村田吉隆

むらたよしたか



当選回数回

村田吉隆の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月16日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○村田副大臣 このたび内閣府副大臣を拝命いたしまして、金融関係事項を担当させていただくことになりました村田吉隆でございます。  柳澤大臣を補佐いたしまして、金融システムの安定化、そして活性化のために最善を尽くす覚悟でございますので、委員各位の御支援、御協力を心からよろしくお願い...全文を見る
○村田副大臣 四月一日から情報公開法が施行されましたのですが、金融庁におきましては、五月十五日までに、金融再生委員会の議事録、資料とか、あるいは個別金融機関に関する検査結果関係文書に対する開示請求等がございまして、中央省庁の中で一番多い千四百二十一件の開示請求を受けております。 ...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○副大臣(村田吉隆君) このたび内閣府副大臣を拝命いたしまして、金融関係事項を担当させていただくことになりました村田吉隆でございます。  柳澤大臣を補佐いたしまして、金融システムの安定、活性化に向けて最善の努力をいたしたいというふうに考えております。委員各位の御支援、そして御理...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○副大臣(村田吉隆君) 河本先生から御質問ありましたが、金融検査でございますけれども、金融機関も民間企業、私企業でございますから、企業、銀行経営の自己責任原則というものに基づきまして、金融機関の経営の健全性確保ということで、その体制を補完する、補強するという形で検査をしているわけ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) アメリカのCRA法について、その評価はいかがか、それについて金融庁はどういうふうに認識をしているかという御質問だったというふうに思います。  財務省等のレポートを見る限り、この法律がそういった低所得層地域への融資が増加したかしないかということに対して明確...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) これはアンケートだそうでございますが、これは二〇〇一年五月の「信用金庫」という雑誌なんでしょう。そこに「CRA貸出調査の概要」という欄がありまして、そこで中小企業貸し出しについて書いてありますが、これは損失割合でございますけれども、CRAの融資関連が中小企...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今、委員がおっしゃるように、この文章の一部ではそういうことも書いてある記述もございます、確かに。
○副大臣(村田吉隆君) お答えをいたしたいと思います。  地方銀行、第二地方銀行、それから信用金庫、信用組合の融資動向についてでございますが、日銀の公表数字によれば貸出残高は若干減っていくという状況にありますけれども、これは借り手である企業の資金需要が低迷しているということも一...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私のところには届いておりません。
○副大臣(村田吉隆君) 情報公開、ディスクロージャーの問題について、先ほど峰崎先生と大臣との議論の延長にもありますけれども、私どもとしては、結論を言えば、基本的に金融機関の情報公開は格段に改善されてきていると、こういうふうに考えております。  基本的には、ディスクロ誌というもの...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ただいま櫻井議員がいろいろな項目について挙げられましたけれども、今の銀行のディスクロージャーについては、銀行の自己規律を高めまして、業務、財産の健全性の確保を通じて銀行の経営の健全性を促す、こういう観点から基本的に進められているものでありまして、その中で、...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○副大臣(村田吉隆君) 峰崎先生から私の前任の村井副大臣に三月ぐらいからずっと御質問がございまして、その答えを私も議事録で読んでいまして、そのとおりの答えでございまして、当初は、このBISと我々との交渉中は、地方債についてリスクウエートをゼロ%にしてくださいという交渉はしたそうで...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの方の資料は、発行体が、銀行が発行すると。それで、通常は引受証券会社を経由して転々流通する場合もあるということで、そういう意味では、発行体たる金融機関はそういう資料は持っていない、こういうことでございます。  ローンの方につきましては、これについて...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○村田副大臣 お答えをいたしたいと思います。  この分野におきまして、谷口先生が大変経験も知識も深いということはよく存じているわけでございますが、固定資産を含みます、土地の、会計上どういうふうに取り扱うかにつきましては、今、企業会計審議会について議論が行われているというふうに存...全文を見る
○村田副大臣 信用組合につきましては、委員御指摘のとおり数も多くて、その中には大変経営基盤が脆弱だ、そういう組合も御指摘のとおりあるわけでございます。かつまた、時々破綻を来す信用組合も散見されるという状況にあります。  しかし、検査によって直ちに破綻処理というわけではなくて、地...全文を見る
○村田副大臣 先生がおっしゃるように、TTSとTTB、バイイングの中値から、ドルの場合には手数料が一%、こういうことになっているようでございます。  これについては、特に規制をしているわけでもないし、こういう手数料がいいだろうということをしているわけではなくして、すべて金融機関...全文を見る
○村田副大臣 先ほど小泉先生の御質問の中で、私は外国為替の手数料につきまして一円というふうに申し上げるところを一%と申しまして、そこは訂正して、おわびをいたします。
○村田副大臣 地方債に対しますリスクウエートについては、現状、国債と同じようにゼロ%という形になっているわけでございまして、この件につきましては参議院の財政金融委員会でも御指摘がありました。  BIS基準については、二〇〇四年から実施ということで、ただいまはパブリックコメントの...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○村田副大臣 内閣府副大臣の村田でございますが、お答えをさせていただきたいと思います。  平成十年七月に損害保険料の料率が自由化されまして、そのころから直接、間接的に損害保険の分野で影響が起こりまして、これは自由化で、直接ではないんでしょうけれども、外国系の損保会社が日本に進出...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、登録された貸金業者について、そうした貸金業規制法とかあるいは出資法の違反の事実、疑いがある場合には報告とかあるいは説明を求める、そういうことによって事実の把握に努めていると、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) やみ金融業者についてはまた警察庁の方からお答えいただきたいと思いますが、私どもの方で登録貸金業者について法令違反の事実がある場合には厳正に対処して、そして登録の取り消しとかあるいは業務の停止、そういう措置を厳正に行うと、こういう態度でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 貸金業規制法上、私どもが所管しているのは登録貸金業者でございます。
○副大臣(村田吉隆君) やみ金融のことについて警察庁長官からお答えをしていただこうと思いましたが、そういう委員からの御指摘でございますので、私から答弁をさせていただきたいというふうに思います。  私どもは、原則として登録貸金業者、これを所管しているわけです。そして、所管の対応で...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○村田副大臣 阿部委員の御質問にお答えをいたしたいと思いますが、幾つか御質問が含まれていたというように思います。  まず、ただいま国土交通委員会において自賠責の改正について審議をしているわけでありますけれども、その中で、阿部委員が御心配のように、規制緩和の観点からこれまでの政府...全文を見る
○村田副大臣 植田委員御指摘のとおり、個人株主の厚みを増すという観点からいいまして、株式市場が個人投資家にとっても魅力のあるものであって、また、市場が信頼性の高いものである、こういうことが必要であろうかというふうに思います。  そういう観点から、会計基準のいろいろな整備をこれま...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○村田副大臣 それでは、金融庁の方から答えさせていただきたいと思います。  ただいま泉副大臣から、件数ベースでは八五%、こういうお答えを申し上げたんですが、金額ベースですと大体二四%ぐらいということでございます。これは、損害賠償額全体が四千三百六十九億円ということでございますか...全文を見る
○村田副大臣 今申し上げた一千四十二億円というのは百二十万円を超えた部分ということでございまして、超えた部分の支払い額が一千四十二億円ということでございます。その部分が、四千三百六十九億円に対する割合が二三・八%ということをお答え申し上げました。
○村田副大臣 今申し上げましたのは傷害に関するものでございまして、もうちょっと細かく申し上げますと、支払い額が四千三百六十九億円で、百二十万円以下の損害が四九・四、これは半分ぐらいということですね。それで、百二十万円を超える金額のうちの百二十万円の部分が一千百七十億円ということで...全文を見る
○村田副大臣 それでは、最後の方の御質問から答えさせていただきますが、任意保険へ加入していない率は、反対に言いますと、加入率は八四・四%、これは平成十一年度の数字でございますが、そういうことになっております。  では、残りの一五%ぐらい、どういうところが入っていないかということ...全文を見る
○村田副大臣 任意保険の場合には、自賠責、強制保険とは異なりまして、人身事故というかそういう傷害事故だけではなくて、いろいろな保険事故に対してのカバーをしている、こういうことがございます。したがって、やはり、事故の査定等につきましても、任意保険の場合にはもうちょっと複雑になる。だ...全文を見る
○村田副大臣 先ほどの私のお答えにちょっと付加してお答えをしたいと思っておりますが、任意保険といっても、被害者救済ということが万全でなければ、この自由競争の時代に勝っていけない。つまり、非常に高い保険料を徴収してそれに対する支払いが少ない、こういうトーンになれば、この自由競争の世...全文を見る
○村田副大臣 仕組みとしては、任意とそれから自賠責と、両方入っているケースがほとんどだと思いますし、強制保険の方につきましても、まずお払いをして、それで、内部で、例えば保険会社が強制保険と任意保険で違う場合、その場合には事後的に請求するという形になるということだろう、こういうふう...全文を見る
○村田副大臣 個々の役員につきまして、私どもの方で役所のOBかどうかという形で把握はしておりませんが、ざっと見たところ、国家公務員だった者が二名いるということは承知をしております。
○村田副大臣 役所がどこであったか、そこはちょっと御勘弁をいただきたいというふうに思いますが、一応、二名国家公務員であった者がいるということだけを御報告させていただきたい。  それは、常勤の理事と非常勤の理事がおりますが、非常勤の方であるということは聞いてございます。
○村田副大臣 今委員が御指摘になりましたように、自賠責の分野で、各損害保険会社間で共同プール、こういう仕組みを整えておりまして、一つの会社が破綻しても保険金の支払いには支障が生じないような、そういう仕組みを備えている、こういうことが一つでございます。  金融庁としては、日常的に...全文を見る
○村田副大臣 自賠責保険の運用益の各年度の具体的な支出の内容についてでありますが、これは、従来、社団法人の日本損害保険協会が、その諮問機関であります運用益使途選定委員会の審議を経て決定した、こういうことでございます。その使途をより明確化して、かつまた決定プロセスの透明性を高める、...全文を見る
○村田副大臣 これから詰めるところはまだございますが、今まで損保協会がございまして、その諮問機関であります運用益使途選定委員会、ここで審議をしていただく、こういうことになっておりましたけれども、新たにその委員会の審議に加えまして、ここのところは今後議論があるところでございますが、...全文を見る
○村田副大臣 私が今申しましたように、国の審議会でも、そうした運用益の使い方については国も積極的に関与する仕組みをつくっていく、こういうことでございます。
○村田副大臣 はい。
06月06日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○村田副大臣 それでは、調査をしているところはどういうふうにやっているかというのは後で監視委員会の方で答えてもらうにしまして、処分の方につきまして、私の方から答弁させてもらいたいと思います。  EB債にかかわります証券会社の違法行為につきましては、証券取引等監視委員会からの勧告...全文を見る
○村田副大臣 委員御指摘のとおり、日経平均が、株価が下がりまして、それから市場の売買代金も大変低下していく中で、個人の取引が非常にしぼんでいく、証券会社の利益の状況を見ても、先生御指摘のようにトレーディング部門の益が非常に膨らんでいる、こういう状況であります。  日経平均の銘柄...全文を見る
06月06日第151回国会 参議院 議院運営委員会 第29号
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○副大臣(村田吉隆君) 証券取引等監視委員会委員長佐藤ギン子君並びに同委員川岸近衛君及び高橋武生君の三君は七月十九日任期満了となりますが、委員長佐藤ギン子君の後任として高橋武生君を任命いたしたく、また、委員として川岸近衛君を再任し、高橋武生君の後任として野田晃子君を任命いたしたい...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○村田副大臣 今委員が御指摘なさいましたように、抵当証券業にかかわる法律、業法ができましたのが、立法化されたのが昭和六十二年、六十三年から実施をされまして、抵当証券業は登録の上、必要な条件を満たされれば業務が開始できるということになっておるわけでございます。そういうことで、私ども...全文を見る
○村田副大臣 出資法二条の預かり金に該当するか否かという情報の収集、それからそうした会社に対する指導については当庁の所管事務でございますが、具体的にそうした商行為が出資法違反に該当するかどうかということについては、取り締まり当局が最終的には調べて摘発する、こういうことになっている...全文を見る
○村田副大臣 平成六年にももちろん立入検査をしたわけでありまして、その時点で関連会社の経営状況の悪化というものを既に把握しておりましたので、その指摘もしたようでございますが、自主的に経営内容の改善を期待いたしましたけれども、その結果がはかばかしくない。九年の立入検査の結果、改めて...全文を見る
○村田副大臣 ただいま原口委員が御指摘のように、抵当証券でございますが、抵当証券法の手続に従いまして登記所が発行するものでありますけれども、担保価値が一度確認されますと、担保物件の評価額が発行時の価額を下回った場合においても抵当証券自体には影響がないというような形になっておりまし...全文を見る
○村田副大臣 御指摘の点も含めまして、今後適当に、適正に対処していきたい、こういうふうに思っております。適切に対処してまいりたい。
06月13日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○村田副大臣 お答えから申し上げますが、金融庁としては、不良債権の最終処理の結果、どれくらい失業者が出るか、そういう試算はしておらない、こういうことでございます。  それは、最終処理のやり方、あるいはどういう産業界あるいは会社が対象となるかによりまして、いろいろ計数が違ってくる...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○村田副大臣 大変恐ろしい話の予想をされていますけれども、私どもは、そういう債券クラッシュが起こらないように、日本経済のファンダメンタルズの回復のために、景気回復のために一生懸命経済政策を駆使して、順調な景気回復軌道に乗せていきたい、こういうふうに考えております。  巷間、そう...全文を見る
○村田副大臣 金利リスクでございますけれども、各主要行でその定量的な計測、把握を行うとともに、先物やスワップ等を通じたヘッジ取引や残存年限の入れかえ等を行うことにより、適切なリスク管理を行っていると私どもは承知しているわけでございます。  金利が上昇しまして債券価格が下落した場...全文を見る
