村田誠醇

むらたせいじゅん



当選回数回

村田誠醇の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第126回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○村田誠醇君 私は最初に、最近ちょっと気になる動きが出てきたものですから、まず公取の方の見解をお聞きしたいんです。  独禁法上、メーカーが不況対策あるいは合理化をするために販売とか物流を統合して経営の合理化を図る、こういうことが認められる。単独法で認めているやつもありますし、公...全文を見る
○村田誠醇君 私が聞いたのは、今言いましたように単独法でもありますし、具体的にはセメントとか電線とか棒鋼のように独立した法律に基づいて、こういう共販あるいは販組を共同するという認められてやっている行為があるわけですね。これの運営の仕方が公正な競争を阻害するとか、あるいは協調的行為...全文を見る
○村田誠醇君 私ども過去、公取さんにこの共販、共組の問題で実態的にその地域でメーカーのシェア調整をしているじゃないですか、あるいは出荷調整を、A社が生産量を落とした場合その肩がわりしたB社がその分の費用を共販、共組を通じて渡しているとか、いろんなデータを公取に持っていって、これは...全文を見る
○村田誠醇君 最後にもう一つお願いをしたい。  先般、金融証券不祥事のときに補てんの問題が出たわけですね。これも競争政策上特定の顧客だけに対して利益を供与したということで独禁法上問題があるという見解を示した。今報道されておるのは手数料を取ったと、これがどういう性格の金であるかは...全文を見る
○村田誠醇君 時間が短いので経済企画庁長官にお尋ねをしたいんですが、我が国の国際収支、どんどん黒字がたまっているわけでございますが、九〇年を底にしましてまた急激に上がり始めている。そこでお尋ねしたいんですが、一体本年度は政府の見通しからしてどのくらいの黒字が予想されるのか、経企庁...全文を見る
○村田誠醇君 我が国には、俗を言葉で言いますと、前川レポートで内需拡大に中心を置いて日本経済の構造転換をしていくんだ、ということは逆に言いますと、この黒字幅がある程度もっともっと幅が縮まってくるということ、あるいはそういう経済体質にしていくということだと思うんですね。しかし、一番...全文を見る
○村田誠醇君 それで、これだけの黒字がたまっていると、一方では黒字有用論空言う方もいるわけですね。一定の、たまってなきゃしようがないだろうということを言う人もいますけれども、政府の方針としては黒字幅を抑制していくというのが基本的な政策だと思うんです。それは裏を返して言えば、輸入拡...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ具体的に二点ほどお聞きしたいんですけれども、まず第一点は輸入促進税制、これは本年度で切れて翌年度続行するという意味で今法案がかかっているわけですけれども、一体これを採用してどのくらいの輸入拡大になった、あるいは裏返して言えばこの減税の効果、税額控除方式と割り...全文を見る
○村田誠醇君 もう時間も余りありませんので、本来ならもうちょっと聞きたいんですが、きょうはわざわざ大蔵の方に来ていただいていますので、最後に大蔵の方にもお聞きをしたいと思います。  金融の自由化が進みまして、金融の派生商品というのがいろいろ出てきた。仕組みその他はいろいろ違うわ...全文を見る
○村田誠醇君 済みません、時間が来ましたので、結論だけ。  今の御答弁、個別の会社はトータル、統計とってないと言うんですけれども、業界団体に言えばちゃんとこうやって個別の会社ごとの、どこの会社が幾ら出している、残高が残っているというのは出ている。この中には今新聞紙上をにぎわして...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○村田誠醇君 お尋ねをいたします。  不正商品問題というのは、我が国が世界経済の中において工場と言われるくらい製品の供給をダントツにしているわけでございますし、最近の貿易の実態を見てみますと、物の取引よりもサービスの分野における取引というのが随分伸びてきておる、そういう意味で知...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、さきの改正で営業秘密等の条項が入った。これは、今ガットでやっている交渉、合意というわけじゃないですけれども、ダンケル・ペーパーの中に書かれてはいますけれども、まだ国際的に完全な合意になっていないんですが、通産省としては先般の改正で先取りをした、こういうふ...全文を見る
○村田誠醇君 かなり技術的なものなので、私の頭の中も多少混乱していますので整理のために教えていただきたいんですが、この法律で言っている不正競争という行為に着目してやる部分と、国際的に論議になっている不正商品を取り締まるというのとでは明らかに違うと思うんです。つまり、ここで言ってい...全文を見る
○村田誠醇君 現行法の第六条で工業所有権の適用除外を書いてあるわけですね。特許権、実用新案権以下商標権に至るまで適用除外だと。現行法の不正競争に該当する部分については特許法や商標法の方が優先するんだ、これはこういうふうに読めるんですが、そうするとガットのTRIPの知的所有権でこう...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、全体をまだよく理解できていないからあるいは的外れな質問かもしれないんですが、工業所有権の各法を見てみますと、ただ単に特許なら特許権をどうやって付与するかとか期間がいつかというだけじゃなくして、その権利が侵害された場合の救済の方法あるいは損害賠償の項目もそ...全文を見る
