森山眞弓

もりやままゆみ



当選回数回

森山眞弓の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○森山国務大臣 今、中小企業の経営者が倒産した等の場合の問題等に関しまして御質問がございました。  現在、法務省におきましては、破産法におけるいわゆる自由財産の範囲の問題も含めまして、破産法の全面的な見直しのための検討を行っております。破産法の全面的な見直しに関しましては、昨年...全文を見る
○森山国務大臣 警察の後で最終的に拘置所とか刑務所とかいうことになるわけでございますが、拘置所や刑務所の施設の中にはまだ大変老朽化しているものもございますので、かねてから改善の措置をいろいろと努力していたところでございますが、近年では、おっしゃるように、犯罪情勢の悪化が背景となり...全文を見る
○森山国務大臣 この異動保障制度というのは、人事院の総裁がおっしゃいましたように、異動に伴う経済的あるいは精神的な影響を少しでも和らげるため、異動が円滑に行われるようにという趣旨で始まったものだと思います。  その趣旨は確かに重要なことだと思いますが、その具体的なやり方について...全文を見る
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○森山国務大臣 おっしゃいましたような中小企業の問題については、私も大変よく理解しているつもりでございます。私自身の選挙区にもそういう例がたくさんございまして、何とかしなければいけないということを日々感じているわけでございますが、今おっしゃいましたような自由財産の範囲の問題という...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねは、一定の事実を仮定して犯罪の成否を問われるものではないかと思いますが、犯罪の成否は収集された証拠に基づいて判断されるべきことでございますので、お答えは差し控えたいと存じます。  あくまで一般論として申し上げれば、国政選挙にありましては、公職選挙法百九十九...全文を見る
○森山国務大臣 先ほども申し上げましたように、この犯罪の成否というのは収集された証拠に基づいて判断されるべきことでございますので、ここで私からお答え申し上げるのは適当ではないというふうに思います。
○森山国務大臣 一般論として申し上げますと、これも先ほど申し上げましたとおりでございますけれども、公職選挙法百九十九条一項、二百四十八条は、国と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者である者が選挙に関し寄附をすることを禁止し、また、同法二百条、二百四十九条は、何人も、このような者...全文を見る
○森山国務大臣 法務省の刑務所その他の行刑施設は、今、御存じのとおり、大変過剰に収容する結果になっておりまして、一刻も早く適正な人数を収容できるような施設をつくりたいということを熱望しているわけでございます。  その考え方を認めていただきまして、補正予算の内容については財務大臣...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のような記事がございましたのは私も目にいたしまして、調べさせていただきました。  法務省が監督しております財団法人矯正協会のCAPIC製品は、安くて丈夫でなかなか品質がいいという評判でございまして、先生もお買い求めいただいたそうで、ありがとうございます。 ...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねのシールのことも調べましたところ、財団法人矯正協会の刑務作業協力事業部、CAPICと言われているところですが、それが定めたものでございまして、この事案につきましても、既に再発防止策が講じられまして、現在は適正に取り扱われているというふうに報告されております。
○森山国務大臣 ただいま御指摘の点は何年か前の話でございまして、そのとき、既に調査をいたしまして、是正がされているというふうに聞いているわけでございます。
○森山国務大臣 委員長がいろいろ御指示いただきましたので、私も、全くそのとおりでございますが、非常にこの事件がCAPICの製品についての信用を傷つけたということは本当に残念なことでございまして、そのとき再発防止策がとられまして、現在は適正に扱われているということで私は納得し、皆様...全文を見る
○森山国務大臣 委員長の御趣旨を体して、次回御説明申し上げたいと存じます。(発言する者あり)
○森山国務大臣 今、私が承知しているところでは、先ほどのCAPIC製品の問題は平成十二年の話でございますので、その当時のことをよく調べないとよくわかりませんので、私の想像では、多分、刑務所において上の塗装をやったということが作業のプロセスの一つでありましたので、それをもってCAP...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○森山国務大臣 法務省が監督いたします財団法人矯正協会の刑務作業協力事業部が開催いたしました刑務所作業製品展示即売会に関しまして、先日、本委員会で御質問いただきました。  その際には、事実確認が十分できていなかったことから詳しく答弁できませんで、委員長並びに予算委員会の皆様に対...全文を見る
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(森山眞弓君) 人権擁護法案は、人権擁護推進審議会の長年にわたる御審議を経まして、その結果立案されたものでございます。人権尊重社会を実現するためには是非とも必要な法律であるというふうに考えておりますので、委員御指摘のような状況となっていることは誠に残念だと思っております...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私といたしましては現在の法案が最善のものと考えて国会に御提案させていただいているわけでございますが、できるだけ多くの方に御理解いただけるように、そのような形で法案が成立するということが望ましいというのは申すまでもございません。今国会では、そういう御意見も...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大変残念ながら、立案の者たちの考え方が十分御理解いただいていないのかなというふうに思っておりますし、もっと努力をして説明を申し上げ、御理解をいただくように努力しなければいけないというふうに考えております。  昨年十一月十二日にこの法案に対する参考人の質...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋の刑務所の事件につきましては、本当に遺憾でございまして、矯正行政を預かる私としては深くおわび申し上げたいと思うところでございます。  しかし、検察におきまして、同じ法務省傘下の矯正部門で発生した事件であるからといって手心を加えるというようなことは...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 承知しておりましたけれども、今、外務大臣が御説明申し上げたような理由だというふうに聞いております。
○国務大臣(森山眞弓君) もちろん、人権にかかわることですから法務省も大いにかかわっているわけでございますが、最終的にまとめて国連にお出しになるというのは外務省の仕事ということになっております。
○国務大臣(森山眞弓君) はい。当然かかわっております。
○国務大臣(森山眞弓君) 関係者の意見などを聴取いたしまして、それを法務省として取りまとめるということをやっております。
○国務大臣(森山眞弓君) 大変残念ながら、期限どおりにはできることはなさそうでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 二百九十八億円余りでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 二百九十八億余りが全額、環境問題等の緊急対策になっています。
○国務大臣(森山眞弓君) この構造改革推進型公共投資の促進の中には環境問題等緊急課題への対応という項目がございまして、防災、治安対策等に積極的に取り組んで地域生活の維持向上を図るということになっておりますが、その地域生活の安全の維持向上に資する環境整備の一つといたしまして、法務省...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 最近の犯罪情勢の悪化を背景とした被収容者の増加ということは先生も憂慮していただいておりますが、過剰収容状態でございまして、これが大変深刻でございます。このような状態を緩和することによりまして、被収容者の更生教育及び職業訓練に適切に対応するとともに、社会復...全文を見る
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○森山国務大臣 おっしゃいますとおり、刑務所や拘置所等の行刑施設の収容人員というのが、この数年、急激な増加が続きまして、昨年末現在の収容人数は全国で約六万九千五百人というところでございます。収容率は、既決と未決と両方合わせて申しますと一〇七%に達しておりまして、既決の方が一一七%...全文を見る
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○森山国務大臣 確かに、香港の黎さんという方が法務省へおいでになりまして香港側の希望をるる御説明くださいました。  査証に関する仕事というのは、実は外務省が仕事としておられることでございまして、法務省が責任持ってお答えする立場ではないのでございますが、あえて申し上げますと、おっ...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、黎さんが特に来られましてそのような御説明があったということも事実でございます。  しかし、残念ながら、日本における不法滞在、治安の問題などにもかかわることでございますので、慎重に考えなければいけないという気持ちは変わっておりませんので、外務省か...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○森山国務大臣 これは、昭和六十年ごろからコンピューター化、登記のコンピューター化ということを考えまして、登記事務の改善を図り、登記所における事務の円滑化ということを考えましたので、受益者負担の考え方に立って、登記関係手数料を登記関係経費に充てることを明確にするために創設されたと...全文を見る
○森山国務大臣 名古屋の刑務所で起きました一連の事件で国民の矯正行政に対する不信が高まっている中で、今回再び被害者死亡という重大な事件で新たな逮捕者を出しましたことは、まことにざんきにたえないところでございます。当初の刑務所からの報告が客観的事実に反するものであったということが明...全文を見る
○森山国務大臣 現在、検察が入りまして徹底的に調査している最中でございますので、それらが一段落いたしまして、明らかになりました段階で御報告申し上げることができるかと思っております。
○森山国務大臣 おっしゃる事案につきましては、調査いたしまして対応したいと思います。
02月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○森山国務大臣 名古屋地方検察庁におきましては、本年二月十二日、名古屋刑務所刑務官乙丸幹夫という者を特別公務員暴行陵虐致死罪によって逮捕いたしたわけでございます。  被疑事実の要旨は、被疑者は、副看守長として名古屋刑務所に勤務し、被収容者の戒護、規律維持及び警備等の職務を担当し...全文を見る
○森山国務大臣 その後、刑事局から報告を受けたことによりますと、名古屋地方検察庁におきまして、受刑者死亡の当日である平成十三年十二月十五日、名古屋刑務所からの通報を受けまして、司法検視を行いました上で、同月十七日、司法解剖を実施した結果、解剖所見のみからは判断はできないけれども、...全文を見る
○森山国務大臣 今御指摘のような情報に近いものを一月の終わりごろ聞いております。それは、先ほど申し上げたように、検視の結果の報告として、自為行為と考えても不思議ではないというような内容であったけれども、他害かもしれない、その可能性もあるかもしれないということを一月の終わりごろちょ...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げましたように、私の考えとしては、検察が乗り出しているこのような事件でありますので、検察にすべて協力をして、検察が円滑に仕事が進められるようにみんな協力してもらいたい、そして真相を解明してもらいたいというのが私の考えでありました。したがいまして、そのよ...全文を見る
○森山国務大臣 一々私に申す必要はなかろうかと思います。
○森山国務大臣 先ほどの局長の答弁についてまず申し上げますと、先ほど来私が申し上げておりますように、この事件は検察の手にゆだねられてまいりましたので、検察の捜査が支障なく順調に行えるようにみんなが協力をするということが重要であるというふうに思いましたので、そのような方向でやってほ...全文を見る
○森山国務大臣 私が先ほど申しましたのは、この事件の真相解明には、最終的には検察が乗り出して、そして真相を究明していただくということであるから、それをきちっとやれるようにみんなが協力をしなければいけない、矯正の内部でも検察の障害になるようなことがないようにということを申したわけで...全文を見る
○森山国務大臣 一月の終わりでございます。矯正局長から話がございました。
○森山国務大臣 私の間違いでございまして、そのニュースが入ったのは刑事局からでございました。(発言する者あり)
○森山国務大臣 報告を受けたときの経緯は今刑事局長が御説明申し上げたとおりでございまして、私は一月の終わりに刑事局長から情報を得まして、さらにその推移について、二月の十二日でしたか、逮捕されましたときにその結果を聞いたわけでございます。
○森山国務大臣 一月の時点では、事件になるかどうかわからないがという話でありましたので、推移を見なければいけないというふうに思っていたんですけれども、逮捕されたということで、犯罪性があるということがわかったのだということがわかったわけでございまして、それが二月の十二日だと思いまし...全文を見る
○森山国務大臣 記者会見のことをおっしゃっているのだといたしますと、私はいつも正直に答えておりますし、このときも事実を申し上げたままでございます。(発言する者あり)一月末の話は、記者会見をするべき内容にはまだ熟していなかったわけでありますので、一月末に聞きましたのは、事件性がある...全文を見る
○森山国務大臣 矯正局の方で特別の調査チームをつくりましたのは、先ほど私が申し上げましたように、本当の真相解明を徹底的にやるには、捜査をお願いしなければいけない、検事局に、ということでありましたが、それだけではなくて、矯正局の内部で、その行政の上でもいろいろと反省するべき点がある...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、検察も、刑事局その他、私の指揮命令を受けるということに一応なっておりますし、矯正局もその他の局も皆同じでございます。私といたしましては、それらの仕組みあるいは力を十分見ました上で、最終的には検察が本気になって取り組んでくれるというこ...全文を見る