○村田副大臣 松本委員にお答えいたしますけれども、大臣が今参議院本会議の方で答弁をしておりますので、私がかわりましてお答えをさせていただきたいというふうに思っております。  ストラクチャードファイナンスという、この定義がいろいろあるようでございますけれども、資産の証券化、流動化...全文を見る
○村田副大臣 銀行法第一条の公共性、これが三つばかり挙げられておるわけですけれども、その公共性という銀行、金融機関が持っている使命をどう解釈していくかということであります。  そういう観点からいいますと、私どもは、融資がどう行われるべきかということはあくまで銀行、金融機関の自主...全文を見る
○村田副大臣 六月五日の当委員会で、委員から、この問題については熱心に質問を続けますということでございまして、早速きょうまた熱心に質問をちょうだいしているわけでございます。  先ほど、審議会でございますけれども、制度にかかわる問題は金融審議会の中の自賠責の制度部会というのができ...全文を見る
○村田副大臣 先ほど申し上げましたように、自賠責保険の民間の運用益の各年度の具体的な使途につきましては、日本損害保険協会がその諮問機関であります運用益使途選定委員会、この議を経まして決定していただくということですが、これからは決定プロセスの透明性を高める、そういう観点から、今年度...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○副大臣(村田吉隆君) 御質問のございました主要十六行におきます平成十三年三月期の不良債権処分損でございますが、約四・三兆円ということでございまして、一年前の三月期の約四・五兆円に対しまして〇・二兆円の減少となっている、こういうわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 十二年三月期でございますが、預金取扱金融機関で全体で申しまして、不良債権は四十七・九兆円でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 主要十六行で見ますと、今御指摘の三つの破産更生等債権、危険債権、要管理債権を加えたものが十八兆円でございます。
○副大臣(村田吉隆君) ただいま八・三兆円ということを大臣が申されましたけれども、これに該当する引き当て額は私ども把握しておらないわけでございますけれども、それに続けて、今発言されました三・四兆円、この新規発生額三・四兆円を加えたところでの十一・七兆円に対する引き当て額は三・四兆...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 証券市場に対しましていろいろな金融商品が出てくる。私ども、緊急経済対策の中で、証券市場の活性化、こういうことをうたっておりまして、そういう意味で、個人投資家が自己責任において取引を行っていくという観点からは、一つはディスクロージャーが必要であること、二つ目...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ここに資料がございまして、日米における非金融法人企業の資金調達割合比較というのがございまして、その資料を見ますと、やっぱり日本には間接金融という形での資金調達が多い、アメリカの方は直接金融形式が多い、こういうことでございます。しかし、全体に占めます借り入れ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私の前任者の村井副大臣が先生に対して三月にお答えを申し上げまして、その内容も議事録を私も拝見させていただきました。  実は、私は自民党の方のその問題の担当者でかつてございまして、一番やっぱり問題になったのは、政府への再保険を廃止していく、これは規制緩和の...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○副大臣(村田吉隆君) 野沢委員から被害者救済に今後も万全を期すべしという、こういう御意見がございまして、まず、それに対しまして高橋局長の方から、今後とも被害者に対して情報提供をする、あるいは紛争処理の機関を設けて、そこでいろいろ審議をしていくと、こういうお答えがございました。 ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 政府再保険制度を廃止することによって、累積した運用益というものをどうするかというのが大いに議論になりまして、それを保険料の引き下げに使って還元していったらどうか、そういう議論が結構ございました。  先生の御指摘のように、単年度の収支は赤字になっているわけ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) お答えをいたしますが、まず第一点、今回の改正の後も、ノーロス・ノープロフィット原則は自賠責制度の根幹をなすものでありますから、今後も堅持していくということをお答え申し上げたいと思います。  第二点でございますが、農協共済についてでございますが、私も全労済...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今回の改正ですが、いろいろ累積の運用益についてどう扱うか、要するに保険者に還元すべきではないか、こういう意見も大変強かったわけでございますが、昨年六月の自賠責審議会の答申にも書いてありますように、先ほど中島先生にもお答えしましたけれども、長期的に安定させた...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 取り違えないでお答え申し上げたつもりなのでございますが、そういうことも含めまして、今後どうしていくかというのは自賠審でもって今後議論していくことになろうかと、こういうふうに思っております。
○副大臣(村田吉隆君) 冒頭の質問でございますが、要するに、政府再保険がなくなって、とにかくそのリスクをどうやって損保会社ではカバーしていくのか、そのために保険料が上がる可能性があるのではないかと、こういう御質問だったと思いますが、これは、自賠責保険の共同プール制度というのはこの...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員の御指摘のとおりでございまして、私どもも昨年の税制改正の要望に、委員の御指摘のような趣旨を踏まえて、非課税の扱いをしていただけるように金融庁としても要望したところでございまして、今年度にかかわります税制改正におきましては制度が固まってから措置をしようと...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの法律改正に至る手順といいますか、それは基本は昨年六月の自賠責審議会の答申でございまして、その答申において保険金の支払い適正化のための措置とか政府再保険制度の廃止とか、あるいは近年の自動車交通をめぐる環境の変化、あるいは社会経済情勢の変化を踏まえた自...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 行革の趣旨にのっとりまして、私どもの審議会、金融審議会の中に自賠責の制度の企画的な問題ですね、制度設計の問題については金融審の自賠責制度部会というところで制度の問題については扱う、それから具体的な料率等のものについては法律施行型の審議会というのが別途ござい...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先生と私の意見の食い違いのところの主なところを御指摘させてもらったようなことでございまして、今の先生の御質問に対しては、それは自賠責審議会において審議を経て料率を変えていく、こういうことでございまして、法律にも要するにちゃんとそこが担保されているということ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) その場合には、所管大臣として、料率改定案について仮に異議が出た場合には私ども審議会の意見を踏まえて再検討を行いまして、自算会に基準料率の変更届を命ずることができるということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは審議会の答申を最大限尊重いたします。その考え方に立って、私どもは今回の法律も政府に与えられた権限の範囲内で具体的なところを詰めて提出をさせていただいている、こういうことでございます。  それから、法律施行型というのとそれから企画立案型と申しますか...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど寺崎先生の農協共済に関しての御質問で一つお答えできなかったことがございましたので、お答えをさせていただきたいと思います。  農協共済には損保のような損害保険契約者保護機構のような機構、機関、組織はございません。しかしながら、単位農協が破綻したような...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 自賠責審議会というのは、自賠責の制度運営に当たりまして大変重要な役割を持っているということについては私も委員と意見を同じにするわけでございますが、委員の任命にかかわる事項が政令事項に変更されたというのは格下げだと、そういう御質問でございますが、これにつきま...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) お答えが委員の御要望にかなうかどうかわかりません、あるいは問題意識とかなうものかどうかよくわかりませんが、二つの企画型の審議会と法律制度の施行型の審議会というふうに分けられたのは、先ほども申しましたように、中央省庁等の改革に伴いまして、審議分野の共通性に基...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、今国土交通副大臣からも御答弁がありましたように、国土交通省の大臣、当時でございますから運輸大臣の私的懇談会としてのあり方懇で出されたもの、そういうものも踏んまえまして、国土交通省と緊密な連絡をし調整した上で今回の法律改正までなし遂げたと、こういう...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 任意保険についても自賠責と同様に被害者に対する情報提供をすべきじゃないか、あるいは支払いの適正化を指導する、こういうふうなことはやるべきではないかという御趣旨だと思います。  自賠責保険の方ですが、損害査定が定型的、画一的に行われる、こういうことになって...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 自賠責保険事業から生じた保険会社の運用益についてでございますが、法律の規定によりまして、その全額を準備金として積み立てまして、この積み立てた準備金を取り崩すことができるのは、事業収支の不足の補てんに充てる場合と、それから自動車事故の防止や被害者対策等、主務...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 自賠責保険事業から生じました保険会社の運用益、これをどうするかということについては、準備金を積み立てるということにつきまして先ほど御答弁申し上げたとおりでございますが、運用益の各年度の具体的な支出内容につきましては、昨年六月の自賠責審議会の答申におきまして...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 御指摘のとおり、任意保険におきましても、保険金の支払いに関しまして被害者に対して適切な情報提供を行うということは重要であるということは論をまたないわけでありますけれども、自賠責保険では損害査定が定型的、画一的に行われるのに対しまして、任意保険では被害者の実...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) お答えをいたします。  自賠責保険については、運用主体といいますか、それは民間保険会社でございますけれども、私どもは、強制保険である、それから被害者の最低限の保護を目的としているということ、それから強制加入が義務づけられているということでございまして、そ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ただいま田名部委員が御指摘になるとおりでございまして、私どもといたしましても、自賠責につきましては被害者救済というものが一番の重要な使命でございますので、先ほどから指摘されておりますような払い渋り等々、被害者救済に遺漏のないように適切に対処してまいりたいと...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○副大臣(村田吉隆君) 先生の御意見のとおり、金融・証券取引というのは自己責任に基づく取引でございますし、その取引のためには、まず投資家にとって必要な情報がしっかりと提供されていなきゃいけない、こういうことが一つでございます。それからもう一つは、公正な市場が確保されていなければい...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○副大臣(村田吉隆君) 自賠責保険制度におきましては、被害者救済が一番大事であると、私どももそう認識するわけでありますが、従来から民間運用益の一部を被害者救済対策に活用してきた、こういうことであります。  自賠責保険の民間運用益の各年度の使い方、具体的な支出の内容につきましては...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 任意保険の保険料率をできるだけ安く、それからいろんな引き受け拒否がないようにと、こういう御質問であります。  任意保険制度でございますが、民間の保険制度の中で、保険金の支払いとそれから経費、これが賄えるようなそういう中で保険料率が各保険会社ごとに決まって...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員が今お読みになったように、自賠責保険の損害調査につきましては、昨年六月の答申に今のような記述がございます。第一義的には警察等によって調査して、あと自算会も極力現場の調査をしろと、こういう記述になっていたようなことと思います。  具体的にですけれども、...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員がおっしゃるとおりでありまして、自算会の事故調査、損害調査でございますが、それは公正中立にやらなければいけないということは論をまたないところでございまして、例えば、被害者が死亡して加害者側の証言のほかに証拠がないようなケースがございます。そういう場合に...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 自算会の損害査定あるいは損害調査につきまして、委員がおっしゃるような疑いを持たれるということは大変残念なことでございますけれども、確かに自算会の収支計算書を見ましても、自賠責の付加保険料の中からいただいている収入のほかに会員からの会費の収入があることも事実...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ちょっと、収支計算書で見まして、平成十一年度の収入で見ますと、自賠責保険収入が二百二十六億六千九百二十三万七千円、それから会費・入会金収入が二十三億二千七百五十万円、負担金収入は三千七百十五万一千円、そのほか、それくらいの収入、全部読みましょうか、受取利息...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○副大臣(村田吉隆君) 一般的に言いまして、証券取引法上、民間企業が有価証券を発行する場合には、投資家保護という観点から、不特定多数に公募するような有価証券の形態の場合には有価証券届け出書並びに報告書を提出、縦覧するという、そういうディスクロの義務を課している、こういうことでござ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 御指摘のとおりでございますが、私どもとしては、ただいま特殊法人等に係ります会計処理についていろいろ論議が進められているということでございますので、その推移を見ながら今後どうするかということについて決めていきたい、こういうふうに考えております。
06月26日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○村田副大臣 それでは、二点目の方からお答えをさせていただきたいというふうに思います。  原口委員がおっしゃった弊害防止措置でございますけれども、今回の銀行法の改正法案で、機関銀行化の弊害を防止しよう、こういうことで、主要株主を、銀行に不利益を与えるような取引を禁止するルール、...全文を見る
○村田副大臣 まず、インターネット銀行等でございますが、そうしたコンピューターのシステムの管理等のアウトソーシングがふえるかもしれない、そういうときのシステムダウンに対する危機管理体制はどうなっているのか、こういうことでございます。  昨年、「異業種による銀行業参入等新たな形態...全文を見る
○村田副大臣 ただいまの御質問ですが、金融機関が破綻した場合の預金者保護のための制度につきましては、預金保険法等の改正におきまして、十三年四月以降の恒久的な制度といたしまして、例えば営業の一部譲渡の場合の資金援助、資金援助の一環としての受け皿に対する資本増強の追加、あるいはブリッ...全文を見る