○村田誠醇君 時間があったらもう少し後で聞かせていただきます。  それで、先ほど藁科委員の方からも少し触れられましたけれども、不正商品というのがこのところ国内にいろいろ、国外にも流通しているわけでございますが、少し実態についてお伺いしたいと思います。  これは、藁科委員も指摘...全文を見る
○村田誠醇君 今外々のデータしかないということでございましたから、それはもうしようがありません。  それで、外でつくって我が国に持ち込まれてくるというケースも当然あるわけでございます。これは恐らくデータをとっているのは大蔵がデータをとっているんだろうと思うんですが、平成四年の六...全文を見る
○村田誠醇君 もうわかりましたからいいです。詳しくはまた後で聞きますから、結構でございます。  それでは、今言ったこの答申を受けた通産省としては、ここに明記された考え方というのはどのように評価なさるのか。
○村田誠醇君 水際措置に関しては主として大蔵だと思うんですが、一部通産にも法律の規定があるので改めてお尋ねしたいんですが、この不正競争防止法と輸出入取引法との関係でございます。  具体的には、取引法の第二条二号、これが不正競争防止法の第一条一項三号と同一の規定と思われる、まあ同...全文を見る
○村田誠醇君 ありがとうございました。  それでは、本題の大蔵省の方にお聞きしたいんですが、関税定率法第二十一条で言う輸入禁制品、これは限定列挙になっているわけですね。「特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権又は著作隣接権を侵害する物品」ということは、これ以外の知的所有権を...全文を見る
○村田誠醇君 先ほどの通産省とやったやつじゃないんですよ。許可とか確認を受けているもので不正な商品なんていうのはないわけですね、これは。明らかに法律に違反することを承知して、表現は悪いんですけれどもつくっている商品ですから、相手方の許可をとっているなんということは通常考えられない...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、輸入禁制品とは違う扱いになるわけですね。先ほど言われた通達では、そういう商品が見つかったときには、これは没収なんですか輸出国に送り戻しする措置をとるんですか。どっちなんですか。
○村田誠醇君 余りやってもしょうがないですが、従来の行政当局の見解とは少し違うと思うんです。  関税定率法二十一条で規定してないものについては、そしてあなたが言っているように関税法七十条で許可も確認も要らない商品であれば、これは税関当局としては何もできないということです。不法行...全文を見る
○村田誠醇君 最重点に取り締まっていただくのは結構なんですが、国際的には今進めているガットでは、商標権及び著作権の侵害物品の輸入差しとめ申し立て制度の整備は義務づけられる、そして他の知的所有権に関するものについては、これは義務ではないけれどもなるべく制度としてつくりなさい。つまり...全文を見る
○村田誠醇君 それは、行政の方からいろいろな支障があるというのもわかります。しかし、権利者から見ましたら、結局実害が発生して訴える、調べるということよりも、あらかじめこういうものはだめですよということをきちんと申し立てる、あるいはそれに違反して輸入した業者がわかった場合はその名前...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、最後に確認したいんですけれども、これはいつのかちょっと年代わからないんですけれども、成田税関支署ということで「旅行者の皆様へ」というチラシ、あるいはいろいろなものが置いてありますね。あそこに書いてある文句は、こういう商品というのは輸入が禁止もしくは制限さ...全文を見る
○村田誠醇君 どうもありがとうございました。
04月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○村田誠醇君 私は、通産省にお聞きしたいと思います。  通産省の中での小規模企業関係の決算についてお聞きしたいのですが、小規模企業に対する助成、決算といいますと、中心になってくるのが商工会、商工会議所が中心になってくるわけでございます。  そこで、まず最初に金丸さんの事件に絡...全文を見る
○村田誠醇君 会長に対する直接の任免権があるわけではないからということなんですけれども、私どもが考えるときに、今俗な言葉でやみ献金と、こう言われています。しかし、政治資金規正法に載っているか載っていないかということでやみ献金か正規の献金がと、こういう分け方になるわけですけれども、...全文を見る
○村田誠醇君 商工会議所法を見てみますと、「原則」として第四条に「特定の個人又は法人その他の団体の利益を目的として、その事業を打ってはならない。」とかあるいは「特定の政党のために利用してはならない。」、こういうことが法律に明記されているんですね。これはあくまでも法律に基づく公的な...全文を見る
○村田誠醇君 私が出ていって、商工会の社会党を代表するあいさつの中でそのことは触れたのでございます。別に答弁を求める必要はございませんので、商工会の方は次回から直してほしいということを言っておきました。もしそういう事実があるのであれば、次回からきちっと直させるように指導していただ...全文を見る
○村田誠醇君 こちらの方の委員は、どういうふうに例えば今回のやみ献金事件をめぐって御判断なさっているのでしょうか。
○村田誠醇君 それでは、二点ほど重ねて聞きたいのですが、事実関係なり事件の詳細がわかった時点で場合によったら判断を示すということもあり得る、こういうふうに理解していいのかどうか、これがまず一点目。  二点目は、商工会議所法の第九条の事業あるいは六十五条の日本商工会議所の事業、こ...全文を見る
