村井宗明

むらいむねあき



当選回数回

村井宗明の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○村井分科員 民主党の村井宗明です。  今の大畠さんの最後の質問に引き続き、電力の、特に新エネルギーについてのお話をさせていただけたらと思うんです。  私は、世界経済というのは成長に限界があると思っています。それは、今の石油それから原油というものをエネルギーにしていく限り必ず...全文を見る
○村井分科員 ありがとうございます。  今なぜこういう話をしたかというと、太陽光発電にどんどんどんどん投資をしてくれという。投資をして何年でペイしますというふうにいろいろ宣伝していますが、私は、実はそれにちょっと疑問を持っています。なぜかというと、数年後には、よりいい、より変換...全文を見る
○村井分科員 今、新しい太陽電池の話が出てきました。こういったもののことをちょっと考えてみると、今あるものを大量生産して、大体物事というのは、十倍つくれば価格は半分になるというのが一般的な話なんですが、待てよと。どんどんどんどん新しい技術革新が進んでいく中で、大量生産を進めて、そ...全文を見る
○村井分科員 そこで、今おっしゃられた発言をちょっとまとめて、大臣に所感を伺いたいと思います。  世界は今、どんどん変わっていると思うんです。石炭が経済、エネルギーの中心だったころはイギリスが中心でした。そして、石油がエネルギーの中心になったらアメリカが経済の中心になって、では...全文を見る
○村井分科員 大臣から熱意こもった御意見いただいて、本当にありがとうございます。私も全く同じ思いです。  その上で、資源エネルギー庁そして経産省の方にもお聞きしたいんですが、資源外交の時代と言いました。大臣がおっしゃられた資源外交の時代という中で、ちょっと昔と違うなと思う点があ...全文を見る
○村井分科員 その上で、もう一つお聞きしたいのが、蓄電池の部分です。  今、発電の技術革新の話ばかりさせていただいたんですが、どうしても太陽光発電というのは、夜発電できなかったり、また天気が悪かったら発電できなかったりといって、発電量の安定性に欠ける部分があるはずです。当然、蓄...全文を見る
○村井分科員 今おっしゃられたような蓄電池の技術開発もそうで、さらにもう一つあり得るのは、天気によって、こっちが発電しこっちがだめだったり、逆にこっちの天気がよくなってこっちが雨が降ったりというときに、電力の双方向性、つまり、こっちからこっちへ流れるだけじゃなくて、逆の流れもある...全文を見る
○村井分科員 今その議論をしている最中だとおっしゃられましたが、国が責任を持ってやるために、太陽光世界一奪還計画と言ったぐらいですから、インフラ整備は国の負担でやっていかなければならない。まさに今、アメリカ政府が、オバマさんになって、グリーン・ニューディール政策ということで、どん...全文を見る
○村井分科員 次に、ちょっと通告の意味がわかりづらいことをあえて通告していたんですが、私は、電気自動車を普及していく中で、やり方は二種類あると思っているんです。  一個は、急速充電器をあちこちのガソリンスタンドに普及していくやり方。もう一つあると思ったんです。それは何でかといっ...全文を見る
○村井分科員 しっかりと、今おっしゃられたような部分、確かに電池の技術革新というのがまだ途上だと思うのです。途上の中で、すべてのメーカーが同じ、共通なものでつくって、これで取りかえていけるようにせいというのは厳しいかもしれませんが、すべてのメーカーが共通してやるというときには、や...全文を見る
03月24日第171回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは、最初に太陽光発電、それからグリーンエネルギーの話、そして生物多様性の話と聞きたいと思います。  今、本当に、このグリーンエネルギー、グリーン・ニューディールというのはチャンスだと思うんです。今、日本経済がぼろぼろの中で、唯一伸ば...全文を見る
○村井委員 重ねて経産省にお聞きしたいと思うんですが、せっかく今回そういう制度をつくるわけです。国民に新たな電気代の上乗せの負担を強いるわけですから、国民の皆さんに御理解いただくためには、新しい義務を課すわけです、当然その義務は国会でちゃんと決めるべきだと思うんです。法律に盛り込...全文を見る
