宮本岳志

みやもとたけし

比例代表(近畿)選出
日本共産党
当選回数5(参1)回

宮本岳志の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第196回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  私からも、豪雪被害に遭われた皆様方に、お見舞いを申し上げたいと思います。  さて、総理、総理は、去る二月一日の参議院予算委員会で、我が党の辰巳孝太郎参議院議員が、二〇一六年三月十六日の音声データの中に、前日の三月十五日、財務省か...全文を見る
○宮本(岳)委員 そこで、このパネルを見ていただきたいと思います。  自民党が公表した安倍昭恵氏と籠池夫人とのメールのやりとりで、昭恵氏がメールを送った日付と回数であります。籠池夫人のみが送った日は挙げておりません。この間、三十四回。特に、昨年二月十八日からの一カ月間で昭恵氏が...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間稼ぎみたいな答弁はやめてくださいよ。私は、中身なんか聞いていないんですよ。この時点でもメールのやりとりは頻繁にやられていた、電話やメールのつき合いがずっと去年まで続いていたという事実を、私は指摘をしたわけであります。  総理、あなたは、昨年の特別国会の当委...全文を見る
○宮本(岳)委員 財務省本省の田村嘉啓国有財産審理室長は、既に二〇一五年十一月ごろ、谷査恵子氏からの問合せを受けた時点で、森友学園という学校が、首相夫人である安倍昭恵氏が関係する学校であることをはっきり認識していたというのが今の答弁ですね。  このパネルを見ていただきたい。二〇...全文を見る
○宮本(岳)委員 中身なんか聞いていないですよ。やりとりがあったという事実を、私はお示しをしたまでであります。  この間、音声データが明らかになった二〇一六年三月十五日の財務省本省での田村室長への談判時点、あるいはその翌日の音声データの時点も、三月下旬から四月にかけての口裏合わ...全文を見る
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  私は、昨年十一月二十八日の当委員会で、二〇一六年三月下旬に録音された、近畿財務局と大阪航空局が森友学園側と協議した内容の音声データを明らかにいたしました。そのときの太田理財局長の答弁は、さまざまな資料の提出をお願いしたなどというも...全文を見る
○宮本(岳)委員 この音声データは全体が二時間に及ぶものでありますけれども、前半の一時間半は、近畿財務局の池田靖国有財産統括官を始めとする国側の職員と、森友学園側の籠池夫妻や工事業者、設計業者、そして森友学園の代理人弁護士が話し合っているものであります。冒頭のやりとりから、三月三...全文を見る
○宮本(岳)委員 この音声データは、これはまだ続いていますよ。  下線部五、国側の職員が、言い方としては混在と、九メートルまでの範囲でと言うと、工事業者が、七ページの下線部の六ですけれども、九メートルというのはちょっとわからない、そこまでの下はと否定し、そこで弁護士が割って入っ...全文を見る
○宮本(岳)委員 全然話になりませんよ。もう続けられませんよ、これでは。  私どもは、きょうは全ての音声データ、字に起こしたものをお渡ししている。与党だって、この話、この中身を読んで、今の答弁が全然答えになっていないことぐらいわかるでしょう。私どもはこの後、この音声データは全て...全文を見る
○宮本(岳)委員 明確に、一億三千万、あるいはここでは一億五千万という金額が出ているわけですね。これは全く、価格が出ている、金額が出ていることはお認めになりますね。
○宮本(岳)委員 例えば、一億三千万というこの金額について、太田理財局長は、昨年、この間の答弁で、国として有益費の一億三千万円を支払っている以上、それを下回る形での売却はこの土地に関する収支がマイナスになるので考えられないという趣旨の話をしただけだ、こう答弁されました。  しか...全文を見る
○宮本(岳)委員 全く答弁になっていないですよ、そんなもの。えらく森友学園の側の肩を持った答弁をするじゃないですか。  交渉記録の廃棄問題でも、佐川前理財局長は明らかに事実と異なる答弁をいたしております。  問題は、なぜ佐川氏が事実を隠し続けたのかということであり、これに答え...全文を見る
○宮本(岳)委員 なぜ佐川氏が事実を隠し続けたのか、なぜ近畿財務局が口裏合わせまで行って国有地をただ同然で売り払ったのか、なぜ財務省の田村嘉啓国有財産審理室長が籠池夫妻の直談判に押されて近畿財務局に対応を指示したのか、この音声データの四ページにも棟上げに首相夫人が来る予定であるこ...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○宮本(岳)分科員 日本共産党の宮本岳志です。  きょうは、障害を持つ方々への参政権保障の問題について聞きたいと思います。  まず、外務省に確認をしたいと思うんです。  二〇〇六年十二月十三日に国連総会において採択され、二〇〇八年五月に発効した障害者権利条約は、既に我が国も...全文を見る
○宮本(岳)分科員 我が国は、二〇〇七年九月二十八日、高村正彦外務大臣がこの条約に署名し、二〇一四年一月二十日に批准書を寄託、二〇一四年二月十九日には我が国でも効力を発しております。  条約が、他の者との平等を基礎として、効果的かつ完全に参加することができることを確保すること、...全文を見る
○宮本(岳)分科員 お認めいただきました。  こういう流れも踏まえて、総務省は、二〇一〇年から障がい者に係る投票環境向上に関する検討会を立ち上げ、二〇一一年三月には報告書をまとめました。そこでは、視覚障害者への選挙公報について、総務省、何と書いてありますか。
○宮本(岳)分科員 点字又は音声による選挙のお知らせ版については、その内容を選挙公報全文とすること、視力に障害のある方の意向に沿うように、点字版だけでなく、カセットテープ版、コンパクトディスク版及び音声コードつき拡大文字版も必要数準備する、今答弁があったとおりですね。  そこで...全文を見る
○宮本(岳)分科員 点字版も、まだ一県、各戸配布できていないんですね。これはどの県か。お恥ずかしいことに、私の出身県である和歌山県でございます。  大臣、次回の国政選挙、つまり来年の参議院選挙では、その県以外は全てやっておられるわけですから、和歌山県でも、少なくとも点字版につい...全文を見る
○宮本(岳)分科員 総選挙は突然やってきますけれども、参議院通常選挙は解散というものはありませんので、きちっと準備をしていただいて、来年は間違いなく全県で各戸にまで点字版が届くようにしていただきたい。  我が党の堀内照文前衆議院議員の調査によりますと、神戸市選挙管理委員会では、...全文を見る
○宮本(岳)分科員 当事者の方に話をお伺いしますと、選挙のお知らせが届くには届くんだが、昨年の総選挙のときは投票日の二日前、金曜日に届いたと。これも、期日が近かったというか短かったということもあるんですが。投票日は台風で、土曜日に期日前投票しようと出かけたけれども、長蛇の列、中に...全文を見る
○宮本(岳)分科員 あらかじめそういう説明も聞いて、昨年十二月五日にも今の答弁が繰り返されております。  実は、この投票方式は、最高裁判所裁判官国民審査法第十六条で、「点字による審査の投票を行う場合においては、審査人は、投票所において、投票用紙に、罷免を可とする裁判官があるとき...全文を見る
○宮本(岳)分科員 おっしゃるとおり、技術も格段の進歩をしているわけですし、このとき、わずか六百だという議論をされて、そのままになっているというのは本当に胸が痛むんですね。参加できないから少ないわけであって、本来は全員が参加してもらわなきゃなりませんから、しっかり検討していただき...全文を見る
○宮本(岳)分科員 手話通訳士の地域偏在という答弁がありましたけれども、それでも、さきに紹介した総務省の検討会報告を受けて、二〇一一年四月の統一地方選挙で行われた知事選挙で、初めて政見放送に手話通訳がつきました。だから、知事選挙ではやられているんですね。ただ、知事選挙は一斉にやり...全文を見る
○宮本(岳)分科員 大いに頑張っていただいているわけですから、もうあと一歩ですから、そこにしっかり融通もきかせて、本当に首を長くして障害者の方々は手話通訳がつくことを待っておられますから、ぜひやっていただきたい。  さらにもう一点、政見放送への字幕の付与についてであります。 ...全文を見る
○宮本(岳)分科員 言うまでもなく、放送法第四条第二項には、「放送事業者は、テレビジョン放送による国内放送等の放送番組の編集に当たつては、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組及び音声その他の音響を聴覚障害...全文を見る
○宮本(岳)分科員 ちなみに、この目標でNHKの目標はどのようになっていますか、地上波。
○宮本(岳)分科員 明確に、対象の放送番組の全てに付与というのがNHKの目標なんですね。  それで、フォローアップの対象ということでいいますと、残念ながら地方局作成の番組はカウントされないというふうに説明を受けました。  NHKは当然、地方局制作の番組も含めて、全ての放送番組...全文を見る
○宮本(岳)分科員 地方局の字幕付与の体制が整えば、参議院の選挙区選挙の政見放送への字幕の付与もできるようになると私は思います。  ちなみに、これも、もう一つだけ確認しますが、総務省、字幕付与の経費はきちんとNHKに支払われておりますね。
○宮本(岳)分科員 きちっとこれは、経費はもちろん国が持つわけですから、手話通訳の付与も字幕の付与も、そのための予算はしっかり確保することは私も求めておきたい。  また、NHK受信料収入が過去最高を更新して、内部留保に当たる繰越金は三十年度末で七百六十七億円となる見込み、こうい...全文を見る
○宮本(岳)分科員 ありがとうございました。
03月06日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  国土交通大臣の所信に対する質疑を行います。  私は、この間、大臣といわゆる森友問題をめぐって議論をしてまいりました。  森友問題をめぐっては、今、財務省が決裁文書を改ざんしたのではないかとの報道があり、大問題になっております。...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、お伺いしたいと思うんです。  学校法人森友学園の小学校建設をめぐる国の補助金詐取事件で大阪地検特捜部は、昨年八月二十一日、詐欺罪で籠池泰典前理事長と妻の諄子氏を起訴いたしました。  きょうは法務省に来ていただいておりますが、この八月二十一日付起訴分の公...全文を見る
○宮本(岳)委員 実際の工事代金は十四億四千万だったのに、二十二億円に水増しした契約書を提出し、平成二十九年二月までに約五千六百万円を詐取したというものであります。  石井大臣、この事件で、国土交通省と木を活かす建築推進協議会、木活協ですけれども、これはだまされた側、被害者であ...全文を見る
○宮本(岳)委員 昨年十一月に会計検査院が公表した報告書の四十八ページでは、サステナブル事業への応募と国土交通省による事業採択についてどのように書いてあるか。会計検査院、お答えいただけますか。
○宮本(岳)委員 大臣に改めて確認します。  森友学園の校舎建設費二十一億八千万円を含む事業計画を事業採択したのは、紛れもなく国土交通省ですね。大臣。
○宮本(岳)委員 ですから、この二十一億数千万円、約二十二億というのが、高過ぎるというふうには思いませんでしたか。
○宮本(岳)委員 本当にそうですかね。  資料を見ていただきたい。  これは、去る二月九日に財務省理財局が公表した森友学園事案についての法務相談の文書の十八番、軟弱地盤による各種の要請についての相談書、二百七十ページから二百七十二ページに添付されている「経緯」という文書であり...全文を見る
○宮本(岳)委員 間違いありませんね。  資料の一、二百七十ページを見ていただきたい。  平成二十六年八月二十九日、大阪府が森友学園の小学校設置計画書を正式受理したが、近畿財務局は、取得要望書の添付書類とするため、その写しを提出させております。下線部、「事業計画の建物建設費用...全文を見る
○宮本(岳)委員 今、理財局も確認したように、第百二十三回近畿地方審議会の時点、この時点で建物建設費用は四億円という認識があったと。第百二十三回近畿地方審議会、この議事録がありますけれども、私ももちろん全て読みました。そういう前提で議論が交わされております。そして、私学審の答申、...全文を見る
○宮本(岳)委員 そこで、国土交通省であります。  大阪航空局は、この第百二十三回国有財産近畿地方審議会が開催された二〇一五年の二月十日の時点で、森友学園の事業計画書における建物建設費用は四億円であることを知っていたのではありませんか。
○宮本(岳)委員 実に珍妙な答弁ですね。  今答弁で先取りして答えられましたけれども、この第百二十三回国有財産近畿地方審議会には大阪航空局の奥田空港部長が出席をされております。  これも念のために、財務省、間違いないですね。
○宮本(岳)委員 議事録を読めば一目瞭然でありまして、会議冒頭で近畿財務局の小池管財部長は、「本日の諮問事項の財産を所管する国土交通省大阪航空局の出席者を併せてご紹介させていただきます。」と紹介して、奥田薫空港部長が奥田でございますと語り、審議の過程で発言もしております。そして、...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、もしかすると、開催より後で四億円になることは認識していたというんですか。
○宮本(岳)委員 大阪航空局は、森友学園の事業計画における建物建設費用が四億円であることを知っていたんですね、このときかどうかは別として。(発言する者あり)
○宮本(岳)委員 この国有財産審議会では事業計画そのものが議論になっているわけですよ。中野さんだって別に何の根拠もないことを言っているわけではなくて、この学校が本当に経済的、財政的に成り立つかということを国有財産地方審議会で議論しているわけですよ。  大阪府の私学審でも、四億円...全文を見る
○宮本(岳)委員 どういう記憶があるか。今少しやじがありましたので、どういう記憶があるんですか。
○宮本(岳)委員 たびたび申しわけないですが、財務省、この時点で、事業計画における建物建設費用は四億円であったことは間違いないですね。
○宮本(岳)委員 四億円なんですよ。その後においても四億円なんですよ。  大臣、これ、だまされたと言うんですけれども、知っていたんじゃないですか。大臣。
○宮本(岳)委員 冒頭確認したように、サステナブル事業、約六千二百万円という補助限度額の事業採択を行ったのは、木活協ではありません。国土交通省本体であります。  二〇一五年二月十日の第百二十三回国有財産近畿地方審議会の処理適当の答申を受けて、三カ月後の五月二十九日に、近畿財務局...全文を見る
○宮本(岳)委員 森友学園の事業計画書における建物建設費用は四億円だったんです。それを知っていながら、その直後にサステナブル事業の事業費二十一億八千万円という提案書を受けて、何の疑問も抱かず、まんまとだまされたという話なんです。  大臣、これは、森友学園の詐欺にひっかかってだま...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、答弁になっていないんですよ。敷地のことなんか言っていないんですよ。建物の値段が全然食い違っているんじゃないかということを言っているんですよ。ちょっと答弁になっていないですけれども。
○宮本(岳)委員 知らなかったという答弁なんですね、今のは。  しかし、森友学園が応募してきた、サステナブルに応募してきた森友学園というのは、この時点では借地契約ですから、大阪航空局の土地を借りて校舎をつくろう、そういう学校なんです。ですから、つまり、大阪航空局に一本問い合わせ...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間が来ましたけれども、つまり、全部わかっているわけですよ。そしてこれは、近畿財務局と大阪航空局は情報を共有しながら進めてきたわけです。知らなかったはずはないんです。知っていて、森友学園に大阪府私学審が認可に当たって付した負債比率三〇%という条件をクリアさせるた...全文を見る
○宮本(岳)委員 四億円だということが一方でありながら、五千六百四十五万円のお金が入ってきているということも見過ごしていたわけですから、全くそんな論は通りません。  森友学園事件は、近畿財務局と大阪航空局が協議し、お互いに了承し合いながら進めてきたものであります。専ら近畿財務局...全文を見る
03月16日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず冒頭、昨日午後四時十六分ごろ、私の地元である大阪府枚方市の新名神高速道路の工事現場で、作業員の男性が約五メートル下の河川に鋼材とともに転落し、死亡するという痛ましい事故が発生いたしました。亡くなられた方の御冥福を心からお祈りい...全文を見る
○宮本(岳)委員 今度の法案では、重要物流道路を通行する国際海上コンテナ車は許可を不要にするということでありますけれども、そうすると、これまで行ってきた道路管理者による審査は全くなされなくなります。  それでは、二〇一六年度の直轄国道における特殊車両の取締り実績はどうなっている...全文を見る
○宮本(岳)委員 特車の取締りは、大体月に一回、限定した路線で二時間程度、道路を通行する特車で違反が疑われる車両を引き込んで、違反があるかどうかを確認するということでやっておられます。  都道府県については、そもそも母数が非常に少ない。それでも、直轄国道で引込み台数に対する違反...全文を見る
○宮本(岳)委員 いずれにしても、事故に占める無許可件数、約四割に及んでおりまして、事故防止のために通行許可をとることが重要であることがわかると思うんです。  こうした現状を見たときに、国際海上コンテナ車の通行許可を不要にして違反や事故が減少するのか、さらに、国際海上コンテナ車...全文を見る
○宮本(岳)委員 条文上には何らないわけですよ。私の質問にも、そういう意味では、法文上あるかという問いには答えられなかったと思うんです。国交省は現場の実態を御存じなのかと首をかしげたくなります。  私は、この間、トラック運転手の方々からもお話を伺いました。そもそも荷主は、特車が...全文を見る
○宮本(岳)委員 なるほど、高速道路をそういう役割で進めていくということが確認されました。  ということは、重要物流道路の指定の対象には、既存の道路の改築だけではなくて、東京外環道の東名—湾岸間など未整備計画路線も排除されていないと思いますが、間違いないですね。
○宮本(岳)委員 新たな道路の建設にもこれは利用されるということが明らかになりました。  重要物流道路の創設は、結局、高速道路の新規建設を加速、推進する口実を与えかねないと思います。今緊急に求められるのは、道路の老朽化対策であることを指摘しておきたいと思います。  次に、特定...全文を見る
○宮本(岳)委員 なぜ、そのような大型物流倉庫を持つ民間企業の道路建設にまで国が無利子貸付けができる法をつくる必要があるのか。これは政策判断の問題でありますので、大臣にひとつ御答弁をいただきたいと思います。
○宮本(岳)委員 特定の民間施設への交通のためだけではないとおっしゃるわけでありますけれども、主たる目的は、特定の物流倉庫に物を運搬する専用の道路を建設することになります。  結局、大型商業施設やレクリエーション施設、物流倉庫などを持つ大手民間企業のもうけのために無利子貸付制度...全文を見る