○村田誠醇君 いずれ委員会で、まあ証人じゃありませんからね、あくまでも委員会ですから参考人でございますので、出ていただけるようにひとつ取り計らいをお願いしたい。私も要求はいたしますので、よろしくお願いしたい。  それから、商工会議所が扱っております、扱っているというのか、専権で...全文を見る
○村田誠醇君 その事故額、これは正式には何と言うのかちょっとわかりませんが、これの比率じゃなくて件数と金額はわかりませんか。それから平成二年度までの累計の事故額というんでしょうか、額は幾らなのかわかりませんでしょうか。
○村田誠醇君 これはもう一度確認しますが、平成二年度単独のやつでしょうかそれとも平成二年度での累計額なんでしょうか。
○村田誠醇君 この事故の部分について、我々がちょっとわかりにくいので、どういう事務的な体制でやっておられるのかということをお聞きしたいんです。  信用保険公庫なんかの処理の仕方を見てみますと、事故で起こったもののうちから前年度分なのか当年度分なのかは別として、順次回収してきます...全文を見る
○村田誠醇君 それで、長官にお願いしたいんですけれども、この質問をするよと言ったときに資料を、二年度なら二年度だけというのはわかるんですけれども、経年度とういうふうに変化してきたかという数字の変化が全然わからない。要するに、一生懸命あっちこっちの資料を調べりゃわからぬわけじゃない...全文を見る
○村田誠醇君 それでは他の分野の問題についてお聞きをしたいと思います。  最近、いろんな形で消費者と事業主との間のトラブルが起こってまいります。最近でいきますと、学習塾だとか痩身、美顔のたぐいなどの要するにサービス分野と呼ばれるところで消費者と事業主との間のトラブルというのが常...全文を見る
○村田誠醇君 そこで、お聞きをしたいんですけれども、業務の提供者とそれからローン会社とかクレジット会社、これを法律上は消費者の方から見て同一の位置に置くといいましょうか、同一の 人間、つまり、事業主がきちっとした業務を提供してくれない、役務を提供してくれなければ、それを理由にす...全文を見る
○村田誠醇君 考え方を変えて、例えばそういうサービスの役務を提供する事業主にお金を払うときに、消費者が自分が持っているお金、あるいは消費者が自分が契約をしている信販会社とかクレジット会社からお金を借りてそして払い込んだ場合、これは貸した方のクレジット会社が責任を一〇〇%負っている...全文を見る
○村田誠醇君 時間がなくなってきましたのでお聞きしたいんですけれども、法令の根拠に基づかないで行政で処理をなさるのは結構なんですよ、問題を解決するという意味においては。しかし片方で、法令できちんとした規定がなければ、こういうトラブルというのはモグラたたきじゃないんですけれどもいつ...全文を見る
04月19日第126回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○村田誠醇君 まず、カンボジアの難民の問題についてお伺いをしたいと思います。  国連の難民高等弁務官等の御努力をいただいて、カンボジアの周辺に避難していたといいましょうか、難民としてまとめられていた人たちがカンボジアの国内に帰られた。今カンボジアの状況について私どもいろいろな危...全文を見る
○村田誠醇君 入国を認めるかどうか、定住を認めるかどうかはそれは確かに法務省の権限ですけれども、カンボジアの周辺に避難しておった難民の人たちは全部、選挙の関係もあるのか別として、受け入れているんですから、当然新政府ができたら基本的にはカンボジアにもう一度戻るというのが私は一番いい...全文を見る
○村田誠醇君 この機構は、我が国の省庁の管轄でいきますとかなり多方面にわたっていると思うんですね。一体ここの窓口というか、行政上どこの所管庁が中心になって運営、管理されるんでしょうか。
○村田誠醇君 そうしますと、五省庁が主たる管轄ですね。問題によっては他の省庁も入ってくるということになると思うんですが、先ほど御説明の中にございました技能実習制度を本年からやり出す。確かに説明を聞いてみるとこれはわからぬわけではないんですけれども、よくよく考えてみますとかなりな矛...全文を見る
○村田誠醇君 そこで、厚生省の方、済みませんです。  今言いましたように、日本の法律では原則として日本で働いてそれに応じて年金をもらうというシステムになっておるわけで、一定の年限を経なければいけないんですけれども、このような技能実習生だとか海外から来ておられる研修生については日...全文を見る
○村田誠醇君 本来的には内外人差別をしないというのが原則ですし、今言いましたように、国際的に協調してといいましょうか、制度を統一して無年金者をなくすというのが一番のポイントだと思うんです。けれども、現実的には国際間のそれができ上がっていないと思うんです。  今、日本と年金通算の...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ今度は、また同じ年金ですが、形を変えてお聞きしたいと思います。  きょうの昼のニュースを聞いておりましたらいよいよ円も強くなってまいりまして百十円台を記録したということでございます。そうしますと、我々からすれば歓迎、人によって少し違うかもしれませんけれども...全文を見る
○村田誠醇君 随分上がるものですね。上がるのは結構でございます。わかりました。  これは何も国際機関だけじゃなくして、多分海外で年金受給の資格をもらった人は大体みんな同じようなことになるんじゃないかと思います。ただ、そこまで政府に全部面倒見ろというわけにはいきませんので、ひとつ...全文を見る
