鉢呂吉雄

はちろよしお

選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

鉢呂吉雄の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鉢呂委員 まず、大臣にお伺いをいたしたいと思います。  これは緊急の質問でありますけれども、きのうも外務大臣が答弁をしておるようでありますけれども、ロシア共和国と韓国が北方領土領域内で操業するかの協定を結ぶかの報道がされておりまして、特に日本と韓国は今漁業の自主規制の協定をし...全文を見る
○鉢呂委員 私の質問は、日韓自主規制協定に支障を及ぼすかということでございますけれども、大臣が非常に遺憾の意を表されたということで、それは当然今回合意をされるということでありますけれども、何らかの問題を生ずるというふうに私ども受けとめた次第でございます。  そこで、昨日の総理を...全文を見る
○鉢呂委員 大臣の今の決意を聞きました。ただ、これまでずっと日本は内向きの対応に終始してきた。今回の空欄にするということも、国内の事情というものが非常に大きいのではないか。言ってみれば先送りの状態じゃないか。問題は一切まだ解決をしておらないわけでありますから、修正項目を、日本は、...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、平成四年度の転作緩和の問題に移らせていただきます。  この問題は、昨日からきょうにかけまして五人の方が質問をしておりまして、野党各党質問をしておる。私はそのことも踏まえまして質問をさせていただきます。  転作緩和の問題につきましては、六十一年の十二月三日...全文を見る
○鉢呂委員 それらの御意見聴取をして、どのような御意見があったのか、また、その意見を聴取して、今回の配分等に当たってどのような反映をしたのか。
○鉢呂委員 私も聞くところによりますと、十一月二十八日には全中の中央本部常任委員会でも、五年度以降の転作等目標面積についても継続性を確保してほしいという申し入れをした。あるいはまた十二月二日、これはもちろん決定したときでありますけれども、先ほど局長が言いましたように推進協議会です...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、きのうからの局長の御答弁によりますと、まだ配分の状況についてはそのさなかであって、確たるものなしということでございまして、反復すれば、きのうの後半では、三月いっぱいかそれとも四月にずれ込まなければこの取りまとめ確認はできないものというような御答弁がありました。...全文を見る
○鉢呂委員 まさに今長官がおっしゃられましたように、今回は応急的な措置である。大臣、来年といいますか、六、七米穀年度の在庫については、需給等については考えなければならないけれども、あくまでも転作を、面積を含めてどういった方向にしていくかということはポスト後期の中で考えた中でやって...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、突発的なことである、これはことしの秋、また作柄どうなるかわからない。そのことはどの年であってもそうなわけであります。しかし、転作の面積を配分設定するときには必ず三年あるいは六年という設定をしながら面積を確定して、それでやっていく、もちろんこの過不足は当該年だけ見...全文を見る
○鉢呂委員 私は先ほども言いましたけれども、今回は大幅な転作緩和であるということにかんがみて、やっぱりことしを初年度として三年程度どのようにこの転作を持っていくのかということをきちんと打ち出すべきである。今長官は内部資料としても出るということはおっしゃったわけでありますから、それ...全文を見る
○鉢呂委員 大臣から今極力変動のないようにしたいということを受けまして、今回の例えば十三万ヘクタールの軽減措置が次年度以降にも継続性が確保されるということを期待したいというふうに思います。  ただ、局長がきのうも答弁されておりますように、日本は北から南まで長いんですけれども、こ...全文を見る
○鉢呂委員 さらに、一年限りということに対して農家は軽減をできないという観点が非常に強いのですけれども、きのうからもお話がありますように、さまざまな加算措置等についても枠組みを堅持するということが農水省側からも文書で出ておりまして、例えば団地化加算あるいは地域営農加算、あるいはま...全文を見る
○鉢呂委員 水田農業確立対策の大綱によれば、水田全体の農業をどうしていくかということに移行しておるわけです。したがって、このさまざまな加算措置についても水稲にかかわる分についても認めてきておるわけですから、局長の言われた転作の方向だというのが趣旨だということ、その重点はわかります...全文を見る
○鉢呂委員 乳雅子牛については、昨年の三月の乳価決定時にもこの算定織り込み価格は八万一千円でした。ところが、昨年のもう四月から六万円台、八月から十二月、四万二千円前後ということで、当時の乳価織り込み算定価格よりも暴落をしておるのでありまして、三千五百円程度の対策ではどうにもならな...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○鉢呂分科員 朝九時から夜の九時までということで、まさに日本人の今の労働時間短縮に逆行するような強行日程でございまして、大変御苦労さまでございます。私は、そのゆとりある労働時間ということで質問をさせていただきたいというふうに考えております。  実は、さまざまな産業がございますけ...全文を見る
○鉢呂分科員 今局長から御答弁ありましたように、教育研究関係労働というのは非常に幅広い、公的な大学、研究あるいは学校教育も含めてということだろうと思いますので、そういう意味で労働省側の資料も的を射ておらないだろうということで、これは後でも御要望申し上げますけれども、そういう中で北...全文を見る
○鉢呂分科員 同時に、いわゆる三カ月の変形労働時間制ということをとり得るように改正されておりますけれども、自動車教習所の場合は、御案内のとおり、高校生の場合は三ない主義ということで夏休みあるいは登校中は取らせないということで、どうしても冬休み、春休みに取るというようなことで非常に...全文を見る
○鉢呂分科員 まさに局長の言われるとおりでありますから、百人以下についてもそれが適用になるだろうということでありますから、先ほどもこの詳細な実態調査がないということでありますから、全国一律全部把握する、指導するということは大変なことだと私思いますけれども、私も北海道でありますけれ...全文を見る
○鉢呂分科員 さらに、時間外労働に関しまして、労働省では一カ月一二十七時間、年四百五十時間ということの目安についての指導もされておると思いますけれども、これも先ほど北海道の所定年間労働時間が二千三百六十九時間というお話もありましたけれども、まさにそれよりももう少し長いような実態が...全文を見る