○村田副大臣 不良債権を整理いたしまして、経済の資源を非生産部門から効率の高い部門に動かしていくというのは、今の小泉内閣の最重点の政策でございます。  そういう意味で、骨太の方針の中でもうたわれているように、そうした不良債権の整理をやっていく中で、当面は高い成長は望めない。そう...全文を見る
○村田副大臣 私の所掌外でございますので、私の私見を述べさせていただきたいというふうに思います。  非製造業部門、サービス業につきましては、やはり人件費の占める分野が相対的に高い分野でございますから、我が国が非常に賃金が高くなっていく過程でもって非常にコストがかさむ、そういう分...全文を見る
○村田副大臣 アメリカはやめたとおっしゃっておられますけれども、アメリカは銀商分離ということが一つあります。そういう中で銀行の健全性の確保とか、経済力の過度の集中、そういうものに対して防止をする、こういう観点が取り上げられている、こういうふうに思います。そうはいっても、アメリカも...全文を見る
○村田副大臣 今回の銀行法の改正によりまして、七条の二に、主要株主の条件、適格性の要件とともに、取締役の適格性についての規定が加えられたわけであります。  法律案では、銀行の取締役について、「銀行の経営管理を的確、公正かつ効率的に遂行することができる知識及び経験を有し、かつ、十...全文を見る
○村田副大臣 これは後から答えますが、例えば不適切な、この条件に合わないような取締役が居座る、こういうことになった場合には、私どもの判断は、銀行の業務の適切な運営が阻害される、こういう観点、おそれがあるということから、銀行法二十六条に基づきまして監督命令が発せられる、こういう形に...全文を見る
○村田副大臣 取締役については、重ねて申しますが、第一義的には銀行が自主的に判断するということでございますが、私ども、改めて申しますが、監督を通じましてウオッチをする、それで、適切な運営がなされているかどうかというのは、銀行の業務運営の結果にあらわれてくるわけでございますから、そ...全文を見る
○村田副大臣 投資組合であっても、主要株主のルールというのは、個人か、それから法人であるとを問うておりませんので、株主の銀行への支配に着目して整備される、こういうことでございますので、投資組合であっても主要株主の対象に含まれる、こういうふうに解釈しております。
○村田副大臣 投資組合の中にありまして、その場合でも、その代表者の運営のもとに一体として行動している、こういうことになれば、株主としてルールの対象となるべき者、こういうふうに解釈されると思います。
○村田副大臣 したがいまして、やはり二〇%という保有の率、これが、個人個人、投資をしている方々の、それの合計が二〇%になったということに着目して判断されるということだと思います。
○村田副大臣 個人であっても法人であっても、投資組合という形態をとっても、その投資組合がトータルとして、今申しました主要株主のルールの率を超えるということになれば対象となるということであります。  外国のことでございますけれども、外国にある個人であっても法人であっても、このケー...全文を見る
○村田副大臣 外国のケースですが、例えば、五十二条の十五で、主要株主の適格性に関する例えば条件を満たさなくなったような場合において保有株式の処分を命ずるような規定がございますが、そういう場合において、今申しましたように、現実問題として、外国にあるがゆえに時間的な制約等々がありまし...全文を見る
○村田副大臣 要するに、そういうことは余りケースとしては多くないかもしれませんが、日本にあるケースと外国にあるケースと、いろいろな意味で、例えば株式を処分するというケースであっても何らかの猶予が、国内、内国法人あるいは個人よりも余計にかかるのでないかと想定される場合等が考えられる...全文を見る
○村田副大臣 先ほどの委員御指摘の、昨年十二月の金融審議会の第一部会報告では、繰り返しますが、単に五%超保有の株主に対する報告徴求でございますが、実質的影響力の有無の確認等の目的に限定した書面によるチェックにとどめまして、立入検査は書面のみではどうしても実質的影響力の有無を認定す...全文を見る
○村田副大臣 お答えをさせていただきます。  繰り返しますけれども、今回の主要株主に対するルール整備でございますけれども、銀行の経営に影響を及ぼし得る者が不当に影響力を行使することがあるとすれば、それをどのように防止するか、こういうのが問題意識でございまして、累次指摘されており...全文を見る
10月12日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○村田副大臣 海江田先生が御指摘の事項でございますが、臨時国会で処理していただく、そういう事項も含めまして、年度改正マターも宿題が残っておりますものですから、そういうところも今後要望して、しっかりとした証券税制にしてまいりたい、こういうふうに考えております。
10月17日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○村田副大臣 ペイオフの解禁の再延期はないか、こういう御質問でございます。  ペイオフの停止自体でございますけれども、個別の銀行の問題というんじゃなくて金融のシステミックリスクの懸念がある、こういうときに停止された、こういうことでございまして、そういう状況に今ないというのがただ...全文を見る
○村田副大臣 それでは、マネーロンダリング対策について御説明を申し上げたいと思います。  組織的犯罪処罰法におきまして、金融機関等が収受した資金が犯罪収益である疑いがある場合におきまして、金融庁長官への届け出を義務づけているわけであります。  他方、国連安保理決議では、タリバ...全文を見る
○村田副大臣 疑わしい取引に関する届け出情報でございますが、捜査に資すると考えられるときには捜査当局に資料を提供する、こういうことになっておりまして、該当届け出件数の公表については、捜査当局と調整する必要がありまして、お答えすることは、現在、今のところでは控えさせていただきたいと...全文を見る
○村田副大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおり、複数、相当数ある、こういうことでございます。
○村田副大臣 私どもとしては、資料に基づいて、調査できるものはすべてさかのぼっても調べたい、こういうふうに考えております。
○村田副大臣 今度新しく銀行の取締役について今先生が言われたような規定を設ける、こういうことにしているわけであります。  これは、他業種から今回金融業、銀行業に入ってくる、こういうことを認めるということに先立ちまして、銀行の取締役についてそのような条件を課したい、こういうことで...全文を見る
○村田副大臣 それでは、数字のことなので私の方から御説明申し上げさせていただきたいと思います。  十二年三月末と比べまして十三年三月末におきましては、主要行の不良債権の状況でございますけれども、要管理債権が一年前と比べまして一・七兆円ふえております。破綻懸念先以下の債権につきま...全文を見る
○村田副大臣 今、具体的にお話がございましたけれども、金融機関につきましては、各債務者の財務状況等を総合的に判断をいたしまして、ケース・バイ・ケースの融資対応をしているものと考えられまして、個々の融資対応については、基本的には各金融機関の自主的な経営判断によって行われているものと...全文を見る
○村田副大臣 先ほど御答弁申し上げましたけれども、民間金融機関の個々の融資対応につきましては、基本的には各金融機関の自主的な経営判断に基づくということでありまして、そのようにお答えをさせていただきました。  しかしながら、法令や債務者との契約に違反して回収を行う等の悪質なケース...全文を見る
○村田副大臣 営業所、出張所の改廃について措置しろ、こういう御指摘だったというふうに思いますが、たびたび私のお答えは、銀行、金融機関の自主的判断によるものであるというお答えで大変恐縮でございますが、これまた、金融機関において、どこの地域にどういうサービスを提供して、どういう営業所...全文を見る
○村田副大臣 今、委員の方から、運用上の指針、ガイドラインに、銀行の独立性、子銀行の経営の独立性の確保については特に留意する必要がある、こういうことが書いてあるけれども、法律ではどういうふうに担保されているのかという質問だと私は理解をしておりますが、その運用のガイドライン、十二年...全文を見る
○村田副大臣 ガイドラインの方にもう少し具体的に書け、こういう再三の御指摘でございますけれども、私どもは、主要株主と銀行が相乗効果を持って発展していく新しいビジネスモデルが金融業に入ってくる、そういう効果も一方において期待をしているわけでありまして、銀行経営の健全性という観点と、...全文を見る
○村田副大臣 再三の御指摘でございますけれども、参入してくる形態あるいは主要株主の状況、そういうものを個別に事例を把握いたしまして、法律の定めに従いまして、一番大事なのは銀行経営の健全性を確保するということでございますから、必要な場合には報告を徴求して監督行政を行っていきたい、こ...全文を見る
○村田副大臣 子銀行の独立性につきましては、主要株主に対しまして報告徴求を求める、あるいは、場合によっては必要な範囲内において検査に入るということ、それから、子銀行の方につきましては、今申しましたように、報告徴求もいたしまして、経営の実態あるいは主要株主との関係等について逐次状況...全文を見る
○村田副大臣 銀行経営でございますけれども、先ほど挙げましたように、いろいろな形の参入の形態があるわけでございますので、銀行経営に対します関与のあり方については、独立性の確保ということだけの観点で類型化を行うことではなくて、いろいろな要素を総合的に勘案いたしまして、個別事例ごとに...全文を見る
○村田副大臣 新規参入の銀行が幾つか、四つばかりありますけれども、そういう事例を見ていましても、例えば営業の形態もさまざまでありますので、個々具体的に、こういう営業所はこういうふうにしなければいけないとか、なかなかそういう指針を出すということは難しかろう。あくまでやはり個々具体的...全文を見る
○村田副大臣 すなわち、親事業会社、例えば主要株主、その事業と銀行の新しい経営のやり方が相乗効果を持ってやっていかなきゃいけない、こういうことでありますので、余り縛っていきますと、類型化してしまいますと、新しい銀行の経営のやり方というものも類型化してしまうことにつながるんじゃない...全文を見る
○村田副大臣 繰り返しで申しわけありませんが、先ほど政府参考人からも申し上げましたけれども、運用上の指針、先ほど御披露させていただきましたけれども、子会社の経営陣が常に銀行経営の健全性を最優先として、独立して経営判断を行う経営体制が確保されているかどうか、例えば、子銀行の役員が事...全文を見る
○村田副大臣 異業種ガイドラインで顧客情報の相互利用を行う場合についての運用体制の確認ということが今指摘をされましたのですが、その運用体制の具体的な中身につきましては、顧客本人の明示的な同意が得られていると挙証できるものであれば、各申請者の実情等に応じた体制とすることで私どもは問...全文を見る
○村田副大臣 まずもって、前通常国会で提案された法案の御審議の促進方をお願いしたいというのと同時に、今先生がおっしゃったように、金融機関の垣根がとれて、そしてさらには異業種が参入してくる、こういう状況になっておりますので、金融審議会でもそういう新たな事態に対応いたしまして、個人情...全文を見る
○村田副大臣 子銀行からのケースと親会社のケース、それは同じでございますので、双方において議論がされる。一般法の個人情報の保護法がございますので、それでカバーされる、こういうふうに考えております。
○村田副大臣 委員の御心配のとおり、個人情報の保護に関しまして、銀行に不適切な業務運営がなされたようなケースにおいては、銀行の業務の健全かつ適切な運営の確保の観点から、銀行法第二十六条の業務改善命令が発せられるということはあり得るということであります。
○村田副大臣 非対面取引を専門に行う銀行のケースでございますが、無店舗営業でありましても、本人確認が適切に対応し得るための体制が整備されているかどうかということは、免許審査において確認されるということになっております。  ただ、この本人確認義務というのは、有店舗銀行の場合におい...全文を見る
○村田副大臣 システムダウン等に対します危機管理体制の構築というのは、特に非対面取引を専門に行う銀行におきましては、これはもう銀行を経営していく上でも死活問題であるわけでありますけれども、この件につきましても、異業種ガイドラインに基づきまして、システムのセキュリティーのレベルが十...全文を見る
○村田副大臣 やはりその点につきましても、免許審査の際に、法令に基づきます顧客への説明義務の履行体制についてチェックする、こういうことになっております。  具体的には、銀行により情報提供のやり方は違いがありますけれども、ホームページの上で、あるいは本店窓口での掲示を行うとともに...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○副大臣(村田吉隆君) 内閣府副大臣の村田吉隆でございます。引き続き、今後ともよろしくお願いをいたしたいと思います。  現下の経済・金融情勢にかんがみまして、与えられた職責を果たすべく、大臣の御指示のもと、我が国金融システムの安定と活性化に向けて誠心誠意職務の遂行に当たる所存で...全文を見る
10月24日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○村田副大臣 それでは、お答えをいたします。  住専法の第十二条第二号におきまして、RCCが特定住宅金融専門会社から譲り受けた債権等の回収、処分等を十五年以内、今おっしゃったとおりですが、これを目途として完了する処理計画を作成しまして、預金保険機構の承認を受けることとされており...全文を見る
○村田副大臣 御指摘のとおり、改革先行プログラムにおきまして、不良債権問題を一刻も早く解決したいということから、RCCの不良債権の買い取りにつきまして、価格決定方式を弾力化する、その上で十五年度末までに集中的に実施するというふうに改革先行プログラムで決められたわけであります。 ...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○副大臣(村田吉隆君) 今、委員は、非常事態である、それをどうやって回避していくのかと、こういう御質問でございました。  私どもといたしましては、先ごろ改革先行プログラムの中間取りまとめというものをまとめまして、その中でも、金融庁関連部分の具体的施策として、一つは証券市場の構造...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○村田副大臣 ただいま御質問がございましたけれども、後藤委員は、金融検査マニュアルに書いてございます中小零細企業等についての債務者区分の判定の仕方についての記述はもうお読みになっての御質問かというふうに思います。  中小零細企業等の債務者区分の判定に当たりましては、財務状況を見...全文を見る
○村田副大臣 今御指摘のように、公的資本増強を受けた金融機関でございますが、毎年、中小企業向け貸し出しについての計画の策定が求められているということでございまして、十三年の三月期の中小企業向け貸し出しの履行状況というものを御披露いたしますと、資本増強を行った金融機関、二十五銀行が...全文を見る
○村田副大臣 今申し上げましたように、計画未達の銀行が七行あったわけでございます。おっしゃるとおり、それぞれの理由がございましたけれども、新生銀行には十月四日に業務改善命令を発出した、こういうことであります。  新生銀行の計画未達額が非常に大きかったことのみならず、中小企業に対...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○村田副大臣 佐藤委員今御指摘のとおり、私ども金融庁はマネーロンダリングの所掌官庁でございまして、組織的犯罪処罰法によりまして、犯罪収益、これの疑いのある資金につきまして金融機関に届け出をお願いする、こういう形になっているわけであります。  今度、テロ資金の場合には、合法的に、...全文を見る
○村田副大臣 まさにそこが大変難しいわけでございまして、そこのところについて、ただいま各省集まってどういう構成要件でもって処罰の対象となる犯罪とするかということも含めていろいろ議論をして、そこのところが決まった後で、我々は、金融機関にどうした届け出義務なりなんなりを、実効性の上が...全文を見る
○村田副大臣 お答えをいたしたいと思います。  先ほどで、機構には一般勘定と特別勘定があるわけで、おっしゃったETFがかかわるものは一般勘定の方でオペレートする、こういうことですが、これは売った方が全部損失はかぶる、こういう形になっているわけでございます。  それから、特別勘...全文を見る
○村田副大臣 事実のことなものですから、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  この法案におきますこのような機構というのは、G7の諸国においては存在しないということでございます。
○村田副大臣 前半の御質問で、永田委員の方は、株式の持ち合いが減っていないじゃないか、解消が進まないじゃないか、そういう御質問が、現状認識ですか、ございました。したがって、そういう原因を解消しなければおかしくなるばかりだという御指摘でありましたけれども、要するに、銀行の動きを見ま...全文を見る