04月21日第126回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第3号
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○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  まず、長官にお尋ねしたいんですが、最近発表されました地価公示価格、何回か調査なさって傾向が出てきているわけでございますが、それについて総体としてどのような御判断といいましょうか、見解をお持ちなのか。  それともう一つは、価格が下がる...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、もう一つお聞きしたいんですけれども、土地の取引が、実需といいましょうか、現在世間的には不活発だと言われているわけでございますが、その理由はどこら辺にあるのか。土地がまだ高過ぎるという意味で実需がないのか、それとも金融が締まっているという意味で実需がないのか...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、これはまだ全体的な説といいましょうか意見じゃないんですけれども、一部に、地価はここが底値でやがて経済政策の運営によってははね上がっていくだろうということを危惧している人たちも実はいるわけでございます。当然御承知だと思うんですね。  過去の日本の歴史を調べ...全文を見る
○村田誠醇君 地価がはね上がらないように、あるいは高騰したときに抑えようということで、金融的に総量規制ということをしたわけでございます。その点について質問をさせていただきたいんですが、これは大蔵省の方にお聞きします。  今、局長さんの御答弁の中で不動産向けの貸し出しがそれほど伸...全文を見る
○村田誠醇君 その地方の公社、あるいは三セクも入っているのかもしれませんけれども、その部分が入ってこういう数字だというんであれば、この日銀の経済統計月報の中にはノンバンク向けのデータは入っていませんでしょう。ノンバンクというのは別の分類系統になっていますでしょう。バブルのときに一...全文を見る
○村田誠醇君 それではお聞きしたいんですけれども、トリガーを発動する、総量規制をもう一度発動する条件の、まず最初は注意を喚起し、その次がやるという二段構えですけれども、最初のこの注意を喚起するという条件、つまり二カ月以上連続して不動産向け融資の方が総貸し出しの伸びよりも三%以上上...全文を見る
○村田誠醇君 このトリガーについて、平成三年十二月三日の大蔵委員会で羽田前大蔵大臣がこのように説明しているんですよね。一定期間の間に一定の数値、つまりトリガーの条件を上回った場合、金融機関の注意を促す、あるいは一定期間一定数値を上回ったような場合には、金融経済情勢等を総合的に勘案...全文を見る
○村田誠醇君 あなた方の出した通達については確かに総量規制を導入する体制を整えると書いてあるんですね。これ読むだけでは自動的にやるのか、それとも選択的にといいましょうか恣意的にやるのか、何にも書いてないんですよね。  だから、御説明はそのとおりで構わないと思うんですけれども、た...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○村田誠醇君 私は最初に、大臣あるいは宮澤総理大臣も触れておられますが、過去日本が発展途上国等に対して行ってきました国際的な資金の還流の政策、例えば八七年に三百億ドル以上を還流するとか、あるいはアルシュ・サミットで五年間で六百五十億ドル以上入れる、こういう約束を実行しまして、そし...全文を見る
○村田誠醇君 先ほど同僚の谷畑議員の質問の中で、大臣は貿易保険の性格の変化といいましょうか、変遷について触れられました。私、その点大変重要だろうと思っているのは、一つは日本の貿易の危険を補完するものという性格と、それからこの保険の制度を使って国際的な資金の還流をするとか、あるいは...全文を見る
○村田誠醇君 大変難しい両方の要素があると思うんですが、ただ一つだけこれは意見を言っておきますけれども、アメリカの場合は、この援助で累積債務なんかを免除した場合は一般会計の方から自動的に補てんされる。しかし、我が国の場合は、累積債務を免除してもそれは貿易保険の赤字に形式上とまって...全文を見る
○村田誠醇君 資料は後でいただけるということでお手数でございます。私も幾つか持っているんですけれども、ばらばらなものですからわからないもので、ひとつトータルをお願いしたい。  そこで、国際的にいろいろとリスケジュールの交渉が合意に達するんですが、例えばトロント・スキーム方式とか...全文を見る
○村田誠醇君 そこでちょっとお尋ねをしたいんですけれども、元本を削減する、あるいは金利を減免して期間を延ばす、いろんな方式があると思うんです。我が国の場合に、一つお聞きをしたいんですけれども、仮に元本を二分の一カットしたとしても、それでリスケジュールをしたとして、変な話ですけれど...全文を見る
○村田誠醇君 相手方の企業もしくは政府、公的な機関の契約が円建てか外貨建てかによって違うというんですけれども、日本の企業が貿易保険に加入したとき、これは別に円建てであろうがドル建ての契約であろうが関係なく、例えば百億円の損害で入ったのなら百億円、その後日本のレートが幾ら変わっても...全文を見る
○村田誠醇君 大臣、これは私の意見ですけれども、これだけ急激に円の購買力が変化しできますと、為替リスクをどうするかということが大変重要な問題になってくると思うんですね。  長期間にわたってじわっと上がってきたのなら余り問題はないんですけれども、急激に変化していますので、これに対...全文を見る
