村上政俊

むらかみまさとし



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村上政俊の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊でございます。  私は、つい先日まで中国専門の外務官僚をやっておりまして、現在二十九歳の、維新の会で最も若い代議士でございます。ですので、何かとふなれな点がございますので、いろいろと御迷惑をおかけするとは思いますが、岸田外務大臣と小野寺防...全文を見る
○村上(政)委員 両大臣の力強い決意を伺って、私自身も安堵いたしましたし、国民も胸をなでおろしておると思います。  それでは、個別の論点についてお伺いしたいと思います。  まずは、北朝鮮の再実験の可能性についてでございます。  韓国の国防省によれば、豊渓里の三つの坑道のうち...全文を見る
○村上(政)委員 両大臣、ありがとうございました。引き続き情報収集に努めて、万全の体制を築いていただければと思います。  次に、今回の核実験について、脅威の度合いがどのように変化したというふうに認識されておられるのかについて、お伺いしたいと思います。  朝鮮中央通信によれば、...全文を見る
○村上(政)委員 両大臣にお伺いいたします。
○村上(政)委員 次は、中国と北朝鮮の関係について伺いたいと思います。  中国のヨウケツチ外交部長は、昨日、北朝鮮の池在竜駐中国大使を呼んで、強烈な不満と断固たる反対を表明するというふうに中国の外交部のホームページにも掲載されております。私自身もホームページを確認いたしました。...全文を見る
○村上(政)委員 加えて、外務大臣にお伺いしたいと思います。  国際社会と中国と連携した上で北朝鮮の問題に対処していくという方針、全くそのとおりだと思います。  さて、その中で、実際にどのように具体的に中国と連携して北朝鮮の問題に対峙していくのか、日中関係が比較的悪い状態、悪...全文を見る
○村上(政)委員 外務大臣より、我が国は今国連の安保理に席がないという点、御指摘がありましたので、その点についてお伺いしたいと思います。  北朝鮮の問題について討議する最も重要な場は、やはり、今御指摘のあったように、国連の安全保障理事会であるというふうに考えます。  二〇〇九...全文を見る
○村上(政)委員 外務大臣、私は、我が国は国連の常任理事国に入るべきではないかというふうにお尋ねいたしましたので、ぜひその点についてお答えいただきたいと思います。
○村上(政)委員 しっかりとした決意のあるお答え、ありがとうございました。  次には、我が国とアメリカとの連携についてお伺いしたいと思います。  今回、昨日、安倍総理がルース駐日大使と会われ、また、事前にもアメリカから報告があったというふうに聞いております。日米の間での緊密な...全文を見る
○村上(政)委員 日米首脳会談の成功を私自身も祈念するところでございます。  午前中の最後に、韓国との連携についてお伺いしたいと思います。  日韓関係は、領土問題を抱えておりまして、領土問題については我が国の原則的な立場を維持するべきであると考えます。他方、北朝鮮問題について...全文を見る
○村上(政)委員 ありがとうございました。  引き続き、午後には中国のレーダー照射事案についてお伺いしたいと思います。ありがとうございました。
○村上(政)委員 午前中の北朝鮮の核実験に続いて、午後は、中国海軍の軍艦のレーダー照射事案についてお伺いしたいと思います。  まず初めに、証拠の開示の問題についてお伺いしたいと思います。  九日の読売テレビの番組で、小野寺防衛大臣より、証拠の公表を検討しているという御発言がご...全文を見る
○村上(政)委員 私がお伺いしたかったのは、我が国の情報収集・分析能力に差し支えない範囲であれば証拠を開示してもいいのではないか、かえってその方が国際世論に対して適切な訴えをできるのではないかという点でございます。  もう一度、防衛大臣よりお答えいただきたいと思います。
○村上(政)委員 防衛大臣、お答えありがとうございました。  今御発言の中にあった危機管理の問題についてもお伺いしたいと思います。  偶発的な武力衝突を回避するためには、今防衛大臣の御発言の中にあった海上連絡メカニズムの早期の構築というものが必要になってくると思います。その点...全文を見る
○村上(政)委員 危機管理については、また、防衛大臣のお答えの中にあった相互信頼醸成については、ほかの枠組みもあるというふうに承知いたしております。  昨年の五月に中国の杭州で、第一回日中高級事務レベル海洋協議が開催されました。こちらも重要な危機管理を行っていくためのメカニズム...全文を見る
○村上(政)委員 危機管理について、外務、防衛両当局間の、日中間での意思疎通をきっちりと図っていただいて偶発的な武力衝突を回避していくという点について、外務大臣そして防衛大臣より、しっかりとしたお答えをいただいて、非常に安心いたしました。ありがとうございました。  最後に、七日...全文を見る
○村上(政)委員 時間が参りましたので、これにて終わりたいと思います。  両大臣には、北朝鮮の核実験に対して、非常にお忙しい中、時間を頂戴して、極めて建設的な議論ができたというふうに思っております。ありがとうございました。
03月15日第183回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊でございます。同僚の小熊議員の質問を受けて質問させていただきたいと思います。  我々日本維新の会は、後ろにおります浦野議員などの地方議員が中心となりまして立ち上げました地域政党でございます大阪維新の会を母体として、昨年の総選挙で五十四議席...全文を見る
○村上(政)委員 目覚ましい経済成長を遂げているアフリカではありますが、インフラ不足等、ビジネス環境改善の余地が大いにあるというふうにも承知いたしております。日本企業のアフリカ進出を後押しして、今大臣の御答弁の中であったウイン・ウインの関係を築いていくためには、ODAを積極的に活...全文を見る
○村上(政)委員 今の御答弁を受けて、ODAの話に移っていきたいと思います。  これまで議論させていただいた対アフリカ外交の文脈にとどまらず、日本を取り巻く国際環境が激変する中で、我が国の最も重要な外交手段でありますODAの有効性はさらに増大してきているというふうに考えておりま...全文を見る
○村上(政)委員 先ほど来、大臣より御紹介のあります経協インフラ戦略会議、これが創設されたわけでございますが、経済協力及びインフラ輸出、そしてエネルギー、鉱物資源の海外権益確保等の重要課題が議論される場が設置されたことは、途上国との友好と経済安全保障の推進のために重要な意味を持っ...全文を見る
○村上(政)委員 そういったミャンマーを初めとした開発途上国においては、多くの人々が、きれいな飲み水や十分な医療、あるいはエネルギー等の欠乏に苦しんでいる状況であります。  我が国においては、中小企業を初めとする多くの企業が、そうした人々を助けることができる可能性を持ったすぐれ...全文を見る
