宮本岳志

みやもとたけし

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数5(参1)回

宮本岳志の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月18日第173回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○宮本委員 石井郁子前議員の後を受け継がせていただきました日本共産党の宮本岳志です。どうぞよろしくお願いをいたします。(発言する者あり)ありがとうございます。  本日は、高校の無償化の問題と大学の給付制奨学金について質問をさせていただきたいと思います。  川端大臣は、先日の大...全文を見る
○宮本委員 来年度の予算概算要求で高校の実質無償化という方向が打ち出されたことは、私どもも大変歓迎をしております。同時に、来年以降の子供たちはともかく、今現に中退という状況が生まれているわけですから、ことしの今の子供たちをどう救うのかという点で、やはり緊急の授業料の減免や緊急融資...全文を見る
○宮本委員 そのとおりでありまして、一八二七年、南北戦争以前にアメリカでは無償化に踏み出している。私、きょうは資料をおつけいたしましたけれども、一つ目の資料にそのことも出ております。イギリス(スコットランド)では一九一八年に、ドイツでは一九一九年、トルコで一九二六年、フランスは一...全文を見る
○宮本委員 OECD三十カ国の中で、今おっしゃった日本、イタリア、韓国、ポルトガル、こういうことでありますから、日本は本当に少数派なんですね。  それで、イタリアも確かに高等学校は有償なんですけれども、調べてみますと、年間授業料は十五ユーロでありますから、日本円換算しますと一年...全文を見る
○宮本委員 大臣の決意が聞けました。  それでは、具体的に中身に立ち入ってお伺いしたいと思います。  高校無償化と私学との関係であります。  二〇〇八年度で、私立高校の授業料の平均は三十五万二千五百七十七円で、入学料、施設整備費を入れると総額は七十万六千五百八十九円になって...全文を見る
○宮本委員 我が党は、かねてから、年間収入で五百万円以下の世帯は授業料、入学料、施設整備費も入れて無償にすべきである、八百万円以下の家庭には二分の一の補助、そういう提案を行ってきております。こうすれば、公立、私学の学費格差は解消の方向に向かうということになります。ぜひ御検討いただ...全文を見る
○宮本委員 次に、先ほど鈴木副大臣も触れられた高校の奨学金の問題です。  高校奨学金事業等の充実改善の予算、これは、年収三百五十万円以下の世帯の生徒約四十五万人を対象として、入学料と教科書費にかかわる分を返済不要の給付型奨学金として支給する、こういうことになっております。この四...全文を見る
○宮本委員 対象枠を狭めた理由は何ですか。
○宮本委員 旧政権でさえ四百五十五億円で、今私が申し上げたような通学用品費、制服代、修学旅行代、全部これは対象にしたわけですよね。今、先ほど差額を申し上げましたけれども、四百五十五億と百二十三億の差額、三百三十二億あればやれるということなんですよ。これはやはり、こういうものについ...全文を見る
○宮本委員 重く受けとめて検討いただけるということですけれども、鈴木副大臣は、さきの国会で、我が党の石井議員の質問に対して、この問題についてこうおっしゃっているんですね。政権がかわりましたならば、その授業料無償化の憲法二十六条の対象範囲を、今先生、石井議員がおっしゃったものについ...全文を見る
○宮本委員 実は、これについても今年五月の国会審議で鈴木副大臣は答弁を、当時は副大臣じゃないですけれども、現副大臣は当時答弁をされております。この条項を批准していないのがマダガスカル、ルワンダ、日本、この三カ国というお話がありましたが、実はルワンダは留保を解除いたしまして、今や日...全文を見る
○宮本委員 次に、国立大学のことについてもお伺いしたいと思うんですね。  概算要求には国立大学の授業料減免枠を五・八%から六・三%に広げることは明記をしておりますけれども、大学については学費の軽減、無償化の方向には触れていないんですね。また、奨学金についても、事項要求として今後...全文を見る
○宮本委員 つまり、日本だけですよね。日本は、授業料が無償でなく、しかも大学については給付制の奨学金というものがないわけでありますので、これは世界で日本だけだという状況になっています。  図書館で調べていただいて、一覧にして、きょうは二枚目の資料におつけしてあります。わかりやす...全文を見る
○宮本委員 選挙中、前の総選挙のさなかに、フジテレビで党首討論会が行われました。八月の二十三日だったと思います。その席上、中学生の傍聴者というか参加者が、政治家の人たちはけんかばかり、もうちょっと仲よくすればいいのにという声が中学生から出されて、それを受けて我が党の志位委員長が、...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○宮本委員 大臣、大変お久しぶりでございます。日本共産党の宮本岳志です。  大臣は朝の所信的あいさつでも、心身ともに健康で社会的に自立した青少年を育成していくことは、我が国の将来を左右する、そして政府の最重要課題だというふうに位置づけられたと思います。ところが、我が国の現状は、...全文を見る
○宮本委員 そういう認識の共有はできると思うんです。ところが、今深刻なのは、そもそも求人がないということなんですね。  私、ここに持ってきたのは、青森県が知事、労働局長、教育長三者の連名で十月の十四日に発出した、県内の経済団体向けの要請書、「新規高等学校卒業予定者に対する求人の...全文を見る
○宮本委員 十月の二十三日に緊急雇用対策が出された。それから、そのもとに新卒者のチームを置いておられる。私もそれは伺っておるんです。ただ、問題は、現に今起こっていることはどういう問題なのかということを、ひとつ、きょうは現地で私がつかんできたことを御紹介したいと思うんです。  青...全文を見る
○宮本委員 福島大臣らしい御答弁だと思っておりますけれども。  大臣は、ことし二月二日の参議院本会議、私、当時おりませんでしたけれども、そこで代表質問をされまして、企業の社会的責任ということについて触れられておりますね。  「自動車や電機などの日本を代表する大手製造業十六社だ...全文を見る
○宮本委員 やはり、はっきりと大企業に物を言うことが大事だというふうに思いますね。  あわせて、これも少し紹介したいんですけれども、実はこの間、緊急雇用対策で、各県で合同求人説明会というものが持たれております。それで、私の地元大阪でも高校卒業生対象の合同求人説明会というのが開か...全文を見る
○宮本委員 先ほどおっしゃったような新卒者支援チームというものも立ち上がっているわけですから、そういうチームをしっかり活用していただいて、具体的にどう手を打つかということが今大事だと思うんですね。即効性ある対策が要ると思うんです。  それで、国は今やっとそのチームとかというのが...全文を見る
○宮本委員 職業訓練を受けながら生活保障という制度もあるというお話なんですが、僕も知っておりますけれども、だからこそ、一番最初に確認したんですね。今、失業者の方はいっぱいおりますから、そういう方々にそういうことを一般的にやっているのは知っているんですよ。問題は、高校卒業の時点で路...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。