村岡敏英

むらおかとしひで



当選回数回

村岡敏英の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○村岡委員 改革結集の会、村岡敏英でございます。  あと五時まで間もなくですので、安倍総理初め、大変お疲れでしょうけれども、質問におつき合い願いたい、こう思っております。  我々改革結集の会は、十二月に立ち上げた五人という小さい政党ですけれども、我々は、改革勢力の結集をしよう...全文を見る
○村岡委員 ここが大事で、何となくこれが、あの当時は私は秘書をやっておりましたけれども、えっ、隣にいろいろな陳情があったり何かするとき記録を作成するのかと言って、みんな来ていました。ところが、意外と緩やかになってしまった。  だから、なかなかこれは記録していないんじゃないかなと...全文を見る
○村岡委員 二度繰り返しになりますが、五年後廃止になって、逆に金額がふえているということですから、これはちょっと本末転倒だなとは思っております。  プラス、その当時私も感じておりましたけれども、いろいろなお金の問題が出ると、自民党の中の若手がいろいろな勉強のチームなんというのを...全文を見る
○村岡委員 実は、超党派でクリーンな政治を立ち上げるということで、皆さんに勉強会を案内したいと思うので、自民党の皆さんもぜひ参加してください。  先ほど石破大臣が言ったように、まあ私も二世といえば二世なんですが、党が違いますので純粋な二世なのかどうかわかりませんが、二世とか官僚...全文を見る
○村岡委員 この質問はもうやめますけれども、総理、この定数削減、議論といったって、これは一年やったって、自分の選挙区が減るのに、そんなもの結論は出ませんよ。ここは最後は決断ですよ。中選挙区時代も減らされた選挙区というのはありますけれども、これは幾ら議論したからといって、何か納得す...全文を見る
○村岡委員 私も本会議で、飼料米政策は岩盤政策なのかと何回も聞いています。それはわかった前提で、その上で今のTPPの心配を聞いているんです。  飼料米は八万円、最高十万五千円まで。それはつくりますよ。しかしながら、これは四百万トンまで大丈夫だと言っても、一方、TPPで、畜産や酪...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月24日第190回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○村岡委員 きょうは、予算委員会公聴会に四人の公述人の先生方、ありがとうございます。三時間ほどおつき合いいただきましたが、最後ですので、もう少しおつき合い願えれば、こう思っております。  きょう、四人の先生方の資料を見ました。資料を見ると、アベノミクスに肯定的な人はカラー刷り、...全文を見る
○村岡委員 もう一度熊谷先生にお聞きしますけれども、確かに、データ的には、大企業が恩恵が多く、中小企業も受けているんだというデータはあります。しかし、地方というのは、企業のみじゃなく第一次産業もたくさんあります。そして、高齢化になっています。当然、働く人たちも少ない、年金生活者が...全文を見る
○村岡委員 それでは、大分相反する御意見の小幡先生にお聞きしますけれども、今、この金融政策、金融緩和、円安、そして株高という政策でどんどんやっています。小幡先生の方は、政策手段がない、金融緩和のやり過ぎによる危機、さらなる金融緩和は自殺行為、世界的な財政出動ということで、三つの点...全文を見る
○村岡委員 相反する御意見をお伺いさせていただきました。  松田先生にお聞きします。  松田先生の方はアベノミクスの恩恵も受けたようですけれども、両方のお話を聞いて、その上で、出口戦略とよく言われますけれども、それに関しては松田先生はどう思われているでしょうか。
○村岡委員 なかなか出口戦略というのは厳しい状況にあるなと感じております。  白石先生にお聞きします。  先ほど、子供の教育という中で、保育施設をいろいろつくっていくという充実のことを言っていただきました。その中で、働きながら保育所に預けるということも大切ですけれども、一方、...全文を見る
○村岡委員 カラーで賛否ではなくて、偶然のあれだと思っております。  それで、県庁が率先してやるというのは、例えば公務員に女性をもっと積極的に、女性の割合が少ないですから、公務員に入っていただく。そのときに、女性の割合がふえると仕事に穴があくという声があるんです。だからこそ、逆...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたのでやめますけれども、公述人の四人の先生方、本当にありがとうございました。  終わらせていただきます。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○村岡分科員 改革結集の会の村岡敏英でございます。  石井大臣初め国土交通省の皆さん、きょうは地元秋田のインフラ整備についてお聞きしたい、このように思っております。先ほどちょっと議論を聞いておりましたけれども、いろいろお疲れだと思います。  私も運輸大臣秘書官というのをやって...全文を見る
○村岡分科員 長期的な課題は、もう既に四十年以上たっていますので超長期という感じなんですが、これはやはり、地方創生と言っているときに、インフラ整備というのは大事なので、基本計画にのせたものを、多少の時間はかかってもしっかりとやっていくという希望を与えることが地方創生につながる、こ...全文を見る
○村岡分科員 確かに、渋滞とか、また莫大な費用がかかるということはあったと思います。ただ、実験したところで、それだけ渋滞が起きるというところは車の台数も多くて、そして無料化の実験をやっての効果というのを国土交通省からお聞きしましたけれども、やはり東京から大変遠いところというのは非...全文を見る
○村岡分科員 ぜひ、そのような方針で、地方創生は大変大事なことだと思っておりますので、よろしくお願いしたい、こう思っております。  それと、我がふるさとには、今、まだミッシングリンクがたくさんあります。一つには日本海沿岸自動車道、さらには東北中央道、そして東北縦貫自動車道と、そ...全文を見る
○村岡分科員 二十八年度七カ所開通ということですけれども、それ以後の、残りが少なくなってきましたけれども、一刻も早くミッシングリンクをなくすということによって高速道路の効果が出ると思いますので、ぜひともよろしくお願いしたい、このように思っております。  そして、我々の地域は農村...全文を見る
○村岡分科員 もう一つ、鳥海ダムがあるんですけれども、ここも農業地帯で、治水の部分もありますし、それから農業の水、そしてさらには、そこは工場地帯ですので工場の水ということで、二つの側面で大変要望していて、これも四十五年で決まったということで、実は、水没するところの人たちも前から全...全文を見る
○村岡分科員 両ダムとも、治水、防災も含め、そして農業にとっても、地域の企業が来たときの水にとっても、非常に大事なものなので整備をしていただきたい、こう思っております。  そして、鳥海ダムですけれども、もう一つ、地域の中で、自然再生エネルギーで発電、水力発電というのも地域から出...全文を見る
○村岡分科員 ぜひ、小水力の農業のところもあるんですけれども、鳥海ダムができるときの発電ということも検討していただいて、水とそして発電とということで考えていただきたい、こういうふうに思っております。  そこで、大臣にお聞きしますけれども、先ほどの高速道路のミッシングリンクの話も...全文を見る
○村岡分科員 ここは大切で、例えば、国土交通省に直接関係ありませんが、秋田では秋田杉というのが有名です。山の中に杉が生えていて、こっちが秋田杉、こっちが岩手杉なんというのはないんですよね。県境に余りにもこだわり過ぎ。それから、お米なんかでも、その地域、別に線が引いてあって壁がある...全文を見る
○村岡分科員 ぜひ、新しい試みをしたのを活用しながら、県境整備にもこの部分を活用していただきたい、このように思っております。  そして、秋田は大変雪が多いわけですけれども、私も昨年まで国土交通省の中で豪雪委員を務めてまいりました。その中で、冬になると、ことしは大変少ないんですけ...全文を見る
○村岡分科員 土井副大臣も東北ですので、ぜひよろしくお願いします。  これはなかなか、屋根の雪おろし、何人も落ちているんですけれども、高齢者の人は、そんなものをつけていられるかと、これがあるんですね。これを何とか、今言ったビデオから何から、本当に徹底しないと、やはり雪ですから、...全文を見る
○村岡分科員 雪に着目して、全国一律あると思いますので、ただ、雪国の部分は、やはり雪にかかるお金が、莫大なお金になるということも認識していろいろとまた検討をしていただきたい、こう思っております。  そして、最後に空き家対策の支援についてということで、空き家対策に真剣にもう取り組...全文を見る
○村岡分科員 時間が参りましたので終わりますけれども、石井大臣にお願いしたいのは、二〇二〇年に東京オリンピックがあります。私は前の東京オリンピックは二歳半で、ほとんどわかりません。今度のオリンピック、若い人たちが、日本の選手たちが活躍するのを見て、これは大変高揚感もありますし、世...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○村岡委員 改革結集の会、村岡敏英でございます。  きょうは農水委員会は変則で、休憩が二回ありまして、何か最後は私だけ質問で、私のためにやっているわけじゃないでしょうけれども、本当に恐縮に感じております。  きょうは日本農業新聞の中でちょっと注目することがありました。小泉政務...全文を見る
