三好始

みよしはじめ



当選回数回

三好始の1950年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第7回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○三好始君 数点について順次お尋ねいたしたいと思いますが、先ず第一番に、在外公館等借入金整理準備審査会は、これは今回新たに設けられるということでなくして、すでに昨年の十二月以来設置されているということでありますが、これを今回外務省設置法の中で確任したようなものでないかと思うのです...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、他の法律、政令に規定があるというので、ここに何ら規定がなされなかつたというようなことでありますが、そうであれば、他の法律、政令に委任するような意味を挿入するなり、何らかの形で体裁を整える必要があるのではないかと思いますが、それをされないのはどういうわ...全文を見る
○三好始君 さようでございます。
○三好始君 私は設置法に、一定の機関を設けて、それに対して組織、所掌事務を全然設置法自身で規定しないのは少し体裁が整つておらないじやないかということは、つまり形式的な立場からお尋ねいたしたわけでありますが、実質的に申しますと、こういう行政機関の設置に関連する法律を作るときに、設置...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、設置法立案、或いは規定後にこういうものが必要になつて来たので、設置法改正の手続でなしに單独の法律とした制定するに至つた、こういうわけでありますか。
○三好始君 そうしますと本来ならば、外務省設置法を改正して、在外公館等借入金泉理準備審査会を設けるのが正しい行き方であつたのを、便宜の措置をとられたというふうに解釈するのでありますが、いずれにいたしましても、すでに昨年来存在する機関を、一応外務省説置法の中にあとから確認したような...全文を見る
○三好始君 横浜連絡調整事務局と関東連絡調整事務局を別個に設けねばならないような特別な理由があるのかどうか、これを一本にすることができないだろうかということを、或いは常識的な見方かも分りませんが、考えるのであります。それを別に設けた理由について承わりたいと思います。
○三好始君 私がお尋ねいたしたのは、関東連絡調整事務局が、今の横浜連絡調整事務局で行う予定の事務を合せて行なつて行くことができないかどうか。從來は一つで双方のことをやつておつたわけでありますが、今度これが二つに割れて新たに一つ増したことになるわけですが、これを関東連絡調整事務局で...全文を見る
○三好始君 附則に関してお尋ねいたしたいのでありますが、附則第三項の「出入国の管理に関する政令」の問題でありますが、これ政令によつて、外務省設置法が相当部分改正されたわけであります。そういう国会としては相当愼重に審議して制定された設置法が、ポツダム政令によつていつの間にか変つてい...全文を見る
○三好始君 一応私の質疑はこれで終つて置きますが、又あとからお尋ね申したいことがあるかと思いますが、一応終ります。
○三好始君 今のお話に関連するのですが、密貿易によつて取扱われている物資はどういうようなものでしようか。
○三好始君 他に質疑がないようですから、本日はこの程度で散会して次回にいたしたらどうでしようか。
○三好始君 委員長に一任したいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
02月09日第7回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○三好始君 第五国会で成立した外務省設置法がその後に出された出入国の管理に関する政令によつて一部改正されたのでありますが、こういうふうにポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件というこの勅令ですが、これによりましていわゆるポツダム政令で法律が改正されるということは、我我として...全文を見る
○三好始君 具体的にお伺いいたしますが、出入国の管理に関する政令はこれは司令部からの指示があつて出されたものですか。それとも政府自体において必要をお認めになつてこういう政令を出すことになりましたか、それをお伺いいしたいと思います。
○三好始君 私の理解するところでは多くの場合指示があつてポツダム政令が出されるものだと思うのでありますが、政府自体において必要を感じてこういう措置をとるという場合が今までにありましたかどうか。他の省に関してお伺いするのは適当でないと思いますが、外務省に関してそういうことがありまし...全文を見る
○三好始君 この問題はこの前の委員会でお尋ねした問題でありますが、十二條を改正いたしまして地方連絡協議会、出入国管理連絡協議会を在外公館等借入金整理準備審査会と改めるという点につきまして、在外公館等借入金整理準備審査会という機関だけを十二條中に出しました。その組織なり、所掌事務に...全文を見る
○三好始君 在外公館等借入金整理準備審査会は別の法律に具体的規定があるわけでありまして、而もそれは現に在存する法であります。それを今回の改正案によりまして、外務省設置法の中に規定するようになつているわけでありますが、別の法律の規定があるから外務省設置法の中に全然何らの規定を設ける...全文を見る
○三好始君 それで私は法律を作る場合の一つの形式上の問題になるかも分りませんけれども、今おつしやつたような趣旨で、他の法律にある審査会を改めて設置法の中へ規定するのであれば、その審査会がどういう法律の中に具体的な規定を設けているということを、やはり審査会の存在自身を謳うだけでなく...全文を見る
02月09日第7回国会 参議院 農林委員会 第3号
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○委員外議員(三好始君) 今のお話に関連するのですが、本筋としては日本の農業経営が社会主義化できるかどうか、この点について両先生の御意見を伺いたいのですが、両先生からは、社会化という言葉で一、二の例を示されたのでありますが、日本の農業経営が全体として、或いは本筋として、社会主義化...全文を見る
○委員外議員(三好始君) 一昨日の東畑、大槻両先生のお話は、どちらかと申しますと、日本農業の対外競争力といつたような問題を考えまして、むしろこの問題を中心にして御意見を展開されたように思うのでありますが、本日はどちらかと言えば、その点についての御意見を伺うことができなかつたように...全文を見る
02月15日第7回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○三好始君 設置法第十條の幹事と、新たに設けられることになる事務局との関係についてお伺いをいたしたいのでありますが、設置法によりますというと「幹事は、つねに委員に対し、技術的助言及び事務上の援助をしなければならない。」ということになつておるのでありますが、こういう幹事の職務から申...全文を見る
○三好始君 私お尋ねいたしたいのは、事務局機構とは全然別個に幹事を設けるよりは、幹事を、例えば事務局の参與であるとか、名称はどちらでもいいですが、そういう形で事務局の機構の中に取入れた方が、設置法の上からいつて簡潔になるのじやないか。その方が運営の上から申しましても都合がいい点が...全文を見る
○三好始君 ところが先程の御説明を伺いますというと、事務局は常時職員五名を予定いたしておる。必要に応じて総理府なり、関係各省から出て来て仕事をすることになつておる、こういうお話でありましたが、そういたしますと、只今の御説明とちよつと食違いがあるように思うのですが、どうですか。
○三好始君 先程の私の質問でありますが、幹事が一級官であるから、事務局の職員が二級官であるからというようなことは、この両者を別個に分けで置かなければいけない本質的な理由にはならぬと思うのであります。その点から申しますと、事務局の機構の定め方、運用の仕方によつては、これを統合できる...全文を見る
○三好始君 事務局長はどの程度の人が予定されておりますか、待遇、地位など……。
○三好始君 本日はこの法案以外に予定がありますか。
○三好始君 本日は第一回でもありますから、この程度で打切つたら如何でしようか。
02月16日第7回国会 参議院 内閣・電気通信連合委員会 第1号
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○三好始君 私のお尋ねしようと思つておりますものは、主として内閣委員会としての立場からの御質問でありますから、次の機会に廻して頂きます。
02月17日第7回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○三好始君 社会保障制度審議会設置法の一部を改正する法律案は、審議会に事務局を設置するということを内容にした法律案でありますが、これは提案理由の御説明によりますと、社会保障制度審議会の要望を容れてこのような法律案が提出ざれることになつたと承わりましたわけでありますが、そういう法案...全文を見る
○三好始君 現行設置法によりますというと、審議会に常務委員一人、それから三十人以内の幹事と二十人以内の書記、こういう用のが置かれて事務的な方面、技術的な方面を担当されておるようでありますが、今回の事務局の設置の案になりまして、これらが事務局の中に移るよあになるのじやないかと思うの...全文を見る
○三好始君 今日は定員法施行後の行政事務の実情調査等もありますから、社会保障制度審議会設置法の一部を改正する法律案に関しましては、この程度で切上げたいと思います。
○三好始君 政府は第五国会で成立した行政機関職員定員法を改正して、定員の減少或いは増加せられる機関もあるかと思いますが、とにかく定員法の改正を考えておられるように承つているのであります。又事実現在までに提出されている法律、予算なんかにおきましても、定員に直接触れる問題が沢山出てい...全文を見る
○三好始君 各省で要求する定員を総合的全般的な立場から行政管理庁が調整して行くということは大いに必要のあることだと思うのでありますが、行政管理庁はそれぞれの省内の事務の内容に十分に立入つて専門的な角度から人員を決定するということについては、どうしても不十分になり易い一面もたしかに...全文を見る
○三好始君 私が申したいのは借定員というような、むしろ違法の現象が起つて来たのは、定員と事務の実情とがマツチしておらないところから起つて来た問題でなかろうかというふうに思うのでありますが、そうしますと、定員法改正案を政府として出すのでありますから、その機会に事務の実情に応ずるよう...全文を見る
○三好始君 只今の問題は借定員の問題だけでなく、非常勤職員の問題にも同様のことが考えられると思うのでありますが、身分上の保障が殆んどない非常勤職員が不自然に増加しておるという状態は、やはり定員法改正の機会に考慮すべき問題ではないかと思うのでありますが、この点についての行政管理庁の...全文を見る
○三好始君 食糧庁の定員に入らない非常勤職員がどうしても相当数生ずるということは、食糧庁の事務の性格から考えまして認め得るのでありますが、これが不自然に増加することはどうしても避けなければいけないと思うのでありまして、支拂証票の発行業務であるとか心その他非常勤職員では処理するのに...全文を見る
○三好始君 先程私がお尋ねいたしました、食糧庁に定員を貸しておる立場にある統計調査部の管理課長から、その実情について御説明頂きたいと思います。
○三好始君 只今の管理課長の説明を聴いておりますというと、決して仕事が暇だというわけではないけれども、出血を防ぐというような、省内でのいわゆる事情から定員を他に貸したというようなことで、暇ではないけれどもという但書は附いておりますけれども、表面的に受取りますというと、とにかく貸せ...全文を見る
○三好始君 千二十名の非常勤職員を以て事務を処理しておるようなお話でありますが、件物報告事務所の仕事はもともと季節的に繁閑があつて、本質的に非常勤職員を必要とするような性質のものであるか、或いは單に定員不足を補うために非常勤職員を以て補完しておるものであるか、その点をお伺いいたし...全文を見る
○三好始君 只今の御説明は、仕事の性質が非常勤職員では不適当だというふうに了解したのですが、ただそういうことだけですか。或いは仕事の量、事務分量に繁閑があつて、その点から非常勤職員が必要だというような事情が、それとは別にやつぱりあるのですか心或いはそう大して繁閑の差が、分量的にな...全文を見る
○三好始君 まだいろいろ定員法関係についてお伺いいたしたい問題がありますが他の委員諸君も御質問があるだろうと思いますから、一応この程度にして置きます。
○三好始君 大臣の御説明によりますと、今国会に提出される定員法の改正案は、統制撤廃などに伴つて生じて来る定員の調整の問題の程度であつて、第五国会で定員法を制定したときのように二割とか、三割とかいう標準を決めての整備は行わない。こういう御説明だつたと思うのですが、そのように了解して...全文を見る
○三好始君 現在提出されております、予算上やはり定員が、現行定員法よりは少くなつておると了解いたしておるのですが、予算上の定員は、現行定員法に比べて全体でどの程度減つておりますか。
○三好始君 本多国務大臣に一点お伺いしたいのでありますが、定員法が事務の分量に応じないように不自然に定められると一先程から問題にしておりますような定員の退職であるとか、或いは非常勤職員の不自然な増加であるとかいうような、こういう事情が起つて来て、事務の実情に応ずるように何とか辻棲...全文を見る
○三好始君 私の質問に対してはお答えがないと思うのでありますが、農業協同組合、役場などが職員を置いて食糧事務所が担当すべき職務を手伝つておる、食糧事務所の職員が自分の負担において私的に人を雇つて事務を処理しておる。こういう実例が行政管理庁の方ではお分りになつておるのか、或いはそう...全文を見る
○三好始君 そういう事実が相当ありますから、十分に調整の上善処して頂きたいと思います。
02月28日第7回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○三好始君 二、三の点についてお尋ねいたします。一つは簡易生命保險郵便年金事業審議会を郵政審議会に併合することによつて、人員、予算などでどの程度の節約が実現されるのかという点が一つであります。もう一つは、両審議ができまして以来、どの程度に審議会が開催されましたか、その状況について...全文を見る
○三好始君 委員数は……。
○三好始君 一つだけちよつと伺います。簡易生命保險郵便年金事業審議会は、発足以来一回だけしか審議会を開かなかつたのでありますが、こういうふうに僅か一回しか開かなかつた審議会を、二回しか開かなかつた郵政審議会に合併するというようなことは、実際問題として極めて適当だと思うのですが、も...全文を見る
○三好始君 昭和二十四年度において、天皇その他皇族が賜與されました実情と申しますか、その御説明をちよつとお願いしたいと思います。    〔委員長退席、理事カニエ邦彦君委員長席に着く〕
○三好始君 只今提案になつておる議決案と同機の議決を昨年もいたしたわけでありますが、これは皇室経済法及び同施行法に規定しておる金額は、貨幣価値の変動によつて各目的に増額されることが必要になつて、今回のような議決案が生れて來たものか、或いは賜與の対象が増加したために、こういう議決案...全文を見る
○三好始君 本案は予備審査でもありますから、日本はこの程度で止めたら如何かと思います。
03月01日第7回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○三好始君 本案の審議に当つては先程懇談会で問題の出ました附則第三項の問題は、正誤はなされたものとして審議するのでありますか、それとも正誤は未だなされておらないものとして審議するのでありますか。これは若し正誤されておるものとして審議するのだつたならば結論は早く出るのじやないかと思...全文を見る