○村井委員 今、今後の審議に応じてという話だったんですが、私は、きちんと明確に法律に載っけてしまう、そして、国民の皆さんに、これから余剰電力を買い取るんだ、今、産業構造を転換して新しいエネルギーをやるためには電気代の上乗せで負担を皆さんに強いるんだということを御理解いただくという...全文を見る
○村井委員 我々が今やろうとしているグリーン・ニューディール政策、もちろん、大臣がおっしゃられている緑の革命、それはそれでいいんです。特に大事なのは、世界全体のCO2排出量を減らすということと、もう一個は、これによって国内の雇用そして産業をしっかりつくることなんです。だとするなら...全文を見る
○村井委員 人類は今、どんどんどんどんエネルギーを進歩させてきていると思うんです。昔はまきを使っていた、その後は石炭を使っていて、それから石油の文明に変わって、次は太陽の文明に変わっていく可能性が高い中で、ぜひこういった、太陽光の余剰電力をしっかり買い取ると同時に太陽熱も使ってい...全文を見る
○村井委員 今回の判決は二号機だけなんですが、二号機の話が出たのでついでに。  一号機が今とまっています。これが今後どうなっていくか、そして、一号機が動いた場合、日本が今六%削減というのを打ち出しているわけですが、そのうちの何%ぐらい削減することになるのかというお話、それから今...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。  私自身は、CO2排出量が少ない電力にどんどんどんどん転換していくべきだという立場でいろいろなお話をさせていただいているんですが、太陽光はもちろん、原子力も必要だと思うんです。  その上で、特に今注目されている太陽光の場合、一個だけ問題が...全文を見る
○村井委員 関連でもう一個質問したいと思うんです。  確かに、電圧の部分、周波数の部分、そういったところをしっかり支援していかないと、どんどんどんどん太陽光パネルをつくるだけじゃだめだと思うんです。今おっしゃられたように、対策する方法はある。変圧器をつけるだとか、また周波数だと...全文を見る
○村井委員 次に、別の話へ転換したいと思うんです。  二〇一〇年にCOP10が日本で開かれます。生物多様性の話の中でいつも気になるのは、なかなか数値化できていなくて客観的に判断しづらい、客観的に議論しづらいというのをすごく感じているんです。  先日ちょっと見たときに、WWFさ...全文を見る
○村井委員 CO2の場合は、何トン出した、何トンまでがいい、こういう取引制度というのはすごくやりやすいし、客観的に数値化されるのに、生態系の話というのは数値化されないということが非常に問題だと私は感じているんです。では、国際会議に行ったときもこれが議論できるかというと、数値化され...全文を見る
○村井委員 ぜひそういった中で、国際会議の中で需要と供給をすべて数値化していって、理想論じゃなくて、どれだけ必要なんだ。CO2の場合は、六%削減という約束にしました。だけれども、生態系の問題でも、実際日本の数字はこれだけで、これだけにしなきゃならないんだ、ほかの国の数字はこれだけ...全文を見る
○村井委員 ぜひ、やるからには義務的なところにまで持っていって、しっかりと、公的機関はほぼ一〇〇%もしくは九十数%の達成率にしていただければと思います。  終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
04月01日第171回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは、私も、岡本さんに引き続き、新型インフルエンザの対策の話をしたいんですが、我々災害対策委員には使命があります。それは何かというと、一つは、起こった災害に対して的確に対応すること、そしてもう一つは予防することです。  新型インフルエ...全文を見る
○村井委員 つまり、今おっしゃられたように、要請なんです。例えば、さっきのセントルイスの例だと、一気に全部ばさっと閉鎖してしまえば極端な蔓延を防ぐことができるし、爆発的な感染を防ぐことができるのに、一個一個の学校に要請して、それぞれの判断になってしまう。法律であれば一気にできるん...全文を見る