○宮本(岳)委員 通告なくお聞きしているのでそこは御容赦いただきたい。また追って、事務方がおられるときにもお伺いしたいと思うんですけれども、私たちお伺いしていますと、会計検査院に出ている文書も、財務省から出ているものと国土交通省から出ている決裁文書と、これは食い違っているというこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 その通知の日付はそういう日付だともちろんわかっているんですが、それを大阪航空局が近畿財務局から、つまり財務省からいつ受け取ったのかということについては、少し調べていただいて、後ほど私の方にお知らせいただければありがたいというふうに思っております。  きょうは通...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、道路法等一部改正案に対し、反対の討論を行います。  第一は、重要物流道路の創設は、近年増加する四十フィート背高の国際海上コンテナ車を拠点的な空港、港湾から物流施設まで一気に通行できるよう高速道路並みに改築するとともに、特殊車両に義務...全文を見る
03月16日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  大臣の所信表明に対して質問をさせていただきます。  大臣は、先日の所信表明で、地方分権改革については、地方からの提案を踏まえ、地方創生や子ども・子育て支援に資するよう、地方への権限移譲、地方に係る規制の見直し等を内容とする第八次...全文を見る
○宮本(岳)委員 お配りした資料一を見ていただきたい。「放課後児童クラブの設備運営基準について」という厚生労働省が作成した資料であります。基準のほとんどが参酌すべき基準となっている中で、職員については従うべき基準となっております。  これは、この省令をつくった厚生労働省にお伺い...全文を見る
○宮本(岳)委員 この事業の特性を踏まえて、質の確保を全国一律でする必要がある、厚労省が職員について従うべき基準としているのにはそういう理由があるわけです。それは、学童保育の職員が特別の専門性が求められるということでもございます。  私は、二〇一〇年二月二十六日、衆議院予算委員...全文を見る
○宮本(岳)委員 基本的には、その精神は引き継いでいるという御答弁だったと思います。  こういう専門性を持つ職員が求められているからこそ、学童保育の基準については、社会保障審議会放課後児童対策に関する専門委員会、こういうところで議論をされてまいりました。  この専門委員会であ...全文を見る
○宮本(岳)委員 これは、本年六月をめどに中間取りまとめということですから、もちろん最終報告は出ておりません。中間取りまとめもまだこれから六月ということであります。  ところが、先般の超党派の議連なんです、会長は馳浩さんだったと思いますけれども、この議連で、昨年末の閣議決定、平...全文を見る
○宮本(岳)委員 先ほどの一枚目に示した資料でも、何から何まで従うべき基準になっているわけでもないんですよ。大半は参酌すべき基準ですから、自治体がそれぞれ参酌して決めることができるようになっているんですよね。  なぜ職員というところだけ従うべき基準にしているかといえば、厚生労働...全文を見る
○宮本(岳)委員 まさに、子供の安全性の確保のため不可欠である、こう答えているんですね。したがって、学童保育のあり方が地域ごとにさまざまなバリエーションがあって悪いわけじゃない。条件に合わせて進める必要があります。  しかし、子供の安全性の確保のために不可欠なものを崩すというこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 支障が生じているとおっしゃるんだけれども、事は子供の安全性の確保のための議論ですからね。緩める方が、崩す方が支障が生じると私は言わなきゃならぬと思うんですね。  中学卒の方が職員として働けないという問題はお伺いいたしました。それは別に、学歴の問題でハードルにな...全文を見る
○宮本(岳)委員 今、大臣がおっしゃる支障というのは、入れない子供たちが生まれるとかそういう支障だと思うんですよ。ただ、ここで、厚生労働省を含めて、私が、従うべき基準にしているのはなぜかという議論でやっているのは、まさに子供の安全性の確保にかかわる問題でありますから、緩めることに...全文を見る
○宮本(岳)委員 地方団体から出ている声は、人手不足というものももちろん出ています。学童保育の指導員が慢性的な人手不足であることは、もちろん私も関係者から聞いてよく知っております。担い手がふえないことから、今働いている職員が展望を持てずにやめていくという悪循環になっているというこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 御理解はいただけませんよ。  それで、人手不足の理由ははっきりしているんですよ。それは、学童保育指導員の労働条件の劣悪さ、これを指摘しないわけにはいきません。  厚生労働省、学童保育指導員の低賃金の実態というものをつかんでおりますか。
○宮本(岳)委員 今、職員について、従うべき基準という、いわばこれを緩めてほしい、これがきつ過ぎると言うているもとで、学童保育指導員の大半は今お話あったようにパート、アルバイト、非常勤。年収二百七十万で、すぐにやめざるを得なかったり、なかなか若い人が集まってこなかったりしているわ...全文を見る
○宮本(岳)委員 今お話があったように、そういうことだって、厚生労働省からこういうことですよと言わないと、本当に理解されていない自治体がいっぱいあるわけですね。そういうところから、やらせてくれ、厚生労働省が言うようなかたい基準でやっていたら間尺に合わないんだと言うからといって、何...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず、前回の質問の最後にお伺いした財務省の改ざん問題で、国土交通省には改ざん前のものがあったという二つの債権発生通知を国土交通省はいつ受け取ったか、その後調べていただいて、おわかりになりましたか、大臣。
○宮本(岳)委員 お調べをいただきまして、ありがとうございました。  これらの問題は引き続きお伺いをしていきたいと思っておりますが、きょうは法案について質疑を行いたいと思います。  我が党は、日本の文化や歴史などの魅力が広がり、訪日外国人がふえることは歓迎すべきであり、訪日客...全文を見る
○宮本(岳)委員 長々と答弁していただきましたが、つまり、観光ビジョン、こういうものの数値目標、これもそこに含まれると。当然のことだと思うんです。  では、そもそも我が国の観光政策、政府観光政策の基本理念とはいかなるものかを議論したいと思うんです。  政府の観光政策の基本理念...全文を見る
○宮本(岳)委員 まさに、住んでよし、訪れてよしの国づくりの理念、そして、国民の観光旅行の促進ということが我が国の政策の根本なわけであります。  ところが、明日の日本を支える観光ビジョン、二ページ目には「「観光先進国」に向けて」というものがついておりますけれども、これも観光庁長...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、ここには一つの大きな開きがあると思うんです。  地方創生への切り札と言いますけれども、私はこの観光ビジョンを読んでみて、後に続く「視点一 観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に」というところを読んで驚きました。国立公園に民活を導入することや、「「文化財」を...全文を見る
○宮本(岳)委員 文化財の保存を二の次にするということでは決してないという答弁だったと思いますが、文化庁はそう答弁しておりますけれども、では、観光庁はどうなのか。  たくさん観光客を呼び込むことさえできれば、文化財や自然は破壊されてもよい、こうお考えですか。
○宮本(岳)委員 最後のところだけでいいんですよ。  国は、本来、観光資源に利益優先の企業が参加して自然や文化財が壊されることに歯どめをかけ、守るべき立場でなければなりません。  私は、先日、私自身、籍を置いたことのある和歌山大学を訪ねました。この大学の観光学部は、国連世界観...全文を見る
○宮本(岳)委員 端的に答えてくださいよ。  角度を変えて聞きましょう。法文上、本法案には、カジノIRには使えないという規定がございますか。
○宮本(岳)委員 ちゃんと聞いてくださいよ。これを排除する法文はないと思うんです。  この新税はMICEには使うんですね、観光庁長官。
○宮本(岳)委員 いや、MICEには使えるんですね。
○宮本(岳)委員 きょうは内閣府のこのIRの担当の部局にも来ていただいております。  お伺いしますが、カジノIRにはMICEは必置ではありませんか。
○宮本(岳)委員 まさにIR推進法第二条により、MICEは必置なんです。中心的な施設として求められるわけです。  カジノIRにMICEは中心的施設として必置であり、そしてMICEには新税が投入できる、今そういう答弁でありました。それでどうして、カジノIRに使わない、こう言い切れ...全文を見る
○宮本(岳)委員 カジノIRが何を意味するのかは、たった今内閣府がお答えになったとおりですよ。それは、これから計画ですから確定的にお答えできないのはわかっているんですが、排除されないことは少なくとも認めざるを得ないでしょう。いかがですか。
○宮本(岳)委員 よっぽどお答えしたくないほどカジノというのは、評判の悪い、そういうものに使われるというふうに言われると非常に困るようなものであるというようなことが何となく伝わってはまいりました。  共同通信、世論調査を紹介したい。二〇一六年十二月十七、十八日、カジノを中心とす...全文を見る
○宮本(岳)委員 随分、観光庁長官とトーンの違う御答弁でしたので、では大臣は、このMICEを含むカジノIRにこの観光税の税収を充てるということは、当然あってしかるべしとお考えですか。
○宮本(岳)委員 いや、不思議な答弁ですね。  そういうことであれば、先ほどのように、とうとうと結構なものだという答弁もまたしなければよいのに、結構だと御答弁になるから、使うことも結構だとお考えなのかと私は聞いたまででありまして、私は、この世論調査結果に明瞭なように、住んでいる...全文を見る
○宮本(岳)委員 まさに全ての人に観光権を保障する、これが世界のいわば基準なわけです。  今、手元に資料を配付いたしました。二〇一〇年から二〇一七年までの訪日外国人旅行者数と日本人国内延べ旅行者数の推移であります。  訪日外国人旅行者は、これはもうウナギ登り、右肩上がりであり...全文を見る
○宮本(岳)委員 それは人口減少だけでは理由は説明できないと思うんです。  先ほどの世界観光倫理憲章は、読んでいただいたところ、「観光への参加に障害となるものは取り除かれるべきである。」障害となっているものを取り除かなければならぬわけですよ。  それで、原因が知りたいと調べて...全文を見る
○宮本(岳)委員 トップが「仕事などで休暇がとれなかったので」、二つ目が「家計の制約があるので」、そして、四つまでに入っていないですが、「介護しなければならない家族がいた」、これが阻害要因なんですよ。こういうものを解決することが、国内でも誰もが観光に親しめる権利、これを保障する道...全文を見る
○宮本(岳)委員 観光政策を口実に観光を成長戦略の柱の一つに位置づけ、大企業の利益を最優先に、地域住民が迷惑や不安を感じ、住みづらくなるようなインバウンド偏重は、我々自身がつくった観光立国推進基本法の、住んでよし、訪れてよしの観光政策の理念とも無縁のものであります。観光振興を語る...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、外国人観光旅客の旅行の容易化等の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  本法案は、国際観光旅客税、いわゆる出国税の使途に係る規定を整備するものであります。  そもそも出国税は、その政...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  きょうは、地方大学振興、若者雇用促進法案について質問をいたします。  大臣は、趣旨説明で、まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間年に当たり、掲げられた基本目標や施策の重要業績評価指標の進捗状況を点検したところ、依然として東京圏一極...全文を見る
○宮本(岳)委員 今、地方大学の現状は本当に深刻なんです。  ことし二月十日付の週刊東洋経済、地方国立大学の悲惨な実情を特集して、表紙にはこのように、「大学が壊れる」と極めてセンセーショナルな言葉が躍っております。  ここでは、いびつな大学改革と競争制度で地方国立大学の危機的...全文を見る
○宮本(岳)委員 地方国立大学の困難でいえば、基盤的経費である国立大学運営費交付金が年々減らされてきたことが最大の要因である、これはもう誰もが否定できない厳然たる事実だと思います。  文科省に聞きますけれども、今参議院で審議中の来年度予算で、国立大学法人運営費交付金と私立大学等...全文を見る
○宮本(岳)委員 国立大学法人の運営費交付金で四百三十八億円、概算要求よりも減らされ、私学の補助金は百二十九億円、概算要求よりも減らされているわけですね。  そもそも、概算要求というものは、文部科学省として、今の大学の現状に照らしてどうしても必要だからこそ要求しておられるんだと...全文を見る
○宮本(岳)委員 当然のことでありまして、必要ないものまで要求するはずがないんです。だから、財務省との折衝で、大学の基盤的予算は、先ほども申し上げたように、国立、私立合わせれば五百六十七億円も削減された、必要な額からは減らされた、予算においても。  今日の地方大学の危機が運営費...全文を見る
○宮本(岳)委員 きょうお配りした資料の一と二を見ていただきたい。  国立大学の運営費交付金は、二〇〇四年度の一兆二千四百十五億円から今日の一兆一千億円弱へ、一千四百億円以上も減らされてまいりました。私学の経常費補助金も、二〇〇六年度の三千三百十三億円から今日の三千百五十四億円...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、それはならぬと思うんですね。この十年余りで千四百億円も減らされてきた運営費交付金。必要だとして要求した額から、国立、私立合わせて五百六十七億円も減らされた大学に、わずか百億円の地方大学・地域産業創生事業をやったからといって、救われるはずがないと言わなければ...全文を見る
○宮本(岳)委員 先ほど、わずか百億円の交付金では救われようがないと指摘をいたしましたが、この百億円のお金は全て地方大学に交付されるのですか。
○宮本(岳)委員 つまりは、この百億円は全て大学に行くわけではありません。  もう一枚めくっていただいて、資料四をごらんいただきたい。これは、対象経費と補助率を示した、これも政府提出の図表であります。  (一)で示された地方大学・地域産業創生交付金、一件当たり国費上限目安額二...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、それは、入るときには、参加するときには自主的に参加するんでしょうが、一たび参加してしまえば、自治体の掲げる事業計画に基づいて進めなければならなくなるんです。しかも、その中身というのは、この間国が進めてきた大学改革の方向に誘導されるのは火を見るより明らかだと...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、レベルの高いもの、こういうふうにおっしゃって、補助率を上げているわけですね。それが、私が言うように、大学を政策的に誘導することになりかねないと私は指摘をしたいと思うんです。  例えば、この一番補助率の高い先導的研究基盤というものですけれども、どのよう...全文を見る
○宮本(岳)委員 二言目には自主的な判断でと言うんですけれども、今、全国の大学は、大学が壊れるというような財政的な深刻な困難にあるわけですよ。文部科学省も認めましたよね。そういう状況のもとで、これに加われば、百億円というお金があって、交付されますよ。ただし、自治体が、首長が主宰し...全文を見る
○宮本(岳)委員 つまり、国立大学運営費交付金と私学助成のお金で二十五億円、これに充てるということですね。  それで、文科省に聞くんですけれども、先ほどの、来年度予算ではふえずに、前年度同額の一兆九百七十一億円、運営費交付金、答弁があったわけでありますけれども、この額の外で新た...全文を見る
○宮本(岳)委員 ふえるわけじゃないんですね、今答弁があったとおり。それどころか、国立大学運営費交付金が前年度比同額にとどまるもとで、むしろ、これに認定されましたら、国から配賦された既存の運営費交付金も先導的研究基盤、技術の活用や大学改革の推進に振り向けざるを得なくなるわけですよ...全文を見る
○宮本(岳)委員 大学の役割について、京都大学の山極寿一学長は、読売の「異見交論」で、ずばり国立大学とは何かと問われて、以下のように述べております。  国立大学は公共財という考え。国民の税金でつくっていただいたもので、国民の税金で運営させていただいたものだ。だから、大学の知は、...全文を見る
03月22日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず、前回に引き続き、地方大学振興、若者雇用促進法案について、今度は東京二十三区の大学の定員抑制について聞きたいと思います。  本法案では、一部例外を除き、東京二十三区内の大学の定員抑制を定めております。先日の当委員会でも自民党...全文を見る
○宮本(岳)委員 要するに、若年層の東京圏への流出に歯どめがかからないために、法律で東京二十三区内の大学の定員増を禁止しようということであります。  地方大学の振興のために東京の大学を痛めつけるかのような政策に、東京都から、東京対地方という構図をいたずらにあおる理不尽かつ不合理...全文を見る
○宮本(岳)委員 驚きを禁じ得ないわけですね。  これは、私は先ほど東京都の話を、東京対地方という構図をいたずらにあおるというふうに東京は言っておられますが、そんなものでもないと。一方で、支援する地方のコンソーシアムに東京二十三区内の大学が加わるということは認めているわけです。...全文を見る
○宮本(岳)委員 当然のことなんですね。東京と地方を対立させる考え方そのものがナンセンスだと言わなければなりません。  つまり、あなた方は、みずからの誤った地方創生策がうまくいっていないから、それを大学のせいにして、東京対地方というような単純な構図で責任転嫁を試みました。しかし...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、地域再生エリアマネジメント負担金制度というものについて聞きたいと思うんですね。  法案では、エリアマネジメント団体が地域来訪者等利便増進活動計画というものを作成することになっておりますけれども、この地域来訪者等利便増進活動計画作成段階で、エリアの住民の参...全文を見る
○宮本(岳)委員 地域住民の参加というのは非常に大事な視点なんですね。  私は、地元の商店街の方々から話もお伺いをしてまいりました。商店街を元気にしようと思ったら、その地域に住んでいる住民が、この町を活気あるものにしようと、みずから知恵も出し、それから積極的にまちづくりに参加し...全文を見る
○宮本(岳)委員 間違いないと確認をされました。  では、このグランフロント大阪のエリアマネジメント団体、これは何と呼ばれているかというと、グランフロント大阪TMOというものでありますけれども、これは一体どういう企業で構成されているか、内閣府、お答えいただけますか。
○宮本(岳)委員 三菱地所、阪急電鉄と、名立たる大企業ばかりでありますけれども、こういうものが地方の活性化や商店街の振興の参考になるはずがないのではないかと私は言わざるを得ません。  そもそも、大阪の今おっしゃった、うめきた開発、グランフロント大阪というものは、地域再生とは全く...全文を見る
