森山眞弓

もりやままゆみ



当選回数回

森山眞弓の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○森山眞弓君 質問に入ります前に、ただいま吉川委員から提案されました動議についてどのように処理をなさるようにお決めになったのか御説明をいただきたいと思います。(「何もわからぬじゃないか、我々には。はっきりしろ、もう一度。いいかげんにしろよ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)
○森山眞弓君 先ほど、最初に私は、委員長がどのようにお裁きになったのかを聞かせていただきたいというふうに申し上げたのです。
○森山眞弓君 済みません、もう一度はっきりおっしゃっていただけますか。
○森山眞弓君 もう一度、全員によくわかるようにお願いいたします。
○森山眞弓君 私は、平成元年に自由民主党の政治改革本部の一員といたしまして、そこにおいでになる現官房長官の武村先生などと御一緒に党の政治改革大綱を立案した一人でございます。以来、政治改革につきましては一貫して自分なりに努力をしてきたつもりでございます。  その後、いろいろ紆余曲...全文を見る
○森山眞弓君 なるべく簡単にお答えをいただくようにお願いいたします。今、大臣御自身でもおっしゃいましたように、ほかの参議院なり地方議会なり、その他首長の選挙もございます。それらをすべて含めた政治の改革が最も重要な最大の目標だと思いますので、そのことを考えますと、今回の政府提案は、...全文を見る
○森山眞弓君 政府としては何も案がないとおっしゃるのは甚だ無責任だというふうに私は思います。また、今のお言葉から察しますのに、与党の各党におきましても、必ずしもまとまった案がおできになっている気配はないようでございまして、これはまことに心もとないことだというふうに思うのです。 ...全文を見る
○森山眞弓君 何でも参議院で議論してください、政府は何も用意してございませんというのは大変無責任だということを繰り返し申し上げたいと存じます。  そこで、次に移ります。  先日来、ここの委員会に出席しておりまして、ずっと皆さんの質疑を聞いておりました。衆議院における議論を踏ま...全文を見る
○森山眞弓君 国会議員が、衆議院であろうと参議院であろうと、民意を全体的に代表するものであるということは当然のことであります。だから、民意をバランスよく代表するためには、それぞれの選挙の基盤が違わなければいけないということを言っているのであって、比例代表並立制がだめだと言っている...全文を見る
○森山眞弓君 今のお答えは大変無責任と言わざるを得ません。しかし、お言葉の中に政党本位の選挙をやるというふうにおっしゃいました。衆議院は政党本位になるためのいろいろな工夫がしてあって参議院とはちょっと違うんだという御説明でございましたが、そうなりますと、比例代表の方々は特に党のリ...全文を見る
○森山眞弓君 外国はどうですか。
○森山眞弓君 余り自信のなさそうな御答弁でございますが、みっちりもっと詰めていかなければならない重要な課題だと思いますので、さらに御検討をお続けいただきたいと存じます。  次に、小選挙区の問題ですけれども、小選挙区は各党一人の候補によって政策で争う、それこそ政党本位であるという...全文を見る
○森山眞弓君 大変苦しそうな御答弁で気の毒になるようでございます。  次に、官房長官にお聞きしたいんですけれども、いわゆる保守系の方も四年前には想像もしなかった分裂が生じまして有権者は戸惑っております。例えば、自民党から三人の議員が出ていた地区で、その三人が、自民党から分かれた...全文を見る
○森山眞弓君 政策を主張することはなかなか難しいだろうとみずから認めていらっしゃるということが、よくわかりました。  要するに、国民にとっては、有権者にとっては、選挙はいろんな意味でわかりやすいものでなければならないわけです。納得できるものでなければならないと思うのです。ですか...全文を見る
○森山眞弓君 御理解いただけると自信がおありのようですけれども、有権者全部に徹底するのは大変難しいことだろうと私は憂えているわけでございますし、これはやっぱり何とか改められるべきではないか、私の意見はそのようなことでございますので、御承知いただきたいと思います。  ともかく、現...全文を見る
○森山眞弓君 もう一つ研究していただきたいことがあるんでございますが、立候補制限についてでございます。  連座制に立候補制限が入ったというのは非常に日本としては画期的なことでございまして、それは評価するわけでございますけれども、五年間の立候補制限となっているわけですね。これが実...全文を見る
○森山眞弓君 私の気持ちはわかってくださっていると思うんですけれども、この法案を拝見しますとまだまだなまぬるいという感じがするわけでございまして、さらに一層厳しい法律、法規というものが残念ながら求められるというふうに思うんです。  しかし、本当に政治を改革していくのは法律を厳し...全文を見る
○森山眞弓君 戸別訪問を全面的に解禁なさいますとどういうことになるかということを、実際の運動を想定して考えていただきたいと思うんです。  今大臣からも御指摘のあったようなさまざまな問題が起こるでしょう。そして、例えば違反の温床になるとか動員力のある人だけが有利であるとか、またお...全文を見る
