森元恒雄

もりもとつねお



当選回数回

森元恒雄の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
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○森元恒雄君 私は、一院制を取る意見はちょっと別として、二院制が必要だという前提で議論をするにしても、荒井先生の方からのペーパーにもありますように、いろんな項目についてまだ意見が分かれるところがありますよね。それはなぜ分かれるのかなと私なりに思いますと、やっぱり参議院の独自性とい...全文を見る
02月10日第162回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○森元恒雄君 まず片山参考人に、ちょっと私が聞き間違えたのかもしれませんが、一点お聞きしたいのは、議院内閣制の下では会計検査院を議会に属させるとその力が弱くなるとおっしゃられたようにお聞きしたんですが、そうかどうか。なぜそうなのかという点を一点お聞きしたい。
○森元恒雄君 片山参考人ですね。  それから、もう一点はお二人にお聞きしたいと思いますが、先ほど来話が出ていますが、プログラム評価あるいは政策評価の私は評価基準が非常に難しいと思います。経済性、効率性はまあ比較的客観的に評価できるんでしょうけれども、おっしゃっておられる有効性は...全文を見る
02月16日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○森元恒雄君 まず、私は、二院制の物の考え方の基本について意見を申し述べたいと思います。  二院制というのは、改めて言うまでもありませんが、国会の中の一翼を担う一つの院であるということですので、この国会というものの基本は何かと、そこを外れたような院の性格というものは国会の一翼を...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○森元恒雄君 地方自治に関しまして数点申し上げたいと思います。  まず一点目は、現在、地方自治の本旨という文言が憲法に規定されておりますが、これが必ずしもその定義といいますか概念が明確でない。私は、住民自治と団体自治というものがもっと直截に分かるような規定ぶりにすべきではないか...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○森元恒雄君 二院制の堅持と衆参の役割分担については、各党派間で意見の違いというものはほとんどないかと思います。  ただ、その上で、じゃ具体的にどういう点で衆議院と異なった機能を持つのか、仕組みにするのかということについては若干見解、意見が異なる点がありますが、私は、この役割分...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。数点お聞きしたいと思います。  今、一連の不祥事が原因となってNHKに対する国民の方々の大きな信頼が揺らいでおりまして、これをいかに取り戻すかということが喫緊の課題かと思いますが、そのためには一人一人の国民に目に見える形で体制を刷...全文を見る
○森元恒雄君 意識改革は大事だと、その点については私も全くそのとおりだと思います。  ただ、一般的に、営利を目的とし、赤字が続けば最悪倒産という事態を招きかねない民間企業と違い、こういう国、地方団体あるいはNHKのような公的機関の場合には、ややもすると親方日の丸的な意識がはびこ...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点お聞きしたいと思いますのは、今回同じような事件が相次いだわけですね。これはやはり我々外から見ていますと、どこか組織のたがが緩んでいるんじゃないかなと、こういうふうに思えてならないわけですけれども、やっぱり組織をしっかりと一つの目的に向かって健全に経営していく...全文を見る
○森元恒雄君 先ほど大臣の方からは、受信料については今すぐ見直すというような段階ではないと、こういうお話もございましたけれども、私も受信料について少しお聞きしたいと思いますのは、NHKのこの受信料という制度は、少しいろんなほかの同種のものと比べましても特殊なものではないかなと思い...全文を見る
○森元恒雄君 最後に、一点お聞きしておきたいと思いますが、最近、NHKが自らのその番組案内を放送の合間合間にかなり流しておられます。以前に比べてその数が相当増えてきておるような気がいたしまして、公共放送として、やっぱりそこはおのずと一つの限度があってしかるべきじゃないかと、いささ...全文を見る
