村井宗明

むらいむねあき



当選回数回

村井宗明の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  私たち民主党は、アスベスト総合対策推進法をしっかりと国会に提出して、そして総合的に漏れのない一括の法律としてやっていきたいと訴えています。ところが、自民党さんが出された、もしくは政府が出された、この四つの法律を変えるというのは、すき間のない...全文を見る
○村井委員 今のところ一%ですが、その含有率の数値を〇・一%に変えるおつもりは今後ございますでしょうか、どうでしょうか。
○村井委員 一%を〇・一%に変えるのは、大体いつごろを目安にされるおつもりでしょうか。
○村井委員 十八年度中に一%が〇・一%に変わっていくわけです。では、労働安全衛生法で指定しているアスベストというものは〇・一%以上のもの、〇・一%以下のものはアスベストとみなさない、それはそれで当然だと思うんです。  では、今回の大気汚染防止法で定めるアスベストというもの、その...全文を見る
○村井委員 まずそこで、労働安全衛生法ではことし中から〇・一%、大気汚染防止法で定めるものの含有率というのは一%。そこで、そもそも一緒にアスベストの問題を取り上げなければならないのに、アスベストというものの定義自身が狂っている。〇・九%のものだったら、アスベストとしてみなさないも...全文を見る
○村井委員 含有率を定めていませんといったら、では、ほんのちょっとでも入っていたらアウトとか、どこから先がアスベストなのか、どのようにまず考えておられますか。アスベストを含有しているものとみなすものとみなさないものの基準は、大体どの辺にあるんでしょうか。数値でお答えください。
○村井委員 そもそも、他法令で定めるものに合わせてと言っていますけれども、労働安全衛生法だと〇・一%で、大気汚染防止法だと一%で、そもそもちょっとだけ入っているものに対してどう扱うのかというのは変わってくると思うんです。その辺、今後は、今決まっていないというのはわかりましたので、...全文を見る
○村井委員 大臣に質問します。  そもそも、では、どこから先を規制するのかもわからないのに、本当にこの廃掃法の改正というのを国会で審議していいんでしょうか。ちゃんと数字がわかりません、法律が通ってからやります、これはどうですかね。大臣、どのように思われますか。
○村井委員 まず、今重要だったなと思うのは、今回は一%だったけれども、労働安全衛生法が〇・一%になっていくに当たって見直しを検討されるということの発言をいただきました。重要な課題だったと思います。そして、それが議事録にしっかり残ったことをうれしく思います。  さて、次に、建築基...全文を見る
○村井委員 要するに、労働安全衛生法、大気汚染防止法、廃棄物処理法、建築基準法、みんな今のところ、アスベストといいながらも、どこから先がアスベストなのか、どこから先は薄いから関係ないのかということすら、基本的な数字すらばらばらで、これはやはり、四法一括で総合対策と言っているけれど...全文を見る
○村井委員 大臣の方から、関係省庁間で調整をいただくという話がありました。その関係省庁間で調整をする中でも、やはり、まず国連勧告ですら発がん性物質は〇・一%という数字を今のところPRTR法などで出しているわけです。  さて、そこで、自民党が石綿全国会議の選挙の前の公開質問状の中...全文を見る
○村井委員 せっかく、自民党の政策についてお聞きしたものですから、副大臣、公明党の政策についてお聞きしたいと思います。  公明党さん、もっとすばらしく踏み込んでおられます。PRTR法と労働安全衛生法の施行令は、アスベストの基準値を〇・一%にするとまで堂々と踏み込んでおられます。...全文を見る
○村井委員 党として努力していただくのはもちろんだと思うんですが、公約でございますので、環境省に〇・一で大気汚染防止法もその他の法律も働きかけるということはされますでしょうか。副大臣、どうでしょうか。
○村井委員 ありがとうございます。  大臣からは今後検討するという話、それから、副大臣からはそのように働きかけるという話をいただきました。何とかぜひ、一%以上をアスベストとみなすんじゃなくて、〇・一%以上をという数値でどんどん統一していただきたい。  この間の毎日新聞の記事、...全文を見る
○村井委員 一立方当たり〇・一五本。わかりました。  そうしたら、次。アスベストを扱っている、もしくは扱っていた工場等の周辺、具体的に言うと、境界になっている門のあたりのアスベストの大気中の濃度は、何を根拠に定めて、どの法律で、そして何%ぐらいでしょうか。
○村井委員 となると、工場の門のあたり、周辺は一リットル当たり十本、これはWHOの基準。  そうしたら、次に、一般環境の中でのアスベスト濃度の基準は、大気中の濃度は何を基準に定めて、何本でしょうか。多分ないと思うんですが、もしよかったら言ってください。
○村井委員 そうしたら、さらに踏み込みます。廃棄物処分場及びその周辺のアスベスト濃度の基準は、どの法律を根拠に、何%ぐらいなんでしょうか。
○村井委員 なしという話をいただきました。  では、今度は、建築基準法の改正で、国土交通省が定めるアスベストの大気中濃度の基準値は幾つでしょうか。
○村井委員 とりあえず検討ということですね。  そうしたら、では、今回議題となっている大気汚染防止法の改正では、基準値を何%ぐらいに、どのぐらいのものに定める予定でしょうか。
○村井委員 そこで、大臣、今あるように、全然場所によって濃度の基準値が違ったり、全くなかったり、そして、今後つくるから今から検討するというところだったり、数字もみんなばらばらなわけなんです。  さあ、そこでちょっと考えてもらいたいんですけれども、では、そこの、それぞれで働いてお...全文を見る
○村井委員 もちろん、大臣のおっしゃられることもよくわかるんです。その上で、やはり人間の健康というのはどの場所に行っても一緒なんです。これ以上はだめという数値をやはりちゃんと決める、一般環境の中でも決める。そして、私は、やって初めて、本当に人間にとっての安心できる暮らしを守れるん...全文を見る
○村井委員 その六百四十七機関で測定するという話、検査するという話なんですけれども、さっき、含有率のことで、私ちょっと、大臣が言われたことでひっかかったことがあったんですね、今の検査の話とつながるのですけれども。一%か〇・一%かというさっきの含有率の話のときに、〇・一%に直す場合...全文を見る
○村井委員 今の答えは、要するに、PRTR法と大気汚染防止法で違う検査をしているということなんですか。
○村井委員 大気汚染防止法だけじゃなくて、労働安全衛生法だったら同じものを含有率で扱いますよね。それについては、検査はPRTR法と労働安全衛生法の施行令で一緒ですか、一緒じゃないんですか。
○村井委員 ちょっと話が深く入り過ぎたんで、これ以上突っ込んでもだめかなと思うんですが、少なくても別の法律で〇・一%の基準を既に出して、既にもう運用しているわけです。そうしたら、では、一%のものを〇・一%に下げたら検査があいまいだとか言うけれども、実際はそうじゃないんじゃないのか...全文を見る
○村井委員 そうしたら、建設リサイクル法に関する工事届けの手引によると、建築物とは、建築基準法第二条第一項第一号で規定するものであり、工作物とは、道路、橋、トンネルなどのように土地に定着する工作物で建築物以外のものと法律上なっています。法案の骨子の中を見れば、工場のプラントなどと...全文を見る
○村井委員 それでは、次の論点に移りたいと思います。  特例制度で、民間の所有する溶融炉などについて、国が個別に安全性を判断し認定できるというふうにしています。その国のチェック制度についてお伺いしたいと思うのです。  今、マンションなんかも、チェック制度があるあると言うておっ...全文を見る
○村井委員 今、事業者が適切な処理を行うと言いました。事故が起こった場合の責任の所在はどこにあるのかという問題は、今はやりと言ったらなんですけれども、マンションの話と一緒なんですよね。チェックは国がやっておるけれども、どこに責任の所在があるのか。  同じような話になる可能性があ...全文を見る
○村井委員 あと、住民の理解を得られるために、具体的にどうやって理解を得たということにするのか、もうちょっと具体的に教えてもらっていいですか。
○村井委員 さて、最後の質問にしたいと思います。  もちろん、これで解体工事が増加していきます。中間処理はする、最終処分する、あらゆる面のことがあると思うんです。  今、解体処理したりアスベストを最終処分したりするのにコストが非常に高いというふうに言われています。そのコストに...全文を見る
○村井委員 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
01月31日第164回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○村井委員 私は、大気汚染防止法等の一部を改正する法律案については賛成します。しかし、政府が出した原案に反対し、本当に多くのアスベスト被害者が望んでいる修正案に賛成の方向で討論を行います。  今、マスコミの方々がたくさん来られています。そして、アスベストの被害者の方々もたくさん...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは、この問題についてお話ししたいと思います。容器包装リサイクル法の改正です。ことしの環境委員会の中心テーマになると思うんですが、きょうはまだ法案が出ていない段階で、野球でいえばいわばオープン戦のような形で大まかなことをまず話をする、そ...全文を見る
○村井委員 大臣、拡大生産者責任とは何でしょうか。OECDの定義によれば、廃棄物の処理費用を製品価格に内部化すること、これが拡大生産者責任ですよね。それと全く違うことをやろうとして、それで拡大生産者責任の考え方とは逆行しないという説明、大臣はどのようにお考えでしょうか。
○村井委員 まさに今、廃棄物の処理費用を内部化するかどうか、これがこの容器包装リサイクル法の改正案をめぐっての最大の争点になるはずなんです。  そこについて、大臣はどう考えておられますでしょうか。
○村井委員 アウフヘーベンという言葉が出ました。ただ、実際、事業者がこれについて支払う金額というのは大きく減ることになると思います。これがアウフヘーベンになるのかどうなのか、そして、実際この処理費用をどうするべきなのかというのは、法案が出てからしっかりと双方で審議をしていきたいと...全文を見る
○村井委員 検討中という中身なんですが、法案の中に盛り込むつもりでしょうか、それとも、環境省に任せて政省令で定めるというふうにされるつもりでしょうか。  大臣、どのようにお考えでしょうか。
○村井委員 できるだけ、ちゃんと国会で審議できるように法案の中身で出していただいて、審議できればというふうに思っております。それも法案が出てからに、一たん先送りしたいと思います。  さて次に、ペットボトルは、本来三つの物質がまざっています。もちろん、この本体、それからキャップの...全文を見る
○村井委員 次のお話をしたいと思うんですが、このペットボトル自身よりもリユースができるリターナブル瓶などの方がはるかに環境負荷が低いと思うんです。そっちの方へ我々は向かっていかなければならない。リサイクルをさらに促進するべきという法律をつくるよりも、環境負荷を減らすという本来の趣...全文を見る