○森山国務大臣 はい、記憶しております。
○森山国務大臣 私が、初めて知りましたと申しましたのは、そのような消防用のホースを使った事件であるということを初めて知ったというふうに申し上げたつもりでございました。
○森山国務大臣 今私が申し上げましたように、この死亡したケースが消防用のホースによって損傷されたものであるということを初めて知ったということを申したのでございまして、確かに過去十年間の行刑施設における保護房での死亡事例などを明らかにするようにということを、昨年十一月十九日の参議院...全文を見る
○森山国務大臣 この事件は、先ほど来申し上げておりますように検察の手に預けられておりまして、検察の捜査が十分行われるということが真相の解明にまず第一でございます。  したがいまして、検察の捜査が終了するまで、一段落して結論が出るまでは、ほかのところからの情報あるいはほかの方法に...全文を見る
○森山国務大臣 今の件は、一月の末に、ひょっとしたら事件性のあることになるかもしれないという情報が刑事局から出たのでございまして、それをさらに追及して真相をはっきりさせてほしいということを申したわけであります。  その追及した結果、二月の十二日に、このような事実が明らかになって...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○森山国務大臣 平成八年十一月七日付の文書のことだと思いますが、大分前のことでございますので確認いたしましたところ、法務省が作成したものであるということがわかりました。
02月21日第156回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○森山国務大臣 先日の委員会におきまして申し上げましたとおり、昨年名古屋刑務所で起きました一連の事件で国民の矯正行政に対する不信が高まっております中で、再び被害者が死亡するというような重大な事件が明らかになりまして新たな逮捕者を出しましたということは、まことに申しわけなく、ざんき...全文を見る
○森山国務大臣 まことに申しわけございません。  十四年の十一月二十九日の法務厚生労働委員会連合審査会におきまして、阿部知子委員の御質問に対する私の答弁の趣旨が明確でなかったということが一つの原因ではないかと思いまして、これも深くおわび申し上げる次第でございます。  このとき...全文を見る
○森山国務大臣 大筋、おっしゃるとおりでございます。
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、まさにこの事件は常軌を逸したものでございまして、ちょっと普通の感覚では考えつかないようなことでございます。  当該職員に対してはいずれ刑事責任が問われるというふうに思いますけれども、関係者の処分は、まず事実を確定することが肝要でございますので、...全文を見る
○森山国務大臣 情願という制度があるということを法務省に来てから知りまして、そして、これが直接大臣に対して、その名前をあて名として送られる手紙であるということも承知いたしました。  ルールといたしまして、まずそれを局長が目を通して、さらに、大事なものと思ったものは事務次官にも見...全文を見る
○森山国務大臣 このたびの事件を初め、名古屋刑務所におけるさまざまな経緯は、私も本当に何と申したらよろしいか、あきれ返って物が言えないとでも申しましょうか、本当に常識を逸したといいますか、驚きと言うほかございません。  そのために、いろいろと皆さんに、先生方にも御心配をおかけし...全文を見る
○森山国務大臣 二月の十二日のお昼ごろに刑事局長から、このような事件が起こって、これに着手する、犯行態様が消防用ホースを用いて肛門部に加圧した水を放水するというやり方であったということを聞きました。それが初めてでございます。
○森山国務大臣 相済みません、ちょっと先生のおっしゃいました最後のところがよく聞こえなかったのでございますが。(原口委員「この資料は閣議後記者会見の資料ですね。あなたがおっしゃった資料ですね」と呼ぶ)はい、さようでございます。
○森山国務大臣 そのとおりでございます。
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、ちょうどこの時期、その前に事件が相次いだものですから、そちらの方に頭がいきまして、おっしゃることについて明確に私の方から御説明申し上げることが欠けていたということを反省しております。
○森山国務大臣 今おっしゃいましたのは先日の議事録からのようでございますが、阿部先生にお答えいたしましたのは、昨年の十一月二十九日に御質問になったときのことを申し上げたわけでございまして、それは資料五になるわけでございますね。そこの中で書かれておりますように、私といたしましては、...全文を見る
○森山国務大臣 二月十八日の阿部先生の御質問に対するお答えというのは、私といたしましては、今読み直してみますと、これは大変私自身が混乱している状況の中でお答えしたように思います。大変、そういう意味では申しわけなかったと思うんでございますが、前の十一月の答弁について精査する暇もなく...全文を見る
○森山国務大臣 同じことを繰り返して申し上げることになってしまって、まことに恐縮でございますけれども、私のその当時の認識といたしましては、十三年十二月の事件については、他害性あるいは犯罪性がないというふうな可能性が濃いということを、印象を受けておりましたものですから、十一月二十九...全文を見る
○森山国務大臣 自傷であるということを報告を受けたのは、矯正局からでございます。
○森山国務大臣 平成十四年の十月下旬に、福島瑞穂議員に提供をいたします資料を説明を受けまして、そのときに矯正局長から、本件について、自傷行為によると思われる腹膜炎で死亡したものであるということを、名古屋刑務所から報告があったという説明を受けました。
○森山国務大臣 情願制度についていつ知ったかという御質問でございますけれども、これは何年何月というまでははっきりと今申し上げかねるんですが、昨年の秋かあるいは夏ごろだったかと思います。  その後、そういう制度があって、それは大臣に向かって直接訴えたいという方が手紙を出すものだと...全文を見る
○森山国務大臣 私は、今申し上げましたように、以後この情願について全部私が目を通そうということを決めております。事務局の方々の中には、数が多いので大変ではないかといって心配してくれる人もございますが、数が多くてもまず見るということが重要であるというふうに思いますので、そのようにこ...全文を見る
○森山国務大臣 大変、情願等につきまして行き届かなかった点がありますのはまことに申しわけなく、深くおわび申し上げたいと存じますが、その反省の上に立ちまして、いろいろな事件の再発防止について全力を挙げて努力していきたい、これが私の務めであるというふうに考えております。  また、こ...全文を見る
○森山国務大臣 昨日、この問題を受けまして、行刑運営に関する調査検討委員会というのを省内に発足させました。これは関係の責任者を主としてメンバーにいたしたものでございますが、ここで問題の整理をいたしまして、それをベースにいたしまして、さらに民間の方を中心とする懇談会を設けて、その皆...全文を見る
○森山国務大臣 省内の調査検討委員会というのは、委員会という名前ではございますが、省内で発見し得るさまざまな問題を整理するというのが仕事でございます。それとほとんど同時に、できるだけ早い時点で民間の方の懇談会を発足させて、それをもとにできるだけ早く結論をいただきたいというのが私た...全文を見る
○森山国務大臣 二月十八日に申し上げましたことは、私が認識していたことをそのとおり申し上げたわけでございまして、十一月二十九日の法務厚生労働委員会連合審査会における阿部委員の質問に対する私の答弁の趣旨が明瞭でなかったということだと思いますが、このときは阿部委員から、平成十三年十二...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○森山国務大臣 他害行為の可能性も考えられるという話を聞きまして、それは大変なので、早く事実を究明してほしいということを言ったわけでございまして、そのとおりの気持ちでございました。
○森山国務大臣 ほかの二つの事件の関係と今のこのホースの事件とは全く別でありまして、ホースの事件についても他害の可能性があるということを聞きまして、それは大変だから早く真相を究明しなければいけないというふうに考えたわけでございます。  ほかの二つは非常に重大な問題であり、まこと...全文を見る
○森山国務大臣 他害の可能性があるという話を聞きまして、これは大変であるということを考えたのはそのとおりでございまして、そのときに真相究明をするようにということを申したわけでありまして、そのときはいわばつながっていたといいましょうか、つながることになったというわけでございますが、...全文を見る
○森山国務大臣 一月の終わり、刑事局から可能性があるという話を聞いたときに、もしかしたらというふうに思ったわけでございます。
○森山国務大臣 大変申しわけございませんでした。  刑事局から話を聞きましたときに、そのような可能性があるのではまことに申しわけないから、真相を究明するようにということを言ったわけでございます。それは、刑事局長にそう言ったわけでございます。
○森山国務大臣 こういう事件性のあるものにつきましては、刑事局長を通じて検察が捜査をするということが非常に重要なポイントでございまして、そちらを最優先して、ほかの者はそれに協力をするということになると私は思うのでございます。  したがいまして、刑事局長にしっかり捜査をするように...全文を見る
○森山国務大臣 もし私が気がついてそのようなことを申しまして、それを発端に、その本人たちに現場から離れるようにとか、仕事をほかの者にかわるようにとかいうことを申しますと、それが一つのきっかけになって、犯罪の捜査がしにくくなるということもあるのではないかと思います。そういう点も心配...全文を見る
○森山国務大臣 矯正局長と相談することはあるいはできたかと、今御指摘いただいて思いますが、しかし、それが具体的なアクションになりますと、先ほど申し上げたような問題を惹起する可能性もあり、非常に難しいところだったのではないだろうかと思います。(発言する者あり)
○森山国務大臣 私は、昨日、その委員会を初めて開会するに当たりまして、あいさつとかあるいは自分の気持ちを披瀝するための言葉を申しました。私、一人の国民として今まで余り深く知らなかったことですけれども、法務行政を預かってみまして、非常にある面で大変違和感を感じるところがある。特に行...全文を見る
○森山国務大臣 矯正局長は、最初にお話ししたことについて大いに反省いたしまして、それを取り消し、謝罪させていただいたというふうに私も承知しておりますが、あの発言についてはあれで収拾できたのではないかというふうに考えておりますが、先生方のお許しをいただければと考えているわけでござい...全文を見る
○森山国務大臣 全体の形がわかりましたときに責任者の処分はしたいと考えております。
○森山国務大臣 名古屋の刑務所については、事件が発覚いたしましてから、早いうちに人心を一新のために所長以下の顔ぶれをかえまして、異動が行われました。  本省の分につきまして、あるいはそれに関連する部分につきましては、これから全容を解明して、できるだけ早く処分したいというふうに思...全文を見る
○森山国務大臣 この事件に関係した人々についてはすべてというふうに思っています。
○森山国務大臣 今先生がお読みになったのは、一般論として私が申し上げたところでございまして、この事件に関する報告については、当然もっと早くに、局長が承知した時点で報告があるべきであったと思います。
○森山国務大臣 大変、聞き違えまして、失礼いたしました。おっしゃるとおりでございます。
○森山国務大臣 先日の発言については、私は撤回したいというふうに思います。
○森山国務大臣 委員長、申しわけございませんでした。  山花先生がお読みになりましたこの前の委員会のときの御発言、特に限定して、この問題についての発言、大臣森山の発言はどうかということでございましたので、その点に関して申しますと、私は、その後考えますのに、これは、当然もっと早目...全文を見る
○森山国務大臣 今のお話のようなことを伺いますと、本当に申しわけないと思います。もしそういうことが事実であるとすれば、情願というもののこと、本来の意味を全く承知していないといいますか、認識していない者が刑務所の中で仕事をしていたということになるわけでございまして、それを、その被害...全文を見る
○森山国務大臣 そこに私の名前が出て、そういう決裁をしているということについては、私も責任を感じざるを得ないと思います。
○森山国務大臣 今御説明申し上げましたとおり、矯正局の仕事でございますが、その中で文書決裁規程というのがございまして、その決裁は局長が行いまして、文書施行の名義者は大臣ということになっております。そのようなわけでお手元のような書類ができたんではないかというふうに考えます。
○森山国務大臣 私といたしましては、情願をすべて私が見ますということを先ほど来申し上げているとおりでありますし、また、政治家としての責任ということをおっしゃいますが、私としては、二度とこのようなことが起こらないように努力するということが責任だと思っております。
○森山国務大臣 先ほどお答え申し上げましたとおり、法務省の文書決裁規程というのがございまして、その中に、矯正局のページに情願の決裁というのが書いてございます。これの内容は、ここに書いてあることは、特に重要なものは大臣、重要なものは事務次官、一般的なものは局長、そしてその名義者は大...全文を見る
○森山国務大臣 手続を御説明申し上げたのでございまして、私といたしましては、その手続に従って今まで行われてきたことについては問題がないというふうに考えております。  しかし、これからは改めるということも申し上げました。(発言する者あり)
○森山国務大臣 大変申しわけないことであり、何ともおわびのしようもないと思いますが、私といたしましては、二度とこのようなことが起こらないようにするということが一番大事な責任だと思っています。
○森山国務大臣 先ほどお話しいたしましたように、大変重大なことで、まことに申しわけないと思います。私も、二度とこのようなことが起こらないように一生懸命に努めるということが大事だと考えております。
○森山国務大臣 おっしゃいますように、十一月二十九日の時点では、私、報告を受けた内容として、この十二月の事件が自傷行為の可能性が非常に高いというふうに受けとめたわけでございまして、そのことについてよりも、その前に、亡くなって、あるいは起訴されたケースがありましたので、それが大変申...全文を見る
○森山国務大臣 一月の半ばごろに行く予定で予定を立てておりましたが、ちょっと体調を崩して行かれなくなりました結果、国会が始まってしまい、日程が立たなくなりまして、まだ愛知には行っておりません。
