森田一

もりたはじめ



当選回数回

森田一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○森田委員 それでは、大臣の所信に対する質疑を行わせていただきます。  やや大仰な表現になりますが、我が人類は、五千年前の農業革命、三百年前の産業革命、そして現在の情報革命の大きな曲がり角を迎えておるわけでございます。  それでは、この情報革命の時代というのはどういう特色があ...全文を見る
○森田委員 次に、戦後の我が国の政治の柱の一つは地方自治でございまして、御存じのように、戦前は、明治憲法、帝国憲法には地方自治という言葉はございません。しかし、現在我々が持っております憲法には第八章「地方自治」ということが掲げられておるわけでございまして、それをもとにして、戦後の...全文を見る
○森田委員 その点はまことに大臣のおっしゃるとおりでございまして、予算委員会で私の隣の先生の言われることには、村井仁先生でございますが、長野県は有名な知事がおられまして脱ダム宣言というようなことをやられますが、確かに長野県だけをとってみればダムを廃止することは可能であっても、下流...全文を見る
○森田委員 大臣の御答弁の中で人口減少社会ということについて言及されたのは全く私も同感でございまして、江戸時代、明治時代を通じて、人口減少ということを我々日本国民は経験をしておらないわけでございます、戦争の一時的な戦死者の場合を除いて。  そこで、二〇〇六年から人口が減少すると...全文を見る
○森田委員 それから、これは若干国土交通行政から離れるというか、もっと一般論になるかもしれませんが、実は、私の小冊子、「硯滴」という小冊子に書いてあるわけでございますが、この間、予算委員会から出てきたときに小泉総理から、あれ読んだよということを言われた件についてでございます。 ...全文を見る
○森田委員 時間はちょっと余っていますが、終わります。
04月14日第162回国会 衆議院 本会議 第19号
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○森田一君 このたび衆議院より、壇上でおられる諸先生方とともに、在職二十五年の表彰を受けることになりました。甚だ光栄なことであります。  ここにおられる私以外の諸先生はそうそうたる方々ばかりでございますが、年長のゆえをもって、私が代表して御礼のごあいさつを申し上げます。(拍手)...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○森田委員 きょうは、専ら新町参考人に対して質問をいたしたいと思います。  今回の日本航空の一連の事故について私が痛感をするのは、次の二点であります。一つは、日本航空の官僚的体質であり、もう一つは、日本航空と日本エアシステムとの合併に絡む問題であります。  まず、官僚的体質と...全文を見る
○森田委員 ただいま一部は述べられましたが、親方日の丸の意識の払拭というのはなかなか大変なことでございまして、日本航空については、私の岳父大平総理も、そのような気風があることを非常に嫌っておったわけであります。  これを払拭するには、癒着やマンネリを排して、そして極力新鮮な活動...全文を見る
○森田委員 ちょっとこれは重ねての話になりますが、要は、官僚的体質ということから出てきやすい弊害というのは、国土交通省、これには機敏に、しかも真摯に対応しなきゃいかぬ、こういうことは出てくるわけであります。しかし、そういう意識が頭の中心になりまして、そして、それよりさらに考えが及...全文を見る
○森田委員 次は、日本航空とエアシステムとの間の合併に伴う問題でございます。  私も、今地方団体の合併が行われておりますので、それをかいま見ておるわけでございますが、合併というのは想像以上に困難な作業でございます。日本航空にとっても同様のことであろうと思うわけでございます。そう...全文を見る
○森田委員 それから、世間において誤解というか疑問が生じておりますのは、定時性との関連で安全性ということが議論されておることでございます。  これはまさに、よくこの文章を読めば、確かに安全性というのが大前提だということでございますが、しかし、定時性とトレードオフのような関係に出...全文を見る
○森田委員 安全の確保という場合に重要なことは、人間でありますからミスということは起こり得るわけでございますが、一つのミスが起こっても、それが顕在化しない、いわゆるダブル、トリプルのシステムができておるということが何よりも大切だと思うわけでございますが、そのような点についてどうい...全文を見る
○森田委員 そのCRM教育というのは大変大切だと思うんですが、さらに具体的に言えばどういうことをやりますか。
○森田委員 そういうものであるとすれば、そのCRMの前提になるいわゆる社員全体の意識と能力の向上について、研修その他いろいろなことが考えられなきゃいかぬと思うわけでありますが、そのように全体的な意識の向上、すなわち、先ほど経営陣が現場を回る、これも大切でございますが、おのずからそ...全文を見る
○森田委員 今、日本航空の最大の問題の一つは、岩崎航空局長もおられますが、日本航空が国土交通省に提示した改善案が本当に実行できるかどうかという問題であります。  すなわち、国土交通省の航空局もそこの点について最善を尽くさなきゃいかぬわけでございますが、しかし同時に、先ほど申し上...全文を見る
○森田委員 きのう急遽私がきょう質問することが決まったわけでございますが、きょうのこの質問をするまでにも、国会議員の皆様方からいろいろな御意見をいただいております。そのうちの一つに、日本航空の経営の組織、大分簡略化されたわけでありますが、しかし、それが責任体制という意味において複...全文を見る