○村井委員 さらに言うならば、これは日本のペットボトルなんですけれども、外国のペットボトルでは、もっとつぶしやすい、もっと薄い、もっとリサイクルしやすいものなんかもあるんです。私は、どんどんどんどんそっちの方へ変えていくべき、もしくはより環境に優しいものがよりわかりやすく表示され...全文を見る
○村井委員 次に、再商品化委託料金について、ただ乗りをしている事業者も数多くあると思うんです。それに対しての監視する制度や機関の設置など、どのように考えておられますでしょうか。
○村井委員 次に、分別収集、選別保管費用などについて、市町村間でばらつきが出ていると思うんです。その辺については、副大臣はどのようにお考えでしょうか。
○村井委員 最後に、見直し時期についてのお話をしたいと思います。  処理費用の内部化、つまり拡大生産者責任を入れるか入れないか、いろいろな議論が今後出てくると思うんですが、今議論されている、そして言われているとおりの法律が出てきて、事業者の自主的な取り組みにより排出量を減らすと...全文を見る
○村井委員 どうもありがとうございました。  私たちは、処理費用を内部化する、そして本当の意味で環境負荷の低い法案をつくっていきたいと思っています。今後またしっかりとことしの国会で議論したいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○村井分科員 民主党の村井宗明です。  私のホームグラウンドである環境委員会ではいつも小池大臣に質問をさせていただきますが、今回は、農林水産省とも合同で第六分科会となっています。我が郷土の誇りであります、富山の誇りであります宮腰副大臣にも質問をさせていただけることを非常に誇りに...全文を見る
○村井分科員 被害が今でも出ているわけです。おととしはもっとひどい被害だった、昨年は大分減った、そんな中でも、やはり、今減ったからといって油断することなく、これからもしっかりと施策をやっていかなければならない。そうしなければ、おととしのようなことがまた起きてしまうわけです。おとと...全文を見る
○村井分科員 そういった中で、鳥獣保護法の話が出ました。おととし、このクマ問題を何度か取り上げさせていただいた中でずっと論点になっていたのが、鳥獣保護法の三十八条、つまり夜間の銃によるクマの駆除の問題が出ていました。  今後の検討課題だというふうにおととし言って、そのままになっ...全文を見る
○村井分科員 せっかくですから、地元の宮腰副大臣にも一言だけいただきたいと思うんです。我々、富山県民が悩んだおととしのクマ問題、今後も引き続き対策を講じていかなければならないと思うんですが、副大臣はどのように考えておられますでしょうか。
○村井分科員 ありがとうございました。  さて、クマや猿などの野生生物が本来の生息地から人間の住む住宅地に出没する原因として、やはり緩衝地帯となっていた里山の荒廃が挙げられるわけです。維持の難しくなっている里山の保全に対して、どのような対策を講じておられるのか。特に、新規で挙げ...全文を見る
○村井分科員 その里山の荒廃を防ごうと、現在では、地域住民に加えて、都市住民のボランティアやNPOなども保全のための活動をしています。  また、もう一つ今お話ししたいなと思うのは、やはりそういった里山のエリア、それから地方にもお金がおりていくように、特に私は、グリーンツーリズム...全文を見る
○村井分科員 そういった中で、今ちょっとお話が出た交流拠点についてお話ししたいと思うんです。  それは何かといいますと、例えば、いいところ、本当に立派なところに行った場合、例えば東京とかに行った場合は、立派なホテルであればあるほど、豪華であればあるほど、集客能力が高まると思うん...全文を見る
○村井分科員 そこで、宮腰副大臣に御質問申し上げます。  そういった中で、私は、都市の人たちと地方の人たちがもっともっと地域間交流を活発にしていかにゃならぬと思うんです。例えば、ある地域では、新幹線ができたとして、本当にそれを有効活用するためには、都会の人に地方へ来てもらう、そ...全文を見る
○村井分科員 これからも、宮腰副大臣には、ぜひ郷土の代表として、それだけではなくて、日本海側を代表する副大臣として、ますます活躍していただけることを御期待申し上げております。  さて、次に、大臣にお聞きします。  最近、ロハス、ライフスタイルズ・オブ・ヘルス・アンド・サステー...全文を見る
○村井分科員 また、森林・林業の担い手が減少しているという現状の中、心配されるのは、前に挙げました、えさ不足になったクマの民家への出没、自然災害の原因にもなるということです。林野庁として、森林・林業担い手対策についてどのような施策を講じておられますでしょうか。
○村井分科員 また、環境保全でも重要である森林ですが、環境教育の中でどのような施策を講じておられますでしょうか。
○村井分科員 最後に御質問申し上げます。  多くの希少生物の生息するところでもある里地里山、そういった生き物すべてが生息する空間を守り、生き物と人間が共生する環境をつくっていくのが私たち人類の使命であると考えます。里地里山保全に対する広報活動及び環境教育に積極的に取り組むべきと...全文を見る
○村井分科員 それでは質問を終わらせていただきますが、最後に、今回、環境委員会で付託される容器包装リサイクル法をめぐっては、拡大生産者責任を主張する民主党と、そうでない環境省との間で、非常に激しいバトルが想定されるわけでございます。そこは我々も必死の思いで我が方の主張、そして地球...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょう、私は、今回出ている法案の中で、特に地域介護・福祉空間整備等交付金の見直しについてお話ししたいと思うんです。  今回の今私たちが審議している法案は、児童手当ばかり目が行っています。だけれども、いろいろな地域の福祉関係者の方々に聞いて...全文を見る
○村井委員 私は大臣に聞いたので、大臣にそのまま関連質問をしたいと思うんですが、では、この三百九十億円も廃止、一般財源化して、今後大丈夫なのかどうなのか。特に大臣に聞きたいのは、今後、介護の需要はふえると思いますか、減ると思いますか。そして三百九十億円もカットして本当に対応できる...全文を見る
○村井委員 今大臣から、ある程度施設整備は行き渡ってきた、だからカットしてもいいという説明なんですが、でも、今、実際、皆さんのそれぞれの選挙区に帰ってもらったらわかると思うんです。入所待機者とか、どれだけ出ているんでしょうか。たくさんの方が施設、それからもちろん在宅も含めてサービ...全文を見る
○村井委員 慎重に検討するということで、まだいつまで激変緩和措置が続くかもわからない。私は、こういうことで本当に大丈夫か、大きな不安を持っています。ぜひ、今後もしっかりと、起債措置でもいい、それでもいいですから、ちゃんと全国の各地域に整備が行き渡るようにしていただきたい、そのよう...全文を見る
○村井委員 その十八年度の指標はいつごろに発表されるんでしょうか。老健局長、お答えください。
○村井委員 十八年度はこれからつくるというのでわからなくて当然だと思うんですが、この十七年度のときは、客観的指標、例えば本当にもっと公平公正に分析するんだったら、それぞれ点数をつけていたんじゃないかと思うんです。一、二、三、四、五、六、七、それぞれ点数とかあったんでしょうか。お答...全文を見る
○村井委員 その中で、さらに今後も、来年度、十八年度の交付金をもらえるかどうかの指標の中の解釈についてちょっと聞きたいんですが、例えば小規模多機能型居宅介護事業、これは今回、この間の介護保険法改正で大きな注目を集めています。今後も、この部分は当然十八年度の指標でも残ると思っていい...全文を見る
○村井委員 大臣はこれをどう思われるでしょうか。よりもっと公平で透明にしてもらった方が、きっと各市町村、その厚生労働省の方針に合わせて計画をつくってくると思うんです。  さて、それで次の質問に移らせていただきますが、地域介護・福祉空間推進交付金、一枚目のところのソフト交付金の内...全文を見る
○村井委員 できるだけ早くということだけで、まだ詳細がわからない。だけれども、我々国会議員はこれをあっさり採択する。まず、本当にそれでいいのかどうなのかを皆さんにちょっと問いかけたいと思うんです。  これは全国の福祉関係者にとって非常に大きな問題なんです。がらっと変わる話なんで...全文を見る
○村井委員 わかりました。設備や人件費も含まれるということがわかっただけで大きく進歩だと思います。  私は、一個だけでも厚生労働省を非常に褒めたいなと思う点があるんです。これは何かというと、高齢者と障害者と子供との共生型サービスの必要性を今回認めていただいた。これが本当に私はす...全文を見る
○村井委員 それで、今回、三十三億円とはいえ、もちろんそれ以外のハードも含めて四百七十六億円、今回は減るわけです。  さて、その中で、私はちょっと確認したいことがあるんです。ハード、ソフト、それぞれの交付金、今までは社会福祉法人がメーンでした。だけれども、これからはNPO団体や...全文を見る
○村井委員 今、そこで六枚目の紙を見ていただければと思うんです。「国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行について」というものですが、「抜粋」というところの一番下の方にアンダーラインを引かせていただきました。   なお、この改正により創設し...全文を見る
○村井委員 次に、通達していた一問、ちょっと時間が足りないので一問飛ばしたいと思うんですが、地域包括支援センターの方にも、今回、補助の対象になっていっています。この交付金の内容の中の一つなんですが、さて、その地域包括支援センターの運営協議会の委員の選任についてお話ししたいと思うん...全文を見る
○村井委員 今、そうやってNPOもしっかり課長会議の中の資料に盛り込んでいただいているというのは非常にすばらしい。  その中で、さらに今後は、この運営協議会の委員、だれがどんなふうになっていったかというのをちゃんとチェックしていただきたいと思うんです。そうせぬと、これまでどおり...全文を見る
○村井委員 これで地域介護・福祉空間整備等交付金の話は終わるんですが、皆さん、この問題、もっともっとしっかり議論しようじゃありませんか。全国で八百六十六億の交付金が四百七十六億円まで、五五%にまで下がるという問題、やはり、この児童手当に隠れて、あっさり、すんなり通すというわけには...全文を見る
○村井委員 今、中村局長の方から、住民票がなくてもホームレスの人でも生活保護をもらえるという話がありました。だけれども、多くのホームレスのさんたちに聞いてみてください。いや、おれは住民票がないからだめなんだと皆さん言いますよ。確かに福祉事務所へつなげていけばもらえる可能性があるけ...全文を見る
○村井委員 最後に大臣にお聞きしたいと思うんですが、政治家の使命というのは、すべての国民に健康で文化的な生活を保障することですよね。今、ホームレスのさんたち、本当にその健康で文化的で最低限の生活ができていると思いますか、どうですか。お答えください。
