村井仁

むらいじん



当選回数回

村井仁の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(村井仁君) いわゆる児童虐待の問題というのは、しばしば家庭内のしつけの問題であるとか、あるいは保護者の責任の問題だと、余り警察が立ち入るべき問題ではないというような感じで過去受け取られてきた面がございますけれども、先ほど生活安全局長から御答弁申し上げましたように、児童...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 警察といたしましては、児童虐待の防止等に関する法律の目的、趣旨を踏まえまして、虐待児童の早期発見と適切な、もし違法の事実がございましたらこれをきちんと事件化していく、それからまた関係機関との連携の強化を図っていく、それからまた、これを、先ほどもちょっと申し...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○村井国務大臣 全く同感でございまして、来日外国人の犯罪というのは実は非常にふえておりまして、さらに凶悪化あるいは組織化というような傾向がございます上に、地方への拡散というような現象も顕著でございます。  例えば一例、強盗でございますけれども、これは十年前に比べまして検挙件数で...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○村井国務大臣 新潟の大変残念な事件からちょうど二年になろうとしているというところでございます。  二十数万人という大変規模の大きい職員を抱える警察でございますから、不祥事が全くないとは残念ながら言い切れないところでございまして、また、とりわけて、過去の事案が、例えば五年前、六...全文を見る
○村井国務大臣 二月の二十六日でございましたか、当時の新潟県警本部長につきましては減給処分をいたしました。それを受けまして、二月の二十九日に関東管区局長と本部長が依願退職をし、そしてただいま委員御指摘のように、その翌日、三月一日でございますけれども、関東管区局長それから新潟県警本...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○村井国務大臣 大変微妙なお話でございますけれども、いろいろな形で、いわゆる朝鮮労働党のいろいろな形での国内での動きというものが、それはあり得ることだろうとは私も思っております。  ただ、それらにつきましては、私ども、いずれにいたしましても、十分な警戒感を持ちながら活動を続けな...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○村井国務大臣 国家公安委員会委員長として、所信の一端を申し上げます。  最近の治安情勢を見ますと、強盗などの凶悪犯罪が増加しているほか、少年による凶悪犯罪、女性や子供を被害者とする犯罪、あるいはひったくりなどの街頭犯罪等、国民の日常生活を脅かす犯罪が多発しております。加えて、...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○村井国務大臣 私も、まずもって、先般のJR九州における電車衝突事故におきまして負傷された皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い御快癒をお祈り申し上げたいと思う次第でございますし、また、大変残念な事故でございましただけに、あのような事故が再び起きることのないように、関係者...全文を見る
○村井国務大臣 日本に限らずどこの国でも、日本の場合は自衛隊ということになりますか、よその国ではいわゆる軍隊ということになりますが、これと警察との関係、これはどういうふうに仕切るか、結構難しい問題でございまして、各国においてさまざまの対応がなされているのが実態でございますけれども...全文を見る
○村井国務大臣 ちょっと整理してお答えさせていただきますと、先般、中央省庁の再編が行われました際に、確かに、行政改革会議の中間報告という段階でございましたけれども、海上保安庁を国家公安委員会の管理のもとに置くべきであるという御提案があったことは一つの事実でございます。  ただ、...全文を見る
○村井国務大臣 恐らく、大変人脈の広い細野委員を信頼されて、おつき合いの中で信頼の置ける人を御紹介いただけるんじゃないかというような含意もあってそんなお話があったのかと存じますけれども、それはそれといたしまして、一般論として、このワールドカップの大会の警備の問題につきまして、御指...全文を見る
○村井国務大臣 リストをつくるというところまでいくかどうかということは、これはそれぞれの警備対象、それから警備会社の実態、それからJAWOCに出向しております、これは、JAWOCにおいて警備課長というようなポストは、それぞれ支部の警備課長というのは、現職の警察官が出向して任に当た...全文を見る
○村井国務大臣 私の所信の中では、真に国民の期待にこたえる警察という言葉を使いまして、そこで含んだつもりではございますが、それはそれといたしまして、確かに御指摘のように、平成十三年度四百八十六人、平成十二年度はこれが五百四十六人だったわけであります。  この背景でありますけれど...全文を見る
○村井国務大臣 警察の管理のあり方というのは結構いろいろ議論のあるところだと思うんです。私は、今の国家公安委員会制度というものは、これはもう長々申し上げる必要はございませんけれども、戦前の内務大臣による警察の管理という体制の反省の上に立ちまして、国民の各層の意見を常時的に反映させ...全文を見る
03月07日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○村井国務大臣 防災担当大臣を仰せつかっております村井仁でございます。第百五十四回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げたいと存じます。  昨年は、台風、集中豪雨等が相次いで発生し、各地で被害が発生いたしました。災害によりお亡くなりになられた方々と...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(村井仁君) いわゆる体感治安というようなことも言われますけれども、現実に、いわゆる刑法犯認知件数、警察が知った刑法犯の件数、交通事犯を除いておりますけれども、この数字で見ましても、昭和四十八年百十九万件というのがこれは過去一番低い数字でございましたが、そのころからだん...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 全くおっしゃるとおりでございまして、先ほども二百七十三万六千件という数字を申しましたけれども、これは例えば自転車を盗んだとかいうようなものも含まれます。殺人も一件として含まれます。  そういう意味で、今御指摘のように、主要な罪種と申しましょうか、そういう...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) この辺は大変難しい問題でございまして、経済環境でございますとか社会環境の変化というようなこともあろうかと存じます。それから、何と申しましても、根幹にございますのは、ある種の社会規範の欠如というようなものがあろうかと思います。  この辺、いささか独断になろ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まず、お答え申し上げます前に、誤解を避けるためにできるだけ正確に申し上げたいと存じますけれども、私は、来日外国人という、この来日外国人という定義でございますが、これは日本に永住権を有する外国人、それから在日米軍関係者、それからどういう資格で在日している、在...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いろいろ、どのケースを取り上げるかということでございますが、一つ特徴でございますけれども、来日外国人の検挙件数というのが十年前に比べまして、強盗につきまして約三倍になっているというようなことを見ますと、凶悪化ということが一つ言えるんだろうと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 検挙率について、確かに非常に残念な数字でございまして、平成十三年の数字は一九・八%という過去最低の数字を記録しているのが事実でございます。
○国務大臣(村井仁君) 事実でございますので、まず五年くらいのスパンでざっと申し上げたいと存じますが、殺人の検挙率は、これは大体一貫して九〇%台を維持しておりまして、そのときによって高低ございますが、平成十三年九四・一%ということでございます。それから強盗でございますけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 検挙率の低下は、私どももこれは非常に憂慮している問題でございますけれども、一つは従来の聞き込み捜査などの手法を活用した捜査が大変困難化しているというのが一つの原因であろうかという感じはいたしておりますが、先ほどもちょっと申し上げましたように、何といいまして...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 過去五年間における集団密航件数でございますけれども、失礼、集団密航事件、警察及び海上保安庁が平成九年に七十三件、千三百六十人を検挙した事例がございますが、それ以来、だんだん減少する傾向にございましたけれども、十三年には増加に転じまして、二十二件、三百十六人...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私ども承知しております限りでは、中国からの集団密航事件につきまして、その密航者の勧誘でございますとか、あるいは引率、搬送、日本における密航者の受入れ、隠匿、それから仕事のあっせん、こういったことまで取り仕切る密航請負組織のことをいうと。いわゆる蛇の頭と、こ...全文を見る
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(村井仁君) 私も全部聞いていたわけではございませんけれども、政治家がその政治活動を通じまして証人喚問を受けるという事態になりましたこと、大変重く受け止めて拝見をしておりました。
○国務大臣(村井仁君) 私から申し上げさせていただきますが、警察は、治安維持の責務を全うするために法に基づきまして必要な情報収集を行っているわけでございますが、その具体的な内容にかかわる事項につきましては、今後の警察活動に支障を来すおそれがございますので、基本的に答弁を差し控えさ...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(村井仁君) 昭和五十七年の四月のことでございますけれども、イギリスに留学するために出国した有本恵子さんが消息を絶ったという事案がございまして、それから、御家族その他の関係者から行方不明前後の状況等につきまして事情をお伺いしておりました。  また、海外の関係各機関との...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○村井国務大臣 ただいまの松原委員の御指摘、全くごもっともなポイントでありますけれども、しかし、やはりこの三宅島の災害というのは、ある意味では、私どもが経験したことのない一つの災害事例ではないかという感じを私は持っております。  孤島であのような噴火が起きて、そして全島民が避難...全文を見る
○村井国務大臣 全島避難そのもの、意思決定は、形式といたしましては、三宅村という、市町村レベルで決定をするということでございますから、三宅村が行うものであります。しかし、島民の生命の安全ということを第一に考えるという観点から、東京都、それから国におきましても、しかるべき資料の提供...全文を見る
○村井国務大臣 私、過去一年近くずっと、この問題につきましていろいろなお話も伺い、私なりに考えてまいったことを振り返ってのことでございますけれども、一つの基準としましては、先ほど話題になりました桜島のレベル、この辺のところまでいけば何とかなるのではないかというような議論があったこ...全文を見る