○村上(政)委員 鈴木副大臣、御答弁ありがとうございました。  私自身の地元は、大阪市内の東成区というところがございまして、町工場が隣接している、中小企業が隣接しているところでございます。東京で申し上げれば大田区のようなところですので、こういった施策というのを非常に歓迎したいと...全文を見る
○村上(政)委員 先ほど申し上げているとおり、我が国がアフリカ外交を進めていく上でも、ODAを戦略的に活用した外交を進めていく上でも、それを効果的に実施していくためには、我が国の外交実施体制を強化していくことが不可欠であるというふうに考えます。  また、今、副大臣から御答弁のあ...全文を見る
○村上(政)委員 今、在南スーダン大使館の設置に向けても予算を計上しているというふうに副大臣の御答弁の中にありました。  南スーダンという国は、我が国のアフリカ外交を進めていく上でも非常に重要であると思いますし、中国がアフリカに向けて進出を強めている中で、そうした観点からも非常...全文を見る
○村上(政)委員 在外公館の体制を強化する上では、同時に、在外公館の活動を支える専門性の高い人材の確保が不可欠であるというふうに考えます。我が国の外交実施体制は、外務省の定員数で見ても、主要国よりも弱体な状況でございます。  外交実施体制の強化に向けて、在外公館を含む外務省の人...全文を見る
○村上(政)委員 今回の本予算に向けては、在外公館の体制についてどういうふうに外務省としては取り組んでいられるのか、お聞かせ願います。  今回の予算に向けてどのような体制をとられていくのか、どういった予算を計上して、この在外公館の問題について、あるいは外交実施体制について強化し...全文を見る
○村上(政)委員 済みません、先ほど御答弁いただいた点について再びお聞きして、大変失礼いたしました。  先ほど御質問させていただいたミャンマーとの関係についてお伺いしたいと思います。  ミャンマーという国は、今まさに軍事政権が民主化に向けて新しい国づくりを進めているところでご...全文を見る
○村上(政)委員 東京とヤンゴンの間に直行便ができたりと、我が国の企業も非常にミャンマーに注目しているところで、大臣の御答弁の中にもあったとおり、最後のフロンティアというふうな位置づけもなされていると思います。  ミャンマーと我が国の経済関係を強くしていくために、そして、日本経...全文を見る
○村上(政)委員 残り時間も少なくなってまいりましたので、最後にもう一度、我が国の外交の中で非常に重要なTICAD5への意気込みについてお伺いしたいというふうに思っております。  今週末にはアフリカの方で閣僚級の準備会合があるというふうにも承知しております。その準備会合において...全文を見る
○村上(政)委員 意気込み、ありがとうございます。  そして、六月のTICAD5の横浜での本会合に向けた目下の最大の課題、そして取り組むべき問題点についてどういうふうに考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
○村上(政)委員 ありがとうございました。
04月19日第183回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  本日は、重要な条約でありますハーグ条約の審議ということでございますが、国会の中は〇増五減の区割り法案のことで非常にざわついておるわけでございます。  私自身も大阪四区の選出で、また岸田大臣の広島一区も、両方の選挙区が高等裁判所...全文を見る
○村上(政)委員 今大臣からもハーグ条約の締結の意義についてお答えいただいたわけでございますけれども、ハーグ条約は、まさに子の権利を最重視するという点で非常に重要なものであるというふうに考えております。  また、監護の権利の侵害を伴う国境を越えた子の連れ去りが生じた場合には、子...全文を見る
○村上(政)委員 私が先ほど申し上げた、我が国がハーグ条約を締結すれば、我が国から不法に連れ去られた子供を取り戻す、こういったメリットもあるというふうにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 我が国の中での議論や報道は、我が国に連れ去られた子供の問題について非常に集中している感がございましたので、今、私からお伺いした、我が国から不法に連れ去られた子供についてもメリットがあるということを大臣から改めて御確認いただけましたので、非常に有意義であったという...全文を見る
○村上(政)委員 副大臣より丁寧な御説明があったわけでございますけれども、ありがとうございました。  もう一度端的にお聞きすれば、我が国の中では、日本の習慣になじまない欧米主導の条約である、あるいは外圧による締結は問題であるといった声、これが、今私が伺った問いをさらに非常に先鋭...全文を見る
○村上(政)委員 国際的な協力の枠組みに我が国としても参加していくという方向性であるというふうに、私自身も今理解いたしました。  先ほど、大臣からは、ハーグ条約は一九八〇年に作成されたというふうな、答弁の中でも御紹介がありました。そして、日本政府は、まさに本年、この条約を締結し...全文を見る
○村上(政)委員 今、鈴木副大臣から、先ほど私が質問させていただいた点は誤解であるというきっちりとした御答弁をいただいたというふうに思っております。  しかしながら、やはり、国内ではそうした誤解があるということは、現実として多くの方が不安に思っていらっしゃることだと思います。こ...全文を見る
○村上(政)委員 国内に限らず、在外公館からも海外に住んでおられる方にも広報していかなければならないといった点、鈴木副大臣の御答弁でも明らかになってきたと思います。  この点についてさらにしっかりとお伺いしたいのですが、海外にいらっしゃる方はこの条約の対象になる方も非常に多いわ...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、このハーグ条約が締結されて承認された後に、効力が発生した場合に、どのようなことが起こり得るかという問題についてお伺いしたいと思います。  発効した後に、発効前に既に生じている我が国への不法な連れ去り事案についての扱い、これがまた問題になってくると考え...全文を見る
○村上(政)委員 今、鈴木副大臣の御答弁の中にあった、個別の事案を解決していくためには、条約で定められていますとおり、各国に中央当局を置いていくということになると思います。  まず、我が国の中で中央当局を外務省が担われることになった経緯あるいは意義についてお伺いしたいと思います...全文を見る
○村上(政)委員 経緯の説明、ありがとうございました。  しかしながら、条約によれば、中央当局の任務というのは、子の所在の特定、子に対するさらなる害の防止、そして、子の任意の返還または当事者間の問題解決の促進、司法上の手続のための便宜の供与、子の安全な返還の確保といった、一見、...全文を見る