○村井委員 ごめんなさい、最後の最後にもう一言だけ言いたいと思います。  何かというと、あの山谷にしても西成にしても、何であそこがそういうホームレスの町になったのか。あそこの真ん中にあるのは何なのか。そうですね、職安がありますよね。職安の周りにスーツを着たまま段ボールで寝ている...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。
03月24日第164回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○村井委員 衆議院議員の民主党の村井宗明です。  きょうは地球温暖化についての御質問をさせていただきたいと思うんですが、まずもって私の考え方を言いたいと思うんです。いろいろな考えはありますけれども、日本が排出している温室効果ガスをいかに減らすのか、それが最優先で、それができない...全文を見る
○村井委員 そこで、その考えに基づいての話をしたいと思うので、資料をお配りさせていただきました。今ここに出しましたのが、国民運動推進事業で、温室効果ガスを減らしていこうということで、去年からずっとやりました、去年はそういう形でやりました、これは非常に効果を上げていますというふうに...全文を見る
○村井委員 では、その四千九百万円かけた調査、それらから得られた評価で、具体的に何トンぐらい減ったんでしょうか。大臣、お答えください。
○村井委員 せっかく四千九百万円もかけてレポートをつくったわけですから、少なくてもこの環境委員の人たちには、国民運動でこれだけやった、これだけ一生懸命CO2削減のことをやったというレポートが配られてもおかしくないと思うんですが、どうでしょうか。
○村井委員 せっかく大臣の方から、それだけテレビコマーシャルなどの話もされたので、よく出ておった話なので皆さんも知っておられると思うんですが、昨年の総選挙。私は別にそういうふうには思っておらぬのですけれども、昨年の総選挙で自民党が勝った最大の要因の一つとして、ほかの省庁と違って、...全文を見る
○村井委員 とすると、もちろんやってもらっても結構なんですが、これからも選挙前とかだと、環境省の場合だけは、宣伝でやはりそういう自民党の議員とか総理、大臣が使われると思ってよろしいでしょうか。
○村井委員 ありがとうございます。  こういった運動は、継続的であってこそ価値のあるものになると思います。それでは、これらの評価を受けて、本年度はどういった取り組みをされるのか、お聞かせください。
○村井委員 ありがとうございます。  それでは、私が配った資料、一、二、三ページで、今言った国民運動をこうやってやってきたという話を配ったんですが、もちろんこれだけやっておられる、これは十分です。でも、やって、予算をとるだけじゃなくて、これからの政治というのはやはり結果責任を伴...全文を見る
○村井委員 それで、まず、これは通告していないので大臣じゃなくても結構なんですけれども、このデータのとり方の基準は一律共通なんでしょうか。もしくは、ここに出ているデータ以外に、環境省の方で全体、同じ基準で調査などをやっておられるんでしょうか。
○村井委員 そのつくられたマニュアルの中で、排出量の数字の報告、これは基準は統一されておられますか。
○村井委員 そこで、物事をやる場合はセグメント戦略というんですか、一個一個、それから地域地域に分けて対策を打っていく、きめ細かい対策を打って初めてできるものだと思うんです。今、細かい精度を調査はできていないという話だったんですが、大臣、やはりこういうのは県ごとにちゃんと分析してい...全文を見る
○村井委員 今後は、そうやって都道府県ごとにきめ細かく、そして事業区別ごと、それから、いろいろな形でセグメントで分けて細かく取り組むことによって初めて日本全体のCO2排出量そして温室効果ガスの排出量の削減ができるものじゃないか、そして、それに向かって取り組んでいただきたいと思いま...全文を見る
○村井委員 その省エネ住宅をしっかり進めて温室効果ガスを減らすためには、国土交通省、厚生労働省、経産省、それから、もちろん中心となって環境省がしっかりと進めていかなければならない、そして、そのためのリーダーシップをとっていかなければならないと思うんですが、大臣はどのようにお考えで...全文を見る
○村井委員 ありがとうございます。  そうしたら、配った、新聞の次のページの話をしたいと思うんです。これは何かというと、住宅用の太陽光発電導入促進対策費補助金なんです。補助額を見てください、下の表なんですけれども。平成六年、一キロワット当たり九十万円だったのが、どんどんどんどん...全文を見る
○村井委員 もちろんこれで、よく進んできたというのはわかりました、今の答弁で。今後も積極的な支援をというふうに最後におっしゃられたので、ちょっと気になったんですが、これだけ補助額が減っているにもかかわらず積極的な支援と言われたのは、ここから先はさらに補助額はついてくるんでしょうか...全文を見る
○村井委員 さて、そういった形でやっていただいているのはすばらしいと思います。太陽光発電、それから断熱住宅、そういったものをしっかりと進めながら、CO2、温室効果ガスの排出量そのものを削減していくことを我々はしっかり考えていかなければならないと思うんです。  そこで、この住宅問...全文を見る
○村井委員 今後も、特に住宅の分野で、省エネ、断熱、それから太陽光発電などをしっかり進めていっていただければと思います。  それでは、次の議題へ移りたいと思います。車の話をしたいと思うんですね。  今、低公害車として、天然圧縮ガス車、それから液化石油ガス車、燃料電池ハイブリッ...全文を見る
○村井委員 さらにお聞きします。  新車に比べて既存車などからたくさんの二酸化炭素などが出ておると思います。そういった燃費基準の問題、それから、どうやって車からのCO2の排出量を減らしていくおつもりなのか、お答えください。
○村井委員 それぞれの車一台当たりの排出量削減の対策は進んでおるようです。  それで、今度は自動車自身の走行距離を抑制していく対策というのはどのようになっておりますでしょうか。特に通勤時の公共交通の促進、それから市民意識などについて、国土交通省の方にお伺いしたいと思います。
○村井委員 もう一つ、今のでつけ加えてお聞きしたいんですが、都会の議員さんたちは別だと思うんです。でも、ここの中には、私は富山なんですけれども、私同様地方から来た議員さんがおられる。そういうところで、公共交通の促進といいながらも、実は全然逆で、赤字額がどんどん進んでいく、そして廃...全文を見る
○村井委員 今出していただいた、本当に、富山が全国で一番最初にLRTを入れていただいたのは非常にありがたいんです。  そんな中で、私は、この富山のものから成功させないと、ほかの全国の赤字路線、これもみんな注目しておると思うんです。いや、富山は大赤字だったから、わざわざ工事してL...全文を見る
○村井委員 最後に、今までの話をまとめて大臣に、では一言だけ簡単な質問をしたいと思います。  例えば私は富山だったんですけれども、高校時代とかは車を持たないですから、電車を使うんですね。でも、やはり電車は一時間に一本なんですよ。これは当たり前の話で、みんな一時間に一本。十一時台...全文を見る
○村井委員 これで終わります。  最後に、やはり、京都メカニズムを使うことだけじゃなくて、きょうは住宅と公共交通の話をしましたけれども、そういった具体的な戦略、それから具体的な政策をもってCO2の排出量自身を削減していっていただきたいとお願い申し上げ、終わらせていただきます。 ...全文を見る
03月31日第164回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは、非常にタブーな質問をしたいと思います。  私の地元、富山県で、射水市民病院における尊厳死問題が発生しました。これは一地方の問題では済みません。なぜかといえば、今、全国の医療で同じように、この尊厳死の問題をどう解釈したらいいかにつ...全文を見る
○村井委員 大臣がおっしゃるとおり、非常に難しい問題なのはそのとおりです。そして、今まで我々がタブーとしていたことは事実だと思うんです。  しかし、今回の射水市民病院の問題で、難しいからといって判断を避けることはできなくて、結局、裁判をせざるを得ないんです。裁判で判決を出す以上...全文を見る
○村井委員 さらに、地元紙、北日本新聞、富山新聞で、ずっとこの間、家族の意思というものについて問われています。もちろん、全国ニュースでも家族の意思があったかないかについて問われているんですが、その家族の意思について、まず我々が考えなければならない点があると思うんです。  どう考...全文を見る
○村井委員 裁判所に任せるというわけにはいかないんです。裁判所、司法は、あくまで我々が立法したものの解釈をするところなんです。ところが、その法律をまだつくっていない。今まで我々立法府がタブーとして避けていた。だから、これでどうやって裁判所が判断するのかについて問われてしまうと思う...全文を見る
○村井委員 さらに、三ページ目の客観的要件についての論点に入ります。  もし横浜地裁の判例がこのまま法的拘束力を持つものだとしたらの前提の話なんですが、この判例では、耐えがたい肉体的苦痛があるというのを条件に挙げていますが、肉体的苦痛のみなのか、精神的苦痛も含むのかどうなのか。...全文を見る
○村井委員 さらに、その他の論点に入りたいと思うんです。  今回は、射水市民病院という、一応公立の病院でした。公立の病院だけじゃなくて私立の病院でも同じようなことが言えると思うんですが、公立の病院の場合、特に行政の責任なども追及され得る可能性があります。  そんな中で、アメリ...全文を見る
○村井委員 法制度がないということは、もともと差しとめられなかった、だとすると行政の責任はなかったというふうになるのかならないのかも難しいんですが、時間が切れたのでこれ以上は質問しませんが、今後、論点をずっと我々はタブー視してほうっていくわけにいかないんです。どこかの時点で議論し...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。延びた本会議に引き続き、厚生労働委員会で質問をさせていただきたいと思います。  さて、きょう私が取り上げたいテーマは二つです。がん対策の地域格差の問題、そしてもう一つは、射水市民病院で起こったあの尊厳死にかかわる背景の問題についてです。  そ...全文を見る
○村井委員 別の新聞記事などで読んだのですが、まあ、それは一たんおいておきまして、では、今後、報酬をもらった方々、幾らぐらい、何人もらったかというのを公表するおつもりはございますでしょうか、どうでしょうか大臣。
○村井委員 何度も質問と食い違う答弁ばかりあるので、もう一回ちゃんと聞きます。  そういった報告を受けられた分、つまり、でかでかと全国紙の一面を占有した大きな問題ですが、これについての資料、つまり、具体的に何人の人が幾らもらったかということの資料をこの委員会などで公開するつもり...全文を見る
○村井委員 要するに、この問題は国民の怒りを買っていますが、グレーなので公表しませんということだと思ってよろしいですか。大臣、どうですか。
○村井委員 要するに、二つ大きな問題を起こしている、どっちにしてもひどい団体だ、二重にそういう話になるんですが、では、この原稿料の部分だけに絞ってお伺いします。  原稿料は、要するに補助金をもらっている団体、公益的な団体と思われるところがいろいろな形で職員その他にお金を渡してい...全文を見る
