鉢呂吉雄

はちろよしお

選挙区(北海道)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

鉢呂吉雄の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  大臣の先週の所信表明について質問をさせていただきたい、このように思います。  大臣は改造後も大臣を務められて、この間、国土行政に頻発する事件、事故ということで、建物の耐震偽装ですとか、あるいはJRの事故、また航空事故ということで、事故続き...全文を見る
○鉢呂委員 大臣と私は同じ十六年六期、この二月でもう十六年が経過をいたしました。先ほどの高木先生も古賀先生も、土肥先生も同じ期でございます。  私のこの十六年間の経験は、十年前のあの大蔵政務次官をさせていただいた当時に、金融破綻、住専という問題で、いわゆる大蔵省の護送船団的な、...全文を見る
○鉢呂委員 安全というのは、かけ声や号令をかけて、そしてまた一気にできるというものでは全くありません。もう御案内のとおりです。  会社の気風、風通し、一丸となって本当にその安全に向かっておるのか。そしてまた、安全にはコストが莫大にかかります。安全のコストということ。そしてまた、...全文を見る
○鉢呂委員 そこで、航空局といいますか、国土交通省の安全対策に関する検査体制の問題です。  航空量というのは大変増加をしております。建物の偽装チェックと同じように、本当に航空検査体制というのは万全なものであるのか。これが不十分ということであっては、いつチェックがおろそかで事故が...全文を見る
○鉢呂委員 今大臣も十分ではないということをお認めになったわけでありますから、副大臣も政務官も助けてあげて、本当にどのぐらいの体制でいいのか。アメリカは三千三百人もいるんですよ。日本は事務段階も含めて百十六人しかいないわけで、どういった体制をとったらいいのか。  あるいは、皆さ...全文を見る
○鉢呂委員 次の課題に移りますが、ことしは未曾有の降雪ということで、豪雪対策というのは、雪の降らない地域は全くこれは考えられないことでありますが、豪雪地域は本当に大変な状況でございます。  史上三番目と言われているような、死亡者が、きのうも新聞に、私の北海道でも出まして、百三十...全文を見る
○鉢呂委員 今、一番最後のところは少し前向きの御発言かなと思ったわけであります。  先ほど申し上げましたように、大臣は所信のところで、従来の対策の再点検、そして拡充強化というふうなことに言及しております。  議員の皆さんも、地元が豪雪地帯の皆さんはおわかりだと思いますが、大臣...全文を見る
○鉢呂委員 時間が来ましたので、最後に、北海道では、道州制特区でこの法案を提出するかということに大変な道民の皆さんが不安感を覚えております。  もちろん国土交通省所管の北海道局、北海道開発局、こういう働いている方もいらっしゃるわけで、私は、全体の道州制のあり方、これを、地方分権...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  きょうは、陸海空の交通機関の安全にかかわる法案の審議ということでありますが、私は、特に航空、航空法の改正案について、大臣のみに御質問をさせていただきたい、こういうふうに思っておりますので、枝葉のことは抜きにして、こちらの方でお話をします。大...全文を見る
○鉢呂委員 私は、今回の委員会を開くに当たりまして、参考人招致ということで、次期社長の西松さんですか、ぜひということで理事を通じてお話をさせていただきました。残念ながら、私だけのということで、これは賛成を得られませんでしたが、ぜひ林委員長、早急に、やはりトップの重要性ということが...全文を見る
○鉢呂委員 今、大臣からお話があったわけでありますが、昨年この委員会等でもお話をされている決意といいますか、あるいは実際のやっておる中身と相反するような形で今回こういう社長交代劇というのがドラスチックに行われたわけであります。  そこで、いろいろやはり我々としても考えなければな...全文を見る
○鉢呂委員 もちろん、それはそのとおりで、二重三重の体制といいますか、大きな事故に至らずということが大事だと思います。  ただ、中身を見ますと、先ほど言ったように、燃料漏れ、油漏れ、あるいは異臭を発したとか、前脚ステアリングが不作動になって滑走路上で停止してしまって牽引車で移動...全文を見る
○鉢呂委員 石田政務官がペーパーを読んでいただいて結構で、政治的なやりとりにしたいと思うんですが、ただ役所のだけを読んだのでは困りますので、私が言っているのは、飛行間、一名でやっているんですが、先ほど言ったように、脚のステアリングが不作動になったとか、非常にそういうものが多いんで...全文を見る
○鉢呂委員 一つは、私は、海外だからふぐあいが多いというような、皆さんのデータからいけば同程度という形で出ておることは承知をしております、多く出るからということだけではなくて、今申し上げました。  それから、このエンジンの入れかえ、これは専門家から聞きますと、着陸時の逆噴射を行...全文を見る
○鉢呂委員 その検査の手法といいますか、あり方について問うたんですが。  例えば、これまでは、運航関係二十名、整備関係十四名の職員で安全基準を策定したり規程類の審査を実施する、それと同時に、兼任で九十七社の航空運送事業者の監督を行っていたということでございます。したがって、私ど...全文を見る
○鉢呂委員 アメリカでは、一九九六年の事故を契機に、各航空会社ごとに安全基準に適合しているかどうかを監視する新しい監視プログラム、これを九八年に導入して、検査官が、立案と実施、評価、分析、このプロセスで体系的な監視を実施するということで、十航空会社、大手の航空会社には四百六十名、...全文を見る