○村岡委員 私もフーデックスに行かせていただいたことがありますけれども、六次産業化というのは各県でどんどん取り組んでいる人がたくさんいます、これはぜひ進めていただきたい。そこには農林省のバックアップも必ず必要になってきますので、そこはお願いしたいと思っております。  それでは、...全文を見る
○村岡委員 私も大区画化の方向というのはもちろん賛成なんですが、その陰で、二、三ヘクタールの人たちがどんどん離農している、そういう状況があると思います。それでは地方創生とか農村社会がもたなくなる。  例えば、全国で千七百四十一市町村あるわけですけれども、五万人以下の市町村で千百...全文を見る
○村岡委員 私は地方創生委員でもあるんですけれども、その中でも提案しているんです。中山間地はもちろんですけれども、県境のところというのが、だんだん人口が減ってきている、なかなか不便な、インフラ整備から何からおくれている。  そういう中で、農協の方々にも話しているんですが、県を越...全文を見る
○村岡委員 先ほど午前中でも話が出ましたけれども、資材価格という部分もそうなんですが、これは、例えばトラクターでも何でも、機械を買うとき、資材を買うとき、農協を越えて、県も越えて、やはり一円でも安くとなったら、もう少し大きい単位で考えていかないと、決して海外より物すごく高いわけじ...全文を見る
○村岡委員 ぜひ、その意識というのは、小さな単位でやっていると、どうしてもコストが下がってこない。やはり大きな単位で、一緒になって、機械化を進めていくときには、またリースとかレンタルとか、いろいろなものを組み合わせて効率よくやっていくことによって農業者の所得を上げていく、それには...全文を見る
○村岡委員 実際にはなかなか、自分の一農協を、これまでそこを守り、そこの中の成長だけ考えていたので、実はこれは簡単にはいかないと思うんです。しかしながら、そのぐらいの思い切った協力関係がなければ農村の所得も上がらない、こう思っておりますので、そこは農林省もバックアップしていただき...全文を見る
○村岡委員 次の質問に移らせていただきます。  TPP、二月四日の予算委員会でも、総理、そして森山大臣にお聞きいたしましたけれども、あのときに、TPPの七万トンの話は、備蓄米でしっかりとそこは押さえていく、ですから、価格とかいろいろなものは心配ありませんという大臣の発言でありま...全文を見る
○村岡委員 一万トン当たり二十億円ですから、十万トンというのは二百億なんです、年間。保管料も含めますし、そういうのでいくと、変動はあるんですけれども、実は、二〇〇九年度は二百二十四億、二〇一〇年度は六百十四億、一一年度は三百二十七億、一二年度百二十四億、一三年度二百三十二億、五年...全文を見る
○村岡委員 大臣、今官僚の方が答えましたけれども、大臣も、もうこれは安心なんだ、財政負担はきちんとできるんだ、こういう認識でしょうか。
○村岡委員 実は、なかなかこれだけの財政の負担がかかっているということが出てこないんです。今大臣が言われるように、そこはしっかりと支えていくということであればこの政策が続いてはいくと思うんですけれども、なかなか、世の中、この赤字をどう説明していくのか。基本的には日本の米は余ってい...全文を見る
○村岡委員 これは数字ですから前提条件が違えば違うのは当然ですけれども、これだけ違うという認識ですと、秋田県に限らず、多分、各農協がやれば大変不安な要素を加味して影響度が高くなると思う。  それは、農林省の試算を、そのぐらいで済むだろうという形のものが全国の県に、農協に行ってい...全文を見る
○村岡委員 第三者的に見ないで、しっかり説明していただくことです。ただ前提が違うからそうだろうというんじゃ、それはもう数字はひとり歩きします。悪い数字の方がひとり歩きするんですよ。本当にそこの対策をやって、政府の数字だとすれば、それの説明を丁寧にするということが必要だということだ...全文を見る
○村岡委員 大臣、ここは大事で、法人になっていっても、社会保険とかそういうのは費用がかかりますし、また実はコストにもなるんです、経営の中で。  しかしながら、やはり優秀な方々が、そして雇用として安定していくためには、この社会保険の調査とともに、社会保険の負担という部分は、やはり...全文を見る
○村岡委員 もう時間がないので最後ですけれども、資材価格、小泉農林部会長がいろいろ取り組まれているようですけれども、産業競争力会議の資料をいろいろ見てみると、日本はそんなに機械は高くないし、そして、そんなに流通費が高くないという調べが出ています。  しかし、ここももう一度やはり...全文を見る
○村岡委員 どうもありがとうございました。
03月23日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○村岡委員 改革結集の会、村岡でございます。  今国会、地方創生委員会で初めての質問をさせていただきます。  読み間違いの件、大臣、大分お疲れなんじゃないか、こう思っておりますけれども、これは事務方も含めて今後このような読み間違いがないようにしっかりとしていただきたいと思いま...全文を見る
○村岡委員 大臣の認識、本当にそうだと思うんです。やはり、どうしても大人が考えると、危機感は必要です、しかし、危機感の先に考えることが、こんな町に、市に、制度やまた箱ものをつくって、住みたいのか、それとも、これでは東京の方が便利かなと考えるのか、そこのところの視点が、若い人たちの...全文を見る
○村岡委員 石破大臣、よく熟読されていまして、私も場面を思い出すという感じですけれども。  この生涯未婚率というのは、各国から比べるとやはり異常なんです。物すごい伸びなんです。こんなことは伸びなくてもいい。ただ、価値観がありますから一概に言えませんが、やはり日本に何か原因がある...全文を見る
○村岡委員 私の選挙区も全部挙げていただきまして、ありがとうございました。  その中で、昨年の委員会で私が質問した中で、大臣も検討してみるということだったんですが、東京一極集中もありますけれども、各県とも、県都、県庁所在地一極集中というのがあるんです。その中で分散県もあるんです...全文を見る
○村岡委員 これは別に県境だけがいいというわけじゃなくて、県の中で一極集中があると、分散していくときに、その接する県との物流も人的交流も教育も農業も、いろいろな意味で、やはり刺激し合うことによって地方というのは成長していかなきゃいけない。ともすれば、どうしてもその自治体に、あんた...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○村岡委員 日本一息をのむほど美しい田園風景を持っている秋田県出身の村岡敏英でございます。  きょうは、総理初め、TPP、農業問題についてお聞きしたいと思いますが、先ほど、委員長が出される予定の本があると聞きました。総理に頼まなくてもほとんどの国会議員が推薦文を書くと思うので、...全文を見る
○村岡委員 そのころ秘書をやっていましたから、断食していた人も、もう絶対に秘密の交渉は許さない、細川政権許さないぞと、非常な勢いでやっていました。断食までしてそのころはやっていたんです。そのとき私は、断食していた人に差し入れを持っていって怒られた思い出がありますので。そのぐらい覚...全文を見る
○村岡委員 石原大臣、中身と全く関係ありません。  我々の勉強会で、政務官は論点メモを見ていないと言いました。そして、副大臣はちゃんと見ていると言いました。大臣と、まず、これだけでも答弁が違うじゃないですか。普通、これは閣議決定したんでしょう、中身を見ないで閣僚の人たちはみんな...全文を見る
○村岡委員 やはりこれだけの、TPP、日本全体にかかわる、総理が言われるこれはラストチャンスなんだという言葉も、経済連携は大切ですよ、それはわかりますけれども、国民生活に相当な影響を与えるというときに、担当の大臣が、政務官、副大臣までそれを見ているか、見ていないかまで言えない。そ...全文を見る
○村岡委員 経過じゃないものも大臣が言えなくて、副大臣、政務官は認めているんですから、ちょっとてんでんばらばらだなという感じがします。  この質問からかえます。  自民党の政権公約、「「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。」うまいことを考えたなと思...全文を見る
○村岡委員 長々と説明していただきましたけれども、最後の部分だけお聞きしたかったんです。  その当時、この国会決議にかかわったと思われる森山大臣、自民党の政権公約はどうとでもとれるので、これは守ったと言えば守ったと言い切れるんですね。ところが、国会決議は違うんじゃないですか、大...全文を見る
○村岡委員 除外の項目も含めて、私は、農林水産委員会にかかわっていた与党の議員がちゃんと決めていたと思います。それは、こちらの表にありますけれども、即時撤廃はAという項目で、これはEPAですけれども、参考。除外というのはXなんですけれども、TPPには再協議はない。  そして、例...全文を見る
