村山富市

むらやまとみいち



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村山富市の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第80回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○村山(富)委員 私は、与野党合意に基づく社会保障関係に関連をして、この際若干お尋ねをしておきたいと思うんです。  時間もございませんから具体的な質問に入りたいと思いますが、いまお話もございましたように各種年金がありますけれども、年金はそれぞれ支給時期が違うわけですね。たとえば...全文を見る
○村山(富)委員 それは説明されれば理由はいろいろあると思いますけれども、しかし、どのような理由を聞いてみましても、受給者本人の責任じゃないわけですよ。支給する側の責任ですね。こういう実施時期がある場合に、この際一律に二カ月繰り上げるというのではなくて、やはりこういう時期にその繰...全文を見る
○村山(富)委員 私は、やはりもっと誠意をもって積極的に実施時期の足並みをそろえるということについては検討をされて、そしてそうなるような努力を期待したいと思うのです。  いま申し上げましたように、すでにもう実施時期で差がついておるわけですね。今度の措置によりますと、これは具体的...全文を見る
○村山(富)委員 いや、私が聞いていますのは、今度政府案によってスライドしますね。そのスライドした分を実施時期を二カ月繰り上げるわけでしょう。その繰り上げて支給される額は何ぼになりますか、こう聞いているわけです。
○村山(富)委員 いまお話がございましたように、老齢福祉年金の場合には三千円。国民年金で五年年金の場合には二千八百二十円、十年年金の場合が三千八百五十四円。特に障害の場合なんかにつきましても、一級が四千円、二級が三千円。さらに児童扶養手当は三千八百円と特別児童扶養手当が三千円。こ...全文を見る
○村山(富)委員 いや、それはやむを得ないものであると言うのではなくて、今度のやつはそれは話し合いで決まったことですからとやかく言いませんよ。しかし実情としてやはりこういう差ができて、アンバラがあるわけですよ。しかもこれは申し上げますと、老齢福祉年金なんかの場合には、ここにおられ...全文を見る
○村山(富)委員 たとえば四十八年のあの狂乱物価の際、弱者対策をやりましたね。あのときには三回に分けてやっているわけですよ。それはやはり弱者対策をやるという性格から考えて、できるだけその差はつけずに一時金として一律に支給しようという考え方でやられているのです。今回の措置を考えた場...全文を見る
○村山(富)委員 そこでお尋ねをしますが、これは確認をする意味で聞きたいのですが、今度とられた措置によって、厚生年金は予算額何ぼになるのか、船員保険は幾らになる、国民年金は幾らになる、福祉年金は幾ら、児童扶養手当は幾ら、特別児童扶養手当は幾ら、福祉手当は幾ら、原爆の被爆者手当はど...全文を見る
○村山(富)委員 この際あわせて聞いておきたいと思うのですが、公共企業体関係ですね、国鉄、電電、専売等の場合にはどうされますか。
○村山(富)委員 これはこういう措置がとられれば、当然公共企業体関係の共済もやはり同じような措置がとられると思うのですね。したがって、まだどれぐらい金がかかるのかという計算もしてないというのはちょっとおかしいと思うから、国鉄、電電、専売の場合にどれぐらいかかるという  ことをち...全文を見る
○村山(富)委員 これは運輸省、わからぬですか。運輸省来てないの。答弁しなさいよ。
○村山(富)委員 それじゃ、国鉄と電電公社と専売、それぞれ分けて御答弁を願いたいと思うのです。  これは私は繰り返し申し上げますが、こうした各種年金については余りにもアンバラがひど過ぎる。先ほど来申し上げておりますように、実施時期も大分違うし、しかも二カ月繰り上げて、同じように...全文を見る
○村山(富)委員 私は、言えば、たとえば国民年金なんかは、拠出した五年年金なんかは生活保護費よりも低いんですよ。こういうアンバランスというのを考えて、私は老齢福祉年金を上げることによって国民年金も上がる、いいことじゃないかと思うのですよ。ですから、そんなことにこだわらぬで、積極的...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○村山(富)分科員 大分時間も経過しておりますので、できるだけ切り詰めてやりたいと思うのですが、特に私が御質問申し上げたいと思いますのは、山村地域における特用林産物の振興対策についてであります。  振り返ってみますと、急速に成長した日本の高度経済成長時代には、やはり労働力が必要...全文を見る
○村山(富)分科員 特用林産物だってシイタケとかナメコとかいろいろあると思うのですね。竹もありましょう。そういうものをトータルして大体四十九年、五十年、五十一年というふうに年次別に分けたときに、生産額はどういうふうに推移していますか。
○村山(富)分科員 個々のものを聞いていますと時間がございませんから、大体傾向としてそういう特用林産物のトータルした場合にどういう推移になっておるかということを聞いているわけです。
○村山(富)分科員 いずれにしましても、私はトータルとしては余り大きな前進はないんじゃないかと思うのですよ。それはいろいろむずかしい要因もありますからそう簡単にはいかぬと思うのですけれども、ただここで特にいまお話のございましたシイタケの問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、こ...全文を見る
○村山(富)分科員 これは主として害菌による被害ですね。これは、ずっと以前からあったんじゃないかと思うのですね。それが、突然四十九年に大量に発生した。そして、五十年には、いまお話のありましたように、被害額は若干違いますけれども、幾らか下がっている、こういう傾向にあるのですけれども...全文を見る