○三好始君 それでは第一班を代表して御報告を申上げます。委員会から派遣された内閣委員会の調査第一班は梅津委員と私と二名でありましたが、これに杉田專門員、吉田調査員が同行いたしまして、次のような各行政機関について機構改革及び定員法制定後における行政運営の実情を調査いたしたわけであり...全文を見る
○三好始君 或る程度の統計的な数字は明らかになつております。
○三好始君 二、三の点についてお伺いいたしたいと思うのでございますが、電気通信省の設置法の一部を改正する法律案は電波監理委員会設置法案の附則の中に最初規定されておつたものを独立の法案にしたようになつておるのでありますが、電波監理委員会設置法案は、これに伴いまして当然に正誤の手続が...全文を見る
○三好始君 大臣官房調整課で、電気通信調整審議会の事務を專ら執つておつた人がどの程度の人数でありましたか、その点についてお答えがなかつたと思うのであります。それをお願いしたいと思います。
○三好始君 社会保障制度審議会設置方の一部改正の要点は、結局審議会に事務局を設置するということなんでありますが、事務局設置そのものについては今までの数回の委員会の質疑の経過を考えて見ますと、別に反対の御意見を持つておる人もなかつたように思うのでありますが、技術的に残つておる問題で...全文を見る
○三好始君 今の問題は御答弁にもありましたように、どちらになつても実質的な差異がないから、簡潔な方法を取る方がいいのじやないか。これだけの話なんであります。幹事という名前から受ける印象は何と申しますか、委員の中でいろいろ世話役をする意味の幹事というのだつたら筋が通るわけであります...全文を見る
○三好始君 念のためにもう一つ私付け加えて申上げて置きたいのですが、幹事を事務局機構の中に取入れる方が簡素化になるかどうかという点では、委員と事務局という形になるのが或る意味では確かにすつきりすると思うのであります。殊に事務局を新たに審議会に設けるという法案の趣旨を貫くならば、事...全文を見る
○三好始君 この法案についてはいろいろ質疑がありまして、大体内容も明らかになつたことと思うのでございますが、予備審査でありますから、本審査になつてから、この法案について委員会を開くということにして、この程度にいたしたら如何かと思います。
03月03日第7回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○三好始君 各省に設けられております沢山の審議会の中には、殆んど一年近くの間に一回か二回か審議会を開いておらないような例もあるのでありますが、只今の御説明によりますと、文部省に設けられております審議会は相当活動いたしておるようなお話でありまして、配付になつております資料には審議会...全文を見る
○三好始君 審議会を整理統合してもその機能を従来通り十分発揮できるよう措置するつもりであるというような御説明でありましたが、その措置というのはどういうことをお考えになつておるのか、大体の内容についてお伺いいたしたいと思います。
○三好始君 文部省教育施設部出張所の廃止がこの法案の一つの内容をなしておるわけでありますが、出張所の廃止によつてこの事務に従事しておつた人員の関係はどうなるかの点についてお尋ねいたしたいと思うのでありまするが、出張所の仕事は大別して資材関係と国立学校の建築関係の二つに分れておるよ...全文を見る
○三好始君 長期出張ということになりますと、出張旅費とか手当とかいう関係はどうなりますか。
○三好始君 そうしますと、先程附属説明の中に出ました長期出張の形式ということを御訂正になるわけでありましようか。
○三好始君 今の御説明は、欠員のあるところで補充するという形では定員法改正問題とは直接の関係のない問題なのでありますが、六十一人現実に物資関係の事務を執つておつた者がその事務がなくなつて来るというと、他の省の例から考えましても、定員の削減ということで定員法改正の問題に触れて来るの...全文を見る
○三好始君 本日は第一回でありますから他に御質疑がなければ、この法案はこの程度にしたら如何でしようか。
○三好始君 この改正案の恐らく一番大きい問題は、検察研究所の新設でないかと思うのでありますが、検察研究所の内部組織は法務府令でこれを定めるということになつておるのでありますが、どういう組織、どの程度の定員が予定されておりますか、そのことについて一応の御説明を伺いたいと思うのであり...全文を見る
○三好始君 検察研究所について一応お尋ねいたそうと思つておつえことを大体御説明頂きましたので、ほぼ分つたわけでありますが、この研究所での研究は全国の検察官に及ぼす予定のようでありますが、それは義務として研究をさせるということになるわけでありますか、その点をちよつとお伺いしたいと思...全文を見る
03月09日第7回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○三好始君 文部省教育施設部の出張所の廃止に関連してお尋ねいたしたいと思います。出張所の廃止後の事務処理の方法として、技術職員を全国の主要国立大学数ヶ所に派遣するという構想になつておるわけでありますが、これを長期出張等の形式でやりたいというのが提案理由の御説明であります。ところが...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁によりますと、出張所の廃止の問題は、物資関係の事務が縮少されて営繕関係が残る。それが主要国立大学数ヶ所に移転する。そうして出張所長に代るにその大学の事務局長ですか、そういう人が当る。まあ大体こういつたような形で、実質的には文部省の出張所と同じようなものがや...全文を見る
○三好始君 文部省関係の審議会の活動状況について本日資料を出して頂きましたが、青年の職業教育の方面をいろいろ審議する審議会はこの中のどれになりますか。
○三好始君 私は青年の職業教育というような漠然とした言葉を使つて不適当だつたと思うのでありますが、私が申した意味は、義務教育を終つて実務に従事しておるものの教育、義務教育を終つて間もない青年期の職業教育のことを意味しておつたのであります。これは現実的には定時制高等学校などによつて...全文を見る
○三好始君 教員検定審査会は従来の教員検定委員会に代るべきだと一応考えられるのでありますが、この審査会は決定権を持つておる機関でありますかどうか、お尋ねいたしたいと思います。
○三好始君 通信教育審議会はどういう仕事をいたしておりますか。それから現在の通信教育の普及状況について御説明頂きたいと思います。
○三好始君 只今の御説明によりますと、通信教育には郵便料金を低く、特殊料金を適用されておるようなお話でありますが、その状況はどうなつておりますか。
○三好始君 恐らく今後そう重大な質疑は出ないと思いますけれども、本日小さい問題ではありまするけれども保留になつておるような問題もありますから、討論採決は次回にお願いいたしたいのであります。
○三好始君 憲法第八條の、「皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を讓り受け、若しくは賜與することは、国会の議決に基かなければならない。」この国会の議決というのは、問題の起る毎に個別的に議決しなければいけないというふうな解釈ですか。それとも法律などで統括的に規定しておけば、第八條...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、只今提案になつております議決案と同様のものか繰返えされておる実情にあるわけでありますが、これを法律自身で、そういう必要がないように規定することが一応考えられる問題でありまするが、そのことについてはどういうふうにお考えになつておるのですか。
○三好始君 私がお尋ねしておりますのは、皇室経済法施行法第五條に規定してあります百二十万円という金額を、今までの経験に照らして、例えば今回議決案として提案せられております程度の金額に改正することか適当かどうか、こういうことをお尋ねいたしておるわけであります。
○三好始君 現在のところは、皇室経済法による陛下の賜輿、眞接憲法第八條に基く今回の議決案のような賜與と、大体ニつの種類に分れておるように感ずるのでありますが、今回の議決案の中に現れておりまするような賜與を、皇室経済法の中に規定することに対する御意見を承りたい。
03月22日第7回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○三好始君 本法律案につきましては、内閣委員会で数回の審議をいたしたわけでありますが、その間に修正を必要とする点が考えられましたので、修正案を提出いたしたいと思います。先ず修正案文を朗読いたします。    外務省設置法の一部を改正する法律案中   第十四條を改正する規定を次の...全文を見る
○三好始君 只今議題になりました理事の互選の件につきましては、成規の手続を省略して委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○三好始君 新聞出版用紙を臨時物資需給調整法に基く指定生産資材から外すかどうかということは、政府部内でも一応問題になつて、結局当分統制を続けて行くということになつたように承つておるのでありますが、新聞出版用紙の生産者、その需要者としての新聞出版業者、或いは新聞なり出版物を利用する...全文を見る
○三好始君 本日はこの程度で、一つ質疑は次回の委員会にしたら如何でしようか。
03月23日第7回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○三好始君 只今の御説明によりますと、一応別個の機関として研究所を新たに設けるけれども、将来一緒になるという問題が起るだろう、こういうことでありますが、そうしますというと、本質的に別個のものとして設けなければいけない理由があるように思えないわけであります。先程古い革嚢に新しい酒を...全文を見る
○三好始君 そうしますと、新たに研究所を設けるこの法案が成立して、四月から正式に発足するということになれば、建物、建備、こういうものは間に合いますか。
○三好始君 もう一つだけお伺いいたします。改正法案によつて廃止される予定になつております司法保護事業審議会、それから法務連絡協議会、この従来における活動状況について簡單に御説明頂きます。
03月24日第7回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○三好始君 私、第一回の委員会に出ておりませなんで、或いはすでに御質問があつたかと思うのでありますが、新たに設置することになつております地方青少年問題協議会のことでありますが、これは閣議決定を以てすでに設置されておるものを、今回法律の中に改めて規定すると、こういうことで出て来たも...全文を見る
○三好始君 提案理由の御説明の中にあります地方青少年問題協議会の性格について御説明を願いたい。
○三好始君 只今地方青少年問題協議会について、いろいろ御説明があつたわけでありますが、この法律上の根拠は何に基いておるわけですか。
○三好始君 法律的な根拠がないものとすれば、その協議会の性格は、はつきりしないことになるのですが、それは取敢えず便宜上、法律上の根拠なくて設けられたもので、将来そういう根拠を持たす考えは持つておるのですか。それとも現在のまま、法律上の根拠なしで続けて行かれるお考えなんですか。
○三好始君 法的な根拠なしに設けられた地方青少年問題協議会が仕事をして行く上にいろいろ不便な点は起りませんか。
○三好始君 これは政府の代表者に聞くべき問題かと思うのでありますが、特別関係しますからはつきり質して置きたいのですが、中央青少年問題協議会はすでに昨年六月閣議決定を以て設けられておつたものであります。これを今回のように、立法措置として新たに規定するということになりますと、現在行わ...全文を見る
○三好始君 今の問題は本多国務大臣なり、他の政府の責任ある代表者に改めて質すべき問題だと思いますが、今審議しておる法律案に関係が深いというわけではありませんから、この程度にて置きます。
○三好始君 厚生省の関係で設置法に規定されておる以外の審議会吾協議会などがありますかどうか、お尋ねいたします。
○三好始君 只今御説明のありました医師試験審議会の点でありますが、現行法の三つの審議会なり委員が、いずれも医師国家試験に関するものだから、これを統合するのだというお話であります。ところが、現行法のこの三つの機関は、少くともこの審議会と委員会とは性格が違うのじやないかと思うのです。...全文を見る
○三好始君 先程私のお尋ねした医師試験審議会についてでありますが、現行法による医師国家試験審議会、医師国家試験委員、医師国家試験予備試験委員、この三つの機関のそれぞれの委員数がどうなつておりますか、御説明頂きたいと思います。
○三好始君 医師国家試験委員とか、或いは医師国家試験予備試験委員は、国家試験の結果を決定するものとして、人選には相当の考慮を加えているものと考えられるのでありますが、どういう方法によつてやりますか。
○三好始君 予備試験委員を特定の大学教育者に委嘱するのはどういう理由なんですか。
○三好始君 私こういう方面の関係者でないので分らないのでありますが、予備試験というのは、これは直ちに医師国家試験を受ける学歴のない者が先ず予備試験を受けて、それから初めて国家試験を受ける資格を生ずる、こういう性格のものですか。
○三好始君 歯科医師国家試験につきましても、委員数、それから性格等、大体医師国家試験と同様なものも考えていいですか。
03月27日第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号
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○三好始君 私の受けた感じが、或いは間違つているかも知れませんが、委員長の最初の発言はこの報告書を直ちに採決するようなふうに感じたのでありますが、これに対して中野委員より内容についてはつきりしない点があるから質疑を許されたい、こういう発言があつたわけであります。この報告書は委員長...全文を見る
○三好始君 報告書を簡潔にするために、こういう形になつたことは了承いたしますが、表現の仕方で、「本件を繞つて更に各種の事象があつた」という、「各種の事象」が、恐らく帰還を遅延せしめたがごとき各種の事象なんだろうと思いますが、そういうことがはつきり現れるような表現の仕方ができればと...全文を見る
03月31日第7回国会 参議院 本会議 第35号
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○三好始君 本員はこの際、食糧問題について緊急質問をすることの動議を提出いたします。
○三好始君 輸入食糧の増大による最近の食糧需給情勢の変化は我が国食糧策政並びに農業政策に画期的な変更を招来せしめつつあることは、農民並びに一般国民のひとしく注目しているところであります。かかる時期に、湯河原で行われた自由党と、農林、安本両当局の第四回連絡会の結果に関する新聞報道は...全文を見る
○三好始君 一二の点について再質問をしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○三好始君 只今農林大臣から殆んど例のないような詳細な御答弁があつたのでありますが、一、二漏れておる点もありますので、重ねてお伺いいたしたいのであります。一つは、自由党並びに政府が考え、且つ従来発表されて来たいわゆる農業保護政策というのは、具体的にどういう内容を持つておるのか、こ...全文を見る
○三好始君 簡單でありますから、自席からの発言をお許しを願います。(「やれやれ」と呼ぶ者あり)