○森山国務大臣 どちらも大変大切な仕事でございますが、ある事態の真相を究明するということになりますと、これは公権力を持って捜査ができる検察というものが最終的には決め手になると思いますので、その検察の仕事を邪魔しないように、協力するようにというふうに考えるというのが重要なことだと思...全文を見る
○森山国務大臣 どちらも大変大切なことでございまして、私も矯正について関心がないわけではございませんで、むしろ、出かけていく機会があるたびに、刑務所とか少年院とかその他矯正に関する施設を視察して歩いておりまして、そこに働く人たちの意見を聞いたり、あるいはそこで作業する人たちの仕事...全文を見る
○森山国務大臣 大変重大な事件が起こりまして、まことに申しわけなく存じます。何ともざんきにたえないことでございますし、全国でまじめに働いている刑務官の多数の者にとってまことに恥ずかしいことだろうと思いまして、その人たちのためにもまことに残念だと言わざるを得ません。  私にとりま...全文を見る
○森山国務大臣 法律はないそうでございまして、ただ、法務省の文書決裁規程というのがございます。これは……(木島委員「もう結構」と呼ぶ)よろしいですか。
○森山国務大臣 私は法律の細かい専門家ではございませんので何とも申し上げられないんですけれども、国家行政組織法その他にあるのではなかろうかと思います。
○森山国務大臣 先回は言葉が足りませんで、大変失礼いたしました。  ただいまの御質問でございますが、平成十四年の十月の下旬に福島瑞穂先生に提供する資料の説明の際に、矯正局長から本件について、自傷行為によると思われる腹膜炎で死亡したものであるという旨を聞いたのが最初だったと思いま...全文を見る
○森山国務大臣 この件につきましては、平成十四年の十一月二十七日に傷害を負わせた人が逮捕されたときであったかと思います。
○森山国務大臣 ただいまの五月の件につきましては、矯正局長から、死亡のあった数日後に報告を受けたのでございます。司法解剖した後において、捜査機関による捜査が引き続き行われることになったということで報告があったのでございます。
○森山国務大臣 これは、犯罪性あるいは他害性の問題がないというふうに判断されたからではなかったかと思われます。
○森山国務大臣 これは、革手錠を巻きつけて強く締めつけた、腹部を強度に圧迫する等の暴行を加えたというようなことがございまして、それが犯罪性を疑わせるものであったのではないかと思います。
○森山国務大臣 だれが関与したかという個人の名前は承知いたしておりませんでした。
○森山国務大臣 今おっしゃいました件については、うっかりしておりまして、覚えておりません。
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、そのような議事録があるということは、そのような事態が起こったんだと思いますが、私は、大変申しわけございませんが、言葉が足りませんで、意を尽くせなかったことは本当に申しわけなく思いますが、私といたしましては、今後このようなことがないように十分注意し...全文を見る
○森山国務大臣 先ほどおっしゃいましたことについて私がそう思いましたというのは、他害かもしれないという言葉も報告の中にあったような気がするわけでございまして、今正確には覚えておりませんけれども、断定しないということ及び、それから、他害かもしれないというような言葉がございまして、私...全文を見る
○森山国務大臣 私は鑑定書を見る立場ではございませんで、ただ、それらを見まして検討いたしました刑事局長、さらには矯正局長等から報告を聞いたのでございます。
○森山国務大臣 いろいろと、私といたしましては誠実に御説明し、お答えしているつもりでございますけれども、その意が十分通じないのは、私の表現がまずい、あるいは説明が悪いということだろうと思います。  その点については心からおわび申し上げますし、今後、重ねないように努力していきたい...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○森山国務大臣 できるだけ御協力申し上げるように、地元に確認いたしまして御返事したいと存じます。
○森山国務大臣 情願という制度があるらしいということを、昨年のいつごろでしたか、秋ごろだったかと思いますが、それを承知するに至りまして、これは一体どういうものかということを聞きましたところ、在監者その他外との連絡が絶たれた人たちが大臣に直接訴えたいことがある場合に直接送る趣旨のも...全文を見る
○森山国務大臣 このような手紙は毎日何通かずつ参りますので、定かには覚えておりませんが、見たような記憶がございます。
○森山国務大臣 そこにそのような言葉が書いてありました。
○森山国務大臣 行刑は、それこそ長い間日本の治安を守ってくるために大きな役目を果たしてきて、それなりの効果があり、功績があったと思いますけれども、今お話しのような例にあるように、今の普通の国民の感覚では理解するのが難しいような一種の習慣もあるようでございますので、それらも含めて全...全文を見る
○森山国務大臣 そのようなことを私も考えまして、やはり私が最初に見るというのが一番大事だと考えまして、二月の二十日以降、毎日しているわけでございます。
○森山国務大臣 この情願というものの趣旨から申しまして、ほかのだれに言っても困るので、ともかく法務大臣にこれを聞いてほしいということで書いてくださるものでありますので、その書いた人も、ほかの方がそれを見るということは予想していないわけでございますし、やはり個人のプライバシー、ある...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○森山国務大臣 平成十五年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、治安、法秩序の維持確保及び国民の権利保全など国の基盤的業務を遂行し、適正、円滑な法務行政を推進するため、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、所要の予算の確保に努めておりま...全文を見る
○森山国務大臣 林先生がおっしゃいましたように、地元の方が何度かおいでくださいまして、るるその事情については承りました。  私どもも、地元のお気持ちはよくわかるんでございますが、一方において、何年か前の閣議決定によって決められました方針というのもございまして、これに基づいて粛々...全文を見る
○森山国務大臣 他人の印鑑を悪用して不正を働くケースがあるということは、もう前からよく聞いている話でございますし、また、特にバブルのときにはそういうケースが多かっただろうというふうに想像がかたくないわけでございますが、そのようなトラブルを防ぐというためには、まず国民が意識を啓発さ...全文を見る
○森山国務大臣 確かに、この法律は非常に古いわけでございまして、これのみならず、法務省が担当しております法律にはかなり古いものがまだ残っております。  それをできるだけ早く近代化するためにいろいろ努力いたしておりますが、この法律に関して申しますと、欧米諸国等の例もお挙げになりま...全文を見る
○森山国務大臣 先ほども申し上げましたように、そのような被害に遭わないためには国民の側も十分注意しなければいけないということも、大きな問題だと思います。それについて皆さんによく認識をしていただいて、判こなどを気安く他人に使わせるようなことがないようにしないといけないということが基...全文を見る
○森山国務大臣 この問題、特に法制審議会で御相談するような問題は、法律全体のネットワーク、あるいは法律全体の制度というものとのバランスの関係もございまして、この問題だけを詳しく御存じだという方ももちろん必要かもしれませんが、その方よりは、むしろ法律全体のあり方ということを頭に置い...全文を見る
○森山国務大臣 いわゆる性同一性障害とされる方々がその障害のゆえに大変な悩みを抱えていらっしゃるということは、私も承知しております。  ただ、男女の性別につきましては、現行の法制度では、遺伝的に規定されている生物学的性によって決定されるという建前をとっている、それが前提になって...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねの性別変更例は、性同一性障害の方について戸籍の性別の訂正を認めた昭和五十五年十月二十八日の東京家庭裁判所の戸籍訂正許可の決定のことではないかと思いますが、これ以外に性別の変更に関して家庭裁判所が許可したという事例は承知しておりませんが、その理由については、平...全文を見る
○森山国務大臣 法律的な問題ということで今提起されていらっしゃるわけでございますので、そのような観点から申せば民事局長がお答えしたようなことになるわけでございますけれども、平成十二年二月九日の東京高裁の決定におきましても、性同一性障害の問題の解決は立法にゆだねられるべきであるとい...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、最近、これが大変大きな問題だとして取り上げられつつありまして、各党の議員の皆さんも多大な関心をお持ちでございます。  私は、問題が大いにあるということは承知しているということは最初に申し上げたとおりでございますが、先ほどちょっと読みましたように...全文を見る
○森山国務大臣 真剣に幅広く考えていかなければいけないとは思いますが、今すぐというのはちょっと難しいかなと思いますので、できるだけ早く関係者の希望に沿うという意味では、議員の皆さんが御努力なさるのが早いかなという気がいたしております。
○森山国務大臣 そう詳しくわかるわけではありませんが、おっしゃることは理解できるつもりでございます。
○森山国務大臣 先ほどお示しになった性同一性障害の方々から示された意見書というのを法務省もちょうだいしております。  私も、その方々に何人かお目にかかったし、またそのことをサポートしていらっしゃる議員の方に、各党の方にお目にかかりまして、いろいろ問題を伺いました。ですから、それ...全文を見る
○森山国務大臣 法務省の人権擁護機関におきましては、性同一性障害とされる方々に対する差別の問題を含めて、人権問題全般について幅広く人権相談を行っております。具体的に人権相談で疑いのある事案を認知いたしました場合には、人権侵犯事件として速やかに調査し、事案に応じた適切な処置を講ずる...全文を見る
○森山国務大臣 司法というのは、今までどちらかというと、何となく取っつきにくい、自分には縁がないというような感じで受けとめられがちでございましたけれども、いわゆる事前規制型の社会から事後監視型社会への転換ということが今言われておりまして、そのような社会の変換ということになりますと...全文を見る
○森山国務大臣 御承知のように、昨年の通常国会において改正された司法書士法によりまして、司法書士にも簡易裁判所における民事事件についての訴訟代理関係業務を認めることになりまして、この改正法は今年の四月一日から、もう間もなく施行されることになっております。  この改正は、さきの司...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のように、先ほど申し上げました家事事件についての代理権の付与と同様に、司法書士への民事執行事件の代理権の付与という問題も重要な課題であると考えております。  この点につきましても、司法制度改革審議会における審議では、家事事件と同様に、将来の課題として位置づ...全文を見る
○森山国務大臣 難民認定申請中の人が、不法入国、不法残留などの退去強制事由に当たる場合には、退去強制手続は、難民認定手続とは別個の手続として並行して行われるということになっております。しかも、退去強制手続は、原則として身柄を収容して進めるということになっておりますので、このような...全文を見る
○森山国務大臣 難民の認定とは、その外国人が難民条約に定める難民の要件を備えているということを確認する行為ではございますが、現行法上、我が国の難民認定手続は退去強制手続とは別個独立の手続でございまして、退去強制事由に該当するものについては、従来から、難民認定手続が行われている場合...全文を見る
○森山国務大臣 入国管理局の収容施設における難民申請者を含む被収容者の処遇につきましては、入管法第六十一条の七によりまして、被収容者に対しては、保安上支障がない範囲でできる限りの自由を与えるべき旨が規定されておりまして、これを受けた被収容者処遇規則に、さらに具体的な事項が定められ...全文を見る
○森山国務大臣 入国管理局の収容施設は、あくまでも退去強制事由に該当する者を実際に送還するまでの間、その身柄を確保しておくことを目的としているわけでございますので、施設の長の責任におきまして処遇の適正を図ることで十分ではないかというふうに考えており、あえてこの委員会が勧告したよう...全文を見る
○森山国務大臣 聞いております。  昨年九月の十四日、西日本入国管理センターにおいて、決められた容量を超えた投薬を申し入れた被収容者が、投薬が認められなかったことを不服として、貸与品とか備品を破壊する行為に及んだ。そしてまた、他の被収容者がこれに同調して大声で叫んだ上、プラスチ...全文を見る
○森山国務大臣 私が調べたところでは、隔離しました被収容者は二人とも、隔離室のドアを足でけるなどして暴れ続けたそうでございまして、そのことから、受傷事故と器物損壊行為の防止のために、被収容者処遇規則第十九条に基づきまして、一人には革手錠及び捕縄を、もう一人には革手錠をそれぞれ使用...全文を見る
○森山国務大臣 平成十三年の十一月一日に被収容者処遇規則を改正いたしまして、被収容者が自己の処遇に関する入国警備官の措置に不服があるときは、入国者収容所長等に対して不服を申し出ることが認められておりますし、所長等に必要な調査と結果の通知を義務づけ、さらに、被収容者がその結果に不服...全文を見る
○森山国務大臣 そういう事件があったということは報告は聞いておりますが、今申し上げた異議の申し出というたぐいのものではございませんでした。
○森山国務大臣 最近設けましたいろいろな新しい規則等によりまして、収容者の人権を尊重するということが職員にもわかっているはずでございますし、職員は一生懸命その仕事に努めていると思いますが、中には、収容者の側から見ますと、そのようなことが十分徹底していないなと思われる面があるのかも...全文を見る
○森山国務大臣 入国管理局の収容施設の中で自殺等の事故があった場合には、その事故の内容と、これに対してとった措置を直ちに法務大臣に報告するということになっております。  平成十年から平成十四年までの間に西日本入国管理センターにおいて一件ございますが、自殺未遂の件数につきましては...全文を見る
○森山国務大臣 人権を守るということは、大変大事なことであり、法務省の大きな仕事の一つでございます。  いろいろ御指摘いただきました不十分な点も多々あるかと思いますが、最大限の努力をいたしまして、人権を守る仕事を一生懸命やっていきたいというふうに思います。
○森山国務大臣 名古屋刑務所における一連の事件については、まことに残念であり、本当に申しわけないことと、おわびする言葉もないというのが私の心境でございます。  今御指摘になりました、システムに取り込んでおかないと人権が守りにくいというお話、それも一面あろうかと思いますが、矯正局...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、先ほど申し上げました委員会その他をフルに活用いたしまして、改善の方法を最大限努力していきたいと思います。