○村井委員 そうです。今おられる皆さんは聞いてわかったと思うんですが、自粛を呼びかけることしかできないんです。行動計画なんです。あくまでこれは行動計画であって法律ではないですから、強制的に閉じ込めることは、そしてお願いをすることはできない。  では、例えばコンサートを皆さん想像...全文を見る
○村井委員 公共交通機関そのものをとめるというつもりじゃなかったんです。疑わしい人の乗車拒否をする権利、権限、こういったものを付与していくこと。それから、例えば、本当にいざという、爆発的な感染が広がったときには全員のマスク着用を義務づけるとか、そういった権限が今のところ公共交通機...全文を見る
○村井委員 今後進めてもらうとか、課題に応じて検討するとかじゃなくて、できるだけ今のうちに、どこがどう発熱外来になるんだ。二千万人を受け入れるということは本当に大変なことです。そして、そういう二千万人を新たに受け入れようと思えば、今までやっていたところ、今まで受け入れていた外来を...全文を見る
○村井委員 二百万人の人を新たに病院に受け入れて入院させなければならない、それを絶対的にやらないと、本当に爆発的な感染をより抑制するためには、入院患者を一気に集めて二百万人入れなきゃならないと思うんです。  ただ、今言われたように、そのためには、今既存で入院している人たちに残念...全文を見る
○村井委員 今、皆さん聞いて、わかられたでしょうか。今保管しているのは原液なんです。つまり、原液を製剤化するのに二カ月かかるとして、では、国内で発生しました、もしくは海外で発生した時点で製剤化するかもしれませんが、つまり、今の備蓄されている原液から製剤にするのに二カ月かかって、我...全文を見る
○村井委員 大臣もお聞きになってわかると思うんです。一年半から二年かかるんです。もちろん、今それでもっと進めるという技術開発をやっているというのは、これはこれでいいことなんですが、本当に万全か、おられる災害対策委員の皆さんも、多分、今の話を聞いて不安を持ったんじゃないでしょうか。...全文を見る
○村井委員 その承認申請がされた場合、通常は大体何カ月、ことしじゅうに承認申請を出して、申請から認可まである程度期間がかかると思いますが、大体平均でどのぐらいなものなんでしょうか。
○村井委員 今の話でもやはり少し不安があると思うんです。承認申請した後、認可されるまでの期間がある程度かかるだろう。大体平均的に二十二カ月ぐらいだと言われているんですが、そのままかかってしまったとして、その間にパンデミックが起こって、間に合うか間に合わないか。そのパンデミックが起...全文を見る
○村井委員 以上です。ありがとうございました。
04月08日第171回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  今、近藤議員がおっしゃられた、まさに配られた資料にあるように、REACHの方は、競争力の向上と健康面での安全性と両方セットできているのに、日本は競争力の向上、産業の競争力の部分が目的に入っていないということを質問するというふうに通告していま...全文を見る
○村井委員 ちょうどその競争力の向上というところの話でありましたとおり、近藤さんが例え話に出しました。REACHと日本の化審法と基準がちょっと違っている。REACHの方で、日本の製品をどんどんどんどん売っていったときに、分解して、ここの化学物質がグレーじゃないかということで日本製...全文を見る
○村井委員 そういう意味で、今大臣に一言だけお聞きしたいんですが、安全面の立証、リスク評価で安全だと立証していくこと自身が日本の競争力の向上にもつながると思うのですが、大臣はどうお考えでしょうか。
○村井委員 さて次に、知的財産基盤の強化という話をしたいと思うんです。本当に日本の化学産業を発展させていこうと思えば、知的財産の基盤、これは財産権で保障されるんでしょうが、それをどんどんどんどん強めていく必要があるんですが、先ほど、中小企業に過度な負担にならないように国が支援する...全文を見る
○村井委員 さて次に、先ほどから論点になっていました国際的な情報の共有化の仕方の話なんです。  もちろん、日本でもどんどんどんどん化学物質の安全性を解明していく中で、海外でも同時にどんどんどんどんやっていくわけです。さて、これが、どういうルールにするかの中で国益と国益がぶつかり...全文を見る
