村田誠醇

むらたせいじゅん



当選回数回

村田誠醇の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第123回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○村田誠醇君 私は「流通面での規制緩和・独禁法の厳正な運用による競争条件の整備」という、配付されました資料のこの項目についてお聞きをしたいと思います。特にそのうちの「商慣行改善指針の策定」と、四番目と、八番目の独禁法上の指針についてお伺いをしたいと思います。  輸入されています...全文を見る
○村田誠醇君 この輸入総代理店制度でございますが、並行輸入を妨害しているとか、あるいはほかで購入したものを総代理店に持っていっても自分のところで売った商品じゃないから修理、営繕してくれないとか、いろんな問題点があると思うわけですが、そういう意味で公取が、先ほども最後の説明にちょっ...全文を見る
○村田誠醇君 この指針については、それぞれ業界でいろんな意見があると思うんですね。したがいまして、最初は案というものが出てそれを各業界に提示といいましょうかして、各業界からの意見を徴収してさらに精査したという経過があると思うんですが、その場合、今言われました輸入総代理店が載ってい...全文を見る
○村田誠醇君 この輸入総代理店制度が、先ほどもちょっと触れましたように、自分のところで売った商品でないために営繕に取り次がないとか、あるいは流通段階ごとに標準的な価格をつけてこれ以下では売るなとか、そういう指導をしておったりして競争を阻害する要因がかなりある。あるいは場合によって...全文を見る
○村田誠醇君 競争条件を整備するということは、制度的に確かに直さなきゃいけない部分があるのと、現実に競争条件が阻害された場合にそれを排除するということが当然片方でなければ実効性を持たないわけでございますが、これは何といいましょうか、それを取り締まる場合が独禁法であり公取の責任でご...全文を見る
○村田誠醇君 大分時間がなくなってまいりましたので、どうも公取の方、ありがとうございました。  あと、最後の時間を利用しまして一つお聞きをしたいのでございますが、通常、内外価格差といいますと、欧米からの輸入品の現地と日本国内の価格の落差が問題になるわけでございますが、逆に、日本...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○村田誠醇君 私は、今議題となりました租税関係三法について質問をさせていただきます。  まず、本題に入る前に、昨今の景気の情勢についてどのようなお考えを大臣がお持ちなのかお聞きをしたいと思うんですが、私ども、中小企業の関係者、いろいろなところを歩いて聞いておりますと、政府の見解...全文を見る
○村田誠醇君 大臣の見解はわかりました。  それでもう一つ、景気にいろいろな影響を与えている問題についてお聞きしたいんですが、確かに、公定歩合だけ下げても設備投資等の実際の需要が非常に弱いんだということはあちらこちらで聞くわけでございますが、それと同じように中小企業者から出てく...全文を見る
○村田誠醇君 そこでお聞きしたいんですけれども、バブルがはじけて、そのツケがどの業種にもかなり強く出てきているわけでございますが、銀行の俗に言う不良債権と呼ばれるものが相当多額に上っていると言われているわけでございます。先ほど言いましたように、ローンの利払いの停止だとか、あるいは...全文を見る
○村田誠醇君 わかりました。  それでは、銀行の貸倒引当金のことについてお聞きしたいんですけれども、いろいろ論議があったと思うんですが、引当金のうち無税で繰り入れる率、現行の〇・三を〇・一ほど引き下げようという意見もあるように聞いております。あるいは、反対に実態に合わせて弾力的...全文を見る
○村田誠醇君 論争していくと相当時間のかかることでございますので概略だけ聞いて、もう一つ、景気に影響を与える要するに個人の消費動向についてお聞きしたいんです。  本来ですと、個人消費を高めれば景気はよくなっていくわけでございますが、いろいろ皆さんから要求が出ているように、名目賃...全文を見る
○村田誠醇君 それは、答弁はわかるんですよ。一つ一つは確かに整合性がとれた中であるんですけれども、制度を全体として見たときに、果たして全体が整合性がとれているのかなということはあると思うんです。それは、前に私が質問したように、交通費の取り扱いをめぐっても実は違うわけですよね。 ...全文を見る
○村田誠醇君 それぞれ資料というのは使い方によって、あれも載せろこれも載せろと言えば辞書みたいに大きくなっちゃうことはわかりますけれども、セレクトしてぜひ載せるようにしていただきたいということだけお願いしておきます。  それから、次に一つお聞きしたいんですが、「平成四年度の税制...全文を見る
○村田誠醇君 中小企業者というと節税、脱税ばかりやっているような、そういうイメージではないわけでございますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  それと、今回提案された租特の改廃についてお聞きしたいんですが、これはたしか予算委員会だと思うんですが、配られた資料には、平...全文を見る
○村田誠醇君 努力なさっているというのはわかるんですが、今度の廃止のやつについてそれじゃ具体的にお聞きしたいんですが、まず、みなし法人課税の部分についてはこれは後にちょっと別にやりますけれども、二番目のエネルギー環境変化云々というやつでございますね。これ先ほどの局長さんのお話です...全文を見る
○村田誠醇君 ほかの機械とか設備等でしたらそんなに長い期間必要ないと思うんですけれども、 エネルギーのような、例えば地熱を利用するとかあるいは太陽光発電の効率化をするとか、こういうのはだれがどう考えても五年とか十年とかという非常に長い期間かかるし、ようやく最近は太陽光の発電で起...全文を見る
○村田誠醇君 特定中小企業者の臨時措置法でございますが、期限が来るというように御説明なさったんですが、これは臨時措置法ですから期限のある法律と、期限切れたから廃止になる、こういうふうに理解してよろしいんですか。
○村田誠醇君 この臨時措置法に基づく租税特別措置の優遇というのは、この部分だけじゃなくてまだ何カ所か出てくるわけでございますよね。例えば試験研究機関の研究費用の増額というんですか、あの辺だとか、そういうところにこの法律をもとにしたやつが書かれておるわけですね。ここのところだけが廃...全文を見る
○村田誠醇君 余り細かいことをやっていますと眠くなってくるといけませんので。  もう一点、ちょっと細かいことを最後にお聞きしたいんですが、特定船舶製造業経営安定臨時措置法、これもあるわけでございますが、これを平成四年の三月三十一日で廃止するという提案が今国会にかかっておるわけで...全文を見る
○村田誠醇君 恐らく登録免許税の……
○村田誠醇君 登録免許税とそれから四十四条の四かな、特別償却の方も多分入っているんだろうと思います。もとの法律がなくなれば、あとの暫定の期間、後始末のために有効ということはわかるんですが、根拠法というんでしょうかもとになったやつが廃止になったら基本的に全部が廃止になるんだろうと思...全文を見る
○村田誠醇君 庶民の零細な寄附を結局積み重ねることでこういう金額が出てくるわけでございますから、これをやっぱり政府としては育てていくということが必要だと思いますので、いろいろな論議、制度上の困難な点はあるかと思いますけれども、ひとつこういう点も積極的に解釈して育てるようにぜひして...全文を見る
○村田誠醇君 今までの制度は確かに現金主義のやつもありますし簡易帳面もあるんです。だけれども、今回、「正規の簿記」と、こういうふうに言ったって、極端な言い方をすれば、コンピューターに入力すればちゃんと正規の帳面というのは出てくるんですよわ。これは確かに正確に簿記の原則に従って記帳...全文を見る
○村田誠醇君 普通、簿記の原則に従って記帳がされていれば、損益計算書と貸借対照表というのはできてくるんですよね。だから添付しろと言われればすぐそれは添付はできますけれども、問題は、今言ったように正規の帳簿の原則に従っているかどうかというこの判断なんです。そういう意味で、つまり記載...全文を見る