○森山国務大臣 名古屋刑務所の一連の事件を踏まえまして、いろいろ調査を再検証する場がございますでしょうから、御指摘の点も踏まえまして、この存置期間を延長すべきかどうかも含めて検討させていただきたいと思います。
○森山国務大臣 今、御存じのように、先ほど来申している調査検討委員会で問題の整理をいたしておりますが、それらをベースにいたしまして、さらに第三者の方々を、たくさん入っていただいて、法務省改革あるいは特に行刑の運営についての改革を十分御検討いただいて、新しい行刑のあり方を生み出して...全文を見る
○森山国務大臣 私も非常に今の時代には合わないおかしな表現だと思います。しかし、その情願というのが法律に基づいて決められた制度だそうで、その法律が明治四十何年ですか、大変古いものでございますから、その当時としては余り違和感がなかったのかもしれないと考えますが、それらも含めて、法律...全文を見る
○森山国務大臣 遺族に対する思いやりといいますかそのような配慮はぜひ必要だと思いますので、今後もそのようなやり方を心がけていくべきだと思います。
○森山国務大臣 小豆について申しますと、私の想像では、恐らくよそでつくったものを持ってきて、その選別をしたり袋に入れたりすることをやっていたんだと思いますが、その作業の内容が正確に伝わらない。その作業自体は、もしかしたら、そういう細かいことあるいは単純なことをやるということが矯正...全文を見る
○森山国務大臣 矯正局の仕事の中には、非常に、犯罪人に対する刑とか拘留の執行その他、検事の仕事に縁の深いものが多いものですから、検事が専門的な法律知識と経験によってこれを行うのが適当であろうというので、従来そういう方が続いてきたというふうに私も聞いておりますが、御指摘のように、部...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○森山国務大臣 名古屋の刑務所でありました一連の事件につきましては、まことに申しわけないと思っております。  私も、もっと早くにいろいろな情報がたくさん入っていれば、このようなことにならないように手が打てたかもしれないと思いまして、まことに申しわけなく、心から反省しているわけで...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、先月になりましてから、全部を私が見るように変わりました。(河村(た)委員「過去のことですよ」と呼ぶ)  今までは、先ほど申し上げましたように、最初のころ、このような話がございませんでしたので、私自身承知しておりませんでしたが、昨年の十一月ごろに...全文を見る
○森山国務大臣 私の責任だと思います。(河村(た)委員「義務があったと」と呼ぶ)義務もあると思います。
○森山国務大臣 百三十の情願のうち、幾通が名古屋であったか、あるいはその中の事実が、確認をしてから訂正したり注意したりするわけでございますが、その事実がどのように確認できたかということが、よく今私、数字もありませんのでお答えいたしかねますが、確かに、おっしゃいますように、私が直接...全文を見る
○森山国務大臣 報告は聞きました。
○森山国務大臣 大変申しわけないことだったと思います。これを少しでも早く改善して正しい方向に持っていかなければいけないと考えまして、情願をまず自分で見ることにいたしましたし、改正するべくいろいろな努力をいたしております。
○森山国務大臣 一連の事件に、しかも現在までに事実が明瞭になったものについて、かかわった人々、私も含め、はっきりと処分をした方がいいということを考えまして、二十八日に処分を発表いたしました。  私については、おっしゃいますように大きな責任があると思いましたので、どのような方法を...全文を見る
○森山国務大臣 存じませんでした。
○森山国務大臣 大変厳しい責任を感じておりますが、そのような経験をさらに生かして、これからの法務行政をより健全に、またオープンにしていかなければならない。そのためには、省内に行刑の検討委員会をつくり、さらに、近いうちに、社会的にこのような問題に見識をお持ちの民間の方に参加していた...全文を見る
○森山国務大臣 犯罪を犯してしまって、残念ながら刑務所に入らざるを得ないという方がたくさんいらっしゃいまして、その方々の中には、私が申し上げたような傾向がそのまま相変わらず続いてしまう人もおります。また、多くの方は一刻も早く更生したいということで努力をしているわけでございますが、...全文を見る
○森山国務大臣 名古屋刑務所で起きました刑務官による一連の受刑者致死傷事件について、私は、あってはならないことだというふうに思っておりまして、深い憤りを感じますとともに、悲しみを感じているというわけでございまして、法務大臣としての責任を重く受けとめております。  これによって国...全文を見る
○森山国務大臣 委員会というのは、人権擁護委員会のことですか。
○森山国務大臣 人権擁護法の内容でございますか。(中西委員「そうです」と呼ぶ)  この問題については、国連の人権高等弁務官から手紙をいただきまして、問題を指摘されたわけでございますが、これは向こうの理解が十分でないという面もあり、私どもの方から御説明いたしまして、ほぼ御理解いた...全文を見る
○森山国務大臣 少しお返事が長くなるかもしれませんが、お許しくださいませ。  名古屋の事件につきましては、たびたびお話ししておりますように、とんでもない、あってはならない事件でございまして、私といたしましては、深く各方面におわびをしなければいけないというふうに考えております。 ...全文を見る
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(森山眞弓君) 三月四日に、かねてから平成十三年十二月の事案で逮捕されておりました乙丸副看守長が公判請求されたとの報告を受けました。改めて、被害者、御遺族及び国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと存じます。二度とこのようなことは起こさないように努めてまいりたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) これらの事件につきましては、検察において今捜査中でございましたり、また公判に付与しているところでございますので、それらが、捜査が決着いたしまして、事実が確定いたしましたときに御報告させていただきたいと存じます。
○国務大臣(森山眞弓君) 捜査を遂げまして、出せるようになりましたものは出させていただきます。
○国務大臣(森山眞弓君) 人権擁護法案の中にあります人権委員会というのは非常に独立性の高いものでございまして、法務大臣の指揮を、監督を受けるものではないわけでございますので、そのような御心配はないのではないかと思います。  人権を擁護しなくてもいいということはないわけでございま...全文を見る
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(森山眞弓君) 公職選挙法の関係につきましては総務庁の御所管であろうと思いますが、お尋ねは捜査機関の具体的活動にかかわる事件、事案でございますので、お答えはいたしかねるわけでございます。  あくまで一般論として申し上げれば、検察当局においては、常に厳正、公平、不偏不党...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 犯罪の成否というのは、収集された証拠に基づいて司法の場で判断されるべきものでございます。一定の事実関係を想定して、それが特定の罰則に該当するか否かにつきまして答弁をすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 平成十三年十二月の事件につきましては、昨年の十月の中ごろ、矯正局長から自傷行為によると思われる死亡事案との報告を名古屋刑務所から受けている旨の報告がございまして、さらに壁に汚物を塗り付けるなどの異常行為もあるという報告も受けておりましたので、当時はそのよ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生が、おかしいではないかという御指摘があったことはさっき申しましたように記憶いたしておりますが、私といたしましては、名古屋刑務所の方からの正式な報告書を取りあえず信用するというしかほかに方法がなかったわけでございまして、そのことを申し上げたわけです。
○国務大臣(森山眞弓君) そのような事故があったというのと同時に、その当該亡くなった方が非常に異常な行動もある人であったということも併せて報告を受けたものですから、普通は考えられないようなそういうことも実際にあるのかなというふうにも思ったわけでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど来申し上げておりますように、私といたしましては、あのときの名古屋刑務所の報告を信ずるということで、その内容を御報告申し上げたわけでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 三月三日に告訴状が提出されました。現在、その内容について捜査中でございまして、まだ事実関係が解明されていない状況でございます。そこで、告訴状が出たということは三月三日に出された後、承知いたしましたけれども、その内容については今捜査中であるということでござ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 人権擁護法は参議院に今お願いしておりまして、できるだけ早く御審議、御採決いただきたいと思っておりますが、この人権擁護、人権委員会というのは公権力による人権侵害についても救済対象とするということでございますので、例えば大臣を含む外部からの影響を排除するため...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋刑務所で起きました一連の事件については誠に申し訳ないことと思っております。おわびの言葉もないというつもりで大変苦しい毎日を過ごしているわけでございますが、当然、法務大臣としての責任も強く感じているわけでございます。しかし今は、おわびの言葉をただ重ね...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(森山眞弓君) すべてを私知っているわけではございませんが、法務省に関する限りはそういう例はないかと思います。
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋刑務所の事件につきまして、矯正行政の信頼を早期に回復しなければならないということを強く感じておりますが、そのためには、国会などから提供するようにお指図のあったものについてはできる限りお出しするようにということを指示しております。  先般、衆議院法...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) はい。司法解剖に付されたものが七件ございまして、あと一件が事故死、死因の記載がないというものが一つございます。  いずれにしましても、八件は司法解剖に付されたというわけでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 死亡帳に死亡の記載、死亡、死因の記載がないということでございまして、それは今調査をやっております。
○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋、府中、大阪及び横須賀の各刑務所における過去十年間の死亡事案について取り急ぎ調査いたしましたところ、受刑者が自殺したことについて遺族が納得できないなどとお述べになった事例が一件ありましたんですが、そのほかについては、死亡した際にその遺族との間でトラ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりでございまして、このたびの問題によりまして特に信用を失墜いたしました矯正行政の信用を回復するためにあらゆることをしなければいけないというふうに考えておりまして、御存じのように、行刑運営に関する調査検討委員会を設置いたしておりますが、今回の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いや、誠に、そのようなことになったことは誠に申し訳なく、私としても非常に困ったことだと思っておりますし、本当に遺憾だと思います。  わざと隠すという気持ちがあったかどうかは分かりませんが、そんなことはないと信じたいわけでありますが、今後は御指摘に応じま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、局長からお話し申し上げましたように、検察の方にお願いして捜査をしていただくということでございましたので、私の感じといたしましては、検察で調べてもらうということが何よりも真相を把握するのに一番早道であるというふうに考えまして、その結論を待とうと。それを...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋刑務所で起きました刑務官による一連の事件につきまして、誠に申し訳なく、矯正行政に対する国民の信頼が大きく損なわれたことに対しましては責任を強く痛感しております。矯正行政の最高責任者といたしまして、同刑務所の一連の疑惑について、もっと早くこのような情...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○森山国務大臣 私は、名古屋刑務所におきまして一連の事件が起こりましたことにつきまして、絶対に起こってはならないようなことが次々に起こりまして、本当に残念に思っております。この背景には、矯正の現場職員が施設の中の規律秩序を維持するためには厳しくしなければならないというふうに思って...全文を見る
○森山国務大臣 PFIというのは、私も最初耳なれなくて、どういう意味なのかよくわからなかったのでございますが、実は、民間資金等の有効活用によって効率的かつ効果的に社会資本を整備する、国民経済の健全な発展に寄与するものであるということで、有意義なものであるということはわかったのでご...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃいますように、一つの大きな問題だと思います。これから、これも一つの重要なポイントといたしまして、検討の課題にしていきたいというふうに考えております。
○森山国務大臣 非常に重要なことでございますので、外すことも含めまして、一から検討してみたいというふうに考えております。
○森山国務大臣 少年院にはそのような制度はございません。
○森山国務大臣 少年院で行っております職業補導中に発生した災害につきましては、後遺症が残る場合等に職業補導死傷病手当金を支給する制度がございますけれども、今回のような体育指導中の事故の場合には右のような手当金が支給されないというわけでございまして、私も非常に問題だと思っております...全文を見る