○村上(政)委員 個人情報を扱っていくということになりますけれども、今まさにその厳重な処理が必要であるといった御決意を鈴木副大臣から伺ったわけでありますが、より具体的な対策として、仕組みの問題であったり、あるいは規則の問題であったりということについては何か具体的なお考えはあります...全文を見る
○村上(政)委員 先ほど鈴木副大臣から御答弁のあったような、専門家を外務省の中にも採用するといった点も御答弁の中にありましたが、これについては具体的に今後どのように進めていかれるお考えでしょうか。
○村上(政)委員 最後に、改めて法務省との連携についてお伺いしたいと思います。  今、中央当局を立ち上げていく際に、さまざまな専門家に中央当局である外務省の中においでいただいて、ソーシャルワーカーの方や法曹資格の方においでいただく形で、個人情報を含めたしっかりとした体制を築いて...全文を見る
○村上(政)委員 そろそろ時間も参りましたので、最後に一言申し上げて終わりたいと思います。  私も外務省の担当者から説明を聞いているところでは、先ほど累次御答弁があったとおり、法曹の資格者やソーシャルワーカーといった専門当局を中央当局に迎えてしっかりと対応していただく、あるいは...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  本日、私からは、このゴールデンウイークに予定されている、岸田外務大臣と安倍総理のそれぞれの大型の外遊についてお伺いしていきたいと思っております。  我々日本維新の会が掲げる維新八策の中でも、国会改革を実現して、総理が一年間の中...全文を見る
○村上(政)委員 今、大臣の御答弁の中で、親日的というお話もありましたが、やはり日本のファンが非常に多いこの中南米の地域に大臣みずからお出かけになって外交を行っていくということ、非常に重要であると思っております。  大臣が今回訪問される意義ということについて質問を続けていきたい...全文を見る
○村上(政)委員 今大臣の御答弁があったとおり、中南米に対して我が国がどのような戦略を持っているかということについて包括的にスピーチの中でお話しするというのは、非常に中南米諸国に対してメッセージになるというふうに私自身も考えるところであります。  また、我々日本維新の会は、TP...全文を見る
○村上(政)委員 今大臣からの御答弁は、エネルギーにとどまらず幅広い分野で、前回の訪問も踏まえて中東地域との関係を発展させていきたい、また、国際社会の中でも関心を持っている中東地域に対して我々としてコミットメントしていくというふうに私は理解しましたが、そういった理解というのは、や...全文を見る
○村上(政)委員 続いては、総理のロシア訪問について伺っていきたいと思います。  日ロ関係というものは、エネルギーの分野や安全保障の分野を中心に、最も可能性に富んだ二国間関係の一つであるというふうな表現も使われております。他方、北方領土問題という非常に難しい問題も存在する中で、...全文を見る
○村上(政)委員 北方領土問題を進めていく上で、首脳間の個人的な信頼関係というものを構築していくということ、政務官の御答弁のとおりだというふうに私も考えます。  実は、プーチン大統領に贈られた秋田犬がありましたけれども、あれは我が党の同僚議員の遠藤議員がもともと飼っていた犬です...全文を見る
○村上(政)委員 我々としては、やはり、経済だけが進んで北方領土問題が置き去りになってしまうということを避けるためにも、今回の総理のロシア訪問が有意義なものになるということは、非常に我が党としても祈念するところであります。  最後に、TPPについてお伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○村上(政)委員 わかりました。  最後に大臣から、TPPの交渉参加国に今回行かれるわけですから、具体的にどういった成果を期待されているのか、決意を伺って終わりたいと思います。
○村上(政)委員 ありがとうございました。
05月17日第183回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  きょうは三つの点についてお伺いしたいと思います。一つ目は、本日議題となっております旅券法そして租税条約について。二つ目は、岸田外務大臣、ゴールデンウイークに中南米に外遊されたわけですから、その成果と意義についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、六年ぶりに中南米についての政策のスピーチをされたということで、中南米の諸国に対して非常に前向きなポジティブなメッセージを発することができたのではないかなと私自身も感じるところであります。  そのスピーチの中で、グローバルに手を携えて、ルールが支配するより...全文を見る
○村上(政)委員 中南米の訪問について、最後に一点だけ改めて確認させていただきたいと思いますが、TPPの交渉という点についてはどのような成果を上げてこられたのでしょうか。  スピーチの中で、また御答弁の中でも、環太平洋の経済連携を推進するということで我が国と中南米の諸国で一致し...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、租税条約に移りたいと思います。  先ほど、冒頭に薗浦委員の方から概括的な質問がございましたので、私の方からは特定の条約に絞ってお伺いしていきたいと思います。  日本とポルトガルの間の租税条約ですけれども、我が国とEUの間で、現在、EPAの交渉も行わ...全文を見る
○村上(政)委員 副大臣の御答弁の中で、利子とか、それから源泉地国免税についてもお述べになったと思いますが、我が国と、それからほかの欧州諸国、ポルトガル以外の欧州諸国と近年締結した租税条約においては、例えば使用料や金融機関の受取利子については源泉地国免税としていますけれども、今回...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、次に、旅券法について伺いたいと思います。  旅券法についても、先ほど佐藤委員の方から極めて詳細な御質疑がありましたので、私からは、次の一点、人権の観点からお伺いしたいと思います。  パスポートの性別欄は、現在、男性または女性の表記しかありませんが、...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、次の、海外における武器使用についてお伺いしていきたいと思います。  先ほど、長島委員からの質疑の中で、公務員の中で武器使用をする主体、これが違うことによって差異が生じてくるのは極めて不正常な状態ではないかという指摘があったというふうに思います。  ...全文を見る
○村上(政)委員 武力行使に当たらない場合として、個別的自衛権の発動、あるいは自己保存型の防護といったものを挙げておられましたけれども、相手が国または国に準ずる組織である場合には憲法九条が禁じる武力行使に当たるおそれがあるという理解でよろしいでしょうか。
