村山富市

むらやまとみいち



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村山富市の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
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○村山(富)委員 今国鉄の再建問題に関連をして、余剰人員の扱いについて労使問題のいろいろな意見が出されたわけです。  それで、就業規則の手続の問題等に関連をしていろいろ議論もあったのですけれども、これは予算委員会、きょうの委員会等々でお触れになっておりますから十分ひとつ整備をし...全文を見る
○村山(富)委員 具体的にお答えいただきたいと思うのですけれども、高齢者雇用の問題については、定年制を六十歳まで延長させたいというのでやっていますね。大分前進もしているのですが、まだまだしてないところがたくさんある。やはり六十五歳まで定年を延長するというのは今の時代からすると極め...全文を見る
○村山(富)委員 まだ具体的には定かでない、審議会で十分討議してもらって答申を受けて作業を進めたいということだけですね。私は、やはり問題点はそれぞれ明確ですから、そういう問題点に対して、どういうところに法的な整備をする必要があるのかというようなことを考えていると思うのです。そうい...全文を見る
○村山(富)委員 きょうは最初でほんのジャブ程度ですから、これ以上突っ込みません。  そこで、次に、今労働運動の中でも最大の課題になっております時間短縮ですね。時間短縮がなぜ必要かということについて、大臣はどういうようにお考えですか。
○村山(富)委員 今大臣の答弁の中にワークシェアリングの問題が出ましたけれども、ワークシェアリングというのは仕事の分かち合いですね。先般出されました日経連の労働問題研究委員会の報告によりますと、このワークシェアリングの考え方は「今日では下火となったように思われる。労働時間を短縮し...全文を見る
○村山(富)委員 議論がどうしても抽象的になるので、大臣が少しおしゃべりが過ぎるような感じがするので、ひとつ簡単に要領よく御答弁願いたいと思います。  これはもう国際的に一日八時間、週四十時間、年次有給休暇が二十日間というのが一つの水準になっておるわけですね。したがって、この水...全文を見る
○村山(富)委員 今言われた所定内千九百四十五時間、所定外百七十時間、年間を通じますと二千百十六時間、これは国際的に見てどうですか。
○村山(富)委員 国際的に見ても大変日本の労働時間が長くて、これがまた貿易摩擦でいろいろ指摘される一つの要件にもなっていると思うのですね。今度また労働省は新しく「展望と指針」というものを今中央労働基準審議会にかけて議論してもらっている。この今までやってこられた「対策推進計画」とい...全文を見る
○村山(富)委員 時間がないから、突っ込んだ議論をしませんけれども、具体的にちょっとお尋ねしたいと思うのです。  この時間外労働というのは、大企業と中小企業と比べた場合に、どっちが多いのですか。
○村山(富)委員 そうすると、所定内時間はどうですか。
○村山(富)委員 こういう労働時間の実態がいみじくも証明していますように、今の労働者の現状というものをつぶさに見ますと、できるだけ人を減らす、余剰人員は抱えない、そして限られた人員の中で最大限能率を上げてもらう、こういう仕組みになっておるわけですよ。したがって、大企業ではもう限ら...全文を見る
○村山(富)委員 僕は、この時間外労働について総評が調査した資料を持っていますけれども、例えば睡眠時間やらあるいは寝起きの悪さやら、あるいはまた家庭で夕食をとる時間というのはどういうふうになっているかとか、あるいはまた帰宅から就寝までの自由時間、例えば奥さんと話をするとか子供と話...全文を見る
○村山(富)委員 これはここで議論してもしょうがない話ですけれども、やはり時間外労働というものは本来ならばしなくて済めば一番いいわけですよ。所定内の時間で働いてちゃんと家庭に帰って、そして家庭の任務を果たしながら人生の生きがいを感じていく、そのために労働時間制というものが一日八時...全文を見る
○村山(富)委員 ひとつ十分検討して、やはり実が上がるようにしてもらわなければいかぬ。幾ら計画をつくってやったり展望と指針をつくってみたりしたって、実際に効果が上がっていかなければ意味がないわけですから、そういう意味で、やはり現状を十分踏まえた上で適切な方針を出していただく、対策...全文を見る
○村山(富)委員 完全週休二日制をやっているのが六・二%、それからいろいろな意味で、例えば四週五休とかいうような形でやられているところが大体五〇%、ようやく過半数に達するか達せぬかということですね。週休二日制というのはやはり国際的な常識になっているわけですから、これも推進をしてい...全文を見る
○村山(富)委員 私の質問をちょっとまとめますからね。  今答弁がありましたように、二月の三連休は郵政省だけが稼働した。これではやはり不公平になるので、九月の三連休には銀行も農協の関係も全部稼働させるつもりかどうか。そうなってくると、現実に週休二日制が後退するということになるの...全文を見る
○村山(富)委員 今関係各省の意見を聞いたわけですけれども、現実には、週休二日制はそうやられると、実際に後退するわけですよ。そこで、その後退をすることを防ぐ意味で四週五休、四週六休にしたらどうかという意見も出てきているわけですからね。私は少なくとも現状を後退させない、週休二日制が...全文を見る
○村山(富)委員 これは二月は郵政省だけでやったけれども、九月にはそれぞれの金融機関が稼働せざるを得ないという状況に追い込まれていることは必定だと思いますね。したがって、さっきから言っていますように、これは現実に後退するわけですから、少なくとも四週五休を四週六休にするという方向で...全文を見る
○村山(富)委員 これは、年休というものはとってもとらなくてもいいものなんだとか、経営者が一方的に労働者に恩恵的に与えるものだという認識もまだあるような機運が見受けられるわけです。そうではなくて、これは権利ですし、やはり年間を通じて連続してこれだけの休みをとる必要があるというよう...全文を見る
○村山(富)委員 この研究会のメンバーの中には部外のいろいろな学者が入っているんでしょう。
○村山(富)委員 そうしますと、これは労働省部内で研究して一つの案をつくっていくんならいいですよ。部外の学者、専門家まで入れて研究しているんでしょう。それで労働基準法にはこういう問題があるとか、こういう点はこういうふうに是正する必要がある、改正する必要があるとか、いろいろな方向が...全文を見る
○村山(富)委員 おるとすれば、なおさらおかしいじゃないですか。自分が研究会に入って一生懸命議論して出した結論をまた審議会の中でいい、悪いの議論はできないじゃないですか。私はこういう扱い上の問題はやはり問題だと思うのですよ。せっかく法的に審議会があるんですから、労働省の方でこうい...全文を見る
○村山(富)委員 研究会のメンバーと中央労働基準審議会のメンバーの名簿を一遍出してください。これはここで保留しておいて、いずれまた問題にしますから。大臣、もうどうぞ。私は健康をやはり一番心配していますので。  時間が余りないので、これは最後にお尋ねしたいと思うのですけれども、労...全文を見る
○村山(富)委員 さらに、審査官の決定があってから、それを不服として再審査の請求を出した、労働保険審査会でもって再審査をしてもらうわけですが、その期間はどのぐらいかかりますか。
○村山(富)委員 労働者が災害を受けて、そして労災の適用を受けられるのかどうかの結論が出るのに、今聞いただけでも二年半、私が聞いている範囲では三年ぐらいかかっているアンケートがうんとあるわけです。もうきょうは時間がありませんから余り詳しく申しませんけれども、災害を受けた労働者は、...全文を見る
○村山(富)委員 これはまた資料を私は要求したいと思うんだけれども、例えば五十八年なら五十八年、五十九年なら五十九年、二カ年でいいですから、労災の申請件数は何ぼあったか。監督署の署長の処分はどういう経過になったか。業務外、業務内の判定はどうなっているか。それから、その監督署長の処...全文を見る
○村山(富)委員 時間がありませんから、資料だけ求めておきますけれども、この問題はいずれまた機会を見て取り上げますけれども、しかも、長い日数がかかるというだけでなくて、なぜ業務外になったのか、なぜ給付が受けられないのかという理由も当事者に説明がなされないという事例がたくさんあるわ...全文を見る
○村山(富)委員 これは、新日鉄のがんの死亡事件があったんですね。その被災者五十数名が労災給付を求めたのに対し、当該監督署はその理由、根拠を求めたのに何らの内容を示していない。中央の審査会で初めて処分の判断根拠となった専門家会議の検討結果が労働側参与の要求で出されている。その直後...全文を見る
○村山(富)委員 お尋ねがあれば、そういうふうにあなたは答弁をされるだろうけれども、実際にはされてない、されない事例が大変多いというふうに言われているわけですから、それは間違いだから、詳しく、本人が納得できるように説明してあげなさいという指導を徹底してやりなさいよ。  それから...全文を見る
○村山(富)委員 では、この問題も保留させてもらいますけれども、私の方もなお詳しく調査して、そして再度また機会を見て取り上げたいと思うのです。  ただ、お願いだけしておきますけれども、冒頭に申しましたように、労災患者なんというのは、結論が出るまでに三年近くもかかるようなことでは...全文を見る
03月26日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
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○村山(富)委員 きょうは主として春闘問題について議論をいただくということで、きょうの委員会を開いてもらったわけですが、時間の関係もありますから、端的にお尋ねしたいと思うのです。  今日、働く人々、労働者の暮らしの状況というものは、ここ数年を振り返って考えてみて、よくなったと思...全文を見る
○村山(富)委員 最近、金融機関やらいろいろな団体がアンケート調査をいたしておりますけれども、これは昨年十月のある金融機関が調査をした結果ですけれども、「非常に苦しい」というのが一一・三%、「少し苦しい」というのが五三・〇%、全体として三分の二弱が苦しいということを意思表示してい...全文を見る
