村上政俊

むらかみまさとし



当選回数回

村上政俊の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第186回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  きょうは二つのことをお伺いしたいと思っておりまして、一つは衛藤晟一総理大臣補佐官の発言に関連して、もう一つは内閣法制局の役割についてお伺いしていきたいと思います。  一つ目の衛藤晟一補佐官の話なんですけれども、きょう、実は私、...全文を見る
○村上(政)委員 内閣法の第二十一条の二項、私も見てまいりました。  衛藤補佐官が補佐官としてどのようなことを所掌しておられるのかということを見ますと、私は内閣官房のホームページを見てみましたが、国政上の重要課題担当というふうになっておりました。  国政上の重要課題、これは一...全文を見る
○村上(政)委員 今の御答弁で、具体的に何を担当するのかは、総理大臣がその時々、その場その場で判断するということで、事前には決まっていないということで私は理解したんですけれども、私も役所におりましたので、国政全般について担当するというような、そんな漠とした所掌で仕事をつかさつかさ...全文を見る
○村上(政)委員 国政上の重要課題の中に私は外交政策というのは含まれていると思うんですけれども、それが実際に含まれるかどうかというのは、その場その場の判断ということで、事前にはなかなか決まっていないという御説明だというふうには理解したんですけれども。  それでは、ちょっと観点を...全文を見る
○村上(政)委員 衛藤補佐官、今回の発言をされて、菅官房長官から動画を削除するようにと、それで、注意を受けたというような報道がありましたけれども、内閣総理大臣の直接の部下であって、官房長官とは縦の関係にはない。  ということは、補佐官自体がスタッフ職であって、このラインの上には...全文を見る
○村上(政)委員 職務の上では上下の関係はないけれども、服務の上で内閣官房に属しているので注意を受けたということですね。  先ほど、御説明の中で、個人的見解、これはもう既に政府も何度も繰り返し御説明になっていることだと思うんですけれども、内閣官房の一員である内閣総理大臣補佐官が...全文を見る
○村上(政)委員 この問題、もう一度、ちょっと観点を変えて質問していきたいと思うんですけれども、ちょっと済みません、通告していないので、もし御用意がなければあれなんですけれども、補佐官はなぜ国会に来て答弁をしないんでしょうか。
○村上(政)委員 今、国会法というお話があったので、国会法の第七章を見てみますと、「国務大臣等の出席等」となっていまして、この中に、総理大臣、それから岸田大臣のような国務大臣、内閣官房に属している副長官、あるいは、内閣が特に定めて答弁することができるようになっている政府特別補佐人...全文を見る
○村上(政)委員 私、野党の議員なんですけれども、安倍政権のことを考えれば、こういう、ある種、立場が不明確で、所掌が不明確で、しかし、外見的には非常に重要な職務についておられるように見られる方が、こういった不規則な発言をされて、総理であったり岸田大臣の外交政策の推進の足を引っ張る...全文を見る
○村上(政)委員 ありがとうございます。  総理大臣補佐官とそれから外交政策の関連についてはこれで終わりにしたいと思います。  総理大臣補佐官という立場の方は、非常に所掌が不明確であったり、権限が不明確であったり、お尋ねしたところ、衛藤補佐官にも、秘書官がいたり、その下に職員...全文を見る
○村上(政)委員 ということは、集団的自衛権の問題に関して内閣が憲法解釈を変更しようとする場合、内閣法制局が期待される役割というのは、今おっしゃった設置法の三条で言うと、どの項目に当たりますでしょうか。
○村上(政)委員 集団的自衛権の問題に関してかどうかは別にして、憲法解釈の変更をする場合というのは、三条の三号の意見事務ということが発動されて、法制局の方から内閣並びに内閣総理大臣及び各省大臣に対して意見を述べるということだと思います。  意見を述べる、それに対して、意見を述べ...全文を見る
○村上(政)委員 ということであれば、安倍総理が先般御発言されたように、最高責任者は御自分である、憲法解釈の変更に関して最終的な責任というのは内閣が負うものであるというふうな認識で相違ありませんか。
○村上(政)委員 行政権を有している内閣が決定した憲法解釈について、最高裁判所が違憲立法審査権に基づいて判断する。  これは、我が国は憲法裁判所という制度をとっていませんので、個別の事案について、それぞれ、最高裁判所がその憲法解釈というものが妥当であるかどうかということを判断す...全文を見る
○村上(政)委員 ということであれば、もし我が国に憲法の番人と呼び得る存在があるとすれば、最高裁判所であって、それは内閣法制局ではないというような理解でよろしいでしょうか。
○村上(政)委員 憲法の番人という言葉自体が正確に定義されていないのでそういうふうなお答えだと思いますけれども、私が申し上げたかった趣旨とか明らかにしたかった趣旨というのが、今の御答弁の流れで極めて明確になったんだと思います。  集団的自衛権の問題、今盛んに議論されているわけで...全文を見る
○村上(政)委員 内閣から法律を提出されて、それの審議を通じて、国会に対して、広くは国民に対して、説明責任を果たされるというお考えだと思いますが、法律を提出するということもあるでしょうし、あるいは条約という形で、集団的自衛権と条約、広く言えば日米安全保障条約との関係ということも出...全文を見る
○村上(政)委員 安保法制懇の報告書によっては条約も含まれるという御発言だと理解しました。  質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月12日第186回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  きょうは、岸田大臣に、外務大臣としての理想というかそういったこと、あるいは日本外交の基本的な姿勢ということについていろいろとお伺いしていきたいと思います。  私ども野党の議員として外務委員会でいろいろ質疑をさせていただいて、い...全文を見る
○村上(政)委員 ありがとうございます。  どういうふうなことを考えながら日々外交に当たっておられるのかということが私自身よく伝わってまいりました。  例えば、外務大臣として名前を挙げられた方々の中に、小村寿太郎であったり、あるいは日中国交正常化の場面であったり、非常に国論を...全文を見る
○村上(政)委員 国内の世論を味方につけながら進めていかれるという点、また、理解を得るためにいろいろな説明責任を果たされていくという点、私もそうだと思います。  他方、今大臣からお話あったとおり、国外での雰囲気、外務大臣としてさまざまに海外に出られて感じられる雰囲気とそれから国...全文を見る
○村上(政)委員 そういった国際協力、グローバルな課題に対していかに我が国が貢献していくかという点、これは我が党の小熊委員もいつもお話ししているようなODAのことにも代表されるように、例えばODAをふやしていって、やはり我が国の存在感を高めていくということは大事だと思います。 ...全文を見る
○村上(政)委員 このウクライナ情勢を見たときに、もう一つ私が気になるのは、住民投票という手段を使って現状変更をするおそれがある。住民投票をして、現地の住民が独立なりあるいは他国に対して併合されることを望むならば、住民の意思だということでそれを正当化するというような手法がまかり通...全文を見る
○村上(政)委員 最後に、我が国とそれから中国の国際社会の中における位置づけということについて、お考えをお伺いできればと思います。  中国は、国際秩序に対して我が国があたかも挑戦しているかのようなイメージ、あるいはそういった発言、それは、例えば外務大臣がミュンヘンに御出張なさっ...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
03月26日第186回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  この点は通告いたしておりませんけれども、北朝鮮が弾道ミサイルを発射いたしましたので、この点について大臣に伺ってまいりたいと思います。  まず、北朝鮮が今回、弾道ミサイルを発射した意図というのはどのあたりだとお考えでしょうか。