○村井委員 この問題はこれで終わらせていただいて本題に入るんですが、少なくとも国民は大きく怒りを持っています。法的にそこは書いていないから違反じゃないと言っていますけれども、では実際に国民がそれで通じるかどうかというのは全く別の問題だということを申し上げ、グレーの問題だから公表し...全文を見る
○村井委員 これは通告していない質問なんで役所の方に答えていただいて結構なんですが、今まで厚生労働省でこうやって地域格差についてのアンケートや調査をしたことはありましたか、どうでしょうか。
○村井委員 では、がん対策の予算、地域によって全くばらばらだというこのデータなんですが、予算については今まで調査をしたことはありましたでしょうか、どうでしょうか。
○村井委員 今、がん対策に地域格差がある、地域によって予算がこれだけばらばらだということについて調査をしたことがないのではないかという話だったんですが、私はそこに大きな問題があったと思うんです。  がんの検診率、地域によって本当に違います、しっかりやっておるところ、そうじゃない...全文を見る
○村井委員 このデータを見てもらってわかるように、例えば一番低い徳島と一番高い秋田を見たら、二千倍も予算が違うがです。本当にこういうことでいいのかどうなのか、今後しっかり問いかけていきたいと思うんです。  そして、次の、配った資料五ページ目のところで、がん検診の精度向上について...全文を見る
○村井委員 さらに、その中で不適切な機関には検査実施を認めない措置をとることがあるというふうに新聞には出しているんですが、具体的にそういうことはあるのかどうなのか。そして、その中で、ではその不適切な機関というのは具体的にはどういったものなのかについてお答えください。
○村井委員 さて、きょうは総務省の方もお呼びしています。総務省の清水さんに何を聞きたいかというと、今、この地方格差を生み出しているものは一体何なのか。がん検診について、それからがん対策全体について、地域によって二千倍も違う、これで本当に全国的にいけるかどうか。  お答えいただき...全文を見る
○村井委員 今ありましたように、がん検診については国を挙げて取り組まなければならないと言っている。でも、実際は、今ここで数字、配らせていただいた資料のように、地域によって二千倍も違う。二千倍も違うのに、がん検診、それからがん対策としての交付税交付金は、結局、人口などに比例して配る...全文を見る
○村井委員 結局そういうことなんです。対策についての予算が地域によってばらばらだから、当然配る一般財源の形、それから入れているお金の金額が違う。そして、それぞれ費用徴収して自分らでやってくれ。地方に任しておったら、がん対策、国を挙げてやれぬがです。そんな中で、がん対策、時間が余れ...全文を見る
○村井委員 せっかくなので、同じ質問を大臣にもお聞きしたいと思います。  副大臣は、ことしの国会じゅうに審議すべきだというふうにお答えされました。大臣はどう考えておられますでしょうか。
○村井委員 まさに今、国民は注目しています。この医療構造改革で一番の問題だったはずのがん対策、がん対策基本法だけ後回しにされてしまいました。しっかり、そこだけは審議拒否されることがないよう、今国会中に、再度この委員会で審議することをお願い申し上げ、次の質問にかえさせていただきたい...全文を見る
○村井委員 そこで、その前のページのところで出しておられた厚生労働省の指示文書なんですが、局長名で出されたものなのですけれども、その裏ページの四番のところ、今そこで努力義務を課されました。ちゃんと明細書を発行するように、患者から求めがあったときに明細書の発行に努めることという努力...全文を見る
○村井委員 本当にまず国から始めていただくということはすばらしいと思います。今こうやって大臣から答弁をいただいていることは非常に大きいと思っております。  さて、その次の問題、私の本題の方に入らせていただきたいと思うんです。それは、射水市民病院問題です。今回たくさんの新聞、北日...全文を見る
○村井委員 さてそこで、差額ベッドについての話を聞きたいと思うんですが、実際に、その机上の空論は、机の上での数字は実態に合っていないんです。多くの方々に聞いてみてください。本当にその高額療養費の部分だけで終わっているのかどうなのか。そうじゃないですよね。病院に行ったら、一日二万円...全文を見る
○村井委員 では、その月二十一万か月十六万は、どっちをとられるかは一たんおいておきまして、十六万から二十一万円のその差額ベッド代を毎月払いながら、さらにさっきの代金がかかってくる。本当に、そういった経済負担に対して、しっかりと対応しなければならないのではないか。  安易に尊厳死...全文を見る
○村井委員 では、その中で、終末期の方で何割ぐらいの方が差額ベッド代を払っているのかどうなのか。そして、確かにそうじゃない人がいるかもしれません、そんな中で、本当にすべてをひっくるめた経済的な負担を調査せずして、その前に尊厳死のルールを決める、それが本当にいいんでしょうか。この家...全文を見る
○村井委員 今の話、後でもう一回ぶり返します。それは何かというと、やはり単なる倫理だけじゃなくて、実際、まず本人の問題でいうと、緩和ケアが日本はきちんとできていないから、必要以上に肉体的な痛みがあるという点、それから、家族の同意について言えば、今回特に、特殊疾患療養病棟の入院料に...全文を見る
○村井委員 さて、そのガイドラインをまとめるに当たっての話でございます、さっきもちょっと言いましたが。  さて、本人の同意や家族の同意を特に背景にしてガイドラインについて話し合いをしますが、まず、本人の同意についてです。例えば、日本は欧米の一人当たり七分の一しか、痛み、緩和治療...全文を見る
○村井委員 まず、今、日本の緩和ケアがおくれているという事実を認められるかどうか。そしてその上で、結局、緩和ケアができていない、痛みがちゃんととれていない中で本人の同意をとるということが本当にいいのかどうなのか。  例えば、その人が、もっと緩和ケアの進んだ欧米なんかだったらそれ...全文を見る
○村井委員 大臣、本人の耐えがたい肉体的な苦痛があるという話、それが尊厳死の今の議論の話ですよね。それと、緩和ケアについてしっかり対応しなければならない、これはセットだと思うんです。民主党はがん対策について緩和ケアもしっかり盛り込んだ法案を提出しているにもかかわらず、そこを議論す...全文を見る
○村井委員 わかりました。今回はその問題、議論しないということだったので、では、一たん先送りします。  そうしたら、その次に、それもかかわってくるであろう問題なんですが、特殊疾患療養病棟の入院料の切り下げの問題、今回入っています。これによって経済的負担がますます高まるんです。 ...全文を見る
○村井委員 今、適切な入院医療が確保されるものという話でしたが、では、もうちょっとそれを具体的に聞きたいと思うんです。  人工呼吸器をつけている患者の自己負担は平均でどのぐらいでしょうか。そして、人工呼吸器を何割のALS患者がつけていますでしょうか。そして、経済や家族の都合で人...全文を見る
○村井委員 そのALS患者で人工呼吸器をつけている方、二十四時間の介護が特に必要とされる方々の経済的負担は実際どのぐらいでしょうか。
○村井委員 では、本当に現場の状況を実際に見ていただきたいと思うんです。私もいろいろなALS患者の人たちに話を聞かせてもらいました。なかなか受け入れないですよ、差額ベッドがない限りは。  実際、そういった現場も調べてもらってから、私は、この特殊疾患療養病棟入院料の切り下げの問題...全文を見る
○村井委員 さて、大臣に最後の質問をしたいと思います。  結局、この射水市民病院問題、争点になっている本人の同意、肉体的苦痛の部分は、今回はガイドラインを策定しないし、話をしないということだったので、では、その部分は、本人の同意の部分、肉体的苦痛の部分はおいておきます。  だ...全文を見る
○村井委員 現実的な家族の負担、毎月六十万、では、実際払っていって何カ月もつかも含めて、実際のそういった部分も含めて議論いただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月09日第164回国会 衆議院 本会議 第28号
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○村井宗明君 民主党の村井宗明です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。(拍手)  五年間の小泉改革は、競争を進め、格差社会を生み出しま...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょう、私は、病院のレセプト、明細書の問題を中心に取り上げたいと思うんです。  その前に、何で私が明細書の問題を取り上げるか。これはわかりづらいと思うので、一回、例え話をしたいと思うんです。  議員の皆さん、そしてマスコミの皆さんがスー...全文を見る
○村井委員 さて、そこで、まず一ページ目のところに戻りたいと思うんです。この間の議事録の方を取り上げさせていただきました。左下の方に川崎大臣の答弁があります。大臣の方から、国立高度専門医療センター、国立病院機構、大学病院その他で、本人が希望すれば、すべての患者に交付するということ...全文を見る
○村井委員 そこまでは予想どおりの答弁なんですが、さて、そこからがお願いなんです。  具体的に、まず、国立のもの、ここに書いてあるもの、国立高度専門医療センター、国立病院機構、大学病院、そういったところで、まず、今大臣がおっしゃられたような、具体的に請求すればもらえますよという...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。  残り四病院もそうやって指示していただくという答弁いただいたこと、一歩進めてよかったと思っています。ありがとうございます。  さて、そのときに、私、さっき言いました、具体的に細かいことを出してもらう場合、例えば、スーパーへ行って、レタス幾...全文を見る
○村井委員 ありがとうございます。  国立高度医療センターでは無料ということに指示いただいたこと、これも一歩進んだと思います。一歩ずつ大臣が進めていただいていることを非常に感謝申し上げます。  さて、それで、さらに次に話を進めたいと思うんですが、まず、そういった国立のところで...全文を見る
○村井委員 大臣、今、私の質問と答弁がちょっと食い違いました。若干かすったのは何かというと、希望があればお渡しするというふうに今大臣が答えられましたけれども、私が質問した内容は、患者の請求がなくても自動的に明細書の発行を今言ったオンライン化されている国立病院でするべきではないかと...全文を見る
○村井委員 行く行く考えるということなんですが、また後日、その部分もお願いしていくと思うんです。  さて、今、その国立で行く行く考えるというもの、できたら今度は、さらにそこから県立、それから公立のほかのところも進めるようにということで、具体的に要求、それからお願いというのはされ...全文を見る
○村井委員 何かあったら、進んでないのは中医協のせいにするというのは、私、どうもおかしいなと思うんです。それは、やはり国がリードしてやるべき問題ですよ。  では、例えばスーパーで、いや、何とか国の審議会で言われて出さないから、だから、細かいのを領収書もらうのはお金かかりますとか...全文を見る