○森山眞弓君 電話の件は私も申し上げようと思ったんですけれども、電話でさえうるさいと言われる時代です。電話というのは顔が見えませんからうるさいと言って切っちゃうということもできるんですけれども、人様が見えて、そして一応、こんにちは、これこれですと言い始めると、なかなかうるさいと言...全文を見る
○森山眞弓君 先ほど私が引用いたしました橋本さんのお言葉によりますと、アメリカで生活している日本人の日本政治に対する関心が高くなってきて、日本の選挙への投票権を求める運動が各州で盛んに行われているということでございまして、それは私は当然の動きだというふうに思うんです。  選挙区...全文を見る
○森山眞弓君 委員長、済みません、最後……
○森山眞弓君 女性の方も実力を蓄えて魅力的な候補者になるように努力しなきゃいけないと思いますが、実際問題として政治の中心を動かしておられる男性の皆様方に格別の御理解と御協力をいただきたいということを最後に申し上げまして、終わりといたします。(拍手)
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○森山眞弓君 公述人の皆様、いろいろ貴重な御意見をいただきましてまことにありがとうございました。その中で幾つかお伺いしたいことがございますので、質問させていただきます。  森先生、吉川先生からはちょっと触れられたのでございますが、企業、団体からの寄附、献金が政党のみに許されてお...全文を見る
○森山眞弓君 無所属の方の場合どうなるかということを、谷本先生にお願いします。
○森山眞弓君 政治資金団体をそれぞれお持ちになっておられても、政党以外には企業からの献金が受けられないというふうにこれからなるというのが今の案なんです。そうすると、無所属でいらっしゃる方が多い市長さんとか知事さんとか町長さんとかいう方々は、県会議員さんでも無所属の方はいらっしゃる...全文を見る
○森山眞弓君 私は、無所属の方の多い首長さんの方に直接お聞きしたかったのでございますが、県会議員の先生方、しかもここにおいでの方はそれぞれ党に御所属でいらっしゃるので直接の実感がおありにならないようでございました。  もう一つ、今度は福本先生にお聞きしたいのでございますけれども...全文を見る
○森山眞弓君 福本先生のおっしゃるお気持ちはわかりますけれども、私は論争しに来たわけじゃないですからお言葉は返さないつもりでしたけれども、ちょっとおっしゃることが単純過ぎるのではないかなという感じがいたしました。  先生は、恐らく参議院の政治改革特別委員会の議論をずっとフォロー...全文を見る
○森山眞弓君 御趣旨はよくわかりましたけれども、私といたしましては、政治改革というのは何十年に一遍あるかもしれないという非常に大事なことであり、これから二十一世紀の日本の政治の枠組み、大枠をここで決めるということになるわけですから、非常に先の世代に対して責任重大だと思うのです。で...全文を見る
○森山眞弓君 それが今の原案なんです。
06月20日第129回国会 参議院 文教委員会 第4号
議事録を見る
○森山眞弓君 国際的に見て日本の教育水準というのは高い方だと言われておりますし、私も多分そうだろうと思いまして誇りに思っているところでございます。  特にその教育水準が高いと言われる根拠は進学率が高いということにあるのではないかというふうに思うのですが、進学率が高いということは...全文を見る
○森山眞弓君 関係者の努力によって円滑に実施されたというお話でございますけれども、具体的にはどうなんでしょうか。中学校において業者テストを先生方が監督されたりお金を集めたりして実施するということはほとんどなくなったと考えてよろしいんですか。
○森山眞弓君 長年使ってきた便利なやり方ですので一朝一夕に全部なくすということは難しいとは思いますけれども、これからもそのような方向に向かってさらに努力を続けていただきたいと存じます。大臣の所信にも、「業者テストの偏差値を用いた入学者選抜が行われないようにする」というお言葉がござ...全文を見る
○森山眞弓君 本当の目的は、高校教育の内容の改善、改革ということだと思うんです。入学試験というのはそのための入口にすぎないわけでありまして、実際にはほとんど一〇〇%近い子供たちが進学する高校というものの内容が今までと同じではいろいろ問題があるというところからさまざまなことが派生じ...全文を見る
○森山眞弓君 総合学科については大変意欲的な試みだと思いますので、これからも努力を続けていただきたいと存じます。  実は、先日、委員会の視察で埼玉県の国際高校というのを見学させていただきました。私は東京都立の国際高校も拝見しましたけれども、これは総合高校ではありませんが、それも...全文を見る
○森山眞弓君 後でそのデータを教えていただきたいと存じます。  さらにもう一つお聞きしたいのは、子供たちあるいは若者の理科離れということが最近よく言われて心配されております。私もそういうことがあるのかなと思って気にしていたのでございますけれども、先日、私はアメリカに派遣する少年...全文を見る