○村上(政)委員 今回の弾道ミサイルの種類についてはどのようにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 韓国国防省はノドンだと発表しておりますけれども、日本政府としては引き続き確認中ということでしょうか。
○村上(政)委員 それから、北京で日朝の間で局長級協議が行われる予定になっていると承知いたしておりますけれども、これに対する影響はありますでしょうか。
○村上(政)委員 先ほど、最初の御答弁の中にもありましたけれども、今回の北朝鮮の弾道ミサイルの発射と、それから国連安保理決議あるいは平壌宣言との関係について、もう一度御答弁をお願いいたします。
○村上(政)委員 大臣からは、北京でのルートを通じて北朝鮮側に抗議をしているというふうな御答弁がありましたけれども、我が国として、こういった北朝鮮の今回の行動、挑発行為というのは、国連安保理決議に違反する、あるいは日朝平壌宣言に違反するという点も含めて、厳しい抗議あるいは北朝鮮側...全文を見る
○村上(政)委員 北朝鮮が今後ともこういうふうな弾道ミサイルの発射といった挑発行為を続ける可能性については、大臣としてはどのようにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 最初の質問と少し重なりますが、今回の北朝鮮の挑発行為と、それから、今回、ハーグで開かれた日米韓首脳会談、あるいは米韓軍事演習との関係というものについてはどのようにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 今回のこの事案に関する質問は最後にしたいと思いますけれども、北京での抗議というのはどういうふうなレベルで行っておられるのでしょうか。
○村上(政)委員 控えるというのは、公表できないというお考えでしょうか。
○村上(政)委員 引き続き、この問題については厳しい対応をお願いしたいと思います。  北朝鮮の今回の弾道ミサイルに関する質問は、これで終わりたいと思います。  次に、きょう、小松長官においでいただいておりますので、質問を何点かさせていただきたいと思います。  入院される前に...全文を見る
○村上(政)委員 そのような観点からすると、一般的に言われている憲法の番人というふうな言い方というのは不適切であるというふうに私は考えますが、長官は同じような認識でしょうか。
○村上(政)委員 昨今、集団的自衛権に関する議論というものが国会の内外で非常に活発に行われているわけでありますけれども、私自身、集団的自衛権が我が国が行使できるように憲法解釈を変更していくべきであるという立場です。  しかしながら、例えば、長官の前任というか、何代か前の法制局長...全文を見る
○村上(政)委員 集団的自衛権をめぐる議論を考える際に、この阪田元長官の著作というのは参考になるものだというふうにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 次に、三月十一日の参議院の予算委員会で、小松長官は、安倍総理は自民党が野党時代に決定した国家安全保障基本法を提出する考えはないと思うというような答弁をなさったと承知いたしておりますが、この答弁の真意というのはどのようなところでしょうか。
○村上(政)委員 私が考えるに、集団的自衛権というものは、そもそも我が国を取り巻く安全保障環境を考えたときに必要であるわけですけれども、集団的自衛権というもの自体がやはり国家の安全保障政策の中の一部分をなすものであって、これだけを取り上げて議論したりしても、若干、木を見て森を見ず...全文を見る
○村上(政)委員 それでは、次の質問に移りたいと思います。  自民党の中で、石破幹事長を本部長として、安全保障法制整備推進本部というものを設けられるというふうに報道で私は承知いたしております。この自民党の中での議論において、法制局は何か役割を期待されているというふうにお考えでし...全文を見る
○村上(政)委員 引き続き、集団的自衛権の問題についてこの委員会でも質疑させていただきたいと思いますし、また、小松長官にも今後もいろいろと質疑をさせていただければと思います。  きょうは、小松長官との質疑は終わりたいと思いますので、もし必要であれば御退席いただければと思います。...全文を見る
○村上(政)委員 前回の委員会の質疑で、私は、ウクライナ情勢の東アジア、アジア太平洋地域に対する影響という観点から何点か御質問させていただきましたので、こういった私の問題意識と今回の総理の御発言というのは一致しているものだと私は感じておりますし、これは東アジア地域に対して非常によ...全文を見る
○村上(政)委員 普通に考えれば、中国の東シナ海あるいは南シナ海における動きを念頭に総理は御発言なさっていると私は理解しますが、そのような趣旨でよろしいということでしょうか。
○村上(政)委員 我々の周辺の安全保障環境というのは、先ほど来お話しさせていただいているとおり、またこの委員会で議論されているとおり、極めて厳しいものがあると思います。そうした東アジアの安全保障に特化して今回この日米韓の首脳会議が行われたわけであると思います。こうした日米韓の枠組...全文を見る
○村上(政)委員 今、私から一つの方式というか一つの方法を提示させていただいたわけであります。日韓関係の打開というのは、我が国の国益あるいは東アジアの安定にとって極めて大事だと思いますし、またアメリカもそれを非常に強く望んでいるんだと思います。  具体的な方式について、あるいは...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、重ねてのお尋ねで大変恐縮なんですけれども、具体的に今後考えていることは何でしょうかというふうにお尋ね申し上げているわけです。  今後、具体的にどのような打開策なりというのは、どのようにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 もう一点だけ日米韓の首脳会談についてお伺いしたいんですけれども、東アジアの安全保障について三首脳で話し合ったということですが、概要なり発表なりでは北朝鮮問題について話し合ったということですけれども、東アジアの安全保障を考えたときに、特に日米韓で共通して懸念される...全文を見る
○村上(政)委員 承知をされていないのか、あるいは明らかにできないのか。明らかにできないということであれば、それは首脳会談の中身ですので、それはそれで結構だと思うんですけれども、これは御存じないのか、明らかにできないのか、どちらなのでしょうか。
○村上(政)委員 東アジアの安全保障といえば、やはり中国の問題をどのように扱うかということも当然入ってくることだと思います。もし、日米韓の今回の首脳会談で中国の問題について話し合うことがなかったのか、あるいはできなかったのであれば、それはひとえに、残念ながら、日韓関係が脆弱な状態...全文を見る
○村上(政)委員 官房長官からは、中韓の間で安重根の記念館について話し合われたことに対して懸念を表明されていると思いますが、外務大臣はこれについて論評できないというのはいささかそごを感じますが、いかがでしょうか。
○村上(政)委員 安重根の記念館というのは、こういうものが設置されるというのは極めてゆゆしき事態だと思います。松本先生の御先祖様ともかかわる問題だと思いますし、また、私自身、北京に二年間おりましたけれども、中国で安重根という人を知っている人がいたかというと、私の知る限りでは、そう...全文を見る
○村上(政)委員 国際社会に対して十分に説明していくといった御答弁だったと思いますが、私は、残念ながら、大臣が非常に深刻に受けとめていらっしゃるのかどうか疑問に感じざるを得ないと思います。  例えば、今、中韓の首脳会談について評価を伺っても、まず一般論についてお話しになったり、...全文を見る
○村上(政)委員 その御答弁の意味というのは、G8外相会合というものの契機を捉えてロシアを訪問するということはないが、二国間関係の文脈で、二国間訪問という形でロシアに、モスクワに行く可能性はあるということでしょうか。
