宮地正介

みやちしょうすけ



当選回数回

宮地正介の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○宮地委員 公明党・改革クラブを代表いたしまして、大臣の所信表明に対しまして質問をさせていただきたいと思います。  最初に日中漁業交渉について、大臣が二十六、二十七日北京に参りまして、いよいよ大詰めになってきている漁業交渉について今回初めて閣僚級レベルの交渉に入るわけでございま...全文を見る
○宮地委員 北京政府の陳大臣は、聞くところによりますと、江沢民主席の直系の大臣である、こういうふうにも伺っておるわけでございますので、私は、玉沢大臣の器量も大変に重要なポイントであろうと思いますので、ぜひ陳農業部長との大臣、閣僚レベルで決着をつけるように、どうか執念の闘いをしてき...全文を見る
○宮地委員 この点については、今後とも当委員会で継続して状況を見ながら私は大臣にいろいろと御意見を申し上げていきたい。ともあれ、二十六、二十七の二日間は大変重要な局面であるし、政府を代表して、発効決着の決意でぜひ頑張ってきていただきたい。私は心から期待を申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○宮地委員 必要な調査、点検を行う、こういうことですが、具体的に、もうこれは大臣、ペーパーを余り見ないで、ここは政治家として私はちょっとやりたい、時間もないけれども。今は農水省のお役人さんのペーパーにおいて、早急に調査、点検すると。大臣、十二年度予算からやろうじゃないですか。どう...全文を見る
○宮地委員 十二年度の新年度予算から調査、検討、点検を着手する、こういうことはわかりました。  問題は、やはり、この調査、点検をした結果、これからどういう対策を講じるか。それから、その対策の示唆については、もう既に環境庁がきちっと方向をアドバイスしているんですね。例えば、いわゆ...全文を見る
○宮地委員 ここの大潟村においては、大臣、肥料の窒素とか燐が承水路に流入していく、そして八郎湖の方に入っていく、こういうことも大変に農家の方も心配されまして、そうしたことのないような、今三十ヘクタールぐらいですけれども、一つは不耕起栽培、いわゆる代かきをやらなくてもいいような栽培...全文を見る
○宮地委員 大臣、やはりこの問題を解決するために一番大事なのは、秋田県がみずから調査も実施して、秋田県もそれなりの財政の厳しい中で御努力していますから、主体は、最初に申し上げたように、国策としてやった事業ですから、最後まで国が責任を持つ、この気概を持って、秋田県を指導監督しながら...全文を見る
○宮地委員 実は、この八郎湖の水質汚濁、環境保全、この問題につきまして、昨年十二月十四日に大臣のところに御要請申し上げて以来、我が公明党の秋田県本部の若き青年党員が、これはやはり大変な問題である、単なる大潟村の地域の問題だけではない、秋田県全県、なかんずく、日本の環境保全型農業の...全文を見る
○宮地委員 きょうはわずかな時間でしたから、私の方でできるだけデータを出しながら質問しましたが、これは単なる秋田県の大潟村の地域だけの小さな問題ではない、私は、日本の農林行政の施策の一つとして大変重要な課題であるということできょうは取り上げさせていただきました。今後の農林水産省の...全文を見る
03月16日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○宮地委員 きょうは、本会議の都合ということで所要時間が二十分に短縮になりましたので、大臣に基本的な問題についてまずお伺いをしたいと思います。  御存じのように、昨年の七月に新しい農業基本法が制定をされました。この新しい農業基本法の十五条によりまして、今後の日本の農林水産業の再...全文を見る
○宮地委員 今大臣から、対策本部を設置して、当然、対策本部長には小渕内閣総理大臣に就任していただくことが最もふさわしいのではなかろうか。  今お話しのように、生産マターだけでなくして、消費の問題あるいは食生活の多様化に対する国民のニーズにどうこたえるかという重要な問題もあるわけ...全文を見る
○宮地委員 そこで、具体的な問題をちょっとお伺いしておきたいと思います。  本日は、畜産振興審議会の酪農部会に、加工原料乳の保証価格について農水大臣は諮問をされたわけであります。今回の保証価格については、昨年に比べて、キログラム当たり七十二円十三銭、マイナス一円二十三銭、こうい...全文を見る
○宮地委員 ちょっとそれでは国民になかなかわかりづらい。要するに、大臣、保証価格については七十二円十三銭ということでございますが、十一年度のときは七十三円三十六銭、御存じのとおり、その中には一円三銭、これがいわゆる環境・ヘルパー加算として盛り込まれている、一キロ当たり。二百四十万...全文を見る
○宮地委員 政務次官も一生懸命答弁しているけれども、なかなかそれは国民にわかりづらいんです。  要するに、五十銭、先ほど申し上げたように補給金単価が下がるわけです。しかし、いわゆる環境・ヘルパー加算の転換によって、一円三銭だった十一年度のここのところが一円五十七銭になるわけです...全文を見る
○宮地委員 終わります。