○村田誠醇君 わかりました。  時間が来ましたので、用意しておいたやつあるいは御連絡しておいたやつを少し飛ばさせていただきまして、準備した方にはまことに申しわけないんですが、ちょっと証券の方についてお伺いをさせていただきたいと思います。  その前に、きょうの新聞にもでかでかと...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、証券局としては、年率二一%の利回りを保証するとかあるいはこれが株式売買取引であるという、こういう書いてある契約書の存在そのものはまだ確認していない、こういうことでよろしいんですか。
○村田誠醇君 これはもう早急にしていただいて、これはもう完全に利回りの保証をしたという確証なんですよね、この契約書が正規のものであるとすれば。新聞にも明らかに契約書の写しなるものが一部写っているわけでございますから、これについて早急にまず調査をしていただきたい、そして御報告をいた...全文を見る
○村田誠醇君 それならば、大臣、昨年の十二月の十七日に決算委員会で私が質問したときにこの問題についてはもうわかっていたと思うんですよね。例えば山一の件について聞いたんですから、東武百貨店とのケースの件は当然わかっているはずだと思うんですけれども、このときには何も言われてないんです...全文を見る
○村田誠醇君 証券局長、今証券の取引は非常に低調でありますね。不活発の理由に、関係者の中で三つのMということを言われているわけですね。多分御存じだと思うんです。一つは宮澤総理のM、三重野日銀総裁のMですよ、私も村田だからMがそこへくっつくかと言ったらそうじゃない んで、それは局...全文を見る
○村田誠醇君 今説明された中で、協進トレーディングの場合は証券会社とこの会社との間に契約があったということで理解してよろしいんですか。これはあったとすれば何を使ったのですか、株なんですか、それとも債券なんですか、ワラント債なんですか。
○村田誠醇君 山一のケースは、八九年にも、先ほど触れたように三協エンジニアリングの会社を使って飛ばしの損失で出たやつを飛ばして全部集 めてきてこれで一回やられているわけですよね。大蔵省の監査も受けたし、指導も受けているわけですよ。それなのにまだ出てくるということ自体は、しかも、...全文を見る
○村田誠醇君 証券局長は一貫してこの行為は直取引をしているんだから金銭消費貸借である、こういう考え方なんです。ただ、おせっかいなセールスマンが一人いて善意に伸介したために使用者責任を問われているんです、被害者は証券会社ですと、こういう説明に聞こえるんです。そうじゃないと思うんです...全文を見る
03月27日第123回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○村田誠醇君 私は、関税を除く三法について質問をさせていただきます。法律案としては三法がかっているわけでございますが、国際的な資金をどうやって還流していくかという点においては全部共通するものというふうに理解しておりますので、どの法律にということではございませんので、役所の方でそれ...全文を見る
○村田誠醇君 そこで、日本の資金の還流計画、先ほど言われたように三つある。輸出入銀行を通じるやっと、ODAの予算を通じるやっと、それから世界の国際開発金融機関を通して行うやっと、三つということを言われたわけでございますが、予算委員会で配られた資料の中に、国際機関への出資の一覧が出...全文を見る
○村田誠醇君 趣旨はわかったんですけれども、もう一つわからないのは、それならば同じようにアフリカの開発銀行にも同じようなものをつくっていいんではないかと思うんですが、何ゆえに中南米だけが出てきたのかという、そこのところが私は問題だと思うんです。これはまさに経済の問題じゃなくて政治...全文を見る
○村田誠醇君 時期的に近かったからげすの勘ぐりを受けたと、こういうふうな御説明のように聞こえましたけれども。  それでは、もう一点お聞きしたいんですが、この構想に対して、当初ヨーロッパを中心にして反対が起こり、調整をした結果、出資割合が決まったんですが、イギリスだけこれは入って...全文を見る
○村田誠醇君 わかったようなわからないような説明ですが、先ほど日本にとって中南米は大変重要なところだと御説明があった。ところが、ODAの予算を見ましても、それから輸銀の今までの実績、ODAも実績ですけれども、見ていきますと、日本は特定の地域に偏るということではなくて比較的まんべん...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、事前に中南米諸国に対する円借款の供与と債務の繰り延べの実績を表でいただいたんですが、これお手数なんですが、国別がわかりましたら、金額までは無理でしたら、どの国が対象になっているのかだけでも教えていただけますか。
○村田誠醇君 国別のものを言っていただいたらよくわかると思うんですが、先ほども言いましたように、メキシコには九〇年から三カ年で七百五十五億円出しておる。ところが、その前は累計で三百億ちょっとしか出していない。そういうことで、特に中南米にこのところへきて大量の公的融資を行うというの...全文を見る
○村田誠醇君 同じく米州投資公社、こちらの方の出資シェアは改定するたびに少しずつ上がって現在二位まで来ていますよね。だから、これは国際条約に基づく約束であるといえばそれきりだと思うんですが、こちらの方の米州投資公社にはそういう域外国とか域内国とかという区別、これはない。そのために...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ政府が実施を国際公約をしました六百五十億ドルの資金還流計画の中で、地域別、先ほど説明なさったのは全体を指して言っておると思うんですが、そのうちの実績で結構でございますので、中南米向けの部分はどのような数字が出ているのか、ちょっと教えていただけますか。
○村田誠醇君 先ほど六百五十億ドルの還流計画の実績が八三%ぐらい。これは輸出入銀行とODA、それから国際機関の分だと思うんですが、これの数字の、先ほど言いました全体の二七%ということでいいですか。この三つの柱のトータルが中南米の部分が二七%という理解でよろしいんですか。
○村田誠醇君 そうすると、三百五十億ドル部分の二国間ベースの数字ということですね、ベースが。  もう一つもしわかったら教えていただきたいんですが、輸出入銀行の資金を使う場合、輸出入銀行が直接借款をする場合とそれから国際機関との協調で融資をする場合と二つに柱が分かれておると思うん...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ少し角度を変えまして、中南米の対象となります国々の経済状態についてちょっとお聞きをします。経済状態といいましょうか経済の状況についてお伺いをしたいんですが、先ほどの御説明がありましたように、公的債務、公的債務というか民間銀行の債務がかなり多額に累積をしておっ...全文を見る
○村田誠醇君 状況の推移は私も同じように大体理解しているんですが、要するになぜ八〇年代にそれだけの巨額の累積債務を抱えるようになったのか。ただこれは石油ショック以来というだけでは、経済の状態の分析としてはちょっと困るといいましょうか、極めて表面的な結果だけでございまして、なぜ――...全文を見る
○村田誠醇君 ありがとうございます。  この中南米の地域は、歴史的に見ても経済的に見ても俗に言うアメリカの裏庭と、こう呼ばれているわけでございまして、本来的にいけば、本来的という表現は悪いんですが、アメリカが中心になってこれは支えていくといいましょうか主導権を発揮するべき地域だ...全文を見る
○村田誠醇君 学者の中では、極端に表現しますと、日本ぐらいの構造的な黒字、国際収支の黒字を記録しても中南米全体で現在持っている債務を返済していくのほかなりきついんだ。この地域がそのくらい表現を悪くすれば借金をしてしまったんだ。今の経済状態の発達の段階でいくとこれはなかなか返し切れ...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、ひとつ輸出入銀行の方についてお聞きしたいんですが、当初こういう国際的な資金の還流計画というのは、八六年のIMF・世銀の年次総会で当時の宮澤大蔵大臣が輸銀のアンタイドローンを活用して世銀との協調融資で日本の黒字資金を海外へ還流させていくんだと、こういう構想を...全文を見る