○宮本(岳)委員 そうおっしゃるんだけれども、先ほど十一社と。阪急電鉄と三菱地所、二社だけ名前をおっしゃいました。残りの九社というのはどういうものか。NTT都市開発、大林組、オリックス不動産、関電不動産、新日鉄都市開発、積水ハウス、竹中工務店、東京建物、日本土地建物。どこからどこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 まだ決まっていないということでありますけれども、しかし、入りようがないんですよ。  うめきた二期のまちづくり目標というものを私は調べてきましたけれども、このまちづくり目標には、新たな国際競争力を獲得し、世界をリードするイノベーションの拠点となっておりまして、つ...全文を見る
○宮本(岳)委員 私が申し上げたように、商店街の活性化とか地域の活性化という議論にこれを先進例として持ってくるというのは全く場違いであって、重ねて、不真面目きわまりないと言わざるを得ないと思います。  ならば、どう進めるか。共産党は反対ばかりかと言われたら困りますから。  例...全文を見る
○宮本(岳)委員 一定の成果が上がり、うまくいっているというのであれば、それを拡充すればいいわけであります。  そもそも予算は、三十件程度の適用分しか確保されておりません。しかも、その予算は毎年減っておりまして、予算が減っていることを取り繕うために、国の方で勝手に重点化と称して...全文を見る
○宮本(岳)委員 国の支援のあり方として、地域でしっかり議論をしていただく、それを国は応援していく、おっしゃることは正しいんですけれども、これまでやってきたことはそうなっていないんですよ。国の側でこういう仕組みをつくって、それに当てはめるようなものをやれと。先進例としてグランフロ...全文を見る
○宮本(岳)委員 そうなんですね。こうした自治体の取組は更に進化していっているわけですよ。  住宅リフォームの方はこうやって行き渡ってきた。今度は、商店版リフォーム助成制度というものが始まっておりまして、群馬県高崎市でありますけれども、住宅リフォームの商店版として、まちなか商店...全文を見る
○宮本(岳)委員 地方自治体は、地域の活性化、町のにぎわいのために、知恵も工夫も凝らしながら頑張っております。町のにぎわいづくり、商店街の活性化は、こうした地域の取組に学んで、国はあくまでそれを支援することこそ必要だと思うんですね。国が上から絵を描いて押しつけてきたから、これまで...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、地域における大学の振興及び若者の雇用機会の創出による若者の修学及び就業の促進に関する法律案及び地域再生法一部改正案に反対の討論を行います。  まず、地方大学振興、若者雇用促進法案についてです。  第一は、創設される交付金制度が、安...全文を見る
03月27日第196回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  この森友問題、これは昨年二月十五日の私の当院財務金融委員会の質問から始まりました。いわば、この問題は、この質問を端緒にして、私とあなたの間で争われてきたと言っても過言ではありません。  そこで聞くんですが、あなたは昨年二月二十四...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういう問題ではないんですね。  あなたは、午前中の証言で、個別の事案についてもきちんと確認をして答弁をしなかったという点で丁寧さを欠いた、こういう答弁をしているんですね。  しかし、二月二十四日の私に対する答弁、あなたの答弁は、昨年六月の売買契約の締結に至...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、この答弁については虚偽答弁を認めますか。
○宮本(岳)委員 確認をしてというのが、規定をただただ確認しただけだと。通りませんよ、それは。そして、きょうやっている証言は、確認をしていなかったから丁寧さに欠けたと言っているんですよ。これは、午前中の答弁が、まさに証言が偽証であるか、昨年の答弁がまさに虚偽答弁であるか、二つに一...全文を見る
○宮本(岳)委員 全く納得できません。これは本当に重大なことだし、午前中の証言のまさに信憑性にもかかわる問題だと思います。  先ほどからあなたは、決裁文書について問われたら全て答えないという態度をとっておられます。しかし、あなたは、書換えはあったということを、これは事実を認めて...全文を見る
○宮本(岳)委員 つまり、二つの文書については確認をしたんですね。
○宮本(岳)委員 だったら、その中身について答えればいいんですよ。何の問題もないじゃないですか。  時間が来ましたから、これ、全然不十分なんですよ。  先ほど来あなたは、最終的には不動産鑑定をやったから正当なんだということを繰り返しているんですよね。しかし、昨年十一月に提出さ...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  私は、三月六日の大臣の所信に対する質疑で、森友学園事件は近畿財務局と大阪航空局が協議し、お互いに了承し合いながら進めてきたものだ、専ら財務省の問題で国土交通省は関係がないなどというものでは断じてないと指摘をいたしました。きょうはそ...全文を見る
○宮本(岳)委員 この経緯は資料一につけておきましたけれども、大阪航空局から、現行の国有財産制度で対応できるのであれば貸付けを検討してもらいたいとの意向が示されたのを受けて、本省理財局に相談の結果、貸付けを検討するとの指示を得ております。  資料二を見ていただきたい。この大阪航...全文を見る
○宮本(岳)委員 ここに、「建物初期投資は十億円程度の見込み」とはっきり出ております。  航空局長、大阪航空局は当然これを知っておりましたね。
○宮本(岳)委員 もう一度、資料一に戻っていただきたいんです。  最初の六月の近畿財務局では、土地取得に必要な手続と売払い価格は時価ですよと、売払いのときの価格についての説明を受けただけであります。経営が難しいので、厳しいので、売払い前提の土地賃貸借契約でという話は、この文書の...全文を見る
○宮本(岳)委員 確認をしていただく必要がありますけれども、とにかく金がないので買い取れない。校舎建設にも十億円程度かかる。だから、最初は買取りを前提とした貸付けで始めさせてくれという話だったことが確認されました。しかも、大阪航空局が、事情はわかったから、それでやらせてやってくれ...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、もともとお金がないから買い取れないということで、大阪航空局が、よしわかりましたということで始まっているんです。  前回も指摘したように、第百二十三回国有財産近畿地方審議会で、四億円という建物建設費用について中野会長が、「これだけでも十数億はかかるはず...全文を見る
○宮本(岳)委員 今、不正確ですよ。四億円は建物建設費ですね。もう一度。
○宮本(岳)委員 土地も含めて四億円ですか。もっと恐ろしい話ですね。  ちなみに理財局、二〇一六年六月二十日の売買契約時における森友学園の事業計画の中の建物建設費は五億円で間違いないですね。
○宮本(岳)委員 二〇一五年五月二十九日、貸付合意書時点で建物建設費は四億円。今答弁のあった二〇一六年六月二十日の売払い時点でも五億円でありました。  ところが、森友学園は、二〇一五年七月十七日、防火地域に建設される小学校校舎及び体育館の木質化について、二十七年度から二十八年度...全文を見る
○宮本(岳)委員 驚くべき答弁です。知らなかった。そうですか。事業計画によったら、買い取ってもらう期間がどうなるかもわからず、そもそもこの事業が、この学校がちゃんとやっていけるかどうかもみんながはらはらしながら見ている中で、このサステナブルの補助金整備事業、これは木質化ということ...全文を見る
○宮本(岳)委員 この前も聞いたんですけれども、住宅局と航空局では全然情報が行き来しないという答弁なんです。  そもそも、最初は十億円程度と聞かされて始まった事業ですよ。途中で四億とか五億とか聞かされ、最終でも七億五千万円というような工事なんです。  この事業は最終的にはどう...全文を見る
○宮本(岳)委員 到底納得できません。絶対に通らぬと思います。裁判を通じてほどなく真相が明らかにされることになるだろうと申し上げておきます。  私は、大阪地裁の許可を得て、去る三月二十三日、大阪拘置所で籠池被告人と接見をしてまいりました。接見で私が、借入れ時も売却時も大阪航空局...全文を見る
○宮本(岳)委員 ちなみに、音声データはお聞きになりましたか。
○宮本(岳)委員 では、もう一つ聞きましょう。  私は昨年二月二十四日の衆議院予算委員会で、二〇一五年九月四日に近畿財務局で、工事業者、設計業者、近畿財務局、大阪航空局が集まり打合せを行っていたことを指摘をいたしました。当初は財務省もこの会合を認めようとはせず、そのころにはさま...全文を見る
○宮本(岳)委員 平成二十七年九月四日に、私の指摘したとおりの打合せを実施したことが記載されております。  九月四日と日付も特定しておりますし、大阪航空局の名前も明確に記載されているわけです。航空局は、この打合せに大阪航空局が同席していたことをお認めになりますね。
○宮本(岳)委員 まさに、この間の証人喚問でも、佐川証人と私の間でやりとりになった、そのときのこれは国会質疑なんです。全て廃棄した、確認して廃棄したというその確認が、文書管理規定を確認しただけであったという、あのときのやりとりで私が示したものが、この九月四日の打合せというものなん...全文を見る
○宮本(岳)委員 そこで財務省に聞くんですけれども、今、財務省では、それこそ決裁文書の改ざんについてその事実を認め、指揮命令系統について調査を進めております。財務省も当然捜査を受けている身でありますけれども、たとえ捜査中であっても、国民の疑念に応えて、みずから調査すべきことは調査...全文を見る
○宮本(岳)委員 当然の立場だと思うんです。  財務省が書庫の中でのことだと言うのであれば、この虚偽の報告だというのは、まさに八億二千万の見積り、積算にかかわることでありますから、それは当然、捜査の途上であっても、工事業者が虚偽の報告だったと証言しているとの報道があれば、国交省...全文を見る
○宮本(岳)委員 大阪地検は、今度の改ざん事件でも一定の協力はされているわけですね。  一つは、その業者は別に話を聞けないわけではありませんので、すぐにでも聞くことができるでしょう。さらには、そもそもその積算というものが、例えばその業者が出してきた、三メートルより深いところから...全文を見る
○宮本(岳)委員 財務省がそんなことをするわけないと思うんです。  財務省は財務省として、改ざんの依頼をしたかどうかの調査をするのは当たり前です。国交省は国交省として、改ざんの依頼があったのかどうかを調査するのも当たり前ではないですか、大臣。
○宮本(岳)委員 大臣は、三月二日の朝日の報道があった後、財務省が財務省としての調査結果を発表する前に、国交省には財務省が国会議員に提出したものとは違う文書があったということを公表されました。  改ざん前の文書を持っていたことについてはいち早く公表したのに、改ざん依頼があったか...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、もう今既にさまざまな調査はやっていて、明らかにしていないだけで、さまざまな事実はつかんでいるということなんですか。
○宮本(岳)委員 私は、きょう御指摘申し上げてきたように、近畿財務局と大阪航空局はほとんど共犯関係に近い形でこの事件は進められてきたと言わざるを得ないと思うんです。共犯関係に近いからこそ、改ざん依頼などという非常識なことが起こり得るんですよ。改ざんなんというのはあってはならぬこと...全文を見る
○宮本(岳)委員 もちろん、私も、共犯者だと決めつけるつもりはないんですけれども、共犯者であった可能性も否定できないということを申し上げているわけです。  最初、そもそも十億円程度という話から始まっているんですよ、これは。そして、つまり土地の所有者として、交渉や契約の折々では近...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  都市再生特別措置法は二〇〇二年に制定されましたが、特別措置法という名前がついておりますように、時限立法であります。  第一条にある、「近年における急速な情報化、国際化、少子高齢化等の社会経済情勢の変化に我が国の都市が十分対応でき...全文を見る
○宮本(岳)委員 達すれば特別措置は必要なくなるんですから、達していないから今回も改正するわけです。  法律ができて十六年たつんです。今回の改正で何回目の改正になりますか。
○宮本(岳)委員 二〇〇四年、五年、七年、九年、一一年、一二年、一四年、一六年、そしてことし一八年と、改正が繰り返されてまいりました。  次々と改正して新制度をつくっても、使われていない制度も多いという答弁もありました。また、なくてもやっているところがあるという答弁もありました...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、本当にそうか、議論してみたいと思うんです。  あなた方は、都市のスポンジ化がコンパクト・プラス・ネットワークの推進に重大な障害になるとして今回の改正案を出してまいりました。  しかし、その制度は、人口減少社会では開発意欲が低減し、望ましい土地利用がされ...全文を見る
○宮本(岳)委員 二十年、さらにはその先の将来を展望して決める、こう自治体に向かって言っているわけですけれども、あなた方自身が、この法律をつくってわずか十六年の間に九回改正してきているわけです。まだそれで都市再生というこの目的を達成することさえできていない。先ほど来聞いていると、...全文を見る
○宮本(岳)委員 では聞きましょう。  この二十年先の人口等の将来の見通しということについて、第八版都市計画運用指針では何と書いてありますか。三十七ページの「留意すべき事項」の四行目から七行目まで、局長、読んでいただけますか。
○宮本(岳)委員 要するに、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口の値を使え、こう言っているわけです。  私は地方創生特別委員会の委員ですから、まさにこの人口減少問題の解決に取り組んでまいりました。  きょうは、まち・ひと・しごと創生本部に来ていただいております。  ま...全文を見る
○宮本(岳)委員 重ねて聞きますが、では、まち・ひと・しごと創生本部のその取組というものは、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口、これが予測する結果を回避するために行われているんじゃないんですか。
○宮本(岳)委員 いや、まともに答えないですね。この社会保障・人口問題研究所が発表する日本の将来推計人口では、今世紀半ばには人口が一億人を下回ると予測されておりますが、あなた方の取組は一億人を下回るんですか。
○宮本(岳)委員 それを答えればいいんですよ。社人研の予測どおりにならないように頑張っているんじゃないですか。そのままいくんだったら何の努力も必要ないじゃないですか。  大臣、この社人研のこの予測結果どおりになったら、「地方消滅」という増田レポートのような事態になる、えらいこと...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、参酌とも書いていますが、値を使えと書いているじゃないですか。そうおっしゃるんだったら、そういう決めつけのような表現を改めていただきたい。  事ほどさようにこの地方創生という取組は、私は、そもそもがいいかげんだと言わなければならぬと思っております。しか...全文を見る
○宮本(岳)委員 結局使えると。ただ、現場で結局行われていることというのは、住民を置き去りにしたままの拙速な大規模開発であります。  配付資料を見ていただきたい。神戸市議会未来都市創造に関する特別委員会の議事録であります。  三宮の再整備は、今の市長になってからトップダウンで...全文を見る
○宮本(岳)委員 吉田謙治元議長、公明党の市議団長であります。  都市局長に確認しますけれども、この立地適正化計画の作成に当たって、国土交通省は決して大規模開発を推奨しているというわけではありませんね。また、計画はあくまで自治体が任意に作成するものであって、変更することもまた可...全文を見る
○宮本(岳)委員 最後に大臣にもお伺いしたいんです。  この立地適正化計画というものが決して大規模な開発を上から奨励するものではないということ、拙速に事を進めるのではなく、よく議会や市民の意見を聞き、住民合意で進めるべきものであるということは当然のことだと思うんですけれども、大...全文を見る
○宮本(岳)委員 私どもは、この都市再生法というものはさまざまな問題点を持っていると。ただ、今回の改正について、もちろん評価できる面もあるというふうに考えております。  ただ、全体の枠組みとして、十六年間に九回の改正をしながら、結局使われていない制度も多い、また、なくてもやって...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  本法案は、都市のスポンジ化対策や遊休空間の活用により、都市と地方の格差拡大や人口減少社会の是正を図ることを掲げています。確かに、住民参加でまちづくりのための創意...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず、メディアで大問題になっている、獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長、柳瀬首相秘書官との面談結果についてという文書についてお伺いをいたします。  我が党は、独自にこの面会メモを入手いたしました。これがその現物であります...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、その普通は考えられないことがここでやられているから問題になっているんですよ。これはまさに、愛媛の県知事も、信頼できる職員のつくったメモだ、こう述べているわけですね。  そして、ここには一層驚くべきことが書かれてあります。柳瀬首相秘書官との面談でありますけ...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、柳瀬氏は、自分の記憶の限りでは、お会いしたことがないと言っているだけでありまして、また国会での参考人招致でも、記憶にないと言っているだけであって、会っていないという事実は断言できないわけですね。  中村時広愛媛県知事は、職員の口頭報告のためのメモだったと...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、だから、一人もいないというのは撤回されますか。
○宮本(岳)委員 ここには、かかわっているということは書かれているわけですよ。撤回すべきですよ、これは。  大体、愛媛県は、わざわざあなたを陥れるような文書をつくるメリットはどこにもないんですよ。総理は柳瀬さんを信じると言うわけですけれども、柳瀬さんは記憶にないと。記憶の限り、...全文を見る
○宮本(岳)委員 次に、森友問題であります。  昨年二月の十五日、初めてこの問題を私は国会で取り上げました。  この事件は、大阪府豊中市にある不動産鑑定価格九億五千六百万円の国有地が、一万九千五百トン、ダンプカー四千台分ものごみが埋まっているということを理由に、八億二千万円も...全文を見る