○村井委員 先ほど江田議員の方からの質問のときに、日中韓の連携という話がありました。  さて、その中で、中国の部分でちょっと思ったのが、例えば、中国で出た化学物質は、黄砂などによって日本にも影響があるわけです。ほかの国の化学物質などに比べて、特に中国などの場合は日本人の健康にも...全文を見る
○村井委員 では、その日中韓の化学物質政策ダイアローグのときに、例えば中国の方で、どうしても中国がやりたいと言っている、だけれども、それはこっちでやってみたリスク評価としては、これはかなり危険だな、もしくは、風に乗って日本人にもある程度の被害を与えるんじゃないかと思われる物質があ...全文を見る
○村井委員 ぜひ、できるだけ、特にそういった形で、黄砂や何だといって、昔は黄砂といったら砂だけだったのに、今、いろいろな弊害があるようなことも言われています。そういった意味で、ぜひ日本のハザード情報、それから管理の手法というものを、連携しながら、日本人の健康や安全のためにも、しっ...全文を見る
○村井委員 ぜひ、役所任せになるよりも政治がリーダーシップをとって、環境大臣などにもリーダーシップをとっていただいて、できるだけそういった窓口を一本化し、集中してやっていただければいいんじゃないかと思うんです。  例えば、その中の例でも、今ここに持ってきたのは、三つ資料があるん...全文を見る
○村井委員 さて、そうやって労働者の安全管理の部分でしっかりやっていただくと同時に、やはりこの三省でそれぞれナノマテリアルを別々に扱うんじゃなくて、話し合って、安全性の立証こそが競争力の強化につながるという視点に立って、しっかりと統一してこのナノマテリアルに対応していただきたいと...全文を見る
○村井委員 本当にそうやっていただいて、ナノは危険かもしれないけれども、きちんと使いこなして、日本の競争力そして安全性を担保しながら、ぜひ、三大臣で力を合わせて、この分野を発展させて、進めさせて、そしてかつ安全に使っていただければというふうに思います。  さて次に、複合暴露の話...全文を見る
○村井委員 さて次に、また経産大臣にお聞きしたいと思うんですが、化学産業にはやはり無限の可能性があるというふうに私は思っています。  その発展というのは、私たちの国が、今経済が非常に低迷していますけれども、そういったものを再生させたり発展させたり、また他国との激しい競争に打ちか...全文を見る
○村井委員 特に、海水を真水にするということができたら、世界全体の環境問題なども大きく変わっていくんじゃないかというふうに思うんです。  今、世界の水不足が言われている中で、もし、ある海水を、もしくはさまざまな汚れた水を飲み水に変えられるということを、化学技術が本当に進歩してい...全文を見る
○村井委員 再質問になるんですが、ちょっと今の話はあいまいで、関係部局と連携をとりながらだったので、具体的にこの化学物質審査規制法を実行してから、政労使で定期的な協議を持って運用について議論していく気があるかないか、イエスかノーかだとどうでしょうか。
○村井委員 最後に、安全面の部分、製造現場での安全面、それから周りの環境に対しても安全だと立証すること、そして、その商品を使う人に対しても安全だとちゃんと立証できることこそが本当に競争力の強化にもつながっていくと思うんです。ぜひそういった分野、そういった視点に立って、この化学物質...全文を見る
04月10日第171回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうは、自然公園法の問題について質問させていただくんですが、その前に、今回の立法の目的を一個、確認させていただきたいんです。  今回は、自然公園法の「目的」に生物多様性の確保というのを盛り込んだんですが、それはこの生物多様性基本法が、与...全文を見る
○村井委員 さて、ではその上で、この生物多様性基本法、これはもう自民党の皆さんにも公明党の皆さんにも御協力をいただいて、みんなでつくったこの法律の中で最大の論点になっているのは、当時も環境委員だった皆さんは覚えておられると思うんですが、この法の根幹は第二十五条にあります。つまり、...全文を見る
○村井委員 というふうに今大臣がおっしゃられたように、お配りしている、昨年の六月に私が出しました質問主意書とその回答をいただいています。  さて、そのときに何が問題だったかというと、この生物多様性基本法をつくる前に戦略的環境アセスメント導入ガイドラインを策定した。この策定時点で...全文を見る