○村上(政)委員 今、参事官から、国に準ずる組織についての概念としてというお話がありましたけれども、国に準ずる組織というものの定義というものはどういったところになるのでしょうか。
○村上(政)委員 国際法上の定義はない。翻って、国内法上は、武力紛争の主体となり得る者として今まで国内で用いてきているということだと私自身は理解いたしましたが、これは定義が存在するということなんでしょうか、それとも、定義は存在しないけれども法の基準として運用されてきたということな...全文を見る
○村上(政)委員 今、これは外務省の所管の法律ではございませんが、自衛隊法の改正案が政府として提出されておられるわけで、自衛隊法を改正して、邦人救出のために陸上輸送を追加する。  しかしながら、こういったことをしても、例えば、国に準ずる組織という定義が曖昧であることによって、自...全文を見る
○村上(政)委員 もう少し個別の事例というものに踏み込みながら考えていきたいと思います。  海賊の対処法に基づいて、自衛隊の武器使用が憲法九条の禁じる武力行使ではない理由というのは、どういうところでしょうか。
○村上(政)委員 今の御答弁について、海賊対処法において、自己または自己の管理下にある者の防護のための武器使用でも、自衛隊自身の武器を防護するための武器使用でもないというのに、海賊に対処するために武器使用が認められている、これというのは、武器使用に関する政府統一見解と矛盾するので...全文を見る
○村上(政)委員 このように、海外における武器使用について、解釈と現実が最も矛盾していると思われるのは、この海賊対処の問題ではないかというふうに考えます。  なぜかと申しますと、例えば、一つの事例を考えてみたいと思うのですが、現在、我が国がソマリア沖で海賊対処を現実に行っている...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、今申し上げたように、海賊が国でも国に準ずる組織でもない、その海賊が海賊対処法に規定している海賊行為をほかの国の艦船に対して行っていた場合、例えば、米海軍の艦船が取り締まりを行っていたところ、その海賊が海賊対処法に規定する海賊行為を行っている、その海賊が...全文を見る
○村上(政)委員 済みません、私は仮定でお尋ねしているわけでございます。また、ソマリアの沖で米艦船に対して実際に海賊が攻撃をしかけている、こういった事例は発生しているわけでございます。  ですので、改めてお伺いいたしますが、ソマリアの沖で海賊がアメリカの艦船に対して攻撃をしかけ...全文を見る
○村上(政)委員 海賊対処法が想定している範囲を超えた場合の事例について、私自身、今お伺いしているわけであります。  もう一度お伺いいたします。ソマリア沖で海賊がアメリカの艦船に対して攻撃を行う、そして、その場に自衛隊の艦船が向かう、自衛隊の艦船が海賊に対して武器を使用する、そ...全文を見る
○村上(政)委員 済みません、きょうは法制局においでいただいていないわけですので、なかなか踏み込んだ御答弁がないということ自体は私自身は理解いたしますが、このように、今、順を追って明らかにしてきたように、私が今申し上げたこのケースというのは、第一次安倍内閣で安保法制懇が示した四類...全文を見る
○村上(政)委員 たまたま、きょうは長島委員の、武器使用する主体として、主体が違うことによって差異が生じるのはおかしいのではないかという点、御質疑がありました。そして、私の方からは、武器使用する相手方によって、相手方が異なるからといってさまざまな差異が生じてくるというのはおかしい...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第11号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  三月十四日の東京地裁の判決を受けまして約二カ月で、この国会の場においてこうした成年被後見人の選挙権の回復について議論ができるということは、今回、与野党八党あわせて提出するわけですけれども、我々国会議員として、非常に前向きな仕事の...全文を見る
○村上(政)委員 この一律に回復した後に、法案が成立した後に、今夏、参議院議員選挙が予定されているわけですけれども、選挙権を回復した、そのことについて、成年被後見人本人あるいはその家族、そして介護施設の方々といった多くの関係者に対して周知を行っていかなければならないと思います。 ...全文を見る
○村上(政)委員 今の選挙部長の答弁の中で、一つ目の点について、さらに詳しく伺っていきたいと思います。  選挙権を実際に行使できるようにするためには、選挙権が付与されるこの成年被後見人の方々を選挙人名簿に登録する作業が必要になってくると思います。  現在の数字としては、約十三...全文を見る
○村上(政)委員 次に、公職選挙法四十八条二項によって、今回、代理投票の補助者を投票所の事務に従事する者に限定したという、この点について伺っていきたいと思います。  先ほどからの質疑でもありますとおり、代理投票を厳格化するという点について、成年被後見人がきちんと選挙権を投票所に...全文を見る
○村上(政)委員 今までの事例と同じような形で遂行できるということで、せっかく成年被後見人の方が選挙権を回復するわけですから、この点はしっかりと制度の中で反映されていくべきだというふうに考えますし、今の山田代議士からの御答弁の中で、私自身もきっちりと安心したものになるというふうに...全文を見る
○村上(政)委員 今、選挙部長からも御答弁があったとおり、これまでの選挙の中でも不正の事例が報告されているわけであります。  今回の改正においては、四十九条九項において努力義務が設定されました。不在者投票の公正な実施の確保を目的として、四十九条九項において努力をするように求めて...全文を見る
○村上(政)委員 政府にもう一点お伺いしたいと思うんですけれども、この夏に参議院議員選挙が予定されているわけであります。これに向けて、法案が成立した後に、この法律を実際に実施していくために、政府の政令とか省令といったものがきちんと間に合うように改正する段取りというものは考えておら...全文を見る
○村上(政)委員 政府としても、きっちりとした対応というものをお願いしたいと思います。  最後に、提案者を代表して山田議員の方に、成立に向けた決意と、そしてお考えをお伺いしたいと思います。
○村上(政)委員 これで質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  私にとって、今国会、外務委員会での初めての質疑となります。今国会においても、鈴木委員長を初め各委員の先生方、そして岸田大臣を初めとする政務三役、そして外務省の先輩方の御指導、御鞭撻を賜りまして頑張りたいと思いますので、何とぞよろ...全文を見る
○村上(政)委員 副大臣の御答弁の中でありましたとおり、尖閣諸島をめぐる主権の問題というのは存在しない、解決すべき問題は存在しないというのは、私も全く同じ立場であります。  しかしながら、こうした主権の問題について、アメリカ政府が明確な立場をとらないのがかえって中国の行動を助長...全文を見る