○鉢呂分科員 局長、全般的なお話はわかりましたので、特にこの自動車教習所の問題について、相当長時間、年間二千八百時間等でありますから、ぜひ重点的に指導をお願いいたしたいと思います。  そこでもう一つ、自動車教習所の特異な問題として労働大臣にも若干説明しますけれども、教習所という...全文を見る
○鉢呂分科員 先ほども申し上げましたけれども、五十分はきちんと車を走らせて、そしてこの十分間の中で、例えば教習手帳と本人との確認ですとかあるいは仮免許証の確認、これは路上試験をやる場合は仮免許証を既にとっていますからそれとの確認ですとかあるいは引き継ぎの事項の確認、こういうものを...全文を見る
○鉢呂分科員 交代制とかそういう点の考え方に移行するんだろうと思いますけれども、これは専門職でありますから、教習所の指導員というのはだれでもなるわけにいきません。そういった面ではパート労働とかそういうことで代替するわけにはいかない職種であります。そういう点で労働省としては、単に交...全文を見る
○鉢呂分科員 最後になりましたけれども、労働大臣に、短時間での私の説明でこの自動車教習所の労働の実態を把握されたかどうか不安でありますけれども、平成元年十一月の道路交通法の改正の段階で、これは衆議院の地方行政委員会でも、この自動車教習所における「労働時間が長時間にわたる等の勤務条...全文を見る
○鉢呂分科員 自動車教習所については、事故死が一万人以上ということで、もっと交通安全、生涯教育の重要な一環として位置づけをしたいとかねがね警察庁にも御要望しております。今非常に分散して、ぺーパードライバーですとかあるいは高齢者に対する指導を教習所で行うとか、あるいは高校生の、ある...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○鉢呂分科員 北海道の鉢呂吉雄でございます。  私は、今、沢藤委員からも質問がありました新幹線の建設問題について御質問をさせていただきます。  とりわけ北海道新幹線建設問題については、奥田運輸大臣にも御要請を昨年末にもいたしましたし、また、井山局長さんにも数度御要請を申し上げ...全文を見る
○鉢呂分科員 もちろん基本計画時点での調査をするということでありますから、そのことはクリアをして、それは当然二十年前の四十八年に行われておるわけであります。しかしながら、建設が現実問題になってきて、しかも、優先順位等の問題を踏まえてこの着工が昨年から行われておるわけでありますけれ...全文を見る
○鉢呂分科員 さまざまな技術革新、そういうことで勉強は現にやっておるということでございます。  そこで、具体的、個別的に御質問を行わさせていただきます。  大臣もせっかくここに座っていただいておりますので、北海道新幹線の建設上のさまざまな正当性といいますか、そういうことはもう...全文を見る
○鉢呂分科員 細かい質問でありましたけれども、いずれにいたしましても四時間前後だろう。これからの技術革新もありますし、あるいはまた、先ほどの仙台-東京駅間もノンストップで一時間四十分前後、帰りは各駅停車でありましたから二時間十分ほどかかっておりますが、各駅をとまらなければやはり三...全文を見る
○鉢呂分科員 ちょっと時間を経過しますのではしょります。  いずれにいたしましても、そういう採算性まで見通した整備計画の見直し、調査をしっかりやっていただきたい。北海道新幹線、東京-札幌間を含めて、全く採算が合わないとか時間が航空機に比べて太刀打ちできないというようなことではな...全文を見る
○鉢呂分科員 そこで、北海道新幹線の建設の大きな意義ということで、大臣にも特にお聞き取り願いたいのですけれども、北海道新幹線、特に一つは、青函トンネルが六十三年三月に開業いたしまして非常に好調な物流あるいは人の流れをつくっておりますけれども、しかし青函トンネルは新幹線のフル規格が...全文を見る
○鉢呂分科員 先ほど言いました今の在来線の江差線の騒音、振動公害、この問題でありますけれども、これは北海道庁も調査をしておりますけれども、さまざまな改良を加えておるのでありますけれども、データによっても騒音最大九十三ホン、振動が六十八デシベルということで、余り軽減されておらないと...全文を見る
○鉢呂分科員 最後に二点だけでありますけれども、整備計画をもって今日この工事実施計画あるいは工事に着手をしておるのでありますけれども、着工優先順位あるいは財源問題等々が、これまで六十一年以降政府・与党の申し合わせあるいは政府・与党の中で検討委員会を設けておったこともありますけれど...全文を見る
○鉢呂分科員 最後に大臣に御見解をお伺いしたいのでありますけれども、大臣は石川県出身でありまして私と同郷でありますし、また井山局長は私の先輩、北海道でありますから、特にまた大臣は、就任当時も新幹線には実力大臣として並み並みならぬ決意を表明されております。  新幹線問題については...全文を見る
○鉢呂分科員 時間が来ましたので、どうもありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○鉢呂分科員 私は、私の地元の鉱山の鉱害防止工事について御質問をさせていただきます。  まず、金属鉱業等鉱害対策特別措置法というのが昭和四十八年に制定されました。金属鉱山が鉱業活動終了後もカドミウムあるいは砒素等の重金属による水質の汚濁あるいは農用地汚染をもたらす等でこの法律が...全文を見る
○鉢呂分科員 そこで、私の地元の精進川流域の鉱山鉱害防止工事についてでありますけれども、この鉱山が鉱害防止事業に設定されたこれまでの経過について、まずお聞かせを願いたいと思います。
○鉢呂分科員 そこで、この鉱山は、義務者不存在の鉱害防止工事ということで、これまで昭和四十六年ごろから防止工事をやっておられると思いますけれども、これまでの工事の経過、簡単でよろしいですけれどもお知らせ願いたいと思います。
○鉢呂分科員 私も、この問題で地元から再三再四の要請がございまして、昨年の七月にここを現地調査、半日以上かかって地元の町長さんと調査をさせていただきました。  今、局長さん言われましたように、いわゆる露天掘りのところについても覆土あるいは植栽工事で木なんか植えてありますし、また...全文を見る
○鉢呂分科員 私、質問いたしました自然環境や水産業に与える影響、あるいはまた、この二十年来、先ほど言いましたように五億数千万かけて工事をやってきたのですけれども、それでどの程度環境なり水産業へ与えた影響を改善してきたのか、その辺についてはどうでしょうか。
○鉢呂分科員 自然環境に与える影響等についての計測をするということはなかなか困難な面もあろうと思いますけれども、ただ、四十六年当時、それから防止工事を行ってきた都度、その環境に与える影響、これは単純でありますから、硫黄でありますから胆が高いというか、pHが割合低いというか、pHが...全文を見る
○鉢呂分科員 この特借法の関連で、四十八年以降さまざまな工事を全国各地で行ってきておると思いますけれども、これまでのこの防止工事の箇所、まだ継続している箇所数、事業規模、あるいはまた、ことし平成四年度のこの関係の事業額、予算額等についてお知らせを願いたいと思います。     〔...全文を見る