○村田誠醇君 累積債務国、累積債務が多くなっているその国に対して、原則として貿易保険というのは引き受けを停止したり、あるいは制限を設けるということをしておりますけれども、しかしそれだけでは運営できないということで、貿易保険の引き受けの弾力化を図っている、停止とか制限を行っている国...全文を見る
○村田誠醇君 ベネズエラもこの弾力化措置の対象の国に入っているというふうに聞いているんですけれども、これは間違いでございましょうか。
○村田誠醇君 国名を言えないというのはわからぬわけじゃないんです。ただ、苦言だけ言っておきますけれども、通産省なりいろんなところで出している文献あるいは文書の中に主な弾力化を行った国とか、そういう形でぽろぽろみんな出ているんです。一覧を出せというのは難しいかもしれませんけれども。...全文を見る
○村田誠醇君 国際的に合意に達しないからやらないというんじゃなくて、ドイツなんかがポーランドの債権の六〇%を削減して、残った債権の四〇%を病院建設の基金に使ってくださいという形で相手国政府に渡しているわけです。だから、それはあくまでも一つのODAの考え方を導入しているわけですから...全文を見る
○村田誠醇君 わかりました。  それで、質問通告をちょっとしてなかったんで申しわけないんですけれども、お聞きをしたいんです。この投資に絡む場合、中南米のやつが一番最適だろうと思うんですけれども、累積債務国に対して持っていた債権を債務削減をするという一つの手段として証券化しようと...全文を見る
○村田誠醇君 額面価格。そうすると、中南米の債券を市場で購入して投資した方が金額がたしか低いから得になるということですな。まあ通告してなかったんでいいですけれども。
○村田誠醇君 済みません、ちょっと通告してなかったもので申しわけない。  それで、あとこの貿易保険に絡んで関係するいろんな団体、機構ができておりますので、ちょっとそのことについてお聞きをしたいんです。一つは、経済四団体が中心になって株式会社日本国際協力機構というのができ上がって...全文を見る
○村田誠醇君 これの主管庁というんですか、これは通産でございましょうか。大蔵、外務、どちらの主管でございましょうか。
○村田誠醇君 それじゃ、時間がありませんので最後にもう一つ。  名称が三回にわたって変わっておられるようですが、財団法人輸出保険普及協会が一番最初の名称で、貿易保険協会に変わって、貿易保険機構と今言っております。ここに対する関係というんでしょうか、予算措置というんでしょうか、補...全文を見る
○村田誠醇君 最後にちょっと。  同僚の谷畑議員も最後に触れたように国際的な支援の一環としてこの貿易保険を活用するということになりますと、今言いましたように保険の論理からは外れてくる部分というものがございます。したがって、そういったことについて極力配慮をしていただいて、民間企業...全文を見る
05月11日第126回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○村田誠醇君 私は、二法律案の審議に入る前に、ひとつお聞きをしたい点がございます。先般も、あれは決算委員会でしょうか大臣にお伺いをいたしましたけれども、日本商工会議所会頭の所属というんでしょうか、やっておられます会社のやみ献金問題についてお尋ねをしたいと思うわけです。  この使...全文を見る
○村田誠醇君 その通達の中身は、企業倫理の徹底とかあるいは財務管理体制の強化ということをやられているわけですね。それと同時に、損失補てんリストに掲載されている企業に対して実態がどうだったかの調査も同時に行っているというふうに聞いているんですが、今回も同じだと思うんですよ。つまり、...全文を見る
○村田誠醇君 前回の場合は建設業だけじゃない、こういう話でございますけれども実際は同じことでございまして、財務管理体制が悪かった、内部監査体制が悪かったという点では同じなんですよ。しかも、さらにお聞きをしたいんですけれども、これを受けまして九月には経団連が「企業行動憲章」というの...全文を見る
○村田誠醇君 経団連も日本商工会議所も、企業の社会的責任ということについては同じだと思うんですね。しかも、ここの中で経団連も言っていますように、ただ単にもうければいいということじゃなくして、社会との共生をどういうふうにしていくのかということは一つのテーマだということで、こういうい...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、小規模企業の支援についてお伺いをしたいんですけれども、まず私どもがこれを見ましたときに、従来通産省あるいは中小企業庁が進めてきましたのは中小企業の集団化といいましょうか共同化、そしてそれを担当するところとして中小企業団体中央会、こういうものを通じて指導して...全文を見る
○村田誠醇君 それについては順次論議をしていきたいと思うんですけれども、まず最初にこの事業を推進する実施主体について確認をしておきたいんです。三つのケースが考えられると思うんですね。  このスキームを見ますと、一つは商工会、商工会議所が自分自身で行う場合と、それから第三セクター...全文を見る
○村田誠醇君 最後に言われました経営改善指導、これは商工会からすれば事業でしょうけれども、実際的な意味での事業活動をしているわけじゃございませんから、今回問題になる恐らく基盤施設の方の部分が事業計画という形になるんだろうと思うんですね。  そこで、お尋ねをしたいまず第一の点は、...全文を見る
○村田誠醇君 今、駐車場だとかあるいは共同工場、共同店舗、こういうものをつくること自体は小規模企業者の支援であると。確かにそれは支援の側面はあると思うんですけれども、事業か事業でないか、あるいはもっと言葉をかえて言えば、営利を目的としているか営利を目的としていないかという区別の基...全文を見る