○村岡委員 だからこそ、国会決議というのを、どのぐらい重さを見ているかということなんです。  もし国会決議をしっかりと踏まえているとすれば、その交渉内容もわからなければ、どうやって我々は評価するんですか。結果だけ見て評価しろ、それは普通無理でしょう。やはり、そこは別に全部を公表...全文を見る
○村岡委員 何を言っているんだかよくわからないんですが。西川委員長が書いたと思われる本の中に、何か、ある審議官は何を言っているかわからずに、答弁が結局最後まで聞いてもわからないなんていうふうに書いていましたけれども、総理もそんな感じで、このことになるともう全くわからないような答弁...全文を見る
○村岡委員 私の父のことまで出していただいたので、逆に、安倍総理の父のとき、国対委員長だったときに、部下だったことがうちのおやじがあります。そのころの自民党というのは、農業政策や光の当たらないところに優しかったですよ。やはり財政的に苦しいときは、自民党は、農業や地方に対して、これ...全文を見る
○村岡委員 言葉の中では何となく思いをしているようなふうに聞こえるんですが、ところが、私は国会議員になる前、九年間浪人していましたから、回って、気をつけなきゃいけないのは、総理や大臣や現職の議員には比較的本当のことを言いにくいんですよ。農村部の人というのは、非常に心を、相当な地位...全文を見る
○村岡委員 やじの中で、総理が三百回というのはすばらしいと言っていましたけれども、私は九年浪人していたので、十三万五千軒、一戸残らず選挙区は全部回りました。その中でいろいろなことを言ってくる、支持者じゃない人も含めて、この農業問題を心配して全員が来ますよ。その部分をしっかりやはり...全文を見る
○村岡委員 TPPに入るときに、自動車のことはすぐさまアメリカと合意して、高い入場料を払った割にいろいろなことを譲歩しなきゃいけなかったんじゃないか、こういうのがやはり農業者の方々にあるんです。さっき言った猫の目行政もそうです。  そして、米に関しても、これは影響がないという試...全文を見る
○村岡委員 国産米は、それは隔離しているけれども、外国産は隔離していないじゃないですか、中に入れちゃっているじゃないですか。それを隔離と言っちゃいけないんですよ。農業者の人たち、それはまた説明がやはり不誠実だなと思ってしまうんです。それは隔離じゃなくて、中に入れてどういう対策をと...全文を見る
○村岡委員 それは、もちろんこのマルキンに関して私もわかっていますよ。しかしながら、これは大きい農家じゃないと、九割補填といっても、それからまた大きい農家もクラスターから何からいろいろな投資をして、投資した結果、これは赤字になる、そして借金を抱える。高齢化している。こういう中でい...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたので終わりますけれども、これからTPP特別委員会、まだ始まったばっかりですけれども、中身をしっかり精査しながら、やはりこのTPPは、相当思い切った形での条約になり、しかしながら農業には大変厳しい面がある。そこをしっかりと、これから我々もそれをチェックし...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○村岡委員 おはようございます。民進党の村岡敏英でございます。  初めに、熊本を中心とする九州地方の地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。そして、いまだ被災されている皆さんにお見舞い申し上げますとともに、政府にはしっかりと地震災害対応をしていただきたい。地震災...全文を見る
○村岡委員 三人の大臣の方々から聞きましたけれども、このペーパーは、これは農協、農家の方にとっては非常に大事なんですよ。これを忘れたとかそういう、どういう表現だったか余り覚えていない、これはやはり不誠実だと思うんですね。  やはり、このときは、それぞれ三大臣がどうかわかりません...全文を見る
○村岡委員 推薦されていない方もいるようでありますけれども、自民党の中で。  私も推薦はされていません。私は、農協集会に行って、TPP断固阻止という鉢巻きは実は巻いていません、一人だけ壇上で、県会議員を含めて百人もいるところで。それはなぜかというと、自由貿易が大切だと思っていた...全文を見る
○村岡委員 これは外交交渉ですから、当然、参加のとき、何の条件もなくて、それも後発国なんです。日本、カナダ、メキシコ、当然九カ国はある程度の相談をしていましたから、それは九五%というのが最初にありきだと思うのが外交では普通だ、こう思っております。  その中で、九五%以上と、それ...全文を見る
○村岡委員 参加するという条件の中に、そこはもうお認めにならないでしょうけれども、私が農水委員で、まだ交渉参加を決めていないとき、十番の資料を見てください、十番の資料で「重要五項目と自由化率」ということで、全九千十八品目、その当時ですけれども、この資料を、私は、タリフラインがどう...全文を見る
○村岡委員 コメントを申し上げない、答えはそうだろうなと思っておりましたが、しかしながら、これは、農家の方々に聖域五品目は必ず守る、例外なき関税撤廃ではない、こういう形の中を、さんざん選挙のとき公約で言いながら、実は、もう最初から食い込まれることはわかっていた。あと五%のところの...全文を見る
○村岡委員 まあ、答えられないということなんでしょうけれども。  それで、このTPPの特別委員会でよく議論があります。外交交渉ですからこれは保秘契約があって言えない、外交交渉は当たり前だろう、こういうふうに言うんですね。確かにそういう面もあります。  しかしながら、参加を決め...全文を見る
○村岡委員 そういうふうに立場的には答えなきゃいけないでしょうけれども、それはかかわったと思っております。私も、ちょうど決議のことで、いろいろ文面は見せていただきました。  それを考えたとき、これまた先ほどの公約の面で、TPPに参加しないとか、聖域なき例外交渉は認めないと選挙を...全文を見る
○村岡委員 いや、それは石原大臣が思っている見解で、この決議をしたとき、農家の皆さんは、しっかりと途中経過も、そしてこの外交交渉の中身も言っていただける、そういう認識ですよ。  それはおかしな話で、森山大臣、これは農家の人はそう感じたんですか。これは外交交渉ですからこんなのは公...全文を見る
○村岡委員 それはあくまでも御理解をいただきたいと。  理解していないからTPPに不安があるんです。そして、これからの農業をどうやっていくかという不安があるんです。  それはやはり、先ほど言った、選挙のときの、TPPに参加する、参加しない初め、もう三回目なんです。  こうい...全文を見る
○村岡委員 その当時、この前何か、私は維新の党に所属していて、そこは反対だった。我々、検討した結果、できないことが中に入っているので、これは国民にちゃんとした責任をとれないんじゃないかという思いもありました。  この議論はここでやめて、つなげて、国会決議の方に移ります。  国...全文を見る
○村岡委員 立場で、守れたと思いますという、やはり弱いんですね。  九番の資料を見てください。  九番の資料で、これは我が党の玉木議員が指摘したことですけれども、守れた聖域はゼロ、無傷はゼロ。タリフラインの数五百九十四のうち、手つかずを百五十五、これは守った、よく交渉しました...全文を見る
○村岡委員 譲歩したのはお認めになったように、譲歩はしているんですよ。ただ単に守った守ったと喧伝して、すばらしかった外交交渉だと。それはちょっと違うという認識。  それから、この数字は農業新聞ですけれども、我々もタリフラインをいろいろ調べていますけれども、農林省に言っても全然出...全文を見る
○村岡委員 これはもう外交交渉に臨むとき、全てのタリフラインを、まだ交渉参加を決める前にタリフラインの資料を私に出しましたね。そのときに言った言葉は、これをそれぞれ外交交渉でタリフラインで相手とやりとりするんだと言うんですから、このときにもう品目で分けているわけですから、そんなの...全文を見る
○村岡委員 本当は西川委員長に聞きたいところなんです、多分全部わかっていると思いますので、品目別にどういうふうにして交渉したか。でも、委員長は答える立場にないと言われるのでお聞きしませんけれども。  しかしながら、しっかりとした数字が出てきてなかなか出さないという中に、先ほどの...全文を見る
○村岡委員 今、金額まで示して、わかっていますので結構でございます。  ではなくて、これは、TPPと米の部分は、MA米と二つをしっかりと交渉していかないといけない。MA米はもう全然ふえていっているんですよ。  そこの中で、これが大きな需要がふえればいいですよ。それから、各国に...全文を見る
○村岡委員 時間が来ましたので終わらせていただきますけれども、この条件不利等の中山間地もあるんですけれども、総理にも言いました雪国の北海道とか東北とか北陸だとか、これは雪で半年できない。このこともしっかりとわかっていただきたいと思い、質問を終わらせていただきます。  ありがとう...全文を見る
05月10日第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○村岡委員 おはようございます。民進党の村岡敏英でございます。  初めに、熊本を中心とする九州地方の地震で亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。  さらに、農水の被害も大変あるようですけれども、昨日の記者会見でも、農林大臣が、しっ...全文を見る
