森元恒雄

もりもとつねお



当選回数回

森元恒雄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○森元恒雄君 時間が大分迫ってきましたので、端的にお聞きしますけれども。  まず、青木参考人にFTAについてお聞きしますが、日本の場合、先ほどから話が出ていますように、やっぱり農業問題が一番ネックになると思うんですね。それでアジアの問題、関係についても中国に一歩後れを取った感が...全文を見る
02月20日第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○森元恒雄君 ちょっと遅れてまいりまして、お話をお聞きしないでこういう質問をするのは恐縮ですけれども、お二人の参考人の方に共通でお聞きしたいと思います。  今、中近東の国々の産業を支えているのは石油にほかならないわけですが、今も質疑の中で多少お話が出ていますが、ポスト石油をどう...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元でございます。  質問の機会を与えていただきましたこと、まずもって御礼を申し上げたいと思います。  また、今回の地方自治法の改正は非常に内容が多岐にわたっておりますけれども、わけても、住民訴訟に関する件あるいはまた中核市の指定要件の緩和に関しまし...全文を見る
○森元恒雄君 原告が勝訴したケースはごく一部だというふうに伺いましたけれども、もし分かれば、もう少しどういうケースだったのか、五件だというふうに聞きましたので、もし分かればで結構ですけれども、教えていただければと思います。
○森元恒雄君 それでは、次にお聞きしますが、この住民監査請求でありますとか、あるいは住民訴訟の制度は、御案内のとおり国にはないわけですね。地方団体に特有の制度としてこういうものが設けられておるわけですけれども、なぜ国にはなくて地方にあるのか、公金の支出の違法性を争うというケースは...全文を見る
○森元恒雄君 それではお聞きしますけれども、今お話しのようにアメリカのその制度をそのまま輸入した、導入したということですが、具体的に中身についてもう少し細かいその制度の仕組みあるいは運用のされ方について、もしこれも分かればで結構ですけれども、アメリカと日本の間で違いがあるのかどう...全文を見る
○森元恒雄君 それでは、政務官にお聞きしますが、この住民訴訟は法律二百四十二条の二に規定されていますが、四号あるわけですね。四つのタイプが規定されておりますけれども、一号から三号に規定されているものは執行機関又は補助職員を対象とするという形になっておりますが、この四号が少なくとも...全文を見る
○森元恒雄君 よく分からない、必ずしもよく分からない点があるという今のお話でございますが、それでは副大臣にお聞きしたいと思いますが、現在のこの住民訴訟、特に四号訴訟についてそれが果たしている機能あるいは実態について、副大臣としてどう見ておられるのか、考えておられるのか、その点の御...全文を見る
○森元恒雄君 私は、個人的に思いますのは、冒頭にも申し上げましたように、背任とか横領とか、要するに職員個人が犯罪行為的な違法なことを行って、それに伴ってその賠償責任を負うというのは、これはもう議論をまつまでもない、当然のことだと思うんですね。  しかし、本来の役割、与えられた職...全文を見る
○森元恒雄君 それではお聞きいたしますが、今回の改正について反対だという立場の方々は、今、副大臣がおっしゃられたように、個人から機関に替えても何ら変わらない、むしろ目的を達成することにつながるんじゃないかということではなくて、相手が切り替わることによって、住民サイドからすると訴え...全文を見る
○森元恒雄君 次に、政務官にお聞きしたいと思いますが、この点も先ほどちょっと申し上げましたが、現行の四号訴訟の場合には、被告となる職員についてその範囲が法令上は別に明示されておりません、限定されておりません。したがって、原告は、だれを訴えるかというのは、その原告の判断、裁量に全面...全文を見る
○森元恒雄君 今の、資料を出すことについては個人の立場で受けて立つのに比べて執行機関という公の立場の方が対応しやすくなると、それはよく分かりました。  私がお聞きしたかったのは、それじゃなくて、むしろ訴えられる人の範囲は変わるのか、要するに、従来ですと、個人でしたからだれでも相...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。今のように、直接対象になるのは執行機関であるけれども、中身によって実際に責めを負うべき職員まで当然含まれると。分かりました。  そのことに関連してでございますが、今回の改正に対する反対の理由のもう一つの理由として、要するに、訴訟が今までと違っていった...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  それではお聞きいたしますが、今のお話のように、訴訟告知がなされるとその効力が個人である職員の方にも及ぶというお話ですけれども、そうであれば、その一段目の訴訟の段階で個人の方も弁明できる機会が与えられないと職員の方の今度は権利救済という面で不十分で...全文を見る