○村上(政)委員 同じ問題に関して、ほかの方の発言というものを私から紹介して、少し議論を深めたいというふうに考えます。  大臣もお会いになられたマケイン上院議員、これはアメリカの議会においても大変有力な重鎮の議員であるというふうに承知いたしておりますけれども、八月の二十一日に、...全文を見る
○村上(政)委員 大臣とマケイン議員のやりとりの中で、マケイン議員は、尖閣は日本の主権のもとにある、尖閣は日本の領土であるというふうな発言はあったのでしょうか。
○村上(政)委員 この尖閣の問題というのは、我が国の安全保障環境において極めて重要な問題ですし、この問題に対して、言い方は少しあれになるかもしれないですけれども、アメリカ政府をどのように使って抑止力を高めていくかというのは、我が国の外交にとって非常に重要な問題であると思いますので...全文を見る
○村上(政)委員 長官、御答弁ありがとうございました。  私の手元にも同じ主意書がございますので、私も内容は承知いたしておるところでございます。  こうした状況の中で、過去に憲法解釈が変更された事例があるのかないのか、あるのであればどういう事例であるのかということについて、続...全文を見る
○村上(政)委員 憲法の解釈が変更された事例というのは、この一例だけというふうな御認識でしょうか。ほかにも事例があるということでしょうか。
○村上(政)委員 ちょっと、済みません、はっきりとしない御答弁でしたので、重ねてお伺いしたいと思うんです。  例えば、憲法の九条二項の戦力についての定義というのは、最初、吉田内閣のときには、近代戦争を遂行する能力、あるいは近代戦争を遂行するに足りる装備編成ということであったとい...全文を見る
○村上(政)委員 私の立場は、この集団的自衛権の質問をする最初に申し上げたとおり、憲法の解釈を変更して集団的自衛権を行使できるようにすべきであるというふうな立場です。  報道によれば、小松長官も、同じような理由で安倍総理によって今のポストに任命されて、パリからわざわざ帰朝された...全文を見る
○村上(政)委員 憲法の解釈については、揺らぎが生じるのはむしろ私は当然じゃないかなというふうに考えます。例えば、この主意書においても、「諸情勢の変化とそれから生ずる新たな要請を考慮」で変更できるというふうにも答弁されていらっしゃいますし、時代状況が変わっていくのであれば、むしろ...全文を見る
○村上(政)委員 私も、何というか、野党として追及しようという立場の質問ではございませんので、非常に難しい立場からの質問ということで御理解いただければと思います。  済みません、ちょっと角度を変えてお伺いしたいと思います。  先ほど長官もお読みになられたこの主意書において、「...全文を見る
○村上(政)委員 長官の御答弁によって、我々がこれから憲法解釈を変更しようとする場合に、どういうふうなプロセスをたどっていくかということがクリアに、明らかになったんじゃないかなというふうに考えます。  私の理解では、まず政府が憲法解釈をするというふうな判断を下す、そしてそれを国...全文を見る
○村上(政)委員 私自身もほっといたしました。長官とのやりとりの中で、我が国が、政府が憲法解釈を変更する場合にどういうふうな道筋をたどっていけばいいかというふうなものがクリアになったということは、我が国の外交・安全保障政策の中においても非常に意義深いことではないかと考えます。 ...全文を見る
○村上(政)委員 時間が参りましたので、最後の質問にしたいと思います。  憲法解釈の変更というプロセスの中において内閣法制局が果たすべき役割というのは、内閣法制局設置法の中で読めるという理解でよろしいでしょうか。
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  農水委員会では初めての質疑となります。坂本委員長初め委員各位の先生方、そして林大臣、江藤副大臣、小里政務官を初めとする農水省の方々に御指導、御鞭撻いただきながら頑張りたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  そ...全文を見る
○村上(政)委員 続いては、農山漁村の活性化策における今法案の位置づけについて伺ってまいりたいと思います。  再生可能エネルギーの発電を農山漁村で促進して、そこに新たな雇用を生み出していくなど、農山漁村を活性化することは、まさに我が党の公約にも合致するものと言えます。  我が...全文を見る
○村上(政)委員 そうですね、ポテンシャルについては今お答えいただきましたので、再生可能エネルギーの電気の発電促進は農山漁村の活性化の中でどのような位置づけになっているのか、また、どの程度の経済的な利益がもたらされると考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
○村上(政)委員 続いては、法案の中に基本理念を規定された狙いについてお伺いしていきたいと思います。  再生可能エネルギーであるバイオマスの生産や利用については、バイオマスの活用推進基本法あるいは農林漁業バイオマス燃料法等の法律の制定のほか、関連の制度やあるいは予算等で木質バイ...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、再生可能エネルギーのこの法案で地域にどのような利益が還元されていくかについてお伺いしたいと思います。農山漁村の健全な発展と調和という観点でございます。  農山漁村においては、無計画に再生可能エネルギー発電の設備が整備されることによって、発電設備の用地...全文を見る
○村上(政)委員 御答弁の中に基本方針ということがありましたので、基本方針の意義についてお伺いしていきたいと思います。  主務大臣が定める基本方針には、まず、農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進による農山漁村の活性化の意義を掲げることとされており...全文を見る
○村上(政)委員 その基本方針においては、農林地並びに漁港及びその周辺の水域の農林漁業上の利用と再生可能エネルギー電気の発電のための利用との調整に関する事項を定めるものとされております。  利用関係が競合する場合の調整は、さまざまな現場での懸念を払拭するための仕組みとして、最大...全文を見る
○村上(政)委員 本法律案は、再生可能エネルギー発電設備の整備を行おうとする者に対しては、設備の整備計画を作成して、基本計画を作成した市町村に対して認定を申請することができるものとしています。また、設備整備計画の認定案件としては、提出された設備整備計画の内容が当該の市町村が作成し...全文を見る
○村上(政)委員 続きましては、どういった支援をしていくかということについてお伺いしたいと思います。  市民ファンドをつくって、太陽光発電などを設置し、エネルギーの地産地消に取り組む、こういった事例が報道でも見受けられます。こうした地域ファンドをつくって再生可能エネルギー発電を...全文を見る