○村井国務大臣 確かに、人間、結局、希望を持つということがある意味では生きる一番の支えになる、私もそのように思うわけでございます。さような意味で、何とか、今、松原委員御指摘のような形での対応を私どもも願っているわけでございますけれども、しかし、災害につきまして、私、しばしば申し上...全文を見る
○村井国務大臣 具体的な効果としましては、生活支援法の適用につながるかどうかという問題だと存じますが、一方で、この災害に遭われた方に対する第一義的対応というのは、市町村レベルでまず対応していただく、これがやはり原則だろうと思うわけでございます。  そういう観点から考えますと、そ...全文を見る
○村井国務大臣 基本的な問題でございますので、私からちょっと申し上げさせていただきたいと存じます。  昨年十二月の総理からの強化地域指定の諮問を受けまして、この三月四日でございますが、中央防災会議の東海地震対策専門調査会というものを開催いたしまして、強化地域の指定の考え方、それ...全文を見る
○村井国務大臣 私も、そのニュースには大変衝撃を受けたものでございますけれども、基本的に、東海地震につきましては、そのメカニズムがある程度解明されているというような判断もございまして、昭和五十五年以来、ちょっと長い名前の法律でございますが、地震防災対策強化地域における地震対策緊急...全文を見る
○村井国務大臣 今雪おろしという例を取り上げられて、遠藤委員から非常に重要な御指摘がございました。  昨年の防災白書でも実は書いたことでございますけれども、国土の六割が人の住まない地域になっているというような問題もございまして、率直に申しまして、この高齢化の問題、それから過疎の...全文を見る
○村井国務大臣 この四月に開館する予定の人と防災未来センターにつきまして、赤羽委員から大変御理解のある御発言をちょうだいいたしておりますが、阪神・淡路大震災、確かに、私は、先進国で大変な災害を受けた典型的な例であるということもございまして、いわば、それによって得られました知見を国...全文を見る
○村井国務大臣 たびたび申し上げておりますが、三宅島につきまして、一年を超える全島民の避難という非常に異常な状態になっているということを踏まえまして、私ども、ともかく島民の生活支援のために思い切ったことをやらなければいけないという思いを非常に強くしております。ただいまの赤羽委員の...全文を見る
○村井国務大臣 阪神・淡路大震災、これは、今、塩川委員御指摘のように、建物の倒壊あるいは恐らく家具の転倒等によります圧死が非常に大きかったということは、逆に申しますと、建物の耐震性を高める、あるいは家具の転倒を防止するというようなことで対応が可能な世界だということも示唆しているの...全文を見る
○村井国務大臣 私も全くそのとおりだと思っておりまして、そういう意味で、いろいろな機会に、私どもといたしましても、耐震化の必要性につきまして、国民の皆さんの御関心をできるだけ高めていただくような努力を重ねているところでございます。
○村井国務大臣 全くそのとおりでございまして、そういう意味では、何とか新しい建築基準法に基づく耐震性、このレベルまで耐震化をそれぞれの個人住宅においてやっていただくような方途を私どもとしても考えなければならないと思っております。
○村井国務大臣 今、三沢局長からお答えをした中にも含まれておりますけれども、住宅の耐震化というのは、基本的にはやはり、ある種の個人財産の強化と申しますか、そういう性格がございますから、そこのところで、どこまで公が入っていくかということにつきまして一定の限度があるのではないか。 ...全文を見る
○村井国務大臣 今の塩川委員の御発言に関連しまして、私、もう一つだけ感想を申し上げさせていただきますと、耐震化を進める上で、今、委員はたまたまその支援というような角度からお話しになられましたが、もう一つ、やはり規制というような対応も政策選択としてはあり得るということだろうと私は思...全文を見る
○村井国務大臣 現在、三宅島、先ほども申し上げたことでございますが、一日一万トンないし二万トン程度のガスが噴出をするというような状況でございまして、それがまた時には一日に三万トン、四万トンというレベルまで上がる。全体の傾向としては、確かにだんだん下がってきてはいるわけでございます...全文を見る
○村井国務大臣 活動火山対策特別措置法に基づく避難施設等の整備というような趣旨での御質問かと存じますけれども、これは島民帰島のめどが立った段階で、島の復興復旧計画の具体化の際に考える課題ではなかろうか、こんなふうな位置づけで私どもとしては認識をいたしております。
○村井国務大臣 委員の御指摘は、あれでございましょうか、現在、確かに島の公共工事等を進めるために相当数の人が入っております。そのためのいわゆるクリーンハウスと称する建物を建てて、ある程度の人数が住める状態にはしてあるわけでございますが、それをもっと大規模な形でやれというような御趣...全文を見る
○村井国務大臣 逆に、何かの法律を適用するということになりました場合には、それによってどのような効果がもたらされるのか。専門家である山田委員に大変失礼な言い方でございますけれども、失礼に当たるかも存じませんが、私は、それによってどのような現実的な効果をもたらすことができるかという...全文を見る
○村井国務大臣 いや、ですから、率直に申しまして、その法律を適用したらどのような効果があるかということの議論になるのだろうと思うのです。  そういう意味で、今、山田委員は、たまたま各部落ごとにある公民館をクリーンハウス化すれば相当数の人が泊まれるのではないかというような御指摘が...全文を見る
○村井国務大臣 今の段階は、そういう活火山法の適用をするような時期ではない、それはそのように御理解いただいて結構でございます。
○村井国務大臣 確かに委員御指摘のように、御本人たちの責任でも何でもない、災害によってこのような事態になった、しかも、これが一年を超える大変異常な状態になった、これはもう御指摘のとおりだと思います。  そういう意味も含めまして、今まで三宅島の島民に対しましては、都営住宅の無償提...全文を見る
○村井国務大臣 繰り返しになりますけれども、やはり災害に遭われたという意味では、他の事例もいろいろあるわけでございます。それで、その災害がおさまって、復旧が進んで、生活が平常に戻るというのが一番理想的な状態でございますけれども、三宅島の場合、そのめどがつかないという異常な状態にあ...全文を見る
○村井国務大臣 私も残念ながら現場に居合わせたわけじゃございませんからあれでございますが、原子力事故と呼ばれるものが、一般論で言えば、極めて起こりにくいものだという趣旨のことを強調したのではないか、そういう発言だったのではないか、今拝聴していて、このように理解をいたしました。 ...全文を見る
○村井国務大臣 日本は、世界の活火山の一割を超える八十六の活火山がある、そしてまた、リングオブファイアと呼ばれる、まさに地震の巣のようなところにあるということでございまして、そういう意味では、予知問題などにつきましても大いに知見を高めていかなきゃならないということでございますけれ...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(村井仁君) 本件でございますが、御家族その他関係者からその行方不明後の状況につきましていろいろ事情をお伺いしてまいったわけでございますし、また海外の関係各機関との情報交換などもいたしておりました。また、日本国の国内外での捜査の結果を総合的に検討して北朝鮮による拉致と警...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(村井仁君) 国家公安委員会委員長として、所信の一端を申し上げます。  最近の治安情勢を見ますと、強盗などの凶悪犯罪が増加しているほか、少年による凶悪犯罪、女性や子供を被害者とする犯罪、あるいはひったくりなどの街頭犯罪等、国民の日常生活を脅かす犯罪が多発しております。...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(村井仁君) 三宅島の問題というのは本当にある意味ではほかの災害、地震災害の例といささか様相を異にしてまいったというような感じを私自身も感じております。一年半にわたりましてともかく島から離れ、そして戻るめども付かないと、こういう深刻な状態でございまして、今、委員正に御指...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まず、現在の三宅の状態でございますけれども、なお一日当たり一万ないし二万トンの有毒ガスが出ておりまして、これが時には三、四万トンのレベルに上がることもございまして、率直に申しまして、今の段階でいつ帰島できるような環境になるかということはまず分からない、そう...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 確かに、平成十二年の十二月に旧国土庁に設置されました被災者の住宅再建支援の在り方に関する検討委員会、ここで取りまとめをいたしまして、被災後の避難所生活の段階、それから仮設住宅生活の段階、そして最後に恒久的住宅生活の段階、この各段階における安定した居住を確保...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変難しい問題でございますけれども、今のうちからできるだけ準備をしておかなきゃならないという問題意識は持っておりまして、そういう意味で、学識経験者や三宅村経済団体の関係者、それから三宅村職員等で構成される三宅村復興計画策定委員会というものを今年の一月に立ち...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いわゆる東海地震でございますが、これにつきましては駿河湾付近を震源として起きるいわゆる海溝型地震とされておりまして、マグニチュード八クラスの巨大地震が百年から百五十年の間に一回発生している。そういう意味では、前回の一八五四年、いわゆる安政東海地震から既に百...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 阪神・淡路大震災のことを思い返してみましても、六千四百人を超える方々の生命が失われたわけでございますが、後で確認をしてみますと八割方が、これは推計でございますけれども、発災直後に倒れてくる建物あるいはその倒壊、倒れてくる家具などのために下敷きになって亡くな...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ただいま委員既にお述べになられましたように、有本恵子さんの案件につきましては警察としましてもかねて鋭意捜査を進めてきた事件の一つでございますけれども、今回、よど号グループの元妻から得られた証言、供述等を含めまして、これまでの捜査結果、これを総合判断をいたし...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 警察におきましては、破綻いたしました朝銀の経営陣に対する刑事責任の追及という観点から、昨年秋以来、朝銀東京、朝銀近畿等の元理事長あるいは在日本朝鮮信用組合協会会長、それから元朝鮮総連中央本部財政局長ら合わせて二十四人を背任それから業務上横領等により逮捕する...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 警察の立場と申しますのは、やはり法律に違反することがあればそれを適切な捜査を行いまして、法に定める手続に従って処理をするというのが警察の役目でございまして、ただいまの金融担当大臣の御発言につきまして、私から特段申し上げることはございません。