○鉢呂分科員 大変長期間にわたって全国的にも行われておりますし、今の対象の精進川工事についても、もう四十八年以前の四十六年からやっておりますから、二十年になんなんとしておるわけであります。しかし、大臣も今お聞きのとおり、汚染水の清浄化に向かっては顕著な効果があらわれておらないとい...全文を見る
○鉢呂分科員 今大臣から前向きの御答弁がございましたので、何とか事務当局でも、四分の三は国で補助をしているわけでありますから、実質事業主体は都道府県でありますけれども、四分の三という額の大きさからいっても国の重大な責任はあろうと思いますので、今後、これまでも努力をされてきたことは...全文を見る
○鉢呂分科員 終わります。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○鉢呂分科員 昨年一年間の交通事故死者数は一万一千百五名ということで、連続四年間一万人を超えておる、まさに第二次交通戦争というふうに言われておるのですが、この非常事態が日常化しておるのではないだろうか。私どもの身近でも、交通事故はもちろんのこと、交通事故死なんという事件も起きてお...全文を見る
○鉢呂分科員 今局長からお話ありましたけれども、交通安全教育の体系的な見直しが必要ではないだろうかということで、特に今もおっしゃいました指定自動車教習所の役割は大変大きい。現行は免許取得に必要な初心運転者教育に偏っている面があるのですけれども、この教習所の活用、物的、人的な要件を...全文を見る
○鉢呂分科員 平成二年の総務庁の勧告によれば、交通安全教育、従来のものが講演形式によるものが中心となっておるということで、関係者の中からは、効果的な教育を行うことができる指導者や教材の不足が指摘されているというふうに勧告をされております。  今局長も言われましたけれども、指定自...全文を見る
○鉢呂分科員 活用の道があるということは承知しております。しかし、実際にこの活用度が低い。きょうは時間がありませんからその中身については聞きませんけれども、もっと積極的に、聞きますと、都道府県の公安委員会にお任せをするというような考えが非常に強いのですけれども、もっと強力な指導を...全文を見る
○鉢呂分科員 大臣といいますか国家公安委員長にも御所見をお伺いしたいのです。  先ほど来話しておりますように、もう一方人を超えているということ、局長も若干減っておることを喜んでおるということは、その御努力は十分わかるのですけれども、大変な交通事故死が四年も続いておるということで...全文を見る
○鉢呂分科員 ぜひ検討していただきたい。私どもも、昨年末ですけれども、社会党の衆参の国会議員八十二名で、これは大変な多数の参加があったのですけれども、交通安全全般も含めて自動車教習議員政策協議会というものを発足させまして、これらについて政策的に検討していくということにもしておりま...全文を見る
○鉢呂分科員 時間がありませんのでちょっとはしょりますけれども、要するに免許を取って一年以内にいわゆる反則金三点以上になってという方が七%いらっしゃるということでありますから、言ってみれば非常に多いわけであります。これは非常にいろいろな原因があろうと思いますから、まだそのデータま...全文を見る
○鉢呂分科員 局長が今言われましたように、道交法の九十八条七項によって公安委員会が検査をすることになっておりまして、これは都道府県に任されておるということで、その検査数のパーセントは都道府県によって違うわけでありますけれども、私は今言いましたように、例えば二十日間で取れるとか、十...全文を見る
○鉢呂分科員 次に、高速路上の教習でございますけれども、将来、義務化の考えがあるのかどうか。高速教習については仮免許状での教習ということで、言ってみれば仮免許取得者も、それから指導員も死と直面するというような状況、きのう労働省でもその災害もあったというふうに聞いておりますので、義...全文を見る
○鉢呂分科員 高校生の免許取得についてでありますけれども、ずっと長い間、高校教育の中においては三ない主義ということで、免許を取らせないということで高校教育がなされてきた。したがいまして、当該三年生になりますと冬休み、春休み、またそれ以降というようなことで、もっと積極的に生涯教育と...全文を見る
○鉢呂分科員 時間がありませんので、三つ続けてお尋ねします。  一つは、夜間教習の義務化について警察庁はどんなお考えをしておるのか。それから、道交法の改正案が今回上程されるというふうにお聞きをしておりますけれども、その中で、届け出をした教習所においては仮免許が取れるよう明文化す...全文を見る
○鉢呂分科員 終わります。
03月24日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○鉢呂委員 私ごとでありますけれども、私は先般一月に、我が党の影の内閣の農林政務次官を拝命いたしました。私ども、もう一つの政策をきちんと政府に提示をして、例えば霞が関農政ではなくて、あぜ道の、そしてまた牛舎のにおいがわかる農政の政策を提示するということを基本原則としてやっていきた...全文を見る
○鉢呂委員 状況報告についてはそのとおりだと思います。問題は、日本がどのようにかかわって、積極的に日本の立場を認めさせる、そういう働きかけをするかということでありますけれども、最大の努力をしていくというだけでは甚だ乏しいわけでありまして、行けと言われてということではだめだ、むしろ...全文を見る
○鉢呂委員 ところで、国内支持政策の削減ということ自体の問題について私は触れたいと思います。  いわゆるガットの農業交渉については、各国の貿易の歪曲したものを取り除こうというのがそもそもの発端であります。したがいまして、例えば日本の米ですとかあるいは十一条二項(c)にかかわる部...全文を見る
○鉢呂委員 明快な答弁がないのでありますけれども、先ほどのような私の考え方もあるということで御検討願いたいと思います。  そこで、平成四年度の加工原料乳の補給金、あるいはまた肉用牛の、肉用子牛の不足払いについて、これは先ほど言われましたガットに国内支持削減のオファーを出しており...全文を見る
○鉢呂委員 どうも不明確なんですけれども、種々の事情を勘案してという中にはガットのいわゆる削減というものが入るのかどうか、明確にしていただきたい。
○鉢呂委員 従来、保証価格の畜産審議会での諮問を見ますとこのようになっておると思いますけれども、このようになっておるかどうか、イエスかノーかで答えていただきたいのですけれども、保証乳価の算定に当たっては、統計情報部の生乳の生産費、これは前年の七月から当年の六月による主要加工原料乳...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、国際的な問題ですとかその他経済事情ということを先ほど審議官もおっしゃいましたけれども、従来、私もずっと調べてみました。この畜審に諮問をする算定については、それらのいわゆる計数ではかられない部分については計上しておりません。これは巷間政治加算とかいうことは言われ...全文を見る