○村田誠醇君 日本がこういう措置を打ち出したというのは、日本の貿易黒字がかなり多額になってきたから還流するという側面と、今言われたように、日本の輸出に直接関係してない、リンクしてない、まあ表現を変えればひもつきでない援助だったから各国が非常に喜んで使わせてくれと、こういうことなん...全文を見る
○村田誠醇君 最後になりますが、本来、公的な金を幾ら突っ込んでも、最後、最後といいましょうか、民間の資金がその後に続いてこないと経済の復興というのは、経済の発展というんでしょうか、なかなかないわけですね。限られた資金だけではどうしょうもない。注ぎ水が公的なものでありまして、本来的...全文を見る
05月07日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号
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○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えいたします。  憲法の平和主義に基づきまして、私どもで何ができるか。まず第一に、軍縮をアジアの各国と図って、そして相互信頼を醸成していく、そういった中で日本の自衛隊を縮小していく、これがまず第一に基本な点でございます。  それと同時に、国...全文を見る
05月08日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号
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○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えをいたします。  社会党の案は窓口を狭めているのではないかということでございましたが、我が党の提案しております条項を、協力する範囲を見てみますと、政府案と比較すれば、項目の数でいけば確かに減っている、そういう意味で窓口を狭めているという疑問...全文を見る
○委員以外の議員(村田誠醇君) 国連の平和維持活動が単一の目的を持ったものをやるという形からいろんな形、まあ複合化というんでしょうか、停戦の監視とか治安の維持とか選挙監視とか、幾つかの要素を兼ね備えて活動するということが確かに最近は多くなってまいりました。それは私どもも認めるわけ...全文を見る
05月25日第123回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○村田誠醇君 まず最初に、労働省の方にちょっとお尋ねをしたいんですが、平成四年の四月一日より労働保険料の料率が改定されまして、それに伴いまして各地で説明会を開いておるんですが、その説明会の席上配付しております資料その他によりますと、ちょっと細かい話で申しわけないんですが、建設業の...全文を見る
○村田誠醇君 今の局長さんの御説明ね、よくわからないんです。各地でこの質問がみんな出ているんですよ。出先の担当者がいろいろ説明しているんですけれども、全部説明が違うんです。だから困り切っちゃって、国会で質問してくれということになったんです。  本来、消費税分というのは、外税でな...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、局長さん、昨年度調べた結果としてこういう措置をとった方がいいという、そういう御説明なんですね。しかし、みんなに配っている資料にはこう書いてあるんですよ。「労務費率の改定に伴い、消費税に係る暫定措置」、暫定措置というのが今あなたが言った内税になっているものは...全文を見る
○村田誠醇君 よくわからないんですね。労務費率が確かに建設業によって一部下がっているのがありますよね。これを下げたから、何か消費税分を内税でかかっているものを入れて計算しろ、これはどう考えてもおかしいと思うんです。何回も言っているとおり、本来請負金額の中に消費税の内税として入って...全文を見る
○村田誠醇君 労働省だけで済んだらよかったんですけれども、ちょっと大蔵の方にお聞きしたい。  大蔵省の方は、消費税を何とか定着させていきたいという御希望があるやに聞いておりますから、内税方式が一番痛税感を感じなくていいのかと思って、こういう形でどんどん内税化してくるやつがあると...全文を見る
○村田誠醇君 こればっかりやっていてもしょうがないんですけれども、最後にもう一つ、それじゃ労働省にお聞きしたい。  これは内税として入っているから今後は外さなくていいよということと、外税のやつは消費税分を加えて計算しろということになるんですか。計算方式に二つの方式があるんですね...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、あなたの説明でいくと、外税でとったやり方と内税でとったやり方じゃ全然違ってくる数字になるですよ。契約その他で外税で明らかに三%分別になっていますよということなら、もうそれは請負金額がぴたっと出てきますよ、それがもとになるんだから。しかし内税の場合は、明らか...全文を見る
○村田誠醇君 ほかの問題もありますのでほかの問題をやりますけれども、少なくとも保険料を計算するときに、税金分を入れて計算しろなんという指導をされるんじゃ末端の方が大混乱を起こしできます。そのことだけを強く言い、また時間のあるときに質問させていただきます。  次に、国際連合におけ...全文を見る
○村田誠醇君 外務大臣、お聞きと思うんですけれども、日本は金だけ出して人は出さないじゃないかといろいろ論議がありますけれども、人も金も出さない国もあるわけですよ。これは国際司法裁判所で義務的経費だという認定、認定というんでしょうか、見解が出ているにもかかわらず払わない国もあるんで...全文を見る
○村田誠醇君 その二つのケースの場合、日本政府として国連の平和維持軍が行う自衛の範囲として、日本政府はその見解を支持するんですか、それとも日本政府の見解は、国連がそういう行動をとることについて一部留保する部分があるんですか、それとも全面的にそういう概念について従来から反対してきた...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、局長さんにお尋ねしたいんですけれども、国連の活動、国連の平和維持軍の活動を義務として遂行する場合、つまり平たく言えば、総会なり安全保障理事会の決定もしくは決議を受けて現地の国連平和維持軍が行動する場合、これに実力でもって抵抗する部隊があれば排除する、これが...全文を見る
○村田誠醇君 総会や安保理の決議、要請に基づいて平和維持軍が武力行使をした。それは、自衛の名のもとに武力行使をしたというケースは、コンゴを含めて幾つかあるんですよね。だから問題なことは、我が国がこの国連の平和維持軍活動に参加するのであれば、国連総会もしくは安全保障理事会が決定した...全文を見る
○村田誠醇君 あなたもおわかりになって答弁しているんだと思うんです。国連の考え方は、すべて武力行使をすればいいという、自衛のためだったら何でもできるんだという考え方はとってないですよ、それは局長さんが言われるように。あくまでも抑制的にやりなさい、説得をして最後にそれでもだめな場合...全文を見る
○村田誠醇君 それは、局長さん、あなたもいろいろ調べて御存じだと思うんですよね。私も一、二、例を調べてきました。  一九五七年にガザ地区で五名のイスラエル兵がスウェーデンのPKOのパトロール部隊に発砲した。で、一方、発砲されたPKOの部隊がこれに武器を持って応戦したという事実も...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、PKOの与えられた任務に基づいて任務を遂行する必要上、武器を使用しなきゃいけない場合は日本の憲法上疑義がある。ということは、裏返して言うならば、国連が慣行として積み上げてきたPKOの活動、平和維持軍の活動について日本は全面的に協力できない、そういう部分が...全文を見る