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月01日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  本日は、一般質疑において三十分の時間を頂戴いたしました。ありがとうございます。  本日は、TPP、そしてTPPに係る日米協議、そして日豪EPAについてお伺いしてまいりたいと思います。  まず初めに、三月二十七日、二十八日に、...全文を見る
○村上(政)委員 その協議をして、日米の閣僚の間で政治的な決断をするというような状況にはまだ至っていないというような認識でよろしいんでしょうか。
○村上(政)委員 この日米の協議あるいはTPPの運びについてはまた後ほどお伺いしたいと思いますが、四月には、今月、四月になりましたけれども、オバマ大統領の訪日もありますし、そういった政治日程をにらみながら、しっかりと交渉を続けていただきたいと思います。  さて、この日米の間で、...全文を見る
○村上(政)委員 大臣の御答弁で規律強化というような言葉が出てまいりました。  やはり自由貿易のルールをしっかりしていくということが我が国の国益にもなると思います。規律強化というものを図っていくために、アメリカに求めていかなければならない。  一般論として、大臣は今、交渉中だ...全文を見る
○村上(政)委員 こういった我々の議会での決議というものを使って交渉していくということでありますので、次の質問に移っていきたいと思います。  私が先ほど申し上げたようなTPPの交渉というものは国際貿易のルールメーキングをめぐる主導権争いであるというような、こういった認識というも...全文を見る
○村上(政)委員 政務官からの御答弁で、同じような認識であるということで、私は、そういうふうに思っていただくことは非常に結構なことだと思います。  こうした観点からすると、私が取り上げたこの輸出補助金の問題以外にも、アメリカに対して、あるいはTPPの場において求めていく分野があ...全文を見る
○村上(政)委員 今、規制緩和等の幾つかの分野についての御紹介が審議官の方からありましたが、農業に係る分野についても、同じように、幾つかの点があるんじゃないかなと思います。  例えば、輸出独占の問題があると思います。これは、一国の会社に対して、その国の政府が輸出の権利を独占的に...全文を見る
○村上(政)委員 こういった問題についてはこれぐらいにしたいと思うんですけれども、輸出補助金の問題であったり、輸出規制の問題であったり、あるいは輸出独占の問題であったりというのは、我が国として、このTPP交渉において、あるいは日米協議において攻めていける分野だと思いますので、きっ...全文を見る
○村上(政)委員 次に、先ほど大臣からも御発言があった、アボット首相の来日に合わせて、日経新聞がインタビューを行いまして、アボット首相は、日本車の輸入関税について、撤廃することもやぶさかでないというふうに発言したというふうに新聞紙上では報じられております。実際に、豪州はどのような...全文を見る
○村上(政)委員 オーストラリアの首相はこういうふうに発言して、政府として、交渉中であるので中身については言及できないということでありましたが、やはりオーストラリアの自動車市場を獲得するために、先方が妥協する、交渉する用意があるというふうに言及しているというのは、非常に重要な指摘...全文を見る
○村上(政)委員 農水委員会ですので、自動車の話はこれぐらいにして、どういうふうに交渉を進めていくかということを引き続き議論させていただければと考えるんですけれども、やはり論点となってくるのは、自動車と農産物ということなんだと思います。  過去に我が国が結んだEPAというものを...全文を見る
○村上(政)委員 なかなかおっしゃれないということはあるんだと思うんですけれども、やはり、せっかくアボット首相ももうすぐ来日するということです。  これは日豪EPAとは少し離れますが、やはり豪州というのは、我が国にとっては戦略的なパートナーでありますし、アジア太平洋地域における...全文を見る
○村上(政)委員 大胆な決断ということを言ってしまうと交渉にならないというふうな御答弁でしたけれども、それはちょっと違うんじゃないかなと思います。  大胆な決断というのは、私は、政治がリーダーシップをとっていただいて、ぜひ政権でリーダーシップをとっていただいてまとめ上げてほしい...全文を見る
○村上(政)委員 私がきょう質問させていただいた問題意識というのは、一つは、我が国としてアメリカに対して攻め込んでいく分野があるはずである。輸出補助金の問題であったり、アメリカが不当に競争力を高めている問題については、アメリカとのバイの協議でもきちんと主張すべきであるし、マルチの...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月04日第186回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  金曜日の本会議の後という、それぞれ先生方、多分、早く地元にお帰りになりたい中で時間を頂戴いたしまして、大変恐縮でございますけれども、質疑をさせていただきます。  それでは、最初に岸田大臣に、立憲主義に対する大臣のお考えを伺いた...全文を見る
○村上(政)委員 私も大臣と同じ考え方です。ということは、基本的には、立憲主義というのは、憲法が権力を拘束するという考え方で、権力に歯どめをきかせるという点に力点が置かれるということだと思います。  大臣も同じお考えということで、私自身は安心したんですけれども、ということになる...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、今、実際の総理の答弁というものが手元に来て、その総理の答弁というものをごらんになった上でもう一度お答えを頂戴できればとは思うんですが、総理がおっしゃった趣旨というのは、私が理解するに、権力を縛るというような憲法観というものは今の主流ではなくて、絶対王政時代...全文を見る
○村上(政)委員 今大臣が御紹介いただいた総理の答弁というのは、何度か答弁を求められるうちにそういうお答えに最終的に修正していかれたものだと思います。最初におっしゃったのは私が御紹介したような発言、答弁ぶりでしたので、私自身、やはり総理大臣という我が国の最高権力者にはきちんとした...全文を見る
○村上(政)委員 今の御答弁ではこれからの集団的自衛権の議論の運びについてもお考えを示されたと思います。政府としての判断、それから与党との議論ということを踏まえた上で国会の場で議論をする、我々野党とも御議論くださるということですが、これではやはり遅いんじゃないかなと私は思います。...全文を見る
○村上(政)委員 今のお答えでは、政府としての結論を先に出してから、それを国会で審議するというお考えだと思うんですけれども、では、逆にお伺いすると、政府としての議論をする中で、岸田大臣御自身はどのような役割を果たしておられるのかなというのが、私自身は余り見えてこないんじゃないかな...全文を見る
○村上(政)委員 このやりとりは最後に砂川事件の判決に戻って終わりたいと思うんですけれども、御答弁の中で、砂川事件というものも一つの論拠になり得ると想像するというふうに御答弁がありましたけれども……(岸田国務大臣「論拠じゃなくて、議論に供されると想像いたしますと申し上げました」と...全文を見る
○村上(政)委員 議論の対象になるかもしれないという意味でおっしゃっているということと理解……(岸田国務大臣「と想像いたしますと申し上げました」と呼ぶ)はい、わかりました。  なかなからちが明かないので、済みません、次の話題に移りたいと思います。  安重根の話です。何度か私自...全文を見る
○村上(政)委員 ぜひ、我が国の立場をはっきりとさせていただいた上で日韓関係の改善というものに取り組んでいただきたいと思います。  次に、南シナ海の話をお伺いしたいと思うんですけれども、南シナ海は、我が国が直面する東シナ海と同じく、中国が海洋進出を活発に行っている海域であります...全文を見る
○村上(政)委員 中国とフィリピンの国力を比べたときに、圧倒的に中国の方が大きいわけですから、フィリピンとしては国際法というツールを使いながら中国と向き合っていかなければならないと思いますし、そうしたフィリピンに対して我が国として明確な支持を出されるというのは非常にいいことだと思...全文を見る
