提出するのかわかりません...全文を見る
○宮地委員 宮澤大蔵大臣の言わんとすることもわかります。しかし、大臣の言うのは来年の一月から先の話なんです。今私が言っているのはこの十二月までにどういう施策を打つかなんです。  そこで、その議論は、ちょっときょうは時間がありませんので、また別の機会に譲りたいと思いますが、私は、...全文を見る
○宮地委員 見直しとか修正をする考えはないということですか、今の御答弁は。
○宮地委員 それでは総理、伺いますけれども、これだけの債務処理をするに当たって、このスキームがベストであるとは私は見ていません。国の経営の失敗によって、結果として国鉄清算事業団が二十八兆円もの累積債務をつくってしまった、国有林野事業が三・八兆円もの累積債務をつくってしまった、さて...全文を見る
○宮地委員 総理は、もう最後は、御理解いただきたいというところでいつでも結末になる。質問に対してぴしっと答弁してください、国民に対して。  もう一つ、私はこの法案で指摘せざるを得ないのは、余りにも不条理、筋が通らない、そういう手法によってスキームがつくられたということ。これもぜ...全文を見る
○宮地委員 私は、衆議院法制局で全部確認してある。ここは、いわゆる厚生年金への統合のときの移換金七千七百億円の積算が書かれているのです、「政令で定める」というのは。ありますよ、政令。そしてその後に、国鉄清算事業団が負担す る、こうなっている。決着済みなんですよ。  それを十二...全文を見る
○宮地委員 どうか総理、今私が申し上げたことについて、官邸に帰られてよく御思索をしていただいて、この場ではなかなか言いづらいでしょう、しかし、本当に宮地正介の言うことが、これは考えなきゃいかぬぞとお思いになりましたら、ぜひ勇断を持って政府みずからが修正案をおつくりいただきたい。こ...全文を見る
○宮地委員 最後に、総理、一時間足らずの質疑の応答でございましたが、どうか国民の立場に立って、そして、小渕内閣は本当に国民の側にある内閣なんだ、どうかこの行動を示していただきたい。そして、いろいろ官僚の諸君の抵抗もあるでしょうが、やはり不条理な点は改めて、国民のためにどうか決断を...全文を見る
09月09日第143回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号
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○宮地委員 新党平和の宮地正介でございます。  きょうは、参考人の皆様方におかれましては、御多忙の中を本委員会にお越しいただきまして、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  平和・改革の会派を代表しまして、限られた時間が二十分でございますので、きょうは、小林先生を中心と...全文を見る
○宮地委員 小林先生は憲法二十九条だけでなくてさらに踏み込んで憲法三十一条の違反にもなるのではないか、こういう御意見をお持ちと承っております。さらに憲法十四条の違反にもなるのではないか、こういう御見解をお持ちでございますが、私どもも、これは憲法との整合性について非常に問題があるの...全文を見る
○宮地委員 最後に、全林野の委員長、吾妻参考人に御質問させていただきたいと思います。  先ほど吾妻参考人も、いわゆる要員のリストラの問題と一兆円の債務の今後の林野特会での対応、大変これは苦しいというお話がありました。確かに、今回、林野事業を思い切って改革をして、公益化八〇%、環...全文を見る
○宮地委員 ありがとうございました。
10月06日第143回国会 衆議院 本会議 第16号
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○宮地正介君 私は、平和・改革を代表し、ただいま議題となりました各案件中、森林法等の一部を改正する法律案に賛成、いわゆる国鉄清算事業団債務処理法案外四件に対し反対の討論を行います。  まず、反対の理由の第一は、JRの追加負担は、立法府を軽視し、民主主義のルールを踏みにじる暴挙で...全文を見る
11月06日第143回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○宮地委員 きょうは米価審議会が行われておるところでございますので、前半は米の問題を中心にして、骨太なお話を少しさせていただきたいと思います。特に、二〇〇〇年にWTOのいわゆる米の問題のミニマムアクセスの見直しが行われるわけでございます。そういう中におきまして、我が国の今後の食糧...全文を見る
○宮地委員 まず、きちっと食糧安全保障政策の中で米というものを基軸にする、そういう中でどういう戦略を組んでいくか。今お話しの備蓄政策もその中の一つです。もう一つは、稲作農家に対するこれからの経営的な面、あるいはEU諸国等がとられているようなデカップリング方式という直接所得補償政策...全文を見る
○宮地委員 当初、買い入れの量についても、二十五万トンとかという話もいろいろマスコミでも報じられておりました。食糧庁は、二十七万トン、それを丸めて五万トン単位だから三十万トン、こういうことで三万トン丸めたわけであります。三万トンといいましても、これは金額にかえまずと七十七億ぐらい...全文を見る
○宮地委員 生産者団体の意向を踏まえて、十五万トンについては各都道府県の配分は調整をする、こういうこと、私はそれは理解できます。  そこで、特に今回作柄が九八。しかし、そういう中で北海道が一〇四か一〇五だと思います。非常に豊作であった。北海道は拓銀の経営破綻を初めとして、今北海...全文を見る