03月20日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○国務大臣(村井仁君) 防災担当大臣の村井仁でございます。  第百五十四国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げさせていただきます。  昨年は、台風、集中豪雨等が相次いで発生いたしまして、各地で被害が起こりました。災害によりお亡くなりになられた方々...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(村井仁君) そのような報道がありましたことはもとより十分承知しております。全日本交通安全協会から、昨年五月に税務当局から更正通知を受け、これを受け入れたという報告は受けております。  この内容でございますけれども、実は私ども、まだ現段階で完全な把握ができておりません...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) そのような指摘をしたという事実は承知しております。  ただ、これは一般論として、このような公的な、まあ一般論として、公益法人等のこのような業務につきましてできるだけその経費を低廉に上げるために競争入札等々を行うのは適切だという一般論はございます。その中で...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まず、税法上の判断と、それから団体の経理の上の判断とが、これが違う場合というのはこれは間々あるわけでございまして、いわゆる経費性につきまして、これは、この法人が行っております教本の作成というのは収益事業と、このように観念されておりますから、その収益事業のそ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 正に委員御指摘のような趣旨で私もこの問題についてはきちんとさせたいと考えております。税法上の当否ということがきっかけになってたまたま表に出たわけでございますけれども、これはある意味ではいい機会でございますから、きちんと透明にさせたいと、このように考えており...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 昨年の九月の一日の未明、歌舞伎町の一丁目において発生しました火災事件でございますけれども、死者四十四名、負傷者三名という本当に悲惨な雑居ビル火災事件だったわけでございます。  警視庁でその出火原因等を究明するために捜査を鋭意推進しているわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 風俗営業とその建築物との関係でございますけれども、これは御案内のとおり、警察としましては、風俗営業の許可や営業所の構造設備の変更承認の申請を受けた場合に、その申請に係る建築物が建築基準法ですとかあるいは消防法に違反する疑いがあることが分かった場合の措置でご...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 今年の三月の段階で、昨年十一月に出しました通達に基づきまして、関係行政庁との間で警察と地域の実情を踏まえて連携を図るための仕組みを構築するための協議を行いまして、実際にその仕組みがスタートしておりますのは二県でございます、奈良県と長崎県。それから、近く四月...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) よくもう一度実情を検討いたしまして、今委員の御指摘のような方向で考えたいと思います。
○国務大臣(村井仁君) 実際問題としまして、警察の持っております実務能力等々から判断いたしまして、どうしても関係行政庁の御協力を得ながらやらざるを得ない、それから事務の処理がある程度文書上の処理にならざるを得ないというところは、その量的な問題も含めまして委員御賢察いただけるところ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 正に今、委員御指摘のように、関係行政庁との連携というのを各府県の実情に合わせましてできるだけ的確にやってまいる、それがまず私ども警察として第一にするべきことだろうと思っておりまして、そういう意味で、消防関係行政庁それから建設関係行政庁との連携を更に督励して...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いわゆるワールドカップにつきまして、あるいは国際的なサッカー競技につきまして大変豊かな経験のあるよその国々からのいろいろな情報を、これはもうワールドカップが日韓で共同開催ということが決まりました時点から警察としては総力を挙げていろいろな形で収集をしていると...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 失礼いたしました。少し詳細な御説明を申し上げるべきだったかも存じませんが、スポッターの人数でございますとかその辺りのところは、これはやはり私どもの対策の手のうちみたいなものを申し上げることにつながりますので、ちょっと御遠慮させていただきたい次第でございます...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 御指摘のとおり、日本の国内における警察権の執行というのはあくまで警察官の職務でございますから、スポッターとして応援を求める、その応援の程度と対応というものもおのずから限定される性格のものであることは御指摘のとおりでございます。ただ、いずれにいたしましても相...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) フーリガンのいろいろな行動を見ておりますと、アルコールに原因するものが結構多いというのが経験的にもございますので、警察として、今委員御指摘のように、スタジアム内にアルコールを持ち込むこと、これはもう一切禁止、それから販売につきましても厳格なコントロールの下...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 現在でも留置場のキャパシティーが十分ございませんで、非常に苦労していること、もう委員御賢察の上での御質問でございます。  いずれにいたしましても、検察当局等々ともよく連携を取りまして、できるだけ柔軟な対応をしてまいらなければならないと思っております。
○国務大臣(村井仁君) 本当に私どもも重要な御指摘だと思っておりまして、まず航空機を利用したテロの防止、そのためには航空機をその付近を航行させない、非常に大事な配慮だと思っておりまして、ハイジャックなどの防止対策、これはもう徹底してやらなきゃいけないと思っております。  それか...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 現在、私ども、合計八件十一名この拉致疑惑があると、このような認識を持っておりますけれども、今度の有本さんの拉致容疑事案につきましては警視庁に捜査本部を設置して捜査を進める、こういうことにいたしております。  それから、それ以外の案件でございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 言葉の定義なかなか難しいものがございます。テロというのは、私は一般的に恐怖、他に恐怖を与えることを通じて自己の主義主張を通すというような行為を一般的に呼ぶものではないか、こんなふうに思っておりますけれども、そういう意味では、とらえようによっては、これ一部報...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) このいわゆる行方不明になったというようなことだけで拉致事案というふうに認識できるかどうかという問題もございます。要するに、本人の意思によっていずれかの地域に、具体的には北朝鮮にいるというようなケースはこれはとても拉致と呼べるわけではございませんし、いろいろ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 御指摘のように、有本さんの拉致容疑事案につきましては、有本さんと同様に二人の日本人が欧州から消息を絶った事案が関連していると見られるというようなこともございまして、一連の捜査を集約して統一的に進めるために警視庁に捜査本部を設置したものと承知しております。 ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 今の状態を不祥事が多いと認識するかどうかという辺り、いろいろ御見解があるとは存じますけれども、私はやはり是非御認識いただきたいと存じますのは、近年、新たに発生した事案も確かにありますけれども、昨年四月から警察における監察体制を非常に厳密なものにいたしました...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私は、やっぱり今冒頭に申し上げましたことでございますけれども、不祥事案が起こりました場合にこれを内輪で隠し合うと、かばい立てをするということなく、きちんと表へ出していくと、これ非常に大事なことではないかと、このように思っております。そして、そういうことをす...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 確かに、私もニューヨークへ参りましたときに、例えば落書きが多いとか、ごみが本当にひどい汚い町だなとも思いましたのが、先年参りましたときに、本当に見違えるような状態になっていた。それと同時に、私も昔、地下鉄に乗りましたのを、え、地下鉄に乗ったのって、こう住ん...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 九月十一日のあのアメリカにおける同時多発テロ以来、私どもといたしましても日本にある米軍関連施設、基地を含めてでございますけれども、これは計らざる危険にさらされているというような判断をいたしまして警戒態勢を取ったわけでございまして、基地だけで申しますと、約七...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まず、全国でどこをやったのか施設名を全部挙げよというお話でございますが、これはやはり、どこをやってどこをやっていないというようなことも含めて、お話し申し上げるのは適当ではなかろうと。  人数につきましても、先ほどちょっと申し上げましたけれども、私ども、あ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変痛ましい、また残念な話でございますが、今、委員御指摘のように、九七年、IWFのリポートによりますと、日本発の児童ポルノが二三%を占めていたのが、九九年には二%まで落ちている。これは私はやはり児童買春、児童ポルノ法に基づく取締りが積極的に推進された一つの...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(村井仁君) 北朝鮮による拉致の疑いのある事案の件数についてお尋ねがございました。  警察といたしましては、これまでの一連の捜査の結果を総合的かつ慎重に検討した結果、八件十一名と判断しておると承知しております。  「日本人拉致疑惑に関する動向表」なる警察庁の内部資料...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(村井仁君) ただいま官房長から全体につきまして御答弁を申し上げたわけでございますが、昨年度、埼玉県につきまして四百人の増員を図っておる。  そして、十三年度において四百人の増員、それから今御審議をいただいておる予算案で四千五百人の増員、全国で果たす中で、埼玉県に三百...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変御理解をいただいておりまして、感謝をいたしております。  私どもといたしましては、いろいろ研究をいたしまして、三年間で一万人の増員を図る思い切った対応を打ち出した次第でございまして、これをお認めいただけることによりまして、将来、時間がたった後に、確か...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 車社会でございます。また、車の便益というものもこれもまた本当に何物にも替え難い便益を我々の生活に提供してくれているわけでございますが、その負の側面というのが今、森本委員御指摘のように正にあるわけでございまして、私どももこれは非常に深刻に受け止めておる次第で...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まず一般論として申し上げたいと存じますのは、安全で使いやすいチャイルドシートの普及というのは大変望ましいことでございまして、そういう意味で、今度、国土交通省がチャイルドシートに関するアセスメントを実施したということ、そしてまたそれを公表したということは、非...