○鉢呂委員 それと、いわゆる国交省のOBが主要航空会社に取締役以上という役員に天下りしている件数ですが、JALで二名、ANAで一名、あと日本貨物航空で一名、エア・ドゥで一名というような形で、これは取締役以上であります。それ以下について私がお聞きしたら、国交省ではとらえておらないと...全文を見る
○鉢呂委員 アメリカの方法がよいかどうかはいろいろ議論のあるところでありましょうが、アメリカでは日本の処罰の規定とは逆でして、さまざまな形で、抑止力としての法令違反の摘発というような形で、先ほど言ったエンジンの間違いなんというものは罰則の対象ということで、例えば、酸素ガスを危険物...全文を見る
○鉢呂委員 改善命令をかけて措置を講じておるというのが、昨年の三月—五月の段階でした。前回もお話ししましたが、その後もさまざまな事故といいますかインシデントのたぐいですが、頻発をしておる。皆さんが抜き打ち検査も含めてかなり入っておるんですが、それは、今日まで続いておるというふうな...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど言ったように、さまざまな検査をやっておるんですが、必ずしも透明性があるといいますか、指摘はこういう指摘をしておるんだ、これに対してこういう改善がなされておるんだと必ずしも世間に、国民にわかるような形に、大臣も、ですから、あの改善はこういうふうにしているというだけ...全文を見る
○鉢呂委員 今、三十三件を偽装したというふうに二級建築士の方が表明しておる。その中で、五件は検査が終わったということなんですが、確認をするということで、まだ、物件名等については公式の行政からのお知らせはない。しかし、いろいろな形で、ここだろうというようなことで、道民の皆さんは大変...全文を見る
○鉢呂委員 これはもう、できるだけ早急に行っていただきたい。  そして、今お話ししましたように、二級建築士が、鉄筋コンクリート三百平米以上の建築物については認められていない方が、まあ元請設計士はいるんでしょうが、丸投げのような形で受けておるということで、これも、委員長、この当該...全文を見る
○鉢呂委員 そして、最後に、あと五分はないんですが、今、大臣、北海道では、北海道道州制特区法案、これが、大臣の所属の公明党さんではなくて、自民党さんが張り切っているというよりも、小泉さんが張り切っているようなんですが、この法案を出すというような形で進められておるようでございます。...全文を見る
○鉢呂委員 大変どうもありがとうございます。  北側大臣は秋には公明党の代表になるかというふうにうわさされておるわけでございますから、北海道の公明党さんもこれについては非常に消極的、慎重だというふうにお聞きをしておりますので、ぜひ、大きな形で道州制をしくというのは私は一向に構わ...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○鉢呂委員 おはようございます。民主党の鉢呂吉雄です。  安全のための航空法の改正、これも衆議院で通ったわけでありますが、今参議院で審議中かと思いますが、その後もたび重なる航空事業のトラブルが頻発をしておるのは、もう委員の皆さん御案内のとおりでございます。  きょうは五十五分...全文を見る
○鉢呂委員 同時に、きのうの朝のNHKニュースで、これは初めてそこで報道されたわけでありまして、いろいろ聞いていますと、スカイマークをやめられた整備士がマスメディアに、こういう状態がある、こういう実態があると。  それは皆さん御案内のとおり、昨日の報道は、おととしの十二月に、こ...全文を見る
○鉢呂委員 私は、大臣と同じ事実経過の認識を持っております。  ただ、問題は、メーカーからの指示、それは今言われたSBというような指示でありますが、やはり期限があり、それを全く失念して、皆さんの指摘でようやくわかった、実際は四カ月後には点検はやっておりましたが。したがって、厳重...全文を見る
○鉢呂委員 皆さんも御案内のように、ことし三月十六日には、いわゆる落雷があって機体がリベット等が損傷しておったにもかかわらず、そのまま見過ごして、見逃して運航するという事例も、最初の、機体が亀裂を起こして応急措置しかしていないということがわかった時点でも、この航空会社はこういった...全文を見る
○鉢呂委員 この整備の体制についても、冒頭大臣からお話ありました。その方に若干行きますが、一つは、例えば昨年十二月に、ここの最高責任者、整備本部長という方が辞任をされております。あるいはまた、技術部長兼副本部長という方も辞任を申し出ておる。きのう来た方は副会長、会長の下の副会長が...全文を見る
○鉢呂委員 これも問題になりましたが、昨年の五月、十八便の便について、規定では整備士が、飛行間、離陸する間に見回り点検をする整備を一機に一名でやらなければならないものに対して、複数機を一名が見るというのが十八便。十八便ということは九回ですね、複数を見ましたから。九回そういう事例が...全文を見る
○鉢呂委員 今の状態を見ますと、きちっと安全を担う条件、体制にないのではないか。ですから、この三月まで二十八便、全国を飛んでおるダイヤになっておるんですが、処分というよりも、こういった整備体制あるいは安全の体制からいけば、この状態で、二十八便ではちょっと難しいのではないか。複数機...全文を見る
○鉢呂委員 大臣の言われるとおりです。一カ月後の四月二十八日に、私も毎週のように乗っています羽田—新千歳間が十便、これは全く新しくそっちの方に、徳島だとか先ほど言っていたものをやめて、関空もやめて、鹿児島もやめて、まあドル箱なのかわかりませんが、札幌—羽田間という形で予定をしてお...全文を見る