○村田誠醇君 先ほどあなたは、コンゴの例が平和維持活動の失敗例だと、こう言われました。私も同じ考え方を持ちますよ。しかしこのコンゴの例は、すべての学者とかあるいは世界の政治家がすべて国連のPKO活動の一分野、一つの例としてみんな検証しているんですよ。これはそのうちの一つの例ですけ...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、角度を変えてお聞きします。  PKOの軍隊のいろいろな原則というものの一番古典的な文書というんでしょうか、一番最初の国連の文書は、ハマーショルドが送った国連緊急、軍の設置及び活動に基づく経験の研究摘要というもので、この中にPKOのすべての原則が網羅されて...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、防衛庁長官にお聞きしたいと思うんです。  今論議されている法律案が仮に通ったといたしますと、自衛隊が全部かどうかは別として出ていく。しかし、今局長さんが言われたように、受け入れる方のカンボジアの司令官は、従来慣行としてとってきた国連の自衛権といいましょう...全文を見る
○村田誠醇君 大体わかってまいりました。  その決定に基づいて国連の平和維持軍として任務遂行をする、そのときにもし武器の使用をしなきゃいけない事態が起こったときは引き揚げるんだと。それは裏返して言えば、先ほども言ったように、他の国の部隊が攻撃をされていて幾ら救援を求められても、...全文を見る
○村田誠醇君 今の御説明を聞きますと、基本的に国連が考えている平和維持軍活動と日本政府が規定している平和維持活動とは、明らかに物すごい大きな隔たりがあるんですよね。  それで、今の説明をそのままもし部隊を出すんだ、あるいは日本の活動としてやるんだということであれば、国連が日本政...全文を見る
○村田誠醇君 もっと長々とやっていたいんですが、ちょっと時間の関係で、ほかの大臣もいらしてますので、別の問題に移らさせていただきます。  日本の経済がこれだけ発展してきたから、物や金の交流だけじゃなくて人の交流もやってほしいという要求がかなり出ております。日本も技能者あるいは半...全文を見る
○村田誠醇君 少し時間がなくなってきたので、答弁の方も簡単にお願いしたいんですが。  要するに、不法就労者あるいは不法残留者というのか、単純就労しているこの人たち、私たちば単純にこういうふうにいいのか悪いのかという論議をしますけれども、運輸省の方にちょっとお聞きしたいんですが、...全文を見る
○村田誠醇君 そこで、法務省にお尋ねしたいんです。  日本の所属であることがはっきりしている船舶、これは当然日本の法律がそのまま適用されるわけでございますが、この人たちはなぜ入管法による就労の許可が得られるんですか。私はこれを攻撃しているんじゃないんです。漁船員と船員についての...全文を見る
○村田誠醇君 だから、局長さん、入管法という法律に基づいて、そこで許可された職種以外は働けないわけですよね。その中には船員、漁船員という項目はないんです。それはお認めになるわけでしょう、法律なんだから。それなのに、日本の貨物船、日本のですよ、海外籍の船やなんか言ってない、日本の船...全文を見る
○村田誠醇君 要するに、先ほど運輸省の方が言ったように、陸上労働に関する禁止なんですよ。つまり、日本国内に来たら教育の問題だとか住む問題だとかいろんな問題が出るから、極論を言えば、日本国内に入ってこない人たちだったら、海外で幾ら雇ったって構わないというのが日本の政府の態度じゃない...全文を見る
○村田誠醇君 だんだん時間がなくなってきたので、不法残留者の人たちについてちょっとお聞きしたいと思うんです。残留している人が全部が働いているかどうかというのはちょっとわからないんですが、そういう意味でちょっと大ざっぱに聞きます。  社会保険や労働保険を適用する場合、日本語の名前...全文を見る
○村田誠醇君 この問題は簡単にもう一度労働省と厚生省にお聞きしたいんですが、一つの例でございます。  九〇年五月二十三日の参議院の予算委員会で労働省の基準局長は、労基法違反で個人的に不法就労者が救済を求めて役所の窓口に来た場合は労基法の適用を優先する、そしてその人たちがどういう...全文を見る
○村田誠醇君 もう時間がなくなりましたので、ちょっと政府専用機の方についてお聞きしたいと思います。  秋口から訓練をされまして大分もう進んでいるんだろうと思うんですが、先般の総理大臣の外遊のときにこの飛行機をせっかく持っていながら使わなかったわけでございますが、政府専用機を使わ...全文を見る
○村田誠醇君 いつごろ飛べるようになるんですか。
○村田誠醇君 民間の会社と単純な比較はできない、それは前提条件ですけれども、この同じ機種、474型は日本航空、全日空では一体どのくらい練習すれば飛べるようになるのか条件がついていますけれども、大体座学で百時間ぐらい、あとはシミュレーターの模擬訓練で三十時間ぐらい、実際に飛行機その...全文を見る
○村田誠醇君 これは、総理大臣あるいは要人が海外に行くときにその必要な経費を賄う、その部隊で行くためにやっているわけでございますから、総理大臣が海外に行くときに使えなかったんじゃ、まず何の役にも立たない。しかも、いつ飛べるのかもわからない。場合によったら今論議しています難民の救済...全文を見る
06月02日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号
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○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えいたします。  私どもは非軍事、文民、民生ということを原則にしておりますので、その原則に反するものはできない、こういうことでございます。
○委員以外の議員(村田誠醇君) シャドーキャビネットの調査団の報告を引用なさいましたけれども、一部先生の方で少し誤解があるのではないかと思うんです。  全文を少し読まさせていただきたいと思うんですが、その箇所でございます。  UNTACのサドリ特別代表代理、サンダーソ  ン...全文を見る
○委員以外の議員(村田誠醇君) 私どもが自衛隊を別個の組織として提案するということを言っておりますのは、繰り返し本委員会でも御説明をいたしましたけれども、三つの理由があるわけでございます。  一つの理由は、憲法上やはりこれを厳格に守っていく必要があるのではないか、これが一点目で...全文を見る
06月18日第123回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○村田誠醇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和六十三年度決算外二件及び平成元年度決算外二件に対し、いずれも是認することに反対の態度を表明いたします。  この議案の対象となった昭和六十三年度及び平成元年度は、リクルート疑惑と消費税問題で国会は混乱し、第十五回参議院通常選...全文を見る
06月19日第123回国会 参議院 本会議 第24号
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○村田誠醇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和六十三年度決算外二件及び平成元年度決算外二件に対し、いずれも是認することに反対の態度を表明いたします。  この議案の対象となった昭和六十三年度及び平成元年度は、リクルート疑惑と消費税の問題で国会は混乱し、第十五回参議院通常...全文を見る
09月08日第124回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○村田誠醇君 私は、大蔵大臣にお聞きしたいと思います。  一九八九年に行われた新潟知事選挙で、東京佐川を中心として三億円を各佐川グループが分担してお金を集めた、こういうことが言われておるわけでございます。しかも、その裏づけとして現在仙台の裁判所で行われております東北佐川の前社長...全文を見る
○村田誠醇君 国税庁には、二つの点を調査してほしいと思うんです。今、出した方の調査を進めておられるわけです。問題は、受け取った方に対しても調査をしてほしいんです。  つまり、受け取った方が、自分はさらにこういうふうに使ったんだよということであれば、自分のところは経由しただけだか...全文を見る
