村岡敏英

むらおかとしひで



当選回数回

村岡敏英の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第188回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  本年も、大臣初め副大臣、政務官、よろしくお願いいたします。  質問に入る前に、ことしの農林水産委員会は、農協改革、TPPの妥結もあり得るかもしれない、歴史的な農水委員会になる、こう思っております。ここが、日本の農業、日本の食がど...全文を見る
○村岡委員 方向性は、農村社会、農業の所得向上、そしてTPPはしっかりと日本の国益を守る、EPAももちろんですけれども、そこはぜひ基本として一緒に議論していきたい、こういうふうに思っております。  そこで、畜産に関してはいろいろな先生方がお聞きしたので、大臣も言われましたが、予...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、それが将来の畜産農家に担い手としてなっていくための、やはり市場が拡大しないとそれは当然担い手も入ってきません、そして、和牛というのは漢字で書かないと、ローマ字のWAGYUだとそのままオーストラリア産になってしまいますので、いろいろな対策をしっかり考えていただきた...全文を見る
○村岡委員 まあ、取り組んでいないということでしょうけれども。  大臣、これこそ十年後を考えたら、縦割りの中で文部科学省に任せておくんじゃなく、まず、農業高校の生徒が高校時代、十五歳から十八歳まで農業高校にかかわっていたのに就職しない、それで外の人が来るはずがないんです。  ...全文を見る
○村岡委員 ぜひそこはお願いしたい、こう思っています。  農業高校の生徒の授業に農林省の方々が行ってもいいじゃないですか。そういうことをまず実践しましょうよ。大臣も、農業高校のところも訪ねてみてください。機械を見てください。古いですよ。これからは、十年後、二十年後の農業高校を卒...全文を見る
○村岡委員 大臣はお会いして聞いているということですけれども、これは、農業者は別に農協改革だけじゃないんですよ。予算がありますから、大臣の前で余り言えないんですよ。それが人間ですよ。農業者ですよ。そういうときに本音を聞かないで、いやいや、カントリーエレベーターの予算をどうする、米...全文を見る
○村岡委員 大臣の、いろいろな小規模農家に対してもというのはわかりました。  そうじゃなくて、現場がどういう状況で大規模化したり、どういう状況の人たちが実際に経営しているか、それをもう少し農林省がしっかりと把握しなきゃいけない。  例えば大きな法人になって、専業でどんどん大き...全文を見る
○村岡委員 きょうはここで終わりますけれども、この農業の大改革、立ちどまってというのは別に半年も一年もというわけじゃないです。一カ月、二カ月、じっくりと膝を交えて、やはり農業者と政治家、それぞれ与野党問わず、やらずしてこの農業の改革、農業の将来はないと思っていますので、ぜひこれか...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  予算委員会の基本的質疑、安倍総理を初め各大臣にお聞きしたいと思います。  総理の施政方針演説も聞いておりました。農協改革、そして農業の再生のために、成長戦略をするという決意をお聞きいたしました。我々の党も、農業に限らず、しっかり...全文を見る
○村岡委員 雪かきももちろんなんですが、改革の陰には、既得権益を破るということは、それはしっかりしなきゃいけない。しかし、改革には、やはり一利一害というのは必ずある。一利があったら害を少なくするのが政治だ、こう思っております。その中に、やはり政策の陰でつらい思いをしている人がいる...全文を見る
○村岡委員 そのとおり改革はやらなきゃいけない、しっかりとそこは踏まえながら改革を進めていかなければならない、こう思っております。  午前中、我が党の馬場委員が、総理に文書交通費や歳費の削減や定数削減を聞きました。そのときに総理は、いろいろな代表質問でも、常に委員会でも、民主主...全文を見る
○村岡委員 今の世知辛い世の中で、いい話が、国民が、私なんかも選挙区から、また東京の友人から言われるお話があります。  総理も知っておると思いますけれども、メジャーリーグの黒田投手、二十億円の年俸をもらえるかもしれないのを四億、そして、カープで最後の一球を投げたい、こういうこと...全文を見る
○村岡委員 実は、その反省が今回もなされていないんです。  あの衆議院選挙の前、このときも米の概算金が下がったんです。七千円、八千円だったんです。そして、今回も八千円前後だったんです。そして、衆議院選挙の前に、これは農業対策をしなきゃいけないということで自民党で検討し、そして、...全文を見る
○村岡委員 総理が全部の内容をわかっているとは思っていませんが、農業者の人たちは、安倍内閣は農業政策でどっちに進むのかわからなくなっているんですよ。結果、やはりなかなか改革がうまくいかない。一方で農協を改革しようと言う。一方でもう農業者に全然受け入れられない予算をつける。  そ...全文を見る
○村岡委員 結果、これは同じことになるんじゃないかと心配しています。  やはり、先ほど言ったように、農業は、アクセルを踏んだらブレーキをするわけじゃなくて、しっかりと保護する中山間地、兼業とかというのと別枠でやっていかないと、農業者は、またこの農業政策、せっかくいろいろな改革を...全文を見る
○村岡委員 質問は、木材関係の会社にそういう補助金がちゃんと行くように、それを知っていたかどうかということですよ。  いや、それは知らないというのは、前の委員会でも、もちろんその木材加工会社に行ったのは知らなかったと言いましたけれども、通常であれば、自分が座長をやって、その補助...全文を見る
○村岡委員 大臣、実はきょう、これは十二時過ぎですか、先ほど、我々の委員会の、毎日新聞のニュースが出ているんです。これはネットのニュースでしょうか。  まず、木材加工会社に取材したのは一月十五日だそうです。そして、このお金を返されたという話は、全く木材加工会社の社長が言わなかっ...全文を見る
○村岡委員 大臣、一月七日に林野庁から取材があったことを聞いて、そして九日に返している。そのことは、この献金の問題は法的には問題ないけれども、やはりこれは職責に鑑みて返さなきゃいけないという決断をしたわけですよね。  そして、それから大分たって二月三日に、その取材をしている毎日...全文を見る
○村岡委員 これは堂々めぐりになりますけれども、通常で考えれば、それは取材を受けるのが当たり前。その話題が出るのが当たり前。そして、その取材のやっていた記者だということでこれには書いてありますので、通常はそうです。そして、別に何も、会ったから悪いと私が言っているわけじゃないです。...全文を見る
○村岡委員 これは、別に顧問を受けることが悪いわけではありません。しかし、いろいろな方々が、大臣が、補助金を受けていて、知っているんじゃないか、こういうことがあってその木材加工会社の顧問をやっていたんじゃないか、こういう疑いを持つ人もいるみたいです。  それは、いろいろなところ...全文を見る
○村岡委員 ぜひそれは提出していただいて、しっかりと疑惑を晴らして、私も農水委員ですから、今の農業改革というのはラストチャンスだと思ってやらなきゃいけないことだと思っています。そこはぜひ疑惑を、そしていろいろな、疑惑じゃないですね、疑問を解いてください。それはお願いいたします。
○村岡委員 わかりました。  では、これで終わらせていただきます。ぜひ疑問を解いて、農業改革を一緒にやりましょう。  ありがとうございました。
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  先週の金曜日に資料請求したことに関しては、委員長の裁量であす提出されるということですから、それを見守りつつ、前大臣には説明していただきたいと思います。  私は、きょうは農業再生、農業改革に関してお聞きしたい、こう思っております。...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございました。  ぜひ、農業の待ったなしの改革を、しっかりと議論を農水委員会でもしていきたい、こう思っております。  そこで、金曜日、前大臣に聞きましたけれども、林農林大臣にはお聞きしていないのでちょっとお聞きしたいんですが、資料で金曜日にも出した、二〇...全文を見る
○村岡委員 第二次募集はしているわけですけれども、大臣が就任のときに、現場とのキャッチボールはしっかりするということですから、ぜひ中身も、これは訂正するべきものは訂正して、体質強化というのをしっかりやっていただきたいと思いますので、その点はお願いいたします。  何でこうなるかと...全文を見る
○村岡委員 米が一番解決しなければいけない。例えば、国内の消費といっても、ある程度の人口、高齢化が進んでいます。もちろん輸出もやっていかなきゃいけない。この米対策に関して、しっかりとした議論をして政策をとっていかなきゃいけない。稲は、五月、六月に植えて、十月、十一月、一年に一遍し...全文を見る
○村岡委員 そこが、TPPもいつ妥結するのかわかりませんが、聖域五品目というのは、国会決議でそれを守っていくということですけれども、それは別に、米はしっかり守っても、いろいろな作物、転作作物まで全部かかわってきますので、やはり、しっかりとしたメッセージがないと、対策がどうしても後...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、農業者へのメッセージに、やはり自分で自信を持ってつくれるものはつくっていく。そして、多収米をつくってやはり生産コストを下げていかなきゃいけないと思うんです。  今まで、減反するときにはなるべく余りとれないようにしていたことが現実で、研究していないんですね。向か...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、その視点をしっかりと農業者に伝えていく、そして、一緒に頑張ろうという気分にならないと農業の再生、成長戦略はできていかない、こう思っております。  それともう一つ、必ず忘れちゃいけないのが、総理も林大臣も山口県ですけれども、山口県も中山間地が非常に多いと思います...全文を見る
○村岡委員 これで質疑を終わらせていただきますけれども、その点は、農業者が不安、不信がないように、しっかりと前に進めていくことで、農水委員会でこれからも議論していきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月27日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○村岡委員 維新の党の村岡でございます。  通常国会では、地方創生委員会、初めての質問ですので、よろしくお願いいたします。  午前中からずっと石破大臣の答弁を聞いておりました。与野党の人が、地方創生はこの国にとって今一番やらなきゃいけない最重要課題だということは、与野党なくし...全文を見る
○村岡委員 確かに、日本列島改造論も国土の均衡ある発展、そして、ふるさと創生も一億円という、何でも使っていい、地方がしっかり考えろ、そういう意味では今の発想の中にもしっかり取り入れられていると思います。そして、今は本当に危機的な状況、これはラストチャンスだということを石破大臣もよ...全文を見る