○三好始君 私が再質問でお尋ねいたしましたうち、昭和二十五年度食糧需給計画は、計画そのものに変更があつたかどうかをお尋ねいたしたのではありません。計画樹立以後、食糧情勢に顯著な変化があつたかどうか、こういう情勢の変化を承つておるのであります。重ねて御答弁を願います。    〔国...全文を見る
04月18日第7回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○三好始君 諮問的な各種の審議会の整理が今度の設置法の一部改正案の内容になつておるわけでありますが、廃止されることになつておる官庁営繕審議会、河川審議会、道路審議会、これらの従来における活動状況について大体を承りたいと思います。  それから河川審議会、道路審議会は統合されて土本...全文を見る
○三好始君 官庁営繕審議会は、提案理由の説明によりますと全く廃止されて、それに代るべきものができないようでありますが、これは従来審議をして来た問題そのものが、何と言いますか、審議する必要がなくなつたわけですか、それとも名目的に審議会は廃止するけれども、実質上それに代るような機能は...全文を見る
○三好始君 官庁営繕審議会は、行政機構内部のものだけで構成しておるというふうなお話でありますが、河川審議会、道路審議会は多分行政機関以外からも、いわゆる民間からも参加しておつたのじやないかと思うのでありますが、新たに設けられる土本審議会はどういうふうに委員を選考する方針なのですか...全文を見る
○三好始君 細かいことを重ねてお聞きするようですが、二十五人の内訳を関係行政機関の職員から何名取る、或いは地方公共団体の職員から何名取る、学識経験者から何名、こういう訳はまだ決まつておりませんか。
○三好始君 改正法案の一つの内容をなしておる地理調査所に関する問題は提案理由の説明にありますように地理調査所の有する高度の技術を活用するためにその事務の拡張が企図せられておるわけでありますが、地理調査所は現在どういう施設なり人員を擁しておりますのか、高度の技術を活用して仕事の拡張...全文を見る
○三好始君 そういたしますと約六百人の現在の人員をこの規定の改正によつて増加するという予定は持つておらないのでありますか。
○三好始君 如何でしようか。今日は初めてでありますから、建設省設置法の一部を改正する法律案はこの程度にして頂いたら如何かと思いますが……。
○三好始君 公務傷病恩給の家族加給並びに扶養遺族加給の点でありますが、現行の一人当り金額の二千四百円が倍額になることとなつておりますが、この加給を受けておるところの人数はどのくらいありますか。それに関連して加給の総額はどのくらいの金額になりますか、お伺いします。
○三好始君 そうしますと、平均二人程度の家族であるものと考えて大体よいわけなんですか、今の御説明では……。
○三好始君 これはやはり或る程度正確な数字を出す必要があると思いますが、そういう準備を進めておりますが或いはそういう調査をする予定は今のところ持つておりませんか。どちらですか。
○三好始君 頂いております。恩給法等の一部を改正する法律案要綱の第三項の点でありますが、いわゆる多額所得者の普通恩給の一部恩給停止に関する規定でありますが、この適用を受けて恩給年額が減額されておる者がどの程度ありますか分かつておりますか。
○三好始君 今の数字は次の委員会のときに発表して頂けますか。
○三好始君 静岡県と藤岡県の二つの島を辺陬又は不健康の地域の加算の地域に新たに指定することになつておりますが、これはどういう事情にある土地か一応御説明頂きたいと思います。
○三好始君 只今の問題よく分りましたが、これらの辺陬又は不健康な地域の加算は、加算だけに止まつておるのでありますか、或いは恩給を受けられる勤務年限が一般の場合よりも短く規定しであるのですが、その点はどうなつておりますか。
○三好始君 これは先程いろいろ詳しい例を挙げての御説明がありましたような状況だといたしますと、單に加算だけに止めて置くべきではなくして、所要在職年数の短縮ということも当然問題にしなければならないと思いますので、そういう点について今後十分に検討をせられて、その必要がありましたちそう...全文を見る
○三好始君 この法案の審議中に間に合うようでしたらあとの委員会にお答え頂きたいと思います。それから先程私がお願い申上げましたように、加算だけでなくて、所要在職年数を短縮するという問題を取上げるといたしますれば、該当者がどの程度の人数になるかということも一応調査する必要があると思い...全文を見る
04月19日第7回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○三好始君 只今御説明になりました審議会の整理の問題でありますが、物資の統制の廃止等に伴なう審議会の整理ということは、これは物資の統制の解除の速度なんかの関係もありまして、全般を今直ぐキチンと整理してしまうということは或いは困難かと思いますけれども、審議会の中には、設置法に塞ぐ審...全文を見る
○三好始君 只今の問題は完全に了承いたしたわけではありませんが、一応保留してこの程度に止めて置きます。
○三好始君 今回の改正法律案は、大体において当然な規定の整備なり、或いは他の法律に関連して生じた改正でありまして、適当だと思うのでありますが、先程問題になりました審議会の問題は、次の機会に是非整理さるべきものは整理するなり、或いは法律に基かないで設けられておる審議会のうち存続を必...全文を見る
○三好始君 根本的の問題については佐々木君の方からの質問で殆んど盡されたと思うのでありますが、二、三お伺いいたしたいと思います。  一つは佐々木君のお尋ねになりました第一点に関連する問題であります。即ち安本の機能なり性格の問題なのでありますが、政府委員の答弁によりますと、安本を...全文を見る
○三好始君 経済安定本部設置法第三條に、国家行政組織法第二十四條第一項の規定に基いて臨時に経済安定本部を設置するというようになつているのでありますが、この場合の臨時にという文字は、安本の性格を経済の統制に関連して設けられた機関というふうに考えての規定じやないだろうか、こういうふう...全文を見る
○三好始君 この問題については或いは究極的には見解の相違となる問題かとも思いますけれども、インフン経済を安定させるということは、これは或る時期が来れば実現するか分りませんが、経済の安定そのものは近い将来に完全に実現するというようなことは到底考えられない問題ではないかと思うのであり...全文を見る
○三好始君 地方支分部局としての地方経済調査局の名称の問題、並びにそれに関連する内部組織の問題でありますが、各府県に設けられる管区経済局のいわば分室的な行政機関を局という名前で表現することが、従来の役所の名称常識から言つて適当かどうかということは一応問題になるのでありますが、各府...全文を見る
○三好始君 先程の御答弁のうち、管区経済局の四部制に触れられたのでありますが、これは法案の中にもはつきり出て来ておるのでありまして、或いは地方経済調査局の間違いでなかつたかと思うのであります。地方経済調査局にもやはり調整部、物価部、監査部、査察部の四部が置かれるのであります。
○三好始君 私がお尋ねいたしておりますのは、事務の内容でなくして、地方経済調査局が内部組織としてどういう機構を持つようになるのか、その予定を伺つているのであります。
○三好始君 府県によつて人員に相違があると思いますが、大体地方経済調査局の定員はどの程度でありますかつ
○三好始君 只今の地方経済調査局についてもう一度はつきり尋ねて置きたいのでありますが、改正案に出ております地方経済調査局は現行法の地方経済安定局なり、或いは地方物価局等とは全く管轄区域が違うのであります。現行法にある地方経済安定局なり、地方物価局等は数府県のブロツクに一ヶ所設けら...全文を見る
○三好始君 ちよつと技術的な非常に細かい問題でありますが、地方経済調査局の所掌事務についてお伺いいたします。改正法案によりますというと、地方経済調査局は第三十四條の三の第一項第三号に掲げる事務を分掌することになつておるのでありますが、これは現行法の規定と多少違う点があるようでござ...全文を見る
○三好始君 それから第三号は経済調査庁法の一部改正法律案によつで改正が予定されておるわけでございますが、この経済安定本部設置法の一部改正法律案で考えておる地方経済調査局の仕事は現行第三号を対象にしておるのか。経済調査庁法の一部改正法律案を掲げておる第三号を考えておられるのか。当然...全文を見る
04月20日第7回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○三好始君 衆議院で修正した内容と、それに伴つて更に修正を必要とするに至つたという先程の杉田専門員の御説明に対する政府側の見解を承わりたいと思います。
○三好始君 次に本委員会で以前から懸案の点について政府側のお考えを承わりたいのですが、それは先程杉田專門員から御説明のありました後の問題でありまして、例えば研究所に所長の外、次長をそれぞれの規定で置くことは、国家行政組織法の制限規定がない以上自由にできるというお考えなのかどうか。...全文を見る
○三好始君 只今の問題については法制意見長官の方からも御意見を述べて頂きたいと思います。
○三好始君 先程の杉田専門員のお話も一応我々としてはそういう気持を持つのでありますが、官房若しくは委員会の事務局に次長を置く場合は、法律の定めるところによらなければならないという制限的な規定があるに拘わらず、研究所、審議会の事務局などに次長を置くということは、法律の規定さえあれば...全文を見る
○三好始君 他に質疑がなければ……。
○三好始君 今の問題でありますが、第五国会でこの法律案を審議した際、或いは各省設置法を審議した際に、国家行政組織法第七條第一項の規定に拘わらず局に部を届くことができる、こういう例外的な規定があつたことは委員会の問題の一つの焦点になつたわけであります。殊にその際に各省設置法において...全文を見る
○三好始君 只今御答弁のような方針で準備が進められておるものとすれば、一応了承いたすわけでありますが、国家行政組織法第七條第一項ではつきり「府及び省には、その所掌事務を途行ずるため、左に掲げる内部部局を置く。」という規定をいたして、何らの例外を第七條では認めておらないに拘わらず、...全文を見る
○三好始君 只今の城君の御意見と、結論的には逆な問題かも分りませんけれども、国民の意見に基いて妥当な行政機構を考えて行くという点からすれば、先程申上げたのと逆な考え方と思うのでありますが、水産省設置の問題が古くから考えられ、今日も相当熱心に主張されておることは御承知の通りでありま...全文を見る
○三好始君 只今の水産省の問題は、相当各方面に亘つて問題になつておることでもあるし、お伺いいたしたい問題もあるのでありますが、この問題を直ちに現在提出されておる法案審査の上で大きく取り上げるのもどうかと思いますので、一応この程度にして、具体的な問題で一二お伺いして見たいと思います...全文を見る
○三好始君 私十分に確める時間がなかつたので念のためにちよつとお伺いして置きたいのですが、沿岸漁業及び内水面漁業の免許及び許可の決定権は今誰になつておるのですか。それからそれを決める方法について極めて簡單で結構ですからお伺いして置きたいと思います。
○三好始君 只今のお話のように漁業に関する免許、許可が海区漁業調整委員会なり、地方漁業調整審議会の審議に基いて、知事なり、農林大臣が決定するわけでありますが、そういたしますと、調整委員会なり、調整審議会なりのメンバーは、やはり一方に偏しないで、例えば特に大資本を持つたものにのみ許...全文を見る
○三好始君 もう一点お尋ねいたしたいと思います。現行法の第八條の水産駐在所の問題でありますが、この條文を見ますと、水産物の需給調整及び漁業の許可の施行に関する事務の一部を分掌させるために臨時に設けられることになつているわけでありますが、水産物の統制撤廃等に伴いまして、水産駐在所の...全文を見る
○三好始君 水産駐在所は第八條によりますと、臨時に設けられるものになつているわけでありますが、これは恐らく水産物の需給調整というような点に重点が置かれた当時の考え方じやないだろうか、それは漁業の許可等に関する調査本位のものになつて行きますと臨時にという表現が果してぴつたりしておる...全文を見る
○三好始君 他に御質疑がなければ大分法案が溜つておりますから、問題の要点も略々明らかに……。
○三好始君 前回に引継いて数点の質疑をいたしたいと思います。  一つは辺陬、又は不健康地の指定の問題でありまするが、現在の別表第一号に掲げられておりますのは全部が島になつておるようであります。ところがこういう地域を拡張して行けば際限がないと思いますけれども、恐らく追加しなければ...全文を見る
○三好始君 恩給法の改正の規定のうちで、提案理由の御説明には條文の整理というふうに出ておりまうけれども、そのうちの恩給法『第八十二條第三項中第五項を1第四項に改める。』という改正法の、これは條文の整理でなくて、現行法のミスの訂正でないかというように思うのですが、これは如何ですか。
○三好始君 この問題と同様の事情にあるのではないかと思われる点が残つておるように思いますので、一応お伺いしたいのであります。  それは現行法の第六十四條の関係でありますが、現行法の第六十四條の第三項の規定中一第六十二條第六項の準用は、これは間違いでないかと思いますが、第六項の準...全文を見る
○三好始君 次の問題に移りますが、改正法律案の第三條に関連してお伺いいたします。改正法律案の第三條によりますと、恩給法の一部を改正する法律(昭和二十二年法律第七十七号)の部を次のように改正する。」という表現になつておるのでありますが、この第三條で言つておる一恩給法の一部を改正する...全文を見る
○三好始君 改正法律案の第四條の関係でありますが、法案の七頁であります。この中で終りから三行目に「これを同法第十九條第一項に規定する公務員として」云々という表現があるのでありますが、ここで使われておる1同法しという表現が果して適当なのかどうかと、いうことが問題なんであります。同法...全文を見る
○三好始君 同じく第四條の関係でありますが、法案八頁の真中どころにある第三号の「警察長又は前二号に掲げる者以外の警察吏員」が文官として取扱われておる理由について承わりたいと思います。
○三好始君 この三号には「警察長又は前二号に掲げる者以外の警察吏員」となつておりますが、「前二号に掲げる者以外の警察吏員」ということになりますと相当範囲が広くなつて、これらを文官として取扱うことが適当かどうかについては疑問になるような点が起りはしないか、一号、二号に掲げたものだけ...全文を見る
○三好始君 実際問題として一市町村警察の職員には警部という名称を持つた警察吏員もあるのではないかと思うのでありますが、この規定によりますというと、警部である警察吏員は、恩給法第二十三條に規定する警察監獄職員とみなされないということになるのですが、それが不自然の結果を生じませんか。
○三好始君 改正法律案の附則第一項の施行期日の問題でありますが、この施行期日を一見しますというと、それぞれの規定によつて施行期日を著しく異にしておるのであります。殊に目立ちますのは、相当遡つてこの改正法律が適用される予定になつておりますが、法律が過去に遡及しないという原則が、応あ...全文を見る
○三好始君 簡單で結構です。
○三好始君 いろいろ細かい点に亘つてお尋ねいたしましたが、では最後に今度の法律改正の最も重要な眼目である給與事由の生じた時期による恩給額の是正ということについてお伺いいたしたいのでありますが、不均衡是正が正面的に見るとこの改正法律案によつて解決されておるように見受けられるのであり...全文を見る
○三好始君 均衡を実現するために仮定俸給を設けて、それぞれ一定の倍率が出て来るようになつておるわけでありますが、その倍率の数字を検討して見ますというと、恩給額の少い者に倍率が多くつて、大きい者になると倍率が低くなるという大体の方針が採られておることが、見して分るのでありますが、そ...全文を見る