○村山(富)委員 今、私はいろいろな数字を挙げて今の実態というものを裏づけてみたわけですけれども、労働者というのは働いて所得を得る、その所得によって家族の生活を養うあるいは子供の教育費を出す、家賃を払うあるいはローンを払っていく、したがって、入る金よりも出る金の方がふえていけばそ...全文を見る
○村山(富)委員 僕は、今言ったような問題についてももう少し本気になってやってもらいたいと思うのですよ。と申しますのは、今申し上げましたような労働者の暮らしの実態と関連をして景気の動向なんかを見てみますと、ついせんだって経済企画庁が五十九年十月から十二月期の国民所得統計速報という...全文を見る
○村山(富)委員 いや、私が今までずっと述べてきたのは、今の日本の経済の実態から考えてみると、外国と比べてみて、欠陥は、日本の労働者の暮らしというのは、やはりいろいろな条件が悪過ぎるというところに問題があるのだ。それが内需を伸ばさない、停滞させる一番大きな要因になっておる。したが...全文を見る
○村山(富)委員 時間が余りありませんから、簡単に御答弁願いたいと思うのです。僕は、山口大臣は異色の存在だからある程度思い切ったことを平気でさらっと言うのじゃないかと思ったのだけれども、余り変わらない。僕は、それはいいと思うのですよ。民間の場合には労使の話し合いで決めるのだから、...全文を見る
○村山(富)委員 それはそういうふうに言わざるを得ないと思いますけれども、ただ言葉で言うのではなくて、私は、やはりこの問題については、労働大臣としてはどこの閣僚よりも責任が重いと思うのですよ。ですから、今話を聞けば、石田労働大臣のときに完全実施をするときに秘書官をやっておったとい...全文を見る
○村山(富)委員 今申しましたように、これはやはりある意味では労働大臣の責任でもあると思いますから、職を賭してやらせるというような決意で頑張ってもらうということを特に要請しておきます。  それから、ちょっと前段で触れましたけれども、やはり私は、今の日本の低賃金構造とか労働時間が...全文を見る
○村山(富)委員 もうだんだん時間がなくなるので、簡単に答弁をしてください。  具体的にお尋ねしますけれども、労働基準法第四十条の規定に基づく特例業種に設けられた労働時間の特例の廃止問題というのがありますね。これはもう時間がないから多く申しませんけれども、かつて出されました基準...全文を見る
○村山(富)委員 この特例を直ちに廃止することは、四人以下の事業場の場合には現状に照らして難しいという話ですね。ところが、私が調べた資料によりますと、大体そういう事業場においても八時間未満の労働時間、所定内時間でもってやられているところが三八・三%、それから八時間限度ぐらいでやら...全文を見る
○村山(富)委員 これは、六十三年などということにこだわらないで本気になって時間短縮をやろうという気があるなら、若干の無理があっても、守るものは守らせるというぐらいの決意でやってもらわなければ困るというように思いますから、そういう意見を申し上げておきます。  それから、中小企業...全文を見る
○村山(富)委員 全体として労働政策が期待どおりに進まない要因というのは、さっきから指摘しているようにそういうところにあるわけですから、それをできるだけ制度的にも改善していく、そして引き上げられていく条件をつくっていくというのが労働政策の一番大事な点ですから、五年ごとに見直しをし...全文を見る
○村山(富)委員 公取見えてますね。ちょっと時間の関係がありますから先にお尋ねします。  さっき中小企業の問題についてるるお話しをしてきたこともお聞きになったと思うのですけれども、一つは、やはり中小企業の場合には下請が大変多い。下請が多いから、中小企業の経営者の方も人並みに改善...全文を見る
○村山(富)委員 これは公取も一生懸命調査もし、違反に対する適正な措置も講じられていると思うのですけれども、実際には表面に出てこない、泣き寝入りする層が大変多いのじゃないかと思うのです。これは皆さん方の目に触れない部面でやられている面が大分ある。そういう実態を考えた場合に、違反を...全文を見る
○村山(富)委員 今のような現状を考えて、ひとつ本気になってやってくださいね。お願いします。  それから、前の質問に戻りますけれども、労働基準法の研究会なんかをつくって今研究をやっているわけですね。やはりILOの基準にできるだけ到達するような方向でこの労働基準法の見直しをすると...全文を見る
○村山(富)委員 それは、私の質問もその程度にとどめておきます。  それから最後に、先般この委員会でも御質問申し上げたのですけれども、金融機関の週休二日制の問題です。これはもう長年苦労してやっと四週五休制が実っておったのですけれども、本年二月に郵政省が三連休に当たって第二土曜に...全文を見る
○村山(富)委員 この四週六休をやるべきだという意見は今の体制の中では多いわけですね。そこで、その四週六休をいつからやるかということも問題になると思うのですが、その点についてはどういうふうにお考えですか。
○村山(富)委員 時間が来ましたので、これで終わりますが、先ほど来お話を申し上げておりますように、今の労働者の暮らし、経済全体の動き等等を勘案した場合に、日本がもっと正常な姿になり、国際的にも批判を受けないような状況をつくっていくためには、何といっても暮らしをよくする、そのために...全文を見る
04月02日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
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○村山(富)委員 きょうはもう我が党の質問の最後でありますし、これまでの質疑の中で雇用構造の変化や産業構造の変化やあるいは老齢化、MEを中心とした技術が急速に進展をする、こういう情勢の変化に対応して労働者が生涯を通じて必要な職業訓練を身につける機会が与えられるということは極めて大...全文を見る
○村山(富)委員 次に、今回、委託訓練制度が拡充されるという方針が出されておるわけですが、その委託訓練制度の実施に当たって、機動性に名をかりた安易な委託をしたり、あるいはまた訓練水準を低下させたり、あるいはまた公共訓練の規模を縮小させるといったようなことのないような配慮が必要であ...全文を見る
○村山(富)委員 次に、都道府県立の訓練校の運営に要する経費ですね、人件費とか実習経費とかあるいは維持管理費等は上昇していくわけですから、したがってそうした分を含めて必要な予算の確保を図るべきであると考えますけれども、その点についての考え方を承ります。
○村山(富)委員 次に、その都道府県に対する交付金の交付に当たって、従来都道府県に対して行っていた補助に比較して激変することのないような措置を講ずることが必要である。  これはさっきも質問がございましたけれども、一定の事業目的を決めた予算というものはやはり当然確保されるべきであ...全文を見る
○村山(富)委員 最近、国と都道府県等との関係を見ていますと、国が負担金を増額すれば、それに見合って地方自治体も負担を増額する、こういう傾向があるわけですね。したがって、負担金が交付金に変わったことによって都道府県が現状の常勤指導員の配置体制を後退させるとか、現在都道府県が負担し...全文を見る
○村山(富)委員 次に、職業訓練にとって一番大事なのはやはり職業訓練指導員だと思うのですね。その指導員の養成確保対策及びその研修体制の充実を図ることが当然必要だというふうに思うのですが、その点についてのお考え、さらに、現在免許制度は、さっきも質問がありましたけれども、担当できる訓...全文を見る
○村山(富)委員 さらに、職業訓練の実施に当たっては、さっきも申しましたけれども、生涯にわたって必要な訓練の機会が与えられるということが必要だと思うのです。そういう意味におきまして、職業能力の開発を段階的かつ体系的に行うという観点から、例えば職業訓練手帳制度の導入等の方法も考えて...全文を見る
○村山(富)委員 さらに生涯能力開発給付金制度の活用の問題ですけれども、この活用については、可能な限り利用者の便利を図るということが何よりも大事だと思うのです。今、国が県に委任をして扱っているわけですけれども、これを雇用促進事業団の設置する職業訓練施設にもその利用を拡大するとか、...全文を見る
○村山(富)委員 最近よく耳にするのですけれども、雇用保険受給者のうち職業訓練を受けて就職促進を図る必要があるというふうに思われるし、またそういう希望を持っている者が安定所の窓口で不当に規制をされるとか制限される、したがって、その希望がくじかれる、こういった場面があるようなことも...全文を見る
○村山(富)委員 先ほど質問もございましたけれども、雇用保険の給付制限期間、これが一カ月から三カ月になったわけです。そのために職業訓練を受けたくても受けられない人が相当出ているような実態がある。これは私は十分検討を加えるべき問題ではないかというように思うのですが、そうしたことにつ...全文を見る
○村山(富)委員 ぜひひとつそうしたものにこたえ得るような配慮をしていただきたいというように思います。  その次に、雇用保険財政の現状にかんがみて必要な国庫負担を確保するということは必要だと思いますし、同時に、運営には公労使の代表が参加できて民主的な運営ができるようにすべきでは...全文を見る
○村山(富)委員 この種の機関というのは、できるだけ公労使がそれぞれ意見を開陳して民主的な運営ができるようなものにしていくことの方が内容的にも効果的にも得策だというふうに思いますから、そういう点の配慮が必要だと思うのですが、最後に、そういう考え方に立って、中央及び都道府県にありま...全文を見る
○村山(富)委員 以上、これで私の確認を求める質問を終わりますけれども、冒頭にも申し上げましたように、労働者が社会の変化に対応して必要な技術を身につけるという機会が与えられるということは、労働者自身にとっても大事なことだし、同時に、日本の経済全体にとっても大事なことだというふうに...全文を見る
○村山(富)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     職業訓練法の一部を...全文を見る
04月08日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○村山(富)委員 私は、まず最初に、これはもう議運でも本会議でも議論をされてきたことではございますが、五十九の法律に関係しておる、しかも項目は六十六項目ある、こういうものを一括して審議をしてくれと言って出すようなやり方については問題があるのではないか。補助金や負担金というのは、や...全文を見る