○村岡委員 非常に大事なことを研修ということでやられていると思います。懇親も必要です。二次会へ行ってカラオケも行ってください。  それで、その方々が行って、悩むことはいっぱいあると思います。都道府県にはこれまでも省庁の方々が行きました。しかし、その中で、うまくいった人もいますけ...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございます。ぜひ検討してみてください。決して顧問室にいるというわけじゃなくて、そして一人ではなく何人かいて、その県のいろいろな市町村の対策に対してフォローしていただけるような方がいれば、行った先の若い人たちも非常に勇気づけられると思いますので、ひとつ検討して...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございます。  複雑にいろいろなものが絡み合って経済が停滞していることは確かなんですが、一つの考え方として、知事や大臣をやられ、そして今、慶応大学の教授の片山先生が言われていることがあります。  県を例えると、国際収支、輸出と輸入のバランスが崩れていると...全文を見る
○村岡委員 その貿易収支というか国際収支というか、そういう中でいくと、今大臣が言われたように、エネルギー、農産物、そして観光とあると思います。やはり今、地方もいろいろなアイデアを総合戦略ということで出し始めていますけれども、まずは自分の地域のよさを、何か地方が新しいことだけを考え...全文を見る
○村岡委員 まさに石破大臣が言われたように、明治維新なんかも、廃藩置県であったり、侍の身分を取ったり、いろいろなことをやりました。その大きな目標は、日本が国際的にしっかりと一流になり、そして国際的に各国としっかりとした体制の中で貿易も外交もやっていくという大きな目的がありました。...全文を見る
○村岡委員 地域の特色で、農業であったり、例えばその地域が観光であったりということであれば、そういう大学も確かに連携して大事だと思っています。  しかし、私がこの国際教養大学に行ったのは、実はここの大学は、一年間で百八十人ぐらいの学生ですけれども、秋田県人は二十人だけです。百六...全文を見る
○村岡委員 ぜひその点も取り入れていただければと思います。  最後の質問になりますけれども、昨年の創生委員会でも質問させていただきましたけれども、東京一極集中もあれば、秋田県でいけば秋田市一極集中、それぞれ県庁所在地の一極集中というのがあります。そこで、なかなか進まなかった一番...全文を見る
○村岡委員 大変ありがとうございました。  地方創生は一年や二年でできるんじゃないと思っておりますので、引き続き議論をしっかりさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
04月15日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、食料・農業・農村基本計画及び一般的な農業政策についてお聞きいたしたい、このように思っております。  質問になかったんですが、うちの松木委員が沖縄のことをお話ししたので、私も、ちょうど橋本龍太郎内閣総理大臣のときに官房長...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、それはそのような対応の中でやっていただきたいと思います。  それで、きょうは小泉政務官に来ていただいています。小泉政務官は被災地に何度も足を運んでおられます。  そこで、実はTPPなんですが、これは新聞記事ですけれども、TPPの新聞記事を見ると、甘利大臣の言...全文を見る
○村岡委員 そこでなんですが、妥結に向かって進んでいきたい、そして聖域はきちんと守っていきたい、この両方を兼ね合わせなきゃいけないという大変難しい交渉のことはわかります。  ただ、先ほど午前中、自民党の委員が質問した中で、農家を回って切実な思いを聞いた、そして、それに対して大臣...全文を見る
○村岡委員 何か、小泉政務官、六十代になったような話をしていますけれども。  深いということで、言ったら政党はいいんです、それでもまだ。自民党は、そういうのでずっと勝ってきていますから、いいんです。  しかしながら、地方選で皆さん回ったと思います。江藤委員長なんか特に真っ黒に...全文を見る
○村岡委員 懐が深いし、選挙のときは選挙のときがある、そういうことだというふうに理解しました。  ただ、農家の人たちはいろいろな政策をやはり選挙のときにちゃんと聞くんですよ。聞いて、それをやってくれるかどうかなんです。そこを忘れたら、もう全くTPPが、例えば聖域どころか参加さえ...全文を見る
○村岡委員 それは投票する人のことですから、投票率が下がってきたということとはちょっと違う、それはいいですけれども。  しかしながら、例えば私なんかも秋田ですよ。もう稲作地帯ですよ。でも、農協集会という四、五百人のところで、一人、自民党の人たちが全員、県議でも国会議員でも、TP...全文を見る
○村岡委員 小泉政務官、もう結構でございます。  それを小泉政務官に聞いたことで、大臣にお聞きしたいんです。  先ほどのTPP、数字を言いました。TPPに参加すべきか。はいが三名。どちらとも言えない、十七名。バツが九名。小泉政務官は大人の自民党のことを発言されましたけれども、...全文を見る
○村岡委員 実はアンケート調査なんですけれども、しかし、アンケートした県議だと、それは公約といっても日本全体の公約をするわけじゃないのです。アンケートを見て有権者がやはり判断していく。そして、選挙運動では農業のことは余り語らないようにしているんですね。逃げちゃっているんですね、語...全文を見る
○村岡委員 もっとも日本の農業は、兼業なりいろいろな農家の形、全体の農業を支えてきたので、この地域は比較的、秋田の中では非常に当初は厄介者扱いされたところですし、大変今苦しんでいるのは、実は平均十五ヘクタールあるんですが、これは干拓地なので、全て土手で囲まれています。海抜より低い...全文を見る
○村岡委員 まさに大潟村も大規模化の成功事例ではあるんですけれども、大潟村が、今言ったように、これ以上広げるのがなかなか大きな土手というか壁になっている。それと同じように、小さな農家が集積していって経営体になるとき、やはり大きな壁、土手というのが経営能力という部分なんです。やはり...全文を見る
○村岡委員 もう何回も言っていますけれども、今言った各県の農業大学校は確かに五〇%ぐらいになる、これは農業をやろうと思って入っている部分がありますから。また、経営が十八人というのも、しかし、それだけの人数ではとても日本の農業全体を支えることができない。全体で経営を担っていく。その...全文を見る
○村岡委員 今副大臣が言われたように、もう本当に農業高校は悲惨なるもので、昔はこういう稲刈り機を使っていましたよ、昔はこんな田植え機を使っていましたよ、こんな耕運機を使っていましたよと、歴史の授業をやっているような、もう大変お粗末な機械になっているんです。ですから、当然、教えるこ...全文を見る
○村岡委員 十五のとき職業を決めるのが難しいというのは、それは普通高校に行っていたら、どこに行くのかというのとか職業とか。農業高校へ行っているわけですから、それはやはり十五から十八のとき、農業というのは魅力的だな、この中で、農業でしっかり生計を立てていこうかなと思う人が五〇%ぐら...全文を見る
○村岡委員 私は、最初に、二百億ついて、あしたから説明会をやる、あしたからですか、それで一月中ですかとお聞きしました。そして、予算委員会で聞いたとき、一月中では間に合わないので、今度二月、そして三月。結果的に六割使っていないわけですね。  やはり、こういうことが、先ほど言った玉...全文を見る
○村岡委員 次に、もう一月の、あれは閉会中審査のときに私は言ったんですね、そうなるんじゃないかと。何かこれは、予想どおりになるというのは全然、予想どおりになってほしくなかったんですよ。だけれども、予想どおりになっている。もう予想どおりになってしまったんだ。ですから、これはしっかり...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月22日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうも質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  朝一番の質問で、自民党の委員の方がもう靖国神社に行ったということで、私も、きょう朝一番で靖国神社に、みんなで国会議員で参拝する会で行ってまいりましたけれども、日本...全文を見る
○村岡委員 そこから始めるというのも悲しいような気がしますけれども、でも、これは大事なことだと思っておりますので、理事会で話して、委員長にもぜひそういうお勧めをその人たちにもしていただきたい、こう思っております。
○村岡委員 そして、今TPPは、未明までかかって、十八時間、大変な交渉をされたと思います。  西村副大臣にも来ていただきました。大変な交渉をぎりぎりやっている最中で、まだ結論は出ていないということは新聞紙上でお聞きいたしております。  ただし、甘利大臣が、交渉は進展した、そし...全文を見る
○村岡委員 お話しにならないかもしれませんけれども、前進しているのが、攻めるのが自動車で、そして守っているのがお米、その認識でよろしいんですか。
○村岡委員 全体のパッケージなので言えないこともあるでしょうけれども、新聞紙上、この印象は、よく総理が使われる、瑞穂の国といいますけれども、自動車の国になっちゃったのかなと。  いや、自動車も成長産業でいいんですよ。ただ、農産品だけは相当攻められているという印象があるんですけれ...全文を見る
○村岡委員 林大臣も、交渉の中身は言えないでしょうけれども、お聞きしていると思います。そこは、ぎりぎりの交渉というのは、聖域を守ったというふうな方向での交渉事が進んでいるという認識でよろしいでしょうか。
○村岡委員 全部が決まっていなければ決まっていないと言えば、前進もあったのかないのかよくわからなくなるんですが、それは別にして、個別のものは答えないでしょうけれども、日豪EPAよりも畜産物もレッドラインを超えるんじゃないか、いろいろな不安が農業者の中にはあります。  そういう意...全文を見る
○村岡委員 交渉の中身じゃないので、何を守ったかがなければ、何が聖域なのか、何がラインなのかさっぱりわからないということになりますので、そこを本当は答えていただきたいんですけれども、同じ答弁なので、そこはもうお聞きいたしません。  しかしながら、アメリカは、しっかりこのTPAの...全文を見る
○村岡委員 確かに、アメリカの政治の仕組みと日本の政治の仕組みは違うと思います。  しかしながら、アメリカでは、限定された人でも、ある程度、与野党を問わず、この交渉事の中身が出てきたとします。そうすると、日本の国会議員はアメリカの国会議員から情報をとることになっちゃいます。何か...全文を見る
○村岡委員 そうすると、逆に考えると、先ほど副大臣も言われましたが、アメリカとの首脳会談で細かい数字は決められない。今、甘利大臣は相当距離は縮まったと。全体的にまとめましょうということだけの首脳会談に二十八日はなるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○村岡委員 二つの側面があるんですけれども、アメリカでTPAが通らないうちにやったら、どんどん修正がされる。そうすると、流れとしては、日本側の今のスタンスは、首脳会談では大筋のTPPはいつまでにまとめましょうという話をして、TPAが通ってから日米の妥結という考えなんでしょうか。