○宮地委員 次長、同じく。
○宮地委員 その点については、十分に精査した上で、全国的な地域状況を見ながら、特に北海道の状況というのは大変に厳しい状況にあることは生産農家においてもしかりでありますし、また、失業率の状態、経済危機の状態、あらゆるバックグラウンドが非常に悪い状況にあるわけでございますので、ぜひそ...全文を見る
○宮地委員 言葉足らずで、次長もちょっと理解が足りなかったかもしれませんが、一つは、米離れが非常に進んでいる。米離れ対策をどうするか。やはり需要と供給の関係で市場原理というのは動くわけですから、ここの変動率は、米離れが進めば進むほどやはり需給関係のバランスが崩れてくる。  もう...全文を見る
○宮地委員 大臣、海外における御活躍、大変に御苦労さまでございました。  最初に、きょうは米価審議会が行われておりますので、米について大臣に一言だけお伺いをしておきたいと思います。  きょう米価審議会が行われて、米の政府買い入れ価格あるいは売り渡し価格が審議をされているわけで...全文を見る
○宮地委員 ぜひ、今後また機会があると思いますので、こうした食糧戦略については議論をさせていただきたいと思います。  きょうは限られた時間でございますので、日韓漁業新協定の問題に絡んで何点か御質問をさせていただきたいと思います。この問題は恐らく次の臨時国会で承認案件として政府と...全文を見る
○宮地委員 そこで、大事なことは、今回の暫定水域の資源管理を行うということは当然であります。本来的には、相手に余り不信感を持ってお互いに取り締まり船をたくさんふやして取り締まりを強化するというのは、私は本来はナンセンスだと思うのですね。お互いの国が信頼を持って、モラルを持って、乱...全文を見る
○宮地委員 今回の暫定水域の線引きについては、当初より拡大をされて、日本の漁業団体の皆さんの中に、大臣おっしゃるように大変な不満もあります。また不安もあります。これは、政府間交渉の中での基本合意ということでございますから、やはりそうした政府の決断をした責任において、今度は国内政策...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○宮地委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び岩浅嘉仁君を代表して、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を...全文を見る
12月18日第144回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○宮地委員 最初に大臣にお伺い申し上げたいと思います。  先ほど来、本日のこの米関税化の問題に対する審議が、午前中は参議院、午後衆議院で行われているわけでございます。手続上に瑕疵があったとは私は思いません。確かに関税化については、農業協定の協定内容から見れば政府のやっている手続...全文を見る
○宮地委員 基本的に、やはり国会軽視と言われても私は仕方ないと思います。  ということは、さきの臨時国会で衆参予算委員会等においても、この米関税化については各党からもいろいろ質問なり意見も出されておりました。私もその内容、政府答弁を聞いておりますと、まだ方針を決定していないから...全文を見る
○宮地委員 この点については、ぜひ大臣、今大臣もいみじくもおっしゃいましたが、やはり議論が生産者全体にまだ行き渡っていないというのが実態だと思います。来年の新しい農業基本法、これに対しても生産者団体は大変重大な関心を持っております。  こういう詰める中において、まずこの三者合意...全文を見る
○宮地委員 この精神は今後のWTO交渉の中においても強く主張する、こういうことですね。
○宮地委員 そこで、食糧庁に伺いますが、今回従量税を導入いたしまして、来年はキロ当たり三百五十一円、二〇〇〇年には三百四十一円、これは従価税の税率に換算するとどの程度になるか説明いただきたい。
○宮地委員 これは協定上の積算の算定の仕方に応じてきちっとやったから、私は、それなりに問題はないと理解をしております。  しかし、二〇〇〇年にキロ当たり三百四十一円、これを従価税に換算すると一〇七〇%。これは、特にアメリカの通商代表部あたりは、既に一〇〇〇%の情報のときにも相当...全文を見る
○宮地委員 私も、先ほどから申し上げているように、協定の中の算定の仕方は透明性もあるし、皆さん方の計算をしたことについては私も理解をしております。  ただ、四けたのこうした高関税に対しては、既に、政府の三者合意のできる前からマスコミ等が報じていたあの一〇〇〇%、三百五十一円、そ...全文を見る
○宮地委員 もう一つ大事な視点は、やはりこれからの国内の米、稲作農家の再生、活性化、また、国際競争力をつけるために政府がどういう対策をつくり上げていくか、これが私は一番大事だと思っております。  五年前にウルグアイ・ラウンド合意を得てから六兆百億の国、地方の予算が措置をされて、...全文を見る
○宮地委員 終わりますが、最後に、来年四月からの関税化導入を契機として、我が国の稲作農家、これは我が国国民の主食であるし、また、農作物の生産の基軸にあるのは我が国は稲作農家、国土、気候、あらゆる角度から、水田農家が今後いよいよ国際的に競争力をつける、また、世界の異常気象などの中で...全文を見る