○村山(富)委員 例えば補助金を一括引き下げるとか一般財源に振りかえるとかあるいは交付金にするとかいう、そのねらいは同じかもしれませんよ。しかし、変える内容については全然異質のものが全部入っているわけですから、それを一括してやるというのはやはり私は無理があると思うのですよ。責任を...全文を見る
○村山(富)委員 極めて不満でありますけれども、もう時間がありませんから、しかもこれはもう決着のついたことですから繰り返し申しませんけれども、私はやっぱりこういうやり方については今後に問題を残すのではないかというように思いますから、その点だけを申し添えておきます。  それから次...全文を見る
○村山(富)委員 続いて、補助金の中には法律で決めて出す補助金と予算に計上して出す補助金と二つありますね。六十年度予算で、予算的補助と法律的補助と、補助金全体の中でその割合は一体どういう比率になっていますか。
○村山(富)委員 そうすると、よくわからないからこの際大蔵大臣の見解を聞いておきたいと思うのですが、法律補助と予算補助と区分する根拠上何ですか。
○村山(富)委員 いや、私がお尋ねしておるのは、同じ補助等の中で、法律で規定する補助金と、それからそうでない、予算だけで計上してする補助金と、どういう根拠で区分けをするのですか。これは法律で決める必要がある、これは予算だけでよろしい、こういう区分は一体何の根拠でされるのですか、こ...全文を見る
○村山(富)委員 それでは答弁にならない。法律で決めてあるのが法律補助、これはわかっていることです。法律に決めてなくて、予算だけに計上して、予算がありますからやります、予算がありませんからこれだけです、こういって行政の裁量でもって交付する、給付する、これが予算補助ですね。私が聞い...全文を見る
○村山(富)委員 これはこれだけで時間をとるわけにいきませんが、望ましいと判断する根拠は何ですか、わからぬじゃないですか。  私は重ねてお尋ねしますけれども、それでは補助金の見直しをする際に、予算補助についてはどのような見直しをされたのですか。五十九年と六十年と比較をしてどうい...全文を見る
○村山(富)委員 時間がありませんから、もう次に進めますけれども、補助金なんかの整理合理化を一般の大衆が期待しておる、国民が期待しておる、あるいは地方自治体が期待しておる、それと今度やられた面とは大分違いがあるのじゃないかと私は思うのです。と申しますのは、むしろ補助金の整理合理化...全文を見る
○村山(富)委員 時間がありませんから省きますけれども、一つの事例を申し上げただけですけれども、やはり国民が期待している補助金の整理というのは、この第二臨調が第一次答申の報告の中にも書いてありますけれども、補助金の整理をする場合には、「既にその目的を達し、あるいは社会的経済的実情...全文を見る
○村山(富)委員 後でまたそれは触れますから、もう先へ移りますけれども、これは総理にちょっとお尋ねしたいと思うのですけれども、第二臨調が答申をした答申の中に、補助金等の中で生活保護費は除外されておるという答申がありますけれども、第二臨調が生活保護費だけを特別に除外した理由は何だと...全文を見る
○村山(富)委員 今総理から答弁がありましたように、生活保護費はやはり沿革を見ましても、生活保護法の目的からしてこれは明確になっておりますけれども、その生活保護法の第一条を見ますと、「日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に...全文を見る
○村山(富)委員 全然質問してないことを答弁するものだからね。  問題は、生活保護費の負担率が十分の八というのは昭和二十一年、生活保護法ができてからずっと一貫して守られてきた。その間にはたびたび補助金等の見直しがあったけれども、これだけは手がつかずに守れた。それは一体こういう理...全文を見る
○村山(富)委員 率とか額とか、それはおたくの方が勝手に解釈しているんであって、臨調答申というのは明確ですよ。第一次答申の中には「具体的な整理合理化方策を個別に明らかにしたもの及び生活保護費等を除き、」こうはっきり書いてあるのですね。そしてこの第一次答申を受けて閣議決定もしておる...全文を見る
○村山(富)委員 第一次答申から最終答申に至るまで、生活保護費を含めなさいとどこに書いてあるのですか、対象としてやりなさいとどこに書いてあるのですか。それを言いなさい。
○村山(富)委員 第二臨調の最終答申でも、さっきから申し上げておりますようにわざわざ生活保護費の補助金については一項を設けて、不正受給をやらぬようにしなさいよ。同時に、いずれにいたしましても私がさっきから繰り返し言っていますように、答申の中ではどこにも生活保護費を含めて検討してそ...全文を見る
○村山(富)委員 今のような答弁では納得できませんよ。総理は第二臨調の答申を尊重する、こう言っているのでしょう。尊重するのなら、臨調の言っていることを素直に尊重しなさいよ。これは、私がさっきから申し上げておりますように、基本理念に関する問題ですよ。何ぼにすればいいという問題じゃな...全文を見る
○村山(富)委員 これは七対三がいいとかなんとかというような議論じゃないのですよ。臨調答申をどう解釈しているかという問題ですから、総理、あなた答えなさいよ。
○村山(富)委員 これはもう時間がないからるる申しませんけれども、臨調答申の解釈、答申された中身の解釈とあなた方の受け取り方は違うのですよ。これは明らかに故意にゆがめていますよ。  この問題は基本的な問題ですから、臨調の責任者を呼んで、一体臨調の審議はどうだったのか、この解釈は...全文を見る
○村山(富)委員 これはさっきから言っておりますように、基本的な問題ですから、率をどうこうすればいいという問題じゃないのですよ。率を変える必要があるのかないのか、また変えるべきかどうか、臨調が答申しているわけですから、その答申を受けてどう扱うかという問題なんです。だから、私は留保...全文を見る
○村山(富)委員 それじゃひとつ、ぜひそのように御協力をいただくことにして、次に移ります。  今度の一括カットの問題について、社会保障関係については大蔵大臣と自治大臣と厚生大臣の三大臣が覚書を交わしているわけです。これは、関係する各省はそのほか建設、運輸、文部、農水、総理府とあ...全文を見る
○村山(富)委員 じゃ、ひとつ関係大臣もそれぞれそのことについてお答えください。
○村山(富)委員 同じ答弁だろうからもういいです。時間がもったいない。  それで、これはまた早速来年度予算の編成が始まるわけですけれども、この覚書を見ますと、一年限り、「六十年度における暫定措置とする。」「六十一年度以降の補助率のあり方については、」「政府部内において検討を進め...全文を見る
○村山(富)委員 厚生大臣、あなたは社会保障に対して責任を持っている担当大臣でしょう。それが来年はどうなるか全く白紙ですなんて、そんなばかな話がありますか。それは大蔵省がどう言おうと、厚生大臣としてはもとに戻してもらいますとなぜそれが言えないのですか。
○村山(富)委員 大蔵大臣、私はあなたの今までの説明を聞いておりましたら、補助金のあり方についてこれでいいのか悪いのか見直しをして、そして出したのです、こう言っていますね。ところが、生活保護費は、社会保障関係費はこの一年間のうちに見直しをするというのでしょう。違うじゃないですか。...全文を見る
○村山(富)委員 これは大蔵大臣がほかの委員会で答弁をしている答弁の中では、できるものなら恒久化したいものだなというようなことも言っていますから、だからこれはずっと引き続いてそうなる可能性を持っている問題ですから、先ほど理事会で第二臨調の責任者もお呼びになるというところでまた議論...全文を見る
○村山(富)委員 今私が政府の答弁を読み上げたのは五十六年です。五十八年に、当時の林厚生大臣がまた質問に対して答えているわけです。これは大蔵大臣、厚生大臣同意の上でという前提をつけて答弁しているわけです。その答弁を見ますと、  行革関連特例法による年金国庫負担金の減額分について...全文を見る
○村山(富)委員 総理、これは前の総理大臣も当時の大蔵大臣も、それから前の厚生大臣も次の厚生大臣も、そして今おられる竹下大蔵大臣も含めて国会ではこう約束しているのですよ。しかも、念が入っていますよ、議事録にまで書いてあるのだから間違いありません、御心配なきように、そして皆さんを安...全文を見る
○村山(富)委員 五十九年に赤字国債から脱却する、だからここで期限を切ってあとは繰り入れます、こういう約束をしたんですね。ところが、五十九年に赤字国債を脱却できない、だからこれも延ばしてもらわなければならぬ、こういう理屈ですね。そうすると、今の政府の方針は赤字国債の脱却の目標は六...全文を見る
○村山(富)委員 今、大蔵大臣からお話がありましたように、この国会で年金法の改正案が審議されるわけです。これは私どももちろん反対ですよ。反対ですけれども、仮にこの国会で成立する、こうなった場合に六十一年から施行されるわけです。その改正される中身には、六十一年からは厚生年金に対する...全文を見る
○村山(富)委員 私がるるこの経過を申し上げたのは、特例経過期間が来たら本則に戻ります、財政事情を勘案して云々というのは、返す方法、繰り入れをする方法について財政状況を勘案をしてやります、中身はこういうことですよ。今度は事情が違うのですよ。なぜならば、六十一年からは二〇%負担の対...全文を見る
○村山(富)委員 年金財政を損なわないようにと、それは今厚生年金は相当積み立てがありますから、今直ちに損なうことはないですよ。だけれども、長期の安定を図るために年金法の改正をやっているのじゃないですか。いずれはそうなるのですよ。しかも、国の財政状況を勘案してというのは、国の財政状...全文を見る
○村山(富)委員 六十年度末になったら、これは両方含めて額は何ぼになりますか。
○村山(富)委員 これはやっぱり前の国会で約束したことが全部守られぬわけですからね。そんな答弁したって信頼できませんよ。一兆円を超すんですよ。一兆円を。その一兆円を超す金を一年間だけ延長して、後はその事情によって判断しますなんて、そんな無責任なことで納得できますか国の二〇%負担の...全文を見る
○村山(富)委員 いや、行革特例法を審議する際に、三年たったら本則に戻る、そして元金も運用利子も含めて全部返します、こう言っているんでしょう。返しますと言う限りはどういう方法で返しますという約束をしなさいよ。しかも、さっきから何遍も言っていますけれども、これは本体がなくなるのです...全文を見る