○村岡委員 本来であれば、日本も情報開示して、しっかり妥結する前に、その中で、アメリカのTPAとは違いますけれども、やっていくということが必要だったんじゃないか、こう思います。やはり情報を開示しないで、アメリカも当然いろいろな団体やいろいろな考えの人がいて、TPAをするというのは...全文を見る
○村岡委員 TPAの妥結といいますか、TPAの方で、アメリカの方でやる前に情報をもうつかんでいるからこそ、それはお任せするわけですね。  もちろん、仕組みが違うのはわかります。しかし、仕組みが違うところと最初から交渉しているんです。向こうには情報が行っていて、こっちには情報が、...全文を見る
○村岡委員 手前に戻りますけれども、聖域が、その認識が、ちょっとラインが示されないので一概に言えないですけれども、思っている聖域に踏み込まれた場合には、いまだに脱退もあり得べしというふうに思っているんでしょうか。それはもうないんだというふうな認識でしょうか、西村副大臣。
○村岡委員 決議には書いてあるんですけれども。ですから、ラインは示せない。そして、脱退は絶対しない。それはやはり不安につながるんですね。  ラインはしっかり決めていかなきゃいけない。そしてその中で、この交渉が、スケジュール的にいくと、五月の中旬ぐらい、大統領選が始まる前に大体結...全文を見る
○村岡委員 やりとりを何回やっても交渉中なので言えないということなので、これ以上はやめますけれども、我々は、野党で申し入れているのは、内閣との連合審査をしていただきたい、こういうことを申し入れていますので、これは委員長に、強く、ぜひとも、このTPP、妥結して、そのままただ国会承認...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございます。  それで、林農林大臣、実際に五万トンとか二十一万トンとかいろいろ出てきておりますけれども、この五万トンという話は、もう農林省の方では五万トンならいいという話なんでしょうか。
○村岡委員 五万トン自体が聖域を崩していないのかどうかという議論が、本当に多分激しくなってくると思います。  例えば、それは連合審査の中でぜひいろいろな議論をしたいと思っておりますが、朝日新聞の、米価維持のための支出ということで、TPPの米、対米輸入枠を五万トン検討という記事で...全文を見る
○村岡委員 交渉の中身じゃなくて対策の方ですので、対策はどのような、交渉がそういうふうにならないという前提ならば対策も立てる必要はないんですが。  この財政負担というのが、備蓄であろうと、それが飼料米に行こうと、また相当な米価の下落につながる可能性があると思っています。そして、...全文を見る
○村岡委員 この対策というのは、交渉の結果によってではありますけれども、同じことを繰り返しちゃいけないのが、一九七四年から約七百四十万トンの米余りが生じ、さらに一九七九年から一九八三年にかけて六百万トンの米余り、合計千三百四十万トンも余って、かかったお金が処理だけで三兆円と言われ...全文を見る
○村岡委員 成田も、ぜひ、空港を最大限活用して、日本の農産物を世界に売っていただきたいと思うんですけれども、これは港もあると思うんです。地方空港も、農産物に近い空港で、それをアジア向けであったりいろいろなところにやっていただきたい、こう思っています、港もそういう形で。それは、大臣...全文を見る
○村岡委員 昔、農道空港というのがありましたけれども、これはなかなかうまくいきませんでした。農産物を世界に輸出するという意味では、ぜひともこの戦略は進めていただきたい、こう思っています。  その中で、今一番伸びている日本酒のことに関してお聞きしたいんです。  フランスから日本...全文を見る
○村岡委員 大使館やそういうのが乾杯条例の中で乾杯するということは非常にいいことだと思います、秋田県も乾杯条例があるんですけれども。ただ、乾杯した後、ワインになったりビールになったりすると、乾杯の方が少ないんですよ。だから、乾杯条例というのは大切ですけれども、決してそれでふえてい...全文を見る
○村岡委員 もちろん、官僚の方々の職員数から何からふやしていくわけにいかないので、大臣が言うように、外務省に限らず、その大使館にいる人たちは全員そういう気持ちの中で、今、日本の農産物を売ることは、そして加工食品を売ることは日本の成長につながるんだという意識をしっかり持っていただき...全文を見る
○村岡委員 国会の承認がありますから、国会がない前提での中で、行っていただいたときには、その博覧会の中で、何かフグとかいろいろな、普段は売れないものまであるということで、日本の本当の店頭のおいしさを売り出すということで、ぜひお願いしたいと思います。  そのときに、一つ提案なんで...全文を見る
○村岡委員 同時中継しますので、大臣は体調を整えて、おいしそうに食べていただくように、お酒も、日本酒をがんがん飲んでいただいて、お願いしたい、こういうふうに思っております。  そこで、輸出の方の戦略はぜひ進めていただきたいので、国会の承認があれば、ミラノの部分では頑張っていただ...全文を見る
○村岡委員 大臣、これは非常に、輸出戦略とともに、台湾というのは、香港、アメリカ、台湾と、三位になる農産物の輸出国です。ここが、このような風評被害の中で、日本の農産物に対していろいろな規制がかかる。これは、日本の今までの成長戦略の中の海外に輸出するというのが根本から崩れますので、...全文を見る
○村岡委員 ぜひとも、ここは本当に重要なことだ。連休中、一日ぐらいは台湾に行くぐらいの気持ちで台湾には接しなきゃいけない、大臣が行けなければ副大臣でも。やはり政治家が、この問題は大事だという認識をしっかり台湾に説明するためにも、私は必要なことだと思うので、それをちょっと検討してみ...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、内閣、農水委員会の理事の皆さん、こういうTPPの質問の機会を与えていただいたことを心から感謝申し上げます。  甘利大臣、十五時間に及ぶフロマン代表との外交交渉といいますかTPP交渉、三時半までかかったということで、大変...全文を見る
○村岡委員 そのような姿勢で臨んでいただいていることは大変、いい結果を求めたいわけですけれども、林農林大臣は甘利大臣に、こういうふうに交渉してくれ、こういうことなんだということはどういうふうに申していますでしょうか、フロマン代表と会談するにおいて。
○村岡委員 林大臣、優しいお言葉で言っていては、この交渉は農業者全体のもう死活問題にかかわりますから、ぜひ甘利大臣には、しっかりと農水委員会のいろいろな議論を伝えて、これはもうぎりぎりなんだということをお伝え願いたい、それをぜひお願いしたい、こう思っております。  そこで、甘利...全文を見る
○村岡委員 新聞の報道のとおり、米は、輸入して、備蓄米の方でという、これは決着がついていないこと、そして、牛肉や豚肉は、関税での交渉で、EPAを参考にして、大体そういう交渉をしているようであります。  林大臣、お米、水田フル活用ということで、その対策で、転作作物、加工品、飼料米...全文を見る
○村岡委員 最終的に大事なのは、再生産可能かどうか。  今、お米を種まきから何から始めようとしている最中です。そして、転作作物や加工米や飼料米を含めて、経営をどういうふうにしていこうかと考えている最中であります。そのときに、大きな米が輸入される、そういう報道をされると、もう農業...全文を見る
○村岡委員 百倍どころか、千倍でも二千倍でも、本当に大事なものだと思っております。  そこで、先ほど各委員からも質問がありましたが、TPAの件ですね。  先ほど、いろいろな議員が閲覧できると。これが、透明性向上の中では、全議員に加えて、機密文書の閲覧許可を持つ議員秘書について...全文を見る
○村岡委員 決議の中にも、「交渉により収集した情報については、国会に速やかに報告するとともに、国民への十分な情報提供を行い、幅広い国民的議論を行うよう措置すること。」と入っているんですね。このことに関しては、TPPに入ったら秘密交渉なので全くそれはできない、そういうことになれば、...全文を見る
○村岡委員 これはぜひ情報開示というのを、アメリカの方が先に行っていて、それは交渉が不利になりますから、こちらの方にもしっかり開示することをお願いしたい、こう思っています。  そして、公約でいろいろ言ってきた、やはり政党が選挙で言うということは大切なことだと思います。先ほど甘利...全文を見る
○村岡委員 交渉事ですから、相手とのやりとりの中で、いろいろな途中過程はあると思います。しかしながら、日本の農業も、成長戦略、改革だということで、農協改革も含め、いろいろなことが始まっています。そして、農業者は今、大変不安を持ちながらも、歩き始めて、スタートし始めている最中です。...全文を見る
○村岡委員 大事な米の話をしましたけれども、新聞報道によると、もう畜産関係は終わったかのように、これは畜産関係者が、どうなっているんだろうと相当な不安があるんです。日豪EPA、あのレッドラインだと言われたところからまたさらに大変厳しい交渉をしているんじゃないか、そして、もう既にそ...全文を見る
○村岡委員 もう終わったかのような報道というのは、前進した、幅が縮まって首脳会談では歓迎すべきことができるだろうと。そうすると、何も決まっていないで、大体方向性が、前進するも何も、それは表現としてはおかしいので。  大体こう決まっていくという中でいけば、畜産はまだ決まっていない...全文を見る
○村岡委員 この交渉いかんによって、これまで、大規模化、そして飼料米に転換していく、転作、日本型直接支払い、そして輸出を伸ばしていこう、いろいろな農業が変わるための対策をとってきました。しかし、これが全部、ゼロからもう一回やり直さなきゃいけない可能性も出てくるわけです。今までの、...全文を見る
○村岡委員 アメリカとの交渉というのは、まあ言えば、日本は黒船来航からアメリカとの交渉は大変だったわけです。その黒船が来たことによって、江戸幕府は、いろいろな理由はあるけれども、末期に維新が起きました。そして、その維新のときに、日本は不平等条約を直していかなきゃいけない。決してT...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  お昼にかかっての質問で、大変恐縮ですけれども、質問をさせていただきます。  西村副大臣にも、午前中、途中抜けましたけれども、発言によっていろいろなところで質問を受けていると思いますけれども、よろしくお願いいたします。  私は、...全文を見る
○村岡委員 本当に撤回、おわびは要らなくて、先ほど玉木委員からも指摘がありましたけれども、現実はほとんどアメリカと変わらないんです。そうなると、多分、西村副大臣もアメリカのいろいろな通商交渉の方々とお会いしたり、そして農林省がアメリカの法律を調べたりして、ほとんど変わらないじゃな...全文を見る
○村岡委員 委員長、ぜひ理事会で、この精査するのを検討してみてください。
○村岡委員 よろしくお願いします。  そして、西村副大臣、海外で言ったのが西村副大臣のそれぞれの答弁どおりだとすれば、情報は開示したいという思いで言ったけれども、アメリカとの制度の違いで撤回した、言葉足らずだったということです。これは先ほどの議論の中でもいろいろ疑問がありました...全文を見る
○村岡委員 西村副大臣、私は、海外と最初に言いましたけれども、アメリカ向けに言ったのかと思ったことも一つあるんです。  というのは、アメリカの議員と話していて、アメリカの国会議員はいろいろアクセスしてその状況がわかる、なのに、日本の国会議員は一切アクセスできない、これはおかしい...全文を見る