○村田誠醇君 大臣にこれは特にお答えいただきたいんですけれども、これだけ問題が大きくなり、国民の関心が非常に高まっているわけです。ただ単なる一企業の脱税とは、あるいは使途不明の経理処理をしたというのとはちょっと違う性質でございます。これは検察庁もお金の流れを追及していくことによっ...全文を見る
○村田誠醇君 だから大臣、私は大臣の見解をお聞きしたいと言うんです。  一般論としてはわかるんです。そんな調べたものを勝手にぼんぼん報告されたんじゃ困るというのはわかるんです。しかし、この事件に関してだけその守秘義務を盾にするのであれば、だれも実態がわからないということなんです...全文を見る
○村田誠醇君 PKO関連の法律が成立したとき、そしてこれはつい最近ですけれども、新聞報道にこう書いてあったので真実かどうか知りませんが、ある外務省の高官が、ようやく日本も世界に冠たる一つの手段を持つようになったけれども、世界の中の情勢の変化というのはもっと速くて、実は日本の想像し...全文を見る
○村田誠醇君 二つの意味で、この高官が言ったのはある程度正しいんじゃないかと僕は思うんですね。  一つは、ガリ事務総長が国連に報告しました提案書には、我が国が言っている原則をそのままじゃなくてもっと緩めた形で、あるいは場合によったら紛争の未然防止のためには武力の行使もするという...全文を見る
○村田誠醇君 大臣、私が聞いたのは、ガリ事務総長の報告書に対して日本政府が、これはちょっと不確かで申しわけないんですが、総会において見解を表明したんですか。文書でこれに対して各国の見解を問うという形で、日本政府はこの報告書に対する見解を表明していると思うんですよ。そのことについて...全文を見る
○村田誠醇君 私は、きょうその報告書の原文を外務省からいただきました。そんなにすらすら読めないもので中身がよくわからないんですが、こういうことがガリ事務総長提案の中に書いてあると思うんですけれども、それは事実なんですか。従来PKOがやってきた諸活動の原則、いろんな原則がありますけ...全文を見る
○村田誠醇君 ユーゴスラビアの状況を見ても、平和強制部隊とガリ事務総長が言っている形態で、形態なのか似通った形なのか、運営しているわけでしょう。これが多分外務大臣が言われるように世界の主流になっていきますよ、これからの世界のPKOの活動としては。そのときに、では日本でできたPKO...全文を見る
09月09日第124回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○村田誠醇君 私は、八月二十八日に発表になりました政府の総合経済対策を中心にして質問をさせていただきます。それ以外に幾つかございますので、その案件の方から先に質問をさせていただきます。  イラクのクウェートへの侵攻に始まりました湾岸戦争で、日本政府は九十億ドルの支出をしたわけで...全文を見る
○村田誠醇君 これだけ多額な金を支出し、なおかつ金だけで汗を流さないといろいろ批判されているわけでございますから、相手のあることでございますから、ひとつ外交交渉を精力的にして一日も早く、国民の税金を使ったわけでございますから、使うことに関していろいろな論議はあったと思いますけれど...全文を見る
○村田誠醇君 いろいろ数字を挙げてといいましょうか、数字を掲げて報道されておりますけれども、言われているような二兆円とか三兆円規模の税収不足が生じる可能性があるということなんでしょうか。
○村田誠醇君 先の話で不足が出るのか出ないのかわからない、転ばぬ先のつえでの質問になってしまうわけですけれども、今のままで行くと恐らく多分税収不足が生じるんだろうと思われるわけです。  そうすると、これは東京都の例を出して申しわけないんですけれども、東京都もバブル経済のときには...全文を見る
○村田誠醇君 今、御報告のありましたスポーツ振興基金について少しお聞きしたいんですけれども、これは政府の出資二百五十億にプラス民間からの寄附金の運用益で賄う、こういうことでございますけれども、この民間からの寄附金というのは目標額どのぐらいを設定して、現在どのくらい集まっているのか...全文を見る
○村田誠醇君 民間からの寄附が百億円目標で、四十四億円余り。  それぞれいろいろな論議はあると思うんですけれども、振興基金の使い方をこうやって資料をいただいて見てみますと、ヒマヤラ登山まで入っているんですよね。そうすると、具体的なものを挙げて申しわけないかもしれないんですけれど...全文を見る
○村田誠醇君 私が言ったこの三つのところから財源を手当てしないことを、あるいはそういう事態が起こらないことを希望しまして、次の問題に移らせていただきます。  これは会社によってそれぞれ名称が違うのですが、金貯蓄口座とかゴールドアカウントとかスーパーゴールドとかいろんな名前で呼ば...全文を見る
○村田誠醇君 これは事実関係を確認したいんですが、大蔵省が調査をした結果、多分これは証券会社だろうと思うんですが、金投資口座で集めた資金を金で運用するのではなくユーロ円や大口定期で運用していた会社があるということが判明した、その結果いろいろな指導をした。こういう報道がされておりま...全文を見る
○村田誠醇君 その指導、改善をした商社などに、金投資の委託契約だけじゃなくて実際に金を購入したかどうか、その裏づけをしろという指導をしたのが今局長さんが言われた平成二年十一月からということでしたね。  そうすると、その前に、つまり金投資口座でお金を集めていながら金を買わずに運営...全文を見る
○村田誠醇君 それではもう一つお尋ねしたいんですけれども、ここに参考のために大和銀行の金投資口座の、これはもう銀行はやってないんですけれども、パンフレットをもらってきたんです。――三百グラム単位で申し込んでください、金の場合。各社それぞれ少し違うと思うんですけれども、大体最低単位...全文を見る
○村田誠醇君 事前に大蔵省から金の輸入量についで聞いたわけですけれども、これは全体の金の輸入でございまして、金投資だけじゃないと思うんですよね。工業用で使う、半導体に使う金の部分だとか装飾用に使う金だとか、ごちやまぜになって金の輸入実績という形で出た数字をいただいたんですね。これ...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、これは調べていただけますか。これは我々も聞いたんですよね、工業用の金の部分なのか、装飾用の金の部分なのか、金投資口座用の金なのか。少なくとも三つ考えられるんですよ。しかし、そういう統計がないしわからない、こういうことなものですから、これは全体を含んだものと...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、後で教えていただきたいと思います。  それでは、八月二十八日に発表になりました政府の総合経済対策についてお聞きしたいと思います。  私も参議院選挙で各地にいろいろ応援演説等に行きましたら、いろいろな中小企業者の方から、資金を幾ら政府系金融機関に申し込ん...全文を見る
○村田誠醇君 政府系の金融機関の中で環境衛生金融公庫というのがあるわけでございますが、ここに対する苦情がはっきり言えば一番私どもに寄せられた中では多くございまして、先ほど言いましたように、一切の決裁が終わってから資金手当てを最後に受けるまで三カ月間待ってくれ、お金がないために三カ...全文を見る
○村田誠醇君 今、通達が出ていないとおっしゃいましたけれども、国金の窓口に行って聞きましたら、そういう通達は出ているとはっきり言っているわけでございます。そのことを論争しようとは思いませんから、まあお金がついたのでほとんど問題は解決してきたんだろうと思います。  ただ、最後に一...全文を見る
○村田誠醇君 あと投資減税のところについても聞こうかと思ったんですが、ちょっと全体の時間から考えると足りなくなりそうなので、申しわけないんですけれども飛ばさせていただきます。  本題であります今回の景気の悪化した一番の、最大の原因であります金融に関してお聞きをしたいと思います。...全文を見る