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) この事件でございますけれども、私も大変深刻に受け止めている一人でございまして、事案としましては、暴力団員から暴行を受けた大学院生が、一一〇番通報を受けて警察官が現場へ駆け付けたにもかかわらず、結果的に暴力団員らに拉致されまして、結果的に遺体で見付かった、非...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) この事案でございますが、長い時間が掛かっている上に、非常に、今、官房長からるる御説明申し上げましたが、かなりややこしい事案でございまして、どこの部分がどういうふうに不適切な処理であったか等々につきまして私どもとしましてもかなり慎重に検討をいたしたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 監督責任を問うというのは一般的に非常に難しい判断がいろいろあるわけでございまして、その事実に即しまして国家公安委員会において相当な議論をいたしまして、その結果として判断をしているということでございます。そういう意味では、私は、率直に申しまして、軽きに過ぎる...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) この勧告を受ける以前に、国家公安委員会及び警察庁としましては、警察改革要綱、これは十二年の八月二十五日でございますが、これにのっとり、さらにこの勧告を踏まえまして、一つには公安委員会の管理機能の充実と活性化、公安委員会による監察の指示などを行いました。これ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) よく心得て対応したいと思っておりますが、監督責任というのは、一般的な議論でございますけれども、非常に難しい問題がございまして、一体その時点でどれだけのことをその監督責任を負う人間が掌握できる立場にあったか、リポートを受けているかどうかというような問題も含め...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 近年、いわゆる少子化現象というのが進んでおりまして、総人口に占める二十歳未満の少年、これは昭和二十五年に四五・七%を占めていたわけでございますが、平成十三年には半分以下、二〇・三%まで落ちているわけでございますけれども、一方、少年の全刑法犯検挙人員に占める...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 基本的には、キャッチフレーズ的に申しますと、強く優しい少年警察という言い方を私どももしておりますが、いずれにしましても総合的な非行防止策を進めているところでございますが、一つは、少年事件に的確に対処しまして、立ち直りを図るための少年事件捜査体制の充実強化、...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 来日外国人犯罪という言い方で申し上げた方がよろしいかと存じますが、過去十年間、平成三年から平成十三年を比較いたしまして、検挙件数で二・七倍になっております。それから、検挙人員で二倍ということでございまして、特に昨年の検挙人員、過去最多を記録しております。 ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私も、昨年の十二月に横浜で開催されました会議にも、懇親の席でございましたけれども、参加をさせていただき、諸外国から参加された方とも懇談をさせていただきましたが、児童買春でございますとか児童ポルノに代表されるような児童の性的搾取というのは、その防止、根絶、こ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 立法の問題ということになりますと、やはり衆参両院のいろいろな御議論が必要なことかと存じますので、私の立場から特段のことを今の段階で申し上げる用意がございませんが、やはり犯罪、どういう形態の犯罪でもあれ、それを犯す可能性があるという人につきまして、どの程度の...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変難しい御指摘でございますけれども、基本的にはまず、健全な常識を持った社会人であるということが私はまず第一に大事なことだろうと思っておりますし、そういう意味で、いろいろな不祥事案などを見ておりますと、やっぱりいささか適性を欠くのではないかというようなケー...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 御意見はよく承りまして、また勉強させていただきますが、ちなみに女性の警察官はスカートだけじゃございませんで、もちろんいわゆるパンツも使っております。そのことは申し上げておいた方がよろしいかと存じます。  それから、今、委員いろいろ仰せになられました中で、...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 警察といたしまして、一般に、本人の意思と反して連れていかれたことを指して拉致と、こう呼んでいるところでございますけれども、これまで御家族その他の関係者からの事情聴取、あるいは所要の裏付け捜査、関係機関との情報交換など一連の捜査の結果を総合的かつ慎重に判断し...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 北朝鮮が過去、ビルマのラングーン事件でございますとか、あるいは大韓航空機爆破事件などを実際やったというのは、これは国際社会における一つの定説だろうと思いますし、今、委員正に御指摘のように、我が国においてもいろいろな事例がございます。  また、戦後、北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 繰り返しになりますけれども、私どもは我が国の国益を害する、非常に、何といいますか、危険な問題をこれまでも惹起してきた可能性がある、そういう意味で治安上重大な問題であると、このような認識を持っているということを重ねて申し上げたいと存じます。
○国務大臣(村井仁君) 今、西銘委員、正に御指摘になられましたように、今、日本の治安、本当にある意味では瀬戸際に立っているというのが私どもの認識でございます。  確かに、数字の上でも刑法犯認知件数が増えている。それから、特に私ども重視しております問題の一つは、公共空間における犯...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 全く私同感でございまして、私も、国家公安委員会委員長になりまして、女性警察官、婦警、婦人警察官という言葉が過去ございまして、女性の警察官は結構多いわけでございますから、もうちょっと、何といいましょうか、高いランクのところへ上がっておられ、活躍している方が多...全文を見る
03月29日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○国務大臣(村井仁君) 二十一世紀における災害のありようというものをいろいろ分析してまいりますと、一番大きな問題として地球の温暖化ということがよく言われるわけでございますが、これによりまして気温が一・四度から五・八度くらい上昇するだろうと、こういう推測がございます。こういうことが...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私は、今、大仁田先生のお話を伺いながら感じていたことでございますけれども、日本というのは本来非常に、何といいましょうか、自然な形で地域の自発的ないわゆるボランティア活動というのがいろんな形であった。正に地域での助け合い。私どもの地元の言葉では結なんて言葉が...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) どういうふうにお答えしたらいいかあれでございますけれども、やっぱり、まず一つ大切なことは、一体何が起きたかということを的確に把握するということであろうかと思います。そして、それに対しまして一体どこがどういうふうに動けるのかというような意味で、その対応につき...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) FEMAという組織の評価、そして日本でもそのような組織を整えるべきではないかという御議論を、しばしば当委員会含めて私も御質問を受けるわけでございますけれども、私は、一つは、やはりいわゆる防災対策の、何といいましょうか、基本というのは、地域性がどうしてもある...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 今、委員正に御指摘のように、それぞれの省庁において、例えば国土保全という系統の話で言いますと、例えば砂防でございますとか、あるいは堤防の整備でございますとか、あるいは傾斜地の保全でございますとか、そういうことをきちんとやっておいていただければ、ある程度災害...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ただいま気象庁長官からお話のあったとおりでございますが、予測の問題というのは何分にも実験が必ずしも可能ではない天然自然を相手にするものでございまして、その中で精一杯の知見を集積しながら、そのような予報、予測を公にしているということでございまして、人命の尊重...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 全く弘友委員仰せのとおりでありまして、どうやってその避け難い災害のもたらす被害を極小化していくか、これは私どもの一番の課題だと思っております。  ただ、私も防災担当大臣を仰せつかりましてからいろいろ私なりに勉強させていただきまして感じたことでございますが...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ともかく私ども考えてみましても、様々の、自然災害を受けられた方々の事例、先例いろいろ徴しましても、これだけ長きにわたって生活の基盤から全く切り離されておられるという状態というのは非常に異常なことだと感じておりまして、今、政策統括官から、その既存の支援制度の...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) なかなか難しい問題がいろいろあると思いますけれども、これまで都営住宅の無償供与でございますとか、それから被災者生活再建支援法の、支給でございますとか、それから私はこれは大変思い切った、また大変いいやり方だと思ったのでございますけれども、いわゆる三宅島げんき...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) なかなか難しい問題の一つでございまして、私自身もいろいろ、とつおいつ悩んでいる問題なんでございますけれども、生活保護水準というのは、私は憲法で保障された最低の生活水準ということで、これを下回るような生活が日本の国であってはいけないということなんだろうと思う...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私は、先ほどのちょっと繰り返しになるかもしれませんが、例えば三宅島から避難された方々に都営住宅の無償提供をいたしておりますこととか、あるいは被災者生活再建支援金の支給をいたしましたことやら、それからげんき農場そのほかの雇用促進策を取りましたことやら、こうい...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私ども、私自身この点は再三申し上げていることでございますけれども、本当に日本の災害対策の歴史の中でまれなケースだろうということを、あるいは未曾有のケースではなかろうかとさえ私も思っておりまして、これだけ長期間生活の基盤から切り離されるという状態、これは三宅...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) まだ三宅島において出ていますガスが一日一、二万トンという水準、依然として変わっていない、時に三、四万トンの水準まで上がるというような状態でございまして、ちょっと帰島の見通しが立っている状態ではないというのがもう御案内のとおり現状でございます。  そういう...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 政府がどういう意思を表明するかと、表明の仕方はいろいろあるわけでございまして、私は、政府の責任ある職員が日本政府の立場をそういう形、口頭であれ何であれ表明するということは、十分に日本政府の意思を表明したことになると思っておりますし、もう一つ、国連サイドの例...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(村井仁君) 一川議員にお答えいたします。  首都高速などの制限速度についてお尋ねがございました。  総理からもお答えがございましたが、私自身は、現在、運転をいたしておりませんが、運転に従事する者は交通ルールを守って安全運転に心がけているものと認識いたします。  ...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○村井国務大臣 大変広範な問題につきまして御質問ございました。順次申し上げてまいりたいと存じます。  まず第一の不法滞在者等の来日外国人による犯罪でございますが、過去十年間、平成三年から十三年というところで比較してまいりますと、検挙件数で約二・七倍、検挙人員で二倍という増加ぶり...全文を見る