○村上(政)委員 次は、財政上の支援について伺いたいと思います。  基本計画では、農林地所有権移転等促進事業の実施に関する基本方針を定めることができるとされております。  本法案において、農林地所有権移転等促進事業とは、再生可能エネルギー発電設備の整備とあわせて、農林地の農林...全文を見る
○村上(政)委員 ありがとうございます。  続いては、市町村が基本計画を作成する際にどのような援助をしていくのかという点についてお伺いしたいと思います。  市町村は、その規模が本当に千差万別であります。例えば、私の選挙区がある大阪市は二百六十万の政令指定都市ですし、数百人、数...全文を見る
○村上(政)委員 そうした地方の出先機関同士の連携というものについてもお考えになっていらっしゃるんでしょうか。
○村上(政)委員 同じく、市町村に対するどのような援助をしていくかという点ですけれども、市町村は、認定設備整備者に対して、認定設備整備計画に従って再生可能エネルギーの発電が可能な設備の整備が行われ、かつ農林漁業の健全な発展に資する取り組みが適確に実施されているかについて、必要な指...全文を見る
○村上(政)委員 時間もございますので、ちょっとこれは通告してはおりませんけれども、法案に関連して幾つか伺っていきたいと思います。  本法案では、再生可能エネルギー発電の設備の整備とあわせて促進する農林漁業の健全な発展に資する取り組みを行うこととなっておりますが、その内容につい...全文を見る
○村上(政)委員 続いて、施行の状況の検討についてお伺いしたいと思います。  近年の立法の例においては、施行後五年間を経過した場合、あるいは施行後五年以内に、法律の施行状況について検討を加えて、必要があると認めるときには所要の措置を講ずるという検討条項が一般化しているというふう...全文を見る
○村上(政)委員 見直しを行う際には他省との連携というものも必要になってくると思いますが、そのあたりの、連携をしながら検討する、見直しをするというふうなお考えはおありでしょうか。
○村上(政)委員 固定価格買い取り制度の話をしましたので、その関連でお伺いしたいと思います。  平成二十四年の七月から開始された固定価格買い取り制度のもとでは、ことし五月までの十一カ月間で、全国で計二千二百万キロワット分の事業が認定されております。メガソーラーなどの、住宅ではな...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、御答弁ありがとうございました。  さらに、地球温暖化との関係でも伺ってまいりたいと思います。  再生エネルギーの導入の促進は、CO2の削減にも寄与するものと考えます。本法案は、地球温暖化の防止を目的としたものではございませんが、農山漁村における再生可能...全文を見る
○村上(政)委員 最後に、この法案自体が地域に対して利益を還元していくという観点でありますので、地域、それから安倍内閣として定められた日本再興戦略、こういった観点からお伺いしていきたいと思います。  日本再興戦略では、テーマの四で世界を引きつける地域資源で稼ぐ地域社会の実現とい...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。  ありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  本日は、都市農業について、大阪の農業を例にとりながら伺ってまいりたいと思います。  この農林水産委員会において、都市農業あるいは大阪の農業ということは、取り上げられることは非常に少ないと思うんですけれども、重要性について、いろ...全文を見る
○村上(政)委員 これは通告しておりませんけれども、そういった説明会を大阪でも開かれるというようなおつもりはおありでしょうか。
○村上(政)委員 政務官におかれましては、ぜひ大阪の農業についてもいろいろと御指導いただければと思います。  さて、今の御答弁の中で、新しい部署、都市農業室というものを設けられて、その施策に取り組まれているというお話がございました。新しい部署を設けるということもそうなんですけれ...全文を見る
○村上(政)委員 概論的な話については最後のお尋ねにしたいと思うんですけれども、ことしの六月に日本再興戦略を閣議決定されたわけですが、その中においては、農業の成長産業化ということに非常に力点を置いておられるというふうには承知しておりますけれども、都市農業ということはなかなか見当た...全文を見る
○村上(政)委員 大臣の御答弁によって、都市農業というものが今内閣でお考えの成長戦略の中でどのように位置づけられるかということがクリアになったんじゃないかなと思います。  総理も、世界一ビジネスがしやすい環境ということをおっしゃっておられるわけですので、ぜひ、都市の近いところで...全文を見る
○村上(政)委員 競争という話に関連するんですけれども、都市の農業も同様に、安心、安全で顔の見える農業というのを武器に、外国産であったり、その他の国内産の農産品と競争していくべきである。しかし、競争の土台となる、先ほど申し上げたような農地の整備水準が異なるようであれば、そもそも土...全文を見る
○村上(政)委員 次は、税制上の支援あるいはサポートということについてお伺いしていきたいと思います。  現状においては、相続税納税猶予制度というものが既に制度として存在するというふうに承知しております。都市部では、農地の評価額が極めて高くて、相続税も非常に高くなってしまう。後継...全文を見る
○村上(政)委員 今、局長から特例二つの御紹介がありました。  平成二十一年の身体障害等によって営農が難しくなった場合ということと、それから今年度、賃貸借についての特例が認められたというお話がございましたけれども、相続税の納税猶予制度の適用を受けながら農地の賃貸借を可能にしてい...全文を見る
○村上(政)委員 本日は、都市農業について取り上げさせていただいたわけですけれども、先ほど冒頭でも、大臣の御答弁にもありましたとおり、これから成長戦略の中でどのように位置づけられるかということについても、しっかりと農水省においても御検討いただければと思います。  質問を終わりた...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  まず初めに、本法の目的についてお伺いしていきたいと思います。  午前中の原田参考人から、遊休農地対策との関係で懸念が示されましたので、私は、その点をまず初めにお伺いしたいと思います。  まず、もう一度原田参考人の陳述を振り返...全文を見る
○村上(政)委員 大臣から一条の読み方について御解説があったと思うんですが、「もって」ということで、「農用地の利用の効率化及び高度化の促進を図り、もって農業の生産性の向上に資することを目的とする。」ということで、やはり生産性を向上させるということがありきというか、それが大きな目的...全文を見る
