村越祐民

むらこしひろたみ



当選回数回

村越祐民の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号
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○村越小委員 民主党・無所属クラブの村越祐民です。  本日の参考人のお話と諸先生方の質疑を踏まえて、二点に関してちょっとコメントをしたいと思います。  まず一点目は、男女共同参画の問題であります。  先ほど来、アファーマティブアクションのお話などございましたが、やはり我が議...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  本日、最後の質疑者ということで、トリというよりもむしろ九番バッターみたいな感じでして、これは三振してもいいから思い切りやってきなさいという諸先輩方の大変温かい御配慮かと思いますので、ちょっと席もまばらで若干寂しいんですが、頑張ってま...全文を見る
○村越委員 ちょっとどこまでいったか忘れてしまったんですが……。  二つ目の理由からまた再開させていただきますが、先ほど申し上げたとおり、今後、僕は五十年ぐらいこの国で一生懸命頑張っていこうとしているわけですけれども、将来世代を代表する人間としても、この公債の問題は看過できない...全文を見る
○村越委員 今、努力をされているとおっしゃっていましたが、残念ながら国民の皆様にはその御努力が伝わっていないのではないかと私は考えています。  国の財政を国民から預かっている総責任者として、まず大臣が国民におわびをしてからこういった法案を提出すべきなのではないかと考えますが、い...全文を見る
○村越委員 公債償還の財源というのは、結局のところ将来世代の税金が充てられることになるわけです。受益と負担の関係から、基本的には、現在世代が負担した税金は現在世代にすべて還元すべきであるのと同様に、将来世代が負担する税金はすべて将来世代に還元すべきであるとの観点に立つと、公債の発...全文を見る
○村越委員 私は昭和四十九年生まれなんですけれども、幼少のころから、日本は借金まみれである、借金を返済するためにまた借金の上塗りをしているんだ、そう聞かされ続けてきたわけですけれども、近時、若年層の無節操な借金による自己破産が大変な問題になっているわけですけれども、これはいわば政...全文を見る
○村越委員 先日行われた大臣のこの法案の趣旨説明の中で、「一般会計歳出及び一般歳出について、実質的に前年度の水準以下に抑制」云々という言い回しがありましたが、ここで言うところの実質的にというのはいかなる意味を指しているのでしょうか。
○村越委員 私は、この実質的にという言葉の使い方がちょっと違うんじゃないかなという感想を持っています。一般会計の負担を特別会計等に押しつけて、見かけ上数字を減らしているおそれがあるからであります。本当の意味での実質的というのを知りたいわけですけれども、そこで、これに付随して何点か...全文を見る
○村越委員 何か呪文を聞いているみたいでよくわかりませんでしたので、後で速記録を見てもう一回勉強したいと思います。やはり私は谷垣大臣の御答弁の方がすんなり耳に入ってきて、大好きだなと今改めて思った次第です。  二つ目に、国の借金も、言葉本来の意味で実質的な把握を僕はしたいと思っ...全文を見る
○村越委員 本年度特別会計への繰り入れの先延ばしはあるんでしょうか。現時点でどれだけ蓄積されているのか、お答えいただきたいと思います。
○村越委員 四点目ですが、政府が保証している債務は現時点で総額どれだけあるんでしょうか。
○村越委員 これはいわば国民が連帯保証人になっているようなものなわけでして、それを考えると、非常に恐ろしいなと思ったりもするんですが、そういった五十八兆云々に対する引当金の必要というのはないんでしょうか。
○村越委員 法案提出理由のところに、「財政収支の状況にかんがみ、同年度の適切な財政運営に資するため、」というふうに書いてあったと思うんですが、それでは、適切な財政運営の可能な財政収支の状況、すなわち、特例公債を発行しないで済むような状況というのがどういうものなのか、その定義をお教...全文を見る
○村越委員 それでは、積み上げた支出見込みと収入見込みの差が仮に一兆円だったとします。その場合、その一兆円のためだけにやはりこれまでどおり特例公債を発行するんでしょうか、もしくは、各省庁に協力してもらってむだを削るというか一兆円の支出抑制をするんでしょうか。
○村越委員 再三これも出ていることで大変恐縮なんですが、繰り返しになってしまうんですが、あえて再度確認をさせていただきたいと思っているんですけれども、国と地方の長期債務残高というのは幾らなんでしょうか。また、その対GDP比というのはいかほどなんでしょうか。
○村越委員 ここでいうところの長期債務残高というのには具体的に何が含まれているんでしょうか。
○村越委員 公債依存度というのはどれぐらいなんでしょうか。
○村越委員 今答弁された債務残高と公債依存度の理想値というのはどれぐらいになるんでしょうか。
○村越委員 本当にゼロになるという状況が私が生きている間に来るのかどうかというのは大変疑わしいところでして、そうだとしたら、差し当たってとりあえずの政府が考えている中期的な債務残高、それから公債依存度というのはどのぐらいで、いつごろになるんでしょうか、お答えいただきたいと思います...全文を見る
○村越委員 具体的な数字を出せないということでは、やはり場当たり的だという批判を受けてしまっても仕方がないのかなと私は思うんですが、次の質問に入りたいと思います。  これも、さんざんきょう一日じゅうあるいは大臣が議論されてきた、答弁されてきたことなのかもしれませんが、プライマリ...全文を見る
○村越委員 その二〇一〇年代初頭にプライマリーバランスがゼロになるためには、やはり具体的、現実的な戦略が必要だと思うんですが、何かそういうお考えがおありであればお聞かせいただきたいと思います。
○村越委員 今大臣がおっしゃったシナリオに本当にリアリティーがあるかどうかということを確認するためにお伺いしたいんですが、そのプライマリーバランスがゼロになった時点での国の形がどのようになっているのかというのをお伺いしたいんですね。その時点での予算の規模だったり税収見込みといった...全文を見る
○村越委員 その時点での将来世代の負担というのはまた考えていかなければいけないと思うんですが、そのときの国及び地方の長期債務残高というものが一体どれぐらいになっているのか、これも試算があればお伺いしたいと思います。
○村越委員 試算がないのに目標を立てるというのでは、やはりこれも国民の皆さんは到底納得できないんじゃないかなと私は思うわけであります。  先ほど述べました一般会計歳出のごまかしにも同じことが言えるわけですけれども、プライマリーバランス・ゼロを達成するために、国が国民に負担を押し...全文を見る
○村越委員 この点に関しては、もうちょっと詳しい資料をいただきたいと思います。つまり、委員長にこれはお願いしたいと思います。どうでしょうか。
○村越委員 ありがとうございます。(発言する者あり)
○村越委員 ありがとうございます。  二〇〇八年度から先のことはよくわからないのに、二〇一三年度だというのも非常に……(発言する者あり)おっしゃるとおり、無責任ではないかと私は考えました。  それでは、次の質問なんですが、償還計画に関してお伺いしたいと思います。  この法案...全文を見る
○村越委員 いろいろとこの点に関してもっとお聞きしたいことはあるんですけれども、ちょっと時間が押してきましたので、次に進みたいと思います。  また、この法案の二条四項に「速やかな減債に努める」というふうに書いてあるんですけれども、非常に抽象的な表現であって、減債義務に対してむし...全文を見る
○村越委員 基本的な考え方ということが書いてあるだけだとおっしゃっていたので、要するに、具体的なことは何も言わないというふうにも受け取れるんじゃないかなと私は考えるわけですけれども、もっと具体的で強力な減債計画をやっぱり盛り込むべきなんじゃないかなと私は考えています。  今若干...全文を見る
○村越委員 それでは、基本的に六十年後の世代にまで今回の借金のツケを回すというか負担をさせるというふうにとっていいかと思うんですが、冒頭申し上げたように、公債の発行というのは本当に将来世代に強制的に負担を発生させるものであるわけですから、受益と負担のバランスからいって、世代間の不...全文を見る
○村越委員 頭の輪が締められないのであれば、ここの毛をびっと抜いてふっとやって、大臣並みの優秀な方を五人でも六人でもふやしていただいて、むだな支出の削減に努めていただきたいなと強くお願いをしたいと思います。  現在世代である我々も、過去に発行された公債の蓄積に対して元利の払いを...全文を見る
○村越委員 過去にむだな公債を乱発したという失政が、はっきり言ってあったんじゃないのかなと思うんですね。そして、今回の公債の発行にもそれが当てはまることになるのではないかと考えています。  先に進みたいと思います。  国債の格付に関してお伺いをしたいんですが、公債の無節操な乱...全文を見る
○村越委員 いずれにせよ、この民間格付会社による評価というのは、一つの指標として参考になるものとお考えなのでしょうか。
○村越委員 では、逆に今度は、国民が我が国の国債の信用度に対してどのように考えているのか、どう判断しておられるんでしょうか。
○村越委員 では、今度は、政府が我が国の国債に対して格付をするとすれば、どのようなものになるんでしょうか。諸外国と比較をしてもらえると大変ありがたいんですけれども。
○村越委員 何か安定しているというふうなお考えのようですが、その根拠がどの辺にあるのか、もうちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○村越委員 国家が予算を作成するなんというのは至極当たり前のことで、全然よくわからない説明で、大臣も国債を持っておられないということで、余り政府の評価も当てにならないのかなと思っています。  全然時間がなくなってしまいましたが、年金事業の事務費のことに関してもちょっと触れなけれ...全文を見る
○村越委員 もうちょっと項目の細目をお答えいただきたいと思います。
○村越委員 では、この法案についても引き続き職員の宿舎の費用というのが含まれているんでしょうか。
○村越委員 鉛筆とか消しゴムとか、それから取り立てに行くときの旅費とかというのは事務費だというのはわかるんですけれども、職員住宅の建築費というのはちょっとよくわかりません。この件に関しては、後日、我が党の大エースの長妻先生がやられるということで、先に進みたいと思います。  十六...全文を見る