○森田委員 それでは、最後の質問に入りますが、私が最初にるる述べたことは気質ないしは気風に関する問題でございますから、私はそう簡単に直るものとは考えていないわけでございます。しかし、簡単に直らないといっても、それが大惨事につながるということになればこれは大変なことでございますから...全文を見る
○森田委員 終わります。
05月18日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○森田委員 ただいま上程されております法律案につきまして、若干質問を申し上げます。  戦後、我が国は廃墟の中から立ち上がって、そして傾斜生産方式、これは石炭と鉄鋼を重点に生産するというものでございますが、あるいは復興金融金庫の融資を武器に、猛烈なインフレと戦いながら、戦前のピー...全文を見る
○森田委員 それでは、その当時の二十二地域でございますか、とにかく私の印象が、どことどこというような印象は残っておりませんので、一、二でいいですから具体的に、典型的なところを二、三、地域を挙げていただきたいと思います。
○森田委員 以上の御説明のように、最初の特定地域総合開発計画にはそれぞれ切迫したニーズがあったわけであります。  その後、世に有名な池田内閣の所得倍増計画、ちなみに、このとき私の岳父の大平正芳は内閣官房長官をしておりましたし、また、この所得倍増計画は、皆様方よく御存じのように、...全文を見る
○森田委員 それでは、それに続く新全総、三全総、四全総につきまして、それぞれ簡単でいいですが、その特色、テーマあるいは目標というようなものを御説明いただきたいと思います。
○森田委員 今お伺いしていますと、委員の先生方もそれぞれについて立派なお題目があるなという感じだと思いますが、私が何となく感じるのは、それぞれ第一次の全総から新全総、三全総、四全総、五全総、デザインと来るにつれて、やはり惰性というか、計画をつくるための計画というような色彩がほんの...全文を見る
○森田委員 ところで、話題はかわりますが、全総計画のねらいは言うまでもなく一極集中を排除して国土の均衡ある発展を図るということでございますが、私が常日ごろ念頭にございますのは、しかし、こういう努力をしながら、日本ほど一極集中が激しいところはないのではないかという気がするわけであり...全文を見る
○森田委員 今度の質問は通告していないんですが、実は私は、東京を中心とする関東とそれから大阪を中心とする関西、これが、できれば国土の均衡ある発展という中にあって二つの中心、いわゆる二眼レフとして国土が発展していったらいいなと前から念じておるわけでございますが、なかなかそうはならな...全文を見る
○森田委員 それでは、今回の法案を貫く哲学というのは、これまでの全総計画の哲学と根本的に違う点があると思うわけでございますが、この点について大臣の所見をお伺いします。
○森田委員 ただいま大臣から説明していただいたように、これまでの五次にわたる全総計画と今回の計画とは大きな違いがあるわけでございますが、しかし、世の中あらゆる転換というのは悩みの中から発生するわけでございまして、その前の段階でいろいろ検討され、思い悩んで、そしてその結果が大きな決...全文を見る
○森田委員 その御説明がありましたので、私は御質問を控えようかと思っておったんですが、ちょっと御質問させていただきます。  一次から五次まで、いろいろな思いを持って、またいろいろなテーマを抱いて、それぞれ特色あるものではございますが、とにかく典型的なもの一つを取り上げるとどうか...全文を見る
○森田委員 よくわかりました。  それから、今回の法案は、先ほど大臣から御説明がありましたとおり、国家財政も厳しくなっておる、あるいは人口が減少する、有史以来の出来事が起こっておる、価値観が多様化しておる、これは確かに大変大きな変化でございまして、これは国土総合開発のみならず、...全文を見る
○森田委員 それでは、全総計画で象徴的にあらわれておる、よく一般に言われておる国土の均衡ある発展という概念でございますが、この概念は、単に全総計画のみならず、例えば、私は批判的でありますが、竹下内閣の一市町村一億プロジェクトというような構想を生み出したり、あるいは公共事業を実施す...全文を見る
○森田委員 これからちょっと局長に、その点についてさらに掘り下げたところでお伺いするわけでございます。  きょうは後ほど寺田先生も御質問になるわけでございますが、我々お互いに今の財務省の主計局におったわけでございまして、国土の均衡ある発展という、それぞれの地域からの要望というと...全文を見る
○森田委員 おっしゃることはよくわかるんですが、ただし、市町村というのは、基本的な市町村長の立場というのは、国全体というよりは、隣の市町村より我々の方がいい、隣の方からは劣っていない、そういうことであれば、あの市長さんは有能だ、あるいは町長さんは有能だと言われる傾向がありまして、...全文を見る
○森田委員 それからもう一つ、今、全国では合併が大いに推進されております。それで、細かく見れば、西高東低と言われるように、西日本で合併が非常に進んでおって、東日本の方あるいは北海道では合併がそれほど進んでいないわけでございますが、これはある意味では、市町村の面積が非常に大きいとか...全文を見る
○森田委員 今たまたま三十万人という話が出ましたので、これは若干宣伝になりますがお話しさせていただきますと、実は大平総理は前々から田園都市構想ということを言っておりまして、これが、大体三十万人ぐらいの都市をもとにして、そして国との二層制というようなことを考えておったわけでございま...全文を見る
○森田委員 それでは、最後にちょっと人間臭い質問をして、質問を終わりたいと思います。若干まだ時間はありますが。  今回の一部改正法律案につきましては、まさに後の歴史において局長の名前が残ると思うわけでございますが、一次から五次までのそれぞれの開発計画において、下河辺さんの話はよ...全文を見る
○森田委員 はい。以上で終わります。