○宮本(岳)委員 この総理の指示を受けて、菅官房長官は、昨年二月二十二日の夕刻に、首相官邸と、その後、菅官房長官の個人事務所に、佐川前理財局長、当時の平垣内航空局次長、そして当時の財務省大臣官房総括審議官を呼んで、森友への国有地売却について説明をさせております。  このときに同...全文を見る
○宮本(岳)委員 あなたはわざわざ答弁で肩書だけを述べて、自分であるということを答えなかったじゃないですか。  この菅官房長官への説明には、財務省理財局の中村稔総務課長も同席しておりました。先ほどの質疑で、中村総務課長は、この特例承認の決裁に名前を連ねて決裁しておきながら、みず...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、総理、それは本当にいいと。その答弁でいいんですか。
○宮本(岳)委員 それは当たり前のことなんですよね。  この中身をわかって決裁をしていないと、これはおかしいし、通らないんですよ。  委員長、財務省理財局の中村稔総務課長の証人喚問を求めたいと思います。
○宮本(岳)委員 太田理財局長は、昨年のこの時期、改ざん前の決裁文書、つまり安倍昭恵氏の記述のある決裁文書をもとに佐川氏が答弁を作成していたと答弁をいたしました。  では、佐川氏は、決裁文書に昭恵氏の名前があるのを知っていながら、決裁文書に昭恵氏の名前が記載されていると菅官房長...全文を見る
○宮本(岳)委員 だとしたら、一体何のための説明だったのかということになります。  菅官房長官は、昨年二月二十四日の記者会見で、決裁文書は三十年間保管だ、決裁文書を見ればほとんどの部分はわかるんじゃないでしょうかと語ったんですね。  この昨年二月二十二日という日は、改ざんが実...全文を見る
○宮本(岳)委員 瑕疵担保特約を外すんですよ、付すという今答弁が続いているけれども。中身がわからないんだったら答弁に出ないでくださいよ。  総理、今でもこの八億二千万というごみがここに埋まっている、そういう御理解ですか。
○宮本(岳)委員 総理が答えられないんですか。  では、総理に聞きましょう。  昨年三月の二日ですけれども、総理は自民党の西田昌司参議院議員に電話をかけて、三月六日の参議院予算委員会での質問内容に注文をつけたことがありませんか。
○宮本(岳)委員 西田さんに電話をして話をされたことをお認めになりました。  新聞報道、もちろん報道でありますけれども、その報道によると、総理は昨年の三月の二日に、その四日後に参議院予算委員会で森友問題の質疑に立つことが決まったやさきに西田参議院議員に電話をして、土地が八億円値...全文を見る
○宮本(岳)委員 あなたはこの時点で、一万九千五百トン、ダンプカー四千台分のごみを掘り出し、運び出し、処分する費用として八億円が適正である、こういう大阪航空局の試算を信じて疑わなかったわけです。そして、最後は、会計検査院が独立した機関だからしっかり検査をすると繰り返すばかりでした...全文を見る
○宮本(岳)委員 結局、このうそにつじつまを合わすために、財務省は、トラックが何千台も走ったというようなうそをつくことを森友学園に要請することになったんです。  隠蔽、改ざん、捏造、口裏合わせ、これは全て、安倍政治の核心部分で起きている大問題なんです。イラク日報問題の隠蔽は、海...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  きょうは、四人の参考人の皆様方、本当にありがとうございます。私からもお礼を申し上げます。  私は、実は二〇〇〇年のバリアフリー法制定のときに、大阪から出していただいて参議院議員をやっておりまして、交通・情報通信委員会で私が実は修...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。  それで、少しきょうは三星先生にもお伺いしたいんですけれども、私も大阪なものですから、大阪の取組が随分進んできたということで心強く思うんですけれども、特に市営地下鉄が頑張ってきたということなんでありますけれども、このたび、その市営地下鉄...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういう後退ということがないように、私たちもしっかり見守っていきたいと思いますし、その点で、公的な支援ということが非常に大事だと思うんです。  大阪でも、私たち随分、バリアフリー、ユニバーサルデザインということを事業者の方々に申し上げるわけですけれども、水間鉄...全文を見る
○宮本(岳)委員 佐藤参考人は、先ほど、やはり店舗のバリアフリー化が日本は本当におくれているというお話がございました。  実は、私たち、ずっと地域でも運動してきまして、住宅リフォーム助成制度というものは随分全国の自治体で広がっているわけです。ただ、これが店舗に適用されないという...全文を見る
○宮本(岳)委員 次に、事業者責任という点では、従業員の方々の教育をどう進めるかというのは、これはなかなか大事な問題だと思います。  そこで、ちょっとこの点にかかわってどのように、先ほど竹下参考人からは、マニュアルどおりやれと言われていてショックを受けたという話もありましたけれ...全文を見る
○宮本(岳)委員 もう時間が参りましたので終わりますけれども、四人の方々の御意見は本当に参考になりますし、今後、この法案の審議に役立てていきたいと思うんです。  二〇〇〇年に私は修正案を提案いたしましたが、否決をされました。そして、政府案にもちろん賛成をいたしました。今回の法案...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  バリアフリー法は、二〇〇〇年五月九日、参議院交通・情報通信委員会で、全会一致、可決、成立いたしました。私は当時参議院議員で、このとき、日本共産党を代表して修正案を提案いたしました。修正案の内容は次の六点でございました。  第一に...全文を見る
○宮本(岳)委員 当委員会で四月十三日に行われた参考人質疑でも、三星参考人は憲法二十五条を根拠に、竹下参考人は憲法二十二条を引いて移動の自由の保障は権利だと明言されるなど、参考人全員が移動の権利には異論がございませんでした。  大臣が今御答弁になったように、バリアフリー法をつく...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういうことが望ましいというお答えでございました。  なぜ私がこの理念にこだわるか。まさにここが、バリアフリー及びユニバーサルデザイン政策を進める上で鍵を握るからであります。この基本的人権という理念がなければ、仏をつくって魂入れず、まさに似て非なるものになりか...全文を見る
○宮本(岳)委員 「複数ルートや乗換えルートの段差解消、エレベーターの容量の拡大、エスカレーター・ホームドアの一層の普及等」が例示されております。つまり、ワンルートの段差解消と、それを上回る整備との間に一線を引いて、後者には受益者負担原則を導入するという検討を行っているわけです。...全文を見る
○宮本(岳)委員 最低限だという言葉が出ました。ナショナルミニマムであって、補助制度等によって進めるべき課題だと言うんですね。  ということは、複数ルートや乗りかえルート、エレベーターの容量の拡大、エスカレーター、ホームドア、こういうものはナショナルミニマムとは言えないぜいたく...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、こういう検討をすること自体が問題だと思うんです。  大体、ナショナルミニマム、保障されるべき最低限の権利というものは、時代の進歩と経済状態に応じて変化するものであります。二〇〇〇年当時は、せめてワンルートだけでもというのが確かにナショナルミニマムであった...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、全体について答えていただける総合政策局長に聞きましょう。  この「Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン」の一の六ページには、「このガイドラインの背景にある基本原則は、IPCガイドが基本原則として掲げる「公平」、「尊厳」、「機能性」の三つである...全文を見る
○宮本(岳)委員 国際水準はそんな、ワンルートさえ確保できればよい、あとはぜいたくだ、やってほしければ受益者が負担せよなどという話にはなっていないんです。全ての人々が、個人の身体的、機能的な状態に関係なく、同じ水準のサービスを受けられることを保障せよと言っているわけであります。 ...全文を見る
○宮本(岳)委員 委員名簿を見ましたけれども、研究者二人、国土交通省鉄道局長、あなた自身です、民営鉄道協会、JR本州三社、私鉄三社、唯一オブザーバーに消費者団体の代表が入っているだけですが、違いますか。
○宮本(岳)委員 オブザーバーとして、河野康子一般財団法人日本消費者協会理事、全国消費者団体連絡会前事務局長が出席しておりますが、毎回ではありません。九回開催された検討会のうち、何回出席しましたか。
○宮本(岳)委員 きのう申し上げましたけれども、もういいですよ。第四回、第五回、第七回、わずか三回であります。  この検討会の中間取りまとめの十ページには、「消費者団体のアンケート結果から、バリアフリー化による受益を負担することについて、利用者に一定の理解があることが示された。...全文を見る
○宮本(岳)委員 おかしいですね。この中間取りまとめの十ページに、「消費者団体のアンケート結果から、バリアフリー化による受益を負担することについて、利用者に一定の理解があることが示された。」いやいや、この方が勝手に提出したものじゃないですよ。その後、それを使ってそのように中間取り...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、答弁になっていないですよ。  まずは、この中にそれが引用されて、この中間取りまとめをつくる上で活用されているんですよ。だから私は腑に落ちない。何でそのアンケートがついていないのかといって出していただいた。出していただいた結果をきょうは資料一と資料二という...全文を見る
○宮本(岳)委員 本当にぜひとも適切に検討していただきたいと思うんです。  関係閣僚会議が出したユニバーサルデザイン二〇二〇行動計画では、「過去において、障害のある人が受けてきた差別、虐待、隔離、暴力、特別視は共生社会においてはあってはならないものである。また、障害のある人はか...全文を見る
○宮本(岳)委員 鉄道局長は、昨日、我が党宮本徹議員の質問に、第二次補正で、鉄道事業者のホームドアの設置やバリアフリー化工事を支援するために、政投銀に五百億円の財投を行っていると胸を張って答弁をされました。宮本徹議員は、リニアに三兆円も投入するなら、ホームドアやバリアフリーにこそ...全文を見る
○宮本(岳)委員 二千平米という基準は、一九九四年のハートビル法から変わっていないんです。ぜひ実態を把握して、それより小さな店舗についても整備目標を持って進める必要があると私は思います。  そこで提案なんですけれども、配付資料三を見ていただきたい。これは、二〇一三年七月十九日に...全文を見る
○宮本(岳)委員 総合政策局長に聞いた方がよかったのかもわかりませんが、では、次の問いもあわせて総合政策局長にお答えいただきたいと思うんです。  もう一つの提案なんです。スペシャル・トランスポート・サービス、略してSTSと言われるものでありますけれども、冒頭に述べた二〇〇〇年の...全文を見る
○宮本(岳)委員 終わります。ありがとうございました。
05月10日第196回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  先ほどあなたは、加計学園と会った記憶はあるけれども、愛媛県や今治市が同席していたということは記憶になかった、こう述べられました。  ところが、あなたは、昨年八月十日に、十日付の朝日新聞なんですけれども、朝日の取材に答えて、加計学...全文を見る
○宮本(岳)委員 この記事を見たときに、これは事実じゃないなというふうに思ったけれども、放置したということですか。
○宮本(岳)委員 気にしていなかった、知らなかったということですか。
○宮本(岳)委員 なぜ知っていて放置したんですか。
○宮本(岳)委員 もう一つ、報道について聞くんですけれども、これはつい最近です。  東京新聞が、今治市にとっては、前日、急にあなたとの面会の予定が追加されて、そのために飛行機の便を変えたりしたということが出ているんですが、あなたの説明によると、このアポはずっと前からあったという...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、そのいつごろというのは、どれぐらい前、何週間ぐらい前。
○宮本(岳)委員 これは、まず加計学園とのアポが入って、もともとは今治とかいうのは同席する話になっていなかったものが、前日、じゃ一緒に行きましょうかという話になって、急遽予定を変えた。  つまり、これは専ら、加計学園とあなたとの関係での約束だったということですね。
○宮本(岳)委員 じゃ、面談の中身に入るんですけれども、この場に角田喜彦内閣参事官それから青山内閣参事官が同席していたというお答えがありましたけれども、他の同席者、官邸側から、政府側からおりましたか。
○宮本(岳)委員 スタッフというのは、あなたの個人的な秘書ですか。
○宮本(岳)委員 最初に連絡があったのは、そのあなたにおつきの方のところへ加計学園から連絡があったということですか。
○宮本(岳)委員 あなたのつき人が同席したということは、そのメモが残っているということですか。
○宮本(岳)委員 メモをとらないということですか。
○宮本(岳)委員 どっちなの。メモはとっていないと明言されたんですね。
○宮本(岳)委員 いや、推測はいいですから。はっきりと調べてもらえますか、聞いてもらえますか。
○宮本(岳)委員 いや、あなたなら聞けるでしょう。
○宮本(岳)委員 この場で事実をつまびらかにしたい、明らかにしたい、そう思っておられますね。
○宮本(岳)委員 あなたのおつきの人だったんですから、あなたの責任で聞くのは当たり前なんですよ。それぐらいのことは当然じゃないですか。
○宮本(岳)委員 何でそんな断言ができるんですか。おかしいじゃないですか。いや、もういいですよ。
○宮本(岳)委員 メモについては聞いていないわけですから、聞いてください。もういいですから、それはね。追ってまた理事会でも諮っていただきたいと思います。  それで、この文書ですけれども、この農水省から出てきたという文書でありますけれども、あなたは、この最後の部分、下村大臣の名前...全文を見る
○宮本(岳)委員 全体としては認めながら、この最後の、加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村大臣からこういう話があった、これについてどう対処するかと意見を求めて助言を得た、このことだけは全く、全く記憶にないと断言されるわけですね。  なぜ、それ以外のところ...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、こういうものをわざわざ捏造する意味が全くないと思うんですね、自治体には。  じゃ、もし全く記憶がないということは、これは捏造された可能性があるということをおっしゃっているわけですか。
○宮本(岳)委員 いや、ほかにはそれなりの覚えがあっておおむね認めているのに、これだけはなかったと言うのは、よっぽどこれはなかったという確証があるんですね。
○宮本(岳)委員 これは全く見解がずれているわけですね。  しかし、事実の文書はこういう形で出てきているわけでありまして、このことを明らかにするには、そもそも安倍総理と会食したときに加計理事長に安倍総理が語ったという中身でありますから、これはもう加計理事長にお伺いする以外にない...全文を見る
○宮本(岳)委員 さて、それで、あなたがそもそも官邸で加計学園と会ったのは三回だと。前二回の話は先ほどからされておりました。三回目なんですね。  これは、特区申請をやった後に報告に来られたというふうに先ほどお話しになったと思うんですけれども、特区の申請は今治市がやったのであって...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、前でも後でも、前だったらなおのこと、申請する前から加計学園はわかっていた、まさに一心同体以上のものだったということじゃありませんか。
○宮本(岳)委員 おかしいんですよ。加計学園は、公募した後、出てこなきゃおかしいんです。最初から、もうまさに加計ありきそのものじゃないですか。  先ほどあなたは、官邸にいると、秘書官をやっていると、世間の、世の中の常識からずれているのではないかと不安になって誰とでも会ったと言う...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律案について質問いたします。  この法律案は、独立行政法人の行う事業内容として、新たに海外インフラ事業を書き込むものでございます。トップセールスに始まる民間企業のインフラ輸出...全文を見る
○宮本(岳)委員 環境に優しい、災害の備えになる、そして、長もちするので長期的に見れば安上がりということのようであります。  しかし、その質の高さが相手国との関係でも本当に維持できるのか、きょうは主に環境面から質問申し上げたいと思うんです。  まず、海外インフラ事業で土地収用...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、それは法案の条文に書いてございますか。
○宮本(岳)委員 当然のことながらという意味でしょうけれども、相手国との法律関係にかかわる基本的なことなわけですから、法案に書いて、法律上も遵守させるのは当然のことだと思うんです。  では逆に、相手国に土地収用や環境影響評価等に関する法規制が未整備の場合、この場合は、日本で行う...全文を見る
○宮本(岳)委員 いろいろおっしゃるわけですけれども、結局法文上は、環境でその国が日本より厳しい基準で法規制していた場合は、これは渋々従うわけでありますけれども、日本よりも低い、あるいは法規制が未整備であるという場合は、日本より低い基準でも済まそうと思えば済まされる、こういう法の...全文を見る
○宮本(岳)委員 それもないわけです。  民間任せでは、その事業を現地住民が望まなかった場合、どういうことが起こるか。これは、今回からは独立行政法人がこの事業のお先棒を担ぐということになるわけですから、それは、これまでならば、民間企業、この企業はけしからぬ企業だという企業への悪...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、現地の法を守るという今大臣の御答弁なんですけれども、私は改めて、先ほど御紹介申し上げたインドネシアのバタン石炭火力発電事業というものを調べてみたんですけれども、これはインドネシアですから、随分やはり法的には未整備なんです。  それで、その予定地を囲い込ん...全文を見る
○宮本(岳)委員 改めて外務省に確認いたしますが、英文の書簡でありますけれども、その書簡では、高速鉄道計画の反対理由についてどのように述べられておりますか。端的に御紹介ください。
○宮本(岳)委員 本当に端的に述べていただきましたけれども、この書簡には、最終的には外国企業の利益のために私有財産を不当に取り上げられようとしている、テキサスの家族に世代を超えて受け継がれてきた土地と財産が線路で分断される、反対がより少ないほかのマーケットを進めることを勧めたい、...全文を見る
○宮本(岳)委員 重ねて聞きますけれども、今の、そういう丁寧に進めていった結果、こういった問題は既に解決をしたというふうにお考えですか。
○宮本(岳)委員 その会社は、テキサス・セントラル・パートナーズ、TCPという会社でありますが、丁寧に説明もし、進めていると述べているという答弁でありました。  このテキサス新幹線事業というのは、政府がインフラ輸出のために、四年前に新法までつくって設立した株式会社海外交通・都市...全文を見る
