村山富市

むらやまとみいち



当選回数回

村山富市の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第132回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(村山富市君) まず、未曾有の惨事となりましたこのたびの兵庫県南部地震による災害に対して、亡くなられた方々や遺族の方々に謹んで心から哀悼の意を表したいと思いまするし、同時にまた、被災をされて今なお避難生活を余儀なくされておりまする多くの方々に対して、心からのお見舞い...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) お答えいたします。  被災地を見た率直な感想と決意についてお尋ねがございましたが、実際に被災地を訪れて被害の状況を目の当たりにいたしまして、御家族を亡くされた方々や、自宅が倒壊し、または火災に遣われて避難生活を送られておる方々等々に接してまいりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) お答えをいたします。  今、現地を視察された、調査をされた現状について、つぶさな御報告がございました。まことにそのとおりだと私も把握をしております。  当面、陸海空すべての手段を総動員して、とにかくやれることはもうすべてやってほしい、こういう要請...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 第百三十二回国会の開会に当たりまして、まず、午前中御審議もいただきました関西地方を襲った兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 ...全文を見る
01月20日第132回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(村山富市君) 第百三十二回国会の開会に当たりまして、まず、関西地方を襲った兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。  政府といたしましては、私自身が先...全文を見る
01月23日第132回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 海部議員からの質問にお答えする前に、一月二十日の本会議における二階議員からの質問に対する私の答弁につきまして補足をさせていただきたいと思います。  第一に、兵庫県南部地震が発生しました一月十七日の私の日程についてでありますが、当日申し上げましたよう...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君)(続) 私は、今回とってまいりました措置は、現状の情勢に照らして最善の策であったと確信を持って申し上げたいと存じます。(拍手、発言する者あり)
○内閣総理大臣(村山富市君)(続) 私は、この際、この席をおかりして心から申し上げたいと存じますが、五千人に達する亡くなられた方々、その遺族の方々に対して哀悼の誠をささげたいと思いまするし、同時に、負傷された方々や避難生活を余儀なくされておる被災者の方々に対しても、心からお見舞い...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 森議員から、兵庫県南部地震災害対策等々、国政全般にわたって力強い激励を兼ねた御質問をいただきました。心からお礼申し上げます。(拍手)  まず、被災地における住宅対策についてのお尋ねでありますが、今回の地震によりまして、多数の家屋の倒壊や大規模な火災...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 米沢議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  所信表明演説ですから、質問は限られていると思いますが、地震災害対策のための財政措置について、当面の緊急対策及び本格的な復興対策を含め御質問がございました。  今回の地震によ各災害復旧に関しまして...全文を見る
01月24日第132回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 鹿野議員の質問にお答えを申し上げます。  その前に、残念ながら、兵庫県の南部地震に当たりまして、ついに亡くなった方が五千名を超しました。心から哀悼の誠をささげたいと思います。  私に対する質問は、北朝鮮の軽水炉転換に対する我が国の財政支援について...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 不破議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  今回の被災者救援対策として、住宅、食料、医療、ライフライン再建などの救援と復旧についての御質問でございますが、住宅につきましては、応急仮設住宅約一万三千八百戸の建設、公営。公団住宅等約一万六千八百...全文を見る
01月24日第132回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(村山富市君) 答弁を申し上げる前に一言申し上げておきたいと思いますが、五千名を超す方々が亡くなられた未曾有の大惨事となりました。亡くなられた方々や遺族の方々に対して謹んで誠の意をささげたいと存じますし、また、けがをされたり避難生活を余儀なくされておる方々に対しても心か...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどの答弁の中で、公営住宅、公団住宅等に入居済みの戸数について間違いがございましたから訂正させてもらいます。約四百戸が入居済みであります。  次に、倉田議員の質問にお答え申し上げたいと思います。  日本全土が大地震帯であると認識をし必要な措置を講ず...全文を見る
01月25日第132回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(村山富市君) 久保議員の質問にお答えを申し上げたいと思いますが、残念ながら、兵庫県の南部地震に当たりまして、ついに亡くなられた方が五千名を超す惨事となりました。  今、久保議員からも、そうした亡くなられた方や遺族の方々、そしてなお避難生活を続けております現地の事情を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 星川議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  最初の質問は、平成七年兵庫県南部地震に対する捜索・救助活動に関する御質問でございました。  現在、被災地以外の地域からの応援も含め、消防約五千人、警察約三万人、自衛隊約一万六千二百人の体制で全力で行...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 立木議員の質問にお答えを申し上げます。  まず第一の質問は、被災者に対する住宅対策についてのお尋ねでありますが、一日も早く被災者の住生活が安定するよう、応急住宅対策を鋭意推進しているところでございます。  まず、公共住宅の空き家の活用につきましては、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 林議員の質問にお答えをいたします。  まず最初は、災害対策の特別立法の制定についての御質問でありますが、政府は一丸となって有害対策基本法等に基づき対策に万全を尽くして去るところでございますが、さらなる立法措置については、今回の地震による被害の甚大性にか...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 西川議員の御質問にお答えしたいと思いますが、被災地の現状を踏まえ、お困りになっている皆さんの立場に立っての具体的な御質問でございました。  避難生活者への支援対策及び被災者の生活再建策について、まず御質問がございました。  避難生活者への支援対策とい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) みずから被災者でありながら、被災地域の救援や復旧に駆けずり回って御尽力をされております西野議員の心打たれる御提言、御意見に対して、心から敬意を表したいと思います。  まず、質問の第一は、地方自治体と自衛隊との合同訓練についてのお尋ねでありますが、各地方...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 久保議員の残された、今御質問のございました点についてお答えを申し上げたいと思います。  過去を反省して未来への平和の決意を表明する国会決議を採択するなど、新しい出発を遂げる日本の姿を全世界にアピールすべきではないかとの御指摘がございました。  御指摘...全文を見る
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○村山内閣総理大臣 今深谷委員からお話もございましたように、五千名を超すとうとい生命が亡くなる、三十万近い自分の家庭に住めなくて避難生活を余儀なくされておる被災者の方がおられる、私はこういう事態を重く受けとめていかなければならぬと思います。  同時にまた、現状のいろんな状況が報...全文を見る
○村山内閣総理大臣 当面は、災害対策基本法に基づきましていち早く非常災害対策本部を設置をし、同時に、私が本部長になった、閣僚全体を一体とした緊急対策本部を設置をする。同時に、これは現地の要望もございましたが、現地に対策本部を設置をして、そして十分県や市と連携をとり合った中で、一体...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今の御質問にお答えする前に、先ほどの深谷議員の質問の中で、これから復興に当たって、関東大震災の際の復興院のようなものを検討する必要があるのではないか、こういう御質問がございました。  私は、どういう機構をつくることが一番いいのかというのはこれから真剣に検討し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 大都市の震災対策につきましては、これまでの経験等にかんがみまして、大都市震災対策推進要綱、南関東地域においては、広域的かつ激甚な被害をもたらす地震に対処するために、南関東地域震災応急対策活動要領というようなものを既に策定しておるところでございますけれども、同時...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、戸井田議員から関東大震災のときのことも想起をしながら、今回の神戸南部地震の現状を踏まえた建設的な貴重な御意見を拝聴させていただきました。  私も、何といっても五千人からのとうとい命をなくしたという今度の大惨事については重く受けとめながら、心を痛めておりま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、野呂田議員からもお話ございましたけれども、今度の兵庫県南部地震の状況を検討してまいりますと、やはり火災による被害というものがあれほどまでに大きかったのではないかというふうに思われるわけです。その実態を見ますと、今お話もございましたように、道路が狭くて交通渋...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘のございました共同溝は、下水道、電話線等を収容することで今計画を進めておりますし、現に大都市を中心に約三百三十キロメートル整備をされておるというふうに聞いております。それから兵庫県内でも尼崎を中心に約八キロメートル整備をされておりますが、今回の地震では...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、それぞれの関係機関で、例えば自衛隊、警察、消防等々、あの事態の中で可能な限りのことはされてきたんではないかというふうに思いますけれども、しかし結果的に見てあれだけの災害が生じた、どこかにやっぱり欠陥があったんではないかといっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘のございました、情報を正確につかむ、情報を正確につかまなければ対応はできないわけでありますから、何よりも大事なことだというふうに思いますので、今回の経験に学んで、そういう点は一元的に危機管理体制というものができるように十分検討をしていきたいというふうに...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来それぞれ担当する大臣から答弁がございましたように、こういう緊急事態に対応して、これはもうこれからもさまざまな多様な要求が出てくると思いまするし、また、こたえていかなきゃならぬ部面もあると思うのです。そういう意味から申し上げますと、今の制度、仕組みにこだ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まず第一に、現行制度、現行法体系の中でやれることはやり尽くす。同時に、それで欠ける点があって、必要なものについては緊急に措置ができるような対応をしていく。同時に、危機の管理体制については今後、先ほど来お話がございましたような実態を踏まえて、改善すべき点は改善を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から御指摘もございましたように、今回のこの地震は想像を絶する被害をもたらしました。何といっても五千人以上の方が亡くなられるし、同時に、今避難生活をされている方が三十万からおられるわけです。  ここまで被害が拡大された原因は一体どこにあったのかということ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、鳩山委員から切々と今回の災害に処する政治家としての見解が述べられました。私どもも、これまでの経過についてもいろいろな批判や意見があることも十分承知をいたしておりますし、そういう批判や意見は謙虚に受けとめながら、何よりも当面する救援対策やあるいはその復旧や、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 実際に実行する段階になりますと、今御指摘もございましたように、なかなか難しい問題ではないかと思うのです。  しかし、これだけの大きな災害を受けて、そして二度と災害は起こさない、地震にも耐え得るような、そういう防災の徹底した町づくりをしていくためには、ある程度...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今高見議員から、実際に被災地におられて地震の怖さを経験をされ、同時にあの倒壊したり、あるいはその倒壊された家屋の下敷きになって助けを求めておる状況やら、そうした現状の中に駆けずり回って救援活動をやられておる高見議員のお姿も私は現地で拝見をいたしましたけれども、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今申し上げましたように、被災された皆さん方がそういう気持ちでお互いにかばい合い、助け合い、力になり合って励まし合っておる、そういう状況の中に全国からボランティアの方々が結集をされて、そして身を挺して不眠不休で協力をされておる、そういう姿も私はよく承知をいたして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これだけ大きな未曾有の惨事に発展をしたその経過を振り返ってみて、いろいろな批判や意見があることも十分承知をいたしておりまするし、そうした批判や意見は謙虚に聞かなければならぬという気持ちでございまするし、それだけにそうしたことも十分踏まえた上で今後の対策に万全を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今申し上げましたように、災害基本法に基づいて非常災害対策本部というものをつくって、今取り組んでいるわけです。  緊急災害対策本部というものになぜしないのかという御質問でございますけれども、これはよく調べてみますと、これは正確に答えた方がいいと思いますから申し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まず、国内で政府が責任を持って、対応できるところはきちっと対応していくということが大前提だと思います。  アメリカの大統領からは、いち早く見舞いの電話がございました。そこで、その見舞いの電話に対するお礼と、同時に、あらゆる協力をしたいという申し出がございまし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が一月二十日の衆議院本会議で言及しましたのは、同日の閣議決定は、激甚災害の指定を行うとの方針を決定するとともに、あわせていち早く、今お話のございましたように、被害を受けた中小企業者等に対する災害融資等について、激甚災害指定を行った場合と同等の特別措置を講じた...全文を見る
○村山内閣総理大臣 前田議員から御意見ございましたように、兵庫県の県下の市、とりわけ神戸市というのは日本の海陸の物流の拠点でもありますし、それが日本の経済に与える影響は大変大きい。同時に、十一月にはAPECも大阪でありますけれども、アジア・太平洋地域全体の中に占める日本の経済の役...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうこれは繰り返しになりますから申し上げませんけれども、結果的に、結果から振り返ってみた場合に、いろいろやはり指摘される問題点はたくさんあるのではないかと思いますし、今までの議論の中でも出されておりまする御意見を私はやはり謙虚に受けとめて、そして今後の対策に万...全文を見る
○村山内閣総理大臣 結果的には、五千人以上のとうとい命をなくしましたし、三十万人近い方々が今なお難儀の多い避難生活を送られておるわけでありますから、こういう現状も重く受けとめながら、これまでいろいろ御意見のありましたことやら、また御指摘のありました点等々も謙虚に受けとめながら、私...全文を見る
○村山内閣総理大臣 やはり現状と実態というものをしっかり把握をして、そして、これまでの問題点等を十分分析し、解明して整理をする。同時に、今申しましたように、諸外国の例等も参考に研究する必要があるというふうに思いますから、今いつまでにということはなかなか回答できませんけれども、可能...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いい機会ですからお答えしておきたいと思うんですけれども、私が、まあ初めての経験だし、何分早朝のことですから混乱もあったと思いますということは、現場の情勢がつかみ得なかったことの現状というものを申し上げたわけです。  神戸市では、兵庫県等では、これはやっぱりふ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 お答えします。  いやいや、開き直ったというんでなくて、私の発言に誤解があるといけませんから、今、誤解をしないようにひとつ御理解願いたいということを申し上げたのでありまして、これまでの経過について結果的に、こういろいろ振り返ってみますと、御意見がございますよ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 どういう批判も甘んじて私は受けたいと思っておりますけれども、ただ、十七日、これはもう率直に申し上げまして、一番最初に私が知ったのは、朝六時過ぎのニュースで、テレビで知ったわけですね。これは大変なことになるのじゃないかという気がいたしましたから、すぐ秘書官の方に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども私はちょっと皆様方に御理解をいただくために弁明をさせていただきましたけれども、私が申し上げましたのは、先ほど来申し上げておりますように、今回つくってきた取り組みと体制は、現状で考えられる範囲では精いっぱいやらなきゃならぬことはやってきたつもりですけれど...全文を見る
○村山内閣総理大臣 全体のこの流れからすれば私は御理解をいただけるかと思うのですけれども、しかし、それが大変な誤解を与えているとすれば、これは御迷惑をかけることになりますから、訂正することにはやぶさかではございません。
○村山内閣総理大臣 今、委員からお話もございました被災地の現状というものは、私も十九日に参りましてつぶさに拝見をさせていただきました。それはもう言葉では言えない悲惨な状況にございますし、同時に、これは日がたつに従って想像もできないようないろいろな問題も起こってくるのではないか。ま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から、現場で経験をされた生々しい実情の御報告がありましたけれども、そういうお気持ちに、遭遇された皆さんのお気持ちに、本当にもう言葉では言い尽くせない気持ちでいっぱいでありますけれども、率直に申し上げまして、私は六時過ぎのニュースをテレビで見たんです。その...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十七日の日だったと思いますが、消防庁長官が現地に行っておられまして、電話で報告を受けました。そのときに私は、もう何よりもかによりも人命救助が大事だ、同時に、消火に全力を挙げてほしい、そのために責任は持つからやれることはもうすべてやり尽くしてほしい、こういうお願...全文を見る
○村山内閣総理大臣 きのう、私は、夜、国会が終わりましてから関係省庁をちょっと激励に回りました。その際に申し上げたのですけれども、やっぱり三十万からの避難をして生活をしておる皆さんがおられる。これは千カ所以上避難場所があるわけです。ですから、物資が行き届くところもあるだろうし、ま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 五千人を超すとうとい人を亡くしましたし、同時に、三十万からの避難生活を余儀なくされておる方々がおられる今度の甚大な災害というものは、これはもう筆舌に尽くしがたいものがございますし、これまでも日本の政府としては、何といってもやはり日本のこの列島というのは地震多発...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来申し上げておりますように、これは、地震の予知学会あるいはまた防災対策委員会、いろいろな機関がありますね、そういう機関でこれまでの経験に学びながら、防災対策、地震対策というものについてはそれなりの計画も立ててやってきたと思いますけれども、それを上回る今回...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今小里大臣からも答弁がございましたけれども、あの地域にある、例えば大蔵省所管の土地とか郵政省が持っている土地とか、そういう国有地をできるだけ活用して、そこに仮設住宅を建てるということも検討してほしいし、同時に、その周辺地域にある、例えば共済年金会館とかいろいろ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、現地で活躍されておるボランティアの皆さん方には本当に頭の下がる思いで、もう感謝の気持ちでいっぱいです。こうしたボランティアの活動に対して、これは自主的な活動ですから余りなにしてもいけませんけれども、しかし、やはり助成もする必...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○村山内閣総理大臣 きのうも集中審議の中でいろいろ御意見を拝聴いたしましたけれども、五千人を超すとうとい生命が亡くなられた、同時に三十万近い避難生活を余儀なくされている方がおられる。そういう方々の今の心境を考えた場合に、これはもう言葉では言い尽くせないほどの未曾有の大惨事になって...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今官房長官から答弁をされたことに尽きると思うのですけれども、先般海部委員を中心にした皆さんからそういうことの申し入れがございました。緊急災害対策本部と非常災害対策本部とどこにどういう違いがあるのかということについても、お話もございましたのでいろいろ精査をしてま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 現在でも、例えば東京都あたりではそういう防災計画に基づいて、昨年も九月一日に防災計画に基づく防災の日の事業が行われましたけれども、それには消防も警察も自衛隊も全部参加して合同の訓練をしているわけですよね。私は、この経験にかんがみまして、平素からやはりそういう連...全文を見る
○村山内閣総理大臣 日米首脳会談で北朝鮮の核疑惑の解明の問題、同時に、軽水炉支援の問題等について話し合いがございました。  これは、米朝合意を踏まえて、これは国際的にも、単に日米間だけの問題ではなくて、朝鮮半島から核をなくしていくということはこれはもうまた大きな課題ですから、し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは日米交渉の中で話し合われた問題ですから、正確にお答えをした方がいいと思いますから記録を読ませてもらいますけれども、今お話がございました、北朝鮮のミサイル開発を放置したままかかる支援を行ってよいのか、ミサイル問題に厳格に対処するよう米国にも働きかけるべきで...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的な指標につきましては、また必要があれば経済企画庁の方から答弁をしてもらえると思いますけれども、バブル崩壊後、内需拡大を基本とした景気の回復に努めるべきである、そのためには、経済をもっと開放していく必要もあるし、そのために規制緩和の必要もあるというようなこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 行政改革がこの内閣に課せられた大きな使命であり、課題であるということは、たびたび私も申し上げてまいりました。その決意には変わりはございません。  行政改革と一口に申しましても、その中身についてはいろいろな意見と問題があると私は思います。今私どもが取り組んでお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど私が答弁した中で、行政改革推進委員会というのを申し上げましたけれども、これは地方分権推進委員会の間違いでしたから訂正をさせていただきます。これは言葉の間違いですから、済みません、謹んで訂正をさせていただきます。  それから、今申されました内外価格差、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほどもお話がございましたように、規制緩和については経済的には原則自由、それで可能な限りやはり自由化をすべきものだ。同時に、これは私はいつも申し上げますけれども、社会的には力の強い者があれば弱い者もある、健常者もおれば身障者もおられる、そういう意味では、社会的...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういうお話があったことについて、いろんな意味を考えての御配慮に対して、私は当時お礼を申し上げました。  ただ、先ほど来お話も申し上げておりますように、今内閣の中に私が長となる緊急対策本部を設置をして、災害基本法に基づく非常災害対策本部も設置をして、専任大臣...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年の十二月二十八日に私は地元大分に帰りましたけれども、この三陸はるか沖地震は、私が大分に帰ってから夜起こった事件であります。そういうスケジュール、日程がずっと組まれておったものですから、それなりにマスコミの皆さんも帰ったことを主体にした記事をどんどん書いてく...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょっと日程を申し上げたいと思うんですけれども、私は、きのうの集中審議でも申し上げましたように、六時過ぎにテレビのニュースで一番最初に知りました。すぐ秘書官に連絡をとって、情報の報告をしてほしいということで、七時半に最初に聞いたんです。そしてそこですぐ、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘になりましたいろいろな点をずっと振り返ってまいりまして、これはもうきのうの集中審議でもいろいろな意見も聞かせていただきましたけれども、やはり危機管理体制、そうした災害に即時に対応できるような平素からの取り組みといいますか、そういうことが何よりも必要であ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘のございました大規模地震対策特別措置法ですか、その審議をされるときには、私はその議事録も見ていませんから許しぐわかりませんけれども、それなりのやはり背景と問題点があって議論されたのではないかというように私は思うのです。それを今ここで私が論評する限りでは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、その法案が審議される際には、まだ国際的にも東西対立もございましたし、いろいろな意味で国民の疑念もあったと思うんですよ。そういう国民の疑念を代弁して、これはやはり、憲法の関係もありますから、治安出動に出るような可能性というものが全然...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは先ほど来答弁いたしておりますように、その法案の審議をする際にはその法案の審議をされる背景というものがやっぱりあって、国民の中にもそういう危惧を抱く者もたくさんおられた。そういう国民の声もやっぱり代弁をして議論をされたことではないかと私は思うんです。これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、臨時国会でもそういう私に対する質問もございまして、私はお答えを申し上げましたけれども、憲法の前文ですね、憲法前文の理念を踏まえて、当時日本を取り巻く情勢というのは、冷戦構造の中でやはり一方では軍拡が要請されてくる、こういう状況にもございましたし、そうい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法前文というのは、憲法の基本原理などが個々の条文の前に置かれたものであって、憲法の基本原理などが述べられたのが前文だというふうに解釈されているわけです。個々の条文が重要な意味を持つものではありますけれども、他方、憲法前文は、それぞれの条文を解釈する場合の解釈...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、私は、一貫をして申し上げておりますように、憲法の条文に照らしてというのではなくて、憲法の前文に理念として示されておる、憲法全体を貫いておる解釈というのは、あくまでも平和理念に徹している憲法であります。そういう理念に照らして考えた場合に、あの東西対立の中で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういう東西対立というのはなくなってきたわけですから、しかも、ある意味で、いろんな歯どめもかけて、この程度の節度ある自衛力は持ってもよろしい、こういう国民のある意味でのコンセンサスもあるわけでありますから、そういう点も十分踏まえて、そして先般の社会党の全国大会...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、憲法学者がどういう解釈をしているかということについては、これは恐らく学者の中によっていろいろ議論は私はあると思いますね。ですから、今あなたが言われたことを一方的に私が受けることはできませんけれども、私自身は、もう先ほど来申し上げておりますように、憲法理...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いやいや、私は私の見解を申し上げておるのであって、あなたの見解のとおりにならないから答弁になっていないなんて言ったって、それは困りますよね。それは私は、あくまでも平和憲法の前文に書かれている理念、これは憲法全体を貫いている考え方である。その考え方に立って、今の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 PKOが議論をされる背景というのは、ちょうど湾岸戦争もあったときでありますけれども、あの湾岸戦争の中で多国籍軍が編成をされて、そして出動する、こういうものに日本の自衛隊も参加をする危険があるのではないか、こういうことが議論されたときでありますから、私は、それは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、憲法の解釈が変わったとは言っていないのですよ。憲法の解釈は一貫しておるけれども、やはり国際……(発言する者あり)いやいや、だって情勢が変われば政策の方針が変わるのはこれは当然なんであって、その政策の方針が、情勢がどう変わろうと政策が変わりませんというのは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、憲法の前文に書かれている平和の基本原理というものはやっぱりしっかり守っていくものだというふうに考えておりますから、この憲法の貫く理念と精神というものは、これはもうやっぱりしっかり守っていかなきゃならぬ、これはもう今でも変更はないわけです。  ただ、自...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは何度聞かれても同じ答弁になるのですけれども、憲法の前文に書かれておる平和の理念、それから憲法を貫いておる平和の精神、この理念や精神に対する解釈は変わっておりません、こう申し上げているわけですね。  そして、しかも自衛権というものは否定はいたしておりませ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう幾ら聞かれても同じ答弁になりますけれども、憲法の理念は前文に示されておる、そして憲法全体を貫いておる三原則というのは、今委員も御指摘されたところですね。この理念や憲法全体に対する理解というものは変わっておりません。  ただ、それに照らして、具体的に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはやはり政党として、政策なり方針が変わるということは当然あり得ることであって、ですから私は、憲法の解釈がぐるぐる変わるというのは、それは問題だと思いますよ。ですから、憲法の前文に書かれておる理念、憲法を貫いている考え方等については一貫して変わっておりません...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は、憲法の認めるものである、こういう解釈をしているわけですね。いいですか。専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は、憲法の認めるものである、こういう解釈は変わっていない...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、先ほどからも申し上げておりますように、自衛隊を合憲にした理由は、東西冷戦の終結で、歯どめなき軍拡志向の危険性が消えたこと、あるいはイデオロギー抜きの新しい安全保障政策が論議をされる土台ができたというふうに私は思うのですね。戦後半世紀を経て、必要最小限度...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今いろいろな視点から問題の御指摘がございましたが、私は、やはり今回のあの過密な都市に直下型地震という初めての経験もしたわけでありますけれども、御指摘もありましたように、五千人以上のとうとい生命がなくなる、同時にまた三十万近い方々が今なおこの寒さの厳しい中に難儀...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうこれは委員十分承知のことですから、内容は詳しく申し上げませんけれども、非常災害対策本部を設置した場合と緊急災害対策本部を設置した場合と具体的にやることにどういう違いがあるのかということについては、先ほど来お話がありましたように、例えば物価統制が必要であると...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今議員が言われた交通規制等については、これは道交法でこの事態に対応していつでもできるわけですから、それは、その私権の規制とかなんとかいうものまでに拡大する解釈は、私はとらない方がいいのではないかという気がいたしますけれども。  いずれにいたしましても、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、大蔵大臣からも答弁がございましたけれども、これはもうこれだけの大きな災害があったわけでありますから、生産を中心にあるいはまた雇用問題を中心に、日本経済全体に与える影響というものは大変大きいものがあると私も思います。  そこで、一日も早く生産が再開できて生...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、加藤委員るるお話がありましたけれども、お話を聞きながら、私ども子供のときに、向こう三軒両隣とか、あるいは隣組とか隣保班とかいうようなことを思い出したのですけれども、共同で助け合う社会というものは伝統的に日本の社会のやはりいいところだったと思うのです。  ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今加藤議員からお話がありました、午後三時だという記事に対して、加藤議員がいやそうではない、午前十時だという……(加藤(紘)委員「十時三十分」と呼ぶ)十時三十分、その記事も読ませていただきました。私も同感であります。  バブルが崩壊して、今ようやくこの日本経済...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今それぞれ外務大臣、大蔵大臣からお話がありましたけれども、官房長官と総務庁長官がこれは中心になりまして各大臣と個別に折衝して、そして話を詰めて、二月十日までに一応の成案を得る、そしてこの年度内に決着をつけて必ずやりますという決意を持っております。
○村山内閣総理大臣 今、池端委員から、こうした大災害に取り組む場合に、個々の所管事項にばらばらで取り組むような縦割り行政では、本当の意味で救援活動なりあるいは復旧、復興活動に大きな支障を来すのではないかという意味の御指摘があったと思います。  これはもう極めて大事なことでありま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今池端委員から力強い激励のお言葉もいただきました。  言われますように、村山政権が創立をしてちょうど六カ月経過したわけでありますけれども、私はもう何よりもやっぱりこの連立政権のよさは、今お話もございましたように、これは理念も政策も違う政党が一つの政権を連立し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうこれは申し上げるまでもありませんけれども、我が国は平和憲法のもとで専守防衛に徹し、他国に脅威を与えないような、軍事大国にはならないということを基本理念にして、日米安保体制の堅持とともに文民統制を確保し、非核三原則を守りつつ節度ある防衛力を自主的に整備してき...全文を見る
○村山内閣総理大臣 国会決議につきましては、これは国会御自身がお決めになることでありますから、今行政府におる私の立場から申し上げることは差し控えたいと思いますけれども、しかし、今お話もございましたように、戦後五十周年を抑えて、私は国民全体が、我が国がこれまでとってきた侵略行為やあ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、農林大臣からお話がございましたことで尽きるんではないかと思いますけれども、私は、ウルグアイ・ラウンド合意を受け入れた後の国際環境の厳しさの中で、これから日本の農業、農村をどう守っていくかということは大変やはり大きな課題だと思いますね。  これはいつも言う...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今実態に触れたお話もございましたけれども、公共事業というのは、言うまでもなく貴重な国民の税金を使う仕事でありますから、これはもう厳正に対処することは当然でなきゃならぬというふうに思います。  昨年、政府としても一月に閣議了解した「公共事業の入札・契約手続の改...全文を見る
○村山内閣総理大臣 APECの大阪会議開催は、これはもう国際的に取り決めていることでありますから、変更はありません。やります。これはもう、この種の国際の会合というのは大阪では初めてのことですから、皆さんの期待も大きいと思いますから、これはまあ必ず、十一月ですから、やりたいと思いま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 言われるまでもなく、今回のこの地震で五千人を超すとうとい命をなくした、同時に三十万近い避難生活をされている方がおられる、その現地の実情を考えた場合に、これはもう言葉では言い尽くせない、本当に重く受けとめた気持ちでこれからの対応を考えていく必要があるというふうな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今回の兵庫県南部の地震の被害を大きくした、それは今御指摘のような火災というものが大変大きな原因になっておる。しかもその火災は、水道管も破裂して消火栓も使えなかった、消防自動車も行けなかった、こういういろいろな原因があると思いますけれども、そういう意味では、貯水...全文を見る
○村山内閣総理大臣 国民の生命、身体、財産を守るというのは、国の一番大事な仕事であります。そういう国の基本にかんがみて、今回の兵庫県の南部地震というこの大惨事、私もテレビで見て、あの橋脚が折れている状況を見て、本当にこれでよかったのかという気持ちがいたしましたけれども、その原因を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは先ほども申し上げましたように、国民の生命、身体、財産を守るというのは国の基本でございます。その基本に立って、今回のこの地震の大惨事というものの教訓というものはやはり重く受けとめて、そして地震に強い、災害に強い、そういう防災対策というものをやはり確立してい...全文を見る
01月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○村山内閣総理大臣 たびたびこの席でも申し上げましたように、何といっても五千人を超すとうとい人命を亡くしたとか、あるいは今なお三十万人に近い方々が避難生活を余儀なくされて、まだ瓦れきの下に恐らく亡くなられた方がおられるかもしれない、こういった悲惨な状況になっている現状を見たときに...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今は、私はいろいろな批判やら意見は甘んじて受けなければならぬと思いまするけれども、今の私どもの置かれた責任というのは、何といっても、やはりまだお困りになっている方がたくさんおるわけですから、その救援対策に万全を期しながら、復旧と復興に全力を挙げて皆さん方の期待...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘もございましたように、災害が発生した場合に、いかなる時間帯であろうとも迅速かつ的確にその情報が伝達されるということは、極めて重要なことであると思いますし、欠かせないことだというふうに思います。  今回の事態も、十分振り返ってみて、反省するところは反省...全文を見る
○村山内閣総理大臣 こうした被災の際に衛星を利用した通信システムを確立するということは、これは災害を受けずに済むだけに、私はやっぱりこれから考えなければならぬ大事なことだと思うんですよ。これはもう兵庫県なんかも持っておったらしいんですけれども、兵庫県の場合には、何か水が漏水して、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘の点はよくわかるわけでありますけれども、緊急時の場合には、先ほどからお話がありますように、要請を待たずに部隊の派遣はできるわけです。  今回のこの大災害の経験というものを振り返ってまいりますと、いろんな指摘される問題点はたくさんあると思いますけれども、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今申し上げましたように、第一は、これは知事の要請ですね。それからまた、要請がなくても緊急時に必要と思われる場合にはみずから出動ができるわけですね。  ただ、今度の大災害を起こした原因について、法律の条文の中身から踏まえて問題点があったのか、あるいは運用上の問...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、日本の国がこれだけの経済的な力を持って国際的にも相当評価される立場にある、同時に平和憲法も持っておる、こういう立場からすれば、平和維持のために、あるいはまた地球規模のいろいろな課題について積極的に国際的な貢献をしていくというのはむしろ当然ではないかという...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、このPKFの活動につきましては、別に法律で定める日までの間は実施しないということを国会でお決めになったわけですね。言うならば平和維持活動の本体業務ですね。どういうものがあるかというのをいろいろ調べてみますと、例えば停戦監視と...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、このPKO法案を審議する際の背景というのは、やはり湾岸戦争とか、いろいろな要件もございました。言われましたように、私どものところにも自衛隊がまた鉄砲担いで外に出るのかとか、いろいろな声が国民の中からありました。そういう国民の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 PKO法案というのは、これはいろいろな審議があって、議論があり、経過があって、一応国会では成立をしておるわけです。そして、そのPKO法案に基づいて、今言われましたPKFについては凍結をされておりますけれども、その他の活動については今までやってきているわけです。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは三年後の見直しですね。これはそういうふうにお決めになっているわけですから、当然見直しはしなきゃならぬと思いますけれども、Fについては、特定、決められた期間というのはないと私は思うのですね。だけれども、政府としては、先ほど来申し上げておりますように、これま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは海部さんが総理のときの内閣のときに御議論をされて、こうした問題も、私は定かではないけれども、随分議論された結果だというふうに思いますし、成立は宮澤内閣で成立したわけですけれども、そういう経過があったと思うのですよ。そういう経過の中でお決めになっていること...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員、お話がございましたように、自衛隊の部隊に対して、今は、御指摘のように警護するという任務は付与されておらないわけですね。先ほど来お話がございますように、国際平和協力法の第二十四条の三項によって、自己とともに現場に所在する隊員について、その生命または身体を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いろんなケースがそれぞれ想定されると思いますけれども、いずれにしても、例えばNGOで働いておる人が非常に危険にさらされたという場合に、その人の身命を守るために緊急避難的にやる行為が、それはだめなのかといえば、私はやっぱりそれは正当防衛としてその違法性は阻却され...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、我が国の安全とアジア・太平洋地域全体の平和と安定の観点から、日米安全保障条約、その体制が果たしてきた役割はそれなりに評価をしたいと思うのですね。冷戦構造も解消して、今や世界的規模の戦争というものは恐らくなくなったと思いますけれども、しかし、依然としてこの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今外務大臣から答弁がございましたように、そういう必要性についてやっぱりあらゆる角度から検討して、今政府部内でも検討してもらっておりますけれども、そういうものがきちっと取り決められていく方向でやっぱり検討していく必要があるなどいう認識は持っております。
○村山内閣総理大臣 それは、一貫して日本の防衛というのは専守防衛ということが前提になっておりますから、専守防衛に必要な最低限の実力組織という意味では、限定という言葉はそういう意味で使われているんだと私は理解しています。
○村山内閣総理大臣 それは、専守防衛という前提に立ては言い方は違うので、中身は余り変わらないのではないかと思います。
○村山内閣総理大臣 恐らく社会党は、大会の方針でそれは必要ないということで反対しているんだと思いますね。これは、連立政権ですから、それぞれの考え方があると思いますが、三党の中で、またこれ、十分議論をされなきゃならぬ問題だというふうに思います。  政府としても、別に決めているわけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもうたびたびこの集中審議の中でも御質問いただきましたが、これはもう事実関係だけをありのままに申し上げますけれども、六時過ぎにテレビのニュースで、兵庫県神戸市周辺の地域に震度六の地震があったと。それで、NHKの事務所か何かが揺れるところの放映がございました...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私はこれまで一貫して、憲法の第九条の解釈が変わったのではなくて、自衛隊というものに対する方針と政策を変えたのです、こういうふうに御説明申し上げたわけですね。  それはなぜかと申しますと、もうそれはあなたもよく御案内のように、あの冷戦構造があって、米ソが対立す...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょっと失礼ですけれども、憲法の解釈が変わってきたというのなら、それは法制局長官の見解と私の見解がどこが食い違っておるということが言えると思うのですけれども、そうでなくて、私は憲法の前文に示されておる憲法全体を貫いておる平和主義の理念というものに照らして、今の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法第九条の第一項においては、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」ことをいう規定ですね。  これは、社会党も自衛権というものは否定していないわけです、自衛権というものはありますと。で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 第二項は、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」こういう規定ですね。「前項」というのは、国際紛争を解決する手段としての陸海空軍は持たない、こういう規定になっておりますから、したがって、私は明確にその...全文を見る
○村山内閣総理大臣 KEDOをつくる事務局の経費、それから事務局ができますれば調査に入りますね、その調査等に対する経費につきましても、これはどういう規模でどういう中身でつくられるかというのがまだ定かではありませんから、したがって、そういうことが定かになる中で日本は応分のやはりそれ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今質問を受けながら思い起こしたのですけれども、私は七月のナポリ・サミットでクリントン大統領とお会いしたときに、一番最初にクリントン大統領から北朝鮮の問題が出たのです。そのときに私はこういうお話を申し上げたのですよ。  それは、北朝鮮の問題について、アメリカ国...全文を見る
○村山内閣総理大臣 年の初めにアメリカを訪問してクリントン大統領と首脳会談を行ったわけでありますけれども、ちょうど五十年の節目にも当たりますし、これまでの五十年を振り返ってみて、そして日本があの敗戦の廃墟の中から経済大国と言われるまでに成長してきた、その経過を振り返ってみますと、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その前に、先ほどお話があった中で、上院下院、両方訪問したわけです。これは、中間選挙が終わった直後で、議会も共和党が勢力を拡大して大分変わりましたから、その模様も少し聞きたいというふうに思いましたし、まあ時間が余りなかったものですから表敬訪問みたいな形になりまし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、中間選挙が終わった後で、大統領は大統領の、そういう次期の選挙をにらんだいろいろな政策的な考えがあって政治的な判断でやっておられることだと思いますから、それほど突っ込んだ議論をしたわけではありません。  しかし、今お話がございました内需を拡大する意味でも、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今まで委員からも発言がありました。また、外務大臣、通産大臣からそれぞれ答弁がありましたけれども、これまでは何といいますか、一つの方向性を出した、ボゴール宣言というのはそうですね。貿易自由化に向けての方向性を示したわけです。その方向性が示された中で日本が受け持つ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、我が国の安全とアジア・太平洋地域全体の平和と安定の観点から、日米安全保障条約、その体制が果たしてきた役割はそれなりに評価をしたいと思うのですね。冷戦構造も解消して、今や世界的規模の戦争というものは恐らくなくなったと思いますけれども、しかし、依然としてこの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 最初のPKOの問題につきましては、PKO成立当時の国会の審議も十分踏まえた上で、これは五原則はきちっと確認されているわけですから、その五原則に基づいて積極的にやれれば国際貢献はやっていこう、こういうことについてはもう一致していますから、誤解のないようにお願いし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今いろいろな角度から、例えば情報通信、瓦れきの始末、さらにまた学校、私立学校等々、各般にわたって御指摘があったわけでありますけれども、そういう各般にわたる施策が今早急に必要だということについては、もう申し上げるまでもないと思うのですね。何よりもやはり避難生活を...全文を見る
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○村山内閣総理大臣 今回のこの地震による大災害に対しまして、政府は一丸となって今取り組みをいたしておりまするし、災害対策基本法に基づいて、それぞれの対策本部を設置し、現地にも対策本部を設置をして、そして万遺憾のないような対策を十分講じてやろうというので取り組みをいたしておるところ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 災害対策基本法では、非常災害が発生し、その対策を推進する特別の必要があると認めるときには、内閣総理大臣が閣議にかけて災害緊急事態の布告を行うことができることとされておりまして、その場合には、内閣総理大臣を本部長とする緊急対策本部を設置することになるわけです。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 異常かつ激甚な大災害であったという認識については、私は異なるものではない。それは全く、これほど大きな、それは五千人からのとうとい命をなくし、同時にまた三十万に近い避難生活を余儀なくされている方がありますし、あれだけの家屋の倒壊があり、これはもう本当に想像を絶す...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今世論調査の結果の支持率の問題についてもお話がございましたけれども、こういう緊急時に対して即時即応できるような危機管理の体制というものがやはり欠けておる、したがって直ちに即応できるような状況がなくて、振り返ってみますと、もう少しこういう点はこうするべきではなか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 危機管理の体制をつくるためには、情報の伝達のあり方とか、あるいは情報を一元的に集約をしてそこから機動的にそうした状況に対応できるような、そういう仕組みというものもしっかり考えていく必要があるのではないかというように思っています。  ですから今回の事態、実態に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまでもこの委員会で申し上げましたように、私は十七日の朝、六時過ぎのテレビのニュースで知ったわけですね。震度六と、同時に画面に揺れる姿が出ていましたけれども、これは相当な大きな問題になる可能性があるということを心配して、そして実情をすぐ報告してほしいと言って...全文を見る
○村山内閣総理大臣 当初厚生省でゴールドプランをつくっておりましたけれども、それだけではやはり不十分ではないか。同時に、その事業を推進をしていくのは市町村ですから、市町村にそれぞれお願いをして、市町村ごとの老人保健福祉計画をつくっていただいて、それを厚生省に集約をして、そしてそれ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 一貫していないという意味が私にはちょっと理解できないんですけれども、私が終始申し上げておりますのは、朝六時過ぎにテレビのニュースで震度六といったような報道を知りましたし、同時に、そのテレビの画面に出てきて、その揺れておる状況を知りましたから、直ちに情報を知らせ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 秘書官は国土庁等々から情報収集をして、そして私のところに報告があったというふうに私は承知をいたしております。  七時四十分ごろ、また官房長官から同じく、被害が広範囲にわたっている模様だと、それで非常災害対策本部を設置したいということを国土庁に指示をしたと、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それはやはり少なくとも責任ある者が二十四時間体制でどのようなことがあってもキャッチできる、こういう体制をとっておくことが必要であるというふうに私は認識いたします。
○村山内閣総理大臣 答弁いたしておりますように、私が最初に見たのは六時過ぎのテレビ、そして七時半ごろ秘書官から連絡がございました。その秘書官からの連絡は、国土庁、警察等々の情報、こういうお話でしたから、そういう言葉を使われて、これは相当広範囲に災害が大きくなりそうです、こういう意...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今官房長官からもお話がございましたように、そういう取り扱いをして、直ちに対応できるような取り組みの準備をいたしておるわけでありますけれども、それは次の日にと言われましても、少し事の経過と問題点は整理をして、ある段階でやはり決めなければ、また手落ちがあって、また...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、決してそんなことは思いませんよ。それは、具体的な事実をはっきりさせて、その事実に照らして、必要なことはぴしっと措置すべきじゃないかと、こういうまじめな議論をしておるわけですから、私はそういうふうに受けとめてお答えをいたしております。
○村山内閣総理大臣 たびたび申し上げておりまするけれども、何といってもやはり五千人以上のとうとい命が亡くなられた、と同時に、いまだに三十万近い方がこの厳しい寒さの中で避難生活を余儀なくされておる、あれだけの家屋が破壊されておる、こういう実態というものを踏まえた場合に、やはりその厳...全文を見る
○村山内閣総理大臣 社会党は総裁でなくて委員長ですから、御訂正をお願いいたします。  ここで委員長という立場で答弁をすることが適当であるかどうかわかりませんけれども、野党の皆さんからも、そういう意味で、これはもう未曾有の大災害ですから、この際、与野党というんではなくて、一体とな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私がきのう答弁申し上げましたのは、核に対する日本国民の受けとめ方、これはやはり被爆国として違うものがありますということが一つですね。それからもう一つは、過去の植民地支配というものがやはり歴史的にもたらしておるこれまでの経緯における責任。  それで、分割された...全文を見る
○村山内閣総理大臣 記事そのものが、私が言った言葉をそのまま報道したものではないと思いますから、それは正確を欠くと思いますけれども、これは臨時国会であなたから御質問もありまして、そして政府としての統一見解を述べておるわけです。私は、その統一見解のとおりでいい、こういうふうに思って...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いろいろこの受けている処分が妥当かどうかということについては、これはまあ、また裁判をすれば裁判所で出される結論だと思いますね。しかし、これは教育指導要領で示されておるその指導要領に基づいて校長さんなりが指導していくという意味では、私はやっぱり教職員会議等で十分...全文を見る
○村山内閣総理大臣 前段に私は、日の丸はもう認めていいんではないか、私は認めます、こういう意味のことを申し上げたわけですね。そういう意味において、学習指導要領というものが学校に持ち込まれて、そして校長先生なりなんなりが学習指導要領に基づいて教育をしていくし指導していく、こういう限...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その党の方針を審議する際に私はそこにいたわけじゃありませんからよくわかりませんけれどもね。わかりませんけれども、しかし是正というのは、私はやはり両方に言えると思います。公権力でもって強制するようなことはない方がいいし、またそれに対して抵抗して、そしてこの指導要...全文を見る
○村山内閣総理大臣 事件が、事件というか災害が起こりましてから、十八日には運輸大臣は現地に参りまして、そして港湾の関係あるいは船の関係、あるいはJRやら私鉄の関係、あるいはトラック業界に対する要請、それからヘリコプターに対する扱い等々諸般の準備を一日がかりでずっと詰めてやってまい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この内閣が取り組んでおる姿勢、これは、私も議会で最善の措置だったという言葉を使って、そして大変誤解も受けたわけでありますけれども、これは、今の情勢に取り組む姿勢としてはこれが一番いいんではないかというので申し上げたので、大変誤解を受けて、私も困ったんですけれど...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、私どもがそういう気持ちで全閣僚取り組んでやっていますけれども、しかしまだまだやり足らぬ点があるではないか、こういう指摘が具体的にあれば、それは私は謙虚に受けとめたいと思うのですよ。  しかし、そうでなくて、もうちゃんと手を尽くし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 後で申し上げましたように、閣議において私の方から、災害に関係のないような集会、それらについてはできるだけ慎んで、閣内一体となって全力を挙げてこの災害対策に取り組んで、被災民の期待にこたえるべく努力をしてほしいということは強く要請をして、一体となって取り組んでお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 このたびの経験にかんがみて今の現状というものを考えた場合に、やはり正確な情報をいち早くつかむということに欠ける点があったのではないか。同時に、仮に情報をつかんだとしても、その情報を必要なところにどういうふうに伝達していくか、そして全体として行動ができるようなこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 朝鮮半島の問題が、一時、米朝交渉が決裂するといったような事態が起こった場合にどうする、こういったことについて、それぞれ関係省庁でそれなりの検討をしておりました、こういう報告がございましたね。  私は、今、米朝交渉が合意をして、そして具体的に核査察の問題につい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、説明がございましたように、自衛隊自体がどういう行動をとり得るか、とるべきか、こういうことについてそれぞれの部署で検討されておる、検討された結果の報告をされておる、こういうことだと私は思うのですね。  これは、日本の国は、御存じのように平和憲法を持っており...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、今、防衛庁長官もお話がありましたように、平和憲法という日本の憲法の枠内で自衛隊の任務というのはあるわけですから、したがって、その枠内における自衛隊の任務というものはどうあるべきかというようなことについて研究するのは、私は当然だと思うのですね。  ただ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まあそれはあなたの意見として承っておきますけれども、自衛隊は、憲法の枠内で決められた自衛隊の任務というものがあるわけです。その任務に基づいて、いかなる場合にも対応できるように、自衛隊の任務として研究をしている、こういうことは私は当然のことだと思いますよ。そうい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まあその当時とは情勢も大分違っていますから一概には論じられませんけれども、私が今申し上げておりますのは、平和憲法のもとでつくられておる自衛隊には自衛隊の任務がある、その任務を遂行するために何をすべきか、どうすべきかということを自衛隊の内部として検討している、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十七日の五時四十六分にこの地震が起きた。私は、申し上げましたように、六時過ぎのニュースで、テレビでそれを見て知ったわけですね。それから直ちに、早く正確に情報をつかんで報告してくれと言って秘書官に指示をして、そして七時半ごろ第一回の報告があった。それ以後はずっと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 被災地におけるボランティアの皆さんの活動を見ておりますと、今お話がございましたように、全国的に何か組織をされた形で、そして、組織として現地に行かれて組織的に活躍されている、こういうものもありますし、何人かでグループで、組織化されてないけれども行ってやっているも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今総務庁長官から答弁したことに尽きると思いますけれども、やはり国の果たすべき役割と地方自治体が受け持つべき分野と、そういう役割分担というものがあると思いますから、だから、そこらは明確にしながら区分けをしていくということも大事なことだと思いますし、できるだけ地方...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から地方分権の問題やらあるいは規制緩和、内外価格差の是正、まあバブル経済が崩壊した後、長期の不況の中からようやく明るさを取り戻そう、こういう状況の中で未曾有の大震災が起こった、こういう状況もありますけれども、それだけに、それだけに心を引き締めて、そして行...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○村山内閣総理大臣 今、中井委員から力強い激励と、行革については与野党ない、国会、政府を挙げて実行すべきものだという力強いお言葉をいただきましたから、心からお礼を申し上げたいと思うんです。  これは、今お話もございましたように、いろんな角度から考えて、それぞれの考えはあると思い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 別に省いてというのではなくて、当面、今の内閣としてやり得る緊急的な、取り組まなきゃならぬ課題は何かという視点から考えた場合に、今御指摘のありましたような問題点を挙げて、そして解決に努力していきたいというふうに思うわけです。  そうしたもろもろの改革を進める過...全文を見る
○村山内閣総理大臣 一応平成九年から消費税率を、国税については四%、地方消費税は一%ということについては、既に御決定をいただいているわけであります。同時に、見直し条項を入れてございます。  今御指摘のように、行政改革とかあるいは不公平の是正とか、あるいはまたこれから高齢社会に対...全文を見る
○村山内閣総理大臣 過日の本会議で、海部議員から代表質問の中で、具体的な省庁の統廃合について御指摘があったわけですね。  私は、今答弁申し上げましたのは、こういう問題については、やはり時代が刻々と変わっていくわけでありますし、そうした客観情勢の変化に対応して、主体的な行政として...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十七日の日に非常災害対策本部を設置をしたわけです。それぞれ建設大臣、自治大臣、関係大臣、運輸大臣も含めて、現地に行って状況を把握してまいりました。私も十九日に現地に参りまして、いろいろ知事やら市長にもお会いをして、また被災者にもお会いして、いろんな話もお聞きし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この委員会でも申し上げておりますように、私が一番最初に知りましたのは六時過ぎのテレビのニュースで知ったわけであります。それから、直ちに秘書官にどういう現状になっておるのか、正確な情報を直ちに報告せよと言って指示をいたしました。そして、国土庁の方に、直ちに担当大...全文を見る
○村山内閣総理大臣 有事立法というものが国会で議論される段階というのは、例えば、これは表現が適切かどうかわかりませんけれども、日本の防衛計画というのは、あるときは中国を仮想敵国と想定をしていろんな作戦がとられた、あるいはまた防衛計画がつくられた、あるいはまたソ連を仮想敵国と前提し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 当面は、避難生活を余儀なくされております方々やら家が倒壊されている方々やらあるいは瓦れきの整理やら、そういうことが緊急の当面の課題だと思いますね。  しかし、それと並行して、今委員から指摘がございましたように、復旧と復興というものがこれから大きな課題になる。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 何も特殊法人だけの整理をやって、あとは何もしていないようを言い方をされては困るので、これは公共事業というのはやはり税金が使われるわけですから、ですから厳正にしなければならぬことは当然のことですよ。  したがって、建設省やら運輸省やら関係省庁では、一般競争入札...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、現状に対するいろいろな取り組み、対応についてはこれまでたびたび議論もございましたので省かせていただきますけれども、今とりあえず取り組んでいるその対策というのは、先ほどもお話がございましたように、もう今は大体二十六万何がしの数に減っていると思いますけれども、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、全体的に比較をしますと甲乙あると思いますけれども、しかし、少なくとも医療保険制度等につきましては、日本の方が進んでいると私は思います。