○鉢呂委員 それはおかしい話で、要素の中にそういう計数ではかられないものが入るということはあり得ない。そうすると、過去の乳価算定上でそういうことがありましたか。ないでしょう。この計算上、ずっと明確に出ています。ありますか、過去に。
○鉢呂委員 例えばというようなことでなくて、きちんと明確にしてください。私はそういうふうに思っていません。過剰なときには、過剰な実態のときにはそういう利率を動かして算定したなどということは初めて聞きました。あくまでもこれは利率でありまして、きちっとした算定に基づいて行われておるの...全文を見る
○鉢呂委員 それは重大ですよ。重大ですよ。算定のときにはそういうものは加味してませんよ。してたんですか、それは。その他の事情なんというものは算入しませんよ。計数で示されないようなものを算定の中に入れるなんということはあり得ないですよ。入れたんですか。入れたということは重大ですよ、...全文を見る
○鉢呂委員 そういうふうに言い切るのでありますと、私ははっきり言わしていただきますけれども、諮問についてはそういう算定について手を加えるということはあり得ないのです。ただ、審議会の答申において、そういう経済的な事情その他の事情を参酌して、これは妥当でおるとか引き上げるとかというこ...全文を見る
○鉢呂委員 それはおかしい。時間がないから、このままもっとこれきちっとしたいのですけれども、それは答弁になってないですよ。  委員長、どうですか。委員長、中断してください。打ち合わせしてきちっとした見解を述べてもらいたい。
○鉢呂委員 ですから、その算定を出すときに、その数字ではかられない部分、その他経済事情を織り込んでというふうに審議官は答弁されたのですけれども、そうするとそのとおりなんですね。
○鉢呂委員 どうも私は、そういう数字をきちっと見させてもらって、そうではない、あくまでもこの数字をはじき出して、それは期間のとり方はいろいろあっても、そんな、経済事情で参酌して過剰になったから利率を調整し、なんということはあり得ますか。そういうもので算定の価格を出しますか、諮問す...全文を見る
○鉢呂委員 そうであれば、まさにこの諮問の価格が政治的にゆがめられるというふうに言わざるを得ないわけであります。そうすると、あの数字は何ですか。きちんとした数字から出された修正計数もあります。あるいは、金利についてはこういう計数値が出てきます。私は、そういうものであれば一過剰であ...全文を見る
○鉢呂委員 繰り返しになりますから、もうこれで次の方に移ります。  政務次官にお聞きしたいのですけれども、今言われたようなことで、諮問の算定価格に対して、例えば今回のものでありますと、北海道では生産費が対前年比八・五%増加になったわけです。これは農水省の皆さんは、ぬれ子について...全文を見る
○鉢呂委員 これは、諮問については参考資料を出すのではなくて、農水大臣が具体的にこの乳価ですと、何円何がし何銭で諮問をしますというふうに出すわけでありますから、決してこれは参考でも何でもなくて、政府としてきちんとした方針で出すわけでありますから。
○鉢呂委員 それは、政務次官はまだあれであって、それは違いますよ。提示する算定価格自体のその基礎資料を出しているにすぎないのですよ。参考資料で何か情勢の概要を示しているわけではないのです。諮問自体、中身を見てください。いや、いいです、もうそんなことをやっていたら時間がなくなって。...全文を見る
○鉢呂委員 そこが私どもと違う点でありまして、私どもはこの数年の酪農、畜産の状況は構造的に激変をしてきておるというふうに見ております。潜在的に過剰な、強い基盤にあるというふうな実態ではない。これは酪農についても言えます。  例えば酪農については、頭数についても伸び悩みをしておる...全文を見る
○鉢呂委員 言葉としては次官の言われたとおりなんですけれども、しかしそうはなっておらないのであります。この間の酪農の推移だけを見ても、規模拡大、これは着実に達成されておるという農水省のこの局長報告に見られるように、それによっておるのであります。その中身の生産性の向上ということにつ...全文を見る
○鉢呂委員 規模拡大即経営が拡大をするという視点、これはやはり農水省も考えを改めていただきたい。むしろ経営を拡大することによって、急速な拡大が負債を累増させ、経営を圧迫する。あるいはまた小中規模の経営であっても、複合経営なりあるいはまた乳肉複合経営とのかみ合わせで堅実な経営転換が...全文を見る
○鉢呂委員 農水省は、従来の既定方針どおりというような感じが非常に強いので、さまざまな周辺関連対策もやっておるのですけれども、先ほど言ったような生産の伸び悩みそして戸数の減少ということがとどまるところを知らないわけでありますから、私は抜本的な改善の手を加えなければならない時点だと...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。
04月10日第123回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○鉢呂委員 私は選挙区、地元が北海道でありまして、御承知のとおり日本のサケ・マス漁の今も七割は北海道が占めております。とりわけ私の函館市を中心とする選挙区は、特に日本海のサケ・マス流し網漁、全国の七割以上をここで占めておりまして、先般も日ロ漁業協力協定が締結したその直後に、三月十...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、大臣にお聞きいたしますけれども、そのようなIMFの専門家会議が行われたということで、アメリカのブッシュ大統領の発表になったというふうに思っております。  この間の報道によればですけれども、宮澤総理は、やりますというような表現をしておる、日本ももちろんやります...全文を見る
○鉢呂委員 CIS、ロシア共和国が幾らの負担になるか、そのことを述べられましたけれども、時間がありませんので、大臣、端的にお願いします。  私が聞いているのは、IMFの負担の割合がどうだとかこうだとかということは、それはまだ定かでないということはわかります。ただ、日本が、今大臣...全文を見る
○鉢呂委員 わかりにくいのですけれども、ただ、もう一点だけ、時間がありませんから。  今ロシア共和国が大変経済的な混迷の度合いを深めているというふうに思います。大変慎重であったブッシュ大統領というかアメリカがこの支援に、これは本格的な金融支援だというふうにドイツもアメリカも言っ...全文を見る
○鉢呂委員 この問題をやっていれば条約がどこかに行ってしまいますので、領土問題と漁業問題に移らさせていただきます。  この北方領土周辺水域二百海里内については、これまで例えば日ロといいますか、日ソ民間協定に基づく貝殻島昆布、ウニ漁等々の事業はやっておりますけれども、日本及びロシ...全文を見る
○鉢呂委員 その経過に基づきまして、実は北海道ではさまざまに漁民の方から御要望がございます。特に北海道東部の沿岸スケトウ漁はロシア共和国の大型トロール船の影響で今年は大不漁というようなこともございまして、従来は領土問題、今局長のお話もありましたけれども、領土問題より魚というような...全文を見る