○村井国務大臣 御指摘のように、この拉致事件でございますが、私どもが拉致事件と考えておるものにつきまして昭和五十二年から数年間に集中している、御指摘のとおりでございます。北朝鮮のねらいにつきましては必ずしも明らかでございませんが、何らかの北朝鮮の国家的意思が確認されるところでござ...全文を見る
○村井国務大臣 この事案でございますけれども、初動措置につきまして、現在、兵庫県警察で種々検証をしているところでございますけれども、実態は、多くの一一〇番通報がございまして、二十名近くの警察官が現場に臨場しているわけでございます。それにもかかわらず、今委員御指摘のように、被害者が...全文を見る
○村井国務大臣 私は、この事件は本当にもう残念としか言いようがない。亡くなられた方に本当に心からお悔やみ申し上げ、そして警察としてももう一歩踏み込んでやってもらえればよかったという意味合いにおきましても、残念だという思いを非常に強くしているものでございまして、そういう意味でも、先...全文を見る
○村井国務大臣 細かい勤務の日数でございますとか、それにつきましてはちょっと私の手持ちの資料との相違もございますが、そこは余り本質ではございませんからあえて申し上げませんで、私の考え方だけ申し上げたいと存じます。  今の国家公安委員会が警察を管理するという体制は、そもそも戦前の...全文を見る
○村井国務大臣 最近の不祥事案につきましての処理でございますけれども、私、非常に感じておりますことは、内部で隠し立てすることなく、ともかく不祥事案につきましてはきちんと国家公安委員会なり各都道府県公安委員会なりに報告をして、それできちんと処理をするという体制は定着してきていると思...全文を見る
04月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(村井仁君) 大変私もいろいろな形でかねてから御教示をちょうだいしています渡辺委員から、大変厳しい御質問をちょうだいいたしました。  今の日本の治安の情勢、確かに御指摘のように非常に憂慮すべき状況でございまして、その原因につきましてまたいろいろお話し申し上げる機会もあ...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○村井国務大臣 平成十年度及び平成十一年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十年度の歳出予算現額は三千三十億七百四十六万円余でありまして、支出済み歳出額は二千九百三十五億七千九百十五万円余であります。  この差額九十四億二千八百三...全文を見る
○村井国務大臣 平成十一年度の決算検査報告において掲記されております処置済み事項につきましては、会計検査院の御指摘に基づき、平成十二年十月に、船舶建造費に関する実態調査の結果を踏まえて適切な一般管理費等の率を乗じることとするなど、実態に即した予定価格の積算を行うよう改善を図り、同...全文を見る
○村井国務大臣 一般論としてまず事情を申し上げたいと存じますのは、現在、警察におきましては、被逮捕者の増加でございますとか、あるいは勾留期間の長期化に伴いまして、被留置者の数が大幅に増加しておりまして、留置施設が不足する傾向にあるということは委員も十分御認識をいただいておるかと存...全文を見る
○村井国務大臣 私も、今の治安情勢、特に東京を中心に大変深刻なものがあると思っておりますし、恐らく石原知事も、いろいろな機会に私、御意見を拝聴することがございますけれども、同じような危機感を持っておられる。そういう意味で、こう言ってはなんでございますけれども、留置するスペースが足...全文を見る
○村井国務大臣 第一義的には東京都、そしてまた東京都警察としての警視庁の問題ではありますけれども、先ほどもちょっと申し上げましたように、ある程度の地域的なバランスというものを考えますときに、東京都心部で、確かに犯罪の数も非常に多いわけでございますし、その取り調べ等々の都合というよ...全文を見る
○村井国務大臣 率直に申しまして、私も、この問題はやはり第一義的には東京都の問題、あるいは警視庁の問題ということだと存じますので、そこでのいろいろな御検討にまずはゆだねたい、こう思っていることでございます。  私の理解しておりますところでは、警視庁におきましては、現在、警察署建...全文を見る
○村井国務大臣 これは私も、いずれにしましても、こういう問題につきましては地元の皆様の御理解を得てやらなければならないということはよく承知しておりまして、警視庁におきましても地元選出の都議会の先生方にこの留置場設置の必要性等につきまして御説明を申し上げた、こんなふうにも聞いており...全文を見る
○村井国務大臣 ただいまお示しになられました資料でございますけれども、これは、ここにも書いてございますように、財団法人交通事故総合分析センター作成の研究報告書の掲載データをもとにおつくりになられた、こんなふうに承知しております。また、委員まさに御指摘のように、交通事故そのもの、こ...全文を見る
○村井国務大臣 委員が今脱税とおっしゃいましたけれども、釈迦に説法で恐縮でございますけれども、いわゆる税の世界における更正・決定というのは、課税当局と納税者との間の意見にそごが生じた場合に結果的に起こることでございます。  脱税というのは、私は余りそういう認識は持っていないとい...全文を見る
○村井国務大臣 私も、実は私の選挙区が松本を中心にする地域でございまして、松本サリン事件という大変忌まわしい事件は、昔私が住んでいたところのすぐそばで起こった事件でございまして、あの衝撃、いまだに忘れることができません。  それ以外にも地下鉄サリン事件など、本当に忌まわしい事件...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○村井国務大臣 警察におきましては、有本恵子さんの拉致容疑事案につきまして、警視庁が捜査本部を設置いたしまして鋭意捜査を進めているところでございまして、今後とも我が国国内、国外の関係各機関との連携、情報収集等を含め、情報交換、それから関係者からの事情聴取を行いまして、全容解明のた...全文を見る
○村井国務大臣 この今委員御指摘のような行為というのは、恐らく無登録の貸金業者によって行われているようなケースが多いのだろうと思いますが、景気の低迷でございますとか、あるいは社会情勢を反映しまして、資金繰りに苦しんでいる債務者あるいは中小企業主などを中心に被害が拡大していることは...全文を見る
○村井国務大臣 今、佐々木委員と政府参考人の皆さんとの間のやりとりをずっと拝聴しておりまして、私も過去、金融の政務次官をやらせていただきましたり、あるいは副大臣をやらせていただきましたり、委員の御指摘になられる御懸念の問題、ある程度土地カンもあるわけでございます。  一方、警察...全文を見る
○村井国務大臣 委員十分御認識のとおり、警察と私ども国家公安委員会との関係というのもございますので、国家公安委員会におきまして、きょうの御議論など、いつもやっていることでございますが、国会での御議論というのを十分に御披露申し上げ、また御相談をさせていただきました上で適切な対応をと...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(村井仁君) ただいま森田委員から警備局長にいろいろお尋ねがございました。この大会、正に御指摘のように、大変世界の注目を浴び、それから日韓のみならず各国の要人の往来も、往来といいますか、来日も十分に考えられることでございまして、その安全を確保しつつ大会を行っていくという...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 確かに、今、国民の身近なところで犯罪が多発するというような傾向がございまして、いわゆる体感治安というものが悪化している、これはもう非常に私も深刻な問題だと思っております。  我が国社会がかねて保有しておりました犯罪抑止効果という、抑止機能というもののの低...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いわゆるペーパードライバー、実は私もそうなんでございますけれども、運転に不慣れな方々がいろいろ、今、委員御指摘のように、問題を起こしていることはそのとおりだと思うんでございますけれども、マークを表示させることでほかのドライバーに不慣れな運転者だということを...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 確かにいわゆるペーパードライバーが多い、あるいはウイークエンドドライバーが非常に多い、これも事実でございますし、私自身自覚しているところでございますけれども、ハンドルを握らないでいますとどんどんどんどん技量が落ちていく、これはそのとおりだと思います。そうい...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変強い御要望でございますし、よく研究、更に検討をさせていただきます。
○国務大臣(村井仁君) 確かに日本の信号機、非常に性能はいいわけでございますけれども、一方で、今、委員御指摘のような価格面の問題等々もあるかも存じません。その辺り含め、確かにいろいろな意味で政府の、一般に政府の調達もできるだけオープンにしていくというような方向が基本でございますの...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 確かに今、山根委員御指摘のような問題があろうかと存じます。  警察による取締りも、取締りが、何といいますか、適切に行われますためには、やはりある程度駐輪のためのスペースというものがきちんと確保されるということが大前提になろうかと存じます。そういう問題も含...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○村井国務大臣 防災問題はちょっと別にいたしまして、とりわけて治安維持という観点から申し上げさせていただきますと、武力攻撃事態ということになりましても、いわゆる通常の市民といいましょうか国民の安全を確保し、治安を維持する、この任務はやはり警察においてきちんとしなければならない対応...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○村井国務大臣 たまたま道路交通法の関係を委員が御指摘になられましたので、ちょっと私から。  委員は、戦闘が行われている状況と、それから行われていない状況と二つに分けられて、そのまた中間的な事態というような三つの設例をお出しになりました。  私どもが今この法律で考えております...全文を見る
05月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○村井国務大臣 まず、先般、五月八日でございますか、田並委員長を初め当委員会の委員の方々が三宅島に御視察をいただきましたことに、私からも改めて敬意を表したいと存じます。  当委員会で何度か申し上げておりますように、我が国災害史上で前例を見ない、既に一年八カ月を超える全島避難を強...全文を見る