○村岡委員 林大臣にもお聞きいたしますけれども、まず前提で、聖域なき関税撤廃じゃないということで参加した。そのときに農水委員会で、与野党ともに一緒に決議をして、国会並びに国民に広く情報を開示する、ここまで努力規定ですけれども、結果、今、もうすぐ出口が見えてくるというときに、一切、...全文を見る
○村岡委員 TPPの重要な問題、情報を開示しないということの中で秘密会、情報開示も秘密を守らなきゃいけないですけれども、やはり日本の国会が、こういういろいろな交渉事があったときに、このまま情報開示をしないままいくのは、やはりほかの国とこれからいろいろな貿易通商交渉があると思います...全文を見る
○村岡委員 十二カ国はもちろんです。それは外交で今交渉しているわけです。しかし、それぞれの国、アメリカは特にしっかりと国会議員に情報を開示している。そのことをしっかり踏まえた上で、そしてこの農水委員会での決議もあるわけですから、しっかり情報開示をしていく。努力、そういう形じゃなく...全文を見る
○村岡委員 その言葉を信じて、しっかりと情報開示をこれからも我々は求めていきます。いきなり、妥結しましたから、はい、こういうふうになりました、それでは、この農水委員会も国会も形骸化するということを認識していただきたい、こう思います。  そして、先ほどの中でも、アメリカで安倍総理...全文を見る
○村岡委員 対外的にはもちろんなんですけれども、国内の農業者を含めて、国民が注目していることで、アメリカで言ったことでも今はすぐさま情報が伝わるわけですから、特に、さっき言ったように、作付している状況のときですから、慎重に、そして一緒になって農業の成長、改革をしていかなきゃいけな...全文を見る
○村岡委員 ぜひ期待しています。政治家として、この交渉事をしっかりと国民の利益になるように、農業者が安心して農業の改革そして成長につながるようにお願いしたいと思います。  そして、きょうは攻めの農業ということでも通告していますけれども、今のところ、ちょっと私もほかの委員会をやっ...全文を見る
○村岡委員 今、行きたいなという発言がありましたけれども、私も、半年間やっているので、私は理事じゃないので自分で行きたいなと思っていますけれども、委員長、ぜひこれは、海外戦略の一つとして、委員会で理事の皆さんで出かけて、しっかり見る、やはり海外戦略というのはこういうことが大事だ、...全文を見る
○村岡委員 台湾は、本当に親日的で、日本に対しても非常に親しみを持って、日本食に対しても大変理解がある国だと思いますので、そこは、風評被害によってそのようなことにならないように、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  そして、攻めの農業という中で、ちょっと視点は違うんで...全文を見る
○村岡委員 ぜひ超党派でやりましょう。農業高校の子供たちと、歴史教育じゃなくて、新しいこれからの農業に関してということで、しっかりやっていきたいと思っています。  それと、もう一つ、中山間地の攻めの農業。中山間地は、もちろん、大変傾斜地でありますから、直接支払いであったり、そし...全文を見る
○村岡委員 もう一つ、中山間地の農業に対して、ちょっと今、本を忘れましたけれども、あるんですね。それは、ほかの例でもよくありますけれども、一区画、例えば一反歩当たり生産委託して、企業や都会の個人がやる、そこまではいいんです。  我々が少し検討しているのが、その委託で、例えば一俵...全文を見る
○村岡委員 きょうは、ここで終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月14日第189回国会 衆議院 本会議 第23号
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○村岡敏英君 維新の党、村岡敏英でございます。  会派を代表して、ただいま議題となりました農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案について質問させていただきます。(拍手)  我が国の農業には、解決しなければならない問題が、大きく言って三つあります。農産物産出額の減少、輸出額...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  最後の質問者になりましたけれども、よろしくお願いいたします。  小泉政務官、わざわざどうもありがとうございます。  この前、西村副大臣にお聞きしたことを、確認の意味で小泉政務官にもお聞きしたいと思います。  私はそのときに、...全文を見る
○村岡委員 最大限努力するといっても、TPPが、これはTPAが成立してからの話ですけれども、もうそろそろ合意が近くなってきて、合意してから発表するのでは何も開示していないと同じで、あとはマルかバツかということになってしまいます。  その努力というのは、実際にどういうスケジュール...全文を見る
○村岡委員 考えていただくことは何回も考えているんですけれども、全然情報開示がされなければ、考えただけで終わってしまう。それで、さっき言ったように、結局マル・バツだけを最後は国会で求めるということになってしまいます。  それは外交の交渉ですから、アメリカのルールやほかの国のルー...全文を見る
○村岡委員 TPPというのは、我々の党も賛成でありますし、自由貿易をさらに進めていこうということで、進める政府の方針にも、我々の党はTPP交渉参加賛成ということを常に言っております。  しかしながら、やはり聖域の五品目があり、そして、情報開示というのもこの決議の中であったわけで...全文を見る
○村岡委員 次に、TPPのことでお聞きしますけれども、基本的に、日本はアメリカのTPAが上院、下院、両方で可決されなければ、TPPの交渉の妥結に向けて閣僚会合なりそういう段階には進まないと考えてよろしいんでしょうか。
○村岡委員 重要というのは、それが上院だけ通っても閣僚会合に進み、下院が通っていなくてもTPPの妥結をするということですか。
○村岡委員 ちょっとはっきり言っていただけないわけですけれども、アメリカの方は、上院が通ったら、もう閣僚会合で妥結の方に行きたい、そういう感じの戦略を描いているように新聞記事では載っていますけれども、そのことに関しては、上院だけ通っても、下院まで行かなくても進めることもあり得ると...全文を見る
○村岡委員 そこは気をつけていただきたいのが、もちろんこれは新聞記事なんですけれども、アメリカの思惑は、上院が通れば、もう後押ししてTPPの妥結に向けていく、そうなれば、下院がまだ通っていないわけですから訂正できる、こういう意識がアメリカの中にあるのではないかと推測されるんですけ...全文を見る
○村岡委員 そこは確認してよかったです。  アメリカにすれば、上院を通って、よし上院を通ったんだからもう下院も通るだろうから、こういうことでやられて、結果的に、アメリカの方はそう思っているんです、実際に。上院だけ通ればもう我々は通すんだ、上院の共和党の皆さんがやる、やらないとい...全文を見る
○村岡委員 このアンケート調査は非常に詳しく書かれているので、これを参考にして、ぜひ直していただきたいと思います。  これは中間管理機構を最初に法案で通したときも、ここで中央公聴会をやったときに、百ヘクタール、二百ヘクタールをまとめた人たちが来ましたけれども、そのときも、ただの...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、自己評価で満足しているとか、そういうのが八五%とかそういうのじゃなくて、どこで苦労しているかということを、逆に、担当者の方々、農地中間管理機構に、何が問題でこれが進んでいないのか。先ほど玉木委員からも、お金の使い方、もう全然使われていない。それはやはり原因を見て...全文を見る
○村岡委員 中山間地を別に外しているわけじゃないということはよくわかっています。だけれども、簡単に言えば、借りる人がいないからなんです。中間管理機構だって、借り手がいれば集めて、そして借り手がいれば貸すわけですけれども、そういう部分が結局できないわけですね。そこの対策を考えないと...全文を見る
○村岡委員 その事例は後でまた教えていただければと思います。  そこで、今の中間管理機構なんですけれども、集積していって、担い手に対して五割から八割ということですけれども、これは五割から八割まで目標で持っていって、例えば、販売農家というのは百四十万あるわけですけれども、この方々...全文を見る
○村岡委員 もちろん個人の所得を、私が言ったのは、所得倍増をしていくということになれば、農村社会で、個々の農家だって平均このぐらいというのがなければ、所得倍増なんという目標は出るはずがないんです。それは、その経営体は、この人は五千万だ、この人は五百万だといっても、でも、それを合わ...全文を見る
○村岡委員 それはそれぞれの分野でどのぐらいなのか、もし六次産業化でも、その中で所得倍増していくという何かシミュレーションした数字、それは今じゃなくてもいいので、後で教えていただければと思います。  千五百万円以上の農業経営者というのは、現在八万四千戸あるんですけれども、それを...全文を見る
○村岡委員 そこで、法人化とかいろいろ問題になってくるのが、現時点でもあるんですけれども、農家の方々は今まで会社経営という部分が少なかったわけで、どうしても、社会保険関係に加入して、新たにコストがかかるというのに、今大変苦慮し始めているんです。季節的なアルバイトならば入らなくても...全文を見る
○村岡委員 ここは本当に、法人化になって雇用もふえていくというのが非常に大事なところで、今できている法人の中で、社会保険を掛けなさいという指導が来て、厚生年金まで掛けちゃったら、これではとても赤字だ、それではやっていけないというところがたくさん出てきているんです。今度は法人化をど...全文を見る
○村岡委員 これは、調べているのが農林省じゃなかったんでしょうけれども、ある程度優良なところを調べているんですよね。たった四百三十六ですから、全然答えないところに関しては、これを報告したら、自分の企業はちゃんと社会保険を掛けていないなということで、報告していないところがある。 ...全文を見る
○村岡委員 大臣からいただきましたので、社会保険関係を調べていただくのと、それと、やはり重要なことは、法人の中でどんな勤務体系になっているか。というのは、一般のサラリーマンとは違うんです。九時から五時とかというわけじゃないんです、実際法人に勤めて、農作業というのは。例えば夏であれ...全文を見る
○村岡委員 認識とすれば、まだ台湾とやりとりをやっていて、本当に偽装があったのか、偽装がなかったのかということはまだ調査し切れていないということでよろしいですか。
○村岡委員 そこはまだ確定していないんですけれども、では、一体どこの日本の会社が疑われているというのは把握していますでしょうか。
○村岡委員 それは別に公表してくれということじゃなくて、その会社も偽装していないかもしれないわけで、それを把握していないんじゃないかということが外務委員会の中であったんですね。会社がどこだかというのが、外務省も農林省も会社を全然把握していない、だからどこなのかわからない、それでは...全文を見る
○村岡委員 ここは、もう大分時間がたっていますし、一カ月後には発動するとも言われているわけですから、これはしっかり農林省の方で把握して、その業者も全然産地偽装をしていないかもしれないわけで、どこの会社だと全部を把握していないまま、ただ違うだろう、違うだろうといったら、それは何の解...全文を見る