03月23日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○宮地委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○宮地委員 きょうは基本計画を中心とした一般質疑でございますので、まず基本計画を中心に質問をさせていただきたいと思います。  一昨日、この基本計画を推進するために、食料・農業・農村政策推進本部、新総理の森総理が本部長になられ、玉沢農林水産大臣は官房長と同じように副本部長、こうい...全文を見る
○宮地委員 そこで、きょうは、内閣内政審議室長の竹島室長にもお越しをいただいております。竹島室長におかれましては、私が大蔵委員長時代、大蔵省総務審議官をされまして、大変な御活躍に私も期待している官僚のお一人でございます。私の提言に対して、幹事会の中心的幹事役を仰せつけられておると...全文を見る
○宮地委員 竹島室長、今回の食料・農業・農村政策推進本部の設置について、平成十二年三月二十四日に閣議決定をされました。その閣議決定されたときに、六項目にわたって今後の対応について示されているわけでございます。まず、この第四項目に、「本部の庶務は、農林水産省その他の関係行政機関の協...全文を見る
○宮地委員 そうしますと、庶務というのは、単なる連絡役だとか、いわゆるその他の部署に属さない仕事というのは一般に庶務、こう言うんですけれども、そうじゃないんだと。三項目に、「本部に幹事を置く。幹事は、関係行政機関の職員で本部長の指名した官職にある者とする。」と。これは、そうすると...全文を見る
○宮地委員 そうしますと、この幹事会のいわゆる中枢で、仕切り役は竹島室長、こう理解してよろしいですか。
○宮地委員 まさに竹島室長が事務方のいわゆる座長であるということが、ここではっきりしたわけでございます。  そこで、四番目のこの「庶務」というのは、特に、「農林水産省その他の関係機関の協力を得て、」と、ここで竹中官房長が、まさに竹島室長のもとにしっかりとフォローしながら、具体的...全文を見る
○宮地委員 どうか室長、六項目めに「「緊急農業農村対策本部」(平成五年十二月十七日閣議決定)は、廃止し、その機能は、食料・農業・農村政策推進本部に引き継ぐものとする。」ということで、これはウルグアイ・ラウンド対策として設置をされたものであります。単なるスクラップ・アンド・ビルドで...全文を見る
○宮地委員 農林水産大臣、私は、事務方のスクリューがやはりあって、今度は関係閣僚会議の推進本部が重大な決断をしていく、今こういう状況にあろうかと思います。大臣、今のお話を伺っておりましてどのような御決意を持たれたのか、再度伺っておきたいと思います。
○宮地委員 わかりました。ともどもに、ぜひ、日本の農林水産業の二十一世紀の再生に向けて公明党も大いに汗をかかせていただきたいと思いますので、頑張っていきたいと思います。  竹島室長、お忙しいでしょうから、どうもありがとうございました。  そこで、時間がございませんが、先ほども...全文を見る
○宮地委員 私の提言についてちょっと、一言コメントしてくださいよ。
○宮地委員 玉沢農林水産大臣のバイタリティーとパワーと今の御決意を期待申し上げて、終わります。ありがとうございました。
05月09日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○宮地委員 きょうは時間が十五分と限られておりますので、大臣並びに、参考人として農畜産業事業団の山本理事長にもお越しいただいておりますので、御質問をさせていただきたいと思います。  今国会、特に農水省の関連法案の特徴として、いわゆる価格政策に市場原理導入、新しい農業基本法の制定...全文を見る
○宮地委員 それでは、山本理事長にお伺いをしたいと思います。農畜産業振興事業団というのは大変多くの業務をされておるわけでございますが、特にその中の畜産業務というのは最も重要な事業団の中の業務の一つではなかろうか。午後から議論します砂糖類の関係あるいは蚕糸の関係、大変に多くの業務を...全文を見る
○宮地委員 理事長にもう一点、私は、提言を含めて御質問させていただきたいと思います。  農畜産業振興事業団の業務の中で、四つ目の重要な業務として情報業務というのが、あなたのところで発行しているパンフレットにも明確にされておるわけであります。これは、二十一世紀の非常に重要な業務に...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたから、大臣に最後に一問、やはり、畜産事業あるいは酪農事業の問題の非常に重要なポイントは、私は環境政策だと思います。その環境政策とリンクするのが、リサイクル型社会への対応の問題であろうと、特に、酪農とか畜産の事業というのは環境問題が非常に大事でございます...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、これで終わりたいと思います。  山本理事長には、御多忙の中、大変ありがとうございました。また午後の部でもお越しいただくことになっておりますが、よろしくお願いしたいと思います。終わります。
○宮地委員 大臣に最初に伺います。今回の法律改正によりまして、まず題名が改正されますよね。砂糖の価格安定等に関する法律から砂糖の価格調整に関する法律、安定が調整に名称変更されるわけですが、まず、これはどういうふうに考えておるんですか。