○村上(政)委員 次は、中間管理機構が対象とする農地について、どのような考え方であるかについてお伺いしていきたいと思います。  私は、前回質問に立たせていただいたときに都市農業について取り上げさせていただいたんですけれども、大阪は、園芸農業を中心として、都市農業が中心の地域にな...全文を見る
○村上(政)委員 今までるる議論されてきた点は、使い勝手のいい制度であったり、現場で頑張っておられる農家の方たちがさらに農業をしやすくする環境を整えていくという点に本法がやはり寄り添っていかなければならないという点、質疑の中で多くの方が述べてこられた点だと思います。  そういっ...全文を見る
○村上(政)委員 市街化区域内の農地に国費を投入するのは適切ではないという御答弁でしたが、その理由というのはどういうところなんでしょうか。
○村上(政)委員 なかなか難しい点もいろいろあるんだと思います。  次は、都道府県と今回の中間管理機構の関係についてお伺いしていきたいと思います。  さまざまな都道府県がこれから目標を設定していくということになると思うんですが、やはり目標を設定する際に、それぞれの都道府県が実...全文を見る
○村上(政)委員 全国一律のハードルにならないように留意されるということに向けて、具体的にはどのような取り組みをお考えでしょうか。
○村上(政)委員 各都道府県は、やはり目標設定が自分たちの考えであったり実情を踏まえたものの中で設定できるのかどうかということを非常に心配しているところも多いと思いますので、今の局長の御答弁で、都道府県の心配というのはある程度緩和されたのではないかと思います。  もう一つ、それ...全文を見る
○村上(政)委員 副大臣から率直な御答弁があって、感謝したいと思います。  私が申し上げたかったのは、地方に負担を求めるということ自体はあってもいいんだと思います。ただ、求めるのであれば、最初から、二分の一であれば二分の一お願いしますよと、それで、そういった方針が堅持されていく...全文を見る
○村上(政)委員 幾つかの点から質問させていただきましたけれども、やはり、現場であったり、あるいは都道府県が非常に使いやすい制度であるようにしていただくということを改めてお願い申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月29日第185回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○村上(政)委員 おはようございます。日本維新の会の村上政俊です。  本日は、まず初めに、中国の防空識別圏の設定について、そして、後半は集団的自衛権について伺っていきたいと思います。  十一月二十三日に、中国の国防部が、中国の防空識別圏というものを設定したというふうに発表いた...全文を見る
○村上(政)委員 局長、国連海洋法条約の何条になりますでしょうか。
○村上(政)委員 こういった国際法上の一般的な原則に照らしても、中国の今回の行動というのは断じて認めることができないというふうに考えます。  他方で、防空識別圏という考え方は、委員各位も御承知のことだと思いますが、国際法上の考え方ではないと思います。それぞれの国が、例えば我が国...全文を見る
○村上(政)委員 大臣のおっしゃるとおりなんだろうと思います。公海の上空にそういった自分たちの国内法に基づいた義務を課すというのは、我々としては全く受け入れられないことなんだろうと思います。  今大臣は御答弁の中で、国連憲章に合致しているという中国側の主張については、今のところ...全文を見る
○村上(政)委員 説得力のある説明はないんだと思います。ですので、我々としては、やはり彼らの行動というのは国際法にももとるし、あるいは、自分たちの国内法に基づいて一方的に他国の航空機に対して義務を課すということは、あってはならないということを強く言っていかなければならないんだと思...全文を見る
○村上(政)委員 今の御答弁の中で、与那国の周辺では、防空識別圏の中に含まれるかどうかにかかわらず、我が国周辺の空域についてはきちんとした警戒活動をとっておられるということだと私は承知いたしました。  今回の日中の間での防空識別圏の問題を考えたときに、重複している空域というもの...全文を見る
○村上(政)委員 済みません、事実関係ですので、政務官に答弁の訂正をお願いしたいと思うんですけれども、日中の間で防空識別圏が重なり合っている空域は、公海上の空域も含まれていますが、尖閣上の空域というのが含まれていて、これは我が国の領空であって、争いのない領空も含まれていますので、...全文を見る
○村上(政)委員 第三国の民間航空機がこの空域において事故を起こした場合というのは、今政務官おっしゃったように、なかなかいろいろな場合が想定されるとは思うんですけれども、やはりちょっと我々としてもいろいろ考えないといけないということになるだろうと思います。  この事態を考えると...全文を見る
○村上(政)委員 中国側が言う防御的な緊急措置というものにはスクランブルも含まれるのでしょうか。
○村上(政)委員 今までの政府の対応というものについてもお聞きしたいのですが、毎日新聞が、十一月十日の朝刊で、中国が防空識別圏を設定する動きがあるというふうに報じておりました。  これに対して、政府として何らかの対策というものはとっておられたのでしょうか。
○村上(政)委員 大臣は、中国側が防空識別圏を設定する前に、この問題について、さまざまに外務大臣としてお考えになったり、指示を出されたということはおありだったでしょうか。
○村上(政)委員 中国情勢について、さまざまな角度から情報を収集されたり、あるいは報告を受けておられたけれども、特定の問題については特に関心を持たれてはいなかったということですね。
○村上(政)委員 大臣、ありがとうございました。  防空識別圏については、用意して、お聞きしようと思っていたのは今までの内容なんですけれども、外務省におかれては、大臣初め、これまでも大きな努力をされておられますので、引き続き、さまざまな角度でこの点について取り組まれることを希望...全文を見る
○村上(政)委員 長官としては、そういう圧力があったかなかったかということはお答えになれない立場だと思います。私としては、そういった圧力がもしあるのであれば、そういった圧力に絶対に屈することなく職務に邁進されることを希望いたしたいと思います。  前回の質疑で、長官とのやりとりの...全文を見る
○村上(政)委員 この設置法の三条の三号は意見を述べることができるというふうになっていますが、もちろん現時点においては内閣としての方針というものは決定されているわけではないでしょうし、集団的自衛権の憲法解釈を見直すのかどうかということを予断を持つということは政府の側としては難しい...全文を見る
○村上(政)委員 意見を述べる場合、積極的に、法律的な観点から、内閣の法律の専門家の集団として、内閣法制局が法律問題に関して内閣あるいは内閣総理大臣に対して意見を申し述べるというのは、そうなんだろうと思います。  もし、この三条三号の規定に基づいて意見を述べる場合というのは、法...全文を見る