○村田誠醇君 私は、商工会、商工会議所の組織及び資金的といいますか財政的な面から見て、こういう業務を行うのに適切な団体だろうかという疑問を持つわけです。  例えば、東京とか大阪のような大きいところの会議所でしたら、人的なスタッフの問題だとかあるいは資金の問題等は簡単に解決できる...全文を見る
○村田誠醇君 この数字が正しいのかどうかちょっと私もわからないんですけれども、商工会議所が絡んだこういう地域振興ですか、あるいは村おこし、町おこしの事業形態、三セクをとっているのもありましょうし、株式会社組織をとっているのもあると思うんですが、これが平成四年の八月現在で全国で二百...全文を見る
○村田誠醇君 第三セクター方式でやる場合でも、株式会社、会社形態でやる場合にでも、当然資本金、出捐金負担がかかると思うんです。通常考えられるケースというのは、公的な団体が全部必要な資金を出した、これならほとんど問題ないと思うんですけれども、それを呼び水にして他の人たちの資金も集め...全文を見る
○村田誠醇君 物事というのは、成功すればよかったよかったで褒められますけれども、失敗すれば、表現は悪いですけれどもばかだのちょんだのと言われる。結果で判断されるのが圧倒的でございます。  しかも、商工会議所等が入って第三セクター方式でやっている事業そのものは、表現は悪いですけれ...全文を見る
○村田誠醇君 何で聞くかというと、既にもうおわかりだと思うんですね。事業協同組合が共同の生産工場をつくるとか、あるいは共同の配送設備をつくるとかいったときに、今言った近代化資金等を使う。そのときにみんな印鑑を押すわけです。その後何年かたってやめましたといっても、その押した責任とい...全文を見る
○村田誠醇君 整合性をとってもらうということであれば、恐らく現行制度と横並びという形にならざるを得ないと思うんです、緩めるということは大変だと思うんですけれども。そうすると、ますます私どもがわからないのは、そこまで役員の方もリスクを負って、そして他の人たちのためにやるんだろうかな...全文を見る
○村田誠醇君 共同工場をつくったり展示会場をつくったり、いろんな箱物というのをつくるんだろうと思うんです。それでは、例えば土地とか建物を当然取得するわけでございますから、それにかかわる税金の関係、要するに登録免許税それから不動産取得税あるいは固定資産税、都市計画税、事業税の減免の...全文を見る
○村田誠醇君 いろいろ質問してきましたけれども、結局こういった矛盾、私どもからすると若干無理があるんじゃないかと思われるのは、やはり商工会、商工会議所の性格からして、こういった事業を行うという組織になっていないところからいろんな問題が発生しているんだろうと私は理解しているわけでご...全文を見る
○村田誠醇君 先ほど言った保険事故による支払い、二千六百四十六億円余りというのは、機械類のやつは入ってないわけですから、機械類のやつを入れるともうちょっと多くなるわけですね。  保険料の収入の予定の方を見てみると、予定というか今執行されているやつを見れば二割程度しかふえてない。...全文を見る
○村田誠醇君 今回の法律の改正で付保金額の引き上げを提案されているわけですけれども、そこでお尋ねをしたいのは、現在ある保証協会のう ち、恐らく大都市部を中心だろうと思うんですけれども、自己負担で要するに信用保険公庫の再保険が掛かっていない状態、つまり一億二千万以上の保証をしてい...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、今回二億円に一般的な保証を引き上げれば大体カバーできるというのは理解できるんですが、しかしそれは逆の表現をしますと、大都市部の保証協会は二億円の保証をするぐらい需要が強いけれども、それ以外の保証協会は表現は悪いんですけれども現行の水準で十分じゃないか、二...全文を見る
○村田誠醇君 そろそろ時間もなくなってきたので、最後の質問をしたいと思うんです。  現在、この保険公庫法で業務の対象というのを信用保証協会のみに限定しているわけですね。中小企業の事業主が保証協会に書類の審査をお願いして、そしてそれで保証承諾をもらって初めて民間金融機関がお金を出...全文を見る
05月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○村田誠醇君 私は、大蔵省を中心にお伺いをしたいと思います。  この間、地価の高騰が続いておりましたときに、金融面から地価対策を講ずるという意味でトリガー制度という制度を総量規制にかわって導入したわけでございます。これについていろんな委員会で二、三質問させていただきましたが、先...全文を見る
○村田誠醇君 今局長さんが言われましたように、融資がふえたからすぐ地価がぽんと上がるような性質のものではないんですね、このバブルの時期を見ていますと。お金がどんどん入っていって、ある程度入ったところで急激に地価が上がっていったという過去の経験からすれば、まさにこの基準をオーバーし...全文を見る
○村田誠醇君 それで、免許基準を変えたその時点を境にして、前の基準とそれから一九八九年に改正した時点と、一体免許の総枠というんでしょうか、これはどのくらい広がったんですか。既存の免許との比較でどのくらいの数がふえたのか、ちょっと具体的に数字を教えていただけますか。
○村田誠醇君 この数字は結構なんですけれども、そうじゃなくて人口割等を使って、全体の枠が日本全国の中で例えば旧基準でいけば十五万件分しかないのに新基準でいったら二十万件分、五万件分の枠がふえたということなのか、それともそうじゃないのか、そのことをふえた枠についてちょっとお聞きした...全文を見る