○村岡委員 私も、大規模で成功している方々は、どんどん伸びて、国際的に日本の農産物を、また加工品を広めていただくのは、これは結構なことなんです。しかし、その事例は比較的出尽くしているんですよ。  そこにいくと、農家の方々が、農業を政争の具にしないでくれ、与野党関係なく一緒にやっ...全文を見る
○村岡委員 確かに、コスト削減という中で、農業者の方々がいろいろな商品の値段を見ながら、それで選ぶということの中でコスト削減していくことは、これは経営努力の中で必要なことだ、こう思っています。  しかし、価格だけ見て調べると問題が起きてきます。例えば、量とか成分量だとかそういう...全文を見る
○村岡委員 ぜひそこは配慮しながら、そして農業者が選択でき、また農協やいろいろなところの販売業者がしっかり努力していただく、そういうことの公表をしていただきたい、こういうふうに思っています。  それと、鹿児島も宮崎も、焼酎は私は好きなので、大丈夫ですので、それは。  あと、見...全文を見る
○村岡委員 そこはぜひ、この見える化という作業の中で、しっかりといろいろなところに目配りしながら公表をしていただきたい、こういうふうに思っております。  そして、これは厚生労働省ですか、これからTPPがもし成ることによって、輸入がどんどん入ってきます。しかし、この中で大きな問題...全文を見る
○村岡委員 それに関連して、輸入食品がどんどん入ってきているわけですけれども、原産地表示というのが日本の場合はほとんどされていない。韓国は、海外からの輸入ということぐらいですけれども、全製品をほとんどやっている。  消費者庁の方では、河野消費者庁担当大臣もこれを検討すると言って...全文を見る
○村岡委員 これは消費者に対する責任でもありますし、やはり輸入食品に対して、遺伝子組み換えだとか日本で許されていないものに関してはきちんと消費者庁も取り組んでいただきたい、こういうふうに思っております。  それでは、地域ブランドのことでちょっと大臣にお聞きしたいんです。  各...全文を見る
○村岡委員 このGIとともに、成長産業という分野で考えると、スマート農業ということでロボット化。私も、宮城県の園芸のところで、イチゴやトマトをとるところのロボット化したところを見てきましたけれども、またこれも日経新聞に載っていた中で、今度は二十四時間イチゴをとるロボットとか、そう...全文を見る
○村岡委員 農業高校の修学旅行のときに、ちょっと東京に来たらそこに寄ってみませんかということで、全国の農業高校に大臣から、今のスマート農業でどんなことを実験でやっているのか、また自分の住んでいる近くにもある場合もありますし、そういうことをぜひ宣伝していただく。  せっかく将来の...全文を見る
○村岡委員 ありがとうございました。  TPP、秋に承認ということで大島議長がアメリカで言っているらしいですけれども、やはりここはしっかりと、TPPに不安があるところを議論し合い、対策も現場に配慮してやっていくということで、これからも農林水産委員会でも議論をしたいと思っています...全文を見る
05月12日第190回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○村岡委員 民進党、村岡でございます。  きょうは拉致特別委員会で、今国会初めてということですけれども、この問題は本当に国家にとって、国民の生命と財産を守る、この基本が失われているということで、大変重要な問題で、この国会で開かれたことを委員長初め理事の皆さんに感謝いたします。 ...全文を見る
○村岡委員 その決意は、常に、北朝鮮に向けても、そして国民にも、この問題を解決しなきゃいけないんだということをぜひ訴え続けていただきたい、こう思っております。  というのは、A氏という料理人が指導者と会ったということですけれども、日本の評判はどうだったとお聞きしたとテレビでは報...全文を見る
○村岡委員 そのストックホルム合意から、約束違反、そして卑劣な行為をしているのはもちろん北朝鮮なんですが、しかし、二年近くたつ中、一向に進まない。やはり、そこは、どういう攻め方をするのかということをもう一度、戦略見直しというのも必要だと思うんです。やはり、一刻の猶予もならないとい...全文を見る
○村岡委員 行動対行動、対話対対話とも続けていくということですけれども、全部は言えないことはわかっています。  しかしながら、戦略をしっかりと立てていかなければ、卑劣な行為をしている北朝鮮ですから、それは、拉致被害者のことを調べると言っておきながら、ミサイルを発射し、核開発をし...全文を見る
○村岡委員 加藤大臣にお伺いしたいんですが、もちろん、国際的な平和の中で、核の問題、ミサイルの問題、大事です。しかし、家族会の方が心配しているのが、拉致の問題がその陰に隠れてしまうんじゃないか、そこの不安があるわけです。そこに対して、家族会にどのような御説明をし、また、その方々に...全文を見る
○村岡委員 家族会の方々にはしっかりとそこの御説明をお願いしたい、こう思っています。  そこで、先ほど加藤大臣からもありましたけれども、六カ国の中で協議していて、やはり最重要に北朝鮮に圧力をかけられるのは、日本ももちろんアメリカもですが、中国、こういうふうな形で報道も、そして六...全文を見る
○村岡委員 加藤大臣にお聞きしたいんです。  先ほど、松原委員の中で科協の話がありました。それは、具体的に名前を伝えると、それに外れているということで逆に安心されるということがありました。  ただ、それが本当に効いているのかどうか、ほかに戦略がないのか。例えば、人数というのを...全文を見る
○村岡委員 このストックホルムの合意をしてもう二年になるという中、全然進んでいないということは、拉致されていた、北朝鮮におられる方々も大変不安に感じていると思います。また、拉致被害者の家族の方々も不安に感じています。  新たな制裁措置をやっているわけですけれども、これはやはり対...全文を見る
08月01日第191回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○村岡委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、今津寛君を委員長に推薦いたします。
○村岡委員 動議を提出します。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○村岡委員 おはようございます。民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  まずもって、熊本大震災で被害に遭われたこの復興途中に阿蘇山の大噴火、これはもう本当に農業、観光、生活等、大変心配されることと思います。これは政府にはしっかりと取り組んでいただきたいですし、民進党も災害...全文を見る
○村岡委員 状況はそのような状況です。  そこで、総理、お聞きします。  自民党が、政府が決めたことですけれども、米政策の中で、農家の方々は、この政策が実行されるのか実行されないのか、まだわかっていない面があります。  米の生産調整政策の見直しということで、米については、諸...全文を見る
○村岡委員 これはなかなか、農村地帯の自民党議員は、まだいろいろな見直しがあるようなことも言っている方がいるんですよ。やはりこれは問題なんですよ。  それとまた、米の生産調整の見直しということの中で、生産調整は国はもうかかわらない、こういうことでよろしいですか、大臣。
○村岡委員 この二つはもう決定事項だということで、その上で、MA米の大変な損益が実はあります。食糧管理勘定でいくと、国内の備蓄米だけで二十六年度で五百四十八億、そして輸入米で四百十二億で九百六十億。そして、八年間の計算、これは資料をもらった八年間ですけれども、六千七百七十六億円、...全文を見る
○村岡委員 総理、入札制度に、一つの商社が百十二者もある卸売業者と全部組んで、そして全部入札の札を入れて、そういう入札制度は普通だと思いますか。
○村岡委員 総理、その入札のところから、一般では考えられない。探りと業界の中では言っているそうですけれども、探りを入れて全ての金額を、業者同士で結びついている。それだけ密着しているから、この調整金という問題が出てきます。  そして、今回、農林省が調査をいたしました。しかし、調査...全文を見る
○村岡委員 二者だけと。任意でやって調べ切れないと言っているわけですから、これはもう強制的にやっていなければ、ある程度の口裏合わせがあったんじゃないかという部分の疑惑も出てきます。これは食糧法の五十二条の中でしっかりと調べるべきなんです。  やはり、価格に影響があると思っている...全文を見る
○村岡委員 総理、やはり、それは概略だけじゃなくて、調査がしっかりしているか。総理が農業の政策の見直し、変更を推進しているわけです。  そんな中で、よく、七百七十万トンのうちパーセンテージが低い、こう言っていますけれども、SBS米は業務用なんです。二百五十万なんです、基本は。そ...全文を見る
○村岡委員 本当にこの調査報告書は途中経過ですよ。こんなので、農家の方々がしっかりと、よし、安心して米をつくろうという状況ではないです。農林省、これは調査をしっかりやり直してください。このMA米のSBSに関しては相当な不安を持っていますよ。そこをしっかりやっていただきたい。  ...全文を見る