○村田誠醇君 大蔵省の方にお伺いをしたいんですけれども、この預金保険の機構、規模というんでしょうか、従業員というんでしょうか、体制というんでしょうか、何か十数人程度でやっておられる。極端な言い方をすれば、約七千億のお金の番だけをしている体制なんですね。システム上は、何かそれぞれ銀...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、個別具体的なものについてお聞きしたいんですけれども、土地の公的な買い上げが今いろいろ言われております。それは住専を持っている会社、土地といいましょうか、担保不動産を対象にしているわけでございますけれども、私どもであちらこちらにいろんな意見を聞きに行きました...全文を見る
○村田誠醇君 住宅金融専門会社、これは八社あるわけですよね。だけれども、経営がおかしい、あるいは金利減免の要請が来ているのはそのうちの七社です。この七社のうち、それじゃ抵当証券を売却している現在残高、これはどのくらいあるんですか。
○村田誠醇君 その四千億強の資金は、その相手先つまり所有者は、機関投資家の方もいらっしゃると思いますけれども、大半は個人投資家が買っているわけでしょう。個人の方が住宅抵当証券を買っているわけですよね。そうすると、あなたが今説明したそういうシステムで、いや安全ですよ、こう言っても、...全文を見る
○村田誠醇君 だから、住宅金融専門会社が融資した相手先、これが焦げついちゃってお金が回収できない、だから銀行から借りたお金も返せませんから金利減免してくださいというのが今、住宅金融専門会社がそれぞれ金融機関に要請していることでしょう。そして、昨今の報道によると、この部分の土地につ...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、住宅金融専門会社の現在の延滞債権というんですか、不良債権というんでしょうか、不良資産というのかしら、これはどのくらいあると大蔵省としては、何か先般緊急調査をなさっているというふうに聞いております。どのくらいの数字が出ているのか。  それから、それに絡んで...全文を見る
○村田誠醇君 金融機関の不良資産の一番大きいのがノンバンクと住専に対する不良資産、こう言われておるわけでございますが、住宅金融専門会社八社中七社の救済についてその土地を買い上げる、現在そういう構想が進んでいると聞いておりますけれども、住宅金融専門会社の土地のみを買い上げるのか、そ...全文を見る
○村田誠醇君 大蔵省のOBの方が住宅金融専門会社にかなり天下っているわけでございます。大蔵省の高官が多数天下っているにもかかわらず、経営が極めて悪い。だから絶対に大蔵省はつぶさないだろう、こういうことが業界で言われているわけでございます。こういう住宅金融専門会社は、これは同じノン...全文を見る
○村田誠醇君 住宅金融専門会社の担保つきの不動産、これを買い上げるだけじゃなくして、幾つかのノンバンクのやつも対象になるんだろうと思うんですけれども、まず第一に努力しなきゃいけないのは銀行自身の努力だろうと思うんです。  私どもが見ているときに、一般の企業が左前になったときにど...全文を見る
○村田誠醇君 そこで、先ほど言いましたように、土地が高値で安定しないようにということで政府では総量規制を実施し、それが効果があったということで解除したわけでございますが、最近になりまして業種別の貸し出しの状況を見てみると不動産向けというものが急激にまたふえてきている、そういう状況...全文を見る
○村田誠醇君 最後の、地方公社向けの貸し出しがふえている、だから総体として不動産の貸し出しがふえている。こういう説明でございました。  ということは、逆に言うと地方公共団体の用地の先行取得が進んでいるという裏づけなわけですよね、資金的にしているわけですから。つまり、地方公共団体...全文を見る
○村田誠醇君 この日経二二五というのが平均株価を使っているために、しかもそれも単純平均を使っているというところが一番の問題点だと、こう業界では言われているわけです。東証がやっているTOPIXは加重平均を使っているから、これを市場で操作するというのはなかなか大変だと言われているけれ...全文を見る
○村田誠醇君 これは新聞報道なもので詳しく、詳しくといっても時間がないんですけれども、お聞きをしたいんですけれども、証券監督者国際機構が、この株式の先物取引による世界的な市場の動揺を未然に防ぐための措置をそれぞれで講じよう、こういうことがありまして、そのうち七つの項目で考慮しなき...全文を見る
○村田誠醇君 時間も参りましたので最後にしたいんですけれども、市場の関係者の中ではこの日経二二五の商品性については極めて意図的に数値をいじることができる、あるいはやっているということで言われているわけでございますので、少なくとも取引上、透明性、公平性を保つためにも、そういうことが...全文を見る
09月17日第124回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○村田誠醇君 私は、一番最初に会計検査院の方に御質問をさせていただきます。  現在、いろいろなところで佐川問題が言われておりますけれども、私が聞きたいのは、金丸氏が受領したと言われております五億円、本人が受領した事実を認めているわけでございますが、この資金の性格について質問をさ...全文を見る
○村田誠醇君 本問題は、大変重要な点でございますので、個別の問題ではございますけれども、過去田中金脈等の調査等においても会計検査院が御努力されたという実績もございますので、現在これは進行中であれば別ですけれども、結論が出た段階でひとつ会計検査院の調査を実施していただきたいというこ...全文を見る
○村田誠醇君 おかしいですね。我々、ここにも法律の専門家がいらっしゃいますけれども、窃盗罪で調べている、捜査しているわけですよね。盗まれたと称される総勘定元帳、これは仮に価値のないもの、あるいは中身が全くのでたらめであるとしてもこの犯罪は成立する。  今この国会で、あるいは本委...全文を見る
○村田誠醇君 窃盗の捜査に支障を来す。わからないんですよね。中身を、例えば総勘定元帳の一ページにこういうことが書いてありますということを委員会で答弁をなさることが窃盗の犯罪の容疑とどこにつながるのかわからないんですよ。むしろ、総勘定元帳の中に記載されている事項、我々はわかりません...全文を見る
○村田誠醇君 きょうの本委員会の開会がおくれたのは、内閣官房の方の御出席を要求していたんですけれども、出てこない。まあ出たくないのか答えられないのかは別として、出てこないということなので直接警察の方にお聞きしたいんです。  三木内閣のときに、公務員の一般的守秘義務と、それから国...全文を見る
○村田誠醇君 この守秘義務と国会の調査権との問題の論議については、大変長い、ロッキードのとき以来やっていますから、別の委員会の日、もしくは同僚の議員がやると思いますが、一つだけ確認をしたい。  窃盗事件の捜査をするために、証拠物の中身を開示できないのか。それとも、窃盗によっては...全文を見る
○村田誠醇君 私、ほかの県警本部の所管だったら何にも言わないんですよ。対象となっている本人の大臣が、ここでそういうことを聞かれるのも恥だというくらい義憤を感じておられる。その大臣が選出されているのが石川一区です。そして、その大臣の潔白を証明できる資料を持っている、証拠物を持ってい...全文を見る
○村田誠醇君 法務大臣にお聞きしたい。  平成二年の二月二十八日から同年の九月十三日まで長谷川信氏は法務大臣をやられておるわけですね。少なくとも法務大臣を経験された方が、その半年前に知事選挙に絡んで、これは裏金工作と言っていいのか、お金の運搬役と言っていいのか、何ともわかりませ...全文を見る
○村田誠醇君 大臣、これは運輸大臣もそうですし、亡くなられた長谷川氏もそうですけれども、自分で証明しろとこう言われても、シロであるという証明なんというのはよほどじゃないとできないですね。一番よくわかっているのが警察であり検察であるわけですから、したがって、その人たちの名誉をきちん...全文を見る
○村田誠醇君 先ほど言いましたように、内閣官房が出てきていませんので聞けないんですが、昭和四十九年の三木内閣のときの政府見解、これについて質問したいと言ったら、答えはこういうことなんで各省庁に聞いてくれということなので、警察及び法務の方にこの内閣官房の見解が正しいのかどうかをまず...全文を見る