○村越委員 これに関しては詳細を公開していただけるんでしょうか。匿名でも構わないので、多く払っている人のリストというか、上位から何人か、どういう人で、どういう肩書の人で何歳ぐらいの人か、何に対しての謝礼金なのかというのをお示しいただけることはできるんでしょうか。
○村越委員 この件に関しても委員長に資料を出していただくようにお願いして、もう時間が来ましたから、次に、次というか最後に一点だけお伺いしたいと思います。(発言する者あり)  じゃ、委員長にお答えいただいて。
○村越委員 ありがとうございます。  過去六年間にわたって本件特例措置が適用されてきたわけですけれども、果たして一体コスト体質は本当に改善されたんでしょうか。具体的な数値でお答えをいただきたいと思います。
○村越委員 ほかにもいろいろ御質問の項目を用意してきたんですけれども、時間が来ましたので、これで終わりにしたいと思います。  それで、再三申し上げているように、将来世代に対して負担を残してはならない。そのためにはむだを徹底して省いていかなければいけないわけですけれども、残念なが...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○村越委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 財政の持続可能性に対する...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号
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○村越小委員 民主党の村越でございます。  本日は、お忙しいところ、本当にありがとうございました。これまでの諸先生方の質疑ですとか、もとより先生のお話を踏まえまして、何点か質問をさせていただきたいと思います。  私も、先ほど先生のお話にありましたとおり、憲法解釈だったり憲法学...全文を見る
○村越小委員 ありがとうございます。  もう一点お伺いしたいんですが、思想、良心の自由というのは基本的に、頭の中では何を考えても自由だということだと思うんですが、そういう意味での価値相対主義というのがこの国の前提となっているのかなと。それは皆さんがそう理解されていると思うんです...全文を見る
○村越小委員 ありがとうございました。
03月19日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  村井委員の熱気が冷めやらぬ空気があるかと思いますが、私は淡々と進めてまいりたいと思います。  私は、中小企業金融公庫法及び独立行政法人中小企業基盤整備機構法の一部を改正する法律案につきまして、とりわけ、中小公庫の証券化支援業務追加...全文を見る
○村越委員 そもそも、先ほど述べました中小企業の厳しい資金繰りの問題を解決するために、本法案の最大の目的は、やはり中小企業に対する運営投資資金を供給する環境を整えていくことにあるんじゃないかと私は考えています。そして、本法案がその本来の目的を達成できるか否かということは、今から私...全文を見る
○村越委員 この証券が市場において、そして投資家に本当に魅力のある証券になり得るんでしょうか。例えば、既存の証券市場における金融商品の中でどういったような位置に位置づけられるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○村越委員 長官は、この格付というかレートに対して非常に自信を持っておられるようですが、それでは、この証券はどういったターゲットに、つまり、どういった投資家に対して専らニーズが見込まれているんでしょうか。
○村越委員 先ほどこの証券が日銀のオペの対象になるんだというような旨の御答弁がありましたが、政府系金融機関がこの証券をどのぐらいの割合で保有するようになるとお考えなのでしょうか。また、政府系金融機関が大量に保有することになるとすれば、それは望ましいことなのかどうか、お答えいただけ...全文を見る
○村越委員 実際その制度が始まって運用していかなければ、具体的なところはよくわからないということなんでしょうが、引受先が制度が始まってどうなるかは一たんさておきまして、リスク情報の開示ということが大きな問題になると考えます。  いわゆる中小企業の情報の非対称性というのが今問題に...全文を見る
○村越委員 それから、我が国の金融というのは、圧倒的に間接金融に偏っていると言われているわけです。そして、これが金融機関にリスクを集中しているという問題を起こしているわけですけれども、その金融機関に集中しているリスクを分散させる観点からも、我が国が抱えている大量の個人貯蓄を投資に...全文を見る
○村越委員 今マーケットの成熟度というお話がありましたが、その点に関してちょっと後ほどまたお伺いしたいと思いますが、先ほど御答弁の中にありました、いろいろなリスクレベルのものがあると。メザニンとかなんとかかんとかというのがあると思うんですけれども、そういったさまざまなリスクレベル...全文を見る
○村越委員 これで二つ目の論点に入りたいと思うんですが、金融機関は証券化に果たして本当に積極的になるのかどうかというところなんですが、このたびの証券化は、主にどの種別の金融機関がターゲットになってくるのか。都銀、地銀、第二地銀、信用金庫等々、具体的なものがあればお答えいただきたい...全文を見る
○村越委員 この事業によって、中小企業に対する新規融資のリスクを軽減することが本当にできることになれば、金融機関の財務状況も当然ながら改善されていく可能性があるわけですが、この事業の効果として、民間金融機関が抱えている既存の不良債権の処理も加速するようになるかどうか、どのようにお...全文を見る
○村越委員 この法案の作成に当たって、先ほどいろいろ挙げた金融機関からヒアリングをしていると思うんですけれども、そういった金融機関からどういった評価をいただいているのか、お聞かせください。
○村越委員 先ほどの買い取り型と保証型で、保証型が九百億、それで買い取り型が千五百億と算定されているというふうに承りましたが、その数字の根拠が一体どこにあるのかということ、また、金融機関にそれだけのニーズが本当にあるのかどうか、どのように見ておられるのでしょうか。
○村越委員 結局のところ、先ほど三つの点から検討する必要があると申し上げましたが、最終的に中小企業に対してお金が本当に行くようになるのかどうかということが一番大事だと思うんですが、中小企業に対する支援というのは経済産業省だけではなくて、きょう副大臣もお見えですけれども政府が一丸と...全文を見る
○村越委員 民間金融機関が引き受けることになるであろうこの劣後債がどういった資産評価をされるようになるんでしょうか。特に、金融庁の検査でどういう評価がなされるようになるのか、お答えいただきたいと思います。
○村越委員 加えてちょっとお伺いしたいんですけれども、金融庁が貸し渋り・貸し剥がしホットラインというのをやっている。一部、ホットラインじゃなくて、ほっとくラインだという意見もあるようですけれども、(発言する者あり)ありがとうございます。そういうのをやっているそうなんですけれども、...全文を見る
○村越委員 貸出債権の証券化自体は、中小企業の資金供給の円滑化に即時的な効果があるというよりも、証券市場が拡大したときに民間金融機関が融資をしやすくなるという、即時的な効果よりも二次的な効果が大きいという指摘があります。  そうだとすると、我が国における証券化市場がまだ未成熟で...全文を見る
○村越委員 よくわかりました。  今後、この事業が仮にうまくいったとすれば、当然ながら、中小企業に対して民間金融機関からの融資が拡大していくことが期待できるわけですけれども、その際に、中小公庫の本来の目的である直接融資の総額というか、本来の業務の行く末というのはどういうふうにな...全文を見る
○村越委員 最後にちょっとお伺いしたいんですけれども、ちょっと先の話になるかもしれませんが、貸出債権市場が成熟して中小企業に本当に資金が還流するようになったときに、公的な関与のあり方をどのようにお考えになっているのか。民業補完が原則だということを大臣が先ほどから繰り返しおっしゃっ...全文を見る
○村越委員 ありがとうございました。以上で私の質問を終わります。
04月09日第159回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  冒頭、昨日イラクにて誘拐された日本人三人の無事をお祈り申し上げるとともに、この三方の身の安全の確保のために政府が責任ある対応をしていただくことを強くお願い申し上げまして、不正競争防止法の改正に関する法律案について専ら質疑をさせていた...全文を見る
○村越委員 私がいただいた資料を勉強させていただいたところによりますと、平成十年にまず不正競争防止法が改正され、外国公務員贈賄罪が導入されているわけです。そして、その後、また平成十三年にも改正を行っているわけですけれども、その際に、今回改正されるであろう項目、すなわち、今おっしゃ...全文を見る
○村越委員 それでは、本日、法務省の方にもお越しいただいているようですから、法務省の方にお伺いしたいと思います。  今御説明がありましたように、今国会で日本の公務員に対する贈賄罪の国外犯処罰に関しての刑法の改正案が提出されている、そういうことですが、今回の法改正で刑法三条が言う...全文を見る
○村越委員 その点についてもうちょっとお伺いしたいんですが、要するに、今おっしゃられたところの一定に重い罪だという認識があるからこそ、今回あえて刑法の改正が行われるというふうに私は理解しているんですけれども、先ほど私が申し上げた、刑法の原則である謙抑主義の観点に照らし合わせますと...全文を見る
○村越委員 いただいた資料によりますと、現時点で、国内の企業から外国の駐在員に対して、わいろを贈れという指令が出された場合は処罰可能だというふうに御案内いただいているんですが、そういった規定に基づいて刑罰が科された事例は今のところ一件もないというふうに御案内いただいていますが、そ...全文を見る
○村越委員 この改正のタイミングに関してちょっとお伺いしたいんですけれども、まず刑法が先にありきということでしょうから、これも法務省の方にお伺いするのがいいのかと思いますが、本法改正が、去年でもなくて来年でもなくて、ことしにするんだということですから、今やらなければいけない理由が...全文を見る
○村越委員 ちょっとよくわからないんですが……(発言する者あり)理事からの御指導を賜りましたので、あえてもう一回納得のいくお答えをちょうだいしたいと思います。どうしてこの時期なんでしょうか。  冒頭申し上げたとおり、罰則を新たに設けるということはやはり非常に重大なことだと私は考...全文を見る