○村山内閣総理大臣 委員の言われるお気持ちは、よく理解できますね。しかし、やはりいろいろな制度の建前からしますと、なかなか個人個人にそういう意味で何らかの補償をしていくということは、難しい点が私はやはりあるのではないかと思いますし、災害を受けた、その受けた度合いと、そして本人に対...全文を見る
○村山内閣総理大臣 書記長が言われたことをそれほどつまびらかにしているわけじゃありません、私も新聞で見た程度ですけれども。書記長も自衛隊違憲という前提に立ってそんなことを考えているわけじゃないと思いますね。これはもう党の方針が変わったんですからね。  ただ、自衛隊本来業務として...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が前段で申し上げましたのは、そういう常日ごろからの、共同で行動ができるような常時訓練というものも、連携というものも必要ではないかということは、私の意見として申し上げたわけですね。それで、書記長の言われている別組織で対応したらどうかという意見というのは、先ほど...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは書記長にもう少し詳しくその中身について考え方を聞かないと、ここで論評する限りじゃありませんけれども。  先ほど私が答弁した中で、自衛隊の本来業務の中に災害派遣とか公共の秩序の維持とかいうものも含まれておるというふうに、私の先ほどの答弁でちょっと欠けた点...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その関東大震災が起こるということを、直下型の地震が起こるということを想定して、浦和市で行われたわけですね、九月一日の日に。私は、そのときにはその本部長としてそれに参加をし、出席しました。そのことを想定していろいろな訓練が行われたというふうに私は理解いたしており...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもうたびたびこの委員会で皆さんからも御意見がありますように、これはもう全く想像を絶する異常な大災害ですよ、これは。大災害ですよ。したがって、国土庁長官が国土庁の仕事も抱えながらこの仕事に当たるというよりも、もうこれはこの問題に関する限り担当の大臣を設けて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たびたび申し上げますけれども、五千人を超すとうとい生命をなくされた、あるいはまた三十万近い方々が家屋の倒壊や破壊やいろんな意味で避難生活を余儀なくされておる、こういう実態に対しては、この経過から振り返ってみて、いろいろ反省され、また指摘される問題点もたくさんあ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 特殊法人については年度内に決着をつける、同時に認可法人についてもできるだけ速やかに見直しを実施するということをきちっと決めてあるわけです。したがって、これはもう全然やらないというんでなくて、速やかに実施するために見直しを行う。これはなぜかと申しますと、認可法人...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たびたび私はこの委員会、集中審議の際にも申し上げましたけれども、やっぱりこれだけの大災害をもたらした、しかも五千人を超すとうとい命をなくした、あるいはまた三十万近い方々が避難生活を余儀なくされておる、もうぎりぎりその限界に来ているんではないかというようなことを...全文を見る
○村山内閣総理大臣 大蔵大臣が今退席していますから……。  これまでもそういう御質問もいただきまして、とりあえず今もう第一次補正は出しているわけですから、これは全然震災のことは入っていませんから、したがって、地震、この災害に対する第二次補正というものは可能な限り早急に作成をして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 揺れておるというのは、どういう意味で揺れておるのか私にはちょっと理解できませんけれども、これは例えば一つの例を申し上げますと、復興債という話がありましたね。復興債というのも一つの意見としてあります。しかし、何といいますか、金融界に及ぼす影響があったりいろいろい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは私が答弁しても同じだと思いますけれども、これは財政法で会計年度というのは決められておるわけですね。四月一日から翌年の三月三十一日まで、これが会計年度になっているわけでありますから、そのように御理解をいただきたいと思うのです。
○村山内閣総理大臣 これは財政法の「会計年度」、第十一条で「国の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終るものとする。」と法律で決められているわけです。
○村山内閣総理大臣 会計年度というのは、私が調べたところによりますと、もう百年にわたって長い慣習として定着しておる。国の予算というのは、経済やらあるいは国民生活やらいろいろな部面に重大な関連があるわけでありますから、ある意味では、民間の会社が事業計画をするのにやはり国の会計年度等...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たまたま、私は中曽根先生の答弁は全然見ていませんけれども、たまたままた同じような御答弁があって、違うのは、中曽根先輩は検討すると言われたけれども、それだけが欠けておる、こういうお話でしたけれども、確かに寒冷地と九州とを比べると、一年間を通じて仕事のできる期間と...全文を見る
○村山内閣総理大臣 会計年度というのはそれぞれの国の沿革があって決められていると思うんですね。今聞きましたら、アメリカの場合には十月から九月ですかね、何かそういうことで決められておるというお話も聞きましたけれども、百年から定着をしてやられてきておるこの経緯から見て、地方自治体もそ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうこれまで委員会でいろいろな経過についてはお話がありましたから、取り組みの私の決意だけは申し上げておきたいと思うのですけれども、これは今委員からも御指摘がございましたように、地方の時代という言葉が使われ出してからもう随分長いのですよね。だけれども、具体的に中...全文を見る
○村山内閣総理大臣 吹田委員も首長の経験をされておるわけですね。私も長い期間地方議会の経験を踏まえてまいりました。何を決めるにしても中央に陳情して、そして中央から認証してもらわなければ仕事ができない。こういう仕組みになってまいりますと、私が常に感じますのは、地方自治体が予算を編成...全文を見る
○村山内閣総理大臣 よその国のことは余り詳しく知りませんけれども、しかし、私はやはりいつも本当にそう思っていました。予算編成期に全国からあれだけ人が金を使って来るようなやり方は改めた方がいいというふうに思って、できるだけそういうことが省略されるように、なくなるように努力してほしい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 税財源の再配分をして、地方自治体に、自主的に予算も組めるし仕事もできるといったような分権というものが確立されていけば、私は、そういう点は軽減をされてくると思うのです。  この自民党、社会党、さきがけの三党連立政権の中でも、これまでのような必要以上の陳情政治と...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、議員が数字を挙げて言われました租税、地方が収入として入る分が三十四兆五千六百億円ですか、それから歳出として仕事をして支払われる分が八十八兆二千八百億。それから、国が税収で入っている分が五十七兆三千九百億、国が支出している分が四十六兆五千百億円。この四十六兆...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もう吹田議員は、先ほども申し上げましたように、首長も経験をされ、自治大臣も経験をされて、すべて知り尽くした上での意見ですし、御質問ですから、もうわかり切ったことを申し上げるようなことになりますけれども、しかし、今お話のございました奨励的補助金等につきましては、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは今農林大臣からも答弁がありましたけれども、私は、この山林というのは、日本の治山治水とかいろんな意味の公益的な役割というものは大変大きいものがあると思うのです。  そんな意味では、国が持っておる国有林というこの緑の山をどういうふうに保全をして、環境という...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、今農林大臣からもいろいろな視点からの答弁がありましたね。私もまた、国有林として果たしてきている役割といったようなものについてもやっぱりあるというふうには申し上げたので、地方分権が進められていく過程の中で、吹田議員の意見は意見として十分検討さしていただ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今答弁がございましたけれども、予知をするということは技術的にどの程度可能なのか、大変難しい問題があると思いますね。しかし、それぞれ専門家が研究もしておることだと思いますし、それらの研究の英知という、成果というものをできるだけ生かしていただきまして、全国的にそう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 振り返ってみますと、ちょうど五十年目になるわけです。あの焼け野が原の中からこれまで日本の経済を再建し、復興してきた政治の仕方というものについては、それは功罪あると思いますけれども、しかし、中央がやはりそれなりの実力を発揮して、そして取り組んできた成果というもの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 最近、全国の地方都市で、外国の都市と友好関係を結ぶということが進んでいますね。私は、やはりこれから国境を越えて経済も文化も人事の交流もどんどん進んでいくような時代になってきておる。そういう時代になったときに、単に国と国との外交だけではなくて、そういう地方の都市...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もう簡単に項目だけ申し上げますね。  この分権大綱の中でも明らかにいたしておりますけれども、「国と地方公共団体との役割分担の在り方」、それから「国から地方公共団体への権限委譲等の推進」、「地方公共団体の財政基盤の整備」、それから「自立的な地方行政体制の整備・...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまで御答弁申し上げておりますように、この国会に地方分権推進に関する法律案を提出するわけです。そこで皆さんの御議論もいただいて、そして法律ができれば、その法律の中に地方分権を推進する委員会ができるわけです。委員会で具体的な問題について議論を進めていただく。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 原子力発電について安全性の確保というのは徹底してやらなきゃならぬことは、もうこれは共通して皆さん同じだと思います。これはもう当然のことだと思うのです。  これまで御指摘のございましたような発電所の耐震性につきましては、先ほど来お話もございますように、安全性の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、やはり原子力というのは、これは事故があって、もう取り返しのつかない大きな災害になるわけでありますから、何よりもやはり安全性というものが最優先で、徹底してやってもらわなきゃいかぬということについては、先ほども申し上げたとおりで...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○村山内閣総理大臣 説明に不十分な点があって誤解をされたのではないかと思いますけれども、これは、朝鮮半島というのは、歴史的に日本の植民地支配が相当長く続いてきているわけです。それで、植民地支配が長く続いてきておった朝鮮半島と日本との関係というのは、ほかの国と朝鮮半島との関係とは違...全文を見る
○村山内閣総理大臣 朝鮮半島が東西に分割されているというのは……(「南北」と呼ぶ者あり)南北に分断されているというのは、これは戦勝国同士の話し合いの中でされたことであって、日本には関係はないし、責任はない。
○村山内閣総理大臣 今記憶が定かでありませんけれども、今私がここで申し上げたような意味のことは申し上げたかもしれぬと思います。
○村山内閣総理大臣 いや、ですから、月原議員に対する答弁の際に、そこらで誤解をされるような言葉足らずの点があったのではないかと思いますけれども、クリントン大統領とお会いを申し上げてお話ししたときには、アメリカ国民が持っておられるような感情と、日本国民が持っておる朝鮮半島に対する感...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、これはもう私は終始一貫して申し上げておりますとおり、クリントン大統領との話し合いの中で、分断されていることについての日本の責任があるということについては一切触れておりません、これはもう明らかですから。  ただ、月原議員に対する答弁の際に、若干そうい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、もうそれは、私がここで明確に申し上げておりますように、分割されていることに対して日本政府の責任があるというようなことについては一切触れておりませんから、その点はひとつ誤解のないようにお願いしたいと思うのです。  ですから、先ほど来申し上げておりますよう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは先般も申し上げましたように、日本国民は唯一の被爆国として、核のこの問題についてはもう絶滅に向けて全力を挙げて取り組んでいる国民感情というものを十分踏まえてひとつ御判断をいただきたい。それで北朝鮮、朝鮮半島を含めて、核疑惑が全面的に解消されることについて、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まだKEDOがこれから設立をされるという段階でございますし、軽水炉全体の全貌もまだ明らかにされておりませんから、具体的にどの程度の数字を挙げてどういたしますというふうな話し合いができる段階ではございません。  ただ、事態はだんだん進行していっているわけであり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 北朝鮮に対する核疑惑の解明と全面的な解消を図っていく、そのためにこの軽水炉の問題につきましても、KEDOという国際的な機関というものの中に日本も、今言われましたように、積極的に日本の見解というものを明らかにしながら協力していくということは大事なことだと思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほどから外務大臣、農林大臣からも御答弁がございますが、一月十七日の地震発生後、この食糧等の緊急物資の提供につきましては、これはもう閣議で緊急対策本部が設置をされた際に、食糧に関する問題については農林大臣、責任を持ってすべて手配してほしい、こういうお話も申し上...全文を見る
○村山内閣総理大臣 何といっても、やはり五千人を超すとうとい命がなくなられたことでありまするし、もう今は二十六万何がしの皆さん方がまだ避難生活を余儀なくされている。こういう現状に照らして、いろいろこれまでとってきたことに対して御批判や御意見も多々あると思いまするし、とりわけ危機管...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地球全体をこう見渡しますと、アフリカ等を中心にして人口はどんどんふえていく、それに食糧増産が追いついていかないといったような深刻な食糧不足を招来しているところもあれば、先進国のように過剰な地域もある。地球全体から見れば大変なアンバランスがあると思いますね。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今私が申し上げましたことというのは、そういう不確定な要素もあるだけに、食糧、人口、環境問題というのは、これから地球規模においても深刻な問題として提起されておる、こういう認識を持って対応する必要があるということを申し上げたわけです。
○村山内閣総理大臣 もう繰り返しませんけれども、やっぱり地球規模全体から判断をすると不確定要因も大変多い。しかし、不確定要因が多いから食糧が足りなかったというようなことになったのではこれは大変ですから、これは、食糧というのは国民生活にとって欠かせないものでありますし、安全な食糧を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは社会党として答えるというのでなくて、総理としてお答えしたいと思いますけれども、この食糧自給というのは、やはり消費者の需要に対する、嗜好といったものも変化してまいりますし、それからまた生産者自体もそのときの情勢によって経営判断がされると思いますから、なかな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今農林大臣が答弁されたとおりであります。
○村山内閣総理大臣 今農林大臣が答弁されたのも、今委員が指摘されたようなもろもろのやはり不安材料がありますと、しかも、ウルグアイ・ラウンド合意後の日本の農業というのは、国際競争状況の中に置かれるわけですから、一体これから日本の食糧、農業、農村というものをどう守っていくのかというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今外務大臣から答弁もございましたように、私もJICAの総裁に電話をいたしまして、何とか御協力をいただきたいというお願いをしたわけですけれども、もう既に四十数名行っています、こういうお話でしたし、至急に登録されておるお医者さん方に連絡をとって派遣できるようにいた...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十八日の日にクリントン大統領からお見舞いを兼ねてそういうお電話をいただいたことについては、外務大臣から答弁があったとおりですね。  この第二条、それは、この条約をつくるときの背景というものがありますから、今ここで議論されたようなことが想定されてつくられたもの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまでの経過を振り返ってまいりまして、今委員から実態に即していろいろ指摘された点もあるわけでありますけれども、私も、何をおいても人命救助と消火に全力を挙げてほしいということをお願いをしたときに直観的に思ったのは、ヘリコプターで空から何とかならないのか、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今国土庁長官から答弁がございましたように、今の一応の計画というのは、永田町、霞が関がやられた場合、立川の広域防災基地に政府災害対策本部の予備施設を設けてそこでやる、こういう計画を持っておるようでありますけれども、しかし、今お話がございましたように、それはどこが...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員の意見をお聞きしながら思い起こしたのですけれども、私は当時、国対委員長をやっていまして、そして、これはやはり日本が果たすべき国連の重要な会議だから、ぜひ総理、行くべきではないか、こういうお話を申し上げたことを思い出すのですけれども、国会日程もありますから...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは今委員お話もございましたように、五千名以上のとうとい命を亡くされた、大変な大災害で、大きな犠牲があったわけですね。その犠牲に報いるためにも、私は、防災に強い、地震に強い兵庫県、神戸市を、復旧でなくて復興するというのが、やはり当面の最大の課題であり、責任だ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ボランティアの皆さんの活躍ぶりにつきましては、もうこの委員会でも評価されておりますし、私どもも、もう感謝の気持ちでいっぱいであります。  ただ、最近の情報を聞いてみますと、企業の方も相当協力的で、ボランティアで出動した日は出勤としてみなして賃金を払うとかいう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ずっと日本に居住をして、もう全く生活もつき合いも日本人と同じような暮らしをしておる、今いろいろ言われた、委員の言われる意味の心情というものは、私はよく理解できます。  ただ、憲法九十三条と地方自治法の十条と、「住民」という概念がどういうふうに違うのか、そこら...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来お話がございますように、日本は活断層も多いし、地震の大変多発する領土でもありますから、したがって、地震に対する研究は相当進んでおったのではないかと思いますし、それぞれ専門家の分野で協議をしながら、南関東等についてはもう相当防災計画もつくってやっておると...全文を見る
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○村山内閣総理大臣 たびたびこの席でも申し上げましたし、また今委員からもお話がございましたように、これまでの経過を振り返ってまいりますと、もう胸を締めつけられるようなそういう場面が多々あったことについて、本当に私もそういう思いでございます。  ただ、今御質問がございました点を、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年から北海道東方沖地震やら三陸はるか沖地震等々の大規模な地震がございまして、私自身も震災対策については強い関心を持って、防災計画等についてもお話を承ってまいりました。  防災当局からは、東海地震の切迫性等についてこれまでも報告を受けておりますけれども、地震...全文を見る
○村山内閣総理大臣 教育の重要性については、委員と私と、理解と認識は違わないと思いますね。大事なことはもう申し上げるまでもないわけです。  いじめといったようなことによって幼い大事な子供の命が絶たれるといったような痛ましい事件が起こっておる、これはもうまことにゆるがせにできない...全文を見る
○村山内閣総理大臣 教員の採用制度に問題があるのか、まあどこに問題があるのか、よく私は的確に申し上げるわけにはまいりませんけれども、しかし一応これまで教員の学校を卒業して、そしてそれぞれ採用試験を受けて、そしてその試験に合格をして教員の資格免許を取る、そして教職に携わるわけであり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、この委員会で国旗・国歌に対する五十年間の歴史的な経過を振り返ってみてお話も申し上げました。今日もう、例えば例を挙げて大変恐縮ですけれども、オリンピックで日本の選手が勝ては日の丸が上がる、そうするとみんなが感激して手をたたく。同時に、日本の船が外国に行けば...全文を見る
○村山内閣総理大臣 本心から認めているか認めないかと言われても、私はここでうそを言っているわけじゃありませんから、それはもう全く私は私の考えとして本心から認めております、こう申し上げているわけです。
○村山内閣総理大臣 いや、私は、子供の心の奥の、心の中にまで入り込んで強制すべきものではない。やはりこれは、学校の現場というのは教育指導する場ですから、したがって、それは教育指導を徹底して、そういうことのないようにすることが大事ではないかというふうに今申し上げているわけです。
○村山内閣総理大臣 やはり、それは若干あなたと考え方が異なるかもしれませんけれども、私は、やはり教育というのは徹底して指導をすべきものだ。で、強制して、例えばこういう例がありますね。水を飲まない馬を何ぼ水辺に、川辺に連れていっても飲まないというような例がありますけれども、それなら...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それはつぶさに検討して、今現地の対策本部の方に指示をいたしております。
○村山内閣総理大臣 原子力発電所につきましては、これは何よりも優先をして徹底した安全の確認ということが大事であることはもう申し上げるまでもないと思うのです。  で、これまでもお話がございましたように、原子力発電所の耐震性につきましては、建設をする際に安全確保に万全を期すという視...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今回のこの経験、教訓に学んで、どこに問題点があるのか、どういう点を直せばどういうふうになるのか、そういう点を率直にやはり見直しをして、そして点検すべき点は点検をして対応できるような体制をつくるということは極めて大事なことであるというふうに私は受けとめております...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先般、草川議員からも御指摘がございましたし、今、川島委員からも御指摘がございました。また、日銀からも大蔵大臣からも、いろいろな角度から議論をした視点についてお話がございましたけれども、もう時間もございませんから結論だけ申し上げますけれども、これは個別信用組合を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 予算編成に当たって、特に歳出につきましては、その必要性について根源にまでさかのぼって洗い直しをして、そして必要な経費は計上しているわけでありますから、ここで個別にどの予算をこの予算をというようなことには一言及はできないと思います。  私は、先ほど大蔵大臣が申...全文を見る
○村山内閣総理大臣 このたびの政治改革におきましては、個人中心の選挙から政策を中心とした政党中心の選挙に切りかえていこう、相当の時間をかけて政治改革について議論をされて、そして政党の財政基盤の確立強化が不可欠である、これは、民主主義を守る一つのコストとして国民全体から負担をしてい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もう一回、済みません。
○村山内閣総理大臣 全く考えておりません。
○村山内閣総理大臣 消費税の問題につきましては、先般の国会で議決もいただきましたように、平成九年四月から四%、それから地方消費税が一%入ることになっておりますね。見直し条項ももちろんあって、行革やら、不公平是正やら、あるいは高齢化の福祉やら、そうした問題について十分検討した上でさ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この社会新報に元防衛庁の官房長のある方が論文を書かれた、それはその方の一つの意見だと、私はそう思っておりますから、それが全体の社会党の意見ではないと私は思いますね。  今日の世界において冷戦が終結をして、世界的な規模の戦争は私はもう恐らくないというふうにどな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういう事態がないことを私は期待いたします。もうそれはあってはならないことだと思います。しかし、これはもうどこの国でもそういう備えはしておるところでありますし、やはり戦車を含む陸上防衛力を海空防衛力とともにバランスのとれたものにしておく必要がある。これは、ある...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは社会党の運動方針で決められたことかどうか、私は今あなたから初めてそれは聞かされるんで、つまびらかにしておりませんけれども、社会党は社会党としてのもちろんそれは方針は方針としてあると思いますね。  しかし、これは連立政権ですから、連立政権の中で十分お互い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 大げさに言われても困るので、無制限にやられているわけじゃありませんよ、こんなことは。これは、そういうこともありましたから、しかも地元からも強い要請がありましたから、これはやはり、先ほども申し上げましたように、安保条約を円滑に運用するという意味からすれば、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど農林大臣からも答弁がございましたけれども、我が国の食糧自給率の現状を見ますと、食生活が大分変わってきておりますから、米の消費は下がっていますね。しかし、畜産物関係の消費量は上がってきているわけです。しかし、総体的に見れば自給率が下がってきておる、こういう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまでの経過の中で、社会党が、それぞれ歴代委員長が一つの方針を掲げてきておるという経過については、私は今御案内があったとおりではないかと思います。  最近の状況を見てみますと、先ほども申し上げましたように、国民の食生活のあり方が全体として変わってきておると...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それぞれの国にはそれぞれの国の事情があってされることだと思いますけれども、少なくともこの貿易の自由化という、ウルグアイ・ラウンド、あるいはまたWTOの国際的な環境というものはそういうふうに変わってきているわけですから、したがって、私は、そういうものを前提に踏ま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いやいや、ですから私も、国民に対して安全な食糧を安定的に供給できるような体制をつくっていくことは極めて大事なことです、こう申し上げているわけですね。  しかし、今このウルグアイ・ラウンドやらWTO等の関係もあって、それは貿易の自由化というものもこれは無視でき...全文を見る
○村山内閣総理大臣 WTO協定によるこの農業協定が日本の農業にとって大変厳しいものだということについての認識というのは、共通して持たれておると思いますね。したがいまして、この六年間でいろいろな批判や意見はありましたよ。あったけれども、この状況の中で日本の食糧と農業と農村を守るため...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今読み上げられたのは、これは十年前の方針でありまして、これは一番新しい方針がここにある。今それを、これはそういうお話があれば事前に十分調べておくのでありますけれども、ちょっと待ってください——しかも、それは党の方針ですから、先ほども言いましたように、党の方針が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地域的に、今首長選挙ではいろいろな組み合わせがあって選挙されていますから、一概に私は言えないと思いますし、社会党委員長という立場と総理大臣という立場とは、先ほど来申し上げておりますように、これはやはり違うわけですからね。ですから、連立政権のもとにおける総理大臣...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、その原子力政策だけですべてが決められるというのならそれは別ですよ。しかし、各般の仕事をしているわけですから、その一部を取り上げて、そしてそれがどうだからこうだからといって、ということには私はならないと思いますからね。ですから、最近の首長選挙なんかの状況を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっきから申し上げておりますように、最近のこの政局の展開の中で、ローカルの選挙にはいろんな組み合わせがありますよ、これ。それは今私は、これは確かかどうか確認せにゃなりませんけれども、ちょっと聞いた話では、自民党も社会党も共産党も一緒に推しているところもある、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは党の方で決めたことだと思います。
○村山内閣総理大臣 これはもう言うまでもなく、核燃料の問題やら原子力発電の問題というのは、何よりもやっぱり安全性というものが一番大事ですから、したがって、今後ともその安全性の確認のためには、念には念を入れて、どこまでもこの安全性は追求されるべきものだというふうに思いまするし、とり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはたびたび申し上げましたけれども、六時過ぎにテレビのスイッチを入れたら、震度六という地震のニュースを見たわけです。それから、だんだんだんだん見るに従って、たしか七時過ぎごろでしたか、放送局の事務所の場面が大揺れに揺れるという状況を見て、これは大変だなという...全文を見る
○村山内閣総理大臣 被害を受けた方々に対する先ほど来のお話というのは、もうそれは当然のことだと思いますよ。それから、国民がこれだけ理解をして協力しようといって義援金が集まる。その義援金を集める際に、仮にこれだけの金を払えば税金だって返ってくる、じゃまたしようか、こういう気持ちにも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは法律に基づいて交付されるものですから、私がここで見解を述べることがいいかどうかというのはわかりませんけれども、それぞれの党でやはり検討していただく問題ではないか、私はそう思います。
○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣からも答弁がありましたけれども、復興財源に充てるために消費税を前倒しをして引き上げるとかいうことば考えていません。
○村山内閣総理大臣 これはもう臨時国会で税制改革について御審議をいただきましたけれども、その御審議の際に議論がございましたように、半年前までに行政改革なり、あるいは不公平是正なり、あるいはまた、これは福祉にどの程度の金が要るのかとか、そういう総体的なものの検討の上に見直しをすると...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御質問のように、今回の地震災害によって大きな被害を受けた特殊法人もありますし、現に復興に当たっていろいろ関係する特殊法人もあるわけでございます。したがって、この点は、整理合理化の作業に関連して無視できないものが出てくるのではないかということは苦慮いたしておりま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 第一点の危機管理につきましては、これはこの委員会でも答弁してまいりましたけれども、あした起こるかもしれないということを前提にして、やっぱり官邸には二十四時間体制をとる、同時に、正確な情報が的確に入ってくる情報網、それから、伝達できる伝達方式等々も十分考えて、そ...全文を見る
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○村山内閣総理大臣 先ほど来、今の日本の財政が抱える歳入歳出にわたる大事な問題点があらゆる角度から指摘をされましたけれども、そういう厳しい現状にあるということを前提に踏まえた上で歳出の洗い直しをして、できるだけ削減をし、効率的、効果的に金が使えるような道筋というものを明らかにして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 冒頭に委員からお話がございましたように、五千を超す皆さんが亡くなられた、その遺族の方々の心情あるいはまた避難生活をこの寒い厳しい中に送られている皆さんの今の現状等を考えた場合に、これはもう総力を挙げてとりあえず不安を解消して、あしたはこういうふうによくなるぞと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘の水俣病の問題につきましては、もう相当古い話でありますし、関係者もだんだんお年をとって高齢化しておる、こういう現状の中で、これは私どもが行政として取り組むやはり重要課題の一つだという認識に立って、これまでもこの認定業務の促進、水俣病総合対策事業の実施等さ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今千葉議員から御指摘もございましたように、まさに日本の国は地震と火山列島と言っても過言ではないぐらいの地勢的状況にあるわけです。国民の身体、財産、生命を保全し守るというのは国の最大の基本的な課題であると認識をいたしておりますから、防災対策については、もちろん災...全文を見る
○村山内閣総理大臣 対策本部は、政府全体として対応すべき重要課題に関して各行政機関が一体となって取り組んでいく必要がある、こういう場合に、全体を統括する意味で総理大臣が本部長になる、こういう仕組みになっていると私は思うんですね。今お話がございましたように、私が本部長をいたしており...全文を見る
○村山内閣総理大臣 やはり先ほど来申し上げておりますように、内閣が全体として取り組んでいく、行政が縦割りでばらばらでなくて一体となって取り組んでいく必要がある。これは、内閣が責任を持つというような問題については、やはり総理大臣が最高責任者としてその責めに当たるというのは、私はある...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今それぞれ説明がございましたように、内閣に地震予知推進本部というのが設置されているわけです。そこが統括しているわけですけれども、これは、研究機関としては大学がありますし、科学技術庁がありますし、それから気象庁、国土地理院などなど、委員から指摘されたような、各省...全文を見る
○村山内閣総理大臣 一般論から言えば、これは本予算で大綱を組んで、そして年次を通じて必要な補正をするということが筋であると思います。  しかし、私は、ウルグアイ・ラウンド合意のあの状況を考え、あのときの雰囲気等々から判断をしてみて、そしてあれは細川内閣のときでしたけれども、細川...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、先ほど来御答弁もございますように、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策について、六年間の新しい事業として六兆百億円の事業費を講ずる旨を政府・与党が責任を持って決定したものなんです。したがって、これについては、各年度の予算において検討の上、きちんと対処を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、一般論からすれば、財政の編成の方針としては、それはもう年間を通じての大綱といいますか、方針というのは当初予算で計上される。そして、その過程において必要があった場合に補正がされるというのが予算編成の基本的な私は方針だと思いますよ。  ですけれども、今...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、先ほどから答弁していますように、ウルグアイ・ラウンド合意を入れた、日本の農業はどうなっていくのかという心配や不安をたくさん持っておられた、そこで、先ほど来言っていますように、これは変化球で逃げたなんということでなくて、それはやはり政府全体が農民に対して...全文を見る
○村山内閣総理大臣 基本的に予算編成のあり方としては、私は、やはり年間を通じて見通しの立つような仕事をしてもらうために新年度予算を主体に組む、そして必要に応じて、年間必要に応じて補正をされるというのが基本的なあり方だとは思いますね。  しかし、ここでそのことを、必ずそうしますと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、予算を編成する基本的な物の考え方としては違いはないのですよ。だけれども、それじゃ平成八年度の予算を必ずそういうふうに組むかと、こう言われますと、それはそのときの状況によってまた判断させてもらわなければならぬ、そこが予算編成のやはりあり方の問題として要...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から災害の状況についてのお話がございましたけれども、この予算委員会、あるいはまた集中審議も行われましたが、その審議の中で、いろんな角度から問題点が指摘をされ、貴重な御意見もお聞かせをいただきました。  今お話もございましたように、これだけの大きな大災害...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣から御答弁もございましたように、やはり現場の被災者の皆さんやなんかを考えた場合に、政府みずからがやる気を示すということは大事だと思いますから、できるだけ早くその第二次補正が組めるように、皆さん方の御審議をいただけるように段取りをつけていきたい。今全力...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、七年間という長い期間、国際的な場でいろいろ協議が続けられてきた結論として、WTO協定ができたわけですね。これは鉱工業品の関税引き下げや農業分野だけではなくて、新たな分野である知的所有権やサービス貿易分野が含められた上で、貿易...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員のお話を聞きながら、ウルグアイ・ラウンドのミニマムアクセスを受け入れるときに、私は当時社会党の委員長を、今もそうですけれども、二晩ぐらい徹夜して、そしてけんけんがくがく議論して、当時は社会党も細川内閣の与党でおりましたから、内閣全体が決めることについて与...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまで、戦後、政権を担当してまいりました自民党が、自民党が政権をとっておる責任の立場でやられてきた農政、私どもは当時野党でしたから、ですから野党は野党として理想を掲げながら自民党の姿勢を追及していく、こういう与野党の関係にあって、そして今はむしろ共通する理解...全文を見る
○村山内閣総理大臣 青森県の知事選挙に表明された県民の意思が、そのまま村山政権に対する批判であるというふうに短絡的に受けとめることについてはどうだろうか、こういうふうに私は思いますね。  やはり青森県は青森県の事情がありますし、それから地方分権の叫ばれる時代ですから、したがって...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から経過について若干お話がありましたけれども、正確に申し上げますと、六時過ぎに、今お話がありましたように、これはたしかNHKのテレビだったと思いますが、テレビを見ました。そして神戸が震度六で、淡路島が震源でマグニチュード七・二という放送を見たわけです。そ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 テレビは、もう私は官邸に、八時過ぎには官邸へ出ましたから、官邸のテレビをつけっ放しでずっと見ておりました。
○村山内閣総理大臣 これは相当広範囲にひどいなというふうに思いましたから、ちょうど、消防庁長官から電話があったのは何時ごろでしたかね、消防庁長官から電話がございまして、そしてそのときに私は申し上げたのです。もう私がすべての責任を持つから人命救助と消火にやれるだけのことはやり尽くし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは全く今言われたことと同感で、私もこれは大変だ、これはただごとではないと。  ですから、さっき申し上げましたように、何といいますか、三党の党首にも集まっていただきましたし、それからまた現地にすぐ派遣された消防庁長官にもそういうことも申し上げたり、あるいは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 批判は批判として、これだけの方が亡くなったし、これだけの大きな大災害になったわけですから、それは責任者として批判は批判として甘んじて受けます。
○村山内閣総理大臣 これは逐一、ここにもちゃんと時間で行動した表がありますけれども、逐一こういうことの行動をとっておるということの報告を聞きながら、私としては災害派遣に万全を期してやってほしいということを要請して、あとまた細かな指示を私が、何名行けとかどうしろなんということをする...全文を見る
○村山内閣総理大臣 結果としてこれだけたくさんの方が亡くなられたんだし、それからまた倒壊した家屋もあるし、いまだに二十六万に近い人が避難生活をしている。こういう現状を見た場合に、それは責任者としてこれで全部やり尽くしたかと言われれば、それは幾つかの問題、指摘される問題点はあろうか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今は、まだまだ避難生活を集団で余儀なくされている方がたくさんおられるわけですね。そうして、不安を持っている方もたくさんおられる。子供さんはまだ学校が開放されなくて教室で勉強もできない、瓦れきの山が積まれておる、こういう状況にありますから、したがって、どうして救...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年九月一日の総合防災訓練のお話でありますけれども、まず、政府が実施している南関東地震を想定した緊急災害対策本部運営訓練会場に出かけました。そして、本部員に訓示を行い、その後、埼玉県と浦和市が主催する七都県市合同防災訓練に出席をいたしました。同時に、訓練の一部...全文を見る
○村山内閣総理大臣 委員御案内のように、国会等の移転に関する法律というのが今できていまして、それに基づいて設置されておりまする国会等移転調査会で鋭意調査が進められているわけです。  国会等の移転につきましては、これは二十一世紀の我が国の政治、経済及び文化のあり方等に大きな影響を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 緊急という言葉を私は使った記憶は余りないんですがね。これは細川政権のときからの引き継ぎの合意事項なんですよ、特殊法人の整理合理化とかそれから規制の緩和というのは。ですから、これは決して悪いことではありませんから、当面の課題として私どもは積極的に取り組んで、やは...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 今回の兵庫県南部地震は、五千人を超えるとうとい犠牲者と甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々とその御遺族に対し心から哀悼の誠をささげますとともに、負傷された方々や今なお不安な避難生活を強いられておられる皆様方に対し心よりお見舞いを申し上げます。...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○村山内閣総理大臣 細川さんが辞意を表明されてから後、後継内閣をどうするかという話で、私どもは党で方針を決めて、私は委員長ですから、ですから、党の方針に基づいて連立政権の樹立に話し合いをしてまいりました。まあその間、いろいろな情報が個々に飛び交っておりましたけれども、その三人でお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その書かれたものというのを私はまだ見てないんです。読売新聞の、けさ、今あなたが御指摘になりましたあの囲み記事を読んだだけで、中身は読んでおりません。
○村山内閣総理大臣 閣議あるいは閣僚懇談会等で出された意見は、それが終わった後でまとめて官房長官が記者会見で発表しているわけですけれども、そしてまた、自分の所管する事項について各閣僚が記者会見をして申し上げることがございますけれども、それ以上のことを今私はこの席で申し上げることは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、今質疑をずっと聞いておりまして、これまでもそういう議論は私も承知をいたしておりますし、そういう指摘されるような問題点が多々あったというようなことについてもいろいろ報告は承っております。  ただ、いろいろな角度から検討してみて、最終的にはやはり信用秩序...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的に、その大口預金者の中にどういうものがあるかという、具体的な中身についてはつまびらかにはいたしておりません。
○村山内閣総理大臣 それは、承知をいたしておりません。
○村山内閣総理大臣 何かじっと聞いていますと、私とその、今初めて私は中身を聞きましたけれども、関係があってこう何かされたんじゃないかというような疑念を持たれると困りますから明確に申し上げておきますけれども、全然関係もないし、私は承知いたしておりません。  今この委員会で議論され...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、それはもう全然私には関係ないと。それは、それが済んだ後の話で、ああそんなことがあったのかと。あったのかというのは、そういう問題があって、何というか、日銀が金を出して、そして救済をした。その事実は、こういう経過があって、こういう中身で、おかしな点があるとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは労働組合が自主的にそれぞれ運用の上で決められることでしょうから、合法的である限りにおいては、私がそんなことしちゃいかぬとかいいとかいう関係にはございませんので、コメントは申し上げるわけにはいかぬと思います。
○村山内閣総理大臣 いろいろ指摘をされているような問題点があって、従来は、引き受ける金融機関があって、そしてみんなが協力して、吸収合併とかいろいろな手がとられた。今度の場合には、いまだかつて例がないようなことをされたということで、いろいろな問題点があったんだなと。  これは、断...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、具体的にどういうことなのか詳しくはまだ、私はここであなたの今言われた限りにおいては、具体的な話については承知いたしておりません。
○村山内閣総理大臣 今、委員の御質問にありましたように、新卒者の就職問題というのは、私は、自分の経験を通じてみてもやはり極めて深刻だと思います。バブル崩壊後、相当長期にわたって日本経済も不況が続いてきた。ようやく明るい兆しが見えつつあるとはいえ、民間投資あるいはまた就職問題という...全文を見る
○村山内閣総理大臣 産業構造をどう変えていくか。やはり企業というのは国際的な競争場裏の中にあるわけですし、日本もまたこうした国際環境の中で、しかもWTO等を中心にして貿易の自由化が進んでいく。こういう状況の中で、いつまでも同じ体質でもって日本の経済が維持できるかといえば、それは国...全文を見る
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(村山富市君) きょうは初めての集中審議ですから冒頭に申し上げたいと思うんですけれども、今回の大震災で五千名を超す犠牲を受けて亡くなられた方々やその遺族の皆さんに心から哀悼の意を表したいと思いますし、同時に、被災された皆さんにお見舞いを申し上げたいと思うんです。  ま...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、私も現地に参りましてそういう生活をされておる皆さんの実態というものに触れてまいりました。もう言われるとおりだと私も認識をいたしております。  そういう避難生活、難儀をし不自由をかこちながら、お互いに協力し合い助け合...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど御質問のございましたことにお答えする意味で、後でまた参考にしてもらいたいと思うんですけれども、「被災者の皆さまへ」というこういうパンフレットをつくって、そして各省が取り組んでおる。今お話がございました住宅問題について建設省なり厚生省なりどういう施策...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 議員が地元の議員として、つぶさに今困り果てておる被災者の方々の現状というものを踏まえてお述べになる気持ちは十分痛いほどわかるわけでありますけれども、先ほどもお話がございましたように、公共的な施設について国は全面的な責任を持つ、しかし個人による自主的な回復...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来お話がございますように、厳しい寒さの中で避難生活を続けながら、お互いに励まし合い協力し合い、同時にいろんな支援、特にボランティアの皆さんの活躍、各国からの支援等々に元気づけられながら一生懸命困難に耐えて頑張っておられる皆さん、そしてそういう方々が...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほども御答弁申し上げましたように、今また本岡委員から被災を受けた皆さん方の状況なりあるいは心境といったようなものについて切々とお話がございましたが、私もまさにそのとおりだと思います。しかし、国の建前として、個人の損害まで補償しその補てんをするというよう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 社会党が雲仙の際にも主張された経緯は私も十分承知をいたしております。  気持ちの中ではもうわかり過ぎるぐらいわかるんですよ。しかし、やっぱり国の成り立ちからしてそういう仕組みになっていないという面があるものですから、したがってそこらをどうしてカバーして...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は閣議でも申し上げて、今作業も進めてもらっておりますけれども、これは今、委員からお話があった個人に対する給付をどうするかということだけではなくて、いろんな角度からいろんな問題が提起されているわけですから、今の法体系と今の制度を精いっぱい活用してやってみ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 現状を報告……
○国務大臣(村山富市君) 御指摘のように、家屋が崩壊してもう住むに住めないという方が大変多い。今、十五万戸と言われましたけれども、そうした方々の住宅をどう充足していくかというのはもうこれは最大の課題ですから、当面は仮設住宅とか公団の空き家とかいうことにしていきますけれども、これは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 貴重な御提言をいただきました。  今回のこの地震による大災害を経験したわけです。この経験に照らして、現行の防災対策、防災計画でいいのかどうかという点については、やっぱりあらゆる角度から率直に見直しをする必要があると私は思うんです。そういう意味で、今、委...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 別組織をつくるということも一つの私は貴重な提案だと思いますし、これはもう何かあったときに緊急に対応できるような仕組みというものをしっかり考えていく必要があるというふうに思いますから、今、委員から提案がございました別組織にするがいいのか、あるいは自衛隊の中...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 我が国のエネルギー需要というものが今後とも着実に増加していく、その増加するエネルギーを何で充当していくのかという観点は私は極めて大事なことだと思いますね。その際に、できるだけ二酸化炭素の発生など環境を十分考えていく必要があると思います。  そういう観点...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 国会等首都機能を移転させたり分散させたりするということは、これは当面する重要な課題になっておるわけです。そして、現にもう国会等移転調査会というものもできて、その調査会で検討してもらっておりますが、その結論も見ながら政府としても積極的に取り組んでいきたいと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは私は、衆議院でも質問がございましてたびたびお答えしてまいりました。  これはありのままに申し上げますけれども、六時過ぎにテレビのニュースで地震のあったことを知りました。そのときにはたしか震度六、それから淡路島が震源地でマグニチュード七・幾らといっ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 誤解を解いていただく機会を与えていただいたことを心からお礼を申し上げます。  これは正確に申し上げておきますけれども、私が、初めての経験で早朝のことであったし混乱もあったんだと思いますということを申し上げましたのは、何も政府の体制の中のことを言ったんで...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 五千人を超すとうとい生命を亡くした結果に終わっておるわけですね。しかも、テレビで皆さんもごらんになったと思いますけれども、火事が方々に起こって、そしてもう水が足りない、消防車が間に合わないというので、焼けるがままにもう手がつけられない、こういう現状を皆さ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今あれだけの災害の中で、家がなくなった、崩壊した、住む家がない、着るものもすべてもう焼き尽くしたというような方もおられる中で、大変被災者の方々が厳しい環境の中で生活されておるということは私も現地に行ってつぶさに拝見もさせていただきましたから、もう本当に想...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来申し上げておりますように、これだけの大惨事になったわけです。その現状についてはもう厳しく重く受けとめております。五千人以上の方が亡くなった、そのみたまに報いるためにも、もう二度とこんな過ちは繰り返さない、そういう都市をつくる必要があると。  私...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 総務庁長官がおられるとよかったんですけれども、おりませんから私の方からお答えしたいと思いますけれども、これは、特殊法人の問題それから規制緩和の問題等々は、この内閣の最重要課題として取り組んできておるわけです。  いろんな意見がございます。ございますけれ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、これはテレビで見たわけでございますけれども、今、被災された皆さんが集団で生活しています。その集団で生活する中で、もう韓国人であろうと朝鮮人であろうと日本人であろうと、そういう隔てなく助け合って、協力し合ってやっておるという実態なんかが放映されました...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはたびたび申し上げておりますように、何といっても五千人を超すとうとい生命が亡くなった、しかも被災者の数も三十万ぐらいおられたと思うんですけれども、今この避難生活をされている方はおかげで二十四万弱になったというふうに聞いていますけれども、しかしいずれに...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、昨年の九月一日の防災の日に埼玉県の浦和市で七都県市が参加をして行われました防災訓練に参加しました。  恐らく九月一日は全国的にやられると思いますけれども、しかしその経験から考えてまいりまして、今度の大地震の状況と照らし合わせてまいりますと、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど原子力発電の問題で、これは大体需給計画というのは見通しを立てているわけですから、したがって省エネルギーとか新エネルギーがどの程度開発できるのか、これは一生懸命やっていかなきゃならぬと思います。しかし、若干という言葉を使ったかどうかちょっと今、定かじ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどお話し申し上げましたけれども、災害対策基本法に基づきまして非常災害対策本部を設置いたしました。これは災害対策基本法に基づいてつくったわけです。それから災害対策基本法で言う緊急災害対策本部といいますのは内閣が布告をするわけですね、布告をする。そして、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いいですか。  今回の場合にはそこまでやる必要はないのではないか。むしろこの非常災害対策本部で、それよりも現地に対策本部をつくって、そして先ほどお話し申し上げましたように、中央と現地と十分連携がとれた形をつくることが一つと、それから縦割りでばらばらでや...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もう時間がないようですから簡単にお答えしますけれども、今度の兵庫県の地震災害の経験にかんがみてみましても、やっぱり企業自体の存立というか企業の従業員をどうして守るかとか工場をどうして守るかとかという防災対策はもとよりですけれども、社会的に果たす企業の役割...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員が言われますように、やっぱり避難生活をされておる人たちのニーズにどうこたえるかということがもう大前提ですね、そのために一生懸命努力しているわけですから。三万戸以上やるようになれば、それは政府が責任を持ってやります。ただ、地元を全然無視してこれはやると...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もう時間がないから先に立っていますけれども、国は三万戸以上もういつでもやりますと、こう言って宣言しているわけですから、その点は誤解のないように御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(村山富市君) この地震による災害でいまだに避難生活を続けておる現状というものはよく承知をしておりますし、もうぎりぎり限界に来ているんじゃないかということもわかりますから、先ほど来お話がありましたように、仮設住宅なんかもどんどんつくっていって、そして可能な限り生活が落ち...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう御案内のように、国会でお決めになって法律ができて、そしてその法律に基づいて予算を計上して皆様方の御審議に付しているわけですから、今、大蔵大臣から答弁がございましたように、政府が責任を持って出している予算を、これは削ってもいいとかこれはどうしても...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 初動の段階の問題は、私はやっぱり危機管理体制に問題が今から考えますとあると。これはやっぱり官邸に情報が急速に入ってくる、正確な情報が。そして、それを各所に必要なところに伝達する、それで指示が出る。こういう危機管理体制というものは十分思い切って検討し直す必...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員御指摘の点は、今回の災害の現状に照らしてこれはもう心しなきゃならぬことだと思いますけれども、平成五年版の防災白書にも「災害弱者と防災対策」という項目が挙げられているわけですよ。具体的にいろいろ書かれていますけれども、しかしこうした書かれていることが実...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもうここで御質問もございましたからお答えいたしましたけれども、率直に申し上げまして、私は六時ちょっと過ぎぐらいのニュースで一番最初にテレビで知ったわけです。それですぐ連絡をして、七時半に私のところにこの状況の報告がございました。また、そのちょっと後...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(村山富市君) 今回の兵庫県南部地震は、五千人を超えるとうとい犠牲者と甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々とその御遺族に対し心から哀悼の誠をささげますとともに、負傷された方々や今なお不安な避難生活を余儀なくされておられる皆様方に対し、心よりお見舞いを申し上げたい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 牛嶋議員の御質問にお答えを申し上げます。  第一の質問は、財政構造、財政運営の基本に関するお尋ねでございますが、我が国財政は平成七年度末の公債残高が約二百十二兆円に増加するものと見込まれ、これにかかる国債費が歳出予算の約二割を占めるなど、構造的にますま...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(村山富市君) 今般の兵庫県南部地震によりまして想像を絶する甚大な被害が発生しましたが、このことを重く受けとめながら、今回の災害について詳細な調査分析を早急に行うことが重要である、これは極めて大事なことだと認識をいたしております。  政府といたしましては、各分野におけ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、十九日に現地に参りましたけれども、両陛下と比較をされて今論評がございましたけれども、まことに恐れ多い限りでございます。  手を後ろにこうやってするのは、私は若干癖があるものですから、ですからこれが悪いといえばそれは直さなきゃなりませんけれども、前...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは冒頭に申し上げておきますけれども、政府が今とっておる対応については、被災者のニーズにどうおこたえできるかという視点に立ってすべて検討いたしております用地元の知事さんやあるいは関係の市長さん等々から具体的な要求も出ておりますが、その要求については各分...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私の二十日の本会議における答弁は境地の実態を申し上げたので、それは誤解のないように御理解をお願いしますと言ってきのうは中村議員の質問にお答えをしたわけです。  これは私は、五時四十六分に地震が発生して、そして恐らく皆さんお休みになっている時刻ではないか...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の災害に当たりましては、これまでたびたび申し上げておりますように、被災者の立場に立った要求、ニーズにこたえ得るような対応をしていきたい。同時に、地元県市町村と一体となって救援と復旧復興に取り組む、こういう姿勢で臨んでおるところでございます。それに伴っ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ウルグアイ・ラウンド合意後の日本の農業をどう国際的な競争の中に耐え得る体質を持った農業にしていくか。今、委員からあらゆる角度から問題点が提起されて、そしてそういうところを総合的に組み合わせて、第二次、第三次産業の進んだ技術も受け入れてハイレベルの日本の農...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、自治大臣から答弁もございましたように、今回の兵庫県のあの地震による火事の現状というものを見た場合に、今お話もございましたような要因が絡んで十分に消火体制が発揮できなかったというところにやっぱり問題があると思いますから、この教訓に学んで、自治体の意見等...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 一つお断りしておきますけれども、今御審議をいただいておりまするこの補正予算というのは、二十日に国会に提出をいたしましたけれども、閣議決定をして印刷を全部完了したのはこれは震災の起こる前でございますから、この震災というものを全然想定せずに編成された補正予算...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員が言われるお気持ちはよくわかりますけれども、何かあったらすぐ予算を組めばいいじゃないかというわけにはいかないんで、それはあなたもおっしゃるように、地方自治体の要望なりというものも踏まえて、そしてどういうふうに充実すればいいのか、そういう消防防災体制全...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 各費目について比較をすればいろいろな意見がおありになると思います。しかし、事この平成六年度当初予算自体が、まことに深刻な財政事情もありますから、したがって防衛関係予算につきましても対前年度化伸び率については〇・九%に抑える。これは昭和三十五年度以来三十四...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、大蔵大臣から御答弁ございましたから御理解がいただけたと思いますけれども、やっぱり歳出については、むだはないか、その必要性の緊急度はどうか等々根源から洗い直して、可能な限り効率的に使っていくということはもう当然のことだと私は思います。  ただ、今回の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今読み上げられた文書も私は初めて今拝聴したわけですけれども、やっぱりもう少し何といいますか、人間のぬくもりが感じられるような、そういう中身のものにしなきゃいかぬなと痛切に感じました。  これは私は閣議でもたびたび、同じ避難生活をするにしても、健常者の場...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 青木議員の御質問にお答えをいたします。  今回の震災に関する私の責任についての御質問がございました。  災害対策は国政の最重要課題であり、政府としても総力を挙げて取り組んでまいりました。今回の地震災害につきましては、政府として、非常災害対策本部や...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 井奥議員の質問にお答えを申し上げます。  大震災関連の税制改正を速やかに成立させるべきではないかとの御指摘でございますが、税制面では、今回の震災による被害が甚大であり、かつ、平成六年分の所得税の申告期限前という特殊な時期に発生したこと等の事情を踏ま...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 山崎議員の御質問にお答え申し上げます。  第一の質問は、今回の震災が官僚主導型の政治の限界を浮かび上がらせたのではないかという御指摘でございます。  私といたしましては、今回の地震発生後、災害対策基本法に基づきまして非常災害対策本部の設置を閣議決...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 富田議員の質問にお答えを申し上げます。  特殊法人の整理合理化案についてのお尋ねでございますが、先週末十日に各省庁から見直し結果の最終報告が行われ、政府・与党一体となって、統廃合、事業・組織のスリム化その他の整理合理化の具体化に全力を挙げて取り組ん...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 古堅議員の質問にお答えをいたします。  まず第一は、仮設住宅の用地確保についてのお尋ねでありますが、兵庫県では、現在、関係市町村に要請をいたしまして追加分一万戸の用地を確保する調整作業を進めておりますが、とりあえず住宅・都市整備公団の十ヘクタールの...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 五千三百名を超す犠牲者と想像を絶する未曾有の大災害をもたらしました阪神・淡路地区の大地震が起こりましてから、ちょうど一カ月目を迎えました。私は、改めて、亡くなられた方々や遺族の皆さんに、謹んで哀悼の誠をささげたいと思います。  同時にまた、三十万を...全文を見る