○村山(富)分科員 もっと細かく聞きますと、たとえばシイタケ菌の中に寄生する菌でしょう、ヒポクレアというのは。一体いま生産者が一番困っているのは、こういう被害が生まれてくるのは、栽培技術上に問題があるのか。たとえば、菌そのものの扱い方、あるいは打ち込みをするとき、あるいは伏せ木を...全文を見る
○村山(富)分科員 これはさっきも申しましたように、四十九年に大変大きな被害が出まして、そうして各県でも、特に九州の場合には宮崎と大分と熊本と三県で対策委員会をこしらえて、そうして各県にあります林業試験場、それから生産者等が一緒になって原因究明に当たっているわけでしょう。ところが...全文を見る
○村山(富)分科員 いま出ている意見を全部まとめたところでこういうふうに言われているわけですよ。「ただ今この害菌に対して、まちまちの意見が出ているが、これといった決め手がない。どのようにしたらいいのか、暗中模索するだけでなくて、何か解決策はないものか。」ですから、四十九年、五十年...全文を見る
○村山(富)分科員 そうしますと、先ほど言いましたように、生産農民は大変不安に思っている、現にまだ暗中模索だ、こういう状況にあるわけですから、たとえば種菌に対してはどういう改善をしたりどういう指導をしておるのか、あるいは温度や湿度や通風の問題とか乾燥の度合いとか、そういう栽培技術...全文を見る
○村山(富)分科員 どういうところに問題があるのか、その問題点の研究をするのに、たとえば種菌であるシイタケ菌自体に問題があるのか、あるいはいろいろな技術の過程の中で、栽培の過程の中で問題があるのか、あるいはほだ木自体に問題があるのか、原木自体に問題があるのか、それからいま言いまし...全文を見る
○村山(富)分科員 この種の研究というのは、人体と違ってまだそれほど開発されておらない部分がたくさんあると思いますから、大変無理な問題もあると思います。思いますけれども、しかし、実際にこれだけの被害が出て、いま申しましたように、生産農民というのは暗中模索で途方に暮れている、こうい...全文を見る
○村山(富)分科員 これは単にいまある制度金融をそのまま活用してもらうというだけでなくて、たとえば利子補給を考えるとかなんとかいうような手当てを講じてやらないと、これは実際のところやはり自転車操業ですからね。ですから一遍被害をぽっと受けますと、もう立ち上がりできぬ、こういう状態の...全文を見る
○村山(富)分科員 そこでまた次を聞きますが、この特用林産物なんかについては共済制度というのは全然ないわけです。これからやはりこれだけ環境が破壊されて、予期しない被害がいろいろな要因から生まれてくる可能性がある。そこで、これから本当に特用林産物を奨励していこう、育成していこうとい...全文を見る
○村山(富)分科員 こういう問題をずっと考えてみますと、私は冒頭に申し上げましたように、本当に山村地域を開発して守っていこうとすれば、やはり年間をトータルして生活ができるといったようなものをつくっていかないと、山林労働者の定着もできないと思うのですよ。そういう意味からしますと、こ...全文を見る
○村山(富)分科員 人が多いだけが能じゃないと私も思いますよ。だけれども、全国これだけのものがあるのに、わずか五名で課の中に班があって、その班だけで対応している。こういう状況では、口で何ぼ特用林産物を奨励しますとか育成しますと言ったって、それはお話にならぬとぼくは思うのです。です...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○村山(富)分科員 私は弾薬庫の問題について防衛庁にお尋ねをしたいと思うのです。  大分県の大分市の敷戸というところに弾薬庫がございます。私が聞いたところによりますると、この弾薬庫は昭和三十二年に開設をされ、当時用地が大体六十六万平米あった、その後さらに拡張されまして、現在は百...全文を見る
○村山(富)分科員 それはさっき質問しましたように、安全基準との関連というのはどういうふうになっておるわけですか。
○村山(富)分科員 この弾薬庫に常時貯蔵されておる弾薬の量というのはどの程度あるのか、あるいはまた貯蔵されておる弾薬の種類はどんなものがあるのか、御説明願いたいと思うのです。
○村山(富)分科員 そうすると、これは陸上自衛隊が使うだけのものであって、海上自衛隊や航空自衛隊が使われるものはありませんか。
○村山(富)分科員 もっぱら陸上自衛隊ということは、ほかのものもあるということですか。
○村山(富)分科員 私が聞いたところによると、いまお話がございましたように、ホーク弾以外はほとんどある。ホーク弾というのは、九州はどこに貯蔵していますか。
○村山(富)分科員 恐らくこの弾薬庫の中には貯蔵庫があると思うのですが、その貯蔵庫は大体幾棟くらいあって、それは地上の貯蔵庫なのか、地下の貯蔵庫なのか、どっちですか。
○村山(富)分科員 さっき弾薬の種類もちょっと聞いたのですが、どういう弾薬があるか、その種類についてはわかりませんか。
○村山(富)分科員 それは秘密に類するわけですか。
○村山(富)分科員 あえてお尋ねしませんけれども、ただ先ほど来お話がありましたように、通産省の認可をとっておるのが約一千トンですね。そして、常時置いてあるのが大体その八〇%、そういうお話でしたね。そうですか。
○村山(富)分科員 そうしますと、いま持っておる用地の安全基準というのは、認可をとっておる一千トンに見合った安全基準の用地を持っておるのか、どうなんですか。
○村山(富)分科員 そうしますと、その認可をとっておる一千トンという弾薬を置くために必要な安全基準というものを確保するために、これだけの用地を持っておるのか、まだ余裕があるのか、どっちなんですか。——こういうことなんです。常時一千トンの八〇%くらいあるわけでしょう。これはやはり主...全文を見る