○村越委員 ちょっとこのことに関して後でまたやりたいと思いますので、先に進みたいと思います。  冒頭申し上げたとおり、私は、国際商取引において我が国が非常に重要なポジションにある、その責務から考えまして、公正な競争の実現に向けて率先して自主的に取り組んでいかなくてはいけない、外...全文を見る
○村越委員 今までの答弁を承って私はこう考えるんですけれども、この法案、改正案の提案理由に「最近における外国公務員に対する贈賄の処罰に関する国際的な動向等を踏まえ、」というふうにあるわけで、先ほど来答弁いただいていますけれども、結局のところ、諸外国からの圧力に耐えられなくなって法...全文を見る
○村越委員 先ほど来私が申し上げているように、経済大国たる日本が、国際商取引の場において、やはり非常にリーダーシップを発揮するべきところであるのにもかかわらず、非常に後手後手になっている、私はそのような印象を持っておりますので、しつこくお聞きをした次第であります。  今後も、こ...全文を見る
○村越委員 あわせて、確認の上でお伺いをしたいと思うんですが、刑法における贈賄罪の保護法益というものはどういうものなのでしょうか、お答えください。
○村越委員 なぜ今のことをお伺いしたかと申しますと、私自身勉強不足だということもあるんですが、二点ほどありまして、まずやはり、この法案の改正の本当の目的が何なのかということですね。これは後ほどの議論の前提にもなりますので、再度、確認の意味を込めて伺った次第であります。  もう一...全文を見る
○村越委員 それでは、そのような目的の上でこの法律がどのように機能していくかという議論を後ほどさせていただくとして、一たん次の質問に移らせていただきたいと思います。  条約のお話をさせていただきたいんですが、不正競争防止法の外国公務員に対する贈賄罪は、OECD加盟国を中心とした...全文を見る
○村越委員 おっしゃるとおりだと私も思うんですが、非常にお答えしにくいことかもしれませんが、具体的にどういう働きかけを行っていかれるのか、何か方策があればお聞かせいただきたいと思います。  というのは、大臣おっしゃられたとおり、我々先進国が不正な競争の防止に向けて幾ら努力をして...全文を見る
○村越委員 次のトピックに移りたいと思うんですが、もう一つ条約なんですが、昨年の十二月に、二年がかりの交渉の末に署名された国連腐敗防止条約が、先ほど来私が申し上げている、また中川大臣が非常に懸念されていることに対する一つの解決策として大いに期待し得るわけですけれども、これに関して...全文を見る
○村越委員 今御説明をいただいたように、現在この条約は日本を含めた各国がまだ署名をしたレベルでとどまっているわけですけれども、先ほど来くどいように申し上げてきましたように、我が国が率先して公正な競争の担保に向けて努力をすべきだと考えています。  それで、今後、我が国は、この条約...全文を見る
○村越委員 ちょっと関連してお伺いしたいんですが、私も何分、きのうの夜、この国連腐敗防止条約に関する資料をいただいて、ちゃんと読み込んでいないものですからよくわからないんですが、国連腐敗防止条約と刑法の贈賄罪の改正ないしは不正競争防止法の改正案との絡みに関してちょっとお伺いしたい...全文を見る
○村越委員 これも同様の議論になりますが、この条約も、我が国一国が頑張って批准をしたところで意味がないわけでありますから、各国に対して、外務省として、今後どのようにこの批准、そしてこの条約の理念が達成されることに向けてどのような具体的な働きかけをしていかれるのか、プランがあればお...全文を見る
○村越委員 ありがとうございます。  次に、WTOに関して若干お伺いをしたいと思います。  今の一連のお話は、国連の枠組みの中でどのように解決ができるかという議論もあったわけですが、WTOという枠組みの中で外国公務員に対する贈賄の処罰という不正競争防止策について議論がされ得る...全文を見る
○村越委員 それで、競争政策や政府調達透明性といったこの法案の趣旨に深くかかわるテーマが、いわゆるシンガポール・イシュー、これは四つあるらしいんですけれども、シンガポール・イシューと呼ばれているものの中に入っているわけですけれども、今後、このシンガポール・イシューがWTOの中でど...全文を見る
○村越委員 私も、非常に浅はかな勉強で恐縮なんですけれども、ほかの問題に関してはチェアパーソンズ、これは議長というのか理事というのかわかりませんが、そういうのが決まっているのにもかかわらず、この競争政策と政府調達透明性に関しては議長が決定されなかったと承っているんですが、この件に...全文を見る
○村越委員 ありがとうございます。  次に移ります。若干、この改正案の適用範囲に関して何点か、確認の意味でお伺いをしたいと思います。  この法案で「刑法第三条の例に従う。」というふうにあるわけですけれども、これはすなわち、日本国民の国外犯処罰ということでよろしいのでしょうか。...全文を見る
○村越委員 そうだとしますと、これも確認ですけれども、外国籍の者については、それが日本の法人に所属する者であったとしても、国外犯については処罰しないということになるんでしょうか、お答えください。
○村越委員 今の後段部分ですけれども、また確認したいんです。つまり、外国籍の日本法人社員が勝手にやった場合、それは処罰されないんだという趣旨なのでしょうか。
○村越委員 先ほどお答えいただいたとおり、この法案の目的というか保護法益というものは公正な競争の担保というところにあるわけですけれども、この保護法益の観点から見たとしても、外国人の日本法人社員、現地社員がいわば勝手に独自の判断で国外において行った贈賄行為は、それが日本の法人に不正...全文を見る
○村越委員 ちょっと法学的な観点を離れて、あくまで政治的な意味で確認をさせていただいているんです。  それでは、不正競争防止法の第十四条一項において違反行為の行為者に対する罰則が規定されていて、同法第十五条において違反行為の行為者が所属する法人等の罰則について規定がなされている...全文を見る
○村越委員 同様の条件で外国人が国外において外国公務員に対して贈賄を行った場合に、その行為者が本法案で罰せられないとともに、その者が所属する法人も罰せられないという解釈でよろしいんでしょうか。
○村越委員 これはあくまで私見なんですが、そうだとすると、本法案の目的である公正な競争が同じ度合いで害され、また、従業員を監督する責任のある法人が同じ度合いで監督責任を行ったにもかかわらず、従業員が日本国民か外国人かの違いによって法人に対する処罰が百八十度異なることに純粋に違和感...全文を見る
○村越委員 今ちょっとお話ありましたが、法人のコンプライアンス強化に関して、もう余り時間がないんでできるかわかりませんが、後で伺うつもりでいたんですけれども、法人は、本法改正の趣旨と事実を十分に理解して、その従業員に対して、違反行為について十分な教育をしていく義務が出てくるんだと...全文を見る
○村越委員 よくわかりました。ありがとうございます。  別の面から、本法案の解釈に関してもう一点お伺いしたいんですが、いわゆるファシリテーションペイメンツ、手続の円滑化のみを目的とした少額の支払いに関しては、本法案の引き金となっております外国公務員贈賄防止条約においては認められ...全文を見る
○村越委員 ちょっと最後にお伺いしたいんですが、企業のコンプライアンスに関して、これが今後政府が取り組んでいかれることに関して非常に重要なことだと考えているんですけれども、先ほど申し上げたように、本法が本来の趣旨に沿って機能していくためには、監督責任のある法人に対して罰則を十分に...全文を見る
○村越委員 繰り返しになりますけれども、この改正案の趣旨である公正で透明な国際商取引市場を担保するためには、我が国のみならず、未加盟の国だったり法律を守る意識が希薄な国に対しても問いかけをしていって、各国が足並みをそろえてルールを守ることが非常に重要だと考えるわけです。  政府...全文を見る
○村越委員 はい、もう終わります。  そのために、各国に対する努力を十分してもらうことはもとより、我が国が各国に対してお手本となるように率先して取り組んでもらうことを強くお願い申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月13日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○村越委員 民主党の村越でございます。  政府提出の金融機能の強化のための特別措置に関する法律案及び民主党提出の金融機能の再生のための緊急措置に関する法律等の一部を改正する等の法律案につきまして、質問をいたします。  最初に、若干のお話をさせていただきたいと思います。  先...全文を見る
○村越委員 またあした、私は質疑をさせていただくかもしれませんので、こういった点に関してもまた議論させていただきたいと思います。  もう一点、今の日本の経済の現状に関して質問させていただきたいんですけれども、これもきのうのマーケットに関することなんですが、本当に見事なまでに株価...全文を見る
○村越委員 ありがとうございます。  では、実際、法案に関して質問に入りたいと思います。  先ほど私が幾つかの例を挙げて、私の実感ですけれども、我が国の金融システムというものがいまだに全くもって健全とは言えないんじゃないかと考えているわけですけれども、果たして現在金融危機なの...全文を見る
○村越委員 ありがとうございます。  今いろいろと津村委員の方からお話を伺って、竹中大臣も今のお話をいろいろな思いで聞いていらっしゃったのかもしれませんが、いま一度ちょっとお伺いしたいんですけれども、健康でも不健康でもないというふうに現状をとらえていらっしゃるとすれば、一体どう...全文を見る
○村越委員 私が思うに、金融機関が連鎖的に倒産するとかなんとかという状況は、それは金融危機ではなくて国家的な危機と言うべきでありまして、やはり現実をちゃんと認識して政策運営をしていただきたいなと私は思うわけであります。  先ほど津村委員の方からも指摘がありましたけれども、余りこ...全文を見る
○村越委員 紋切り調の御答弁で余りおもしろくないなと思ったんですけれども。  それでは、今が危機ではないということですから、危機ではないのにどうして公的資金を注入する必要があるんでしょうか。金融機能強化のためというふうになっているんですけれども、金融機関が健全とまでは言わないま...全文を見る
○村越委員 では、肝心なところをお伺いしたいと思うんですけれども、この措置によって、本当に実際のところ融資がふえるようになるのかどうかということをまず大臣にお伺いしたいと思います。  また、民主党の提出者にあわせてお伺いしたいんですけれども、特に民主党の法案によって中小企業に対...全文を見る