○三好始君 今度の改正による倍率を検討して見ますというと、昭和二十一年十月十五日の法律第三十六号、臨時特例別表第一号の三百円のものが改正の結果増額される倍率は二・六五になつております。それが段々額が増すにつれて倍率の減つて行つているのはいいのですが、終りの方になつて来て、再び倍率...全文を見る
○三好始君 今回は、そう私から別な考え方を申上げましても、実際問題としては到底実現はできないし、これ以上申上げません。ただ先程来御説明にありましたような方針で仮定俸給を設けられた結果が、倍率の上に著しく不適当な結果が起つておるとすれば、これは仮定俸給の定め方自身を検討して頂くとい...全文を見る
04月21日第7回国会 参議院 内閣委員会 第22号
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○三好始君 今回の恩給法等の一部を改正する法律案は各方面に亘つておりますけれども、中心をなしておりまするのは恩給の給与事由の生じた時期による不均衡の是正であります。これは理論的にも、又今日の恩給受給者の現状から考えましても極めて妥当な改正と認められますので、我々は全面的に賛成いた...全文を見る
○三好始君 本法律案は電気通信委員会に付託されております電波監理委員会設置法と関連しておる点が多い法律案でありますが、電波監理委員会を総理府に設けるということにつきましては、行政機構の点から考えて、果して適当であるかどうかについては問題なしとしないのであります。こういう厖大な電波...全文を見る
○三好始君 只今の中国四国農業試験場に関連するかと思うのでありますが、先程試験研究機関の統合の構想についてお伺いいたした際に、新らしい方面の研究が必要であるということで、畑作の問題なり、或いは能率の問題などをお示しになつたわけでありますが、畑作という点から考えますというと、四国、...全文を見る
○三好始君 只今議題になりました理事の補欠選挙については、成規の手続を省略して、委員長に一任することの動議を提出いたします。
○三好始君 質疑を続けさして頂きますが、先程お尋ねいたしました中国四国農業試験場に関連して、もう一言だけ簡単にお伺いして置きたいと思いますが、それはいろいろ御説明を伺つておりますというと、中国四国農業試験場を兵庫県に置くという設置法の改正法律案は、必ずしも恒久的なものとして考えら...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁がありましたから今の問題をもう一度申上げて見たいのでありますが、瀬戸内地方一帯が同じような條件の下にあるとは我々は考えておらないのでありまして、気候的な点から申しましても、気温、降雨量等にやはり相違が認められる点があるのでありまして、殊に地質なり、土性の問...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁に関連して申上げて置きたいのですが、中国四国農業試験場の場合は民主的な方法で決定されたと申しましても、実は中国四国から出ている委員の表決なんかをすれば、県の数の多い中国側に試験場の本拠が決まるのはこれは極めて当然でありまして、四国出身の人々がそれによつて完...全文を見る
○三好始君 試験研究機関の統合整理につきましては又いろいろお尋ねしたい問題がありますが、農林省設置法の改正案は随分広範囲に亘つておりますので、他の点について重要な点が相当あるわけであります。次にそうした問題についてお尋ねいたしたいと思います。資材調整事務所が廃止されて一部の事務が...全文を見る
○三好始君 資材調整事務所を廃止されるということになりますると、その残務整理というようなものが問題になつて来るわけでありますが、それはブロツクに残る人によつて行われるわけですか、それとも別に何か特別な残務整理の必要はないとお考えになつておりますか。
○三好始君 提案理由の御説明の第三点の審議会等の整理統合でありますが、これは特に資料を作つて頂きまして配付されておるわけでありますが、応審議会の整理統合について、法案の内容に関して御説明を頂きたいと思うのであります。
○三好始君 農林省に設けられております各種審議会には、設置法に根拠を持たない審議会がありましたが、それを今度どういうふうに措置されましたか、その点について承わりたいと思います。
○三好始君 提案理由の御説明の第四点に関してでありますが、それは食糧庁の部制が改正になつております。この食糧庁の部制が変つたことの大きい根拠として、輸入食糧の増大が考えられているわけでありますが、輸入食糧の増大に基いて、そうした食糧の検査事務等が相当増加するようなことになりはしな...全文を見る
○三好始君 先の輸入食糧に関連する問題はへ機構り問題だけでなくして、定員にもおのずから触れる問題になつて来たので、話がそつちに向いて行つたのでありますが、話が出たついでにもう一度はつきり念を押してお尋ねいたして見たいのですが、虫聞による食糧輸人が増大することは、従来の方式に比べて...全文を見る
○三好始君 次の問題に移りますが、作物報告事務所が、統計調査事務所に名称が変更されるようになつております。現在の作物報告事務所の事務の内容が、必ずしも作物に限定されておらないところから考えましても、これは一応穏当な名称変更であるようにも思うのでありますが、お伺いいたしたいのは、統...全文を見る
○三好始君 作物報告事務所が、その由来から考えまして、供出に関して最も多くの事務を執つて来たことは周知の事実でありますが、新たに名称を統計調査事務所と変更したことは単なる供出関係だけでなくして、広汎な統計調査事務を担当する事務所のような印象も受けるわけでありますが、政府の方では、...全文を見る
○三好始君 根本的な問題につきまして一つお伺いいた七九いのでありますが、現在の農林省の機構全体について、いろいろな問題が一部で考えられておるわけであります。例えて申しますと水産関係者の間では水産省を独立のものとして作るべきであるという意見が以前からあるのでありますが、最近も相当強...全文を見る
○三好始君 私も大体同意見であります。その点につきましてはこれ以上重ねてお伺いいたしませんが、先程私のお尋ねしました第二点、戦時中と今後とで農業政策の重点が移行して来る。それに伴う機構の変化というものが考えられる、こういうことについての御答弁がなかつたのでありますが……
04月24日第7回国会 参議院 内閣委員会 第23号
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○三好始君 本案の審議に当つては提案者の外に、むしろ政府当局にいろいろお尋ねいたしたい問題があるのでありますが、本日は出席がないようでありますから、他の委員から提案者に御質疑があれば別ですけれども、そうでなければ、次回の委員会において御質疑をいたすことにして、本日は御説明を承るだ...全文を見る
○三好始君 前回までの審議の経過について簡單に専門員の方から御説明して頂きたいと思います。
○三好始君 今度新たに設けられることになつております労働基準監督官の研習所に関しまして一つお尋ねいたしたいと思うのであります。それは提案理由の御説明によりますと、長期の訓練を行うという御説明でありますが、どの程度の期間が予定されております。
○三好始君 本年は約一ヶ月の期間で訓練を行う予定のようでありますが、基礎的な法規から始つて実務にまで及ぶ広汎な訓練を僅か一ヶ月で行うということになりますと、極めて形式的な訓練に止まる虞れがないかどうか、そういうことについてどういう効果が期待されるのか、一応の御説明を頂きたいと思い...全文を見る
○三好始君 先程の御説明によりまして、精神としては半年なり一年なりの研修の期間を設けたいが、本年は一ヶ月に止まつたというような御説明であつたと思うのでありますが、これは予算等の関係から本年に限つて暫定的に一ヶ月ということになつたので、来年度あたりから最初の方針に従つて半年なり一年...全文を見る
○三好始君 研修所における訓練は、新任の監督官のみならず、現職の監督官に対しても行われるようでありますが、現職の監督官が訓練を受けている期間中、監督官としての職場の実務に支障がないかどうか。何らかの特別な方法をその期間申請ぜられる御予定なのかどうか、承わりたいと思います。
○三好始君 前回の質疑に引続き補足的に数点お尋ねしたい。  先ず第一の問題として、試験研究機関に関してお尋ねいたしたいと思いますが、設置法で設けられることになつております農業技術研究所と七つの農業試験場、現在ある各府県に設けられておる農事改良実験所、この三つの関係が具体的にどう...全文を見る
○三好始君 地域農業試験場間の関係についてお伺いしました趣旨の一つに、例えば当然にどの地域においても畜産の問題は起つて来るわけでありますが、畜産に関係した試験がすべての農業試験場で行われるとは限らないような内容になつておるようであります。まあそういう場合に畜産、これは畜産と限つた...全文を見る
○三好始君 農事改良実験所は都道府県に移管するような計画があるようでありますが、現在農事改良実験所の全体の定員、予算がほぼどの程度になつておりますか。それと若しこれを都道府県に移管する場合に、恐らく都道府県立の農業試験場等にその定員を委讓するようにもなるかと存じますが、その辺の見...全文を見る
○三好始君 畜産局関係のうちで、国営並びに地方の競馬事業は今日では殆んど公営の賭博の役割しか果していないのではないか、これは残されておる殆んど唯一の趣旨と考えられるのが財政上の収入が目的になつている。こういう実情にあるのではないかと思いますが、政府は競馬事業を恒久的に継続して行く...全文を見る
○三好始君 前回の質疑におきまして、私は戰時中から最近までの農林省の機構なり農林行政の重点が、どちらかといえば不足しておる食糧なり物資を中心にしたものになつておつた。それが今後は農民経済を重点に置いた農林行政の運営なり機構なりに移行して行かなければならないのではなかろうか。こうい...全文を見る
○三好始君 只今の問題に関連するのでありますが、農林省の中の農政局であるとか、畜産局であるとかという大きい局については、大した異同がないかと思いますが、局の中の課については、農林行政の重点の移行に伴つて、今後或る程度の変化が予想されるのでありますが、それらについて近い機会に、農林...全文を見る
○三好始君 次に農林省関係の公団の問題についてお尋ねいたしたいと思います。最近各種の公団が整理廃止の傾向にあるわけでありますが、今回の法案におきましても、農林省関係で公団の整理統合が行われることになつております。結局農林省関係で残るものとして油糧、砂糖、食糧、肥料もこういう物資を...全文を見る
○三好始君 今回の改正法律案によつて、資材調整事務所が廃止されることにはなるわけでありますが、その事務の中で一部残る事務をブロックの食糧事務所が所掌するようになつております。ところでその特定の食糧事務所が受継いでやつて行く事務が具体的にどういうふうにして処理されるのか、例えば食糧...全文を見る
○三好始君 それでは農林大臣に、もう一度先程のお尋を繰返して申上げてお答えを頂きたいと思います。戦時中以来の食糧なり、農林関係の物資の不足時代から、今日のように農民経済が窮迫の様相を呈して来るような時代に変つて来ますというと、農林行政なり、農林省の機構の重点が、やはり農民経済の安...全文を見る
○三好始君 只今大臣の御答弁で政府の考え方が大体分つたわけであります。特別に総合的な一つの部を設ける日ような考えはないけれども、運用の面で連絡を緊密にして目的を達成したい、こういう意味の御答弁であつたと思うのであります。ところで現在各局なり課に分担せられておるそれぞれの事務を、運...全文を見る
○三好始君 折角大臣が御出席でありますから、この際前回お尋ねした中で、農林省機構の根本に触れる問題について重ねてお伺いいたしたいと思います。それは御承知のように現在の農林省は、農業を中心といたしまして林業、水産業に跨つて行政を担当いたしておるわけでありますが、一部では水産省設置の...全文を見る
○三好始君 本案は内容も簡單でありますし、質疑も前回でほぼ盡したのではないかと思いますので、質疑を打切つて討論採決せられんことの動議を提出いたします    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
04月25日第7回国会 参議院 地方行政・内閣連合委員会 第1号
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○三好始君 地方自治庁との関係につきまして、内閣委員長の方からいろいろ御質疑がありましたが、念のために私の方からももう一点、もう少しはつきりお伺いいたしたいと思うのであります。それは第十一條によりますと、「委員会は、その所挙する事務について、法律若しくは政令の規定を実施するため、...全文を見る
○三好始君 それでは地方自治庁設置法第三條第五号の「地方公共団体の行政及び財政並びに地方公共団体の職員に関する制度について企画し、」ということは、法律及び政令に関する企画に限定されるものと解釈していいわけでございますか。
○三好始君 そういたしますと、法律政令の企画、立案の外にも、この企画という意味が考えられているとすれば、やはり地方財政委員会との間に所挙所務の限界がはつきりしない点が起りはしないかと、こういうふうに考えるわけでございます。
○三好始君 それでは地方自治庁設置法第三條第五号で使われておる企画という表現は、地方財政委員会設置法第十一條の地方財政委員会規則の制定等には全然触れないものと解釈していいのですか。
○三好始君 小さな問題ですが、もう一つお伺いいたしたいと思います。それは第三條で第一項第一号に「地方公共団体の財政の運営に関し助言すること。」という表現が使われておりますし、第二号でも「地方公共団体の税制の運営に関し助言すること。」こういうふうに助言という表現がその外にも数ケ所使...全文を見る
○三好始君 先程委員長のお尋ねになつた問題に関連いたしまして、内閣委員の立場から簡単な問題ですけれども、一点だけお尋ねいたしたいと思います。それは第二條の規定の仕方の問題であります。国家行政組織法が施行されて以来の設置法は、例外なく国家行政組織法にその根拠をその條文の上で表わして...全文を見る
○三好始君 これ以上は見解の相違になりますから、重ねてお尋ねはいたしませんが、地方財政委員会が、実質上は国家行政組織法第三條第二項にいわれておる委員会であるといたしますならば、国家行政組織法の性格は行政機関全般を通ずる基本的な法規としてのものである以上、やはりその関連を第二條にお...全文を見る
04月25日第7回国会 参議院 内閣委員会 第24号
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○三好始君 引揚同胞対策審議会設置法は、第二国会における両院の決議に基いて政府提出で提出された法案が可決され、それで生まれているものと、私達了解いたしているのでありますが、先程の御説明では、議院提出で作られた法律のような御説明であつたと思うのですが、念のためにその点を質して置きた...全文を見る
○三好始君 ちよつと速記を止めて下さい。
○三好始君 それでは次にお尋ねいたしたいと思いますが、それは引揚同胞対策審議会設置法は條文にもありますように引揚促進に関する事項を大きな対象として審議会が設けられているのでありますが、また未帰還者が存在するということを私達考えておりますけれども、附則第七條のこの法律の有効期限の規...全文を見る
○三好始君 水産庁設置法の一部を改正する法律案につきましては、水産委員会に付託されました漁港法が先日成立いたしました結果、本案の漁港法に関する規定の部分を整理する必要があると存じます。  そこで本案に対する修正案を提出いたしたいと思うのであります。修正案文を朗読いたします。 ...全文を見る
○三好始君 本法律案は前回までにほぼ質疑を尽したものと考えられますので、討論採決に入られんことの動議を提出いたします。