○村山(富)分科員 これは想定ですからなんですけれども、この弾薬庫というのはどういう役割りを果たして、どういう任務を持っておる弾薬庫ですか。
○村山(富)分科員 そうしますと、さっき言いましたように、たとえば緊急事態が発生した、あるいは有事——それはどんなことを指すかわかりませんけれども、有事の場合、いま常時置かれておる弾薬だけでは恐らく足りぬと思いますね。そうすると、補強されるでしょう。ですから、そういうものも含めて...全文を見る
○村山(富)分科員 この弾薬庫から搬入、搬出をされておると思うのですが、その状況はどういうふうになっていますか。たとえば月に何回出すとか、搬入、搬出はどの程度あるのかというのはどういうふうになっていますか。
○村山(富)分科員 月平均二十両くらいですか。私が聞いたところによると、月大体三十両くらいで、そして平均すると日に一回というふうに聞いていますがね。それは間違いありませんか。  それから、重ねて聞きますが、搬入、搬出に使うトラックは民間のトラックを使っていますか、自衛隊ですか。...全文を見る
○村山(富)分科員 そうすると、一番心配になるのは、貯蔵時の安全確保あるいは搬入、搬出の場合の安全確保というものが一番心配になると思うのですが、その安全確保についてはどういう対策を講じていますか。
○村山(富)分科員 ここに図面がありますけれども、この図面を広げてみますから、長官見てください。——これが弾薬庫です。この周辺には団地がずっとできているわけですよ。いま二万人から二万五千人くらい住んでますね。ですから、言うならば団地に囲まれておるわけですよ。しかも、大分大学がここ...全文を見る
○村山(富)分科員 これはさっきちょっと説明しましたけれども、あの十号線の国道というのは大変な渋滞なんですよ、正直申しまして。ラッシュ時は一寸刻みですよ。ですから、あれだけ団地ができておるけれども、土地を買ってもまだ家を建てられぬという人もあるわけです。なぜ家を建てないかといいま...全文を見る
○村山(富)分科員 終わります。
03月23日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
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○村山(富)委員 最近、社会的に学歴社会の問題が大分取りざたをされて問題になっておりますが、聞くところによりますと、十八日の閣議で学歴偏重対策のための関係閣僚懇談会が持たれるというようなことが新聞で報道されておりました。この学歴偏重をもたらしておる社会的背景として、いまの雇用のあ...全文を見る
○村山(富)委員 単に就職の門戸を開いて広く差別なく採用する、こういうことも、もちろん入り口としては必要ですけれども、しかし、学歴社会がつくられていくというのは、やはりさっきお話がございましたように、いい大学を出ればいい企業に入れる、しかも、いい大学を出ていい企業に入れば将来が約...全文を見る
○村山(富)委員 いまお話がありましたように、大学でもいろいろ差がありますね。それから個人の能力の差がありますね。したがって、機会が平等、均等に与えられて、その中で共同し合って、そして能力のある者が伸びていくというなら当然の話ですからいいと思うのです。しかし、最近の雇用の実態なん...全文を見る
○村山(富)委員 きょうは別に議論をするつもりではなくて、大臣の一応の考え方を聞いておきたいと思って質問したわけですから、この程度にとどめます。  次に、職業訓練機関の問題について若干承りたいと思うのです。職業訓練機関について現状を一応調べてみますと、事業団がやっている総合高等...全文を見る
○村山(富)委員 職業訓練法に基づいてつくられておる職業訓練機関というのは、大筋としては、事業団がやっている、略称総訓と言いますね、それから地方自治体でやっておる専修訓練校、それに事業所内でやっている認定訓練校、こういうものが柱になると思います。  私、よくわからないのですけれ...全文を見る
○村山(富)委員 どうもよくわからないのは、事業団の方も中卒、高卒両方やるわけでしょう。そして中卒二年、高卒一年ですね。それから地方自治体がやっている専修職業訓練校というのは、中卒を対象に一年課程、これが主体ですね。これは、たとえばこの専修訓練校一年課程を修了して、そして高等に入...全文を見る
○村山(富)委員 当初この訓練校がつくられたときは、やはり時代的要請があったからだと思うのです。これは一口に言えば、高度成長時代に入って技能労働者が不足する、したがって、中卒の者を対象に半熟練的な技能を身につけさせて、技能労働者の不足を補っていく、こういう意味での資本側の要請にこ...全文を見る
○村山(富)委員 昭和三十二年ころの経済の実態というものを考えた場合に、そういう要請もあったと思いますけれども、しかし、この職業訓練校が本格的に動き出したのは、やはり高度成長と見合ってどうして不足する技能労働者を養成し、確保していくかという要請があったと思うのです。それは紛れもな...全文を見る
○村山(富)委員 今後やっていかなければならぬことは、痛切に感ずるというだけじゃなくて、私は、いままでの過程から考えてみても一なぜいままでの過程を若干お話し申し上げたかと申しますと、これは繰り返しになりますからくどくど申しませんけれども、専修訓練校は中卒を対象に設置された、ところ...全文を見る
○村山(富)委員 五十一年六月三日に中央職業訓練審議会から労働大臣に答申されている「職業訓練基本計画」についての答申がありますね、この中に「職業訓練の現状と今後の技能労働力需給の動向」この「職業訓練の現状」の中にこういうことが書かれております。「しかし、職業訓練の現状には解決すべ...全文を見る