○森元恒雄君 第一回目の、一段目の訴訟で長が被告になるケースの場合に、仮に長、執行機関が敗訴しますと、それで応ずればそこで問題は片付きますが、仮に長がそれに従わないということになりますと、改正案では監査委員、代表監査委員ですか、が個人としての今度は長を相手取って執行を求める訴訟を...全文を見る
○森元恒雄君 実際問題としては、恐らく多分そういうことだろうとは思うんですけれども、あり得ないことも考えるのが法律を制定するときのいろんな技術であるべきことではないかなと思うんですね。  それは、現実に問題が起こっているわけではありませんからそれ以上お聞きしませんけれども、もう...全文を見る
○森元恒雄君 今のお話ですと、要するに業者も訴訟参加という手続を経て当事者になってそこで争うことになるんだから、十分目的は達成できるし、従前と余り変わりませんよと、こういうようなお話かと思います。  私はそれで分かりましたけれども、それじゃ仮に談合の事実がありと、こういうふうに...全文を見る
○森元恒雄君 それではちょっと別の点ですが、監査請求についても今回の改正で暫定的な停止制度が創設されております。事が起こってから事後的に救済措置を求めるよりも、そういうことが起こらないように事前に手当てをする方が基本的には望ましいんじゃないか。先ほどのアメリカの例でも、実際の争い...全文を見る
○森元恒雄君 それでは、住民訴訟関係の質問は以上にしまして、次に、市町村合併について少しお聞きしたいと思います。  現在、政府の方では、市町村合併特例法を延長し、あるいはその内容を拡充して、平成十七年三月までの期限を目途に精力的に市町村合併を推進しておられるわけであります。 ...全文を見る
○森元恒雄君 ちょっと趣旨を十分のみ込めなかったんですけれども、私がお聞きしたかったのは、住民投票によって協議会の設置ができるようになることによって、今回の改正によって更に合併が促進する方向に向かうでしょうか、それをどういうふうに考えていますかということなんですけれども。
○森元恒雄君 この点は午前中も少し質疑があったわけでございますが、今回の改正の住民投票はあくまで合併協議会の設置に関するものでございます。そうすると、そこでいろいろ検討がされて、いよいよするか、合併するかしないかというのはあくまで議会の判断ということになりますと、今までの協議会の...全文を見る
○森元恒雄君 私は、ただ、住民の意思によって決めれば合併が促進する方向に行くか、必ずしもそうでないんじゃないかという思いを多少持っています。といいますのも、全国的な市町村長さんの御意見をいろいろ伺っていますと、おおむねの傾向ですけれども、市は合併促進派の方が多い、しかし町村の方は...全文を見る
○森元恒雄君 合併に対して、町村も一切反対だと言っているわけじゃないんですね。もっと夢や展望が開けるように、在り方を含め理念、目的、そういうものを明確にしてもらいたいと。やはり、だから、合併すればこれ良くなるんだというような絵がかけるような環境をやっぱり国として作っていく必要があ...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点。  合併特例法の中では、特に議員の身分についていろいろ特例措置が講じられております。それから、一般の職員については、これは身分保障があるわけですから、当然合併がされても基本的には身分はそのまま新しい団体の方に引き継がれるわけですけれども、市町村長さんある...全文を見る
○森元恒雄君 最後に、大臣に一点お聞きして終わりたいと思いますが、市町村合併の促進策の一つという位置付けかなと私は理解しますが、政令指定市の要件を現在事実上人口百万の見込みがあることということで扱われておりますけれども、これを七十万ぐらいでもいいんじゃないかというような方向だとい...全文を見る
○森元恒雄君 堺市はどういう扱いでしょうか。
○森元恒雄君 堺市の扱いをお聞きしております。
○森元恒雄君 七十八万ぐらいだと思います。
○森元恒雄君 終わります。
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄です。  民間放送中心のアメリカ、公共放送中心のヨーロッパに対しまして、日本はNHKと民放各社という公共、民間併存型であります。そういう中で、私は、公共放送としての使命を担っているNHKとしては、国民の強制的な性格のある受信料で経営が成り立って...全文を見る