○村岡委員 可能性があるんですよ。そのことの認識もあって、この調査のままでは不備ですよ。しっかり調査してもらわなきゃいけない。そして、調査したものを出してもらわなきゃいけない。こう思っております。(発言する者あり)出していないんですよ。  そしてさらに、こういうことであれば、T...全文を見る
○村岡委員 もう時間が来ましたから最後になりますけれども、大臣、長々と農林省の答弁を読んでいましたけれども、農家の方々はしっかりとした調査じゃなければ信じませんよ。何でそんな、ただ読むだけなんですか。今の調査状況は誰も信じていませんよ。しっかりとこの調査をしていただくことをお願い...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○村岡委員 民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  予算委員会に続いて、TPP特別委員会の中で、SBSも含めてTPP全体の質問をしたい、こう思っております。  まず、この週末、秋田県で農家の方々に会いました。稲刈りも終わって、カントリーエレベーターに持っていっている人、...全文を見る
○村岡委員 石原大臣はそう言われますけれども、まず国会決議ですけれども、除外項目というのがこのTPPにはないんですね。国会決議は除外をしっかりとうたっているわけです。国会のこの決議とはもともと反するTPPなわけです。将来的には関税ゼロにしようという目標を持っているTPP交渉です。...全文を見る
○村岡委員 石原大臣、信用したいんですが、この条項は日本しか結んでいません。これは、アメリカを初め五カ国と、市場アクセスをふやすための見直しを行うということを日本だけが結んでいるわけです。  この中で、五カ国が強硬に来た場合に、日本は一カ国です。それで、この条項に日本はもう約束...全文を見る
○村岡委員 ちょっと理解しにくくて、何で日本だけがこういう条項を結ばれたのかというのは非常に不安です。これは、これからのTPP委員会でも、そしてまた農水委員会でも話していきますけれども。  次に移ります。SBS米です。  なかなかSBS米のことが国民の皆さんによくわかりません...全文を見る
○村岡委員 ここ数年を見ると、ほとんどこれは餌米、飼料用米に使っています。この感情が、農家の感情がわかりますか。  日本では、瑞穂の国と総理もよく言われるように、美しい、息をのむような棚田、こういう中で、稲作を中心にして農業が発展してきました。そして、SBS米を入れて、外国産米...全文を見る
○村岡委員 ちょっと待ってください。  私も、まず農家の気持ちをわかってほしいという中で、大臣が、初めてこのSBS米の問題が出たときに、重大な問題だと認識をしているということを記者会見でもおっしゃっていました。  しかしながら、SBS米の調査を始めると、先ほど、最終的な外食や...全文を見る
○村岡委員 ちょっと話がよくわからないというか、真剣になって調べていない。  よく今、東京都知事が、誰がファーストかということで、都民ファーストということを言っています。このSBS米に限っていけば、農家の人たちがいろいろな改革や何かに協力するときに、米に関しては国境措置をしっか...全文を見る
○村岡委員 それは、ちゃんとした議論をしましょうというのは表向きだ。でも、これは、役人、官僚の人たちは物すごいプレッシャーを感じたと思うんですよ、この国会前、SBSが出てきて。ですから、これが価格に影響があるという結果を出したら、それは幾ら温厚なTPPの筆頭理事でも怒りますよ、も...全文を見る
○村岡委員 国民の皆さんも、何回も論議して少しずつわかってきたとは思うんですが、米の流通を初め、農業の、食料品の流通というのはなかなかわかりません。  そして、よく言われるのが、消費者対農業者みたいにして、補助金がたくさん行って、農業の人たちが補助金で何か非常にもうかっているよ...全文を見る
○村岡委員 全て、一社残らずとは言っていません。農林省はこのSBSでマークアップをとるときに、国内の米の流通価格を調べて、その上で価格を決めていると言っています。その部分のところだけでも全く違うわけです。  そして、千七百件以上の契約を見て、先ほど話がありましたが、典型例で二件...全文を見る
○村岡委員 いや、もうその見直しから始めないと、この部分の、一般では考えられない入札から始まって、最後には調整金という方に行く、最初の入り口を直さなきゃいけないということだけは提案しておきます。  そして、次に移ります。パネル六をちょっと見ていただければ。  今、飼料米政策を...全文を見る
○村岡委員 努力目標、重要な政策と言うだけで、岩盤政策とは言っていただけないとすれば、これはもう農家の人も大変不安のままでこの新しい改革に取り組んでいかなきゃいけない。  そして、この飼料米、四十二万トンと今なっていて、ふやしていこうとしていますけれども、これはパネルの五番を見...全文を見る
○村岡委員 最後まで岩盤政策かどうか……。  これは財政的に大変なんですよね。ここ八年で備蓄米とMA米でもう六千億ぐらいかかっています。その上、国内での飼料米で、毎年六百億、八百億、一千億とふえていきます。そのときに、農業を大切だと考えるときに、財政をきちんとするというのと、消...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○村岡委員 民進党、秋田県出身の村岡敏英と申します。  きょうは、リニアのことをもちろんお聞きしますが、その前に、先週の金曜日、私の出身である秋田県で、高速道路の逆走ということで三人の方が亡くなりました。私も知っている方で、本当に元気な方でありまして、七十歳を超えても野球をやっ...全文を見る
○村岡委員 その五百六十カ所もあるインターなんですが、当然、料金所がついていない無料の道路というふうになっていますが、どのぐらい逆走事件が年間起きていますか。
○村岡委員 恐らく、それは報告があっただけなんですね。実は、私も、何度も、逆走して入りそうになって急ブレーキを踏んだ車がバックして戻ってきて正常なところに行くというのを見ています。非常に危険な状況が、多分、この新直轄二千キロある中、五百六十カ所ですか、その中で起きていると思います...全文を見る
○村岡委員 大臣、図面を見ていただいたと思いますけれども、これは平面交差なので、出口と入り口と、途中で一時停止して交差するんです。こういう高速道路なんです。信号はないです。一時停止。だから、非常に危ないことは確かなんです。  そして、対策をとったはずなのに事故が起きているという...全文を見る
○村岡委員 あともう一つ、高速道路で、直轄道路で走っていて非常に危ないなと思うのが、中央分離帯が二車線道路はラバーポールなんですね。これは対面で正面衝突する可能性が十分あるような道路で、もちろん費用を考えなきゃいけない、スピードを抑えている高速道路ということはわかっていますが、し...全文を見る
○村岡委員 地方は高速道路がまだミッシングリンクで、直轄道路は確かに急いでつくっていただきたいことはあるわけですけれども、安全はぜひしっかりしていただきたい、こう思います。  そして、国交省や県やそういうこととともに、自動車メーカーとも、逆走したらそこに何か警報が鳴るような形も...全文を見る
○村岡委員 国交省が答えられるんですけれども、大臣、これは、政治的にいろいろな経営に口を出したり何かしてという、そういう結果があの国鉄の大きな債務を生んでしまいました。そこの点は、大臣はどのようなことでしっかりと担保されるのですか。
○村岡委員 ぜひそこはしっかりして、同じ轍を踏まないように、JR東海は、民間会社として、JR各社、いろいろ苦しいところもあると思いますが、しっかりとこの三兆円を生かしながら、東京、名古屋、大阪と、経済を発展させるために貢献していただきたい、こういうふうに思っております。  そし...全文を見る
○村岡委員 実は、整備新幹線のめどがついたということで、四十八年組にも各県で期成同盟会というのができ始めています。非常に長い期間がかかるかもしれませんが、山形、秋田でも奥羽とか羽越の期成同盟会というのがもう設立されました。国交省にも行っていると思います。その中で、とても今の財源状...全文を見る
○村岡委員 先ほど、大阪—東京間が六十何分とか五百キロとか、こういう話でいっているときに、八十キロぐらいの鉄道で秋田—新潟間が三時間五十三分かかるという状況です。こういう状況だとなかなか均衡ある発展ができませんので、そういう意味の中では、この期成同盟会を通じて、財源をしっかりしな...全文を見る
○村岡委員 四十八年組のいろいろな線に関していうと、もちろんフル新幹線ができればいいんですが、そういう中のアイデアで、秋田、山形方式、一兆円の財源がなくなっていますから、それは別だとは思いますけれども、あの方式もなかなか喜ばれたことなんですが、しかし、二十年たっていきますと、どう...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたから終わりますけれども、リニアで日本全体の軸をつくってやっていくのはいいんですが、それが地方の疲弊につながってはいけないということの中で、国交省には、地方の高速交通体系にもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  終わります。