○村越委員 一生懸命質問に集中していて、ふと部屋に目をやると、何か随分席がまばらだなと思うんですが。
○村越委員 今の、中小企業に対して融資をふやすための具体的な目標を定める規定が盛り込まれているのかどうか、大臣と民主党の提出者の方、双方にお伺いしたいと思います。
○村越委員 それから、その目標に達しなかった場合の罰則規定があるのかどうかということも、大臣それから民主党の提出者の方にあわせてお伺いしたいと思います。
○村越委員 これは政府側にお伺いしたいんですけれども、ちょっと確認の意味でもう一回お伺いしたいんですが、過去の資本注入において、中小企業への融資目標というのは義務づけたのでしょうか。
○村越委員 そういう規定があったということですから、その結果として、本当に融資がふえたのでしょうか。お答えいただきたいと思います。
○村越委員 今、外部要因ということをおっしゃっていましたけれども、残念ながら、過去の資本注入においてはその目的が十分に果たされなかったんだ、そういうことだと私は思っています。  次の項目に関して質問させていただきたいんですが、この法案では、抜本的な組織再編成、すなわち合併以外の...全文を見る
○村越委員 このことに関してあわせてお伺いしたいんですけれども、これは必要性はないんでしょうか。
○村越委員 では、政府案において、申し込み時において公的資金注入に至った経営責任というものはどのように追及されるのでしょうか。
○村越委員 基準適合金融機関であっても、公的資金を使う以上、そこに至った経営責任というのがとられるべきだと私なんかは考えるんですけれども、それに関してはいかがでしょうか。
○村越委員 それでは、民主党案では公的資金の注入に至った経営者の責任をどのように追及しているのか、その点に関してお答えいただきたいと思います。
○村越委員 本日わざわざ日銀の方にお越しいただいていますので、時間も押してきましたので、先に日銀の方に御質問させていただきたいと思います。若干今までのお話と違うお話で恐縮なんですけれども、RCCに関してちょっとお伺いしたいと思います。  RCCに対して日銀が考査を行っているのか...全文を見る
○村越委員 まさに私は国民の代表としてこの場に立っておりまして、どうしてその資料が出てこないのか、私には理解に苦しむところがあるんですが。  同様に、金融庁がこのRCCに対して検査を行っているのかどうか、また、それも資料があればぜひお示しいただきたいと思うんですが、いかがでしょ...全文を見る
○村越委員 もう一度日銀の方にお伺いしたいんですが、私の認識では、財務体質に関して非常に大きな問題があるというふうに考えているところなんですが、資料は出せないということですので、その辺の財務体質に関してどのようにお考えなのか、ぜひお答えいただきたいと思います。
○村越委員 全く私の質問のお答えになっていないと思うんです。  国の施策のためにやっているというふうにお答えになっていましたけれども、まさに国民の税金がそこで使われているわけですから、我々としては、一体どうしてこういう状況になっているのかというのをぜひ知りたいわけでして、これは...全文を見る
○村越委員 時間が来ましたので、また後日この件に関しても質問させていただきたいと思います。  一言だけ最後に、ちょっとだけ申し上げますと、私がきょうお聞きしようと思ったことはすべてお聞きできたわけではないんですが、きょうの質疑の中でも、政府提出の法案と我が党が提出している法案の...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○村越委員 民主党の村越でございます。昨日に引き続きまして、政府提出の金融機能の強化のための特別措置に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  きのうの私の質問の中で、最後の方、ちょっとRCCに関する質問をさせていただきまして、その件に関してまず追加で質問させ...全文を見る
○村越委員 日銀法第一条二項ですか、ここにも「銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資する」とあるわけでして、今まさに御答弁いただいたように、いわゆるシステミックリスクを回避するということが日銀のお役目の一つである、私もきのうちょっと...全文を見る
○村越委員 改めてもう一度お伺いしたいと思うんですが、システミックリスクの回避という大きな目的のために日銀が担っていらっしゃる役割というのは、行政による検査とどのように違うとお考えなのか。改めてもう一度お聞かせいただきたいと思います。
○村越委員 ありがとうございました。日銀の方はこれでお引き取りいただいて結構です。  今の御答弁にありましたように、そもそも日銀の考査の目的と金融庁の役割というのは違うということで、次は、このRCCの問題に関して、ちょっと金融庁側にいろいろお伺いをしたいと思います。  まず、...全文を見る
○村越委員 きのうの副大臣の御答弁でも、必要があればやるんだという旨のお話がありましたけれども、その必要性というものが現在どれほどあるのか。その必要性があるかどうかというのをどういうふうに認識されているんでしょうか。また逆に、どういう状況になったら検査に入る必要がある状況だとお考...全文を見る
○村越委員 何か、キャパシティー云々とか比較考量とかと今おっしゃっていましたけれども、比較考量というのは要するにアドホックだということで、その場その場で適当に判断するということでしょうから、実際に検査をするかどうかというのはあくまで裁量というか気分というか、そういうものになってし...全文を見る
○村越委員 今大臣がお引きになった、柳澤大臣も、預金受け入れ機関ではない云々というふうにおっしゃっていましたし、先日、副大臣も預金受け入れ機関ではない云々の御答弁をされていたわけですけれども、やはり預金というのは、少なくとも、預ける人がみずからの意思によってお金を預けているわけで...全文を見る
○村越委員 では、ちょっと矛先を変えまして、実は、先日、RCCの不正が明らかになったというふうに聞いています。報道によれば、整理回収機構元課長四千百万着服で告訴へと。整理回収機構大阪第三支店の元課長が、福岡支店の課長当時、RCCが抵当権を持つ土地や建物などを無断で売却し、約四千百...全文を見る
○村越委員 こういった不祥事に対する金融庁の監督責任というものがやはりあると私は思うんですが、それに関して、まず、どうお考えなのかということ。  もう一つは、これは、二〇〇〇年五月にこういう不正が行われた。もう四年近くたって、今発覚をしているわけであります。これはもう本当に、や...全文を見る
○村越委員 再三私が申し上げてきましたとおり、やはり金融庁がRCCに検査に入るべきじゃないかと私は考えています。聞くところによりますと、金融庁の検査というのは金融機関が震え上がるほどの恐ろしいものだというふうに承っていますから、国民に対する説明責任を果たすという意味でも、ここでや...全文を見る
○村越委員 銀行に対する株式引き受けによって、言ってみれば国民全体が株主になるんじゃないかと私は考えるわけですけれども、株主である国民の利益が確保されるためには、銀行の経営に対する関与ができなくてはいけないわけですけれども、ここで言う株式というのは議決権制限等のない株式なんでしょ...全文を見る
○村越委員 これは、いろいろおっしゃっていましたけれども、制限があるということですよね。そうだとしたら、なぜそういうふうにされたのか、お答えいただきたいと思います。
○村越委員 ちょっともう時間がないので急ぎたいんですけれども、預金保険機構のことに関してちょっと何点かお伺いしたいんですが、預金保険機構の債務残高は最新で今いかほどなんでしょうか。
○村越委員 この十九兆余りの金額というのはどこから借り入れているものなのか、公的資金を注入されていない民間金融機関からなのでしょうか。
○村越委員 ちょっと残念ながらもう時間が来てしまいまして、我が党の真打ちが後ろに待っていますので、私はきょうはこのぐらいで下がりたいと思います。ありがとうございました。
04月23日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○村越委員 ただいま議題となりました政府提案の金融機能の強化のための特別措置に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案に反対し、民主党提案の金融再生ファイナルプラン関連法案に賛成する立場で討論を行います。  これまで、総額四十二兆円の公的資金が投入されながら、銀行貸し出...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○村越委員 民主党の村越でございます。  まず冒頭、先ほど田中委員が、この前の日曜日の埼玉、広島、鹿児島での補選の総括をされておりましたから、私も私なりにちょっと総括をさせていただきますと、我が党は大変残念ながら惜敗したわけですけれども、この結果は必ずしも国民の皆様が、例えば今...全文を見る
○村越委員 私が伺っているのは、脱税的行為に当たるのかどうかと、是正が必要かどうかということではなくて。脱税に類する行為になるのかどうかという、その点でお答えいただきたいと思います。
○村越委員 今御指摘あるように、一般論として申し上げると、やはり二十一年間滞納しているというのは非常に高額で悪質な事例に当たると僕は思うんですね。  是正というふうにおっしゃられたかと思いますが、是正が必要な場合というのはまさに税金を納めていない場合に当たるわけで、これは脱税的...全文を見る
○村越委員 いま一度すっきりしないのでお伺いしたいのは、是正とおっしゃられましたけれども、是正の意義に関してもう一度お話し……。何なんでしょうか、是正というのは。
○村越委員 故意が認められて、そして金額が大きくて悪質な場合は是正が必要であると。言い方をかえれば、脱税的行為になるんだと私は今のお話を総合して考えているわけですけれども。  では、そういった場合に、国税庁として、一般論として、加算税、延滞税というものをどういうふうに考えるんで...全文を見る
○村越委員 今一万三千三百円ですか、一般論として、仮に二十一年間、過去の金額は違うんでしょうけれども、それを積算した場合に、例えば加算税、延滞税というのはどうなるんでしょうか。
○村越委員 保険料のことは一たんおいておくとして、納税というのは、釈迦に説法ですが、国民の三大義務の一つである。つまり、保険料を払っているか払っていないかということよりも、税金を納めているか納めていないかという方がはるかに重大な問題なわけでして、その点から考えまして、やはり国会議...全文を見る