○森元恒雄君 今お話しのように、学校の教育、授業ではなかなか学べないようなものを中心に、新しい感動を受けるような文学作品であるとか、また今お話しのような理科教育で目を開かれるようなそういう実験、体験をするとか、そういうのを中心に努力をいただければ有り難いと思っております。  次...全文を見る
○森元恒雄君 ありがとうございます。是非、御検討お願いしたいと思います。  今のコンクールとも関係、若干するんですけれども、もう一つ私は是非検討いただきたいと思いますのは、視聴者参加番組のところを拡充できないかなと思います。  日曜日のお昼どきの素人のど自慢は、もうあれは本当...全文を見る
○森元恒雄君 次に、先ほどもちょっと質疑がございましたが、川口に今建設を進めておられますアーカイブの件についてお聞きしたいと思います。  ITの時代でコンテンツが非常に重要だという話は先ほど来出ておるわけでございますが、この百五十数万本あるというふうにさっきお聞きしましたこの過...全文を見る
○森元恒雄君 これは総務省の方にお聞きしたいと思いますが、この三月八日に総務省の方で日本放送協会のインターネット利用に関するガイドラインというのが定められました。その中では、当面NHKの性格とか民間との調和等を考えて、インターネットの利用は放送の補完としての役割にとどめると。した...全文を見る
○森元恒雄君 はい。それじゃ、是非それだけお聞きして終わりにしたい。
04月24日第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○森元恒雄君 私も何回かのこの会で参考人の方々からお話伺っておりましたけれども、いま一つまだ自分なりに、イスラムの国々と日本がどういう形で今後付き合っていったらいいのかと、確たるものをつかめない状態でございます。そんな思いで二、三お聞きしたいと思いますが。  せんだっての党首討...全文を見る
○森元恒雄君 よろしいですか。
○森元恒雄君 ちょっと、お聞きした中でお答えいただいていないところがあると思いますので、その点、まずお聞きしたいと思いますが、外務省の方には、議員外交をもっとやったらどうかというのと、それから地方団体をもっとかませていったらどうかと、この点についてお答えをまずいただきたいと思いま...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点、経済産業省の方にもう一点お聞きしたいと思いますが、具体的にそういう自動車だとか水だとかというようなことについての先方から要請があるという話は今お聞きしましたけれども、私は、端的にお聞きしたかったのは、その反米とか反西欧とか反グローバリズムということをスロー...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○森元恒雄君 まず初めに感想めいたことを申し上げたいと思いますが、数回この調査会で学識者の方々にもおいでいただいていろいろ勉強してきたわけですけれども、私は、何回かそういうお話を聞けば自分なりにもっとイスラム社会というものの理解が深まり一つの像というものを頭の中に描くことができる...全文を見る
07月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。今日は、四点にわたりまして質問させていただきたいと思います。  まず初めに、公務員制度改革についてお聞きしたいと思います。  政府は、昨年の十二月に公務員制度改革大綱を閣議決定をいたしまして、現在、法案作成のための準備作業に入っ...全文を見る
○森元恒雄君 私も、今、大臣のおっしゃられたような日本の国、日本の社会が置かれている状況を的確に判断して、今何をなすべきかというようなことについて役所、官僚がしかるべき答えを出していく、しかもそれを効率的に執行していくというような体制に改めていくということはそのとおりだと思います...全文を見る
○森元恒雄君 そこは若干私の思いとずれがあるわけでございますが、私は、やっぱり各省ごとに任用する、あるいは現役中に各省大臣が責任を持って人事管理を行うということによっていわゆる役所の中での意識というものが強まってくるという面は、これは避け難い面があると思いますが、同時に、そればか...全文を見る
○森元恒雄君 私は、今お話しのような運用のやり方についていろいろ改善、工夫をしていくということについては大いに是非やっていただきたいと思いますが、一点、やはり各省ごとにそれを行うということになりますと、先ほどから申し上げているようなセクショナリズム、縦割り行政ということとの兼ね合...全文を見る