02月17日第132回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(村山富市君) 矢原議員の質問にお答えする前に、今もお話がございましたように、五千三百人を超す方々が亡くなられ、想像を絶する大きな被害をもたらしました阪神・淡路地区の地震が発生をしましてから、ちょうど一カ月を迎えました。改めて、亡くなられた方々や遺族の方々に謹んで哀悼の...全文を見る
02月22日第132回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、これはもう想像を絶する未曾有の大被害をもたらしました今回の阪神・淡路大地震につきまして、いろいろなことが指摘をされておるわけでありますが、とりわけ初動の態勢のあり方について、いろいろな御意見と御批判もいただいてまいりました。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来申し上げておりますように、これだけの大きな被害を生み出したわけでありますから、初動のあり方等についての厳しい御批判もいただいておりまするし、率直な意見もお聞かせをいただきました。  重く受けとめて、この責任の重大さというものは十分痛感をいたしておりま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘がございました今回の見直しによりまして、業務内容の縮減あるいは統廃合あるいは民営化といったような組織形態の変更が行われるわけでありますから、そこで働いておる職員の皆さんが、雇用問題は一体どうなるのかといったような不安を家族も含めてお持ちになっていること...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはこの委員会でたびたび質疑応答がなされておりますが、率直に申し上げまして、二つの乱脈をきわめたこの信用組合を、これはもう倒産をして理事長以下全部おやめになっているわけですから、これはもうなくなるわけですね、したがってそれを救済するという目的ではないというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的な事件に対する裁判所の判決について総理大臣としてとやかく言うことは差し控えたいと思うのですけれども、しかし、最高裁の判決が出されるとすれば、その判決はやはり厳粛に受けとめてしかるべきではないか、このように私は考えております。
○村山内閣総理大臣 今もお二人からお話がございましたから、つけ加えて申し上げることはないのですけれども、中島委員から御指摘がございましたように、与党三党で、それこそもう連日のようにこの行革問題について真剣な議論と検討をしていただきました。一つの指針も出してもらったわけでありますが...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今貴重な御意見を拝聴いたしましたけれども、これは、行革審の答申の中にも、官邸の機能をどう強化するかということに対する答申もいただいております。そうした答申も踏まえまして、各外国の参考になるような事例等々も調査をしながら、官邸機能をどう強化していくかということに...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは東京都の監督のもとで、東京都も責任を持ってこの決定については関与されているわけでありますから、東京都は責任を持った処理をされるものだというふうに私も思います。
○村山内閣総理大臣 先ほど来御議論がありますように、中小企業等協同組合法に基づいて、その規定に基づいて、信用協同組合の場合には都道府県に監督権を委任している。ところが、その協同組合法の趣旨を逸脱して、そして野方図に運用されておるというようなところが、やはりいろいろな原因があるわけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 守られていると思います。
○村山内閣総理大臣 これは恐らく自衛隊等の問題に関連をしておっしゃっているんだと思いますけれども、米ソが超大国で対立する時代の中で、国内的にもイデオロギーで対立しておった、こういう時代において、私はたびたびこの席でも申し上げましたように、憲法の前文を踏まえた上で、憲法の理念に反す...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはたびたび御答弁申し上げましたように、前文に書かれておる理念、憲法全体を貫いておる平和の理念等々を踏まえて私どもは米ソ対立の中で申し上げてきたのであって、こういう客観的な情勢の変化の中で国民的なコンセンサスも得られておる意味において、自衛隊は合憲であるとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、私は国会の権威にかけて守られていると思います。
○村山内閣総理大臣 これは、公務員法に基づいて公務員には守秘義務があるわけですね。その公務員法という法律も、これは国会でお決めになってもらっておるわけですから、したがって国会における調査権と公務員の守秘義務とはどのように調整をしていくべきものなのかということについては、これはやは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういう要望もあろうかと思いますけれども、私は、ふだんから防災の、例えば地震に対する訓練ですね、防災訓練等々については、関係者、特に自衛隊も含めてふだんから連携のとれるような形でやっておくということがむしろ大事ではないかと思いますし、そういう意味で、もう少し機...全文を見る
○村山内閣総理大臣 平口に申し上げますと、経済も社会も時代もやはり時とともに変遷をしていくわけですね。その変わった時代に効率的に簡素に対応できるような行政のあり方というものは不断に検討して、改めるところは改めていくというのが行政改革ではないか、平口に簡単に言えばそういうことだとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 誤解のないように御理解を願いたいと思いますけれども、私が内閣の首班に指名をされて村山内閣を組閣いたしました。それ以前は羽田内閣、それ以前は細川内閣で、細川内閣のときに、行革の一つの柱として特殊法人の扱いがあったわけです。それを、二年間でやるというものを、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 経過を正しく私は御理解を賜りたいと思うのですけれども、特殊法人の整理統合、合理化の問題につきましては、二月十日までに各省が自分が所管をする省内の問題について最終的な報告を出すということになっておるわけですよ。ですから、それぞれの大臣は、私はそれなりに御苦労され...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的な行革の進め方や中身については必ずしも一致をしない点もあるかもしれませんけれども、行革に取り組む吹田委員の熱意については十分受けとめました。私どももその熱意にこたえて一生懸命やるつもりですから、どうぞ御理解と御協力をお願い申し上げます。
○村山内閣総理大臣 今お話があったような状況で、官邸で、それぞれ関係者が集まって、そして、この二月十日の決着をどうつけるかというので協議がなされたわけです。私は八時過ぎまで官邸におりましたけれども、何かいろいろ聞いてみますと、私が官邸におりますと関係のない人まで皆残らにゃいかぬ、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは事柄によりますけれども、私は自分でよく考えるんですけれども、それぞれその部署部署で責任を持った意見を述べ合って話し合いをしておる、その過程に、私の意見はこうだ、こういって申し上げたら、もうそれは議論は進行しないことになるのではないか。ですから、やはり民主...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、ここでたびたび申し上げておりますように、これはもう、年度内にこの問題についてはある決着をつける、こう申し上げておりますから。
○村山内閣総理大臣 これは、まあ与野党一致をして、合意をしてこれから取り組んでいかなきゃならぬ課題だと思いますけれども、今申し上げましたように、この年度内に一応の決着をつけますよ、決着を。しかし、これは不断にやはり心がけて見直しをし、必要があれば改革もするというような性格のものだ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは統合するものもありますし、廃止をするものもありますし、しかし、これは廃止をするからといって、きょう決めたからあしたから廃止になるというものでもないし、これはやはり一定の期間を置いて、そして計画的に進めていかなければならぬ問題だというふうに思いますから、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今特殊法人の問題で議論をいたしておりますのは、今あなたがおっしゃるダムに大きな影響をもたらすような問題については、当然やはりそれは一体的なものとして検討しなければいかぬと思いますね。しかし、可能な限りできる範囲のことはやっていこうではないかというので検討しても...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、これまでずっと議論がございましたように、この両組合の責任者というのは徹底的にやはり追及される必要がある、そして、不信があればやはりその不信は解明する必要があるというふうに思います。  しかし、それと別に、両組合を助けるとかあるいは大口預金者のためにと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、正森委員からいろいろ現状についての説明がありましたけれども、これは大蔵大臣も了解されておりますように、そういう乱脈をきわめたためにこういう現実になってきておる、その責任はやはり徹底的に追及されて、私は明らかにされなきゃならぬものだというふうに思いますね。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 政治、行政を預かる者として、これはやはり厳しく受けとめてもらわなければならぬ問題だというふうに思いますし、何よりもやはり政治は信頼をしてもらうことが大事ですから、信頼回復のためには正すところは正すということをきちっとやっていただく必要があるというように思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、これは中小企業等協同組合法の規定に基づいて東京都に機関委任をしている組合ですね。それがこういう乱脈をきわめて、そしてこういう状況をつくり出した。その原因というものはやっぱり徹底的に究明されるべきですし、行政の立場で、私ども可...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 久保議員の御質問にお答え申し上げたいと思いますが、今、久保議員から、大地震が発生した当時のことを想起しながら、既に五千四百名を超す亡くなられた方々が出られた。こういうお話をお聞きしながら、胸の締められる思いで厳しく重く受けとめて拝聴いたしました。 ...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○村山内閣総理大臣 初動期における対応について、この集中審議の中でもいろいろ御意見や御批判がございましたことにつきましては、十分重く受けとめております。  何といっても、やはり五千四百人を超すとうとい犠牲者が出る、あるいは当初は三十万からの避難生活を送られる市町村民がおられたと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘のございました点につきましては、それは十分承知もいたしております。  兵庫県知事にすべてを任せておいたというような意味の御発言がございましたけれども、それはそんなことではなくて、もう私は七時半に秘書官からその地震の状況についての報告も受けておりまする...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、十七日の六時過ぎのテレビのニュースで地震のあったことを知ったわけですね。それから直ちに秘書官に指示をして、そして詳しい情報をすぐに報告してほしいというんで、七時半ぐらいに第一報が入ったわけです。そして、先ほど申し上げましたように、七時四十分ぐらいには官房...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、私は、その間には三党首にもお集まりをいただいて、そして消防庁やらあるいは国土庁やら防災関係の担当者に集まっていただいて、そして情報の収集を図るということもございますし、その間には現地に派遣されておりました消防庁長官からも電話がかかってまいりましたので...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、あなたの言われていることがちょっと私にはよくわからないのですけれども、もう一遍この経過を振り返って申し上げたいと思うのです。  これは私、正直に申し上げまして、六時過ぎのテレビのニュースで最初に知ったわけですね。そして、京都が震度五、神戸の方は震度六と...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは私はやはり、自衛隊も正式に兵庫県知事から出動の要請があったのは十時だと聞いていますけれども、もうそれ以前からやはり自衛隊は自衛隊なりに必要な初動の行動は、これは十分であったかどうかということを問われれば後からいろいろな意見はあるかと思いますけれども、それ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、誤解されるといけませんが、知っていたらやったけれども知らなかったからやらなかったというようなことではなくて、行政の仕組みというものは、これだけ各大臣がおられて各省がそれぞれ所管をする事項を管轄をしてやられておる、その末端に至るまですべてのことを私が承知を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうそれは何度聞かれても同じ答弁で終わるわけでありますけれども、言われている意味がどうも私には正確に理解できないところもあるのです。ただ、究極的に最高の責任が私にあるということは十分自覚をいたしております。それぞれ所管の大臣が所管の所掌についてはやっていただい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 非常災害対策本部、これはちゃんと基本法に基づいて設置をされておるわけです。そして、それを内閣全体としてバックアップをするという意味で、閣議で決めて緊急対策本部というものを設置をしているわけです。ですから私は、閣議で決めたことについてはそれなりのやはり根拠は十分...全文を見る
○村山内閣総理大臣 会議をやる必要がある場合には、公邸で会議をやることもありまするし、私が公邸からまた官邸に出ていくこともありますし、それはそのときの状況によって対応していくことはもう当然であります。
○村山内閣総理大臣 一問一答してもしょうがないと思いますけれども、そういうものですということを私は申し上げているわけですよ。だから、その日に公邸で会議をやる必要がなかったからやらなかったというのではなくて、それは、私は官邸に出ていった、そしてそれなりの相談にも応じたし、連絡もとり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょっと中央防災会議のことについての質問もございましたから、これは私が私の判断でやったことですのでね。  中央防災会議というのは、災害対策にかかわる重要事項を審議の上、決定する場としての性格が強いのですよ。ですから、中央防災会議というのは、例えば関東大震災の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 野外病院をなぜ設置をしなかったのか、そういう指示をしなかったのか、こういうことについて今ここで私に問われても、それは現地の状況というものが正確にとらえられて、どういう部隊をどういう役割を持って派遣することが必要なのかというようなことは、やはり現地と十分連携をと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、テレビのニュースを見てすぐ知事に電話をかけて、そして知事と連絡をとって必要な指示をするというようなことができればよかったかもしれないと思いますね。しかし、現地のやはり混乱もあったと思いますから、したがって、私は、何よりも責任者が現地に行くことだというの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは私がかけるも官房長官がかけるも同じで、これは内閣を代表してそれぞれやられているわけですからね。ですから、官房長官がかけたのになぜ総理がかけなかったのか、こういうお話ですと、それはそれなりの意見として私は承っておきます。
○村山内閣総理大臣 それは、そのときの雰囲気もございましたので、照れて言ったというふうに私は思い起こしておりますけれども、これはいやしくも記者会見の席ですから、自衛隊の最高指揮官であることには間違いないので、これは改めて訂正をさせていただきます。
○村山内閣総理大臣 いやいや、ですから、それは総理に就任した記者会見の席上で言うべきことではなかったと、改めてこれはここで訂正をさせていただいておるわけですから、御理解をいただきたいと思うのです。  それから、社会党も従来から自衛隊は違憲という立場をとって反対をしてまいりました...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、私が社会党の委員長として総理に就任してから、社会党の昨年の九月三日の全国大会で、自衛隊は合憲というふうに方針を変えたわけですね。確認をしたわけです。それ以後、観閲式もあったし、観艦式もありました。それには社会党の議員も出席をしておりました。ちゃんと私は見...全文を見る
○村山内閣総理大臣 全国的に、状況によって違うと思いますけれども、労働組合がすべて社会党と一体のもので、社会党の指示どおり、社会党の方針どおりに動く組織でないことは皆様も十分御理解をいただけると思うのですね。したがって、個々の労働組合の方針に基づいて違った行動をとるようなところも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 政治的に、この平和憲法を持っておる日本の国の中で、さらに軍拡を進めようとするような動きに対して、これは違憲だからそんなことしちゃいかぬという立場で反対をしてきた。しかし、自衛隊員そのものを敵視をしてやってきたような動きというのは、それは全国的に、今申し上げまし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 きのうも御質問がございましてお答え申し上げましたように、行政改革というのは、これは、経済も社会も時代もどんどん変わってまいりますから、その変わった経済なり社会の仕組みに簡素で効率的に対応できるような、そういう行政のあり方にふだんから心がけて改革をしていくべきも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、一概に多いとか少ないとかいうことはなかなか申し上げられないと思いますけれども、国際的に比較をすれば、必ずしも多いとは言えない統計の数字が、ここでは申しませんけれども、出ておる面もありますね。もうそれは御案内のとおりだと思うのです。しかし、今申し上げまし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、行政需要に対してどうこたえていけるかということがやはり大事ですね。そうすると、どういう行政需要が今求められておるのかということもやはり知る必要があると思いますね。それで、その行政需要に対してどの程度の人員を配置してこたえていくことが必要なのかと。これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 まことに貴重な御意見の提言がありましたけれども、今私がこれまで申し上げましたのは、行政側の立場に立って物を考える場合にそういうことではないかと思います、こういうお話を申し上げたわけですね。  しかし、この行政需要を、受ける側の国民の立場というものを考えた場合...全文を見る
○村山内閣総理大臣 政府の一員として閣僚が具体的な事件の判決について意見を述べるということについては、やはり差し控えた方がいい、私はそう思っています。しかし、今御本人からもお話がございましたし、記者会見されたときの文書も私は拝見させていただきましたけれども、私は、現内閣の閣僚とし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 日銀の総裁、副総裁の任命は内閣総理大臣、それから、今お話がございましたように両議院の承認ということもあると思いますけれども、しかし、それはそれだけのことでありまして、日銀がどういう決定をし、どういう事業をし運営していくかということについては、総理大臣には直接的...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど自治大臣から答弁がありましたように、これは中小企業等協同組合法に基づいて、そして中小企業の業者の利便のために協同組合としてこの運営をしていく、それを前提にして機関委任事務を都道府県に任してある、こういう仕組みになっていると思うんですね。  これは、その...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、ロッキード事件の丸紅ルートに関して、被告人の檜山広及び榎本敏夫に対する贈賄等の疑獄事件について、昨日、最高裁の判決が出されたわけですね。  これは、具体的な事案について、総理大臣としてその見解を述べることについては、私はやはり差し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今小里担当国務大臣から答弁もございましたけれども、当面は、やはりまだ救援を必要とする方々がたくさんおられるわけでありますから、その救援に万全の対策を講ずることが大事と、同時に、復旧と復興というのは重なった面もありますから、そういう復旧、復興というものを念がけて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たまたま三月十一日は土曜日でもありますから、金曜日、国会が終わった後、参加をして、そして日曜日に帰ってきたい、ちょうど日程もとれるものですから、ぜひ参加をしたい、こういう決意でございます。  今委員からお話がございましたように、社会開発サミットは、リオの地球...全文を見る
○村山内閣総理大臣 第一の、十二月二十八日に起こりました三陸はるか沖地震につきましては、ちょうど私はもう日程を組んでおりまして、大分に帰ってから、地元に帰ってから起こった地震なんです。  それは、これだけの地震が起こったわけですから、直ちにまた東京に舞い戻るということができれば...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、今申し上げましたように、私が地元に帰る日程を組んでおりまして、地元に帰ってから起こった問題ですからね。ですから、そういう地震があれば、もうすべてを捨てて、直ちに東京に引き返すということができれば一番よかったのではないかと思いますが、そのことについては...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、石田議員がかつて総務庁長官をやられて経験をされた先輩ですから、謙虚に承りながらお答えを申し上げたいと思うのですけれども、これは、私が内閣を組閣をいたしまして、細川内閣から羽田内閣と継続して取り組んできている問題でありますから、したがって、いい点は継承し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは集中審議の中でいろいろ議論もされたことでありまして、問題を指摘される点は多々あったと思いまするし、私は、そういう銀行経営の責任問題やら、指摘されるような事実関係については、可能な限り解明をして、やはり不信は解消しなけりゃいかぬ、そのために積極的に政府もこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、取り組んでやってきた者の立場からすれば、私は先ほども申し上げましたように、各大臣とも、いまだかつてない大臣の責任において真剣に取り組んでやっていただいたというふうに評価いたしておりまするし、私自身が何点だったという点数をつけるのは、これはおこがましいこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今ここで議論されておりますような財政投融資制度を中心とした全体の見直しということになりますと、これは相当やはり時間を要すると私は思います。これは専門家の意見を聞いたり関係者の意見を聞いたりして、そして直すべきものは直すということになっていかなきゃならぬと思いま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来聞いておりまして、二月十日というのは、先ほど来申し上げておりますように、各省の所管することについて大臣が責任を持って、今は九十二項目ありますね、その九十二項目の中で、特殊会社を除けば八十です、その八十の問題について全部洗い直して見直しをする、その結果に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 午前中にも質問がございまして、私がお答えをいたしましたけれども、いわゆるロッキード事件丸紅ルートに関して、被告人の槍山広及び榎本敏夫に対する贈賄等被告事件について、昨日最高裁の判決が出されたわけであります。  この具体的な事案について総理大臣として見解を述べ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今外務大臣から答弁もございましたように、北朝鮮の核開発問題というのは、単に国際的な安全保障だけの問題ではなくて、日本の安全上にもやはり重大な関連があるし、これは大事な問題だというふうに私は国民の皆さんも受けとめておると思いますね。  それから、南北が現状のよ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、その書簡の中で、北朝鮮の核兵器開発問題の解決が保証されることを前提として、我が国としても、米国、韓国、他のG7諸国等とともに軽水炉提供のための国際的な支援に参加し、応分の協力を行っていく用意があるという立場を伝えたわけです。これは、具体的にどういうこと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは前段で申し上げましたように、北朝鮮の核開発の問題を現在、過去、将来にわたって解消するということは日本にとって極めて重要な問題である、この理解と認識は共通して持たれていると思いますね。したがって、そのために、この日米韓が緊密な連携をとり合いながらその解決の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、外務大臣から答弁がありましたから重複は避けますけれども、KEDOが今設立される過程にある。KEDOが設立されたら北朝鮮との間でどういう取り決めになっていくのかという経過に今あるわけですから、したがって、具体的にここで、これはどうなります、こうなりますという...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、北側委員から御指摘もございましたし、大蔵大臣から説明もございましたけれども、我が国の財政の構造というものが極めて厳しい状況にあるということはもう御指摘のとおりであります。  一方では、高齢化が進んで需要が高まっていく、同時に、ようやく景気も上向きに明るい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今も大蔵大臣から御説明がありましたから重複は避けたいと思うのですけれども、あす提案をして御審議をいただきます第二次補正につきましては、これはこの災害に対する緊急必要な経費を上程したので、この財源は当面は建設国債と特例国債で賄う以外にはない。これはやむを得ないと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 七年度の予算につきましては、これは震災前に編成された予算ですね。したがって、震災に関連する歳出については計上されておらないわけです。しかし、これは景気全体の関係やら国民生活全体に関連する予算は計上されておりまするし、とりわけ地方自治体との関連等を考えた場合に、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 冒頭にお話がございましたのは、今の日本の財政の厳しい現状についてお話があったわけですね。したがって、財政の健全な体質をつくっていくためには、これは歳入の面とそれから歳出の面と、これは根源まで洗い直して、そして選択をして、有効な、適切な歳出をつくっていくというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 だから、私が申し上げておりますのは、それは災害対策には、もう必要な金は金としてやはりきちっとしなきゃいかぬわけですよ。したがって、必要な金についてはきちんと確保しなきゃならぬ。  同時に、そのことについてはやはり国民の皆さんの御理解も得なければいけませんとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今小里担当大臣からもうお話がございましたから細かな点は申し上げませんけれども、私はやはり、集団で避難生活をしていることについては、あらゆる角度から考えてみてもう限界に来つつあるんじゃないかと思うんですね。したがって、そういうものを十分配慮しながら、少しでも不安...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 中田議員の御質問にお答えを申し上げます。  予算措置に関し、ことごとく行動が遅いとの御批判でございますが、今回の第二次補正は、当面の緊急救援対策を行う一方で、政府が一体となって、地元自治体の協力を得て、これまでに例のない早さで編成したものでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 寺前議員の御質問にお答えを申し上げる前に、中田議員の質問に対しまして、私は防災体制とお答えしたつもりでありますが、防衛体制と聞き取られましたようなことがございましたので、改めて防災体制として御理解賜りますようお願い申し上げます。  続いて、寺前議員...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 小池議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  このたびの阪神・淡路大震災に対しまして、政府としてはできる限りの対応を行ってまいりました。関係行政機関、地元自治体等から意見を聞きながら、応急対策として、閣議決定によりまして、被災者の実情に十分配...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○村山内閣総理大臣 今外務大臣から御説明がございましたけれども、委員御指摘のような提唱がなされていることは私も十分承知をいたしております。  しかし、人間の安全保障という概念規定というものがまだ国際的に共通して定着をしていないという状況もございまして、この三月に開かれまする社会...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう、これまで国会でもたびたび私も意見を申し上げてまいりましたけれども、世界全体は、米ソ対立という超大国冷戦時代が解消して、そして今や平和と協調の時代になってきておる。地域的な紛争は絶えず起こっておりますけれども、これもやはり国連を中心にしてできるだけ紛...全文を見る
○村山内閣総理大臣 予算編成の難しさ、厳しさというものに対する御理解ある御発言もいただきましたけれども、今お話もございましたように、新しい年度の予算を編成して、後にこの大震災が起こったわけです、したがいまして、今御審議をいただいておりまする新しい年度の予算の中には、この震災に関連...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもうたびたび私は本会議でもこの委員会でも申し上げておりますけれども、いずれにいたしましても、今お話もございましたように、五千四百名を超すとうとい生命がなくなった。同時に、御指摘のように倒壊した家屋、あるいは、あの当時は三十万を超す避難生活をされている方も...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、これは初動のいろいろな発動について、この委員会であらゆる角度から批判をされ、指摘をされる問題点がるるあった、その現状について、私は、率直に認めるものは認めなければならぬし、直すところは直さなければならぬ。  したがって、あす何かがあったときに緊急に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、あなたの意見は意見として率直に私は承っておきますけれども、むしろ、今私のところに寄せられてくる手紙やら電話というのは、やはりこういう困っている現状に対して早急に救援の手を差し伸べてほしい、そして復興と復旧に全力を挙げて取り組んでほしい、こういう意味の電話...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今局長から答弁もございましたけれども、今般のこの兵庫県南部地震というのは、昨年一月にロスで発生しましたノースリッジ地震について負傷者数や倒壊家屋数等を単純に比較することは、両国の統計の基準のとり方も違いますから、単純に私はできないと思うのです。  ただ、今お...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、ダイエーが今回の地震に対してとられた措置について、これは私も文書をいただいて拝見させていただきました。これは、ダイエーという一企業の中でこういう場合、起こった場合にどういう対応をしていくかというマニュアルがきちっとやはりつくられているわけですね。私は、これ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、ダイエーという一企業の中における危機管理の体制と、そして国全体あるいは県、市等々を含めた体制の中での話ですから、私は、それをそのまま比較をすることは無理があると思いますけれども、しかし、先ほど来申し上げておりますように、ダイエーがとられたいろいろなマ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、私が本会議で答弁をしたことにつきましては、若干の説明不足と舌足らずの点があったということは、私も率直に認めます。  ただ、私が申し上げたのは、初めてのことでもあり、早朝のことでもあり、若干の混乱があったのだろうと思いますということは、それは現地を考えた...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょっと、その議事録を見せてください。——いや、今あなたからこの議事録を、私が述べた議事録を読ませていただきましたけれども、こういうふうに言っているわけですね。地方自治体に対して連絡をとり、指示もし、要請もしたところでありまするけれども、何分早朝のことであるし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、私はそんなことを言っているわけじゃありませんよ。(発言する者あり)いやいや、知事や市長は……
○村山内閣総理大臣 知事や市長がどうだこうだと言っているわけじゃないんですよ。しかし、どなたがお考えになっても、あれだけの大地震があったんですよ。倒壊家屋があって、あれだけの亡くなった方がおられるわけでしょう。したがって、混乱が現地になかったなんということはどなたも想定しないと思...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が現地に混乱があったと言うのは、あの十七日の早朝のことを言っているのであって、それ以後、今自治大臣からお話がございましたように、それは職員も消防署の皆さんも警察の皆さんも、全国から応援もいただいて、そして冷静沈着に救援対策に取り組んでいただいたということにつ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今法務大臣から御答弁があったとおりでありますけれども、最高裁から出された判決というものは、判決について内閣としてとかく意見を申し述べることについてはやはり差し控えるべきだ。  私は、しかし、このロッキード事件というものが与えた影響というものは大変大きいものが...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、どういう事例で申し上げておるのか、よく私には理解ができないのです。
○村山内閣総理大臣 それはやはりケース・バイ・ケースで、それは事例が違うんですから、それを比較してとやかく言われることについては私は筋違いではないかと思います。
○村山内閣総理大臣 ですから、それはケース・バイ・ケースで判断をしなければならぬこともあると私は思いますよ。  今回の場合には、田中科学技術庁長官みずからが新聞記者から問われて、親族ですから個人としてはということを前提にして言われていることについて、私はそれなりの御理解はあって...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、何度も申し上げておりますように、閣僚としては厳粛に受けとめておりますと本人側自身が申し上げているのですから、御理解を賜りたいと思います。
○村山内閣総理大臣 いや、これは総理として、あるいは閣僚として、出された最高裁の判決については厳粛に受けとめて、政治家としてお互いに襟を正して、信頼が回復できるようなこれからの努力もやはり一層しなきゃならぬという受けとめ方であります。  しかも、田中科学技術庁長官は、新聞記者か...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど答弁をしたとおりであります。
02月24日第132回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(村山富市君) 片上議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。  今回の地震発生直後、国会が開催されたわけでありますが、今お話もございましたように、政治休戦の提案がございました。私は、そのお話を承りながら、国会の皆さんと震災対策について議論をする中から必要な政策を講...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 池田議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  我が国は災害に見舞われやすい条件下にあることから、災害に強い国土づくりに努める一方、災害応急対策や生活再建のための被災者支援、地域の復興のための対策の充実を図るなど、総合的な災害対策を推進してきたとこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 橋本議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  応急仮設住宅の設置計画についてお尋ねでございますが、兵庫県と協議の上、必要とされた四万戸の設置計画を立て、現在までに約三万戸を発注し、三月中の完成を目指し最大限の努力を傾注いたしているところでございま...全文を見る
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、六時過ぎのニュースで、私はテレビで知ったわけです。  これはせっかくの御質問の機会でありますから、私の感想を率直に申し上げたいと思うのですけれども、これだけの想像を絶する未曾有の大災害が起きた。もう五千四百人を超すとうとい生命がな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今の答弁の中で、非常災害対策本部長を私が兼ねたと。これは専任の国務大臣を置いておるわけですから、私は緊急対策本部の本部長として非常災害対策本部を閣僚全体がバックアップをするという態勢をとったということでありますから、そこは訂正しておきたいと思うのです。  そ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは私がこれまでもたびたび申し上げておりますように、私は六時のニュースで知って、これは震度も高いし大きなことになっていくんではないかという懸念がございましたから、秘書官に電話連絡をとって、直ちに情報収集をして状況について報告をしてほしいという指示をいたしまし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、今申し上げておりますように、六時過ぎのニュースで見て秘書官に指示をして、秘書官は、警察なりあるいは国土庁なりそれぞれ関係省庁と連絡をとった上で正確な情報をできるだけ伝えたいというのでそういう作業をされたと思うんです。そして七時半ごろ第一報が入ってまい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、現地の知事や市長さんを、あるいは関係者を、混乱があったからといって責めているわけじゃないんですよ。私は、先ほども申し上げましたように、それぞれの衝にある方々はみずからの被災も顧みずに一生懸命やっておられる、これはもう心から敬意を表したいという気持ちはいっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が混乱があったと申し上げたのは、今あなたもお認めになったように、一月十七日のあの地震が発生をしたその当時の混乱というものを申し上げたのであって、それ以外のことで申し上げたのではありません、こう申し上げているわけですから、御理解を賜りたいと思うのです。
○村山内閣総理大臣 今議員から、貴重な御意見をこの救急医療に関連して拝聴させていただきました。私も極めて大事なことだというふうに受けとめております。  それで、今お話し申し上げましたように、防災臨調といったようなものをこしらえて、そして防災計画全体の見直しを、この際専門家、国民...全文を見る
○村山内閣総理大臣 こういう災害時に、救急医療体制というものをどういうふうに完備していくか、これはいろんな角度からの指摘がございまして、私は、貴重な御意見として拝聴させていただきました。  私は、一番最初に思いましたのは、もう何よりもかによりも総力を挙げて人命救助に尽くしてほし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 自衛隊自体は、これはもう委員御案内のように、伊丹等につきましては要請のある以前から必要な出動はしているわけですね。そして、正式に知事から要請があったのは十時、こうなっているわけですが、被災現地の実態というものがある程度把握をされて、その実態に対応して必要な部隊...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘もございましたけれども、私は七時三十分に、先ほど来申し上げておりますように、秘書官を通じて第一報の状況について報告を受けました。七時四十分ぐらいに官房長官からも連絡がございまして、非常災害対策本部の設置を指示した、それはよかったということで、相談をし合...全文を見る
○村山内閣総理大臣 あれだけの衝撃を受けたわけですから、心に与えられた影響というものも大変大きいものが私はあると思います。現に私のところに、小学生やら中学生やら等々がその当時のことを想起して書いた作文なんかも寄せてもらっておりますけれども、本当に取り返しのつかないような心の傷を持...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、これまでもたびたび申し上げておりますけれども、この復旧、復興に多くの金が要るということは、これはもうどなたが考えてもそのとおりだと思うんです。しかも、国の財政というのは、これはもう言われますように大変厳しいものがある。しかし、この復興に要する金というもの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 海江田議員がこれからの日本の政治の政局を展望しながらお考えになっておることについての誤解は一切しておりません。私は素直に理解をしておるつもりであります。  私は、この国会の冒頭の所信表明演説でも申し上げましたけれども、ちょうど五十年の節目になるわけであります...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(村山富市君) 猪熊議員の質問にお答えする前に、想像を絶する未曾有の大被害をもたらしました阪神・淡路地区の大震災が起こりましてから一カ月を経過いたしました。いまだに集団的な避難生活をされておる被災者の数もたくさんおられることについてお触れになりましたが、重く胸の痛む思い...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(村山富市君) 委員から今お話もございましたように、想像を絶する未曾有の大被害をもたらしました阪神・淡路地区の大震災に対しまして、政府といたしましては、緊急に災害対策基小法に基づく非常災害対策本部も設置をいたしまして、同時に私が本部長となって内閣全体が取り組める体制をつ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の地震による大災害に対しまして、全国からボランティアの方々が不眠不休で献身的な努力をされておることについては、私も心から感謝を申し上げておりまするし、それなりの活躍についても評価をいたしておるところでありますが、これを何とか制度的に運営ができるような...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはこの委員会でも御答弁を申し上げましたけれども、私は答弁をした議事録も精査をしてみました。率直に申し上げまして、いろいろ早朝テレビで見てからそれぞれの指示もし、正確な情報をつかむような連絡も申し上げたわけでありますけれども、しかし初めてのことという意...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 措置という言葉よりも、取り組みの体制をこういたしましたという意味で申し上げましたので、措置という言葉よりも体制という言葉の方が適切である、こう私は後で思いましたから、あれは体制という意味で申し上げたんですというふうに申し上げたんですけれども、これもここに...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地震が発生をした直後に私が現地に行くことがいいのか、あるいは政府として緊急にしなければならない対応について、それぞれ各省責任者がおるわけでありますから、関係の大臣もおるわけでありますから、その大臣が現地に行って自分の所管する事項について具体的な指示もし、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来、皆さんからも答弁がありますけれども、緊急対策本部を設置するというのは、内閣総理大臣が災害の緊急事態の布告を行う、そして衆議院が開かれていないときに布告を行ったものに基づいて、基本法に基づいて緊急災害対策本部を設置する。同時に、物価統制やらあるい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどからそれぞれお話がございますように、当面は、やっぱりまだ二十万近い方々が集団で避難生活をされておるわけですから、救援というものについても、これはもつあらゆる角度からゆるがせにできない問題がありますから、それに対して万全の対策が講ぜられるように配慮す...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、先生から、経験豊かな、うんちくを傾けた貴重な御意見も拝聴させていただきました。  私のところにも、小学生やら中学生がその当時のことを思い起こして作文に書いて大分よこしてきておりますけれども、感動されるような文面がたくさんございます。高校生なんかが一...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員御指摘もございましたように、復興委員会の議論の中でも、産業をどう興していくか、同時にその雇用の確保をこう図っていくかということがやっぱりこれからの重要なテーマだというので、あらゆる角度から議論もされたのであります。  これからいよいよ復旧・復興...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の震災によって一時的に急増する行政ニーズにどうこたえていくかという意味では、今、各大臣から答弁がございましたけれども、専門的な知識を要するものやら、あるいはまた個人のプライバシーに関するような問題やら、技術的にだれでもかれでもやれるような仕事でない分...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 福祉事務所の職員はそれなりに限られた人数の中で精いっぱいやっていると思いますし、それからまた県やら神戸市、関係市町村から全国に要請もございまして、全国の日治体から福祉事務所関係の職員がそれぞれ応援に駆けつけて、そして協力し合っておるという実態もあります。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 総理になる前と、社会党の委員長をしておるときと基本的な考え方には変更はございません。
○国務大臣(村山富市君) 中長期的に見て、今後とも着実に日本のエネルギー需要というのは増大していくわけであります。そうしたエネルギーの需要の増大に対応して可能な限り安定的なエネルギーの供給をするというのは、これは政府の当然の責任であります。しかも、その際に二酸化炭素の発生など環境...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは今も申し上げましたように、エネルギー需要に対してどうこたえていくか。これは環境保全も大事ですし、そのためには可能な限り節約できるエネルギーは節約していただく、省力化していただく。同時に、可能な限りクリーンなエネルギーを開発する、そのためにあらゆる努...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 危惧の念を持っておるかどうかということがあるからこそ、安全性についてはもう最大限の努力をしなきゃいかぬ。  私はいろいろな事例を承知いたしておりますけれども、やっぱり社会党がそれだけ厳しく要請をしてきたこの成果というのは、どこの国よりも原子力発電の安全...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 恐らく今度の兵庫県における地震の経験も踏まえて、そういう意味における点検というものはこれからも一層厳しくされるものだと思いますし、しなければならないものであるというように私は思います。
○国務大臣(村山富市君) 今、担当する専門の係官からも返事がありましたけれども、私はやっぱり原子力発電所を設置する場合には地層やいろんな角度から検討して、安全性の面については何よりも厳しくチェックされてつくられたものであるというふうに思っております。
○国務大臣(村山富市君) これは今、答弁もございましたように、最終的にはやっぱり日本が受け入れる責任があるわけですね。フランスの港を出て、イギリスの船でもって運んでいただくと。ですから、前例もありますから、日本の場合にはできるだけ各関係の国に不安を与えないようにするためにはこれは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 下村議員が現状に照らして具体的な事例もお示しになりながらお話をされておる話を聞いておりますと、全く心の痛む胸の痛む思いがするわけでありますけれども、今お話もございましたように、それなりに担当者の皆さんは一生懸命に努力をしていただいていると思います。  ...全文を見る
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(村山富市君) 今、石井委員が地元で経験をされた立場から今回の阪神・淡路地区の大震災に対する見解が述べられましたが、内閣は内閣としてそれなりの尽くすべき手は尽くしてきたというふうには私も考えておりまするし、これまで何よりも、まだまだ避難を余儀なくされている方がたくさんお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは大蔵大臣からも答弁がございましたように、機関委任事務で中小企業協同組合法に基づいて設立されておる信用組合でありますから、直接の監督権限はやっぱり東京都にあるというふうに思います。  したがいまして、今度起こったこの事犯についてのこれまでの乱脈をき...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) たしか公共料金の引き上げにつきましては、前羽田内閣の際に本年中までは凍結する、こういうお話であったかと存じます。したがって、新しい年を迎えてからの公共料金はどうするのかということについては方針のないままに私どもは引き継いだわけでありますが、公共料金につき...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 内閣の閣僚として議員の資産公開は法律で義務づけられておりますけれども、その同居者の資産公開については、これは別に法律で義務づけられるものでもありませんけれども、内閣が公明性を保つという意味で申し合わせで私はされておるというふうに思います。  そういうこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 恐らく家内も、平和というその株がどういう性格の会社の株かということは、株を恐らく証券会社の職員から勧誘されて手に入れたんだと思いますから、そのときには聞いたかもしれませんけれども、私自身は、委員会で質問があって平和という会社の株というのはどんな株なのかと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、今初めてお聞きしたんで、全然承知をいたしておりません。
○国務大臣(村山富市君) 最高裁の判決に対して閣僚が意見を差し挟むということについては厳にやっぱり慎むべきものであると。これは私も申し上げましたように厳正に受けとめて対処されなきゃならぬというふうに思いますけれども、新聞記者がわざわざ田中科学技術庁長官にお尋ねしたことは、そういう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 国会でも御承認をいただきましたように、平成九年度の四月から消費税率を今の三%を四%、それから地方消費税の一%を含めて引き上げをすることに御承認をいただいたわけであります。それだけ国民に負担も転嫁するわけでありますから、したがって政府みずからも、行政みずか...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 行政改革全体から見ますと、今、内閣が取り組んでおりますのは、もう申し上げるまでもないんですけれども、まず特殊法人の問題については年度内に決着をつけよう。それから規制緩和につきましてはこの年度内に五カ年計画を立てて、そして毎年毎年見直しを含めて規制緩和につ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ですから、先ほど申し上げましたように、地方分権がどのような形で推進をされていくかということの状況も見る必要があると思いますし、これからまた経済的な仕組みやらあるいは世界全体の貿易自由化の問題やら等々いろいろまた変化をされていくと思いますね。そうした変化に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) この特殊法人の整理の問題やらあるいは規制緩和の問題等は、これまでずっと歴代内閣が取り組んできた課題でありますよね。私は閣議で、自分の所管に関する特殊法人の問題についてはそれぞれの大臣の責任において決着をつけてほしいということを強力に申し入れいたしました。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、国土庁長官から答弁がございましたように、この八尾空港が広域的な防災基地として果たす役割がこれからさらに大きくなっていくんではないか、こういう意味で大阪府を初め関係県からも要望が来ておりますから、そうした経験にかんがみまして、今、国土庁長官からもお話が...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 寺崎議員から御指摘もございましたように、この日本の財政というのは一層厳しさを増しておる、深刻な状況にあるということについては、もう御指摘のとおりだと思います。  一方では、先ほどお話もございましたように、財政需要というのはどんどん拡大してふえていく、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう所信表明演説でも、行政改革の問題につきましてはこの内閣に与えられた最大の課題であるという認識と理解のもとに取り組んでおるところでございますし、とりわけ阪神・淡路地区という大震災もあったわけでありますから、その震災で被災された被害者の皆さんの期待...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、伊江議員から力強い激励の言葉をいただきまして、一層身の引き締まる思いで、これだけの厳しい環境の中でいまだに避難生活をされている方もおりますし、その中には寝たきりの方もおられるし、障害者もおられるし、また乳飲み子を抱えたお母様方もおられるといったような...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、これは突然だれも予知できない大地震が起こったわけでありまして、しかしその地震によって五千四百名を超すとうとい生命が亡くなられたとか、あるいは被災者がたくさん出られて、いまだに十一万近い方々が避難生活を余儀なくされてお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 当面は、今、委員から御指摘もございましたように、これだけの大災害をもたらして、お困りになっている方がたくさんおられるわけですから、それに対する救援と復旧・復興に全力を挙げていかなきゃならぬと。  同時に日本の経済も、先ほど来お話がございますように、この...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど伊江議員からも御指摘がありましたように、まさに日本列島というのは火山から地震からもう災害列島だと言われてもいいような地層の上にあるわけです。それだけにやっぱり防災対策というのは、油断もあったと思いますし欠ける点もあったんではないかと思いますから、こ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の場合には余りにも被害が大きくて、やっぱりこれに取り組むためには専任に担当していただく大臣が必要だというふうに私どもは判断をいたしましたので、小里国務大臣に担当していただくことにしてもらったわけであります。  これは災害基本法に基づきまして非常災害...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もう行政の実態を何もかも知り尽くした上での御質問でありますから本当に耳の痛いほどよくわかるわけでありますけれども、私も、今御指摘がありましたように、今度仮にあしたこういう事件が起こった場合にどうなるだろうかということを想定しまして、内閣情報調査室は二十四...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、小里国務大臣に災害対策特別本部長をやっていただいておりまするし、それから今度できました復興本部の副本部長もしていただいておりますから、相当、何年かかかると思うんですけれども、この国会で御審議をいただきます地方分権推進に関する法案等々もございますので、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それはもう今、委員言われたとおりでありまして、兵庫県も神戸市も相当のノウハウを持っておりますし、それぞれ自主的に都市計画の方向というものはきちっとやっぱりおつくりになっておるわけです。  ただ、今度の災害に照らしてもう少し見直しをする点も多々あるんでは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 大蔵大臣が今お述べになったことと全く私も同感でございまして、これだけ財政の厳しい状況でありまして、それは今お話もございましたように、先般成立させていただきました二次補正も一兆円を超す財源が必要で、その財源は建設国債とつなぎ国債でもって賄っておる、こういう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、私は今度の特殊法人の整理統合につきましては、それなりに大臣のイニシアチブと責任を持って本当に真剣に取り組んでやってくれたんではないか、こういう評価をいたしております。  それはやっぱりそれぞれの省内ではそれなりの役...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それぞれ各省の大事については任命権は大臣にあるわけですから、私はそれぞれの大臣が責任を持って適正にされているものだと、その能力やら適任に応じて配置をされているものだと思います。  ただ、アメリカのやられている方式というのは、これは大統領制ですから、大統...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは現在は、我が国の災害対策基本法等に基づきまして各地方公共団体と協力しながら各種の災害対策を推進するということが前提になっております。しかし、今、委員お話しございましたように、一次的にはやっぱり市町村長がそれぞれ市町村民の生命やら身体やら財産を保全し...全文を見る
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御発言もございましたように、一月十七日に発生しました阪神・淡路地区のあの大震災というものは、一月、二月という一番厳しい寒い時期でもありましたし、そうした時期に避難生活をされておる皆さん方のいろいろな角度からの配慮をされた御発言がございました。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう申し上げるまでもございませんが、政府としては、核不拡散体制を安定的なものとする観点から、NPTの無期限延長は支持をしてまいりました。同時に、政府としては、核軍縮がNPT第六条に基づき行われることが重要であると。  これは、第六条はもう申し上げ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 議員が核問題に対していろんな論文も書かれたりあるいは貴重な提言をされている中身についても、ある程度私も理解をしているつもりでありますが、今、外務大臣を初めそれぞれの担当大臣からお話もございましたが、技術的には難しい点が幾つかあると思いますし、それぞれの国...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、総務庁長官からも御答弁がございましたように、憲法に保障された基本的人権が重要な問題であるということについては、もう厳しく認識をいたしております。  これは今もお話ございましたように、そういう差別の実態というものを正確に把握して、そしてそれが解消され...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 休憩前にいただきました御質問に対してお答えを申し上げたいと思います。  今回の阪神・淡路地区の大震災に対しましては、世界のほとんどの国からお見舞いのメッセージが寄せられておりまするし、七十を超える国や地域及び国際機関や多くのNGOや民間の方々より御支援...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘もございましたように、バブル経済から今日に至る日本の社会の傾向を見ておりますと、どうもやっぱり物の豊かさに酔いしれておったんではないかその反面、物質万能主義で心を大事にするという部面が欠けておったんではないか、こういう反省はしきりにされ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 日本の産業経済を維持して、国民の暮らしを保障していくという前提から考えた場合に、これはもう欠かせないのはエネルギーです。  そのエネルギーをどう充足していくかという、これは長期的な計画も持って計画的に進めているわけでありますけれども、今、委員御指摘もご...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からも御指摘がございましたように、日本の財政が巨額な国債を抱える、同時に高齢化社会等を迎えながら財政需要というものは一層大きくなっていく、こういう状況にある。それにかてて加えて、最近の経済の動向等から見まして平成五年度決算においても税収が三年間連...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、総務庁長官の答弁で私も尽きると思いますけれども、率直に申し上げまして、この委員会でも今お話がございましたような質問がなされるぐらいですから、国民の目から見たら一体特殊法人はどういうものを言うのかあるいは十四の法人を七法人に統合するとか、あるいはまた五...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘の国会決議につきましては、それは国会で御決定になられることでございますが、今お話もございましたように、戦後五十周年を迎えまして、私は所信表明演説の中でも申し上げましたが、我が国の侵略行為や植民地支配などが多くの人々に耐えがたい苦しみと悲しみをもたら...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今の内閣は三党連立政権でございまして、社会党委員長として発言したその発言がそのままこの政権のものであるということができるのなら、それはそのとおりになると思いますけれども、しかしこれは三党合意でもって連立政権が構成されておるわけでありますから、その合意事項...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘の戦争に至った経緯は、これは極めて複雑な内容もございまするし、一般的にその戦争の目的というものを特定することは必ずしも容易ではないと私は思います。本件についてもさまざまな御議論があることは承知をいたしておりますが、政府としての立場から断定的に申し上...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは今、私が御説明したところと全く同様でありまして、戦争至っている経緯というのはやっぱりそれぞれの見方によって複雑な要素が私はあると思いますから、一概にこれだといって決定づけることは極めて難しいんではないかと。それだけにやっぱりいろんな角度からいろんな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 我が国は、国と国との関係においてはサンフランシスコ平和条約第十一条で、極東国際軍事裁判所の裁判を受諾したことはもう今答弁があったとおりであります。それはもうその限りです。
○国務大臣(村山富市君) これは今、局長から答弁があったとおりでありまして、極東国際軍事裁判所の裁判を受諾したことはもう今答弁のあったとおりです。  しかし、いずれにいたしましても、さきの大戦が、これは繰り返し申し上げますけれども、国民に多くの犠牲をもたらしたばかりではなくて、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、小里担当大臣からもう微に入り細に入り答弁がございました。  私は聞いておりまして、小里大臣はもう毎日のように現地に行ったり来たりしていますし、行けないときには県知事やら市町村長さんと連絡をとってそして絶え間なく一生懸命やっていただいておる、もうそれ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 小規模作業場の問題やあるいは難病患者を抱えた家族の問題等々のお話を聞いておりまして、全く身につまされる思いでお聞きしておりましたけれども、それぞれ関係各省の大臣からもお話がございましたように、これはもう縦割りでばらばらにやっているのではなくて、作業場につ...全文を見る