○村越委員 国民年金保険料が未納であって、なおかつ、社会保険料控除を申告していた場合は調べる必要が生じるんだということだと思うんですが。  では、ここからはある意味で個別具体の話をしたいと思うんですけれども、さきに三人の閣僚の方が保険料を未納であったという報道がなされて、非常に...全文を見る
○村越委員 保険料をお支払いしていなかったということをお認めになって陳謝をされていたわけですから、それはきちっとした情報である、ソースが確かだということで間違いないことだと思うんですが、そうだとしたら、やはり監督権者として、大臣はその点に関してもお調べになる必要があるんじゃないか...全文を見る
○村越委員 今御答弁されたように、まさにそこが問題なわけですね。社会保険料控除を申告しているかどうかというところがまさに問題なわけで、それをお調べになるかどうかということをこの場でお伺いしているわけです。そして、私どもとしては、それをやってもらうことをお約束いただきたい。大臣にこ...全文を見る
○村越委員 一般論として、個別具体の話ではなくて、一般的にお調べになるかどうかということをぜひお約束いただきたい。
○村越委員 ということは、具体的にお調べになるというふうに受け取ってよろしいんでしょうかね。  私、週末に、これはちょっと関係ない話ですけれども、地元で国政報告会をしまして、(発言する者あり)ありがとうございます。委員会での自分のつたない仕事ぶりなんかを報告させていただいたんで...全文を見る
○村越委員 確かに個別の事例なのかもしれませんが、果たして提出者側の三人の閣僚というのが個別だといって片づけられる問題なのかということをやはり考えるべきじゃないかと思うんですね。国民の皆様にちゃんと保険料を払いましょうと言っていらっしゃる提出者側が払っていなかったというのは、ちょ...全文を見る
○村越委員 本当に残念なお答えで、私はちょっと失望しているんですけれども。  では、別のことをちょっとお伺いします。  恐らく大臣のことですから、僕はお調べになるんじゃないかと。この場ではそういうふうに答弁をされても、きちっと対応してくださると私は信じているんですけれども。仮...全文を見る
○村越委員 非常に、今一番国民の皆様が関心を持っておられることですから、プライオリティーが最も高いと思われるわけでして、まず最初にこの三閣僚の方々をお調べしていただきたいと私は思うんですが、ぜひそれを調べるということをどうしてもお約束いただけないでしょうかね。
○村越委員 大臣にやはりお伺いしたいですね。これは明確なお答えをいただかないと、本当に私地元に戻れないので、ぜひ明快に、一般論としてでも結構ですから、調べるということをお約束いただきたい。お願いします。
○村越委員 適正な執行をしているのはわかりました。よくわかりました。調べるか調べないかということをぜひお答えいただきたいと思います。それをやはりお答えいただかないと、審議を続けられないと思います。
○村越委員 別に、ここに呼んでどうするとかそういうことではなくて、政府が国民の皆様に対してまず襟を正してきちっと対応するというスタンスを示していただきたいということを僕は申し上げているわけでして、それが僕は谷垣大臣の本心じゃないかと本当に思っているんですね。それをひた隠すというこ...全文を見る
○村越委員 そうすると、未来永劫調査をしないというふうにも受け取れてしまうんですが、それではこのままこの問題を監督権者として大臣は放置されるおつもりなんでしょうか、いかがでしょうか。
○村越委員 では、その三閣僚が未納だったということは明らかな事実なわけでして、そうだとして、こういう問題が出てきている以上、個別的なことはともかくとして、一般的なこととして調べるということをやはりお約束いただく必要があるんじゃないかと私は思うんですけれども。一般的な問題として監督...全文を見る
○村越委員 是正が必要だということですから、では、一般論としてお伺いしますけれども、二十一年間未納だった場合、なおかつ、社会保険料控除が申告されているということがかなりの程度強く推測される場合、それは是正が必要な場合に当たるんじゃないですか。
○村越委員 関連してお伺いしますけれども、三年で時効ということは、一般論としてお伺いしますけれども、二十一年間未納していた人に関して言うならば、十八年間分ですね、三年で時効になっちゃうわけですから。十八年間分は納めさせないということになるんでしょうか。
○村越委員 それは、国民の皆さんは到底納得できない、看過できない事態だと私は思うんです。こういう場でこの問題が問題になっている以上、このことを調べるというお約束をいただかない限り物事は進まないと私は思うんですね。  冒頭申し上げたとおり、これは年金の保険料の問題というよりも、む...全文を見る
○村越委員 いや、僕がお伺いしたのは調べるか調べないかということで、国政調査権云々ということを伺っていません。私は、衆議院、ハウスの一員としてあるいは国政調査権を行使しているのかもしれない、私はそのような立場で今質疑をさせていただいています。ちゃんと質問通告しているわけですから、...全文を見る
○村越委員 ちゃんとお答えにならないと、僕は立ちません。
○村越委員 繰り返し申し上げますけれども、きょうは証取法の一部改正に関しての質問をやるということで通告させていただいたんですけれども、これはいかにして市場が公正で透明化を図れるかというようなところに改正のポイントがあると思うんですけれども、政府側が不透明なのに、市場が公正で透明化...全文を見る
○村越委員 では、一般論としては、継続反復してずっと調査をしているわけでしょうか。そして、継続反復して行われている調査の中で、一般論として、この三閣僚が調査の対象になるということはあり得るんでしょうか。
○村越委員 以上の答弁を総合しますと、きちっと、私の大好きな大臣が……(発言する者あり)いや、これは本当なんですよ。これは迅速に対応してくださるというふうに私は今受けとっております。きちっと対応していただいて、国民の皆様に対して明らかにしていただきたい。この点だけはちょっと念を押...全文を見る
○村越委員 忌憚のない意見交換をされてきたということですけれども。共同声明というものが出されたと思うんですが、イラク問題に関してアメリカへの配慮というか言葉選びが非常に慎重になっているような共同声明だったと思うんですけれども、今新聞なんかによく書いてある地政学リスクというものが非...全文を見る
○村越委員 時間が参りましたので、質問を丸々残してしまって非常に遺憾なんですが、これで私の質問を終わりたいと思います。  ただ、先ほどの問題ですが、やはりきちっと調査をしていただきたい、そのことだけもう一度繰り返し念を押して、これで終わりたいと思います。
05月11日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  証券取引法改正に関する質問をさせていただきたいと思います。  具体的な質問をさせていただく前に、先日、ジャスダックの社長が辞任を表明されたという報道がありました。これは証券市場に関して非常に大きな影響を与えたんではないかと私考えて...全文を見る
○村越委員 今回の騒動の発端というのは、辞任を表明された社長が節税目的でクロス取引ということをなさったと。ある証券の価格を確定するために瞬時に売ってまた買うということだそうですけれども、その取引そのものには違法性はないというふうに私が調べた限り言われているそうですけれども、おっし...全文を見る
○村越委員 今の御答弁に関連して、もう一点だけお伺いをしたいんですけれども。  取得価額を確定する意味でのクロス取引というのは問題ないと。ところが、今回のように専ら節税の目的でクロス取引をするということは従来行政側は黙認をしてきたというような報道がされておりますが、今後もこうい...全文を見る
○村越委員 今の御答弁を要約すると、今後も黙認をされるということになるのかなと思っているわけですけれども。  次の質問に移らせていただきますが、証券会社の自主規制に関してお伺いしたいんですけれども、証券会社によっては現時点で役員の株取引を原則禁止するなどの自主規制を行っていると...全文を見る
○村越委員 今度は同様に銀行に関してお伺いしたいんですけれども、今度の法案、この改正によって、銀行が証券の仲介業務を行うことができるように法案が通ればなるわけですけれども、これは、要するに、銀行が証券業界のいわば当事者になるわけですけれども、そうなった場合、銀行の役員の株取引につ...全文を見る
○村越委員 これは素朴な疑問なんですけれども、株取引が非常に好きな銀行員もたくさんいると思うんですね。銀行が証券の取引仲介を始めたおかげで、銀行員の株取引というものが、法的なものなのかそれとも自主的なものになるのかわかりませんが、そういったものによってある意味制約というか規制が加...全文を見る
○村越委員 ありがとうございます。  では、これより法案に関する具体的な、個別的な質問をさせていただきたいと思います。  今回提案された改正案なんですけれども、先ほど来お話に上がっているとおり、銀行等の証券仲介業務を解禁することがいわば肝になっているわけです。私は、これに関し...全文を見る
○村越委員 さらにお伺いしたいんですけれども、今回の改正の目的といいますか、もっと言えば、銀行による証券仲介業務解禁の点に関して、その目的がどこにあるのかということをお伺いしたいと思います。
○村越委員 わかりやすく言えば、だれもが投資しやすい市場の整備、それから市場参加者のすそ野を広げるというのが目的になっていると思うんですけれども、そういったことをするメリットというのがどこにあるのか、さらに突っ込んでお答えいただければと思います。
○村越委員 今御答弁の中で、金融システムの改善強化というお言葉がありましたけれども、前回審議していた法案もそうでしたけれども、我が国の金融システムというか金融機関を取り巻く状況というのは、認識の違いはあるとは思うんですが、いまだ健全な状態にあるとは言えないというのが一般的な認識だ...全文を見る
○村越委員 銀行にリスクが集中しているということですけれども、それでしたら、リスクを分散しなければいけないということになるんですが、必ずしもそれは銀行だけにリスクの分散を図れという話にはならないと思うんですね。例えば、従来の証券業界そのものに対しててこ入れをするような施策もあり得...全文を見る
○村越委員 今盛んに金融機関では経営改善とかリストラというものを行って非常に疲弊し切っているのではないかと思うんですが、そういった体力が低下しているような状況で銀行に新たな業務を遂行する余力が残っているのかどうか、私は疑問に思ってしまうわけですけれども、その点に関してはいかように...全文を見る