○森元恒雄君 今、大臣もお話しいただきましたように、この問題は一朝一夕に抜本的に改まるということはなかなかできない問題だと思うんです。人の人事が絡んでおります。したがって、年次を追って、正に段階的に解消していく以外にないと思います。  しかし、そのためには、やはり一日も早くまず...全文を見る
○森元恒雄君 じゃ、ちょっと一点、別の話題でお聞きしたいと思いますが、今回の公務員制度改革大綱の中には能力等級制度を導入するという考え方が示されております。  正に能力本位で適材適所の人材配置を推進していこうという考え方、先ほど大臣もおっしゃられた目的、趣旨がここに反映されてお...全文を見る
○森元恒雄君 それじゃ、最後にもう一点だけお聞きしておきたいと思いますが、今回の公務員改革大綱は、ざっと読ませていただきましても、専ら幹部候補生となるべきような層の公務員を対象とした改革案になっているような感を受けるわけでございます。  しかし、公務員、国家公務員、非現業だけで...全文を見る
○森元恒雄君 それじゃ、石原大臣、どうもありがとうございました。  それじゃ、次にPFIについてお聞きをしたいと思います。  平成十一年の七月にPFI法が制定され、翌年の三月に基本方針が策定されました。おおむね二年経過したわけでございますが、現在どの程度実施されているのかとい...全文を見る
○森元恒雄君 私も、このPFI事業というのは、日本のいわゆる社会資本整備、あるいは公共事業の整備、あるいはその管理運営をするに当たって新しい手法として導入されたものでありますし、今日のいろんな日本の状況を考えましたときに、積極的に推進することが望ましい事業であるというふうに考えて...全文を見る
○森元恒雄君 次に、扇大臣にちょっとお聞きしたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、この五十七、現在進んでおります五十七事業を見ますと、いずれもいわゆる箱物と言われるような事業でございまして、教育文化、ごみ処理等々のいわゆる施設を整備し、それを管理運営するというのが多いわけ...全文を見る
○森元恒雄君 今、大臣がおっしゃられたその営繕関係で進みつつあるというのは、私もいただいている手元の資料で十分承知をしております。  私がお聞きしたかったのは、それはそれとして、プラスですね、今、大臣もお話しいただいた道路、港湾等についても今後PFIをもっと積極的に取り入れてい...全文を見る
○森元恒雄君 BTOとBOT、あるいはBOOとある中で、いわゆるPFIの趣旨によりかなった方式はBOTだというふうに言われておりますので、是非BOTについても補助金が交付できるように御努力をお願いしたいと思います。  もう一点、地方の単独事業についてお伺いしておきたいと思います...全文を見る
○森元恒雄君 それじゃ、竹中大臣にもうあと二点ばかりお聞きしたいと思いますが、一点は、このPFI方式は何かしらお金がなくても事業ができるような魔法のつえみたいなふうに一部ではとらえられておる嫌いがあります。財政が非常に急迫している中でこれ以上借金を重ねるのが難しい、さすれば当面の...全文を見る
○森元恒雄君 最後にもう一点お聞きしたいのは、このPFI方式というのは確かにいい方式だと私も思いますけれども、しかしこれを実際に実行するとなると大変手間が掛かる方式でもあるわけです。  それはなぜかというと、最初の企画段階から最終的な管理運営までを見通して、ワンセットでどういう...全文を見る
○森元恒雄君 それじゃ、扇大臣、竹中大臣、大変ありがとうございました。  次に、総務副大臣に行政評価について二点ばかりお聞きしたいと思います。  いわゆる行政の事務事業の執行に当たってプラン・ドゥー・シーというものが非常に大事だということは改めて言うまでもございませんが、ただ...全文を見る
○森元恒雄君 総務副大臣、じゃ、ありがとうございました。  もう一点、じゃ、行政評価局長さんの方にお聞きしたいと思いますが、今、副大臣の御答弁の中にもありましたように、各省が行政評価を行うに当たって、学識経験者も含めた、いわゆる第三者を含めた委員会が中心になって作業を進めると、...全文を見る
○森元恒雄君 正に始まったばかりでございますので、引き続き実施していく中で更に改めるところはないかどうか、十分これもお考えいただきながら進めていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。  じゃ、大変長い間お待ちいただきまして恐縮でございます。最後に、岸田副大臣に...全文を見る
○森元恒雄君 今、副大臣のお答えでは、私学に対する助成に対して拡充の方向で努力をしていくというお答えでございますけれども、しかしその現状を見ますと、私立高校、公立も余り差はありませんが、一人当たりどのぐらい経費掛かっているかというと、全国的な数値今手元にありませんが、大阪の場合で...全文を見る