○鉢呂委員 その北方領土水域の関係で、二月二十五日に明らかになった韓国とロシアの漁業協力協定、この問題に移らさせていただきます。それと含めて今の問題、局長の御答弁に後で触れさせていただきたいと思います。  この外務委員会の松浦昭先生からもこの問題の御質問がありまして、局長の答弁...全文を見る
○鉢呂委員 報道によれば、韓国はもう既に出漁してもいいのでありますけれども、六月の上旬にはこの地域に出るというようなことが言われておりまして、四万トンぐらいとるというようなことが言われております。特に韓国と日本は、宮澤総理が初めての訪韓もしたところでありまして、それぐらい両国の関...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、これは交渉でも何でもなくて、協議でも何でもない。日本としては、これはもう今現在大きな問題になっている領土にかかわる、まあ領海でありますけれども、問題でありますから、大臣が先頭になって、特に韓国に対して、この問題についてはきちんと整理をしろ、もとの状態に戻せ、日本...全文を見る
○鉢呂委員 日本はこれまでもこの協議の中では、公海漁獲禁止に賛成するわけではないという旨の立場で参加をしてきたというふうに思いますけれども、今度この公海漁獲は完全禁止でありますけれども、それに至った経緯、また、公海漁獲を復活できる、そのような可能性あるいは条件といったものがあるの...全文を見る
○鉢呂委員 非常に他の三カ国に押し切られる形と、日本の二百海里内の資源を保護するというのは当然の話でありまして、五十海里等の問題についてもそういうことであろうと思います。  そこで、現在まだ発効されておりませんけれども、国連海洋法条約の第六十六条の三の(a)によれば、溯河性資源...全文を見る
○鉢呂委員 同時に、政府は、この条約の締結意義の中で、二百海里内でのサケ・マスの漁獲が認められ安定的操業の継続の道が維持された、このように述べておりますけれども、これについては特に公海上での漁獲分がロシアでの二百海里内にその分がかわったという点を示しているのだろうというふうに思い...全文を見る
○鉢呂委員 この条約では自国の二百海里内での操業が認められた、このことも政府は安定的操業の継続の道が維持されたということを述べておるというふうに思いますけれども、条約区域を五十海里にする等の縮小に対する働きかけが随分あったというふうに聞きます。これからの問題でありますけれども、条...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、冒頭にも申し上げましたサケ・マス交渉が三月十五日、日ロで合意に達したのですけれども、この内容は、今年は日本水域のみ、日本の二百海里内のみ二千八百十九トン、ロシア系のサケ・マスを漁獲できるということで、漁業協力費については四億四千四百万ということであります。しか...全文を見る
○鉢呂委員 サケ・マスから若干離れますけれども、昨年の十二月に国連で決議されました大目流しといいますか、公海流し網漁の禁止の問題、この問題でありますけれども、本年の十二月三十一日までにこの漁を停止をするということで国連決議がなされております。  水産庁は、この流し網にかわる漁法...全文を見る
○鉢呂委員 大変零細企業の方が多いわけで、しかも、なかなか業種転換がそう簡単にいかない。一番大きな影響は漁船造船、これは船がもう要らない、次に船がないわけでありますから、大変中小零細の造船界は困惑をしておる。今水産庁長官が言われた漁網の加工業者ですとかさまざまに大きな影響があると...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。
04月14日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○鉢呂委員 まず最初に、昨日、ガット・ウルグアイ・ラウンドのTNCで、ドンケル事務局長の方から交渉の継続が明らかにされ、農業分野はもちろん、サービス分野でもさまざまな対立があるかのように報道されております。アメリカとEC、あるいはこの七月のミュンヘン・サミットと、さまざまな交渉が...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、大臣にお聞きをいたします。  今もお伺いいたしましたけれども、ECとアメリカの首脳会談が開かれるというようなことも言われております。また、ドンケル事務局長は、合意案の修正トラックはやらないんだ、それをやれば十二月二十日以前に戻って混乱を起こすんだというような...全文を見る
○鉢呂委員 これが主要な質疑でありませんから。しかし、やはり今の大臣のお話を聞いていますと、日本の輸入国としての主張というものをガットの中でいかに反映させるか、そのことの戦略といいますか、確かに今ECのバナナの問題ですとかアメリカでもさまざまな農業団体がこれに抵抗しておるというよ...全文を見る
○鉢呂委員 必要というのは、みずからもその必要性をつくっていくのだということで御理解をさせていただきました。  きょうは獣医療法にかかわる畜産三法の審議でありますけれども、先ほど来お話もありますように、酪農、畜産の経営の発展なくして獣医療の健全な展開もないというふうに私思います...全文を見る
○鉢呂委員 ところで、私どもには昨日配付されたのですけれども、平成三年度の農業白書、私ゆうべ見させていただきました。膨大な文章でありますけれども、この「むすび」のところに、今日の農水省の考えあるいは現状の認識があろうというふうに思いまして、若干読ませていただきますが、端的に言いま...全文を見る
○鉢呂委員 その条件不利地帯なり中山間地域の現状認識はここにも書いてあります。大臣も言われたとおりです。しかし、これをどのように保持していくのかということについては、この農業白書でも明確にしておりません。言われておることは、そこでの農村生活環境の整備の必要性や就業機会の創出、抽象...全文を見る
○鉢呂委員 質問に直接答えてないのですけれども、いわゆる先般の三月二十四日の農水委員会の政府諮問に対する政府の保証価格、この算定のあり方、これについてはあのときの御答弁のとおりだというふうに理解してよろしいでしょうか。
○鉢呂委員 明確に答えてないのですけれども、そうすると、前回の御答弁は訂正ということでありますか。時間がないので、答えてください。
○鉢呂委員 酪農家の皆さんは、今回の据え置きに対して不信感を大変大きく持っております。それはなぜかというと、加工原料乳の主要地帯であります北海道の生産費が実は八・五%上がったのであります。しかし、実際の決定は据え置きであります。  今、ことしの算定説明資料、明細に出ておりますか...全文を見る
○鉢呂委員 中身がこまいかもわかりませんけれども、言っている質問は理解できると思います。  生産費が、おととしに比べて去年の乳価算定上の生産費が五%も下がっておるのであります。こんなに下がるはずはありません。その証拠に、これは若干違うかもわかりませんけれども、基準取引価格があり...全文を見る