○村越委員 僕はそうじゃないんじゃないかと思うんですね。リストラの基本というのは、今はやりの選択と集中だということだと思うんですね。つまり、採算の合わない事業からは潔くとっとと撤退をする、そして、得意な分野に集中をして投資をする、得意な部門を強化していくということだと思うんですけ...全文を見る
○村越委員 今のお話は、いわば金融業界というか、銀行だったり証券会社、金融機関から見たお話だと思うんですけれども、それでは視点を変えて顧客側から考えてみたいと思うんですけれども。  冒頭私申し上げましたとおり、今回のいわば規制緩和による顧客から見たメリット、銀行窓口に来る一般の...全文を見る
○村越委員 よくわからないですよね。インターネットバンキングだってあるわけですから、証券会社がない地域でも今証券取引というのは盛んに行われているはずでして、いまいち不明確だなと思うんですけれども。  逆に、顧客にとって考えられるデメリットがあるのかどうか。これは何も御答弁がない...全文を見る
○村越委員 それでもなお、今まで安全な、リスクの低い金融商品しか利用したことのない顧客が、今回の法改正によって混乱しないのかという危惧がぬぐえないのではないかと思うんですけれども。要するに、預金に来た顧客が、預金と比較してリスクが高い株式を銀行で購入するということを顧客が正しく認...全文を見る
○村越委員 次に、銀行と融資先との関係について二点ほどお伺いをしたいんですが、銀行の融資先に対する、いわゆる圧力販売というものに対する危惧が既にあるわけですけれども、これに対してはどのような規制をかけていくつもりなのか、お答えいただきたいと思います。
○村越委員 それに関連して、融資先の企業が株式や社債を発行する場合について、そうした証券の販売仲介について何らかの規制をするのか、あるいは情報の開示義務というものを設けるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○村越委員 次に、顧客情報に関することについて質問したいんですが、先月末に、本来この質疑をする予定の当日だったと記憶していますけれども、ある信販会社の顧客情報が流出したおそれがあるというような報道がなされていました。特に、金融業界においては顧客情報というのはとりわけ重要である、そ...全文を見る
○村越委員 これまで以外に二点規制緩和に関して残りの時間でお伺いしたいと思います。  まず、取引所取引原則の廃止という規制緩和に関してなんですけれども、従来、取引所の開設、それから運営においては厳しい審査が行われていることと思います。つまり、取引所というのはそれだけ信頼性の高い...全文を見る
○村越委員 あともう一点、向かいのみ、のみ行為禁止の廃止に関して最後にお伺いしますけれども、これまでは取引所取引によって公正な取引、公正な価格形成を担保してきたわけですけれども、この法案によって向かいのみ行為やのみ行為が解禁されることになるわけですけれども、この解禁によって公正な...全文を見る
○村越委員 ちょっと最後にお伺いしたいんですが、最良執行義務の最良という部分ですね、その最良のいわばメルクマールをお教えいただきたいと思います。
○村越委員 ありがとうございました。  家計の資産というものが預金に著しく偏っている、そして銀行にリスクが集中している、そういった状況のもとでペイオフが解禁されるということでして、今後、国民の資産というものが直接金融に向かうことが、リスク分散の意味で国民にとっても金融業界にとっ...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○村越分科員 民主党の村越祐民でございます。  私は、千葉県選出の国会議員として、とりわけ浦安市、市川市選出ということもありまして、羽田空港の再拡張事業、中でも、新たに建設予定になっています四本目のD滑走路の建設に関して専ら質問させていただきたいと思います。  まず最初に、公...全文を見る
○村越分科員 今、局長じきじきに長々と御説明いただいたわけですけれども、いろいろ役所の方から直接、県並びに浦安市に出向いていただいて、御説明いただいているということなんですが、残念ながら、千葉県の方では、説明責任が十分になされていないのではないかといって怒っている人がたくさんいる...全文を見る
○村越分科員 それでは、どういった指示を具体的に出されているのでしょうか。もし何かあれば、大臣からお答えいただきたいと思います。
○村越分科員 私も、もう今の御答弁から推察しているところですけれども、もちろん、すべての公共事業が悪だというわけではなくて、やはり国民の皆様の税金を投入するわけですから、二十年後、三十年後を見ても、ああ、この事業はよかったなと言われるところにやはり我々はお金を使うべきでありまして...全文を見る
○村越分科員 去る三月三十一日に、附帯決議がついた上で東京国際空港における緊急整備事業の円滑な推進に関する特別措置法が成立しているわけですけれども、この附帯決議の中に、まず一つ目に「緊急整備事業の円滑な推進を図るため、より一層のコスト削減と必要な資金の確保に努めることとし、地方公...全文を見る
○村越分科員 最大限の努力をしていただく、そして、先ほど八項目を具体的にお答えいただいたわけですけれども、四十万七千回というのは堅持する、こだわるというところはよくわかったんですけれども、それ以外はおおむね検討中だということでした。  先ほどの質問に戻りますが、努力をしていると...全文を見る
○村越分科員 最大限の努力をしてくださることはよくわかったんですが、私が伺っているのはこの附帯決議の解釈のことであります。  もう一度最後にお伺いしますけれども、この附帯決議をどういうふうにお考えになっておられるのか。地方公共団体が本当に納得いく形を皆さんが提示されてから、入札...全文を見る
○村越分科員 この点に関してはそれぐらいでやめておきます。  先ほど、できるだけ早期にこの事業化を進めるために入札の準備を行っているというふうにおっしゃっていましたが、具体的にはどのような準備を進めておられるのか、お伺いしたいと思います。
○村越分科員 先ほど申し上げました意見書には、「千葉県及び関係市・住民の納得を得ない限り、十六年度における入札を行うべきでないことを強く求める。」というふうに書いてあるわけですけれども、この申し入れをどのようにとらえておられるのでしょうか。要するに、千葉県及び関係市の住民が納得す...全文を見る
○村越分科員 この意見書に対する回答をなさるということですが、先ほど来、もう二カ月たっているということを申し上げているわけですけれども、おおむねいつまでにこの回答をいただけるのか、お示しいただければと思います。
○村越分科員 よくわからない御答弁です。  そういった説明をされているから地域の住民が納得できないというふうに、皆さんそういうふうにおっしゃっているわけでして、やはりもう少し真摯に国土交通省は地元に対して説明なり調査なりをしていただきたい。そのことだけを強く申し上げまして、若干...全文を見る
05月20日第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号
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○村越小委員 民主党の村越祐民でございます。  本日、参考人からは、日独の都市計画の哲学の違いといいますか、大変興味深いお話をいただきまして、本当にありがとうございました。  私は、景観的利益の保護という観点から、何点かぜひ御質問をさせていただきたいと思っております。  ま...全文を見る
○村越小委員 実は、二月ぐらい前でしょうか、我が党の菅前代表と食事をした際に、財産権を見直す必要があるというようなお話をされていました。年明け一月でしたか、我が党の党大会でも代表が、折しも憲法改正論議が高まっているということで憲法に関しても言及をされまして、財産権を見直す必要があ...全文を見る
○村越小委員 そうだとしますと、諸外国を見ますと、憲法に景観に関する規定がなされているところが幾つかあるというふうに承っているんですけれども、具体的に憲法で景観に関する規定なり、古都、文化財の保全なりなんなりに関する規定を設ける必要は差し当たってないというふうにお考えなんでしょう...全文を見る
○村越小委員 あともう一点お伺いしたいと思いますのは、ここにあります国立マンション訴訟に関することなんですけれども、市民の側からすれば非常に画期的な判決だということが言えると思います。非常に盛んに報道もされておりましたし、何メーター以上のところを削りなさいという非常にユニークなも...全文を見る
○村越小委員 ありがとうございました。
05月27日第159回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号
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○村越小委員 先ほど来、裁判員制度に関してのことが議論の俎上に上がっていましたので、私の意見を若干申し上げたいと思います。  裁判員制度に関してなんですけれども、開かれた司法並びに市民の統治機構への参加を促すという点で大いに評価できるものだと私は差し当たって考えております。しか...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○村越委員 民主党の村越でございます。  私は、中小企業者に対する銀行等の資金の貸付けの適正な運営の確保に関する法律案について、本法案を歓迎する立場から質疑をさせていただきたいと思います。  以前、経済産業委員会でも主張いたしましたが、この間の政府の誤った政策によりまして最も...全文を見る
○村越委員 先日の朝日新聞でしたか、政府広報で、大臣がみのもんたさんと対談されているような記事が載っていまして、それは拝読したんですけれども、その中でも、何か八割ぐらいの銀行が中小企業の融資に向けて動き出しているというようなことが書いてありまして、今のお話でも、円滑化に向けて要請...全文を見る
○村越委員 非常に熱意のこもった法案であるということはよく承っているんですが、この法案が、これだけいい内容だ、そして、自民党の方々にも本来賛同いただいているんだということで、仮に成立した場合、どのようなメリット、効果があるのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。提出者の方、お願...全文を見る