○村井国務大臣 御案内のとおり、三宅島まで海路八時間かかる、そして現実に島に滞在できる時間が六時間程度というのが現状でございまして、そういう中で、だんだん劣化していく自宅の補修の問題でございますとか、島民の皆様方に大変深刻な御要望があることは私もよく承知しているところでございます...全文を見る
○村井国務大臣 活動火山対策特別措置法の適用の問題につきましては、先般、この委員会で山田正彦議員から御質問がございまして、私、その際には大変消極的なお答えをしたのでございますが、その後、一つは、火山ガスの測定結果が四月になりまして三週間連続して一万トンを割っていたという現実、それ...全文を見る
○村井国務大臣 今、前田委員御指摘のように、確かに、災害が発生しましたときに避難をするべき場所であるさまざまの公共施設がまだまだ耐震性が弱いということはもう紛れもない現実でございまして、私どももこれは非常に深刻に受けとめなければならない問題だと思っております。  先般、開催され...全文を見る
○村井国務大臣 なかなか難しいところでございますけれども、桜島の例が一つのモデルではなかろうか。この場合に、一千トンないし三千トンの間で推移しているというふうに、一、二千トンですかというあたりで推移していると聞いております。  ただ、桜島の場合、申し上げるまでもないことでござい...全文を見る
○村井国務大臣 これはもう再三今までに申し上げておりますように、我が国災害史上経験したことのない体験を私どもしているんですね。一年八カ月を超えて、生活の基盤から切り離されて全島民が避難しなければならない、この深刻な事態。しかし、相手は自然でございまして、どういう状況にこれからなる...全文を見る
○村井国務大臣 そういう意味で、何トンになったら大丈夫だというような判断基準を、残念ながら、私どもの知見として持ち合わせているとはお答えできないと思います。
○村井国務大臣 やはり、私は、防災担当大臣を仰せつかりましてから、いろいろな災害の現場なども訪ねまして、ある意味では、自然の脅威というものを非常に深刻に受けとめている一人でございまして、さような意味で、何といいましょうか、残念でございますけれども、この地球の息吹ともいうべきこの火...全文を見る
○村井国務大臣 三月に山田委員からのお尋ねがございまして、私が答弁申し上げましたときには、この活動火山対策特別措置法の、特に委員御関心のございました避難施設緊急整備、この問題につきまして、私、大変消極的なお答えを申し上げました。  それは、その当時、やはり火山ガスの排出量一万ト...全文を見る
○村井国務大臣 どうもこれは、山田委員と私との三月の議論の蒸し返しのような感じがいたしますが、要するに、委員の問題意識は、恐らく、避難施設としてクリーンハウスを建てる、それにさまざまの助成が可能になる、この枠組みとして活動火山対策特別措置法を使ったらどうか、こういう問題意識だと私...全文を見る
○村井国務大臣 おっしゃるように、五、六百人の方々がおいででございまして、作業に従事される方、それに付随しまして最低限必要な、警察関係職員あるいは医療関係の職員等々が生活をしているということでありますが、これは申し上げるまでもなく、三宅島を取り巻く都道の修復でございますとか、ある...全文を見る
○村井国務大臣 ですから、私は、先ほども申し上げましたように、去る五月十日の非常災害対策本部におきまして、活動火山対策特別措置法の適用の問題も含めまして検討をするという決定をさせたわけでございまして、関係各省におきまして、よくこの問題、今、山田委員、三月以来あるいはそれ以前から仰...全文を見る
○村井国務大臣 例えば今の時点で指定したら、では、三宅村でクリーンハウスを避難施設として、あるいは一時帰島のためのクリーンハウスとして建てるという決断をされるかどうか。そこはまだわからないでしょう。そういう意味では、要するに、指定した効果というものが一体どういうふうに出てくるのか...全文を見る
○村井国務大臣 この活動火山対策特別措置法に基づく緊急整備地域に指定するという行為はどういう効果があるかと申しますと、ちょっと整理して申しますと、知事が避難施設緊急整備計画というものを策定し、計画に基づきまして、道路ですとか港湾ですとか広場ですとか、避難施設等の整備を行う場合に、...全文を見る
○村井国務大臣 私は、クリーンハウスのコストの問題について、そう詳細に承知しているわけでもございませんから、私の手持ちの資料だけでちょっと申し上げさせていただきますが、要するに、あの構造から、御視察になっておられますからもう十分御案内と存じますが、かなりの気密性が必要でございます...全文を見る
○村井国務大臣 本当に、再三申し上げておりますけれども、一年八カ月を超えるという我が国災害史上未曾有の異常な事態でございまして、三宅島の島民の方々に対しまして私も深い同情を禁じ得ないわけでございます。  政府といたしましては、一つは、災害救助法による生活必需品、これは三十一品目...全文を見る
○村井国務大臣 生活保護の体系というのは、私は余りこれを語る権威ではございませんけれども、大変いろいろな形の生活の困難をもたらす原因というのがございまして、それが一般的に適用されるような形になっておりますことが一つの原因でございましょうけれども、大変いろいろな意味で縛りあるいは運...全文を見る
○村井国務大臣 雲仙・普賢岳の噴火災害のときに食事の供与事業をやった、これは確かに事実でございます。これは避難所から応急仮設住宅への移行の時期に、長崎県が臨時特例の措置として六月の間の期限づきで実施した事業でございまして、国は長崎県の要望を踏まえまして、その事業費のうち二分の一の...全文を見る
○村井国務大臣 当然国が支援するという形になるかどうかというのは、それぞれの自治体の体力とかいうようなことも考えてまいらなければならない点だと思っております。  いずれにいたしましても、東京都、三宅村とよく御相談をさせていただきながら対応させていただく問題だと考えます。
○村井国務大臣 私は、東京都におかれましても、あるいは三宅村におかれましても、大切な住民の生命財産の維持ということに不熱心であるなんということは夢にも思っておりませんし、これはもう、国、それから東京都、さらに三宅村、力を合わせてやる、そういう主題だと考えております。
○村井国務大臣 私は、やはりあくまで御一緒に協力をしてやるべき問題だと思っております。  もちろん国としてできるだけのことを、例えば制度をいろいろ微調整するとか、いろいろ工夫するとかいうことでできることを一生懸命考えなければいけないことは、これはもう申し上げるまでもないことだと...全文を見る
○村井国務大臣 確かに、住宅は住んでおりませんと、ただ空き家にしているだけで荒れてまいります。その上に、非常に火山ガスの影響を受けまして劣化の度合いが激しい。この状況につきましては、私も大変心配をしている問題の一つでございます。  特に屋根でございますけれども、これは三宅島職工...全文を見る
○村井国務大臣 これは私有財産の、何といいましょうか、復旧につきましてどの程度公が関与するべきかというところは、率直に申しまして、この委員会のみならず、いろいろなところで御議論があり得るところだと私も認識しているところでございまして、直ちに国が補助をするというような、もうちょっと...全文を見る
○村井国務大臣 宅地内の降灰除去につきましては、堆積の実態などを的確に把握しました上で、都市災害復旧事業という制度がございますが、これの弾力的な適用を含めまして、関係省庁と適切な対応をしてまいりたいと存じます。  具体的にちょっと御紹介申し上げますと、都市災害復旧事業として、こ...全文を見る
○村井国務大臣 これも実は御要望がある点でございますし、去る五月十日、関係省庁を集めました災害対策本部におきまして、検討を進める項目の一つとして取り上げている次第でございます。火山ガスの噴出状況等をにらみながら、適切なタイミングで処理をしてまいりたいと思っております。
○村井国務大臣 これは、政府の一員といたしましては、院の話でございますので、何とも、コメントを遠慮させていただくのが適切ではないかと存じます。それぞれの御質問に当たられる委員の方々の御理解を得ながら、二つあればありがたい体を何とかやりくりするしかないものだと思っております。
○村井国務大臣 砂防事業の方は、実際、砂防工事をやっていきますのにやはりそれだけの時間がかかるということで、平成十七年度でございますか、そのあたりで現在計画中の砂防工事がおよそ終わる、こういう趣旨だと存じます。特段、何と申しましょうか、火山ガスが減少して、そのころには帰島ができる...全文を見る
○村井国務大臣 現段階では、小学校のお子さん方は大体、御家族と御一緒になられたように承知しておりますが、まだ、中学校、高等学校の生徒さんの中には、あきる野市の旧秋川高校に家族と離れて入寮しておられる、こういう状況で、私もいわゆる疎開というような経験をした世代でございますから、こう...全文を見る
○村井国務大臣 きょう、去る五月八日の御視察を踏まえまして、こうして大変御熱心な御討議をちょうだいいたしました。東京都から参考人として御出席をいただき、また多くの三宅村議員の皆様方も熱心な傍聴をされたわけでございまして、大変有意義な災害特であったと思っております。  いろいろ御...全文を見る
○村井国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、東京都及び三宅村とも連携いたしまして、引き続き政府が一丸となって三宅島噴火災害に対する必要な支援策を講じてまいる所存でございます。(拍手)
05月16日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○村井国務大臣 それでは、簡単な方からお答えさせていただきますが、いわゆる人民武装警察と称するものでございますが、私の理解しておりますところでは、これは階級が軍人の階級をそのまま援用しておる。それから、人事、それから身分、採用等々でございますが、これは軍事委員会の管理下にある。一...全文を見る
05月20日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○村井国務大臣 ただいま首藤委員御指摘の大阪のゴーストップ事件というのは、確かに、当時の大阪の師団長寺内寿一でございましたか、それと大阪府警察部長の粟屋仙吉との間の対立にまで至る大変有名な事件でございますが、これはある意味では大変つまらない事件でございまして、交通信号に従わなかっ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○村井国務大臣 いわゆる民間防衛の問題につきまして、とりわけて防災というような観点……(発言する者あり)
○村井国務大臣 これはもう、有事というより日常的な世界で十分起こり得ることでございますが、林委員の御体験、非常に貴重な御体験を踏まえまして御質問がございました。  どこまで実践的にできるかというのは、実は、その訓練を統括いたします私の立場でも常々悩んでいる問題でございます。でき...全文を見る
○村井国務大臣 広く民間防衛ということになりますと、これはまた官房長官なりの御担当になろうかと存じますけれども。  今、自然災害を例にとってお話ございました。いろいろな場面がございましょうから、実際に起こる現象というのは区々だと存じますけれども、今、林委員まさに御指摘のとおりで...全文を見る
06月12日第154回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(村井仁君) 平田議員から私には自動車の盗難及び不正輸出の防止につきましてお尋ねがございました。  政府におきましては、この問題の重大性にかんがみまして、昨年八月、国際組織犯罪等対策推進本部というものを設けまして、政府としての取組指針を決定し、鋭意対策を講じているとこ...全文を見る