○村山(富)委員 これは同じことの繰り返しになりますけれども、前回三カ年間の特例法の際も、期限が切れたらもとに戻ります、そしてすべて返済します、こう約束しているわけですよ。その約束が守れなかったわけですよ。それで一年間延長するのですよ。一年間延長して、また同じことを言っているわけ...全文を見る
○村山(富)委員 じゃ、その質問は留保して、これで終わります。
04月10日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第3号
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○村山(富)委員 これは委員長にちょっとお尋ねしますけれども、私は、臨調答申について、政府が受けとめて解釈している解釈と、私どもが解釈する解釈とは違いがある、したがってその点を明らかにしてもらいたい、そのためには第二臨調の責任者、固有名詞を挙げれば土光会長さんに御出席をいただいて...全文を見る
○村山(富)委員 だれでもいいからというのは、ちょっと不見識な発言ですよ。そんな扱いをされ て、僕は質問するわけにいきませんよ。
○村山(富)委員 今委員長からお話がありましたように、土光会長から瀬島参考人というお話があったというお話ですけれども、これはやはり私的な、個人的な話であって、制度としては、やはり私が要請しているのは第二臨調の責任者、代表者、あえて固有名詞を言えば土光会長さん、こう言っているわけで...全文を見る
○村山(富)委員 理事会で確認をされて委員長からそういうお話があったわけですけれども、私が要請した要請とはこれは大分違うわけですからね。したがって、そのことを前段に確認をした上で、私はこれから質問に入らせてもらいますからね。いいですか。  まず瀬島参考人に、きょうはどうも済みま...全文を見る
○村山(富)委員 これは臨調の審議というのは全部非公開だし秘密ですから、議事録もなかなか手に入らないわけですね。いろいろな方々の意見を総合して調べてみて、私なりに議事録らしいものをつくってみますと、こういうふうになるのですよ。これは第三次答申を出す際の議論ですけれども、「生活保護...全文を見る
○村山(富)委員 これは今私が申し上げたことと余り違いはないわけですね。生活保護費は除く、除外したということに対する意見一致は十分見られているわけです。  問題は、第五次の最終答申ですね。この第五次の最終答申の中で、生活保護費にも言及しているわけであります。その言及は、運用の改...全文を見る
○村山(富)委員 いや、私が今御質問申し上げましたのは、この最終答申の中身を見た場合に、わざわざ「生活保護費補助金」という一項を設けまして、そして今申し上げたような三点が指摘されておるのですね。これは明らかに、制度に対する見直しと運用の改善を図るということとは区別しているのではな...全文を見る
○村山(富)委員 これもまた前に私が申し上げましたように、いろいろな方々の意見を聞いてみたりなんかして、そして議事録らしいものを私は自分でつくってみたわけです。こういう発言。「制度としての生活保護費については切り込めない、運用として切り込める余地はある。これはここに書いてあるとお...全文を見る
○村山(富)委員 これはもう、私がさっき申し上げたように、最終答申をまとめる段階の中で、制度には切り込めない、しかし運用の面には切り込んでもいいんではないかという経過も明らかなんです。そして、担当する事務局も、そのことの解釈については、はい、そのとおりです、こういう話もあっている...全文を見る
○村山(富)委員 これは議事録は非公開です。機密です。だから、今日の段階では、議事録を見るわけにはいきませんわね。そこで、私は私なりにやっぱり随分調べ、調査をし、あちこち聞き回ったんですよ。そして、自分なりにまとめておるわけですからね。だから、もし私の言うことがうそで、参考人の言...全文を見る
○村山(富)委員 あなたは代表してと言うかもしれぬけれども、私はそうは思わないわけです。思われないわけです。これは制度があるんですからね。会長があるし、会長代理もあるわけでしょう。その会長か会長代理ならともかく、それはあなたが個人的に依頼されて来ておるというだけの話であって、私は...全文を見る
04月18日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号
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○村山(富)委員 これまでの本委員会における質疑の中で、今度の改正案の問題点というのはもうほぼ明確にされておるわけです。私どもは、この法案の改正案の目的の中に明示されておりますように、従来は児童の健全な育成というのが大切だったけれども、それが家庭に変わってきたということが、もう基...全文を見る
○村山(富)委員 今大臣から、本委員会の意見も十分承った上で、一方的に厚生省は施行することはしないということの答弁がありましたから、その点はまず確認をしておきます。  次に、現在、扶養手当は法第三十二条の規定によって郵便局で支払うことになっているわけです。改正法が成立した場合は...全文を見る
○村山(富)委員 十分検討していただくように強くお願いを申し上げまして、質問を終わります。(拍手)
04月19日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第17号
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○村山(富)委員 本日は、お忙しい中を参考人の諸先生方には貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  なお多くの問題点もございますので、すべての参考人に御意見を承りたいのですけれども、時間の関係もございますから御了承いただきまして、まず阿島参考人にお尋ねをし...全文を見る
○村山(富)委員 次に、山本参考人にお尋ねをしたいと思うのですけれども、先ほどあなたの御意見の中に対象業務をやはり限定すべきだという御意見があったわけですね。これは今度の法案の中身を見ますと、もちろん中央職業安定審議会の意見を聞きながら、政令事項になっておるわけですね。したがって...全文を見る
○村山(富)委員 続いて山本参考人にお尋ねしますけれども、派遣先と派遣元、先ほど御意見もありましたが使用関係と雇用関係が分離される。仮に想定した例を考えてみますと、派遣元で雇用関係や労働条件がいろいろ決められておる、派遣先で使用される、そうした場合に、派遣先でトラブルが起こった場...全文を見る
○村山(富)委員 次に、これは阿島参考人の御意見の中にもございましたけれども、労働組合が労働者供給事業をやられておる、せっかくそういう制度ができているわけでありますけれども、実態を見ますと、それほど効果を上げてないのではないか、あるいは発展をしてないのではないかというふうに見受け...全文を見る
○村山(富)委員 次に、高梨先生に御意見をお尋ねしたいと思うのですが、先ほど来お話しがございましたように、先生はこの法案をつくる過程では委員会で中心的な役割をお果たしいただいたわけです。そういうことも含めてお尋ねしたいと思うのです。  今、派遣先、派遣元の雇用と使用の分離の問題...全文を見る
○村山(富)委員 続いて高梨先生にちょっとお尋ねしたいのです。  先ほど指定業務の問題について若干御質問をしたのですけれども、この法案が出されましてから私どもの耳にも入ってくる声を聞いてみますと、これから法律が制定されますと、法律がひとり歩きをしてどんどん派遣業務が膨らんでいく...全文を見る
○村山(富)委員 重ねてで申しわけないのですが、そういう政令、省令で細かく規制して、そしてできるだけ限定していく、こういうことを前提に踏まえてもなおかつ派遣業務というのは拡大されていくというふうに考えた方がいいか、それともそうではないというふうに考えた方がいいか、その点はこれから...全文を見る
○村山(富)委員 最後に、仮にこの法律が制定房された場合、今いろいろ御意見がございましたように、労働者の権利をどう守っていくか。これはもちろん労働組合が強固に頑張ってくれれば一番いいわけですけれども、この派遣事業というのは、一人一人孤立されるような業務が多いと思いますから、したが...全文を見る
○村山(富)委員 少し時間がありますから、大変恐縮なんですが、阿島参考人に、先ほどの御意見の中に派遣労働者の教育訓練の問題についてお話がございました。これは、技術や専門的な職能というのは日進月歩変わっていっているわけですから、専門的な知識や技術または経験を持っている方が短期間同じ...全文を見る
○村山(富)委員 貴重な御意見をどうもありがとうございました。  以上で終わります。
04月23日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第18号
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○村山(富)議員 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同及び社会民主連合を代表して、ただいま議題となりました定年制及び中高年齢者の雇入れの制限等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国は今、...全文を見る
04月25日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
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○村山(富)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     戦傷病者戦没者遺族...全文を見る
05月14日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号
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○村山(富)委員 今も多賀谷委員から本法案についての厳しい問題点の指摘がございましたが、これまでも各党から、そうした問題点についてそれぞれ指摘がございました。時間の制約もございますから、私は、これまでの質疑応答の中で問題点となりそうな点について絞って大臣の明確な御答弁をいただいて...全文を見る