○村上(政)委員 東南アジアの中では、ASEANの中では、その行動規範に対してさまざま温度差があると思いますので、我が国としては、こういう法の支配の枠組み、法秩序の枠組みをきちんとつくっていくというようなこと、それを支援していくというお考えでしたので、そういった方向で進んでいただ...全文を見る
○村上(政)委員 安倍総理は三カ国の首脳から賛同があったというふうにおっしゃっていたと思うんですけれども、これは事実とは異なるんでしょうか。
○村上(政)委員 済みません、この点は通告して質問しているわけではないんですけれども、総理がG7の場でどのような発言をされたかということについて大臣が御存じないというのは、ちょっと私、違和感を感じるんですけれども、そういった発言は単に報道ベースで出ているだけなのか、あるいはそうい...全文を見る
○村上(政)委員 ちょっとやりとりが途中でとまってしまったので、とまってしまったというか途中で腰折れしてしまったのであれなんですけれども、最終的にお聞きしたかったのは、三カ国というのはどこなんですかということをお聞きしたかったんです。  私自身は、G7首脳会合といった場で、二国...全文を見る
○村上(政)委員 総理自身も、余りそういう会談での中身というものをおっしゃらない方がいいんじゃないかなと思います。  もう時間が来ましたので、最後にお伺いしたいと思うんですけれども、午前中のやりとりを聞いて、一点、大臣が直接お答えにならなかった点なんですが、ICJの判決が出て、...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月09日第186回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○村上(政)委員 日本維新の会、村上政俊です。  本日は、海兵隊のグアム移転に関して質問してまいりたいと思います。  さて、海兵隊のグアム移転についてなんですけれども、私が思うに、さまざまな位相の、さまざまなレベルの議論というものが錯綜した状況になっているんじゃないかなと思い...全文を見る
○村上(政)委員 大臣からそういう御答弁をいただきましたので、きょうの私の質問は、我が国のアジア太平洋戦略あるいは米国のリバランス戦略といった戦略レベルでの話から質問を幾つかしていきたいと思います。  今審議されている改正議定書ですけれども、この改正議定書が出てきた経緯というの...全文を見る
○村上(政)委員 御答弁にあるように、二〇〇六年五月の2プラス2で公表された再編実施のための日米ロードマップというのが一つの起点になっていると思います。当時は、アメリカはライス国務長官、ラムズフェルド国防長官、我が方は麻生大臣と額賀長官という四人で話し合われた、2プラス2でのロー...全文を見る
○村上(政)委員 八年間の戦略環境の変化、軍事力の近代化、あるいは海洋安全保障の課題が出てきているというふうな答弁でしたけれども、この中には中国の海洋活動、海洋進出というものも含まれるという認識でしょうか。
○村上(政)委員 中国の海洋進出に対しては、どのような視点から評価されていますでしょうか。
○村上(政)委員 中国の海洋進出の問題それから海上の安全保障の問題が論じられるときに、中国の海洋戦略の中で、接近阻止とか領域拒否、A2ADと言われるものですけれども、こういったことも議論されていると思いますが、こういったことは大臣は御存じでしょうか。
○村上(政)委員 今お答えになったことが、我が国の安全保障に対してはどのような影響があるというふうにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 具体的にどのように我が国の安全保障というのは厳しさを増しているんでしょうか。  先ほどから御答弁にありますように、例えば、軍事力の近代化であったり、軍事力の拡大があったり、あるいは海上の安全保障の問題がいろいろと惹起してきている、また中国の活動がある、こうした...全文を見る
○村上(政)委員 私は非常に心配になりました。というのも、私が質問したことは極めて概論的な、極めて一般的な質問なんじゃないかなと思います。  中国の海洋進出を含めた海上での安全保障の問題がいろいろと惹起されている、これが我が国の安全保障に対して具体的にどのような懸念なり影響を与...全文を見る
○村上(政)委員 シーレーンに対する影響はどうですか。我が国のシーレーンに対する影響というものはあり得るとお考えでしょうか。
○村上(政)委員 では、最初からシーレーンを具体例としておっしゃってもよかったんじゃないですか。我が国を取り巻く海洋の問題というのは明らかにシーレーンとも直接的に関係しているんですから、海洋をめぐる問題が惹起されるというのであれば、我が国のシーレーンに対しても影響があり得るという...全文を見る
○村上(政)委員 観点を変えたいと思います。  先ほどから議論させていただいているように、我々を取り巻く環境というものを踏まえながら今回議論されているグアムへの海兵隊の移転ということを考えなければならないというのが私の問題意識です。  先ほど御質問させていただいて、二〇〇六年...全文を見る
○村上(政)委員 今御説明いただいたように、日米同盟の抑止力が維持されるというのは、さまざまな軍事的な合理性からはきちんと説明できるんだと思います。ただ、抑止力というのは、例えば定量的に、沖縄に何人いるからこれだけの抑止力が提供できるとか、そういった非常に細かい数字で表現されるも...全文を見る
○村上(政)委員 日米の間で一致している、そしてそれを説明していかなければならないということは、先ほどの御答弁でも明らかになっていることです。  私がお聞きしたのは、先ほどのような頭の体操を大臣御自身の中でされたのかどうかということをお聞きしているわけであります。  というの...全文を見る
○村上(政)委員 最後に、オーストラリアにローテーション駐留している海兵隊との関係をお聞きしたいんですけれども、二〇一一年十一月にオバマ大統領はオーストラリアを訪問して、議会の演説の中でも、アジアに対して、戻ってくる、ピボット、あるいはリバランスということを明確に打ち出したと理解...全文を見る
○村上(政)委員 グアムへの移転に関してはこれで質問を終わりたいと思いますが、私が問題提起したかったのは、やはり我が国を取り巻く戦略環境というものを常に踏まえて外交のかじ取りに当たっていただきたいということです。  残念ながら、先ほどお聞きした、中国の海洋進出なり海洋安全保障の...全文を見る
○村上(政)委員 きょうはその答弁ではだめですよ、大臣。  なぜかというと、きのう、八日の夜のBSフジの「プライムニュース」、安倍総理が出られたこの番組、大臣、ごらんになりましたか。
○村上(政)委員 先ほど渡辺委員に対する御答弁の中で、政府の一員としてこの問題について考えていくということをおっしゃっておられましたが、外務大臣として、安倍総理が日本国民全体に対して語りかけた「プライムニュース」の映像をごらんになっていないというのは、ちょっと問題じゃないですか。...全文を見る
○村上(政)委員 内閣のトップである内閣総理大臣が、もう既に、砂川事件判決について、集団的自衛権を否定していないことははっきりしていると述べておられるわけですから、外務大臣もそういったラインで答弁されたらよろしいんじゃないでしょうか。  もう一度お尋ねいたしますが、砂川事件判決...全文を見る
○村上(政)委員 ということは、総理のきのうの発言というのは、総理の個人的な発言ということですか。
○村上(政)委員 私は、もう何度も申し上げているように、集団的自衛権については、やったらいいという立場なんです。ぜひ、これについてはきちんと議論させていただいて、前に進めていきたいという立場なんです。  大臣は、累次にわたって、安保法制懇の議論を待ちたい、政府の方針をきちんと決...全文を見る
○村上(政)委員 総理の発言と政府の方針というのは違うんでしょうか。総理の発言イコール政府の方針なんじゃないですか。総理が既にこういった発言をされているわけですから、外務大臣もそのラインで御答弁になったらいいんじゃないですか。  ほかの点をお聞きしたいと思いますが、地理的制約に...全文を見る