10月27日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○村岡委員 民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  初めに、三笠宮殿下薨去ということで、哀悼の誠をささげたい、このように思っております。  我が秋田県にも四回来ていただき、秋田県で今名物になっている切りたんぽの原点であるだまこ、これは三笠宮殿下が食べられて、おいしいとい...全文を見る
○村岡委員 需給のバランスとそして品質、これだけで値段が決まっているという結論をつけているからそのような状況の調査しかできないわけです。  もちろん、私が、通常国会の中で森山大臣に聞きました。品質が同じでは、国産米を選んで、これは安い方を選びます、価格が同じだから大丈夫ですと。...全文を見る
○村岡委員 いつから始まったかも聞いていないということは、これだけで一つ調査不足ですよ。一九九五年からSBSが入ってきて、その経緯をずっと調べながら価格の経緯を調べなきゃいけないんです。いつから始まったか最初から聞く気がない、こう思わざるを得ないんですよ。  そして、SBSの調...全文を見る
○村岡委員 違う、違う、答えが違う。シェアですから。千七百のうちの契約がどのぐらい、その答えた中のシェアですから。
○村岡委員 それはおかしいですよ。千七百件調べて、調整金があったと言った業者がどのぐらいのシェアでこの調整金をやっていたか調べなかったら問題じゃないですか。  それは、何で調べないんですか、連動できるじゃないですか、すぐその契約を見れば。
○村岡委員 それは、調査の意味がないです。  それで、パネルの三を見てください。  通常のSBSですと、輸入業者と有資格卸業者と国との三者契約で実質的な直接取引をいたします。そのときにも調整金が発生したことも、ないときもあると思います。  下の、名義貸しが行われた場合という...全文を見る
○村岡委員 不可能というよりも、名義貸しというのは実態はあったという調査は、これは調べていますでしょうか。
○村岡委員 無資格者に調査したかどうかを聞いているわけじゃないんです。名義貸しという実態があったかどうかというのを、大臣、それは知らない、調査していないということでいいんですか。
○村岡委員 これはあり得る話ということの前提に立ってですけれども、そうなると、この有資格卸業者に調査をしますね。調整金のことを知らない、調整金を受け取ったことはない、当然です、名義貸しですから。だから、非常にこれは低いんです、調整金があったかどうかというのがわからないのは。  ...全文を見る
○村岡委員 大臣、有資格者はもちろん国が指定したわけですから、そこがしっかりしているかどうか調べるのはもちろんです。しかし、業界で名義貸しがほとんどだというようなことが仮にあるとすれば、これは調べても何の意味もありません。そして、これは、もちろん農林省ほど我々は調査力がないですか...全文を見る
○村岡委員 大臣、それは違うんじゃないですか。SBSの中で、大臣が、森山大臣も答えていますが、隣におられますけれども、値段は同じです、それで価格には影響を与えていませんと答えたんです、大臣当時。しかし、今の大臣の言葉ですと、これは牛丼屋さんや弁当屋さんと同じではないんです。完全な...全文を見る
○村岡委員 大臣、その答弁は、農家の方々にこれまで政府で説明してきたのと全く違いますよ。  お弁当屋さんや牛丼屋さんのことと同じじゃないですよ。完全に国産米の価格下げになっていくんです。その調整金が入った上に、ブレンド米ですよ。国産米とまじっているんですよ。その中でいって、それ...全文を見る
○村岡委員 それは、問題なければ禁止する必要はないですよ、値段にも影響ないし。それはおかしいんじゃないですか。何でそれは禁止するんですか。不信を招くということは、何の不信ですか。価格が下がる不信じゃないですか。それ以外の不信はない。商行為でまともならば、不信も何もないわけです。 ...全文を見る
○村岡委員 これは、万全は全く、それはそのまま抜け落ちていますよ。  そして、もとに戻ると、この調査表の中に重大なことを書いているんですけれども、農林水産省担当者は、福井精米と兼松とのSBS契約の履行業務の担当として、当該メール内容のうち、福井精米が兼松に対して、米の品質保証に...全文を見る
○村岡委員 裁判書類を見て、全てついているのに、それも共有していない。調査も何のためにやったかわからない。念のために万全を期す。しかし、この調整金に関して、本当に重大だと思っているのか。  このSBS、MA米は全体ですよ。それから、次にTPPでもし締結されれば七万八千トン、これ...全文を見る
○村岡委員 総理は報告だけですからそれを信じるということになるんでしょうけれども、大臣、それは違うでしょう。公表するのと、新聞社が調べたのは全くコメントする必要はない、そして自分たちのものが正しいんだ。  普通、いろいろな事件が起きたり何かしたら、省庁が新聞で書かれていたことを...全文を見る
○村岡委員 政府の調査が足りないと思っているから新聞社は調べたんですよ。何で新聞社が、政府の調査と一緒になって調べましょうと言ったら、また同じ結論じゃないですか。それは、しっかり調べていない調査がおかしいと、特に日本農業新聞は、農家の方々が買っている人が多い、農家の不安を考えて、...全文を見る
○村岡委員 幾ら求めても、コメントする立場にないと言い張るだけという感じなんです。  やはり、これは信頼を受けていないということは、農家の方々の現場を回ってみてください。やじを言っている人が農家の現場に行って、これは信じていますかと聞いてみてください。そんなことはないですよ。そ...全文を見る
○村岡委員 総理、実は自動車産業や何かとだんだん同じようになってくると思うんですが、果樹でも野菜でも、外国の安い土地でつくった方がいいという部分ももう商社が研究しているんです。米はある程度の制限がついていますが、カリフォルニアでは、残念ながら、我が秋田県のあきたこまちもコシヒカリ...全文を見る
○村岡委員 時間が参りましたので終わりますけれども、やはり、この調査に関してはやり直しを求めますし、TPPは中身の問題で、それぞれが、セーフガードも本当にしっかりしているのか、そういうことを検証しないと、これは総理が、日本が早目に可決して、そしてアメリカに推し進めると言いますけれ...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○村岡委員 おはようございます。民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  山本農林大臣、石原大臣、二十四時間たたずに質問できることを喜んでおります。昨日の質問の続きを先にやりたい、こういうふうに思っております。  SBSの中で、農林大臣、お答えになっていなかったところで、...全文を見る
○村岡委員 委員長、これはぜひ委員会で。あの調査票の中で、やはりなかなか調べ切れていない。シェアはどのぐらいあったのか、調整金をあると言った業者数、そして、さらには業者のシェア、そして、さらにはこの名義貸しがどのぐらいあったのか、これを理事会で検討してくれませんか。
○村岡委員 その意味合いは、やはり結果的に、これは調整金を禁止しても全く意味がなくなってしまうということですので、委員長から理事会で検討していただけるということで、この質問は終わります。  そして、石原大臣、昨日、最後にお聞きいたしました。五カ国から農産物の市場アクセス、これは...全文を見る
○村岡委員 石原大臣は、篠原委員も言いましたけれども、大豆の部分で、お百姓さんというのは、大豆でしょうゆとかみそとか、いろいろなものをつくりながらやっていました。  ただし、これは自家消費みたいな形の部分の中で、それから地域消費みたいな形で、これを大量につくるという政策の中で、...全文を見る
○村岡委員 もう一度聞きますけれども、結党以来考えたことはないというのは同じですか。
○村岡委員 表向きはそう言わざるを得ないと思いますので、それは別にして、強行採決はいろいろな定義がありますから、必ずしもそれが強行採決かどうか。  ただ、これを決めるのは、実は、最終的には国民なんです。この議論が尽くされたかどうか。  TPPも、いろいろな条約、法案があります...全文を見る
○村岡委員 これを聞いて、その上で、まだまだこれは審議をしなきゃいけないと我々は思っております。  さらに、最後に、総理にきのうの質疑で言ったんですが、日本がこの自由貿易によって大きな国益を得られる、そして日本はこの自由貿易によってGDPもどんどん伸びていく、その認識は石原大臣...全文を見る
○村岡委員 丁寧に答えていただきまして、ありがとうございます。  そこを一番大臣にお聞きしたいんですが、総理がその上で発言されたことがあります。日本が先に国会で承認して、アメリカの承認を推進する、こういうふうなことは同じでしょうか。
○村岡委員 私は、日本が先にこのTPPを国会で承認して急ぐと、アメリカは逆に、議会は、これは再交渉しろということになっていくんじゃないか、こう思います。  それはなぜかというと、きのうの議論の中で、日本が非常にこの自由貿易で一番メリットがあるという数字が出ていますし、政府もその...全文を見る
○村岡委員 私どもは、まだ慎重に考えて、アメリカが国会で、このところでどういうふうな結論が出るかを待ってからやっても遅くないとは思っております。もし、それが、日本が先に承認してやった場合には、アメリカがそんなに外交がやわだとは、懸念しております。  さらには、そのときはいいにし...全文を見る