○鉢呂委員 先ほど言った西久保会長といいますか、社長も兼ねているんですが、ある新聞のインタビュー、この三月二十二日ですが、新千歳—羽田間の就航について、準備は予定どおり進んでおり大丈夫だと思うと。この就航、認可についてですが、不備は指摘されても、トータルの便数での制限になるはずと...全文を見る
○鉢呂委員 そして、点検をするということで、これが新千歳空港にあるということで羽田から担当の整備士が夜飛んで、夜の十一時三十分ごろからその次の日の二十一日の午前二時ごろまでかかって点検をした。ところが、点検の方法が二種類、その二種類とも行う点について、一種類の点検のための現像液が...全文を見る
○鉢呂委員 識者もやはり今の大臣と同じようなお考えで、特に脚の部分ですから、主脚には全体重がかかるということで、破損すれば機体がバランスを崩して横転などの大事故につながるおそれが強い、そして、この程度でいいだろうという甘い考えがやはり組織全体に染まっているのではないか、こういうふ...全文を見る
○鉢呂委員 もう時間がなくなりましたから、大臣、JALについては、運航停止処分とか、やはりそういう厳しい法に基づく措置も必要じゃないか。厳重注意ということを盛んにやっております。これを法律の根拠はあるのかというふうに航空局にただしましたら、これは結局のところ行政指導の範疇だという...全文を見る
○鉢呂委員 終わります。
04月11日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄と申します。  きょうは、五人の参考人の皆さん、御出席ありがとうございました。時間がありませんので、早速進めさせていただきます。  まず、日本航空の新町社長にお伺いをいたします。  あなたは、先月、三月二十日のいわゆるDC9機の定期検査期限超過、...全文を見る
○鉢呂委員 即刻聞いたということでございます。  それでは、若干その後の対応でございます。  検査資格を持った整備士が、その夜、羽田から機体が着陸をしておる新千歳空港に着いたということでありまして、整備が始まったのは夜の十一時半過ぎ、こういうふうに聞いておるわけであります。 ...全文を見る
○鉢呂委員 今のお話では、これらのさまざまな問題について、きちんと組織的な対応がなされなかったのではないか。例えば、その現像液が行かなかったことに対して、何ら発送した時点と着いた時点との連携がない。  もう一つ。これは、夜中の二時半、明け方の二時ごろまでかかって点検をした、こう...全文を見る
○鉢呂委員 今、そのときの社長の対応のあり方を聞いたわけであります。またここで、これはもう防止策に書いてあります、個人の整備士の思い込みや個人の整備士の問題点は書いてあります。しかし、この事例のときに組織としてどういった対応をしたのか。これが、今のこの三つぐらいの観点についても全...全文を見る
○鉢呂委員 言葉としてはそういうことなのかもわかりませんが、私は、トップの責任ということを考えたときに、やはりさまざまなふぐあいが起きたときに現場でどういった対応をするのか、単に聞いて、これは大変なことが起きたからしっかりやれと言うだけでは済まない、いろいろなふぐあいが起きる場合...全文を見る
○鉢呂委員 この問題は、次期社長の西松さんですか、西松社長からもお伺いをいたしておきます。
○鉢呂委員 今、これからこれからということでありますが、次期社長は、例えば先ほど私が言った万が一のときにきちんと別の機材を用意しておくといったようなことは、これは整備士のところでは結論は出ないわけでありまして、こういったことがなぜ出なかったというふうに見ておるんですか。どこに問題...全文を見る
○鉢呂委員 朝のフライトが圧力になってはいないということなんですが、この辺は非常に抽象的にしかこの再発防止策では書いておりませんが、例えば緊急なわけですが、皆さんはいつでも緊急なわけで、こういった器具を、器具の置き場が混雑していてなかなかそれが全部持っていけなかった。整備士の方は...全文を見る
○鉢呂委員 私ども民主党も、先週の月曜日、四月の三日にJALの整備工場を見させていただきました。私も毎週JALを使っておりますから、十七年間揺れても安全だと思ってきたんですが、最近は少し揺れても大丈夫かなと思うようになっておるわけであります。この整備部門を見まして、安全についての...全文を見る
○鉢呂委員 日本航空の関係、北側大臣にお伺いいたします。  前回、私はこの委員会で質問した際、大臣は、四月五日の日航の報告書、これを、結果をよく見て、運航停止処分を含めて、さまざまな手段を行政当局は持っていますから、適切な判断をしていく、いずれにいたしましても、厳しく監視をして...全文を見る
○鉢呂委員 スカイマークエアラインズの西久保社長にお伺いをいたします。もう時間がなくなりましたから。  先ほど来お聞きをいたしまして、会長、社長が本当に航空会社に参入したその考えというのがよくわからない。自分の資産をすべてなげうったから、あるいは、もう不退転の決意でというような...全文を見る
○鉢呂委員 今回の厳重注意に対しても、個人プレーでなくて複数によるチェックとか、こういうふうに言っておるんですが、本当にこれができていくのかな、できるのかなと。この間、一連のトラブル、それに対する対応を見ますと、非常に心もとないと言わざるを得ないわけであります。  また、先ほど...全文を見る
○鉢呂委員 三月二十一日の西久保会長、社長のマスコミのインタビューで、新千歳—羽田線が十便、これは四月三日に申請したというふうに聞いておりますが、この就航について、準備は予定どおり進んでおる、しかし、不備は指摘されてもトータルの便数での制限になるはずというような趣旨の御発言をされ...全文を見る
○鉢呂委員 これも北側大臣にお伺いいたします。  前回も私は質問したわけでありますが、四月三日にスカイマークエアラインズは新千歳—羽田間の就航の申請をしたということであります。一方、今もお話ありますように、七名の方が三月十七日から集中的に監査といいますか検査を、おおむね一カ月と...全文を見る