○村上(政)委員 法制局としては、内閣が採用し得るような、プロフェッショナルな意見を申し述べられることなんだろうと思います。  逆に、内閣の側から法制局に対して意見を求めることもできるということなんでしょうか。法制局から内閣に対して意見を述べることができるのと同じように、逆の流...全文を見る
○村上(政)委員 内閣が憲法解釈の変更を検討する場合に、法制局から意見が主体的に提出される、あるいは、内閣から法制局に対して、憲法解釈の変更をする場合に、意見を求めることができる、この二つの流れが、今私のお伺いした質問で整理されたんだろうと思います。  次に、さっき長官がおっし...全文を見る
○村上(政)委員 内閣法制局が独断で決めているわけではない、閣議決定を経て、内閣が責任を持って憲法解釈の変更の問題について取り組んでいくという点は、外務大臣も同じ認識でしょうか。
○村上(政)委員 そうであるならば、法制局の意見を聞かずに、あるいは取り入れずに内閣が憲法解釈の変更を決定するという場合も想定されると思います。  というのは、今審議の中で明らかになったように、内閣法制局というのはあくまで内閣に対して、憲法の問題であったり法案の問題であったりに...全文を見る
○村上(政)委員 岸田大臣も、閣僚としては同じような立場ということでしょうか。
○村上(政)委員 これでこのやりとりは最後にしたいと思うんですけれども、私が申し上げたいのは、ぜひ、今の政権において政治的な決断をなさって、集団的自衛権の行使を容認するという方向性にかじを切っていただいて、我が国の安全保障政策の大転換を実現していただきたいということを私は祈願しな...全文を見る
○村上(政)委員 次は、違う角度からお伺いしていきたいと思います。  アメリカとオーストラリア、アメリカは我が国の同盟国でありますし、オーストラリアは我が国の友好国でありますけれども、この米豪の二カ国が、十一月二十日に米国のワシントンで2プラス2を開催しました。その中で、2プラ...全文を見る
○村上(政)委員 政務官、御答弁ありがとうございました。  日米豪の戦略対話、我々はやはりこれを積極的に進めていかないといけないと思います。  アメリカと豪州が言っている我が国の安全保障政策の見直しというものには、先ほど私が質問させていただいた集団的自衛権の見直しに向けた取り...全文を見る
○村上(政)委員 政務官、前向きな御答弁ありがとうございました。  私もそのように考えます。アメリカと豪州は、アメリカは十月に開催された日米2プラス2の中で集団的自衛権の見直しに向けた取り組みを評価したわけですし、豪州も個別にそういった取り組みについて評価をしている。アメリカと...全文を見る
○村上(政)委員 岸田大臣の日豪関係に対する取り組みの御紹介と、それから安倍総理のオーストラリア訪問に対する前向きな御回答をいただいて、私としても大変ありがたく思っております。  集団的自衛権の見直し、集団的自衛権が行使できるようにする我が国の取り組みは、このように、アメリカや...全文を見る
○村上(政)委員 今御答弁にあったように、韓国メディアは扇動的な報道内容も多いので、今の御答弁で大変に適切な御答弁なんだと思います。  他方、公の場で尹炳世外交部長官が発言しております。きのうの韓国の外交統一委員会で尹炳世長官は、米韓同盟と日米関係はともに成長する関係であるとい...全文を見る
○村上(政)委員 日韓関係がこういう好転の兆しを見せている今のような状況だからこそ、我が国としては、韓国に対して言うべきことを言っていかなければならないと思います。そうしたことが信頼関係の醸成につながるんじゃないかなと思います。  というのは、韓国に対して主張すべき問題というの...全文を見る
○村上(政)委員 正確な理解が得られるような取り組みを希望したいと思います。  ありがとうございました。      ————◇—————
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  本日は、閉会中審査の貴重な機会に質疑の時間を頂戴いたしまして、本当にありがとうございます。  まず初めに、これはちょっと通告いたしておりませんが、本日の決議案について一点お伺いしたいと思います。  本日の質疑の終了後に、決議...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、そのような方向で取り組みをお願い申し上げたいと思います。  それでは、私からは、畜産も今お話しさせていただいた点がありましたけれども、本委員会でなかなか取り上げられる機会が少ない林業についてお伺いしていきたいと思います。  森林は災害防止や水源涵養など...全文を見る
○村上(政)委員 今大臣の御答弁の中にあったとおりでして、木材を使っていくということが林業の再生につながるというふうに私も考えております。林業を再生して、森林が持つこういった多面的な機能を適正に発揮させていく、そのためには木材の利用拡大が不可欠であるというふうに考えます。  し...全文を見る
○村上(政)委員 今長官から、そういった木材の利用について理解を促進していく取り組みをするということで御答弁がありましたが、子供たちと木材の関係ということについては後で触れさせていただきたいと思うんですけれども、そういった子供たちと林業であったり木材の利用であったりという点につい...全文を見る
○村上(政)委員 せっかくの制度ですので、皆さんが使いやすいような形にしていただければと思います。  次に、林業と子供たちのことについてお伺いしたいと思います。  先ほど御答弁の中にもあったんですが、木材というのは、やはりストレスの緩和であったり室内の快適性を高めるなどの特性...全文を見る
○村上(政)委員 私の地元の大阪での取り組みを紹介したいと思うんですけれども、大阪では、一園一室木質化運動といって、保育施設などで少なくとも一つの部屋の床や壁などの内装を木質化して、木材利用を推進するというような取り組みが行われております。  先ほど来いろいろと質問させていただ...全文を見る
○村上(政)委員 ぜひそのように、将来世代に対して木材利用の重要性の理解の促進という点で、いろいろと取り組みされていくことを期待したいと思います。  林業については、以上で通告していた質問を終わりたいと思うんですが、最後に、ぜひ大臣から、林業の成長産業化というお話がございました...全文を見る
○村上(政)委員 木材のポイント制度についてそのようなPR活動をされているという点、済みません、私は知りませんでしたので、質疑が終わりましたら、一度ホームページ等を拝見したいと思います。  それでは、最後に水産関係の質問をしたいと思います。水産業についても、なかなかこの委員会で...全文を見る
○村上(政)委員 次に、地域の漁獲物について、どういった点から売り出していくかということをお伺いしたいと思います。  水産資源を回復して漁獲量を増加させることは、日本の漁業にとっても喫緊の課題でありますし、あわせて、漁業者の経営安定を図るために、限られた漁獲物に対してどのように...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。