○森元恒雄君 終わります。
04月04日第162回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  今日は、竹中大臣に、郵政民営化と経済財政運営の基本的スタンスについてお聞きをしたいと思います。  まず、郵政民営化でございますけれども、今日の午前中に政府としての民営化関連法案の骨子を固めたということでございますが、私は、本...全文を見る
○森元恒雄君 今お話しございましたことは私どももかねがね十分承知の上でお聞きしたわけでありますが、最後におっしゃられたように、正にアメリカはアメリカのやり方があるし、日本は日本のやり方があると、そのとおりだと思います。何が何でもすべてアメリカのやっていることがいいことだということ...全文を見る
○森元恒雄君 ちょっと今の御説明では理解、私自身しにくいのは、確かに組合員組織であるかどうかというのは大きく違います。しかし、組合員であればリスク遮断をしなくていいと、すぐ直結するのかどうかですね、そこをもう一度お聞きしたいと思います。
○森元恒雄君 郵便局も地域にとっては本当になくてはならない存在になっているわけですけれども、仮に、それでは仮定の話として、郵便の組合を新たに組織をして、郵便局を利用した人は組合員になりなさいというような仕掛けをしたらどういうことになるんでしょうか、これはあくまで仮定ですけれども。
○森元恒雄君 今は例えばで申し上げたんですけど、私は、組合員組織に変えなくても、要するに、末端の郵便局は今でも貸出しは全くやってませんし、四分社化しても郵便局が貸付業務をするという形には多分ならないんだろうと、想定されていないんだろうと思うんですけれども、そうしましたときに、限り...全文を見る
○森元恒雄君 私は、この民営化について懸念する人のかなりの部分は、やっぱり民間で採算重視型になってくると、収益性の悪い地域の過疎地、山間地の郵便局はなくなるんじゃないか、わけても三事業が分離されてしまうといよいよ成り立たなくなるところが増えるんじゃないかと、そういう心配が多いと思...全文を見る
○森元恒雄君 今の公的資格は全社員ではなくて管理職の方だけというふうにお聞きしていますが、そのとおりかどうかということと、実際に事務に携わるのは一般の職員、社員の方々であるわけですけれども、そういう方々に対してはそういう特定の資格がなくても特段の問題が起こらないというふうにお考え...全文を見る
○森元恒雄君 私は、なぜ何か一部だけなのかなというのがまだいま一つ合点がいきませんが、まあお聞きしておきたいと思います。  四つ目に、もう一つ大変心配していますのは、例のシステムの問題でございます。  今日の基本方針では、二年以内にどうもできそうにないというか、うまくいきそう...全文を見る
○森元恒雄君 私は、システムの問題は相当慎重にこれは扱わないといけない問題だと思っております。その点だけ申し上げて、経済財政運営の一般論の方に移らしていただきたいと思います。  内閣府の方は、小泉内閣になって今年で四回目になりますかね、「改革と展望」のまとめをされ、その参考資料...全文を見る
○森元恒雄君 その上でお聞きしますのは、この改革ケースと非改革ケース、どちらの方に現実はより近い形で進んでいくというふうにお考えか。これはまあ、当然改革を進めておられるんですから、そっちだとおっしゃるかもしれませんが、あえてお聞きしたいと思います。
○森元恒雄君 ただ、この改革進展ケースの方はこの推定の前提となっているところが幾つか甘い、甘過ぎるんじゃないかなと私も思いますし、かねがねいろんな方も指摘をしておられると思うんですね。例えば、税収の弾性値が高過ぎる点であるとか、あるいは名目のGDP成長率が長期金利よりも上回ってい...全文を見る
○森元恒雄君 今の御説明された点が私は国民の方々に誤ったメッセージを与えることになるんじゃないかと一番懸念したところであります。  要するに、二〇〇六年までのことしか方針が決まってないというんであれば、じゃ二〇〇七年以降のことは触れないなら分かりますけど、触れた上で、なおかつ二...全文を見る
○森元恒雄君 まあ何というか、想定の仕方が違いますが、私が見ると、財務省が財政審議会の要請で作った推計がございますが、あれは経済モデルとリンクしてというよりも、単純に現状のような財政構造で推移したらどうなるかとはじいただけのものですから、計算の仕方が全然違いますが、結果的にはこの...全文を見る