○村山(富)委員 大臣、いままで応答を聞いていましておわかりいただけると思いますが、特に地方自治体がやっている訓練校というものは、やはり財政的にも限界がありますし、それから人の動きについてもいろいろ厳しい条件があります。ですから、時代の変化に対応して機敏に訓練教科を変えていこうと...全文を見る
○村山(富)委員 私は、やはりこれだけ雇用不安が増大して、そしてそれぞれのニードに応じた対応をしていかなければならぬ、しかも、それが社会的、経済的に果たす機能というものは、実際に効果を上げれば大変大きなものがあると思うのです。それが労働省の中でどれくらい訓練機関というものが必要な...全文を見る
04月14日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○村山(富)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさしていただきます。     戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対...全文を見る
04月15日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
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○村山(富)委員 いま北海道の特に出かせぎ労働者を中心とした深刻なお話があったわけでありますが、けさのニュース等を聞きましても、二百海里の日ソ交渉が中断をした。したがって、その関係労働者はほとんど休業状態か解雇に追い込まれていくのではないかということが懸念をされるわけでありますが...全文を見る
○村山(富)委員 下川参考人にちょっとお尋ねしたいのですが、先ほどの意見の中で、過剰雇用の問題が相当深刻な問題としてお話がございました。特に最近の傾向を見ましても、繊維や造船あるいは木材、砂糖、そういうところに集中的にあらわれているようにも思うのですが、この過剰雇用が生み出された...全文を見る
○村山(富)委員 過剰雇用がいまお話がございましたように七十万から八十万ある。そういう過剰雇用が生み出された原因は一体どういうところにあるとお考えになりますか。
○村山(富)委員 きょうはここで議論するわけじゃありませんけれども、ちょっと申し上げたいと思うのです。  経済成長の中で必要以上の設備投資がなされた面もあると思いますし、同時にまた、こういう景気変動によって産業全体の合理化をやる必要がある。そういう要請に基づいて企業が縮小される...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、国際競争力によるコスト計算からして時間短縮はちょっと無理があるとお考えになっておるわけですね。
○村山(富)委員 もう一つお尋ねしますが、五十一年度に改正されました雇用保険法で身障者の雇用率を若干上げて、しかもその雇用率に達しない業者については納付金を納めてもらうという制度ができたわけですね。身障者の就職問題、雇用問題というのも相当深刻な問題としてあるわけですよ。この制度が...全文を見る
○村山(富)委員 終わります。
04月19日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
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○村山(富)委員 雇用保険法の改正案については、二日間にわたる質疑で問題点は相当出ておると思いますので、その問題点に対する若干の確認をしたいと思いますし、同時に、まだ問題点として残っている点についてこれから質問をいたしたいと思うのです。  第一に、雇用保険が全面適用になってもう...全文を見る
○村山(富)委員 たとえば、事業主もその全適になっているのを知らない、労働者も知らない、したがってそのままになってしまう、こういう事例もあるのではないかと思うのですね。ですから、そういう点はやはり事業主にも労働者にも徹底をさせるということが必要だと思いますし、同時に、いま御答弁が...全文を見る
○村山(富)委員 そのことと関連しまして、これは要望ですが、できるだけ未適の事業場をなくしていくというためにも、そして窓口に来た労働者に対して親切にそういう指導をするというためにも、やはり安定行政の充実強化が必要だというように思いますから、そういう点については人員増も含めて今後十...全文を見る
○村山(富)委員 現在、成人訓練あるいは養成訓練、こうした訓練の違いはありますけれども、しかし現状を見ますと、いつかも申し上げましたように、同じ訓練校で込みで実施をされているわけですね。したがって、労働者の能力は違うわけですし、労働者の学力も違う。それを全部込みで収容をして訓練を...全文を見る
○村山(富)委員 今度の安定事業の中で、従来職業訓練といっていた名称を教育訓練というふうに呼びかえているわけですね。この呼びかえはともかくとして、労働省は第二次職業訓練基本計画を策定して、そして生涯訓練体制を確立する、こういうふうに銘打っているわけですね。ところが、生涯訓練をする...全文を見る
○村山(富)委員 そういう意味で、職業訓練機関というものがこれから相当重要視されてくるわけですし、役割りも大きいわけですから、今後一層の充実と強化に向かって、もっと体系的なものにしていくという方向で御努力を願いたいと思うのです。  それから、これは大変大きな問題だと思いますけれ...全文を見る
○村山(富)委員 これは単に労使関係だけの問題として解消し得ない大きな問題があると思うのです。ですから、ぜひとも大量解雇が社会的に規制できるような措置について今後十分検討していただくということを特に要望しておきます。  それからいま一つは、雇用を安定させるためには本当に生活が保...全文を見る