○村岡委員 科学的な根拠に基づかないことは、それはしっかりと言っていただいて、しかし、偽装だと疑われたところもこっちの日本側で、しっかり協力してというか、日本側の会社が疑われているわけですから、しっかりとそれは調べていただくということを、ぜひこれは輸出の促進のためにも必要なことだ...全文を見る
○村岡委員 普通のいろいろなこういう文言を書いて原則というと、原則だから、逆に言えば原則じゃなくてもいろいろな運用ができるんだなと考えますけれども、農家の方々は、それから農協の方は、比較的真面目なんですよ。ですから、あの二百億の米の体質強化なんかも、真面目というか、真面目なのはい...全文を見る
○村岡委員 大臣も与党の農水関係の先生方も、そういう認識がある。  農水省もお持ちですか。農水省が持っていないと、それぞれ議員の方々から説明不足だと言われたときには、これから説明します、これは何年も前から続いているのです。別にそれは責めているわけじゃないんです。やはり新しいこと...全文を見る
○村岡委員 農協改革の中身はこれから審議していきますけれども、一つ一つこの農水委員会で我々に説明するのはもちろんですけれども、しっかりと現場が理解できる説明をしていくという努力をしていかなければ、農協法の改革に関しても、農業の再生にしても、でき得ないと思いますので、そこはよろしく...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○村岡委員 おはようございます。維新の党の村岡敏英でございます。  きょう、地方創生でまた石破大臣に質問させていただきますので、よろしくお願いします。私も、政令都市の影も形もない秋田県からやってまいりましたので、よろしくお願いいたします。  きょう、二年半で五十回目の質問にな...全文を見る
○村岡委員 大臣言われるように、今回の、それぞれ都道府県また市町村、しっかり計画を立ててきたときに必ず差が出ると思います。  ただ、この差というのは、これまでの取り組みの中で、やはり自立してしっかり考えろという国の方針がなかったということはあります。その中で、当然、政治も、無競...全文を見る
○村岡委員 大臣が言うように、確かに五万人以下の都市に対して今まで行っていませんから、相当な刺激を受けていることも私も聞いております。  もう十年ぐらい前になりますけれども、町村合併していなかった私の地元の矢島町というところに、人口四千人ぐらいのところに総務省のキャリアの方が助...全文を見る
○村岡委員 我々の党もそう思っております。  これまでの首長という中で、やはり投票率が下がり、無競争の首長もたくさんいます。やはり、この地方創生というきっかけに、しっかり計画を立てて、それが住民にも納得してもらい、そういうことをやっていかないと、この地方創生は決してうまくいかな...全文を見る
○村岡委員 地域政策という中で考えれば、先ほど大臣が言ったように、中山間地というのは空気、水もうまいし、そして、農作物も、少ないながらも非常にいいものができるという中で、売り出すチャンスはあると思っています。  その中で、農業の政策の中では、中山間地の直接支払いだとか、また日本...全文を見る
○村岡委員 まだ詳しくの計算はないんですが、中山間地の、八百億ぐらいかかっているとかいろいろな税金を考えると、その中で、決して全国で一挙にやるわけじゃなくて、これは特区で一度やってみて、どういう感じなのかということも可能なんじゃないかという数字もまた出したい、こう思っていますので...全文を見る
○村岡委員 これは道州制というわけじゃなくて、例えば、私は秋田県ですけれども、大臣は鳥取県、それぞれ、県の特徴や県の思い入れというのが全員あると思います。それはそれで大事にしながら、しかし、町村が崩れたら、どんなに愛してもその県自体が衰退していくわけですから、ここは思い切って、近...全文を見る
○村岡委員 地方創生の中で大事な要素が、農業県が非常に多いわけで、農業をどうやって、雇用の場やそしてまた地域の再生のためにしっかりと農業が立ち直っていかなきゃいけない、こう思っています。  そして、企業と一緒にコラボしていくというのは、農業法人というのはどんどんふえているんです...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、現在の中の地方創生の対策もあると思いますけれども、日本全体のことをやはり日本人が、都会の子供も知るということは大切だと思っていますので、そこはお願いしたい、こう思っています。  そして、前に言っていました人材なんですけれども、官僚の方々は、二年か三年行って、そ...全文を見る
○村岡委員 もう時間が参りましたのでやめますけれども、双方向交流モデルということで、それをちょっと議論したかったんですが、時間が足りなくなりまして、申しわけございません。  きょうはありがとうございました。
05月27日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○村岡委員 維新の党の村岡敏英でございます。  午前、午後と、八人の参考人の皆さんの御意見、本当に勉強になりました。お忙しい中、ありがとうございます。  そこで、もう大分農協法の一部の改正に関しては皆様にお聞きいたしましたので、私はちょっと違う視点からお聞きしたい、こう思って...全文を見る
○村岡委員 大変ありがとうございます。それぞれに農業の一番解決しなきゃいけないことを聞かせていただきました。  私は、実は、戦後の農政で、減反があったりいろいろなことがあったわけですけれども、一つ大きく解決しなきゃいけない問題は米問題だと思っているんです。ここが、農業の予算をほ...全文を見る
○村岡委員 大変参考になる御意見、ありがとうございました。  米政策の中で飼料米というのがどういうふうな形で継続できるかどうかというのもしっかりとやっていきたい、こういうふうに思っております。  そこで、川上参考人にお聞きしたいんですが、先ほど、推進委員だとかいろいろな委員が...全文を見る
○村岡委員 制度を変えるわけですから、メリットを求めて変えていかなきゃいけない、こう思っております。  ただ、いろいろ現場に行って、心配されている農業委員会の方々は、首長によってどういう方を指名するのかというのを非常に心配されている。そういう意味では、この制度がスタートして、や...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございました。  私も、開かれた農協になっていかなきゃいけない、協同組合というのは、組合員だけというのじゃなくて地域を考える、やはり開かれていかなきゃいけないと思っています。  そして、我々の党は、企業とのコラボもしなきゃいけないということを言っています...全文を見る
○村岡委員 四人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。
06月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  一時間の質疑をもらいまして、ありがとうございました。  まず初めに、口永良部島の大きな噴火、そして、全島民が避難しているという大変な状況であります。本当にお見舞い申し上げたいと思っております。  いろいろな対策、いろいろなこと...全文を見る
○村岡委員 全体にかかわることですけれども、農業の部分もしっかりと把握をして、対策をお願いしたい、このように思っております。  それでは、きょうの質問に移らせていただきます。  この前、参考人質疑がありました。参考人の方から、賛成も反対もこの法案に対してありましたけれども、そ...全文を見る
○村岡委員 石田参考人と私と考えが同じだというわけじゃないんですけれども、そういう反対に近いような形の方々のところに伝わっていないというのが少しあると思います。そこはやはり、農村社会の所得倍増、農業者の所得倍増という中で、地域社会でしっかりとそこは、農業だけじゃなく、倍増していく...全文を見る
○村岡委員 小川参考人は余り農協を利用していないということの中で、農協が変わっていただきたいという中で、役所的だ、もう全然つながりがなく、一つの部門に行って聞けば、もう一つ違う担当だと言われるようなことがある。そういう農協ではだめだし、そして大きく農業をしていくと、だんだんと農協...全文を見る
○村岡委員 それから、これは新福参考人の言った言葉の中で、政治家が考えなきゃいけないことなんですが、政党及び政治が農村での支持拡大をしようと競い合う、この結果、今までいろいろな政策の問題の核心や課題がぼけてきて、政治のため、選挙のために農業政策をやった、この本末転倒しているような...全文を見る
○村岡委員 これは言われていることなので、事実かどうかわかりませんが、やはり農協が政治運動が中心になってしまった、そこに対して政府の方は、農協は本来のところに戻るべきだ、これが一つの改革のきっかけになったとも言われていますけれども、その点はどう考えていますか。
○村岡委員 大変無難な答えをいただきまして、ありがとうございます。  でも、やはり政治的なものは別に農業者の方々ももちろんやっていいわけですけれども、政治に振り回されてきたというのは非常に感じているんですね、現場へ行くと。そういう意味では、今回の改正が、飼料米にしてもいろいろな...全文を見る
○村岡委員 一年に一遍しか飼料米だってとれないわけですから、しっかりと継続性ということをやっていかなければ経営もできていかないということだと思いますので、そこの点は継続性を大事にしていただきたい、こう思っております。  谷口参考人から、大臣がよく言われる、価格決定力を農業が持た...全文を見る
○村岡委員 実は、ここは非常に難しいところで、前に質問の中で秋田県の大潟村の話をしました。大潟村は、全国から集まってきた開拓農家ですけれども、その方々は、今のビジネス的な、大きくしようというモデルの中では、モデル地域になるぐらい大きいわけですけれども、ほかの、大潟村の囲いの外の人...全文を見る
○村岡委員 そこが本当にこの改革及び農村社会がしっかり守られていくところの肝だと思いますので、そこはよろしくお願いしたいと思っております。  そこで、もう一つ、先ほどの格差と同じように、原則として認定農家や販売に強い人という農協の理事です。  鈴木参考人は、ぜひとも青年枠も設...全文を見る
○村岡委員 当然、今までの認定農業者であったり販売に精通している人が入ってくるのは、農協を活性化すると思うんです。  ただ、現実には、認定農業者で、自分自身で販売網を設けてやっていたり、いろいろな先端的な農業に取り組んでいる人は、農協の仕事をやったら自分の農業ができない、忙しく...全文を見る
○村岡委員 そういう方が入って、積極的にこれまでの農協の方々と議論しながら、農協が変わっていかなければならない、こう思っています。  ただ一方、今まで農協に入っていないで、自分で販売網を設けて、農協活動よりも自分自身のことをやっていた人は、比較的地域の中で一匹オオカミ的な人が多...全文を見る
○村岡委員 今局長がお答えになりましたけれども、そこがちょっと農協の方々や現場の方々に伝わっていないと思うんですね。コストはこれから調べなきゃ幾らだかわからないから高いのか安いのかわからない、業務監査も、公認会計士に全部やらせるのかとか、いろいろな制度的なものがまだわかっていない...全文を見る
○村岡委員 あと、農協の全国中央会は、現実にはこれまでの権限は失うわけですけれども、各単協がしっかりと取り組んでいくということです。我々維新の党は、複数農協も積極的に競争を生むためには必要だと思っているわけですけれども、やはり地域を超えて農協を利用していくということも必要だと思っ...全文を見る