○村山(富)委員 次に、法案第七条の許可基準は抽象的でその内容が明らかではありませんが、民営職業紹介事業の取り扱い等々も参考にして、具体的基準について明確に定めておく必要があるのではないかと思いますが、見解を明らかにしていただきたいと思います。
○村山(富)委員 次に、法案第二十三条の事業報告書及び収支決算書については、労働省令で定めるところにより提出させると規定されていますが、定期的に提出する義務があるものと解してよいかどうか、明らかにしていただきたい。
○村山(富)委員 次に、法案第二十四条において争議行為の不介入について職業安定法第二十条を準用しているが、現に派遣先で争議行為が行われていなくとも、その蓋然性が高い場合には労働者派遣をしてはならないとするのが立法趣旨だと思いますが、どのように運用していくつもりかお考えを承りたいと...全文を見る
○村山(富)委員 次にまた、派遣労働者が派遣先において労働組合を結成しようとする、あるいは派遣先の労働組合に援助、協力を求めた場合などについても、労働者派遣契約の解除禁止事由に当然該当するものと思うが、そう理解してよいかどうか、見解を明らかにしていただきたいと思います。
○村山(富)委員 さらに、就業条件をめぐってトラブルが起こるようなことを避けるためにも、派遣就業の特性にかんがみて、派遣される労働者に対してあらかじめその内容を書面で明示させることとすべきであると思いますが、その点についての見解を明確にしておいていただきたいと思います。
○村山(富)委員 次に、労働組合の行う労働者供給事業については、今後その活動を促進させることが必要であると思いますが、具体的にどのような措置を講ずるつもりであるか見解を承っておきたいと思います。
○村山(富)委員 さらに、今後、労働者供給事業あるいは適用対象業務以外について行われる労働者派遣事業等違法な労働者派遣事業については厳格な取り締まりを行う必要があると思いますが、そのためにどのような措置を講ずるおつもりか、具体的にお答えをいただきたいと思います。
○村山(富)委員 次に、労働者派遣事業によって、労働組合が進めてきております使用者概念拡大闘争に水を差されることになるのではないかとの危惧が非常に強い。せめて労働基準法等の責任を負っている事項については、派遣先に交渉応諾義務を認めるべきであるという意見が強いのでありますが、この点...全文を見る
○村山(富)委員 これは最後になりますが、新法であるだけにいろいろな事案が想定されますけれども、そうした具体的に想定される事例について、例えば、派遣先において労働者派遣契約に定める就業条件に反して派遣労働者が就業させられたような場合に、労働者の保護を図るためにどのような措置を講じ...全文を見る
○村山(富)委員 以上で質問を終わりますけれども、冒頭に申し上げましたように、新しい法律であるだけにいろいろ危惧を持たれる面がたくさんあるわけです。そうした問題についても、遺憾のないような措置を十分講ずるということを強く要請をしておきまして、私の質問を終わります。
○村山(富)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣...全文を見る
05月30日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号
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○村山(富)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     原子爆弾被爆者に対...全文を見る
06月06日第102回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○村山(富)委員 私は、一九八三年三月十一日北海道の空港で発生しました日本近距離航空のYS11機墜落事故の問題について若干お尋ねしたいと思うのです。  この事件につきましては、テレビで報道特集で放映されましたが、それも私は拝見をさせていただきました。同時に、朝日ジャーナルに「Y...全文を見る
○村山(富)委員 そういういろいろなデータを集めて調査を進めていく。調査を進めた結論として、どこに原因があったのか、責任はどこにあるのかということがだんだん明らかにされていくわけですね。事故調はできるだけ科学的に正確に調査をして、原因を究明して、再発のないようにする。一方、警察は...全文を見る
○村山(富)委員 後で大臣の見解も聞きますから、大臣、聞いておいてくださいね。  順次事実関係を私はお聞きしていきますから、質問した部分だけにお答えをいただけばいいと思うのです。  それで、もちろん責任追及は警察の仕事ですね。原因の究明は事故調の仕事、責任追及は警察の仕事。こ...全文を見る
○村山(富)委員 機長や副操縦士が原因関係者となっていると判断できるのは、相当調査が進んである程度のめどがついてからじゃないですか。私はそんなことを聞いているのではないのですよ。事故が起こった当時、事故調が調査をやる、調査をやる範囲内においてだれが一体この原因関係者なのかというこ...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、事故調はそういう機材、エンジン等々と関係のある企業であるということを承知の上で直接その会社に調査を依頼したのですか、どっちですか。
○村山(富)委員 どういう中身の調査を依頼したかと聞いているわけではない。私が聞いているのは、この企業はそれぞれ事故の起こった機体に関係のある企業ですね、そうですと言うから、その企業に事故調が直接調査を依頼したのですかと聞いているわけで、調査の中身は何ですかなんて聞いていない。ど...全文を見る
○村山(富)委員 事故調が直接その会社に依頼したのですね。
○村山(富)委員 私は事実関係だけを間違いありませんかと聞いておるわけです。  その調査の費用については、近距離航空の会社に負担してもらった。これは近距離航空がその費用については負担いたしますという申し出があって負担をしてもらったのか、あるいは調査委員会なら調査委員会の要請でも...全文を見る
○村山(富)委員 今回の墜落事故について、近距離航空がかかった費用の負担をした部分はどの部分ですか。全部負担したのですか、どうなんですか。もっと言えば、報告書を出すまで調査全体に費用が幾らかかって、その費用のどの部分を近距離航空は負担したのですか。わかりますか。
○村山(富)委員 そうしますと、近距離航空が負担した費用というのは、エンジンのある部分について調査を三菱に依頼した、プロペラのある部分について調査を住友精密に依頼した、その部分の費用は近距離航空が負担した。あとは全部事故調が持ったのですか。事故調の費用、予算ですね、どうですか。
○村山(富)委員 次に、確認させてもらいたいと思うのですが、一九八三年六月三日、事故調との打ち合わせ会議が行われているわけですけれども、その会議に三菱重工の担当者、近距離航空の関係者等々が立ち会っていますね。それから一九八四年一月三十一日、エンジン分解検査等々の参加者に近距離航空...全文を見る
○村山(富)委員 この場でだれだれが出席しておりましたかと聞いたら、それは名前を覚えていませんということはあるかもしれません。しかし、これだけ重要な問題になっているときにこういう検討会が行われたこともないのですか。
○村山(富)委員 あろうかと思いますということじゃなくて、今わからなければ後で調べて報告してください。これはいいかげんなことで済まされる事件じゃないのです。  もう一つお尋ねしますけれども、事故調が三菱重工、住友精密等々にエンジン、プロペラ等のある部分について調査を依頼した。そ...全文を見る
○村山(富)委員 肝心なところになると承知していませんと言うのだけれども、私が調べている資料によりますと、三菱重工、住友精密等々から報告書が提出されています。近距離航空に二部、幸品に一部、発組に一部、控えが一部ということで、報告書が五部つくられています。私の承知している範囲では、...全文を見る
○村山(富)委員 おかしいね。事故調が直接企業に調査を依頼したのでしょう。そうしたら企業は依頼先に報告書を出すのが当たり前じゃないですか。近距離航空が経費を払っている。だから、近距離航空がその企業に調査を依頼したのかどうかということがわからぬから聞いたのです。そうしましたら、直接...全文を見る
○村山(富)委員 時間がもったいないからもうこれ以上言いません。しかし、依頼したか何したか知らぬけれども、事故調のある人から、名前も知っています、ある人から住友精密の専務に依頼した文書も見ていますよ。あなたが言うように、依頼したか協力してもらったか何か知らぬけれども、いずれにした...全文を見る
○村山(富)委員 今御答弁をいただいたのですけれども、その答弁の中で、聴聞会が開催される以前ですね、要請があったのは。聴聞会は一九八三年の十二月二十一日にやっていますね。そして、立ち会わせてくれという要請をしたのは六月ですよ。そこは後で確認してください。  そこで、私があえて冒...全文を見る
○村山(富)委員 これは議論してもしようがない話ですけれども、破断面についての専門技術者ではない、しかしどこに原因があるのかまだわからないのでしょう、実際問題。そこで、自分が操縦しておった飛行機の、自分が操縦していてこういう衝撃を受けたとか、こういうところに問題があったのではない...全文を見る
○村山(富)委員 私は今までずっと申し上げてまいりましたけれども、こういう最初の予断がありますと、やはり機長の操縦ミスだ、だから機長は被疑者なんだということになってきますよ、警察の方の判断も、より濃厚だと。そうすれば、やはりおのずから扱い方が違ってくるのじゃないか。だから、こうい...全文を見る
○村山(富)委員 大臣としてはそういう答弁をせざるを得ないと思いますけれども、私も決してでたらめな、いいかげんなことをしたと思いませんよ。しかし、今までの経過をたどってみますと、やはり疑念を抱かせられるようなことがある。こういう点は今後注意した方がいいのじゃないですか。これは依然...全文を見る
○村山(富)委員 私は、あってもなくても調査に差し支えないからというようなことを聞いているのじゃないのです。当初からなかったのか、あるいは途中で紛失したのですかと聞いているわけですから、それだけ答えてくれればいいのです。
○村山(富)委員 一説によれば、最初は全部あった、途中でなくなったという話も私は聞いていますけれども、これはそうじやありませんと言うかもしれぬから、私の聞いた一方のものだけを言っておきます。  委員長、これをちょっと出してみたいと思います。