○宮地委員 今の大臣の答弁では、国民はなかなか納得、わかりづらい答弁です、きょうはあえてお役人は後ろに呼んでおりませんが。  やはり内外価格差が非常に大きくなっておる。特に平成二砂糖年度では、てん菜が二、三倍、甘蔗糖で六倍から九倍と大変な内外価格差が出ておる。そして、国際価格が...全文を見る
○宮地委員 そういうことをがんがんこの委員会なり、大臣もテレビ出演のとき等にどんどんおっしゃっていただいて、それが結果的に製糖メーカーあるいは生産農家に対する大きなフォローアップになっていく、こう私は思うんですね。そういう点はまた時間があれば議論したいんですが、そうした総合的な砂...全文を見る
○宮地委員 大臣、先ほども出ておりましたが、今回、この糖価安定資金の千七百七十一億円が廃止をされて、新たに砂糖生産振興資金の財源として、いわゆる価格の引き下げともう一つは製糖メーカーの再編合理化に五百億使うわけですね。これについて、雇用不安の問題は先ほどもいろいろお話がありました...全文を見る
○宮地委員 政務次官も余り、そこにいる食品流通局長にお任せのようですが、これはしかと、私も流通局長にはよく言ってありますから、再編合理化のときに、弱い立場のところにきちっと政府がフォローアップしていく。生産農家の問題も同じです。やはり北海道、鹿児島、沖縄、特に沖縄なんかは非常に規...全文を見る
○宮地委員 きょうは、午前午後と価格二法について議論してまいりました。時代の要請に伴って、いわゆる不足払い制度から市場原理を導入した新しい価格制度の導入、これはもう待ったなしだと思います。こうした一つの新しい仕掛け、システムの導入によって、今後、生産農家あるいは製糖メーカー、とも...全文を見る
05月25日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○宮地委員 きょうは、国会議員生活二十年の最後の質問になりますので、循環型社会に向けての食品廃棄物リサイクル法を最初にお伺いしながら、農林水産問題全般についても、限られた時間でございますが、大臣並びに関係の政府参考人にお伺いしてまいりたいと思います。  まず、食品循環資源の再生...全文を見る
○宮地委員 私は、もう少し大きい立場の、今、御質問をさせていただいたわけですが、特に、今回の法案はまさに食料の廃棄物のリサイクル、これは大変に農業にとって重要である。私も全国、いろいろと回ってみました。特に畜産業の、牛のふんだとか豚のふんをリサイクルして有機肥料にして、稲作農家の...全文を見る
○宮地委員 ぜひ政府税調等で十分議論していただいて、平成十三年度予算の税制改正の中で、循環型社会に貢献していく企業、団体、個人、こうしたものに対しては、国税の段階でもっと積極的に踏み込んでもらいたい。財政的な支援、金融的な支援は当然であります。やはり税の世界で私は積極的に対応して...全文を見る
○宮地委員 局長、今あなたが答弁したことは全部法案の概要に書いてあるから、私、全部わかっている、時間がないんだから、結論からぴしっと答弁してもらいたい。  特に、今回の目標として、農水省としては具体的に、現在の廃棄物の中で事業用が約六百万トン、そのうちの二〇%、百二十万トンを今...全文を見る
○宮地委員 ぜひこの重要性については、大臣を初め農水省も今後しかと頑張っていただきたい、このように要請をしておきたいと思います。  そこで、第二の大きなテーマとして、先日もお伺いしましたが、いわゆる食料・農業・農村の政策を推進するために私が提言した、内閣に推進本部を設置する、こ...全文を見る
○宮地委員 竹島室長、食料自給率の向上、そして十年後、四五%をカロリーベースで達成しよう、閣議でこういう決定をしたわけですね。この食料自給率を四五%に持っていくには、生産段階の農水省マターだけでは、はっきり言って無理なんだ。  農水省は、いろいろ構造改善事業をやったり生産性の向...全文を見る
○宮地委員 長官が取り組んでいる「お米・ごはん食のメリット」というこのわら半紙の、中身は非常にいいんですね。例えば、「ごはんで糖尿病など生活習慣病を予防しよう」と。「お米などに含まれる糖質は優先的にエネルギー消費に使われるため、ごはんは太る原因とはなりません。むしろ、ごはんは粒食...全文を見る
○宮地委員 あとは、竹島室長初め内閣の今後の対応を、私も民間人になりましても、しかと監視をさせていただきたいと思います。  そこで、時間がありませんので、来年の四月から、農業に続いて、今度は新漁業基本法、それから新森林基本法、これを今、水産庁あるいは林野庁が来年の通常国会に向け...全文を見る
○宮地委員 時間がないので詰めませんけれども、両長官に、農業基本法のスタート、一年おくれてスタートしますけれども、日本の農林水産業再生の重要な法案なんだということで、どうか国民のニーズにこたえた新法をつくるように御努力をいただきたいと思います。  渡辺構造改善局長も来ております...全文を見る
○宮地委員 農業、林業、漁業全般にわたって、今回のこの三十八年ぶりに大改革をした食料・農業・農村基本法をベースとして、林業も漁業も二十一世紀に再生をさせなければ日本の農林水産業の将来はない、また、ここで本当に内閣が本気に入魂を込めた闘いをすれば、我が国の農林水産業は再び蘇生してい...全文を見る
○宮地委員 時間が参りましたので、終わります。大変ありがとうございました。