○鉢呂委員 時間が来ましたけれども、今国会は、建物の偽装のみならず、乗り物、特に公共交通、今回も、おとといあたりも海でも発生しております。さまざまな規制緩和の方向でありますが、やはり安全のきちんとした形は、もちろん事業者が最終の責任を負ってもらわなきゃなりません。  同時に、行...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  沓掛国家公安委員長には初めて質問をさせていただきますので、きょうは午後に分かれて一時間十五分、ぜひ国家公安委員長としての御答弁をいただきたい。国会の改革で、私は大臣にしかこの間ずっと質問しておりませんので、国家公安委員長としての明快な御答弁...全文を見る
○鉢呂委員 今大臣からそういう話があったんですが、必ずしも国民に対してこういった情報の流出で多くの被害を与えたことについての大臣の御見解がなかったというふうに私は今お聞きをしたところであります。  それでは、資料に基づいて大臣の見解をお聞きいたしたいと思います。  資料は三ペ...全文を見る
○鉢呂委員 今、情報提供者のプライバシー保護の観点のようなお話を大臣はされましたけれども、あるいはこのネットに流出をしておる今の段階で、もう一カ月以上たっておる状況です。私もこれは、こういうふうに、この種の情報提供者の捜査報告書は十五人にわたっておりまして、これはインターネットで...全文を見る
○鉢呂委員 今、この情報提供者と接触をして謝罪もしておるということですが、では、この今の美容師殺人事件に係る情報提供者に謝礼は渡っていたのか、渡っていなかったのか、これは確認していますね。
○鉢呂委員 この情報提供者はもう皆さんの手で明らかになっておるわけであります。しかも、この提供者は、そんな謝礼は全然もらっていないと。この十五人にも接触いたしました。三人ぐらいはまだ接触できておりませんが、山本次郎さんというような方は、皆さんのところのその中には実名はありません、...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、今、秘密はもう既に皆さんの手で明らかにされておるわけですから、秘密保持にはならないんです。この調査をする、あるいは国会できちっと答弁するということについて——後ろから言わないでください。後ろから言わないでください。ちゃんとこれが、大臣の答弁、最初の答弁は全部破綻...全文を見る
○鉢呂委員 ですから、今、新たな観点でこういう疑惑が出たわけであります。県警の警務部長も、新たな不正疑惑が発覚した場合にはどうするかという質問に対して、具体性のあるものが出たらしっかり再調査をやらなければならない、こういうふうに言っておるわけですから。  会計検査院、来ています...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、五ページを飛ばして六ページを見ていただきたいんです、私の提出した資料ですが。この六ページ、これも愛媛県警の流出した資料でありまして、事件打ち上げ会費用明細というところまでしか私にはわかっておりません。  この資料、流出したそのものです。料理六万七千八百三十円、...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、資料に基づきまして、その前の五ページを見ていただきたいんです。五ページは、ある警察署長から運転免許管理課長に運転免許に係る写真資料の提供依頼方の文書であります。いや、大臣、答弁は別に答弁資料を見なくてもいいですから、私のこれを見てほしいんですが。  我々も...全文を見る
○鉢呂委員 今、大臣が御答弁になったわけでありますが、免許証の更新のときに、突合するために写真を保管しておるということは間々あるそうです、県警によっては。しかし、これが捜査に使われるということは、ほとんどの国民の皆さんは想定しておらないのではないかな、こういうふうに思うわけであり...全文を見る
○鉢呂委員 答弁をしないということは、どんどん国民の皆さんに不信感を持たせます。それは、お役所は、警察庁はそれでいいかもわかりません。しかし、やはり大臣として国民の皆さんにきちんとしたメッセージを発するという観点で、私の方を聞いておいてください、別にそんな難しい話をしておるわけで...全文を見る
○鉢呂委員 今後の問題ではなくて、先ほど、警察庁刑事局の刑事企画課長がこの検索許可番号を打つことになっていますから、警察庁もかかわっておるんです、これは公益だということもありますから。  そこで、やはり大臣、今のこの実施要領ではきちんとした機密漏えい、プライバシーの保護になって...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、今やっているから大丈夫だというような答弁では済まなくなっているんです。ですから、今後、こういった流出をさせないためのきちんとした管理体制をとるということについて、検討をきちんとしていくということについての答弁をいただきたいと思うんですが、どうですか。
○鉢呂委員 いや、県警に対する指導だけで済まないんじゃないですか。どうですか。この仕組み自体、いわゆる管理する実施要領自体に問題があるんじゃないですか。どうですか。そんな何度も答弁を求めたくないんですが。
○鉢呂委員 大臣、きちっと今の事態を見て、大臣として、国家公安委員長としてなすべきことを把握して、指示していただければと思います。  今回のウィニー流出で愛媛県警は、全職員、全警察官に対して、私物パソコン等の使用禁止にかかわる誓約書を求めております。この中で、これに違反した場合...全文を見る