○鉢呂委員 わからないと言ったことはそちらで答弁してます。乳量が過剰のときには算定の中に利子等で変更させて織り込んで乳価を算定しているということを前回の委員会で述べておるわけでございますから、そういうことはあるのかということを私は先ほどからお聞きをしておるわけです。
○鉢呂委員 いずれにいたしましても、このような算定方式、私ども少し詳細に見ただけでもわかるわけでありますけれども、算定方式としては非常にあいまいで、はっきり端的に言えば矛盾に満ちた数字ですから、うそは簡単につけるかもわかりませんけれども、やっていけば必ず矛盾がきちっと出てくるわけ...全文を見る
○鉢呂委員 私は、安定指標価格はそのとおりであります、しかし、消費の実勢は強含みでありますから、むしろ安定指標価格は上げて、上げた結果が基準取引価格も上がるわけでありますから、基準取引価格は安定指標価格にほぼ連動するわけであります。私は、それが相当である。やはり生産者の保証価格、...全文を見る
○鉢呂委員 特に乳肉複合経営については、これはできないという非常に冷たい答弁であります。四十億という大きなお金を投入しておるわけでありますけれども、それでは過去にこの予算案に対して実績はどうであったのか。これについて御答弁願います。
○鉢呂委員 大臣にお伺いしますけれども、端的に言ってこの関連対策は非常事態ということでやるわけであります。特に酪農家は、初生牛の暴落ということ、これは大変な打撃であります。しかも乳価が上げられないという状況でありますから、この乳肉複合経営の四十億というのはやはり満席に使われるべき...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど有川委員の御質問に対して大臣は、万全だとは思わない、しかし推移によっては手当てもというような話もありました。私は、この四十億の問題についてはやはり大臣が決断をして、現行の酪農経営の困難性にかんがみてこれはやるべきだ。やってやれないことはない。このままいきますと四...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。
04月16日第123回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○鉢呂委員 私は、先週の四月十日に渡辺外務大臣、兵藤局長等に外務委員会でお尋ねした日本と特にロシア連邦の関係を踏まえて、北方領土返還運動、北方領土問題に問題を絞って一時間御質問をさせていただきたいと思います。  今同僚委員からもお話ありました北方四島へのビザなし渡航の問題につい...全文を見る
○鉢呂委員 今法務省の側から固有の日本の主権があるということでありますから、北方四島については日本の刑法の適用があるという御答弁があったというふうに思います。  そこで外務省にお尋ねいたしますけれども、今回の日本側からビザなしで北方四島に渡航するその渡航者についてこのような刑事...全文を見る
○鉢呂委員 法務省にお尋ねいたしますけれども、法務省側は、主権があるのであるから北方四島に刑法上のものが及ぶというふうに先ほどおっしゃいました。外務省は、北方四島の歴史的な経過からいけば事実上施政を及ぼしておるのは今ロシア連邦だということで、この点については及ばないという御答弁だ...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど局長は、決着がつかなかったということで、そういう事実が発生した場合は、事象が発生した場合はケース・バイ・ケースで外交ルートで話し合いをしていくというふうなことを御答弁されましたけれども、いわゆるこの往復書簡等でそのことが明記されなかった、あるいはされておるのかも...全文を見る
○鉢呂委員 閣議了解の中でも、いずれの一方の側の法的立場をも害するものとはみなしてはならないとの共通の認識でというふうにお書きになっております。しかしやはりこのことは、善意、悪意は別として不可抗力で起こり得るものであります。したがいまして私は、ケース・バイ・ケースで外交ルートで話...全文を見る
○鉢呂委員 私の質問は、そのことの前向きな姿勢はわかります。実際上そのことが起こり得る。起こったときの日本政府としての対処の方法、実効上向こうに警察権なりその他の施政は及ぼしてはおらないわけでありますから、その場合向こうの警察権が発動し、日本政府として例えば属人主義に基づいて引き...全文を見る
○鉢呂委員 そこで北方四島の返還問題に移りますけれども、まず昨年のゴルバチョフ来日以降の経過について、時間がなくなりますので私の方から述べますけれども、日ソ共同声明では北方四島が領土問題の対象であるということが明記をされまして、それに基づいて平和的解決あるいは平和条約を締結すると...全文を見る
○鉢呂委員 なかなか微妙な問題で、交渉の相手方がどういう認識かということを日本政府が表明するのはなかなか難しい問題だと思いますけれども、一つは、ロシアの国民世論というものを非常に神経質にロシア側がとらえておるということはそのとおりだろうというふうに思います。  実は昨年の四月二...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、現在のロシア共和国の政治状況をどのように日本政府はとらえておるのか、あるいは経済的な混乱、経済改革のプログラムがどのように進められるか等については時間がありませんので私の方から若干申し上げますけれども、ロシア共和国の人民代議員大会がまだ継続をされておりますけれ...全文を見る
○鉢呂委員 先週の外務委員会で、CIS、独立国家共同体に対するIMFの二百四十億ドルの金融支援について、渡辺外務大臣そして局長さんの方から御答弁があったのですけれども、あのときは時間がありませんでしたので補足をしてまた御質問をしたいと思います。  あのときの中では渡辺外務大臣は...全文を見る
○鉢呂委員 今の形では、六十億ドルについてはIMFを通じておるので拡大均衡には触れない、この前と同じ答弁だと思いますけれども、私は、そのことによって無原則的になっていく、それは額によってそういうふうに言っておるのか、あるいは例えばロシアの経済の混乱、それがひいてはロシアの民主化の...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、先ほどエリツィン政権が領土問題に踏み込めないその最大の理由とは言いませんでしたけれども、ロシア側の世論というものもあるというふうに言われました。そこで、私はそのことは大変大切であるというふうに思いますので、その方に移りたいと思います。  このことは、三月二...全文を見る
○鉢呂委員 防衛庁、来ていらっしゃいますか。北方四島のロシア軍駐留軍の関係でお伺いいたします。  これについても、昨年の日ソ共同声明では削減をするということを向こう側から申し入れたということであります。この三月の日ロ外相会談でも、コズィレフ外相は三割方既に削減を完了したと説明を...全文を見る
○鉢呂委員 外務省にお尋ねいたします。  この関係でコズィレフ外相は三割削減ということを説明されたということでありますけれども、その確認方法といいますか、外務省としてやはり軍事力の削減について日本にわかるような形をとる必要があるのではないかと思いますけれども、それは一方的にただ...全文を見る