03月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(村山富市君) 今回の阪神・淡路大震災は想像を絶する未曾有の被害をもたらしたわけでありますが、それだけに政府としては、やれる範囲のことは最大限やり尽くすという気持ちのもとに、緊急に必要な支援、救援対策についてはそれなりの努力をしてきたつもりでありまするし、また議会の皆さ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の大地震に対する今の危機管理というものに対して、いろんな批判やら御意見もいただいてまいりました。これはやっぱりできるだけ早く正確に情報を把握する、実態をつかむ、その上で必要な対策が緊急にとられていくということが何よりも大事ではないか、そんな意味では見...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、我が国の二十一世紀を展望してみますと、現状から推移しますと高齢化はもう急速に進んでまいりますし、同時に少子化も進んできていると。したがって、そうした場合に日本の経済の活力というものがどういう形で維持がされていくのかま...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員は専門的に勉強もされ研究もされておる、含蓄のあるお話を今拝聴したわけでありますけれども、えてして介護といいますと年齢を基準にして、そしてだんだん高齢化が進んでいくから、高齢者に対する介護をどうするかということが一番やっぱり中心の課題になっておるという...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、平成五年の十一月に成立しました障害者基本法の第九条で、毎年国会に報告をすることが義務づけられておるわけであります。昨年十二月に国会に報告するとともに、今お示しになりました障害者白書を初めて公表したわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) まだ救援を必要とされる方々もたくさんおられるわけでありますから、そういう点に遺漏のないような配慮も加えながら、何よりも復旧と復興がこれから大事ですから、見事によみがえった兵庫県、神戸市、市町村というものをつくり上げていくために、今、委員からもお話が数々ご...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、この本も見せていただきましたし、それからお父さんがお書きになったというその文章を読ませていただきながら、関東大震災と今度起こりました阪神・淡路地区の大地震との比較をしてみますと、火災による被害というのはそれはもう本当に大きかったというふうに言わざるを...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御意見がございましたように、政治を担当する者の最大の責任というのは、国民の生命と身体と財産を守るということにあることはもう申し上げるまでもないと思います。  今回のこの未曾有の災害をもたらしました阪神・淡路大地震というものにつきましては、当...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御意見がございましたように、自民党の皆さんが阪神・淡路大震災に対しまして被災者の救援対策から復旧・復興対策に関して積極的に対応しながら御努力いただいていることにつきましては、心から感謝を申し上げたいと存じます。  今お話もございましたように...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来御報告もございましたように、今回の地震に当たりまして世界のあらゆる国々からお見舞いをいただき、あるいはまた人的、物的、義援金等々の御支援もいただいてきたわけでございますが、これは私及び外務大臣からもあらゆる機会を通じて感謝の意を表明してまいりまし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 河本議員が地元出身の議員として各般の御尽力をいただいておることにつきまして、心から敬意を表しておきたいと思います。  今お尋ねがございました個人に対する何らかの給付という問題に関連をしてでありますけれども、今回の被害に対しまして可能な限りの措置は、現行...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 連立政権を樹立する際に三党で合意した事項もございますから、その三党合意事項を踏まえて、今、委員からもお話がございましたように、平和憲法を持っている日本の国ですから、それなりのやっぱり五十年の節目を振り返った決意もして、そして新しくさらにこれから平和に向か...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員御指摘もございましたように、住宅等において太陽光発電システムの設置を進めることは、省エネルギーを推進する立場からすれば大変重要な課題であるというふうに認識をいたしております。  しかしながら、太陽光発電の設置はコストが高くて資本の回収が長期的に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 大変熱意を込めた積極的な本当にありがたい発言、御意見でありまして、これはもう真剣に検討に値する問題だなというふうに私もお聞きをいたしました。  ただ、今、大蔵大臣からもお話がございましたように、大変厳しい財政状況にございますし、同時にまたこれから復興に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう世の中を支えている今の人口から考えてみましても、半数以上は女性でありますね。女性の果たしている役割というものは大変大きいものがあるわけでありますから、今お話もございましたように、男女が共同して社会はつくられておるし、これから発展する基盤も共同し...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、外務大直から答弁があったことに尽きると思いますけれども、先ほどお話もございましたように、平成四年に策定した政府開発援助大綱の中にもそういう問題は特に明記をされているわけです。  この開発と女性というのは大変大きな課題だと私も思っておりまするし、単に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、日本の社会というのは少子化が進む反面、高齢化がどんどん急速に進んでいく、こういう大きな課題を抱えておるわけです。それだけにまた、社会全体から考えてまいりますと不安やら何かが大きくなっていくという面もあると私は思います...全文を見る
03月06日第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘がございましたように、日本の経済の基盤というのは、動脈でもあると言われております金融に対する国民の信頼秩序というものが基礎にあって日本の経済の基盤というものはやっぱり守られておるということは、もう一般論としてはどなたもお認めになることだ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 言葉のごまかしとかなんとか当面を糊塗するというような意味で私は決して申し上げているんではなくて、もし否決ならば、これは修正なんかせずにもうはっきり否決をするということに私はなったと思いますね。しかし、否決ではなくて、五党がそれぞれあらゆる角度から検討を加...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘がございましたように、私も昨日現地へ行ってまいりましたけれども、こういう困難な状況を乗り越えて、何となくやっぱり復旧から復興にかかっていく活気と町の明るさを地震が起きた当時から見ますと幾らか感じられるようになってまいりました。そういう意...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回のこの二つの信用組合の扱いに関して国民の皆さんかどういう関心を持っておられるか、どういうお気持ちでおられるかということを十分配慮された上でのいろんな貴重な御意見がございました。  今、昭和金融恐慌のお話もございましたけれども、これはまさに信用秩序を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来、委員が大変金融の信用秩序の大事さということを強調しながらいろんな配慮をされた御質問をされていると思いますけれども、私はやっぱりこれは二つ区別しないと、国民の皆さんにも誤解があるんじゃないかと思うのです。  この安全信用組合あるいは協和信用組合...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、通産大臣、労働大臣からそれぞれ答弁がございましたけれども、峰崎議員御指摘のように、空知炭鉱の閉山による歌志内市に与える影響というのはもう極めて大きいと。これは私もちょっと今資料を見せていただきましたけれども、市税に占める炭鉱の関連税比率というのは四九...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはG7の会合あるいはまた日米の首脳会談等々でも規制の緩和の問題、貿易自由化の問題等々は強く議論をされてずっと来ております。これは再三再四、今の内閣として規制緩和と特殊法人の整理とかあるいは情報公開の問題とか等々については計画的に必ずやりますということ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、私が本会議で申し上げました所信表明演説の内容の紹介がございました。行政改革の推進がこの内閣の最重要課題の一つとして取り組んでおることについては変わりはございません。むしろ内閣一体となって腹を決めてひとつやろうではないか、こういう確認もし合っておるとこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話がございましたコペンハーゲンで開催されます社会開発サミットには、国会の御了解をいただいた上でできれば参加をしたいというふうに考えておるところであります。  今、委員からもお話がございましたように、国連の改革が今、俎上に上っておりますけれども、それ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 大蔵大臣、通産大臣、それぞれ所管の大臣から、この急激な円高が、それでなくとも長い不況の中からようやく抜け出そうとするような経済状況の中に大きなダメージを与えたと、こういう受けとめ方をしながら、重大な関心を寄せて今、対応に苦慮いたしているところでございます...全文を見る
03月07日第132回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(村山富市君) 今、外務大臣からも御答弁ございましたけれども、この社会開発サミットは、国際的な社会的公正を実現することを目的とした極めて幅広い分野を扱う重要な国際会議である、こういう認識をいたしております。  この会議で扱う主要な課題というのは、今お話もございましたよ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来、それぞれ御質問の中でも意見がございますし答弁の中でも申し上げましたように、国連は従来より安全保障分野と並んで、いやむしろこれからは経済社会分野を重視することの方がウエートを高めていかれるのではないか、また、いく必要があるのではないかと、私はその...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、私が政治信条といたしておりますのは、世の中には力の強い者もあれば弱い者もある、それから健常者もおれば障害者もおられる、あるいは高齢者の皆さんがだんだんふえていく、こういう複雑な社会構成になってまいりますけれども、どう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、厚生大臣からも答弁がございましたけれども、今回の地震発生以来五千四百名を超すとうとい命が亡くなられたと、まことに心の痛む思いでございます。特にその中でも高齢者やあるいは障害者や乳幼児といった比較的弱い方々の犠牲が大変多いということは、もうこれはどなた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど委員から、今の日本の行政の仕組みについて、縦割りについて触れられたお話もあったわけでありますけれども、こういうふうに多面的にいろんな要求が一緒になって出てくるようなときに、あれはあそこです、これはここですというふうに被災者の皆さんが戸惑うような、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) コペンハーゲンで国連社会開発サミットがありますから、そこでは、国際的にいただきました今回の御支援、御協力に対しまして、日本政府、国民を代表してお礼を申し上げたいと思いまするし、とりわけ、これはどこの国で何が起こるかわからぬわけですから、したがってそういう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、国会に提案をしてこれから御審議をいただきます地方分権推進法の第六条についてお尋ねでありますが、この第六条には、自主的かつ自立的に事務及び事業の執行を行うという言葉が使われておるわけであります。具体的には、地方は、その実情に沿った個性あふれる行政を積極...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 通常、何でもないふだん生活をしている社会構造の中でそういう健常者と障害者が、あるいは高齢者も含めて公正に同じような社会的生活が営める、そういう社会の構造に変えていこう、こういう試みが今、全国的にも行われていることはいっかの機会にも申し上げたとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来、教育の、いじめの話を承っておりまして、これは全くもう例え話でありますけれども、私が善人で村山ということで指名されまして、身につまされる思いで今聞いておりまして、平和なマイホームのところまではなるほどなと思ったけれども、後はない方がいいですから。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から判決の主要な趣旨について御紹介がございました。これは在日外国人についての選挙人名簿の不登録処分に関する最高裁判所の判決が出されたわけであります。これは各選挙管理委員会の行った処分に違法な点はないとされた原審の判断が認められたものであります。こ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の阪神・淡路地区の大地震に対して、初動の対応の仕方あるいは突然何か起こった場合の危機管理の体制等々について、いろんな御意見や御批判があることについてはもう十分承知もいたしておりますし、これは率直に現状のあるべき姿を見直して、改めるところはきちっとやっ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、こんなことをここで言っていいかどうかわかりませんけれども、本当に国会議員に当選をして、そしてずっと社会労働委員会という委員会におりまして、もうこれから日本の付会は高齢化社会になっていくんだから、年金や医療や福祉や高齢化社会にどう対応して老後は幸せに...全文を見る
03月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(村山富市君) 大脇委員が議員としてまた法律家として、災害の現地に参られましていろいろ調査をされた上まとめられました貴重な意見や提言をちょうだいいたしましたけれども、十分検討もさせてもらっておりますが、この席をかりて心からお礼を申し上げたいと思うんです。  今、ずっと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 農業に大変詳しい専門家の先生からいろいろ示唆に富んだお話がございました。  確かに、やる気のある若い後継者が出つつあるという傾向は全国的にも見られるのではないか。それから同時に、規模が拡大される条件というものもいろんな社会構造の変化の中からできつつある...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 行政改革は、できるだけ簡素で効率的な政府を実現していくということが一つの目的でありますし、また時代の変化に対応して総合性のある国民から信頼される行政の仕組みというものをつくっていくということもやっぱり行革の目的だと思います。  そうした目的を達成するた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 中央の行政のあり方について改革をする、それから地方の行政のあり方についてもまたこれはこのままでいいかといえば、それはやっぱり全体が変わっていくわけですから地方の行革もする必要があるだろうし、同時に国と地方との関係についても、行革をするという意味からすれば...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方分権の推進を何のためにするのかということにもなると思いますけれども、これはやっぱり地方がその実情に沿った個性あふれる行政を積極的に展開できるようにしていく、それから国と地方の役割分担というものを本格的に見直しをしていく、それから権限委譲や国の関与等の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはちょっと例え話のような話になりますけれども、ある人が私に、ある県庁に行って、そしてその課長を訪ねていった、そうしたら課長が留守だった、どこに行っているんですかと聞いたら、今本省に行っています、こう言ったと。本省というのはどこにあるんですかと聞いたら...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは機関委任事務で、信用組合等の直接の監督権限は東京都にある、東京都の例で申し上げますと。しかし、信用制度全体、金融全体という立場からすればこれはやっぱり国に責任があるわけですから、したがってその責任のある三者がそれぞれの立場で意見を述べ合ってそして合...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、総務庁長官は、国の分担をすべき仕事の中身はどういうものかというその基本的な理念についてお話があったわけですね。その理念を踏まえて、それを施行するために必要な行政の組織というものが今つくられているわけですから、したがって仮に五つに絞って何と何かというの...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろいろ支持率まで御心配いただきまして恐縮に存じます。  今、委員からお話のございました資格制度というのは、それぞれ各大臣からも答弁がありましたように、安全や衛生をどう確保していくかとか、あるいは取引が公正に適正に行えるようにするために何が必要かとか、...全文を見る
03月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(村山富市君) 振り返ってみますと、これは私は先般も申し上げましたけれども、私自身にとりまして全く予想もしなかったことでありますが、昨年六月に村山内閣が誕生いたしました。  この内閣を構成する連立与党三党は、やはりこれまでの経験を踏まえた上で、新しい時代に対応できるよ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) きのう、いろんな経験も積んでこられました大先輩の宮澤先生と竹下先生にお会いをして、経験談を拝聴してまいりました。  これは相場で思惑で動いている面がたくさんありますから、へたなことを言ったり、へたなことをあたかも決めたような印象を与えますとそれが、今あ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、総務庁長官から答弁されたことで尽きると思いますけれども、先ほど来申し上げておりますように、規制緩和というのは、国民生活の向上はもとより、経済の活性化や国際的調和の観点に立って規制緩和を断行していくことが不可欠であると私は認識をいたしております。  ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどからそれぞれ答弁がありますように、半分に下げるとかどうなるとかいうようなことを断定的にここで申し上げられるような性格のものでは私はないと思うんですよ。  よく総理のリーダーシップ、リーダーシップということが口にされて、たびたび私も言われるわけであ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) あるんですけれども、私はそういう意味で皆さん方の御理解も得ておきたいと思うんですが、今ここで言われていますように、指標を示すというのはこれから段階的に実行する状況の中で生まれてくる問題であって、それはそういうことを念がけて可能な限り内外価格差が是正される...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 三月十日には各省ですべての見直しを行ったその見直しの結果を発表するのであって、これはあくまでも中間報告であって、それでもって終わるというものではないんです。  私は、二月二十四日の行政改革推進本部において、私から、各省庁の規制緩和施策の検討の状況を中間...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もうお答えする必要もないかと思いますけれども、これは通学する児童の安全の確保のためにやられるわけです。したがって、七十一校のモデル校をやった、いろんな角度からやって問題点が整理をされた、そういうものをやっぱり全国に公表して、そしてそのモデル校で実施をした...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の阪神・淡路大震災で障害者等の弱い立場にある方々が深刻な被害を受けた。本当に残念でございますし、心の痛む思いがいたします。  私は、閣議等の機会あるたびに、緊急対策本部でもそうですが、やっぱり一番配慮しなきゃならぬのは高齢者や身障者や乳飲み子を抱え...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ですから、今申し上げましたように、防災基本計画等についてもこの経験に照らして見直しをする必要があり、是正をするところがあればそれは当然やるべきであるというふうに考えております。
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から私は言われたとおりだと思います。  これはお互い年をとっていくわけでありますし、年をとれば、私は時々ウルマンの「青年とは」という言葉を使わせてもらいますけれども、それは気持ちは若くたって肉体的には相当やっぱり弱くなっていくわけですから、した...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、小里国務大臣から現状についての報告があったわけでありますが、私も五日の日に神戸市で慰霊祭がございましたから、それにお悔やみを申し上げるために参りました。避難所も回っていろいろなお話を承ってきましたけれども、比較的やっぱりお年寄り、年配の方が多い。言わ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは県やら市等地元と十分相談をし、業者とも十分相談をし、もうあらゆる角度から関係者が集まって相談をして、そしてぎりぎり三月いっぱいまでには三万戸をつくろう、そして追加されました一万戸についても可能な限り四月いっぱいに完成するようにつくろう、こういう方向...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 政治家たる者、いやしくも疑惑を持たれるような行為があってはならないと思いますし、もし疑惑があるとすればみずから解明をする必要がある。法に触れる問題があれば司法当局は厳正に対処をするというふうに私は思います。
○国務大臣(村山富市君) これはもう皆様の気持ちもさまざまでありまして、だれがどうのこうのといったようなものではないと私は思うんですけれども、この五日の日に神戸市で慰霊祭がありましたね。その慰霊祭に私は参りまして、亡くなられた方々に哀悼の言葉を申し上げるとともに、避難生活をされて...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員御案内のように、先ほど来またお話もございますように、一昨年の十二月に障害者基本法という法律が公布、施行されました。この障害者基本法によって、国及び地方公共団体が障害者のために講ずべき施策について、それぞれ所管のところで法制上、財政上の措置を講じていく...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員と厚生大臣の問答を聞きながら私も思い起こしたんですけれども、私もずっと社会労働委員会におりまして、精神衛生法が精神保健法に改正されるときに、精神病患者の人権問題というのが大変やかましく議論されたことを思い出すわけですね。  鉄格子の中に囲って隔...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 身につまされる思いで拝聴いたしました。  法務大臣もしゃくし定規でない答弁もされましたけれども、これは単に政府だけでなくて議員の皆さんもお互い共通する問題ですから、成年後見の制度のあり方ということはやっぱり大事な問題だと、これからの大きな課題だというふ...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 山本議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  まず、法案の成立に向けた決意についてのお尋ねでございますが、地方分権につきましては、今や大きな時代の流れであり、もはや実行の段階であると認識をいたしております。政府におきましては、昨年、行政改革推...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) まず最初に、為替相場の急激な変動が我が国経済に及ぼす影響を憂慮された立場から、円高問題についてのお尋ねがございました。  最近の為替市場において、必ずしも日本経済に起因するものではないさまざまな要因によりましてドル安が進んでおり、これにつられる形で...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたそういう趣旨で私は申し上げました。  これは七年度予算の御成立をいただければ直ちに震災復興と同時に、この円高が及ぼす中小企業等に対する影響というのは非常に深刻なものがあるというふうに思われますから、そういう対策を思い切って...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もうこれまで円高問題等に関連をした答弁は大蔵大臣からされたのではないかというふうに思いますけれども、最近の為替市場において必ずしも日本経済に起因するものではないさまざまな要因によりドル安が進んでおるのではないかというふうに思われます。これらにつられる形で...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 行政に携わる者が、これは公の仕事をしているわけですから、綱紀の粛清をしながら厳正に対応していくというのは当然なことだと思います。  法に触れるか触れないかという判断は、これは大変厳密に厳しく検討する必要があると思いますけれども、先ほど来大蔵大臣から答弁...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、日米の首脳会談で、お互いに五十年を節目にしたこれから先の問題点についてどのような基本的な姿勢で政権を狙っていくかというようなことについての話し合いがございました、  その際に私は、今、委員からお話がございましたよう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、総務庁長官からも答弁がございましたけれども、三月十日は一応中間のまとめを発表していただいた。その中には、検討しておるという項目が相当部分あるわけです。  十二日には、内外の関係者の皆さんに集まっていただいてその中間報告を発表して、さらにそれに対する...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来、生活者、消費者の立場に立った竹村議員の規制緩和その他に関連をする強い熱意を持った発言を聞きながら、私もいろいろ思いを新たにいたしておるところでありますが、政治家と官僚との関係というのは、政治家が政策的な判断をする、そして政治的なリーダーシップを...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ゆでガエルの寸前であるか寸前でないかという認識の違いは若干あるかもしれませんけれども、しかしそういう危険な要素はいろんな角度から見て存在している、これはいつの場合だって私はあると思います。しかし、今は財政的に見てもそれからこの円高の状況から見ても、あるい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、冒頭に委員からお話がございましたように、今回の二つの信用組合の問題をめぐって、機関委任事務だから東京都に責任があると、東京都はこれは機関委任をされているだけであって大蔵省に責任があると、こういう責任のなすり合いをしているという話は私は今初めてお聞きし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 官庁の綱紀粛正につきましては、これはもう今まで閣議でたびたびお互いに確認もしてきておりますし、私からも強く要請をしてまいりました。  今お話もございましたように、本日の閣議が終わった後、閣僚懇談会で総務庁長官あるいは官房長官から、とりわけ今回のいろんな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話しのございました訪朝をめぐって三党で話し合いをしていることは承知をいたしております。行かないことになったのか、日程を延ばしたのか、そこらのところはつまびらかじゃありませんけれども、いずれにしても、三党で訪朝についての議論がされ、話し合いがされておる...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(村山富市君) 続議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  お話にございましたように、去る三月の五日、神戸市で行われました合同慰霊察に出席をしてまいりました。その際に、亡くなられた方々や遺族の方々に対する哀悼の誠をささげるとともに、これから地方自治体と一体となっ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 西山議員の質問にお答えを申し上げます。  救援の規模とスピードを一層引き上げることが政治の最大の責務と思うかどうかとの御質問でありますが、私は、避難生活を強いられておられる方々の御疲労は限界に来ているのではないかと思っております。  先般三月五日、神...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(村山富市君) 村山内閣が創設されましてから八カ月余りになるわけです。私は、就任した際に、この内閣の基本的なあり方として、外交は継続をします、内政は改革をやりますということを内外に明らかにしたわけです、前内閣からの引き継ぎもありますから。したがって、この改革路線を推し進...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方分権の推進に当たりましては、地方がその実情に沿った個性あふれる行政を積極的に展開できるよう国と地方の役割分担を本格的に見直しをして、権限移譲や国の関与の仕方等々についても検討を加え、その緩和、地方税財源の充実強化に努めながら地方公共団体の自主的自立性...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘のございました首都機能の移転とそれから震災対策といったようなものを総合的に考えた場合に、極めて重要な当面の課題ではないかという位置づけについては私も認識を同じくするというふうに申し上げたいと思います。  多極分散型の国土を形成するとい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 個々の具体的な問題について、私も確たるものを握っているわけではありませんから、したがってコメントは差し控えたいと思いますけれども、これだけ混迷をきわめておるような乱脈経営に対する責任というものは厳しく問われなければならないというふうには考えています。
○国務大臣(村山富市君) 今、防衛庁長官からも答弁がございましたけれども、自衛隊には我が国を防衛するという任務と、それから災害の救援活動を行うという二つの任務を持っておる。とりわけ平素からそうした訓練もいたしておると思いますが、最近、広範多岐にわたる災害救援活動に対して国民の期待...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の阪神・淡路大震災の経験に照らしてみまして、我が国の災害対策に関する現行制度についていろんな角度から、例えば初動の危機管理はどうあるべきかとか、あるいは情報の収集は緊急にどういうふうにすべきかとか、あるいは必要な場所に伝達をし、指示をし、連絡をする、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) たまたま三月十一日に私も国連の社会開発サミットに出席をして演説する機会を与えられましたので、この機会を通じて、今回の阪神・淡路の大震災に対する各国のお見舞いやらあるいは熱意のこもった積極的な御支援、御協力に対してお礼を申し上げると同時に、せっかくこれだけ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、規制緩和はこの内閣の当面の大きな政策課題であるという受けとめ方をして、今、各省それぞれ大臣を中心にして取り組みをしてもらっております。  三月十日に一応これまでの見直しについての中間報告をしていただいた。その中間報...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、御指摘がございましたように、政府としては昨年十二月の行革大綱の中で、「経済的規制については原則自由・例外規制、かつ、社会的規制については本来の政策目的に沿った必要最小限のものとすることを基本的考え方」とすることと閣議で決定いたしておりますから、この方...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 経済的原則につきましては、民間の自由な活動にゆだねるということを原則とする。しかし、社会的な公平性を確保するというために必要な規制については、それは検討し、最小限残していくものがあれば残していくことも必要ではないかと。  言うならば、経済活動を可能な限...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 経済的規制として一般的に考えられますのは、例えば需給調整の観点からどうなのかということやら、参入の規制とか、あるいはまた設備の規制とか、あるいは輸入の規制とか価格の規制とか、そういう具体的なものが挙げられると思いますね。そういう問題については可能な限り自...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう何度も同じ答弁になりますけれども、原則的に自由にするということについては方針として変わりありませんと。しかし、今申し上げましたように、直ちに実施のできるものと、やはりそれなりに環境を整備しながらできるだけ影響を少なくしていく、もっと言えば被害を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、二百七十九項目が規制緩和を既に決めておりますね。この決まっております二百七十九項目がどのように実施をされておるのか、どういうところに問題点があってまだできないのかというようなことも今洗い直しをいたしております。それから、これからさらに加えて規制緩和を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろいろ私の心の中を分析をして御配慮いただきまして恐縮に存じますけれども、私はやっぱりこういうこれだけの、WTOなんかでも国際的にももうお互いに門戸を開いて、そして自由にしていこう、開放しようと、こういう国際的な大きな変化の中で、そういう意味における国内...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう今おっしゃったようなことを視点にして改革を進める、そのために規制緩和が必要で、やらなきゃならぬ、こういうふうに申し上げているわけです。  これはやっぱりいろんな見方がありますから、世間の目は厳しいので、仮に三月末に五カ年計画を作成して発表した...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 地方分権に関する特別委員会 第5号
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○村山内閣総理大臣 今委員からもお話がございましたが、政府・与党三党で熱心な御議論をいただき、まさに歴史的な画期的な私は法案ではないかというふうに思っております。  私も地方議会を経験してまいりましたが、地方の時代という言葉が使われて随分もう久しいわけです。国の政治全体をやはり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、新進党から提出されている法案と政府案とを比較しまして、ほとんど一致をしている部分が多いのではないか、目指すべき方向についても余り大きな違いはない、これは分権を進めていこうという考え方には違いはないわけですから。  ただ、中身につい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今もちょっと触れて申し上げましたけれども、やはり期限を切って、この期間内に集中してそして必ず結論を出すのだというふうに課題を限定した方が、事は計画的に進められるのではないかというふうに思いました。  同時に、このことは、地方制度調査会の答申の中にも、五年を限...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、この法案の主要なやはり任務を背負うのは推進委員会ですね。したがって、その推進委員会がどういう構成になるか、あるいはそれを担当する事務局の構成というものがどうなるかということは、やはりこの分権の大きな課題が課せられておるその委員会の構...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは地方分権の推進の観点からして、基礎的な自治体というのは、私は市町村だと思いますね。その市町村の規模がどの程度の人口規模で、どの程度の財政力があることが一番理想的でいいのかということについては、いろいろな角度から検討されるいろいろな意見が私はあると思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、地方分権の推進と首都機能を移転するということとは、まさに一体のものであり、ある意味では車の両輪の役割を果たす。これは一極集中を多極分散型にするという意味だけではなくて、日本の政治、経済、社会、教育も含めて、すべての分野でやは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっきもお答えを申し上げましたけれども、今委員からもお話がありましたように、余り大きな違いはないと思いますし、分権を進めていこうとする考え方にも、違いは私はないと思いますね。  ただ、具体的な中身について、踏み込みの違いは、私はやはりあったのではないかと思う...全文を見る
○村山内閣総理大臣 新進党が出しておりまする法案の中身についてはよく検討させていただいておりますから、理解はしておるつもりであります。  ただ、今申し上げましたように、扱い方の考え方については、今ここで方向をきちっと示せというのと、いや、方向は、問題点だけをこう挙げて、そして方...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、整理統合をして措置をするというふうに言っておりますけれども、その整理統合ということは、それは整理という言葉の中には廃止も入っているわけですしね。ですから、それはこの機関委任事務すべてを廃止するということになるのか、やはりこれは妥当だから残した方がいいとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっき申し上げましたように、一口に機関委任事務と言ったって、その中身にはいろいろあるわけでありますからね。したがって、地方自治体から考えてみても、いや、これはやはり国の方が大きく責任を持って、そして地方にこの分だけ住してもらえた方がいいというふうに思われるもの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これからこの法案が成立すれば推進委員会が設置をされて、その推進委員会でもって議論をしていただくということになっておるものを、今私がここで、これは廃止した方がいいとか、これはこうした方がいいとかいうようなことについて言うことは、これはやはり推進委員会に対して失礼...全文を見る
○村山内閣総理大臣 このリーダーシップということがよく議論されるのですけれども、私はやはり、この今の時代に即応する政治の姿勢、物事の決め方のプロセスというものは、できるだけ民主的に透明度の高いものにする必要があるということを前提に物を考えています。ましてこれは連立政権ですからね。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この機関委任事務の中で何割ぐらいをどうしようと考えておるのか、こういう御質問だと思いますけれども、これは私は、さっきも言いましたように、これからその法案が成立をしたら、推進委員会を設置をして、その推進委員会でこの法案の趣旨あるいは考え方に基づいていろいろな角度...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは法案の中にもきちっとこの方向は示してあるのですよ、方向は。ただ、具体的に何をどうするということについては、これは委員会でもって十分ひとつ審議をしてほしい、こういうふうに申し上げているので、これは例えばこの法律の中の第四条に、  地方分権の推進は、国にお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 要するに、今国が分担をすべき、国が責任を持つべき分野と地方自治体が身近な住民の期待にこたえて責任を持ってすべき仕事の分野というものは、やっぱり考え方としては、こういう考え方でこの分権を進めてほしいという考え方がこの法案の中には私は示されておると思うのですね。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは法案の趣旨と、政府がこの法案に盛っておる分権を推進する理念、考え方、それから国と地方自治体の役割分担等々前段に明記して、そしてこの役割を担って地方分権を具体的に推進していく、その審議を分権推進委員会にしていただいて、そしてその分権推進委員会でもって事務局...全文を見る
○村山内閣総理大臣 法案をよく御理解いただければそういう誤解はなくなるのではないかと思いますけれども。  具体的に、例えばさっきからお話がございますように、機関委任事務について、この委任事務については廃止をした方がいいと思いますとか、この委任事務についてはこうした方がいいと思い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、法案の中に方向性と考え方というのはきちっと示してありますと。それ以上個々の問題について具体的に示すことは、委員会の審議に対して失礼になるのではないかというふうに私は思いますから、したがって、基本的な考え方と方向性だけは示して、そしてその基本的な考え方に立...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、この法案の趣旨を体して、その法案の趣旨、理念、考え方に立って最も推進に適当な人、妥当な人、これは国会の同意を得なければならぬことですから、この審議の経過も十分踏まえた上で、法案が成立をしましたら、その趣旨に沿った妥当な人、同意の求...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からもお話がございましたように、与党三党で熱心に、真剣にこの分権についての議論をしていただきまして、一応の結論もいただいております。  同時に、今お話もございましたように、両院で分権に関する国会決議もなされております。それから、地方六団体からも強い要請...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども質問にお答え申し上げましたように、「整理及び合理化その他所要の措置を講ずる」という「その他所要の措置を講ずる」という「所要の措置」の中には廃止が含まれておるのか、こういうお話ですね。  これは、先ほど来お話し申し上げておりますように、機関委任事務とい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地方制度調査会の答申が、やはり五年で、時限立法でやってほしい、もうこれは強い要請がありまして、この国会にはぜひ出してほしい、こういう要請もございました。  それから、先ほど御質問がございました、地方六団体の要請とそれから地方制度調査会の答申と、若干の違いはあ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 現状を固定をするという考え方ではなくて、この地方分権推進計画が策定されるまでの過程においてもやはり見直しをして是正をし、改善をした方がいいというようなものについては改善をして、少なくともこの法案の趣旨と理念に沿う形でもって物事を考えていくということは大事なこと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先般、在日外国人の地方自治体選挙における選挙権の問題についての判決が出されました。私は、この判決はやはり厳粛に受けとめて尊重すべきものだというふうに思っておりますから、与党の中でも十分ひとつ御議論をいただいて、前向きの方向で取り組んでいくことが必要ではないかと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 一概にOBを排除するというふうなことを断定的に申し上げることは私は差し控えたいと思うのですが、その意味は、国の行政のあり方というもの、国の行政の実態というものをやはりある程度わかっておる方の方が、それはそれなりの意見を出してもらえるのではないかというふうに思い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、私も全く同意見でありまして、これは先ほど来申し上げておりますように、地方六団体からの意見書もいただいておりますし、それから地方制度調査会の答申もいただいておりますし、それからまた、国会の両院でもって決議もされておる、そういう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今もお話し申し上げましたように、昨年九月に全国知事会を初めとする地方六団体から地方分権の推進に関する意見の申し出がされております。それから十二月には、地方分権推進法の早期制定をスローガンとして、地方六団体の主催による地方分権推進・税財源確保総決起大会というもの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地域の住民が地方自治とみずからの生活とのかかわり合いについて理解をし、自治意識をはぐくんでいくことは、分権を進めるという前提の上に立ては極めて大事なことだというふうに私も認識をいたします。  学校教育におきましても、義務教育である中学校段階において、地方自治...全文を見る
○村山内閣総理大臣 冒頭に委員の質問の中にもありましたように、この地方分権というのは、ある意味では平成維新にも値するような画期的な歴史的なことではないかと私は思っております。  これはやはり国の地方との関連の中における縦割り行政の弊害とかいろいろなことが指摘されておりますけれど...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地方分権の推進に当たりましては、今委員からもお話がございましたように、地方がその実情に沿った個性あふれる行政を積極的に展開できるよう、国と地方の役割分担を本格的に見直し、権限移譲や国の関与等の廃止、緩和、地方税財源の充実強化を進め、地方公共団体の自主性と自立性...全文を見る
○村山内閣総理大臣 法文の中にも明記されていますように、これはもう一遍読ませていただきますけれども……(穀田委員「それはいいです。何項と言っていただいたらいいです」と呼ぶ)この第四条、わかりますね。第四条はね。これはもう時間が短いようですから申しませんけれども、この第四条の中に、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それはもう憲法でさっと書いてあるわけですから、憲法に書いてあることをまた法律の中に書く必要はないと私は思いますし、憲法に書いてみる地方自治の本旨を踏まえた上で、地方六団体の意見書もあるし、それから地方制度調査会の答申も出されると思いますし、その憲法の規定という...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、今委員から御指摘もございましたように、憲法でうたわれておる地方自治の本旨を十分前提にして、それを踏まえてこの六団体の意見も出されておりまするし、今紹介されました党の方針もその本旨を前提にしてつくられているわけですから、今度出されておる法案もその本旨にの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう憲法の趣旨、地方自治の趣旨に基づいてこの意見書も出されておりますし、今紹介のあったような社会党のプログラム、推進プログラムもつくられておりますし、それから地方制度調査会もそうですし、今ある法律というものは全部憲法に基づいてつくられておる法律ですよ、今...全文を見る
03月17日第132回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 倉田議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  子の親に対する尊重報恩の情につきましては、いろいろな考え方があることは承知いたしておりますが、尊属に対する尊重報恩が社会生活上の基本的道義であることは申し上げるまでもないと存じます。また、道徳と法...全文を見る
03月22日第132回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(村山富市君) 八名の方が亡くなられ、今、報告がありましたように、重体を含めて多くの方々がまだ現在病院で、医療機関で治療を受けておるという状況にございますけれども、心からお悔やみを申し上げ、またお見舞いも申し上げたいと思います。  これは今お話もございましたように、何...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ウルグアイ・ラウンド後の日本の農業に対する影響を可能な限り少なくして、そしてそうした国際情勢の変化に対応できる日本農業をどうつくっていくかという意味では、先ほど農水大臣からも御答弁がございましたように、規模の拡大も図る必要があるし、同時に農山村地域の開発...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろんな角度から御配慮をいただいた御意見を今拝聴したわけでありますけれども、今、七年度当初予算の御審議をいただいております。  この予算を編成した後この震災が起こったものですから、これまた予算の組み替えをするということも大変ですし、この予算には国民生活...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘がございましたように、行政というのは何よりも公正であること、同時に民主的であることが要請されると思います。公正であり民主的であることによって行政に対する信頼を高めていくということが必要であります。そのためにはやっぱり情報公開というのはも...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、自治大臣から答弁があったとおりだと思いますが、先ほども申し上げましたように、全然関係のない不特定多数の一般の住民にこれだけの殺傷を与えるような事件というのは、これはもう本当に重大な決意を持って臨まなければならぬというふうに私は思うんです。  そのた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは今、労働大臣からも答弁がございましたように、労働組合が財政運用をどうするかということは労働組合自体がお決めになることでありまして、私どもは何の関係もないし関知もしていないということだけは明確に申し上げておきたいと思うんです。
○国務大臣(村山富市君) これは民社党自体が政治団体として運用されていることでありますから、私がここでコメントを申し上げたり見解を述べたりする話ではないというように私は思います。
○国務大臣(村山富市君) 今回の信用組合の問題に関連して告発もされておりまするし、またこの委員会でも、衆参の委員会でもそれぞれ事実関係の解明やら真相の究明がなされておるという段階にございますから、これはやっぱり徹底的に私は解明する必要があるというふうに思います。  それから議員...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、刑事局長やらあるいは公正取引委員会からもそれぞれ答弁がございましたけれども、これはもう談合事件として扱われているわけでありますから、厳正な捜査と適正な対応、対処がなされるものと確信いたしますが、公共工事の入札談合は決してあってはならないことである。従...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来申し上げておりますように、これは捜査の対象になって今はもう捜査がされているわけですから、その捜査は厳正に行われるものだというふうに思いますし、その捜査に必要なことについては政府としてできるだけ協力もするし、政府自体の問題についてもどこに問題があっ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、官房長官から答弁があったとおりでありますが、この国会でもこれまで、政治を可能な限り透明度の高いものにして、しかも選挙も政策を中心に政党が選挙を行うというようなものに変えていこうというので、長い期間の議論の末、政治資金規正法の改正やらあるいは選挙法の改...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 政党助成法が国会で成立をして施行を見たということは、できるだけそうした企業・団体献金はなくして、そして国民多数からの献金でもって政党が運営されていく、こういう政治のあり方に変えていこうということがねらいであったと私は自分で受けとめており、理解をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 綱紀粛正の問題につきましては、委員御指摘のとおりでございまして、従来から閣議決定等により注意を喚起してきているところでございます。  去る三月十四日の閣議後の閣僚懇談会におきましても、内閣官房長官を初め総務庁長官からも改めて大蔵省を初め各省庁における一...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) この連立政権は昨年六月に発足をしたわけでありますが、可能な限り、いつも申し上げますように、透明で民主的な政策論議を重ねてこれまでの懸案であった事項について一応の区切りをつけてきたつもりであります。  私は、その区切りをつけた現状の中では、今、委員からも...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方自治というのは、別名これは住民自治というような言葉でも表現されておりますように、やっぱり住民の意思が反映をされて、そして地方自治体が主体的、自立的に仕事をしていくというところに地方自治のよさがあると私は思うんです。  地方分権を進めるというのは、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は今七十一歳でありまして、六十五歳以止の高齢者に適用されると、せっかくつくられている制度ですから、私も利用させていただいております。
○国務大臣(村山富市君) それはつまびらかにしていませんけれども、三つ使えるわけですね、貯金と預金と国債、恐らく三つとも額はつまびらかでありませんけれども利用させていただいていると思います。
○国務大臣(村山富市君) 今、大蔵大臣からも答弁ありましたけれども、税制上いろいろな理屈はあると思いますよね。しかし、今お話を聞いておりまして、これは私もまたやがてその身になるわけですから、そんな目に遭うなあと、こう考えますと、それはやっぱり一般論として十分検討に値する問題ではな...全文を見る
03月24日第132回国会 衆議院 本会議 第17号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 石田議員の質問にお答えを申し上げます。  政府案は本当に弱い人や働く人に優しい法案と確信しているのかとのお尋ねでありますが、介護休業制度は、高齢化、核家族化が進展する中で、介護を必要とする家族を抱える労働者が働き続けるために重要な制度であると考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 永井議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  介護の問題について幾つかお尋ねがございましたが、社会保障制度審議会の社会保障将来像委員会第二次報告におきましても、高齢化や少子化が進み、女性の就業意識が大きく変化している現状等から、高齢者等の介護...全文を見る
03月24日第132回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(村山富市君) 木暮議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。  まず、国民健康保険制度についての問題認識と抜本改革についてのお尋ねでございますが、現在、国民健康保険制度は、高齢化の進展、低所得者層の増加や小規模保険者の増加等の構造的な問題を抱えており、それへの対...全文を見る
04月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(村山富市君) この機会にまた、政府を代表して、今御指摘のございました地下鉄サリン事件に関連をして亡くなられた十一名の方々の御冥福と、遺族の方々に対してお悔やみを申し上げたいと思いまするし、また今なお治療を続けておられる方もおられますし、多くの方が傷害を受けましたけれど...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、国家公安委員長からも答弁がございましたけれども、サリンと思われるような有毒ガスを使用した事件や警察庁長官が狙撃をされるといったような事件は、全く法秩序に対する挑戦的なこれはもう凶悪きわまりない事件でありまして、これは国民生活の基盤を不安に陥れるという...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 昨年、まあ主として銃というのは暴力団関係で使われておった、しかし地下鉄の中で一般の人がお医者さんを狙撃するとか、あるいはまた一般の住民まで巻き込んだ形でもって銃が使われるというようなことも起こる可能性がだんだん強まってきておる、したがって銃に対する取り締...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からいろいろな角度から御指摘がございましたけれども、一つの法案を、仮にサリンに関するような取り締まりの法案をつくるという場合に、先ほど来お話もございましたように、その関係する省庁というのはたくさんあるわけです。そういう省庁が知恵を出し合って、そし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもお話がございましたように、今回の事件というのは諸外国に対しても大きな反響を呼んでおるわけですね。先ほど来お話もありますように、日本は治安についてはもう本当にいい国だというふうに評価されておった、その日本の国で世界に大きな反響を及ぼすような事...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) この国会で化学兵器禁止条約に基づく国内法の施行を皆さんの御審議もいただきまして早めるという決定もいただきましたし、同時に今議論のありましたような国内法の整備も今の法体系で十分足りるのかというようなことも検討して、関係省庁が集まって、そしてサリン等の薬物を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今御指摘のございましたような事件について、これは何よりも大事なことは、一日も早く犯人を検挙してそして事実関係を明らかにする、それで再発を防止するということに私はあると思うんです。ただ、その社会的背景とか原因とかというようなものについては今捜査中ですし、こ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今もう両大臣からそれぞれ答弁がございましたから重ねて申し上げるまでもないと思いますけれども、今一番やっぱり緊急に大事なことは、犯人を検挙すること、そしてその背景と真相を解明して再発を防止するということが一番大事なことだというふうに思いますし、この事件の経...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これまでも化学物質等については、従来からそれぞれその特質等に応じて製造や使用等の適正化を図るという立場から各種の法律はあったわけです。例えば薬物劇物の取締法とか危険物の取締法とかあったわけです。しかし、サリンに対する取り締まりの法律というのはなかったこと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) まずこういう犯罪行為が二度と起こらないような再発防止を徹底してやる、そのためにはもう一日も早く犯人を検挙してその真相も明らかにさせるということが大事なことだと思います。  今、委員から御指摘もございましたように、それはもうお年寄りやら車いすをお使いにな...全文を見る
04月13日第132回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○村山内閣総理大臣 冒頭にごあいさつがございましたように、稲垣委員とは社会労働委員会等御一緒していただきまして、御交誼をいただき、御指導をいただいてまいりましたが、今御指摘のございましたような点につきましては、初心を忘れず、そういう心がけでこれからも取り組み、頑張っていきたいとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘もございましたし、私の方からもお答え申し上げましたように、予算の適正かつ効率的な執行に留意していくためには、決算の審査における審査の経過あるいはそこで反映をされました皆さんの意見等々が十分踏まえられて、次の予算編成に反映をされていくということが極めて重...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今出納整理期間中でございますから、現時点で歳出歳入のいずれについても具体的な見通しを立てることは困難であるということについては、御理解をいただきたいと思うのです。歳出につきましてはこの三月三十一日で大体けじめがつきますけれども、歳入につきましては、特に法人税等...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘のございましたように、行政改革につきましては、現行の国内外の情勢の変化に対応して、簡素にして効率的な行政を執行するということは当然のことでございまして、この内閣の最重要課題として取り組んできたところでございます。  特に規制緩和につきましては、先般閣議...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど通産大臣からも御答弁がございましたし、また委員からも御指摘がございましたように、最近のドル安・円高というこの急激な変化というものが相当深刻な様相を呈してきておるということはもう否定し得ない事実だと思いますし、これは為替レートが変動相場制に変わってから、為...全文を見る
○村山内閣総理大臣 予備費制度は、予算の事前議決の原則の例外として認められた制度でございまして、その使用は、予見しがたい予算の不足に対して充当していくという限られたものでございます。その予算計上額につきましては、御案内のように、国会の御審議との関係からもやはりできるだけ抑制的に計...全文を見る
○村山内閣総理大臣 平成七年度の補正予算を今国会中に提出をするということについてはもう表明いたしておりまするし、今その作業を鋭意進めているところでございます。  その中身につきましては、先ほど来お話もございますように、やはりこの阪神・淡路の復興について具体的に予算を計上して軌道...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的な中身につきましては、必要があれば担当大臣から御答弁をいただきたいと思いまするけれども、今お話がございましたように、これから急速に高齢化が進んでまいりますし、逆に、今一・四六ぐらいの出生率だと思いますけれども、少子化がどんどん進んでいく。したがって、社会...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今あらゆる角度から、これから展望される社会の問題点について御指摘がございました。  高齢化の問題につきましては先ほども答弁したとおりでありますけれども、少子化の問題も、これはやはり大変大きな重要な問題でありまして、高齢化を支えていく生産年齢人口というものがど...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣からも答弁がございましたけれども、GDPという分母に対して総支出という分子の関係、これは、景気が停滞して税収が伸びない、むしろ税収が減っていく、こういう状況の中で分母は縮小される、にもかかわらずいろいろな社会的諸条件から、景気対策のためにもとかあるい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 市町村合併につきましては、これはやはり、住民の行政需要に応じ得る行政的・財政的能力を持つというような意味では、一定の規模が保持されることは大事なことだというふうに思いますけれども、しかし、実質的にはやはり住民自身がどう判断をされていくか、住民の意思によって決め...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いろいろな角度から今の会計検査院制度についての御指摘があったわけであります。  これは、憲法で予算は議決事項になっておる。しかし、決算は報告を提出するということになっておる。これは提出案件になっているわけですね。したがって、御審議をいただきながら承認を求める...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘がございましたように、地方自治体の場合には直接請求ができる、会計検査院の審査制度の中では、三十五条の規定によりまして、国の会計事務職員による会計経理の取り扱いについて、利害関係人からの審査の要求があった場合に、これを審査し、是正の要、不要等について判断...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘のような記事が報道されたことについては本当に遺憾に思っておりますが、大蔵省初め各省庁に対しまして、いやしくも公務員として国民から不信を抱かれ、疑惑を抱かれるような行為については一切慎んでほしいと、厳しく綱紀の粛正について閣議でも申し入れをいたしておるとこ...全文を見る
04月13日第132回国会 衆議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 中村議員の御質問にお答えを申し上げます。  今回の改定と日米包括経済協議との関係につきお尋ねがございましたが、日米包括協議の保険分野に係る協議は昨年十月に決着をしたところでありまして、その中で我が国が実施を表明した措置につきましては、今回の保険業法...全文を見る
04月14日第132回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(村山富市君) 横尾議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  今回の改正は国民の不安を払拭し、その要請にこたえるものか否かというお尋ねでありますが、今回の改正は、国際化の進展や食生活の変化等の環境の変化に適切に対応し、食品保健対策を総合的に推進するためのものであ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 萩野議員の質問にお答えを申し上げたいと存じますが、今回の改正案に国民の生命、健康等の安全を優先させる旨を明記すべきではないかとのお尋ねでありますが、現行の食品衛生法においては既に「公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする。」と規定されておりまして...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 西山議員の質問にお答えを申し上げます。食品の国際基準と我が国の食品安全基準との関係についてのお尋ねでございますが、今回の改正は、近年の食品保健行政を取り巻くさまざまな環境の変化に対応して総合的な食品保健対策を推進するために行うものでございまして、食品の規...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 長谷川議員の質問にお答えを申し上げます。  地下鉄サリン事件、警察庁長官狙撃事件の発生という事態をいかに受けとめているかとのお尋ねでありますが、それぞれの事件は諸外国においても大きな関心を呼んでいるところであり、安全な社会という日本に対する評価を損ない...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 荒木議員の質問にお答えを申し上げます。  凶悪犯罪への対応についてのお尋ねでございますが、地下鉄サリン事件や警察庁長官狙撃事件など、法秩序に対する重大な挑戦とも言うべき凶悪きわまりない犯罪が続発をし、安全な社会への国民の信頼が大きく損なわれかねない事態...全文を見る
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○村山内閣総理大臣 いろいろ今円高問題をめぐっての御意見がございました。政府がそれなりに機敏に対応するタイミングの問題等についてもいろいろ御意見やら御批判はあることも十分承知をいたしております。  ただ、政府としては、為替相場の動向を含む内外の経済動向を十分に注視をしながら、適...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からも御指摘がございましたけれども、今回のこの緊急円高・経済対策というものは、もう申し上げるまでもないのですけれども、先ほど来御議論もありますように、景気の先行きに対する不透明感を払拭をする、同時にまた、回復基調にあるこの日本の経済を確実なものにしていく...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、経済が非常に国際化してきておる、したがって一国だけで判断をして結論をつけてみても、それは国際的な問題の中で解決できる問題ではない、こういう意味の御指摘だと思うのですが、これまでもG7の関係通貨当局とは為替市場の安定に向けていろいろな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今の急激な円高・ドル安といったような為替レートの変動がなぜ起こっておるのかという背景については、それぞれいろいろ御意見がございました。  いずれにいたしましても、最近の為替相場がそれぞれの国の持っておるファンダメンタルズを正当に反映しておらないということにつ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょっと先ほどの発言で訂正をさせていただきますけれども、公定歩合の引き下げを、○・七五と言うところを七・五%というふうに言ったようでございます。これは○・七五%ですから、訂正をさせていただきます。