○森元恒雄君 制度論といいますか、としてはおっしゃるとおりだと思いますし、余り文部科学省というお立場で個々の案件に踏み込むのはいかがなものかとおっしゃる趣旨もよく分かるわけでございますが、問題は、都道府県がまず第一にどう考えるかということはそのとおりであるとしても、都道府県が判断...全文を見る
○森元恒雄君 終わります。
07月08日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○森元恒雄君 自民党の森元恒雄でございます。  三人の参考人の先生方、今日は本当にお忙しい中、ありがとうございました。  これから私の方で幾つか御質問させていただきたいと思いますが、まず初めに、先ほども土本参考人の方からお話ございましたように、この本法の法が施行されましてわず...全文を見る
○森元恒雄君 先ほどの板倉参考人は、あっせん行為の対象として、例えば予算で補助金を計上するとかあるいは租税特別措置という制度を作るとか、そういうようなものも対象になるようなお話でございましたけれども、そうしますと、およそそういうことと関係のないその他の政治活動というのは一体何があ...全文を見る
○森元恒雄君 そこの点は、私どもはやっぱり補助金にしましても租税特別措置等にしましても、やはり制度としてあるいは予算としてというような場合には特定化されていないんですけれども、実際に運用していくときには個人あるいは個々の団体ということになってくるわけで、先ほどの先生のお話は、その...全文を見る
○森元恒雄君 それでは次、土本参考人にもう一点お聞きしたいと思いますが、先ほどの御意見の中で、この私設秘書について与党案は国会議員の私設秘書だけを対象にしているけれども地方議員についても同様な扱いをすべきではないかと、こういう御意見だったかと思います。  私どもは、やはり今回の...全文を見る
○森元恒雄君 最後に、飯尾参考人にお聞きしたいと思いますが、先ほどは、今回の法案を離れまして、広く政治の在り方あるいは政治責任の取り方について御意見をいただいたわけでございますが、その中でいま少し分かりにくかったのは、いわゆる対価をもらわなければあっせん、口利きは何をやってもいい...全文を見る
○森元恒雄君 ちょっともう一点だけお聞きしたいと思いますが、先ほどそれの続きで、いわゆる行政の中立性についてお話ございました。  内閣は、国会議員が大臣、副大臣、政務官、主要閣僚部分を占めておるわけですから、当然政治的な判断でもって行動をするということであります。しかし、先生の...全文を見る
○森元恒雄君 終わります。
07月16日第154回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元恒雄でございます。  まず最初に、郵政公社化につきまして、民営化との関係で少しお聞きしたいと思います。  昨年六月に経済財政諮問会議が取りまとめましたいわゆる骨太の方針の中に、構造改革の基本的な方向としまして、「民間でできることは...全文を見る
○森元恒雄君 今のお答えの中で、やっぱりポイントは私は二つあると思うんですね。一つは、民間がいわゆる信書便事業の方に参入してくると。参入してきたときに、その条件をきちっと満たしながら経営をするということをどう担保していくかという問題点が一つありますが、しかし問題は、参入しないまま...全文を見る
○森元恒雄君 今承知をしていないということでございますが、しかも議論をされた場は正式の懇談会じゃなくて有識者の勉強会だと、こういうお話でございますが、しかし、それはあくまで懇談会の中の勉強会、しかも懇談会を開くための事前の準備行為の一環ということを考えますと、この懇談会の性格が変...全文を見る
○森元恒雄君 それは水掛け論的になると思いますから、そういうふうに考えているということでお聞きしておきますが。  もう一点、この新聞報道によりますと、懇談会は今国会で審議中の郵政公社関連四法案について問題点を洗い出す作業に着手したと。具体的には、郵便事業に民間が参入する許認可の...全文を見る
○森元恒雄君 学者の方々なり有識者の方々が御自分のお考えに基づいていろんな議論をされることはこれは自由でございますが、その検討、議論している場があくまで政府が設置している懇談会という場でありまして、それは仮に正式であろうが非公式であろうが、そういう場で議論されているということは間...全文を見る
○森元恒雄君 副長官、ありがとうございました。結構でございます。  それでは、先ほど総務大臣にお聞きしたことに関連して、まず初めに、諸外国の事例といいますか現状等について少しお聞きしたいと思います。  まず初めに、ヨーロッパはEU全体としての指令が出ていることもあって、いろん...全文を見る