○村田副大臣 株式というものが存在する限り、株式をだれかが持っている、それによってリスクが生じてくるわけであります。  今回のスキームですけれども、これは一般勘定とそれから特別勘定があるわけですが、原則として、市場で売るかここに売るかというのは、これは銀行の任意の選択なんですね...全文を見る
○村田副大臣 永田委員と私の認識とは、そのゆがみがどこに来るかということにおいて、多少、多少というかかなりの見解の違いがあるように感じておるんですが、私どもとしては、今度構想する機構というのが、ほっておいたら一般のプレーヤーが参加する市場がゆがむおそれがあるので、要するにそれを避...全文を見る
○村田副大臣 先ほどの御質問にもお答えをしたいというふうに思いますが、銀行が、今永田委員がおっしゃるように、経済合理性を超える株式を保有しているというのが現状である。それを、要するに制限を課してばらしていく。その過程でもって、一どきにそれが市場に出る、その問題をタイムラグを生じさ...全文を見る
○村田副大臣 これにつきましては、先ほど末松委員に対しまして大臣の方から御答弁申し上げたというふうに思います。できるだけ早いうちにということで、先ほどの議論は同じように、もっと長くしたらいいじゃないかとか、あるいは、そうでなかったら、我々が目指していくことが本当に正しいのならもっ...全文を見る
○村田副大臣 先ほど大臣からも申し上げましたけれども、要するに、損が出る場合、市場のことですから、損が想定される場合もあるし、それから、十年かけて処分をしていくわけですから、株式市場がまた反転していくということも考えられるわけでありまして、その可能性としては両方あるわけであります...全文を見る
○村田副大臣 先ほど申しましたように、今銀行が永田委員のおっしゃるような経済原則を超えるような株式のリスクにさらされている、そういうことを我々も認識して、その状態を早く正常事態に戻していく。そういう過程でもって、株式市場にいろいろな影響が出てくるだろう。それを避けるため、そのセー...全文を見る
○村田副大臣 永田委員の早口の御質問でありましたので、十分理解できているかどうかわからないところもあるわけですけれども、要するに、個別行が破綻をしていく、そういう状態ということは、我々としても、一連のシステムによりまして、自己資本の回復ができなくて退出をせざるを得ないという状態に...全文を見る
○村田副大臣 いや、それは永田委員の御主張と私は見解を全く異にするわけでありまして、リスクでも、やはり想定を超える大きなリスクというのがあった場合に、ちょうど金融システムにシステミックリスクが生ずるような場合には、我々も金融危機対応というものを備えているということですね。だから、...全文を見る
○村田副大臣 預金者保護が大変重要だということと、要するに金融のシステムが大事である、こういう御意見が永田委員からありました。私もそれは全く同じでございます。  ただ、株式市場の方のマーケットのゆがみは、これを直すのはやめろと、こういう話でしたか。(永田委員「いや、手を出さない...全文を見る
○村田副大臣 私どもが国債が値下がりするリスクという市場リスクを認識していないという御指摘でございますが、それはもちろん、国債の市場リスクというのも存在するわけであります。ただし、株式の値動きと比べますと、やはり国債の方が、その値動き、ボラティリティーの度合いというのは低いのでは...全文を見る
○村田副大臣 今申し上げた中で、国債のリスクウエートを一〇〇と申しましたが、これはゼロでございますので、訂正を申し上げておきます。  要するに、御質問に答える前に、銀行の保有資産の推移を見ますと、国債が必ずしもふえているというぐあいでもないんですね。ことしの動きを見ても、国債は...全文を見る
○村田副大臣 もう一度同じ答弁になると思いますけれども、要するに、恐らく委員と全く見解が違っているのか、あるいは理解のすれ違いがあるのか、私も個別の銀行を守るという時代ではないということは、それは同じということは、もう先ほどから何回も申し上げたところであります。  だけれども、...全文を見る
○村田副大臣 国債がふえている、ふえているとおっしゃっているけれども、私どものところの資料では、お見せしたいと思いますが、ことしの四月と比べて減っているんですよ、減っている。(発言する者あり)
○村田副大臣 だから、そういうことで、すべてふえるというんじゃなくて、それは銀行が自分たちの判断で、国債を買ったり、貸し出しをふやしたりしているんだ、こういうことを永田委員には冷静に御理解をいただきたい、こういうふうに思います。
○村田副大臣 永田委員には御自分の御意見もありましょうけれども、私どもとしては、今金融機関に対する信頼を回復していく中で、株という面に視点を当てまして金融機関の信頼を回復する措置として、この株式の買い取り制限と機構の創設をぜひ御理解をいただいてお認めをいただきたい、こう思います。
○村田副大臣 コーポレートガバナンスが適切に行われてこなかったのではないか、こういう御指摘でございます。  委員は、株式の持ち合いのかつて言われたメリットについても言及なさいましたので、そういう株式持ち合いのメリットもかつてはあったのだ、そういう認識の上に立って、銀行と事業会社...全文を見る
○村田副大臣 御指摘のとおりだと思います。  それに加えて、株式に対します時価会計の導入ということもありまして、銀行側からいいますと、そうした株式保有によるリスクから遮断をしたい、そういう要因も働いているか、こういうふうに思います。
○村田副大臣 委員の御質問にちゃんと答えることになるかどうかわかりませんが、一方において、持ち合いが今日でも完全に悪い、例えば、ベンチャーあるいはエクイティーファイナンスをするようなケースにおいては引き続き銀行がそういう観点から株式を持つ、そういう事態というのは想定されるわけです...全文を見る
○村田副大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、株式の持ち合いにつきましては、企業と銀行との関係を含みます昨今の社会経済情勢の変化等を踏まえまして、銀行と事業会社双方において、双方の経営戦略に基づきましてポートフォリオの見直しが行われてきた、その結果、持ち合いの解消が進んでい...全文を見る
○村田副大臣 委員がおっしゃるとおり、銀行が株を持つかどうか、あるいはどれだけ持つかどうかにつきましても、これは基本的に銀行の経営判断であるというふうに思いますし、それから、銀行への監督上の措置としては自己資本規制があるわけでありまして、そういう観点から全般的に見ている、こういう...全文を見る
○村田副大臣 現在のリスク管理能力が適切であるかどうか、こういうことでございますが、金融機関が、銀行が自己のリスク管理能力の範囲内にその株価の変動リスクを封じ込めるといいますか、そういうことに関して、私どもは、銀行の自己管理によって適切になされているというふうに思いますが、しかし...全文を見る
○村田副大臣 バーゼルでも改めてこうした銀行等のリスク管理について新しい措置を決めようとしているわけでありますし、そういう中で、我々としてはできるだけ早いうちに、今回の場合には、時間を定めて、要するにそうした適正な水準に銀行の株式保有の水準を引き下げたい、こういうことでありまして...全文を見る
○村田副大臣 確かに金融審議会の部会でもいろいろな意見があったことは事実であります。繰り返しになりますけれども、委員の方は、今ある既存のシステムで十分ではないか、こういう御指摘もありましたけれども、さはさりながら、銀行の持っている株式によります、株式所有によりますリスクのマグニチ...全文を見る
○村田副大臣 同じような、同趣旨の御質問でありまして、やはり国際的な動向もにらみながら、かつまた、日本の金融機関が置かれている信認、そういう面から見ても、正常な状態といいますか、あるべき姿をできるだけ早く適正に、適切に実現したいというのが今回の趣旨であろうか、こういうふうに思いま...全文を見る
○村田副大臣 おっしゃるとおりでありまして、不良資産の処理を進めるにいたしましても、やはり銀行がその収益率を向上させていく、そのために新しいビジネスモデルを構築していかなければならない、そういう地点に今金融業が立っているということは御指摘のとおりだと思います。
○村田副大臣 委員が御指摘されるように、根本的な問題の解決、こういう意味で、我が国の資本市場を活性化させる、充実させるということで、我々も、間接金融から直接金融へという流れも促進させよう、こういうふうに思っているわけです。一つは、プレーヤーについての厚みをもっと持たせる、こういう...全文を見る
10月30日第153回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○村田副大臣 お答えをいたします。  御指摘のとおり、マイカルの発行登録追補書類の摘要欄に特定資産の留保等について記載をされております。特定資産の留保でございますが、投資家保護上開示すべき情報として定められているわけではありませんでして、マイカルが参考情報として記載したものと認...全文を見る
○村田副大臣 発行登録追補書類におきまして、募集の対象とする社債についての情報を記載する募集要項の新規発行社債の摘要欄に記載すべき事項は、内閣府令上具体的に定められてない、「摘要」というふうに書いてあるだけでありますので、先ほども申しましたように、マイカルが発行会社として参考情報...全文を見る
○村田副大臣 例えば、ただいまの摘要欄の特定資産の留保の状況について申し上げますと、マイカル側が、社債管理会社と協議の上、同社が所有する特定の資産を同社の他の債務に担保提供を行わずに当該社債のために留保することができることとされておりまして、この場合マイカルは、社債管理会社との間...全文を見る
○村田副大臣 今読んでいただいたように、調査ができるというふうに書いておりまして、先ほどの特定資産の留保と同じように、発行会社が社債管理会社との間でそういう契約をしたということは、調査をしたということは、我々は承知をしていないということでございます。
○村田副大臣 私どもは、もちろん、先ほど御答弁申し上げたように、発行登録追補書類の摘要欄に一定の記載があるということは承知しておりますし、また、そうした記載について、社債管理会社それから発行会社との間で契約が行われたかどうかということも承知をしておりませんが、先ほど申し上げました...全文を見る
○村田副大臣 個別行の融資取引に関する答弁は、まことに申しわけありませんが、差し控えさせていただきたいというふうに思います。  今、委員が御指摘のように、商法第三百十一条ノ二の第二項では、社債管理会社が自己の債権につき社債を発行したる会社より担保の供与を受けたると規定しておりま...全文を見る
○村田副大臣 私どもといたしましては、投資家が自己責任原則に基づいて投資判断を行って例えば有価証券を買っていく、こういう事態を前にいたしまして、有価証券の内容や発行会社の事業内容、それから財務内容等につきまして適正なディスクロージャーが行われていることが絶対的に必要だというふうに...全文を見る
10月30日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○副大臣(村田吉隆君) これまで異業種がなぜ参入してこなかったかと、こういう御質問でございますが、既に四つの会社が存在するわけでありまして、そういう意味では、法律のこうした異業種が参入するに当たりましての手当てがおくれていると、こういうことであるかというふうに思います。  我々...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 衆議院でもさまざまな観点から議論をちょうだいいたしたところでありますけれども、今回の異業種が銀行業に参入する場合のチェックの仕方につきましては、既に我が国だけじゃなくて欧米でもそういう体制が整えられているところでありまして、対象とする株主の取得する株の比率...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほどから委員から、財務面の健全性だけではなくて、広い意味での社会通念上の健全性が必要ではないか、認可に当たってそういう判断が必要じゃないか、こういう御指摘がありまして、改正法におきましても、銀行法第五十二条の十におきまして、主要株主は「銀行の業務の公共性...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今回の改正の趣旨にかんがみまして、既存の銀行に対しましても新規の参入者と同様にチェックを行う、こういう形になっております。  ただ、既存の株主において既に主要株主の要件に該当している者については経過措置を設けてございまして、株式取得に関する届け出は本来な...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) おっしゃるとおり、新規に参入する主要株主と同様の規制の取り扱いを行う、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 証券会社につきましても、銀行とは必ずしも同一に議論ができないということでございまして、証券会社につきましては、銀行とは違いまして、参入の条件といいますか、これが登録制になっているということもありますし、それから原則として預託された顧客資産の返還に備えた投資...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) おっしゃるとおり、今回の改正において改めて七条の二というところで「取締役の適格性」という条文を起こすわけでございますが、おっしゃるとおり、精神的なというか、そういう意味もあろうかと思いますが、一方において、今回の改正によりまして、主要株主に対してその適格性...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 信用金庫等の協同組織金融機関につきましては、議決権が一会員一票と、こういうことになっているほか、その議決権というか、会員の加入とか出資の譲渡については金庫等の承諾が必要とされているということでありまして、そういう意味で一般の銀行とは違うと、こういうことで異...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) そういう意味では、事業密着型でございますけれども、協同の組織のそういう形態からして相互にやっぱり自主的に運用していく、そういう観点から別扱いをしていると、こういうことであると解しております。
○副大臣(村田吉隆君) 今御質問の数字は手元にございませんので、また改めて御報告申し上げたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 委員からは、銀行の健全性確保という観点から、バンキングとコマースの原則について厳格に、しかも、認めるに当たりまして基準を明らかにして裁量を少なくしろということでございますが、私どもは、銀行が新しいビジネスモデルを開発してそれで収益性を高めていく、こういうこ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほどお答えしたわけでございますけれども、協同組織形態の信用金庫等の金融機関でございますけれども、おっしゃるとおりのような事例が見られるということもよく理解できるところでありますが、金融機関の形態としてやはり相互扶助型ということなんで、そういう意味では、そ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) そういう問題をよりよく動かしていくための方法として、法律によって規制をしていくのがいいのか、あるいはある程度の基礎的なルールを定めながら、あと行政上の監督でもって導いていくのがいいか、それはその銀行の規模とか置かれた状況とかその責任の大きさとか、そういうも...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) それでは、今局長がお答え申し上げたとおりでございますけれども、バーゼルのコンコルダットによりまして、この声明を読みますと、「現地当局が外銀の拠点に重大な問題があると認めた場合、あるいは、そうした疑義を抱くに足る理由がある場合には、進んで母国当局に知らせなけ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ちょっと戻りますが、今回の改正によりまして、主要株主に対して一定の措置を求めることがある、例えば報告徴求とか立入検査とか、そういうことを求める場合があるわけでございますが、それも、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するために特に必要と認めるときということ...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○村田副大臣 委員御指摘のとおり、そういう持ち合い解消という声もあるでしょう。そして、私どもも、銀行が株式を相当程度持っている、そういう事実に着目いたしまして銀行の株式保有制限というものを導入していく。それによりまして、銀行等の株式放出によって非常に過剰な影響を与える、こういうお...全文を見る
○村田副大臣 御指摘のとおり、銀行によりまして株式の保有の程度といいますか、それが異なりますし、特に信託銀行等におきましては多額の株式を保有している、そういうケースが予想されますものですから、先ほど申しましたように、保有制限自体は施行期日を平成十六年度からということにいたしますけ...全文を見る