○森元恒雄君 そのときの考え方に関連してお聞きしたいと思いますが、政府はかねて国民負担率は五割がまあ一つの上限だと、歯止めだということを言い、また閣議決定もしてきておるわけでありますけれども、なぜ国民負担率五割が上限なのかですね、こういうことについて理論的な裏付けがあるのか、ある...全文を見る
○森元恒雄君 まず、その年次経済報告ですね、私も見せていただきました。  しかし、あれは、私が期間を直近十年間に置き換えて全部資料を計算し直しますと、まるで、まるでというほどでもないんですが、逆の傾向が出ていまして、国民負担率の高さと経済成長率の間には相関関係がないと、むしろ高...全文を見る
○森元恒雄君 そういう御認識でおられるとすれば、私は、初めに五〇%ありきとか、小さい政府が望ましいんだというようなことが最初に出てくる、結果として出てくるんなら分かりますけれども、最初に出てくるはずがないんじゃないかなというふうに思うんですね。  なぜ小さい政府の方がいいと断定...全文を見る
○森元恒雄君 今お話しの、政府が節度を持っていかなければいけないというのは、そのとおり、私もそのとおりだと思います。あるいはまた、民間でできることは民間に任せていくと、これもそうあるべきだと私も思います。  ただ、民間でできることはやって、できないことは任せられませんし、できる...全文を見る
○森元恒雄君 終わります。
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○森元恒雄君 今日の締めくくり討議の中で、民主党の議員の方から九条に関しての認識あるいは改正の意見が述べられました。それに対して我が党の委員からも、思わずというか、拍手が出ました。  私は最近になってこの調査会メンバーに加わらさせていただいたわけですけれども、この五年の議論の中...全文を見る
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○森元恒雄君 自由民主党の森元恒雄でございます。  今日は、文部科学大臣に二点、お聞きしたいと思います。  まず第一点目は、義務教育の国庫負担の扱いでございますけれども、現在、中央教育審議会で答申に向けて議論がされておりますけれども、この鳥居会長さんの私、発言をお聞きしており...全文を見る
○森元恒雄君 私も、是非そうあってもらいたいものだというふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。  次に、文部科学省の方は、昨年の夏以来といいますか、お聞きしますと、この義務教育の国庫負担、これを廃止すれば義務教育に対する国の責任が果たせない、国として責任を放棄したこと...全文を見る
○森元恒雄君 基本的に変わってないということのようでございます。  それではということでお聞きしたいと思いますが、現在、私立の小学校にたしか七万人の子供さん、私立の中学校に十三万人でしたか、二十三万人でしたかね、の生徒さんが通っておられるかと思いますが、この私立の小中学校に対し...全文を見る
○森元恒雄君 いや、私は自分が、私として意見が、果たしてないと言っているんじゃなくて、文部省の説明でいけば果たしてないということになるんじゃないですかと、それをどう説明されるんですかとお聞きしているんでして、説明、大臣の方はいや果たしてますよということになると、私、論理矛盾じゃな...全文を見る
○森元恒雄君 まだひとつ理解できません。それは、私学でも、幼稚園あるいは高等学校、大学というのとこの義務教育である小中学校は、私は若干位置付けが違うと思うんですね。もし文部科学省が言うようなことで筋を通そうと思えば、義務教育については私学は一切設置を認めないと、こういう方針でいく...全文を見る
○森元恒雄君 何度お聞きしても私自身は納得、そこはどうしてもいきませんが、なかなか去年の夏以来、文部科学省に対してもお聞きしていてもなるほどという御説明いただけない問題でございまして、そこは平行線だと思います。  それで、もう一点お聞きしますけれども、公立の義務教育、この事務は...全文を見る
○森元恒雄君 これは経緯からいうと、私はそうならないと思いますね、むしろ。それはなぜかというと、今回の三位一体の改革というのはどこが原点かと。これは、五年前の平成十二年の分権一括法で国と地方の事務の役割分担関係、これが整理できたと。しかし、あのときに財源措置についてはほとんど手が...全文を見る