○村山(富)委員 ここにボルトがあるわけですけれども、このボルトは長さが違うのですよね。だけれども、その太さは大体同じですね。同じものもあるし、違うものもあるのですね。このボルトは特殊なものでできていまして、普通の鉄とは違う。簡単に首が切れたり何かできるものじゃない。だから、あの...全文を見る
○村山(富)委員 しかし、正確に報告書の中には出ていない部分もありますから、だからやはりそういう疑念が持たれると思うのですよ。底部にとめてあった定着させるボルトがほかに二本ありますね。その二本も切れてなくなっているのでしょう。そんなのは報告書に出ていないのですからね。ですから、や...全文を見る
○村山(富)委員 それからさらにお尋ねしますけれども、この進入コースですね。機長の操縦ミスというものを裏づける一つの原因として、着陸するときの進入コースあるいは高さ等々に問題があったのではないかと言われている節がありますね。ところがこの報告書を見ますと、八三年五月に出した中間報告...全文を見る
○村山(富)委員 これはフライトレコーダーに記録されていますね。その記録を見て進入コースを判定するのでしょうが、フライトレコーダーというのは一つしかないですからね。私が聞いた範囲では、これは単純なミスでしたという話も聞いています。弁解しなくてもいいです。これは訂正されたことは間違...全文を見る
○村山(富)委員 これは今はもうなくなっているそうですからね。それだけ言っておきます。  それから、プロペラに傷がついていますね。プロペラは二つあるわけですから、その二つのプロペラにそれぞれ傷がついています。プロペラは右と左があるわけですけれども、前に向いて両方一緒に回っている...全文を見る
○村山(富)委員 おかしくないと言ったって、客観的に疑念を持たれたら、やはりその疑念を晴らすために正確に報告すべきですよ。もうそれはそれでいいです。私は疑問だけを投げかけておきますから。  そこで、時間が参りましたから最後に申し上げますけれども、こういう一連の事故調査委の調査の...全文を見る
○村山(富)委員 時間が参りましたからこれで終わりますけれども、またこれは継続される事件ですから、より関心を持って調査もさせてもらいますが、より正確に、科学的に、客観的に皆さんが納得できるような調査をすることが調査委員会の目的でもあるわけです。ですから、そういうことにこだわらずに...全文を見る
06月13日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第25号
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○村山(富)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び社会民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     児童手当法の一部を改正する法律案に対する...全文を見る
06月20日第102回国会 衆議院 社会労働委員会 第26号
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○村山(富)委員 私は、第百一国会で中高層ビルの水の問題、水道の問題について質問を申し上げましたが、特に最近の状況を見ておりましても水質検査や安全対策が必ずしもうまくいってないのではないかというような気がいたすわけでございます。  もう時間がございませんから詳しく申しませんけれ...全文を見る
○村山(富)委員 五十二年にこの法律が改正されまして、今お話がございましたように、二十トン以上のものについては一応検査を義務づけておる。ところが二十トン以下のものについては、ある意味では野放しになっておる。これは各市等で条例で、今お話があったように特殊にやっているところがあるかも...全文を見る
○村山(富)委員 大臣、今質問しておる問題は、中高層のビル、住宅が今ふえていますね、そしてその中高層の住宅に住んでおる人たちの水というのは、一応受水槽に水をためてそれをポンプでくみ上げて上に置いて、そして各家庭に配水している。したがって、その受水槽やら等々の水をためるところの中の...全文を見る
○村山(富)委員 仮に二十トンからどの程度拡大するかは別にして、十トンくらいまで拡大する、こうした場合に、相当施設がふえますね、その施設がふえてまいりますと、それに対する検査機関等の対応は現状ではやはり難しいのではないかというふうなことも考えられるわけでありますが、そうした問題に...全文を見る
○村山(富)委員 これはひとつ早急に政令なりを改正して、やはり今の住民の不安にこたえられるような責任ある対策というものを十分積極的に考えて取り組んでいただきたいということを強く要望いたしまして、この問題については質問を終わります。  あと中間施設の問題について質問するようにして...全文を見る
○村山(富)委員 今、検討しておる段階ですから、具体的に固まった考え方はまだないのではないかと思いますから、質問してもちょっと無理があると思うのですけれども、ただ、病院と特養施設の中間あるいはそういう施設と家庭との中間というようなことがそれぞれ考えられると思うのです。しかし、やは...全文を見る
○村山(富)委員 厚生省が出しておる厚生白書の中にいみじくも指摘してありますように、今日では障害者が何%かいるのが通常の社会であり、障害者が家庭においてまたはそれに近い状態で生活することが望ましく、施設自体も地域社会に根差したものであるべきである、こういう考え方がありますね。私は...全文を見る
○村山(富)委員 きょうはもう時間がなくて議論もできませんから残念ですけれども、いずれまた構想ができましたら大いに議論をさせていただきたいというふうに思います。  終わります。
11月14日第103回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
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○村山(富)委員 今、河野委員からエイズ問題についての質問がありましたが、重複する面もあるので質問はもう取りやめようかと思いましたけれども、せっかく質問の中で村山委員からも質問があるはずだからという御指名がありましたから、重ねて若干御質問をしたいと思うのです。  外国に比べて日...全文を見る
○村山(富)委員 これは僕ら余り知識がないからよくわからないのだけれども、よその国の事例なんかを見ますと、血液というのは非常に貴重なものだ、だから余り野方図に使うべきものではない、したがって使用については厳格な基準をもって最小限必要なものだけにしか使えない、しかもそれは国内ででき...全文を見る
○村山(富)委員 私は、冒頭に素人だからよくわからぬと言ったのだけれども、日本の国が世界の使用量の三分の一も使っている。これは薬剤を扱う専門分野に入ることだから、なかなか外からとやかく言えないということかもしれぬけれども、外国と比べて非常に多いという、これはどこかに原因があるので...全文を見る
○村山(富)委員 ちょっとよくわからぬからお聞きしますけれども、献血は全部日赤がやっているのでしょう。そうすると、日赤が献血をした血液を集めますね。それから病院なんかに入院している患者に輸血が必要だという場合には、血液型の合う人から血をいただいて患者にやる、これは病院の仕事でしょ...全文を見る
○村山(富)委員 今は輸入しているわけですね。だけれども、これから国内で賄うというのです。その場合に血液の扱いというのはどうなるのですかということです。
○村山(富)委員 献血は日赤がしますね。そして現状は血液製剤は外国から輸入している。そして民間の製薬メーカーが製造している。ところが、その輸入するものの中にやはりいろいろな問題があって心配があるから、これからできるだけ国内で賄うようにしようということで国内で献血量をふやす。これは...全文を見る
○村山(富)委員 ちょっと質問を先へ進めますけれども、さっき答弁の中にもありましたように、今までは二百ミリリットルの献血をしてもらった、それを今度は四百ミリリットルにふやす。ふやすということは献血の量を多くするということでしょう。したがって、輸入に依存しなくて国内の献血で血漿分画...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、当面の暫定措置でそうするので、これからいろいろ議論をし、検討を加えて、そして日赤が責任を持ってその分は製造するということになるのか、あるいは民間の企業に委託をするのかというようなことについてはこれからの問題です、ただ、まだ今は日赤は製造力がないから、...全文を見る
○村山(富)委員 そこで、今までは二百ミリリットルを献血してもらったわけだけれども、それを四百ミリリットルに採血量をふやす。その場合に、やはり国民の皆さんの理解がなければなかなかできないことですから、したがって、なぜふやすのか、一体、今日本の献血で輸血やらあるいは血液製剤を製造す...全文を見る
○村山(富)委員 その量の方はどうなんですか。現状の量と、それから予定される必要量と、どの程度の量が必要なのですか。
○村山(富)委員 これはやはり献血してもらうわけですから、よほど国民の理解と協力がなければできないことです。だから、理解してもらうためにはやはりそれくらいは国民に周知徹底させて理解を求めるということは当然だと思いますから、この点は今ここで答弁ができなければまたいずれお尋ねいたしま...全文を見る
○村山(富)委員 その検査を徹底させる上で、これは先般新聞にちょっと報道されていたような気がするのですけれども、試薬というのですか、抗体試薬が保険が適用されないというところにやはり検査が徹底しないという障害になっているというようなことも聞くのですが、これはどういうふうに取り計らう...全文を見る
○村山(富)委員 ここでちょっと私は気になりますから、これは申し上げておきますけれども、やはりこの種の扱いについては、これは患者の会の皆さんが「報道関係者ならびに国民の皆様方へ」というので文書を出しているわけですが、こういうことが書かれているわけです。「ところで、血友病と関係づけ...全文を見る
○村山(富)委員 そこで、厚生省の実態調査によっても、見込み違いによる影響額は五十九年が六百七十億円、それから六十年が千四百十億円、計二千八十億円ぐらいが想定される、こういうふうに言われているわけです。これがやはり市町村の国保財政に大きな影響を与えて、保険税の引き上げを余儀なくさ...全文を見る