○村岡委員 必ずしもできるところとできないところはあると思いますけれども、やはり今まではできにくかったということがありますので、農協にとっても、競争も一つの必要なことだと思っておりますので、推し進めていただきたいと思っています。  そこで、谷口参考人がTPPについて言っておりま...全文を見る
○村岡委員 なかなか人間は、そう思うと変えるのは大変だとは思うんですが、そこに根強い、渋々改革を受け入れたみたいな形があるので、ここは改革していく上でやはり障害になると思っていますので、そこはしっかりと説明していかなければならない、こう思っています。  そして、TPPは妥結して...全文を見る
○村岡委員 守られたかどうかというのは、これは農業者の方々が判断することだとは思うんですけれども、我々なんかはもう選挙の最中からTPPに参加ということを言っていますから、TPPに参加して交渉で国益は守る。しかしながら、その中で妥結した条件が出てきたときには、農業対策をしっかりする...全文を見る
○村岡委員 次に、参考人の方で、農地中間管理機構に関してお話しされていましたけれども、先ほど玉木委員が話した午前中の話もありますが、集積円滑化団体、ほかの団体でもよくやっていると。何か新しい団体だから、非常に活躍している。前の質問でも、自分たちの自己評価は非常に高いというようなこ...全文を見る
○村岡委員 まさに今大臣が言ったようなことは、この分散の部分で、鈴木参考人という若い新規参入の方が言っていたんですけれども、僕のような新参者にはどうしても農地が集まらないため、非常に非効率なのは重々承知の上でも、三つの市をまたいで農地を借りて農業をしています、遠い畑では、農園の本...全文を見る
○村岡委員 大臣が言われたように、私が質問しても、そうでもないなと思っているのを、はいはいと聞いていただいているかもしれませんが、それは別にしまして、農村社会は、例えば地方というのは、私のところは、近所に農地は本当に少ないわけですけれども、それでも転勤や、それからまた学校に転校し...全文を見る
○村岡委員 先ほど言ったように、いろいろな農業者で先端的にやっている人たち、この人たちは同じ地域に住んでいてもあつれきがあったわけです。それが、新しく新規参入してくる人たち、でも、むしろ、身近で争っているよりも新規参入者の方が、最初の取り組みをしっかりすれば、私は溶け込めるんじゃ...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、国内でも、地理的表示のブランドというのは非常に農業のそれぞれの商品の販売とか促進につながると思いますが、海外でほかの各国から認めてもらう、しっかりと認識してもらう、これがやはり農業の成長産業の中で大切なことだと思っております。  櫻庭局長も写真に目いっぱい写っ...全文を見る
○村岡委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、ここは非常に大事だと思いますので、ぜひとも、今度は大臣がそれぞれのブランド品を食べながらの写真で載っていただければと思います。  きょうは、質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  農業協同組合法の一部を改正する法案も、最終盤ではないですけれども、審議は進んできた、こう思っております。  その中で、同じ質問を何回も繰り返しているのでありますけれども、ここが大事なんです。というのは、農協や農業者の方々でこの厚...全文を見る
○村岡委員 この改革ですけれども、これまでにも大きな改革は、国鉄の改革や、また道路公団の民営化、郵政の民営化、それぞれ、相当激しい議論もし、最後まで抵抗し、それはもう強行の採決をしたり、そしてまた郵政民営化では、自民党はそこに刺客を立てて戦うという中で改革を進めてきました。  ...全文を見る
○村岡委員 我々は、改革を進めていこうということで、むしろ与党よりも先に、やはり農協も競争の意識を持たなきゃいけないということで、今回の法案に出ていますが、第二、第三の農協も、認可の部分も非常に規制緩和したということで、そこは評価いたしております。  しかしながら、今、大臣初め...全文を見る
○村岡委員 反対の人もいるでしょうけれども、我々、都構想の中で教育長とか何かだめな人もいるじゃないかと。それは民主主義ですから、あります。それは、市長だって首長だって次の選挙で落とされる。リコールだってあるわけで、やはり私は、責任を持った市長、首長がその地域に対してしっかりと農業...全文を見る
○村岡委員 もう一回つくっていくというその中身がわからないから不安になっているわけで、法律を変えるときには、しっかりとした基準的なものを示さなければやはり不安だということをしっかり認識していただければと思います。  そして、何回も聞かれていますけれども、農業委員と農地利用最適化...全文を見る
○村岡委員 大変長々と説明していただきましたけれども、これは、わかる人はいないですよ。これでわかれという方がおかしいんですよ。農業委員の人たちも、結局自分たちで選ぶわけですけれども、農業会議の今現在の人たちがそのままなるかどうかは別にして、全くこの説明がわからないんです。そこに不...全文を見る
○村岡委員 何となく、大臣が説明すると、少しそうかなと思う部分もあるんですけれども、実はみんなわからないんですね。  私も農業委員も、これは先ほど言ったように、首長が最終的な責任を持つということの中ではいいんですけれども、しかしながら、ここのわかりにくさがまた不安を呼んでいるこ...全文を見る
○村岡委員 今、意見がありましたけれども、答弁ももちろん明確にしてほしいということなんですが、次の質問に移ります。  アンケートで、農林水産省が実施した農業委員会のあり方に関するアンケート調査においては、農業委員は認定農業者に限定されるべきとの声に対する考え方について、農業委員...全文を見る
○村岡委員 農業委員会のあり方に関するアンケート調査ということで、農林省がしたんじゃないでしょうか。違いますかね。民間団体かな。
○村岡委員 では、その次の質問に先に行きます。  認定農業者については平成二十一年度をピークに減少傾向となっており、これから担い手をふやしていくということですけれども、自己の農業経営に加え、農業委員会の業務による負担増。難色を示す人が本当に結構多いんですね、現実は。  その人...全文を見る
○村岡委員 大臣、同じ質問になりますけれども、ここは実は重要なんです。  現場では認定農業者の、大きな法人をやっていたり、私もいろいろ認定農業者の人たちに聞くと、我々は自分の仕事で精いっぱい、忙しい、なかなかそういう形で協力するのは自分は実際には難しいんじゃないか、こう思ってい...全文を見る
○村岡委員 大臣、いらっしゃるんじゃないかというんじゃない、いるんですよ。いるんですけれども、この改革の趣旨や農業全体のこと、これが改革によって成長していくんだ、その認識がまだ伝わっていないんです。だから、自分の仕事の方が大切だし、それでやっていった方が自分の経営としていい。 ...全文を見る
○村岡委員 わかりましたか。では、お願いします。
○村岡委員 ぜひ、そういう認識、調べるというか、そういう認識でそうしたんだということは答えていただくようにお願いしたいと思います。  そこで、これも基本的なことで、言葉を聞けば実はわかるんですが、ちゃんと説明していただきたいと思います。  年齢構成や男性や女性を考えて入れると...全文を見る
○村岡委員 大臣、年齢の幅広い人が入っていただくというのはもちろんわかりますよ。通常、答えることはわかるんですけれども、それによって何を狙っていますか。
○村岡委員 そのとおりなんです。多様な意見をやるためには、若い人たち、女性の方々に入っていただく。  ところが、先ほど言いました、農業委員会、推進委員、何だかわからない。若い人や女性の人がわからないものには入ってこない。農業委員会というのは今後こういうことをやっていく、推進委員...全文を見る
○村岡委員 そして、不安に聞かれることが、農業委員と推進委員と差が出てくる予定であるのかどうか。それはどう考えているんでしょうか。
○村岡委員 役割分担がはっきりしない、そして報酬もはっきりしない、農地中間管理機構との役割分担もはっきりしない。方向性としてはいいと思いながらも、説明がなかなか難しいということ。これは成立しなくてももう少しわかりやすく何か考えていただきたい、こう思っています。  そして、実際に...全文を見る
○村岡委員 そこは非常に大切なところだと思っております。  そしてさらには、この農業委員にしても農協の改革にしても、どうしても、これは法律ですから全国一律のようにやりますけれども、農林省の方で、それぞれの地域によって、例えば面積や人数、そういう全国レベルでの基準以外にしっかりと...全文を見る
○村岡委員 今の農業会議、農業委員の方々は、地域ごとにやはり実情やいろいろなことが違いますので、そこはしっかりと聞いていただきたい、こう思っております。全国一律で一様の基準を決めなきゃいけないのはもちろん理解してはいますので、そこはお願いしたい、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○村岡委員 都会の状況の農協の中身とそれから地方の中の中身と、そこをしっかりと分けて考えなきゃいけない。ここは非常に大切だと思います。  そして、営農をやっているところの、先ほど、金融機関で何とか赤字を埋めている、それは、営農や農業の生産に関して意欲を持つためには金融機関で赤字...全文を見る
○村岡委員 そこはぜひ実態を把握していただきたいと思います。やはり農協によっても全然そこは違うということの認識を最初の前提に置いてしっかり調べていただきたい、こういうふうに思っております。  さらに、よく質問で聞かれることなんですけれども、専属利用契約に関する規定を廃止する、私...全文を見る
○村岡委員 私もその方向性の部分でいいと思うんです。ただ、まだよくわかっていないというのがありますので、そこもまた説明をお願いしたいと思います。  そしてまた、大臣にお聞きしたいんですけれども、農協が、一般社団法人、株式会社、地域の協同組合、生協みたいな形とか、いろいろ選択でき...全文を見る
○村岡委員 そうすると、実態に合わせていくということですか。  今でも子会社化しているのはたくさんあるわけで、それをしていないで員外の利用をしていたのも実態ですから、実態に合わせていくということの意味でしょうか。それとも、新たに株式会社や生協やいろいろつくっていった方が成長する...全文を見る
○村岡委員 時間が来ましたので終わりますけれども、審議をこれからも深めてまいりたいと思います。  ありがとうございました。
06月16日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。長時間にわたって我々の質問にも答えていただき、本当にありがとうございます。  今、農協法の一部を改正する法案を審議しているわけですけれども、まずは齋藤参考人にお聞きしたい...全文を見る
○村岡委員 私もまさに言ったとおりだと思います。  一九六〇年代は、日本はアメリカやオーストラリアと同じぐらいの外国に対しての輸出量だった。それが、機械化が進み、そして土地が大規模化になって、アメリカやオーストラリア、それぞれ各国はどんどん外に輸出していった。一番できて強みのあ...全文を見る
○村岡委員 やはり、今現在の農協を改革しなきゃいけないという動きの中は、非常に頑張っているところは、多分、制度が改革していっても独自にさらに成長していくと思うんです。成長しないところの、今まで衰退してきた農家の部分に何か弊害があるからこの農協改革というのはやらなきゃいけない、私は...全文を見る