04月26日第7回国会 参議院 地方行政・内閣連合委員会 第2号
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○三好始君 内閣委員の立場から一二お尋ねいたしたいと思います。一つは先程西郷委員の方から質問された委員の問題であります。第五條によりますと「委員会は、委員五人をもつて組織する」ということになつておりまして、その中の三人は明確に規定されておるのでありますが、他の二人については何ら制...全文を見る
○三好始君 只今の御説明では私達十分に承解することはできかねるのでありますが、政府においては地方財政委員が政党関係者であつてもいてとお考えになつておるのかどうか念のために重ねてお伺いいたしたいのであります。
○三好始君 只今の御答弁は、第五條第三項に掲げる連合組織が推薦するものに関してのお答えだつたかと思うのでありますが、私は特に問題にいたしておりますのは、これ以外の、総理大臣が任命する二人の委員を特に問題にいたしておるのであります。只今のお答えは連合組織が推薦したものに限定したお答...全文を見る
○三好始君 この問題は更に検討しなければならない問題も多いかと思いますので、連合委員会を打切つて地方行政委員会において審議される段階におきましても十分な御研究を頂きたいことを希望することに止めまして、もう一点だけお尋ねいたして置きたいと思います。それは昨日お尋ねいたしました法案の...全文を見る
○三好始君 昨日法務総裁にお尋ねいたしましたように、国家行政組織法が施行されて以来の設置法は、例外なく国家行政組織法との繋がりを明示いたしておるのでありまして、国家行政組織法第三條第二項の規定に基いてこの設置法が設けられたのであるという意味を明らかにいたしております。ところが地方...全文を見る
04月26日第7回国会 参議院 内閣委員会 第25号
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○三好始君 先程速記がついておらないときに我々にとつては極めて重要な御答弁があつたわけでありますが、城委員より要求がありましたように一応の公団等の監査の結論を資料として是非御提出を頂きたいと思いますが、経済調査庁の主要な任務として先程御説明のありましたように、国費の節減というよう...全文を見る
○三好始君 それから公団につきましては、その廃止の時期が近いというので一層不正な問題が行われやすい情勢にあると考えられるのでありますが、現在の経済調査庁の陣容を以てしてその目的を達することができるかどうか、こいうことについて危惧の念を抱かざるを得ないのであります。従来公団等に各種...全文を見る
○三好始君 只今経済調査庁の職員の能力の点についての御説明があつたわけでありまして、私が特に問題にいたしますのはそういう有能な人がおられましても事務の実状に応ずるだけの数が到底揃つておらないために、調査すべき問題について一通り当ることができなくて見本的に抽出をしてそれについて監査...全文を見る
○三好始君 サンプリングによつて根源を衝くということでそう大勢の職員がいらないようなお話でありますが、その衝かれた根源に基いて果して経理が正しく行われておるかどうかの具体的な監査をするということになると、やはり相当綿密な調査が必要になるわけでありますから、従来の状況が満足すべきも...全文を見る
○三好始君 定員法はこの後で提案理由の御説明も承わるわけでありますが、今度の定員法の改正案は主として経済統制の緩和に伴つて、統制に従事しておつた職員が減員の対象になつております。ところて経済調査庁の機能が、主として経済統制の励行の確保にあつた関係上、統制経済の枠が縮小されると定員...全文を見る
○三好始君 念のために伺つておきますが、一千六十六名の減員というのは二十五年度予算においてすでにそうなつておるのでありますか。或いは今回提出されました定員法上こうなつておるということなんでありますか。
○三好始君 先程申しましたように定員に関しては定員御審議のときに更に質疑をいたすようにいたじたいと思いますが、公団等の監査に関連しましてぱ具体的にお伺いしなければいけない問題がまだ多々あると存じますので、先程お願いいたしました資料の提出を待つて更に質疑をいたすように質疑を留保いた...全文を見る
○三好始君 定員法の一部改正案に対する提案理由の説明も聞く必要もありますし、この法律案は後程資料の提出を願うことにもなつておりますので質疑をこの程度で本日は打切りまして……。
○三好始君 議事進行について。本法案の審議に関して、本日のところは資料の提出要求に関する問題にとどめまして、質疑は次回に譲る方が研究の都合上から適当だと思いますので、その点二ついてお諮りをいただきたいと思うのでございます。
○三好始君 定員法案はすでに提出が予定されて随分長期間を経過いたしております。本国会も残すところ僅か数日になつたのでありまして、こういう時期に提出されて愼重に審議の上速やかに可決せられるような要請があつたのでありますけれども、我々として非常に提出の時期が遅れたことを遺憾に思うので...全文を見る
04月27日第7回国会 参議院 内閣委員会 第26号
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○三好始君 補足的に一ケ所お尋ねいたしたいと思います。試験研究機関の統合に関して前回までの委員会でいろいろお尋ねいたしたのでありますが、この際もう一度明確に政府の方針をはつきりお聞きいたして置きたいのであります。それは今回の改正案によつて全国に七つの農業試験場が設けられるわけであ...全文を見る
○三好始君 本委員会において経済調査庁法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、公団経理の監査の問題を数日檢討して参つたのであります。その一つの結論と申しますか、問題といたしまして、関係省の公団に対する監督は極めて不十分な点が考えられたのであります。今日いろいろ問題になつておる...全文を見る
○三好始君 何らかの有効なる監督の行われる機構の必要を感じておられるというお話でありますが、又その具体的な点については結論が出ておらないようなお話なのでありますが、御承知のように、公団はそう長い運命を持つておるわけでありませんので、やがて近い機会に廃止される予定になつておるわけで...全文を見る
○三好始君 公団の監督のために特別に置かれておる職というようなのは、あるのかないのかはつきり分りませんが、若しそういう專門の職員ないとすれば、本来の職務に忙殺されて、公何関係には手が廻りかねるという事情があるのではないかという気持もするんですが、その辺はどうなつておりますか。
○三好始君 議事進行について……農林省設置法の一部を改正する法律案は、五月一日に発足する予定のものもありますので、只今の梅津委員の要求の資料の問題は、それを待つて、更に質疑を続行するということになりますと、相当遅れることにもなるのですが、その点は梅津委員の方ではどういうふうにお考...全文を見る
○三好始君 農林大臣が来られましたので、只今問題になつております公団の経理の問題につきまして所信を伺つて置きたいのですが、御承知のように公団が、廃止が近くなりまして、各種の問題があることが明らかにされつつあるわけでありますが、農林省関係の公団におきましても、いろいろな問題が講ぜら...全文を見る
○三好始君 統計調査事務所の問題に関連してでございますが、農林統計の充実に関する所信を承つて置きたいのですが、作物報告事務所が統計調査事務所というふうに名称が変つて来ることは、これは今日の事務の実情にマツチするように名称を変更するという、そういう意味だけでなくして、恐らく農林省関...全文を見る
○三好始君 農林省設置法の一部を改正すり法律案に関しましては、後程審査することになります定員法に関連する部分或いはまだ審議中の経済調査庁法の一部を改正する法律案、こういうものが多少あるかと思いますが、それらの法律案を審査する際に更に触れることにいたしまして、本法律案の質疑はこの程...全文を見る
○三好始君 私は本案に対して数点の希望を申述べたいのであります。それは先ず第一といたしまして質疑の際に私の意見も述べて政府の見解を求めた点でありまして、農業政策なり農林行政の重点が戰時中に引続く最近までの物資不足の状態においては、どうしても不足する物資の問題を中心にして物本位の農...全文を見る
04月29日第7回国会 参議院 内閣委員会 第27号
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○三好始君 国家行政組織法に関しましては、本委員会としては、行政組織の根本的な体系を確立する上からいろいろ熱心な検討を加えて参りまして、部の問題、その他について、今後解決を要する各種の問題のあることを委員会多数の意思として考えて参つたのでありますが、これらの点に関しましては、今回...全文を見る
04月30日第7回国会 参議院 内閣委員会 第28号
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○三好始君 衆議院の修正に関して、大体の御説明がありましたが、簡單でよく分らない点もありましたので、一、二お尋ねいたして見たいと思うのであります。一つは、中央機構の修正に関する部分でありますが、次長は長官を助けて庁務を処理するという、その庁務の中から、総務部の所掌事務を除いた理由...全文を見る
○三好始君 次長の長官を助ける事務のうちから総務部の所掌事務を除外したことは、先程の御説明によつても私達理論的に了解するということはどうもできかねるのであります。いろいろな事情で今回それが如何ともし難い状況にあるのでありましたならば、将来の課題として十分御検討を頂きたいと思うので...全文を見る
○三好始君 一、二政府に対して希望を申上げたいのであります。一つは衆議院で修正いたしました第十一條第二項の点でありますが、これは先程質疑の際に申上げましたように、次長制度を採つておる以上衆議院の修正が実現することが、海上保安庁の事務の運営上果して妥当であるかどうかについては疑問な...全文を見る
○三好始君 私も実はこの点について但書の趣旨がどこにあるのかお伺いいたしたいと思つておつたところなんですが、先程来の質疑応答お聞いておりまして、最初から私そういう気持を持つておつたのでありますが、第一條の二の但書は全然無用の規定である。こういう気持がするのであります。特別調達庁が...全文を見る
○三好始君 衆議院側の誤解に基くのではないかと思われる考え方と妥協して但書を付けることに御賛成になつたとするならば、それは政府の態度は極めて自信のない態度であつて遺憾に思うのであります。竹下委員から御発言がありましたように、特別調達庁が仮に三年、四年というふうに継続するものと仮定...全文を見る
○三好始君 長官の発言がありましたから、もう一度念のために申上げておきますが、一年間を限るという期限の付けられたことが問題なのは、こういう規定が無意味であつて、何ら理論的な根拠がない、そういう点が問題なのでありまして、こういう但書が付いておつても、実際問題としては一年の期限が来て...全文を見る
○三好始君 第三十三條の二に規定しておりまする国税庁監察官に対してお尋ねいたします。国税庁監察官は、規定を見まするということ、司法警察官に代る職務を行うようでありますが、そういう特殊の任務を持つている国税庁監察官をどういうふうに任用される予定になつておるのか、この点を伺いたいので...全文を見る
○三好始君 国税庁監察官は、第三十三條の三の一項に掲げる犯罪に関する捜査等を行うわけでありますが、そういう特殊の任務を持つた監察官を任命するに当つて、先程お話にありましたような留意をされた上で任命されていることは、一応了承できるわけでありますが、任務の特殊性に鑑みまして、任用以後...全文を見る
○三好始君 三十三條の四に国税庁協議団を規定しておりますが、その協議団の行う事務なり組織はともかくといたしまして、協議団という名前そのものがどうしてこういろ名称になつたか一応お尋ねしたい。国家行政組織法第八條によりますというと、各行政機関には法律の定める所掌事務の範囲内で、特に必...全文を見る
○三好始君 名称に関連しで国税庁協議団の組織に触れた御答弁があつたわけでありますが、只今御説明の協議団の性格は、いわば会議制の機関と了解していいわけでありますか。
○三好始君 そういたしますと、形式的には国税庁又は国税局の長が決定するのだけれども、その決定は協議団の協議した結論を動かさないでそのまま決定するというふうに了解していいのですか。
○三好始君 そういたしますと、協議団の協議が、それぞれの協議官の間で意見を異にしてまとまらない場合、これは多数決によつても決めるようになるのですが。
○三好始君 これは質疑じやなくて、ちよつと今専門員と打合せておつて聞き漏らしたか分りませんが、国税庁協議団の性格と比較的よく似ておるもので、竹下委員のお尋ねになつた点に多少関連はあると思いますので、私は思い出して申上げるのですが、文部省に教育検定試験審議会というのがありますが、こ...全文を見る
○三好始君 これは他の場合について調べておらないので何とも言えないのでありますが、普通一つの法律、或いは法律案について、他の法律を引用する場合に、最初出て来たところへだけ法律の制定年次なり、ナンバーを附して、同一法律が次に出て来る場合は、それを省略するような例になつておるのですか...全文を見る
○三好始君 この前次長より提案の理由の御説明がありましたが、極めて簡單な御説明に止まつておりますので、この際本多国務大臣より今回の改正法案成立の事情なりその方針等につきまして、政府の採つた態度等を先ず伺つて置きたいと思うのであります。
○三好始君 只今の御説明によりますと、今回の定員法の改正はいわゆる行政整理をするという部面から申しますというと、経済統制の撤廃に対応する整理である、こういうことでありますが、経済統制の撤廃ということはすでに事実上撤廃されたものを指すのでありますか、それとも将来撤廃が予想されるもの...全文を見る
○三好始君 将来事務分量が縮小されることは確実かどうかということについては明らかに規定されて、一定の時期の後には事務そのものがこういうふうになるということが法的に確定しているもの、政府の政策として一例を申しますというと、今年の麦の供出完了後は自由販売をいたしたい、こういう希望的な...全文を見る
○三好始君 この定員法そのものの根本問題に触れて、定員法の規定の仕方に関してお尋ねいたしたいのですが、定員法施行後約一年を経過して、この規定の仕方そのものについて現行法のような定員法の規定の仕方が、適当かどうかについてほぼ結論を出せるような経験を積んだと思いますが、その一年間の経...全文を見る
05月01日第7回国会 参議院 内閣委員会 第29号
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○三好始君 直接改正案の内容の問題ではありませんけれども、基本的な問題として一応お伺いいたしておきたいのでありますが、人事院が今日厖大な機構を擁して活動をいたしておるわけでありますが、人事院の定員が定員法上除外されております。これは現行法第一條で明らかに含まれておらないのでありま...全文を見る
○三好始君 只今の問題で、人事院の出定員が定員法上含まれておらないのは、人事院が行政機関でないという見解に立つものですか。それとも人事院の独立性を尊重する建前なり何らかの特殊な事情からそうなつておるということなのですか。
○三好始君 独立性を尊重する建前から特別な取扱いをしておるもののように了解いたすのでありますが、独立性という点から言えば人事院に準ずるような組織権限を持つておるものも他に例が全然ないとも言えんのじやないかという気持がするのであります。例えて申しますと目下審議中だと思いますが地方財...全文を見る