○宮本(岳)委員 通則法に定められた独立行政法人の目的は、「公共上の見地から行う事務及び事業の確実な実施を図り、もって国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資する」ということになります。  インフラ輸出というものが、なぜこの公共上の見地から行う事務や事業の確実な実施に資するこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 独立行政法人が大臣おっしゃるように信用力があるのは、まさに国内で今、独立行政法人通則法に定められたように、「公共上の見地から行う事務及び事業の確実な実施を図り、もって国民生活の安定及び社会経済の健全な発展に資する」というこの目的を掲げてひたすらに頑張ってこられた...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律案に反対する討論を行います。  第一は、日本企業が海外インフラ事業をより多く受注できるよう、公的機関まで動員して支援を強め、多国籍化する特定大企業の利益獲得の機会を増大させるこ...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  たび重なるNEXCO西日本、新名神高速道路の建設現場の事故について伺いたいと思います。  去る四月二十二日、二〇一六年の有馬川橋桁落下事故から二年たったとして、二度と繰り返さないと刻まれた工事安全誓いの碑が設置されました。  ...全文を見る
○宮本(岳)委員 きょうは、それを一覧にして配付をいたしました。  配付資料一を見ていただきたい。およそ二年の間に、六件もの事故、六名のとうとい命が失われております。また、重大事故にはカウントされておりませんが、五番と六番の間、昨年十一月十四日にも、兵庫県猪名川町で鋼材落下で負...全文を見る
○宮本(岳)委員 ところが、資料一の最後の事故を見ていただきますと、六番というのですけれども、これは、三月十八日の高槻—神戸間の開通直前の三月十五日、今度は高槻—八幡間の工区で事故がありました。淀川にかける橋のための仮桟橋から作業員が足場ごと落下したものでありまして、私は去る四月...全文を見る
○宮本(岳)委員 今の説明、資料四に出ております。配付資料四です。  これはいただいたものでありますけれども、まずは鉄船を用意して、二本のくいで安定させてから初めて作業員が足場に乗るという施工計画だったものを、鉄船も用意せずに、右のような危険な作業に勝手に変更されていた。  ...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、だから、確認することなく勝手に変更したのは、工期に追われて焦っていたのではないかということを申し上げているんです。  資料五というものを見てください。これは、国土交通省水管理・国土保全局から提出を受けた、今回の事故現場、淀川橋の作業工程表であります。 ...全文を見る
○宮本(岳)委員 NEXCO西日本はそういうふうに言うと思うんです。  ただ、私は、現場の労働者やゼネコン関係者からもこの間、話を伺ってまいりました。確かに元請が請け負った道路は供用開始日に間に合えばいいかもしれないけれども、下請になればなるほど作業は細かく区切られ、納期に間に...全文を見る
○宮本(岳)委員 適切だったらこんなに繰り返されないんです。六人もの方が亡くなっているんですから、適切であるはずがないと言わなければならないと思います。  事故直後にNEXCO西日本は、安全対策のためといって、落札評価を変更いたしました。このときNEXCO西日本がとった、落札評...全文を見る
○宮本(岳)委員 今の二だけ答えてくれとお願いしたんですけれども、過去二年間に工事関係者の死者が二人以上出た場合、こうなっているんです。  これに私は大変驚きましたよ。死者二名以上なら落札評価が不利になるんだけれども、死者一名ならば落札評価を下げもしない。言語道断だと言わなけれ...全文を見る
○宮本(岳)委員 だから、適正でないから事故が起こっていると言っているじゃないですか。  現場で働く作業員の方々からも直接話を伺いました。納期、工期設定の期間設定がもともと短過ぎる。事故が起きないように人命尊重、人命優先のはずなのに、余裕のない工期、納期になっている。そのため、...全文を見る
○宮本(岳)委員 六名ものとうとい命が奪われているわけです。  国土交通省は事故のたびに事務連絡を出しておりますけれども、それでも一向に根絶されていないわけです。  これも大臣に御決意をお伺いいたしますけれども、NEXCO西日本に対して今後ともしっかり指導監督していく、その御...全文を見る
○宮本(岳)委員 今回取り上げた新名神高槻—八幡間のルートをめぐっては、私には特別の思いがございます。  このルートは、十四年前の二〇〇四年五月二十日、私が、参議院国土交通委員会において、道路公団民営化関連四法案の質疑の際、当時の石原伸晃国土交通大臣に対し計画中止を求めた二区間...全文を見る
05月22日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  お二人の参考人には、私からも心からお礼を申し上げます。  まず、山野目参考人にお伺いしたいんです。  土地収用法が定める収用手続は、言うまでもなく、憲法二十九条が保障する土地所有権そのものを公共のために権利者の意に反してでも奪...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういう御説明でありました。  ただ、私どもが気になりますのは、本法案の土地収用法の特例を見ますと、収用委員会にかわって、知事の裁定による収用手続が認められることになります。そのため、事業者の事業認定を事業者が行うという場合が出てくるわけですよ。  例えば、...全文を見る
○宮本(岳)委員 従来もないわけではない、おっしゃるとおりだと思うんですけれども、だからこそ厳格な土地収用手続というものが、それが煩雑であっても、時間がかかってもやってきた。それを要するに合理化する、簡素にするということに問題はありはしないかという御指摘を申し上げているわけです。...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。  私どもは、地域福利増進事業の創設や所有者探索の合理化ということには反対はいたしません。賛成であります。これからまだまだその課題は多いということを山野目参考人もおっしゃいました。  しかし、そういう課題を本当に進めていく上では、私は、...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございました。以上で終わらせていただきます。
05月22日第196回国会 衆議院 本会議 第28号
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○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表し、特定複合観光施設区域整備法案、いわゆるカジノ実施法案について総理に質問いたします。(拍手)  しかし、その前に、どうしても総理にただしておかなければならないことがあります。重大な問題があるからです。  昨日、愛媛県は、参議院予算委員会の...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  本法案は、相続の機会に相続登記がされないなどのさまざまな事情により、不動産登記簿では所有者の所在が確認できない土地が全国でふえているために対策が必要だという背景をもって出されてきた法案であります。  まず大臣に基本的な確認をして...全文を見る
○宮本(岳)委員 容認するものではないという御答弁でありましたけれども、では政府参考人にお伺いいたしますけれども、所有者不明土地を円滑に利用する仕組み、今回の中に、所有者不明土地の発生を抑制し、解消するための条文があるかどうか。これは事実を確認させていただけますか。
○宮本(岳)委員 条文にはないんですね。  先ほど大臣の方から、関係閣僚会議を開催をしているという話もございました。これは大臣も参加されていると思いますけれども、政府はこの問題で関係閣僚会議を開催をして、大臣、結論は出たのでございましょうか。
○宮本(岳)委員 この関係閣僚会議、ようやく一回目を開催したところでありますけれども、問題の発生源について対策がまだ明確になっていない。問題の発生源についての対策が明確にならないうちにまずは利用円滑化というのは、私は、少し話の筋が逆ではないのかというふうに思います。  所有者不...全文を見る
○宮本(岳)委員 結局は今度の法案は、公共事業を進める上で支障となっている土地収用のためのコストと時間を省こうというものであります。  しかし、今進められている公共事業の中には、住民合意のない事業もございます。しかも、利用のための手続を現行法よりも簡素化するというわけですから、...全文を見る
○宮本(岳)委員 公共の利益の増進と私有財産との調整を図るのが土地収用法だということであります。  私有財産というのは、言うまでもなく、憲法二十九条で基本的人権として保障された財産権のことであります。  では、土地収用法は、憲法の財産権を保障するため、現行法では地権者に対して...全文を見る
○宮本(岳)委員 これらの手続は、先日の参考人の橋本氏も指摘されたようにまだまだ不十分でありますけれども、憲法二十九条が保障する財産権を最終的に取り上げることを可能とする法律だからこそ、一定の手続を必要としてきたわけです。  ところが今度の法律は、所有者不明土地について特則でこ...全文を見る
○宮本(岳)委員 私、少し国土審議会土地政策分科会特別部会のワーキンググループでの議論というのも見せていただいたんですけれども、「財産権の制限や収用には相応の理由が必要であるが、権利の社会的な拘束性と制限の程度の均衡が重要である。その意味で、権利を奪う収用については公共性が厳しく...全文を見る
○宮本(岳)委員 入り口を絞ろうがどうしようが、新たに財産権保障の手続というものは、条文上は追加したものはないわけですよ。土地収用についていかに簡素化するかが先にあって、憲法の財産権保障を制度上いかに担保していくのかというそういう問題意識は希薄だと言わざるを得ないと思います。 ...全文を見る
○宮本(岳)委員 手続は適正に行われているとの御答弁ですけれども、橋本参考人も昨日指摘をしておりました。土地収用部会での議事録を住民が要求しても開示されたものは全て黒塗りの議事録、昨日そこで皆さんに示してお見せになっておりましたけれども、事業の公共性を担保するためにもこういう黒塗...全文を見る
○宮本(岳)委員 適正にやっていると幾ら答えていただいても、適正かどうかを確認するすべはない。黒塗りのものしか見ることはできない。特定されない形で要旨がというだけだというのでは、胸を張っておっしゃるんだけれども、なかなか確証がないと思うんです。  橋本参考人は、知事が事業認定を...全文を見る
○宮本(岳)委員 今回の法案は、所有者不明土地の収用手続に、現行の収用委員会の裁定を知事の裁定にかえるというものがございます。その理由は今答弁があったとおりですけれども、これは憲法上の財産権保障との関係で問題があるということは私が指摘したとおりであります。  それだけではありま...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、そんな、県の職員が知事の意思決定と異なる確認や裁定をすることはあり得ないと申し上げておかなければなりません。何の担保にもなりません。事業を実施するのも都道府県知事、裁定するのも知事というのでは、自分の事業について自分で裁定を行ってゴーサインを出すことに...全文を見る
○宮本(岳)委員 では、リニア事業で所有者不明土地、これを活用したいという場合も、この土地収用法の特則は使えますね。
○宮本(岳)委員 なり得るという答弁でした。  リニア中央新幹線事業では、沿線で多数の所有者不明土地の存在が判明しております。JR東海が土地の取得に苦慮しているという運動団体の報告もあります。JR東海は土地収用を行うこともあると地権者に公言しており、これをおどしと受け取っている...全文を見る
○宮本(岳)委員 終わります。
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案に反対する討論を行います。  第一に、土地収用法が定める収用手続は、憲法二十九条が保障する土地所有権そのものを奪う手続です。財産権の侵害度が最も高い手続であり、権利者に対する十分な手...全文を見る
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  きょうは、住宅問題について質問をいたします。  まず、改正住宅セーフティーネット法についてお聞きします。  この法改正は、昨年の通常国会で参考人質疑も経て全会一致で成立し、十月二十五日に施行されました。単身の高齢者や生活保護の...全文を見る
○宮本(岳)委員 改正法施行の後の入居数はわかりますか。
○宮本(岳)委員 いずれにせよ、極めて少ないわけです。  では改めて聞きますけれども、昨年度三億円の予算がついた家賃低廉化措置は適用されているのか。自治体数、世帯数、低廉化された金額を答えていただけますか。
○宮本(岳)委員 六十八万戸とおっしゃいましたけれども、六十八万円ですね。訂正してくださいね。
○宮本(岳)委員 聞けば聞くほど寂しい数字なんです。  私の選挙区の近畿では、滋賀県、奈良県、和歌山県では、登録住宅そのものがゼロです。年間五万戸相当という政府の登録目標からすれば、ことしの三月末までに二万五千戸の登録がされていなければならない計算になりますが、遠く及ばない。 ...全文を見る
○宮本(岳)委員 さすがに相当言いわけをされなければ、到底まずい到達点だというふうにお感じになっているんだと思いますけれども、大臣、念のために、一層スピードアップして進めるその御決意を一言お聞かせいただきたい。
○宮本(岳)委員 次に、UR賃貸住宅について聞きたいと思います。  昨年十月に関西公団住宅自治会協議会が集計した第十一回団地の生活と住まいアンケート調査によれば、公団賃貸住宅に長く住み続けたいとの回答が七四・二%ある一方で、不安、不満として、家賃値上げや収入減少で家賃が払えなく...全文を見る
○宮本(岳)委員 きょうは、お手元に今おっしゃったものの一覧表を、これはURから出していただいたものを配付してございます。  では聞くんですけれども、これらの制度は全て、UR賃貸住宅に継続して住み続けている方が入居中に家賃の減免申請をできる制度になっておりますか。いかがですか。
○宮本(岳)委員 逆に言うと、上から四つは、住み続けている方には適用されない。新規の方でなければ適用されないということです。  ちなみに、この家賃改定に係る減額措置というのは、家賃が上がったときに据え置くという制度だと思いますが、今の家賃より下がるということはあるんですか。
○宮本(岳)委員 設けておらないんですよ。ないんですよ。  私のところへこういう話が届きました。関東地方のUR賃貸住宅の入居者でありますけれども、機構法二十五条四項の規定による賃貸住宅家賃の減免申請を受けたいと、八十代の女性で要支援二の認定、病院が必要だが歩行も困難、生活保護を...全文を見る
○宮本(岳)委員 二十五条四項は「家賃を減免することができる。」と書いてあるわけですから、そうしち面倒くさい話じゃないんですよ。法律に照らせばみんなできるんだろうと思っているわけです。そういう制度がないという方が、えっ、何でなんだということになっているんです。  そこで、今御説...全文を見る
○宮本(岳)委員 おかしいじゃないですか、こんなの。それが可能なら、今のところにお住まいになりながら減免する制度をやはり検討するのは当たり前だというふうに思うんです。  年をとって年金生活になる、家族を亡くしてひとり暮らしになる、非常に家賃の支払いが困難になるというのは誰もがあ...全文を見る
○宮本(岳)委員 そのとおりなんです。高優賃の整備というのはもちろんそういう制度の枠でやっていまして、例えば、今お住まいの高齢者の方がURにお願いしますと、確かに、高齢化された場合に、手すりをつけたりとかということをやっていただけるというんですけれども、高優賃で整備された住宅とい...全文を見る
○宮本(岳)委員 ぜひ御検討いただきたいということを申し上げて、時間ですので終わります。
05月25日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず法案について聞きます。  本法案は、二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港国際条約、略称シップリサイクル条約の国内法整備の法案であります。船舶をリサイクルのために解体する際に海洋汚濁などから環境を保護し、労...全文を見る
○宮本(岳)委員 外務委員会の質疑でも、我が党の穀田委員が、そういう開発途上国で危険な作業をやらせるやり方について、自主規制するくらいのことを指導するのは当たり前だと指摘をいたしました。その上で、この条約に加わる以上、国内法の整備は当然であり、我が党も賛成をいたします。  さて...全文を見る
○宮本(岳)委員 けさのことですので通告が間に合っていなかったようでありますが、報道で確かにけさ麻生大臣は謝罪をされたというふうにお伺いいたしました。  四月四日、前回、私が大臣とこの問題を議論したときに、大臣は私に、財務省において調査が進められているので、財務省の調査の状況も...全文を見る
○宮本(岳)委員 報道では、改ざんの依頼があったということとあわせて、工事業者が地下埋設物についての計算にかかわって虚偽の報告をさせられたと語っているという報道、それから、一度航空局が出した見積りについて近畿財務局が更に額を増額するように要請した、こういう報道、それぞれあったわけ...全文を見る
○宮本(岳)委員 前のことだとおっしゃるんだ。財務省と国土交通省で時期が違うわけがなくて、まさに財務省が今回これだけのものを出したのも、同じ時期のものを同じように調査をして出しているわけです。  いずれにしても、財務省からは、このたび九百四十五ページに上るこの交渉記録が提出され...全文を見る
○宮本(岳)委員 この前日、三月二十九日の応接記録を見ますと、弁護士はまずこう切り出しております。  本件を収束させる方法として、国側において廃棄物埋設の実態や様々な事情を勘案した売払価格を出していただき、学園が土地を買い取ることにより問題解決を行いたいと考えている。その場合、...全文を見る
○宮本(岳)委員 こういうシナリオをつくった上での三月三十日の訪問でありました。  資料一を見ていただきたい。弁護士が「本当の理屈は、国がいますぐトラックを出して処理できれば問題のないことであるが、それが難しいと言うことですね。」と水を向けると、航空局は「困難である。」と。「で...全文を見る
○宮本(岳)委員 その後を見ていただきたい。「財務局・航空局」、まさに両者一体で、「ここで国が何もしないとして立ち止まるわけにはいかないと考えている。解決策がある限りは検討したい。打合せをお願いする。」ということで、四月五日の現地打合せが決まっております。  そして資料三、最後...全文を見る
○宮本(岳)委員 ではどういうことをやったか。まさに、先ほど出てきた四月五日の現地打合せ。  その次の資料は、その四月五日現地打合せの面接記録であります。私の示した音声データでも、工事業者は盛んに、我々の方から三メートルより深いところから新たなごみが出てきたと言った覚えはないと...全文を見る