○鉢呂委員 まだまだ質問はあります。  例えば、先ほどのNシステムも、流出した資料に基づけば、過去に犯罪を犯した前科者といいますか、前科者だということだけで、このNシステムで当該する方の車のナンバーを入れ込むというような申請もしておりまして、このNシステムですとか、先ほど言った...全文を見る
○鉢呂委員 次は、十三ページを見ていただきたいんですが、私の資料です、最後の方です。  これは、昨年の十一月十七日、北海道警察にかかわる関係で、いわゆる北海道警察の広報課長さんと北海道新聞の記者さんとのやりとりが北海道新聞の記者さんの手で書かれたものでございまして、ちょっと私が...全文を見る
○鉢呂委員 警察庁からのお話はそうではなくて、この十一月十七日、十八日に会ったかどうか記憶にないという御答弁だと思いますが、いかがですか。
○鉢呂委員 会ったかどうかわからないというような記憶の中で、このやりとりはなかったと断定する、これはどういうことなんでしょうか。一般的な話じゃないんですよ。
○鉢呂委員 いつもそうだから、会ったことがないかどうかわからぬけれども、そういうことはないと。これは余りにも説得性のない話でありますよね。  大臣、ちょっと中身をもう一回見てほしいんですが、例えば、先ほど言ったように、1の、これはさっき読みませんでしたが、二段目といいますか、道...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、報告を受けておるという形でありますが、今、大臣も初めて見られたと思います、この文書は。事前に見ましたか、どうですか。
○鉢呂委員 私は、きょう、北海道警察と北海道新聞に、公開質問状という形で内容証明の申し入れをさせていただきたいと思っていますが、やはり、マスメディア、マスコミという公の立場に対して、大臣は、まだこれを、北海道警察はこういうことはやっていないという報告だけですが、非常に個別具体的で...全文を見る
○鉢呂委員 適切な措置ということはいいんです。  しかし、大臣はこの間の経緯はわからないかもわかりませんが、道警は、長年行われていた不正経理については当初は全面否定をこれは公式の場でしておったわけであります。  国家公安委員長も知っていらっしゃると思いますが、釧路方面本部長も...全文を見る
○鉢呂委員 この今の捜査情報の機密漏えい、この問題も、もう一度今のこの資料を見ていただきたい、メモを見ていただきたいんですが、先ほど言ったように、警察本部の部長クラスがあした会議を開くとか、2に、私が打ってある番号のところで、先ほどの繰り返しになりますが、「部長クラスで明日、会議...全文を見る
○鉢呂委員 国家公安委員会の使命は不当なそういった捜査とかそういうものをチェックするということで、いわゆる民主的な警察を構築するという意味合いのところでこの国家公安委員会ができたわけでありまして、その意味合いをもっと発揮しなかったらだめだというのが、警察刷新会議を経て、この内閣委...全文を見る
○鉢呂委員 午前中に引き続きまして、国家公安委員長に御質問をいたしたいと思います。  午前中の国家公安委員長の御答弁は、私にとっては非常に不満でございます。  内閣委員長のお許しを得て、午前中、私、一件のこの情報提供者の捜査報告書しか、それも名前を消してプライバシーを守る形で...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、時間が経過いたしますので、資料に基づいて質問をいたします。  私の先ほど提出した資料の一、一ページ、二ページをごらんいただきたいと思います。  これは、北海道警察の内部調査で情報公開されておるところでございまして、いわゆる平成十年から平成十五年まで、北海...全文を見る
○鉢呂委員 今、お手元の答弁書を読んだようでありますが、確証に当たらないと。  今大臣の言われた返還すべきものは、一ページの中ごろから下段の分は全部返還しておるんです。それは、今大臣言われたように、いわゆる関係者から聞いて、こういう形で出しておると。  しかし、これは返還した...全文を見る
○鉢呂委員 今の返還をしない捜査活動に要した経費は、大臣、一枚も、一件も領収書がないんです。たまさか、協力者の命にもかかわる、受領の領収書を切るのも拒否をされたという件はあると思います。それは私ども認めてもいいんですが、六年間にわたって返還をしない、これは全部でトータルで約三億円...全文を見る
○鉢呂委員 時間が過ぎましたのでこれで終わりますが、今の答弁は的が外れておる、これはもう一目瞭然としておりますから、また次回、先ほどの件も含めて質問をさせていただきたいと思います。  終わります。
05月12日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  前回の四月の内閣委員会の質問に続きまして、警察関係一本に絞って、国家公安委員長さんだけに質問をさせていただきたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  大臣、私は、この間、警察問題をずっとやってきておりま...全文を見る
○鉢呂委員 昨年の十月の内閣委員会におきまして、漆間警察庁長官も村田国家公安委員長も、私的流用はなかった、組織の立場を離れ、個人的な利得を目的とした使用はなかった、こういうふうに私に答弁されました。  しかし、実際、公金横領事件でありますから、いわゆる個人的な形で流用をされた。...全文を見る
○鉢呂委員 全道的とは言っておりません。当時、長官も国家公安委員長も、いわゆる私的な流用、私的な流用ですからこれは個人的なものでありますが、これは認められなかったというふうに言っておるわけであります。それが今回、ちょうど十月、私が指摘をして、それから捜査を、内偵から捜査に変わって...全文を見る