○村越委員 一年前に、第百五十六回に提出されて結局成立しなかったということなんですが、仮に一年前にこの法案が成立していれば救うことができた中小企業があったかどうか、また、そうだとすると、その間倒産していった中小企業があるかもしれないということに関してどのような思いをお持ちなんでし...全文を見る
○村越委員 この法案のねらいであります無担保、無保証融資の拡大について、銀行側はどういった反応をしているんでしょうか、お聞かせください。
○村越委員 もう余り時間がないんですけれども、何点か法案の具体的な中身に関してちょっとお伺いをしたいんです。  まず、銀行の説明義務に関してなんですけれども、銀行が融資をする際に説明をするというのはいわば当然のことだと思うんですが、これを義務化することの意義というのはどこにある...全文を見る
○村越委員 ちょっと時間がなくなりましたので最後に一点だけお伺いしたいんですが、貸付契約や担保提供に当たって、貸し付け方針を定め、それを公表する義務を規定することの趣旨がどこにあるのか、最後にお聞かせいただきたいと思います。  今、包括根保証制度について義務づけがされるというこ...全文を見る
○村越委員 これで終わります。
08月04日第160回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○村越委員 民主党の村越でございます。  私の質問は雑音抜きでお送りできると思います。国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案について、提出者の方々に御質問をさせていただきます。  まず、具体的な質問に入る前に、福島県、そして新潟県、両県で集中豪雨の被害...全文を見る
○村越委員 私も選挙戦を戦っている中で、ミスがたくさんあった、それから合計特殊出生率、今回の年金改革に関して前提となるような数字にも大きな問題があった、そのことをお訴えしつつ各地を転戦したわけですけれども、こういった数字、ミスが多くあったということもそうなんですが、そもそもさきの...全文を見る
○村越委員 今回のこの法案は、政府に対する対案としての意味が非常に大きいと思うんですが、先ほど来、民主党は責任政党として政権をとるにはまだ早いんだというような御指摘があったかと思います。ですが、我々が責任政党として政権をとったときに、政権をとる準備ができているんだということを示す...全文を見る
○村越委員 ちょっと言葉足らずでしたが、的確に答えていただいてありがとうございます。  各論に関してちょっと質問させていただきたいと思います。  この法案の二条に関連することですが、国庫負担分を二分の一に引き上げるという条項がございます。これは、もともとの改正案にもこういった...全文を見る
○村越委員 それから、次世代育成支援、とりわけ育児休業規定に関するものがいろいろと盛り込まれているかと思います。そのことの眼目と、もともとの改正法との異同についてお答えいただきたいと思います。  恐らくこの点に関してはもともとの改正案のよいところはよいところとして私ども民主党が...全文を見る
○村越委員 要は、私ども民主党は、さきの総選挙以来、年金は一元化するんだ、その一元化することが究極の目的としてあるわけですから、今回、この廃止の法案を出して、仮にこの法案が通った場合、速やかに我々は一元化に向けて努力をしなければいけないということになるかと思います。  その際に...全文を見る
○村越委員 さきの国会でいろいろ国共済の話が出てまいりました。その中で、厚生年金と対比してみると、国共済というのは運用の面では非常に優秀だ。今、五十嵐さんからもお話がありましたが、そういう優秀なところがあるんだけれども、厚生年金と対比すると有利過ぎる、税の投入のぐあいも違う、いろ...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。本日、私は、信託業法改正案に限って質問をさせていただきます。  私がお伺いしたいところは大要二点ございまして、まず、現行法では信託業とは何ぞやという部分が不明確であるという指摘がされておりまして、そういったそもそもの部分に関してが一点。...全文を見る
○村越委員 御丁寧な答弁ありがとうございます。  それでは、今回の改正によって、金融資本市場に対して具体的にはどのようなメリットがもたらされるのか、また、信託勘定残高の点からいえばどうなのか、お答えいただきたいと思います。
○村越委員 それでは、信託業の範囲について御質問をしたいと思います。  そもそも、信託の本旨、これは法案を見ておりましても、また信託法を見ていましても出てくるかと思うのですが、この信託の本旨というのは何を意味するのでしょうか。
○村越委員 全然よくわかりません。信託の本旨とは何かと聞いたときに、信託という言葉を使って説明するのはいわゆるトートロジーであって、説明になっていないと思います。よくわからないところがありますが、無視して次に行きたいと思います。ほかにも聞きたいことがありまして、次に行きたいと思い...全文を見る
○村越委員 あわせてお伺いしたいのですが、法案に信託の引き受けを営業と定義するというふうに書いてあるわけですけれども、この営業の意味はどうなんでしょうか。一般に、商法四条一項に「業トスル」という言葉が書いてあって、通説的な見解としては、営利の目的をもって同種の行為を反復継続して行...全文を見る
○村越委員 それでは、例えば不動産業者が土地を受託して、当該土地にマンションを建てるような契約は、今で言うところの営利の目的に当たるんでしょうか。
○村越委員 さらにお伺いしたいんですが、ちょっとつけ焼き刃的な知識で恐縮なんですけれども、講学上、信託の引き受けが業として行われている場合を営業信託と呼称するんだと。その営業信託というのはさらに二つに類型化されるということが言われているそうでして、すなわち、営業信託において受託者...全文を見る
○村越委員 ただ、そうはおっしゃっても、先ほど私が申し上げたような不動産業者のような場合は、不動産業者というのは本来の目的は宅地とか建物の運用とか管理というのが本業であって、先ほどのような事例というのは単なる付随的業務にすぎないわけですね。そういった付随的業務に当たる営業を行って...全文を見る
○村越委員 それでは、また別のことをお伺いしたいと思います。参入基準に関する質問です。  金融審議会第二部会が取りまとめた信託業のあり方に関する中間報告書というのを私も拝読いたしましたが、この中で、多様化する信託業務を内容とか機能面から区分をしているわけですね。大変これは有益な...全文を見る
○村越委員 それでは、先ほど私が例に挙げた不動産業者というのは信託管理の維持管理だけ行っている例に当たると思うんですが、もう一度お伺いしますが、これは明らかに信託業に当たるということでよろしいですね。
○村越委員 この中間報告書でもこれは指摘されていることですが、いずれの類型にも属さないようなケースが出てくるんじゃないかということがありましたが、こういった事例に対してはどのように対処をしていかれるんでしょうか。
○村越委員 それでは次に、今局長は免許というふうにおっしゃいましたが、この免許交付の要件に関してお伺いしたいと思います。  この免許交付の要件として、信託業務を健全に遂行するに足りる財産的基礎を有していること、人的構成に照らして、信託業務を的確に遂行することができる知識及び経験...全文を見る
○村越委員 今の局長のお話を私なりにまとめますと、信託引き受けを営業する法人というのは、いわば高い公共性と、また高い信頼性が求められるんだということだと思います。  これは、受益者保護の観点からいえば当然のことだと思うんですが、私はさらにもう一点、この信託業を営業する法人という...全文を見る
○村越委員 次に、監督体制であったり、受益者保護のことに関してお伺いしたいんですが、二十四条関係に「適切な信託の引受け」という文言があります。この適切な信託の引き受けが行われているかどうか判断をする基準というか、審査基準というものはお考えになっておられるんでしょうか。
○村越委員 委託者というか、受益者から考えれば、常に適切な信託の引き受けが行われていなければこれはたまったものではないわけですが、それでは、適切な信託の引き受けが行われなかった場合の罰則規定というのはどうなっているんでしょうか。
○村越委員 さらにお伺いしたいんですが、適切な信託の引き受けが行われていても、受託者が破産するような場合が出てくるかと思います。そういった際の受益者の保護というのは、十分に考えられているんでしょうか。
○村越委員 次に、ディスクロージャーに関してお伺いをしたいと思います。  信託契約代理業、今回新たにこういう業態が可能になったと思うんですが、並びに信託受益権販売業をそれぞれ登録制にしている。これは相対的に緩やかな参入規制だと解されますが、その参入基準や行為規制それから監督規制...全文を見る
○村越委員 それから、関連しまして、先ほども津村委員から御質問があったようですが、金融庁の監督体制に関して、もしあれから情報が入っておわかりになっていることがあったら、ぜひ大臣にお答えをいただきたいと思っているんです。  当然ながら、規制が緩和されていくということで、かなりなマ...全文を見る
○村越委員 大変若輩者で失礼な言い方かもしれませんが、法律をとりあえずつくろう、ところが検査体制に関しては検討しているとか万全を期していきたいとか対応していきたいというのであれば、何というか、まさしく泥棒を捕らえてから縄をつくるんだというふうになってしまいますので、やはりこれは早...全文を見る
○村越委員 素人考えからいえば、客観的な基準が定まっていないとマーケットは混乱してしまうんじゃないかというふうに私は考えます。  こういうたぐいの問題というのはやはり典型的な調整問題だと思いますので、やはり、権威ある機関がいろいろ精査して、ばしっと国民に対して規範的に基準を示し...全文を見る
11月11日第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  私は、本日は、国連の安保理改革、それから安保理の常任理事国入りをめぐることに関して御質問をさせていただきたいと思います。  国連というのは、言うまでもなく、世界で唯一の普遍的な組織だと思います。つまり、最近言われることがありますが...全文を見る
○村越委員 よく実効性とか正統性という二つのキーワードを使って御説明になることがあるかと思うんですが、実効性の話は今よくわかりました。  ちょっと正統性というもう一つのキーワードに関して補足を、敷衍をしていただけると大変ありがたいんですが、お願いします。
○村越委員 外務省のホームページを見て御質問させていただいているんですけれども、副大臣が何かお話をしたそうな感じでしたので、ぜひ御答弁いただければと思います。