○宮本(岳)委員 資料六を見ていただきたい。「項目「オ.確認させていただきたい内容」について」というところが出てまいります。弁護士が一般論を述べた上で「口頭で構わないか。」と尋ね、航空局は「口頭による回答で構わない。」と答えております。  これは理財局に聞きますけれども、この項...全文を見る
○宮本(岳)委員 まさにこれが口頭なのは、これこそ、私が示した音声データで、口裏合わせを行った項目だからだと思うんです。  それで、そもそも航空局はこの間、この見積りは決してごみの量を見積もったものではなく、「どれだけ価格を下げておくべきかということを地下埋設物の撤去処分費用と...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、私は改めて、当然、大阪航空局や国土交通省も、財務省と同じく、職員の手控え、個人のパソコンの端末なども含め、洗いざらい調査して国会に提出する必要があると考えます。  委員長、ひとつ、理事会でそのことをお諮りいただきたいと思...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間が参りましたので、以上で私の質問を終わります。
05月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  昨年二月十五日、私の森友初質問から、いよいよ一年三カ月がたちました。ついに、あなた方のうそと隠蔽が全て明らかになったと言わなければなりません。  佐川前理財局長が、国会で初めて交渉記録が残っていないという虚偽答弁を行ったのは、昨...全文を見る
○宮本(岳)委員 航空局もお認めになりました。  総理、午前中、総理は小池晃議員に対して、本当にあるかどうかということについて調べてみたいと答弁をされました。もう五時間たつわけですけれども、すぐに見つかったでしょう、総理。
○宮本(岳)委員 まだ見つかっていないんですね。すぐに見つかりますよ。  この意見交換概要というものによりますと、会計検査院報告書について、太田理財局長が、総額を消すことが重要だが、それが難しい場合には、失点を最小限にすることも考えなくてはいけない、少なくともトン数は消せないの...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、事実、その中にはそう出てくるわけですよ。知っていましたか、知っていたんじゃないですか、どっちですか。
○宮本(岳)委員 去年のことなんですよ。去年のことなんですよ、それは。  ほどなくこの文書は発見されるでしょう。はっきりあなたは去年の九月七日には検査院の報告書案を見て議論していた、これは動かぬ証拠ですよ。  その後、この文書では、官邸や与党にどう対応していくかが議論になって...全文を見る
○宮本(岳)委員 この文書に示されていることは、国会と会計検査院に対してどう対応するかということでありますけれども、蝦名航空局長が、今後決裁文書等について、どこまで提出していくべきかと言うと、太田理財局長は、個人的には出せるものはできるだけ出した方がいいと思う、出てしまうと案外追...全文を見る
○宮本(岳)委員 去年の九月ですよ。そのために記録をつくったんでしょう。役所にありますよ。お調べいただければすぐ出てきます。  石井大臣、森友問題に対する大幅値引きも改ざんも、その後の国会対応、会計検査院に対する対策まで、国土交通省航空局は財務省理財局と協議し、口裏合わせをして...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、だから、改ざんから何から全部一緒にやってきたということになっているんですよ。  私は、太田理財局長及び中村理財局総務課長並びに国土交通省蝦名航空局長及び金井航空局総務課長の証人喚問を求めたいと思います。委員長、御協議を。
○宮本(岳)委員 聞きますけれども、国交省にも応接記録、協議記録は残されております。  財務省公表資料、この百二十二ページ、平成二十六年七月十四日というところの応接記録、ここには大阪航空局が作成した応接記録が添付されておりますが、これは間違いないですね。
○宮本(岳)委員 いやいや、百二十二ページ、これなら差し上げてもいいですけれども、百二十二ページには大阪航空局がつくったものがちゃんと財務省から出ていますよ。あなた方だって、応接記録、つくっているでしょう。事実は、つくっているでしょう。
○宮本(岳)委員 あるんですよ。あるんです、それはね。開いてもらったらすぐわかります。  それで、これは何よりも、国土交通省大阪航空局も応接記録、協議記録をつくっているということの動かぬ証拠です。ですから、役所に応接記録はあるんですよ。  大阪航空局と森友学園、大阪航空局と近...全文を見る
○宮本(岳)委員 意見交換概要、この私どもの入手した文書を見ますと、先ほど紹介したように、太田理財局長の、政権との関係でデメリットも考えながら対応する必要はあるという言葉が出てきます。結局、改ざんも隠蔽も全て、安倍政権を守るために行われてきたんですよ。  総理、あなた自身がその...全文を見る
○宮本(岳)委員 全く責任を感じない、こういうことですか。
○宮本(岳)委員 そんなことで国民は絶対に納得いたしません。  改ざんと隠蔽の安倍内閣にはもはや一日たりとも政権を担う資格はない、直ちに内閣総辞職すべきだということを申し上げて……(発言する者あり)総辞職すべきだと思いますが、いかがですか。
○宮本(岳)委員 ちなみに、反省すべき点というのはどういう点ですか。
○宮本(岳)委員 反省するなら辞職すべきだということを申し上げて、質問を終わります。
05月30日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  私は、昨年十二月二十、二十一日、豪雨災害に見舞われたJR九州の日田彦山線の現場を調査し、JR九州、地方自治体や住民の皆さんからもお話を伺ってまいりました。その上で、今提案されました鉄道軌道整備法改正案について質問したいと思うんです...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういうことも踏まえた法案だと思うんですが、法案提案者にお伺いをいたします。  本法案は、赤字路線であっても、地域公共交通を守るべきとの趣旨から提案されたものですね。
○宮本(岳)委員 本法案は、赤字路線が激甚災害等の大規模災害を受けた場合に、一定の要件を満たせば、黒字の鉄道事業者であっても補助しようというものであります。  一方で、復旧するかしないかは鉄道事業者の判断ということになっております。新しい補助制度を設けても、その制度を使わず復旧...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。  本法案はそういう趣旨に沿って進めるものという御答弁でありましたけれども、復旧を望む地方自治体や地域住民にとって、鉄道事業者に復旧を迫っていく新たなツール、こういう効果があるかどうか。  私はそれを期待するわけですけれども、法案提案者...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。  この改正案の適用となるのが、私が現地調査したJR九州の日田彦山線であります。  調査に入った際、JR九州は、復旧のめどや決意を示さないばかりか、九州全体で減便の方針を打ち出し、青柳社長の、継続できる方針の見えない路線に対して投資はで...全文を見る
06月12日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  去る六月四日に発表された財務省報告書並びに国土交通省の報告について質問いたします。  まず財務省に聞きたい。  このいわゆる森友問題は、あなた方の報告書十ページにあるように、昨年二月十五日の衆議院財務金融委員会における私の質問...全文を見る
○宮本(岳)委員 まさにお認めになったわけです。  財務省報告書十四ページには、森友学園案件に関する応接記録について、作成時点で一年未満保存(事案終了まで)と定められていたものの、この事案終了の時期について、平成二十八年六月二十日をもって事案が終了したと考えていた職員もある一方...全文を見る
○宮本(岳)委員 二月九日の報道以降、理財局において整理をした、こういうことでありますが、これは非常に大事なんです。  十六ページには、昨年二月二十二日、二十三日の野党議員の要求に対して、上記のとおり売買契約が締結された平成二十八年六月二十日をもって事案終了に当たるものと整理し...全文を見る
○宮本(岳)委員 六月二十日をもって事案が終了したと言えるかどうか、関係者間の認識がばらばらだったのは当たり前のことであります。  私が先日対談した会計学が専門の醍醐聰東京大学名誉教授は、あれを売却行為と言えるのか。十年の分割で、頭金にもならないぐらいしか払っていない。買戻し特...全文を見る
○宮本(岳)委員 そもそも、森友学園との間で売買契約が締結された平成二十八年六月二十日をもって事案終了に当たるものと整理したこと自体が問題なんです。昨年二月以降と言うけれども、それは今明らかになったように、二月九日のメディア報道以降、二月二十四日までというふうに特定をされました。...全文を見る
○宮本(岳)委員 先ほど申し上げたとおり、この日の会合は二回持たれております。官邸で行った会合と、そして後ほど二度目の会合が議員会館で持たれております。この議員会館でそういう話合いが行われたのではありませんか。
○宮本(岳)委員 確認できているのは先ほど答弁した範囲であるけれども、確認できていない部分でどういうことがあったかはまだわからないわけです。  財務省報告書の二十ページ以降で「売買契約締結後に作成された応接録の取扱い」について書いております。そこには、昨年二月十三日から十四日に...全文を見る
○宮本(岳)委員 財務省は、改ざんと文書の廃棄が同時進行で進められたことを明らかにしておりますが、これはある意味当然のことであります。まずは、既に廃棄していて残っていない、こう言って国会には提出しない。ところが、それが通らないもの、例えば決裁文書は、保存期間が長く、ないとは言えな...全文を見る
○宮本(岳)委員 圧縮されたものが保管されていたのはわかるんですが、圧縮されていないものも保管されていたんじゃないですか。
○宮本(岳)委員 いずれも保管されていたにもかかわらず、ことしの三月十二日に、決裁文書の改ざんをやっていたことが明らかになり、平身低頭わびて、財務大臣が決裁文書の改ざんについて調査を指示したのはことし三月何日ですか。官房長、大臣の指示。
○宮本(岳)委員 三月十二日ですよ。三月十二日には改ざんを認めて、これは大問題だとなっていた。そして、あなた方の手元には、圧縮されたとあなた方が言う、まさに改ざんされた簡単なものと、もとの詳細なものと、両方あったんです。  ところが、その大臣指示から十八日後の三月三十日にあなた...全文を見る
○宮本(岳)委員 今回の報告書十四ページには、近畿財務局において作成された応接録が、随時、本省理財局の国有財産審理室に共有されていたと。捜す必要もない。あなた方は手元に全部持っていたということが明らかになった。だから答弁だって、ありましたという答弁になっているんです。  冒頭わ...全文を見る
○宮本(岳)委員 現場の職員はそれは不審に思ったんでしょうよ。不審に思ったことから、当該職員は、部外者に原議の文書を触れさせるべきではないと思い、念のため、原議の文書ではなく、その写しが入っていると思われるファイルを会議室に用意しておいた、こうなっているわけです。  ところが、...全文を見る
○宮本(岳)委員 そんな漫画みたいな話がありますか。  大体、会議室に置いておいたファイルというものには表紙も何もなく、ただただ決裁文書を裸で置いていたんですか。
○宮本(岳)委員 そのファイルというものは、財務省理財局にもあるファイルですか。
○宮本(岳)委員 当然、差しかえれば、置いたものと戻すものとは違うということが一目見てわかると思うんですけれども、同じファイルを、うり二つのファイルをあらかじめ用意していれば差しかえもよいでしょうが、それは何かあらかじめ、こういうファイルにとじておきますのでよろしくという何かやり...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、どこでどういう作業をしようが、あらかじめのファイルと同じファイルをあらかじめ財務省が用意しなければ、差しかえるわけがないでしょう。一目見てわかるじゃないか、表紙が違えば。  聞くところによると、国土交通省の職員は一名だということでありますけれども、財...全文を見る
○宮本(岳)委員 おかしいじゃない。何で人数も明らかにできないんですか。もう一度。だめだよそんなの。名前を言えと言っていないんだよ。
○宮本(岳)委員 全然だめですね。全然まともに解明するつもりはない。官房長、あなたが責任者で進めてきたけれども、そんな答弁ぶりでは、もう全然信用ならないと言わなければなりません。  では国土交通省に聞きたいんですけれども、この財務省の確認作業を怪しんで、原議ではなくコピーを置い...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、原議を避けてコピーまで用意するほど不審に思った人が関心を持たなかったって、そんな話は通りません。  これは大臣、常識的な対応は、大臣いいですか、常識的な対応は、原議を出して改ざんされたり差しかえられたりしないように自分も立ち会う、これが当たり前の対応なん...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、それは、聞いていただいても誰もが不審に思う話なんです。  なぜこんな苦しいストーリーにしなきゃならないのか考えてみましたら、いわば誰もかかわっていなかったと言うんだったら、一切改ざんされた決裁文書は国交省にはなかった、こう言えば話は簡単なんですよ。でも、...全文を見る
○宮本(岳)委員 あったんですよね。あったから、あった話をつくらなきゃならなくなるんです。到底こんな話は信用できませんよ。  昨日、我が党の辰巳孝太郎議員は参議院決算委員会で、財務省報告書は、佐川前理財局長の証人喚問での証言が偽証罪に問われないようにつじつまを合わせてつくられて...全文を見る
○宮本(岳)委員 今の答弁は、残されておりませんでしたけれどもと言うんですから別の形で残されていたのかと思いましたら、探索中だと。一体いつまでかかるのかと思うんですけれども。  この文書は、金井航空局総務課長が、作成した記憶があると言っております。金井さんのパソコンでつくったで...全文を見る
○宮本(岳)委員 確認しますが、渡したか渡していないか、どちらであるかの記憶もない、こうおっしゃっているわけですか。
○宮本(岳)委員 困りましたね。昨年九月七日ですよ。昨年の九月七日、まだわずか九カ月前のことですよ。九カ月前の、みずからつくったメモを他の職員に渡したか渡していないか、その違いすら覚えていない。そんなことは、言い逃れるためのでたらめとしか言いようがありません。  必ずこの文書は...全文を見る
○宮本(岳)委員 今、私の指摘した九月七日の両局長文書には、「第三局長との局長折衝も行っていきたい。」という記述がございます。  会計検査院戸田第三局長、きょう来ていただいていますが、太田理財局長や蝦名航空局長との局長折衝というものを行いましたか。
○宮本(岳)委員 一般論でないと答えられないことはよくわかっているんですけれども、先ほど、さまざまなレベルで協議をすることはあり得るという御答弁でありました。  重ねて聞きますけれども、一般論で言えば、事務総長級で協議するということもございますか。
○宮本(岳)委員 もう一つだけ戸田第三局長に聞きますが、事務総長が協議する場合、相手方は、省庁はどのクラスが相手になるんですか。
○宮本(岳)委員 事務総長は事務次官級なんですね。  私は、今回、事務総長折衝が行われたというふうに聞きました。事務総長折衝では相手は事務次官であります。つまり、国土交通省なら毛利信二事務次官、そして財務事務次官は、皆さん御存じの福田淳一事務次官であります。  配付した資料一...全文を見る
○宮本(岳)委員 そうおっしゃるしかないと思います、やったと言ったらえらい騒ぎになりますし。でも、答弁を差し控えられたということは、そういうことも一般論としてはあり得るということですよね。  九月七日の意見交換概要によりますと、蝦名航空局長は会計検査院対応で、「「瑕疵担保免責」...全文を見る
○宮本(岳)委員 一層わけのわからぬ説明になっているんです。  委員の皆さんにも改めて御理解いただきたいんですが、二つの考え方があるんですよ。実際にそこにそれだけ埋まっているんだ。でも確かめようがないわけですけれども、埋まっているんだ。本当に埋まっているのかどうかみたいな議論が...全文を見る
○宮本(岳)委員 資料二を見ていただきたい。これは国土交通省から提出を受けた資料であります。質権設定承認申請書と質権設定契約証書であります。  質権設定承認申請書には、「上記のとおり質権の設定を承認します。」という干山善幸大阪航空局長の承認印がございます。内容は、さるメガバンク...全文を見る
○宮本(岳)委員 我々は、籠池氏が国有地買取りの直後にこの土地の不動産鑑定を依頼し、八月十日付で鑑定評価額十三億円の不動産鑑定評価書を受け取っていることを確認しております。ここにそれを持っております。  大臣、蝦名局長はリスクを遮断するために見える範囲で最大限合理的な範囲で見積...全文を見る
○宮本(岳)委員 きょう委員会にお示しをしたこの質権の設定承認申請書、そして大阪航空局長が承認しているこの書類は、どこかから私が入手してきたものじゃありません。紛れもなく国土交通省から提出を受けた資料ですから、十億円の枠を設定したことはもう逃れようのない事実なんですよ。おかしいん...全文を見る
○宮本(岳)委員 一億三千四百万、この土地に十億円のそんな設定ができるわけないですよ。だから、別途、八月には森友は独自に十三億の不動産鑑定書を取っているわけですよ。何から何まででたらめな土地取引だったと言わなければなりません。  そして、その全ては、安倍首相とその夫人が肩入れを...全文を見る
06月15日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  この第八次地方分権一括法案は、提案募集方式に基づいて義務づけ、枠づけの見直しを行うというものでありますけれども、この間の提案募集方式は、地方の創意を生かすというようなものではなく、それを錦の御旗に国が責任を持つべきナショナルミニマ...全文を見る
○宮本(岳)委員 直接つかんでもいない、それは厚生労働省に聞いてくれと。  前回、厚生労働省からは、平成二十八年度の調査結果を答弁してもらいました。指導員の約七割程度は非常勤職員やパート、アルバイトが占めていること、給与も年額二百七十万円にとどまっているということが明らかになり...全文を見る
○宮本(岳)委員 まともにつかんでいないんですよ。  処遇改善の努力を尽くした上で、それでも指導員が集まらない、これは、従うべき基準が厳し過ぎるというのならともかく、どれだけ処遇改善の努力をしたか、それもつかまずにやろうとしている。それでは、処遇が悪いのか、基準が悪いのか、全く...全文を見る
○宮本(岳)委員 厚労省から提出された資料を皆さんにお配りをしておきました。資料一を見ていただきたい。提案している市町村、七市町村のうち、二つある処遇改善事業を両方ともやっているのは茨城県ひたちなか市のみ。静岡県伊豆の国市や山口県防府市などは、処遇改善事業を何一つせず、基準の廃止...全文を見る
○宮本(岳)委員 答えになっていないんですよ。基準が障害だということが検証されていないということを私は言っているわけですね。  私は、この間の地方分権改革有識者会議提案募集検討専門部会における議論を一通り読ませていただきました。  まず、昨年九月一日の第六十回専門部会では、地...全文を見る