○鉢呂委員 それは事実認識が全然間違っておりまして、それは事務方も含めておかしい話で、そのうちの二百十三万円はいわゆる旅費、捜査費、捜査報償費が入っておるわけですから、そういう間違った答弁をしてもらっては困ります。
○鉢呂委員 それは違います。組織的であろうと私的であろうと、全部調査したんですね。全部調査したんです。そのときにそういった私的流用はなかったということですから、いわゆる特別調査と全然質が違うなんと言ったら大変なことになります。  こんなことで質問の時間をつぶすのももったいないん...全文を見る
○鉢呂委員 監査報告で、そういう私的流用はなかったというふうに断じておるんですよ。しかし、私的流用はあったんですよ。あったということは、その監査指摘とは違うということは、国家公安委員長、認めるのに何もやぶさかではないじゃないですか。何を言っているんですか。監査はいいかげんにやって...全文を見る
○鉢呂委員 実は、ことしの四月二十七日に、警察庁は平成十七年度の会計監査実施結果報告書を出しています。  大臣、これは、平成十六年の四月一日に国家公安委員会規則を改めまして、厳重に警察庁内部の監査、監査室がやっておる監査についてもきちっと規則を定めてやっておりまして、この監査報...全文を見る
○鉢呂委員 それは、国家公安委員長、この監査報告書を読んでいないというか、きちっと認識をとらえていない。  この報告書ではちゃんと個別具体的に、三重県警、山口県警、タクシー代についても払っていないものを返還するよう指示したとか、指示事項を見てごらんなさい、個別具体的に言っている...全文を見る
○鉢呂委員 捜査中だから調査の対象にしなかった。警察のみずからの内部のことなんですよ。一般的などこかの、第三者の捜査にかかわることじゃなくて、みずからの問題について、ほかのところは全部やっているでしょう、そういうふうに、指摘したものは刑事事件であろうと全部報告していますよ。それは...全文を見る
○鉢呂委員 そうでございますのようなあいまいなことを言ってもらっては困ります。  そして、これはまさに、平成十年から十五年にかかわる、非常に国民注視の内部調査にかかわる、では、なぜ問題なかったなんて書けるんですか。一部捜査中だから、あるいは起訴中だから、公判中だからというその留...全文を見る
○鉢呂委員 それは次の質問事項の話で、今の感じではありません。  白紙の請求書に基づく物品購入費にかかわる水増し請求、これは次の段階で、もちろんこれは道費でありますから、国費ではありません。国費の先ほど言いました二百十三万の二十一回の取引は、取引というか不正行為は、まさに捜査費...全文を見る
○鉢呂委員 私は今、少し質問の中で言ったように、昨年も私が質問した中で、大臣、ちょっと聞いていてください、公金着服について私が指摘をさせていただきました。そして、その後の段階についても、私も今も説明をさせていただいて、こういった公金着服、いわゆる私的流用に相当するものについては、...全文を見る
○鉢呂委員 ですから、それを認めた上に立って、この監査実施結果報告書の文言というのは適切ではないのではないか。国家公安委員長にこれは提出するという規則をつくって、大変責任あるものとして出されたという中で、ほかの警察の問題については本当に詳細に、詳細というか指示と指導があるんですが...全文を見る
○鉢呂委員 私は、そういう定期だからということではありません。まさに北海道の場合は重点的に、皆さんが監査をしたときには、既にこの事案はもうわかっていたことであります。  同時に、きょうは会計検査院が来ておりますから、会計検査院は警察庁に対してどのような所見を今回の会計検査の報告...全文を見る
○鉢呂委員 これは昨年末に、我々の手元にはこの一月でありましたが、会計検査の報告で、特に警察庁に対して、所見という形で、今もお話がありました、今後新たに同種の事態が発覚した場合には、徹底した速やかな調査、これを言っているんですよ。あるいはまた、次のところは、対処ができるような体制...全文を見る
○鉢呂委員 それは今大臣が即席で言われたんでしょうが、では、北海道警察はこれについて監査をするというふうに言っておりますか、御答弁願います。
○鉢呂委員 これは、北海道知事は北海道監査委員に再監査を強く要請したところであります。しかし、北海道警については、私ども、そういう確認をしておりません。国家公安委員長が、そういう、なると思いますというようなあいまいな答弁で果たしていいのかどうか。確かに私、この点については事前にお...全文を見る
○鉢呂委員 その最後のなりますというのは、どういう、だれが主体のことを言っているんですか。第三者的な、評論家的な形ですか。
○鉢呂委員 これは、大臣、警察庁が監査実施結果報告書を出しているように、国費の捜査費あるいは旅費、こういうものが使われている、こういうふうに起訴状にも書かれておるわけでありますから、まさに警察庁が、私は最初に言っておるのは、十七年度の監査報告の中できちっとやるべきだ、おかしいじゃ...全文を見る
○鉢呂委員 ちょっと時間がなくなってしまいましたが、大臣は、先ほどの公金着服、横領で、巧妙になされておったので監査等でわからなかったという表現をされたわけであります。  私の質問主意書に対しても、小泉内閣の答弁は、書類上の体裁が巧妙でわからなかったと。これは北海道警の監査も定期...全文を見る
○鉢呂委員 私の質問の趣旨は、この個人も、もちろん犯罪ですから、許せません。しかし、同時に、白地請求書、全く白紙の請求書というようなものが全道の各地で広くこういう方式でやっていたということで、やはり原田警視長が言っているように、お金に色がついていない。しかも、ほとんど領収書はない...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  委員長、初めにお願い申し上げますが、定足数を欠くような今の委員十名程度という状況でありますので、きちんと定足数を確保していただきたい、このようにまず最初に申し上げておきます。  きょうは、国家公安委員長の沓掛大臣のみにお尋ねを申し上げたい...全文を見る