○村井委員 さて、今環境省の方からそういうふうにお答えいただいたので、大臣の認識としても、生物多様性基本法と、この下に省庁がつくったガイドラインとの間にずれがある場合、こっち側を、ガイドラインの方を見直すのが当然と考えるかどうかと、そして、そのガイドラインの見直しについて、具体的...全文を見る
○村井委員 この生物多様性基本法は、つまり生物多様性を守るという認識の中では、実はこれは環境省だけでは足りない部分もあります。公園なんかでもほかのところでもそうなんですが、非常に国交省ともかかわってくる分野が多いんです。  例えば、もう一つ、ここにあります公共事業の構想段階にお...全文を見る
○村井委員 それでは、そう大臣がおっしゃっていただいたので、国交省の参考人の方にお聞きしたいと思うんです。  まず最初に、国交省ではなく、環境省のガイドラインの中に生物多様性という話が盛り込まれていった場合、かつ、もちろんこの環境省のガイドラインの中で、対象範囲を生物多様性基本...全文を見る
○村井委員 日本はCOP10を迎えます。少なくてもそのCOP10を迎えるまでに、日本はちゃんとやっているんだよとメッセージを示さなくて、どうして議長国が務まるのか。一応、雲の上で基本法はつくったんだけれども、まだ現場ではやっていませんということで、本当にCOP10の議長国が務まる...全文を見る
○村井委員 さて、今度はまた国交省の方にお聞きしたいんですが、一応このガイドラインは、二十年四月に発表し、五年ごとの見直しですから、少なくても二十五年四月ぐらいにはまた次のを出すだろうというふうに推測されるんですが、当然、二十五年四月になっているとCOP10は終わっているわけです...全文を見る
○村井委員 つまり、国交省の方も、こうやって環境省が見直して進めていけば、この二十五年四月になる前に、COP10の前にも見直すことは可能ではないかと言っておられる。ところが、環境省さんは、今のところ実績を蓄積しという話をしておられました。  さて、その実績を蓄積しの中で、戦略的...全文を見る
○村井委員 国交省にお聞きします。  今、一年当たり平均で十七件ぐらいで、そのうち一件をやったんだという説明でしたが、では、国交省が所管しておられる部分で、二十年四月にこのガイドラインを出してから、構想に着手したのが何件あって、そのうち一件、戦略的環境アセスを実行されたんでしょ...全文を見る
○村井委員 では、二十年四月以降、やろうと思えばできたのにという件は何件あったんでしょうか。それとも、そもそも、つくったけれども、一件だけやるつもりで、それ以上はやろうかどうかということも統計すらとらないし把握すらしていなかったんでしょうか。どうでしょうか。
○村井委員 これ以上やっても水かけ論になるかもしれませんので、最後に、大臣に今の議論の感想をお聞きしたいと思うんですが、これが日本の生物多様性の現場なんです。つまり、法律で、雲の上で立派なものをぼんとつくったけれども、では現場にこれがおりてきたかといえば、現場で使っているガイドラ...全文を見る
○村井委員 そうしたら、話をちょっとかえるんですが、配った資料の裏面を実は見てもらえたらと思うんです。  この自然公園法の七条二項の話、それと生物多様性基本法の二十一条の話、この市民参加の部分で、生物多様性基本法、つまりこの上位法の方では、審議会以外のいろいろな人たちもさまざま...全文を見る
○村井委員 最後の最後に、大臣にその感想を聞きたいと思うんです。  審議会の話でいうと、この生物多様性とかの話以外も含めまして、審議会の議員の選び方、ここは私、すごい難しいなと思うんです。だって、学者先生とかが言うんです。学者先生が審議委員になって、選ばれて行った。それで、役所...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。
06月26日第171回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  きょうはもしかしたら最後の環境委員会になるかもしれませんが、生物多様性条約国際会議が来年開かれます。与党にとっても野党にとっても、もちろん民主党にとっても自民党にとっても、この問題は非常に重要で、ともに力を合わせて進めなければならないと思い...全文を見る
