森山眞弓

もりやままゆみ



当選回数回

森山眞弓の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月21日第96回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○森山眞弓君 日米間の貿易不均衡の原因が、日本の市場の閉鎖性にあるということをアメリカが盛んに言っているようでございます。特に農産物の市場の閉鎖性ということが言い立てられておりますが、日本の農産物の市場はそれほど閉鎖的であるのか、私はそうでもないんじゃないかと思うんですが、農産物...全文を見る
○森山眞弓君 アメリカがよく申しますのは、わが国の残存輸入制限品目が二十二もあるということを言うようでございます。確かに数えてみますと二十二あるようでございますけれども、この二十二品目を制限している理由はどういうことでございましょうか、簡単に教えていただきたいと思います。
○森山眞弓君 いま伺いますと、挙げられました理由はまことにごもっともでございますし、漁業あるいは農業、そういう性格の産業というものは、製造業、工業などと違いまして、地理的な、あるいは気象的な条件に制約されるわけですから、貿易自由化という時代でも、ある程度はやむを得ないというのが国...全文を見る
○森山眞弓君 伺いますと、アメリカもECも、それぞれの立場から輸入制限を設けているということでございますので、日本だけがこういう態度をとっているということで責められているのではないというふうに言わざるを得ないと思います。結局、そうすると日米の間の貿易のアンバランス、不均衡というも...全文を見る
○森山眞弓君 もしそうだとしますと、どういうわけで日本の農産物がそんなに目のかたきにされるのか、全く理解に苦しむわけですけれども、いままでたびたびこういう話は何回か出てきておりまして、何年かいろいろな交渉してこられたと思うんですけれども、どういうわけでいまこういう事態に立ち至って...全文を見る
○森山眞弓君 いまのお話でですと、もっぱらアメリカの国内事情であり、それと日本との関係というのももっぱらアメリカが誤解をしているのではないかと私は思うわけですけれども、そういう誤解を解くように、理解をさらに進めるように、一層努力をしていかなければならないと思います。  最近、特...全文を見る
○森山眞弓君 私ももちろん日本が国際協調という中でなければ生きていけないというのはよくわかっております。ですから、アメリカとも基本的には仲よくしていかなければいけないと思いますが、ただ、アメリカの事情だけで日本の農民、農家が困る、そちらにしわが寄るだけで何にもプラスにならないとい...全文を見る
○森山眞弓君 それじゃ、念を押させていただきますが、市場開放第二弾には農産物は入らないんですか。
○森山眞弓君 それではもう一つ念を押させていただきます。  農村とか、農業とか言う場合に、実はこれを事実上しょっておりますのは婦人なんです。婦人は農業就労人口の六三形、基幹労働力に限っても五四%と過半数でございます。兼業農家がだんだんふえてきておりますけれども、兼業農家がふえる...全文を見る
○森山眞弓君 農家の生活がほかの家庭の生活とは非常に違っている、特殊な性格がある、そして農村の婦人の負担が格別に重いということは私にもよく納得がいくわけでございますが、その重い荷物をしょって、さまざまな仕事をしなければならない農家の主婦たち、その主婦たちの相談相手として、非常にい...全文を見る
○森山眞弓君 今後はどういうふうにしていらっしゃるおつもりですか。
○森山眞弓君 このお仕事は、人が人に対して直接接触してする仕事ですから、人数が減るというのは非常につらいとは思いますけれども、一方、こういう財政状況の厳しいときですから、私も、どうしても人数をもっとふやせとか、あるいはいまの人数を一人でも減らすなというようなことを申すつもりはござ...全文を見る
○森山眞弓君 大変心強い御答弁をいただきましてありがとうございました。ぜひそのお言葉のとおりお力を入れてくださいますように、よろしくお願い申し上げます。  それから最後に、農村婦人に関係しまして二つ目の質問を申し上げたいと思います。それは、葉たばこの収納価格の決定についてでござ...全文を見る
○森山眞弓君 いろいろな経緯があることよくわかります。そして、便宜上こういう方法をとっていらっしゃるという都合もわからないではございませんけれども、製造業の賃金を当てはめるというのがそもそも無理なのかもしれませんが、農作業と製造業は非常に違うわけですよね。そして、特に製造業の賃金...全文を見る
○森山眞弓君 いまの本部長のお話を伺っておりますと、合理的な価格をつくるためにいろいろ苦労しておられるというお話で、それを私なりにひがんだ見方かもしれませんが、考えますと、だから安い女性の賃金は女性の賃金のままで、製造業の格差があってちょうどよろしいから、それを使っているんだとい...全文を見る