○森山国務大臣 新聞の記事を見まして気がついたのが初めてでございます。
○森山国務大臣 慎重に考えまして、さらに責任を感じてもらえるような措置をしたいと考えています。
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(森山眞弓君) いろいろ御心配を掛けまして誠に申し訳ないと思っております。  お尋ねの死亡帳につきましては、三月十一日の夕方、官房長からその日あった衆議院法務委員会の理事懇からの状況報告を受けました際に、さらに翌十二日、矯正局長からも報告を、説明を受けまして、このとき...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いろいろな事件がございまして、今の死亡帳も含め様々な問題があるということは、今、私は十分認識しておりまして、これらのものを解決していかなければ、基本的に矯正行政、行刑行政というものが改革できないというふうに思っておりますので、この行刑行政をできるだけオー...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大変厳しい御指摘をいただきまして、私といたしましても心から反省する次第でございますが、御指摘のとおり、矯正行政の改革を実現いたしますためには、中央、地方、いずれにおります者も、これにかかわる者は幅広く矯正の精神というものを改めて問い直しまして、人権を尊重...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私の承知しているところでは、PFIというのは、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用をすることによって効率的な、かつ効果的な公共施設等の社会資本を整備し、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的としていると、主たる目的としているというふうに聞いて...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 確かに、十年前あるいは十数年前に改正の動きがございまして、法務省自体も法案を提案させていただいたということがあったように聞いておりますし、私もちょっとそんな動きを記憶しているような気がいたします。  しかし、それももう既に十年以上たっておりますので、そ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま一人当たり何人を持っているかという趣旨の数字の披露がございましたけれども、決してその負担が低いものでないということはおっしゃるとおりでございまして、特にその具体的な職務の内容を見ましても、被収容者を単に拘禁するというだけではなくて、改善更生及び社...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ILOの勧告は中間報告という位置付けだと承知しておりますが、我が国の刑務官についての法制度の理解が十分ではないのではないかというふうな感じがいたします。特に、全体として日本の人事院勧告あるいは国家公務員制度の中で、公務員として働いている人たちの労働条件を...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、受刑者の年齢が高くなりつつございまして、一般に被収容者の健康を保持して、また、施設内でもし病気になった場合には適切な医療措置を講ずるということは行刑施設の重要な責任であるということを十分認識しております。  また、高齢者が多くなってき...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) お尋ねの件につきましては、先生方に死亡帳の件を御説明申し上げないまま、過去十年にさかのぼって保護房内での死亡事案の御報告をしなかったのは事実でございまして、誠に申し訳なく、おわび申し上げます。  矯正行政への不信が高まっております今、矯正局はもとより、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 矯正局長の説明によりますと、非常に、御存じのとおり、刑務所というのは非常に過剰収容が深刻さを増しておりまして、現場の施設では処遇担当職員はもとより事務職員までも動員いたしまして、年休の取得もできない、休日の出勤も重ねてやらなければいけないという、常態化し...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、一連の名古屋刑務所事件によりまして矯正行政に対する信頼が大きく損なわれまして、矯正局による国会に対する説明に不正確、不適切な点がございました。法務省は隠ぺい体質であるというような厳しい御批判をいただいております。そればかりでなく、人権擁...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先般の処分は、取りあえず五月の事案と九月の事案の監督者ということの処分でございましたので、さらにまた別の件が近く明らかになりますので、それを受けまして、また改めて処分を加えなければならないと考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) 明治の終わりのころにできた監獄法に基づいて運用されている面がまだかなり残っておりますし、行政がそれを放置したとおっしゃいましたけれども、実は、これは困るということで何度か改正の動きをいたしまして、しかし、それが国会方面の御理解を得ることができなくて、結局...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 人権の尊重というのは法務省の仕事でもございますし、それを担当しております人権擁護局というのは大変に一生懸命頑張っておりますので、それを所管し、かつ努力をしている役所だというふうに思っています。
○国務大臣(森山眞弓君) これは、たしか二月二十八日の記者会見だったと思いますが、突然そのような質問がございまして、私もおっしゃったようなことを発言したかと思いますけれども、その際に、本人にお聞きしたわけではありませんので実際のところ事実はどうであったかよく分かりませんとまず申し...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃいますとおり、名古屋刑務所におきまして本来あってはならないようなことが相次ぎまして、その背景には過剰収容とか職員の負担の増というようなことがございますけれども、一方におきまして、矯正の職員というものが、いわゆる人権感覚に十分でないという面があるの...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 誠に、先生おっしゃいますとおり、このたびの事件につきましては、行刑だけの問題ではなくて、法務省全体が非常にその存在意義を問われると言ってもいいような大事件だと思います。  法務省全体としてこれに取り組みまして、これからの法務行政について、未来志向の、こ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 一昨日、アメリカのブッシュ大統領がイラクに対しまして、フセイン政府が自ら平和の道を選ばなければ武力行使に訴えざるを得ないという旨の演説をいたしました。ブッシュ大統領の趣旨はそのようなことでございましたが、確かに言われるとおり、イラクのフセイン大統領が平和...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大臣に就任するときというのは、その以前の経験をお話しなのかと思いますが、大臣になります前には、私は、刑務所というところを直接見たことは一度か二度あったと思いますが、そう詳しくは承知しておりませんでした。  しかし、大臣になりまして、できるだけ早く実態を...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、更に深く、あるいは以前のことまでたどっていろいろと勉強し研究するということが必要であっただろうと思いますし、それができていればもう少し良い対応ができたかもしれない、あるいはそういう事件が未然に防げたかもしれないということはおっしゃるとお...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 確かにそのような経緯がございまして、死亡帳を提出いたしますまでに紆余曲折、少々の時間が掛かってしまったということは誠に申し訳なかったことだと思います。  このようなことになりました以上は、先ほども申し上げましたように、国民の皆さんにすべての資料を必要に...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) これは過去十年分の五百八十四人という数字でございますが、今は、現時点では七万人ぐらいの受刑者が全国各地の刑務所等に入っておりますので、一年に換算いたしますと、五百八十四人ですから五、六十人ということになりますですが、七万人の中の五、六十人が一年の間に亡く...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 二月の二十日以降、全部私が見るということにいたしましたのですが、日によって来る枚数も違いますし、また、私の時間が十分ないときもございますので、必ず毎日というわけではございませんけれども、でも、大体ほとんど毎日のように見ております。  今日、三月十八日ま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私は、すべてを全部過去にさかのぼってというのもにわかには難しいものですから、過去の名古屋刑務所の情願というのを中心に読んでおります、平成十二年以降のものでございますが。今は新規で来るものの処理に時間を取られておりまして、すべて処理をできてはいないんでござ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 厳重注意という処分がございまして、それを受けられたということが記録されるわけでございますが、以後このようなことがないように、また今まで起こった様々なことについても十分認識をいたしまして、今後の行政を正しく持っていってもらうようにということを厳しく申したわ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) これは更に具体的な責任者の一人でございますので、一層厳しく申し渡したということでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 先般発表いたしました処分は、平成十四年五月と九月に名古屋刑務所で発生した事件についてのいろいろな意味での監督者あるいは責任者に対する処分でございまして、その当時の刑務所長とか監督者のほか、名古屋矯正管区、本省の関係職員等に対して行ったものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 調査検討委員会はおっしゃるとおり省内の関係者の委員会でございまして、それぞれの立場からこれから解明するべき様々な項目を整理いたしまして、今すぐできるものはやろうと。それから、さらに大きな問題あるいは自分たちが気が付かない問題もたくさんあるに違いないので、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 死亡帳の在り方あるいは書き方、内容のチェックの仕方、それらも大きな問題の一つであろうと思いますので、これは後の改革会議のテーマの一つになろうかと私自身は思っております。
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、明治四十一年ですか、大変昔の法律でございまして、今の国民の感覚とはおよそ懸け離れている部分もございますので、行政としては三度ほど改正を試みようといたしまして努力したんでございますが、結果的に成立を見ないまま現在に至っているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、百年近い法律を改正して今の世の中の感覚に合わせようというわけでございますので、その際にはいろんな方の御意見を各方面からお聞きしなければいけない。先生御指摘のようなことも踏まえまして検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 大変温かいお心のこもったお言葉をいただきまして、恐縮に存じます。  先ほど申し上げましたとおり、このような仕事を私がするということになりましたのは、私が在任中にこのような事件が相次いでおりましたし、このような機会に、新しい行刑、矯正を中心とする法務行政...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私は、名古屋刑務所におきまして、本来あるべきでない、絶対に起こってはならないような事件が次々に起こってしまったということになりましたことを本当に残念に思います。  その背景には、矯正の現場職員が施設の中の規律、秩序を維持するということを大変強く責任を持...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど来、度々同様の御質問をいただきまして、そのたびに非常に身の縮む思いでございます。  名古屋において起こりました一連の事件というのは絶対に起こってはいけないようなことでございまして、私自身も話を聞きまして我が耳を疑うような内容でございました。二度と...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) そういう事実はございません。
○国務大臣(森山眞弓君) 大変難しい御質問でございますが、今の私自身についての御質問であれば、先ほど申し上げたとおり、私といたしましては、私の在任期間にたまたまこのような事件が相次いで名古屋で起こりまして、私は最初、法務大臣ということを拝命いたしましたときに、なぜ私みたいに何も専...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 非常に平野先生からも厳しく、かつ温かみのあるお言葉をいただきまして、大変恐縮に存じます。  しかし、先ほど申し上げましたように、このような立場に私が今おりますのも、明治以来の百年余りのこの刑務所の行政、行刑の仕事というものを何とかしなければいけないとい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) たしか二月の二十日からほとんど毎日見ておりまして、昨日も読みました。