○森元恒雄君 もう一つ、ニュージーランドでありますが、これは総理も自らニュージーランドに行かれて、実際に郵便、あの国の現状はどうなっているのかということを視察されたわけでありますが、何年か前ニュージーランドはいわゆる行政改革でも世界の先端を行く国として日本からも大勢の人が視察、調...全文を見る
○森元恒雄君 今のお話のように、要するに民営化なり民間参入をすればすべて良くなるんだということでは決してないという具体的な例がニュージーランド一つ見ても明らかではないかなという気がするわけでございまして、こういう問題を扱うときには、やはり全体として事業がどううまくいくか、国民サー...全文を見る
○森元恒雄君 諸外国は大変いろいろの面で問題が起こっておるということをお聞きしたわけでございますが、次にそれじゃそういうことを受けまして、日本のこれからの公社化あるいは民間参入についての問題点、具体的にお聞きしたいと思います。  今まで議論されているポイントの一つは、民間参入に...全文を見る
○森元恒雄君 是非、大臣が率先垂範といいますかリーダーシップを発揮して、公社、大いに頑張っていただきたいと私も思いますが。  今お話の中で、アメリカと比べて郵便の出す数が少ないんじゃないかと。これは、一つは決済の仕方が、日本はカードですけれども向こうは小切手ですから、それはちょ...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点、郵政三事業はそれこそ三つの事業から成り立っておるわけでございますが、経理は一本でやっておられるわけですね。そうしたときに、例えば郵便は赤字で郵貯と簡保は黒字というような場合に、部門間の収支というのはあくまで独立を貫いていくのか、事業間で調整するということも...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  それじゃ次に、信書について幾つかお聞きしたいと思います。  信書の定義が問題になるのは、私は、やはりこれはいわゆる信書便事業に参入してくる事業者については余り問題にならない、すべて扱えるわけですから問題にならない。要するに、ここの線がどこで引か...全文を見る
○森元恒雄君 ガイドラインで具体的なことを示すということになるわけですけれども、しかし、例えばダイレクトメール一つ取りましても、ダイレクトメールは本質的には信書だと。しかし、その中身が公然、公開、いわゆるチラシ的にだれかれなしに限定なく配るものと同等のものは信書に含めないと、こう...全文を見る
○森元恒雄君 今、ちょっとお話ありましたが、受取人がこれがおかしいじゃないかとでも言わない限り、私は、実際問題としてほとんど分からないままに済んでしまうんじゃないかなと。仮に、信書に当たりそうなダイレクトメールであっても、だれも何も言わなければそれで終わりということになりますと、...全文を見る
○森元恒雄君 これも先ほど質疑がありましたけれども、私も、今回信書から除くとなったクレジットカードあるいは地域振興券がどうして例外になるのかなというのがいま一つよく自分自身納得できないんですね。カードの後ろに書いてある使用要項みたいなものが添え状に当たるという点もさることながら、...全文を見る
○森元恒雄君 これは、先ほどの官房副長官にお聞きした懇談会での議論でも指摘がされている点でございますが、総務大臣にお聞きしたいと思いますけれども、今回、郵政公社を所管する総務省がやっぱり民間企業の方も監督すると。それは事業主体、半ば身内の公社が事業主体としてやっている中に競争関係...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  もう一点、これも議論が出ておりますけれども、今回の公社の職員は国家公務員という扱いにすると、位置付けにするということでございまして、これは従来の三公社の形と比べても多少変わった形になっておるわけですけれども、なぜあえて公社にしながら身分は国家公務...全文を見る
○森元恒雄君 それじゃ、金融庁、副大臣にお聞きしたいと思いますが、郵便は国家独占でありますけれども、郵貯、簡保は今でも国家独占ではないわけですね。民間企業もやろうと思ったらできると。しかし、私は、そういう状況なのに、いろんなところから、郵貯、簡保については、民間の金融市場の発展と...全文を見る
○森元恒雄君 今おっしゃられたような税金あるいは預金保険では確かに差があるかもしれませんが、しかし他方、先ほども申し上げたように、全国見たときに、黒字のところはブロック単位で見れば東京、大阪、名古屋ぐらいしかないわけですね。民間だったらもうかる地域にしか支店を出さないわけですけれ...全文を見る
○森元恒雄君 時間が来ましたので、今の点について、総務省の方で、もし副大臣からお答えいただけるなら、それで終わりたいと思います。
○森元恒雄君 終わります。