○村越委員 大演説をいただきまして、ありがとうございます。  もう一点ちょっとお伺いをしたいんですが、大臣が常任理事国入りに向けてロードマップをお示しになっていると思います。まず最初に、国際機関との協調を促進する。二つ目に、安保理改革を行う。安保理改革がなされるか、行うか、わか...全文を見る
○村越委員 今大臣が若干お触れになりましたけれども、ハイレベル委員会というのがありまして、その報告書では、新しい常任理事国には拒否権は付与しないんだという旨の答申がなされる予定になっているような報道が既になされているわけですけれども、最新の状況に関してどのように把握をされているの...全文を見る
○村越委員 先ほど専守防衛というふうに大臣おっしゃいましたけれども、これは、端的にお伺いしたいんですが、常任理事国入りをした際には軍事的な貢献というものが義務づけられるんでしょうか。どうなんでしょうか。
○村越委員 そうはいっても、事実上、常任理事国入りをした際に軍事的な貢献が要求されるんじゃないかという、危惧する声を至るところで散聞するわけですけれども、では、仮に我が国が成功裏に常任理事国入りを果たしたとして、国連の安保理で集団的自衛権の行使に該当するような安保理決議がなされる...全文を見る
○村越委員 一点だけ大野長官にお伺いしたいんですが、今町村大臣からお話がありましたが、防衛庁としては、常任理事国入りした後に自衛隊をどうするかというような検討あるいは研究をされているんでしょうか。
○村越委員 ちょっと時間がなくなってきたので、何点かだけお伺いをしたいんですが、非常に常任理事国入りに向けては高いハードルがあるかと思います。加盟国の支持を取りつけなければいけないわけですけれども、そのために具体的にどういったことを取り組んでおられるのか、どういう外交努力をしてお...全文を見る
○村越委員 ちょっと、時間だということなのでこのあたりにしておきますが、いろいろとまだお聞きしたいことがありますので、またの機会にやりたいと思います。  ただ、いろいろ、今大臣、非常に頑張っておられるという旨の報告がありましたが、残念ながら、一番おひざ元の中国ですとか韓国ですと...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  本日は、金融先物取引法改正案に関して御質問をさせていただきます。  今回問題となっております外国為替証拠金取引市場の現状を見てみますと、二つの問題があると私は考えております。  まず一つは、外国為替取引という商品自体にいろいろ問...全文を見る
○村越委員 先ほど来、竹本委員もお触れになっておりましたが、外国為替証拠金取引が賭博罪に該当し得るんじゃないかという指摘が、裁判所の判例というか裁判所の指摘であったり、あるいは日弁連の意見書の中でも指摘があるわけですけれども、この件に関して大臣はどのようにお考えになるか。  ま...全文を見る
○村越委員 今、大臣に御丁寧に答弁いただきました。また、先ほど竹本委員の御質問の中でも増井局長がいろいろ答弁されておりました。  若干補足してお伺いをしたいんですが、最終的には個別具体の取引による、それから、社会通念上正当な業務行為であれば違法性が阻却されるんだということだった...全文を見る
○村越委員 お話はよくわかるんですが、この取引自体がギャンブルでないというか賭博でないということに対する明確なメッセージにはなっていないと思うんですね。今回、法改正でそういうメッセージを中に盛り込まないとしても、金融庁として何らかのメッセージを出した方がいいんじゃないかなというふ...全文を見る
○村越委員 非常に活発な取引がなされていて、非常に莫大な市場規模だということが今の御答弁からよくわかりましたが、今回の法案が仮にきちっと成立してこの法が施行された場合、今おっしゃった市場に対してどのようなインパクトがあるのか、どのような変化があるのか、シミュレーションがなされてい...全文を見る
○村越委員 それでは、もうちょっと細かい質問なんですが、外国為替証拠金取引業者というのが現在三種類に大別される。つまり、証券会社系か、それとも商品先物取引業者系か、独立系か、三通りに大別されるわけですけれども、これまで監督官庁が存在しなかったのは三つ目の独立系業者だと思うんですが...全文を見る
○村越委員 それでは、今回の法案の規制のあり方、態様について御質問したいんですが、今回の改正の肝というのは、業者を登録制にするんだ、一たん登録制で参入は容易にするけれども、その後いろいろ手足を縛るというようなやり方がなされていると思うんですが、登録制というのは一般的に言って非常に...全文を見る
○村越委員 あわせてお伺いしたいんですけれども、今回の改正では、先ほど私は若干指摘をしましたが、取引規制、つまり、レバレッジ効果規制であるとか取引回数の規制であるとか、そういった取引の規制がなされていない、あるいは商品自体に対する規制、要するに先ほど私が言ったばくち性を薄めるよう...全文を見る
○村越委員 今、お引きになったその審議会の御議論というのは、業者の営業の自由を担保する、そういうものを重視する規制をかけるという点では、非常に、まことに見識の高い立派な御意見だと思うんですが、外国為替証拠金取引という商品自体が持つばくち性を薄めるというか、そういう点では何ら関係な...全文を見る
○村越委員 法律に基づく行政というのは大原則ですからよくわかるんですが、現状として非常に悪質な業者がばっこしているというものがあるので、金融庁がきちっと監督をされる、あるいは悪質な業者に関しては警察なり検察なりがきちっと検挙、取り締まりをする、あるいは公正取引委員会が排除措置を行...全文を見る
○村越委員 もう一点、TIFFEに関してぜひ御質問をしたいんですが、TIFFEの取引高というのは、先ほど申し上げたとおり、どんどんシュリンクしていっています。このことと政府、日銀のゼロ金利政策あるいは量的緩和政策が当然無関係でないと私は思っているんですけれども、この政府、日銀の政...全文を見る
○村越委員 ありがとうございました。  今回の法改正を見ていまして思ったんですけれども、個別の業法をその都度改正して事実に対処していくというのは、もう限界が来ているんじゃないかと私は思っています。やはり、包括的な金融取引全般に網をかけるような法制度をぜひ整備する必要があるんじゃ...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  本日は、鶴島社長、お忙しいところを国会に御足労いただきましてありがとうございます。私は、一連の有価証券報告書の虚偽記載問題に関しまして、今後の防止策と申しますか対応策と申しますか、前向きなお話をお伺いしたいと思っております。  私...全文を見る
○村越委員 御答弁ありがとうございました。  ほかにも何点かお伺いしたいことがありましたが、時間が来ましたのでこれで終わりにしますが、いずれにせよ、この西武鉄道の問題は、とりわけ一般の株主と申しますか、数は少ないのかもしれませんが、一般の株主というか正直者がばかを見るような状況...全文を見る
○村越委員 民主党の村越祐民でございます。  午前中の参考人質疑に引き続きまして、お時間をいただきましたので、質問させていただきます。  東証の問題、あるいは西武、コクド、日本テレビ等々の問題に関して、若干、通告した質問の積み残しもあります。また、インサイダー取引の問題に関し...全文を見る
○村越委員 今、この百六億円の後づけの支出が契約に含まれているというふうにお答えになったと思いますが、そうだとすれば、契約を取り交わした時点で契約書にこのことが記載されていたんでしょうか、どうでしょうか。お答えいただけますか。
○村越委員 ちょっとよくわからないんですが、端的にお伺いしますが、事前に審査をされたんでしょうか、見積もりをおとりになったのでしょうか。その点につきお答えいただけますか。
○村越委員 この文書というものをぜひ公開していただきたいと思いますので、閲覧可能なものであればぜひ後で見せていただきたいなと思います。  一般論として、次にお伺いしたいんですが、審査をしないあるいは見積もりをとらないという契約は、会計法上どのような評価をされるんでしょうか。これ...全文を見る
○村越委員 いや、質問にお答えになっていないと思います。一般論としてというふうにお断りしたように、そういう契約があった場合どうなのかということをお答えいただきたいと思います。
○村越委員 いや、問題があるのはわかっているんですが、法的にどういう評価がされて、仮に違反があった場合どういう罰則規定があるのかということをお伺いしております。お答えいただけないでしょうか。通告してあると思うんですが。  時間がもったいないので、次に行きます。  それでは、今...全文を見る
○村越委員 非常に悠長なことをおっしゃっているなと思うんですね。今お引きになった、恐らくこれがその刷新可能性調査の中間報告書だと思うんですが、「「社会保険オンラインシステム刷新可能性調査」 業務・システムの課題及び方向性について」二〇〇四年十月六日付のものが手元にあるんですが、こ...全文を見る
○村越委員 社会保険庁はデータをお持ちでないということでちょっと残念なんですが、たしか先ほど担当者の方が二名いらっしゃるというようなお話をされていたかと思うんですが、問題は、このCIO補佐官がこのようなIT調達案件に際してきちっと審査をされているのかどうか、そういう役割を担ってい...全文を見る
○村越委員 今御答弁いただいておわかりのように、社会保険庁と財務省で対応が若干違う。どうして社会保険庁ではCIO補佐官は調達の際に意見を具申するようなことがないんでしょうか。  この「情報化統括責任者補佐官等活用事例集」というものの中には、CIO補佐官が入札業者から提出された提...全文を見る
○村越委員 ぜひそうしていただきたいと思います。また、一人とか二人とかというのでは必ずしも十分な体制だとは言いがたいので、その人的構成に関しても検討していただきたいと思います。  次に、読売新聞の新聞報道というのが何回か連載でなされておりまして、若干財務省所管の財団に関する報道...全文を見る
○村越委員 一般競争入札を行われて適正な価格で適正な品物を入れるというのは、大変結構なことだと思います。  さて、問題となっている財団が財務省所管だということで関連してお伺いしたいんですが、これまでこの財団に対して財務省はどのような監督指導を行われてきたんでしょうか。お答えいた...全文を見る
○村越委員 時間が来てしまいましたので、ほかにも会計検査院等にちょっとお伺いしたいことがあったんですが、いずれまた別の機会で取り上げたいと思っております。  最後に申し上げておきますと、全体責任は無責任だという格言があります。要するに、国民の税金を使って何か買い物をする際に、変...全文を見る