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃる御提案も、御提案としては大変理解できるものでございます。現在は、おっしゃいますとおり、監獄法施行規則第百三十条第一項に基づきまして検閲しておりますけれども、今回の一連の名古屋刑務所の事件の再発防止策の中でも被収容者からの不服申立てについてその取...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(森山眞弓君) 国際観光の振興というのは非常に重要な政策でございまして、総理の施政方針演説にもあった重要施策だと私も認識しております。しかし、御承知のように、日本の場合は、特に中国という話でございますと、団体旅行で中国からお迎えした人々の中に、わずかですけれども不法入国...全文を見る
03月25日第156回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○森山国務大臣 先生の御指摘をいただきまして、非常に難しい問題が少年院にもあるんだなということを改めて確認いたしました。例えば、プールその他で障害が起こった、亡くなったというようなことがもしあった場合には、普通の学校の場合はそれをカバーする保険のような制度があると聞いておりますけ...全文を見る
○森山国務大臣 今お話があったとおりのことであるとすれば、この受刑者の方に対しては非常に気の毒なことをしました。ただでさえ病気があって、心細く、何とかしたいという気持ちでいるところを、十二月になってかなり冷えるのに暖房が入ってなかったというのは、さらに一層つらかったんではないだろ...全文を見る
○森山国務大臣 刑務所の中の医療の問題というのはいろいろな意味で非常に難しい問題でございまして、外部に委託したらいいじゃないかというお話でございますし、それも一つの考え方だと思いますけれども、刑務所も大勢の人を集めているわけですから、風邪を引いたとかおなかが痛いとかというごく普通...全文を見る
○森山国務大臣 お求めに応じまして資料はできるだけお出しするようにということを申しておりまして、それに基づいてそのように努力いたしていると思いますが、中には、もちろん御存じのように、プライバシーの問題その他、いろいろございまして、全部お見せできないというものもあるかもしれませんが...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃいますように、いろいろな刑務所において不審な死亡をしてしまうという受刑者がございまして、中には事件性があるものもございますし、また場合によっては医療の問題があるというものもあるかと思いますが、それらについて、詳しく具体的に調査をいたしまして、その結果をお知...全文を見る
○森山国務大臣 解剖というのは、お医者さんが専門的な立場から解剖されて、その結果をコメントされるというものでございます。私ども専門外の者は、特にそれに対して、違うんじゃないかとかこうじゃないかとか言う資格はないわけなのでございますが、一方において、受刑者が非常に、普通常識では考え...全文を見る
○森山国務大臣 鑑定の結果、司法解剖をされた結果の報告というものは、明らかにだれでも納得できるようなものは問題ございませんけれども、このケースのような非常に難しいケースについては、いろいろな可能性を当たってみまして、いろいろな、こういうこともあり得る、ああいうことも考えられるとい...全文を見る
○森山国務大臣 今から考えてみますと、最近明らかになりましたいろいろな事件におきまして、特に名古屋刑務所における一連の事件におきまして、それを見ていた、あるいは放置したというような人もいたに違いないと私も思いますし、そのようなことは許されないと私も思います。  特に人権の意識と...全文を見る
○森山国務大臣 私も法務行政の責任者といたしまして、このたびの事件につきましてはとても深く受けとめている次第でございます。多くの方々、国会や国民の皆様に大変御心配をおかけしたこと、心から深くおわび申し上げる次第でございます。  しかし、今もお言葉がありましたように、おわびを申し...全文を見る
○森山国務大臣 情願の制度につきましては、本来、大臣が直接に受刑者の事情を、意見を見たり読んだりするためのものでございまして、それが刑務所の中にいる人にとってはただ一つの最後の手段ということでありますので、私も早速に、二月の終わりから直接読ませてもらうことになりまして、いたしまし...全文を見る
○森山国務大臣 名古屋事件が表に出ます前には、いろいろなことがあるいはあったに違いないというふうに思います。そういう人々の、被害に遭った方々の気持ちは大変つらいものがあっただろうというふうに思われるわけでございます。私も、情願を直接見るようになりまして、今の話とは違いますけれども...全文を見る
○森山国務大臣 今矯正局長が申し上げましたように、その方の病状あるいは栄養の状態その他を十分考えまして、一番よい方法をとるようにしたいと考えております。
○森山国務大臣 三月の十一日の夕方、官房長から衆議院法務委員会の理事懇談会の状況の報告を受けました際に、死亡帳の存在と、それから保存期間が十年であることなどの説明を受けました。三月十一日の夕方でございます。
○森山国務大臣 二役兼ねているわけでございますけれども、具体的には、矯正局担当の官房審議官である山下官房審議官は、局長の命令を受けて、あるいは場合によっては大臣の命令を受けまして、矯正関係の法令案等、矯正行政に関する重要事項について企画立案に参画し、関係業務を総括整理するというこ...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘の紙を一つ一つ見てまいりまして、全く御指摘もうなずけるものと思いますので、これから改めますのに重要な参考にしていきたいと考えます。
○森山国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、すべて必要なものは明らかにして、御報告するというのが前提だと思います。今後改革をしていきますにつきましても、それがなければできませんので、そのような方向でやっていきたいと思います。
○森山国務大臣 これはもしでき上がれば非常に詳しくすべてがわかるはずでございますが、ただ、いわゆる個人情報の部類に属するものが多うございますので、そこら辺はどのように扱ったらいいのかなというのが私の個人的な疑問でございますが、そのような部分を何とかしてクリアいたしまして、行政の運...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねは死刑のことでございますか。(河村(た)委員「はい、そうです」と呼ぶ)二回だったと思います。
○森山国務大臣 四人でございます。
○森山国務大臣 これは、決して許されないということだろうと思います。
○森山国務大臣 初めから絶対、最初から一回も起こらなければ非常によかったわけでございますが、大変残念ながら、刑務官の非常に思慮を欠いた行動によってそのような結果になったことは、本当に残念だと思います。二度とないように努力していきたいと思います。
○森山国務大臣 五月のときの事件は、確かに私も報告を受けました。しかし、まさか受刑者に対して革手錠を懲らしめのために強く締めつけるというようなことがあるとは思いも至らなかったということでございまして、それは私が浅はかだったと言われればそのとおりだと思いますが、私、法務大臣に就任い...全文を見る
○森山国務大臣 思いまして、真相をまず究明するように、そしてその背景の事情についてよく分析をしてその事情を解決するようにということを申しました。
○森山国務大臣 まず真相を解明するように、つまり、この事件は大変な事件でございますので、検察によって真相を解明するということが重要であると思いまして、そのためにみんなで協力するようにということを申しました。
○森山国務大臣 一般的には、確かにこのような事件が起これば、責任者は私でございますので、二度と起こらないようにしなければいけないと思いました。
○森山国務大臣 いや、まずは真相を解明するということが大事だから、それには検察に捜査をしてもらうということが重要であると考えまして、ほかの人がほかの調査をするよりは、その方が真相が解明できるというふうに思ったので、そのように指示したのでございます。
○森山国務大臣 検察に事実を調べてもらいまして、それが明らかになった上でその周りのさまざまな条件を調査いたしまして、そして解明につなげていかなければならないというふうに思ったわけでございます。
○森山国務大臣 確かに、今おっしゃられてみますと、私としては非常に残念な、ざんきにたえない気持ちでいっぱいでございます。  しかし、そのときは、まさか刑務官によって虐待がなされていたなどということは初めは全くわかりませんでしたし、その真相を解明して、その事情をよくわかった上で難...全文を見る
○森山国務大臣 それはある程度わかっておりました。しかし、情願という制度そのものを最初のうちは存じませんでしたものでそれは知りませんでしたけれども、そのような制度があるということがわかりましてから、早速全部読むことにいたしまして、多過ぎて賄い切れない分は副大臣や政務官に助けていた...全文を見る
○森山国務大臣 情願というのは、刑務所の中にいる受刑者の人たちが、自分たちが最後のよりどころとして法務大臣に直接書くものだということを聞いておりましたので……(河村(た)委員「それは昔から知っておったんですか」と呼ぶ)いえ、以前のことは存じませんでしたけれども……(河村(た)委員...全文を見る
○森山国務大臣 情願の、見ておりますが、全部そのようになっております。
○森山国務大臣 おっしゃいますのは、いつの話でございましょうか。
○森山国務大臣 いろいろなことがございましたものですから、少々混乱いたしまして失礼いたしました。  もしかしたら、この過去七年間に六十九名というこれでございましょうか。もしそうであるといたしますと、これはある報道からそのような情報が明らかになったのではないかと思いますが、これは...全文を見る
○森山国務大臣 報道の一部にそのようなことが出ていたということが、今わかりました。
○森山国務大臣 大変厳しいお言葉でございますけれども、六十九人の人が七年の間でございますので、大変申しわけないんですが、私のときとはまた違うときだったかもしれないというふうに思います。  また、重要な案件は大臣によく報告しているからと言われましたけれども、例えば、美保学園といい...全文を見る
○森山国務大臣 非常に私も強い責任を感じております。  それで、法務大臣としてどうするべきかということを考えますと、やはりこのような事態が二度と起こらないように、いろいろな方法を考えなければいけない。  それで、まず省内に、この問題を整理するための調査検討委員会を設けまして、...全文を見る
○森山国務大臣 まず、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下、その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官に...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(森山眞弓君) お尋ねがございました今月二十四日の処分の内容について申し上げます。  まず、十二月の事案につきましては、事件が発生した名古屋刑務所の監督者につきましては、事件発生当時の所長、処遇部長及び処遇担当の首席矯正処遇官の三名に対しましていずれも停職三月の処分と...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 委員がおっしゃいましたとおりでございまして、やはり部内だけでいろいろ反省をしたり調査をしたりしているだけでは到底この重大な危機を乗り越えることはできないというふうに思いまして、部外の民間の方のお知恵をおかりしなければならないということを考えてまいりました...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私も、委員がおっしゃるのとほとんど同じ問題意識でございまして、できるだけ広く、しかもこの状況、このような状況、問題について詳しく御存じの方という観点でいろいろな方にお願いしようということで検討してまいったところでございます。あの方もこの方もいいかなという...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この仮称、行刑改革会議の御議論の内容につきましては透明なものにしていきたいということは全く先生のおっしゃるとおりでございまして、最終的に取りまとめた御提言を公表するのはもちろんでございますけれども、各会議ごとの議事録を作成いたしまして速やかに公表するとい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私も今朝、新聞を見てびっくりいたしまして、まだそんなに、全くの白紙でございますので、新聞というのは非常に気が早いといいますか、何というかすごいもんだなと感心したようなものでございますけれども、実際は、いろいろ検討しなければならない問題があるうちの一つとし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私の身の処し方につきましてはいろいろな考え方があろうかと思います。法務行政の最高責任者といたしまして、今回のような事態を出来いたしましたことは非常に大きな責任があるということは私もいたく感じております。このようなことが二度と起きないようにするということが...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 正直に申しまして、百二人では十分でないということは私も痛感しております。しかし、このような過剰収容の時代であって、刑務官の負担が大変に大きいということを度々各方面で御説明をいたしまして、非常に厳しい財政の中で、また定員を少なくしていこうという傾向の中で、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 医療の確保につきましては、各刑務所また関係者が非常に苦労しているところでございまして、できるだけ先生がおっしゃるような体制に持っていきたいということは関係者一同みんなそう思っているわけなんでございますが、予算が十分でないということももしかしたらあるかもし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御質問の件につきましては、大津地方裁判所において三月二十四日に被告国一部敗訴の判決が言い渡されたところでございます。  今後の対応につきましては、判決内容を検討させていただきまして、関係機関と協議の上決めていきたいと考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) 私が、事案の解明については検察の捜査にゆだねて、行政における調査はその邪魔をしないように協力しなさいと言っておりましたのは、決して再発防止に関する行政の責任をないがしろにするという意味ではございません。再発防止を図りますためにも、まず何よりも事案の真相を...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 少々お時間をいただいて御説明申し上げます。  名古屋刑務所関係者につきましては、まず当時の刑務所長については、本件事案の監督職責のほか矯正緊急報告規程に違反し緊急報告を行わなかったこと、本件事案を安易に自傷事案として処理し事後調査を行わず事案の真相究明...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど平野議員からの御質問に対しまして、私、申し落としましたが、中井局長に関するものは死亡帳事案に関するものでございまして、死亡帳に関して国会から提出を求められましたときに、その対応ぶりが適当ではなかったということが理由でございます。  そして、中井局...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 刑務所の医療につきましては前の御発言にもいろいろ出てまいりまして、私もいろいろ考えさせられるところでございます。  それぞれの刑務所が適切な医療をするべく大変努力をしているということは分かっていただきたいと思いますけれども、今のシステムではなかなか思う...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 確かにそのような面もあると思いますけれども、過剰収容も多くの原因の中の一つではないかというふうに私は感じております。刑務官の勤務条件が非常に厳しくて休暇も取れない、週休さえも取れないというような状況で、ストレスもたまるでしょうし、その他いろんな面で不都合...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 拷問等禁止条約選択議定書の目的が、拷問等を防止するために独立した国際的な機関や国内機関による拘禁場所の定期訪問の制度を確立することにあるとの趣旨は理解いたしておりますが、締結の問題につきましては、外務省を始め関係省庁とも連携しながら真剣かつ慎重に検討を進...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 関係省庁ともよく相談いたしまして検討させていただきます。