○鉢呂委員 経過はわかりました。しかしやはりそのように外務大臣が、責任ある者が言っておるわけですから、それは日本として確認ができるような方法というものを引き続き追求していくべきだろうというふうに思います。  そこで、総務庁長官にお尋ねをいたします。  今、日本に返還できない大...全文を見る
○鉢呂委員 力強い御答弁だというふうに私は思っております。  そこで、二、三、北方四島との人的交流、ビザなし渡航の関係で総務庁の特段の御配慮をお願いしたいという点を申し上げたいと思います。  一つは、今回北海道と現地ロシア人との交流が始まるわけでありますけれども、北方四島への...全文を見る
○鉢呂委員 慎重になんという言葉はこの場では使わなくてもよろしいわけですから、もっと積極的に、そういうものが有効であることが一回目のことで確認されれば総務庁としては全面的にやるというぐらいの姿勢は見せてもらわなかったら、これは余り国として我々はやりますよなんということは言えないこ...全文を見る
○鉢呂委員 もう終了いたしましたというのが来ましたのでこれで終わりますけれども、一点だけ。  これは小さいことでありますけれども、非常に事務手続が煩雑で外務省によっても渡航するのに六カ月ぐらい見てくれ。これは多目に言っておるのですけれども、四、五カ月ないし六カ月というようなこと...全文を見る
04月23日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○鉢呂委員 午前中の三人の参考人の御意見も踏まえて、農協法の改正について、二日目でありますのできのうの質問あるいは答弁の内容も見ながら質問をさせていただきたいと思います。  その前に、きょうの朝のニュースでも伝えておりますけれども、アメリカのブッシュ大統領とECのドロール委員長...全文を見る
○鉢呂委員 私は、数度にわたって大臣に申し上げておりますけれども、この交渉においてもなかなか日本の顔が見えない。ようやく渡辺外務大臣のこのような形があったわけでありますけれども、これも非農業分野に限っての積極さというふうに見えます。今宮澤総理がこの四月の下旬から連休にかけてヨーロ...全文を見る
○鉢呂委員 田名部大臣の内向きの顔はよくわかります。しかし、これはあくまでも外交交渉、国際交渉でありますから、外向きに対しての顔、日本が輸入国としてのイニシアチブを、これはヨーロッパにもアメリカにもさまざまな国内の農産物、農業問題があるということを踏まえて日本がイニシアチブをとる...全文を見る
○鉢呂委員 私は、さまざまな老人福祉ですとか員外貸し付けの緩和、これらの地域社会に農協は寄与する、その根拠をどこに置くのかという点で法律的な根拠、これについて、局長の方からでよろしいですけれども、答えていただきたいと思います。
○鉢呂委員 今の局長の御答弁は、農業というものは地域的なものであるということで、その地域性の中でそれらに関連するものが事業として行い得るというような御答弁だと思います。  そこで、私はこの数年にわたる農協のこれまでたどった経過を踏まえて、きのう実は大臣も質問に対して、農協の経営...全文を見る
○鉢呂委員 これとの関連で、准組合員の考え方をお伺いしたいと思います。  正組合員戸数がここ七年ほど一貫して減少しております。しかし一方で、准組合員は増加の一途でございまして、全組合員の三六%を占めております。神奈川、東京、大阪、静岡、さらには私の北海道でさえ五〇%を超える、半...全文を見る
○鉢呂委員 そのようなおそれを持ちながら、しかしこの増加は、無原則的に准組合員が非常に増加しておる。准組合員といっても、これは員外と言ってもいいわけでありまして、そういった面で問題はあろう。もちろんこれは、研究会報告でも述べていますように、農家組合員の意思を踏まえてこの准組合員に...全文を見る
○鉢呂委員 先ほどの百分の十五というのは系統信連ではやっておったかもわかりませんけれども、やはり員内貸し付け、員外貸し付けとの二〇%、五分の一という観点からいけば、思想が違ってきておるというふうに思いまして、これについては、小さいことでありますけれども、また改めて御質問したい。 ...全文を見る
○鉢呂委員 局長の御答弁はそのとおりで、私もそのとおりに思います。しかし、実際はそのとおりになっておらない。きのうも論議になっておりますように、信用、共済事業部門が収益が低下していく中で、やはり経費節減型といいますか、職員を削減するあるいは経営管理的にさまざまな費用削減をするとい...全文を見る
○鉢呂委員 事業の二段階の関係につきまして、これも大臣の御答弁を求めておりましたけれども、時間の関係で後回しにさせていただきたいと思います。  そこで、午前中の参考人の御答弁でも、特に全中の常務さんからは、今後の二段階についての実行方策についてはまだら模様だということで、さまざ...全文を見る
○鉢呂委員 時間がありませんので、二つだけ聞きます。  一つは、全農を中心として、単協が全農に直接加入ということが昭和五十年からその道を開いたわけでありますけれども、加入はしておりますけれども利用せずということで、この機能が全く発揮できておらないというふうに私どもも見ております...全文を見る
○鉢呂委員 時間がありませんから論議できませんけれども、全国連の肥大化がいわゆる民主的な運営というものを阻害しておる、あるいはまた資本の蓄積が上部全国連に残って、そのことが農家の組合員の不信をなかなかぬぐえないという面があろうと思いますから、この点についてはまたきっちり、原則的な...全文を見る
○鉢呂委員 そのとおりだと思いますけれども、非常に現状は悲観的な要素が強いということで御考慮願いたいと思います。  時間があと六分、七分でありますから、まとめて四つだけ言いますので、三十分までに終わらせていただきたいと思います。  一つは、さまざまな経営管理上の法的な整備をい...全文を見る
○鉢呂委員 中途でやめられた職員の方のアンケート調査によれば、仕事にやりがいかないという方が二二%、自分に合った職種への転換二七%ということで、まさに農協は本来地域農業振興の核にならなければならないわけでありますけれども、大変今農業と同じように苦境のふちに立っておる。もちろん、自...全文を見る
11月26日第125回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○鉢呂委員 私は、最初にサケ・マス小型漁船の違反操業事件につきましてお伺いいたします。  この事件は、本年の五月二十一日に、米国沿岸警備隊の航空機が、日本の操業許可水域から七百キロの公海上で違反操業を行う二十二隻の日本漁船を発見し、その後、海上保安庁等が捜査を行い、出漁した十九...全文を見る
○鉢呂委員 時間がございませんのでこちらの方から申しますけれども、先ほど言いましたように、アメリカ、ロシア、カナダ、そして日本で新しい条約が、私ども四月の外務委員会でもこれを審議し、承認したところでございますが、それに基づきまして、日本とロシアの漁業合同委員会が三月十六日に行われ...全文を見る