○村田誠醇君 相当程度拡大しているんであれば、各地の小売の免許申請をする人から、いつまでたっても私のところはもらえないなんて話は多分出てこないと思うんですね。  地域的に聞いてみますと、それぞれ税務署に聞いてみますと、自分のところはもう枠はないんですと。中にはひどいときには、も...全文を見る
○村田誠醇君 私は、酒類というアルコールを含んだ飲料の性質からいってすべて野放しで無条件でいいという、そういう立場で物を言うわけじゃありません。もちろん、社会政策上の問題もありますでしょうし、ドライバーに酒類を売ってはいけないという規制もあるでしょう。あるいは、未成年者に売っては...全文を見る
○村田誠醇君 この許可制度をとっている最大の理由は酒税の確保だと、こういうことですね。  中央酒類審議会の中間報告が出ておりまして、その一番後ろの方に参考資料という形で載っております。これで見る限り、一日当たりの酒税の額というのが五十五年から平成二年度まで書いて表になってござい...全文を見る
○村田誠醇君 規制を緩和していく、少し緩めに運営をしていくということになると、それは、要するに酒類の免許というのは三つあるわけですね。一般小売と大型小売と通信販売の免許と三つあるわけですけれども、念のために、多分私が聞いているんだから言っていることは同じだと思いますが、一般の酒類...全文を見る
○村田誠醇君 そうすると、今現実に一般酒類小売業の免許を与える基準を、人口基準とかあるいは人口密度、一平方キロ当たりですか千五百人とか千人とか七百人とかという、こう三段階に分けているこの基準を考え直す、もしくは少し基準に満たなくても緩目に判断していくというふうに理解してよろしいん...全文を見る
○村田誠醇君 それでは、最後の方でございますので確認なんですが、私が聞いている範囲内では、酒類の通信販売免許というのは、これはこういう制度をつくったけれどもまだ基準がよく決まっていないので現実的には免許を与えていないというふうに聞いておりますけれども、それは事実なのかどうか。もし...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  一番最初に、国税庁の件についてお伺いをしたいと思います。  私の手元に佐世保税務署で修正申告をされたという方の訴えが来ております。その中身を申しますと、この方は検針員、電気とかガスのメーターを調べたりあるいはNHKの受信料を徴収して...全文を見る
○村田誠醇君 これはどこの税務署でだれが申告したかは事前に御連絡してあるんですから、個別の案件は知らないと言うのはおかしいと思うんですよ。言えないというのがより正確な言葉なんでしょう。  問題は、去年まで四〇%の必要経費を認めていたのに、こんな団体に書類をつくってもらったから二...全文を見る
○村田誠醇君 先ほども言いましたように、金融というのは、欲しい時期に欲しいだけの金額が手に入らなければたとえ一日おくれても役に立たないわけでございますので、そういう意味では中小企業、非常に資金繰りに困っているところもあると思いますので、ぜひ迅速な事務処理をするように配慮していただ...全文を見る
○村田誠醇君 それではもう一つ、不況の影響を受けまして解雇されるとかあるいは賃金不払いのまま事業主が倒産してしまうとかといういろいろな事件が急増していると聞いております。この賃金の不払いに関して、退職金あるいは解雇予告手当も含めて、苦情といいましょうか救済を申し入れてきた不法就労...全文を見る
○村田誠醇君 労働大臣、今お聞きのとおり、不法就労者、今の賃金のところは合法も不法も両方入っている数字だろうと思うんですけれども、かなりいろいろな事案が起っているわけでございます。  そこで、不法に滞在しているからといってこの人たちの権利がすべてないんだというわけでは決してない...全文を見る
○村田誠醇君 ありがとうございました。  そこで他の省庁にもお聞きしたいんですが、例えば労災の事件に遭いました。請求を出しました。不法であるということがわかると、要するに公になると同時に今度は別の意味で警察、法務省の方の担当になってまいります。身柄を拘束される場合が出てきます。...全文を見る
○村田誠醇君 これは警察も入管当局もみんな同じだと思うんですけれども、要するに、本人は身柄を拘束されていますので、したがって自分では動けないということでございます。日本人であれば、たとえ刑務所に入れられても、自分で伝えて権利の行使ができますけれども、この人たちは一定の時間がたてば...全文を見る
○村田誠醇君 これは労働大臣が言われるように、不法滞在していることそのもの、不法労働していることそのものは違反だからこれは厳正に対処しなきゃいけませんけれども、現にそういう存在の人たちがすべて権利がないんだ、法律的に救済する必要はないんだというわけでは決してないわけでございます。...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、休業手当というのはどういうふうに判断なさるんでしょうか。労働が有限性を持ったものでございますから、そこまでしか支給されないというふうに理解していいんですか。どの時点で事故に遭ったかということはあると思いますけれども、しりは常に労働可能な期間しか対象にならな...全文を見る
○村田誠醇君 具体的に発生したケースじゃないからここで論争しようとは思いませんけれども、労働できる期間が二年しかないのにそれを越えて法定の給付をされるというのはちょっとわからないんですよ。というのは、それぞれ不法な就労者が民事の損害請求をしたときに、日本国内で所得を得た期間とそれ...全文を見る