○村岡委員 日本は三九・一%と、二〇一三年の数字ですとなっています。  そういう意味の中でいけば、世界的な流れは、アメリカも含めてですけれども、複雑な農業予算制度よりも直接支払いというのが、これが流れなんです。  その流れを、これは新聞記事ですけれども、同じ山本大臣ですけれど...全文を見る
○村岡委員 ですから、いろいろなこれからやっていく、例えば農業対策、農業改革もありますし、農協改革だとか、いろいろなことがあります。そのときに、複雑な制度から直接生産者に対しての直接支払いという、ある程度岩盤政策、それは多分、飼料米だ、こういうふうに言われるんでしょうけれども、そ...全文を見る
○村岡委員 日本型直接支払いなんという話も出ましたけれども、喜んでいる地域もあります。しかし、これはなかなか、地域の人たちを巻き込んで、草刈りだとか用水路をさらったりとかいろいろあるんですけれども、必ずしも、そこに一番欲しいと思っているというか、違う面だという現実の現場の声は聞こ...全文を見る
○村岡委員 いろいろな政策の中、一つ決めると、ある程度農業の幹部の人たちと、ああ、これはいいことだというふうな形で認識されていると思うんですが、現場をもう少し聞いた方がいいです。現実に、予算をつけて喜んでいないのもあるんです。一つ一つをしっかりと調べないと、国の予算がかけられたも...全文を見る
○村岡委員 今、和牛が、繁殖農家は非常にいい値段で売れていますよ。しかし、この繁殖農家が、いい値段で売れたこの資金を次の繁殖のために使っているかというと、なかなか使っていないんです。だから、結局、少ないから高くなっていくんです。  これは、何で繁殖農家が、例えば一頭八十万円とか...全文を見る
○村岡委員 もちろん、高齢化になっていることはあります。プラス、投資した場合に、担い手がなかなかいないんですよ。それは決して、外国の中でこれは売っていくからといっても、それはある程度、ごく少数の人たちはそれでふえていますよ。(発言する者あり)委員の中からも、ふえているというのはあ...全文を見る
○村岡委員 もう時間もなくなってきましたので最後にしますけれども、今はいいんですよ、乳用牛の中でおなかの中に和牛を入れた分も。それは全てがいいんですけれども、しかし、投資をかけるのに不安に思っているということは、このTPPもあり、将来に不安を持っている人たちがたくさんいるという認...全文を見る
○村岡委員 最後に、自民党は結党以来、強行採決は考えたことはないということをぜひ実行していただきたいと思い、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月10日第192回国会 衆議院 本会議 第10号
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○村岡敏英君 民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  私は、民進党・無所属クラブを代表し、ただいま議題になりました山本有二農林水産大臣不信任決議案に賛成の立場で討論いたします。(拍手)  さて、アメリカでは、昨日、トランプ氏が次期大統領に就任することになりました。そのト...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○村岡委員 民進党、秋田県出身の村岡敏英でございます。  農水委員会は一カ月ぶりということで、私もTPP特別委員会の委員だったので、大臣とはやりとりさせていただきました。  ちょっと二つだけ、TPP特別委員会でまだお話が聞けず、強行採決されてしまいましたので、それをお聞きした...全文を見る
○村岡委員 事務局や理事会の報告でいきますと、この対策だけでは足りないので、しっかり取り組みます、大臣からも言われています、こういう答弁なんです。  実は、卸売問屋の中で、もちろん正規のきちんとした取引をしている方々もいます。しかし、米の卸売問屋というのは、当然、国産米も外国産...全文を見る
○村岡委員 九五年からWTOで始まったMA米、SBS米なので、ここはしっかりとやっていただきたい、こう思っております。  さらには、四日の日、強行採決と言うと、強行採決じゃないと。竹下委員長も認めましたから、強行採決と言わせていただきますが、十一月四日の日に、先ほども話題になっ...全文を見る
○村岡委員 これと加えて、先ほども出ましたが、MA米の七十七万トン、SBSが十万トン行けば六十六万トンですけれども、これも現実にほとんどが今飼料米になっている。八十万トン、九十万トン、備蓄米も含めてですけれども、それに八百億とか九百億、年によっては違いますが、赤字が出ています。合...全文を見る
○村岡委員 附帯決議ももちろんあるんですが、私は修正案提出者として、これまで、安倍内閣になって閣法で修正したのは三つしかありません。その中の一つで、これは修正案の中で附則としてしっかりとついているものなんです。そこを認識していただかないと、附帯決議というのは比較的、努力目標ですけ...全文を見る
○村岡委員 この修正案のときには安倍総理もこの農水委員会に来て聞いておりますから、安倍総理にもぜひ農林大臣からお伝え願いたい、こう思っています。  そして、さらには、農協という組織、協同組合。協同組合はどういうものだと大臣は認識していますか。
○村岡委員 基本的には同じ考えですけれども、株式会社の利益追求とは違います。  そしてさらに、協同組合は、相互扶助の精神で、組合員の出資額にかかわりなく議決権を付与し、民主的運営を行っています。協同活動を通じて組合員の暮らしを向上させることが事業目的です。そのため、会社と違い、...全文を見る
○村岡委員 その上、中身は、先ほど出ておりましたけれども、総理が、この改革提言に関して、私が責任を持って行っていくと言っております。このメッセージは、農家は、規制改革会議の農業ワーキングチームのとおりにやっていくとしか受け取られません。これに関しては、大臣は総理と話していますか。
○村岡委員 それはどのようなお話ですか。改革を進めて、規制改革会議のとおり、その方向でやるというお話ですか。
○村岡委員 大臣、本当に、TPPは、きょうですか、あすですか、総理が次期トランプ大統領と話すので、どうなるかはわかりません。しかし、根本の農協改革、そして全農の改革、いろいろな押しつけの中で、農林大臣は、その指導をして、そして農業をしっかり守り成長させていくという立場です。総理に...全文を見る
○村岡委員 例えば、その中身のやりとりで、どう方向性が、そこは言わなくてもいいんですが、例えば全農が全量買い取りだとかそういうのは今の現状ではとても無理だとか、いろいろな詳しい説明はしなかったんですか。
○村岡委員 農水委員会で求めてもいたし方ないんですけれども、集中審議でもやらなければそれは総理には聞けないということであれば、違うポイントに行きたい、こういうふうに思っております。  その中で、一つ、指定団体制度の件でありますけれども、指定団体制度は問題ありと大臣は考えていらっ...全文を見る
○村岡委員 三%ぐらいの、指定団体にこれを納めていない方々がおりますけれども、三%の方々の意見だけを聞き過ぎているんじゃないか、こう思っております。  そこで、例えば、これがどちらでも選べるようになれば、よく新聞でも出ておりますけれども、いいとこ取り、こういうような可能性が十分...全文を見る
○村岡委員 もちろん大臣も知っていると思いますけれども、英国の指定団体制度みたいな形のものが崩壊した結果、需給のバランスが崩れ、そして酪農の農家の人たちも大変苦労した。この轍を踏まないでくれと英国の酪農家も言っている、その点はしっかり踏まえていますか。
○村岡委員 改革がありきで、改革をするのが何か全て農業がよくなるような雰囲気、これは間違えていると私は思っています。  そして、TPPの特別委員会でも出しましたが、明治時代の秋田の農業指導者であった石川理紀之助さんが、寝ていて人を起こすことなかれ、こういうので、まさに現場を知ら...全文を見る
○村岡委員 やはりその点が、この規制改革会議の農業ワーキングチームの提言はとても容認できない。これは暴論だとしか言いようがない。  農業者にとっては、TPPがどうなるかまだわからない中、そしてさらには、農協改革は昨年しっかりとやろうということで、自己改革を含めて農協は取り組んで...全文を見る
○村岡委員 農協の方々は、こういうハンドブックを見たと思いますけれども、TPPに関してもいろいろな問題があることをしっかりと勉強しながら、実際には反対です、しかしながら、これが来たときにどのような対策を自分たちで取り組むのか、そしてまた、農業改革に関しても農協改革に関しても真剣に...全文を見る
○村岡委員 大臣、批判をするわけじゃなくて、現場を知らない、現場の状況を知らないということはやはりしっかり伝えなきゃいけない。そして、この農協改革を含めた昨年からの議論の中で、農水委員会ではこういう議論があって、そして農協の方も自己の改革に努めようといった努力をし始めているんです...全文を見る
○村岡委員 短期決戦なんという形じゃなくて、これは真剣に一つ一つの現場の意見を聞いてもらって、とてもこの改革で進められるようであれば、与党の先ほどの伊東委員もあのようなことを言って、同じ認識ですので、ぜひそれは、進めていっては困るので、我々も議論をしていきたい、こういうふうに思っ...全文を見る