03月27日第156回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(森山眞弓君) いわゆる行刑改革会議というふうに名付けようと思っておりますこの民間の有識者の会議でございますけれども、一連の名古屋事件をきっかけにいたしまして、それを教訓に再発の防止をしっかりしよう、万全を期そうということで、今までの専門家ももちろん大切でございますけれ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今のところ、事務次官が事務局長ということで進めようかと思っております。
○国務大臣(森山眞弓君) 数が限りがありますので、すべての分野のすべての専門の方をというわけにはまいりませんのですけれども、場合によって、この分野の方のこの御専門の御意見を、この方の御意見をお聞きしたいというようなときには事情を伺うためのいわゆるヒアリングの機会もできるだけたくさ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生の御指摘を十分踏まえまして、今後努力いたしていきたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋刑務所の事件、一連の事件を振り返りますと、大いに反省すべき点が多々あると思います。いろいろそれぞれのつかさつかさでどのようにこれを改善したらいいかということを今真剣に検討しておりますし、民間のお力をおかりして、お知恵を拝借して、是非抜本的な改革をし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、局長がお話しいたしましたように、専門家のお集まりになった矯正局と日弁連との研究会は非常に有益であったと思いますし、それなりに専門的な立場から深く突っ込んでいただいたことであろうと思いますので、その報告書を十分参考にさしていただくということは大いにある...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど来お話ししておりますように、広い立場から民間の方をお願いして御意見を承るという趣旨の会議でございますので、先生御指摘の点もよく踏まえながら、最善の努力をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(森山眞弓君) だからこそ、私はこの問題が起こってきましたのをきっかけにいたしまして、根本的に反省し、見直しをしていかなければいけないというふうに思っております。  監獄法という法律が明治四十一年にできたそうで、それ以来百年近くいろんな理由で改正もされないままやってま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) そのようなことも含めて、先ほど来申し上げているような、皆さんのお知恵をおかりして、総合的に検討していきたいというふうに考えています。
○国務大臣(森山眞弓君) まず、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(森山眞弓君) 名古屋刑務所始め、幾つかの受刑者のおります行刑施設におきましていろいろな問題があるということが最近明らかになりまして、私は本当に申し訳なく、また犠牲になられた方々には、またその御遺族等に対しては、本当に言葉もないような気持ちでございます。  最近、いろ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 監獄法というのは明治四十一年にできたそうでございまして、御存じのように、片仮名の大変古い法律でございます。当然ながら、その当時の社会の状況、その常識といたしまして、人権というようなことには余り触れていないというわけでございまして、今の世の中の新たな行刑を...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 報道の中にそのようなことも出ているのは承知しておりますが、まだ決意を固めたというところまで言い切る段階ではございませんで、これは問題がいろいろあるので勉強に着手しようということを言っているわけでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 法務行政の方でも今まで何回か、これが古くて非常に時代に合わないということでもう既に三回法案を考えては提案させていただいた、いただく試みをしたということを聞いておりますが、そのたびに御理解を得ることができなくて、結局審議がされなかったという話を聞いておりま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 一連の事件につきましては誠に申し訳なく、おわびしたいと思います。  しかし、大臣といたしましての私の責任については、いろいろと御心配いただいておりますが、私といたしましては、これからの新しい行刑の在り方というものをしっかりと道を付けるということがこの時...全文を見る
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(森山眞弓君) 栃木県の谷先生から御質問いただきまして、大いに緊張しているところでございます。  御心配いただきました一連の名古屋刑務所の関係者の処分につきましては、御存じのように、平成十四年五月事案と九月の事案につきましてこの二月二十八日に処分をいたしました。事件発...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私自身も、法務行政の最高責任者といたしまして責任を痛感いたしております。  先ごろ、今申し上げたような処分を行いましたときに、私の閣僚給与三か月分の自主返納、更に加えて、十二月の事案について更に三か月分の自主返納ということをいたしまして、私自身の気持ち...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、大変残念なことでございますが、刑務所に入らなければならない受刑者の数というのがどんどん増える一方でございまして、この数年前からとても今の能力では応じ切れないような数になりつつありまして、非常に私たちも悩んでおります。  建物が足りない...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 新設と申しますか、新設いたしますには土地を何とかしなければいけないということで、先ほど御指摘のように、何か所かの市町村から是非うちへというお話もないことはないんでございますが、差し当たって今すぐというわけにはなかなかいきませんものですから、今回、十五年度...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生のおっしゃるとおりでございまして、警察のお力をおかりし、また法務省としてもできる協力をさせていただきまして、治安のいい安心して暮らせる社会をできるだけ早くまた取り戻したいというふうに考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) 私も法律の専門家というわけではないんでございますが、今このような立場をいただいておりまして、毎日悪戦苦闘しているわけでございます。  法律は、もちろん破らせるためにあるんではなくて守ってもらわなければならない、そう思って国会で御審議をいただいて、そして...全文を見る
04月01日第156回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○森山国務大臣 新聞で読んだような気がいたします。
○森山国務大臣 韓国の事情は、小さな囲みの記事であったような気がいたしますので、余り詳しいことは書いていなかったと思いますし、詳しいことはよく私も存じません。  しかし、我が国の名古屋に関連する事件につきましては、先日来申し上げておりますように、関係の皆さん、特に被害に遭われた...全文を見る
○森山国務大臣 ビル火災の会社の責任者の責任と比べるのはちょっと難しいと思いますが、私についての御指摘は、先ほど来御説明申し上げましたように、これから二度と起こらないような仕組みをきちんとつくっていくということがむしろ大きな責任であるというふうに考えております。
○森山国務大臣 一連の事件が起こりました原因をいろいろと解明してまいります間にさまざまなことが明らかになってまいりまして、過剰収容であるとかあるいは個人のそういう性格もあったかもしれないとか、その他もろもろの話の中の一つとして、基本的には、今、刑務所の基本的な運営のための法律が、...全文を見る
○森山国務大臣 問題は非常に大きく、多岐にわたっておりますので、すべてのものをことしいっぱいというのは難しいかと思いますが、しかし、さまざまな問題点を今部内におきまして整理をいたしまして、調査検討委員会の報告書というものもとりあえずまとめたものがございますので、そのようなものを材...全文を見る
○森山国務大臣 憲法第三十六条では、おっしゃるように「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」と規定いたしておりますが、これは、残虐な刑罰及び拷問を例外なく禁止しようとするものであると理解しております。  特定の行為が憲法に違反するか否かにつきまして確定的な所見...全文を見る
○森山国務大臣 現在までに、一月余り前から設けました省内の主要な幹部から成ります行刑運営に関する調査検討委員会というのがございますが、そこにおきまして、名古屋刑務所三事件の原因に関しまして、行刑施設における処遇方法の実情や過剰収容等の背景事情、戒具の使用状況、人事制度や報告・監督...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げました調査検討委員会におきまして、名古屋三事件の原因に関しまして、行刑施設における処遇方法の実情や過剰収容等の背景事情、戒具の使用状況、人事の制度や報告・監督体制の問題点など、非常に多岐にわたって調べております。しかも、かなり前にさかのぼってやってお...全文を見る
○森山国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、私の在任中にこのような事件が起こり、そしてそれが明らかになりまして、非常に社会に大きな問題を提起し、大きなショックを与えたということを考えますと、本当に申しわけなく思いますし、その責任を果たすことができるならば何でもしたいという気持...全文を見る
○森山国務大臣 理論上はそのとおりでございます。
○森山国務大臣 私もこのごろ、一月余り前から情願を全部目を通すようにいたしておりまして、その中には、ここに書いてありますような項目に分けようと思えば分けられるものが結構ございます。  一部とはいえ、そのようなことが書かれるというのは非常に残念なことだと思いますが、それが本当にそ...全文を見る
○森山国務大臣 情願の文書を見る限り、受刑者が職員から乱暴な扱いを受けた、特に暴行を受けたというようなものがたまにございまして、そのようなものは、真相を解明して、必要な処置をしなければいけないということで、そのようにやっているわけでございます。
○森山国務大臣 受刑者のおりますいろいろな施設、刑務所もそうですが、そういうところへも既にかなりの数行っております。  名古屋刑務所は、昨年末以来ちょっと事件が起こりましたので、その問題について少し様子が落ちついたら、あるいは、私が行って邪魔にならないような事態になったところで...全文を見る
○森山国務大臣 行刑施設における医療というのは非常に重要なことでございます。診療の対象が被収容者であるということに伴ういろいろな専門的な配慮が必要でございます。さらに、被収容者の身柄の確保及びプライバシーの保護の観点から、施設内において診療が行える体制を維持しなければならないとか...全文を見る
○森山国務大臣 我が国におきまして、国家公務員法上、刑務官の団結権を認めていないわけでございますが、その任務にかんがみまして、特に強固な統制と厳正な規律に服せしめる必要があるということからだと聞いております。  近年、行刑施設におきましては、被収容者の急増に伴いまして刑務官の業...全文を見る
○森山国務大臣 私は、一連の名古屋の刑務所事件のうち、最初に九月事件で強制捜査が開始されました際に、このような事件については何よりも真相解明が重要であるということを強く申しまして、そのためには検察による厳正な捜査及び矯正局による徹底した調査が行われることが肝要であるとの判断に立ち...全文を見る
○森山国務大臣 保護房に入れられるにはそれなりの理由があってのことだとは思いますが、長期間そのような状態に置かれるということは本人にとっても非常に疎外感があり、また寂しくもあり、心細くもあり、いろいろな問題があったことだと思います。
○森山国務大臣 確かに、一番最初の事件でございますので、このときの報告が正確に上がっており、事前にいろいろとチェックができれば、その後のさまざまなことは防げたかもしれない、防げる可能性が大いにあったというふうに考えます。