○鉢呂委員 千四百十一トンという報告を受けておるということであります。  そこで、海上保安部はこの関係の捜査を一応終了いたしまして、先日の摘発をした。先ほど言いました二十二隻だけでもサケ、マス合わせて三百六十トン、この全体の二百六十隻に相当する千四百十一トンに比べても、約三割以...全文を見る
○鉢呂委員 このほかに、先ほど言いました十九トン型は八十八隻出漁しておるのであります。これについても五千百トンの漁獲実績量があったというふうに報告が明らかにされておりますけれども、五千百トンということになりますと、千四百十一トンをはるかに超えるわけであります。同時に、先ほど言いま...全文を見る
○鉢呂委員 道庁の方から実績と相違をするという報告を受けておったということでありますけれども、実際の数字について道から上がってきておるのか、あるいはまた公表できない何かがあるのか、その点についてお伺いいたしたいと思います。
○鉢呂委員 実は、私も四月に外務委員会での審議に、新条約についての審議に加わらせていただきました。この条約の、いわゆる北太平洋における潮河性魚類の系群の保存のための条約、いわゆるサケ・マスの条約でありますけれども、その第六条の二項には、この条約に違反して採捕された潮河性魚類、湖河...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、北海道議会では、十一月十日、先般、その関係で北海道庁からの報告と、そして質疑が行われております。そこで現地から、現地というのはこれは漁協さん等の現地ということでありますけれども、北海道庁に入った段階で実数の数字は水産庁も知っていたのかという質問に対して、国は知...全文を見る
○鉢呂委員 北海道庁からどのように報告を受けているのでしょうか、この点に関して。
○鉢呂委員 北海道庁も認めておるのです、数字は言っておりませんけれども。言っておるのは、長官の言ったこととは違いまして、こういうふうに言っている、正確に言えば。「水産庁とは担当の段階で種々情報交換をしており、」これはですから、報告後に違った数字がありましたよというようなことでない...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど言いましたように、捜査段階でももう既に数字を上回っているものがある。しかも、道庁はこれについては千四百十一トン以外の数字は言っていませんけれども、これは実質上改ざんしたものであるということを言っておるわけであります。  ですから、この数字は非常にゆがめた数字で...全文を見る
○鉢呂委員 同時に、こういうことも言われておるのですけれども、「このような改ざんは従来から行われていたのか。しかも、国はこれを承知をしておったのか。」という質問に対して北海道庁は「このことについては相当以前から行われていたようであり、国においても情報交換などから知っていたと考えら...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど言いました北太平洋の湖河性魚類の条約第三条三項では、この条約に規定された禁止事項、これに違反をして採捕されたサケ・マスについてこれを取引してはならない、あるいはまた取引に関与した者を処罰しなければならないという条項があるわけであります。  したがって、先ほどお...全文を見る
○鉢呂委員 いずれにいたしましても、このことはもうマスコミに流れておりますから、当然この年末あるいは来年度に向けてのロシアとの漁業交渉もあるというふうに思いますけれども、国際信義の上からいっても大変遺憾な出来事でありますから、対ロシア漁業交渉に対する理解を求めていくということは必...全文を見る
○鉢呂委員 この関係の最高責任者は農水大臣だというふうに思います。これは国際的な信義にかかわる問題でありますから、外交上大変大きな問題にもなりかねないことだというふうに私は思います。そういう意味で、大幅に、漁獲量の十倍にも当たる実績がとられたというふうなことは大変大きな問題である...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、短い時間でしたから私質問時間がなくて申し尽くせませんでしたけれども、その内容は、単に漁業者の漁獲オーバーの密漁ということ、それを取り締まれなかったということじゃなくて、長年行政と漁業者のなれ合いといいますか、これはもちろん日ソの漁業交渉でその枠、きちんとこれを国...全文を見る
○鉢呂委員 ぜひそのことはきちんとした、統一的な考えでやっていただきたいというふうに考えます。  そこで、先ほど辻委員の方からもお話があったのですけれども、関税化即自由化ということについてどうなのだ。そこで食糧庁長官、今いないですけれども、いや、それは率によってはわからない。も...全文を見る
○鉢呂委員 そこでもう一つなのですけれども、あの際の最終合意文書で、その前の字句に、関税相当量は原則として内外価格差、内外価格差というよりも卸売価格と輸入価格の差だというふうに、「原則として」という文章がついておるのですけれども、これはどういうことを意味しておるのか。ガットの段階...全文を見る
○鉢呂委員 そうすると、この「原則として」の中身は詰めておらないということだと思います。このことが先ほど話にあるような、条件闘争におけるいわゆる内外価格差以上の高率関税というものをかければ輸入が禁止をされるのではないのかという余地を生むようなことになりかねない。私はそういう意味で...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど大臣は、まさにこれからマルチの、多国間の交渉が始まる、いよいよ私どもの日本の考えが述べられるということを言ったわけでありますけれども、なかなかそういう時間的な、あるいは多国間の状況というのは非常に難しいところにもある、そういうふうに私ども思います。  そこで、...全文を見る
○鉢呂委員 これまで日本政府は、例えば日米の首脳会議でも、米等の問題についてはラウンドの中で話すということで、実質の話は避け続けてきたと言っては皆さんに失礼かもわかりませんけれども、そういう嫌いがあったわけであります。ここに至って、多国間、マルチの段階でというふうにいっても、その...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、場合によってはではなくて、もうそういう大変な段階にあるということの御認識はされておると思いますけれども、もっと積極的に、これは本当に背水の陣で命がけでやる段階に来ておるというふうに私ども思います。  特に日本は、よくこの三項目のバランスがとれないんだという中で...全文を見る
○鉢呂委員 それはもちろんそのとおりで、内容はきちんと把握されておりませんから、もし仮にこういうことであれば私は大きな問題がある。譲歩譲歩ということを盛んに外務大臣等も言うんですけれども、相手の譲歩は何かということ、やっぱり攻めの外交もすべきである。それは輸出補助金等についても、...全文を見る