○村岡委員 そうですね。そこが、言われるように大事なところだと思います。  ただ、農協政策というのは、どうしても陥る点が、全国一律になってしまう、都会の農協もそして地方の農協も一緒だということがやはり大きな問題だなと思っております。ただし、法律ですから、一応の基準は決めながら、...全文を見る
○村岡委員 例えば、先ほどの話に戻りますが、海外への輸出なんかでも、米のパックなんかも海外で見るわけですけれども、これを本格的に売ってきたかというと、そうでもないんですね。海外に行ったときに、日本食の、ある程度の場所にちょこっとある。やはり、それを本格的に売っていく。  やはり...全文を見る
○村岡委員 確かに、食というのは保守的なものだと思っております。日本人が比較的受け入れやすいのか、ハンバーガーから始まって、チキンだとか、何かそういうのはどんどん日本人は受け入れてきたわけですけれども、でも、やはり商品の売り方というのはあると思うんですね。  そして、三つ子の魂...全文を見る
○村岡委員 秋田ですから、本当に冬場の農業というのは、四カ月、五カ月できないという中で、ハウスを使って、燃料の問題もあります。  それとまた、なかなか、全国一律の制度なんで、冬のハウスのところに対して補助をやるときに、例えば雪がほとんど降らないところであれば、そのハウスの分だけ...全文を見る
○村岡委員 海外の話まで大変ありがとうございます。  それはもちろん必要なことだと思っていますけれども、やはり、日本人は今これだけ世界各国のいろいろな食材を食べていますから、再認識するというのは、海外でもよさをわかってこそ再認識するということもあるので、そこは輸出はちゃんと伸ば...全文を見る
○村岡委員 もう時間が参りましたのでやめますけれども、本当にそこなんですね。  この改革も進めていき、その中で、例えば米の体質強化二百億というのも、百三十億も返納されるというような状況。地域の実情や地域に使いでがあるものをやっていない。それからまた、冬場の転作作物の面積も、会計...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、年金の不正アクセス、それから安全保障ということですけれども、私は、食料の安全保障、そして、今地方が存立の危機にある、やはり守るべきものが衰退してはこの国の豊かさがなくなってしまう、そういう意味での観点でお聞きしたい、この...全文を見る
○村岡委員 我々は、是々非々の党で、しっかりと、是というものは是としていきます、非というものは非と。しっかりとそこにまた独自の案を出していく。  やはり、国会の活性化というのは、野党がしっかりと案を出していく、これが国会の活性化であり、国民がしっかりと国会を見ていただける、こう...全文を見る
○村岡委員 ちょっと、TPAやTAAって何のことか国民はわからないという感じですけれども、TPAは、大統領に貿易の条約に関して一括して任せる、TAAは、TPPが結ばれたことによっていろいろ雇用関係で被害に遭った方々にしっかりと助成をするという制度ですけれども、この中を考えると、日...全文を見る
○村岡委員 時間がないので話題をかえますけれども、本当は余り政治とお金の問題に触れたくないんですが、私も地元に帰ると、農業者から言われます。今、改革、そして米価が下がって大変な時期、いろいろな意味で、農家の方々が今、これから苦労しながら努力していこうとしています。  そのときに...全文を見る
○村岡委員 林大臣にもお聞きしますけれども、中身を見ると、各県のJAから、献金でも百万円というのがずらっと二十件ぐらい並んでおります。そうすると、なかなかやはり目立つということの中でパーティー券に振りかえる。  それも別に違法ではないんですが、今の農業の状況でいくと、例えば全中...全文を見る
○村岡委員 ここはやはり、農協の改革を進めていく上で、まだ衆議院は採決をしておりませんけれども、いずれ、延長がなければそれも終わりますが、延長があった場合には、参議院に行ったときに、審議するときに、やはりそういう点はしっかりと御説明をしていただきたい、こういうふうに思っております...全文を見る
○村岡委員 財務大臣がおられますので、ふるさと納税というのは総務省ですけれども、ふるさと納税の納を農業の農に変えるぐらいの思い切った農業対策を財務省の方でも考えていただけますでしょうか。
○村岡委員 通告もしなかったのに、大変ありがたい答弁をいただきまして、ありがとうございます。  本当に、霞が関で考えただけでは地方創生というのはなかなか進んでいかないという現実を持っています。やはり現場でアイデアがあったのをしっかりと取り入れていくということを考えていただきたい...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○村岡委員 おはようございます。維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、戦後最大の改革と言われる農協法の採決の日であり、しかしながら、アメリカでは上院でTPAが可決して、TPPが加速する日でもあります。そしてさらには、ロシアでは上院でサケ・マスの流し網が禁止というものが可...全文を見る
○村岡委員 そういうスケジュール感で進むと。  我々維新の党は、民主党と一緒に、情報開示というようなことをずっと申し入れてきました。しかしながら、情報開示は結局ないまま、もう可決して一挙に進むと。まあ、理事会での情報開示みたいな形はありますけれども、ただ、国民に広く知らしめると...全文を見る
○村岡委員 やはり情報開示はないままに妥結して、あと国会に承認を求める形しかないのかな、そこは残念だと思っております。  林大臣、この情報開示に関して、農林大臣としてしっかりと国民に説明しながら情報開示をする、また、できないところの部分は別にしても、国会では説明をするということ...全文を見る
○村岡委員 同じ答弁の繰り返しになってしまうわけですけれども、先ほど、一番で自民党の委員が質問をされていました。これは交渉事だから、与党の中でも説明はできないと思うんです。  振り返ると、やはり政治家というのは、衆議院選挙、それぞれの選挙でちゃんと公約したことが大切だと思うんで...全文を見る
○村岡委員 なかなか開示はしていただけないということが改めてわかったという感じなんです。  これは林大臣に聞きます。  小泉政務官は全中から推薦を受けていないようなので、林大臣は参議院なので受けていないんですけれども、同僚の衆議院議員の人たちは全中からほとんどの人が、自民党の...全文を見る
○村岡委員 小泉政務官にお聞きしますけれども、TPAが可決され、TAAはまた後ででも、可決になるのかどうかわかりませんが、やるということですが、この今のアメリカの進みぐあいの状況からして、交渉事、日本の国益は守れるという自信がありますか。
○村岡委員 なかなか最後まで語れないでしょうし、大変厳しい結果にならないようにこれは期待していかなきゃいけない。  やはり、アメリカもこれだけ議会でもめて、そして、アメリカは大統領に一括しますけれども、世論では多分、まだまだ反対があると思うんです。  そういう意味で、日本も当...全文を見る
○村岡委員 日本的には、国内対策を言うことは相手に交渉のすきを与えるというんですけれども、アメリカは、TAAというのは、まさに影響があるということの認識の上に、雇用対策であったり、またその人たちの研修費用であったり、TAAというのでやっているわけです。それはもう影響の計算をしてい...全文を見る
○村岡委員 農産物の直接的な関税のパーセンテージなのか、それとも輸入米の量なのかセーフガードなのか、いろいろな対策があると思いますけれども、でも、交渉する以上、普通、ここまで行ったらどのぐらいの影響があるか、これだったら影響ないという計算をしていないで交渉していたとしたら、それは...全文を見る
○村岡委員 アメリカの方でTAAの対象となるのを見てみますと、十九万人、二十万人程度のところでいろいろと、例えばFTAやEPAなんかで、製造業でそこから退出しなきゃいけない人たちに対して、給料の面や職業訓練の面でもう既に対策をとって、それを通そうとしています。  日本の場合、農...全文を見る
○村岡委員 もちろん交渉の、まだ妥結していないわけですけれども、新聞記事なんかで書いているところによれば、五万トン入った場合どのぐらいの赤字なのかと。一万トン当たり二十三億、一年間に百億ぐらいは、もし入った場合に、備蓄米にしても、そしてまたそれを何年か後に主食用米にするにしても、...全文を見る
○村岡委員 やはり過去の日本に、外圧の中で、交渉で農業というのは、なかなか後手後手の対策の中で農業が衰退していったということがあるわけですから、対策というのは、日本の仕組みとしては交渉が妥結してからだということはわかりますけれども、しかしながら、攻めの中で農業をやっていかなければ...全文を見る
○村岡委員 TPPはこれからこの一カ月間に大きな動きがあるでしょうから、ここは、農林水産委員会並びに、これは農業だけじゃないので予算委員会でも集中とかいろいろなことがあると思いますけれども、これは本当に国益にとって大事なTPPですので、これからも質問させていただきたい、こういうふ...全文を見る
○村岡委員 副大臣の方も、英語のコマーシャルといいますか解説を見ていらっしゃると思いますけれども、農林省に置くのもいいんです、農林省に置いても、これは日本人に売るためのものではありませんので、そういうときに、やはり考え方をもっと前に進めなきゃいけないのは、世界にどのぐらい日本の大...全文を見る
○村岡委員 質問時間が終わりましたので終了しますけれども、私はここの社長さんにもお会いしたこともありませんし、資料をある人からもらっただけなので、この会社を推薦しているわけではないことを申し上げて、ぜひとも、日本の製品のためにいろいろな会社の和室というのも頑張っていただきたい、こ...全文を見る
○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対する修正案趣旨説明を行います。  ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付したとおりであります。  本修正案は、法律案...全文を見る
07月09日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○衆議院議員(村岡敏英君) 農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対する衆議院修正の趣旨説明をさせていただきます。  農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対する衆議院の修正について、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の内容は、法律案の附則に、政府は、この法律...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは平和安全特委で質問させていただくことを感謝いたします。  そして、私は二十八年前、この世界に秘書として入りましたけれども、この姿には感激いたしております。政府が提案したものに野党がしっかりと対案を出す、この姿というのはな...全文を見る
○村岡委員 総理、早く出してほしかったと言いましたけれども、私が言ったのは、この姿は自民党が野党のときにもなかったんです。我々がしっかりと対案を出したことによって、これが初めての姿なんです。そこは強調しておきたい、このように思っております。  そして、国民にはなかなかわかりにく...全文を見る