○村山内閣総理大臣 今の為替レートが、先ほど来意見がありますように、各国の持っておる経済的な諸条件というものを正当に評価されたものではない、反映されたものではない、特に円とドルとの関係というものは全く行き過ぎである、こういうことについての認識というのは、私は共通していると思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来答弁もいたしておりますように、今回の円高・ドル安といったような変動に対して、行き過ぎた問題について、それは関係国が協調し合うということやら、あるいはまた緊急円高・経済対策というようなものを打ち出して、そしてこれを確実に実行していこう、そのことによって内...全文を見る
○村山内閣総理大臣 国と国との関係というのはやはり長い経過の中からつくられてきているものでありまして、今急激にというか、急に突然変異が起こって不信感が出てきたというようなものでは私はないと思いますね。  したがって、この内閣としては、これまで引き継いできた課題を解決をしながら、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今いろいろ御意見がございましたけれども、村山内閣が成立を、組閣をされましてから、振り返って反省もしているわけでありますが、三党連立政権ができて、そしてその三党連立政権の強力な支えの中で、これまで課題となってきておった引き継ぎ事項については、これはもう一〇〇%臨...全文を見る
○村山内閣総理大臣 政府としては、今後平成七年度補正予算の編成を初めとして、決められた対策をできるだけ盛り込みながら各般の施策を実効あるものとして早急に具体化していく、で、実施することによって対策の効果は徐々に上がってくると期待をいたしておるところでございます。  こうした施策...全文を見る
○村山内閣総理大臣 全体としての経済成長見通しというのは、これは予算編成をするときにも立てておりまするし、同時に、経済計画の中でもそれは指標は出ているわけですね。  しかし、例えば貿易収支の黒字が何ぼ削減されるか……(伊藤(英)委員「いや、私は輸入の額の増をお聞きしました」と呼...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御説明のございました新進党からの十兆円という御提案につきましては、承知をいたしておりまするし、私も検討させていただきました。  ただ私は、当面のこれから向かう方向というものを考えた場合に、従来の手法ではやはり乗り切れないのではないか、逆の意味で申し上げます...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣から答弁がございましたけれども、私が引き継ぎましたのは、年保内は公共料金を凍結する、引き上げない、こういう閣議決定を引き継いだわけですね。したがって、年内は上げないということはもちろん守ってきたわけです。同時に、しかし、これはそれぞれ独立採算で経営し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど経企庁長官からも答弁がございましたように、その背景にはいろいろな要因があると思いますけれども、特に一番大きい原因というのは、米国経済の動向やメキシコ情勢の先行き不透明等に関する思惑を背景として、ドルが円、欧州通貨に対して下落してきておる。四月に入ってから...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いろいろ意見はあると思いますけれども、これはやはり背景についてもいろいろな要因は私はあると思いますよ、どういう点が一番大きな影響力が出ているかということの格差はあると思いますけれども。  したがって、そういう状況というものを十分踏まえた上で、当面はこの日本経...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この急激な円高の中で、今お話がありましたように、輸出産業に携わっている皆さん方が、企業が、円高に対応しても輸出ができるようにコストダウンをする、そのコストダウンのしわ寄せが下請やら中小企業の皆さん方にかかっている、締めつけにかかる、こういう悪循環を繰り返すので...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、規制の緩和が今御指摘のように影響が大変大きいということを前提にして、五年というものを三年に無理をして前倒しをして、しかもそれは単に前倒しをしただけではなくて、やれるものは年内にでも直ちに手をつけてやろうじゃないかといって真剣な検討もしておるわけでありま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 答弁をする前に、今野呂田委員からも御発言がございましたけれども、松本のサリン事件で死者が七名、負傷者が約三百名、それから地下鉄サリン事件で亡くなられた方が十二名、負傷者が約五千名、それからきのうの横浜の事件で、これは亡くなった方はございませんけれども、負傷者が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういう呼びかけがあれば、必要に応じて情報の交換もするし、また、捜査に必要なことがあれば、その必要に応じて対応していきたいというふうに考えます。
○村山内閣総理大臣 これは、先ほどから官房長官、法務大臣、公安委員長等々それぞれから答弁がございますように、この問題につきましては、破防法の所管庁である公安調査庁がそれなりの情報収集はされておると私は思います。この事件全体がどういう決着がつくのか、どういう性格のものであるというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 委員からるるお話がございましたように、今回の地下鉄のサリン事件というのは、これはまた全く凶悪非道なものでありまして、社会秩序を揺るがす重大な事犯という受けとめ方をして取り組んでいかなきゃならぬというふうに思っておりますし、また、警察庁長官が狙撃をされた事件とい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今回の地下鉄サリン事件が、いまだかつてない有毒ガスを使って、何の関係もない、無差別に人の命を奪ったり傷害を与えたりするような事件があった。この事件は、国際的にも非常に関心が持たれ懸念も抱かれておるということについては、もうおっしゃるとおりだと思います。  で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど公安委員長からもお話がございましたように、犯罪の捜査は、こういう規模のものになりますとやはり何よりも国民の理解が必要だということは当然だと思いますが、国民の理解を得ながら、あくまでも法の定めるところに基づいて適正に捜査が行われるということは、これはもう当...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは一応文部省から認証された宗教団体になっておるわけですね。今回のようないろいろな事犯が起こって、そして警察が総力を挙げて捜索を、捜査をやっておる、こういう状況にございまするけれども、まだ実態も解明されておりませんし、結論も出ていないわけでありますから、今こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 横浜で起こりました事件につきましても、冒頭に私は被害者の報告もして、お見舞いを申し上げますということを申し上げましたけれども、最初に聞いたときに、三人倒れた、異臭で、こういう話を聞きましたから、あ、またサリンかなと思ったのですよ。これは大変だと思って、すぐ連絡...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この地下鉄のサリン事件というのは、何回も申し上げますけれども、何の関係もない人たちを無差別に殺傷するという、極めてこれはもう許すことのできない極悪な事件ですね。  この事件がどういう意図でもって起こったのかという、その背景を明らかにするために今捜査がなされて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 特に、これから二十一世紀を担っていく子供の教育の問題等につきましても、それはこれだけ科学技術の進歩した社会ですから、それなりの知識や技術を身につけていただくことは必要なことだと思います。しかし、それが悪用されるようなことであってはならないので、やはりお互いに助...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう今全力を挙げてこの事件の真相解明のために、まず犯人を検挙する、同時に、その検挙を通じてこの背景やら実態を解明をして、そして根絶する。再発は、二度と起こらないような措置を十分とるという万全の対策でもってこの問題の処理に当たりたいというふうに考えておりま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今回の捜査等の状況を踏まえてまいりますと、今お話もございましたように、地元の上九一色村の住民の方々が不安を抱いているということについてはよく理解ができます。  まず、住民の保護につきましては警察に努力してもらわなければならないと思いますけれども、そうした全般...全文を見る
04月20日第132回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(村山富市君) この急激な円高がもたらすいろんな影響というものを厳しく受けとめなきゃならぬということは、全く私は認識は共通していると思います。  今の日本の経済が、デフレから来る不況、その不況から脱却をして緩やかながら成長路線に入りつつあったというような状況の中に、急...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今も申し上げましたけれども、当初は五カ年計画で千九十項目の規制緩和を進めようと、こういう取り組みをいたしておりましたけれども、最近の急激な円高等に対応する意味もあって、そうした皆様方の意見等も十分反映させた上でこれはひとつ思い切って三カ年間ぐらいに短縮を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 一極集中から多極分散型にしていくという方針は、もうそれぞれお決めになっていると思います。その一環として国会等の移転が問題になって、国会でもこれは決議をし法律もできて、今、推進をされているところでありますが、二十一世紀の我が国の政治、行政、経済、社会の改革...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、これはもうこれだけ国際化が進んでいるときですから、自分の国だけの利益を考えて、そして相手の言い分は聞かないというようなことではもう国際経済は成り立たない。それでWTOもああいう方向を出しておるわけです。  私は、A...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 総合的にその対策を出したのは確かに十四日に出したわけです。したがって、その取り組みについて大変タイミングがまずく、おくれたではないか、こういう御意見や御指摘もあろうかと思います。  しかし、例えば金融関係については大蔵省が、それから取引関係については通...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろんな面からの指摘がございましたが、私も共通した理解と認識を持っているつもりでありますけれども、これはやっぱり決めたことがどう実行され実践されていくか、効果のあるものになるかということが大事ですから、内閣一体となって効果の上がる実行を推し進めていきたい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今のこの円高ドル安という現状が極めて行き過ぎたものである、こういう行き過ぎた状況を何とかやっぱりもう少し正常な安定した状況につくり上げていくために何が必要かという立場から、これは各国それぞれがやっぱり私は工夫していると思います。  先ほど大蔵大臣からも...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘のございました円の国際通貨圏づくりにつきましては、当局として従来から環境整備に努力をしてきておるところであります。長期的課題としてこれは取り組んでいかなきゃならぬというふうに私は思うので、短期的にすぐできるというものではないということは御理解いただ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) せっかく政府・与党一体となってあらゆる角度から検討して、緊急な円高対策、それから日本経済をにらんだ経済対策というものを打ち出してこれから取りかかろうとするとき、評判が悪いとかいろいろ言われますとますます悪いものに印象づけてしまいますから、ぜひひとつ御理解...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 具体的にどこにどうするというようなことをここで今申し上げられる段階ではございませんけれども、今度打ち出した政策の中でも、新しい開発される分野として例えば科学技術あるいはまた情報通信といったようなハイレベルのこれから日本の経済の中で目標とすべき視点というも...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、円高がもたらす影響について、特に日本の経済の大きな支えとなっておりまする中小企業の実態を数字的に列挙しながらお示しをいただきましたけれども、まさに私はそういう厳しい受けとめ方をしている、しなきゃならぬというふうに思っております。  それを前提にして...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 民主主義の時代ですから、やはり国民の信頼を得ること、そのためにはその期待にこたえてやるべきことをきちっとやるということが何よりも大事だというふうに思っておりますから、それを唯一のよりどころにしながらこれからも努力をしていかなきゃならぬというふうに思ってお...全文を見る
04月24日第132回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(村山富市君) 鎌田議員の質問にお答えを申し上げたいと存じますが、まず、地方分権に対する認識についてのお尋ねでございます。  今日、国民が豊かさとゆとりを実感できる魅力ある地域社会を実現することが極めて重要であり、地方公共団体がみずからの創意に基づく施策を積極的に展開...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 岩崎議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  地方分権についての歴史認識についてのお尋ねでございますが、これまでの我が国の歩みを振り返るとき、我が国の近代化そして戦後の発展を進める上で中央集権的システムが一定の効果を発揮してきたことは否定できない...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 勝木議員の質問にお答えを申し上げます。  地方分権に取り組む決意と法案の位置づけについてのお尋ねでありますが、地方分権推進法案は、一昨年六月の衆参両院における全会一致の決議を一つの契機として、地方制度調査会答申等の趣旨をも踏まえて昨年末に閣議決定された...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 星川議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、地方分権の理念についてのお尋ねでありますが、地方分権の推進については、地方がその実情に沿った個性あふれる行政を積極的に展開できるよう、国と地方の役割分担を本格的に見直し、権限委譲や国の関与等の廃止・緩和、...全文を見る
05月09日第132回国会 衆議院 本会議 第24号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 青山議員の質問にお答えいたします。  まず、消費者に安全な食品を供給することに関する決意についてのお尋ねでありますが、今回の食品衛生法及び栄養改善法の改正法案は、輸入食品の増大や食品の安全性の問題の複雑多様化、国際化といった諸状況の変化に対応し、食...全文を見る
05月12日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(村山富市君) 今、斎藤委員からも御指摘がございましたように、地方の時代と言われ、あるいは地方分権がいろいろ議論をされまして約二十年間ぐらいを経過いたしております。今や地方分権というのは、ある意味ではもう時代の流れになっておる、むしろもう実行する段階だ、こういうように私...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から地方公聴会の実情について、大分県知事や市長会会長やあるいは町村会会長等の発言を引用されましてお話がございました。私もまさにそのとおりだと思うんです。これはある意味から申し上げますと、やっぱり国際情勢なり国内外の情勢が大きく変わってきつつある。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 一言で御答弁を申し上げますと、今、委員から御指摘のあったとおりだと私は考えています。  今お話もございましたように、近代日本の変革期に大きな貢献をされた郷土の先輩であります福沢諭吉先生は私の尊敬する一人でもありますけれども、あの時代に今私どもが議論をし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 溝手委員は長い市長経験を踏まえた上でいろいろ御配慮された御質問だと私は思います。  これは言われますように、今の中央と地方のあり方の中で一番指摘をされるのは私は縦割り行政ではないかと思うんです。これは、例えば建設省は県の土木部と直接的につながっておると...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方分権推進の成果を十分に上げていくためには、今御指摘になった観点というものも私は大事なことだと思います。  単に国が権限移譲等に努力をするというだけではなくて、地方公共団体におきましても自主的、積極的に行政改革を進めることも必要でありまするし、同時に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 山口委員も市長の経験を持たれておる方であります。それだけに、今お話もございましたように、ようやく法案が提出されて、そして地方分権の実行段階に入ったということからすれば、私は歴史的、画期的なものではないかというふうに位置づけております。それだけに、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたように、この地方分権推進委員会がある意味では勧告権あり、それから実施段階における点検をしてそれに基づいて意見を述べるといったようなことができるような権限を持たせるということについてはさまざまな意見があったけれども、しかしもうそこまで踏...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたように、地方六団体の意見やらあるいは地方制度調査会の提言等の中には、国の役割分担というものもある程度具体的に明記されておる点があることは十分承知をいたしております。  しかし、これから地方分権推進委員会でそうした御意見やらあるいは先...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたように、地方制度調査会におきましては、もう時間がありませんから申し上げませんけれども、三つに分類して、そして国の役割分担と責任というものを明記してあるわけです。  私は先ほども答弁申し上げましたように、この地方制度調査会の答申やらあ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 冒頭に斎藤先生からもお話がありましたけれども、地方の時代になる、あるいはこれから地方分権の時代だというようなことが言われて約二十年ぐらい経過しているわけです。そういう経過を振り返ってまいりますと、これはまさに地方の時代の流れですし、同時にもう実行段階だと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 有効期限を五年間というふうに規定してあるわけでありますけれども、こういう大きな仕事をするのに五年間というのはそれほど長い期間ではないというふうに私は思っております。  したがって、この五年間にできるだけ充実した議論をしていただいて、そして必ず結論が出せ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、御指摘もございましたように、国と地方との役割分担あるいは歳出構造等を考えた場合に、俗に言われますように、仕事は地方自治体が七割近くやる、しかし逆に歳入財源というのは三割くらいしかない、あとは全部国が補助金等を通じて国の権限でもって地方自治体の行政がな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方自治体のシャウプ勧告以後の歴史的な経緯も踏まえて御質問をいただいたわけでありますけれども、私は、団体自治としてのあり方と、それから一方、住民自治としての性格、これは選挙の仕組みというのも国の場合には議院内閣制です。しかし、地方の場合には大統領制で、首...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、財政力というのは支出でもって計算ができますね。はかれます。しかし、行政能力というのはそういうわけにはいきませんから、この程度の行政能力があるといってはかることはなかなか難しいと思います。しかし、もう地方自治法は施行さ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたような視点というものも私はやっぱり大事な視点だと思います。しかし、先ほど来御意見もございますように、国が持つ役割分担と地方自治体が持つ役割分損、そして先ほどもお話がございましたけれども、地方自治体というのは団体自治と住民自治と両面を持...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは国、地方を問わず、やっぱり世の中は変化していくわけですから、行政組織というのは変化に十分対応できるような能力を持つということも大事なことですし、同時に整合性やら総合性やらそういうものもやっぱりきちっと確保されるというようなことも必要でございます。し...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) さっきも御答弁で申し上げましたように、首長が直接選挙で選ばれるというところがやっぱり議院内閣制である国の行政と地方自治体との違いなんです。これは、首長が直接選挙で選ばれるということは、それだけ住民の意向を十分反映させて行政というものはなされなければならな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員会の審議の持ち方、あり方については、これは基本的には委員会御自身がお決めになることですから、私がここでとやかく言うことは差し控えなきゃならぬというふうに思うんですけれども、しかし、前提として私が申し上げましたように、住民自治という建前からすれば。それ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 情報公開というのもやっぱり今、時の流れになっているのではないか。行革委員会の中では二年間をめどに公開の結論も出す、こういうことになっておりますから、したがって私は、そういう全体の行政の流れからすればできるだけ情報は公開して皆さんにもよく御理解をし知ってい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) この委員会でも恐らくこの法案の審議をするのにやっぱり公聴会も開かれて、そして先ほどお話もございましたように各知事やらあるいは市町村長やら等の意見も十分聞いた上で御審議をされてきておるということの経過は先ほどお話もございましたけれども、私はこの地方分権推進...全文を見る
05月15日第132回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(村山富市君) 庄司議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  社会構造の変化と介護の問題についてのお尋ねでありますが、高齢化や少子化の進展、女性の就業意識の変化等の中で、高齢者の介護を支援する施策を充実させていくことは喫緊の課題であると認識をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 星野議員の質問にお答え申し上げたいと思います。  政府案では制度をつくるだけで実が入っていないのではないかとのお尋ねでありますが、介護休業制度は、高齢化、核家族化が進展する中で、介護を必要とする家族を抱える労働者が働き続けるために極めて重要な制度でござ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 吉川議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  本法律案提出の背景と性別役割分担論についてのお尋ねでございますが、伝統的な男女の役割分担意識の是正を図っていくことは、女性が職場、家庭、地域においてその能力を発揮していくために重要なことであると考えて...全文を見る
05月16日第132回国会 衆議院 本会議 第27号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 石田議員の質問にお答えを申し上げます。  警察庁長官狙撃事件や新宿における毒物散布事件等についてのお尋ねでありますが、このような事件は法秩序に対する重大な挑戦ともいうべき悪質きわまりない犯罪であり、絶対に許すことのできないものと考えております。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 中川議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、サリン事件等についてのお尋ねでありますが、これらの事件は法秩序に対する重大な挑戦ともいうべき悪質きわまりない犯罪であり、安全な社会への国民の信頼が大きく損なわれかねない事態に至っているところでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 鳩山議員の質問にお答え申し上げたいと思います。  私の政権が課題に十分対処できず限界があるとすれば今の日本にどのような政権が求められているかとのお尋ねでございますが、私は、難問が山積し、しかも国民の価値観が多様化した今日、複数の政治勢力が透明で民主...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 正森議員の御質問にお答えを申し上げます。  地下鉄サリン事件等について万全の方策を速やかに講ずるべきではないかとのお尋ねでありますが、地下鉄サリン事件につきましては、発生当初から警察が総力を挙げて捜査を行ってきたところであり、その結果、オウム真理教...全文を見る
05月16日第132回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(村山富市君) 吉田議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  村山内閣に対する批判や早期退陣についてのお尋ねでございますが、私は昨年六月に就任して以来、政治改革はもとより、税制改革、規制緩和、特殊法人の見直し、地方分権の推進などの行政改革、さらには被爆者援護法、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 石井議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  防災、治安等の危機管理についての御質問でございますが、今回の阪神・淡路大震災やサリン等を使用しての無差別テロ事件などの経験を踏まえ、まず災害対策の面につきましては、政府としては制度の見直しを含めて全般...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 会田議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  今回の補正予算の持つ意味と効果についての御質問でございますが、先般の緊急円高・経済対策は、不況対策として公共投資等の規模追加に重点を置いたこれまでの経済対策とは趣を異にし、最近の急激な円高に対応し、機...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 市川議員の質問にお答えを申し上げます。  今回の補正予算は、当初予算に手をつけず、財源を赤字国債に依存した反国民的なものではないかとのお尋ねでございますが、七年度補正予算においては、緊急円高・経済対策の一環として阪神・淡路大震災等に対応するために必要な...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○村山内閣総理大臣 深谷委員の質問にお答えする前に、大変申しわけございませんが、冒頭に一言申し上げておきたいと思うのですが、去る四月二十日の予算委員会における石田委員の質問に対して、私の、別件逮捕という言葉を使った発言についてでございます。  この答弁は、オウム真理教をめぐる種...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまで日米包括経済協議の中で、自動車・同部品以外のものについてはそれぞれ合意点に達して、もう話が決着をしておるわけです。今御指摘のあった自動車と自動車部品だけが話し合いがつかずに残ってきておる。今御指摘のございましたように、三〇一条を発動して、そして一方的に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この内閣ができましてからもう一年近くなろうとしているわけでありますけれども、この内閣がこれまでやってきたことを振り返ってまいりますと、長い間懸案となっておりました政治改革やらあるいは行政改革やらあるいは税制改革もすべて、私は思い切っていろいろな政策はやり遂げて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 去る五月十二日閣議決定をいたしまして、国会に御報告を申し上げておりまする平成七年度の中小企業白書によりますると、最近の円高への対応策として、新製品の開発、新分野展開等の前向きの取り組みを挙げる中小企業が多くなっておると承っております。しかし、このような取り組み...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今回の補正予算は、たびたび申し上げておりまするけれども、阪神・淡路大震災からの復旧・復興事業に加え、地震災害に強い国土をどうつくっていくかという緊急的な災害防止の予算も計上いたしておりまするし、同時に、経済・産業構造の改革に必要な予算、あるいはまた急激な円高対...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話もございましたように、戦後五十年の節目、これはまあ日本だけではなくて、世界全体が大きく転換をする時期にあると私は受けとめております。  そうした世界情勢全体の大きな変革期の中において、日本のこれまでとられてきたしきたりなりあるいは仕組みというも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど国家公安委員会の委員長からも御答弁がございましたように、昨日、麻原彰晃を逮捕する、そういう挙に出たときに、直ちに関係閣僚会議を開き、あるいは関係省庁の対策連絡会議も開いて、どのような事態にも対応できるような体制を整えてやったわけであります。  今お話も...全文を見る
○村山内閣総理大臣 冒頭に行政改革の問題についてもお触れになりましたけれども、これだけ国際情勢全体が変わってきておりまするし、経済的な交流やら、あるいは貿易自由化等大きく進展をしている中で、日本のこれまでのあり方がいろいろな角度から問われておる。そのために規制緩和も、特殊法人の問...全文を見る
○村山内閣総理大臣 きのう本会議で、口癖でやめたいやめたいと言うというようなことがございましたから、そんな口癖はございませんということを明確に申し上げておきました。  これは、一つの政党が単独で政権を握っているときには、その党が、党内ではいろいろな議論があるでしょうけれども、一...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、絶えずリーダーシップ、リーダーシップということが問題になるわけですけれども、リーダーシップとは一体何なのかということを、意見をされるたびに自分なりに考えてみるわけですよ。  これは独裁国家なら別ですよ。これはトップダウン方式で、もう長にある者が決めたら...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、そんなことを聞いたことはないと私は今言ったのです。事実であれば、そんなことをアメリカの大使が直接内閣総理大臣に言うなんということは、これは内政干渉も甚だしいことなんであって、そんなことは常識で考えて言うわけはございませんよ。私は聞いておりません。
○村山内閣総理大臣 先ほどモンデール大使からのお話がございましたけれども、もしモンデール大使がそういうこと重言われたとすれば、これは日本の議会制民主主義を否定したことになりますよ。私はルールに基づいて、本会議で皆さんの投票によって選ばれたんですよ。その総理をそういう言い方をされる...全文を見る
○村山内閣総理大臣 きょうは国会のこの予算委員会でございますし、テレビも放映されて、全国の皆さんが関心を持ってごらんになっておる。こういう席で、一方的に言いたいことだけ言って答弁を求めないようなことでは、これは私はやっぱり誤解を招くおそれがあると思うのですね。  ですから申し上...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、今までもこの場でも、また他の委員会でもいろいろ議論をされてまいりました。この危機管理の体制というものが、これは率直に申し上げて、不足している点は多々あったのではないかというふうに私は思います。  ただ、あのときの状況を考えてまいりますと、現地の情勢が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 PKO法に基づいていやしくも自衛隊員を派遣するわけですから、したがって、よほど慎重な検討と分析をして、そしてきちっとした確信を持って結論を出すことがやはり大事だということから、今党内で、三党間で議論をしていただいているということでありますから、その三党間の議論...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは少なくとも、政府の代表も与党三党の代表も現地に調査に行ったんですよ。調査に行って、その調査に基づいて議論をされているんです。いいですか。そこで総理が、私はこう思うが、ぜひこうしてほしい、こういう結論を先に示せば、私は、やはり総理の意見は、それは三党でも尊...全文を見る
○村山内閣総理大臣 九二年の六月にこのPKO法案が成立する前後のことを考えてまいりますと、ちょうど湾岸戦争が終わった役なんですよ。それで、湾岸戦争に自衛隊をどうするかといったようなことも国会の中で議論されていました。ですから、国民の中には、これを認めると自衛隊が武装したまま海外に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 国際平和協力法附則第二条において、自衛隊の部隊等が行う国際平和協力業務の一部、いわゆる平和維持隊の本体業務ですね、これについては、別に法律で定める日までの間は実施しないものとする、こうありますから、したがって、PKO法の見直しとPKFの見直しとは区別をいたして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 見直すということになっておりますから、その規定に基づいて三党でこれは十分検討してもらわなければいかぬし、あるいはまた、皆さん方も検討になられると思いますね。その見直した結果、いや、現行法律で見直す必要はないという結論になることもあり得るし、あるいはまた、こうい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、憲法解釈を変えたんだというふうに私は申し上げたのではないのです。  申し上げましたのは、憲法の前文に規定されております憲法の理念に基づいて、あの当時は米ソが対立をした冷戦構造の中にございましたから、したがって、そういう国際情勢を受けて日本の国が再び軍...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、私が私の考え方、私の理念を申し上げておるのに、あなたがあなたの解釈で私に押しつけてみたって、これはしようのない話だと私は思いますよ。  それは、私はそういう考え方でこれまで自衛隊に反対をしてまいりました。しかし、こういう国際情勢の変化やらあるいは国民...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは何度も申し上げますけれども、先ほど来申し上げておりますように、そうした国際情勢全体を反映させて、社会党の役割というものを十分考えた上で、それで国民のそういう相当強い、それを支持する声もあった。したがって、その声を反映させて、社会党は取り組んで運動を進めて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今私が申し上げましたような立場に立って自衛隊を認めるということに、党は、昨年九月三日の全国大会で議論をして、この方針を決めたわけです。  決めた方針というのは、あくまでも平和憲法のもとにおいて、自衛隊が国連の活動に平和的な憲法の枠内で協力をする、しかも積極的...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話もございましたように、戦後五十周年のこの節目の年に私は総理として中国を訪問したわけであります。  率直に私の気持ちを申し上げたいと思いますが、この五十年の節目に一応けじめをつけたい、そして未来に向けて日中関係をどう構築していくかということを中心にした話...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは首脳会談ですから、中国には中国の立場があって言い分がある、日本には日本の立場があって言い分がある、ですから必ずしも一致をすることばかりではございません。意見が対立するものもあります。しかし、どこが違うのか、中国の言い分はこの問題についてはどういう見解を持...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私はアメリカのクリントン大統領とは三回にわたって会談をしてまいりました。個人的な信頼関係もそれによって大分深まってきたと考えておりますし、同時に、日米間がこれまで協力し合ってきた問題点、これから協力しなきゃならぬ課題等についても率直な話し合いをしてきたつもりで...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年十一月のジャカルタ及び本年一月のワシントンにおけるクリントン大統領との会談の中で、この問題については政府の責任の範囲内で、この権限の範囲内で話のできるものについてぜひ決着をつけてほしいということを私は率直にクリントン大統領には申し上げてあります。
○村山内閣総理大臣 今運輸大臣の発言したとおりに私も受けとめておりますし、そういう格好でこの日米関係を強化していくために私も真剣な努力をしておるということだけは申し上げておきます。
○村山内閣総理大臣 聞いたことはありません。
○村山内閣総理大臣 この一連のオウム真理教の捜査の関係につきましては、今お話もございましたように、もう長い期間、非常に困難な条件の中で、慎重に、しかも厳正に、粘り強くこの捜査を続けてきた。ようやくオウム真理教の麻原彰晃を逮捕するというところまで来たわけでございます。  しかし、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今度の阪神・淡路の大震災で、がけ崩れがあったりあるいはまた多くの宅地の擁壁が崩れたという被害が出ていることはもう私も十分認識をいたしておりますし、梅雨期を控えて二次災害が心配されるということについても認識をいたしておりますから、そうしたものについては現地と十分...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、何をおいても人命救助が一番大事ですから、したがって現地の実態というものを十分把握した上で連絡をとり合って対応してまいりたい、もう何よりも人命救助については全力を挙げて取り組みたい、このことだけは申し上げておきます。
○村山内閣総理大臣 規制緩和の問題につきましては、三年の前倒しをいたしました。  同時に、今行政改革委員会の中に規制緩和小委員会というものがつくられておりまして、そこで鋭意検討いたしてもらっております。ここから勧告があれば、その勧告を受けて政府は実施をする。こういう段取りをつけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 八十六分の一になります。
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○村山内閣総理大臣 究極的に核を廃絶するというそういう方針には、これはもう一貫してとり続けてきている方針でございまして、変わりはありません。  それで、そのNPTをお互いに確認をし合うということは、今核を持っておる国と持たない国があるわけです。今核を持っておらない国にまで核が拡...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が訪中をして李鵬首相との会談の中で、今お話のございましたように、核実験中止については強く要請もいたしておりまするし、今ここで御議論になっておりますように、NPTの無期限延長を決定した直後に核実験をしたということについては、極めて遺憾であるという私の意思はもう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話のございました要請書は、受理をいたしました。
○村山内閣総理大臣 もう成立をして今施行されておりまする七年度予算についても、今お話がございましたような要請というものは十分取り込んで、可能な限りの努力をして編成された予算である。同時に、最近のまた急激な円高に対しては、緊急円高・経済対策というものを四月の十四日に発表いたしまして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 地震災害等に対しましては、災害に対応できる平素からの取り組みが大事なことはもう申し上げるまでもございません。したがって、このような極めて甚大な被害が発生した今回の災害を教訓といたしまして、国、地方公共団体等による万全の防災体制のあり方を早急に検討し、必要な見直...全文を見る
○村山内閣総理大臣 災害発生時の緊急即応体制について、これまでのこのあり方について幾つかの教訓を学んだということについてはたびたび申し上げてきたところであります。したがって、直さなきゃならぬところはもう率直にこの際見直しをしていくということもやはり大事なことだと思います。  私...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この阪神・淡路大震災につきまして、被害が極めて甚大かつ広範なものであったことは申し上げるまでもないのですが、一口に被害額といっても、技術的に把握が困難なものが多いという事情もございますが、現時点で、というのは二月の時点ですね、二月の時点において民間部門の被害も...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今答弁がございましたように、がけ崩れやあるいは擁壁等々、これはもう何をおいても人命救助が最優先ですから、したがって、応急的に措置のできるところは措置をする、同時に、間に合わないところはちゃっと避難ができるような対応も十分考えておく必要があるというふうに思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今いろいろ御指摘がございましたような仮設住宅に対して、エアコンの設置等について、兵庫県の方から病弱な高齢者や重度の障害者等が入っておる仮設住宅についてはそうしたことを十分配慮してほしいという要望も受けております。今後、必要戸数が確定され次第、そういった点につい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 現在、兵庫県を中心にして関係市町村がそれぞれ復興計画をつくっておりまするし、神戸市も復興計画を作成いたしております。そうしたものを基本にしながら、官邸に設けられておりまする復興委員会というものもそうしたものと照応しながら鋭意復興計画について御審議をいただいてお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 具体的に御指摘があればそれにお答えしたいと思いますけれども、今回の阪神・淡路大震災につきましては、内閣が一体となって、私が本部長となった復興対策本部をつくる、それで担当の専任大臣も指定をする、同時に現地にも、関係省庁の担当官が一体となって取り組めるような現地対...全文を見る
○村山内閣総理大臣 三十年前の議事録を参考にしながらお話がございましたけれども、当時はやはり米ソ超大国が対立するといったような国際情勢の中で、日本の国民の中に、そういう緊迫した状況を背景にして、日本にも核が持ち込まれておるのではないか、こういう疑念を持っている方がたくさんあった。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、国会のこの議論というのは、いろいろな問題について国民の皆さんが不安に思っておったり、あるいは疑念を持っておったり、そういう疑念をやはり議員の発言を通じてお互いに解明していく、そして、そうした疑念がなければ疑念がないようにはっきりさせていく、そういう役割も...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、ここでもたびたび御意見がございましたように、日本の国はよその国に比べて治安、社会秩序というものはもう一番すぐれた国だと私どもも誇りを持っておりました。しかし残念ながら、このサリン事件はそういう意味における日本の信頼あるいは社会秩序というものを大きく破壊...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、オウム真理教という宗教集団がどういう感覚を持ってつくり上げておるのかという、私どもの常識でははかり切れないものがありますから、だから、今あなたがおっしゃったように、尊師と言われる者があんなところにおって何の尊師なのかという言い方もあるでしょうし、いやそ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、政府におきましては、阪神・淡路大震災を契機とした防災体制の検討、見直しを行っておるところでございまして、その一環として災害対策基本法の見直しについても今検討を進めておるところでございます。  想定される検討項目としては、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、先ほども御答弁申し上げましたように、防災の日といって、防災訓練なんかもやっているわけですね。これは、そういう防災訓練の際などに消防、警察、自衛隊といったような、協力していただけるような機関についてはやっぱり参加をしていただいて、そして常日ごろから緊密な連...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今申し上げましたように、今の災害基本法では、今度の経験にかんがみてまいりますと、例えば道路の両わきに車が置いてある、そして一般車が全部道をふさいでしまってなかなか通行できないという場合に、道路交通法に違反をして駐車しているものについては撤去できますけれども、そ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、現行体制の中で、今度のこの阪神・淡路の地震の経験にかんがみまして、やはり何といっても、正確な情報を的確に、迅速につかむということが大事だ。つかんだ情報を伝達するところには伝達をし、行動を起こすところには行動の指示ができるように、内閣...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、例えばそういう災害が起こった場合に緊急に直ちに関係閣僚会議を開く、これはもう決めております。その関係閣僚会議の中には防衛庁長官もおられるわけです。したがって、その関係閣僚会議で決められたことについて防衛庁長官が自衛隊に直ちに指揮命令...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは行政全般に言えることでありますけれども、可能な限り簡素で効率的な行政システムを目指していくというのは当然のことだと思いますね。そういう心がけで行政改革全体に取り組んでいきたいということを申し上げておきたいと思うのです。  それから、今お話もございました...全文を見る
○村山内閣総理大臣 三カ年という期限を設定しておるわけですよ。これは期限を切らなければやはりやる目的、目標というものが明示されませんから、したがって、三カ年間という期限を切ってあるわけですけれども、しかし、それはすべて三カ年待ってやるというのじゃないのですよ。来年できるものについ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その間にどうなるかわからないなんて、それはあなたの御判断ですけれども、私はそうではなくて、何遍も言っているわけですよ。(広野委員「衆議院議員の任期だってないんじゃないですか」と呼ぶ)そうしますと、例えば経済の中期計画なんというものは、例えば五年なら五年というこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 小里大臣からも御答弁がございましたように、今三万九千戸をつくっているわけですね。しかし、その三万九千戸が完全に入居されて充足されておらない。かぎを渡した方もまだ入居されてない方もおられる。なぜ入居をされないのか、こういう理由も明らかにする必要があると思いますし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来議論もございますが、がけ崩れやらあるいは個人が所有している擁壁なんかが破壊されておる、この梅雨期を控えて、大雨でも降ればまた二次災害が心配される、これはもう当然のことだと思うんです。これはやはり重要視して検討しなきゃならぬと思いますね。  しかし、地...全文を見る
○村山内閣総理大臣 このたびの円高が特に輸出業を主体にした中小企業あるいは零細企業の皆さん方に深刻な打撃を与えておることについての認識は、私は共通するものがあると思います。  ただ、最近のこの為替の動向を見ますと、少しずつ反転をする動きが見えまするけれども、しかし、経済の持つフ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 何といいますか、アジア全体、あるいはAPECの域内の投資・貿易の自由化というような観点から考えてまいりましたときに、そうした共生するアジア全体の立場からすれば、それなりの海外への投資というものも、これは当然あり得ると思いますね。しかし、そのことによって日本の国...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この円高はやむを得ないなんということを私は一度も言ったことはありませんよ。この急激な円高が日本経済に与える影響は深刻なものがある。しかも、これは各国々が持っておる経済の基礎的な条件を正当に反映されたものではない。ですから、秩序ある反転が必要だということはもう申...全文を見る
○村山内閣総理大臣 日中首脳会談におきまして、私の方からは核兵器国が核軍縮を進めることの重要性をまず指摘をいたしました。全面核実験禁止条約交渉への中国の前向きな対応を期待するということも申し述べました。同時に、他の核兵器国が核実験の停止を継続しておるという状況の中で、ぜひ中国も今...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この問題については、私も初めて会って初めて話した話でもございませんし、コペンハーゲンでもお会いをいたしましたし、それからAPECのインドネシアで開かれた会合の際にもお話を申し上げて、大体中国の意向というものはある程度わかっております。したがって、それ以上重ねて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございました南沙群島を含む南シナ海諸群島の問題につきましては、それぞれの国からやはり強い関心が持たれ、懸念も表明されておりますので、私から首脳会談の際に、ぜひひとつ、どのようなことがあろうとも話し合いで解決をするという視点を忘れないようにしてほしい、こ...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(村山富市君) 白浜議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  今後の円高・経済対策についてのお尋ねでございますが、急激な円高などの最近の事態に対処するため、政府は、機動的な内需振興策に加え、規制緩和の前倒しや輸入促進などのほか、経済構造改革など、広範かつ思い切っ...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(村山富市君) 一年近くなりますといろんな御意見があることは、これまでの例を見ましてもそういう傾向は出てくると思います。  私は、何日やったからどうだこうだといったようなことを自分なりに考えたことはないので、与えられた課題について一生懸命取り組んでいって問題の解決を図...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 国民の今の政権に対する御批判、御意見というものについては、私は素直に謙虚にやっぱり受け入れて、反省すべき点は反省した立場をとっていかなきゃならぬというふうに考えております。  ただ、今御紹介がございました一つの意見だけをもって断定することは間違いなので...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) このオウム真理教の数々の法律に違反をする事犯というものが明確になってまいりましたし、とりわけ地下鉄サリン事件というのは不特定多数の何の関係もない方々を無差別に殺傷するといったような社会的な大きなテロ事件だと、こういう位置づけをいたしまして、これまで全力を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今申し上げましたように、オウム真理教をめぐる種々の犯罪容疑については国民の間にも不安感が広がっておりました。これらの事案の全容解明を徹底して行うことを喫緊の課題として警察は全力を挙げて捜査に取り組んできたわけでございます。  その過程において、個々の事...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 三党の代表で渡辺さんが座長になられまして訪朝されたことについて、私が具体的な事実などのコメントをする立場にはございませんけれども、しかし私自身の率直な見解を申し述べるとすれば、戦後五十年もたって、隣国である北朝鮮と日本とはいまだに国交は回復しておらない、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は今、政府を代表する総理大臣として答弁をしておるわけでありますから、その点はひとつ御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(村山富市君) これは予算委員会の場で私は政府を代表する総理大臣として答弁をしているわけでありますから、したがって三党がお話し合いをされて訪朝されたそのこと自体について私がここでコメントする立場にはないということについては御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(村山富市君) 私は、三党の代表が訪朝されたそのことについて総理大臣という立場でコメントするあれはありませんと、ただ私の考え方はこうですということを申し上げているんですから、それでいいんじゃないでしょうか。
○国務大臣(村山富市君) 私は総理としての立場で見解を申し上げたわけでありますけれども、しかし今申し上げました私の意見というのは、これは社会党委員長としても同じであります。
○国務大臣(村山富市君) 今、衆参両院で成立させていただきました地方分権推進法というのは、地方制度調査会や地方六団体の意見等も十分踏まえて内閣が地方分権大綱というものを決定して、そして法案を作成して御審議いただいたわけであります。新進党が独自の案を出されたことについては十分承知を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方公共団体が公共や公用目的のために必要な用地を確保するということは極めて大事なことだと思います。そのために、今、自治大臣からも答弁がございましたように、交付公債制度やあるいは公共用地先行取得等事業債などを活用して、そして都市計画上、町づくり上、必要な用...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 阪神・淡路の大震災が起こりましてから四カ月余を経過したわけでありますけれども、今質問を拝聴しながらその当時のことを想起しております。  ああいう地震が突発した場合の緊急に対応する体制というものに対して厳しい批判や御意見があったことについても謙虚に耳を傾...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) お尋ねの件につきましては、現在警察の組織が持っているすべてを総動員して、そしてフル活動で全く不眠不休で治安と再発防止に当たられたということについては、もう国民の皆さんが今度の場合にはよく御理解をいただいたと私は思うんですね。  これは皆さんも御案内のよ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございました道路、鉄道、学校、病院、各般の公的施設あるいは公共道路といったようなものについて、今度の阪神・淡路大震災の経験に照らして必要な箇所は総点検を行って、やっぱり災害に強い、とりわけ地震に強いものにしていく必要がある。  今、建設大臣から...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、これから国際的に日本の経済が自立する立場で国際競争にも打ちかって、そしてアジア・太平洋地域全体に日本が貢献できるような、そういう経済的な役割というものは何かというようなことを考えた場合に、やっぱりハイレベルな科学技術といったようなものも必要ですし、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、円高が我が国の経済に与える影響、とりわけ先ほど来通産大臣からもるる説明がございましたが、貿易を主体にした中小企業に対する影響というものは実に厳しいものがある。それに対する対応というものはもちろん十分やっていく必要があ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今の外務大臣の答弁で尽きていると思うんですけれども、これは私も、今お話がございましたように、アジア関係の首脳とお話し合いをする際に必ずその問題が提起をされるわけです。  それはもう言われる意味はよく理解できますと。しかし、円高というのは日本経済にとって...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、地方の時代、地方分権ということが言われましてもう二十年近くなるわけです。政治改革を含めた行政改革の中で何としても地方分権をなし遂げたい、こういうことはもうある意味では時代の潮流になっておるというふうにも考えられますし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたように、ことしに入りましてから早々に阪神・淡路の想像もできないような大きな被害をもたらした大地震がある。同時にまた、地下鉄サリン事件といったようなこれまた想像もっかないような反社会的なテロ行為が行われた。あるいは警察庁長官が狙撃される...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは先ほど大蔵大臣からも答弁がございましたように、今度のこの補正予算というのは当面復旧に必要な措置についてやっておる。これから兵庫県なりあるいは神戸市なり関係市町村でもって計画的に復興がなされるようなものが立案されていく。これは内閣につくっておりまする...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の補正予算におきましては、阪神・淡路大震災の復旧・復興に係る経費を計上する一方、今お話もございましたように、全国ベースの緊急防災事業として、地震予知等に関する科学技術の研究、災害対策用資機材及びシステムの整備、観測体制の強化並びに公共土木施設等の耐震...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からも御指摘がございましたように、我が国の財政というのは巨額な公債残高を抱える構造的な厳しさを持っている。平成五年度の決算においても税収が三年連続して減少するといったような事態もございますし、初めて二年連続して決算上の不足を生ずるといったような異...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) まだ捜査の過程にありますし、全容解明の過程にあるわけですね。したがって、今は全力を挙げて犯人を検挙して全容を解明して、再発を防止するというところに全力を挙げていかなきゃならぬと思っております。  今、委員から御発言がございましたように、あの村全体から考...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いまだに避難生活を続けておられる方が四万人近くあるというようなことも聞いておりますし、いろいろきめ細かに行き届かない面も多々あって不満がおありになるかもしれぬと思います。  しかし、政府としては、地元とも十分連携をとり、地元の意向も入れて、そしてできる...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、担当大臣の方から答弁がありましたからもうそれで尽きると思いますけれども、国が住宅を建てたり仮設住宅をつくったり何かする場合に、やっぱりできるだけ地元の市長やらあるいは知事やらそういう方々の意向というものも十分聞いて相談をして、そして協力し合ってやると...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは委員も御案内のように、一般的に自然災害等によって生じた被害に対して個人補償をしない、自助努力によって回復してもらうということが原則になっているわけですね。したがって、政府としては、被災者の実情に配慮した支援措置を幅広くかつきめ細かく実施をして一日も...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今それぞれ答弁もございましたように、消防力の基準というのは一定の最低の基準を示しておる、その基準を充足させるためにこれまでも努力をしてきていると私は思いますけれども、今回の阪神・淡路の大震災の経験にも照らして、私はそういう意味では消防力の強化というのは極...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 賠償の問題は、これはサンフランシスコ条約とそれから二国間の条約によって誠実にそれはもう済まされておるというふうに私は受けとめております。  それから戦後五十年のこの節目に、いろいろ議論があるわけですけれども、やっぱり一つの節目にけじめをつけて、そして平...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、青島都知事あての小包爆弾事件というのは、いかなる立場からするにせよ、いかなる理由があるにせよ、この民主主義社会において暴力をもって解決を図るような考え方は絶対に許すことはできないと明確に私は申し上げておかなきゃならぬ...全文を見る
05月23日第132回国会 衆議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(村山富市君) まず冒頭に、三月二十日の地下鉄サリン事件で亡くなられた方々や遺族に対しまして心から哀悼の意をささげるとともに、負傷された方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。  オウム真理教につきましては早急に解散をさせるべきではないかという御質問でございますが...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 坂本議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。  オウム真理教の施設の違法行為についてのお尋ねでありますが、山梨県におきまして法令違反の洗い出しを行い、その是正に向けての調査等を鋭意進めておると承知をいたしております。特に、お尋ねの建築基準法違...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 東中議員の質問にお答えをいたしますが、オウム真理教につきまして、いまだ解散請求をしていない理由についてお尋ねがございましたが、先ほどもお答えを申し上げましたように、所轄庁等が裁判所に解散請求をするには、宗教法人法の定める解散事由に該当することを立証す...全文を見る
05月24日第132回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(村山富市君) 下稲葉議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  都道府県の枠を超え捜査情報の収集分析を図る組織、体制を整備する必要があるのではないかとのお尋ねでございますが、国民の安全で平穏な生活を確保するために新しい犯罪情勢に常に的確に対応し得る警察組織を確立...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 大脇議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  化学物質の管理のあり方についての御質問でございますが、化学物質の不正な使席を防止し国民生活の安全を守るためには、毒物及び劇物取締法や、国会の皆さんの御協力もいただき先般施行されました化学兵器の禁止及び...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 平野議員の質問にお答えをいたします。  閣僚レベルの対策本部が設置されなかった理由についての御質問でございますが、いわゆる地下鉄サリン事件の発生後、政府といたしましては、関係行政機関相互の緊密な連携を確保し、同種事案の再発の防止を図るとともに、被害の防...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 池田議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  宗教法人法改正についてのお尋ねでございますが、オウム真理教事件を契機に宗教法人制度につきましても国会等で論議が行われ、種々の御指摘や御意見があることは十分承知をいたしております。このため、文部省の宗教...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 橋本議員の質問にお答えを申し上げます。  オウム真理教施設内における各種法令違反についてのお尋ねでございますが、地元山梨県におきましては、法令違反の洗い出しを進め、違反行為の是正等のための措置を講じていると承知をいたしております。また、これまでも、法令...全文を見る
05月26日第132回国会 衆議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 増子議員の質問にお答えを申し上げます。  まず第一番の質問は、規制緩和、市場開放などをより強力に進め、その姿勢を世界各国に示すことが必要ではないかとのお尋ねでございますが、我が国といたしましては、世界に開かれた経済社会を実現することが不可欠の課題で...全文を見る
06月01日第132回国会 衆議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 小坂議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  まず、阪神・淡路大震災への対応と私の責任についての御質問でございますが、政府といたしましては、今回の地震発生後、緊急対策本部や現地対策本部を設置するなど、政治のリーダーシップのもとにおいて政府一体...全文を見る
06月05日第132回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(村山富市君) 牛嶋議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  循環型の廃棄物処理システムの確立に向けた研究面での体制整備についてのお尋ねでございますが、経済成長や生活様式の多様化に伴い、ごみの排出量の増大、ごみの多様化が進み、近年、最終処分場の逼迫を初め、ごみを...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 横尾議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、災害対策の推進についての基本姿勢について御質問でございますが、今回の災害対策基本法の改正は、人命救助等への影響を考慮して、緊急に対応する必要があるものとして、道路上の放置車両等に関する規定の改正を行うこと...全文を見る
06月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○村山内閣総理大臣 今委員から御指摘もございましたように、ようやく日本の経済も緩やかながら持続的な成長の明るさが見えた、こういう状況の中に、急激な円高等もございまして、今お話もございましたような、例えば鉱工業生産指数やらあるいは完全失業率なんかを見ましても、日本の経済も腰折れの感...全文を見る
○村山内閣総理大臣 きょうそれぞれの委員からいろいろな問題の御指摘がございましたけれども、とりわけこの二つの信用組合の乱脈経営の実態というものは、これはやはり徹底的に明らかにしていかないと、こういうものを放置したまま公金を出すとかいろいろ言っても、国民の皆さんは絶対に信頼はしない...全文を見る
06月09日第132回国会 衆議院 本会議 第35号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 本日、戦後五十周年に当たり、国会が歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議をされたことを真摯に受けとめたいと考えます。  戦後五十周年を迎えるに当たっての政府の基本的な考え方は、私の談話や所信表明等で明らかにしたとおりであり、今回の御決議と軌を一に...全文を見る
06月12日第132回国会 衆議院 予算委員会 第31号