○森山眞弓君 三月にやはり委員会の視察で訪ねました栃木県の真岡市に真岡市科学教育センターというのがございまして、それには大変深い印象を受けました。これがそのパンフレットですけれども。(資料を示す)  こういうふうに大変大型の実験施設や設備がそろっておりまして、一つ一つの中学や小...全文を見る
○森山眞弓君 終わります。
06月22日第129回国会 参議院 文教委員会 第5号
議事録を見る
○森山眞弓君 資源の全くない我が国がこれから国際社会の中で生きていって、また貢献もしていくというためには、科学技術の振興、特にこれからは基礎研究に力を入れていかなければいけないと思います。二十日の委員会では子供たちの理科離れのことについてお話しいたしましたけれども、きょうは平成六...全文を見る
○森山眞弓君 今、局長からお話しのとおり、教官の方はふえているんですね。その補助者と考えられる事務官や技官は減っているという状況でございます。  どんなに偉い博士でも教授でも一人では研究はできないわけでございまして、これを支え助ける体制というのがどうしても必要だということはお認...全文を見る
○森山眞弓君 努力なさったとはおっしゃっておりますし、それも私もわかるんですけれども、結果として、非常に教授の方はふえておりますけれども、それを補佐する体制の方はだんだんと弱体化していくという結果になっているのは甚だ残念だというふうに思いますし、せっかく研究者を少しずつふやしても...全文を見る
○森山眞弓君 研究者の増員をなさるという気持ちもよくわかりますし、それが悪いとは言っておりませんけれども、本当に不可欠なそのための要員である人々についてもお忘れにならぬように、大変マイナスになっているところですから、これから今までより一層力を入れて補助者の増員について努力をしてい...全文を見る
○森山眞弓君 この問題は必ずしも文部省だけの問題ではないと思うんですね。科学技術庁その他、ほかの省庁でも関係のある研究機関というのはたくさんあるわけですし、そこは聞くところによればほとんど同様の状況であるということを聞いております。  ですから、ほかの省庁、科学技術庁を初めこの...全文を見る
○森山眞弓君 終わります。
07月21日第130回国会 参議院 文教委員会 第1号
議事録を見る
○森山眞弓君 去る七月七日と八日の二日間、広島県及び兵庫県に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、石井道子委員長、宮崎秀樹理事、篠崎年子理事、及川順郎理事、小林正委員、橋本敦委員、そして私、森山眞弓でございます。  初日は、まず、...全文を見る
11月14日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○森山眞弓君 衆議院の選挙制度の改革というのが大詰めになってまいりまして、私も平成元年自民党に政治改革本部ができましたときからかかわってまいりました一人といたしまして、まことに感慨無量のものがございます。しかし、先ほどからたびたび同僚議員からもおっしゃっておられますように、これで...全文を見る
○森山眞弓君 第八次の答申の中には、「これを選挙制度の面から言えば、参議院については、衆議院のみによっては必ずしも十分に代表されない国民各層の意見を反映するため、特に職域的な代表や専門的知識・経験に優れた人材が選出されるようなものとする必要がある」ということをおっしゃっております...全文を見る
○森山眞弓君 審議会の中における議論については詳しいことはわからないと法制局長官がおっしゃいましたが、それでは自治省の方では何か材料をお持ちでしょうか、資料を。
○森山眞弓君 この答申を拝見いたしまして、これを参考にしまして、当時の自民党の参議院選挙制度小委員会というところでかなり具体的にみんなで勉強したのでございます。  参議院の制度について、当時、憲法の枠の中で、そして自民党が提案しておりました衆議院の選挙制度改革を前提として、では...全文を見る
○森山眞弓君 それでは次に、この審議会は続けて「都道府県を代表する議員を選出する選挙のみとすることについて」と言って少し言及しておられます。  「参議院議員は都道府県という地域の代表であるという考え方を徹底しようとする観点から出されたものである。」そしてさらに、全国規模のものあ...全文を見る
○森山眞弓君 今、長官がおっしゃいましたように、合理的な納得のできる裁量の範囲という中に、都道府県単位で人数を人口にかかわりなく一定数を決めていくということが入り得るんではないか、仮に思い切ってそれが入ると考えたらどうなるかということを、実は先ほど申し上げました自民党の参議院選挙...全文を見る
○森山眞弓君 大臣のお言葉ではございますけれども、衆議院の選挙制度の改革につきましてあのようなドラマチックな展開になり今日を迎えだということは、やはりその下敷きというか 一番基本に選挙制度審議会の御提案がありまして、それに基づいてかなり具体的な詰めが各党間で行われた結果でございま...全文を見る
○森山眞弓君 大臣のお立場でなかなかそれ以上のお答えはしにくいのはわかりますが、大変お恥ずかしいことではありますけれども、選挙制度の改革というのは議員だけに任せておいたのではなかなか進まないということは幾多の経験が物語っているわけでございます。もちろん私たちもこれからも一生懸命勉...全文を見る