○鉢呂委員 さらに、今回は所持の禁止ということでございますが、実際は、圧力といいますか、そういうものを定めておるわけでありまして、むしろ改造というものが大変危険視をされるわけであります。改造の禁止の強化、これについてどのようにお考えになっておるのか。  そしてまた、改造に使われ...全文を見る
○鉢呂委員 今回は所持を禁止する。しかし、業界によっては、輸出産業ということでアメリカ等に輸出をしておるということで、輸出の規制はならない、禁止されておりません。これは国家公安委員会でも、ある委員からそういう意見が出たというふうに議事録で読ませていただきました。  そういう中で...全文を見る
○鉢呂委員 次に、違法売買の防止ということで、最近、インターネットを使ってさまざまなオークションといいますか、そういうことがなされております。先日も、テレビを見ましたら、北海道の機関車のミニチュアのようなものをかけたら八百万まで出たというようなことで、かなり国民の皆さんに浸透して...全文を見る
○鉢呂委員 先ほどの職務で所持する場合の関連ですが、暴走族等にこれら準空気銃を使う場合があるということでありました。  これに関連して、昨今、警察官が、いわゆるけん銃が多いんですが、みずから命を落とすためにけん銃を使うとか、あるいは最近の事例でも、ことしの一月十七日ですか、長崎...全文を見る
○鉢呂委員 そこで大臣、国家公安委員会のさまざまな報告、あるいは新聞紙上でも警察官の不祥事といいますか、一般的な刑法犯と同じような事件といいますか事案が毎日のように今新聞でも報道されております。なかなかここで言うには恥ずかしいぐらいの事例でありまして、ひき逃げをしたとか、あるいは...全文を見る
○鉢呂委員 私は、もうあと一時間足らずでありますが、前回、前々回と同じ関係について、いわゆる警察の不正経理問題についても質問させていただきます。  大臣、警察全体にモラルハザード、端的に言えば、この間ずっと、組織的に裏金はやっていたというところまでは認めたわけでありますが、いろ...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、返せばいいというそういった論理は非常に甘過ぎるわけです。そして、私が聞いたことについても、例えば、二署の会計の担当係長が犯した、これはもう完全な刑事事件です。全道で八十かそこらしかない警察署で、二つの警察署の会計担当がこういう形で、しかもあのような大きな問題にな...全文を見る
○鉢呂委員 それは国家公安委員長の発言ではありません。  先週もお話ししましたが、四月二十七日の警察庁の会計監査実施結果報告書、例えばその前年の報告書では、北海道警察等は内部調査をしておるので今回の監査の報告の対象にしておりません、こういうふうにきちっと書いてあります。しかし、...全文を見る
○鉢呂委員 先ほども私が言いましたように、他の事例、十六年度を見ても、そういった除いたものについてはきちんと明記をされております。あるいは、個別のこういった事例についても、きちんと監査の中で指示、指導という形で出ておりまして、私は、これは意図的に外したと。  これは大臣に、国家...全文を見る
○鉢呂委員 次に、この前も質問いたしました北海道警察の地元の北海道新聞への圧力問題についてであります。  これは、私も議事録を読み返してみましたら、大臣はこういうふうに答弁されております。一般的には、日ごろから、自分としては人に圧力をかけたり捜査情報の漏えいをするはずがないとい...全文を見る
○鉢呂委員 それでは、愛媛県警の問題について大臣に御質問をさせていただきます。  この問題については、大臣、また二週間以上過ぎました。ウィニーの流出以来もう三カ月余になるところでありまして、特に捜査報告書、私が指摘をした十五名、委員長を経由して大臣に直接見ていただこうと思ったわ...全文を見る
○鉢呂委員 前回はこの問題については答弁を差し控えるということでありました。これを一歩超えて、愛媛県警でその真偽も含めて調査をしているということだろうと受けとめました。  しかし、大臣、国会でも、これらの問題、さまざまこの間論議をしております。  例えば、大臣の参議院内閣委員...全文を見る
○鉢呂委員 私の聞いておる範囲では、もうこうなれば名前も出しましょう、愛媛県警の是沢和洋という警部は、ほとんど愛媛県警のこの調査に、被調査者というか、調査される側としてされておらない、こういうふうに私の情報ではなっておるわけでありまして、三千ページにわたる情報が漏れたわけでござい...全文を見る
○鉢呂委員 先般申し上げました十五人のいわゆる捜査報告書、この捜査協力者、これは個人名、固有名詞で出てくるわけですが、この方々にちゃんとこういった謝礼の交付があったのかどうか、それは確認していますか。
○鉢呂委員 もう既に捜査協力者の名前まで流出しているのに、萎縮しているから相手側に確認しないんだ、これは本末転倒で、物事の本質は、今、大臣、こういった架空の領収書でプールされておる、そのことになっているのではないかということをきちっと見きわめなければならない。  私の情報では、...全文を見る
○鉢呂委員 以上で終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○鉢呂委員 民主党の鉢呂吉雄です。  国家公安委員長に、三十分でありますが質問をさせていただきたいと思います。  今、市村委員から逃げ得というような話が盛んに言われました。私は、先般も大臣にお話ししておりますが、いわゆる警察の裏金不正経理問題、北海道や、これまでも延べ十四都道...全文を見る