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○村山内閣総理大臣 今委員の御質問の中にもございましたように、去る六月六日、東京地方検察庁において、オウム真理教代表の麻原彰晃こと松本智津夫らを地下鉄サリン事件に関する殺人罪及び殺人未遂罪で東京地方裁判所に公判請求したのを初めとして、関係被疑者を同罪ないし殺人予備罪等でその都度公...全文を見る
○村山内閣総理大臣 東京都知事選挙をめぐって、それぞれの候補者が公約をされて投票をしてもらった、その投票にあらわれた都民の意思というものもある程度明らかになっておる、お話のとおりだと思いますね。  しかし一方、この信用組合のスキームの扱いにつきましては、やはりそれぞれの責任にお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今度の二信組の問題に関連をして総括的に申し上げますと、この乱脈経営の実態や、あるいはその経営責任というのは、やはり責任の立場にあった二信組の理事長を中心にした者が、徹底的にその全容を解明して、疑惑を問われなきゃならぬ、責任は追及されなきゃならぬというふうに思う...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、言われるお気持ちはよくわかりますよね。こういう事態になった場合に、その責任の所在も明確にして、そして責任をとるべき者がきちっと明らかにするということが大事じゃないかというお気持ちはよくわかりますけれども、今度の二つの信組の問題については、何分その経営が非...全文を見る
08月04日第133回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(村山富市君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府は、これまで、国のいかんを問わず、また理由のいかんを問わず、核実験は停止すべきである旨強く主張してきたところでございます。最近では、中国が核実験を行う都度、厳重抗議を続けてまいりました。また、...全文を見る
08月04日第133回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(村山富市君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  政府は、これまで、国のいかんを問わず、また、その理由のいかんを問わず、核実験は停止すべきである旨強く主張してきたところでございます。最近では、中国が核実験を行う都度厳重抗議を続けてまいりました。また...全文を見る
09月29日第134回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 第百三十四回国会の開会に当たり、また、戦後五十年を迎えて初めて開催される国会の冒頭に当たり、所信の一端を申し述べたいと思います。  昨年六月の政権発足後約一年三カ月、この内閣は、戦後の長年にわたる懸案であった政治改革、税制改革、地方分権などの諸改革...全文を見る
09月29日第134回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(村山富市君) 第百二十四回国会の開会に当たり、また、戦後五十年を迎えて初めて開催される国会の冒頭に当たり、所信の一端を申し述べます。  昨年六月の政権発足後約一年三カ月、この内閣は、戦後の長年にわたる懸案であった政治改革、税制改革、地方分権などの諸改革を実施してまい...全文を見る
10月02日第134回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 羽田議員の質問にお答えを申し上げます。  最初に、今回また行われましたフランスの核実験についての御質問でございましたが、極めて遺憾なことでございます。政府としては、河野外務大臣が、本日午前、ウブリュー在京フランス大使を招致し、厳しく遺憾の意を伝達す...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 鳩山由紀夫議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  最初の質問は、連立政権に対する国民の不満についてのお尋ねでありますが、戦後五十年を迎えまして、我が国の経済社会が多くの試練に直面をし、いろいろな意味で曲がり角にある中で、この連立政権に対し、...全文を見る
10月03日第134回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 中野議員の御質問にお答えを申し上げたいと思いますが、冒頭に、社会党の新党結成に向けて何かと御配慮をいただいた上で、私の進退に関するお尋ねがございました。  私はこれまでも、透明かつ民主的な政策論議を重ねながら、長年にわたる懸案や改革の諸課題について...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 志位議員の質問にお答えを申し上げます。  今回の沖縄の事件について、地位協定のもとでの裁判権の取り扱いが主権侵害に当たるのではないかとの御質問でありますが、今回の事件は、米軍構成員の公務外における犯罪であって、地位協定によって日本側が第一次の裁判権...全文を見る
10月03日第134回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(村山富市君) 石井議員の質問に答弁を申し上げる前に、去る七月の参議院通常選挙で当選をされた皆さん方に心からお祝いを申し上げたいと思います。今後ともよろしく御指導と御協力のほどを心からお願い申し上げます。  まず、内閣支持率について御指摘がありました。  最近の内閣...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 岡部議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  参議院選挙の低投票率についてのお尋ねでございましたが、御指摘のように、この内閣は、政治不信を克服するためにあらゆる努力を重ねておりますが、国民の皆様にはさまざまな御意見や厳しい御批判があることは十分承...全文を見る
10月04日第134回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(村山富市君) 菅野議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  まず最初に、軍縮の推進についてのお尋ねがございましたが、我が国といたしましては、核兵器を初めとする大量破壊兵器や通常兵器の軍縮・不拡散の推進に今後とも一層の努力を行っていくことが重要であると認識をいた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 橋本議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  さきの参議院選挙の結果に示された有権者の意思については、厳粛に受けとめております。世界の政治、経済、社会が大きく変化をし、多様な価値観が競い合いながらも共存するという国内外の情勢を反映して、我が国も本...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 内閣は退陣せよとの林議員の冒頭の質問でございました。  これは既にこれまでも何度となく繰り返して申し上げてまいりましたが、与党三党はさきの参議院選挙で改選議席の過半数以上の議席をいただいております。山積する内外の課題解決に向けて引き続き努力しているとこ...全文を見る
10月05日第134回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 米沢議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、これまでの政府の取り組みと今回の経済対策についてのお尋ねでございますが、政府では、急激な円高に対応して、四月に緊急円高。経済対策を決定した後も切れ目なく各般の対策を講じてきたところでございます。また、...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 答弁をする前にお断りをしておきたいと思うのですが、米沢議員の質問の中で、私の答弁が、質問がない部分の答弁があったという御指摘がございました。しかし、十二時ごろまで次から次に質問の追加がありまして、そして、ここで質問を聞きながらその見分けをするというの...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 佐々木議員の質問にお答えを申し上げます。  これまでの経済対策についてのお尋ねでございますが、今次の景気局面において、それから政府が講じてまいりました累次の経済対策の実施によりまして、お話にもございましたように、公共投資の成長率への寄与は大きいもの...全文を見る
10月05日第134回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(村山富市君) 寺澤議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  なぜここまで補正予算編成がおくれたのかという御指摘でございますが、政府は景気回復を重視した七年度当初予算、本年四月の緊急円高・経済対策、五月の七年度第一次補正予算、六月の緊急円高・経済対策の具体化・補...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 岡野議員の質問にお答えを申し上げたいと思いまするが、冒頭に緊急質問という形でもってオウム真理教に関連をする破防法の問題についての御質問がございました。  私は、オウム真理教が引き起こした今度の一連の事件というのは、犯罪史上例を見ない極めて凶悪な犯罪であ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 景気回復に向けての私の決意について、最後に締めくくりで御質問がございました。  先ほど景気回復問題についての私の決意は申し上げましたけれども、日本経済はバブル崩壊後の後遺症がまだ残っておりますし、同時に、急激な円高や震災等も加わって大変困難な状況にある...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) まず、経済対策についてのお尋ねでございますが、今回の対策におきましては、たびたび申し上げておりますように、早期に景気回復を確実なものとするため、総事業規模の十四兆二千億円のみならず、公共投資等の事業規模も十二兆八千億円と過去最大のものとなっております。 ...全文を見る
10月11日第134回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○村山内閣総理大臣 三党連立内閣が発足して以降の三党の政策協調によって、戦後処理の問題等についても一つ一つ確実に解決してきたつもりでありますけれども、それなりの御評価をいただきましたことについて、心からお礼を申し上げたいと思います。  今、国際情勢の変化の中におけるこの日米安保...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、日米安保条約の目的達成のために、我が国に駐留する米軍の施設、区域等について、円滑かつ安定的に利用できるように提供する義務を、条約を締結しておる我が国としては持っておる。  今御指摘がございましたように、今回の事件に関連をし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員お話がございましたように、国勢調査は五年に一回やっているわけでありますが、ことしは、十月一日現在日本に在住している方すべてについて、その世帯等々について調査をしたわけです。これは、国並びに地方自治体がこれから高齢化社会を迎えでいろいろな政策を実行していく...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ウルグアイ・ラウンドで合意を受け入れるか受け入れぬかということについて、相当与党内部にも大きな議論がございました。しかし、国際的な潮流として、これは受け入れざるを得ないというんで決断もさせていただいたわけでありますが、そういう経過から考えてまいりましても、私は...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年六月にこの連立政権が発足をしましてから、先ほど来御意見もございましたけれども、できるだけ各党が持っておる政策調整を図りながら、透明度の高い民主的な政権の運営によって国民の理解と協力も得ながら、安定した政権を目指して政策の実行をしていこう。とりわけ、戦後未解...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たびたび申し上げますけれども、沖縄県民の皆様には戦中戦後を通じて並々ならぬ御苦労をおかけしておりまするし、同時に、とりわけ戦後、全国の七五%の基地が沖縄にはある、今言われましたように、基地の中に沖縄があるのだという表現も使われましたけれども、それぐらい集中して...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほどの答弁漏れについて答弁を申し上げたいと思いますが、基地の提供について機関委任事務を知事が代行しない、こういうことになっておりますけれども、その扱いについては、先ほども御答弁申し上げましたように、沖縄県民の心情や知事の立場というものはよくわかるわけですから...全文を見る
○村山内閣総理大臣 現下の厳しい経済情勢から考えてみて、これは先ほど来も申し上げておりますけれども、日本経済の構造改革を進めていくということは極めて大事なことだということに対する理解と認識というのは、もうほぼ一致していると思いますね。  そこで、不況になっておる厳しい経済状況の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 昨年の六月に首班指名を受けまして、三党の連立による政権が誕生いたしました。これは、三党が政権樹立に当たりまして政策的な合意を行っておる。ことしの六月にちょうど一年になるわけですから、その一年間を点検をしてみて、検証して、やってきたこと、あるいはまだやり足りない...全文を見る
○村山内閣総理大臣 どういう意味で御質問になっておられるのか、質問の趣旨がよく私にはわからないのですけれども、これは日本国には憲法がありますね。憲法に基づいて内閣法というものもつくられておる、あるいはそれぞれのいろいろな法律もつくられておるわけです。  したがって、憲法を前提に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 決断決断と言われますけれども、私はよくリーダーシップの問題が問われるわけでありますけれども、今申し上げましたように、内閣法に基づきましても、各省の仕事というのはその担当の大臣がそれぞれ責任を持って仕事をされているわけですよ。そして、閣議で決めなければ執行できな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 問題によると思いますけれども、例えば、時間的に、決断をしなければもう手おくれになるというような問題もありましょうし、一定の時間があって、その時間内で合意点が見出せれば、それはやはりそれだけの時間をかける必要があるという問題もございましょうし、いやいやまだ決断す...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘のありました不良債権の問題、これはバブルが崩壊した後、そういう不良資産が、持っている資産の価値がずっと下がって、そして償いがつき得なくなったといったような問題が起こってきておる。そのために金融不安も起こり、あるいは土地問題等の流動化についてもいろいろな...全文を見る
○村山内閣総理大臣 社会党の問題についていろいろ御心配いただきまして、本当に感謝申し上げます。  私は、政治家個人としてもやはり理念やらあるいは哲学を持つことはそれは当然だと思いますし、それだけに政党自体がその理念や政策を持つことも、私はそれは当たり前のことだし、当然のことだと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 九五年宣言というものを先般の大金で確定いたしまして、綱領にかわる文書というものを今持っています。  これは今申し上げましたような時代の変化に対応して、今日の国際情勢なり国内情勢を十分踏まえた上で必要な改正を行う。そして、二十一世紀に向けて新しい日本をつくって...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これまで持っておりました綱領は、歴史的文書として保存をいたしております。そして、新しい綱領を、綱領にかわる九五年宣言というものを大会で審議をして決定をした、こういうことであります。
○村山内閣総理大臣 私は、戦後五十年の歴史を振り返ってみて、そしてこの社会党が非武装・中立を唱えてきた、いろいろな運動をやってまいりましたけれども、それはそれなりに国際情勢を反映した国内の中で、日本の国はどうあるべきかといったような問題について対立して争いをやってきた、運動をやっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは言葉の使い方だと思いますけれども、歴史的文書として保存をしてあって、これから社会党が運動を展開するよって立つ理念というのは九五年宣言にある、したがって過去の綱領にはないということは、これは明確ですよね。  しかし、私どもはやはり過去の歴史に学ぶというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 党大会、党の手続として、綱領にするためには例えば三分の二以上の賛成が要るとか、いろいろやはり手続の問題があるわけです。したがって、これは綱領にかわる文書という言葉を使わせてもらっておりますけれども。ですから、これは綱領にかわる文書ですから、綱領というふうに理解...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういう手続の問題もありますけれども、しかしこれは、その手続を踏んでいないから、なんですけれども、これは全会一致で決まっているわけですから、全会一致で。したがって、これは党の新しい綱領として宣言は存在しておる。(発言する者あり)これは、私が党の委員長としてそう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、大会の議論に付する付し方やら、いろいろ党の運営上の問題がありますよ。ここで、まあそれは社会党自体の問題ですから申し上げませんけれども。しかし、この九五年宣言というのは全会一致で決められたというものでありますから、したがって綱領だと、そういうふうに理解し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 せっかくの御質問ですから、ちょっといろいろな文書を取り寄せて、私も正確さを期す意味で持ってまいりました。  それで、歴史的に日本社会党を振り返ってまいりますと、一九四五年、昭和二十年ですね、終戦の年に日本社会党は結党されているわけです。そのときに結党綱領とい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 やはりそれぞれの時代の背景というものがあって私は運動も展開されるし、そういう綱領もつくられていると思うんですね。したがって、その時代に対応した歴史的役割を果たしてきたという意味ではそれなりに評価してもいいんではないかと思うんですよ。ただ、それが、変わった時代の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、もうそれはあなたが前提を固定的に決めつけて、そしてお尋ねになっておりますから、私にはどうもちょっとわかりにくいんだけれども、綱領というこの表現を使いましたのは結党綱領のときと統一された統一綱領のときだけであって、それ以後は全部綱領的文書という表現を使って...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう私が申し上げるよりも文書によって、これは決められている文書ですから、正確に申し上げた方がいいと思いますから申し上げますけれども、この社会党の規約を改正するときに、これは前文を皆変えたわけですけれども、私たちは、社会主義の最も民主的な姿である社会民主主...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、新宣言も歴史的文書として、九五年宣言が今日の社会党の持っておる綱領にかわる文書であります。
○村山内閣総理大臣 私はこれまでも、この委員会なりでそういう質問を受けてまいりました。その際に申し上げてまいりましたけれども、戦後五十年の歴史の中で、それぞれやはり国際情勢というものもありますし、その国際情勢を背景にした国内の諸問題もございます。  そんな意味では、米ソが対立す...全文を見る
○村山内閣総理大臣 大変恐縮ですけれども、またいつ変わるかわからないというような表現を使われますと、社会党がくるくるくるくる変わるのじゃないかというふうに受け取られても困りますからね。ですから、私は、綱領から宣言に変わった年限まで申し上げまして、そしてこういうふうに変わってまいり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 社会党は、党の大会で明確に私が申し上げました方針を決めました。しかし、まだ日本の国全体の中には、違憲、合憲という議論は憲法学者の中にもありますよ。そういう意味で、そういう議論はなくなるんではないかというふうに書記長は言ったんではないかと私は思います。  それ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今はもうあのときに討論をしたときの資料も文書も持っていませんから、事前にお話があれば用意をしてきたつもりなんですけれども、思い起こしながらの答弁になると思いますが……。  私は、そういう米ソが対立する国際情勢の中で、日本に軍拡の方向というものが、あらゆる角度...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、私は一貫をして答弁を申し上げましたけれども、憲法の前文というのは憲法全体を貫いておる理念だと私は思いますね。その理念がゆがめられるような政策が推し進められる可能性がある、これだけは何としても阻止したい、そのためには、軍拡に対して阻止する一つのやり方とし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう、それはあなたからどう言われようと、私は私のそういう、かかる見解でもって合憲であるというふうに申し上げておるんであって、社会党が違憲だと言って運動を展開してきた、それは憲法全体を貫いておる平和理念というものを踏まえて申し上げておるんであって、どの条文...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、私は、憲法の前文に書かれておる、憲法全体を貫いておる平和理念に照らして今やっておる政策は間違いだ、その運動を阻止するための運動として違憲という言葉を使わせていただいたんで、しかし、国際情勢がこれだけ変わって、前文に沿うような政策が推し進められる限りに...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう理解と解釈の違いじゃないかと思いますけれども、私は私なりの理解と解釈を持って申し上げているんですよ。それを、あなたの言うとおりにならなければ承知できないというのでは、これはちょっと話にならないので、私は、あくまでも憲法の前文に照らして、憲法全体を貫い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法の解釈を変えたというのではなくて、憲法を貫いておる平和理念の扱い方が、政策として一方は軍拡をとっておるし、一方は軍縮を目指すわけですから、それは真っ向から対立しておるわけですよ。その運動の方法として、政策として、方針としてそういうことを言ってきたのです。だ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、ですから、私は私が理解し解釈している解釈を申し上げているのであって、それは、もう何遍も繰り返しますけれども、憲法全体を貫いておる平和理念、それは前文に書かれておるものですね、その平和理念に反するようなことが行われれば、それはやはりそれを阻止するために運動...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは明確にしろと言っても、私はそういうふうに理解をして解釈をしていますということを申し上げているわけですから、それをそれ以上に明確にしろと言ったって、これはちょっと私は変えようがございません。  そして、今あなたもおっしゃったように、憲法学者の中にはいろい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法学者の中にもいろんな解釈があるというふうに申し上げましたけれども、ですから、社会党の中にも、これは個人的にはいろいろな解釈を言っている方があるかもしれませんね。  しかし、私は、私の今まで一貫して解釈したことを申し上げているのであって、そのように御理解を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう何度お聞きになられても、私はそういうふうに信じていますし、そういう解釈でやってきているわけですからそれ以上に申し上げられないと思いますけれども、これはやはり憲法の前文というのは、憲法全体を貫いておる一つの理念がうたわれておる。その理念に照らした場合に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法全体を解釈する基準であると。ですから私は、憲法全体を貫いている平和理念というものが前文に書かれておるということを踏まえてこれまで運動を展開してまいりました。情勢が変わればその政策なり方針が変わることはあり得ることだということを申し上げておるのです。
○村山内閣総理大臣 いやいや、あなたは条文の問題だと言われるんだけれども、私は、そうでなくて、社会党の運動の歴史というものを振り返ってみて、そして方針を変えた、変えた背景というものはこういうものですということを申し上げておるので、それをあくまでも、何といいますか、条文でなければそ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ですから、私はこれまでの社会党の運動というものを振り返ってみて、護憲政党であるということを標榜してきたわけですよ。護憲政党である、憲法は守る。その憲法を守るという立場に立った場合に、憲法の前文に書かれておる、一貫して貫かれておる平和理念というもの、その理念にも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、先ほど来申し上げておりますように、一貫してそういう理解と解釈に立っておるということについては御理解をいただきたいと思います。  憲法第九条の解釈については、憲法学者の中にはいろいろな意見があります。いろいろな意見がありますけれども、社会党はこれは合憲で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法の解釈を変えたのではございませんということはもうたびたび申し上げているわけですよ。憲法の前文に照らして、憲法を貫いている平和理念というものをしっかり踏まえて我々は運動も展開したし、物を申し上げてきました、こう申し上げているわけです。
○村山内閣総理大臣 私は、自衛隊というものの持つ役割、任務というものも、それは防衛計画の大綱も見直しをせにゃいかぬというときですから、やはり時代の変化に応じて役割と任務も変わってくると思うのですね。だから固定的に物を考えることはむしろ誤りではないか、私はそう思います。  同時に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもう憲法に書かれておるとおりに素直に解釈をすべきだと思いますね。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」ですから、「国際紛争...全文を見る
○村山内閣総理大臣 で、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」こう書かれておりまするけれども、しかし、これは国会の中でずっと歴史的にたびたび議論されておられましたように、自衛権というものは否定し得なくあるんではないかと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法第九条には、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」こうなっておりますから、したがって、武力の行使にわたるようなPKOについては、派遣については、これは憲法にもとるのではないか、やるべ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そのとおりです。
○村山内閣総理大臣 何をもって、何を言われているかちょっと私にはわからぬものですから答弁のしょうがないのですけれども、日本の自衛隊というものがだんだん膨張して、ややもすれば武装したまま海外に派遣をされる、派兵をされるというようなこともあり得るのではないかという危倶を持たれた時代が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、憲法の解釈を変えたとは申し上げていないのですよ。憲法の理念に基づいてやられておった自衛隊に対する政策、方針というものについては、これは時代が変わってくれば政策や方針が変わってくるのはある意味では当然のことではないだろうか。  それは自衛隊が持っておる役...全文を見る
○村山内閣総理大臣 憲法の解釈を変えるという考えはございません。
○村山内閣総理大臣 これはもう何度もお答えを申し上げておりますように、憲法全文を貫いておる平和理念、それは憲法の前文に書かれております。その憲法全体を貫いている平和理念にもとるような行動をとられた、あるいは政策がとられてきておる、それに対して我々は抵抗し反対してきた、その限りにお...全文を見る
○村山内閣総理大臣 やはり政党の持っている政策、方針というのは、情勢が変わっていけば、それは政策、方針がその変わった情勢に対応し、機能できるように変わっていくのは当然だというふうに思いますね。しかし、今自衛隊に限って、自衛隊に対する方針や考え方が憲法に照らして変わるか変わらぬかと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話のございました、公共事業は従来のような考え方だけで踏襲したのではそれほど景気に対する寄与率というのはないのではないかという議論がございましたね。そこで、思い切って夢を与える、大きな一つの目標を与えるという意味で、この首都機能の移転というものもそういう意味...全文を見る
○村山内閣総理大臣 かつてのような景気循環論だけでは解決し得ない、対応できない構造的な問題を抱えておるということは、私は御指摘のとおりだと思うのです。  従来、景気対策として、これは三本柱と言われますように、例えば公共投資をふやすとか、あるいは減税をするとか公定歩合を下げるとか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、戦後、日本の経済が急速に成長する過程の中で、その経済成長を補足する意味で必要な規制もあったと思いますね。しかし、これだけ経済が国際化して自由化が求められているとき、逆にこの阻害要因になっておるという規制もあるでしょうし、あるいはま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 審議会のあり方につきましてはこれまた別の議論があると思いますけれども、今度できるだけ公開にして、そして民主的な運営ができる、より多くの声が反映されて、そして議論されている中身が国民の皆さんにわかるようにした方がいい、こういうことを閣議で決めて今後扱っていくこと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、今私がこういう立場にあってそういうことを申し上げるのは大変恐縮なんですけれども、私がかってこの国会でそういう議論をしたことがあるんですよ。それは、政府は審議会を隠れみのにして、そして答弁逃れをしておる、それはけしからぬと、こう言っていたことがあるんです...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、私も廃止するまでは言ったことはないんですけれどもね。廃止するまでは言ったことはないんだけれども、そういうふうに悪用されているんではないかという意味で申し上げたことはあるわけです。  それで、これはやはり行政改革の一つの問題点だと私は思いますね。そういう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 雇用問題は心配要らないという言葉を使いますと語弊がありますけれども、私が申し上げたのは、規制緩和をすることによって、直接的に結びつかないものもある、しかし、間接的にはやはり相当大きな影響を持ってくるでしょう、ですから、これは大変重要な問題ですということを申し上...全文を見る
○村山内閣総理大臣 破防法の扱い方につきましては、最終的に四段階ぐらい手続があるわけですね。最初に手続開始の公示をするということが官報でなされるわけです。その手続を開始するという判断をするところまでは、やはり行政の判断というものがあっていいのではないか。  そうしますと、これは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 破防法を適用するかどうかという問題については、これは今もお話がございましたように、それは基本的人権にかかわる問題でもございますし、それなりに私は法と証拠に基づいて厳正に取り扱っておると思いますよ。  それから、オウム事件については、これはもう、今そういう意味...全文を見る
○村山内閣総理大臣 破防法は合法的に成立している法律でありまして、憲法に反するとは思っておりません。
○村山内閣総理大臣 当面は現行法を最大限に活用して取り組みをしていく必要があるというふうに思いますけれども、今お話もございましたように、主として個人を対象にした取り締まりの法体系になっておる、したがって、団体を対象にして云々するものは破防法しかない、こういう現状ですね。  した...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が報告を受けて、そして田沢さん御自身が辞任届を持って来られましたけれども、その後記者会見をやられていますけれども、その記者会見の中でも明らかにしておりますが、こういうことを言っているわけですね。「私の気持ちは一日も早く補正予算が成立して、国民に安らぎを与えた...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは記者会見されたその文章を正確に全部読みますと、そこだけ取り上げると何かそういうふうにとられますけれども、その後の方のくだりを見ますとこういうふうに言っているわけですよ。「オウム真理教の一連の凶悪事件を契機に、政府与党は今国会において宗教法人法の改正を目指...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、捜査の過程で松本さんに大変な御心労を……(発言する者あり)ああ、河野さん。訂正します。河野さんに大変な御心労をおかけしたことについては、これはまことに遺憾なことだったというふうに思います。  それで、当時、前の自治大臣は家庭を訪問...全文を見る
○村山内閣総理大臣 阪神大震災で五千五百人を超すとうとい方々がお亡くなりになったのですね。こういう事件について、こういう席上でお茶を濁しているなんということを言われたのでは、これは私はもう内閣の立場はないと思いますよ。ですから、それは私はやはり御配慮いただきたいと思いますけれども...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっき申し上げましたように、危機管理の体制というこの問題で、これは今度の阪神・淡路大震災の経験にかんがみてみてもいろいろやはり欠陥があった、ある。しかも、これは制度疲労みたいなもので、制度的にいろいろな問題があったということはもう率直にこれは認めざるを得ないと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっきの質問は、現在何もしていないじゃないかという御質問ですから、いや、そうじゃなくてそうやっておりますという話を申し上げたのでね。  それから、先ほど来、今度の阪神・淡路の地震やらあるいはオウム事件やら等々の経験に学びながら、広域捜査の問題等については、今...全文を見る
○村山内閣総理大臣 オウム対策のために宗教法人法を改正するつもりではない、これはもう断言しておきます。
○村山内閣総理大臣 自浄・自主でやっていただくことは、これは建前としては私はそのとおりだと思いますね。大学の自治だってそうです。  しかし、先ほど通産大臣からも答弁がございましたように、このオウム事件をきっかけにして、宗教法人というのは一体どういうものなのか、どういう活動をして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 戦前の状況に戻そうなんていう考えはもう全然ございませんし、信教の自由と政教分離というものは、これは憲法で保障されている基本的な人権ですから、これは当然尊重しなければならぬということを前提にして、今の社会情勢に対応し切らない面、あるいはこれだけ変化している状況の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは先ほども答弁申し上げましたように、参議院の本会議で代表質問をされる方の中にその問題があって、それが削除をされた、これは裏取引があったのではないかというふうなことが新聞で報道されたわけですね。それで、これは双方がそういう事実はありません、こう言っているわけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私もその新聞記事は読みました。しかし、質問をされる人とそして質問を受ける人と両方がその事実はない、こう否定しているのに、第三者がどう言ったから、こう言ったからといって私はコメントする限りではない、こういうふうに私は思います。
○村山内閣総理大臣 民間の消費がGDPの中に占める率が六割ぐらいと大きなものを占めているということについては、これはもう指標が示しているわけですから、疑う余地はないと思います。
○村山内閣総理大臣 公定歩合を下げるということは一般の市中金利も下がることになりますし、金利全体が低目誘導されるわけです。金を借りている人は負担が軽くなる。しかし、預貯金をしている人は逆に、金利が下がって所得は減るということになるわけですね。  したがって、私は、そういうことだ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、それは私のところにもそういう手紙をいただいておりますし、そういう気持ちはよくわかりますよ。本当に理解できます。  ただ、民間の金融機関ですから、国が法律をもって、金利自由化の中で操作を制度的にどうこうするということはなかなかできにくい。したがって、これ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いろんなやはり知恵を働かせて工夫はしなければならぬと思いますね。  それで、先ほど来お話がございましたように、無利子国債を発行して相続税の軽減をする、それに充当するというようなこともあると思いますけれども、しかし、それは相続税を持っている一部の人だけが利益を...全文を見る
10月12日第134回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○村山内閣総理大臣 今言われるように、宗教法人法の改正について意図的にマスコミに対して宣伝をしていただくというねらいを持って話をするとか、あるいはその前提として、マスコミの皆さんも言うことを聞いてくれるだろう、なぜならば再販問題があるからというようなことを前提にして話をする話なら...全文を見る
○村山内閣総理大臣 その前後の事情というのがちょっとよく詳しくわかりませんから、だから即断はできないのですけれども、それは行政のやっている事務の上で、呼びつけてそしてやる場合もあろうし、それから出向いていって話をする場合もケースによってはあり得るのではないかと思いますけれども、し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 一連の経過をずっと今お聞きをいたしましたけれども、時代時代のやはり要請があってやられたことだと私は思うんですけれども、個人住宅についての要請が大変高い、そういう国民の要請に対してどうこたえていくかというようなことからいろいろな方策がとられてきて、住専問題といっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、桜井さんが発言されたときの発言の内容と島村さんの発言の内容とを比較して、定かではありませんけれども、島村さんが発言されたことについては、私は、その趣旨にそれほど大きな違いはなかったのではないか、その本心については。  ただ、その言い方について、いろいろや...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、記者会見で述べたことについて誤解を与えた点がありますから、その誤解を与えた点については撤回をいたします、私の真意はこうです、こういうお話でしたから、ですから、その真意は内閣が決めた方針と変わりはない、余り変わりはないというの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 官房長官が今おりませんけれども、官房長官のところで、この記者会見があった後、再三真意をただしたという経緯は私は聞いております。  で、その発言の仕方に誤解を与えるようなものがあった、したがってこの点については撤回をいたします、私の真意はこうです、その真意につ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 再三再四という表現は適切でなかったと思いますね。恐らく一度か二度かという程度だと思いますから、再三再四という表現は適切でなかったと思いますから、これは言い直したいと思いますけれども。  しかし、先ほど来申し上げておりますように、真意は内閣の方針の考え方と変わ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ODA大綱に基づいて、その国の住民の要請に十分マッチしてこたえ得るような援助というものに、これまでの経過から考えてみてやはり反省する点があったのではないか、見直す点があったのではないかというふうに思われます。基本的には思われますから、したがって、環境の問題とか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、その記述は私は承知しておりませんからよくわかりませんけれども、過去にそういうふうな指摘をされる点があったんではないかというふうに私は思いますね。  しかし、そういう過去を反省をしてODA大綱も決めて、そしてそういうものではない、本当に、先ほどお話もござ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ODAに対する現状の理解と認識というのは、先ほど私が答弁したとおりですね。その文書を今私は、これは委員長としてそんな文書があったことを、まあ全部が全部点検するわけじゃありませんから、あると思いますから、直ちに調べて、そしてお答えをしたいと思います。
○村山内閣総理大臣 このパンフレット全体を精査してみないとわかりませんけれども、私は、少なくともこれは過去のことについて指摘をしているんではないかというふうに思うので、現在このODAというものがどういう役割を果たし、どういうものであるかということについての認識というのは、これは先...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは補助事業であれ何であれ、いやしくも公務員は全体の奉仕者として国民から疑念を持たれるようなことがあってはならないという立場から、綱紀の粛正についてはこれからも厳正に対処していきたいというふうに考えています。
○村山内閣総理大臣 今、防衛庁長官から知事が寄せた文書についての紹介がありましたけれども、全く私もそのとおりに受けとめなきゃならぬというふうに思います。  お話もございましたように、これは、戦中戦後を通じて沖縄には大変な御苦労もおかけし、御迷惑もおかけしておるわけです。現にこれ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来お話もございましたように、沖縄県の皆さんには、全基地の七五・五%近くも沖縄に負担をかけておる、こういうことから考えてまいりましても、本当に御苦労いただいておるし、御負担、御迷惑をかけているというふうに私思います。  そういう沖縄県の実態というものをよ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、戦後五十年の節目に当たりまして、我が国が植民地支配を行ったり、あるいは侵略を行ったりした事実、とりわけ多くの国々、アジアの国々の皆さんに大変な困難と被害を与えた、こういう事実については、率直にやはり認めざるを得ないと思うのですよ。  ただ、侵略という言...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっきから申し上げておりますように、侵略という言葉の定義について、一般に国際法上解釈されておりますのは、他国に対する違法な武力の行使を中心とする行為であると考えられておる、こういう解釈があるわけですよ。しかしまあ、この侵略という言葉の解釈にもいろんなやはり意見...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘もございましたように、三年後に見直しをすることになっておりますから、見直しを開始いたしております。  この見直しに当たりましては、既に終了いたしましたカンボジア、モザンビーク、ザイール等に派遣された経験を十分に参照しながら見直しを検討しておるという状...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ゴラン高原に自衛隊を派遣するわけでありますから、したがって、何よりも安全の確認というものが第一に大事である。これはまあ政府・与党それぞれ調査団を派遣して現地をつぶさに検討してまいる。  この中東地域というのは、まだ平和の話し合いがなされている地域でありまして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 PKFの本体業務につきましては、当時議論をされた背景には、湾岸戦争というようなものもございまして、そういう背景の中でいろいろな意見があって、そしてそのPKFの本体業務については凍結するということに決まったんだというように思いますから、そういう背景の中で議論をさ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員から御発言もございましたように、戦争を遂行するというこの大義の前に、宗教についても、神道だけが国家神道として保障されて、そして、それ以外の宗教については、公衆の安寧秩序に反するものについてはすべて認めないという強権的な束縛の中にあったというふうに言わなけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今までの議論をずっと聞いておりましたけれども、やはり戦争中は、戦争遂行という上から思想統制をする。同時に、宗教団体についても、治安維持法や旧刑法のもとにおける不敬罪等々で処分をされた事件がずっと続いておる。そういう反省の上に立って新しい憲法がつくられ、新しい憲...全文を見る
○村山内閣総理大臣 すべての審議会に対して私はそういう発言をしたのではなくて、たまたま特殊な事情があって、その特殊な案件について審議をする際に申し上げたのであって、審議会一般について申し上げたわけじゃないんですよ。  私は、今回のこの宗教法人に絡まる審議会の報告については、ずっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 宗教法人法の改正という問題は、オウム真理教の今回の事件があったことが一つのきっかけになったということは、私はある意味では言えるんではないかと思いますね。しかし、この宗教法人法の改正は、オウム真理教の今回のこういう事件があったからそのための対策としてするんだとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員が懸念されているように、宗教法人法を適用して宗教法人を解散をさせたということによって、すべての目的が達成されるとは思いません。これはあくまでも宗教法人法の範囲内でやれることであって、犯罪行為の事件については、これは刑事訴訟法で徹底的に究明して、そしてその...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもうたびたびこの委員会で私も申し上げておりまするけれども、戦中戦後を通じ、沖縄県民に対して、日本に存在する基地の七五%以上もこの沖縄に集中して基地がつくられておるということからするいろいろな問題点について、これはもう重々私どもも承知をいたしておりまするし...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、検察の方から裁判所に対して、オウム真理教の宗教法人の解散命令を出してほしいというあれをしているわけですね。そして、審理の結果、裁判所が解散命令を出すということになりますと、裁判所が清算人を決めて、そして裁判所の監督のもとに清算業務が推進されていくということ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 やるべきであるとかやるべきでないとかいうことをここで私に言明をしろなんて言ったって、それは無理な話で、今それは法と証拠に基づいて厳正に調査をしているという報告は聞いていますけれどもね。  ただ、今お話もございましたように、これは基本的な人権に関する問題でもあ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 土地を資産として所有するという考え方から、むしろ土地はやはりもっと社会的に活用すべきだという考え方に転換をすべきだということについては、私も全く同感であります。  そういう意味で、この定期借地権つき住宅というのは……(発言する者あり)よく名前は覚えなければい...全文を見る
10月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○村山内閣総理大臣 委員御指摘のように、公共投資が経済成長に寄与する割合というのは大変大きいものがあることは、私は否定できないと思います。ただ、従来のような考え方だけで公共投資というものを考えていいのかということになれば、やはり現状を見据え、将来を見据えた立場で、今お話もございま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはWTOもそうですけれども、国際的にこれだけ貿易・投資の自由化が言われているときに、その貿易・投資の自由化に伴って各国々の投資なりあるいは受け入れの条件なり等々が大きく違っているということは、これは貿易・投資の自由化の阻害になるわけですから、そういう点では...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話がございましたように、台湾が近年著しい経済発展を遂げてまいった、APECにもこれは参加をしているわけでありますが、今やアジア・太平洋地域における経済的な立場というものは非常に強くなってきておるということは否定し得ないと思いますし、最近中台間の交流というも...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今申し上げましたように、日中共同声明でこれはもう明確にしておるわけでありますから、その明確にした立場というものを踏まえて私どもは対応していく必要があるというふうに思っています。
○村山内閣総理大臣 本件に関しまして、事実関係をめぐっていろいろな角度からいろいろな議論があることは、私も承知をいたしております。ただ、日本軍が南京に入城後、非戦闘員の殺害あるいは略奪行為等があったという事実については、私はこれは否定できないと思うのですよね。  そういう事実を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 五十年の節目に、アジア全体のそういう過去の歴史について共同してお互いに研究をしていこうという意味のことはこれまでも申し上げておることでありまして、私はそういう意味で、各国が共通した理解と認識を持ち合うということは大事なことだと思いますから、そういう過去の歴史に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘のありました点については、早速調査をいたしました。  それで、これは誤りであるということを私は率直に申し上げます。それで、訂正をさせることにいたしました。
○村山内閣総理大臣 五日の私の本会議における答弁について、若干舌足らずの点もあったのではないかと思いますが、波紋の大きさに私も非常に懸念をいたしておりました。せっかくの機会ですから、改めて申し上げたいと思います。  私が申し上げましたのは、日韓併合条約は、形式的には合意として成...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは今も申し上げましたように、形式的には、これはやはり条約としてあったわけですから認めざるを得ないと思うのですね。しかし、その条約が結ばれた当時のその背景というものを考えた場合に、それはやはり力関係の違いもあったりして、実質的には私は、この条約が成立したその...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはまあ歴史をずっと振り返ってまいりますと、そういう条約が締結をされておったという形式的なものは存在しておるわけです。しかし、実質的にはやはり、その中身としては、これは当時の力関係やらいろんな国際情勢の背景というものもあって、植民地的な支配がされたという実態...全文を見る
○村山内閣総理大臣 どういう言葉が使われたか、今お話があったようなことがあったかどうかということは別にして、当時の状況を考えれば、双方の立場が平等であったとは考えられません。
○村山内閣総理大臣 当時のことですから、威嚇と強迫があったかどうかというようなことについて、私がここであったとかないとかいうようなことを言えるだけのものを持っておりません。  ただ、先ほど申し上げましたように、当時の現状を考えた場合に、決して平等の立場で結ばれたものではないとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そのパンフレットは、先ほども申し上げましたように、いろいろ調査をしてみましたら政審の審査も経ていないというようなことの事実もはっきりしましたから、ですから私は、訂正をさせる、これはもうODAの関係だけではなくて、その文書全体についてそういう点検をさせているわけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そのパンフレットについては先ほど来申し上げているとおりですし、今提起されている問題に対する私の見解というものは、先ほど来申し上げておりますように、形式的にはこれは存在しておったわけですから、それは否定できないと思うんです。  ただ、その中身について、実質的に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そのパンフレットに具体的に書かれておるいろいろな事実関係とか表現等については、私はそのとおりとは思っていませんけれども、しかし植民地支配があったという事実については、これはもう否定し得ない事実でありますから、その植民地支配をしてきた日本の過去の歴史というものを...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、その当時の歴史的な事情というものをいろいろ考えた場合に、そのパンフレットに書かれてあるような、この表現がいいか悪いかは別にして、そういうやはり事実はあったということは否定できないのではないかというふうに思っています。(発言する者あり)
○村山内閣総理大臣 それはもう私が先ほど来申し上げておりますように、その条約が締結された当時の状況というものを考えた場合に、これは対等、平等の立場で結ばれたものではないということも認めておりますし、それから、そのパンフレットに書かれているような事実関係もあったのではないかというこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今官房長官からも答弁がございましたけれども、五十年の節目に当たって、やっぱりこの五十年の歴史というものを国民全体が振り返りながら、未来に対して日本の国際的に果たす役割なり日本の立場というものをしっかりお互いに考え合って、そして誤りのない方向というものをしっかり...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そのとおりであります。
○村山内閣総理大臣 宗教法人法に基づいて解散命令を裁判所に出していただくということと、破防法を適用するということとは、全然これはまた趣旨もねらいも違うわけですから、同一視して考えるわけにはいかぬと思うのです。  けさの新聞の報道を見て、私もちょっとこれはまたどうしたんだろうかと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 規制の手続の概要というのを見ますと、最初に弁明手続というのがあるわけですけれども、規制をする規制請求手続の開始というのがありまして、これは規制手続の開始を決定すれば官報に公示をして、そして弁明の期間があるわけですね。その弁明の期間が過ぎて、そしていよいよ規制の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 規制の手続を開始するということを官報に掲載するということは、もう規制をやるということを前提にして私は官報に掲載されると思うのですね。したがって、その規制の手続が開始されるまでの段階は、これは公安調査庁といえども一つの行政機関ですから、したがって、やはり行政の長...全文を見る
○村山内閣総理大臣 外国に進出をしている企業、とりわけ金融機関というのは社会的に及ぼす影響も大きいし、ある意味では日本の信用が問われるような問題である。それだけにこういう不祥事の未然防止のために内部の管理体制というものをしっかりしてほしいということは当然の話でありますが、今回の事...全文を見る
○村山内閣総理大臣 宗教法人審議会で宗教法人法の改正を目的にして私は審議をしたのではないというふうに思いますから、その宗教法人審議会で審議された中身について、どういう具体的な審議がなされたのかということについてはつまびらかにいたしておりません。  したがって、今あなたが言われる...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今それぞれ説明がございましたように、審議会と調査会等、二百十九ですか、ある中で、二十七は適用外にしてあるわけですね。その適用外にしてある中に宗教法人審議会も入っているわけです。  その宗教法人審議会でそういう個別の事案についてそれぞれ審議をした、議論をしたと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員の質問の中に、政治的に使われておる、こういう発言がありましたけれども、私どもは、これは政治的に使うなんという意図は全然ございませんよ。これはオウムの事件がきっかけになって、いろいろ問題点が指摘をされて、国民の世論調査を見ても、やはり大部分は、この際宗教法...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、ニュージーランドで行われた改革の中身についてるる御説明がございました。私も、ニュージーランドがどういう改革をやったかという大筋については、文書も拝見しましたのでよく見ておりますけれども、そうした諸外国の改革の実績というものに学ぶことは大事なことだというふう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 行革委員会が今やっていることについて、できるだけその論点を公開して、そしていろいろな方々の意見を聞きながら、その意見をさらに反映させて取り組みをしていこうという行き方については、私は間違ってはいないと思うのですね。  ただ問題は、これはもう大変利害関係の伴う...全文を見る
○村山内閣総理大臣 行革委員会を設置をするときに、相当いろいろ議論もありますし、問題もありまして、できるだけ民間人の意見が反映されるように、官主導でなくてやるべきだという強い意見があって、そういう点も十分配慮した人選が進められてきて、今の行政改革委員会が設置をされておる。  し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、先ほど来お話がありますように、ミニマムアクセスに基づいて輸入をするわけですけれども、その輸入差益については、どのような事態になろうとも米の安定供給ができることを確保するという意味では国民全体に対する利益につながっていくわけですから、私はそういう意味で、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今総務庁長官から答弁があったとおりで私はいいと思いますけれども、今お話がございましたように、実態を公開して、そして国民の皆さんにもよく知っていただく、そういうディスクロージャーをきちっとやはり踏まえてやっていくことが大事ではないか。そうすれば、今お話のあったよ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、川島委員の質問の中に、政府の姿勢は後退しておるのではないか、こういう発言がありましたけれども、これを推進する取り組みの姿勢については当初から変更はございません。  これは、補助金にしても機関委任事務にしても関連のある問題ですから、やはり総合的に判断をして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 小里前担当大臣が書かれた書物は私も読みましたけれども、あれだけの大きな震災があって、しかも家も財産も全部なくして、そして仮設住宅に入っている皆さんの生活の実態を見たときに、これは何とかできないものだろうかといって悩み苦しまれたお気持ちは、それはよくわかりますよ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはもうこの委員会でもたびたび議論がございましたように、金融秩序をどう維持していくかというのは、日本の産業の動脈みたいなものですから、これは当面解決しなければならない喫緊の課題であるという認識については、全く同じです。  ただ、こういう事態になった責任とい...全文を見る
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(村山富市君) 田沢前法務大臣から私のところに辞任届が届けられてまいりました。  それ以前に、新聞で、例の二億円の借用問題等々の問題に関連をして、参議院の本会議でこの質問が削除されたと、取引があったのではないかというようなことがうわさをされておる。その事実について調査...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 新聞で報道された範囲においては、今申し上げましたように、本会議の質問が削除をされたことについて裏取引があったんではないのかそういう不明朗なことがあったんではいかぬではないかということが一つですね。それからもう一つは、この二億円の借用問題に関連をして問題が...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは御本人も記者会見の席上で申し上げておりますけれども、私も内閣の一員として内閣の方針には従うし、同時に宗教法人法の改正の必要性も認めておりますというような意味の内容の話もいたしておりますから、そういうことについては一切私は関知いたしておりません。
○国務大臣(村山富市君) これは私が全然関知しないことでありまして、私によろしゅうございますかと聞かれても、イエスともノーとも私は回答する限りではございません。
○国務大臣(村山富市君) 就任をした後からの申告ですから、したがって申告漏れがあったということは後で知りました。
○国務大臣(村山富市君) 不問にしたんではなくて、今、官房長官からも答弁がありましたように、ただして本人は訂正をして出し直した、こういうお話ですから、その限りにおいて了解したということであります。
○国務大臣(村山富市君) 今回の参議院選挙で投票率が異常に低かったことについては、いろんな見方があると私は思います。何ぼ選挙をやっても政治というのは変わらぬ、同じじゃないかといったようなあきらめもあったかもしれませんし、いろんな見方があると思いますけれども、私は政権を担っておる責...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほども申し上げましたように、今度の参議院選挙に臨む有権者の見方、考え方というのはいろいろあったと思いますけれども、この三党連立政権というのは、私はたびたび申し上げておりまするけれども、今一つの政党が単独で政権を担うだけの議席を持っている政党がないんです...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 傷をなめ合って三党の党首がやっているなんという言い方は私は少しどうかと思いますけれども、そうでなくて、お互いに持っているものを生かし合って、そして励まし合って信頼に結ばれて頑張っていこうと、こういう話は時々いたしておりますけれども、傷をなめ合ってやるよう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは私は、当面する今の課題から申し上げますと、ことしは大震災もありましたし、それからこの三月にはサリン事件もあったり、今まで想定できなかったような事件が次から次に起きております。こういう事件を的確に解決して、そして何よりも国民に安心してもらう安全な国土...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろいろ新党の結成について御心配、御配慮をいただいておることを恐縮に存じます。  これは、社会党自体がどう生まれ変わっていくかということもございますけれども、社会党だけで新党をつくるという考えではなくて、できるだけ志を同じくする方々と新しい人々を主体に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはさっきから申し上げておりますけれども、どういうふうにその後、新党が構成されていくのかというようなこともまだ定かではありませんし、あくまでも仮定のことですからお答えしない方がかえって混乱をさ
○国務大臣(村山富市君) 先ほども申し上げましたように、今度の参議院選挙に臨む有権者の見方、考え方というのはいろいろあったと思いますけれども、この三党連立政権というのは、私はたびたび申し上げておりまするけれども、今一つの政党が単独で政権を担うだけの議席を持っている政党がないんです...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 傷をなめ合って三党の党首がやっているなんという言い方は私は少しどうかと思いますけれども、そうでなくて、お互いに持っているものを生かし合って、そして励まし合って信頼に結ばれて頑張っていこうと、こういう話は時々いたしておりますけれども、傷をなめ合ってやるよう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは私は、当面する今の課題から申し上げますと、ことしは大震災もありましたし、それからこの三月にはサリン事件もあったり、今まで想定できなかったような事件が次から次に起きております。こういう事件を的確に解決して、そして何よりも国民に安心してもらう安全な国土...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろいろ新党の結成について御心配、御配慮をいただいておることを恐縮に存じます。  これは、社会党自体がどう生まれ変わっていくかということもございますけれども、社会党だけで新党をつくるという考えではなくて、できるだけ志を同じくする方々と新しい人々を主体に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはさっきから申し上げておりますけれども、どういうふうにその後、新党が構成されていくのかというようなこともまだ定かではありませんし、あくまでも仮定のことですからお答えしない方がかえって混乱をさになったときに、またそのようなことを部下に勧め、同じようなこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもお話がございましたように、いやしくも全体の奉仕者として国民から疑念を持たれるような行為があってはならないということを厳に戒めて、綱紀の粛正に取り組んでいく決意であります。
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、この三年間ゼロ成長を続けて、先般の十月の月例経済報告を見ましても弱含みの状況にあるということは厳しく指摘をされているところであります。  そういう状況を背景にしながら、これまでも間断なく対策を打ち出して講じてきたと...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 言われる御意見もわからないではないんですけれども、ことしは御案内のように四月に統一地方選挙がございまして、地方自治体は六月に本予算を組んで具体的な作業に入る、こういうこともございましたし、政府としては七五%以上の前倒しをして公共事業の発注をする、こういう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどの答弁の中で、公共事業の前倒しは七五%と言いましたけれども、七五・六%の間違いですから訂正をしておきます。  それから、宗教法人の問題につきましては、これは宗教法人法の見直しがオウム真理教のこうした問題があったことをきっかけにして国民の関心が高ま...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今申し上げましたように、オウム事件をきっかけにして宗教法人というものに対する国民の関心が非常に高まってきておる。それで具体的に、この四月からですか、宗教法人法の審議会が開かれて、そしてそれなりに審議会の中で検討が加えられてきた。それで、その検討が加えられ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは、国際的に広がっているから所管庁を動かすだけでは意味がないじゃないかと、こう言われますけれども、少なくとも国内における宗教活動の実態というものをやっぱり責任を持ってある程度承知できるというようなものにする必要があるのではないかということは、私は当然...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 沖縄県が戦前から戦後にかけて、これは講和条約も結ばれたこの時点からも沖縄は施政下にあって、依然として日本に復帰ができないといったような状況も続いたし、また復帰後も日本にある基地の七五%が沖縄に集中してあるというようなことで、沖縄県民の皆さんにはもう本当に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、宣誓書の内容から見ましても、自衛官はいざというときは身を挺して国を守るという崇高な任務を有しておるものだというふうに考えております。