07月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(村井仁君) この問題につきまして大変御熱心に常々関心を持っていただいております山本委員のお話をずっと拝聴をさせていただいてまいりました。  確かに昨年、八千七百四十七人、二十年ぶりに九千人を割ったということは大変結構なことなんではございますけれども、しかし一方では、...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) かわいい盛りの乳幼児の方を本当に突然亡くされる親御さんのお気持ち、それはもう本当に想像に余りあるものがあると思います。  ただ、このSIDSということが、今、厚生労働大臣からお話もございましたように、現実問題としてどうして起こるのかというその原因が必ずし...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ある意味では繰り返しになるわけでございますけれども、警察におきましては、この香川の事例なども十分踏まえまして、乳幼児の死亡を認知した場合に厳正な捜査を行いまして、いずれにいたしましても適正に対処してまいらなければならない、そういう課題だと思っておりますけれ...全文を見る
07月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○村井国務大臣 東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案の提出に際しまして、委員各位の御努力と御熱意に深く敬意を表する次第でございます。  ただいま御決議をちょうだいいたしましたので、防災担当大臣といたしまして、一言申し上げさせていただきたいと存じます。 ...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(村井仁君) 私、防災担当大臣という立場もございますので、警察の問題、警察犬の一部としての災害救助犬というのをどういうふうに考えるかという観点と、それから一般論として災害救助犬どういうふうに考えるかと、この二つの角度から申し上げさせていただきたいと存じます。  まず、...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) よく研究はさせていただきたいと存じますので、よろしくひとつ。
○国務大臣(村井仁君) 警察は国民の生命、身体、財産の保護を任務としておるわけでございますが、こういう観点から、国民の皆さんからお寄せをいただきました御相談に対しましては、積極的またかつ適切に対応して犯罪の被害を未然に防止する、これが何よりも大事だということは当然でございます。そ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) やはりそこでどうしても考えなければなりません問題は、どこまで警察が入っていくのかというところは非常に微妙な問題がございまして、いろいろトラブルがございます場合に、犯罪の予測可能性というようなところはなかなか必ずしも事前には分からないことがございます。  ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いや、もうその空き交番という問題、非常に悩ましい問題でございますが、御案内のとおり、犯罪のいわゆる刑法犯認知件数でございますが、昨年とうとう二百七十三万件というようなことになりまして、毎年のように新記録を更新している。非常に治安情勢嘆かわしい状態でございま...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 正にそういう体制を作るためにはどうしてもある程度人数を増やしていただくということが大切でございますが、ただ一方で人数だけ増やせばいいかという問題ではございませんで、やはりその質を維持しなければならないという問題がございます。  そこで、いろいろ工夫をして...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ワールドカップサッカー大会、イベントそのものも大変成功裏に行われたわけでございますが、私ども裏方として責任を持ちます課題でございますが、警備対策それから交通対策、これが適切的確に行われたということが一番のポイントであったかというような感想を持っております。...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) あれは三月でございましたか、白浜委員からいろいろ御教示をちょうだいをいたしたこと鮮明に覚えておりますが。  確かに非常に大きな問題なのではございますけれども、そしてまた、大変お忙しいお医者様にいろいろ御協力いただいてお立ち会いいただいている。その方々に私...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 私の地元も松村委員のところと同じように、実はまずシカ、それからカモシカの被害、それから猿の被害が非常に深刻でございまして、地元の猟友会の皆さんが大変な努力をして対応しておられる実態でございまして、先ほど来のお話、本当に同感を覚えながらずっと拝聴をしていたと...全文を見る
07月17日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○国務大臣(村井仁君) 東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案の提出に際しましての委員各位の御努力と御熱意に対し深く敬意を表します。  ただいまの附帯決議に関し、防災担当大臣として一言発言させていただきます。  東南海・南海地震は、東海地震と一連のフィリ...全文を見る
07月18日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○村井国務大臣 おはようございます。  台風第六号及び第七号に伴う大雨による被害の状況につきまして御報告を申し上げたいと存じます。  去る七月九日から十一日にかけて、台風第六号と梅雨前線の影響で、紀伊半島から東北地方の太平洋側にかけての広い範囲で三百ミリを超える等、各地で大雨...全文を見る
○村井国務大臣 きょう、田中委員のお話をずっと拝聴しておりまして、都市部の防災、とりわけて水に絡む災害の深刻さ、私どももこれ、例えば名古屋でございましたか、平成十二年九月に東海豪雨で大変なことになりまして、ライフラインが大きな被害を受け、六十万人を超える方々に避難指示が出たという...全文を見る
○村井国務大臣 ただいま前田委員御指摘のとおり、東京湾臨海部におきます基幹的広域防災拠点の整備でございますが、これは、昨年七月に関係省庁それから関係地方公共団体から成る協議会を設置いたしまして、整備に向けて調整を図ってきたところでございまして、平成十四年度の予算におきましては、全...全文を見る
○村井国務大臣 ちょっと繰り返しになりますが、東京圏の場合でございますが、これは阪神・淡路大震災の教訓を踏まえまして、広域災害への対応を迅速かつ円滑に行うことが必要だということになりまして、その構想が検討されたわけでございます。都府県境を越えまして連担する非常に稠密な市街地の広が...全文を見る
○村井国務大臣 平成四年八月に、地震防災の専門家から構成される中央防災会議地震防災対策強化地域指定専門委員会の検討結果が報告されたことは御高承のとおりでございます。この中で、南関東地域直下の地震のタイプを大きく分けますと、一つは地殻内の活断層で発生するもの、それからプレート境界面...全文を見る
○村井国務大臣 何と申しましても、この地域、我が国の政治経済の中心であるということは否定できないわけでございます。そういう意味で、南関東地域の地震対策というのは、昭和六十三年、また古い話になりますが、南関東地域震災対策応急活動要綱というようなものをつくり、それから平成四年には南関...全文を見る
○村井国務大臣 大変深刻な問題でございまして、今、河合委員のお話を、私も大変考えさせられるものがあると思いながら拝聴をしておりました。  従来の河川改修あるいは上流におけるダムの設置等々によりましていろいろ対応しても、なお尽くせないような被害が起きている。内閣府の防災担当といた...全文を見る
○村井国務大臣 この委員会でたびたび山田委員から、なぜ早く指定せぬのか、こういう御指摘をいただいたことを思い出します。  やはり、火山ガスの噴出量が非常に高いレベルでございまして、なかなか下がらないものでございますから、帰島の可能性というものがなかなか見えない。そういう環境の中...全文を見る
○村井国務大臣 七月五日にこのように指定をいたしましたので、これを受けまして、東京都が避難施設緊急整備計画を策定いたしまして、これに対しまして内閣総理大臣による同意の手続がございます。それを踏まえましてクリーンハウスの整備に着手しまして、現在、私どもが承知していますところでは、今...全文を見る
○村井国務大臣 このあたりは、東京都が三宅村といろいろ御相談になられましてどんな形になさるかまだよくわかりませんが、実は、ずっと見ておりますと、火山ガスの流れ方とかいろいろな問題がございまして、山田委員、かねて、昔の、旧の集落ごとにつくったらどうだという御提案がございましたね。し...全文を見る
○村井国務大臣 私の理解しておりますところでは、まず、今、委員御指摘の雲仙・普賢岳の食事供与事業でございますが、これは、避難所から応急仮設住宅に移行した段階で、過渡的な措置として行われた施策だ、こんなふうに理解しておるわけでございます。  三宅島の場合は、東京都が東京都の状況に...全文を見る
○村井国務大臣 金額の比較につきましては、それぞれの地域の人口規模でございますとかいうような問題もございます。  それで、私は、三宅島と今、委員が例にお挙げになりました有珠山あるいは雲仙・普賢岳の災害と、一番相違いたしますのは、三宅島の場合は、全員島から避難するという形で、従来...全文を見る
○村井国務大臣 ですから、その点が私は一番問題であって、ただ、その中で、新しい職を得て一生懸命働いていらっしゃる方もいらっしゃるということもまた一つの事実でございます。いずれにいたしましても、それぞれの皆さん方の実情に即しましたサポートをできるだけしてまいるということが大切ではな...全文を見る
○村井国務大臣 いろいろな考え方があると思うんでございますけれども、個人財産の中で、とりわけて、例えば住宅でございます。先ほども松下副大臣からお答えをしたお話と共通することでございますけれども、私有財産でございます個人の住宅が全半壊した場合に、その財産の損失補てんを公費で行うとい...全文を見る
○村井国務大臣 大変申しわけございません。私はその片山知事の御発言を直接聞いておらなかったものでございますから、どのように申し上げたらよろしいか、ちょっと判断いたしかねるところでございますが、もう一度、申しわけございません、片山さんは何と言われたんですか。
○村井国務大臣 それはどなたがおっしゃったことか、そのあたりが私もよくわかりませんし、私の承知しております法律の理解では、どうもそういうロジックが直ちに出てくるというのはよくわからない、こう申し上げざるを得ない次第でございますが。
○村井国務大臣 一言で申し上げれば、本当に必要な、本当に公による支援を必要とする方々に対してはしかるべき対応をするべきであろう、それは私はそのように思っております。  もうちょっと具体的に申し上げれば、現在、東京都で都営住宅を無料で貸与するというようなことをしているわけでござい...全文を見る
○村井国務大臣 私は、三宅島につきまして先ほども御答弁申し上げましたけれども、雲仙・普賢岳や有珠山でございますか、これに比較して支援のレベルが不足しているとは必ずしも言いがたいということをまず申し上げておかなきゃいけないと思いますが、それはそれといたしまして、災害をお受けになった...全文を見る
○村井国務大臣 今御指摘の台風に関連する竜巻、幸いにして人命に犠牲がなかったということだけが救いでございまして、大変なことだと私も、認識しております。  お尋ねの住家の被害認定基準につきましては、これはちょっと古い話でございますが、昭和四十三年の六月当時の、中央防災会議事務局を...全文を見る
○村井国務大臣 これは、こういったことを決めましたら、塩川委員御指摘のように、非常に基本的な話でございますだけに、決めましてから一年たってようやく到達する、あるいは到達していないという事態は、非常に残念としか言いようがございません。  いずれにいたしましても、内閣府防災担当とい...全文を見る