○村井委員 さて、また次に、一ページ目。何度も行って戻って、たくさん資料があって済みません。一ページ目のところで、大臣のこの間の答弁をちょっと振り返っていただきたいと思います。  一ページ目の一番下の右端です。その明細書を書くために次の患者さんが十分、二十分待たなきゃならぬとい...全文を見る
○村井委員 そうしたら、大臣は十分、二十分待たなきゃならないケースもあると言われましたが、少なくとも、オンライン化されておるところだったら十分、二十分待たされるというケースはないと思っていいですね。
○村井委員 さて、先ほど大臣の方から、もちろん参考人さんたちからも、中医協、中医協という話がありました。中医協の改革が進まないから云々と言うけれども、中医協がどうこうというのは、それはそうじゃなくて、もちろん中医協の人たちも大事ですけれども、国がリードせにゃならぬことはせにゃなら...全文を見る
○村井委員 さて、この明細書の論点から次の論点へ行きたいと思います。  十一ページ目を開いてみていただければと思います。  ジェネリック医薬品について取り上げたいと思うんですが、今回の民主党案と自民党案の大きな違いの部分は、ジェネリック医薬品を進めなければならないという考え、...全文を見る
○村井委員 民主党はしっかり本当に患者の立場に立って、今の単なる抑制ではなくて、効果のあるもの、そして同じだけの医療の効果があるんだったらその分安いものを使ってもいいというふうに考えています。どちらにしても、変更不可のチェックさえすればいいわけですから、十分それで医師の判断が得ら...全文を見る
○村井委員 さて、次の課題に移りたいと思います。ジェネリックの次が十五ページ目からになります。  民主党の方は、今こうやってがん対策の問題に非常に熱心に取り組んでいます。残念ながら、今、与党の方の法案提出がおくれるため、審議拒否をされてしまっています。多くのがん患者が望んでいる...全文を見る
○村井委員 私がさっきから言っているのは、治療だけじゃなくて検診にもお金をかけるべきだという話なんです。治療と検診のお金の比率の話、NHKの言った二兆円対千三百億円という報道は正しいかどうかも含めて。ただこれは一九九九年の話です。今言われたところで、最近の治療が三兆円だということ...全文を見る
○村井委員 まず、そもそもここは何が大事かといえば、治療と検診との比率、今言われた二兆円対六百億円、多分、NHKの報道の場合、国や国保の関係だけじゃなくて、単なる民間でやっている部分も入っているのかもしれないので、ちょっとその辺わからないんですが、今お答えされた、治療で三兆円もし...全文を見る
○村井委員 大臣、どうですか。調査もせずに、お金も予算も何も調べもせずに、どうやって検診を進められるんですか。大臣、お答えください。大臣から、幾ら使っているかの調査をするつもりがあるかないか。
○村井委員 調査できれば調査をしてみたい、ちょっと甘かったので、調査をしますとしっかり言っていただけませんでしょうか、大臣。
○村井委員 さらに、では、少なくても保険の適用になっている部分だけは調査していただけますでしょうか。どうですか、大臣。
○村井委員 そうしたら、公費が入っている部分だけでもチェックしていただけませんでしょうか。どうですか。
○村井委員 そもそもお金の話も全くしないで、がん検診をどうやって進めるんですか。がん検診を進めますと言っている某公明党の副大臣、お答えください。
○村井委員 結局、がん検診率を上げるか上げないか、上げるためには、当然お金がかかるんです。今、私たち民主党は、治療と検診の費用のバランス、これがまずおかしいと思っています。検診にもしっかりお金をかけていかなければならない。それこそが今本当に求められているがん対策ではないでしょうか...全文を見る
○村井委員 さて、今計画があると言いました。でも、実際、がん検診の対策をやっていますやっていますと言うけれども、成果は出ていますか。実際にお金を幾らかけているかもわからない。成果が出ていないじゃないですか。今、まずその成果を出すために具体的にどのように取り組まれるのでしょうか。大...全文を見る
○村井委員 結局、名目はある、だけれども実体がない。残念ながら、これは本物の改革でしょうか。看板だけで中身がないんです。そういったことで、やはりこれは政権交代をして、本当にがん検診にしっかりお金をかける、そして、やっていかなければならない。  そして、そもそもこのがんの問題、ち...全文を見る
○村井委員 さて、今、副大臣がおっしゃられたものを実現するためには、やはり民主党のがん対策基本法をちゃんと国会で審議するか、もしくは自公で対案を出されるかをしなければならない。そして、それがちゃんと審議されてからこの医療法についての採決をするべきだということを申し上げ、私の質問を...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは容器包装リサイクル法の改正案について、本会議でも質問をさせていただきましたが、より詳細に詰めさせて質問をさせていただきたいと思います。  まずもって、今ちょうど長浜議員の話でちょっと出た部分、私も言いたいなと思うことが出ました。例...全文を見る
○村井委員 そもそも、リサイクル率を上げるのは、これは手段であったはずです。目的は容器包装廃棄物を減らすこと。容器包装廃棄物を減らすためにリサイクルという手段、リサイクル率を向上するという手段をやったはずなのに、瓶などの再使用瓶が減ったから、かえって容器包装廃棄物などが減らされて...全文を見る
○村井委員 頑張っていますという答弁は必要ないんです。今聞いているのは数字なんです。  例えば循環型社会形成推進基本法だと、平成十二年から平成二十二年までにかけて二〇%削減を目指しているわけですよね。その下部の法律であるこの容器包装リサイクル法の今回の改正においては、この改正に...全文を見る
○村井委員 ちょっと待ってください。  そもそも、定量的に云々、困難ですと言うかもしれませんけれども、例えば、私らが何か物を買い物するとき、それから中小企業で何らかの経営をするときに、大きな新しいことをやる場合は大体どのぐらいになるかという試算をやってからやるものなんです。とこ...全文を見る
○村井委員 一番基本的な根本の数字すら出ていないというのは問題ですので、理事会で協議していただいてよろしいでしょうか、どうでしょうか。
○村井委員 では、これ以上この問題は突っ込みませんが、少なくても、そもそも、この法律によって全体としてどのぐらいの廃棄物の量を減らせられるのかというアバウトな数字、もちろん、上限、下限つきで、幅があっても結構ですので答えていただかないと、そもそも、私ら国会議員がこれでは賛成するこ...全文を見る
○村井委員 それも、頑張りますというのはもう必要ないんです。  我々は国会で議論しているわけですから、環境省がレジ袋削減を目玉にして言っておられるわけですから、大体何%ぐらい削減できるとこの法案で考えておられるか。こんなもの、民間だったら常識ですよ。全く試算していない、そんな政...全文を見る
○村井委員 そもそも、多くの人はあきれ返ったと思うんです。  今回、この法案で減らせる減らせると言いながら、全体でどのぐらい減らせるかわからない、目玉になっているレジ袋削減も、どのぐらい減らせるかわからない。そんないいかげんな、全く試算のない法案なんというのは、これは審議するこ...全文を見る
○村井委員 というわけで、理事会で協議にして、次の話に回したいと思います。  非常に危うい気がしました。せっかくのこの法案を出したにもかかわらず、科学的根拠も具体的な数字も何もなく、頑張りますだけなんです。頑張りますだけでどれだけ減らせるのか。今回、関係者の方がたくさん来られて...全文を見る
○村井委員 ありがとうございます。  ちゃんとした数字がようやく出てきたので安心したんですが、平成二十年のときに三十億から六十億、全体の三千億から見たら確かに一%から二%の小さな額とはいえ、それだけあると。それは、では、その次の年も三十億から六十億、その次の年も三十億から六十億...全文を見る
○村井委員 もちろん、そういうものだというのはよくわかっているんですが、その上で、三千億のうち、環境省は今一生懸命、市町村にもお金も出すようなことで拡大生産者責任だと目玉のごとく言っておられたけれども、そもそもそれは一パーから二パーの話で、九八パーから九九パーはこれまでどおりだと...全文を見る
○村井委員 今の答弁で明らかになったことはやはりあると思うんです。全体像としても、頑張りますというのはもうよくわかった、頑張りますはよくわかったけれども、全体で幾ら減らすかも全くわからないし、目玉の一つであったレジ袋も結局、どのぐらい減らすか、みんなに頑張ってもらいますだけではよ...全文を見る
○村井委員 抽象的な論点が盛り込まれたというふうに言っていますが、先ほどの答弁で明らかになったように、金額ベースで見れば拡大生産者責任は一%から二%盛り込まれ、九八%から九九%は金額ベースでは骨抜きにされました。  大臣、本会議でも、拡大生産者責任を少し盛り込んだんだというふう...全文を見る
○村井委員 思想を踏まえて進めていただくというのはわかるんですけれども、今お答えがあったように、この法案、思想を含んだのはいいですけれども、金額では一パーから二パーだけなんですよ。そもそも、全体としてちゃんと数字で出るように今の思想を入れなければならないと思います。まあゼロじゃな...全文を見る
○村井委員 次の質問に移りたいと思います。  皆さんに資料をお配りさせていただきました。四ページ目を見ていただければと思います。  五百ミリリットル飲料のペットボトル二種類の表を出させてもらいました。左が国産のペットボトル、南アルプスの天然水、某サントリー、某じゃないですね。...全文を見る
○村井委員 さて、細かい数字は官僚の方で説明いただいたので、大臣に質問したいと思うんですが、二十九グラムから三%削減したところで二十八グラム。海外の十七グラムに比べれば、到底及びつかないものです。自主的取り組みをやっている、自主的取り組みをやっていると言うけれども、自主的取り組み...全文を見る
○村井委員 大臣が言われたように、そもそも輸入しないという方がいいんじゃないか、もちろんそれはそのとおりなんです。幾ら薄くても、輸入している方が環境負荷が高いんだ、そのとおりです。  ただ、もちろん大臣の言った今の答弁、非常にいい答弁だったし、すばらしいと思うんですが、その上で...全文を見る
○村井委員 ぜひ、このペットボトルの軽量化、具体的に進むようにしていただきたい。  大臣がおっしゃられたように、頑張っている、頑張っている、わかるんです。ところが、三%、本当に目標どおり減らしたところで、海外の平均のものよりはるかに重たいということ。そして、もうこれは、物によっ...全文を見る
○村井委員 では、実際、このリターナブルは何でこんなに減ったのか。減った具体的な数字を言います。平成九年から平成十五年まで、およそ半分になりました。現在、百九十二万トンです。  何でこのリサイクル法をつくったことによってこういったリターナブル瓶が減少したんでしょうか。そうです、...全文を見る
○村井委員 ドイツでは、ビール、ミネラルウオーター、清涼飲料、ワインで七二%はリターナブル瓶を使用するように義務づけられています。日本ではそういったリターナブル瓶をどのぐらいの使用率まで上げる目標があるのか、数字でお答えください。