○国務大臣(村山富市君) ですから、今私は崇高な任務を有しておると、こういうふうに申し上げたんです。
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、防衛庁は国家行政組織法上、総理府の外局として位置づけられております。これは、防衛庁設置法やら自衛隊法等において所要の規定が置かれており、自衛隊が我が国の平和と独立を守り国の安全を守るという任務を果たすために必要な体制...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 統幕議長や幕僚長を認証官にすべきではないか、こういう御意見でありますけれども、これは例えば政務次官やら事務次官、あるいは警察庁の長官や海上保安庁の長官等々についてもやっぱり均衡の問題もあると私は考えておりますが、そういう均衡上の問題を考えた場合に、現在の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、外務大臣からも答弁がございましたように、情勢は動いていっているわけですから、したがってその動いた情勢に対応して私は物を考えて発言をしておるつもりなんです。その底に流れているものについては一貫をして変わっておりません。これはやっぱり北朝鮮が核疑惑を解消...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはたびたびこの席でも答弁を申し上げましたけれども、これまで冷戦構造という国際的な状況を背景にして、軍拡を進めるか軍縮をするか、あるいは日本の自衛隊が再び武装して海外に派遣をされるといったような事態も心配されるというようなことがいろいろ議論をされた経過...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の対策につきましては、経済の現状に的確にどう対応していくかということを最重点に考えて、そして今お話もございましたように最大規模の、十四兆円を超える大型の事業規模を確保するということを前提に対策を樹立したわけであります。  その中身としては、まず第一...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) バブル時代に土地が異常に高騰して、土地神話というような言葉が使われたぐらいであったわけでありますけれども、バブルの崩壊とともに土地がだんだん下落していく、こういう状況にございます。しかし、下落した現在の時点でもまだ高いんじゃないかこういう見方をされる方も...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘の言われる意味は本当によくわかります。公定歩合を史上最低に引き下げて、そして市場金利も低目誘導にずっとやっていって何とか日本の景気を回復していく。景気を回復すればそれは循環的にまた皆さん方にずっと戻っていくわけですから、そういう政策もとりながらやら...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 行政が常に国民の期待にこたえて効果的に効率的にやれるようにしていく、そのためには可能な限り簡素化して効率化していくという努力をしていくことは当然だと思います。同時に、今お話もございましたように、経済の成熟化とか、あるいは高齢化、少子化とか、あるいはこれだ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、大変温かい御理解ある御激励もいただいたわけでありますけれども、私は本当に与党三党の皆さんが、今お話もございましたように、この行政改革の問題について真剣に取り組んでいただいておるその姿に対しては心から敬意を表したいと思うんです。  今お話もございまし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来お話がございますように、オウム真理教の今回の事件というのは全く凶悪な事件でありまして、絶対にこれは再発をしてはならないというので捜査当局も厳しく捜査を続けておるというふうに思いますから、やがて真相は明らかにされてくると思うんですが、ただ宗教法人の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ちょっと今ほかのものを見ていたものですから、失礼しました。  今、委員からお話がございましたように、戦後五十年の節目の年に当たります。この委員会でたびたび御質問も受け、お答えも申し上げましたけれども、戦前、本土では経験し得ないような厳しい戦場化した、犠...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今申し上げましたような戦後の沖縄の置かれている現状を考えた場合に、これまでもいろんな事件があったと思いまするし、その事件についても多くの方々が泣き寝入りをしたといったような話もいろいろ承っております。とりわけ、今お話もございました少女への忌まわしい暴行事...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど外務大臣からも答弁がありましたけれども、日米安保条約の目的達成のため、我が国に駐留する米軍に施設・区域を円滑かつ安定的に提供することは我が国の条約上の義務でございます。このため、引き続き米軍の用に供する必要がある土地で、契約により使用権原が得られな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、戦前、戦中、戦後、沖縄の置かれておる現状というもの、沖縄県民のこうむっておる心情というもの、そういうものをしっかり踏まえて、これは単に沖縄だけの問題ではなくて、日米安保条約というのは日本の国全体の安全保障のためにある...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私もかつて委員をしているときに山をずっと視察に行ったことがありますけれども、今、委員からお話がございましたように、これはもう国有林、民有林を問わず、材木の値段が下がったということもあると思いますけれども、相当手が入らずに荒れておるということは私も各地区で...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 何か先ほど来聞いていますと、何にもしなかったじゃないかという印象を与えるような発言というのは、私はやっぱり正確にきちっとお聞きいただきたいと思うんですよね。それはモンデール大使との会談の中でも、あるいは2プラス2の会談の中でも、言うべきことはきちっと言い...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは今お話がございましたように、もう前提が違いますからね、だからなかなか議論がかみ合わないわけですけれども。日米安全保障体制というものは、総合的に考えて日米の政治的な意味を含む、ここは大変大きいものがあると思うんですね。そして、もちろん世界全体を考えた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど経済企画庁長官からも答弁がございましたように、三年連続してゼロ成長と。これはもう単なる循環的な不況ではなくて、やはり日本経済の持っておる構造的な問題等々の改革を進めていく必要がある。  とりわけ、今お話もございましたように、銀行の不良資産の問題と...全文を見る
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもお話がありましたように、地価をどうするかという問題についてはあらゆる角度からいろんな意見があります。これはやっぱり地価税は凍結すべきだとかあるいは軽減すべきだとかいう意見もある反面、言われましたように今だってまだ地価は高い、だからもう少し下...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、法務大臣からお話がございましたように、十分連携をとり合いながら、そごのないようにきちっと取り組んでやっておるということについては、今答弁があったとおりであります。  ただ、何か二転三転しているというふうに誤解されておることについてはもう大変私も迷惑...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、防衛庁長官からも答弁がございましたように、これは内閣が抱えている当面するもう最大の課題だという受けとめ方をいたしております。きのうも政府・与党の連絡会議がありましたからそこでも意思疎通を図って、そして政府・与党一体となって取り組もうということの確認も...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 委員御指摘のように、不良債権の処理問題というのが景気浮揚策の一つの大きな最大のネックになっておる、当面の緊急の課題として私どもは果断にこの問題の解決に取り組む必要があるという認識については、全く同様だと思います。
○国務大臣(村山富市君) これは今、農水大臣大蔵大臣から答弁があったことともう全く同じでありまして、外国から日本の今の金融の扱い等々についてどういう評価をしているかということについては、これは一つの意見として私どもも厳粛に受けとめなきゃならぬと思いますけれども、金融システムという...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 山林、林業の重要性については、もうきのうも申し上げたとおりであります。その理解と認識は全く同じだと思います。  ただ、今お話もございましたように、国有林野事業というのは大変な赤字を抱えておりまして、その経営の健全化のためにいろいろ各般の議論もし、努力も...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 税というのは中立公正というものが前提ですけれども、せっかくそういう制度を導入するわけですから、二律背反性のところがありますけれども、しかしここはやっぱり工夫して、その効果が上がるような対策というものは考えていく必要があるというふうに思います。
○国務大臣(村山富市君) 三党連立政権というのは、それぞれの党が自主的な立場でお互いに話し合いをして合意点をまとめて決めていく、これは政策についても大事についても同じことですね。どこの党がひとりで決めたからひとりで決まっていくというものではないわけです。そういう意味で、この連立政...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 変わりません。
○国務大臣(村山富市君) これはもう三月の予算委員会でも御質問がございましたし、それからまたこの臨時国会でも衆議院で御質問がございましたし、参議院でもまた質問がございました。  これはもう私は一貫してお答えを申し上げておるわけでございますが、戦後、米ソが対立するという冷戦構造の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) そういう厳しい時期にあるときだけに平和憲法の精神を守って、そういう危険な道に入らないということのために非武装中立という政策を掲げて闘ってきたんですよ。ですから、そういう厳しさがあればあるほど日本の国は平和憲法に立って、危ない道に入ってはいけませんよ、戦争...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは私どもはひとりでもって物事を変えるわけじゃないんです。やっぱり大会で議論をして、そして大会でお互いの議論の上から方針を決めていくんです。そういう性格のものですよ。私どもは、もう国際情勢全体から見てそういう危険な状態が全体としてなり得るなんてことは想...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、勝手に思い込んでというのはどういう意味がわからぬけれども、これは委員会だから私があなたの方に質問することはできませんから言いませんけれども、勝手に思い込んでいるわけじゃないですよ。  米ソが対立をして、あなたは若いから経験がないかもしれぬけれども...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 想定や仮定をして問答しても私はしょうがないと思いますけれども、例えば北朝鮮に核の疑惑があると。これは非常に核廃絶を言っているときに危険だというんで、米朝会談をうまく合意できるように我々も協力をするし、そのために努力もする。そして米朝会談が合意をして、今K...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、産業構造を転換する中でいろんな変化が起こってきますね。その変化の中で、例えば構造変化に乗り切れない業種も私は出てくると思います。そういう乗り切れない業種の職場で働いている労働者の雇用問題というものもあるわけですから、したがって労働者が失業すること...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) さっき助成率が変わった話を申し上げましたけれども、そのときに特定業種という言葉を使いましたけれども、これは特定求職者の間違いですから訂正しておきます。  それから、今お話がありました、私は全体の雇用の状況というものの推移を見ておりまして、できるだけ失業...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もろもろの分野というのがどういう分野を指しているのかちょっと私には理解できませんけれども、今、本年内に新経済計画を策定するために準備を進めております。これは二十一世紀に向けて中長期的な我が国経済の展望を切り開いていく、そのための方向、方針を決めるために今...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 審議会の審議の経過が正常であったか正常でなかったかというような議論もいたしておりますけれども、これは先ほど来答弁がありますように、審議会というものは委員が会長互選をして会長総括のもとに運営されていくんですね。そして、審議を尽くした上、大方の意見として会長...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 一つの政策についてやってほしいとかあるいは反対であるとか、そういう世論調査と、政権をどうするかという世論調査と同一に扱うことは、私はこれはやっぱり政治を担当している者の責任として軽々に扱うべきものではないというふうに思っております。
○国務大臣(村山富市君) ですから、これはたびたび私は申し上げておりますように、そういう国民の声については謙虚に受けとめて、誠実にこたえてまいりましょうと、こう言っているわけです。
○国務大臣(村山富市君) それぞれの審議会に違いがあるかもしれませんけれども、一般論とは申し上げましても、今度の宗教法人審議会のことにかんがみても、これは先ほど来言っていますように、委員の互選で会長が選ばれるわけです。選ばれた会長が会議を取り仕切るわけです。そして審議を重ねた結果...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来申し上げておりますように、これは私は委員会の経過についても素直に聞いて素直にやっぱり理解した方がいいんではないかというふうに思いますから、それは決められた経過について異議がある者が抗議を出した。その抗議を受け付けてまたやり直すというようなことをし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほどから答弁していますように、私はこの報告をそのまま素直に聞いているわけですけれども、会長が一任を取りつけられた。一任を取りつけられたというのは、委員の方が賛成して一任をされたんだと思いますね。そして、会長が取りまとめて文部大臣に報告した。その限りにお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、先ほど来答弁もございましたように、本質的に原則として審議会等は公開すべきであるということはもう申し上げたとおりでありますけれども、その中で二十その審議会は非公開にするということを決めてあるわけですね。この宗教法人審議会もその非公開にするというもの...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 事の発端は、この参議院の本会議で平成会を代表する議員の質問の中で田沢さんの件があった、それを質問からは削除した、それは裏取引があったのではないか、こういうことが新聞に報道されて、そしてその質疑の中身というのは二億円借り入れたという問題があったと思うんです...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 閣僚の一人としていろいろ問題があったんなら、それは総理の責任として私は疑惑を解明いたしますよ。だけれども、それはございませんと言って本人が法務大臣を辞任されたんですよ。辞任された後どう扱うかということについては、これは内閣の問題ではなくて、どうするかとい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは、今、委員が言われたように、あくまでも法に触れることをしたんだ、悪いことをしたんだ、こういう前提に立って物を考えればそういうことになるかもしれませんけれども、私どもはそうではなくて、本人から聞いた範囲では裏取引はなかった、二億円の金というのはこうい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、通産大臣から答弁がございましたように、この事実の関係というのは今照会中でありますからはっきりわかりませんけれども、一般論として申し上げれば、やはり外国のそういう機関が日本の国内で活動するということは好ましいことではないということははっきり申し上げられ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、質問、答弁を聞かせていただきましたけれども、確かにそんなことは厳格にやっぱり慎むべきであって適正を欠いておると思いますから、今後そういうことのないように行政側の姿勢というものを正していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(村山富市君) 今、農水大臣から答弁をされましたように、農業が立ち行かないような状況というものはやっぱり阻止しなきゃならぬ。ですから、その米価がぐっと下がることによって、つくってもつくっても採算がとれぬというような事態を招くようなことのないようにしていきたい、しなきゃな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もう一遍言ってください。
○国務大臣(村山富市君) それは、今ぽっと聞かれて事実関係もよくわからぬけれども、しかし過去の行為に誤りがあれば反省することは当然だと私は思います。
○国務大臣(村山富市君) 先日衆議院の予算委員会でも同じような質問がございました。  私はそのときに、本会議における私の答弁には舌足らずな点があって、韓国の新聞等を見ますといろんな波紋も広げていることに対しては懸念をいたしておりますということを前提にして申し上げたわけであります...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は先ほどから答弁しておりますように、いろんな史実を記録したものはあると思いますが、今、委員が言われたことについてはこれは私も今初めて聞く話で全然見ておりませんから何とも言えませんけれども、しかし当時の状況から判断してみて、対等平等の立場で締結されたもの...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、私は五十年の節目に当たって八月十五日の総理談話でも明確に申し上げております。やっぱり過去の一時期に国策を誤って、そして日本の国民を塗炭の苦しみに遭わせると同時に、アジアの諸国の皆さん等々に耐えがたい苦痛と被害を与えたということについて厳しい反省を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは同じ答弁になりますけれども、八月十五日に私が出しました総理談話というのを率直に認めてもらいたいと思うんです。先ほど来答弁を申し上げておりますように、当時の状況から考えてみて、そして対等平等の立場で結ばれた条約とは私は考えておりませんと、現実に植民地...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 特定の兵種をどういうふうに配置するかということは、日米安保体制をどのように円滑に活用していくか、効果的に維持するかということで判断をすべき問題であって、それはやっぱり全体として判断をしなきゃならぬ問題だと思いますから、ここで軽々に言うべき、また言えること...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私がこの委員会で昨日答弁しましたのは、沖縄県の県民の皆さんが戦前から戦中戦後にかけて、それは本土に住んでおる国民が味わわなかった苦痛と苦難を受けて耐え忍んでこられておる。しかも、今度また少女が暴行を受けるようなこういう事件も起きているし、これまでもそうい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、外務大臣から答弁もございましたように、日米安保条約というものが単に日米関係だけではなくてアジア全体、太平洋地域を含めて一つの平和と安定を確保する意味における軸になっておるということも、これは私は言えると思うんですね。  これは率直に申し上げまして、...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(村山富市君) たびたび私の方から御答弁を申し上げておりますが、戦前、戦中、戦後を通じて沖縄の置かれている現状というものを考えた場合に、今回の事件はもとよりでありますが、沖縄県民の心情とかあるいはそうした沖縄県民の心情を背景にした知事の立場というものは十分理解ができるわ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 事前の話し合いの中で、防衛庁長官が沖縄へお伺いしたときに知事が基地全体を案内して、そして基地の現状について知事の考え方なりを言いたいということだと思いますが、そういう基地全体の全貌をつかんだ上で防衛庁長官と知事と若干の話し合いをしたいというようなことで日...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今度のこの事件に絡む事案についてそれぞれ各党ともいろんな意見がおありになるのは当然だと思います。そういう各党の意見やら沖縄県民の気持ちというものを踏まえた上で、外務大臣から今お話がございましたように、十七条五項の(c)の運用について専門家が真剣な話し合い...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 専門家会議で話し合いをしているのは、今、外務大臣も御答弁があり、委員からも御指摘ありましたように、十七条五項の(1)の運用について話をしているわけですね。その運用についてある程度の結論が出たとした場合に、その結論でいいのか悪いのかというようなことについて...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは改善をするための話し合いをしているわけですから、したがってお互いに合意を得られてここまで踏み込んだ改善をする必要があるというふうな話になれば、当然私はそうすべきだというふうに思います。
○国務大臣(村山富市君) これはこの委員会でもたびたび議論をされて、一つの共通した理解と認識は私は前提としてあると思うんです。それは何かといえば、金融というものは産業の動脈的な役割を果たす大事なものだ、日本の景気を回復するための一つのネックにもなっておる、したがって金融秩序は保持...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ですから私は、やっぱり第一義的にはこれは民間の企業ですからね、したがって民間で、それぞれの担当者のこういう事態に至った責任というものは、これは民間の企業といったって公的に大きな影響力と役割があるわけですから、したがってその責任というものは明らかにされなき...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) たびたび申し上げておりますように、これは最終的にはやっぱり公的な関与もしなきゃならぬ、あるいは公的資金も導入せにゃならぬというようなことになる可能性というものは私は否定できないものがあると思うんです。  それだけに、前段における経営の責任というものは当...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 谷口議員の御質問にお答えを申し上げます。  なぜ金融機関の開示が一挙にできないのか、また米国における開示基準と同様の基準を検討すべきではないか、こういうお尋ねでございますが、ディスクロージャーは、金融機関経営の透明性を高める、また経営の自己規制を促...全文を見る
10月20日第134回国会 衆議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 石井議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、防衛施設庁長官発言に関する御質問がございましたが、今般の沖縄問題につきましては、内閣を挙げて今取り組んでいるところでございまして、ある意味では重大な時期にあると認識をいたしております。こうした状況のも...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 高見議員の質問にお答えを申し上げたいと思いますが、阪神・淡路大震災を受けた被災現場においてみずから救援活動に専念をされた、その経験に立った貴重な御意見を今拝聴させていただきました。  御質問にお答え申し上げたいと思いますが、今回の改正案におきまして...全文を見る
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○村山内閣総理大臣 今本人からお話がございましたように、戦後二十一年に、東海科学専門学校というのがあって、そこに夜間部が設置をされたから、昼間働きながら夜間の学校に学んだ、二十一年、二十二年に学んで、途中でもうその専門学校も退学された、こういう経緯でありますし、その東海科学専門学...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは調査をするほどの中身ではないと私は思いますけれどもね。  いずれにいたしましても、今私が申し上げておりますように、確かにその扱い方について適切でなかったということは言えるのではないかと思いますから、必要があれば訂正をしてもらうということにしたいと思うの...全文を見る
○村山内閣総理大臣 当面、少女暴行事件といったようなものがございまして、そうした凶悪な犯罪に対する刑事裁判子絞の扱いをどうするかということについて専門家委員会が開かれて、その専門家委員会でもって、先ほど答弁がありましたように、一定の合意に達した。  しかし、これはこれですべてが...全文を見る
○村山内閣総理大臣 二十一日に八万五千人の集会がございました。その集会における決議文もいただいておりますけれども、それは沖縄県民のその集会に反映された県民の心、意思というものは、それだけで片がつくと私は考えていません。
○村山内閣総理大臣 ここで協定の見直しはしませんよといって断定的に考える必要は私はないと思うのですよ。改善を必要とする問題点があれば、それはどんどんやはり日米合同委員会に出していって、そしてお互いに協議をしていくというのが当然のことだと思いますし、今回の二十一日の沖縄県民集会で反...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この十一月の四日、五日、まだ決まっておりませんけれども、沖縄県知事と私とお会いすることに予定をいたしております。その会談の中で、沖縄県民の今ある状況やら知事の考え方というものをお聞きした上で、そうした問題の扱いについて、どうすることが双方にとって最善なのかとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これからお会いをして、そしてお互いの理解と了解を取りつけて円満に話を進めていこう、そのために何が必要なのかということをこれから真剣に話し合いをしようというふうに考えているときに、もしそれができなかったときはどうするんだこうするんだという話をすれば、それは、これ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 戦後五十年経た歴史的な動きの中で、国際情勢も随分変わってまいりましたし、国際情勢が変わってくれば、日米安保条約、日米安保体制というものの持つ歴史的な意味というものもやっぱり大分変わってきて当然ではないかというふうに思うのですね。  しかし、一貫して変わらない...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そういうことを前提にして、私は、やっぱりこれは、十一月に日米首脳会談も開かれることになっておりますし、それから同時に、アメリカの国防長官も来て、いろいろ会談が持たれることになっておりますから、そういう場でお互いの持っている考え方というものを率直に話し合って、そ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや私は、限定的に物を考えるんではなくて、これから協議をし話し合いをしていくわけですから、したがって、基地、区域の整理統合というものを話し合う中で、これはもう必要ないなというふうな話になれば当然縮小という問題も起こってきましょうし、そういう問題については、やは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今さっき言いましたように、これからアメリカの国防長官もお見えになって、そして日本との話し合いもなされる。これは恐らく外務大臣も話し合いをまたされると思いますし、そういう外交ルートを通じての話、それから十一月には日米首脳会談も予定されておる。そういう場を通じて、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いやしくも国民から見て疑念を持たれるような形、姿というものはやはりできるだけ改善をした方がいい、これは当然のことだと思うのですね。そういう意味で、今回の閣議決定においても、こういう疑念が持たれるような審議会のあり方というものについては思い切った改善をしようでは...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは一般的な、抽象的な話ではなくて、具体的にこういう責任が問われるようなことをしているではないか、その責任はどうとられるのか、こういう話になれば、私は、それは責任の所在が明確になれば、その責任についてはきちっとやっぱりとってもらわなければいかぬというように思...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、その審議会の委員でもないし、その審議会に出ておったわけでもありませんからね。ただ、その審議会の経過から見て、互選されておる会長が、審議の経過を踏まえた上でこれはもう大方の取りまとめをしたいというので取りまとめをして、そして文部大臣に報告された、こういう経...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは全然関係なしに、一般的に使われているとすれば、今広辞苑の解釈の話がありましたけれども、やはり大方と言えば、大体こう見て大部分だなというように判断されることだと思いますよ。思いますけれども、それはその審議会の中の状況、審議の経過等を総合的に判断されて使われ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、言葉を、その解釈を間違えるといけませんからね。あなたは大辞林も引かれて、大方というのは大部分と書かれておる。だから一般論として申し上げればそういうことだと思いますと。しかし、これは審議会の選ばれた会長が、その審議の経過を踏まえて大方という言葉を使われた。...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、文部大臣がその審議会に、何とか意見を、審議をして報告をいただきたいということをお願いしておる立場ですからね。ですから、もう二十二日に審議は一応尽くされた、もう一日やはりやるべきだとかいうような意見があって、二十九日にやられたというように聞いておりますが...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、たびたび御質問があってここで答えておりますけれども、確かに宗教法人の制度のあり方について審議をされた委員会だと私も承知をいたしておりますけれども、しかし、その審議の中で、個別の宗教団体の問題について触れる場合がある。同時に、これはもともと非公開にすると...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は短い経験ですけれども、審議会から報告を受けたり審議会から答申を受けたり、その報告や答申を尊重して政府が責任を持って法案を作成して出すのですよ。その法案がいいか悪いかという議論は十分してほしいと思いますね。だけれども、その前に、審議会がよかったか悪かったか、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ちょうど日曜日、私はニューヨークにおったものですから、そのテレビは拝見していないのですけれども、残念ながら拝見する機会はなかったのですけれども、私は、今回の宗教法人法の改正の問題というのはオウム事件というのがきっかけになったことは間違いないと思いますね。  ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それはこれだけ大勢の議員がおられるわけですから、個々の議員が発言されることについて一々政府の責任を問われても、これは政府が責任を持ってお答えするような問題ではないのではないかと私は思います。
○村山内閣総理大臣 信教の自由とそれから政教分離の原則というのは遵守をします、これはもうはっきり申し上げているわけですね。その上に立って、これだけ世間の皆さんがやはり見直しをすべきだ、問題がある、こう言われているときに、政府がそれに耳をふさぐことは許されない。私は、そういう意味で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、今回の法案の宗教法人法の改正というのは、さっきから申し上げておりますように、オウム事件というものがきっかけになって宗教法人という活動について国民の皆さんが改めて疑問を呈して見直しをしたというふうに思うのですね。ですからこういう世論がやはり起こってきたんだ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今次の景気の局面というものを見た場合に、これまで累次の景気対策を講じてきて、しかも公共投資等についても思い切ってやってきたわけでありますけれども、それはそれなりに私は影響はもたらしてきておるというふうに思うのですけれども、残念ながら思ったとおりに景気の回復は、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘にありましたディスクロージャーの問題は、金融機関の経営の透明度を高める、同時に経営の自己責任というものを明確にする、それからまた預金者も、透明性が高まることによって、その銀行の経営の実態というものを把握した上で預金をするあるいはしないという判断を自己責任...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、景気回復内閣と銘打って、そして景気の回復がこの内閣の最大の負わされた課題であるという決意で、内閣一体となって取り組んでおりますし、先ほど来経済企画庁長官からもるる説明がありましたけれども、今のこの景気の動向に対して切れ目のない手を確実に打っていく。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 オウム真理教の事件につきましては、今、法と証拠に基づいて警察の方で、司法当局の方で厳正な取り締まりをやっていますし、先ほども報告がありましたように、相当犯人も捕らえて徹底的に今やっているところですから、その成果に期待をしたい。  やがてこのオウムの事件の全容...全文を見る
○村山内閣総理大臣 事柄によるので、それは拙速で決断をして直ちに実行できるという問題もありましょうし、事柄によってはやはり慎重の上にも慎重な判断を求めて決断をするということもありましょうから、一概には私は言えないと思いますけれども、そういう心組みで問題によって対応してきているとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 誤解があるといけませんから申し上げておきますけれども、破防法を適用するかどうかという問題については、いろいろな手続の段階があるわけですね。この手続を開始するかどうかということについては、官報に公示して、そしてまた、それなりのいろいろな弁明をする機会とかを与えて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 冒頭に力強い激励をいただきましたことを心から感謝申し上げます。その決意でこれからも政権を担当して頑張っていきたいというふうに思います。  今桜井議員から、地球規模のこれから当面するいろいろな課題についてのお話がございましたが、私は、先般、国連創設五十周年の記...全文を見る
○村山内閣総理大臣 二十一世紀に向けて、真の豊かさを実現するために何が必要かというようなことについての高邁な御意見を今拝聴いたしました。  私は、やはり五十年たった今日を考えてまいりますと、いろんな困難を乗り越えでこれだけの経済成長を遂げて立派な国をつくっていただいた、それはそ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今議員から、坂本弁護士一家の追悼の式に参列をされた厳粛な言葉を、そういう気持ちで拝聴させていただきました。これはもう本当に恨んでも恨み切れないような凶悪な事件だったというふうに思うし、御遺族の皆さん方も大変無念な気持ちでいっぱいだというふうに思いますが、心から...全文を見る
○村山内閣総理大臣 たびたび答弁いたしておりますけれども、宗教法人審議会の報告というのは、私は、適正に審議も進められたし、また、会長のもとに取りまとめられて文部大臣に報告されたものだというふうに思っていますし、その報告を尊重して、政府の責任において国民の期待にこたえるために法案の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これはたびたび申し上げておりますけれども、戦前、戦中、戦後を通じて沖縄の県民の皆さんがこうむった大変な御苦労、あるいは不安、怒り、悲しみ等々の心情を考えた場合に、私は、やはり沖縄県民の心というものは国民全体が共有すべきものだという立場に立って、これからはその期...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この委員会でも答弁申し上げましたが、十一月の四日になるか五日になるかわかりませんけれども、私はこういうふうに申し上げているわけです。知事の日程のとれる日を最優先にしてお会いをいたします、お決めになったら御連絡をいただきたい、こういうふうに申し上げているわけであ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘のとおり、この住専問題の処理等に当たりましても、やはりその責任の所在と問題点というものを明確にした上で、国民の皆さん方の御理解と御協力をいただく面があるとするならば、それは前段をきちっとやった上で御協力をいただくということにならなければいけないと思います...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十月二十一日に開催されました沖縄県民の総決起大会の決議につきましては、私もいただいております。二十四日には、委員も一緒にお見えになりましたけれども、地元の県会議長さんを初め各党各会派の代表の皆さんあるいは市民運動団体の皆さんもお見えになりまして、こもごも訴えを...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今度の沖縄の少女暴行事件というものが起こって、そしてこの二十一日の沖縄県民決起集会もあった。こういう事象があったことに対してどう対応していくかというので、これは、アメリカも私は相当大きな衝撃を受けたと思いますよ。ですから、クリントン大統領も記者会見で、これはや...全文を見る
○村山内閣総理大臣 委員にちょっとお断りしておきますけれども、こうしてお互いに質疑をやりながら、政府も誠意を持ってこたえていきます、やります、こう言って一生懸命やっているのに、やる気もなければ力もないというふうに断定してしまったのでは、これは大変な誤解を受けますからね。だけれども...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今お話もございましたこの普天間飛行場の全部返還については、沖縄県知事を初め地元から強い要望があって、日米合同委員会にも問題として提起をされて、今検討中の課題になっておるということは承知をいたしております。  しかし、なかなか難しい事情もあって、右から左にすぐ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今答弁しましたように、これは日米合同委員会で検討する課題になっておるわけですから、引き続き我々はその検討を精力的にやっていきたいというふうに申し上げておるところです。
○村山内閣総理大臣 何も知事と会うのに、知事に代行を迫るなんということは一言も私は言っていませんよ。誠意を持ってお互いに話をするつもりです、こう言っているんですよ。それをあなたは断定して、向かう方向が違うんじゃないかと勝手にあなたがおっしゃっているだけの話であって、そんなことは私...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ことしの一月の日米首脳会談で、先ほど来議論がありますように、那覇軍港の問題とか三事案について私の方から提起をして、何とか沖縄の皆さんの期待にこたえて解決をしたいということも申し上げておりますから、私はそれなりの努力はしてきていると思いますけれども、しかし、今あ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 ごもっともな意見だと思いますが、一般の庶民の暮らしというものを見ていますと、やはり預金や貯金に集中して、もうそれは銀行というものに対する、あるいは金融機関に対する信頼というのは絶対なものですから、これは間違いない、こういうふうに思っておったと思うんですね。 ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 午前中の伊藤委員の質問に対する私の答えの中で、ちょっと訂正するところがあるわけです。  東海科学専門学校は文部省に正式に認められていない、いわゆる各種学校のようなものというふうに申し上げましたけれども、それはそうでなくて、この東海科学専門学校というのは文部省...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(村山富市君) 今お話がございましたように、オウム真理教の一連の凶悪な犯罪行為、これは捜査を今徹底してやっていますからやがて全貌も解明されると思いますけれども、それをきっかけにして宗教団体の活動なり宗教法人のあり方というものに対する国民の関心も高まってまいりました。昭和...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもいろいろお話がございますように、土地の問題というのは、それぞれ国によって土地に対する観念というのは大分違います。  それは、土地というのは公共性を持っているものだから、そういう公共性を持っているという立場からいかに公共的に利用価値を高めて...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 戦前から戦中、戦後を通じて沖縄の県民の皆さんがこうむってきたいろんな重荷といいますか、いろんな事件も起こっていますし、そうしたものも含めて、我々本土の人間が味わわなかったような苦しみやら悩みやら、こもごも複雑な思いできているその心情というものはよく理解で...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 戦後五十年の節目に当たる今日、振り返ってみますと、国際情勢も随分変わってまいりました。冷戦構造のときからずっと考えてまいりますと、冷戦構造も崩壊をして、恐らく地球的規模の戦争なんというものはもう想定できない。むしろ、地域的ないろんな意味における紛争という...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはたびたび御質問にもお答えしておるところでありますけれども、戦前、戦中、戦後を通じて我々本土で生活しておる者が味わわなかった多くの苦労、苦痛、不安、あるいは怒り等もこもごも経験されてきておるそういう沖縄県民の置かれている状況とその気持ちというものは、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 五条、六条の問題については、今、外務大臣から答弁があったとおりでありまして、五条の場合にはこれは防衛の義務を負う、その防衛の義務を果たしていくために日本が基地やら施設を提供する、こういう五条、六条の関係にあるわけです。  私は、確かに国際情勢全体は冷戦...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは党の出している文書の中にはいろいろなことを書いているものがあると思います。その九五年宣言の中に書いてあることも、私は目標としてはそれほど誤ったものではないと思うんです。  それはなぜかといいますと、さっきから申し上げておりますように、世界全体が軍...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) せっかくの御質問ですけれども、私この事実関係がよくわからないものですからちょっと答弁のしょうがないんです。いずれにいたしましても、これは公的資金が付与されるわけですから、したがってそれぞれの政党はそのことに照らして、国民から疑惑を持たれたり疑念を持たれた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 科学専門学校に学んだ事実は、これはもう本人もちゃんと認めていますし、あるんです。ですから、学んだと書いたことについて私は学歴詐称になるとかそんなことは思っていませんし、ましてや選挙に当選をしたいばかりに学歴を詐称したなんという意味のものでは全然ないという...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、それはあなたの質問に対して本人もはっきりそう答えておりますから、したがって私は本人を信頼していますと言っただけです。
○国務大臣(村山富市君) これは選挙公報を見ますと、「東海科学専門学校に学ぶ。」と、こうなっているんですね。だから、その学んだという事実は、これは本人が学びましたと、(「確認できない」と呼ぶ者あり)いやいや、トラックに乗って学校に通ったと、向学心に燃えて。しかも働きながら夜間部に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私はむしろあなたの言われる意味がよくわからないんですが、本人は東海科学専門学校に学んだと。学んだ事実はもうちゃんとさっきから本人が言っているわけでしょう。それで、しかも選挙公報を見たら、「東海科学専門学校に学ぶ。」と、こう書いてあるわけですから、その学ん...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 行革委員会を設置して、その行革委員会の中に情報公開部会というものを設けてできるだけ行政の透明度を高めて、そして国民にわかりやすくしたいと、こういう気持ちから私は所信表明演説でも申し上げているわけです。  今、それぞれの省の関連でたくさんの審議会や調査会...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) そういう見方をされる方もあると思います。しかし、それぞれ審議会委員の方にお願いをして、そして専門的な立場からいろんな審議をしてもらっているわけです。したがって、すべての審議会委員の皆さんがそうであるというふうに断定することは、それは審議会委員の権威にかけ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 腰砕けになっているということは全然考えていません。
○国務大臣(村山富市君) いやいや、新聞はそう書いてあるからといって、腰砕けになっているということではないんでね。これは閣議決定したんですから、閣議決定というのは閣僚全員に責任があるんです。ですから、閣議決定はどんなことがあっても決定の基準に基づいて実行させてもらいます。実行いた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来お話がございますように、宗教法人法というのは昭和二十六年に制定されたものです。戦争中に宗教団体が弾圧されたとかいろんなこともありまして、やっぱり信教の自由は保障されなきゃならぬという憲法の趣旨にのっとって宗教法人法がつくられたと思うんです。これは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) そのとおり申し上げております。昭和二十六年に制定をされて宗教法人法がそのままになっておる、社会の情勢も変わった、それから宗教団体も今や日本国内に十八万あるというんです、そしてその宗教団体にもいろいろなものがあると私は思います。本当の意味で憲法で保障された...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ちょっと静かに聞いてください。委員会でやじは飛ばすまいとだれか言いよったじゃないですか。静かに聞いてください。  オウムが宗教法人法見直しのきっかけになったことは間違いないと思いますよ、私は。きっかけになったことは間違いない。しかし、オウムだけのために...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 文部省は宗教法人を所管しているわけです。その所管している行政上の責任として、ああ、今まで勉強が足りなかったな、これから国内の宗教団体のことやらあるいは国際的なことやらいろいろやっぱり調査研究する必要があるなというんで、これから取りかかっていこう、こうして...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今あなたが言われたことが本当なのか、それは私は今まで聞いている経過からすればにわかに信じがたいものがありますね。  審議会というのは委員の互選で会長が選ばれているんですよ。会長は、その審議会の審議を全部取り仕切るわけです。それはもう皆さん御案内のとおり...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、今いろいろ質問やら答弁を聞いておりまして、それは会長がみずから筆をとって、鉛筆か万年筆かをとって書く場合もありましょうし、それから審議会の審議の経過を踏まえて会長の指示で事務局がつくる場合もありましょうし、それはいろいろだと思うんです。だから、一概...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これだけ関心を持たれている案件ですから、したがってそれは、会長の了解を得て公開できるものについてはできるだけ公開した方がいいというので、必要なものについては記者にブリーフをして、そして皆さんの理解を求めたということだと思います。ですから、議事録を公開して...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 審議会はたくさんあるわけです。公開できる審議会と非公開にすべき審議会と、それはいろいろあると思います。その中では、審議会の委員が発言したことが外に漏れて、そして脅迫されたりいろいろしている事例もあるわけですよ。だから、もう委員になり手がなくて審議ができな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 確かに、宗教法人に関連をして制度問題が議論された。制度問題に関する限りは私はそれは公開してもよかったんじゃないかと思いますけれども、しかし個々の宗教団体に関連するような発言があるというふうなことについては、これはやっぱり公開はできないということがあります...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、一つ一つの事犯について、具体的な事実関係というのがよくわかりませんから、したがって今、刑事局長からも答弁がございましたように、それぞれ日本の裁判所で審理がされて、そして判決が出されたものだというふうに私は思いますから、この判決についてとかくのコメ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、その女性が言われたことについて、衝撃を受けたその気持ちというものも理解できますし、同時に、何か知事が集会で、そういう女性が一番女性としての尊厳を侵されたということに対して、それに責任を感ずるというような意味のごあいさつをされたというようなことも聞いて...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほど来お話がございましたように、これは本当に、沖縄で起こった問題は沖縄だけの問題ではなくて、沖縄が戦前、戦中、戦後担ってきたこういう苦悩というものを国民全体がやっぱり共有すると、その立場で物を考えていくということが私は大事ではないかと思うし、そういう立...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今の大蔵大臣の答弁に尽きていると思うんですが、金融機関の場合には金融機関の業務というものがおのずから決められてあるわけです。しかも、それには一般の預金者が参加している、こういう仕組みになっています。  したがって、検査機能を強化していくということもある...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話がございましたように、去る二十一日のこの沖縄県民集会ということの対応というものも十分承知をいたしておりますし、同時に、その大会で決議をされた決議文についても沖縄県の代表の方々から御説明をいただきまして私も受け取りました。そういう沖縄県民の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 四日に大田知事がお見えになりまして会談をすることにいたしております。その会談の中で、私は知事の言い分というもの、知事の置かれた立場、沖縄県民の気持ちというものを率直にお聞きしたいというふうに思っておりますし、誠心誠意話し合って、どういう方途を講ずればお互...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) サンフランシスコ平和条約が発効するまでの間、これは戦争状態にあるわけですから、したがって戦争状態にある間については戦時国際法が適用されるということになると私は思いますけれども、しかし個々の具体的なケースについて違反をするかどうかということを問われてみても...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 川崎議員が当時聞かれた聞き方と、あなたがきょう聞く聞き方とは違うかもしれませんから、だから答弁の違いもあり得ると思うんですけれどもね。  ただ、私は今申し上げましたように、サンフランシスコ平和条約を締結する以前はこれは戦時下にあるわけですから、したがっ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ひとつ誤解を解いてもらいたいのは、沖縄県の大田知事を説得するというだけのものではないですよ、これはアメリカとの話もあるわけですから。ですから、アメリカとの話をすることによって、やっぱり沖縄県知事、沖縄県民の心に何とか報いるような話もせにゃいかぬというつも...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 松永議員の質問にお答えする前に、御質問の中にもございましたが、坂本弁護士一家やあるいはまた松本サリン事件、東京の地下鉄サリン事件等で亡くなられた方々に対して、心からその冥福をお祈り申し上げたいと思いますとともに、負傷された方々や遺族の方々に対して、心...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 鳩山議員の質問にお答えをいたします。  宗教法人法改正の目的についてのお尋ねでありますが、このたびの宗教法人法の改正は、オウム真理教事件を契機としつつも、先ほども御答弁申し上げましたが、昭和二十六年、現行法が制定されて以来の社会の変化や宗教法人の実...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 山原議員の質問にお答えを申し上げます。  オウム真理教が起こした事件の再発防止についてのお尋ねでありますが、オウム真理教が引き起こしました一連の事件につきましては、犯罪史上類を見ない極めて凶悪な犯罪であり、こうした事件を再び許すようなことは絶対にあ...全文を見る
11月02日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第3号
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○村山内閣総理大臣 今委員からお話がございましたように、宗教というものが、心の安らぎを与えたりあるいはまた公益法人として社会的にいろいろな役割を果たしてきておるという面もたくさん私はあると思います。しかし、最近のオウム事件のように、宗教に名をかりて犯罪を犯すといったような事例も散...全文を見る
○村山内閣総理大臣 委員御指摘のとおりだと私も思います。できるだけ宗教法人としての透明度を高めて、そしてお互いに信頼ができるようなそういう環境をつくっていくということは宗教活動をする上からも極めて大事力ことだと思いますし、それはまたそういう法の建前になっているわけですから、宗教団...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御意見のとおりでありまして、今度の改正案が特定の宗教団体や特定の政党を意図したものではないということは明確に申し上げておきたいと思います。  たびたび申し上げておりますように、信教の自由と政教分離の原則を守って世間も国民も納得できるようなものにしたい、こうい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 質問の冒頭に与謝野委員から御指摘がありましたように、これは例えば所轄庁がどういうふうに対応すべきかという問題について、山梨県の例やら熊本県の例等が挙げられて、そして東京都で全部が把握できない。ですから所轄庁は、当然これは文部省がやはり所轄すべきものだということ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 体の不自由な子供さんたちが特殊学校という普通校とは違った閉鎖的な、隔絶された場所で教育を受けることがいいのか悪いのか、こういう問題で私どもも随分議論をしたことは経験があるわけです。  両親の声を聞いてみましても、やはり普通校に学ばせたい、親がついておってもい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 御指摘のとおりだと私は思いますが、やはり人間として生きる条件というものをどうして引き出していくか。これは、例えば体に障害を持っておっても、その人の持っておる潜在的な人間としての能力と力というものはあるわけですから、そういう能力と力というものをいち早く引き出して...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私の家は代々真宗であります。
○村山内閣総理大臣 先ほどから委員の発言を聞いておりまして、私は終始一貫変わらない考え方をずっと申し上げているのですよ。ところが、マスコミの聞き取り方によって、前段の方を重く受けとめると前段の方を中心に記事を書くんですよ。後段の方を今度は重く受けとめますと、後段を主体にした記事を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど来答弁がありますように、警察の方で徹底的な捜査を今やっていますね。いまだ逮捕をできていない者についても、総力を挙げて逮捕をするために取り組んでおりますし、やがて、この公判も開かれておりますが、全体の全容というものが解明されていくと思いますね。そういう捜査...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは私は一貫して申し上げておりまするけれども、弁明手続を開始するということは、破防法の適用を前提にして開始すると思うのですね。それはもう、してもしなくてもいいんだといって手続を開始、公示することはないので、やはり官報に弁明手続を開始しますということを公示する...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今国家公安委員長から答弁がありましたけれども、国家公安委員長のもとにおいて日本の治安に携わる警察に対して全幅の信頼を置いておりますから、私は、そのようなことは絶対に起こり得ないと確信を持って取り組んでいきたいと思っています。
○村山内閣総理大臣 それは行政の中につくれというのか、あるいは立法府の議会に設けるというのか、それによって違うと思いますね。もし議会の方にそういうものを検討する委員会をつくるというのであれば、議会の方で御相談をいただいてお決めになることで、もしつくられれば政府としては御協力を申し...全文を見る
○村山内閣総理大臣 行政の立場から今取り組んでいる現状につきましては先ほど来それぞれの所管から答弁があったとおりなんで、これはやはり総力を挙げて閣僚一体となって取り組まなきゃならぬ問題だというふうに考えて今取り組んでいるわけでありますから、やはりもう少し全体の動向を見ながら、ある...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、文部大臣からも答弁がありましたように、この審議会というのは、行政処分をやったりあるいは認証したりするような性格を持った審議会ですから、これは公開をしなくてもいいという除外の審議会になっているわけです。しかも、これは非公開ということを前提にして審議をしている...全文を見る
○村山内閣総理大臣 さっき総務庁長官から答弁がございましたように、二十九日の閣議で、審議会の透明性を確保するということを前提にして、いろいろ議論をして閣議決定をいたしました。  この宗教法人審議会は、先ほど来お話がありますように行政処分をする機関でもありますし、それから制度、政...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が承知している範囲では、この宗教法人審議会は以前からずっと非公開を原則として運営してきている。一北側委員「それは行政処分だからじゃないですか」と呼ぶ一ですから、改めて非公開にしますなどということを確認してやっているようなルールにはなっていないというふうに聞い...全文を見る
○村山内閣総理大臣 以前からこの宗教法人審議会は非公開を前提としてやってきておるという経過がありますから、したがって、この四月から審議を始めた場合も、非公開にしますなどということを改めて確認する必要はなかったんではないか、私はそういうふうに理解をしているわけです。
○村山内閣総理大臣 ちょっと質問の意味がよくわからぬものですから。
11月02日第134回国会 衆議院 本会議 第11号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 松田議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず第一に、国連五十周年記念総会特別会合出席の機会に、なぜ日米首脳会談が行われなかったのかとのお尋ねでありますが、確かに、先般の私のニューヨーク訪問の際には、日米双方の日程の都合もあり、また、予算委員会で...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君)(続) いや、あらかじめ通告があったと聞いておりましたから、答弁漏れがあるといけないと思ってお答えしたのでありますが、私の聞き違いでありますから、答弁は差し控えます。(拍手)  残余の質問につきましては、関係大臣から答弁をさせます。     〔国務...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 古堅議員の質問にお答えをいたします。  沖縄県民の声についてどう考えているかとの御質問でありますが、私はたびたび申し上げておりますように、沖縄県民の皆様には、戦前、戦中、戦後を通じて多大の犠牲と御苦労をおかけしております。特に戦後は、長期にわたって...全文を見る
11月06日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第4号
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○村山内閣総理大臣 オウムが引き起こしたこの一連の凶悪な犯罪事件と今度の宗教法の改正とは、私は直接的には結びつかないものだというふうに思いますね。ただ、この宗教法人法の改正がこれだけ政治の俎上に上ってきたきっかけになったことは間違いないと思います。それで宗教法人法というものに非常...全文を見る
○村山内閣総理大臣 なかなか判断が難しい問題だと思いますけれども、私は、少なくとも今の宗教法人法の改正が今回提案されているような形でなされて、宗教活動や宗教団体のやっていることがある程度透明度を高めて、信者も知ることができるし、また世間もやっていることを、ああ、あの宗教団体はこん...全文を見る
○村山内閣総理大臣 オウムのやった一連の凶悪な犯罪行為については、これは刑法を中心とした法律に基づいて今徹底的に取り締まりがやられているわけですよ、捜査がなされているわけです。したがって、それはその部面で解明されていくでありましょう。  しかし、そうした一連の経過から見て、この...全文を見る
○村山内閣総理大臣 オウムの、たびたび申し上げますけれども、今度の犯した凶悪な、全く許すことのできない犯罪行為というものについては、今刑法を中心にして日本の検察と警察が徹底的な捜査を続けているわけですね。これから公判も行われてまいりますから、したがって、やがて全貌は明らかにされて...全文を見る
○村山内閣総理大臣 戦争中は一つの国策というものがあって、その国策に反するようなものについてはもうすべて取り締まりの対象になるというので、治安維持法がつくられて、その治安維持法のもと、あるいは国家総動員法に基づいて全部が罰せられた、あるいは捕らえられた、こういう暗い時代があったこ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど橋本通産大臣からも答弁がありましたように、政教分離というのは、宗教活動に対して政治権力行使に当たって関与してはならない、ですから特別な助成をするとかなんとかいうようなことをしてはならない、こういう仕組みになっておりますから、したがって個人であろうと宗教団...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、国政が抱えている重要な課題というのは、あらゆる分野で今御指摘のあったようなことがあるわけです。それらをないがしろにしてこれだけやっているというなら、それは私は問題があると思いますよ。しかし、景気対策も、先般補正予算も通していただきまして、そして万全を期して...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それぞれの立場からするいろんな意見は私はあると思いますよ。あると思いますけれども、宗教法人審議会で、会長がその審議会は取りまとめをしているわけですけれども、その会長が取りまとめを一任をされた、それに対して異議があったという話は聞いております。聞いておりますけれ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうたびたび御答弁申し上げておりますが、信教の自由と政教分離というのは、これは長い戦前の反省に立って、平和憲法がつくられて、今御指摘のような観点から制定されたものだというように思っておりますから、信教の自由と政教分離というのは絶対に侵すことはできない、これは守...全文を見る
○村山内閣総理大臣 山梨県の上九一色村の村民、地元の人たちがどう考えておるか、どういう思いでおるか、そういう立場に立って、地元の議員として取り組んでこられたその立場からする切実なお話を今承りました。私は、お話を聞きながらひしひしと、なるほど宗教法人法の改正は必要だなということを痛...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今それぞれ御議論もありましたように、この宗教法人を含む公共法人としての課税のあり方については、いろいろ意見があることも十分承知をいたしております。難しい問題もあると思いますけれども、これはやはりそうした声にこたえて検討するに値する、検討しなければならぬ課題だと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 本委員会でもたびたび御答弁を申し上げておりますように、今委員からもお話がございました戦前の暗い歴史の反省に立って、信教の自由、政教分離の原則というものは基本的人権として憲法が保障しておる。その保障することを前提にして、さらにそれを社会的にもっと適正なものにして...全文を見る
○村山内閣総理大臣 本会議で答弁をしたとおりであります。
○村山内閣総理大臣 そのけじめのつけるところというのはなかなか私は難しいところだと思いますね。憲法で保障されておりまする政教分離というのは、前提として、国家権力を行使する場合に宗教に介入をしてはならないとか、干渉してはならぬとかいうことだと思うのですね。個人であれ宗教団体であれ、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 仮に、その宗教団体が特定の政党を支持をし、特定の候補者の推薦を決めた、その決めたことに従えない者が、私はもうついていけないからこの団体から出ていく、その宗教団体からも出る、こういうことになった場合に、その人の政治活動の自由、信教の自由とどう矛盾をするのかという...全文を見る
○村山内閣総理大臣 宗教法人を含む公益法人に対して現行の課税が適正であるかどうかというようなことについては、いろんな意見があることはもう御承知のとおりです。今正森委員からも御指摘のあったような意見もあります。これは一つの問題点として、これから引き続き検討をしなきゃならぬ課題である...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、日本人というのは、宗教に対しては極めて寛容であると思うのです。これは今委員からもお話がありましたように、それは私もお盆にはお墓参りをしますし、それから七五三にはお宮にお参りしますし、それからまたお祭りがあれば氏神様にお参りをしますし、これは神様も仏様も両...全文を見る