○宮本(岳)委員 そう回答したわけですよね。ところが、これに対して矢のような批判が浴びせられております。  大橋構成員からは、地方三団体は従うべき基準とすることについて地方側に十分な説明がなかったと言っているとか、義務づけが許されるのは、第三次勧告により真に必要な場合に限られて...全文を見る
○宮本(岳)委員 この議事録を読む限り、成田審議官はよく頑張って踏みとどまっております。  ところが、昨年十二月二十六日、放課後児童クラブに関する従うべき基準の参酌化を地方分権の場において検討し、平成三十年度中に結論を得るなどという閣議決定が行われると、完全に流れが変わるんです...全文を見る
○宮本(岳)委員 このやり方は本当にひど過ぎると言わなければなりません。  私は、この議事概要というものを読んでいて、かつてこれとうり二つの議事録を読んだことを思い出しました。今治市に新たな獣医学部の設置を認めた国家戦略特区諮問会議の国家戦略特区ワーキンググループの議事録であり...全文を見る
○宮本(岳)委員 ならば、配付資料二を見ていただきたい。内閣府が私に提出した第六十四回提案募集検討専門部会、当時の構成員名簿であります。  内閣府にこれは聞きますけれども、この八人は全員が行政法や行政学が専攻の法学者ではありませんか。一人でも子供の専門家はおりますか。
○宮本(岳)委員 改めて確認をいたしました。全員が行政法、たったお一人行政学でありますけれども、学童保育や子供の保育についての専門家はただの一人もおられません。  内閣府に重ねて聞きますけれども、このメンバーが学童保育の現場を視察したり指導員の話を聞いたりということをやったこと...全文を見る
○宮本(岳)委員 だらだら言いわけしなくていいですよ。行っていないんじゃないか。  しかも、上から三人目、何度も出てくる高橋滋法政大学法学部教授は部会長でありますけれども、規制改革会議行政手続部会の部会長でもあるんです。  大臣、何で学童保育の現場を知らない行政法学者に子供の...全文を見る
○宮本(岳)委員 関係府省の議論を排除するものではないというふうに何度もお答えになるので、では確認しますけれども、社会保障審議会の専門部会は、ここでもきちっと議論していいんですね、大臣。
○宮本(岳)委員 いや、子供のためになるかならないか、命と安全にかかわるから議論しているんですよ。そこまでおっしゃるのであれば、社会保障審議会児童部会の専門委員会の議論をしっかりと尊重しなければならないと思います。  閣議決定で、従うべき基準の検討を社会保障審議会児童部会の専門...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、日本共産党を代表して、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に反対の討論を行います。  第一は、幼保連携型認定こども園に係る居室の床面積の基準を、一部地域で従うべき基準から標準に緩和することです。  現在...全文を見る
06月15日第196回国会 衆議院 本会議 第38号
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○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました石井啓一カジノ担当大臣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  賛成理由の第一は、石井カジノ担当大臣のもとで提出されたカジノ実施法案が、日本の歴史始まって以来、初めて民間賭博を合法化しようとするものだからで...全文を見る
06月19日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  冒頭、大臣からも報告がありましたけれども、昨日午前七時五十八分ごろ、大阪府北部を震源とする、最大震度六弱の地震が発生いたしました。昨夜、高槻市で二人目の犠牲者が報告され、とうとい命を落とされた方が四人となりました。負傷者も、二府四...全文を見る
○宮本(岳)委員 これは明確な違法状態だったわけであります。  昨日、高槻市も違法状態だったことを認め、市の責任は免れないと考えていると語りましたけれども、市の担当者は、事故が起きるまで違法性を認識していなかったとも語りました。専門家はこのブロック塀を一目見て、支えの壁、控え壁...全文を見る
○宮本(岳)委員 挨拶運動なんです。高槻市教委によると、璃奈さんは児童会の代議員を務め、十一日から二週間の予定で朝の挨拶運動の当番でありました。先に学校に行き、登校してくる児童に朝の挨拶をするためだったといいます。  配付資料の一の下の写真を見ていただきたい。倒れたブロック塀の...全文を見る
○宮本(岳)委員 おっしゃるとおり、学校というところは子供たちにとって一番安全で、一番命が守られる場所でなければなりません。私たちはそういう思いで国庫補助のかさ上げもし、学校の耐震化一〇〇%を目指して取り組んでまいりました。  文部科学省の昨年四月一日時点の公立学校施設の耐震改...全文を見る
○宮本(岳)委員 決して文部科学省を責めようというわけではないんですよ。もちろん、校舎や体育館など構造体の耐震化を急いで完了させるのは当然のことです。  問題は、我々も含めて、そこで安心してしまったことだと思うんです。これが盲点となって今回の悲劇が起こったと私は受けとめました。...全文を見る
○宮本(岳)委員 林大臣からも指示がなされたと報じられております。  余りにも理不尽な状況でとうとい命を落とさざるを得なかった三宅璃奈さんの心の叫びを受けとめる決意で、一刻を争って取り組んでいただきたいと思います。  高槻では、今既に定められている建築基準法施行令でさえ守られ...全文を見る
○宮本(岳)委員 これまで、界壁があれば遮音性能も防火性能も確保できるということで建築行政が行われてきました。防火性能について結論も出さないまま界壁の規制を緩和するのは、建築物の安全性を軽視することになると言わなければなりません。  この界壁にかかわって今大問題になっているのが...全文を見る
○宮本(岳)委員 レオパレス21社は、違法建築にかかわって、ことし四月二十七日と五月二十九日にニュースリリースを出し、記者会見を行いました。  資料を見ていただきたい。いずれも、レオパレス21の物件を一級建築士などが独自に調査した際の写真であります。資料二は、界壁部分がベニヤ板...全文を見る
○宮本(岳)委員 レオパレス21自身が四月から調査対象にしてきた二種類の物件について、五月二十六日時点で、百八十四棟調査して百六十八棟に界壁がなかった。九割以上が違法建築の疑いが強いと認めております。  加えて、これまで調査対象にしてこなかった六種類一万三千七百九十一棟のアパー...全文を見る
○宮本(岳)委員 ぜひ厳しく対処していただきたい。きちっとやっていただきたいと思うんです。  今、このレオパレス21の違法建築をめぐってオーナーや入居者には、火災などの災害の際にどうなるのか、不安が広がっております。  きょうは金融庁にお越しいただきましたけれども、オーナーの...全文を見る
○宮本(岳)委員 ぜひ、落ち度のないオーナーの方が火災保険の心配までしなくてもよいようにしていただきたいと思います。  サブリース規制に関して、ことし二月十五日、日弁連が意見書を出しました。意見書では、国土交通省に対し、今ある賃貸住宅管理業者登録制度を、任意の登録ではなく、義務...全文を見る
○宮本(岳)委員 日本共産党を代表して、建築基準法改正案に反対の討論を行います。  本法案には、大規模物流倉庫を念頭に、建築物の維持保全計画の作成、提出を義務づけ、延べ面積百五十平米以上の重層長屋について条例による接道規制を可能とするなど、積極的に評価できる部分があります。 ...全文を見る
07月05日第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず冒頭、一昨日の台風七号並びに北海道豪雨災害、そして、六月二十九日に発生した滋賀県米原市における竜巻被害について、被災された皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  きょう、私は、地元大阪で発災した大阪北部地震につ...全文を見る
○宮本(岳)委員 文部科学省は、私の質問を受けて、六月二十日には、被災地教育委員会に「「大阪府北部を震源とする地震」における通学路の安全の確保について」という事務連絡も発出しております。  重ねて文部科学省に聞きますけれども、先ほど触れられた六月二十九日のブロック塀等の安全点検...全文を見る
○宮本(岳)委員 幼保連携型認定こども園には幼稚園も含まれているわけでありますから、当然のことであります。  そうなると、問題は保育所であります。  一昨日の参議院厚生労働委員会で、加藤厚生労働大臣は、ブロック塀を含む耐震対策及び安全点検の状況を確認するとともに、その結果を踏...全文を見る
○宮本(岳)委員 子供たちの命にかかわるような問題で格差が生じてはなりません。幼稚園も幼保連携型認定こども園も保育所も、公私の区別なくひとしく子供たちは守られなければなりません。  一昨日の参議院厚生労働委員会で、厚労省は我が党の倉林明子議員に、保育所のブロック塀の解体撤去に保...全文を見る
○宮本(岳)委員 使えないんですね。  ただ、それでも、総務省の緊急防災・減災事業費の対象に、災害時要援護者対策のための社会福祉施設の耐震化というものが盛り込まれておりまして、地方単独事業として行う公立保育所の耐震化工事について、緊急防災・減災事業債を事業費の一〇〇%に充当可能...全文を見る
○宮本(岳)委員 なかなか、施設及びブロック塀等々の耐震化というものは強調するだけじゃいかないんですね。  学校の場合でも、相当かさ上げをして、ほぼ一〇〇%の国庫負担で、もうお金の心配はないからやってくれというふうに進めて、やっと九八・八%まで学校の場合は来たんですけれども、た...全文を見る
○宮本(岳)委員 つかんでいないんですよ。驚くでしょう。  そもそもブロック塀の安全対策は、四十年前の宮城県沖地震を教訓に建築基準法施行令を改正したものであります。せっかくの改正が現場で徹底されているかどうかを確認するというのは政府の当然の責任だと思うんですね。  高槻市での...全文を見る
○宮本(岳)委員 何でしたら、住宅局長、ありますか。
○宮本(岳)委員 わざわざそんな答弁ですか。  六月二十一日の通知というものを見ましたけれども、これはつまり、国交省が示したチェックポイントを使って自分で安全点検してくれということですよ。それから、安全点検の結果、危険性が確認されれば、付近通行者への速やかな注意表示や補修、撤去...全文を見る
○宮本(岳)委員 いやいや、性格が異なっても、ブロック塀について本当に口々にそういう不安が語られていたわけですね。対応していただきたい。  同時に、ネックになっているのが所有者の財政負担です。  自治体では、住民の声に押されて、既にブロック塀を撤去、改修する補助制度をつくり始...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。しっかりと受けとめて進めていただきたいと思います。  そこで、今回の地震でも特に深刻なのが、住家、住宅への被害であります。  七月四日十八時時点の数字で、住家被害は、全壊が九棟、半壊が八十四棟、そして一部損壊が何と二万六千三百三十七棟に...全文を見る
○宮本(岳)委員 繰り返し政府からは慎重に検討すべきという御答弁をいただいているわけですね。  支援基金の残高見込みは、昨年度末で四百七十三億円。熊本地震等への支援が継続していることから、二〇一九年度末には二百五億円となり、仮に熊本地震クラスの災害が今年度中に発生すれば、一九年...全文を見る
○宮本(岳)委員 ぜひ直ちに踏み出していただく、検討を絶えずやるのは当たり前のことですから、強く求めておきたいと思います。  今後検討していただくとしても、今、目の前の被災者には間に合いません。  今回の地震を受けて、京都府は、木造住宅耐震改修工事補助制度を活用して、制度の要...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういう要件は設定していないんですから、大いに弾力的に活用していただいて被災者をお助けする、支援するのは当然だと思います。一刻も早く被災者の生活基盤の再建を図ることを強く求めて、私の質問を終わります。
11月16日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  大臣の所信的挨拶を受けて質問をいたします。  まず、中部横断自動車道、長坂—八千穂間の建設事業について聞きたいと思います。  大臣は、先日の所信的挨拶でも、ストック効果を高める社会資本整備に関して、高速道路や整備新幹線、洋上風...全文を見る
○宮本(岳)委員 住民の理解と納得が大事だからこそ、この中部横断自動車道、長坂—八千穂間についても、この間、住民説明会が開催されてまいりました。長坂—八千穂間は山梨県と長野県を縦断することになりますから、住民説明会は山梨県側と長野県側とで開催をされております。  山梨県側は、資...全文を見る
○宮本(岳)委員 私は、この話を聞いたので、急遽、十一月一日に長野県南牧村で開催された住民説明会に二回とも参加をさせていただきました。住民以外の方はお断りというので、国会議員が行っても断られるのかと思いましたが、中に入れていただきまして、傍聴してまいりました。  決して村長さん...全文を見る
○宮本(岳)委員 当然のことだと思うんですね。意見も言えず、言いなりになるというんだったら、説明会の必要はないわけです。  理由にならない会場の都合上などを口実にして住民説明会の参加対象を制限、限定しようとするから、かえって地域住民から、建設反対の意見を締め出そうとしているので...全文を見る
○宮本(岳)委員 少なくとも百二十五万立米の八割以上が越波だ、越波に起因するものだというのですから、少なくとも百万トン以上の海水が越波してきたことになります。  配付した資料三を見ていただきたい。  これは、関西国際空港一期島の二〇一七年十二月現在の護岸の高さを示したもので、...全文を見る
○宮本(岳)委員 もう台風二十一号から二カ月以上たつんですね。今なお関空を襲った波の高さがわからないというのでは、話にならないんです。  関西エアポートが設置した、今のお話の越波等検証委員会のレポート、その中では、大臣も先ほどお触れになったように、「現在実施中の波浪及び浸水状況...全文を見る
○宮本(岳)委員 九月四日、台風二十一号のもとで、実際に関西空港でどのような事態が起こったのかが明らかにならなければ、今後の対策も立てようがありません。  至急明らかにして、当委員会に報告することを求めたいと思います。委員長、どうぞ御協議をお願いしたい。
○宮本(岳)委員 先ほど、一期島内の総浸水量は百二十五万立米以上だったと答弁されましたが、この海水によって、地下に設置されていた電源施設が水につかり、停電が起こって空港機能が麻痺してしまったことが明らかになっております。  そもそも、関西エアポート社は、海水が浸入してきた場合に...全文を見る
○宮本(岳)委員 想定していなかったんですよ、電源を浸水から守る、そういう対策については。驚くべき答弁だと言わなければなりません。関西エアポート社はそういう対策すら持っていなかったというんですけれども、私はにわかに信じがたいんですね。  改めて、私は、関西国際空港の歴史的経緯に...全文を見る
○宮本(岳)委員 確かに、国土交通省で発表されたものなんですね。  この論文では、「透水性の高い関西国際空港では、台風による高潮時や全国的な問題にもなっていた、いわゆる「異常潮位」と呼ばれる原因不明の海面上昇現象によって、空港島内の地下水位が海面と連動して上昇し、低い地盤での地...全文を見る
○宮本(岳)委員 二言目には想定外みたいなことを言うんですけれども、そんな言いわけは通りません。  関空の安全対策について、我が党は早くから一貫して問題にし、警鐘を鳴らしてまいりました。例えば、二〇〇〇年当時の衆議院運輸委員会では、大幡基夫議員が、空港の安全機能にかかわる問題と...全文を見る
○宮本(岳)委員 部や課が違えども、あなた方がやった研究会ですよ。  それで、では、この関西エアポートというコンセッション事業者は、ここで国交省が大見えを切ったような安全、環境対策の適正な実施を担うに足るものであったかどうかを議論したいと思うんです。  気象庁に確認いたします...全文を見る
○宮本(岳)委員 資料の七に気象庁の提出資料をつけておきました。  説明内容は、資料の赤線を引いたところ、四日昼前から影響が大きくなる、四日昼過ぎがピークであるとか、飛行場大雨警報発表の可能性がある、南風強風による越波に留意などが並んでおります。九月三日、つまり前日の十三時には...全文を見る
○宮本(岳)委員 大阪府の情報提供資料を資料八に配付しておきました。  十三時十五分に国交省四階大臣室で要望を受けております。しかし、このときには既に台風二十一号は関空を襲っていたわけであります。  気象庁に聞きます。  気象庁が九月四日、関空に対して飛行場台風大雨高潮警報...全文を見る
○宮本(岳)委員 既に午前十一時過ぎには飛行場台風大雨高潮警報を、大臣、あなたが所管する気象庁が発していたわけです。その二時間後に、関西エアポートだけじゃないですよ、関西エアポートと新関西国際空港の社長がそろってやってきて、大臣、あなたは、何をしているんだ、早く帰って台風に対処し...全文を見る
○宮本(岳)委員 承る二時間前に、あなたが所管する気象庁が、気象庁長官が言ったように、十一時八分には関西空港に警報が発令されていたと。あなたは、それがあったら、関西エアポートの社長、新関西国際空港の社長、そろって来たら、何しているんだ、大変なことだと言わなかったのかと聞いたんです...全文を見る
○宮本(岳)委員 出張と言うんだけれども、国内にいたのか国外にいたのか、どっちなんだ。
○宮本(岳)委員 昨日確認しましたよ。海外です、国内じゃないんですよ。話になりません。社長は霞が関、副社長は海外、二人の代表取締役は、空港島はおろか大阪にさえいなかったんです。  これが適切な対応だと思われますか、大臣。
○宮本(岳)委員 何が「安全、環境対策の適正な実施を担保してまいりたい」ですか。  空港の安全、環境対策は、コンセッション事業者任せではなく、国が直接責任を持つべきであるということを改めて強く指摘をして、きょうの私の質問を終わります。
11月21日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  前回の質疑で、台風二十一号が関西国際空港を襲ってきたことし九月四日に、フランス資本から乗り込んできた関西エアポートの副社長はどこにいたのかという私の問いに、蝦名航空局長は答えられませんでした。  その後、調べて、この方の出張の行...全文を見る
○宮本(岳)委員 フランスです。前回指摘したとおり、紛れもなく海外におられました。  前日には気象庁が警鐘を乱打し、同日午前十一時八分には警報が出て、空港機能が麻痺する強烈な台風が関空を襲っていたときに、空港管理を第一義的に担っている関西エアポートのトップ二人が、ともに現場で陣...全文を見る
○宮本(岳)委員 この条文が加わったということも、当委員会に付託して宮腰大臣とともに石井大臣が所管する理由、こう考えてよろしいですか、石井大臣。
○宮本(岳)委員 そこで少しまた不思議に思うんですけれども、では、情報提供の条文が加わったから情報提供するわけでもなかろうと思うんです。  この条文がなければ、国土交通大臣はここで言われるような情報提供をしないつもりだったのか、前回の法案のときにはそういうことはやらないおつもり...全文を見る
○宮本(岳)委員 当然、情報提供は前々からおやりになるつもりであっただろうと思います。情報提供は大事です。しっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  では次に、利害関係者との調整について聞きたいと思うんですね。  風力発電設備を整備しようとする海洋には、もともと漁...全文を見る