○村井委員 必要だという認識、これは多分一致したと思うんです。  さて、世界からも注目されるこの天然林、その中でもう一つ、この天然林について意見が二つ分かれると思うんですが、実は、おとつい京都大学の名誉教授の河野先生が富山に来られまして、現場を視察して指摘されたことがあるんです...全文を見る
○村井委員 今ちょうどおっしゃっていただきました。要するに、下草をだあっと全部刈ってしまった場合、本来はそれで土壌が流れなかったはずのものを、ちょうどここは斜面になっているエリアでして、本当に下草を刈ってしまうと、かえって土が弱くなって雨水で崩れてしまうんじゃないかという視点で言...全文を見る
○村井委員 さて、今希少種の話が出ました。この自然公園全体で四百五十五種類、指定の種類がある。保護しなければならない、そして切るときに許可を得なければならない種類が四百五十五種類あるんじゃないかということをきのう教えてもらったんですが、その中で、この道路の沿線約十メートルの中には...全文を見る
○村井委員 こうやって今取り上げたこともあるし、その前から、まあ、最初に配った企画案というのは単に案にすぎないから、自然保護団体の意見も、今回反対もあったことだし、それを聞いて中身を修正していく。  もちろん、それで修正してもらいたいと思って今回取り上げたつもりですし、追及する...全文を見る
○村井委員 できれば、国会が閉会中もしくは選挙をやっている間に、まあ一応意見を聞きましたからやりましたということがないように、やはりそこはきちんと。  十メートル全部をやる、この資料どおりにすぐやるとは私も思えないんです。多分、そんなことをやったら大きい問題だというのは林野庁の...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。  そういった意味で、立山の本当に貴重な天然林を守りつつ、林野庁もそうなんですが環境省としても、少し配慮しながら見ていただければと思うんです。余り専門的なことはともかくとして、大臣の今の話の感想だけでもお聞きしてよろしいでしょうか。
○村井委員 ありがとうございました。  そうしたら、次の課題に移りたいと思うんです。京都議定書について、ちょっとお話しできたらいいなと思うんです。  二〇一二年までが目標の達成期間なんですが、本当に今この状態で達成できるのかどうか。中期目標を高く掲げる、これも大事なんですが、...全文を見る
○村井委員 その中で、今大きい注目を集めているのは太陽光発電。今、アメリカも世界も、グリーン・ニューディールということで太陽光発電の話などがどんどん出ているんです。  さて、太陽光発電を現在の二十倍にするという首相などの言葉が出ました。現在の二十倍と言ったところで、基準年がいつ...全文を見る
○村井委員 そうやって具体例が出て、私は太陽光発電も非常にすばらしいと思うんですが、その上で、太陽のエネルギーというのは太陽光発電だけじゃないですよね。  私ら政治家、それから経産省や環境省もそうかもしれないんですが、どうしてもハイテクの方に目が行きがちなんです。でも、太陽の力...全文を見る
○村井委員 せっかくなので、もう一つ関連質問をさせてもらえたらと思うんです。  日本国内だと確かにハイテクの太陽光発電とかでもいいんですが、国際貢献をして海外のCO2排出量を減らすとかということを考え、海外の地域で協力したときに、現場に本当にすぐれた技術者がいない場合でも、実は...全文を見る
○村井委員 そういう意味で、世界全体が石油経済から太陽経済へ変わっていくということもあると思うんですが、そんな中で、ハイテクだけじゃなくて、それぞれの現場に合わせたローテク、もちろん低コストであるメリットもあるし、熱エネルギーをとるだけだったら本当はその方がいいんじゃないかなとい...全文を見る
○村井委員 そういった意味で、私は太陽光発電をどんどん進めるべき派なんですが、それによって電気代が上がり過ぎるのもどうかなと思っているんです。  そういった意味で、排出枠の設定のときにうまく調整すれば、本当に太陽光発電を一生懸命やることに対して、電気代が上がり過ぎるというふぐあ...全文を見る
09月18日第172回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第1号