○村山(富)委員 これは大臣にお尋ねしますが、いま申し上げました月額にして四万七千五百円、これは一カ月間働いて四万七千五百円です。これはいまの給与の水準から言ったらきわめて低いものであるというふうに思えるのですが、どうですか、大臣。
○村山(富)委員 最低賃金については、四党案を出して、四党案を重要参考資料として中央最賃で審議する、こういうことになっていますからその問題については触れませんけれども、ただ、現行法でいった場合に、最低賃金の額もきわめて低い。ですから、できるだけ改定の発効時期を早める必要があるのじ...全文を見る
○村山(富)委員 ことしは特に減税でも三千億上積みされて、しかもそれとあわせて年金なんかについても改定の時期を二カ月繰り上げているわけでしょう。そういうことまでされている時期ですから、私は、せめて最賃の発効する時期というのは一般の労働者におくれをとらないように早める必要があるのじ...全文を見る
○村山(富)委員 たとえば三月時点で賃金の実態というのはわかっているわけですからね。それに今度春闘が始まって、そして大手の鉄鋼やら私鉄やら、企業の賃金が決まる、公労協が決まっていく。それで大体賃金相場はつくられていくわけです。その動向を見ながら中小企業あたりも賃金の枠を決めていく...全文を見る
○村山(富)委員 これはいま言われたように三者構成ですからね、それほど整合性のない結論が出てくるとは私は思わないのです。そして、賃金の実態もわかっているわけですからね。何も六月の実態調査を踏まえなければ結論は出せないといったようなものでもないと私は思うのです。  そこで、これは...全文を見る
○村山(富)委員 これはひとつ要望として、そういう意味では地方の自主性を尊重しながら、そしてやはり全体として実施時期が早まるように今後指導を強化していく、その点はいいですね。  最後に、最賃を決定したけれども、違反した件数というのはどのくらいありますか。
○村山(富)委員 これは事業所の数から言うても、年間で基準局が把握し切れる数というのはごくわずかですよね。いまの基準局の指導監督の体制からいったら、これはもう不可能ですね。ですから、せっかく地方最賃が決まって、これは罰則がなくても守ってもらうことが前提ですから、何も違反を摘発して...全文を見る
○村山(富)委員 これで質問を終わりますが、特に最賃の問題につきましては、これは繰り返しませんけれども、やはり早期に諮問をさせて早期に結論を出して、そしてできるだけ一般労働者の賃金の改定時期と合わせるように努力をしていく、こういう努力が必要だと思いますから、今後の皆様方の努力を期...全文を見る
04月20日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第13号
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○村山(富)委員 午前中から年金の議論が行われておりますが、主として問題は八つある年金の保険料の問題とか、あるいは給付条件の問題とか、あるいは給付開始の年齢の問題だとか、格差があり過ぎるじゃないかということが問題になっているわけですね。  同時に、いま問題になりましたのは、年金...全文を見る
○村山(富)委員 やはりこういう議論が集中して出てくるというのは、それだけ国民の関心も高いし、そういうところに目が注がれているわけで、これからますます問題になってくるわけですね。したがって私は、単なる気休めというか、そんなことじゃなくて、もっと本気にこの年金の一元化の問題なりある...全文を見る
○村山(富)委員 賛同するかせぬかは、出た案によるから何とも言えませんが、ただ、各党ともいろいろ構想を出しておるでしょう。それは非常に傾聴に値するいい内容もあると思うのです。ですから、そんなものも、それを総合的に吸い上げて、そしてやはり真剣に、これだけ問題になるわけですから、将来...全文を見る
○村山(富)委員 いまお話がありましたように、二回の特例措置で救済された層もこれだけあるわけですけれども、しかし、現に加入しておって受給権に結びつかないというものもあるし、それから、さっきお話がありましたような問題もあるし、同時に、国民年金は任意加入ですから、被保険者の奥さんの場...全文を見る
○村山(富)委員 正直者がばかをみないというのは、これはやり方いかんですからね。ですから、それはやり方をそういうやり方でやればいいのであって、方法の問題ですから、十分ひとつ検討して、五十三年度の改正には何らかの結論を出すというような方向でひとつ御検討願いたいと思うのです。  そ...全文を見る
○村山(富)委員 還元融資の枠を広げて、できるだけ積立金の趣旨に沿うような形で運用していこうという考え方はわかりますよ。しかし私は、それを言っておるのじゃなくて、現実に積立金がどのように使われておるかということはともかくとして、たとえば共済なんかの場合には、共済組合があって、組合...全文を見る
○村山(富)委員 そういうお話がありますと、それじゃ一体四十九年につくられた懇談会ではどういう議論があって、実際に年金の民主的な管理運用について意見の反映があったのか、そんなことまで全部調べなければならぬことになりますからね。そんなことじゃなくて、これは郵便貯金なんかと性格は違う...全文を見る
○村山(富)委員 学者というのが非常に尊重されていますね。何でも学者と言えば客観的に信頼度が非常に高くてというような評価をされていますけれども、これはやはり性格が若干違うと思いますから、これ以上言いませんけれども、十分検討してもらいたいと思うのです。  年金問題の質問はこれで終...全文を見る
○村山(富)委員 ことしの三月ごろに、岐阜県の神岡町に三井金属神岡鉱業所というのがありますね、これは例のカドミウム事件で有名になった会社ですが、その会社の付属病院で、昭和三十五年から四十四年にかけて五十四名ものスモン患者が集団発生をした、こういう事実が明らかになってまいりました。...全文を見る