○村田副大臣 機構には一般勘定、それから特別勘定があるわけでございますけれども、その一般勘定の方は、ETF等の組成をする、そういう形での利用の仕方とか、自社株を取得するような形で利用されるのではないかというふうに思います。  特別勘定が利用されるケースはどういうケースが想像され...全文を見る
○村田副大臣 竹本委員が御指摘なさいますように、我が国の証券市場におきまして、個人投資家がもう少し参加をしていただいて、それで市場の厚みを増してくるということが市場にとっても必要であろうというふうに思いますし、また、個人投資家にとりましても、預金だけというんじゃなくて、こうした資...全文を見る
○村田副大臣 機構を運営していくに当たりまして、そうした取引をするに当たりまして株価操作等が行われないように、そういう御指摘でございます。  この意味では、第一に、機構の役員等に守秘義務が課されておりますし、なおかつ、今委員もおっしゃったように、いろいろな機構の取引、運営につい...全文を見る
○村田副大臣 国民の損失をできる限り防ぐ、こういうことでありまして、売り方についても相当程度の注意が必要であろう、こういうふうに思います。  具体的にどういうふうにするかでございますが、信託銀行に委託するときに運営委員会が処分の方針を定めて、それに従って信託会社が売ってください...全文を見る
○村田副大臣 一般勘定と特別勘定との役割、機能の違いということがあろうかというふうに思いますが、とはいえ、一般勘定においても保有制限というのがかかりますので、一定期間において順調に処理していく過程において一般勘定をそういう形でもって利用する、そういう役割というのはあるのではないか...全文を見る
○村田副大臣 ただいま政府参考人の方からお答えをいたしましたけれども、しばらくずっと設けない、特別勘定は設けないんじゃなくて、例えばこの法律が御承認をいただいて法律が成立いたします。そうしたときに、機構自体が、例えば来年の一月の初めからスタートするということになりますね。その後、...全文を見る
○村田副大臣 まず、銀行にとりましては選択肢が三つぐらいあるわけですね、三つというか。一つは、自分で市場で売却する方法というのがありますね。それから、一般勘定を利用する場合というのがありますね。そういう、その動向を見ながら運営委員会でもってどういう期間内に、要するに特別勘定での買...全文を見る
○村田副大臣 やはり、機構が特別勘定で銀行から株式を買うというケースでも、国民負担をできるだけ少なくする、こういう観点から今いろいろな条件がつけてありまして、店頭市場以上のものとかトリプルBマイナス以上の株式とか、そういう条件がつけてあるわけでございます。ひとえに国民負担の最小化...全文を見る
○村田副大臣 銀行が株式を相当程度保有していることによる、株式の価格の下落によるリスクを回避していくというか解消していくという目的でこういう機構が設けられるわけであります。  その中で、銀行が、これから保有制限に従って株式を市場なりあるいはほかの方法、この機構を利用する場合も含...全文を見る
○村田副大臣 メーンバンクと社債管理会社の兼務を今後とも認めるかどうかということにつきましては、商法上の問題でありまして、金融庁の所管外でありますので、答弁を差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、商法上、社債管理会社の利益相反の問題につきましては、社債管理会社は社債権...全文を見る
○村田副大臣 もとより、社債権者の利益というものは確保されなければいけないというふうに考えております。  委員の御質問の最後の、機構に関する御質問のお答えが落ちておりましたので追加させていただきますが、株式取得機構と売却銀行との関係でも同様のことが起こるのではないか、こういう御...全文を見る
○村田副大臣 機構の創設の意義につきましては、大臣からただいまるる申し上げたところでございますけれども、この機構の会員になること自体、これは任意でございますので、そういう意味では奉加帳方式に当たるというふうには考えられない、こう思っております。
○村田副大臣 結局、一般勘定の場合には、ETFの組成とか、あるいは自社株の買い取りという方法に使われる。だから、非常に短期間に機構が一たん受けた株が動いていく、こういう形になります。特別勘定で買い取った株式につきましても、一定期間内、機構自体の存続期間が十年間でございますから、そ...全文を見る
○村田副大臣 私どもは、初めからいえば十年間という期間でございますけれども、その間に機構が取得した株式は売り切ることができるというふうに考えておるわけでございます。
○村田副大臣 実際問題として、信託銀行に具体的な処分は委託するわけでございますけれども、その前に、運営委員会によってどうやって処分をしていくか、そういうあらかじめの計画といいますか、それをつくっていくわけでありまして、その中で、買い取った株式については一定の期間をもって売り切るよ...全文を見る
○村田副大臣 銀行が過度に保有している株が一般投資家に渡っていくということを促進していく、そういう中でコーポレートガバナンスの改善が図られる。本スキームは、機構がそれで持っちゃうんだからそれに逆行するんじゃないか、そういう御指摘でございます。  しかしながら、銀行が処分する株式...全文を見る
○村田副大臣 今御質問の金額でございますが、まず第一に、早期健全化法に基づきます資本増強が二千六百億円。第二に、金融再生法第七十二条に基づきます特例資金援助が、金銭贈与が三兆一千四百十四億円、資産の買い取りが三千九十九億円。それから三番目に、金融再生法第六十二条に基づきます損失補...全文を見る
○村田副大臣 これは植田委員から繰り返しかねてから御質問がございましたけれども、いずれにしましても、保有制限というものが存在して、そういうものを課すということで、それによってその保有制限に伴う銀行の株式の処分をスムーズに実現していくということを実現するための機構でございまして、も...全文を見る
○村田副大臣 どなたか別の委員から逆の御質問がございまして、売れる株、いい株を売っちゃうから今度は銀行には悪いのだけ残るんじゃないかという御指摘もありましたけれども、植田委員からは逆な立場で、機構にぼろ株が、吹きだまりになるんじゃないか、ジョーカーがたまるのではないか、こういう御...全文を見る
○村田副大臣 委員も御案内のように、機構の銀行からの買い取りは、いずれにしましても、市場価格で、時価で買い取る、こういうことであります。  今、最後まで残っちゃうんじゃないか、多分、悪い株が機構にたまるから、それは売れないで売れ残りになるんではないか、こういう御質問だ、こういう...全文を見る
○村田副大臣 委員の銀行の体力を消耗させるというくだりはちょっと理解できなかったのでございますが、いずれにしましても、特別勘定で銀行が機構に売るか否かは任意である、こういうことであるほか、市場価格で買うということは先ほど申しました。特別勘定で買い取りが行われるケースというのは、専...全文を見る
○村田副大臣 機構の目的に戻りますけれども、機構を設ける目的というのは、そもそも、銀行の株式保有に制限をかける、そういう中で、銀行が株式の処分を行っていく、そういう保有制限というものを速やかにかつスムーズに実現していくということのために機構を設ける、こういうことであります。  ...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○村田副大臣 今委員の御指摘のように、個人投資家が証券市場に入ってきて我が国の証券市場が厚みを増していくということは、我が国の証券市場の安定にとっても不可欠な要素でございます。  これまで証券会社の営業姿勢に対する不信がかなりあったということもございまして、私どもとしては、個人...全文を見る
○村田副大臣 米国等に比べまして我が国の株式市場におきます個人の参加が非常に薄いということもありますし、かつまた、株式に入る前に、諸外国でも投資信託のシェアが非常に多いということもございます。  そういうことも勘案しまして、緊急対策でもうたわれましたけれども、株価指数上場投信、...全文を見る
○村田副大臣 事実関係でございますけれども、先般、日本生命の営業職員等が、保険契約者等の判断に影響を及ぼすこととなる重要なものにつきまして誤解されるおそれのあることを表示した資料を作成しまして、これを外部の者に配布等を行ったという事実が判明いたしたことから、十一月一日に同社に対し...全文を見る
○村田副大臣 委員の御指摘のように、保険契約者が生命保険契約を結ぶに当たりまして、適切な情報開示のもとに保険契約を結ぶということが必要でございまして、私どもとしては、保険会社に対します検査とかあるいはモニタリングを通じまして、私ども自体がその財務内容の適切な把握に努めていきたい、...全文を見る
○村田副大臣 せんだって私がお答えした御答弁の続き、関連いたしますので、私からお答えさせていただきたいと思います。  金融機関、銀行の貸し出しの方は低調に推移しているわけでございますけれども、国債がそれに置きかわっているのじゃないか、かつまたその国債保有のリスクが高まっているの...全文を見る
○村田副大臣 十五年から申告分離に一本化されるということでありますけれども、私どもとしては、現在、個人の株式投資家のうち七割を超えるような方が源泉分離課税を利用している、こういう状況にかんがみまして、できるだけ簡便な納税の仕組みを講じていただくことも、やはり必要ではないかというこ...全文を見る
○村田副大臣 それでは、要求官庁の方から。  私どもは、投資信託でございますけれども、やはり大変小口で投資ができるということ、それから銀行等の窓口でも売られておりまして、非常にアクセスが広いということでありまして、株式そのものよりも投資信託の方が投資家にとって入りやすい商品であ...全文を見る
○村田副大臣 監視委員会でございますけれども、私どもが検査をし、あるいは犯則事件の調査の結果、必要がある場合には、内閣総理大臣あるいは金融庁長官に対して行政処分を求める勧告を実施することができることになっておるわけであります。そしてまた、犯則事件の調査により犯則の心証を得たときは...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○副大臣(村田吉隆君) 今、委員から御指摘のように、有価証券の減損処理につきましては、金融商品会計に関する実務指針というものがございまして、それに従いまして、時価が著しく下落したときは、回復する見込みがあると認められる場合を除きまして評価差額を当期の損失として処理しなければならな...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど政府参考人の方からも答弁をいたしましたけれども、我々としては、今回、株式保有制限を課しますけれども、現在のところまだ、例えばBIS等におきます国際的な銀行が株式による価格変動リスクをどうしていったらいいかという基準もこれからもう一度検討するという、そ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今御指摘の実務指針におきまして、時価が五〇%以上下落した場合には著しく下落したということに該当すると。しかし、それにおきましても、合理的な反証があれば評価減を行う必要はないと、こういうふうに記載しております。
○副大臣(村田吉隆君) 今申しましたように、合理的な反証があれば評価減を行う必要はないと、こういうふうに記載されております。
○副大臣(村田吉隆君) 合理的な反証があれば。
○副大臣(村田吉隆君) 株価の価格の回復の見込みがあるという合理的な理由が存在するということだと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 要するに、そういう観点から適正に公認会計士が検討されると思います。
○副大臣(村田吉隆君) それで結構でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど大臣からも御答弁申し上げましたけれども、回復する見込みがあると認められるときと、こういうことでございますが、これは個別銘柄ごとに株式の取得自体云々ということで、大臣が御答弁申し上げたとおりでございまして、そうした観点から、回復の見込みがあるというもの...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほどのあれでございますが、強制評価減をしたケース、あるいはそれに至らないケースにおきましても、当然のこととして配当原資には影響があると、こういうことでございますので、そこだけは御指摘を申し上げたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) ただいまのところ、各金融機関がペイオフに向けてのいろんな準備の作業を進めているわけでございますけれども、この名寄せの作業につきましても、預金保険機構が調べたところによりますと来年の十四年三月までにはすべて終了する見込みであると、こういうふうに聞いております...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 国債の金利が一%上昇したときの、大手行でお答えいたしますけれども、どういう影響があるかということなんでございますが、主要行が保有する国債残高は十三年の三月末で約五十一兆円でございます。その平均残存期間は三年程度でありますので、残存年限の入れかえは行わないと...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほどの数字は大手銀行ということで御理解をいただきたいと思います。  今御指摘のように、ピークが二〇〇一年の四月でございまして、それから現在までで国内銀行全体で申しますと十二兆円ぐらい国債の保有高は減少していると、こういうことでございます。一般的に言えば...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 一つは、これも日経新聞にも出ていたことでございますけれども、外債の金融機関による投資がふえていると、こういう事実はあるようでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 株式の保有につきましては、株式の持ち合い等を、議決権を有する株ということでございますので、保有においてリスクとリターンという観念を超えると。こういうことから、株式については価格の変動リスクを避けるためにこのたび保有制限を設けて、制限を設けた結果、こういう取...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 国債の増発によって国債金利が上がってくることが予想され、そのときには国債の価格が暴落する危険性があるのではないか、それに対する備えはどうしているんだと、こういうことでございますが、私どもも、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、金融機関それぞれの立場...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 変額保険でございますけれども、これも直近の国債の応募者利回りに連動しまして一定期間ごとに予定利率を動かしていくという商品が出ておるわけでございますけれども、この比率がこれからどれぐらい契約をとっていくかというのは定かではございませんけれども、これもまた保険...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) ただいま新しい商品の内容のディスクロでございますけれども、御指摘のとおり、金融商品販売法あるいは保険業法によりましても利用者の保護を図らなければいけないということで、そのディスクロがしっかりされなければいけないということであると思います。  特に、今御指...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員おっしゃるように、各銀行がどれだけ株を持つかというのは、それは各行がそれぞれのリスクとリターンの考量によって判断すればいいということはおっしゃるとおりだと、こういうふうに思います。  今回の法律によって一定の範囲内、すなわち自己資本の範囲内に銀行の保...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 二〇〇五年にはBISの基準も固まっていくと、こういうふうに思われますので、そういう意味では、我々はそういうことをにらみつつ、当分の間こういう制限を設けさせていただいたということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) まず初めに、今回の措置でございますけれども、株価の支持をするためにやろうと、そういう目的を持ったものではありませんでして、株式の保有制限を銀行に課すと、その裏腹で、銀行がその株式を処分する過程でもって市場に我々が予期しないような大きな波乱が起こるような場合...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) あくまで、先ほど申しましたように、この買い取り機構は株式の買い支えをするものではなくて、もとよりこの機構に、今度の制度に従いまして銀行が株式を処分する場合でもあくまで任意に、市場で売るかあるいはここに売るかは任意になっていると、こういうことでございます。 ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 市場で売るかあるいはこの機構に買い取ってもらうかというのは、これはあくまで任意である、こういうことでありますし、それから特別勘定の方でこの機構が銀行の株式を買うという場合においては、恐らく市場では処分できないというようなケースにおいてこの機構の買い取りとい...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 買い取る、特別勘定のケースでよろしゅうございますか。