○村山(富)委員 今、局長から見込み違いを生じた原因について若干のお話もありましたけれども、私は構造的なものであってすぐ解決できる問題ではないと思うのですね。したがって恐らく来年度も同じような影響額が出るのではないか、市町村の国保財政に財政負担がかかってくるのではないかと思われる...全文を見る
○村山(富)委員 いずれにいたしましても、私はやはり来年も同じような結果が出るのではないかというふうに思われるのですけれども、これは今局長からもお話がございましたように、国保財政というのはやはり加入者が、そう言ってはなんですけれども、非常に所得が少ない方が多いですから、したがって...全文を見る
○村山(富)委員 先ほど大臣からも財政当局に要請をする、こういうお話がありましたね。大蔵省来ていますか。――今の質疑をお聞きになったと思うのですけれども、大蔵省としての見解を聞いておきたいと思います。
○村山(富)委員 財政調整交付金の話がありましたけれども、これは先ほども申しましたように補助率を変えたわけですからね。改正前までは医療費に対する四五%、それを改正後は給付費の五〇%にしたのですね。そのことによって相当国庫負担が軽くなってきたわけです。そういうしわ寄せがかかってきて...全文を見る
○村山(富)委員 くどく申しませんけれども、これはやはり市町村の国保財政に大変な影響を与えてますからね。これは、もうどこへ行っても保険料を上げてますよ。しかも、やはり国保財政に対する批判というのは相当出てますよ。こういう実態を考えた場合に、私は、やはり国民健康保険の一つの問題点に...全文を見る
11月20日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第2号
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○村山(富)委員 きのうからきょうにかけての質疑の中で、問題点やら矛盾やらいろいろ露呈をしているわけですが、私は今国民年金、厚生年金を主体にした「わかりやすい年金」という本をつくっているわけです。その本をつくる過程でいろいろ検討した結果、これは「わかりやすい年金」というよりも「わ...全文を見る
○村山(富)委員 これは、私はそう議論する必要はないと思うのですね。今申しましたように、恩給だけをもらっている人はスライドしていく。共済期間だけで年金をもらっている人、この人は、また後で若干申し上げますけれども、まあともかくとして、これは一般方式と通年方式とありますから、一般方式...全文を見る
○村山(富)委員 いや、申し上げたとおりだけれども、これはどうもしないのですか。何らかの改善の措置を講ずるのですか、しないのですか。  ——不均衡があることは認めますね。どうですか、その点は。
○村山(富)委員 いろいろな経過があることは当然でしょう。それから、今大蔵大臣が言われるように、もらっている年金額を計算しますといろいろばらつきはあるかもしれませんよ。しかし、制度として恩給だけをもらっている方はスライドするのです。いいですか、スライドするんですよ。そうして今、既...全文を見る
○村山(富)委員 これはここで突き詰めていってもしようがない話ですが、一応不均衡があることをお認めになるのなら、これを今後の課題として十分検討してもらいたいということを申し上げておきます。  次に、きょうも若干御質問がありましたけれども、国庫負担の扱いについて若干お尋ねしたいと...全文を見る
○村山(富)委員 共済は。
○村山(富)委員 そうしますと、国民年金ができましたのは三十六年四月からですね。三十六年四月以前のものについてはどうなるのですか。今までは、さっき申しましたように給付費に対して二〇%厚生年金は国庫負担があったのです。今度は改正されまして基礎年金部分に対する三分の一の国庫負担になり...全文を見る
○村山(富)委員 共済は。
○村山(富)委員 その既裁定年金者の基礎年金に相当する部分というのがどういう計算をされるのかはちょっとわかりませんけれども、私がこれから質問したいのは、今度の改正で、厚生年金は基礎年金と同様に六十五歳から本則は支給になるわけです。これはいつから施行されるかは別ですよ、まだ決まって...全文を見る
○村山(富)委員 共済はどうですか。
○村山(富)委員 これはもう今度は政策判断の問題ですから大臣にお尋ねしますけれども、今それぞれ御答弁がありましたように、既裁定年金者は基礎年金に相当する部分に対して三分の一の国庫負担がつきます。それは厚生年金の場合は六十四年四月以降ですね。それから六十四年四月以前のものについては...全文を見る
○村山(富)委員 基礎年金部分に集中するという物の考え方からこういう扱いをしたのなら、既裁定年金者に対する国庫負担と特別支給に対する国庫負担と分けた理由は一体どこにあるのですか。
○村山(富)委員 いや、その内容はわかっているのですよ。だけれども、物の考え方として、大蔵大臣は基礎年金に国庫負担を集中するという考え方からこうなりました、こう言うのですね。それじゃ既裁定年金者と特別支給の者と区別をした理由はどこにあるのですか。既裁定年金者は、従来の計算でもって...全文を見る
○村山(富)委員 計算をしようとすればできぬことはないわけですね。それは既裁定年金者も基礎年金に相当する部分というのは出るわけです。特別支給の部分についても基礎年金に相当する部分というのは出るわけですからね。ですから、扱い方としては一応区切りをつけて、従来のものと改正後のものと扱...全文を見る
○村山(富)委員 これは六十一年四月から発効するわけでしよう。それなのに自分の掛金が何ぼぐらいになるのか、もらう年金が何ぼになるのか、こんなことが皆目わからないようなことでは、なかなか審議のしようがないと私は思うのです。五十九年価格で計算をした額ですね、今話がありましたように。そ...全文を見る
○村山(富)委員 ちょっと確認しておきますけれども 厚生年金の四分の一カット分のこれまでの累計はどういうふうになっていますか。それから、これは共済もあるわけですから、国公の場合はどの程度か、地方共済の場合はどの程度か、今までのカット分の累積額を示してもらいたいと思うのです。
○村山(富)委員 これは返す方法はいろいろそれぞれ共済で違うと思うのですけれども、厚生年金の場合には、これはさっき答弁がありましたように、速やかに利子をつけて返します。それから共済の場合には、それぞれの共済、地方公務員の場合には地方公務員共済組合連合会に返すということになるのでし...全文を見る
○村山(富)委員 そこで、これは残念ながら毎回質問しても答弁が同じなんですね。これでは僕はおかしいと思うのです。五十七年から五十九年までの三カ年間の特例法をつくったときはもっと歯切れのいい答弁をしたのです、絶対心配要りませんと。特例法が経過後速やかに利子をつけて返します、こう言っ...全文を見る
○村山(富)委員 予算編成の過程において結論を出すべきものだという答弁です。ただ、考え方としては、これはもうあなたの前回の私の質問に対する答弁も、一年間の延長にしたということは、制度が変わるということを前提に踏まえて、いろいろ意見はあったけれども一年間ということにしたのだ、こうい...全文を見る
○村山(富)委員 時間が参りましたからこれでやめますけれども、これは共済の場合も厚年の場合も同じですが、やはり積立金というのは被保険者のものですから、そうでしょう、それを借りているわけですから、のんべんだらりといつ返すかわからぬようなことでこれは済まされない問題ですよ。しかも制度...全文を見る
11月26日第103回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○村山(富)委員 昨日も質問がありましたけれども、この一括法案というのは、提案者は総務庁長官ですね。それで、内容については各省がそれぞれ分かれておる、これは二十六の法律があるわけですから。一体この法律の責任はだれが持つのですか。何かあったときの法律の責任はだれが持つのですか。
○村山(富)委員 これは昨日は連合審査がありましたけれども、この連合審査で各常任委員会のメンバーが来られて、そしてわずかな時間に質問をするというような形式の問題でなくて、私はやはり各省が責任を持つのなら各省の責任を持った常任委員会で専門的に審議をするというのが当然ではないかという...全文を見る
○村山(富)委員 具体的にお聞きしたいと思うのですけれども、企業が自分のところでつくっている製造物について、その企業の責任において検査するということが一つありますね。それからもう一つは、業界が共同で何らかの検査機関をつくって、そして検査をするというようなことも現実にあると思うので...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、今私が挙げた三つの事例を想定した場合、その三つとも全部自己認証の中に含まれると解釈していいのですか。
○村山(富)委員 きょうはもう時間がございませんから、意見を開陳するのではなくて、一応解釈の確認だけをしておきたいと思うのです。  次に、今回の法律の改正は、いずれもアクションプログラムに関連をして改正する事項ですね。そこでお尋ねしたいと思うのですが、製品安全法の特定製品八品目...全文を見る
○村山(富)委員 時間がなくて残念ですけれども、次の質問に移ります。  自己認証制度については、外国の製品もこれは当然でしょうけれども、特に日本の企業の場合非常に閉鎖性が強い。したがって、自主的に行う検査が果たして公正にやれるかどうかということについては、大変消費者の皆さんは疑...全文を見る
○村山(富)委員 基準の見直しをするわけですね。  次に、同じく安全法の特定製品で、乳幼児用のベッドについても事故が起こっているわけですが、私はこの際聞いておきたいのですが、通産省に報告されている件数、事故の内容、何が原因で事故が起こったのか、この事故の原因等について御説明いた...全文を見る
○村山(富)委員 これらも当然基準の見直しをすべきだと思うのです。  私は今二つの事例だけを申しましたけれども、こういう事例を踏まえた場合に、さっき答弁がありましたように、別に今特定製品についてアメリカから要請があったわけではない、しかもこういう事例が起こってきている、なのにな...全文を見る
○村山(富)委員 今度の改正は特定製品を第一種と第二種に分けるわけですね。そうすると、もっと言えば、今Sマークのついている製品を第一種と二種と分ける、その基準は何ですか。  それからもう一つお尋ねしますけれども、これは確認だけすればいいのですが、さっきから説明がありますようにS...全文を見る