11月19日第155回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○森元恒雄君 おはようございます。自民党の森元恒雄でございます。  ただいま上程されております行政手続オンライン化関係三法案について、今日はいろいろな点でお聞きをしていきたいと思います。  今、政府は五年以内、二〇〇五年までに世界最先端のIT国家の実現を目指すという大きな目標...全文を見る
○森元恒雄君 今、大臣からは、国民にとっても便利になるし、今役所の方もいろんな事務作業が非常に簡素効率化するというお話、そこに大きな効果があるというお話ですが、私は確かにそれは一番直接的な目的だし、実際そのとおりになるだろうというふうに思いますが、もう一つ併せて、この電子政府、電...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  是非、大いにそういう方向で進めていただきたいと思いますが、この電子政府あるいは電子自治体は二〇〇三年度までに実現する、図ると、こういうふうにされておるわけでございます。そういうこともあって法律が今、提案、上程されているわけでございますが、そういう...全文を見る
○森元恒雄君 ちょっと今のお答えの中で一点確認的にお聞きしますが、そうしますと六千七百ぐらいは今年中に動き出すと、こういうお話ですね、今のは。  しかし、認証の方は、政府認証は今年中にできるけれども個人認証は来年だと、こうなりますと、今年中に動くその六千七百のシステムの認証はど...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  認証については、ちょっとまた後でお聞きをしたいと思います。  それでは、先ほど大臣のお話の中にありました、いずれ、当面はまず窓口事務、申請とか届出の窓口事務だけれども、早晩、入札、調達、納税、投票というようなことまで電子化したいというお話でござ...全文を見る
○森元恒雄君 そうしますと、あれでしょうか、実際問題として、電子入札という形で入札が行われるように変わりますと、設計図面とか、そういうようなものは一切紙では存在しなくなると、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○森元恒雄君 そうしますと、建設現場、土木現場の作業員一人に至るまでパソコンを使えないと作業、仕事ができないということになるんじゃないかなと私は思うんですね。そういう体制を実際、末端の、末端というのは失礼ですが、一人一人の作業員の方にまで習熟させないと、入札はしたけれども仕事はで...全文を見る
○森元恒雄君 私は、やっぱりこの電子政府、電子自治体の意義というのは、しかし正にそこであると思うんですね。役所がリードすることによって社会全体がシステムが変わっていくと。したがって、それに対応できるように、国の役人だけじゃなくて地方団体の一人一人の担当者、そしてまたそれを実際に仕...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。  それで、こういう新しい制度とか仕組みが取り入れられても、なかなかそれにすぐには対応し切れないという人がどうしても出てくるわけだと思うんですね。特に、お年寄りの方とか障害、体に障害を持っておられるような方々はキーボードを見るだけでもうんざりしちゃう...全文を見る
○森元恒雄君 次に、システムの開発とかあるいは導入の面でちょっとお聞きしたいと思いますが、国の事務もそうですし、地方団体の事務もかなりの部分が共通ベースになっている部分があると思います。  先ほどちょっとお話ありましたが、そういうものは汎用型のシステムを開発をするというお話でご...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点、私はネットワークについてこれは是非お願いをしたいと思いますが。  今、霞が関のお役所は霞が関WAN、それから地方団体の間はLGWANというようなものを作っていこうということになっているというふうに聞いておりますが、しかしそれを、霞が関の中央省庁は共通のそ...全文を見る
○森元恒雄君 しかし、何というのかな、これはある一種の技術比べ、知恵比べみたいなところがあって、幾ら高度なものをやっても、さらにまたその上を行くような人がどうしても出てくるおそれがあるんじゃないかと。だから、そういうことを考えると、やっぱりシステムそのものが持っている強靱さといい...全文を見る
○森元恒雄君 分かりました。じゃ、是非そういうふうに早急にこれは進めていただきたいというふうに思います。  次に、認証の関係で一点お聞きしたいのはいわゆる漢字コードであります。  住民基本台帳ネットワークの場合も、漢字コードが足りないとか、メーカーごとに漢字のコードが振り方が...全文を見る