○三好始君 改正案の第二條の表について数字的な問題を繞つていろいろお尋ねして、一応これらの全貌が明らかになつた後お尋ねする方が或いは適切な御題かも分りませんが、便宜上長官が御出席でありますから、第二項以下についていろいろお尋ねしてみたいと思うのであります。これは定員を一定の範囲内...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、予算の定める範囲内においてのみ政令によつて増加することだできるのでありますから、予算が第一項応規定している表よりは相当多いという前提の上に立つておるわけであります。勿論事実そうなつておるようでありますが、これは予算を定めるときに必要な人員を最大限と申...全文を見る
○三好始君 次に第三項の問題でありますが、各行政機関を通じて二千三百九十二人以内の職員を第一項に定める定員の外に置くことができるという規定がありますが、この非常に端数のある具体的な数字はどういう根拠で生まれて来たのか、お伺いいたしたいのですが、時間の関係もありますから詳細な説明は...全文を見る
○三好始君 時間もありませんから結構だと思いますが、これはいずれも暫定的に必要な職員と考えていいのでありますか。
○三好始君 附則についてお尋ねいたしたいと思います。第一項で「この法律は、公布の日から施行し、昭和二十五年四月一日から適用する。」ということになつておるのでありますが、四月一日から適用するということは、実際問題としてどういう取扱いになるの、か、これはちよつと分わかねる点もあるので...全文を見る
○三好始君 細かくなるかも存じませんが、四月一日から適用するということになりますと、現に今日は一日でありますが、五月一日現在ではこの法律の適用が行われておるという論理的な結果になるのでありますが、そうするとこの法律自身で減員になつておるのに拘わらず、而もこの附則等で暫定的な現在員...全文を見る
○三好始君 附則第四項「引揚援護庁の職員の定員は、第二條第一項の改正規定にかかわらず、昭和二十五年九月三十日までの間は、三千百五十八人とする。」これは意味がよく分るのであります。ところが但書の規定がちよつと了解し難いので御説明頂きたいと思います。即ち「但し行政機関職員定員法第二條...全文を見る
○三好始君 この四項の規定はこういうことになるのじやないかと思うのであります。改正案の第二條第一項によつて引揚援護庁の職員の定員が二千六百九十一人と規定されております。ところがそれを九月三十日までの間は暫定的に三千百五十八人を置けるわけであります。ところが但し第二條第一項に現行法...全文を見る
○三好始君 第二條第項というのは、改正された二千六百九十一人を指ておりますか。
○三好始君 そういたしますと、九月三十日までの間は又三千百五十八人というのは、三千百五十八人を必ず置かなければいけないという趣旨ではなくして、恐らくこれは最大限の数字だというのが規定の精神ではないかと思うりです。その範囲で二千六百九十一人になろうが、それ以上になろうがそれ」は但書...全文を見る
○三好始君 只今の質疑はミスプリントに基く間違いでありましたので、規定の趣旨は了解できましたから、この点はこれで終つて次の問題に移りたいと思いますが……
○三好始君 今回の経済調査庁法の一部を改正する法律案によつて、経済調査庁の性格は従来と相当異なって来るわけでありますが、経済調査庁の任務に鑑みまして、経理の監査等については最近いろいろな問題も起つておる状況にありますので、最善の能力を盡されまして、事務の遂行に遺憾なきを期せられた...全文を見る
○三好始君 議事進行について、本日の委員会は政府委員の出席の関係もありますので行政管理庁に対する質疑に止めて各省に関する具体的な問題については明日にいたしたら如何ですか。
○三好始君 休憩前に続いて二、三お伺いいたしたいと思うのですが、配付頂きました資料によつて欠員の状態を検討してみますと、殆んどすべての機関に亘つて大小はありますけれども欠員が認められるわけであります。その総計が二万五千六百二十七人となつているのでありますが、これらの欠員の中には、...全文を見る
○三好始君 休憩前に人事院の定員の、問題についてお尋ねしたのでありますが、性質は違いますけれども公団の定員についてもこれを定員法に規定すべきかどうかということについて、ほぼ類似の問題が考えられるのじやないかと思うのであります。各公団の職員が特別職の政府職員と考えられておるとすれば...全文を見る
○三好始君 今の梅津委員の質問に関連するというよりは同じ問題なんですが、改正法案の附則第十三項、第十四項の国家公務員法第八十九條から第九十二條までの規定の適用除外の問題なんですが、これと同種の規定が現行定員法にもあるわけであります。ところが現行定員法によるこの規定と、それから今回...全文を見る
05月02日第7回国会 参議院 内閣委員会 第30号
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○三好始君 総論的な問題もまだ残つておると思いますが、大体各省に関する数字的な質疑に入ることと思いますので、それに入る前に行政管理庁の次長より、提出頂きました資料に基いて一応今回の法律案の御説明をお願いいたしたいと思います。
○三好始君 時間の関係もありますから、定員法の一部改正法律案の質疑は一応この程度で止めて休憩に入りたいと思います。
○三好始君 配付頂きました資料の中で、行政機関職員定員法改正案純増減一覽という資料の総算の数字に関連してお尋ねいたして見たいと思うのでありますが、現行定員法では総ざの数字が八十七万三千二百三十七人になつておるわけでありますが、今回の改正法律案によつて増加する部分が二万二千百二十五...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、実員の整理、強制退職をせしめられるものは、最大四千四百名と起えるということは絶対にないと、こういうふうに了解してよいのでございますか。
○三好始君 その四千四百名ということは、或る部局から他の省の部局等への配置転換が可能な数字であるとか、或いは地方庁への採用の可能な数字であるとか、こういうものが四千四百名から出て来れば、それだけ現実の整理される人数は四千四百名より減つて来ると、こういうことに了解してよいのでござい...全文を見る
○三好始君 先程お尋ねした総計で考えた場合の強制退職の行われる最大限の数字の問題に関連しておるわけでありますが、今度の改正案によると、現在の実人員の状況から考えますれば、最大限四千四百名程度の定員外の人数があるわけでありますが、一方増員の数字があるわけであります。又現在の欠員が配...全文を見る
○三好始君 本多国務大臣にお尋ねするのは、ちよつと筋が違うかも分りませんが、先程のカニエ委員の質疑に関連するのですが、成る程政府部内で準備をする時期的な関係から言えば、予算を随分早くから準備をしなければならん、こういう点がありますから、完全に設置法、定員法が先ず決まつて、それから...全文を見る
○三好始君 この問題は大きい問題ではありますけれども、直接この改正案を審議する上に解決を付けなければいけない絶対のもののような気持もしませんから、余り深く触れることは止めておきますが、予算が通つたのちに定員法案を審議するという不合理は、これは争い得ない事実なんでありまして、予算の...全文を見る
○三好始君 各省の定員、具体的なものに関する部分は、それぞれの省の政府委員が出席した際にお尋ねしようと思つて、実は今までに私少しも触れなかつたのでありますが、技術的な問題に関しますので、長官なり、行政管理庁の御意見を一応承わる必要のある問題でありますので、一つだけお尋ねいたします...全文を見る
○三好始君 兼務の形で一応官房に籍を置きながら、現実に兼務でなくして食糧事務所の職員として事務をとつている、これが本委員会においてしばしば問題になつた仮定員の形になるわけであります。現在定員法の改正案を審議中なんでありますから、むしろそうした無理な形をとるのでなくして、修正案を提...全文を見る
○三好始君 運用の仕方を多少無理をすればそういうことをが或いはできるのかも分りませんけれども、予算総則第六條の嚴密な解釈の上から申しましても、そうして例を惡例として残さないという上から行きましても、法案の審議中なんでありますから修正が可能であるとすれば、そういう方法によつて解決す...全文を見る
○三好始君 この問題ははつきりしておりますので、繰返す必要もないと思うのでありますが、定員法上は本省の定員と外局である食糧庁の定員とは明確に区分されているわけでありまして、予算総則第六條の解釈の点などから考えましても、修正の時間的な余裕等があるといたしましたならば、これをすつきり...全文を見る
○三好始君 本法案につきまして、先般官房長官より一応の提案理由の御説明を承つたわけでありますが、具体的に法案につきまして、逐條的な御説明を承つて、それから質疑に入りたいと思います。
○三好始君 二、三お尋ねいたしたいと思います。一つは国土総合開発法が特に重点的に考えておる対象は何であるかという点であります。第一條を見まするという、とこの法律の目的とするところは極めて広汎に亘つておるわけでありまして、殆んど行政の全分野に関連を持つておるようにも受解けるのであり...全文を見る
○三好始君 この法律案が提出されるまでに、すでに北海道の開発に関する特別法、それから別府その他に関する温泉文化都市の特別法、こういうものができておるわけでありますが、これらの特別法と、今回審議中の国土総合開発との関係の問題でありますが、北海道の開発との関係はこの法律案自身で一応の...全文を見る
○三好始君 只今の問題もつて具体的にお伺いいたして見たいと思うのでありますが、この法案を拜見しますというと、都府県総合開発計画には道府県の自主性を相当強く認めておることが窺われるのであります。内閣総理大臣は都府県に対して必要な勧告を又助言をする規定に入れてはありますけれども、道府...全文を見る
○三好始君 別府その他の場合は北海道とは多少趣きが違う点もあるかと思うのであります。つまり別府その他の温泉文化都市の場合は、第十條の特定地域総合開発計画を適用することが可能なように思われるのでありますが、これらの特別法とこの総合開発法とは法律案として提出されるまでに何らかの事前の...全文を見る
○三好始君 もう一つ結論的に伺つて置きたいのでありますが、法律案相互の間に矛盾はないといたしましても、国土の総合開発に関する法律として、これを細かい特別法がいろいろ存在しておるという複雑な形でなくして、一本の法律に統一することが可能なのであれば、そうすることの方がすつきりするのじ...全文を見る
○三好始君 只今の問題はまだ少し釈然としない点があるのでありますが、次に移つてもう一点お伺いいたしたいと思います。全国総合開発計画と都府県総合開発計画或いは地方総合開発計画、それから特定地域総合開発計画、これらの関連性でありますが、つまり地方的な総合開発計画が集績されて全国的な総...全文を見る
○三好始君 もう一つ伺つて置きますが、この法律実施に伴う予算はどういうふうに措置されておりますか。
○三好始君 この法律実施のために必要な経費の額はどの程度の見通しなのかということと、その支出する技術的な方法をどういうように予定しておるかということについて伺つて置きたいのであります。
○三好始君 この法律による国土総合開発計画の立て方の具体的な問題についてお伺いしたいと思うのでありますが、第二條に国土総合開発計画を定義して五項目に亘る事項を列挙いたしております。この法律による総合計画はこれらの全体に跨る総合的な計画書のような形で作成されるものか、それとも具体的...全文を見る
○三好始君 今の御説明で大体のことは分るのでありますが、はつきりしないような気持もいたしますので、もう一度お尋ねして簡潔にお答えを願いたいのでありますが、第二條に掲げておるようないろいろな事項に関してこれらを通ずる一つの計画が立てられるのか、或いは項目的に、例えて申しますと、電源...全文を見る
○三好始君 只今の御説明で大分分りましたが、そういたしますというと、この計画は広汎に亘るだけに計画に参加する人も相当多方面に亘つて專門家を集めなければ計画の完全を期することはむずかしいだろうと思うのであります。そこで問題になつて来るのは審議会の委員の構成なんでありますが、第六條に...全文を見る
○三好始君 三十名以内の委員を補助する役割を果す專門委員は、第七項によりまして非常勤となつておりますし、恐らく人数には彈力性があるもののように考えられるのでありますが、一応專門委員はどの程度の人数になる予定でありますか。
○三好始君 行政機関定員法の一部を改正する法律案をいろいろ検討いたしました結果、私は修正案を提出いたしたいと思うのであります。私の提出いたします修正部分は農林省の定員に関するものでありますが、そのうち一つは先般成立いたしました農林省設置法の一部を改正する法律によりまして、資材調整...全文を見る
○三好始君 私は国土総合開発法案に対していろいろな希望なり、政府に申上げて置きたいことがあるのであります。第一番に、この法律案は非常に広汎な問題を取上げて、関係するところは随分広し範囲に亘つております。この法案審議に当つて建設委員会、経済安定委員会等との連合委員会の問題も起つたの...全文を見る
07月19日第8回国会 参議院 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号
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○三好始君 私は予め農林大臣の御出席を求めておいたのですが、農林大臣の御出席はどうなつておりますか。
○三好始君 明日の連合委員会に農林大臣の御出席を願えるとすれば、農林大臣に対する質疑をそのときまで留保さして頂きたいのですが、如何でしようか。
○三好始君 それでは岡野国務大臣に対する質疑をいたしたいと思います。附加価値税の問題に関連しまして、私達は協同組合のような特別法人は非保税とすることが適当ではないかという気持を持つておるのでありますが、これに対する国務大臣の御所見を承りたいのであります。私達が協同組合をなぜ附加価...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁を承つておりますと、農業協同組合に対してその特殊性に基いた考慮が拂われておるようには受取れないのであります。農業協同組合が一般の企業体と本質的に異るところから私達の先程の主張なりお尋ねが生れて来たわけでありますが、それに対する御答弁は到底私達の納得できるも...全文を見る
○三好始君 市町村民税に関してお尋ねいたしたいと思います。改正所得税法によつて扶養控除の対象になつておるものは、市町村民税に関して非課税とすることが適当だと存じますが、これについての国務大臣の御答弁をお願いいたしたいと思うのであります。
○三好始君 市町村民税に関して、更に一、二の点についてお尋ねいたします。  農業協同組合及び農業共演組合等の特別法人を非課税とすることは、土地改良及び耕地整理組合等と同様なふうに考えてやつて噴きたいという気持を持つておりますが、これに対する御意見を共承りたいのが一つ、もう一つは...全文を見る
○三好始君 最後に固定資産税について数つ点お尋ねいたしたいと思います。  農家に対して土地及び家屋を除く事業場の資産には固定資産税を非課税とすることが望ましいと考えられるのでありますが、これについて国務大臣の御見解を承りたいのであります。  何故農業について土地及び家屋を除く...全文を見る
○三好始君 昭和二十五年度分の固定資産税を課する農地の評価につきましては法定対価に乘ずる二二・五という計数が出ておるわけでありますが、この問題につきましては、昨日楠見委員より質疑がありましたので詳しい点は省略しますが、ただ畑の場合に二二・五という計数を用いますというと、賃貸価格の...全文を見る