○鉢呂委員 そして、この発覚後、三月の十九日には、警察庁もウィニーに流出している全貌を把握したというふうに私どもの部門会議でも報告をしておりますが、週刊朝日が取材に来たその夜十時ごろ、鮮魚商ですから本当は朝が早いんですが、その日の夜の十時ごろ、どういう情報をつかんだのか、警察官、...全文を見る
○鉢呂委員 それは大臣、違うんです。こういう具体的なものが流出していない場合はそういうふうに答弁されてもいいかもわかりません。しかし、もう実名入りで、先ほど言いましたように、御本人は非常な不安感を持っております。  御本人が言うのは、この際、先ほど大臣は誠意を持って謝罪云々と言...全文を見る
○鉢呂委員 私はもうこれで三週間、三回目であります。流出をしてからもう二カ月を超えています、大臣。本当の誠意があれば、大臣が、一部捜査報告書を見たというふうに先ほど大島筆頭理事の質問に対して御答弁があったと思います。私は、これはやはり速やかにやるべきことである。万が一、二次事件の...全文を見る
○鉢呂委員 ですから、私も事実をきちっと調査してほしいということをまさに言っておるわけであります。そのための国家公安委員会の指導性も法的にも担保されて、指示権等で前回の不祥事、警察法の改正にもつながってあるわけでありますから、私は単に是沢という流出をされた警部ではなくて、この捜査...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、それでは、いつまでにこれを解明して公表できるんですか。明確に言わなければ、これは逃げの姿勢と見られてしまいますよ。そんな後ろからのを見なくても、大臣としての責任で、いつまでにこれを明らかにするのか、もう三カ月余になろうとしておるんですから、明言をしてください。
○鉢呂委員 この前もお話ししましたが、今回もお聞かせをいただいたら、県警は金銭の謝礼の交付について、情報提供者に全然聞かないというんですね。なぜですか。本当に速やかに解明に向かっておるんですか。答えてください。
○鉢呂委員 私がおととい聞いた段階で、その情報提供者は、警察官が今回三度来ているけれども、協力費の謝礼交付について何も聞かないと。これで、大臣、この捜査報告書、流出したんですが、これについての全容解明にきちんと発しておる、やっておる、こういうふうに言えないじゃありませんか。御答弁...全文を見る
○鉢呂委員 情報提供者は大変な心労でございます。できればもう忘れ去りたいという方もございました。大変なプライバシーの逆の侵害、大きな侵害になっていること、大臣としてきちっと受けとめて、今のままでは、愛媛県警と警察庁は逃げの一手だ、こういうふうに受け取られますよ。このことを申し上げ...全文を見る
○鉢呂委員 午前中に続きまして、質問をいたします。  大臣、昼休みを囲んで時間がたちました。先ほど私は、情報提供者の本当に心からの叫びといいますか、それを実際に聞いてきた、そのことをお話ししたわけでございます。  いわゆる事実と全く違う、人をやったということを言っているかのよ...全文を見る
○鉢呂委員 大臣、事実認識を誤っておる。もう既にそのお名前は実名を含めて出ておるわけです。私もきょう、理事会でお許しを得て実名を出させていただきました。その実名の出た結果、さまざまな被害が出ておるのでありますから、そこに対してのきちんとした対処は、まず裏金の謝礼の交付の問題は別に...全文を見る
○鉢呂委員 警察庁がつくったメモでは私の質問に答えていない。  今、新たな形で、十四年度に限って、こういう捜査報告書ということで皆さんの方が流出をさせたんですよ。一警察官に責任を寄せるようなことかもわかりませんけれども、きちんと責任の重大さを国家公安委員長として認識していただき...全文を見る
○鉢呂委員 前回、国家公安委員長にも同様の質問をさせていただきました。その際は、やはり心を痛めておる、未然防止という観点でさまざまな研修の機会もあるので、警察大学校を含めて、そういったものの徹底を図っていきたい、個人の倫理性、倫理観によるところも大変大きいのでその点も含めてという...全文を見る
○鉢呂委員 長官の御答弁は、それはごまかしである。私的流用に組織的も私的もない、私はこういうふうに思います。あの道警等の調査報告書は、それを区分けしておるわけでは全くありません。要するに、私的流用、これがあるかないかどうかをきちっと把握したかどうかを問うておるわけでございます。 ...全文を見る
○鉢呂委員 国家公安委員長がお述べになるように、まさに警察の倫理観が問われておる、こういうふうに私は思っております。  長官はあのとき、捜査二課というのは裏金がつくれない部署なんだというようなたぐいの発言を一昨年十二月話しましたけれども、その真意は何ですか。
○鉢呂委員 私どもは、私を入れて四人行っておりますが、そのように受けとめたところであります。そして、北海道警察の中身を見ても、道警本部の捜査二課が一番裏金の額が多かったということで、そういう面から見ても、私はちょっと不信感を持ったところでございます。  いずれにいたしましても、...全文を見る
○鉢呂委員 長官の答弁のとおりであります。  そして、この五ページを見ていただきたいんですが、税金が入らないで本当に警察職員の会費のみで運営されるとしたならば、この組織活性支援事業、この三番目、私の丸印を書いた三つの部分、士気高揚・意見交換活動助成費、ここに書いてありますように...全文を見る
○鉢呂委員 公務として行うものについて民間から寄附を受けてもいいというようなたぐいのものになるわけでありまして、私は、時代おくれのものになってきておる。これ以上は時間がありませんから、ぜひ再検討でこういうものを廃止するということを警察内部で検討していただきたいと思います。  以...全文を見る