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○村井委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、五十嵐文彦君を委員長に推薦いたします。
○村井委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月18日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○村井委員 民主党の村井宗明です。  政権交代後初の国土交通委員会で前原大臣に質問できることを光栄に思います。そして、今、どんどん前政権とは違う新しい取り組みをしておられる大臣には本当に心から敬意を申し上げますとともに、大臣が今進めております八ツ場ダムの見直しについてお聞きをし...全文を見る
○村井委員 一問目は八ツ場についてだけお聞きしましたが、実は、国交省が推進している全国のほかの事業でも同じようなケースがあるのではないかと私は思っています。  今回、八ツ場ダムは大臣が中止も含めて見直しの方向へしておられますが、国交省が進めようとしている事業であったとしても、も...全文を見る
○村井委員 まさしくそこが、前原大臣になられて、本当に今までと違う、隠ぺいせずに国民に堂々と公開していく新しい政権になったなと、本当に多くの国民は感心しておられると思います。  そして、次のページへ行きたいと思います。  吾妻川の砒素濃度について。ようやくこの資料が出てきたわ...全文を見る
○村井委員 はい。  では、委員長のアナウンスがありました。大臣、ぜひ。なぜ公表されなかったと思われますか。どうでしょうか。
○村井委員 ぜひ、そうやって調査していただきたいと思います。  実は、私が国交省に聞いたときは、いや、これが漏れると八ツ場ダムが建設中止に追い込まれるからではなく、風評被害を恐れるからですと言われたんですが、本当はどうなのかはわからないんですが、ぜひ内部で調査してください。 ...全文を見る
○村井委員 少なくとも今回は、この八ツ場建設が中止に追い込まれるかどうかの大きな議題であった砒素隠ぺい問題、水環境について発注した業者が非常に不透明な、そして不自然な形であった。だから、これをきちんと今後見直すと同時に、八ツ場ダム以外でも同じくこの業者、正確に言うと天下り法人に発...全文を見る
○村井委員 まさに、千七百三十九万円もいただいておられて、本当に国民にとって重要なもの、国民の命や健康にかかわることを公表しなかったということは、私はいかがなものかと思います。  そして、大臣に質問したいと思います。  本来、この水環境検討業務というのは、国民に公表しながら、...全文を見る
○村井委員 私も前原大臣と本当に考えも近く、そして大臣のその行動を本当にすばらしいと思います。  その上で、ちょっと今の話に加えてお聞きしたいと思うのが、企画競争入札というものなんですが、実はこれで、本当に実態を調べてみると、企画競争入札ですといいながら、一般競争入札と違い、実...全文を見る
○村井委員 今大臣がおっしゃられた入札改革をされると、本当にまじめにやっておられる民間の建設会社からは、拍手喝采、そして大臣すばらしいという声が必ず起こると私は確信しています。  天下りを受け入れなければ企画競争入札には参加したって意味がない、結局その部下がどこの企画書がいいか...全文を見る
○村井委員 馬淵さんにさらにお聞きしたいんですが、少なくとも、一方の野球チームの選手全員からお金をもらっているような審判員は、審判としては不適格だと思います。  私は、今後もこの財団法人に事実上の随意契約で発注し続けて、もちろん、この財団法人がこういったダム受注企業からお金をも...全文を見る
○村井委員 そうしたら、最後の資料七へ、一番最後のページです、おめくりいただいたらと思います。  前から八ツ場ダムは天下りの聖地だということをよく聞いていたんですが、実際、八ツ場ダムにどれだけ国交省から天下りをしているのか、調べさせていただきました。いやあ、驚きました。確かに、...全文を見る
○村井委員 この八ツ場ダムは、三つの特徴があります。一つは、圧倒的な、八ツ場天下りダムと言われるぐらい天下りが多いこと。二点目は、まだ今取りまとめをしている最中なんですが、本当に新聞の一面を飾るようなぐらい政治献金がすさまじく多い、八ツ場政治献金ダムであるということ。三点目が、政...全文を見る
○村井委員 ありがとうございました。