○三好始君 只今の問題は田の場合は賃貸価格の四十倍という数字があり、畑の場合日は四十八倍ということになつておる、それを二二・五という数字が出て来たのは、田の四十倍という数字を今回の賃貸価格の九百倍というように合せるために二二・五という数字を出したじやないかと思うのでありますが、そ...全文を見る
○三好始君 只今の問題は現在の農業の実情から考えて、私は農業の収益力がそれ程重税に堪えるものではないと思つておるのであります。見解の相違ということになりますので、今回はこれ以上の質疑はいたさないことにして、最後に一点お伺いいたして置きます。  それは開田開畑及び土地改良施行業に...全文を見る
○三好始君 一点だけちつよつとお尋ねしたいと思うのでありますが、これは農地に対する固定資産税の課税標準を考えるに当つて、慣行小作権を考慮せられたかどうかという点であります。つまりあま土権その他の名称を以て、従来慣行小作権が存在しておつた地域が相当あるわけでありますが、この慣行小作...全文を見る
○三好始君 農地改革が行われて自作化が非常に進行いたしておるわけでありますから多くの場合に問題は起らないかも分りませんが、まだ所有者と耕作者が異なる場合に、所有者の持つておる農地の資産的価値というのは現在の公定価格の、賃貸価格の四十倍、四十八倍という公定価格の一部分が所有者の資産...全文を見る
07月20日第8回国会 参議院 農林委員会 第2号
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○三好始君 お尋ねに入る前に一点お願いいたして見たいのでございますが、それは先程門田委員からお尋ねのありました輸入食糧の価格に関連した問題なのでございますが、一応大臣の方から御答弁があつたのでありますが、我々にとつて詳細に承知して置かなければいけない問題でもありますので、食糧の輸...全文を見る
○三好始君 第一に私のお尋ねいたしたいのは、農林省の機構に関係した問題でありますが、前国会の内閣委員会で農林省設置法の一部改正案が提出された際に、私から一応大臣にお尋ねいたした問題であります。それは戦時中以来の日本の農林省の機構が農業政策の重点が、何と申しましても不足しておる食糧...全文を見る
○三好始君 前国会会における政府委員の御答弁では、特別に総合的な機関を設けなくても、現在ある局なり課なりの連絡を緊密に取ることによつて、相当目的を達することができるのではなかろうか、こういう御答弁であつたのでありますが、一応そういうふうにも考えられますけれども、農村の実情の推移如...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁の中で附加価値税に相当するものの割戻しといつたようなことがあつたと思いますが、その点についてもつと具体的な御答弁ができましたらお願いいたしたいと思います。
○三好始君 次に市町村民税であります。農業政策的な角度から農民負担を軽減する目的で、改正所得税法によつて扶養控除の対象になつておる者には市町村民税をかけない、こういうことにして貰いたいのが私達の希望なんでありますが、この点について農林省側ではどういうふうにお考えになつておるかとい...全文を見る
○三好始君 只今のお答弁によります、と、相当彈力性が残されておるような模様でありますので、農林当局といたしまして十分に折衝されるようにお願いいたしておきたいのであります。  次に、同じく市町村民税に関しまして、すでに土地改良及び耕地整理組合等は非課税になつておるわけでありますが...全文を見る
○三好始君 次に固定資産税に関しまして、数点お伺いいたしたいと思うのでございます。  農業に対して附加価値税が課されないのは、固定資産税を相当取ることになつておるのでかけない、というような意味のことを地方税法案の提案の理由の御説明の中にも言われておつたのでありますが、土地、家屋...全文を見る
○三好始君 同じく固定資産税の問題で土地改良及び耕地整理組合、農業協同組合、農業共済組合、こういう特別法人の所有する固定資産については非課税にすることがやはり農業政策的な角度から見て好ましいのでありますが、これについてはどういうふうにお考えでありましようか。
○三好始君 次に昭和二十五年度分の固定資産税を課する農地の課税標準の問題でありますが、この問題は楠見議員、それから片柳議員等より連合委員会において強調された問題でありまして、公定価格の二二・五を乗じたものを課税標準にするということは、現在の農業の実情、収益力から考えて非常な無理が...全文を見る
○三好始君 次にやはり固定資産税の問題でありますが、開田、開畑、土地改良施行地、こういうところに対して、減租年期を認めるということは、これは歴史的に考えられて来た農非政策上の一つの問題であつたと思うのですが、この点は地方税法案では考慮せられておらないように考えるのでありますが、農...全文を見る
○三好始君 先程片柳委員からお話がありました食糧管理特別会計に関連して一言お尋ねいたしたいと思います。それは今月米価の問題が生産者の立場からは安過ぎるという不満が強いし、消費者の立場からは高過ぎるという不満があるわけであります。その大きな原因は、生産者価格と消費者価格との開きが余...全文を見る
○三好始君 只今の問題は折衝中のようなお話でありますが、地方税法案で折衝の余地のある問題等と併せて、廣川農林大臣の勢力に大いに期待をかけるのであります。(笑声)どうぞしつかりやつて頂きたいと思います。
07月25日第8回国会 参議院 農林委員会 第4号
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○三好始君 数点お伺いいたして見たいと思います。補給金の廃止から肥料の値上りが起つて来るわけでありますが、これが更に先程の御説明によりまして相当の値上りが予想されることになる。こういうことで農家経営に対しては相当大きな影響があるわけでありますが、先ずお伺いいたしたいのは、配給統制...全文を見る
○三好始君 対象になるといたしましたならば、その具体的な方法については從来と変りはありませんか、方法について何かお考えありましたら、お伺いいたしたいと思います。
○三好始君 米価決定方式をパリテイ計算方式でやつておるということはまだ変更される予定はないと思うのでありますが、肥料の価格は統制が撤廃になつて自由になつた場合に地域的に変つて来るでありましようし、時期的にも相当変化が予想されるわけでありますが、パリテイ計算の基礎としての肥料価格を...全文を見る
○三好始君 窒素肥料は日本においても相当生産力を持つておるわけでありますが、肥料の需給の見通しからして、肥料の民間輸出が将来どういうふうに予想されるか一応御説明を頂きたいと思います。
○三好始君 肥料配給公団の問題でありますが、監督官庁が安本と農林省、大蔵省等に置れて、必ずしも農林省だけの監督の責任であるというわけではないのでありますが、局長の御説明によりましても、全体的には大体において農林省が責任の立場にあるというようなお話でありますが、大体公団が廃止される...全文を見る
○三好始君 公団の総裁が、新聞に出ておりますようにああいうことになつて、総裁としての責任ある仕事も進められないというような状況になつておると思いますが、その善後措置については農林省としては何も考えておりませんか。
07月26日第8回国会 参議院 農林委員会 第5号
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○三好始君 只今の御答弁で大体了承できたのでありますが、やや不明確な点があつたのではないかと思いますので改めてはつきりお伺いいたしたいのでありますが、只今の御答弁の内容は固定資産税の課税標準になる甘土料の存在する農地の価格は、賃貸価格に、先程申しました各地域それぞれの倍数を乘じた...全文を見る
○三好始君 これは大臣にお伺いした方が適当な問題かと思うのでありますが、この会期は御承知のように極めて短いのでありまして、地方税法案の成立を大きな目的として召集せられておるのでありますが、而も参議院の半数改選後の国会でありまして、この短期間の農林委員のメンバーも半数以上変りました...全文を見る
○三好始君 私のお尋ねが少し簡單過ぎて、聞かんとするところがはつきりお分りにならなかつたかと思うのでありますが、この法律案が前国会において提案せられて、農林委員会においても相当の審議を盡したと思うのでありますが、仮りに前国会においてほぼ質疑を盡しておつたと仮定いたしましても、参議...全文を見る
○三好始君 くどいようで恐縮なんでありますぶ、地方税法案の成立がどうしても必要であるというような特殊な事情がなかつた場合に、自作農創設特別措置法等の一部を改正する法律案、こういうものを提出して成立させるために臨時国会でも開くような、そういう程の必要があるのかどうかということと、若...全文を見る
○三好始君 私がお尋ねしたことと、多少御答弁の間に食い違いがあると思うのでありますが、こういう問題については、更に大臣の御出席のある際に重ねてお伺いいたすことにして、次の問題に移りたいと思います。  大臣にお尋ねする別の問題がもう一つありますが、それも次に廻しまして、提案理由の...全文を見る
○三好始君 そうしますと、政府の言う農地改革によつて達成せられた成果を恒久的に保持する方策と申しますのは、只今政務次官の御答弁になつたような規定を意味すると了解していいわけでありますか。
○三好始君 もう一つお尋ねいたしたいのでありますが、先程出た質疑に関連いたすのでありますが、市町村農地委員会の構成が、この法案によつて変つて来ることになりますが、一号階層は正名、二号階層は十名。選出せられる新たな委員のこの五名と十名の関係が、私たちの常識的な見方からしますというと...全文を見る
○三好始君 証人喚問が議題になつておるわけでありまするが、技術的に言つて証人喚問をこの委員会で本日決定したらいつ喚問できることになりますか、何日ぐらいかかりますか。
07月27日第8回国会 参議院 農林委員会 第6号
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○三好始君 この法律案を今会期中に通さなければいけない必然性があるのかないのか、この点を大臣としてどういうふうにお考えになつておるかということをお伺いしたい。この問題は昨日政務次官から一応の御説明があつたのでありますが、実際の審議を進めて参ります上に重要な問題であると思いますので...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁を承りますと、マツカーサー元帥の書簡の趣旨に応えるということ、農地改革は一応一段落したという見解の上に立つて規定を整備すると申しますか、そういうことが早く行われるのがいいというので、この会期に設立を希望しておるというようなお話でありますが、只今伺つた御答弁...全文を見る
○三好始君 諄いようでありますが、この会期は極めて短いわけでありますが、前国会で提出された法案と殆んど同じ内容のものではありますけれども、半数の改選によりまして、農林委員会の構成も変つて来て、委員の半分以上が交替しておるような関係もありまして、前国会の引続いての審議というふうに考...全文を見る
○三好始君 只今の御答弁に具体的な根拠が示されたように思うのでありますが、いろいろ農地改革の一応の区切りをつけるというような御趣旨もあると思うのでありますが、具体的には地方税法の成立に関連して小作料の値上げ、農地価格の改訂等を行うことがむしろこの法律案を、今会期中に成立させなけれ...全文を見る
○三好始君 只今までの物価庁第二部長の御説明を伺つておりますと米価政策に対して政府の態度が非常に消極的に過ぎるのじやないかというような印象を受けるのであります。岡村委員が最後に聽かれた生産費方式を採るがよいかどうかという問題に対しては率直なお答がなかつたように思うのでありますが、...全文を見る
07月29日第8回国会 参議院 農林委員会 第8号
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○三好始君 農民経済が成立つように米価、小作料、租税等を総合的に考えなければいけない、こういう考え方に対しては私も同感なのであります。ところで実際問題として米価がすでに與えられたものとして決定している、税金も同様に決定している、そういう場合には小作料のみを農民経済の立場から据置く...全文を見る
○三好始君 今までのお話に関連しまして一言お伺いしたいのであります。それは農地の全面解放を重点にした第三次農地改革を断行する必要があるとお考えになつておりますかどうか。若しそういうふうにお考えになつておるとすればその根拠を簡單に御説明頂きたいのであります。
○三好始君 先程来、大蔵大臣の米価に対するお考を承つて、現在の米価は不当に安いものであつて、これを引上げなければいけない。こういうお考のようでありまして、我々は非常に意を強うするわけでありまして、是非その線で進めて頂きたいのであります。ところで問題が一つありますのは、生産者価格は...全文を見る
○三好始君 麦の対米市価の引下げの問題については、私は必ずしも大蔵大臣と同じ見解を持つておらないのでありますが、この点については本日触れることはやめておきますが、先程私が申しました食糧庁の事務費、人件費を米価の消費者価格の中に織り込んでおるのを外ずすべきであるという見解についての...全文を見る
07月30日第8回国会 参議院 農林委員会 第9号
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○三好始君 今審議中のこの法律案につきましては、相当重要問題が沢山含まれておるので、この短い期間に審議するのは余程我々努力してもかなり無理な点かあることは最初からしばしば私申上げた通りなのでありますが、そのむずかしいいろいろな問題の中におきましても、例えば農地改革が一段落したとい...全文を見る
○三好始君 そういう比例的な計算をしますと、私の計算では約六倍になると思うのです。七倍と六倍というのは大した違いはないのでありますけれども、これは大きい問題なのであります。而もこれは生産費が一応比例的に動くものと仮定した場合の数字なのでありまして、私は生産費はそんなに比例的に動く...全文を見る
○三好始君 私はこれとは又全然別な角度から、資料というよりは、農林省が提出いたしましたこの資料を正確に把握できるような資料を出して頂きたいのですが、外の角度からの資料も出して頂けば結構でありますけれども、差当つてはこの資料そのものを十分把握できるように資料を出して頂きたい。
○三好始君 そういうものでも結構であります。
○三好始君 午前中の委員会で私から資料の提出をお願いいたしたのでありますが、差当つて今手許にあるものということで、一部ありましたのを拝見いたしたのでありますが、時間が十分になかつたのでざつと目を通した程度に過ぎません。そのざつと目を通した結果、一応気付いたことをお伺いいたして見た...全文を見る
○三好始君 今お尋ねしました租税公課の問題は、原單位計算による生産費の相当大きい項目でもありますので、只今御答弁になりました点をできましたならばもつと具体的に、所得税のこれだけを差引いておる、具体的な数字の御説明を後程で結構ですからお願いできれば幸いだと思うのです。  それから...全文を見る
○三好始君 一つお伺いいたしたいのでありますが、先程の原單位計算の問題でありますが、食糧庁企画課で作つた原單位計算の算定要領によりますと、原單位計算には租税公課を費目として採用いたしておりまして、その租税公課を一括して昭和二十三年に対する昭和二十四年の負担を一・五倍と推定しておる...全文を見る
○三好始君 そういたしますると、食糧庁企画課で作つておる原單位計算の費目たる租税公課の中に所得税を入れておること自身も理論的に言つて間違いである。こういう立場をお採りになるかどうか、伺いたいのであります。
○三好始君 入れない方式を使つておつたとおつしやいますけれども、先程お貸し頂いた資料には明かに入つておると私は認めるのでありますが、それについてのお考を承りたいのであります。