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○村田誠醇君 時間がありませんので、ひとつ答弁の方は簡潔によろしくお願いをしたいと思います。  私は、政府専用機のことについて何回か質問をしてまいりました。今回もその件についてお尋ねをしたいと思います。  これは御存じのとおり、総理大臣等の輸送だとか緊急時における在外邦人救出...全文を見る
○村田誠醇君 経過はわかりますので、別に言っていただかなくてもいいんです。  そこで、委員会の構成は防衛庁、外務省、運輸省でやって、内閣官房が庶務をやる、こういうことになっているわけですね。そうしますと、緊急時における在外邦人救出のための輸送をする、そのための飛行機を政府が持っ...全文を見る
○村田誠醇君 だから私は、飛行機の管理、維持、そのことを防衛庁がやることはいいと言っているんです。  外務省の設置令を見ても、第四条の外務省の所掌事務の九項に、「海外における邦人の生命、身体及び財産の保護に関すること。」というのが外務省の任務の中に入っているんですよ。災害であろ...全文を見る
○村田誠醇君 午前中の守住議員の質問の中にもありましたね。今まで九件、こういう事態が起こったときにいずれも民間機でお願いをした、民間の航空会社にお願いをした。そういうことがあったから、外務省の所掌事務の中には書いてあるけれども、それを実施するための手段、手だてがなかったから政府専...全文を見る
○村田誠醇君 時間がありませんので、午前中の質疑の中でも長官は747-400以外にもC1 30も考慮しているというような御説明だったんですよね。私が念頭に置いて質問しているのは、747―400を言っているんです。ですから、この飛行機を使ったからといって自衛隊の本来の業務に重大な...全文を見る
○村田誠醇君 検察当局は、贈収賄として立証できるものとかあるいはその他の法律に違反したものを確定はできるけれども、裏金として全部捻出した金が犯罪、犯罪といいましょうか、案件で立証できなければ、たとえ何十億円裏金でつくっていましても、捜査当局からすればその一部分しか関心の対象に僕は...全文を見る
11月05日第128回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○村田誠醇君 私も、ゼネコンに関連した一連の不祥事件についてお聞きをしたいと思います。  それで、私の記憶にありますのは、平成三年に金融証券の不祥事件が発生したわけでございますので、この委員会で私もいろいろ質問をさせていただきました。  今回の事件と比較して、金融証券不祥事と...全文を見る
○村田誠醇君 取締役に対する監査等々が入っておるわけですね。あるいは取締役の職務執行の停止も請求できる権限があるわけですね。これは商法を読んでみれば、法令なり定款に違反する行為が存在した場合はできると書いてある。ところが、現実問題としていろんな問題が発生してきている。  新聞に...全文を見る
○村田誠醇君 それじゃ、具体的にお聞きをいたします。  法務省の方から前仙台市長の起訴の冒頭陳述の文書をいただきました。この中にこのような記載がされております。要するに、前市長に対するわいろ金をどうやって捻出したかということが検察側の冒頭陳述の中で書いてございます。  ハザマ...全文を見る
○村田誠醇君 これは、前回の決算委員会のときに私が大蔵省に対して、少なくとも消費税の税務申告についておかしいんじゃないかということを指摘した。そうしたら、大蔵省の見解は具体的な事実がわからないからと答弁を逃げた。しかし、検察側は明らかに架空雑費なり架空発注をしたということを言って...全文を見る
○村田誠醇君 法令に違反しないものまでも全部出せと言っているわけじゃないんで、明らかに税法上違反することがはっきりしているものであれば当然出せると思うんですよ。要するに、起訴もできると思うんですけれども、そのことをやりとりしていてもしようがありませんので、法務省に対する最後の質問...全文を見る
○村田誠醇君 わかりました。  それでは、社外の、第三者のチェック体制についてお聞きをしたい。  これをする会計監査人として国家資格で認定された公認会計士という人たちがいるわけですね。この人たちは他人の求めに応じて報酬を得て証明をする、監査証明をする。ですから、でたらめなこと...全文を見る
○村田誠醇君 おかしいじゃないですか。先ほど言ったように、架空外注費だとか、架空雑費でやりましたということを検察は冒頭陳述で述べているんです。私が言ったのは、仮払いでやったのはあなたの言ったとおりですよ、何らかの費目になっているかもしれない、それが正しいかどうかというのはこれだけ...全文を見る
○村田誠醇君 これも大蔵省からいただいた資料に、証券取引法の第百九十七条に、有価証券報告書若しくはその訂正報告書であって、重要な事項につき虚偽の記載のあるものを提出した者は三年以下の懲役云々という罰則規定があるんです。これは正当な理由だとか故意にだとか何にも書いてないんです。 ...全文を見る
○村田誠醇君 時間が来ましたので最後に言いますけれども、大蔵省の証券局長から公認会計士へ「厳正な監査の実施について」、こういう通達が何回も出ているわけです。企業の真実な経理内容を公開しなさい、あるいは監査人が公共的使命を帯びてきちんとやりなさい、こういうことも含めて出ているんです...全文を見る
12月03日第128回国会 参議院 規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  植草参考人と宮智参考人に共通の質問をちょっとしたいんでございますが、経済的理由による規制ということをしきりに言われますし、私どももそう感じるんですけれども、もとになっております法律を読んでみますと、決して経済的理由があるから規制するな...全文を見る