○村山(富)委員 そういう基準やら具体的な中身がわからなければ本当は審議のしようがない。時間がありませんから言いませんけれども、そういう点で一番皆さんが疑問を持ち不安を持っているわけですから、そこらが明確にならないと実際のところは審議のしようがないわけですよ。ですけれども、時間が...全文を見る
○村山(富)委員 基準緩和をするためにはやはりその条件を整備する必要がある。その条件整備をする一つの柱として、企業の責任については自覚を促すというだけではなくて、何かあった場合にはちゃんと責任がありますよというぐらいの責任制度というものをきちっと確立する必要がある。これは日本の場...全文を見る
○村山(富)委員 今回は第一弾であって、このような規制緩和は次から次に続けられていくと思うのです。政府の説明によりますと、要望事項に対応して規制緩和をする件数が二百件ぐらいあると言っていますね。この二百件の内容というのは全然わからぬわけですが、この内容は明らかにできますか。
○村山(富)委員 時間がないからあと二つだけ確認しますけれども、これから政令や省令をつくっていくわけですね。これは国民生活審議会の消費者政策部会でも、意見書の中で、規格・基準の作成の段階で消費者や関係者の意見を聞きなさいということが指摘されていますけれども、政令、省令をつくる段階...全文を見る
○村山(富)委員 時間ですから、質問を終わります。
11月28日第103回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○村山(富)委員 時間も限られておりますから、端的にお尋ねをしたいと思うのですが、この医療法の一部改正について大臣の提案説明を見ますと、まことにいい説明、いい提案をしているわけです。  例えば「人口の高齢化、医学医術の進歩、疾病構造の変化に対応して、国民に対し適正な医療をあまね...全文を見る
○村山(富)委員 いや、その計画作成の段階から特別にそういう方々の意見だけ聞かなければならぬという扱い方をするのは、やはり住民全体の立場からすれば公平を欠くのではないか。医療というのは供給する側と受ける側があるわけですから、この供給する側と受ける側との利害関係が必ずしも対立すると...全文を見る
○村山(富)委員 説明をさせればいろいろ答弁はされると思うのですけれども、現実にこういう事例がありますね。これは私も調査に行きましたけれども、長崎県では今条例制定の署名活動がなされているわけです。話を聞きますと、六十万から署名が集まっている、こういう状況にあるらしいんですけれども...全文を見る
○村山(富)委員 私は何も三師会の意見を聞くことが悪いと言うのじゃないですよ。できるだけ関係者の意見を公平に聞きながら、全体のためになるような医療計画をつくっていくというのが当然ではないか。現に長崎ではこういう事例があるじゃないですかということを私は申し上げているわけです。これか...全文を見る
○村山(富)委員 それじゃ次に移ります。  この医療計画のガイドラインを見ますと、具体的な中身につきましては、標準なんかはほとんど省令で決まるわけですね。この「地域医療計画の策定」という図案を見ますと、省令で決められる中身は、第一に医療計画の単位となる区域、医療圏の設定に関する...全文を見る
○村山(富)委員 そこでお尋ねしますけれども、今度の医療計画を策定する中に診療所は含まれていませんね。そういうことになっていますね。そうなりますと、やはり診療所は診療所として医療行為の中で一定の役割を果たしているわけですが、診療所を除外した、含めないのは一体どういう理由によるのか...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、地域によって必要性を認めるところもあれば認めないところもある、医療計画をつくる際にそういうことになるわけですか。
○村山(富)委員 そうすると、例えば第二次医療圏を想定して考える場合に、その第二次医療圏の中には病院もあれば診療所もある。そうすると、その診療所の持っておるベッドについては必要ベッド数という範囲内には入れない、こうなるわけですか。
○村山(富)委員 私は、やはりその圏域の中における病院、診療所、それぞれ機能を果たして総合的な役割を持っているわけですから、総合的な機能を果たす中からその地域の医療が生まれていくということになると思いますから、当然診療所も含めるべきではないかと思うけれども、これは見解の違いですか...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、今の病床数はある程度の水準に達しておる、地域によって多い地区もあれば少ない地区もある。ということは、大変偏在しているということですね。そうすると、今度の医療計画を策定するということは、その偏在をできるだけ是正していこうということにねらいがあるのですね...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、この計画が仮にできた場合に、第一次医療圏は市町村単位で今回の法改正とは関係なしに県に任せる。第二次医療圏、第三次医療圏を設定して、その圏域内における必要な病床数は何ぼかということの標準を示す。そうでしょう。そうすると、その標準を示すだけであって、具体...全文を見る
○村山(富)委員 私が聞いているのは、AならAという第二次医療圏を想定しますね。都市部に医療が集中している、そして周辺部は非常に医療が少ない、こういう地域があると仮定します。しかし、その第二次医療圏全体から見た場合に、病床数はもう足りている、標準を足りている。そういう場合に、都市...全文を見る
○村山(富)委員 そうしますと、あなたのおっしゃる中には偏在しているという視点は全然ないのですね。例えば東部と西部がある、そして東部に医療が集中している、西部はない、無医地区だ。こうした場合に、この無医地区の人は東部にある病院に通えばいいじゃないですか、全体をトータルでもって標準...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、第三次医療圏というのは例えば都道府県単位になる。都道府県単位になった場合に、Aという第二次医療圏がある、Bという第二次医療圏がある、そしてCという第二次医療圏がある。県全体の第三次医療圏で必要な病床数というのも設定されるのでしょう。それはされないので...全文を見る
○村山(富)委員 そうすると、必要病床数の基準というのは第二次医療圏が基準になるのですね。第三次医療圏というのは高度、特殊医療だけを主体とする、こうなるわけですね。  そこで次にお尋ねしたいのは、私は今のあなた方の説明で納得したわけじゃないのですよ。そういうふうに医療が偏在して...全文を見る
○村山(富)委員 いろいろ想定して問答しますと、いろいろな場面場面が考えられるわけです。ただ、私は、医療圏を計画的に設定をして推進をする場合には、高額な医療器具というものをどこの病院も持っておる必要はないわけですから、中核病院なら中核病院にある、周辺のお医者さんが必要であればそれ...全文を見る
○村山(富)委員 私は、聞いていますと答弁に無理があるような気がするのですね。これは公的病院があるし、医師会立の病院があるし、あるいは個人の病院がある。そうすると、医師会立の病院や個人の病院は、仮に増設する場合に全体の医療圏の中で、これは必要以上だといえば勧告をすると言っているで...全文を見る
○村山(富)委員 何かわかったようなわからないような答弁というのは納得できませんけれども。今現実に国立病院の統廃合が行われていますね。特に自治体の病院、公立の病院なんかについてもそういうことが議論されているのです。  さっきの長崎の事例だって公立病院が廃止になってやられているわ...全文を見る
○村山(富)委員 ですから、対等に扱って同じようにするというのなら、これは特別に公的病院だけ病床規制する必要はないのです。これは要らぬものじゃないですかね。ですから、私が今念を押しておるのは、この計画推進の中で特別に国立病院やら公立病院がそのために規制の、整理統合の対象になるとい...全文を見る
○村山(富)委員 これはこれから機会あるごとに議論を進めていきますけれども、私どもも検討さしてもらいますけれども、やはり皆さん心配しているのですよ、実際問題として。ですから、そういう懸念がないように、本当に地域住民のためになるような医療をどう設定するかということを中心にやはり責任...全文を見る
○村山(富)委員 これはやはり十分重視して、計画の中ではそういうものを抜かりないようにきちっと入れてもらいたい。  それから次に、もうこれは時間が参りましたからお尋ねしますけれども、今老人保健法で各市町村に保健活動をしてもらうことになっていますね。それから最近話題になっておりま...全文を見る
○村山(富)委員 これは、いずれにいたしましても本当の意味で国民の健康を保持して、そして十分な医療をまんべんなく提供できるようにしたい、そのために医療計画をつくるんだというのであれば、やはり保健所の活動とか、あるいは老人保健法に言う市町村のいろいろな保健活動とか、それからこれから...全文を見る
○村山(富)委員 仮に医療施設となった場合には、それは医療計画の対象になるわけですか。
○村山(富)委員 これは、これから法的な性格も明確にしてもらわなければいかぬと思うのですね、今の段階ではなかなかそこまで結論が出ていない、こういうお話ですから。  ただ、やはり地域全体の包括的な医療、保健あるいは福祉、そういう活動を有機的に連係し合えるような形で、そして一番大事...全文を見る
○村山(富)委員 一般論として言えば、それは今答弁があったようなことになると思うのですね。しかし、具体的に、例えばリューマチならリューマチというものを例に挙げた場合に、リューマチの患者さんが、これはもうさっき言いましたように、内科にも整形外科にもいろいろ関連がある、どこの病院に行...全文を見る
○村山(富)委員 一般論で解釈するのではなくて、やはり現実に六十万から患者さんがおるというふうに僕は聞いていますけれども、そういう患者さんが選択にお困りになっておる、そういう現状というものがもし認められるとするならば、私はやはり患者さんのために、それじゃひとつリューマチ科というの...全文を見る
○村山(富)委員 今の問題も含めて、先ほど来議論をしてまいりました経緯というものは大臣も十分お聞きになっていると思うのです。私はやはり医療というのは国民のためにあるわけですから、国民のためになるような医療をつくっていくためには何が必要かという視点で物を考えていただくことが大事だ。...全文を見る
○村山(富)委員 終わります。