○村山内閣総理大臣 委員は冒頭に、まともな議論ができないというお話がございましたけれども、今までやってきたことはまともな議論じゃないのでしょうか。私は、やはり今の置かれておる状況から考えてみて、それは、世論調査なんかもこれはそのとおりでありますけれども、まあオウム事件をきっかけに...全文を見る
11月07日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○村山内閣総理大臣 遅くなったことをおわび申し上げます。  今御指摘のございました阪神・淡路の大震災に何を学んだか。私は、阪神・淡路大震災が起こった時点で、この地震、災害に遭った地域における市の職員、県の職員あるいは消防署の職員、警察の職員、そういう災害対策に当たる職員の皆さん...全文を見る
○村山内閣総理大臣 現行法は、緊急災害対策本部長は総理大臣ですけれども、部員は関係省庁の局長がなっておったわけですね。  それで、今度の阪神・淡路大震災の際には、現行の災害対策基本法によりますと、布告をして、そして物価統制等を行うということになっているわけです。しかし、状況を見...全文を見る
○村山内閣総理大臣 非常災害対策本部を設置するか緊急災害対策本部にするかというのは、その災害の状況によって判断をせざるを得ないと思うのです。これはケース・バイ・ケースがあると思いますから、それはやっぱり、だから初動の正確な情報を把握することが大事だ、緊急に把握することが大事だ、こ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 それは、国土庁長官は国土庁長官としての業務があります。それから、小里国務大臣は北海道・沖縄開発庁長官をされておったわけですね。したがって、その仕事のウエートから見て、私は、専任をしてこの阪神・淡路大震災に取り組んでいただく、専任大臣を置くということになれば、国...全文を見る
○村山内閣総理大臣 十九日に私は現地に参りました。その被害の状況等をつぶさに見て、これはもう大変な被害だ、これは専任大臣を置いて、そして内閣を挙げて取り組む必要がある、こう判断をいたしましたから、帰って早速専任大臣を置くことにしたわけです。
○村山内閣総理大臣 私の決意を聞かれましたので申し上げておきたいと思うんですけれども、担当大臣がなくなったからといって別におろそかにするわけではございませんし、それはもうこの内閣の最重要課題としてこの阪神・淡路地区の災害復旧については取り組まなきゃならぬというふうに考えております...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほども申し上げましたように、阪神・淡路の大震災について、まずやはり反省しなければならぬ点は初動の対応だと思います。初動の対応というのは、先ほども申し上げましたように、正確な情報をどうして把握するかということがやはり一番大事だ。同時に、正確な情報を把握した上で...全文を見る
○村山内閣総理大臣 防災問題懇談会に対して最初に私が出てあいさつを申し上げましたけれども、そのときに、今回の大震災に対していろいろな問題点が指摘をされております。初動における対応のおくれあるいは情報収集の問題点等々、今申し上げましたような点を申し上げまして、あらゆる角度から緊急に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 非常災害対策本部あるいは緊急災害対策本部をどういうふうな基準でもって設置するかという問題はあると思いますけれども、これは、私は、やはりケース・バイ・ケースで判断をして、そして緊急にその事態に対応できるような対策本部を設置することが必要だというふうに思っておりま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 先ほど答弁申し上げましたように、今回の阪神・淡路大震災の際には、布告をして物価統制などをする必要があるのかないのかというようなことを考えた場合に、その必要はないというふうに私は判断したわけです。そういうことがなければ、緊急災害対策本部というのは設置されないわけ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 後段の部分から答弁したいと思いますけれども、いろいろな提言も出ておりますから、そういう専門家を養成していくということは必要だと私も思っておりますから、そういう取り組みは今後もしていきたいというふうに思っております。  それから、五十三条ですけれども、市町村が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 あなたが言われるように、何もかも全部というようなことはなかなかできませんけれども、今の制度、仕組みの中で最大限可能な問題、同時に今の制度、仕組みを変えてなおかつやる必要のある問題等については全力を挙げて取り組んできたつもりであります。  例えば、七月に復興に...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私も今ある現行制度、仕組みでやれる範囲のことは最大限やろう、現状に照らしてなおかつ改善の必要があるという点については改善をして、そうした実態に対応できるようにしていこう。ですから、例えば住宅金融公庫なんかにしても、これは二重ローンで非常にお困りになっているとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私は、ある先輩からこういうことを言われたわけですね。地震というのは、これは自然災害だ。だから、これはもう人事を尽くして、どうにもしょうがない。しかし、どう救援をし、復旧をし、復興をするかというのは、これは人災だ。だから真摯に取り組んでやってほしい。こういう貴重...全文を見る
11月07日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第5号
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○村山内閣総理大臣 今委員から、戦前戦中の治安維持法あるいは宗教団体法等の問題についてお触れがございました。私も全く同じように受けとめて理解をいたしております。  そういう反省の上に立って、二度とこういう過ちを繰り返してはいかぬという意味で、私は、憲法も新しくつくられた、新憲法...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今委員の意見の中に、政治と宗教との関係においてノーコントロール・ノーサポートという発言がありましたけれども、私は答弁の中で、これは法制局長官もそうですが、そうは申し上げていないわけです。  政治が関与してならぬことは、信教の自由と政教分離の原則を侵してはなら...全文を見る
○村山内閣総理大臣 そこはやはり非常に大事なことだと思いますね。オウム真理教を取り締まるために宗教法人法が改正されるのではないのだということは、これはもうたびたび申し上げているとおりですね。これは、刑法があって、犯罪行為に対しては刑法に基づいて徹底的な捜査がなされておる。  た...全文を見る
○村山内閣総理大臣 誤解があるといけませんから申し上げておきますけれども、刑事事件の犯罪捜査に対して、宗教法人法が私は障害になったとは余り思ってないのです。ただ、もう少し管轄する都道府県なりあるいは文部省が宗教団体の日常の活動というものを把握できておれば、こんなことにはならなかっ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 補正予算も上げていただきまして、この国会に課せられた景気対策につきましては、皆様方の御協力もいただいたことについては心からお礼を申し上げたいと思うのです。  宗教法人法の改正も、これまでたびたび申し上げましたような背景と事情があって、この改正が最小限必要であ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは見方、人の受けとめ方で違うのかもしれませんけれども、私は別に拙速にやっているとは思っていません。  これは四月から、お話もございましたように、この審議会で文部大臣から制度問題についても検討してほしい、こういう要請をして、そしてその要請にこたえてこの審議...全文を見る
○村山内閣総理大臣 二十六年、この宗教法人法が制定されている当時の状況と現状とは、もうそれは宗教団体の活動も変わっていますし、それから社会的な条件もうんと変わっていますから、したがって、そういう変化しておる今の現状から考えた場合に、特にこれは、今お話もございましたようなオウム事件...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今度の宗教法人法の改正案について、それぞれの立場からそれはいろいろな見方はあると思いますね。あなた方は、拙速だ、やるべきではない、こういう意見を持っていますし、同時にまた、これは特定の政党、特定の宗教団体を指してやろうとしているのではないか、こういう意見をされ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この条文を見ますと、今お話のございました、「宗教法人は、信者その他の利害関係人であって前項の規定により当該宗教法人の事務所に備えられた同項各号に掲げる書類又は帳簿を閲覧することについて正当な利益があり、かつ、その閲覧の請求が不当な目的によるものでないと認められ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 宗教法人としての法人格がなくなるわけですね。(東中委員「そんなことない」と呼ぶ)いやいや、それはその命令、(東中委員「宗教団体がなくなるのです。宗教団体の話です」と呼ぶ)団体は解散させられるんですからね。しかし、信者は残っていくわけですよね、信者は。その信者が...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは、こういう委員会という公の席ですから、誤解を人に与えるような言動というのはお互いにやはり配慮してほしいと思うんです。私は、この破防法の問題については、一貫して言っていることは変わらないんですよ。これは基本的人権にかかわる問題だから、法と証拠に基づいて厳正...全文を見る
11月08日第134回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(村山富市君) 直嶋議員の質問にお答えを申し上げます。  第一の質問は、みなし配当課税についてのお尋ねでありますが、今回のみなし配当課税の特例の検討に当たりましては、自己株式の利益消却は我が国企業にとって初めての経験であること、実効性ある仕組みとする必要があること等に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 高野議員の質問にお答えをしたいと思いますが、ラビン首相の死去に対しましては、心から哀悼の意を表したいと存じます。  そのラビン首相の葬儀についてのお尋ねでありますが、私といたしましては、つい先般イスラエルを訪問いたしまして、ラビン首相と親しくお目にかか...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 立木議員の質問にお答えを申し上げます。  最初の質問は、在日米軍駐留経費負担のための新たな特別協定についての御質問でありますが、冷戦の終結後も国際社会が依然不安定要因を内包している中で、日米安保条約は引き続き我が国の平和を確保し、広くアジア・太平洋地域...全文を見る
11月10日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第8号
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○村山内閣総理大臣 憲法で定める政教分離の原則は、憲法第二十条第一項前段に規定する信教の自由の保障を実質的なものにするため、国及びその機関が国権行使の場面において宗教に介入しまたは関与することを排除する趣旨であり、それを超えて、宗教団体が政治活動をすることも排除した趣旨ではないと...全文を見る
○村山内閣総理大臣 特権とは、宗教団体であることを理由として与えられる特殊な利益を受けることというふうに私は解釈しております。
○村山内閣総理大臣 憲法第二十条第一項の後段は、いかなる宗教団体も政治上の権力を行使してはならないと決めているが、ここに言う政治上の権力とは、一般的には国または地方公共団体に独占されている統治的権力をいう、こういうふうに考えておるところでございまして、宗教団体がこのような統治的権...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今答弁した中に、宗教団体が政治活動をすることを排除している趣旨であると考えておりますというふうに申し上げましたけれども、それは逆でありまして、政治活動をすることを排除している趣旨であるとは考えてはおりませんということでありますから、謹んで訂正させてもらいます。
○村山内閣総理大臣 今自治大臣からも答弁がございましたけれども、オウム真理教に対して解散命令が確定をいたしますと、裁判所が選任した清算人が清算手続を開始するわけです。まず、債権債務を確定して、債権の取り立てや債務の弁済等を行うことになると思いまするけれども、それらはすべて、財産の...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、行政上の解釈につきましては法制局長官から答弁があったとおりでありますが、今委員からもお話がございましたように、破防法の規定の上では、団体規制請求手続の権限は公安調査庁長官にある、こういうふうにされているわけです。また、この手続は準司法的な色彩が大変強いとい...全文を見る
○村山内閣総理大臣 国際関係で、情報を交換し合って国際的な協力関係をつくっていくことは極めて大事だと思います。  十二月には、カナダで開かれる予定のサミット・テロ対策閣僚級会合等が行われることになっておりますが、政府としても、国際協力の必要性を強く訴えるとともに、化学・生物テロ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 これは文部大臣の人格にも関する問題ですし、文部大臣は言っていないと否定しているわけですから、私はそれを信頼します。
○村山内閣総理大臣 江藤総務庁長官が日韓併合、植民地支配について行ったとされる、これはオフレコで懇談の席で述べられたと思いますが、発言については新聞報道などを通じてその概要を私も承知をいたしております。その発言は朝鮮半島の方々の気持ちをいだく傷つけるものであり、極めて私は不適切だ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 私が総理大臣として任命した大臣ですから、その大臣の不適切な発言について厳重注意をしたということが私の決断であります。  これは、以前の例を引いてお話がございましたけれども、発言の内容とかその発言を取り巻く情勢とか、そういうもろもろのやはり観点を判断をして結論...全文を見る
○村山内閣総理大臣 社会党が憲法を守るという方針はいささかも変わっておりませんし、基本的人権を尊重するということも変わっておりません。私は、この平和憲法の柱というのは、基本的人権を尊重する、民主主義を大事にする、平和を守るというのが三本柱になっていると思いますけれども、その憲法を...全文を見る
○村山内閣総理大臣 前提に誤解があると思うのですけれども、今回のこの改正案というのは、監督して取り締まるというために改正するわけじゃないんです。やはり公益法人である限りにおいては公益法人としての社会的責任がある。同時に、行政が認証した限りにおいては、認証という行政の責任がある。お...全文を見る
○村山内閣総理大臣 もうこれは前段の構え方が全然違いますから、あなたは、今度の改正案は、監督し取り締まるために改正をするんだ、こういう前提ですし、私どもはそうではなくて、より公益法人としての趣旨、目的が世間的にも納得できるようなものにした方がいいんではないかそれの方が信教の自由と...全文を見る
11月10日第134回国会 衆議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 野田議員の質問にお答えを申し上げます。  まず、江藤総務庁長官の、日韓併合、植民地支配を行ったとされるオフレコ懇談の発言について御質問がございました。  私も、新聞報道などを通じてその概要は承知をいたしております。その発言は、朝鮮半島の方々の気持...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 先ほどの野田議員の質問に対して答弁漏れがございましたので、補足答弁を行います。  野田議員の御質問の中で、河野外務大臣の訪韓目的についてのお尋ねがございました。  これは、間近に迫りましたAPECの問題について、日韓の外相会談を行って若干の意見調...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 佐々木議員の質問にお答えを申し上げます。  今回の大和銀行の問題についての御質問でございますが、本件は、先ほども申し上げましたように、元従業員が不正行為を行ったことに加え、銀行自身による不適切な業務運営が指摘をされ、大和銀行が米国金融当局から極めて...全文を見る
11月10日第134回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(村山富市君) 北澤議員の質問にお答えを申し上げたいと存じます。  今回、修正協議が進められた過程において担当省庁より所要の説明が行われたと聞いておりますが、これは国会における協議に介入したというようなものではないと考えております。  次に、阪神・淡路大震災は戦後初...全文を見る
11月21日第134回国会 衆議院 本会議 第16号
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○内閣総理大臣(村山富市君) 小池議員の御質問に答弁をする前に一言ごあいさつを申し上げたいと思いますが、APEC大阪会議は、十六日から十九日、四日間の日程で無事に全日程を消化することができ、成功裏に終わることができました。皆さんの御理解と御指導に対して心からお礼を申し上げます。(...全文を見る
○内閣総理大臣(村山富市君) 簗瀬議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  このたびのAPEC大阪会議で採択をされました「行動指針」が各国をどのように拘束するのかとの御質問でございますが、APECにおける貿易・投資の自由化、円滑化は、ガット、WTO的な交渉によらず、各メン...全文を見る
11月22日第134回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(村山富市君) 野沢議員の御質問にお答えする前に、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  去る十六日から十九日までAPEC大阪会議が開かれました。全日程を無事に終わり、成功裏に終わることができたと確信をいたしておりますが、皆さんの御指導と御支援に対しまして心からお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 山崎議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、「行動指針」に言う自由化の促進についての御質問でございますが、「行動指針」は、アジア・太平洋地域に既に存在する自主的自由化への強い志向に基礎を置き、APECの共同作業を通じましてこれを助長するとともに、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 川橋議員の質問にお答えを申し上げます。  APEC大阪会合の成果についてでございますが、首脳会議におきましては、「行動指針」と「APEC経済首脳の行動宣言」を発出するとともに、各首脳が持ち寄った「当初の措置」を発表し、成功裏に終了することができたと考え...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 緒方議員の質問にお答えをいたします。  APECを安全保障協議の場にしでいこうとしているのではないかとの質問でありますが、一般論から申しますと、我が国としては、アジア・太平洋地域における安全保障のためには、日米安保体制を堅持しつつ、域内各国相互の信頼感...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 中曽根議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  私の宗教観についてのお尋ねでありますが、宗教は人の心のあり方や精神文化に深くかかわるものでございまして、現在においても国民生活に広く定着したものとなっておると考えております。  しかし、宗教の名の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 勝木議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。  政府は、当面必要な景気対策やあるいは金融不安に対する対策や諸般の課題はそっちのけにしてというような御意見がありましたけれども、そうした当面の課題についても精力的に取り組んでいることは御存じのとおりであ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 齋藤議員の質問にお答えを申し上げます。  今回の法改正の必要性、目的についての御質問でありますが、先ほど来申し上げておりますように、宗教法人法は昭和二十六年に制定されたものであり、それ以降の社会の状況や宗教法人の実態の変化によって制度が実態に合わない面...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 阿部議員の質問にお答えを申し上げます。宗教法人法の規定する内容についてのお尋ねでありますが、宗教法人法の目的とするところは、宗教団体に法人格を与え、宗教法人が自由でかつ目主的な活動をするための物的基礎を確保することにございます。宗教法人法は、憲法の信教の...全文を見る
11月27日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(村山富市君) もう御説明までもないと思いますけれども、宗教法人法というのは宗教団体の活動を監督したりあるいは取り締まりをするという前提に立ってつくられた法律ではないわけです。そうではなくて、宗教団体が法人格を与えられることによって自由で自主的な宗教活動ができるように物...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話がございましたように、オウム事件というものが宗教法人という宗教団体の活動に対して、あるいは法の適用に対して国民の皆さんが関心を持ってきたことは間違いない事実だと思います。ですから、宗教法人法の改正というものがオウム事件がきっかけになったということは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 国、地方公共団体が行政権を行使する場合に、宗教団体にそれを及ぼしてはならないという政教分離の原則というものが保障されておるということのように私は解釈をいたしております。
○国務大臣(村山富市君) 道でありまして、介入してはならないということであります。
○国務大臣(村山富市君) 政教分離の原則というのは、これはこれまでも国会の中でたびたび議論もございますし、政府の統一見解も出した前例もあるわけですけれども、そういう統一見解を参照してみますと、今、議員から言われたとおり、例えば宗教団体に国が補助金を出したり、あるいはまたその宗教活...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これまでの政教分離の原則というものに対する解釈は、先ほど私が申し上げましたように、この政教分離の原則というのは、今私が申し上げたような理解に立っておるというふうに統一見解が出されております。
○国務大臣(村山富市君) いや、そのどんなことをという意味が私にはちょっとわかりませんけれども、しかし憲法の解釈というのは、これは条文の解釈がそのときそのときの事情によって変わるということはあってはならないと私は思います。ですから、憲法の条文の解釈というものはやっぱりきちっとして...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話がございましたような歴史の過程の中には、それぞれ違いもあるし、濃淡の違いもあると思います。しかし、思想・信条の自由とか言論・出版・結社の自由とか、そういう基本的な権利については私は普遍的なものだというふうに考えておりますから、今の憲法で保障されてお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 幾つかの観点からそれぞれ御指摘があったわけでありますけれども、例えば課税の問題については、これはまた税法があって別の法律が適用されるというので、それぞれ対象によってその適用される法律が違いますから、それぞれあるわけです。  今度の宗教法人法の改正という...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私個人の宗教観といいますか、私のうちは真宗ですから、ちゃんと仏壇がございます。盆にはお墓参りもしますし、法事の際には仏様にお参りもする。それから、選挙になりますと、選挙事務所の皆さんが一緒になって、必勝祈願といって、お宮に行って祝詞を上げていただいて、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはいろいろな法律の適用があると思いますけれども、主たる目的は宗教活動を行うということによって認証されるわけですね。しかし、その認証された主たる目的と違うことをずっと継続してやっておる。これは明らかに宗教法人法に照らして適正な宗教法人ではない、こういう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ノーサポート・ノーコントロールというのは、もう認証したら一切そうだというものではないと思いますね。これはやっぱり公益法人としての法人格を与えているわけですから、法人格を与えれば民法上の法人もあるいは私学の法人も同じように扱うという意味で減税措置等も講じら...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教法人法の改正によって、こうしたオウム真理教が行ったような凶悪な犯罪行為が防止できるとか、あるいは取り締まれるとかいうふうなことは考えていません、これはもう全然目的が違うわけですからね。  今、委員から御指摘がございましまたように、地元の皆さん方のお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、別に解散をしてからとかなんとかいうふうに区別をして考えているわけじゃないんですよ。  宗教法人法の適用をもって宗教法人としての解散命令を裁判所から早く出していただくということを期待する。同時に、今ある刑法なりいろいろな法律を駆使して、そして取り締...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 見方はいろいろあるかと思いますけれども、私はAPECの会合等を通じて感じますのに、あるいはまた中東等を訪問して感じますのに、日本の国は信頼されておるというふうに思います。
○国務大臣(村山富市君) 御指摘がありました三閣僚の辞任につきましては、それぞれ事情があって本人が辞表を提出してきた、私はそれを受理したんです。その経過のいきさつについては、これは報道等を通じて国民の前に明らかにされておる、私はそういうふうに理解をいたしております。
○国務大臣(村山富市君) それぞれ思想・信条は自由ですから、先ほど来お話がありますように。したがって、それぞれ政治家個人として一つの理念、見解を持っておることは尊重すべきだし、当然だと私は思うんです。しかし、一つの政党というものにまとまった場合に、政党が決めた方針に従うあるいは守...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) きょうはテレビで放映しているものですから、誤解があるといけませんから、この際私も自分の見解を申し上げたいと思うんですけれども、三党が政策合意をして連立政権をつくっておる。これは政権維持のためにつくっておるのではないんですよ。政党というのは国民のために働く...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、発言もございましたけれども、審議日程等については議会でお決めになることでありまして、皆さん方が話し合いをして、相談をして運営も決めるわけですから、したがって私は、この議会で審議が決まれば、その審議に対して尊重して応ずる、そして誠意を持ってこたえていく...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 合法的に存在している法律ですから、憲法に反する法律というのは存在しないんです。それはそのとおりであります。
○国務大臣(村山富市君) 国会でそれぞれ審議をされて、そして多数で決められ、多数で決められたかどうかは、そのときのことは記憶ありませんけれども、要するに成立しているんですね。成立した法律ですから、したがってそれは存在している法律は尊重して、法を施行するのは政府の責任ですから当然だ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、今御審議をいただいておりますこの宗教法人法の改正というのは、オウム真理教のああいう凶悪な犯罪を取り締まるために改正するものじゃないんですよ。これはもう刑法があって、刑法に基づいて、法と証拠に基づいて厳正に今捜査をやっているわけですから、これは別で...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 何物も絶対というものは私は存在しないと思うんですね。そういうことから申し上げますと、当面考えられる範囲で私どもはやっぱり最小限度の改正は必要だと思いまして今提案をして御審議をいただいているわけです。  しかし、これから世の中がどう変わるかわかりませんし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 戦争中は国家主義というものが柱にあって、そして治安維持法という法律もあって、そして思想・信条の自由も基本的人権も認められないという状況の中で弾圧が繰り返されたという歴史の反省に立って、日本の国は今の憲法をつくって持っているわけですね。その憲法の中では基本...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 憲法第二十条で保障されておる信教の自由、政教分離の原則というのは尊重されるべきものだということはたびたび申し上げているとおりです。思想・信条の自由、言論・出版・結社の自由といったものも基本的な人権として保障されております。  したがって、宗教団体が特定...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教団体の皆さんから幾つかそういう反対意見があるということについては承知をいたしております。  とりわけ地方の小さな、そう言っては失礼ですけれども、お号とかそれからお宮とかというようなところは、それはもう帳簿をつける人もいないし一人だけでお宮をお守りし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、御指摘のあったような立場から反対の意見があるということは、この委員会でも皆さん方からそういう意見は十分聞いていますから、これは衆議院の委員会の審議の中でも新進党の皆さんからはそういう点で厳しく追及があっていますから、そういう意見もあるんだなということ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私どもは、今度の改正案は十分御審議をいただいて、速やかに成立をいただきたいということでお願いをしておるわけです。国会の中で審議をされる際に、それは先ほど来お話もございますように、宗教団体の意見を多く聞いて、そしてもっと審議をやるべきじゃないかという意見も...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはさっきから言っていますけれども、きょうはテレビで公開していますから、誤解があるといけませんからこの際申し上げておきたいと思うんですけれども、審議会の議事録の公開というのは、何か出すと困るものがあって出さないというんじゃないんですよ。ですから、そこは...全文を見る
11月28日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもお話がございましたように、捜査過程においては守るべき秘密は守って、そして捜査に支障のないように配慮しなきゃならぬと。したがって、どこまでその過程で公表をして、そして国民の皆さんに知ってもらう必要があるかというようなことについては適正な立場か...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今回の宗教法人法の改正がこれだけ議論をされるようになりましたのは、やはりオウム事件が一つの契機になったということは間違いないと思います。それだけ国民の関心も高まってきているわけですから間違いないと思います。しかし、今度の宗教法人法の改正がオウム事件のよう...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 一番最初に選挙権を得て投票されたその投票に社会党に入れていただいたことについて心からお礼を申し上げたいと思います。  今お話もございましたように、冷戦構造の中ではそれなりに私は社会党の役割はあったと思っておりますし、役割を果たしてきたと思っております。...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 戦争中に国家神道を、何といいますか国が法律で決めて、そして制度としてもつくり上げて、他の宗教団体は一切の活動を認めない、こういうやり方はまさに独裁政権のすることであって民主主義にはそぐわないものですし、基本的人権は全く無視されたものだというふうに言わなき...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教というのはやっぱり人間個人個人の心の中の問題ですし、どういう信仰を持つかということについては、これはもう自由でそれぞれの人が持つものである、まさに基本的な人権にかかわる問題だというふうに思っておりますから、あくまでも信教の自由というものはそういう意味...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教と民主主義の関係という意味がよく私にはわからないんだけれども、信仰の自由というものは基本的権利として保障されておる。同時に宗教というものの意味というのは、例えば宗教団体がある、その宗教団体がどういう活動をしているかというようなことについては、これはさ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは宗教団体が団体としてどういう宗教活動をやっているかとか、その宗教団体に属している信者がどういう状況と環境に置かれているかとか、やっぱりさまざま私はあると思います。したがって、具体的に事実関係が明確にならないと一概に言えないと私は思います。思いますけ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、あなたの質問の中に、一部の政治家にそういう意見があると、こういう話でしたから、そういう宗教団体の活動を客観的に見て、それはそれぞれの政治家の見識で判断をされることですから私がとやかく言うべきではないと、私はそう申し上げたわけです。ですけれども、この...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、絶対というものは私はないと思いますから、したがって憲法解釈について政治家が自分の見識でそれぞれ見解を持つのはこれまた自由ですし、述べることも自由だと思います。ただ、政府としては、昨日も答弁したように、これは統一見解というのがあるわけですから、その...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は内閣総理大臣として、これまでとってきた政府の統一見解、憲法第二十条の解釈については変える意思は持っておりません。  しかし、これだけ議論があるんですから、その議論も踏まえて勉強をしなきゃならぬということは当然のことだと思います。
○国務大臣(村山富市君) いや、統一見解を変えるなんということはだれも言っていないんですよ。ですから、この法案を審議する前提として憲法第二十条の解釈は変えません、変える意思はありませんと、こう言っているわけですから。
○国務大臣(村山富市君) いや、これは官房長官も変えるとは言っていないんですよ、変えるとは言っていないんです。  この法案を審議する前提として、いろいろそれは疑問が出ているわけですから、したがって私は、今の内閣としては憲法第二十条の解釈を変える意思はありません、考えはありません...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) ですから、これはもう何度も同じことを言っていますけれども、憲法第二十条の基本的権利、この憲法第二十条の解釈を変える今考えはありません、しかしこれだけ意見もありますし、憲法学者の解釈もあるわけですから、したがってそこらについても意見を十分踏まえて勉強させて...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いや、官房長官も総理の見解と同じですと、こう言っているわけです。私は、今日、憲法第二十条の解釈を変える気はありません、考えはありませんと。しかし、これだけ意見がありますし、憲法学者の意見もそれぞれあるわけですから勉強させていただきますと、こう言っておるわ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは野呂田議員が自分の見識で政治家としての見解を述べたのであって、私がコメントする限りではない。
○国務大臣(村山富市君) これは内閣のやっていることに関係があれば別ですよ。政治家が個人として見解を述べたことについて一々コメントをしておったら切りがないですよ。内閣はもちませんよ。
○国務大臣(村山富市君) この信教の自由と同じで言論は自由ですよ。一々政治家として見解を述べたことについて、内閣はこんなことをどうかと言われてみても、これが内閣のつかさどっている仕事の中に関係があれば別ですよ、関係のないことをここで言われても、それは内閣の責任は問われることではな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、宗教団体を宗教法人法の認証をすることによって、信教の自由、政教分離の原則、先ほど来議論がありますね、そういうものを前提にした宗教団体としての活動に対して物的な基礎を与えていくという意味では、この宗教法人法に基づいて公益的な役割を担った団体として活...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) この法案の審議をどう進めていくか、できるだけ参考人の意見聴取やら幅広い方々の意見も聞きながら濃密な審議をしていきたいということについては国会でお決めになることですから、私の方からとやかく言うべき筋のものではないというふうに思いますが、しかし今いろいろ御指...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘がございました四点、お話もございましたように、これは与党三党が検討項目として鋭意検討していただいているということについては十分承知をいたしておりますし、そういう与党三党の検討の状況あるいは政府税調の動き等々もお聞きしながら、政府としても検討に値する...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教法人が行う政治活動が公益事業の範囲に入るかということについては、これはいろんな見解があると思いますし、定かになかなか決められない問題ではないかというふうに私は思いますけれども、しかし宗教法人法が認証するという手続をとるというねらいは、これは信教の自由...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 主として二つの問題点が指摘をされたと思うんです。  一つは、今お話がございましたように、課税の公平を期すために、そうした宗教団体を含む公益法人等に対する課税のあり方について、軽減税率やみなし寄附の扱いあるいはまた資産、収益に対する課税等々については検討...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今御指摘があったような問題も含め、児童をどうするかというような問題もあるわけですね。したがって、それぞれ担当する省庁がありますから、その関係省庁と連絡をとり合いながら協議を続けて、事後にこのことで疎漏のないような対策を講じていく。同時に、関係市町村とも十...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 東京高裁で一日も早く解散命令が出されることを私どもは期待いたしております。  解散命令が出たからといって、これは宗教法人が解散するのであって、宗教団体としての活動あるいは信者としての活動は残っていくわけでありますから、そういう実態を十分見ながら、こうい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘のような事例については、宗教と政治の関係や公平な選挙の保障という観点から議論があるところだと思います。
○国務大臣(村山富市君) それは、宗教活動と今言われる政治活動、選挙活動とは別個のものだと思います。
○国務大臣(村山富市君) これは、選挙運動については公職選挙法というのがあるわけですから、いかなる団体がやろうとも公職選挙法に照らして厳正な対応をすべきだというふうに思っています。
○国務大臣(村山富市君) 今、資料を提供されて、事実だというふうにお話もあったわけでありますけれども、私どもはその事実を、一方的にお話を承ったので、確認しているわけじゃありませんから、ここでそのことに対するコメントは避けた方がいいと思います。しかし、決して好ましいことだとは思いま...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) それは、具体的な事実関係について私どもが正確に把握しているわけじゃありませんから、コメントを避けたいと思いますけれども、今言われたようなことが事実だとするならば、好ましいこととは思いません。
○国務大臣(村山富市君) どこまでが限界なのか、なかなか難しい判断だと思いますけれども、憲法第二十条の政教分離というのは、たびたび申し上げておりますように、信教の自由を実質的なものにするために政治権力が宗教活動に干渉してはならぬとか、介入してはならないとかいうことになっているわけ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) そうでしょう。だから、そこでその限界というものがどこらで判断すべきかという問題については、なかなか微妙なものがあると思いますから、一概には言えないというふうに私は考えております。
○国務大臣(村山富市君) 参考人を招致するかどうかということについては、これは委員会で決めることですから十分御相談をいただきたいと思います。  この宗教と政治の関係というのは、ここでも議論がございましたように、もう戦前戦中から通じて国際的にもそれぞれ歴史を持っているわけです。大...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 冷静に検討して冷静にお答えしているつもりであります。  今、読み上げられました政府の統一見解、それを私は今日現在変える意思はありません。これはもう明確に申し上げておきます。  ただ、これだけ御意見もありますし、憲法学者の意見もあるんですから、それらに...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 宗教法人法というのは、宗教団体に公益的な法人格を与えて、そしてそういう活動をやっていただこうというのがねらいですね。したがって、宗教法人法に基づいて、宗教団体がその法に照らして自主的にやっていただくというのは当然の話だと私は思うんですよ。しかし、全国に十...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からもお話がありましたように、これは文部省もそうですけれども、都道府県でも担当の職員というのは本当にわずかですね。三、四人ぐらいじゃないですかね、平均は。そうすると、その三人ぐらいの職員で、その県に幾つ団体があるか知りませんけれども、全体を掌握す...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう今までの議論の中でも明らかにしておりますけれども、基本的スタンスを変える考えはありません。  それから、十八万四千の宗教法人があるというんですが、宗教団体はまだたくさんあると思いますけれども、宗教法人は今はそれだけある。その大部分は、私は自主...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 政府は政争の具にする意思は毛頭ございません。これはもう冷静に今の実態を考えた場合に、この程度の最小の法律の改正は、社会的にも国民の期待にこたえる意味でも政府の責任として必要なことだという意味でもって御提案を申し上げているので、ひとつ慎重な御審議をいただい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員から御指摘がございましたように、景気が弱含みで足踏み状態にある、何とか景気を回復せにゃいかぬと、これはもう当面の大きな課題として内閣を挙げて取り組んでおります。それからオウム事件等についても、できるだけ国民に安心をしていただくということから、警察...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) たびたび御答弁申し上げておりますように、今回の宗教法人法の改正は、政争の具に供するなんという意思は全然ございません。当面の社会情勢あるいは宗教法人、宗教団体の活動等々に照らしてみて、行政が責任を持って運営できる、しかも宗教団体が公益法人としての宗教活動が...全文を見る
11月29日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(村山富市君) 騒然としておったものですから、質問が聞き取れない点もあったので、あるいは答弁しかねる面があったかと思いますけれども、お答えを申し上げたいと思います。  宗教法人法が他の法律に照らしてみて非常に緩やかな仕組みになっておる。これは、お話もございましたように...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 内心の自由というのは心の中の話です。ですから、基本的人権として、個人が心の中にどのような思いをしようと、どういう信仰を持とうと、それは個人の基本的権利として保障されなければならぬ、これは当然の話だと思うんです。これは、客観的に見れば人間にはやっぱり強弱が...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 質問の趣旨がわかり得ない点が若干私もあるので、質問に対して適正に答弁をできるかどうかというのはわかりませんけれども、我が国の憲法というのはおっしゃるように主権在民ですね。その主権在民を支えていく土台として、制度として民主主義制度を採用しておるというのが我...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 私は、今の宗教法人法が今度仮に改正された場合、信者の扱い方が違うのかと、基本的には違わないと思います。  ただ、少しあなたと違うのは、宗教団体の性格によってまたこれはいろいろ違いますから一概には言えないと思いますけれども、信者の方が正当な理由があって、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、文部大臣からも答弁がございましたけれども、宗教団体に公益法人としての法的資格といいますか、を認証するわけですから、公益的な役割はあるという意味で公益法人としての認証をしているわけです。したがって、公益に反するような、社会から指弾されるようなそういう行...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 具体的な事実関係は私は承知いたしておりませんから、したがってコメントは避けたいと思いますけれども、しかし一般論として申し上げれば、私は、御指摘のような行為がもしあるとするならば、それはふさわしいことではない、公益法人として社会的に指弾をされる行為ではない...全文を見る
12月01日第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○国務大臣(村山富市君) 連日皆さん御苦労さまです。  今御指摘がございました阪神・淡路大震災というのは、戦後初めて大都市に予想を超える大きな災害をもたらしたという大規模災害でございました。  私は、率直に申し上げまして、やはり危機管理の体制に欠けるところがあったということは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 内部事情を大変詳しい依田議員の御質問でなんですけれども、私はやっぱりこういう大災害については各省それぞれ関連があるわけですから、したがって内閣が一体として取り組むことが大事だというふうに思いますから、したがって今回の法律の改正で緊急災害対策本部の本部長は...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員からお話もございましたように、自衛隊法の第三条には、自衛隊は我が国の防衛だけではなくて、必要に応じて災害救援対策をしっかりやるということも任務に入れてあるわけですね。  これは自衛隊のみではなくて、先ほど来お話がございますように、侵略をどう防衛...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 依田議員は内部のことを詳しく御存じですし、市川議員はその方の専門家ですから、大変貴重な今御指摘がございました。  私は、先ほども答弁申し上げましたように、十七日の阪神・淡路大震災というのは朝六時のNHKのテレビで最初に見たわけですね。そして、ああこれは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは貴重な御意見だと私は率直に思います。ただ、災害の規模やらその災害を受けた現地の状況等から判断をして、どういう場合にどういう形でその基金が使えるのかというようなことも考える必要があると思いますし、余り機械的、形式的になってもかえって弾力性を欠いたり、...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、渡辺委員が言われたことに尽きるんじゃないかと思いますけれども、やっぱり一年近くたってみて、本当に悪夢のような思い出が心の中にはずっと残っているわけですけれどもね。  やっぱり現地の災害の状況をいち早く正確に把握する、どうしたら把握できるのかというこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 先ほども基金の話がございましたけれども、これは建前として、そういう場合に個人に対する補償というのはできるような仕組みに今なってないわけです。したがって、そういう個人の補償が必要とされるようなものについてどう運用したらいいかというので知恵を出し合って、そし...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 被害を受けてお困りになっておる被災者の立場に立って切々と今お話がございましたけれども、その訴える気持ちというのはよく理解ができます。そういう皆さんの気持ちにどうおこたえできるかというので、今全力を挙げて取り組んでやっているところであります。  これは委...全文を見る
12月07日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(村山富市君) 文部大臣から御答弁があったとおりであります。
○国務大臣(村山富市君) 今、文部大臣から御答弁もございましたように、この改正案の審議の中でいろんな御意見を拝聴することができましたし、同時にまた、関心を持った国民の皆さんの反応もいろんな形で反映をされておると思います。そういうものも十分踏まえた上で、これからまた、今お話もござい...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 下稲葉委員がもうすべてを知り尽くした上での御質問でありますし、法務大臣も今御答弁がございましたように、その意を体した考え方というのは、それほど大きな違いはないんではないかと思うんです。  やはり、基本的人権というものは尊重しなきゃならぬものだと。したが...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) もう御案内のように、宗教法人法というのは監督したり取り締まったりするような法律ではなくて、信教の自由と政教分離の原則に対して基礎的なものを与えていこうというところにその法人法のねらいがあるわけですね。  したがって、誤解をされると困るんですけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今度の改正案がオウム真理教のような事件を再び繰り返さないようにできる法律ではない、改正ではないと。私は、全面的にそういう役割は果たせないと思いますよ。しかし、宗教団体がどういう活動をしているかということをあらかじめ知ることができるということは、ある程度未...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 個々の政治家が発言することは、これはあくまでも、それはそれこそ言論の自由と基本的権利に関する問題であって、言ったことがいいか悪いかということは国民が批判をすることであって、政治家は自分の持っておる見識でもって発言するのは、これはまた当然のことですし、やむ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 物事を決める際に、満場一致で決まれば一番いいし、しかしその満場一致で決まる過程には、ある事柄について賛成する意見もあろうし、反対する意見もあろうし、中立的な意見もあるかもしれませんね。そういう意見が率直に述べられ合って、そして先ほども申し上げましたように...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう委員がお話しのように、信教の自由と政教分離の原則をしっかり守るということを前提にして、いろいろなカルト集団みたいなものが出てくる可能性がある、そういうものをどういうふうにして防止していくかということに対して政府もあるいは国会の皆さんも関心を持っ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、自治大臣からも答弁がございましたけれども、宗教法人が持っておる境内建物、施設等を非課税にするのか課税をするのかという区分は大変難しい問題だと思います。    〔理事松浦功君退席、委員長着席〕  これは今まで裁判で争われたこともありますし、国民の中...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 戦争中に宗教団体とか宗教活動が弾圧された、その弾圧されたことに今度の改正案は道を開くことになるのではないかと、こういう御指摘ですけれども、私は前提が違うと。なぜ違うかといいますと、あの明治憲法、戦争前にあった憲法と戦後につくられた今持っておる憲法とはもう...全文を見る
12月11日第134回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(村山富市君) 釘宮議員の御質問にお答えしたいと思いますが、私に対する質問は二つだったと思います。  その一つは、今回の改革案は世論を反映しているかとのお尋ねでありますが、国民の皆さんの政治に対する信頼を確立していく、その期待にこたえていくというために何よりも大事なこ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 山下議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず第一に、政党助成についてのお尋ねでありますが、政党助成は、今もお話がございましたが、民主主義のコストとも言うべき政治活動の経費を国民の理解のもとに国民全体で負担をしていただくという趣旨の制度でございます。...全文を見る
12月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○村山内閣総理大臣 今お話がございました「もんじゅ」のナトリウムが漏えいするといったことによる事故については、まことに遺憾なことでありまして、私は、何よりもやはりその「もんじゅ」が存在する地域の住民や県民、国民全体に対する不安を解消するということの手だてをしっかり講じてほしい、同...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今御指摘もございましたように、金融の国際化、自由化ということが言われてもう久しいわけでありますけれども、しかし率直に申し上げまして、残念ながら強制的な制限を、規制をしていくといったような体質から完全に抜け切っていなかったということは私は言わざるを得ないと思いま...全文を見る
○村山内閣総理大臣 護送船団方式と言って、お互いにもたれかかっていくようなやり方というものは、やはりこれは徹底的に改めるべきだというふうに思いますね。  同時に、今大蔵大臣からも答弁がございましたように、この不良資産の決着やあるいは金融不安というものを解消する、そのためには三年...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今、日銀総裁や大蔵大臣から答弁もございましたように、破綻をした金融機関で当面一番行き詰まるのは何かといえば、預金者が払い戻しを求めたときにその資金がないというのでは、これはもう信用秩序は破綻をするし、金融不安というのは一層広がっていくわけですから、したがって、...全文を見る
○村山内閣総理大臣 振り返って考えてみますと、八〇年の後半ぐらいからバブルが発生して、そして九〇年の前段ぐらいに崩壊していく、こういう経済の急激な変動の中で、価格が異常に高まったかと思ったら急激に下がっていく。こういうような状況の中で、金融機関が、とりわけ建設業者や不動産業者等々...全文を見る
○村山内閣総理大臣 八月に、今お話のございましたように、立入調査をやっているわけですね。その立入調査をやった八社合計の不良債権額等の実態については、これは明らかにされておると思うんです。  ただ、今答弁もございましたように、個別の案件について公表するというのはやはり差し控えるべ...全文を見る
○村山内閣総理大臣 いや、別に変な知恵をつけられて答弁しているわけじゃありませんよ。  ただ、私はやはり実態を明らかにしていくことは大変大事なことだと思いますし、それからまた、最終的には公的資金の導入なんというものも課題になるというようなことが想定されるときだけに、国民の皆さん...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今それぞれのやりとりを聞いておりまして、これはやはり先ほど来答弁をいたしておりますように、公表できるものとできないものとがおのずからあるというのは、これはまた行政の立場からすれば当然だと思います。  今、草川委員の方から委員長にそういうお話があったわけですか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 複雑な要因が絡んでおりますこういう問題の処理だけに、私は、最終処理をする場合に、不良資産の回収というものも、これは総力を挙げてやる必要がある、そのために必要なら法的な手段もやはりとって、そしてやるべきことはきちっとやるということがなければ問題の解決にはならない...全文を見る
12月13日第134回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(村山富市君) 石川議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。  第一の質問は、住専問題の責任及び早期解決に向けた取り組みについての御質問でございますが、住専をめぐる問題は現在の不良債権問題の中でも象徴的かつ緊要な問題でございます。我が国金融界、国民のみならず世界...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 広中議員の質問にお答えを申し上げますが、冒頭に「もんじゅ」のナトリウムが漏れたことによる事故について質問がございました。  私は、何よりもなぜこんな事故が起こったのかという原因の徹底的な究明をする。そして、何よりも安全を確保して再びこのような事故が再発...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 萱野さんが感慨を込めて述べられたことについて、私も全く同感をいたしました。これからもますますお元気で御活躍を御期待申し上げます。  次に、質問についてお答えを申し上げたいと思いまするが、不良債権問題の早期解決に向けての決意についてお尋ねがございましたが...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 筆坂議員の質問にお答え申し上げます。  大和銀行事件に関する行政批判についての御質問でございますが、まず今回の大和銀行に対する米国の処分は、先ほども申し上げましたように、あくまでも大和銀行自体の行為に対して決定されたものであることについては御理解をいた...全文を見る
12月14日第134回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣から答弁があったことに尽きると思いますけれども、井口というお話のございました元大和銀行の職員が十一年間にわたって十一億ドルの不正を行ってきた。これは、大和銀行の内部管理体制に問題があったんではないかとか、あるいは業務運営に不適切な点があったというよう...全文を見る
○村山内閣総理大臣 今大蔵大臣から答弁があったその日に報告を受けました。
○村山内閣総理大臣 先ほど来お話がございますように、これはやはり銀行、金融機関内部の管理体制をしっかりして、そして長い期間にわたって不正行為が発覚しなかったというような管理運営のあり方というものはやはりよろしくないというふうに思いますから、その内部のそういう体制というものをしっか...全文を見る
○村山内閣総理大臣 この公の席で個別の会社の経営の内容あるいはその取引の状況等を具体的に議論をすることは、私はやはり差し控えるべきだと思うのです。  ただ、全体として、これからこれだけこの不良資産を抱えて、しかも金融不安が可能な限り少なくなっていくような努力をしなければならぬ。...全文を見る
12月26日第134回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(村山富市君) 今、委員長からもお話がございましたように、決算の重要性については今さら申し上げるまでもないと思いますが、予算の執行の実績である国会における審査は、予算の執行が所期の政策目的を果たしているかどうか等について審査、検討いただくものであり、極めて重要なものであ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、委員長からお話がございました会計検査院のいろんな処遇の問題についてでございますが、これは会計検査院の検査の機能の重要性につきましては先ほど来申し上げておりまするし、委員長からもお話があったとおりだと私は思います。  この調整額等につきましては、職務...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今御指摘のございましたODAの効果的、効率的な実施というのは、これは財源が国民の税金でございますから、そのように厳しくとらえていかなければならぬことは当然だと考えます。  会計検査報告に掲記されておりまする案件につきましては、これは調べてみますと、七十...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話のございました内閣補佐官につきましては、これを内閣総理大臣の指導力の発揮の一助とするよう、これを補佐する者を法律上位置づけると、さきの臨時行政改革推進審議会、これは第三次行革審でありますけれども、最終答申にも含まれておりまするし、同様の趣旨の与党の...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今いろいろな御意見がございましたけれども、行政をできるだけ簡素化して効率的にしていくということは常に心がけなきゃならぬ大事なことだと私は思うんです。したがって、毎年総定員法を決めて、そしてその総定員法に基づいて削減をするという方向で努力をしておりますから...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘のございました点は極めて重要な視点だと思います。  私も、国連五十周年記念の総会に参りまして、国連で働いておりまする日本の方々にお会いをしまして、もっとふやしてほしいというような要望もお聞きいたしました。ただ、境遇やら待遇の問題等もあってそう簡単...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話もございましたように、去る十一月に大蔵大臣より、財政事情の一層の開示を図るため、八年度の財政事情は容易ならざる状況に立ち至っておると、八年度予算におきましては特例公債の発行を回避するのは困難であること、そのような状況であればこそ歳出削減に一層強力に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) いろいろお話がございましたけれども、質問のポイントはどこにあったのかというのがよく聞き取れなかったんですけれどもね。
○国務大臣(村山富市君) 恐らく主として住専問題に対する今回の政府決定に対する御批判ではないかと思うんですけれども、日本のバブルというものがどういう原因で起こってきたのか、どういう経過をたどってどういう行政の指導なりあるいは経済界の動きによってバブルが崩壊するに至ったのか。そのた...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 全体としては、今お話もございましたように、世界全体がそういう軍縮の基調にあるわけですから、その基調に沿い得るような形で日本の防衛力というものもやっぱり軍縮の方向をたどるべきだということについては、一貫をして考えている考え方については変わりはありません。 ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは防衛庁の方から専門的な答弁があるといいと思いますけれども、私が承知している範囲では、平成七年の三月末現在の保有機数というのは、F1、支援戦闘機七十四機、それからT2、高等練習機八十一機、今お話のございました百三十機の中にはこの高等練習機も含まれてお...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、経過はもう委員御存じのとおりだと思うんですけれども、今お話ございましたように、米国が研究を進めているわけですね。米国の研究に日本も事務レベルで入って検討している、こういう経過になっているわけです。今お話もございましたように、一つの試験として失敗を...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今お話しのございました遺棄化学兵器の処理につきましては、これは先般我が国の政府としても、国会の御協力もいただいて化学兵器禁止条約の批准をいたしました。その化学兵器禁止条約の精神というものは、やっぱり遺棄をした方の国にその処理の責任があるということは明確に...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これはもう戦後五十年も経過しておる現状について考えた場合、場所を特定することやら、あるいはどういうものが遺棄されておるのかというふうなことについてもやっぱり大変難しい問題がある。今委員からお話もございましたように、これはもう外務省だけでは到底対応し切れな...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) お答えします。  今お話もございましたように、これは長い経過がある問題でありますけれども、どういうふうに処理をすることが一番いいのかということについては、これは第一義的にはやっぱり関係した金融機関なりあるいは系統機関なりあるいは住専、ノンバンクなり、そ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 御指摘の点は当然なことだと思いまするし、これから行政としても取り組みを強化してそういう実態を明らかにする。同時に、国会の審議の中でも漸次それは解明されていかなきゃならぬ問題だというふうに思っていますから、そういう実態の解明については全面的に国会に対しても...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは今お話もございましたように、六千八百五十億円という税金を使うわけですから、国民には知る権利がある、国会の審議を通じて解明できる点については積極的な協力もしていかなきゃならぬというふうに考えておりますし、行政としても公開してできるだけ実態を国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 地方分権の推進に関する答申の中においても指摘されておりまするし、今お話にもございましたように、昨年十一月の第二十四次地方制度調査会の答申にもあるわけでありますから、その点も十分踏まえた上で、私は分権と兼ね合わせてこの監査制度の強化充実というものは必要であ...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 誤解があるといけませんからこの際申し上げておきたいと思いますけれども、これは農政上の問題で六千八百五十億円という金を出すようにしたわけじゃないんですよ。ただ、質問の中で農協の系統機関がつぶれたっていいじゃないかと、こういう質問がありましたから、いやそれは...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) 今、いろいろお話もいただきましたけれども、私はこの結果から見れば、あのときにもっとこうすればよかった、もっと厳しくこう対応すべきだったという行政指導上の責任はやっぱりあると思います。これは問われてもしかるべきだと思います。  今、大事なことは、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(村山富市君) これは、東京地裁の勧告に基づいて和解のテーブルに着いて誠意を持って対応していこうと、こういう方針でおるわけですけれども、その和解の話の進む過程の中であるいはそうした問題も出てくるかと思いますけれども、そうした真相の解明についても、政府はできるだけ誠意を持...全文を見る