○村田誠醇君 いや警察の方、守秘義務を守るべきか、それを解除して国政調査に協力した方がいいかの判断は個々の行政庁でしてもらうんです、内閣として統一的に指示しないで個々に判断しますと。先ほど法務省が言ったように、課された方の責任で解除といいましょうか、ここまではいいとか協力できる、...全文を見る
○村田誠醇君 これも長々論議のあるところでございますが、これは本当に内閣官房が来ていないから困るんです。  そうすると、極端な表現をすると、それぞれの省庁で勝手に基準をつくって、これは発表してもいい、これは発表できない、こういう問題が出てくる。しかし、それは皆さん方にはお答えで...全文を見る
○村田誠醇君 佐川の問題はこのくらいにしまして、関連で角田議員がやっていただけるということでございますので、私は、決算でございますのでもう一つ防衛庁の方にお尋ねをしたいわけでございます。  過日、報道がございまして、現職の自衛官が運輸省の民間のパイロット試験に挑戦して、結果、合...全文を見る
○村田誠醇君 前回も私触れたんですが、長官の答弁の中にも来春とかなんとかという、まあ明確な時期ではないというふうに理解しますけれど も、いつになったら飛べるのかわからないんでは非常に困ったもんだなということだけ言っておきます。  そろそろ時間が来たので、最後に、エリツィンロシ...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○村田誠醇君 まずこの法律案の審議に入ります前に、もとになりますバーゼル条約の精神についてちょっと両大臣にお聞きをしたいと思うわけでございます。  この条約の成立の過程あるいは精神というのは、これは私の見解かもしれませんが、前文を読みますとかなり詳しく載っているわけでございます...全文を見る
○村田誠醇君 それは個別に聞くからいいです。精神だけで結構です。
○村田誠醇君 発生者主義、もしくは自国内処理、こういう原則がある。しかし、今の通産大臣の御答弁、御立派だと思うんですけれども、この出されてきた法律案を私ずっとこう読みますと、単純に特定有害廃棄物の輸出入に関する手続だけが記載されている。発生量を抑えるとか自国内主義で処理をするとか...全文を見る
○村田誠醇君 だから、この法律で申請者がリサイクル用の原材料ですと申請するんですか。それとも、出されてきた書類を見て、これは特定有害廃棄物のごみだと役所が判断するんですか。その辺を聞いているんです。条約はわかるんです。条約をもとにして国内法ではどなたが判断をなさるんですか、こう聞...全文を見る
○村田誠醇君 今御答弁の中に、国内法には規定がないけれども、通報のシステムが条約には書いてある。これは後で質問させていただきます。  まず日本国内で、大体日本は最高の公害分解技術を持っていますから、ほとんどのものがリサイクルの原料として多分輸入しているんだろうと思いますね、一般...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、先ほど言いましたように、輸出有害廃棄物が国境を越えるときには特定の手続をとってください、日本の国内でいえばこの手続をとりますよということですが、もとになっておりますバーゼル条約で書いてある手続というのが先ほど答弁なさったようにあるわけでございます。  そ...全文を見る
○村田誠醇君 二つとも環境庁なんですか。
○村田誠醇君 そうすると、条約上で義務づけられている国内の権限といいましょうか、連絡先は環境庁と外務省、なのに出てきている法律案は通産大臣が関係している。条約上の位置からいきますと、中央連絡先もしくは権限ある当局に有害廃棄物の通報をすればいい、あるいはそこの許可を得なさいというこ...全文を見る
○村田誠醇君 環境庁、今、そういう答弁をしてはいけないですよ。だって、国際条約で決められている権限ある当局が何をやるのかということを条約の中に書いてあるわけでしょう。有害廃棄物の移動の計画を出しなさいと。それについて、相手国から許諾の回答書が来る。さらには、その有害廃棄物の処理が...全文を見る
○村田誠醇君 まだ具体的に質問をします。その前に通産省にお聞きしたい。  輸出入に関して外国貿易管理法、輸入は五十二条、輸出は四十八条の三に書いてありますね。この条項、どこを読んでもバーゼル条約とか有害物とか何にも書いていない。ただ唯一ひっかけられそうなところが、「政令で定める...全文を見る
○村田誠醇君 その管理令では、バーゼル条約で書いてあるような手続を踏めということに今後政令には書くんですか。バーゼル条約では、有害廃棄物の移動の計画、相手国政府の回答書及び有害廃棄物の処理が完了したという報告、この手続を全部やらなきゃいけない、こう書いてあるんですけれども、そのう...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、具体的に聞きます。  日本から特定有害廃棄物を輸出する場合、この法律では四条で、今言われた貿易管理法に基づく承認を受ければいい、これが第一項で原則ですよね。ただしというのがここに入ってきて、環境庁長官が関与できる部分がある、こうなっているわけです。そして...全文を見る
○村田誠醇君 だから、私が言う権限ある当局というのが通産省だったらわかるんですというんですよ。環境庁があるんでしょう。有害廃棄物の移動の計画だとか、承諾、完了の報告は全部どこが受けるんですか、この条約では。権限ある当局が受けるんでしょう。その通告された内容と一致するかどうかを判断...全文を見る
○村田誠醇君 今、重要なこと言ったんですよ。輸出の場合、通産省に出てきて、その中身を権限ある当局である環境庁に全部渡して相手国に言ってもらう、こういうことですね。そうすると、条約上は相手国の承諾もしくは適正な処理が行われたという書類は全部環境庁に来ることになるんですよ。環境庁の了...全文を見る
○村田誠醇君 違うんですよ。輸出者が計画を提出しましたよ。こういうものを輸出したいと提出するでしょう。そうすると、その書類が環境庁に回って、環境庁から相手国の権限ある当局に行くわけですよ。相手国政府の同意は、条約上はその逆を通ってくるはずなんですよ。そうすると、相手国の同意書とい...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、もう一つ。  その有害廃棄物の最終処理が適正に行われるという契約の確認、これは条約上要求されているわけですよね。この判断は環境庁がするんですね。最終処理が適切に行われるという保証、もしくは技術的な判断、もしくはそれに該当するような契約書の存在、これはワン...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、先ほどからくどく言っていますけれども、条約に書いてある処理というのは、最終的に完全な処理という意味になっているんですよね。それから、処理した場所のその後の保全も処理の概念の中に入っているんですよね。  今はこういう状況だから公害は出ていなかったかもしれ...全文を見る
○村田誠醇君 時間の関係もありますけれども、その主務大臣というのは通産大臣なんですか環境庁長官なんですか、両大臣なんですか、まず第一は。  それともう一つ、私はなぜこんなことをくどくど言うのかというと、条約に書いてある権限ある当局というのが本来は全部を管理をしなさいと、情報も管...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、こういうふうに理解していいんですね。  特定有害物を輸入してきました。そして、業者がそれを処分機関、あるいは処分場で有価物だけ取り除きました。そして、残った残滓を日本国内でごみとして出しました。ただし、そのごみは特定有害物の性質を持っているものですよと...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、この国内法でその処分をする、あるいは処分したという連絡をする相手先の官庁ですけれども、この法律読んでみると、有価物を取り出しで処分しましたよと、それでリサイクルで終わりでしたよという場合は環境庁と通産省に出せばいい。しかし、残滓が残って一般ごみとして出てい...全文を見る