○副大臣(村田吉隆君) 特別勘定で買い取ることになる対象の株式は、十三年三月末において銀行が保有している株式ということで、時限的にその制限を設けると。これは、銀行から報告を出させていただきまして、十三年三月末の保有株式ということでまずセットいたします。  それから今度は、先ほど...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 総額は、一応銀行が保有している株式は三十九兆円ぐらいというふうに想定されますけれども、ここ数年間の趨勢を見ますと毎年二兆円とか三兆円という、そういう売却の実績がございますから、そういう実績を超えるものとして株式買い取り機構で措置しなければいけないものとして...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) この機構は認可法人という形態をとる予定にしております。それは、この機構において、銀行が保有する株式について保有制限を設けて、その処分を計画的に進める、そういう中でセーフティーネットとしての買い取りを行うということでありまして、その機構について、特別勘定の買...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) これは、市場に与える影響等も考えまして、そういう買い取りの株、具体的な個々の株がどうだということは公開をしない方針でありますし、かつまた役職員等につきましては守秘義務が課せられている、こういうことであります。
○副大臣(村田吉隆君) 私の先ほどの答弁が言葉足らずだったと思いますが、単純に市場で処分できないという意味ではなくて、いわば市場が荒れて、そういう状況のもとで信用秩序に大きな影響が与えられるような場合に特別勘定で買い取るということでございます。  そういうことでございますので、...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) それでは池田委員の後半部分のお答えをさせていただきますけれども、これは銀行に株式の保有制限をかけることとの裏腹でございますものですから、それで、一般事業会社あるいは一般投資家が売って市場が何とかというときは、我々の制度としては想定外でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 特別勘定の、あるいは一般勘定だってそうだと思いますが、特別勘定の具体的な取引をどうやったかということの個別の問題については、これは市場に対する影響がございますので、これはディスクローズしない、こういうことであると思います。  それから、あとは、機構も法人...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) どれぐらい自己資本を超えてある銀行が持っているということはわかるかと思いますが、その内容について、どこそこの銀行がどういう株式をどれぐらい持っていて、それを機構に、要するに特別勘定にいつどれだけのものを売りましたということは、これは何といいますか、市場に与...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 固定資産の減損会計につきましては、平成十一年十月から企業会計審議会において検討が進められておるところでありまして、企業会計審議会がことしの七月に、固定資産の減損会計等にかかわる具体的な論点につきまして、これまでの議論をまとめて固定資産の会計処理に関する経過...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今回の措置でありますけれども、株式の価格変動リスクを銀行等のリスク管理能力の範囲内におさめていこう、こういう趣旨で実施しようとしているものでありまして、国際的にも銀行等が適切に株式にかかわる価格変動リスクを把握する方式が先ほどから申し上げているようにまだ未...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 重ねて申し上げますけれども、私どもとしては新BIS規制の動向というものを注意深く見守っていきたい、こういうふうに考えているわけであります。
○副大臣(村田吉隆君) ちょっともう一度。
○副大臣(村田吉隆君) まず、先ほどの御質問にお答えをいたしたいと思いますが、株式を普通以上に持っておる銀行につきましては、二年間の経過措置が設けられると……
○副大臣(村田吉隆君) はい。  そういうことでございまして、今の御質問でございますが、各銀行がそれぞれの経営判断によりまして自主的に株式を処分していけるということになれば、それで好ましいことであると、こういうふうに考えております。  その上で、我々としては、銀行の株式処分が...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) そういうことで、銀行がそれぞれの経営判断において株式を処分しているわけでありますけれども、最近の市場の状況は、アメリカの景気が低迷している、あるいは我々の日本の市場における企業の業績が先行き見通しが立たないという、そういう状況のもとに株式の価格が低迷を続け...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど大臣からも御答弁申し上げたとおりでございまして、そうした持ち合いの解消によって株式市場の上値にキャップがかかると、こういうこともあると思いますが、また一方において、株価というものが将来の企業の業績を反映したものであるというふうに考えれば、今私が御答弁...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 直近時点での我々が入手し得る数字というのは、三月時点のものでございます。
○副大臣(村田吉隆君) この機構への各金融機関の参加はあくまで任意でございますので、今の時点で私ども幾つ参加するのかということを予想することは困難だと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 繰り返しになりますけれども、あくまでこの機構への参加は任意でございますし、それからこの機構の運営は参加金融機関が自主的に運営するということでございますので、私どもはその数は把握しておらないということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) この法案を制定する過程でもって我々が特別勘定による買い取りの対象株式として条件を設けた株式は、上場株式または店頭公開株式で格付がトリプルBマイナス以上、そういう企業が発行した株式というふうに考えているわけでございまして、今後、銀行がどういう株式を売ってくる...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 銀行がどういう株を今後保有し、それからどういう株を手放していくのかというのは銀行の判断だろうと思っております。かつまた、この機構に売るのかあるいは市場で処分するのかということはあくまで任意になっているわけでございまして、そういう意味では銀行の判断であろうか...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 三十七条に、その会員に資料を求めることができるという規定がございます。  おっしゃるとおり、買い取る対象の株式は、先ほど申しましたような条件のほかに、十三年三月末時点で各金融機関が持っていた株式と、そういうことでございまして、それを確定するために報告を徴...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今回の措置は、銀行の保有株の価格変動によって銀行の財務内容に影響がある、これをできるだけ少なくおさめよう、こういうことで保有制限を設けていくと、こういうことでございまして、その保有制限が実施されて各銀行のリスク管理能力の中におさまるような状態になった場合に...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど池田委員からも御質問がございましたけれども、私どもは銀行のリスク管理能力の範囲内に株式の保有を制限すると。かつまた、BIS等の国際的な基準がどう動いていくかということがまだ確定されていない中で、十七年に一応予定されておりますが、その前にそうしたリスク...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) やっぱり今大臣が申し上げたように、がちがちの、数字がきちっと合わなければというんじゃなくて、これはセーフティーネット、ラストリゾートなんでございますから、そこを御理解をしていただかなければ、この機構の、買い取り機構の方ですね、制限の方は了解ということなもの...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○村田副大臣 今委員がお示しになった表のとおり、大和都市管財の抵当証券によりまして、投資家に大変大きな問題を起こしているということは大変遺憾なことだというふうに思っております。  九七年に、御指摘のとおり、近畿財務局では大和都市管財に対しまして検査を行いました。検査を行いまして...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○村田副大臣 委員御指摘のように、近畿財務局におきまして、九四年に大和都市管財を立入調査いたしました。その結果、関連会社について財務上の問題があるということは把握をいたしましたわけでございますが、本体については、私どもとしては、債務超過の事実があるということまでは把握ができなかっ...全文を見る
○村田副大臣 まず第一に、本体を含みます会社、企業の経営の改善でございますね。それからもう一つは、抵当証券に対します返済原資を確保してもらう、そういうことでございます。それから、抵当証券特約つきの融資をしておりますが、その融資先に対します審査の体制を確立するようにということで、こ...全文を見る
○村田副大臣 法律上、業務停止あるいは取り消しをする要件として、財務の内容について、それが理由になっておりませんで、そういう意味で、私どもとしては業務改善命令を発出した、こういうことでございます。(上田(清)委員「いや、答えていません。委員長」と呼ぶ)
11月20日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○副大臣(村田吉隆君) 今、委員が御説明なさいましたように、各国によってそれぞれ、金融機関が株との関係でどういう対応をするかということについて、あるいは国としてどういう制限をするかということについてやり方が異なっているわけでございますが、アメリカにおきましては、グラス・スティーガ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 一つちょっとその前に御指摘申し上げたいと思いますが、この図で信託会社から投信会社に対しての信託設定というのは、これはちょっとこういうことはないので、すべからく右側の方に、証券会社に株式の処分をする、こういうスキームになると、こういうことであります。  そ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 信託会社が受託を受けた株式の配当等財産価値を高め、あるいは運用を高める、そういう意味から議決権の行使がなされるのではないかと、こういうふうに思っております。  それから、もう一つつけ加えますと、それにつきましては業務規程によりまして運営委員会がきちんと定...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 結論だけ申し上げますと、やっぱり銀行の株式保有が非常に高いと、こういうことで、銀行の保有する株式の株価変動に対するエクスポージャーからできるだけ早く避ける、遠ざける、そういう意味で株式保有を制限する、こういうふうに集約されたと、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 運営委員会が業務規程を決めていきますけれども、運営委員会、法律を見ましても、重要事項を審議をして決定すると、そういう中で業務規程も重要事項の中の一つの事項として決めていくと、こういうことになるというふうに思います。  そのときに、どういう機関に窓を開いて...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 機構が株式を処分した場合には、これは財務大臣それから総理大臣に報告を要すると、こういう規定になっているわけでございます。
11月20日第153回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○副大臣(村田吉隆君) 本件につきましては、衆議院の財務金融委員会でも吉井委員から御質疑がございまして、そのケースにおきまして私の方から、金融機関として個々の融資をどうするか、あるいは回収をどうするかということにつきましては資産のリスク管理を適正にするというそういう観点から自主的...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) もちろん、衆議院の財務委員会に加えまして、吉川委員から本件につきましてのより具体的な御説明をいただきまして、私もそれを先ほどからお伺いをしていたところでございますけれども、しかしながら、私どもとしては、本件について、回収をどうするかということについては、一...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 個々のケースが、それが具体的に、私どもが業務改善命令を出す、あるいはその前に報告を徴する、そういう処分に該当するかどうかにつきましては、個々のケースによりまして判断をさせていただきたいと思っております。
○副大臣(村田吉隆君) 私は弁護するわけではございませんけれども、そのケースにおきまして富士銀行の方がどういう、債権譲渡が適法であるかどうかということにつきまして担当者がどういう判断ミスをしたのかどうか、あるいはほかの要素が働いていたのかどうかということについて私はつまびらかにい...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 必要とあれば調査をいたします。
○副大臣(村田吉隆君) 私が必要とあらば調査をいたしますと言うのは、本件について、先生今おっしゃるようなそういう状況では、調査をする、そういう段階にまで達していないという判断でございます。
○副大臣(村田吉隆君) したがいまして、必要とあらば調査をいたしますというふうに申し上げます。
○副大臣(村田吉隆君) 禅問答みたくなって大変申しわけないんですが、やっぱりケース・バイ・ケースで違いますので、そういう意味では私どもとしては必要があらば調査をさせていただきます。
11月20日第153回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○副大臣(村田吉隆君) むしろ、財務省の方からお答えした方がよろしいかというふうに思いますが、事実関係だけなので私の方からかわって答弁をさせていただきます。  財務省から岩下国際局次長がそうした会議の共同議長として出席したと、こういうことのようでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 我が国の金融機関が抱えます不良債権につきましては、四月の緊急経済対策におきましても、その後の六月の骨太の方針でも不良債権を処理するということが重要施策として位置づけられました。そういう意味で、私どもは、ここ三年ぐらいの後に我が国金融機関の不良債権の残高、こ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) それは排除していないということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) ファンドの規模と、それから具体的に政策投資銀行が自己資金として出資をする額、それはいろいろだと思います。それから、ファンドも一つだけじゃなくて、いろいろ考えておりますから、そういう意味でトータルとの額と、それから一つの想定する規模とか、そういうのがいろいろ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) そこはまだ、先生がおっしゃるような日銀がかかわる話というのはとりあえず聞いておりませんが、いずれにしましてもRCCが直接企業の再生にかかわるケースと、それから別個に再生ファンドをつくって、それにRCCは要するにデット・エクイティー・スワップによって取得した...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私ども、不良債権の処理というものを進めてまいりました。それから、それに先立ちまして、金融機関の保有する不良債権につきましてこれを確実に認識しなければいけないということでありますので、金融検査、銀行の検査を通じまして、その把握に努めてきたわけであります。 ...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○村田副大臣 私ども金融庁といたしましては、御指摘の件に関します新聞報道等を読みまして、そして私をキャップといたしまして、当時の近畿財務局、あるいはもう帰ってきている人もおりますし、また当時本省におった人もおりますので、本省庁等の抵当証券業者の監督に関係する部局の幹部で、職員であ...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○村田副大臣 新聞報道によりますと、大阪府警の方で大和都市管財については債務超過であったという事実を把握していたという報道がなされておりまして、私どもとしては、その報道については承知をしているわけでございます。  しかしながら、私ども、府警の捜査の内容というものを知る立場にあり...全文を見る