○村上(政)委員 もう一度お聞きしますけれども、総理の発言は政府の方針では必ずしもないというのは、私にはきちんとは理解できないんですけれども、どういう意味でしょうか。
○村上(政)委員 もう時間も残り少なくなってきましたので、最後に、集団的自衛権の定義というものは何だとお考えですか。
○村上(政)委員 これは、同じ質問をしている方がいらっしゃるんですよ。平成二十一年十一月四日の衆議院の予算委員会で、当時の石破自民党政調会長が、鳩山内閣総理大臣に対して、私が言いました質問と全く同じ質問をしています。集団的自衛権の定義は何ですかということです。  その集団的自衛...全文を見る
○村上(政)委員 残念ながら、きょうの質疑でも、またこの集団的自衛権の問題については前進を見ることができませんでした。総理の発言を引いても、なかなか御答弁いただけない。我々は足を引っ張るつもりは全くありません。具体的に前へ進めていきたいと思っております。岸田大臣も同じ思いだと思う...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  日豪EPAについて伺ってまいりたいと思います。  今回の日豪EPAの大筋合意、私は、率直に、高く評価したいと思います。日豪の間で、豪州から我々は食料の安定的な供給を得る、あるいはエネルギー、それから鉱物資源の安定的な供給を得る...全文を見る
○村上(政)委員 私が申し上げたのは、すばらしい政策転換を行った、だから、ぜひ胸を張ってそういうふうにおっしゃってほしいということを大臣にお願いしたわけであります。  各論について伺っていきたいんです。  再三議論されている委員会決議なんですけれども、この委員会の決議というの...全文を見る
○村上(政)委員 基本的に、国会の委員会の決議は守られたというふうに私は考えるんです。重要五品目を守りながら、かなり高い関税を守って、相手に対して譲歩を迫ることができたということだと思います。  繰り返しの御答弁になってしまうかもしれませんが、この委員会決議というものを大筋で踏...全文を見る
○村上(政)委員 次に、韓国との比較を行いたいと思うんです。  我が国と豪州は、今回大筋合意に至りました。その後、アボット豪州首相は韓国を訪問して、韓国とオーストラリアの間でのFTAも署名に至りました。我が国よりも先に行っているわけであります。  韓国と比較したときに、それぞ...全文を見る
○村上(政)委員 アメリカとの比較においてはどうでしょうか。先ほど篠原先生からもアメリカと豪州のFTAのお話がありましたけれども、アメリカ車あるいは米豪FTAとの比較においては、我々はきちんととるものをとってきたんでしょうか。
○村上(政)委員 ということであれば、我々も、きちんと完成車において七五%をとってきた、そして、近いうちに完全に撤廃するということで、アメリカとの間でも競争は劣後しないという認識でよろしいでしょうか。
○村上(政)委員 次に、我々がどれぐらいきちんと守れたのかということなんです。  また韓国との比較になるんですが、我々と豪州の日豪EPA、それから韓国と豪州の韓豪FTAと比較して、どれぐらい守れたのか。韓国はオーストラリアの牛肉に対してどの程度関税をかけているんでしょうか。
○村上(政)委員 今、林大臣から御紹介があったとおり、韓国は牛肉の関税を十五年目に撤廃する、セーフガードもいずれ廃止するということで、極めてオーストラリア側が有利な内容になっていると思います。  最後に、我が国とオーストラリア、それから韓国とオーストラリアを比較して、我々は韓国...全文を見る
○村上(政)委員 次に、先ほどから国内対策のことも議論になっているわけであります。例えば、補正予算でというようなお話もありましたし、あるいは戸別所得補償といった話もありました。  私は、こういった対策というのは、基本的にすべきではないんじゃないかなと思います。セーフガードできち...全文を見る
○村上(政)委員 政務官の御答弁の最後には、構造改革を進めるということで、その構造改革を進めることはきっちりやっていただきたいと思うんですが、私がお聞きしたのは国内対策の話であります。  国内対策を進めていくということは、我が国における農業の重要性を考えれば、多くの国民に理解し...全文を見る
○村上(政)委員 それからまた、この日豪EPAをぜひ奇貨として、これをある種の外圧として、農業の構造改革というのを進めたらいいんじゃないかなと私は思います。  安価で、そして品質の高い農産物が豪州からたくさん入ってきて、国内の市場において、我が国の農業あるいは我が国の農産者たち...全文を見る
○村上(政)委員 国税の投入だけではなくて、自己負担なりそういったものを求めて構造改革を進めていく、ぜひそういった、農業従事者以外の国民が負担を負わないような形で対策というものを進めていっていただきたいと思います。  次に、TPPとの関係なんですけれども、日豪EPAというのは、...全文を見る
○村上(政)委員 我々の日豪EPAというのは、現在まだ大筋合意の段階でありまして、ぜひ早期に署名、そして発効に至っていただきたいと思います。  先ほど御紹介したとおり、アメリカはオーストラリアとの間で既にFTAを持っているわけですし、また韓国は署名ということで、ライバルは先を行...全文を見る
○村上(政)委員 大臣には、所掌以外のこともいろいろとお尋ねして、大変失礼いたしましたが、時間も来ましたので、これで終わりたいと思います。  この日豪EPA、基本的にはすばらしい内容だと思いますので、ぜひこの通商交渉、通商戦略をどんどん進めていただく。そして、国内の対策というの...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  きょうは、まず、オバマ大統領の訪日について伺いたいと思います。  オバマ大統領、もうすぐ国賓として来日されるわけで、きょうの議題の沖縄基地問題を含めて、さまざまな幅広い問題について日米の間で議論されることと思います。  振り...全文を見る
○村上(政)委員 大臣にお伺いしたいんですけれども、私は直接オバマ大統領に会ったことはありませんので、どういう人物かというのはよくわからないというか、実際に会った感じというのはどういう人かというのはわからないわけでありまして、ただ、岸田大臣は何度もオバマ大統領と会われたり顔を合わ...全文を見る
○村上(政)委員 他方、国賓というのは、先ほど北米局長からも御答弁あったとおり、非常に重要な格式でお迎えするということであって、これは陛下のお客様としてお迎えするということでありまして、非常に重要なことだと思います。  我が国の中には、外国からの賓客をお迎えする際に、さまざまな...全文を見る
○村上(政)委員 四月四日の閣議で決定されたと。それで、二日間、とりあえずは国賓として待遇するということを閣議決定されたというふうに承知いたしております。  先ほど大臣からも、オバマ大統領の、大臣としての御感想なり、人となりについての考えが示されたわけですけれども、私が申し上げ...全文を見る
○村上(政)委員 十八年間、この間に日米関係はさまざまな変遷があって、風雪に耐えながら今の日米同盟という姿があって、その間にいろいろな問題もあったと思いますし、困難な局面もあったと思いますし、また、先ほど大臣から御紹介のあった、三・一一のときはトモダチ作戦ということで我々を非常に...全文を見る
○村上(政)委員 次に、アボット・オーストラリア首相の訪日についてお伺いしたいと思うんですけれども、アボット首相は公賓として来られて、岸田大臣もお会いになられたと思います。  お会いされた機会というのは、NSC、国家安全保障会議の特別会合というものを官邸で開かれて、これには、安...全文を見る
○村上(政)委員 日豪の間の安保協力はぜひ進めていくべきだと思います。我々とオーストラリアは価値観を共有しているわけでありますし、お互いにアメリカの同盟国でありますし、アジア太平洋の中での友人として、これからも経済も含めて関係を深化していくべきだと思います。  他方、この特別会...全文を見る
○村上(政)委員 ということは、要するに、NSCの設置法に基づいて開かれた会議ではない、NSCのメンバーが集まって、一堂に会して、それでアボット首相と一緒に会ったということだと思うんですよね。  こういった会合をするというのは非常にいいと思うんですけれども、では、そのNSCの特...全文を見る