○三好始君 同じことでありますが、それだと食糧庁の企画課の資料が間違つた基礎の上に立つた資料だとこういうわけでありますか。
○三好始君 私は米価を決定する方法として、食糧庁が租税公課の中に所得税を入れた、こういうことでお願いしてておるのではなくして、食糧庁の作つておる原單位計算の中に明かに所得税を計算にいれておる。こういう事実に対して事務次官のお考を承つておるのでありまして、食糧庁で作つた原單位計算の...全文を見る
09月18日第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第1号
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○三好始君 先程本年産出の米価の問題についていろいろ今日までの経過を承わつたのでありまするが、計算方式そのものとしては依然としてパリテイ方式が採られております。パリテイ計算の結果出て来た数字にプラスアルファとしての三百三十六円が加算されるような結果になつておりますけれども、このプ...全文を見る
○三好始君 米価問題で一言伺いたい。政府の方では正式に米価が決るのは大体いつ頃のつもりですか。又いつ頃それに決めようという体制をとつておりますか。
09月19日第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第2号
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○三好始君 先程岡村委員から農林漁業金融公庫の設立に関して、関係方面とどの程度話が進んでおるかとの質疑があつたようですが、その一歩手前の問題としての政府部内の話合いがどの程度纏まつておるのかお聞きしたいと思います。大藏省側の意向について大体の御説明があつたわけですが、只今配付頂い...全文を見る
○三好始君 そういたしますと、只今頂いております資料は農林省の考え方であつて、この案を農林省は大蔵省当局と折衝して、細目を決めて行きたい。こういうわけでありますか。
○三好始君 第八国会閉会後、西山委員と私とで、主として供出制度の調査のために、愛媛県、滋賀県と出張して、いろいろ現地の実情も調査し、関係者の意見を伺つて帰つたのでありますが、只今御説明のありました供出制度の問題について、現地の調査等から感じたいろいろな問題があるのであります。その...全文を見る
○三好始君 只今の御説明で事後割当になつても生産を確保するために、余計の供出量を確保するために生産に対して統制を加えるというふうなことはしない。世界の食糧情勢なり、経済の情勢に応じて農家が自主的に経済安定の計画を立て得るような方向に持つて行くということは私も結構だと思うのでありま...全文を見る
○三好始君 一つだけ簡單な問題でお尋ねしたいのですが、私中座しておる間に或いはお尊ねがあつたかと思うのでありますが、食糧確保臨時措置法が明年三月で失効して、食糧統制の基準法規としては食糧管理法だけが残る。但し食確法の長所は浅して行きたいということで、食糧管理法の改正法案を次期国会...全文を見る
10月12日第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第4号
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○三好始君 特殊な地域の問題なんですが、八月の末から九月にかけて西山委員と私とで愛媛県、滋賀県の出張でいろいろなことを調査いたしたのでありますが、そのときに愛媛県の西南部の段々畠地帶の状況を現地調査いたしました。西五郡ですか、そういう可なり広い地域に跨がつて約八千町歩の特殊な段々...全文を見る
○三好始君 農業改良委員会が、政府の方針によりますと農業委員会として統合されるような予定になつておりますが、農業改良委員会の場合には、農地委員会とか農業調整委員会と可なり性質が違うと思いますが、統合することが改良普及事業の上に或いは支障を来たしはしないかというような危惧の念を持つ...全文を見る
○三好始君 改良普及員の素質なり待遇なりは、これは農業を指導する上に十分に信頼のできるような人であることが望ましいし、又それに応ずるだけの待遇を考えなければいけないと思うのですが、形式的に特別の給與を考えることもむずかしいかと思いますが、実質的には事務の実情に応じたような待遇を考...全文を見る
○三好始君 予算定員で、統計調査部関係千五百名の定員になつておるということでありますが、従来の例で見ますと、予算定員は千五百名でいいのだけれども、行政管理庁で定員法の改正案を出すときは、予算で減員された以上の減員の案を出しているという例がしばしばあつたような気がします。今度の場合...全文を見る
○三好始君 第七国会で食糧庁の定員を予算以上に政府案として出しておりました。それは今までのところでは唯一の例ではなかつたかと思う。予算で定員を獲得して置かないと、定員法でそれ以上にするということは実際問題として不可能なことになりますが……。
10月13日第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第5号
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○三好始君 畜産局全体として予算が前年度に比べて可なり増加しておることは非常に結構だと思いますが、私具体的な内容について方針なり、御意見を承わりたいと思うのでありますが、それは予算を見てみますというと、従来も大体そうだつたかとも思うのですが、畜産の重点がどちらかと言えば大家畜に置...全文を見る
○三好始君 これは中小家畜は單価が安いために特別に政府が面倒を見なくても、農家自身としてやつて行けるというような事情もあるかと思うのでありますが、先ほど申しました通り戰後の農家事情から言いますと、むしろ中小家畜は多く取入れられなければいけないような状況にもあると思いますので、将来...全文を見る
○三好始君 先ほど私がお尋ねいたしましたのは、競馬の本質的な性格等を考えてのお尋ねだつたのですが、これはいずれ大臣なり政務次官なり、そういう方面から御見解を伺うほうが適当かと思いますので、別に繰返してお尋ねいたしませんが、先ほど御説明のあつたような事務的のいろいろの経緯があつて財...全文を見る
○三好始君 飼料の輸入状況なり見通しの問題について、ちつとお伺いしたいと思います。日本の農業事情から言つて、飼料を自給するということは到底不可能な問題でありますので、畜産の発展を図ろうとすれば、どうしても飼料の輸入を促進しなければいけないということにもなつて来ると思うのであります...全文を見る
○三好始君 数点お伺いいたしたいと思いますが、二十五米穀年度から二十六年度の持越量は四百十七万六十トンという極めて大きい量になつておるのであります。これは輸入補給金の問題その他から考えまして可なり問題があるのではないかと思うのであります。こういうふうに大変大きい持越量になつた事情...全文を見る
○三好始君 従来の持越量に比べて多いように思うのですが、そういうようなことにはなつておりませんか。
○三好始君 先ほどいろいろ御説明を承わつて、米の生産者価格と消費者価格との開きが相当圧縮されるような模様でありまするが、予算面でいろいろ中間経費の節約の状況を承わりたのですが、これを簡單にわかり易く御説明頂くために、例えば石当りに直して従来の中間経費が幾らであつて、この補正予算な...全文を見る
○三好始君 今の問題は、我々としてははつきり把握して置く必要のある問題もありますので、一応計算した結果を委員会に御報告されますようにお願いします。
○三好始君 関連してちよつとお伺いしたいのですが、本年播付の麦の供出の問題でありますが、これは政府の方針では食確法の失効に伴つて事後割当をするという方針をとつておるわけでありますが、作付の問題はどういうふうになるのか、念のためにお伺いして置きたいと思うのです。つまり本年播付ける麦...全文を見る
○三好始君 今の問題は、御出席になつておる係の人ではつきりお答えできるかたがあつたら明確な御答弁を頂きたいのですが、生産目標が示されておることは、これは事前割当とは意味が違いますから、政府の方針に協力して貰うという法律上の義務でない形で農民が協力する場合、それから法的に強制力を持...全文を見る
○三好始君 最後にもう一つお伺いいたします。それば地方から随分要請がある問題なのですが、麦の供出をする時に、米石で供出をさせて、随分煩雑で農民が困るというような要望が強いのですが、その点をもう少し農民の煩雑を少くするために簡素な方法にできないものか、こういうふうに感ずるのですが、...全文を見る
○三好始君 今の問題はだんだん聞いて見ましたところ、米石で割当があつたものを麦に換算して供出しなければいけない。供出数量の点で非常に煩雑さがあるということをしばしば訴えられておるのであります。価格の点ははつきりしておるのか知りませんが、とにかく供出数量の点で非常に煩雑さがあるとい...全文を見る
○三好始君 今の問題は、末端の農家、個々の農家にまで煩雑な方法を強制しないで済むように、事務的に更に御検討頂きたい、こういうことを希望申上げて置きます。
○三好始君 一つだけ。麦類の対米市価の引下げを予定しておるわけでありますが、その理由として挙げておるところによりますと、配給辞退が麦類、外米等に集中しておるというような点があるのでありますが、一方食糧管理方式として、米麦の統制は現行通りの強度を以て行われるように考えておるのであり...全文を見る
○三好始君 一つだけお尋ねいたします。林業全体から見れば或いは小さい問題かもわかりませんが、生松脂の採取を指導し、促進するということは今の輸入情況から考えましても、又日本の林業全体から言つて相当余地があるじやないかという立場から考えても、予算の上でも取上げて行かなければいけない。...全文を見る
○三好始君 生松脂の採取技術につきましても、最近相当研究が行われ進歩しておるような点も考えられますので、是非とも技術の普及と、それから採取適地の調査と申しますか、そういつたような方面で一段の努力をお願いいたしたいと思います。それから先ほどお話のありました品質の惡いという点も精製技...全文を見る
11月30日第9回国会 参議院 農林委員会 第2号
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○三好始君 先ほど三橋さんのほうから植物防疫に関する行政機構の刷新強化の御質問が出たのでありますが、その際に農政局長は、農林省全体の機構改革の問題が出ておるから、それと睨み合せて考えて行きたいということと、若し農林省全体の機構改革が延びるようだつたならば農政局内部だけでも問題を考...全文を見る
○三好始君 防疫課ということになりますると、立法措置を必要としないと思うのでありますが、部ということになりますと農林省設置法の一部改正なり國家行政組織法の一部改正が必要になつて来ると思いまして、念のために伺つたのでありますが、課ということになるとそういう問題はありませんから結構で...全文を見る
○三好始君 農地に電柱が立つている敷地の手当金の問題なんですが、先般專門員のほうでお調べを願つた結果を見ますというと、最近まで電柱一本について一カ年四銭の手当金が出ておつたのが、実情に副わないというので二十銭、閣令によりまして十六銭の補償金が追加されて合計二十銭ということで今日に...全文を見る
○三好始君 資料を御調査の上で答弁されるようなお話でありますが、先程申上げましたように、現在のところ電柱一本について二十銭というような実情になつておるものを、当然に改めなければいけないというお答えを持つておるのかどうか。この点だけを政務次官に承わつておきたいと思います。
○三好始君 それで今までこの問題について電通省と交渉したというようなことはありますか。
○三好始君 それではこの問題は電通省側に御出席を頂きまして、お尋ねいたしたいと思いますので、出席されるまで留保いたしたいと思います。
○三好始君 これは委員会に必要な経費として十八億六千八百万円計上されておりますけれども、若し農業委員会法案が不成立になつた、修正が行われるとかして、三委員会の統合が政府案のごとく実現しなかつた場合には、この予算のほうの問題はどういうことになりますか。
○三好始君 最近農村で電柱敷地手当増額の要求が強くなつておりますが、この問題につきましてお尋ねいたしたいと思います。現在の電柱敷地手当に関する根拠法は、明治二十三年法律第五十八号の電信電話線建設條例によつてやつておるというふうにも承わつておるのですが、この法律は行現法として生きて...全文を見る
○三好始君 この法律によりますと、手当が一本ごとに一ケ年四銭ということになつておりまして、今の物価で申しますと、非常におかしい数字になつておるのでありますが、昭和二十年閣令三十九号によりまして、四銭のほかに一本ごとに一ケ年十六銭の補償金が支給されて合計二十銭になつておるというのが...全文を見る
○三好始君 その法律の改正案制定は、次の通常國会にでも出されるものと了解してよろしうございますか。
○三好始君 その場合に手当金はほぼどの程度に増額の予定になつておりますか。おわかりでしたらおつしやつて頂きたい思います。
○三好始君 これを現在の物価から考えて相当額に引上げるということになりますと、予算措置もそれに伴なつて必要になつて来るのじやないかと思うのでありますが、それらはどういうふうになつておりますか。
○三好始君 そういたしますと、手当金が増額になり、それに伴なつて予算が必要になつて来るということになりますと、補正予算とか、或いは予備費とか、何らかの措置が必要となつて来るのですが、若し手当金が増額になるというような結果になりますと、そういう予算措置についてはどういう方法をお考え...全文を見る
○三好始君 先ほどお話のありました、新たに法律を作つてその中で手当金の問題も解決して行きたいというふうなお話だつたと思うのでありますが、一本二十銭という現行の手当金は極めて非常識な低い額でありますので、その法律の制定が若し遅れるような場合には、手当金の問題だけでも早急に解決するよ...全文を見る
○三好始君 私その点について先ほど一応御説明があつたから重ねて要求しなかつたのですが、請求を待つて初めて支払うということでなくて請求がなくても当然に簡易な手続で支払われるという方法に是非改めてもらいたいと思います。それと幾らの手当金にするかという点については、私はやはり農家に犠牲...全文を見る
○三好始君 従来の一本三十銭という手当金を恐らく請求しておる者はないと思うのであります。これは請求権としての時効のやはり年数があるのではないかと思いますが、若し請求を要せずして支払うというふうに規則が変つた場合に、従来請求しなかつた一本二十銭というのは、たとえ遡つて増額されなくと...全文を見る
12月05日第9回国会 参議院 農林委員会 第4号
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○三好始君 先ほど来の質疑応答で、明年から米以外の食糧の完全な統制撤廃が予定されておるようなことは明らかになつたのでありますが、    〔委員長退席、理事岡村文四郎君委員長席に着く〕  米の統制は明年産から割当方式が事後割当になる以外は現行通りになると考えていいのか、或いは軍...全文を見る
○三好始君 事後割当制度になりまして、作付も自由であるということになるわけでありますが、そうしますというと、農家によつては米作をしないで全面的に作付転換をするような場合も起り得ると思うのでありますが、その場合に保有食糧の問題をどうするか、転換しても、保有食糧という表現は或いは正確...全文を見る
○三好始君 農業経営に自主性を回復させるという意味で作付が自由になることは、一つの大きな意味を持つておると思うのでありますが、その場合に農家だけから食糧の配給のほうは保障しないという方針が若しとられたといたしますと、経営の自主性、作物選択の自主性という問題は成り立たないことにもな...全文を見る