○村田副大臣 大阪府警との情報交換でございますが、情報を交換した事実はございますけれども、個別的、具体的な内容については答弁は差し控えさせていただきたい、こういうふうに思います。
○村田副大臣 私ども、先生御指摘の、坂井議員から財務局等に対します陳情があったのではないかという新聞報道を受けまして、私をキャップといたしまして、当時の抵当証券業者の監督に関係する幹部職員であった者に対しましてヒアリングを行いました。その結果、記憶が定かでないという者もいたわけで...全文を見る
○村田副大臣 さようでございます。  例えば、財務局が検査に入っているようですけれどもどういう状況であるかとか、登録の更新がおくれているようですけれどもどういう状況なのかといったような問い合わせであった、こういうふうに聞いております。
○村田副大臣 当委員会におきます坂井委員の発言につきまして、私は、今のところつまびらかにいたしませんので、これに関しましての御答弁は差し控えさせていただきたいと思いますが、一般的に、政治家が、疑わしい、そういう、私どもの職務に関連して疑義を持たれるような行動は差し控えなければいけ...全文を見る
○村田副大臣 本年の四月に会社整理の通告をする、そういうことで、そういう処置を私どもは、財務局はとったわけでございますが、先生の今御質問のような、私どもがアドバイスをした、こういう事実は、私の調査では把握をされておりません。
○村田副大臣 それでは、私の方から、今短期間に朝銀近畿あるいは朝銀関東が破綻した理由について、お答えをいたしたいと思います。  朝銀近畿につきましては、近畿財務局によります検査の結果、債務超過と見込まれまして、当該の検査の結果を踏まえた十二年九月末時点の財務状況について、近畿財...全文を見る
○村田副大臣 先ほどの御質問に追加してお答えをいたしますが、朝銀近畿の破綻原因でございますが、これは、旧朝銀京都から引き継いだ、京都の支店における不良資産が原因でありまして、旧朝銀大阪から譲り受けた資産に特に問題があったからだ、こういうふうに私どもは考えておりませんので、そこのと...全文を見る
○村田副大臣 私もかつての議事録を読んでみました。かつまた、最近において破綻した朝銀と朝鮮総連の関係云々という報道がなされているということも承知しておりますけれども、先生の御指摘にもかかわらず、各朝銀は、中小企業法に基づきまして、原則として、それぞれの都道府県の認可を受けて、独立...全文を見る
○村田副大臣 もう少し、これらの朝銀につきまして破綻をさせるべきではなかったという御指摘だと思います。  それぞれの破綻した朝銀でございますが、当時の金融再生委員会では、事務局におきまして、十二年の三月から六月にかけて、財務局あるいは各県との間で破綻朝銀の状況について情報交換を...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○副大臣(村田吉隆君) 責任が問われるか問われないかという御質問でございますが、これまでの経緯を概略申し上げておきたいというふうに思います。  この抵当証券業者ですが、昭和六十三年に業法に基づきまして新規登録がなされまして、三年ごとに法律では登録を更新するということになっており...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 先ほどの続きでございますが、平成六年に検査をして、業況が悪いということで指導いたしまして、将来、抵当証券を持っておられる方の買い戻しのそういう資金が枯渇するということも懸念されたものですから、そういう意味で自主的に経営健全化計画を出しなさいという形で、それ...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) わかりました。  直近の平成十二年の立入検査の結果、抵当証券業の規制等に関する法律に規定される登録の更新に必要な財産的基礎を欠くということを把握したために、再度の登録の更新を拒否したという形になっておりまして、あわせて会社整理の通告をしたと、こういうこと...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) さようでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、抵当証券業法に基づきまして、本体の抵当証券業者に対しましての財務内容の把握をする権限は有しておりますが、その時点におきましては、九年の時点については、グループの会社の財務内容の悪化によって本体の経営に、財務内容に影響を及ぼす可能性があるとは認識い...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの法律に与えられた権限の範囲内で検査は適正になされておったと、こういうふうに考えております。
○副大臣(村田吉隆君) 直接関連会社に立ち入って調査、検査する、そういう権限がない中で、本体の抵当証券会社を通じまして、子会社のそういった財務内容の把握に努めていたと、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、そういう子会社の経営状態の悪化というものを把握しながら、なおかつ抵当証券の払い戻しの原資というものを確認しつつグループ全体としての業務改善命令を出しながら経営状態の改善を期待しておりましたということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どももそういう報道があったということは承知しておりますが、今委員の御指摘なさったような事実はございません。
○副大臣(村田吉隆君) 個々の委員の発言の意図につきまして、私もその意図はつまびらかにいたしませんし、私がコメントをする立場にもないと考えております。
○副大臣(村田吉隆君) 私ども金融庁では、昨今、この件に関します報道が相次ぎましたものですから、十一月の初めに、私をキャップといたしまして、関連のことについて調べるチームをつくったところでございます。その意味では、私がキャップとして調査をしているということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 実は、私がキャップとなりまして調査を進めた範囲でございますが、私どもが尋ねるそういう権限がございます当時の抵当証券関連の業務をしておりました近畿財務局並びに本省の職員を調査したということでございますので、今御指摘の二人の議員につきましては調査が及んでいない...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、役所の金融庁の中で、その傘下にある人間についての調査を進める、こういう調査をしてきたと、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは金融庁の組織の中の人間を通じてしか調査を進める立場にない、こういうことだろうと思っております。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもが組織の中で、法律上も、組織の人事権の中で聞けるのはそういう内部の職員である。要すれば、その職員を介してそういうコンタクトがあったかということは聞けると思いますが、直接、当時の大蔵大臣あるいは坂井委員に聞くということは、私どもの権限の範囲を超えるもの...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) いずれにしましても、私どもの内部の調査によりましては、当時大蔵省でございますが、我々の当該大和都市管財に対します検査・監督というのは厳正に行われてきた、こういう結論でございます。
○副大臣(村田吉隆君) いろいろ聞きまして、結果的に申し上げますと、何人かの政治家からの問い合わせもあったようでございますが、それに関連してその職員が圧力を受けたということは調査の結果申しておらなかったということを御報告いたしたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 当時のことを詳しく覚えていない者もおったわけでございますけれども、御披露いたしますと、例えば、検査に入っているようだがどういう状況でありますかとか、登録の更新がおくれているようですけれどもどういう状況なのかと、こういった感じでございまして、総じまして同社に...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) そのとおりでございます。  委員が御質問でございますから、私もかつて国税局の部長をしていたことがございまして何件か経験がございますが、私ども職員といたしましては、そういういろんなお問い合わせがあっても、私ども組織が大事でございますので、それをもって自分た...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 新聞情報でそういう事実は報道されているということを私は読んでおります。
○副大臣(村田吉隆君) 先ほど申し上げましたように、私どもはそこまで調査はしておりません。
○副大臣(村田吉隆君) この問題というのは、ちょっと私も委員の御質問の趣旨がよくわからないのでございますが。
○副大臣(村田吉隆君) 結果といたしまして、この大和都市管財をめぐりまして多くの被害者が出ているということに対しては、私ども大変遺憾に思っているわけでありますが、平成六年に関連会社の財務内容の問題を把握してから、私ども、検査・監督を通じて適正に指導もしてきたと、こういうふうに考え...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 平成六年の九月の立入検査の後は、三年後の平成九年の六月の立入検査でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 検査はそういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 平成十二年の十月に立入検査に入っております。
○副大臣(村田吉隆君) 平成十二年の十月、そのころに、見直し計画が九月に出てまいりまして、それによりまして、この業務改善命令に基づきます健全化計画が問題ありとその時点で認識したわけでございまして、かつまたその債務超過という事実も把握したと、こういうことでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 委員、私どもがおかしいとそういう業務改善命令を出したときに書いてございますのは、本体部分じゃなくて、関連子会社の部分についてをあわせて指摘しているわけでございますから、そこのところは誤解のないようにお願いをいたしたいと思っております。  それに加えまして...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの調査というか検査でございますが、実態的に抵当証券の買い戻しの資金があるかということ、それから関連子会社の財務内容の把握、それからもちろん本体の財務内容の把握でございますが、その都度、私どもが一番注目しておりました抵当証券の買い戻しに対します原資とい...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) それはいつの業務改善命令の内容でございますか。
○副大臣(村田吉隆君) それは、子会社の財務内容が要するに本体の方に及んでくる、したがって抵当証券の保有者に対しての影響が及んでくるということを指摘したものでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもは、九年に業務改善命令を出した後も、抵当証券の買い戻しをする原資をまず確保して、それで業務改善命令にのった経営健全化計画が実施される、そういうことで会社の立て直しが総体として図られるということを期待をしたと、こういうことだと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 税制改正要望として私どもから申告不要制度というのを出しておりますが、これは、証券会社に適格口座を設定いたしまして、その中で証券会社が実譲渡益に対応する税額の徴収をする、いわば源泉徴収をしていただいて、それで申告がすべて済むと、そういう簡便な方法でございます...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○副大臣(村田吉隆君) 私どもといたしましては、個人投資家に証券市場に積極的に御参加いただく、こういう観点から、「証券市場の構造改革プログラム」を八月に発表させていただいたわけでございます。  その中で、第一に、個人投資家の証券市場への信頼向上のためのインフラ整備でございますが...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 投資家が我が国の証券市場に対しまして信頼を持っている、こういうことが我が国の証券市場の活性化に不可欠な条件でありまして、そういう意味で、取引が公正に行われるという、そういうインフラを整備するということが我々にとっても行政に課せられた責務であるというふうに考...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○村田副大臣 これから金融機関が不良債権の最終処理を進めていくということでございますけれども、その中で、RCCがどれくらいの不良債権を買い取ることになるかにつきましては、銀行の、今言ったような、どれくらい最終処理に進むかということ、それから民間のサービサーがどれくらいとることにな...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○副大臣(村田吉隆君) 魚住委員、検査マニュアルの内容についてはもうお読みの上で御質問なさっているというふうに思いますが、ほかの委員の皆さん方にも、私どもがそうした中小の金融機関にも配慮した金融検査マニュアルになっているということをお示ししたいがゆえに、一言、二言、その記述を読ま...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもも、日本の企業のうち大多数を占めます中小企業が金融の面で運営が行き詰まるということのないように、金融機関が必要以上に資金仲介機能というものを萎縮させていくということのないように常時見ているわけでございまして、委員御指摘のように、資本注入行に対しまして...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員御指摘のように、中小企業の直接金融市場からの資金調達割合というのを大企業と比べてみますと、これは十一年の資料でございますが、中小企業は直接金融から調達しているパーセンテージは一三%、間接金融その他というのが八七%でございます。一方、大企業は直接金融が三...全文を見る
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○村田副大臣 委員からのそうした質問の御趣旨を体しまして、私から直接、森長官に発言の真意を確かめてみたところでございます。  御指摘の十月二十四日の銀行業界との意見交換会でございますけれども、これは定期的に四半期に一遍行わせていただいているというふうに聞いておりますが、もとより...全文を見る
○村田副大臣 委員が御指摘の発言でございますが、そういうことを言われているということを引用したのかもしれません。しかしながら、私ども、長官に確認しましたところ、大臣のこれまでの国会における答弁といささかもたがうところがない発言であったという確認をいたしているところでございます。
○村田副大臣 今、委員長から御指名をちょうだいいたしましたので、発言をさせていただきます。  今、五十嵐委員から、大臣からの御答弁は推測に基づくというお話がございましたので、私の場合には直接長官と確認いたしまして、五十嵐委員が問題とされるその事項につきまして、直接その真意を問い...全文を見る
○村田副大臣 お答えをいたしたいと思います。  五十嵐委員の御質問の中で、通告のあった問題もございます。それから、例えば三十社に関連して三越の件も言及がなされまして、その件につきましては、三越云々の件については質問通告の範囲に入っていなかった、こういうふうに私は理解しております...全文を見る
○村田副大臣 お答えをいたします。  五十嵐委員の御指摘事項でございますが、けさ、時間的に当委員会の始まる前でございますので八時半過ぎだったと思いますが、金融庁の私の部屋に長官においで願いまして、何をということでございますが、まず全般的に、銀行業界との意見交換会、これについて、...全文を見る