○村上(政)委員 ぜひこういう取り組みというのは大いにやっていただきたいと思うんですけれども、根拠とかあるいは秘密の漏えいとか、そういったことにきっちりと目くばせをしていただきながらやっていただきたいと思うんですが、大臣、いかがでしょうか。
○村上(政)委員 次に、集団的自衛権については今まで累次にお尋ねしてきたわけでありますけれども、我が国の安全保障上の課題というのは集団的自衛権に限らないわけでありまして、先ほど松本先生からも御質疑があったように、集団的自衛権というのは、我が国が我が国の危機に対して対応する、一つの...全文を見る
○村上(政)委員 二月四日に第六回の安保法制懇が開かれて、この回はグレーゾーンについて具体的に議論した回なんですけれども、その際、総理から、具体的に、グレーゾーンのこういう面が課題であってというふうな冒頭の御発言があったように私は承知しているんですけれども、今の御答弁ではシームレ...全文を見る
○村上(政)委員 総理がそこで挙げられたのは、今御答弁いただいた、潜水艦の領海内への侵犯、それから、武装漁民の離島への上陸といった点を挙げて、議論しろという指示があったと思うんですよね。  このグレーゾーンというのは喫緊の課題だと思いますので、ぜひ、これについてきっちりと議論し...全文を見る
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月16日第186回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○村上(政)委員 おはようございます。日本維新の会の村上政俊です。きょうも質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。  さて、岸田大臣におかれましては、御地元の広島でNPDIの議長として会合を主宰されまして、大変大きな成果をおさめられて、またメディアでも大きく取り上げ...全文を見る
○村上(政)委員 政府としてもしっかりとした対策をお願いしたいと思います。  さて、きょうは小松長官にせっかくおいでいただきましたので、砂川事件判決についてお伺いしていきたいと思います。  砂川事件判決とそれから個別的自衛権の関係について伺いたいんですが、まず、個別的自衛権、...全文を見る
○村上(政)委員 平成十六年六月十八日の質問主意書と同じような趣旨なんだと思います。  個別的自衛権というのは国際法上の概念、これは国連憲章から導かれるものだということで考えられる。また、憲法九条というのは自衛権の発動というのを禁止はしていない。憲法の前文あるいは十三条の幸福追...全文を見る
○村上(政)委員 ということであれば、個別的自衛権とそれから砂川事件判決というのはどのような関係に立つのでしょうか。  個別的自衛権にとって砂川事件判決というのは根拠なのか、あるいは、個別的自衛権について認めているということを、同じような趣旨を述べているにすぎない補強材料なのか...全文を見る
○村上(政)委員 ということは、砂川事件判決というのは、直接的には刑事特別法の合憲性を争ったものである。判決の中では、先ほど長官の御答弁の中にあったように、自国の平和と安全を維持して、またその存立を全うするために必要な自衛の措置をとる、そういうことができるというようなことを述べて...全文を見る
○村上(政)委員 その前の御答弁に戻れば、砂川事件判決のその中で述べていることというのは、我が国の個別的自衛権に対する理解と同じような趣旨を述べている、軌を一にするものであるということは御答弁で確認されたわけだと思います。  翻って、集団的自衛権と砂川事件判決の関係性がいろいろ...全文を見る
○村上(政)委員 集団的自衛権の行使を容認する場合の根拠について、私から一つ、こういうふうにした方がいいんじゃないかなということを申し上げれば、これは個別的自衛権と同じように、そもそも国際法において、国連憲章第五十一条において認められているものである。それを国内の中でどう担保して...全文を見る
○村上(政)委員 個別的自衛権とそれから砂川事件判決については、どのような関係だと大臣は思われますでしょうか。
○村上(政)委員 次に、TPPの話に移りたいと思います。  先日の委員会の質疑で、大臣からも、昨年の二月に安倍総理と一緒に訪米されて、日米首脳会談が行われて、その際、日米共同声明というのが出されたと。その際に、さまざまに、三段落にわたって、我が国とアメリカ政府との間で共同声明を...全文を見る
○村上(政)委員 もちろん、最初から完全に譲るということを約束したわけではないんですが、そういったアジェンダなり懸案事項というものが羅列されている、我々にとって必要のないものが羅列されていて、我々にとっては必要なものが書いていないというのが問題じゃないか、そして、これが今の日米の...全文を見る
○村上(政)委員 政府として、TPPについては、アジア太平洋における非常に野心的な取り組みである、高いレベルのものを目指していくということは再三おっしゃっているわけであります。その中で、我が国の立ち位置を考えれば、そもそも、こんな入場料を払わなくても、我々としてはTPP交渉に参加...全文を見る
○村上(政)委員 次に、集団的自衛権とそれから地理的な範囲についてお聞きしたいと思います。  そもそも、集団的自衛権の定義の中で、密接な関係にある国ということで、密接なの定義については、先日、松本先生がいろいろと質疑をされたというふうに承知しています。  その密接な関係国とい...全文を見る
○村上(政)委員 アメリカが入らないということは考えられないと思うんですけれども。  次に、日米安保条約、我が国とアメリカの安保条約の六条の中で極東という言葉が出てきます。この極東の範囲というのは、昭和三十五年二月二十六日、政府統一見解がありまして、「大体において、フィリピン以...全文を見る
○村上(政)委員 小松長官は、今お聞きした密接な関係という国にアメリカは含まれるのか、そして、日米安保条約六条で言うところの極東の範囲が、我が国が集団的自衛権を行使する場合に地理的範囲として少なくとも含まれるのかという点については、どのようにお考えでしょうか。
○村上(政)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月16日第186回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  昨日、安保法制懇の報告書が提出されました。報告書の内容について、私も方向性を支持したいと思います。ただ、今まで当委員会でも、我々野党が岸田大臣にこの集団的自衛権の問題を含めてさまざまお尋ねしてまいりましたが、なかなか前向きな御答...全文を見る
○村上(政)委員 きのう総理が記者会見をされて、国民にも直接御説明されて、また、国民も世論も大変関心を持っているこの話題について、政府の方針の決定がなされてから国会においてきちっと議論されるということで、我々とこの委員会の場において突っ込んだ議論をされるのはまだ先であるというふう...全文を見る
○村上(政)委員 我が国が直面する具体的な事態というのは、やはり、今挙げさせていただいた朝鮮半島の有事、あるいは報告書の中でも取り上げている離島の防衛、これはつまり尖閣諸島を含む問題、東シナ海の問題、そして三つ目としては、先ほど渡辺委員からも指摘のあった台湾海峡有事の問題、こうい...全文を見る
○村上(政)委員 この共通の関心を持つ国、すなわち密接な関係にある国の中には、アメリカも当然含まれるということですよね、大臣。
○村上(政)委員 具体的な事態を挙げて説明することができないということについては、さっき渡辺先生との質疑の中でもあったように、どういった事態、朝鮮半島有事、台湾海峡、あるいは尖閣、こういったことを外務大臣の口から明示的に述べることが、周辺諸国との関係あるいは我が国の政策の方向性を...全文を見る
○村上(政)委員 先ほど石井局長が御答弁いただいた密接な関係にある国の定義の中で、共通の関心を持つというような定義がありました。  同じような言い回しというので、振り返ってみると、二〇〇五年の日米2プラス2の際に、共通の戦略目標というものを定めたというふうに記憶いたしております...全文を見る