○森元恒雄君 独自の文化というものは作れないという面があると思いますので、この辺について考え方をお聞きしたいと思います。
○森元恒雄君 終わります。
11月20日第155回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○森元恒雄君 私、まず一点は、先ほどからいろいろ説明をお聞きし、あるいはやり取りをお聞きしていまして、マスコミの報道はともかくとして、日本はやっぱりFTAの取組に後れを取ったことは間違いないと思いますし、なおかつASEANとの関係の今までの合意、構想を見ましても、いま一つ腰が引け...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  それでは、お二人の参考人の方々に数点お聞きしたいと思います。  まず、今意見をお述べいただきましたことに直接関係はないんですけれども、現在進められようとしているこの公務員制度改革に関連して、連合等がILOに提訴をしておりまし...全文を見る
○森元恒雄君 小林参考人にお聞きしたいと思いますが、先ほどの民主主義との関連でのお話の中では、私のお聞きした理解では、やはり政治がもっと主導した形での国家体制というものを作っていくんであれば、もう少しリーダーシップを発揮する、またその中で参議院の役割を十全に果たしていくということ...全文を見る
○森元恒雄君 先ほど石原参考人は、大筋において今回の大綱は自分としては評価しておるというふうにおっしゃられたわけでございますが、今、我が国の公務員制度、何が問われているかということを考えますと、公務員が相次ぐ不祥事を起こしておるとか、あるいは関係業界との官業癒着体質があるとか、各...全文を見る
○森元恒雄君 今回の大綱につきましては、労働団体、職員団体等から、特に人事院の機能を低下させるものである、縮小させる方向で物事が進められようとしていると。もしそうであるならば、労働基本権を回復するということが本来の方向じゃないかと。しかし、労働基本権の制約については現状を維持する...全文を見る
○森元恒雄君 具体的な中身で二、三お聞きしたいと思いますが、今回の大綱は、現在の硬直的なといいますか、年功序列型の人事管理システムをできるだけ能力・実績主義に改めていこうという方向であるわけですが、先ほど石原参考人の方からもお話ございましたが、この人物の力を評価するということが、...全文を見る
○森元恒雄君 あらかじめいただいております小林参考人のレジュメの中に、内閣機能を強化して、例えば一括管理、政治任用とかあるいはキャリア制度の長所の再確認と短所を再確認した上で、新しい幹部の選抜・養成システムの構築というようなことが書かれておりますが、ちょっといま少し中身、内容が分...全文を見る
○森元恒雄君 今のお話の中のそのスーパーエリート官僚をつくるということは、先生のお考えでは、それは政治任用する別のグループということでなくて、一般職の公務員が年次を積み、経験を積み、そういう集団になっていくというイメージでございますか。そこの関連はいかがでしょうか。
○森元恒雄君 再就職の点でお聞きしたいと思いますが、先ほど石原参考人の方から、今回のこの大綱の案についてはいろいろ批判があるようだと、自分としても内閣官房が深く関与していく方法を考えるべきじゃないかというお話がございましたが、今の政府の案では、内閣ができるだけ厳格で明確な基準を作...全文を見る
○森元恒雄君 天下りの弊害をできるだけ少なくしていく、なくしていくというためには、その方法もさることながら、根本的にはやはり現在のような早期退職勧告の制度というものを改めていくことが本筋かなと私は思いますが、政府も既にそういう方向で物事を進めていっておるようでありますけれども、そ...全文を見る
○森元恒雄君 終わります。
12月02日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○森元恒雄君 私は、三十年間にわたりまして国、地方での役人勤務をしてまいりました。その経験から、以下三点について個人的な見解を申し述べたいと思います。  まずは営利企業への再就職、いわゆる天下り問題でございます。  このことについて抜本的な解決策は、この委員会でも既に議論が出...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○森元恒雄君 ありがとうございます。  まず、財務省の方にお聞きしたいと思いますが、遅きに失した感があるように私は思いますが、九月に円の国際化の研究会を財務省内に立ち上げられたと、大変結構なことだし、心強く思っております。  それで、どういうふうに円の国際化を進めていくかとい...全文を見る