○村井国務大臣 今御指摘のこの被災者生活再建支援制度の事務の手引という資料でございますが、確かに現場で大変活用されているものではありますが、これは被災者生活再建支援基金が発行しているわけでございます。そういう意味では、建前論からいえば、その改訂等は基金がやるべきことだ、こういう答...全文を見る
○村井国務大臣 どうしても一般論として申し上げざるを得ないんでございますが、損壊した家屋等の処理等々でございますけれども、これはやはりそれぞれ家屋をお持ちの方々の責任でやっていただく世界ではなかろうか。  ただ、今、瀬古委員御指摘のような行政の懈怠と申しましょうか、この問題、私...全文を見る
○村井国務大臣 先ほど御報告の中でごく簡単に触れさせていただいたこと、申しわけないと存じますが、今回の台風第六号でございますが、鉄道ではJRを含めまして多数の路線に影響を及ぼしておりまして、現在も、JRの大船渡線の一ノ関—千厩間、それから長良川鉄道の郡上八幡—美濃白鳥間の二路線に...全文を見る
○村井国務大臣 経営体としてのJRの存在がございますし、その判断というものがございますので、一般的に申し上げるのはなかなか難しいのでございますけれども、今ちょっと申し上げましたように、実は私の地元で起きましたことは、JR西日本が大変難色を示したわけでございます。たしか、百円稼ぐの...全文を見る
○村井国務大臣 以前も菅野委員に申し上げたことがあったように思いますけれども、私の地元も全く同じ悩みを抱えている地域でございまして、結局、山がいろいろな意味で荒れてしまった。それから、戦後、針葉樹が非常にたくさん植えられたというようなことも恐らく影響しているんだろうと思います。 ...全文を見る
○村井国務大臣 全く同感でございますが、ただ現実、非常に難しいのは、例えば土木建設というのはかなりの程度まで機械化されているわけですね。それからもう一つ、農業というのもかなり機械化されているわけですが、それから諸外国におきまして、林業の施業というのも非常に機械化されているわけでご...全文を見る
○村井国務大臣 東南海・南海地震につきまして、先般、当委員会で、委員長の御提案によりまして法律案を御可決いただいたわけでございます。そのときにもいろいろ申し上げておりますけれども、私どもは、今度の東南海地震につきましての法律の効果というのは、言ってみますと、大規模地震対策特別措置...全文を見る
○村井国務大臣 全くおっしゃるとおりでございまして、あくまで東海地震のその直前予知が可能であるということを前提にしまして大規模地震対策特別措置法が現にあり、そして東南海・南海地震につきまして予知ができるような段階になったら同じようなことをやろうという趣旨で、言ってみますと、予備軍...全文を見る
○村井国務大臣 三宅島の島民の皆様は、一昨年の九月の全島避難から二年近く、長期にわたる避難生活を強いられるという大変な異常な状態でございます上に、火山ガス漸減の傾向にあるものの、突発的に高濃度のガスが出るというような事態は依然として変わっていないわけでございます。  いろいろや...全文を見る
07月19日第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○国務大臣(村井仁君) 台風第六号及び第七号に伴う大雨による被害の状況につきまして御報告申し上げます。  去る七月九日から十一日に掛けて、台風第六号と梅雨前線の影響で、紀伊半島から東北地方の太平洋側に掛けての広い範囲で三百ミリを超えるなど各地で大雨となりました。さらに、十三日か...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 有珠山の周辺地域の土地利用の問題につきましては、北海道がゾーン分けをいたしておりまして、もちろん現地と十分相談をしてのことでございますけれども、それで住宅などにつきましては移転を誘導する地域ということでCゾーンというのを決めております。  これは、北海道...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 先般、内閣委員会でお尋ねがございましたときに、私は国家公安委員会委員長という立場で、主として警察犬の中の災害救助犬の位置付けということで申し上げた次第でございまして、もしもそこで、何といいましょうか、大変消極的な印象をお与えしたとしたら申し訳なかったと思い...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) いわゆるNPOの活動につきまして国がどのくらい関与するべきかというところは、これは一般論として申しますと大変私、難しい問題を含むものだと思っております。  国が、何といいましょうか、基準を作ってしまいましたためにNPOの活動に何らかの制約を及ぼすというよ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 地方でできることは地方にというようなスローガンもかたがたございますけれども、確かに、御示唆のように、国の情報収集力でございますとかあるいは逆にまた国が得ました情報を発信していくというような機能もまたあるだろうと思います。それから、様々の国が持っている手段で...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) たまたま、私、あれなんでございます、災害救助犬の問題につきまして、阪神・淡路大震災のころに私自身がたまたま地元で動物愛護の関係者とのお付き合いがございまして、少し勉強をする機会がございましたので、多少知っていたこともございますけれども、率直に申しまして、そ...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) めどですか。
○国務大臣(村井仁君) ちょっと時期の問題につきましては、これは余りにも、私も今度御質問受けまして調べてもらったんでございますけれども、どうも蓄積が余りないんですね。そういう意味で、情報収集の問題も含めて、まずやらせていただきたい、その上で申し上げたいと存じます。
○国務大臣(村井仁君) 三宅島の問題につきましては、冒頭、山口委員仰せになりましたように、二年近い全面的な離島を強いられるという非常に異常な状態でもございますし、未曾有と言ってもよろしいのではないか。生活の基盤から切り離されて、こうして分散しておられるというようなケースというのは...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) 大変残念なことでございますけれども、今なおガスの噴出状況というものは大変高いレベルでございまして、帰島の時期というものがいつになり得るか、ちょっと見当が付かないというのが実情でございます。  そういう状況の中でございますけれども、現在、私どもとしましては...全文を見る
○国務大臣(村井仁君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を尊重し、東京都及び三宅村とも連携いたしまして、引き続き政府が一丸となって、三宅島噴火災害に対する必要な支援策を講じてまいる所存でございますので、委員各位の御指導をよろしくお願い申し上げます。
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第3号
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○村井国務大臣 先般、両院でそれぞれ御賛同をいただいて、衆議院の災害対策特別委員長御提案で成立いたしました東南海・南海地震対策特別措置法でございますが、これについて申し上げさせていただきます。  東南海・南海地震は、歴史的には百年ないし百五十年程度の間隔で繰り返し発生している、...全文を見る
○村井国務大臣 地震対策というのも、結構広範なものがございまして、何をするべきかというところは、これはいろいろケースによりまして違いがあるんだろうと思います。  いわゆる東海地震につきましては、さまざまの研究からかなりの程度に予知が可能である、こういうようなことになりまして、そ...全文を見る
○村井国務大臣 ハザードマップでございますが、これまで火山の噴火災害でございますとかいろいろな形でつくっているわけでございます。私は、防災担当大臣になりましてから見ておりまして非常に興味深いのは、富士山のハザードマップを実は今作業を始めているんでございますけれども、これに対する地...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○国務大臣(村井仁君) ただいま豊富な行政経験をお持ちの続委員から、広範にわたりましていろいろ御懸念の問題につきまして御質問ございました。  我が国、世界でも有数の地震多発国でございますし、政府といたしましても、地震防災対策、これは最も重要な事項の一つであるという認識を持ってお...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第4号
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○村井国務大臣 おはようございます。  平成十二年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十二年度の歳出予算現額は三千百四十七億九千四百四十二万円余でありまして、支出済み歳出額は二千九百五十二億四千九百七十七万円余であります。  この差額...全文を見る
○村井国務大臣 長年、日本の安全保障政策の立案、推進に携わられた藤島委員の御経験に基づく御見解でございます。  私は、いわゆる治安維持という問題、これはすぐれて警察がその任に当たるという立場だと思っておりますけれども、最近の現象というのは、確かに今御指摘のように、外国から日本の...全文を見る
○村井国務大臣 昨年九月十一日の同時多発テロ以来、ある意味では私どもも非常に強く認識しなきゃいけないと思っておりますことは、ソ連の崩壊によりまして、いわゆる東西のイデオロギー対立というものがなくなって、日本の国内でも、いわゆる治安情勢がある一定の安定を得た、一方では、来日外国人に...全文を見る
○村井国務大臣 この問題につきましては、現在、兵庫県警におきまして行いました捜査に基づき、検察の手元で、その関係者の責任のありようにつきまして御検討がなされているところでありまして、どこにその最終的な責任があるのかということを私の立場から申し上げるのは余り適当なことではない。検察...全文を見る
○村井国務大臣 いわゆる事件が起きました歩道橋が公道というものであったことは、よく承知しております。  しかしながら、私が申し上げたことは、あのイベント自体の主催者、そしてまたイベントを主催した明石市が警備会社に警備を第一義的に委託している、そのところにまず主たる責任があるんで...全文を見る
○村井国務大臣 私も自分の発言にはそれなりに責任を持っているつもりでございまして、その報告書は、全部というふうにおっしゃられるとなんでございますが、一通り読ませていただいております。
○村井国務大臣 今、生活安全局長からは、夜店、露店の配置についてなお考慮すべき点があったという認識が述べられましたけれども、委員は、この露店を配置する公道部分のありようということが事故の一番の原因であったという御主張をなさいましたけれども、私は、恐縮でございますが、兵庫県警におき...全文を見る
○村井国務大臣 その点は、生活安全局長の答弁を私も追認いたします。
○村井国務大臣 大変恐縮ですが、どの点をお尋ねか、もう一回。恐縮でございます。
○村井国務大臣 ですから、そういうことも含めまして、雑踏警備計画等々につきまして適正を欠く点もあったということで、これは刑事案件として送致をしている。これは、送致されているのは、市側の担当関係者であり、警察の関係者であり、また、警備会社の関係者である。その間でどこに一番責任がある...全文を見る
○村井国務大臣 私は、警察に責任がないなんとは全然言っていない。いいですか、主催者である市、それから、その委託を受けて警備に当たった警備会社、こちらの方が、まず、いつイベントをやるかというような問題から、どういう形のイベントである、そして、どういう警備をやるというようなことで計画...全文を見る
○村井国務大臣 私も、その録画につきましては、存在しない、残念ながらないんだという報告を受けておりますけれども、今、委員の御指摘でございます。十分さらに調べさせていただきます。