○村岡委員 まさにそのとおりだと思うんですね。私は、国民にわかりにくいのは、自国防衛ということをしっかり述べていくということが大切だ、こう思っています。  特に、なぜかというところの中でいきますと、今、アメリカ一国だけでは日本の安全保障もしっかりできなくなる、そして日本も一国だ...全文を見る
○村岡委員 やはり、自国防衛ということになると国民に明快にわかるんです。存立危機事態というのが、どこまで一体日本は行くんだろうということで、なかなかわかりにくい。やはり維新の党の案の方がきっちりと限定して、そして自国を防衛するという部分がわかりやすい、私はそのように思っております...全文を見る
○村岡委員 総理、でも、そこが国民になかなかわかりにくいんです。総理が十年も二十年もやっていたら、そのとおりなんでしょう。しかし、内閣はかわっていきます。そのときに、国民は、やはり規定が曖昧だと思っているから、なかなか説明がわからない、ここが問題なんです。  ですから、維新案の...全文を見る
○村岡委員 まさにそこなんですね。  総理が言われるように似通っている、しかし、国民にわかりにくいのは私は今政府案だ、こう思っております。自国防衛にしっかりと重きを置いて、その中で国民に説明すると国民はやはりわかりやすいんです。そして、多分違うのは、大きく言えばホルムズだとか地...全文を見る
○村岡委員 総理も御説明が大変やはりわかりやすかったんですけれども、最後、そこのところ、自国防衛ということが国民はやはりすとんと落ちるんです。そこがやはり大事なんです。  そこで、維新の提案者にお聞きいたします。  総理が今言った、経済的危機だとかそういうのでも存立にかかわる...全文を見る
○村岡委員 それと、総理がお答えになっていないんですけれども、憲法の適合性、ここのところは、先ほどの質問にお答えになっていないんですが、これはやはり大事なことじゃないですか。総理はどう思われますか。
○村岡委員 維新の提案者にお聞きしたいんですが、憲法適合性、最も大事なことだと思うんです。この点をちょっとお聞きしたい。
○村岡委員 もう時間もないので最後になりますけれども、もう一度繰り返します。我が党の案は、自国防衛、ここに思想そして趣旨、重きを置いて、そしてしっかりと周辺事態、さらには日本の安心、安全、安全保障を守っていく、この考えです。  国民に、必ずこれはしっかりとした審議時間を確保して...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  二カ月ぶりの農水委員会ということで、質問したいこともたくさんあるわけですけれども、質問の前に、先ほど松木委員からもありましたが、兵庫県立神戸高校二年生の皆さん、農水委員会に社会見学ということで来ていただきまして、ありがとうございま...全文を見る
○村岡委員 大臣、大変詳しく丁寧に、いつもよりも非常にわかりやすい説明でありがとうございました。  そして、せっかく兵庫県ですから、西村副大臣がきょう来ていますけれども、高校生の皆さん、今、TPPという、新聞には載っていますけれども、何を交渉して、どんなことをやっているのか、簡...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございました。  それでは、質問に入らせていただきます。  西村副大臣、TPP交渉の担当ということで、米が五万トンであったり、牛や豚や、そういう関税の下げとか、いろいろ新聞で躍っています。そして、もちろん、先ほどの玉木委員の話でも、質問したときに、パッケ...全文を見る
○村岡委員 林大臣、先ほど玉木委員にも答えていましたが、パッケージでと言いました。だけれども、この五万トンということを言ったということは、甘利大臣から聞いているわけですね。
○村岡委員 別にまだ決まっていないわけですから、言ったか言わないかはイエスかノーでお答えいただきたいんですが、同じ答えにはなると思います。  そこで、農林省の方にお聞きしたいんですが、MA米で年間どのぐらいの赤字が出ていますか。
○村岡委員 詳しい数字はあれにしても、新聞紙上で書いている中で、そのときの米の値段や、飼料米に変えたりするとか、いろいろあると思いますけれども、年間百億から三百億かかる、こう言われているわけです。その意味においては、MA米だけでそのような赤字になっている。  例えば、米を厳しい...全文を見る
○村岡委員 そうすれば、まだ交渉事の五万トンなのか七万トンなのかというのは決まっていないということでそれは結構ですけれども、MA米に関して、これは在庫にかかるものだったり、それからまた飼料米にしたり、また、のりや何かにしたりして、それは相当な財政負担になっているという認識はありま...全文を見る
○村岡委員 何がしかというか、これは重要なことで、この国の一番重要なことの中の米政策にかかわることなんです。これは通告するか通告しないかじゃなく、TPPで米のことをどうするのかと交渉していますから、相当な財政負担になっている、なかなかそれが解決できていない、こういう認識はお持ちだ...全文を見る
○村岡委員 そこで、西村副大臣にお聞きいたします。  決議も大切です。そして、日本の農業を再生していくのも大切です。しかし、この交渉の中で米というのが輸入拡大した場合に、相当な大きな財政負担がかかるという、そして日本の農家に大変な影響を与える、この認識はお持ちですね。
○村岡委員 そのことを聞いているわけじゃないんですけれども、同じ答えになると思うので、視点を変えて大臣にお聞きしたいと思います。  今、パッケージでいろいろやっている中身があります。最終的にどういうふうに決めるか、それはまだ決まっていません。その中で、この農林水産委員会の決議と...全文を見る
○村岡委員 どういう内容かしっかりと理解してという形が通常だと思います。解釈という言葉が、ちょっと安保法案と違うので、解釈変更とかそういう意味じゃない、こう思っていますけれども。  西村副大臣、この農林水産委員会の決議は何度も読んだと思います。これはどういうことだという認識で交...全文を見る
○村岡委員 解釈の仕方が、政府が考えること、農林水産委員会が考えること、そして消費者が考えること、農家が考えること、全部違ったら何の意味もない決議になります。やはりそこは統一したからこそ、これを聖域と言ったからこそ、参加したはずです。その認識は持っていただかなきゃいけない。その認...全文を見る
○村岡委員 この決議は、存立危機とかそういう言葉よりも非常にわかりやすい言葉なんです。誰がこの決議を見ても、こうやらなきゃいけないということで、これには解釈の変更はない、こういうふうに思っています。  そういう意味で、ぜひ交渉をしっかりと進めていただきたいと思っていますので、西...全文を見る
○村岡委員 副大臣、もう一つお聞きします。  このTPPとともに、日欧のEPAがあります。これは、TPPが妥結しない限りEPAは進まないという認識でしょうか。
○村岡委員 林大臣も同じ認識ですか。
○村岡委員 西村副大臣、お忙しいでしょうから、ありがとうございました。違う質問に移りますので。  そこで、先ほど委員会の中でもありました電気柵の事故について、電気自体は経済産業省なのかもしれませんが、その中で農業関連が七千件ぐらいあるということですから、鳥獣被害のためにこの電気...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、これは人間の命の源泉である食料を鳥獣から守ろう、そうしているところが、人間が電気柵で亡くなるなんという、こんな不幸なことはないわけですから、しっかりと農林水産省も指導していただいて、危険箇所、それから、まだ何も表示していないところ、それは早急に把握していただくと...全文を見る
○村岡委員 もちろん、概算要求するのは大切なものを全部要求していくわけでしょうけれども、しかし今、農業の改革が進められて、農業を成長産業にしよう、こういうことですから、やはり力を入れていくところを見せていただかないと、それはただ単に全部が大切なのはもちろんですけれども、特にここは...全文を見る
○村岡委員 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
08月27日第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○衆議院議員(村岡敏英君) 儀間議員にお答えいたします。  我々維新の党は、政府と同じように、今の農業の取り巻く環境は大変厳しいものがあると。高齢化、そして担い手不足、生産額の低下、今、農業が大変、農村社会も衰退している。しかし、農業には未来がある、夢がある、チャンスがある、こ...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○村岡委員 維新の党、村岡敏英でございます。  きょうは、独立行政法人に係る改革の推進ということで、独法の改革の法案が出ておりますけれども、私もこのセンターには、昨年視察に参りました。それぞれ農業に関する研究をしっかりとしていることを視察の中で聞かせていただきました。今回、これ...全文を見る
○村岡委員 そのように、例えば農業の全体に対する輸出戦略、攻めの農業といけば、やはりしっかりと輸出にはこういう研究機関でやっていく。もちろん、自然を相手にするわけですから、基礎的な研究も必要ですけれども、農業の目指すべき方向性の中で研究機関をしっかりと確立していく。こういう方向性...全文を見る
○村岡委員 結局、こういう研究というのは、先ほどから、何か文系だとか理系だとか出ていますけれども、文系というのは、辞書なんかを引くと、基本的に人間の活動を研究する、これが文系。理系は自然を研究する。研究所というのは、どうしても、自然を研究するという中で、人間界を研究する部分の、例...全文を見る
○村岡委員 ぜひそこは心がけていただきたいと思うんです。  例えば、研究というのは、百度で稲がどうかとか、そういうのはないですけれども、例えばの話ですけれども、あと、牛なんかがどういう形でいい子供が生まれるかというときに、今の、現実的に二年、三年で変わっていくのと、二十年後の研...全文を見る
○村岡委員 低い方から高い方まで言ったから、何となく平均が違うような形になっていますが、これはMA米に関して五年間合計で千三百十五億円、これだけのお金がつぎ込まれている、損になる、最初から損になることがわかっている、こういう状況があります。そして、備蓄米も損益の合計が五年間で二千...全文を見る
○村岡委員 これはなかなか前向きな論議にならないです。必要経費であって、米価の安定のためには必要だということはわかっています。しかしながら、例えば備蓄米、二十一年度は十六万トン、二十二年度四万トン、二十三年度二十一万トン、二十四年度八万トン、十八万トンとあります。これで二千八百億...全文を見る
○村岡委員 ここは本当に、TPPがどうなるかわからない、答えられないのはもちろんですけれども、米を入れた場合に、やはりこの備蓄米、MA米の対策をどうとっていくのか。それも、守りの財政負担だけでは続かなくなると私は思っております。そこがまた農家の方々の不安になっている。  やはり...全文を見る
○村岡委員 これもまた、飼料米政策が大きな要因になったということで、それは、政策的には、非常に、需給のバランスがとれたことによって概算金がふえるということはいいことですけれども、飼料米政策が続いていくのか続いていかないのか、負担のことから。これもまた不安なんです。  これは、こ...全文を見る
○村岡委員 終わらせていただきます。ありがとうございました。