○村山(富)委員 まことしやかな答弁をしますけれども、実際に四十八年に二人の患者がキノホルムの投薬証明をもらいに行った。ところが、一人には投薬証明を出して、一人には出さなかったのですよ。このことについては院長も、まことに申しわけない、弁解の余地はありません、こう言って認めているわ...全文を見る
○村山(富)委員 いや、ほかにこういう事例に関するようなものがあるかないか。ないと断言できますかと聞いているのだから、それだけ答えればいいのだ。説明は要らぬ。
○村山(富)委員 くどくどしい説明はいいから、聞いたことにだけ答えなさいよ。  いまあなたの答弁の中にありましたね。同じく岐阜県の養老町の厚生連の病院ですか、養老中央病院では、厚生省が四十五年九月八日に薬務局長名で通達を出していますが、この通達が出てから後八カ月間にわたってキノ...全文を見る
○村山(富)委員 何かわかったようなわからぬような答弁だけれども、この通達の中身を見ますと、「その使用を見合わせるよう広く一般に周知を図ること。」と書いてある。そこにありますか。この「見合わせる」という意味はどういう意味ですか。もう使っちゃいかぬという意味なのか、状況によっては使...全文を見る
○村山(富)委員 周知されておればこういう事例は起こらぬと私は思うのです。それが八カ月間にわたって患者に使われておるわけです。そして現に院長が言っておるじゃないですか。「使用することが特にやむを得ない場合」ということもあるし、「見合わせる」という言葉も使われておるし、絶対に使っち...全文を見る
○村山(富)委員 だから、それはキノホルムを使っていい場合と使ってはならない場合、そういう指摘があるわけでしょう。特に疑いがあれば一遍中止して、研究して、その後の結論を待つ、これぐらい慎重な態度をとらないとこういうことが起こり得るわけですよ。ですから、私はそういう意味で責任がある...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、これは病院側の不注意に責任があるのか、あるいは行政当局の不手際に責任があるのかといったような問題が問われているわけですよ。これは事実は間違いないのですからね。そうでしょう。どう弁解しようと、通達が出た後キノホルムが服用された事実は間違いないのですから...全文を見る
○村山(富)委員 それは手続だけの問題じゃないですよ。現にこの患者はスモンの患者として入院しているのですよ。しかもこれは両目も失明して、下半身がしびれて廃人同様になっているわけでしょう。それを単なる手続論で弁解してはいけませんよ、あなた。もう少し責任を感じなければ……。  そこ...全文を見る
○村山(富)委員 いずれ問題になりますのは、老人の場合には老人医療費を受けて治療を受けている。それから入院する場合に生活扶助による医療費補助を受けて入りなさい、そうでなければ入院できませんよと言ってそういう扱いを受けている患者もあるわけです。これは将来、和解にしろ判決を求めるにし...全文を見る
○村山(富)委員 これはさっき申しましたように、スモン患者として特定疾患の補助対象に扱われているもの、単なる老人医療として扱われているもの、あるいは医療補助を受けて扱われているものと、これからいろいろ問題になりますよ。ですからスモン患者については、それは症状にもよりますけれども、...全文を見る
○村山(富)委員 私は、ただ患者さんが気の毒だからという気持ちだけで済まされる問題かどうかということはやはり考えてみる必要があると思うのですよ。私は現に患者の方からも話を聞いていますけれども、自分の体は犠牲になってもいい。だけれども二度とこんなことが起こらないようにしてもらいたい...全文を見る
○村山(富)委員 最終的な結論はもちろん厚生省だけじゃ出せぬでしょう。やはり法務省の見解もあろうし、大蔵省の金を出す立場もあるし、と思うのですよ。しかし、直接の担当は厚生省ですね。そうでしょう。そこで厚生省の見解もあってもいいのですよ。ただ、私はここで、いまあなたが言われていまし...全文を見る
○村山(富)委員 そんなことを言いますとまたいままでの経過の中から事実をいろいろ言わなければならぬことがある。先ほどあった中央病院の、キノホルムの使用を見合わせるという通達を出した、その通達があいまいで、不徹底で、現に二名の患者は通達が出た後もキノホルムを服用されて失明をして、半...全文を見る
○村山(富)委員 これはここで論戦してもしようがありません。私はくどくど申しませんけれども、やはり薬の扱いについては、それは行政上の責任を問われてもやむを得ない節がある、それぐらいのやはり責任を感じて——それは責任があると法律的に決めつけることは別ですよ。だけれども、そういう責任...全文を見る
○村山(富)委員 そういう一般論でなくて、こういう事例もたくさん起こっているのですよ。現に薬事法の不備も指摘されているのですよ。単なる行政指導だけではできない面があるわけですよ。ですからそういう点も含めて、一般論でなくて、薬事法の見直しをする必要があるのではないか、薬務行政の見直...全文を見る
○村山(富)委員 これはすぐ専門家、専門家と言う。大臣以上に専門家はいないと私は思っています。大臣に聞いているわけだから、あなたは責任者だから、そういう専門家に逃げ道を求めるのじゃなくて、やはり責任ある態度をとらないとそれは患者も不安に思いますよ。ですから、その点はひとつ十分検討...全文を見る
○村山(富)委員長代理 次に、大橋敏雄君。
○村山(富)委員長代理 次に、和田耕作君。
04月26日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第15号