○森元恒雄君 もう一点お聞きしたいと思いますが、四月三日付けだったかと思いますが、東京新聞に三十人学級ですか、いわゆる少人数教育の実施を国の財政が支援してと、今の負担制度の下でもそういう幅が、弾力性があるんだというようなことが伝えられておりますけれども、しかしこれは加配の教員をう...全文を見る
○森元恒雄君 もう時間が来ましたので、二点目の質問はできなくなりましたが、本当に最後に、これ、一般財源化といいますか、国庫負担金廃止しても、地方団体側は勝手にやらせろと決して言っているわけではないわけであります。文部科学省、国が決めた義務教育の根幹部分はきちんと守りながら、その中...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○森元恒雄君 谷垣大臣に地方財政について数点お聞きしたいと思います。  四月七日の経済財政諮問会議で大臣は、国の基本的財政収支は十五兆九千億の赤字、これに対して地方は三兆二千億円の黒字だと、このことを踏まえて今後の基礎的収支の改善について考えていくべきだと、こう発言しておられる...全文を見る
○森元恒雄君 まあ今の大臣のお答えの中にも若干それらしきニュアンスがございましたが、昨年来、財務省の方は、地方は七、八兆円、地財計画よりも過大なことをやっておると、そのことがけしからぬと言わんばかりのキャンペーンがなされておりますが、しかし、私は実際をまず見ると、国に比べて地方の...全文を見る
○森元恒雄君 昨年は、もう本当、今ごろまで地方団体からは悲鳴に近い声がどんどん寄せられまして、今年は一般財源がおおむね昨年並みに確保されたということもあって去年のような声は聞こえてきませんけれども、しかし個別に各団体に伺いまして、どういう予算案組んでいるのかと聞きますと、まあ大変...全文を見る
○森元恒雄君 今の点は前も大臣からお話ございまして、多分マクロで見るのと個別団体ごとで見る、特に地方の場合には二千数百という団体がありますので、影響の現れ方がかなり違ってきますので、私は総額だけではちょっと判断し切れない部分もあるなと思いますのと、それから今年余り鉄砲玉が飛んでこ...全文を見る
○森元恒雄君 私も乖離があっていいとはもちろん思いませんので、是非、全体として実態に即した形で計画の方をむしろ直していただきたいと、そういう方向で是正をお願いしたいと思います。  それから、この点も大臣が四日の経済財政諮問会議で発言されているんですが、この交付税が社会保障に次ぐ...全文を見る
○森元恒雄君 最後に一点だけお聞きしたいと思いますが、財務省は前から、交付税の財源調整機能は維持するとしても、財源保障機能は縮小あるいは廃止すべきだと、こうずっと主張しておられるんですが、私は、やっぱり日本の地方自治の現実ということを考えましたときに、そもそも地方の事務の範囲とい...全文を見る
○森元恒雄君 理想論をおっしゃっているんだと受け止めさせていただいて、終わります。
10月18日第163回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○森元恒雄君 郵便法の一部改正案に関連しまして一点お聞きしたいと思いますが、万国郵便条約では、国際郵便を各国の国民に保障するために様々なルール、約束事を取り決めておるわけでございますが、これ従来公社が、あるいは国が実施しておったこの郵便業務、今回民営化されるわけですけれども、この...全文を見る
○森元恒雄君 じゃ次に、三位一体の改革についてお聞きしたいと思います。  現在、詰めの作業に入っておるわけでございますが、二点大きな問題があると思うんですね。  一点は、昨年暫定措置として決められました義務教育の国庫負担金八千五百億、これ今中央教育審議会で議論されておりますが...全文を見る
○森元恒雄君 今の大臣のお答えで意を強くいたしました。地方の期待といいますか、望みを裏切らないようにしっかりとした結論を出していただきたいと思います。  最後に、公務員の削減についてひとつお聞きしたいと思いますが、国家公務員に比べて、これまでも地方の場合にはネットで定数、人員を...全文を見る
○森元恒雄君 時間がありませんのでもう一言だけ申し上げたいと思いますが、今の事務の流れを前提とすれば大臣のおっしゃられたとおりだと思うんですね。私は、小泉内閣のこの民間でできることは民間にというような発想で地方行政ももう一段見直しをすれば、五とか一〇とかというオーダーではなくて、...全文を見る