○村岡委員 大臣、そのような形で自己の努力をしているところにしっかりと農林水産省が後押しをしていく、こういう形こそが昨年通した農協法の基本のはずです。  そこに、何も今までの経緯も知らず、そして、農協を含めてそれぞれの団体が自己改革を進めている途中に、まさに関係なく、どこも現場...全文を見る
○村岡委員 そして、同僚の玉木議員がお聞きしたんですけれども、農水省の交付金でお金を出している、この交付金を出したときの設計図に既に地下空間はあったのではないかということを質問して、まだ答えはもらっていないんですが、これはどうでしょうか。
○村岡委員 もちろん、その当時、設計図とかそういうよりも、環境とかそういうのが中心だったとは思います。しかし、こういう問題が起きた以上、やはり国の税金を出す以上、しっかりと設計図も見ながら、東京都の意見も聞きながら、こういうふうな形にこれから変えていくというお気持ちはありますか。
○村岡委員 これだけ都民のみならず全国が注目している問題なので、やはり農林省も、お金を出す以上、認可を与えるときに、しっかりとした調査をしながらやっていかなければいろいろな問題が起こるということをぜひ認識していただきたい、こう思っております。  それともう一つ、これは新聞紙上で...全文を見る
○村岡委員 関係者にお聞きしますと、日生研は、その前にもやはり無資格業者に販売していたということがわかりました。そしてさらには、新しい海外の売り先を、販売路を広げるという中で、無資格の貿易会社みたいな形の会社に対して六年間ずっと売っていた。  そして、その中で、その貿易会社とい...全文を見る
○村岡委員 大臣、先ほどの豊洲市場もそうですけれども、SBS米の件もそうですけれども、農林省、少ししっかりと、法令違反であったり、それから調整金は法令違反じゃないと言いましたけれども、現実的に、その中で御迷惑をかけている人や、そしてまた違法販売しているという中で、もう少し危機管理...全文を見る
○村岡委員 ちょっと、わからない人はわかりにくいと思いますけれども、日生研というところが、製造メーカーとしての許可と卸売業者としての許可がある。この中で、日生研は卸売販売のところだけ東京都に責められた。でも、製造の認可をしているのは農林省なんです。ということは、製造の認可をしたと...全文を見る
○村岡委員 最後に、最後にといいますか、この問題に関して、日生研の社長は取材に対して、輸出先に迷惑をかけてはならないと思い、無資格と知った後も販売した、そのようなコメントなんですよ。これに対して、東京都の問題だと言うんじゃなくて、製造の許可をしているのは農林省であり、これは家畜の...全文を見る
○村岡委員 もう時間がないので最後にしますが、大臣、農業者の方々は全員、今本当に、六十七歳以上の平均年齢、そして農業人口も二百万人を切ってしまうような状況、こういう中で農業を改革しなきゃいけない。団体や農家一人一人も含めて頑張ろうとしているやさき、このような規制改革会議の、水を差...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○村岡委員 おはようございます。民進党、秋田県出身の村岡でございます。  先日の質問で、大臣に、秋田県の直轄道路の中の逆走事件のことをお聞きいたしました。高齢者であるというよりも、私も何回もそのインターチェンジを乗ったことがありますけれども、平面交差で大変わかりにくかった、そう...全文を見る
○村岡委員 その対策をやって、早急に逆走のような形で入っていかないようにしていただきたいんですが、事故が起きたからということで、実は、この大内ジャンクションも一回対策はしているんですね。ですから、直轄道路の全インターチェンジで逆走のような形で間違って反対方向に行くことがないように...全文を見る
○村岡委員 この暫定二車線区間の事故というのは非常に危険だということで、つい一昨日もNHKで、ニュースの中で特集みたいな形でやっておりました。  この中で、警察庁の方で来ていただいていると思いますが、昨年の高速道路の中での追突事故の件数、また正面衝突の件数、これをちょっと教えて...全文を見る
○村岡委員 その原因というのが、NHKのニュースでやっていただけの原因なのかどうかわかりませんが、特に、この暫定二車線、七十キロ制限になっています。でも、実際の平均速度は八十五キロぐらいになっていると言われています。そうしますと、七十キロの制限で、例えば道路幅もとっている、そして...全文を見る
○村岡委員 人為的に誤操作とかハンドルミスとか、そういうのはあると思います。その中で、ただ、暫定二車線の中央分離帯がラバーポールであることによって、対向車線に正面衝突で当たる。  秋田県で、実は、大臣に質問してから十日後に、ラバーポールを乗り越えて対向車線に入って若い大学生が二...全文を見る
○村岡委員 ぜひ大臣、二千キロぐらいある暫定二車線の中で、このワイヤロープなんて一割にも満たない状況であると聞いておりますので、飛び出しは大事故につながるということの認識の中でしっかりと進めていただきたい、こう思っております。  それとともに、これは質問というよりも、こういう高...全文を見る
○村岡委員 そこをしっかりやっていただいて、まだ施行されていないということで、昨年は百六十三万人の高齢者の方が認知機能検査を受けたんです。そのうち、約五万四千人が認知症のおそれがあると判定されたけれども、その五万四千人のうち、医師の診断を受けた人は千六百五十人しかいない。ですから...全文を見る
○村岡委員 済みません。それは質問通告していませんが、私は行っているので。全部見えます。見えますので、やはり逆走したりする人たちはふらふらしていたりするんです。それからまた、いろいろな事故が起きたときの情報という中で、全てカメラがついていて、維持管理をやる会社のところのビルという...全文を見る
○村岡委員 このメンテナンスなんですけれども、本当に数が大変多く、これは予算もかかるということになります。  資料の二のところを見てください。例えば、橋梁では二十万四千五百三十三を点検いたしました。その中で、今、構造物の機能に支障が生じて、または生じる可能性が著しく高く、緊急に...全文を見る
○村岡委員 もう時間が参りましたのでやめますけれども、このメンテナンスは、今で三千五百億から八百億、将来、五年後ぐらいに一兆を超えるような、メンテナンスにかかります。メンテナンス、維持管理というのは道路局の中のごく一部分になっていますけれども、これを格上げして、私は、メンテナンス...全文を見る
12月13日第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○村岡委員 秋田県出身、民進党の村岡敏英でございます。  きょうは、質問させていただきますが、よろしくお願いいたします。  通告していないんですが、大臣就任当時から、もうSBSは夢にまで出てくるように詳しくなっていると思いますので、SBSのことをお聞きしたいと思います。  ...全文を見る
○村岡委員 まあ、新聞記事、食糧法に基づき立入検査もしっかりすると、これは踏み込んでいただいたと思っています。  しかしながら、調整金という名前じゃなければ、販促費だったりいろいろなことになればこれは調べ切れないというふうになると、やはりいろいろな疑問点が残りますから、ここはし...全文を見る
○村岡委員 そこでなんですが、十万トンというのを、日本人の主食用米需要量というのが、一年間の米の年間消費量が約五十五キログラムとすると、十万トンが入ると、約百八十一万人がそこを食べているということになります。  一方、畜産に行きます。  畜産の中で、大臣にもTPPの中でもお聞...全文を見る
○村岡委員 畜産農家は、牛肉、セーフガードも一%ずつ上がっていけばこれは大変だ。その上、海外から入ってくる値段、これは関税が下がっていく。その中で、海外には八億人市場がある。それが目標で四千トンというのは、今売れているのが千トンぐらいだと思いますけれども、これは海外に牛肉で物すご...全文を見る
○村岡委員 輸出していくのはいいことだと思っているんです。  しかしながら、これはいろいろな、牛肉の生産者、畜産農家の方々に過大な期待を与えるんじゃなくて、しっかりと着実に再生産できる、そして海外には少しずつ伸びていく、そういう状況なんです。それを八億人市場でどんどん売れていく...全文を見る
○村岡委員 そこは、やはり過大な期待じゃなくて着実に伸ばしていく、その中で国内の畜産農家の方々をやはり守っていかなければいけない、そして成長産業に行くということをしっかりやっていただきたい、こう思っております。  大臣なんかは、例えば「いきなり!ステーキ」という店を知っているか...全文を見る
○村岡委員 法律改正をしろと言っているわけじゃなくて、自主的なことを促進すること、それを基本にして進めていただきたいということを言っていますので、お願いしたいと思います。  そこで、この農業改革一連のことを見ていますと、農業者の方々は、多分与党の議員の人たちも、地元に帰ると、相...全文を見る
○村岡委員 時間がなくなりましたけれども、与党の声も、農林部会から、これは新聞記事ですけれども、お名前は言いませんが、何の情報も与党にもない、国益をどこでとるのか、何の説明もない、こういう不満も出ています。さらには、TPPどころじゃない大きな影響が出るんだと。これは与党の議員さえ...全文を見る