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○村山(富)委員 二日間にわたってこのじん肺安衛法の審議が行われているわけでありますが、質疑の中でも明確になっておりますように、じん肺というのはもう不治の病なんだ、治らない、こういうことになっているわけですね。したがって、じん肺患者はもう一人も出さないということを前提にしていろい...全文を見る
○村山(富)委員 いま参考人の佐野先生の方から明確な答弁がございましたが、やはりそういうところに問題点があったのではないかと思うのです。特に、先ほどわが党の安島委員の質問の中にもございましたけれども、大企業の場合には、ぼくらも現地を見て知っていますけれども、そういう粉じん職場なん...全文を見る
○村山(富)委員 これはくどくど申しませんけれども、金にかえられない問題ですからね、命の問題ですから。だから、特に中小零細企業の場合、そういう現状にあれば、それに対応する対策というものはもっと真剣に考えて、そして積極的にやってもらいたいということを、特にこれは要望しておきます。 ...全文を見る
○村山(富)委員 いまお話もございましたように、審議会の中でも大分問題になっておりまして、労働省も恐らくいまの標準写真は見直していこう、こういうお考えだと思うのです。  そこで、いまもお話がございましたが、新しい標準写真をつくるということになれば、相当議論もあると思いますから相...全文を見る
○村山(富)委員 佐野先生、もう結構でございます。どうもありがとうございました。
○村山(富)委員 次に、補償のことについて若干お尋ねしたいと思うのですが、管理三になった有所見者は現行法で言いますと職場転換をすることになっておるわけですね。これが今度の改正案では管理三にイとロができて、そして勧奨とか指示とかという扱いをすることになるわけです。職場転換、職場転換...全文を見る
○村山(富)委員 現実問題としてはそういう職場からじん肺患者が発生する大きな要因にもなっているわけですし、なかなかむずかしい問題だとは思いますけれども、しかしやはり積極的な対策を今後十分講じていただきたいということを強く要望しておきます。  それからもう一つは、不幸にして管理四...全文を見る
○村山(富)委員 これは私も具体的な事実を調査してみて、そしてまた必要があれば申し上げたいと思うのです。  そこで、いままでずいぶんいろいろな問題をいろいろな角度から質疑が行われたわけでありますが、このじん肺法に関連をして、最後に若干の確認をしておきたいと思う点について御質問を...全文を見る
○村山(富)委員 なお具体的にお尋ねしたいと思うのですが、現に肺結核が合併して療養しているものの治療認定について、従前どおりの取り扱いであり、じん肺法の改正がなされても療養を打ち切られるようなことは絶対にないというふうに確認していいですか。
○村山(富)委員 改正法案によると、健康管理区分の決定要素には、著しい機能低下がある場合のほかは肺機能を考慮しないことになっているが、障害認定に当たって従来より不利になると思われるような点はございませんか。
○村山(富)委員 これは先ほど金子委員の質問にもあったし、佐野先生からの説明もあったわけでありますが、改正法案ではじん肺を「肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病」こういうふうに定義しているわけですね。合併症と区別しているわけです。これは肺の線維増殖性変化に付随して、または並行...全文を見る
○村山(富)委員 今度の改正案によりますと、都道府県労働基準局長は事業者に対してエックス線写真等の提出を命令できることになっていますね。往々にして、健診はするけれども、労働基準局の方にその健診の結果有所見者と思われるものの写真を提供しない、したがって管理区分が決められないまま隠さ...全文を見る
○村山(富)委員 先ほどエックス線写真の標準写真について若干御質問申し上げましたが、これは当然見直しをされて新しくつくられると思うのですけれども、専門家による委員会で検討を加え、じん肺審議会にも諮った上で十分な検討をする必要があると思いますし、その適正な運用について努めるべきだと...全文を見る
○村山(富)委員 これは、じん肺の標準写真ができても、このじん肺の標準写真を読影するお医者さん、診査医がじん肺等に対する知識については十分知っておく必要があると思うのです。これはただ写真だけでなくて、そういう点にも欠ける点があるのじゃないかと思うのですが、粉じん職場の産業医なんか...全文を見る
○村山(富)委員 安衛法でいきますと、二千人以上の職場には産業医を置かなければならぬということになっていますけれども、現状は、いろいろな要因もあるのでしょうけれども、必ずしもそうはなっておらない。したがって、産業医に対する報酬とそれから確保については今後積極的な努力をしていただく...全文を見る
○村山(富)委員 次に、安全衛生委員会の設置基準ですけれども、これは現行では百名以上の事業所となっていますね。ILOのモデル構造なんかを見ますと二十五人になっておるわけです。せめて安全衛生委員会の設置基準を五十人以上の職場というふうにすべきではないかと思うのですが、その点はどうで...全文を見る
○村山(富)委員 改正案を見ますと、五十七条の二の5、五十七条の三の5及び百八条の二の4等にそれぞれ「秘密を漏らしてはならない。」こういう規定があるわけですね。知り得た秘密を漏らしてはならない、こういう規定がございますね。この安全性に関しては本来秘密があってはならぬと私は思うので...全文を見る
○村山(富)委員 次に、安衛法についていろいろ質疑がございましたが、特に確認をしておきたいという点について若干の御質問を申し上げたいと思うのです。  労働者の健康障害を生ずるおそれのあるような作業について、これはいままで質疑の中でもございましたが、健康障害の防止のために作業環境...全文を見る