○村上(政)委員 台湾の国際的な地位については先ほど国際法局長から御紹介があったとおりだと思います。ということであれば、台北の台湾当局というのは、我が国に対して集団的自衛権を行使するように要請したり、あるいは我が国に対して領域内において活動することについて同意を与えることができる...全文を見る
○村上(政)委員 この話はこれぐらいにしたいと思います。  というように、この集団的自衛権の問題を含めて、我々野党との間で詰めていただく問題、あるいは議論していただく問題というのは山のようにあると思いますので、外務大臣におかれましては、ぜひ、政府の方針というものを内閣の一員とし...全文を見る
○村上(政)委員 今お尋ねしたのは、憲法上の制約はないとしているのに、ないとするのはいいと思うんですよ、私もそう思います。ただ、集団的自衛権とは憲法に対する違った考え方を用いてこれを説明しようとしている点は矛盾しているんじゃないかなということを私は指摘させていただいています。 ...全文を見る
○村上(政)委員 政府としては、先日、国際法局長も御答弁なさったように、国連の集団的安全保障については、国際法上違法性が阻却されていて、憲法上の制約というのはないというふうに考えていらっしゃるんだと思います。そうではないですかね。  いずれにしても、これは、総理が、憲法がこうし...全文を見る
○村上(政)委員 論理的な問題を離れて、政策的な判断について大臣に二つ伺いたいと思うんです。  一つは、総理が、自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してありませんというふうに述べておられて、なぜ総理は将来にわたっての判断に対...全文を見る
○村上(政)委員 もう一つは、そもそも国連の集団的安全保障というのは憲法九条の問題ではないはずなんですよね。報告書にあるように、憲法上の制約はない。  ただ、無制限に我が国が国連の集団的安全保障措置に対して出ていくのか。それは出ていかないと思います。あるいは、安保理決議があるか...全文を見る
○村上(政)委員 大臣、御答弁があれば。
○村上(政)委員 済みません、私も説明が足らないところがあって、混乱させてしまって申しわけないと思います。私が最終的に申し上げたかったのは、大臣が今おっしゃった制約というのは、憲法によらず、国内法制によるべきではないかというところを申し上げたかったということであります。  時間...全文を見る
○村上(政)委員 グレーゾーンについては、自衛隊が警察機関と協力してきちんと対応できるような安全保障法制というものがきっちり整備されることを望みたいと思います。  最後に、この報告書が出てきたわけですから、政府におかれましても、これから速やかに、さまざまな、この法制度に対する、...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○村上(政)委員 こんにちは。維新の会の村上政俊です。  法案について、通告に従って、順番に伺ってまいりたいと思います。  本法案により地理的表示保護制度を導入する理由として、国際的に、EUを初めとする百カ国以上に、広く地理的表示制度が導入されていることが挙げられております。...全文を見る
○村上(政)委員 次に、日・EU・EPAやTPPとの関係について伺います。  本法案の提出の背景として、EUが、我が国とのEPA締結に当たって、地理的表示保護制度の創設を強く求めており、日・EU・EPAを締結する上で、地理的表示保護制度の創設が交渉の成否を左右する大きな争点とな...全文を見る
○村上(政)委員 次に、登録の対象となる対象産品の範囲についてお伺いいたします。  本法案において登録の対象となるのは、農林水産物、食品とされております。一方、地理的表示保護制度が確立されているEUにおいては、農林水産物、食品のほか、精油、花なども保護の対象となっているとしてお...全文を見る
○村上(政)委員 次に、付加価値の向上や所得の増大に係る効果についてお伺いしたいと思います。  地理的表示保護制度の導入に当たっては、十分な効果が期待されることが求められております。これについて、農林水産省の農林水産政策研究所の報告書においては、農林水産業振興、地域振興の面では...全文を見る
○村上(政)委員 次に、地域団体商標制度との関係についてお尋ねいたします。  地域の生産者全体が本法案で導入される地理的表示保護制度を活用して利益を得るには、地域においてブランド振興の戦略をしっかり描いてマーケティングに取り組むことが前提となると考えます。本法案で導入される地理...全文を見る
○村上(政)委員 審査に要する期間、それから審査体制の整備のあり方についてもお伺いしたいと思います。  先ほども触れさせていただいたとおり、地理的表示の登録については、登録の申請までに、産品の品質の基準である明細書を定めるための合意形成に一定の時間がかかると想定されます。そのた...全文を見る
○村上(政)委員 法案について、いろいろと多岐にわたってお尋ねさせていただきまして、どうもありがとうございました。  法案について用意していました質問が終わりましたので、ちょっと法案から離れてお尋ねしたいと思います。  通告している質問なんですけれども、新聞記事を取り上げなが...全文を見る
○村上(政)委員 例えば、我が国の外務大臣が次のようにも発言いたしております。平成二十二年十月十九日、日経のCSISシンポジウム。林大臣も、外交、安保に非常に精通しておられて、日経CSISシンポジウム、深く関与されていることと思いますが、当時の前原外務大臣は次のように述べています...全文を見る
○村上(政)委員 時間が近づいてきましたので終わりたいと思いますが、最後に申し上げたいのは、守るべきものは守って攻めるべきものは攻める、その点は私も同意いたします。  ただ、攻めるべきものもまだまだ攻める余地があるんじゃないか。ほかの野党からも指摘がありましたが、昨年四月の日米...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○村上(政)委員 日本維新の会の村上政俊です。  委員会室ではさまざまな雑音、騒動もありますが、きょうは心静かにいろいろと伺ってまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  今回、安保法制懇の報告書が出されて、集団的自衛権を中心にさまざまに議論されているものと承知...全文を見る
○村上(政)委員 今長官から、内閣としての憲法に対する理解、前文、九条、あるいは十三条の幸福追求権というものに対する理解を述べられて、歴代の内閣の憲法に対する解釈、そして、そういったところから集団的自衛権というものは行使できないというような結論を導いていただいたわけであります。 ...全文を見る
○村上(政)委員 今の御答弁で明らかになったように、内閣の憲法解釈というのは、当然にその内閣のみを拘束する、行政権のみを拘束するということで、今我々が籍を置いているような立法府あるいは司法まで含んでいるということではないと思います。  私も何度か質疑をさせていただいて明らかにな...全文を見る
○村上(政)委員 集団的自衛権の行使を明文上禁止する法律はないというお答えだったと思います。  我が国の法体系の中でどのように考えていったらいいのかということを次に議論させていただければと思います。  我が国の法体系の中で、当然に憲法が最高法規であって、最も上位に位置している...全文を見る
○村上(政)委員 法律を破るものではないということは、法律が上位に立つということなんだと思います。  では、今明らかになったように、憲法と法律の間では当然に憲法は優位する、そして、法律と内閣の憲法解釈の中では法律の方が優位するということが、今の御答弁の中で関係性がはっきりしたん...全文を見る
○村上(政)委員 今のお答えは、内閣の憲法解釈というものは、内閣が行政実務を遂行していくために、そういった必要に応じて内閣が憲法解釈を行っていくということなんだと思います。  他方、内閣の憲法解釈というものが、非常に今まで過度に重んじられてきたのではないかということについて、私...全文を見る