○村田副大臣 もとより、銀行業界との定期的な会合ですが、自由な意見の交換の場ということでございますので、これまでもそうでございますが、議事録はとっていないということでございますので、私は長官を含め、これは間接的でございますが、当時の出席者に対しまして、その委員会の全体の模様につい...全文を見る
○村田副大臣 まず、質問でございますが、私どもの特別検査の趣旨と、長官が発言されているというそのことについて、そごはないかということについて確認をしたということでございます。  それから、もう一つでございますが、三十社問題につきましては、三十社という発言を使ったとか、そういう指...全文を見る
○村田副大臣 特にそういう指摘はなかったんでございますが、しかしながら、この特別検査に対しては、とかくその問題についていろいろ世間でも関心を持たれていることでございますので、そういうこと、三十社という問題についても含めて確かめてみたということでございます。
○村田副大臣 朝方の長官を含めた議論の中でそういう声もございましたことは事実でございまして、その中で、今私が申しましたように、三十社問題というのは世間の関心のあることでございますので、確かめたということでございます。
○村田副大臣 朝方の長官を含めた議論の中でそういう言葉が出ました。そういう意味で申し上げたわけでございまして、私の御答弁の内容で誤解を招くところがありましたら訂正をさせていただきたいと思います。
○村田副大臣 指摘というのは、私が申しましたのは、先ほどの五十嵐委員のところでも三十社問題が出ましたので、阿部知子先生のお答えになったときには、そこを指して御指摘がありましたのでというふうに申しました。  それから、もう一個申しますと、朝の会議の中でもそういう言葉も出ましたので...全文を見る
○村田副大臣 大臣も、事あるごとに、銀行業界に対しまして我々の金融行政の目的、趣旨を正しく伝えておりますし、長官も同じような行動で、態度で臨んでいるということでございます。
○村田副大臣 それは、答弁の作業、準備作業の中で、私どもが発言している内部の発言でございます。
○村田副大臣 今回の特別検査に関しまして、私どもは、風評被害が起こるということに関しましては非常に懸念をしているわけでございまして、その意味で、私どもは本件に関しては非常に慎重に行動している、こういうことでございます。
○村田副大臣 十月二十四日の銀行業界との会合で、森長官の発言に関しまして、国会への説明と異なる発言をしているのではないかということで、そのことを長官に朝確認をしたということでございます。
○村田副大臣 五十嵐委員の質問の趣旨に関連いたしまして、私どもの金融行政の趣旨、目的、特に特別検査の趣旨、目的に関してたがうところがなかったかどうかということを確認したのでございます。
○村田副大臣 先ほども御答弁を申し上げましたけれども、一般的に、全般的に、金融庁長官の発言が、これまでの大臣の国会での発言と食い違いがないかということを、一般的に聞いた後で、例えば、特別検査の結果が中間決算にタイムリーに反映することになるかどうか、特別検査が中間決算の結果に、タイ...全文を見る
○村田副大臣 その点につきましては、先ほど五十嵐委員が三越の報道に関連しましておっしゃいましたので、その点を私も、五十嵐議員から御指摘がございましたのでということを申し上げたとおりでございます。
○村田副大臣 国会、委員会に臨むに当たりまして、いろいろ想定をいたしまして、そして、私としては、長官を目の前にいたしまして、長官の発言をもとにして、その真意を聞いたということでございます。
12月04日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○副大臣(村田吉隆君) 二つ質問がございまして、金融機関の保有する不良債権の額、そしてRCCの買い取り債権額はどれほどかと、こういう御質問をちょうだいいたしました。  十三年三月末におきます金融機関の破綻懸念先以下の債権額でございますが、主要行で十一・七兆円、全国銀行ベースで二...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員の御質問の趣旨が、法律を御審議いただいて成立の暁には、私どもは、日本の市場において今まで未発達というか余り発達していなかった企業再生をするという、そういう市場をもっと活発化させるということで企業再生ファンドをつくるということで、それに日本政策投資銀行と...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) これまでの資本増強のケースで、優先株の発行に当たりまして資本金と資本準備金の配分は五対五と、こういうふうになっているケースが多いようでございます。
○副大臣(村田吉隆君) あさひ銀行のケースで見ますと、優先株部分が四千億で、うち資本準備金の該当部分は二千でございますから同様だと、こういうふうに解しております。
○副大臣(村田吉隆君) これまででございますが、商法が改正される前は、法定準備金の取り崩しは資本の欠損補てんに限定されておりまして、そういう意味では、配当に回るとかそういうことはなかったと、こういうことでございます。  そして、法定準備金を法律が許す限りでどうやって取り崩すかと...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) あさひ銀行のケースにおきまして、取り崩しによってどういうふうにするかということについては未定である、こういうふうに聞いております。
○副大臣(村田吉隆君) 委員、持ち株会社は預金を預からないと、こういうことで、自己資本比率規制の場合には単体ではなくて連結ということで、トータルで持ち株会社も該当するということでございますが、その法定準備金につきまして、より積み増しをしている、一般会社から銀行の方は積み増ししてい...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 確かに、私の方から複数の政治家からの問い合わせがあったという御答弁を申し上げましたが、かなり前からの話でもございまして記憶の定かでないものもございますので、とりあえず新聞等で登場していた議員のことについて問い合わせをいたしましたが、私ども、その具体的な名前...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 確かに複数でございますけれども、具体名というふうに申しますとやはり正確さが要求されますので、私はこの場で申し上げるのは勘弁させていただきたいというふうに申し上げているわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 内部の調査では名前は挙がっておりますが、しかしながら、そこは具体名は勘弁をしていただきたいということでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの調査が抵当証券にかかわった仕事をした者の内部の人間を通じてやっておりますものですから、私どもとしては、かなり古いこともこれあり、具体名をこれ以上明らかにするということはなかなか難しいことだなという、そういう感想を持っております。
○副大臣(村田吉隆君) もちろん、調査をしたわけでございますから、記憶があって、そういうケースがあったというふうに、私どもが調べをした人間はわかっているわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) これも、本人の承諾を、外部に発表するという、そういうことで問い合わせたものでございませんものですから、そしてかつまた、先ほど来申し上げているように、最終的には、それでは正確か、本当に定かかということを問い詰めていった場合に、果たして公表に該当するものかどう...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 私どもの調査で、先ほどから申し上げているように、完全なものではないという限定つきで申せば、三名ほどであったというふうに申し上げたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) いや、何人かはもう既に指摘がされておりますものですから、そこを申し上げるのはやや適当ではないかなというふうに思っております。
○副大臣(村田吉隆君) 全体で三名でございます。
○副大臣(村田吉隆君) 私どもがお答えしたのは、平成九年度の検査の際に本体が健全で系列会社が債務超過と、こういうことを私が申したことを指していて、それで系列会社が債務超過であることが把握できた根拠を示せ、こういうことだと、よろしいですね。
○副大臣(村田吉隆君) これは、私どもは系列会社を調査するそういう権限がございませんので、本体の抵当証券会社を通じて集めた資料によりまして判断したわけでございます。そうした徴求した、手元に集められた資料をもとに債務超過と、こういう事実を把握したわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) その数字につきましては、改めて精査をさせていただきまして、御報告をさせていただきたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 具体的ないつからというのはちょっと御勘弁をいただきたいと思っておりますが、これもやや記憶が定かでないところがございますので、数年前よりと、こういうふうにお答えをさせていただきたいと思っております。
○副大臣(村田吉隆君) 今おっしゃったところで、RCCもデット・エクイティー・スワップ等により取得した株式をそのファンドに出資する、こういうことでございますので、そこに銀行が出資する場合もあるでしょうし、いろいろでございます。  ファンドはファンドで、今、匿名組合と言いましたが...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) おっしゃるとおり、四月六日の緊急経済対策におきまして、各金融機関に対しまして要注意先債権等の健全化及び不良債権の新規発生の防止のための体制整備を求める、こういう記述がございまして、私どもとしては、その緊急経済対策等に沿いまして、要注意債権の健全化及び不良債...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 今もう既に指摘したところでございますけれども、例えば行内のそうした取り組みの体制整備の具体例といたしましては、正常先への格上げ支援を目的に企業コンサルティンググループを設置して専担者を置くとか、あるいは本店と営業店のそうした連携を強化したとか、それからコン...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 数は具体的に集計しておりませんが、各行にヒアリングを行っております。
○副大臣(村田吉隆君) また、一方におきまして、今回の金融再生法の改正の中で私どもは、企業再生ファンドというものを色濃く推進しよう、積極的に推進しよう、こういうふうに思っておりまして、そういう意味では、私的整理やあるいは法的整理の中で企業の再建計画を厳格に固めまして、それで私ども...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 入札自体は民間の枠内でやるわけでございまして、今委員がおっしゃるのは、RCCが入札した場合にその内容をすべて公表すると、つまりこちらが有利な条件にあるからと。そこはもう一度、まことに申しわけありませんが、どういう手続になるのかということを、大臣が答弁を先ほ...全文を見る
12月05日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○村田副大臣 主要行の中間決算が発表されまして、委員御指摘のとおり、厳しい経済状況あるいは自己査定の厳格化等によりまして、十三年九月期におきます不良債権処理額は二兆円と、五月時点での予想と比べましても大幅な増額となっているわけでございます。また、私ども、改革先行プログラムに盛り込...全文を見る
12月06日第153回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○副大臣(村田吉隆君) 民間金融機関がRCCに貸し出す場合にはリスクウエートは二割と、こういう形になっているわけであります。それが、バックファイナンスつきで融資していると、こういう場合につきましては一〇〇%、こういう形になっているわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 預保に融資した場合には一〇%という形になっておりますが、政府保証がついている場合、これは〇%と、こういうことになるわけでございます。
○副大臣(村田吉隆君) 信託受益権を買い取った場合でございますが、原則として信託会社に対します債権と、そのケースにおきまして、そういうふうに見るのではなくて、信託をされた構成財産の内容によって決まってくるということでございますので、そのケースで言いましたら、もとどおりリスクウエー...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) おっしゃるように、改革先行プログラムにも書いてございますけれども、今までRCCにおきましては買い取り型のそういう不良債権の処理というものをやってきたわけでございますが、今度は企業再生ファンドということをねらいまして、企業の再生もしていく、そういう効果をねら...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 運営者でございますけれども、プライベートエクイティーとか私的整理のノウハウを有する専門家、そういう人たちが中心になって再生ファンドの組成を進めていくと、こういうふうに考えているわけであります。すなわち、その再建される対象の、想像いたしますと、例えば事業の内...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 企業再建ファンドの全体の規模がどれぐらいになるかということについては、私どもはこのスキームを使いましてこうしたケースがたくさん出てくることを期待しておりますけれども、全体がどうなるかということについては想像は今のところできないわけでありますが、具体的な数字...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 三千億になるかはともかくといたしまして、あくまでも政策投資銀行が出ていく場合におきましても民業補完でございますので、実際のファンドの規模というのはさらに大きくなるのではないかと、個々のものを合計してですが、数倍以上になるのではないかというふうに考えておりま...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 前者についても後者についても先生のおっしゃるとおりでございまして、特別の企業再生ファンドをつくっていく、それで企業の再生を図るということについて何らかの特別の法律が要るということではないということをお答えいたしたいと思います。
○副大臣(村田吉隆君) 東京都の検査に引き続きまして、財務局におきまして検査に入りまして、ルールに従いまして厳格な検査を行った結果、それぞれの債務の内容に応じて引き当てが必要とされると、そういうことで引き当てを要求したものと私は解釈しております。
○副大臣(村田吉隆君) 資産の査定につきましては、我々が検査に入る趣旨というのは、それは一方において、もちろん債務者というのも頭にございますけれども、預金者の保護というのが大前提にございまして、そういう意味で、金融機関の財務内容の健全性というものを我々は検査して見させていただくと...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 委員はいろいろと具体例を御指摘なさいましたけれども、検査に当たりまして債務者区分を検証するに当たっては、検査マニュアルの一定なルールのもとに厳格に適用するということが前提でございますけれども、今、委員も御質問の中で御指摘なさいましたように、検査マニュアルの...全文を見る
○副大臣(村田吉隆君) 排除いたしません。
12月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○村田副大臣 大和都市管財につきましては、私ども近畿財務局において厳正な調査をやってまいりまして、最終的には平成十三年四月十六日に登録の更新を拒否した。したがいまして、自由民主党の総裁選挙は十三年の四月の二十四日に行われているわけでございまして、委員の御指摘のような事実は、その前...全文を見る
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○村田副大臣 松本委員から幾つかの数字について御質問をちょうだいいたしましたけれども、二〇〇〇年度の単年度の税効果につきましては今ちょっと調べてもらっておりますので、そのほかのことについて御説明申し上げたいと思います。  主要十五行の平成十三年度中間決算において計上しております...全文を見る
○村田副大臣 本年九月以降に破綻をいたしました信用金庫、信用組合の数を月別に申し上げたいと思いますが、九月は破綻はございません。そして十月は、信金三件、信組一件、計四件でございます。十一月は、信金四件、信組十三件、計十七件でございます。十二月は、まだ終わっておりませんが、信金はあ...全文を見る