○村井委員 さて、次の質問に移りたいと思います。  私たちは、この容器包装リサイクル法を通したことによって、廃プラなどのその他プラスチック製容器包装の焼却が推進されるのではないかという危惧をしています。  さてそこで、廃プラ焼却などの促進を回避するためにも、それらの情報を公開...全文を見る
○村井委員 焼却した場合は、その部分、情報公開をしていく考えはありますでしょうか。
○村井委員 さて、その次の質問に入りたいと思います。  この衆議院調査局環境調査室から配られた資料でも、ここにいろいろな資料が出ているんですが、主に発生抑制という言葉を使われているんです。皆さんも御存じのとおり、スリーRというのは発生抑制、再使用、そしてリサイクル、この順序なん...全文を見る
○村井委員 どうも答弁になっていない答弁のような気がしてならないんですが。  そもそも発生抑制と排出抑制では意味合いが違うわけです。発生抑制だと当然つくり過ぎないというニュアンスが入ってくるんですが、排出抑制には、つくり過ぎないというニュアンスじゃなくて捨てる量を減らすというニ...全文を見る
○村井委員 これで質問を終わらせていただきますが、民主党としては、この法案、理念は非常にすばらしい、そして頑張る姿勢はすばらしいと思うけれども、具体的な話が、そして具体的な数字も何もないことに不安を覚えていることを申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうござい...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  私も、引き続き、今回、全国民が注目しております年金偽装事件についての質問をさせていただきたいと思います。  さて、そこで、今、きのうの話をちょっとしたいと思うんです。もうさすが社会保険庁はすばらしいですね。資料を請求したら、この国民が注目...全文を見る
○村井委員 もちろん国会に、出処進退までかけて大丈夫だという説明をして、あげく、この新聞記事のような結果になっていた。つまり、こういう出処進退をかけた話が実はうそだったということ、これは当然、責任問題になると思うんですが、社会保険庁長官はどのように考えられますか。
○村井委員 というわけで、では、その社会保険事務所の部分の責任の話、後でもう一回掘り返させていただきます。  次に、私が四ページ目にお配りしました、一たんちょっと別の話になります。  今うわさになっている、国民がワイドショーなどで注目している事務所グランプリの資料も出てきまし...全文を見る
○村井委員 表彰状だけで、トロフィーが注文済みと聞きましたが、そんなことはないですよね。
○村井委員 さて、このうわさの事務所グランプリ、人事に影響はありますか、ないですか。
○村井委員 その人事に影響するという話で事務所グランプリが行われました。そして、今回の、全国民に迷惑をかけた、そして日本の年金制度の不信と崩壊を招く結果になってしまいました。少しこの事務所グランプリ、行き過ぎだったと思いませんか、どうですか。
○村井委員 さて、次の質問に行きます。  「免除処理にかかる調査結果」というのを五ページ目に配らせていただきました。さっきの田嶋さんの質問について村瀬長官はこう答えられましたね。三重の方は調査結果と違うことを届け出たから更迭したと言いました。この調査結果を見たら、三つだけ調査結...全文を見る
○村井委員 全貌が明らかになった上でという対応の話、これ以上は今時間がないので突っ込みませんが、さて、次の話へ。  マスコミの皆さんがお待ちかねの例の取扱い注意の資料、夜十一時半にいただいた、九時間もかけて社会保険庁の方々が熱心に運んでこられた資料についてお取り扱いさせていただ...全文を見る
○村井委員 質問は分母対策についてやっているんです。分子対策の話をしてもらっても仕方ない。  そこで、その部分は多分お答えしづらいと思いますので、そろそろ本論の部分に行きたいと思います。そうです、この十二ページ目に配った表紙の資料の十三番です。  今回の争点は、まさしく、届け...全文を見る
○村井委員 強引にそういう解釈はできるかもしれませんが、待ってくださいよ、この冊子、この前のページから読み上げますよ。この前のページから見て、済みません、この前のページは皆さんにお配りはしていないですけれども、そうやって読むことは明らかに、後でマスコミの皆さんにコピーして配ります...全文を見る
○村井委員 少なくても全国の事務局長にこれを配って、これは移行した人だけの話で、ほかの人には適用しませんよというのは、この前のページから一ページも書いてありません。そういう言い逃れができるかどうかはまた後でゆっくりやっていただきましょう。(発言する者あり)ごちゃごちゃ言っている人...全文を見る
○村井委員 みんな今、国民は、村瀬長官がノーコメント、ノーコメントという言葉ばかり毎日見て、そしてますます年金に対しての不信が高まっています。今、受けておられる、受けておられると言うんですが、では、次はノーコメントということでなくて、堂々と国民に、やましいことがない場合、説明責任...全文を見る
○村井委員 当然、事実確認があった後は、そうしたら、国民の前でちゃんと年金の不信を取り除くために説明されますね。どうですか、長官。(発言する者あり)
○村井委員 自民党の方がごたごた言ったって、国民はみんな知っていますよ、毎日ノーコメント、ノーコメントと出ているの。恥ずかしくないですか、現実を知らないあなたたちが。もう国民を代表して、ごちゃごちゃ言っているのに、実際ノーコメントと出ている、みんな、青ざめていますよ。(発言する者...全文を見る
○村井委員 さて、田嶋さんの質問のときに、本当にこういった不正免除を知らなかった、知らなかったというふうに言っておられます。私は、村瀬長官、期待しています。なぜなら、いろいろなところで国民は期待しているんです。だって、村瀬長官は、現場を一番知っているのは私だとしょっちゅうテレビに...全文を見る
○村井委員 さて、その本庁の中で一番知っておられる長官、ところがですよ、現場で一番主要な話、一番大事な話、そして一番みんなが関心のあった話だけ知らなかったんですか。本当にこういった全国民を揺るがす、そして全国民の年金不信、年金崩壊の理由となっている一番大事な現場の実態だけを長官は...全文を見る
○村井委員 三百を回って、こういった話、ちょっとも耳、現場を一番知っておられると言っておられる方が、一番大事な話、実は全くわかっていなかった。本当に一回も聞いたことなかった。本当ですね。確認します。
○村井委員 これ以上の話は、後でまた出てくると思いますので、これ以上は、ちょっと私も証拠がない話なので突っ込みません。  さて、こういう場合、民間だったら、トップはどう責任とるでしょうか。例えば、長官が出身の損保ジャパンで、契約者本人が承諾もしていないのに、勝手に契約変更をじゃ...全文を見る
○村井委員 長官の売りは民間の感覚です。民間のセンスを導入していただいたことです。損保ジャパンに限りません、民間の感覚だったら、保険会社でそうやって七万人以上もの人の契約を無断で勝手に変更する、勝手に権利を奪う、そういった騒動が起こって、会社の存亡に大きな危機と大きな不信を招いて...全文を見る
○村井委員 コメントする立場にないって、どういうことですか。民間だったらどうなのか。民間の感覚が売りなんですから、それだけ大きな問題を起こしたとき、普通民間だったらどうするんですか。長官、もう一回答えてください。  いや、私はどうこう言いませんよ。多くの国民は、普通民間会社だっ...全文を見る
○村井委員 要するに答えられないということなんでしょうか。  結局、民間の感覚だったら当たり前である話が、長官も残念ながら役所の方になられてしまったのかな。残念に思います。  さて、十五ページ目へ行きたいと思います。はい、次の話。  わあ、守口社会保険所、さすがすばらしい。...全文を見る
○村井委員 ちょっと待って。そんなこと言うと、本当に守口の社会保険所がうそを言ったことで、うそを守口市民全体に言っていることになっちゃうじゃないですか。もう一回、それはちゃんとお答えください。
○村井委員 その守口市、その他各全国にその見解を示されたのはいつですか、長官。
○村井委員 ちょっと待ってください。余りそれを本当に言い出すと、守口社会保険所がうそを言ったみたいな言い方をされていますよ。どっちがうそを言っているんですかね、長官。守口社会保険所がうそを言っているんですか、長官がうそを言っているんですか。
○村井委員 要するに、守口社会保険所が今度はうそを市民に言って回っているということになっちゃうんじゃないですか。  さて、じゃ、そのまま、その次の話、もっと具体的に言っていますよ。はい、次のページに行きます。  このアンダーラインは私が勝手に引いたものです。原本ではありません...全文を見る
○村井委員 今、守口で全市民に説明して回っている話がうそだと言うんですか。うそはだれかというのをお答えください。長官ですか、守口社会保険所ですか。
○村井委員 通達が出されたから仕方ないなと思っていたら、表現が不適切と言われたってだれが納得するんですか。それが法的に効果があるんですか。何ですか、これ。どうですか。大きな問題ですよ、今の発言。当然これは後ろを通じて皆さんに配られていますよ。  もう一度最後に、この問題最後にし...全文を見る
○村井委員 長官がまずいとまで認められたので、これ以上は突っ込みません。中での処分はそちらにお任せします。  さて、いろいろ質問を用意していただいたんですが、最後のページへいきなり、時間がないので飛ばしたいと思うんですが、「免除制度のご案内」というのを配っておられます、東灘社会...全文を見る
○村井委員 チェックをする必要があるというのはおっしゃられました。  これはまずいとは思いますか。これは非常に問題だと思いますか、それとも問題でないと思いますか。長官、どうですか。
○村井委員 いいことではない、つまり問題があるというふうに言っていただいたので、この話はこれ以上もう言いませんが、そもそもの考え方、今後の対策の話をしましょう。  この東灘だけじゃないですよ。全国でこんなこと山ほどありましたよ。これについて、今後、修正するつもりはありますか、な...全文を見る
○村井委員 おっしゃるとおり、今、チェックを今後しますと言っていますけれども、実は私、私の事務所に四十七都道府県、三百カ所の免除のチラシ、段ボール二箱分、すっかりもう既に持っています。しっかり調べさせていただきました。場合によっては頭を黒塗りされていましたよ。黒塗りされている中身...全文を見る
○村井委員 最後の質問にさせていただきます、今回を締めくくって。  こういった、もし民間の保険会社で、やめたら得ですよというチラシを配る、やめたらウン万円得ですよというチラシをがあっと配った会社があったとする、そして、しかもその会社が勝手に、無断で契約者を削っていく、気づいたら...全文を見る
○村井委員 しっかりと、このままではこの事業機構の法案なんて当然審議できる状態ではありません。そんなもので審議なんてしたら、全国の国民はあきれ返りますよ。我々は政治家の使命として、この年金偽装事件をしっかりと解明してからこの問題を審議しなければならないということをお訴え申し上げ、...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。私は、戦傷病者の妻に対する特別給付金の問題、そして、今回の日本・カナダの社会保障協定について質問をさせていただきます。  私たちが、この平和な日本という国、そして今の文化、これを受けられるのも、やはり戦前の多くの方々のおかげによるものです。そし...全文を見る