○村上(政)委員 私が指摘したかった問題というのは、これは今再三お話ししているように、我が国の法体系の中では、憲法があって、法律があって、その憲法や法律の理解に基づいて行政権を行使していくというやり方が本来想定される姿なんだと思います。法律というのも、もちろん憲法の解釈の範囲内に...全文を見る
○村上(政)委員 ということは、今の法制局長官の御答弁で明らかになったように、内閣は国会が定める法律に基づいて行政権を行使するわけですから、新しい憲法解釈に基づいて、あるいは国会の憲法解釈に基づいて新しい法律ができれば、当然にその法律に従って行政権を行使する、そして、古いもともと...全文を見る
○村上(政)委員 これは、憲法解釈をどのように変更するのかということは、とりたてて法律の中で決められているわけでもありませんし、どのような手続を踏まなければならないということが法定されているわけではないと思います。  したがって、内閣が自分の憲法解釈を変更する場合に閣議を経なけ...全文を見る
○村上(政)委員 そのような裏づけをする法律というのは必要である、私もそう思うんですよね。  今お話ししたようなすき間の期間が生まれないように、そもそも、今、内閣としての憲法解釈自体も変更されていないので、今そういった集団的自衛権を行使しないと我が国を守れない事案が発生したらど...全文を見る
○村上(政)委員 お聞きしたかったことは以上であります。  きょう明らかにしてまいりましたのは、前半ではやはり憲法解釈。内閣の憲法解釈というのは一体何なのか。今までるる国会において答弁されてきたことの積み重ねだということは私もわかりますが、憲法でもない、そして法律でもない、そう...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○村上(政)委員 おはようございます。村上政俊です。  きょうは租税条約の審議ということですので、租税条約についてのみお伺いしたいと思います。  まず初めに、ちょっと簡単に御紹介したいと思うんですけれども、大臣におかれても、四月の二十九日から五月の八日までデンマーク、カメルー...全文を見る
○村上(政)委員 次に、今回の四本の租税条約の内容というか、ポイントについて伺いたいと思います。  まず、新規に提出されたアラブ首長国連邦それからオマーンとの租税条約について、これはどういった点がポイントになるのでしょうか。
○村上(政)委員 それで、今回改正する、スウェーデンとそれからイギリスとの既存の租税条約を改正する議定書のポイントというのはどういったところでしょうか。
○村上(政)委員 今副大臣から御紹介いただいたスウェーデンとそれからイギリスの具体的な規定の内容については、後でまた詳しくお伺いしたいと思います。  次に、租税条約では、投資先の国、源泉地国における課税に限度税率を設定しています。日本とスウェーデンの租税条約及び日本とイギリスの...全文を見る
○村上(政)委員 限度税率という言葉は専門的な意味合いもあると思いますので、この限度税率という言葉はどういう意味なのかということを簡単に御説明していただければと思います。
○村上(政)委員 ありがとうございました。  次に、各国の状況についてお伺いしたいと思います。  アラブ首長国連邦それからオマーン、いずれもエネルギー安全保障上極めて重要な国だと思います。また、先ほど大臣からも御答弁があったように、こういった湾岸諸国等に精力的に訪問されて関係...全文を見る
○村上(政)委員 今回審議しているこの租税条約によって、今副大臣が答弁されたような、両国との関係というのがますます強化されることを期待したいと思います。  次に、改定する方の議定書、租税条約なんですが、スウェーデンそれからイギリスとの改正議定書においては、租税に関する情報交換の...全文を見る
○村上(政)委員 この情報交換なんですけれども、この意義というのは、私の承知している限りでは、例えば、我が国の居住者が海外に開設している銀行口座の利用状況については、その全てを把握することは困難である、しかしながら、我が国の国税当局としても、従来から、国外送金等の調書や租税条約に...全文を見る
○村上(政)委員 次に、スウェーデンとそれからイギリスとの現行の租税条約には、条約の規定の適用に関する紛争の解決のための税務当局間の相互協議手続が定められています。  今回の両議定書において、この相互協議の一環として仲裁手続が導入されることとなりましたが、その理由及び期待される...全文を見る
○村上(政)委員 今お話しすることは質問ではなくて指摘にとどめたいと思います。日本とアラブ首長国連邦の租税条約、それからオマーンとの間での租税条約において仲裁手続及び徴収共助規定が存在しないことについて、質問ではなくて指摘するだけにしたいと思います。  近年、我が国が締結する租...全文を見る
10月16日第187回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○村上(政)委員 おはようございます。維新の党の村上政俊です。  今国会から初めて総務委員会に所属させていただきました。高市大臣初め政務三役の先生方、そして、桝屋委員長初め委員の先生方の御指導を賜りたいと思います。  さて、最初に、靖国参拝について伺いたいと思います。  通...全文を見る
○村上(政)委員 ほかの大臣は、野党の追及を雑音というふうにおっしゃった方もいらっしゃいましたが、高市大臣におかれましては、外国からの雑音に惑わされず、しっかりと信念を貫かれることを希望したいと思います。  さて、本題に移りたいと思いますが、六日午前の予算委員会において、安倍総...全文を見る
○村上(政)委員 他方、自民党の大阪府議団は、同じく二重行政の解消を目的として、先般の通常国会において改正された地方自治法の中では、指定都市と都道府県の調整会議という規定が設けられたわけですが、この規定に基づいて大阪戦略調整会議というものを設置する条例案を出されたというふうに承知...全文を見る
○村上(政)委員 それぞれの地方の実情に合わせて、住民がそれぞれの立場において、あるいはそれぞれの地方の実情を鑑みて選択をしていく、判断をしていくというのは、住民自治の本旨にかなうことだと思いますので、大臣の御答弁のとおりだと思うのですが、他方、総務省としては、地方自治の制度設計...全文を見る
○村上(政)委員 次に、もう一つの目的というものがありまして、この点も安倍総理が同じ六日の午前の予算委員会でおっしゃっていることですが、住民自治の拡充という点が都構想の目的として重要であるというふうに同じく安倍総理が答弁しています。  この点も、大臣、同じ認識、同じ立場に立たれ...全文を見る
○村上(政)委員 この住民自治の拡充という点を考えた場合にも、先ほど私が引き合いに出させていただいた、さきの通常国会で成立した改正地方自治法の中で、指定都市の中に総合区を設置できる、総合区を置いて区長を特別職として選任することができる、こういう制度が設けられました。  この考え...全文を見る
○村上(政)委員 指定都市の役割について今ちょっと大臣から御紹介がありましたので、その点について伺いたいと思うのです。  指定都市も基礎自治体として含まれる。しかしながら、今大臣から御答弁があったように、指定都市というのは、非常に都道府県に近いような役割も果たしている、広域行政...全文を見る
○村上(政)委員 大臣に、もう一点お伺いしたいんですが、九月二日に、先月ですが、新藤前大臣は、特別区の設置協定書案に対して、大都市地域特別区設置法第五条第五項の規定に基づいて、その内容について検討したところ、特段の意見はありませんというふうに意見を述べられました。  高市大臣も...全文を見る
○村上(政)委員 その新藤前大臣の今御紹介した意見に、さらに技術的な助言というものが付言されていたというふうに承知しています。  地方自治法の第二百四十五条の四に基づくこの技術的助言というものには法的な拘束力というものはありますでしょうか。
○村上(政)委員 今局長からおっしゃっていただいたこの技術的な助言というものには、関係者間で十分な議論を行いながら、地域住民の意思を的確に反映し、合意形成を進めていくことが地方自治の本旨、とりわけ住民自治にかなうものと考えております、関係者において、このような考え方をしっかり共有...全文を見る
○村上(政)委員 時間が来たので終わりたいと思います。また時間をいただいて、質疑させていただければと思います。  ありがとうございました。