○宮本(岳)委員 この法案で整備される風力発電設備は、まずは着床式からだと思われます。  着床式は、一般的に、海岸に近く水深も浅い方が当然コストも安く採算がとりやすい、こう私は思いますけれども、これはそうですね。間違いないですね。
○宮本(岳)委員 当然のことながら、沿岸から近く水深が浅い方がコストも安く採算がとりやすいと思うんですね。  そうしますと、当然、漁業権との権利、利害の調整が必要となってまいります。  私たちは、全国海区漁業調整委員会連合会の浜本俊策会長にもお話をお伺いいたしました。浜本会長...全文を見る
○宮本(岳)委員 丁寧に進めていきたいという大臣の姿勢は、よく理解をいたしました。  ただ、私、驚くべき文書を発見いたしました。きょうはこれを資料におつけしたんですけれども、去る十月二十三日に開催された第三十六回国家戦略特区諮問会議の議事要旨であります。  赤線部、これは八田...全文を見る
○宮本(岳)委員 しっかり、漁業権との関係、漁業関係者との丁寧な協議ということをお願いしておきたいというふうに思います。  次に、環境省の取組についても聞きたいと思います。  本法案では、整備促進区域の指定に当たって、あらかじめ環境大臣に協議するとの規定が置かれ、その協議の中...全文を見る
○宮本(岳)委員 基本方針の案の作成の段階で、環境大臣の御意見もしっかり反映するようにしていただきたいと思うんですね。  同時に、洋上風力発電の整備に伴う環境への影響については、まだまだ未知の部分が多いと思うんですね。しかも、区域によってその影響のあらわれ方はまちまちだというふ...全文を見る
○宮本(岳)委員 海洋の環境をしっかり守るために調査に取り組んでいただく、今おっしゃったことをしっかり進めていただきたいというふうに思います。  さて、洋上風力発電の整備を思い切って促進しようというのが本法案の狙いでありますし、私どもももちろんそれに対して賛成いたしますけれども...全文を見る
○宮本(岳)委員 原子力も欠かすことのできないエネルギー源であるということを今おっしゃいました。  エネルギーミックス二〇三〇で目標数値が決まっていると思うんですけれども、ベースロード電源、再生可能エネルギーについてお答えいただけますか。
○宮本(岳)委員 いやいや、二二から二四にとどまらないと言っていただくわけですけれども、キャップではないと言っていただくわけですけれども、原子力の方も二〇三〇年には二〇から二二、これを目標に掲げてやるんですよね。  現在稼働中の原発は九基でありますけれども、それで今エネルギーに...全文を見る
○宮本(岳)委員 今九基のものを、そして三%のものを、これから三十基まで、一定の仮定を置いてですけれども、動かしていく。そして、二〇から二二%までふやしていく。これでどうして、原発依存度を可能な限り低減するという、冒頭述べたような話になるのか、全く理解に苦しみます。  これから...全文を見る
○宮本(岳)委員 私が配った資料に出ているじゃないか。私が配った資料を見て答えてください。イギリス、フランスの目標、再エネ導入目標。
○宮本(岳)委員 だから、歴然と低いんですね。  きょうこの資料の二で、今読んでいただいたものを配っておりますけれども、中国は、目標値は二〇二〇年、一五%となっておりますけれども、二〇一五年度の実績で既に二四・一%。日本が二〇三〇年に掲げている目標をもう既に上回っております。だ...全文を見る
○宮本(岳)委員 二〇一五年の時点でいえば、三菱重工、その何とかという会社と合併する前ですよ。合併した後もやっているでしょう、三菱重工。
○宮本(岳)委員 御承知のとおり、日立製作所と三菱重工といえば、同時に原発メーカーでもあります。  風力発電を思い切って進めて、もう原発はやめようというのであればよくわかる話なんですが、これらのメーカーは風力発電機も原発も両方つくっているわけですね。  なぜこんな中途半端なこ...全文を見る
11月30日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  まず、先日の与党による入管法の衆議院強行通過に強く抗議いたします。  配付資料一を見ていただきたい。  事前に理事の皆さんにはお見せをいたしましたけれども、この間、法務省が発表し、野党が聴取票の公表を求めてきた、失踪した技能実...全文を見る
○宮本(岳)委員 建設業は紛れもなく国交省の所管事業であります。だからこそ、野党は一貫して、出入国管理法案審議に当たっては、当委員会として法務委員会に連合審査を申し入れるよう繰り返し求めてまいりました。ところが、与党は、その我々の要求に耳もかさず、わずか十五時間にも満たない委員会...全文を見る
○宮本(岳)委員 この建設就労者受入事業については、ことし三月、国交省の委託先の国際建設技能振興機構が出した外国人建設就労者受入事業に係る制度推進事業実施報告書に、外国人の建設就労者からの母国語ホットライン相談の内容が記載されております。  その相談内容のうち、報告書百十五ペー...全文を見る
○宮本(岳)委員 そういうものを見ますと、どこが技能実習制度を上回る水準の監理と言えるのかと思うんですね。  建設就労者は、暴言、暴力を受け、休暇もとれていないという現状があります。幾ら国交省が直接検査監督するのだと言っても、実態はほとんど技能実習生と変わっておりません。  ...全文を見る
○宮本(岳)委員 謝罪は当然です。存在が確認されました。  では、会計検査院に聞くんですが、図表六の右側には、近畿財務局が、建築に支障ある産廃及び汚染土は瑕疵に当たるため、費用負担義務が生じるが、通常の十倍では到底予算はつかないが、借り主との紛争も避けたいので、場内処分の方向で...全文を見る
○宮本(岳)委員 つまり、同じ重みを持っているということですね。  財務省に聞きますが、今回の会計検査院報告書の中身を重く受けとめ、尊重いたしますね。
○宮本(岳)委員 ならば、この中身についても、これまでのような知らぬ存ぜぬという態度はもはや通らないということを申し上げておきたいと思います。  さて、そこで国土交通省であります。  石井大臣は、十一月二十六日の参議院予算委員会で、我が党の辰巳孝太郎議員が、国土交通省が八億二...全文を見る
○宮本(岳)委員 資料三を見ていただきたい。これも会計検査院の再調査報告書です。  報告書三十八ページでは、平成二十八年四月十二日に、近畿財務局内で、近畿財務局と大阪航空局の間で地下埋設物撤去処分費用の見積りに関する打合せが行われたこと、大阪航空局がこの時点における見積り途上の...全文を見る
○宮本(岳)委員 四十ページの部分を読んでいただきましたが、三十九ページには、「工事関係者から送付された写真を改めて確認したところ、対象範囲の拡大を指示された部分の試掘箇所についてもごみが写り込んでいたので、それをもって対象範囲を拡大する根拠とした。」となっておりまして、そして四...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、地歴資料とか過去の調査結果というのは最初からあるんですよ。最初からそれはあなた方は持って、六億七千万というときだって、それはもう見ているんですね。でも、専ら対象面積を広げるときに、まさにこの業者の写真を見て広げたというんですから、この写真がでたらめだったら...全文を見る
○宮本(岳)委員 良心に従い、誠実に業務を行い、不動産鑑定士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。だからこそ、不当な鑑定評価を行えば、第四十条以下で、免許取消しに至るまでの懲戒処分も定められております。  そこで、奇妙なのは、この土地の不動産評価なんですね。  平成二十...全文を見る
○宮本(岳)委員 認めました。つまり、R銀行は、近畿財務局と繰り返し相談しながらこの質権の設定ということを進めてきたわけであります。  そして、資料九。十月十四日付の質権設定承認申請書。赤線部、借入債務明細には金額十億円とあります。十月十二日付で、使途、建物建設資金として、R銀...全文を見る
○宮本(岳)委員 さて、そうなると、この土地は、資料四にお示しをした、八月十日に財産プランニング研究所の熊沢一郎不動産鑑定士が鑑定評価を行った十三億円というのが八月一日時点の土地の正常価格ではないのか。国がこの森友の土地を買い戻す場合の返還金に質権を設定したといっても、一億三千万...全文を見る
○宮本(岳)委員 近畿財務局の応接記録、改めて資料の六、七、八というところを見ていただけばわかるんですけれども、例えば資料七を見ていただくと、一番下に赤線、当初、何々に融資実行を行う予定と聞いていたが、何月何日となった理由について、差し支えない範囲で教えてほしいと。  十億円の...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間ですよ。時間ですから、また次回に譲りますけれどもね。  ちなみに、一つだけ聞きましょう。  財産プランニング研究所の熊沢一郎不動産鑑定士という人はどういう人かといえば、資料十三及び十四につけております。  この方は、この国有地を森友学園に定期借地契約で...全文を見る
○宮本(岳)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、この熊沢委員という人が、では、その審議会でどのように発言したか、この土地は本当は一体幾らの土地なのか、きょうは時間が来たので終わりますが、次回に譲って、私の質問を終わります。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  ユニバーサル社会推進法案を起草したいとのお話を伺ってから、私も、障害者団体、高齢者団体、LGBTの団体、それからユニバーサルデザイン推進条例をつくった中野区の審議会の委員を務められた方などからいろいろと御意見を伺いました。その上で...全文を見る
○宮本(岳)委員 本法案によって、移動の権利を始め、個別法がより充実したものに改正されていくことを心から期待したいと思います。  次に、いわゆるLGBTと呼ばれる方々に対する認識について確認をしたいと思うんです。  今度の法案では、LGBTの方々は対象とされていないと伺ってお...全文を見る
○宮本(岳)委員 ありがとうございます。  私は、本法案を審査する際に、中野区のユニバーサルデザイン推進条例の策定に向けて同区から諮問を受けた中野区ユニバーサルデザイン推進審議会の委員をされた方からお話を伺いました。  この審議会では、ユニバーサルデザインを定義する際には、誰...全文を見る
○宮本(岳)委員 障害者雇用の水増し問題は、それ自身、当委員会で集中審議すべき重大な問題だと思います。今後二度とあってはならないことでありますけれども、本法案が同様の問題を起こさない歯どめとなることを期待したいと思います。  本法案にかかわって、幾つか確認してまいりました。我が...全文を見る
12月04日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  確認的な質疑的発言をさせていただきます。  建築物の安全、安心のために、建築士、とりわけ一級建築士の役割は大きいと思います。ところが、建築士の高齢化が進んでいるということを聞きます。  国土交通省の資料によれば、設計事務所に所...全文を見る
○宮本(岳)委員 私も、この間、建築士関係団体の皆様から話をお伺いいたしました。  二〇〇八年の建築士法改正に伴う実務経験要件を満たすために、建築士試験の受験準備が大変だという話を何度もお聞きをいたしました。しかし、話をよく聞きますと、実務経験として設計事務所に勤務した方が、労...全文を見る
○宮本(岳)委員 政府が進められている働き方改革法に対する評価はさまざまでありますけれども、ぜひ、今御発言にあったように、労働条件の改善をしっかり進めていただきたい。  ことしになってから、大阪北部地震では、小学校のブロック塀倒壊で生徒が犠牲となる痛ましい事件がございました。K...全文を見る
○宮本(岳)委員 しっかり担保していただきたいというふうに思います。  大学卒業後すぐに一級建築士試験を受験できることにいたしますと、人格形成期でもある大学の四年間が、ともすれば受験予備校のようにならないかという懸念もございます。この点にも十分配慮すべきだと考えます。  そし...全文を見る
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  貨物自動車運送事業法改正案を起草したいとの話を伺ってから、私も事業者団体や労働組合などからいろいろと御意見をお伺いいたしました。その上で幾つか確認をしたいと思います。  まず、改善基準告示の見直しについて伺いたい。  今度の法...全文を見る
○宮本(岳)委員 トラック労働者を始めバスやタクシーなど自動車運送事業の労働者が過酷な労働を強いられている大もとに改善基準告示があるのであって、早期にその見直しと法制化が必要であることを指摘しておきたいと思います。  次に、荷主対策について聞きたいと思うんです。  今度の法案...全文を見る
○宮本(岳)委員 しっかりと運用していただきたいと思うんですね。  次に、運賃の告示について聞きたいと思うんです。  標準的な運賃の告示制度の導入ですけれども、法案はできる規定になっておりますが、時限措置の期間内に必ず告示をするのか。これは国土交通省自動車局長に聞きたいと思い...全文を見る
○宮本(岳)委員 条文の趣旨に沿うことができるよう適切に対処したいというのは、告示をしていただけるということでいいのかどうか。これはちょっと自民党の提案者に確認しておきたいと思います。
○宮本(岳)委員 幾つか確認をしてまいりましたけれども、私どもは、そもそも、こういう事態に立ち至った原点である一九九〇年の物流二法というものについての総括と反省が必要だというふうに考えております。  本来であれば、事業者、労働者、荷主などを本委員会にお招きをして、しっかりこの間...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。  前回に引き続き、森友問題の核心部分について聞きたい。  前回の質疑で私は、二〇一六年六月二十日、森友学園にわずか一・三億円で売り払われた国有地は、そのわずか五十日後の八月十日付で、株式会社財産プランニング研究所の熊沢一郎という不...全文を見る
○宮本(岳)委員 両方とも認識していたということであります。  資料一を見ていただきたい。赤線部、概要の二ポツでありますが、本年九月十五日、森友学園に建物建設資金を融資するR銀行より、国に対し質権設定承認について事前相談、その後、登記名義人である国土交通省大阪航空局と調整し、十...全文を見る
○宮本(岳)委員 この応接記録を見ますと、近畿財務局は池田統括以下三人の職員と、大阪航空局は安地補佐ともう一人の、五人が同席しております。  ここで受理する予定だった質権設定承認申請書というのは、資料二でありますけれども、前回も配付済みの書類であります。資料二の赤線部を見ていた...全文を見る
○宮本(岳)委員 おかしいですね。  この十月十七日の前に、九月十五日に、R銀行が初めてやってきて近畿財務局と応接した記録がございます。その記録を見ますと、R銀行が、「以前池田統括より神戸に本件の類似例があると伺ったが、」云々、こういうくだりがありますが、これはまさに、事前にそ...全文を見る
○宮本(岳)委員 九月十五日に、既に「以前」という形で語られているわけですから、池田統括がどういう話をしたか、調べて、報告いただけますか。
○宮本(岳)委員 では次に、国土交通省に聞きたい。  十一月二十六日の参議院予算委員会において、我が党の辰巳孝太郎参議院議員が、八億二千万円の値引きの根拠となった藤原工業作成の試掘報告書のデジタルデータを解析し、別の穴の写真として記載されているものが、実は同じ穴の写真である事実...全文を見る
○宮本(岳)委員 藤原工業に直接それを求めましたか。
○宮本(岳)委員 そんなことをやっているからだめなんですよ。みずから調査するという立場に立たなきゃだめですよ。  これまでも国土交通省は、みずから確認しようともしない態度がたびたび批判されてまいりました。  例えば、この土地の不動産鑑定評価に当たって、不動産鑑定士に示された軟...全文を見る
○宮本(岳)委員 航空局は、工事関係者から出された資料をチェックもせずに財務省に出した。片や財務局も、十分確認もせず不動産鑑定士に丸投げした。  航空局、この会計検査院の指摘をどう受けとめておるんですか。
○宮本(岳)委員 重く受けとめるのであれば、国交省みずから調査し、国会に報告するのは当然のことだと思います。  委員長にお願いしたい。  国土交通省の責任で、報告書についての調査を行い、当委員会に報告するよう求めていただきたい。
○宮本(岳)委員 さて、そこで改めて、前回の質疑の最後に私が指摘した、この森友の土地は一体幾らの土地なのかということであります。  財務省、国有財産評価基準によれば、単独利用困難な土地等の国の職員による評価が許される場合を除き、不動産の鑑定評価に関する法律第三条第一項に規定する...全文を見る
○宮本(岳)委員 この土地に関するプロの不動産鑑定士の鑑定評価書は、二〇一六年六月二十日の土地売却を前後して、二つございます。  一つは、売買時に近畿財務局が委託した山本健爾鑑定士が五月三十一日という日付で近畿財務局に提出した、正常価格九億五千六百万円というこの鑑定評価書。 ...全文を見る
○宮本(岳)委員 この熊沢一郎不動産鑑定士が、二〇一三年九月から二〇一七年九月まで四年間、国有財産近畿地方審議会の委員であった事実を富山次長は前回の質疑でお認めになりました。  その委員については、学識経験のある者を任命していると言いつつ、熊沢一郎氏が不動産鑑定士として近畿不動...全文を見る
○宮本(岳)委員 前回の質疑で、私は、この熊沢委員が、この豊中の国有地を森友学園に定期借地契約で貸し付けた後、十年以内に売り払うというスキームを議論し、確認した、二〇一五年二月十日に開催された第百二十三回国有財産近畿地方審議会の時点でも委員であったことを指摘いたしました。  こ...全文を見る
○宮本(岳)委員 そうなんです。百二十三回には欠席をしております。  ただ、その後、第百二十七回地方審議会というものがやられております。これは、私は忘れられませんで、昨年の二月十五日から、私、財務金融委員会で森友問題の質問を始めました。麻生財務大臣に近畿地方審議会に報告すべきだ...全文を見る
○宮本(岳)委員 その第百二十七回地方審議会の議事録、熊沢委員の発言部分を資料五に、そして、熊沢委員が発言の中で「いろいろ最終的な重大な部分になる」と指摘した別添資料六の二十三ページ、付記意見というものを資料六につけておきました。  つまり、みずから二〇一六年八月十日にはこの土...全文を見る
○宮本(岳)委員 いや、全面的に否定はしていないですよ、もちろん。  山本健爾鑑定士の名誉のために言っておきますが、山本鑑定士も、この五月三十一日に近畿財務局に提出した不動産鑑定評価書において、一億三千四百万円という意見価額を書き込んだのは、あくまで鑑定評価で決定した更地の価額...全文を見る
○宮本(岳)委員 そうなんですよ。このごみの費用を引いた額を正常価格であると言った不動産鑑定士は一人もおりません。  この熊沢という人は、何の条件もつけず十三億だと言い、山本さんは、当然、近畿財務局から依頼されましたから、参考価格というものは後で出していますけれども、この人が決...全文を見る
○宮本(岳)委員 それはもちろん、原稿と最終的なものとの間に違いが生じていると、これはもうあからさまに値を下げたということになりますから。  しかし、きょう資料七につけたように、会計検査院もまた、あらかじめそれを知っていたということを述べておりますから、これは逃れようもない話な...全文を見る