○村井委員 大臣はよく、日本の財政状況が厳しい、そういった理由から障害者の費用それから自己負担などを上げてまいりました。しかし、やはりこの平和な社会をつくっていただいたことに感謝をすること、そういったことを考えれば、この問題はしっかりと維持していかなければならないと考えています。...全文を見る
○村井委員 さて、この制度についての具体的なことを少しお伺いしたいと思います。  この特別給付金は、戦時中現地で婚姻していた妻の方にはどうなるのか、そして、戦傷病者が再婚した場合、再婚した奥さんにも支払われるものなのかどうなのか。さらに言えば、再婚した奥さんが外国人の場合はどう...全文を見る
○村井委員 支給対象者の年齢分布は調査していないというふうに聞いているんですが、最高年齢、最低年齢というのはちょっとわからないという返事でした。きのうそう聞いたんですが、大体の平均年齢、これを教えていただけませんでしょうか。
○村井委員 さて次に、重症者と軽症者の割合についてお伺いしたいと思います。  軽症者の場合、額面が二分の一相当支給されるというふうに聞いていますが、それぞれ支給される人の数はどのぐらいなのか、そして平成八年の措置期間においての人数、それと同時に、軽症者の妻も途中から支給対象にな...全文を見る
○村井委員 次に、公務傷病による死亡というところについてお聞きしたいと思います。  戦争による受傷や戦地による病によって死亡することがあれば、それだけのお金のシステム、そういったものをつくられますが、戦後六十年たった今の時点で、どうして今から戦争による公務傷病で死亡ということが...全文を見る
○村井委員 戦傷病者の妻に関する特別給付金の件、ありがとうございました。これまでのこの厚生労働委員会は非常に激しいものでしたが、非常に温和で、そしてしっかり答弁いただくことにありがとうございます。  次の課題へ行きたいと思います。日本とカナダの社会保障協定についてです。  最...全文を見る
○村井委員 そういった社会保障に関していろいろな世界と協定を結んでいく、それがグローバル社会に対応できる本当に日本のあるべき姿だと思います。  ただ、今回、カナダで七番目と聞いています。ドイツ、イギリス、韓国、アメリカ、ベルギー、フランス、そして今回のカナダで七番目と聞いていま...全文を見る
○村井委員 この日本とカナダの社会保障協定によって、両国に行ったり来たりしていた人、そういった方などの年金の二重払いが防げるというふうに聞いています。  具体的にはどのぐらい経済的負担が軽減されるのか、そしてどのぐらい効果が生じるんでしょうか、お答えください。
○村井委員 いつもは五、六問で激しいやりとりをして三十分たつんですが、通告してあった約十問がもうすっと行きました。予備質問で通告してあったところへ行きたいと思います。もとに戻りますね。戦傷病者の妻に対する特別給付金のところで、予備質問のところへ戻ります。  なぜ現金給付でなくて...全文を見る
○村井委員 時間が余ったら社保庁をやれというふうに自民党の方から声が上がってまいりました。ただ、法案じゃないので、社保庁の問題でちょっと確認だけさせていただきたいと思います。  前回から質問していて、後日資料を出す、後日資料を出すと言っていただいた件なんですが、国民年金推進員の...全文を見る
○村井委員 残念ですが、きのうの夜、宿舎にまで電話をしてきてこの質問を確認しております。また、きのうファクスを入れております。何度も電話をして確認をいただいていますし、こちらからもファクスを入れています。  さて、社会保険庁じゃなくても結構です。ここにあるペーパーをお渡しします...全文を見る
○村井委員 大臣、今おっしゃられた部分、通常の収納分、一・〇と大臣がおっしゃられました。免除の場合の評価度数、二・〇とおっしゃられました。さて、その通常の収納分と免除の収納分、どちらが評価が高いですか。
○村井委員 そんな中で、すぐその月にいったときに、その通常の収納分一・〇、そして免除をすれば二・〇、こういった実態、免除の方がその月において評価の点数が高い、この部分について大臣はどのように考えられますでしょうか。
○村井委員 そして最後に、何度もこの委員会で争点となりました、実際にこの不正免除の中で、二種類ありました。一つは、直接的に機械に免除を入力したもの、免除のコードを入力したもの、そしてもう一つは、免除の申請書を勝手に書いて出したものです。  もちろん、今すぐそのデータの数字を言っ...全文を見る
○村井委員 国民の関心はこの不正免除に集中していますが、それだけでなく、今回テーマとなった戦傷病者の妻に関する特別給付金、そして、日本・カナダの社会保障協定についても我々はしっかり取り組まなければならないということを申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうござ...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 環境委員会 第17号
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○村井委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提案の鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。なお、修正案には賛成です。  生物多様性の確保の観点から鳥獣の保護の重要性が高まる中、一方では、保護されるべき鳥獣による農作物な...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  私は富山県の出身です。富山は、富山の薬売りといって知られるように、配置販売業が非常に盛んなところなんです。その配置販売業の資格、もちろんいろいろな経過措置を置いていただいているんですが、今回、その資格が廃止されるということになって、そういっ...全文を見る
○村井委員 さて、そういった経過措置、非常にありがたいんですが、私が冒頭にちょっと言ったとおり、今回、今配置販売業をしておられる方が経過措置として試験を受けなくてもやれる、これはありがたいことです。非常に富山としては感謝するんですが、一個ひっかかったのは、法人まで経過措置というこ...全文を見る
○村井委員 大臣がおっしゃられたように、非常に経過措置、富山県民として感謝を申し上げるとともに、ただ、できるだけやはりしっかり試験を受けていただくよう、特に法人に勤めておられる方も試験を受けていただくよう推進をしていただければ、ますます国民の安全性、そしてそういった置き薬産業の信...全文を見る
○村井委員 さて、新しくつくるルールで、都道府県ごとにテスト、いや、地方分権の時代ですから、私は別にそれで構わぬと思うがですけれども、例えば薬剤師の場合、国家試験ですから、どこかで取れば全国どこででも売って歩けるがです。  ところが、都道府県ごとにテスト、ふと考えたんです。例え...全文を見る
○村井委員 さて、次にお聞きしたいのが、この改正案の附則の第十二条の中に、配置員の資質の向上に努めなければならないという文章が入っています。  この配置員の資質の向上に努めなければならないという解釈について聞きたいんですが、例えば富山県だと、薬業研修センターで十一日間の研修をや...全文を見る
○村井委員 さて、次に大臣にお尋ねしたいと思うんです。  今回の改正案では、薬を三種類に分けました。一類、二類、三類です。一類というのは、よく効くかわりにリスクも高い、副作用があるかもしれない。二類というのは、まあそこそこ。三類というのは、リスクが少ない、効き目が少ないかもしれ...全文を見る
○村井委員 ぜひ薬害を少しでも根絶するために、薬剤師がいないと売れないというのが十一成分だけだというのは私はどうもひっかかるがです、もう少し厳しくしてもいいんじゃないかなというふうに考えております。もちろん、今後、大臣の指示のもと、いろいろな見直しがかかると思います。  薬とい...全文を見る
○村井委員 さて、私は、先ほどから富山を含めた配置薬品についての話をしているんですが、ちょっと聞きたいことがあったんです。  それは何かというと、副作用の疑いがあるものについての報告というのが上がってきていると思うのです。三百件ぐらい副作用の疑いがあるという報告が上がってきてい...全文を見る
○村井委員 さて、最後に、大臣にお聞きします。  薬害など医療被害者の皆さんが、情報公開を求める市民運動をやってこられました。今回の薬事法の改正案とはちょっと別の話で、今回の中に含まれていないのですが、今後、さらに、病院の中のレセプト並み領収書の発行だけじゃなくて、同時に、病院...全文を見る
○村井委員 私の通告していた十問はあっさり終わったわけですが、通告をしていなかったんですが、きょうの朝日新聞に出ていた話、ちょっと時間が余ったので少しだけやらせていただきたいと思います。  また社保庁の年金不正の新聞、大臣、きょう読まれましたでしょうか。検証委員会の初会合をやっ...全文を見る
○村井委員 ぜひ、きょうは別に集中審議の日じゃないので結構ですが、後日、ちゃんと、そういった所得情報も把握していないのに勝手に免除してしまったという件についても、お答えいただければと思います。また調査を進めてください。  それと同時に、もう一つここに、検証委初会合の記事がきょう...全文を見る
○村井委員 きょうは、今新聞が出たばかりですし、通告していなかったのでいいんですが、大臣、一つだけ約束してください。この検証委の初会合の資料などは、野党議員が請求したら早急に、特に集中審議の前までにお配りいただくことは可能ですよね。どうですか、大臣。
○村井委員 それでは、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月16日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは皆さんに資料をお配りさせていただきました。これは、所沢の問題です。所沢の問題はちょっと特殊なんです。長官の視察があるから、そのために一瞬違法な手続をして、そして一週間後にすぐにその違法な手続を取り消したという事例です。千九百二十四人...全文を見る
○村井委員 ぜひ、その部分、究明してください。  さて、そのパソコンの中身について少々踏み込みたいと思うんです。  実は、このパソコン、カード式になっていまして、プライバシーがありますので、職員がカードを入れないと立ち上がらないシステムになっています。この部分に入れるんですね...全文を見る
○村井委員 質問の内容は、もう一度言いますね。ウィンドウマシンで、カードをだれが入れて、だれが入力したのか。特に、不法な手続をだれが指示したのかはすぐわからないにしても、だれがその不法な手続を入力したのかは、調べればすぐにわかりますよね。
○村井委員 では、OCR入力とウィンドウマシンと、今入力の比率はどのぐらい違うんでしょうか。大体の比率を教えてください、二百四十万件中。