○村田誠醇君 いや、ごみはごみなんです。ただし、そのごみの性質が有毒性、爆発性、そういうものを持っているものでも厚生大臣に出すんでしょうというんですよ。そういうことですよね。それならそれでいいんです。  そうすると疑問が出てくるんですよ。国内法で言うところの、廃掃法で言うところ...全文を見る
○村田誠醇君 もう時間が来ましたし、私の質問は四つ、五つぐらい用意していたんですが、二番ぐらいで突っかかっちゃって、時間が足りませんし、まだやりたいんですけれども、やると怒られますので、最後に一つお願いをしたいんです。  私がこれを一生懸命、多少独断と偏見に満ちたような解釈かも...全文を見る
12月09日第125回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○村田誠醇君 官房長官が公用でお帰りだということなんで、官房長官にかわって副長官なりどなたかがお答えいただけるのかと思うんですけれども、どなたか来ておられるんでしょうか。
○村田誠醇君 だから、それは了解しておりますが、官房長官が出れないときには官房副長官が出るという原則だということ、私どもが九月の決算委員会の理事会で官房副長官の出席を要求したときの官房側からの返事でございました。このことをきょう聞こうと思っておりましたので、官房長官が御出席いただ...全文を見る
○村田誠醇君 この問題は、じゃ来てから官房長官に直接お聞きするようにいたします。
○村田誠醇君 まず、いろいろ論議されておりまして、一つお聞きをしたいのでございますが、これは各委員の方から質問がされておると思うんですけれども、刑事罰研究会の報告書の公表についていっとき待ったがかかったということに対してお聞きをしたいと思うんです。  この刑事罰研究会なるものの...全文を見る
○村田誠醇君 公取の中に法的根拠を持たないけれどもつくられたというのであれば、行政上の施策を考えるに際していろんなアドバイスをもらう、ただ単なるそういう性格を持った委員会ですよね。極端に言えば、ここの答申をそのまますべて、実際は別といたしまして行政上にすべて採用するというような性...全文を見る
○村田誠醇君 だから、審議会の答申案の中身に沿って行政の施策をする、そのために法改正をする。その法律の中身についていろいろ異議があるというなら、それはクレームがついたって何したって私はわかりますよというんです。しかし、答申書そのものの公表を全部しちゃいけない、あるいは前公取委員長...全文を見る
○村田誠醇君 さきの独禁法の改正のときに課徴金が大幅に引き上げられましたね。そのときも今回の罰金刑と同じように、中小企業に厳し過ぎるんではないかとかいろいろな論議があったことは既に御存じのとおりだと思うんですが、その課徴金制度を大幅に引き上げたときに、業種別負担率と規模別の負担率...全文を見る
○村田誠醇君 今の御説明を聞いていると、実際に検察なり裁判所が一億円の範囲内で資力、規模を考慮して適用されるはずだからいいんだと。それであれば、大企業に対して上限額をもっと引き上げておいても、大中小の区別をして上の方を引き上げておいても、裁判所は同じ行為に全部それを一律適用するわ...全文を見る
○村田誠醇君 私も、言っている意味はわからないわけじゃないんです。JISマークというのはこれは公正取引委員会の直接の所管じゃありませんけれども、工場ごとにあるいは製品ごとに出しているものですよね。ところが、ここの工場でつくりましたよという表示がされていてJISマークが打たれている...全文を見る
○村田誠醇君 問題だけ指摘しておきます。ここに写真もあるし現場でこういうことが行われている。  それで、我々が指摘しましたので今はこの取引が中止されていますから別に実害が出ているわけじゃないんでいいんですけれども、しかし翻ってみれば、不当に表示されたものですよ。確かに、相手が消...全文を見る
○村田誠醇君 社会保険庁の方は刑法の違反の方で、高速道路の方は独禁法違反ということですから概念が少し違うんだろうと思うわけで、そこでお聞きをしたいんですけれども、今挙げた会社の社内の組織として、大体こういう大きい会社というのは第一営業部から始まって第何営業部までずっとあるわけでご...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、高速道路公団の方の関係についてお聞きしたい。  勧告をして直した、これはわかるわけです。その勧告の中身はいいです。特に、ここのところだけお聞かせください。重要なことは、もとへ戻したということと、ほかに独禁法違反の事件を再び起こさないために再発防止にどのよ...全文を見る
○村田誠醇君 抽象的で極めてわかりづらいんですよね。具体的にそれじゃお聞きします。  埼玉の入札談合について、再発防止のために各社にそれぞれ具体的に公取がいろいろ再発防止の施策をしてますね。その中には独禁法遵守の社内通達を出して全社員の署名捺印をとりなさいというのも入っておるわ...全文を見る
○村田誠醇君 だから、上から下まで趣旨を厳しく徹底させたという意味は、関係者の署名を求める行為も入っているわけでしょう。それを高速道路の案件のときには対象となった会社に要求したんですかということなんです。これが要求して出ている、あるいは守りますということであれば、今回の社会保険庁...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ埼玉の入札談合、これは刑事告発も何も受けてない。この排除勧告と再発防止の施策、今私が言いましたこれは新聞で報道されているんだから間違いはないと思うんですけれども、各社別に取締役会で議決しろとか社長名で独禁法遵守の社内通達を出しなさい、全社員の署名捺印をとりな...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、高速道路の違反のやつも全社員に周知徹底するように要求したんですね。そのことだけは確認したい。
○村田誠醇君 のれんに腕押しみたいなのでやっていてもしようがありませんので、お忙しいところ官房長官済みません、二点ほどお聞きしたいんです。  一点目は極めて事務的に、簡単なことでございますが、先般の九月の決算委員会で、私ども理事の中で出席要求大臣をだれにするかということの論議を...全文を見る
○村田誠醇君 大変漠たる質問で申しわけないんですけれども、本当はこれは特定有害廃棄物の方で質問しようかと思っておりましたんですが、そっちではできなかったもので、ちょっと官房の方にお聞きいたしました。それでもう私の質問は終わりましたので、お忙しいでございましょうからどうぞ退席をして...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、この八四年に公取が作成された建設業のガイドラインですね、この中で一つ確認をしたいんですけれども、事業者間で各社の受注計画や営業実績を交換することもこれは独禁法の違反ではないということが書かれておるんですが、その中身についてお聞きしたいと思います。
○村田誠醇君 あと残り時間も少なくなりましたので最後にお聞きしたいんですけれども、かみつかぬ番犬とかいろいろ言われておりましたけれども、何か最近は狂ったようにかみついているようでございまして、ただかみつかれた相手が極めて小さいところといいましょうか、弱いところといいましょうか、印...全文を見る
○村田誠醇君 時間も大分なくなってきましたし、私も準備する時間が大変少なかったので、たしか前に資料をもらっておったのですけれども、それを一生懸命捜したのですが整理が悪くてどこに隠しちゃったのかわからないのでお聞きしたいのですが、金融証券不祥事件が起こったときに、損失補てんなのか、...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、その持ち株制限違反の方はこれはある意味では形式的な部分でございますから一件処理でわかるんですけれども、損失の補てんについては大手四社だけじゃなく、その後にもどんどん出ているわけでございますね。それから、つい最近も証券業協会の調査でも出てきている。これに対...全文を見る
○村田誠醇君 最後に、公取の委員長にお聞きしたいんです。  これは私、物の本で読んだのでわかりませんが、独禁法の違反事件第一号というのが昭和二十二年の帝国銀行などによる貸出金利、預金金利の協定が第一号だったということが言われているわけでございます。これは私、ちょっと真実かどうか...全文を見る