○村山(富)委員 さらに、これは疫学調査なんかもすることになっていますが、疫学調査の具体的な実施に当たっては、その調査の正確を期するためにも関係労働者の意見が十分反映されるような配慮が必要ではないかというように思いますが、その点はどうでしょうか。
○村山(富)委員 いま確認する事項について何点か御質問したわけでありますが、労働大臣、いま局長から答弁があったとおりに確認をしてよろしゅうございますか。
○村山(富)委員 そこで最後に、労働大臣に決意のほどをお尋ねしておきたいと思うのですが、それは、中央労働基準審議会の中の労働災害防止部会から提出された報告書もございますし、またじん肺審議会の意見書などにもいろいろ盛られている内容がございます。こうした審議会や部会の趣旨を十分に尊重...全文を見る
○村山(富)委員 先ほど来御質問も意見もありましたように、単に言葉だけでなくて、これはもう本当に命に関する問題ですから、ひとつ徹底した施策を期待して、私の質問を終わります。
05月17日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
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○村山(富)委員 時間もございませんから端的にお尋ねをしたいと思うのですが、最近労働界で不当労働行為のデパートと言えばどこか、と言えば造船、重機ということになっておるようであります。この不当労働行為のデパートと言われておる造船業界において、今日まで労働委員会から命令の出された件数...全文を見る
○村山(富)委員 その企業名と件数はわかりますか。
○村山(富)委員 これはいま係争中の事件ですね。
○村山(富)委員 組合の報告によると七十二件。それで、現在まで命令が出されて決着した事件もあるかと思うのですね。命令が出されて決着した事件が何件あるか、命令が出された後裁判所の方に提訴された件数が何件あるか、わかりますか。
○村山(富)委員 私どもの調査した範囲では、件数ももっと多いし、同時に、地労委なり中労委が命令を出して、その命令に基づいて決着をした事件よりも、裁判所の方で争っておる事件の方が多いというふうに聞いておるわけですね。  これは時間もございませんから具体的な個々のケースには入りませ...全文を見る
○村山(富)委員 当該の労働組合の方からも再三再四、労働省の方に申し入れなり要請がございましたね。特にその中で、こうした不当労働行為が異常に発生する事態に対して、労働省として、労働者を保護する、守るという立場からもっと積極的な指導をしてもらいたい、こういう要請もありますし、実態を...全文を見る
○村山(富)委員 再三にわたって会社を呼んで指導している、こう言いますけれども、地労委や中労委が命令を出すということは、明らかに不当労働行為をしていると思われるから命令を出すわけですね。この命令をできるだけ経営者側に聞いてもらう、そして再び起こらぬようにしてもらうということに対す...全文を見る
○村山(富)委員 これはもう時間がございませんから、またいずれ個々の具体的なケースについて一体労働省はどう判断するのか、しているのかといったようなことについても聞かなければならぬと思いますけれども、時間もございませんから、大臣にちょっとお尋ねいたします。  いままで答弁もあり、...全文を見る
○村山(富)委員 もう時間もありませんからこれでやめますけれども、冒頭に申し上げましたように、これは全く異常な状態です。こういう異常な状態がずっと続いておって、しかも、地労委や中労委から命令が出てもその命令が履行されないまま裁判所に移されていく、最高裁まで行けば決着がつくのは何年...全文を見る
○村山(富)委員 これは中央最賃審議会が議論をした中間報告ですからここで議論をしたってしようがないのですが、ただ、いままでの経緯をずっとたどってみますと、全国一律最賃制の創設については、七五年の一月に、総評、同盟、中立労連、新産別といった日本の労働界を代表する労働四団体が統一して...全文を見る
○村山(富)委員 時間がないから、またいつかやります。
05月24日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第21号
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○村山(富)委員 水道法の一部を改正する法律案を起草するに当たりまして、若干政府の見解をただしておきたいと思います。  水道が住民の暮らしに欠くことのできないものであるだけに、これからの水道事業を、真に住民の福祉に寄与し得るものたらしめるためにも重要な問題だと考えますので、二、...全文を見る
○村山(富)委員 次に、広域水道における都道府県の役割りについてでありますが、第六条の趣旨から考えてみましても、都道府県の行う事業は用水供給事業に限定されることが望ましいと考えますが、いかがでしょうか。
○村山(富)委員 第二の質問として、一九七三年十月三十日に、厚生大臣に対して生活環境審議会から「水道の未来像とそのアプローチ方策に関する答申」が出されています。これによれば、今後の水道行政について広域水道圏構想が提起されていますが、今回の法改正はこの答申とは何ら関係のないものであ...全文を見る
○村山(富)委員 きょうは大臣の出席がありませんから、いま部長が答弁したことを、厚生次官、よろしいですか。
○村山(富)委員 以上で終わります。
06月07日第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
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○村山(富)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     水道の整備促進に関する件(案)   政府は、次の事...全文を見る