○村井委員 さて、そのウィンドウマシンについてなんですが、今回、所沢は、千九百件、長官の視察の前にいきなり違法の猶予だったんですが、違法手続をして、一週間後に取り消したということは、実は社会保険業務センターのパソコンで見ればわかり得る話ですよね。どうですか。
○村井委員 今、事後的にならわかるとおっしゃられましたね。同じようなケース、つまり、確かに、きのうも来られた社会保険庁の方から説明されたんですが、それを調べる人がいなかったと言われるのはもちろんなんですが、調べようと思えば調べることができた、システムはなかったけれどもわかり得る状...全文を見る
○村井委員 さて、その全件調査の中で特に調べてほしい件があるんです。  パソコンの、このウィンドウマシンの性質上、知らずに免除された人は六月まで基本的に免除される。四月の時点で通常は一年分の納付書が送られるわけですから、勝手に免除された人の中では国民年金の納付書が送られてきてい...全文を見る
○村井委員 そこに私は大きな問題があると思うんです。自分が知らないうちにいつの間にか免除をされていて、四月に納付書が送られてこなかった。つまり、このパソコンは六月を頭にして計算していて、納付書を送るのは四月ですから、実際、自分が知らない間に免除されていて、納付書すら送られてきてい...全文を見る
○村井委員 ぜひ、その全数調査の中で、そうやって知らない間に免除されて、全く納付書すら送られてこなかったという人を解決していただきたいと思います。  さて、さらに、その調査の内容です。  二百四十万人分を、社会保険庁の職員など二百五十人が全国に散って調査しているんですよね。外...全文を見る
○村井委員 最後の質問をさせていただきます。  さて、今回の全数調査で、一人一人に自主申告のアンケートを書いてもらう。もちろん、それでいいんです。皆さんが大きく関心を持っているのは、本庁の関与です。  さて、その本庁の関与で、一見、本庁との関与についてのアンケートの部分、個人...全文を見る
○村井委員 ぜひ、その本庁との関与については、局からだけしか出させない、そんなおかしいものじゃなくて、しっかり調べていただきたい。そして、特に、このウィンドウマシンで入力したものについては、だれが入力したのかがわかるシステムになっています。その指示系統を順番に分析することによって...全文を見る
○村井委員 村井宗明です。  午後に、引き続きこの所沢の問題から入らせていただきたいと思います。  所沢の問題、現場に行く前にもう一度ちょっと簡単に説明したいと思います。  長官が埼玉の局へ行くということで、埼玉の局が埼玉県内にある各事務所に納付率を上げるように指示をしまし...全文を見る
○村井委員 長官はそのときにどう言われたんでしょうか。特に、ノルマの余り達成できなかったところは新組織に移行できないだとか、また強い叱責とか、そういうのはされたんでしょうか、されていないんでしょうか。
○村井委員 さて、そんな中で、この話、私もいろいろな現場を回って話を聞いてきて、どうも解せないなと思ったことがあるんです。  それは何かというと、余り罪の意識を皆さん持っておられないようなんです。違法だという認識、罪という認識が余りなくて、むしろ、社会保険庁の方から、やれと言わ...全文を見る
○村井委員 さて、そこで、今の長官の話でいけばこういう形になるわけです。社会保険庁と地方事務局があって、全く社会保険庁はよく知らなかった、地方が独自にやったことだ。でも、考えてもみれば、こんな四十七都道府県中三十七都道府県も、独自で勝手にやって同じような違法行為をするかどうか、ち...全文を見る
○村井委員 その点、次長さん、ナンバーツーの方は、四十七都道府県中八名だけが本庁の職員だという話なんですが、ちょっと待ってください。本庁は知らなくて、地方が独自にやったことというこのような図を皆さんに出していますが、実際、局長が本庁の職員だとすると、現実はこうなんじゃないでしょう...全文を見る
○村井委員 長官の説明では、五月までの時点では、こういう本庁の関与はない、知らないという話でしたが、最近は調査中という話になっています。もちろんそれはそれで結構なんですが、さて、本庁が知らないという中でも、当然、局長さんは二年で転勤して、行ったり戻ったり、人によっては地方から地方...全文を見る
○村井委員 だとすれば、本庁の職員である局長さんが知っていたという事例は当然ありますよね。どうですか、長官。
○村井委員 結局、初めは、本庁の関与がなかったという五月の説明だったのが、少なくても、今、調査中に変わりました。この調査、もちろん私たちも調査の結果を待ちたいと思うんですが、どうしても、これは閉会中に調査の結果が出るわけです。私たち国会議員としては、やはり国民の年金制度を守る、そ...全文を見る
○村井委員 大臣はどう考えられますか。国民が関心を持っている、そして、我々国会議員として責任を負わなければならない問題、それが閉会中に調査結果が出てくるという話ですが、閉会中審査をしなければならないと思いませんか。大臣はどう考えられますか。
○村井委員 ぜひ委員長にお願い申し上げます。これは質問ではないですが、委員長にお願い申し上げます。  私たちが、この問題、閉会中だからといって手放すようなことがあれば、国会議員としての信頼と責任を放棄することになってしまいます。ぜひ理事会で、閉会中にこの問題、特に調査結果が出て...全文を見る
○村井委員 さて次に、長官そして大臣は、約三人今まで更迭をされました。更迭をする中での説明で、隠してうその報告をした、つまり五月十九日までの、六月末と七月中旬の事例の報告を入れれば八回、これまでに発表されただけで六回の調査をやっています。三月十三日のもの、五月十八日、五月十九日ま...全文を見る
○村井委員 大臣や長官の基準でいけば、三月十三日、五月十八日、五月十九日の三回で報告したところは更迭がないとも思うんですが、それ以降発表されたところ、もしくは発覚したところについては、更迭が十分あり得ると考えてよろしいんでしょうか。あるかないか、今度は長官の方、お願いします。
○村井委員 最後の質問にさせていただきます。  そうしたら、長官、前に出した五月十九日と五月二十四日の間の、その前に報告したかどうかという更迭の基準ではなくて、今回発表された分は、更迭の基準は、局ぐるみだったかどうか、つまり、局ぐるみでやっていたということになれば、特に局長が知...全文を見る
○村井委員 わかりました。  そして、私たち民主党は、最後に、質問ではありませんが、一言だけ言わせていただきたいと思います。  与党のねんきん事業機構という法案、それから民主党の歳入庁への再編という大きな改革案、改革の方向は二つです。今、自民党さんの方が、五月三十日に文書を配...全文を見る
12月01日第165回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは本当に、こういう質問の時間をいただいたことを感謝します。  私、本当にきょう感謝しているのは何かといえば、北陸の人、そして東北の人がクマの問題で本気で困っています。ことしは、何と百四十人に上る死傷者を出しました。ところが、政府は今...全文を見る
○村井委員 おととしとことしだけの異常出没と異常災害だったというふうに、私は考えづらいと思うんです。ですから、ぜひ、環境委員の皆さんにも、こういった北陸や東北で百四十人、ことしだけで百四十人の死傷者なんです、今大騒ぎになっている拉致被害、これも大変な問題なんですが、一年でそれを上...全文を見る
○村井委員 私、大臣、本当に今すばらしいなと思ったんです。官僚の書いたマニュアルをそのまま読むのかと思ったら、自分の言葉で声をかけていただいて、本当にその部分はすばらしいと思うんですが、今ちょっと言わせていただくと、一割学習放獣なんです。逆で、四千三百頭捕まえていて、四千頭を殺し...全文を見る
○村井委員 もちろん、官僚の方の答弁としたら、いや、予算は地域に任せます、それは建前としてはそうなんです。でも、大臣に私が問いかけたのは何かといえば、政治判断が求められるからなんです。  大臣、聞いていただいていいですか。答えていただいていいですか。会議費用、調査費用は国で出す...全文を見る
○村井委員 前向きな答弁、ありがとうございます。大臣の方からは、国としての予算はとらないけれども、地方交付税の増額の中に盛り込んでいくように検討していただくということでよろしいですね。  今までだったら、狩猟税があるから、狩猟税は地方税だから勝手にやってくださいといってだれもや...全文を見る
○村井委員 今質問したのは、都道府県や市町村がやっているかやっていないかじゃなくて、畑だけじゃなくて、民家、住宅街にもわなを設置できるようにするべきじゃないかという質問なんですが、もう一回お答えいただいて、どうですか。
○村井委員 いや、都道府県でやっているところがあるかもしれないという話じゃないですよね。七百万円もかけて緊急マニュアルをつくったんですよね。七百万円の会議費用でつくったんですよね。その七百万円で、この間見せてもらったら、一応A4四枚だけで、このA4四枚つくるのに七百万円使うんです...全文を見る
○村井委員 自然環境局長の答弁だとそこまでだと思うんです。だから、あえて大臣にお聞きしたいと思うんです。  大臣、今みたいな話で、七百万円かけて技術マニュアルをつくるというのは立派ですよ。ただ、実際地方ではお金がなくて、一生懸命七百万円かけてマニュアルをつくったはいいけれども、...全文を見る
○村井委員 さて、さらに具体策の話をしたいと思うんです。  普通の町のごみ集積所があります。普通の町とか村のごみ集積所に、各家から持っていったごみが捨てられるんですね。クマのほとんどは、家にまで入ってくる例というのはまれなんです。ところが、ごみ集積所なんかに朝早くとか夜遅くにや...全文を見る
○村井委員 さらに、先ほどから話をしているとおり、もう調査費用と会議費用ばかり予算つけておったってだめなんです。具体的な対策に予算をつけなきゃならないという話の一環の中で、このような犬もあるんですね。  これは何かというと、クマが出るのは大体朝早くか夜遅く、暗くて目に見えぬとき...全文を見る
○村井委員 先ほどちょっと出ました、今、一万二千頭から一万五千頭、クマが日本国内にいると言われていて、ことしは四千三百頭も捕獲しました。そのうち四千頭ぐらいを殺しました。考えてみたら、三分の一から四分の一ぐらい、おりてきたから仕方ないにしても、捕殺をしてしまったんです。でも、本当...全文を見る
○村井委員 さて、あと二問させていただきたいと思います。  春クマ狩りについてのお話をしたいと思うんです。  ことしは、四千頭もやっちゃいました。つまり、春の方がクマの値段は高く売れるんです。有害でおりてきたもの以外でも春捕獲することがあるんですが、余りにも大量にやった年は、...全文を見る
○村井委員 最後の質問に入らせていただきます。  ぜひ大臣も、今言った来年の春クマ狩りについては抑制すべきだと環境省としておっしゃられたわけですから、本当に抑制するための具体的な手段をとっていただけますか、どうでしょうか。  そして最後に、私たち民主党としても、ぜひ本当にこの...全文を見る
○村井委員 大臣、自分の言葉で答えていただいて本当にどうもありがとうございます。このクマ対策というのは、まさしく調査費用と会議費用ばかりあるけれども、そして具体的な対策はみんな見えているのに、実際、対策費用は、国は地方でやってくれ、地方は国でやってくれといって、全く進んでいないの...全文を見る