○森山国務大臣 非常に難しい問題で、かつかなりの日数がたっておりますので、恐らく調査するにはいろいろと支障があったのだろうと思いますが、しかし、先生が御指摘のような点もあり得たかと思います。  調査検討委員会におきまして、わかりましたことをとりあえずまとめたのが中間報告でござい...全文を見る
○森山国務大臣 ございませんでした。
○森山国務大臣 今わかっている限りのことを御説明申し上げたと思いますけれども、その中間報告をつくっております間に感じましたことは、名古屋の刑務所におきましては、情願の件数が、収容人数が多いにもかかわらず比較的ほかの刑務所に比べ少ないということがわかりまして、これは何か問題があるの...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねの件につきましては、当該事件の発生当時である平成十四年五月二十七日、第一報として、名古屋刑務所から受刑者死亡事案について矯正局及び名古屋矯正管区に電話にて報告されまして、翌二十八日、名古屋刑務所から事案の概要に係る緊急報告が発出され、続いて四回目の追報告の発...全文を見る
○森山国務大臣 重大な問題だということを感じました。
○森山国務大臣 報告を聞いたときにそう思いました。
04月01日第156回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(森山眞弓君) 大島大臣の件につきましては、昨日の朝、ニュースで知ったわけでございますが、私も長い間お付き合いをしてまいりました方でございますので、大変残念な思いがいたします。  しかし、実際にどういうことがあったのか、大島大臣がどのようにそれにかかわっておられたのか...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) まだ、これから始まりますので具体的にいつごろということはなかなか申しにくいんでございますけれども、私どもの希望といたしましては、そんなにゆっくりはしていられないという気がいたしますので、また膨大な問題ですから全部を結論出すということはにわかには難しいかと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 四月十四日を予定しております。
○国務大臣(森山眞弓君) 昨日は、ようやく行刑改革会議の顔ぶれを決めさせていただいたというだけで、これからその皆様方に御議論をいただくということが次の課題でございますので、どのようなテーマについても新たな方針が決まったわけでは全くございません。ですから、評論はいろいろあるようでご...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、現行の監獄法は明治四十一年に制定されて以来、ほとんど実質的な改正が行われないままに今日に至っておりますので、その間の社会情勢の変化とか犯罪情勢の変化ということはもう大変に著しいものがございますから、内容的にも今の監獄法では十分ではないと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御存じのとおり、監獄法、明治四十一年にできたわけでございますので、そのころ人権というようなことはほとんどだれの念頭にもなかったと言ってもいいんじゃないかと思いますので、少なくともそのような基本的な考え方は改めなければいけない、それはもうみんな承知している...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるような問題意識は非常に強くございまして、今引用されました行刑運営に関する調査検討委員会の中間報告の中でも、「はじめに」というところにもその問題意識が出ております。例えば、二番目のパラグラフの、「行刑組織全体の問題として、」という言葉がございます...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 皆さん、大変お忙しい方ではございますけれども、第一回の会合のときによくお打合せをさせていただいて、例えば月の第二、第四何曜日とか、そういうふうにお決めして、できるだけ出ていただくようにしていただくということを考えておりますが、まだ御本人、皆さんが一堂に会...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 事務局長は事務次官が務めることに決めております。事務次官一人では難しゅうございますので、省内の各局から、矯正だけではなく、もちろん、いろんな局のスタッフを必要な数だけ集めようと考えていますが、人員が非常に足りなくて苦しいところでございますけれども、何とか...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御存じのように、行刑改革会議にお願いする方々は純然たる民間人の方でございますので、この会議は民間の立場から率直な御意見を承るということが非常に大きな目的でございますので、委員の方に公務員のような守秘義務を課すということは考えてはおりません。  なお、委...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 司法制度改革審議会の意見を受けまして閣議決定されました司法制度改革推進計画によりますと、全体としての法曹人口の増加を図る中で、裁判官、検察官の大幅な増員等を図ることにしております。そして、司法制度改革推進本部の設置期間中においても、裁判官、検察官の必要な...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) はい。予算は後ほど御説明申し上げますが、私といたしましては、法務省の関係の検察官、あるいは裁判所の方も裁判官の増員ということについて鋭意努力いたしまして、今、後ほど申し上げるような要求をさせていただき、認められたということでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど申し掛けました件で、具体的な数字を分かっている限り申し上げますと、最高裁におきましては、裁判官四十五人、それから裁判所の書記官二百二十二人、家庭裁判所の調査官三十人等の増員を要求しております。定員削減も一方ございますので……
○国務大臣(森山眞弓君) はい。法務省におきましては、検事五十人、検察事務官百二十二人等でございます。
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、今までの制度についてはいろいろと問題があったということで新しい法案を、改正法案をお願いする予定でございますけれども、このケースに関しましては、ちょっと、原告が何びとであっていかなる迫害を受けるおそれがあるかということなどについて慎重に事...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 余りはっきりしないんでございますけれども、昭和の半ばごろかなというふうに思います。
○国務大臣(森山眞弓君) はっきりしたことはほとんど分からないんでございます。ですから、五十年ごろかもしれません。分かりません。
○国務大臣(森山眞弓君) 宮澤弘先生が法務大臣をされておられたのはわずか三か月でございました。その間、情願を読んだりその処理の決裁をするという機会はなかったというふうに承知しております。  しかし、今回、情願が問題となったいきさつについて御説明申し上げましたところ、宮澤座長から...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど御説明申し上げましたように、宮澤先生については、非常にその状態について残念であったというふうにおっしゃいまして、その分だけ更に一層力を入れて頑張っていこうということを言われたわけでございますので、私としては、宮澤先生自身をそのように責めていただくの...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるように、この問題は非常にいろんなところで議題、議論になっていた問題でございますが、このたびの最高裁の決定の中の裁判官の意見の分かれということは非常に注目されることだと思います。  しかし、婚姻問題も含む家族制度全体の在り方にも関係のあることで...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○森山国務大臣 一度行きたいと思いまして計画いたしたのでございますが、日程がやりくりがつきませんで、まだ行っておりません。
○森山国務大臣 処分の対象になった者は、停職その他、給料がないことは承知しております。(河村(た)委員「給料はどうですか」と呼ぶ)ないことは承知しております。
○森山国務大臣 私の責任でやったことでございます。
○森山国務大臣 はい。残念ながら、現場に行く時間がございませんでした。
○森山国務大臣 地方選挙が始まっておりまして、私、栃木県の自民党の県連会長をしたりしておりますものですから、地方選挙の関係で一日じゅう、二日間続けて動いておりました。
○森山国務大臣 できるだけ早く時間を見つけて行きたいとは思っております。
○森山国務大臣 そのような処分を受けられた方々にはお気の毒だと個人的には思いますが、申しわけない、家族の方にもそう思います。しかし、残念ながら、御存じのような事件が起こりまして、それの責任ということで、いろいろな立場に当時おられた方々に対しては公平な処分をしなければいけないという...全文を見る
○森山国務大臣 関係者については専門の人々が捜査をし、また公判に今かかっているということでございますので、その行方を見守らなければいけないと思いますし、私個人としては、先ほど申し上げたように、できるだけ早く時間をつくりまして参りたいというふうに思っております。
○森山国務大臣 ことしの一月の終わりごろでしょうか、行きたいというふうに考えていたわけでございます、そのとき既にいろいろな事件が表に出ておりましたものですから。しかし、その後時間がいろいろやりくりがつきませんできょうに至っておりましたことはまことに申しわけないと思いますが、事件そ...全文を見る
○森山国務大臣 お言葉ではございますけれども、私が個人的に調べてあるいは考えて決めた処分ではございませんで、関係者がお互いに相談をして、あるいはその監督者、指導者が監察をいたしまして、そして公判にいくべき者はいきましたし、また、そこまではいきませんが処分に遭う者もあったわけでござ...全文を見る
○森山国務大臣 真実であるかどうかを確認するというのは、最終的には裁判所がやってくださることだというふうに思います。
○森山国務大臣 今官房長が申し上げましたように、国家公務員法第七十九条第二号というのがございまして、職員が刑事事件に関し起訴された場合には、これを休職することができるということを決めております。  この規定は、必ずしも起訴された職員が有罪であることを前提とするものではございませ...全文を見る
○森山国務大臣 私といたしましては、この一連の事件によって起こりました行刑に対するあるいは法務行政に対する不信というものを払拭して、新しい行刑施設、行刑の方策を決めていくことが責任だと考えております。
○森山国務大臣 自分だけが頑張ればいいというふうに言ったとおっしゃっておりますけれども、私だけがというわけではなくて、私が先に立って関係者一同、特に法務省全体が反省の上に立って、新しい行刑の方針、政策を打ち立てなければいけないというふうに思っておりますので、それを申し上げたのでご...全文を見る
○森山国務大臣 私も、以前に何カ所か刑務官の働いている場へ行きまして、刑務官が大変難しい仕事をこつこつと地道にやっている人が圧倒的多数であるということはよく承知しておりまして、刑務官の職場の条件が少しでもよくなるようにということは一生懸命考えているつもりでございます。
○森山国務大臣 やれるものならやってみたい、やらなければならないと思いますけれども……(河村(た)委員「やりますと言わにゃいかぬですよ」と呼ぶ)やりたいと思います。
○森山国務大臣 それは当然のことだと思います。
○森山国務大臣 現場の刑務官だけではなくて、法務省全体の職員というふうに私は考えております。
○森山国務大臣 それは理解の仕方だと思いますが、私としては、いろいろな段階のいろいろな場所で働いております法務省の職員という意味でございます。
○森山国務大臣 次官以下、みんな、大きな意味の、広い意味では職員だと思います。(河村(た)委員「大臣は違うの、あなたは」と呼ぶ)大臣は違うかもしれません。(河村(た)委員「あなたは違うの」と呼ぶ)違うようです。
○森山国務大臣 そのとおりであったかどうかは私も記憶いたしておりませんけれども、似たようなことは申し上げたかもしれません。
○森山国務大臣 刑務所の中の管理体制を初め、全体として、いろいろと先生が不審に思われる点もあるかと思います。それらについては、誠実に調査をして御報告申し上げるようにしたいと思います。
○森山国務大臣 御指摘の行刑問題に関する資料は、一連の名古屋刑務所における事件の国会における真相解明及び今後の行刑改革の議論にお役に立てるために、当委員会の理事の方々のお求めに応じて提出させていただいたものでございます。もちろん、これは法務省として作成したものでございまして、その...全文を見る
○森山国務大臣 調査検討委員会の委員長は事務次官でございまして、その事務次官は私のすぐ下の部下でございます。その事務次官が、事務的な必要もあり、関係者の人たちの意見を取りまとめるというのがこの調査検討委員会の形式でございまして、私も、メンバーではありませんが、できるときは出席する...全文を見る
○森山国務大臣 名古屋の事件というのは、残念ながら続いて起こりまして、昨年の十一月の時点では、初めの二つしか表に出ておりませんでした。そのために、その事態を明らかにした上で処分をしたいということを申し上げたのは、その二件についてが頭にあったわけでございます。  二月になってから...全文を見る
○森山国務大臣 印象としてぶれていたというふうな感じであるというお話でございましたが、印象というのはそれぞれ人によって違いますから、どのようにおとりになるか、その先生によって感じは違うと思いますけれども、私は常に、自分の知っていることあるいは自分の感じたことを、そのとき一番はっき...全文を見る
○森山国務大臣 正直申しまして、本当に存じませんでした。
○森山国務大臣 前矯正局長におきましては、私に対して重要な事項を報告しなかったということで、訓告処分を受けましたし、また、私及び官房長に対して死亡帳について誤った説明をいたしまして、その結果、私及び官房長に国会対応を誤らせたというようなことで、二度までも重い処分を受けるに至ってお...全文を見る
○森山国務大臣 今までにも、すぐにできることはなるべく早くしようということで、幾つかのことを決めて実行いたしております。  例えば大臣情願の話でございますが、これも、従来は矯正局が開いていたのでございますけれども、私自身がまず開いて中身を見るということにいたしまして、既にもうか...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、行刑改革会議、これからやりますけれども、その議論が終わって結論が出るまでを待たなくても、できるだけ早い時期にできるものは早くした方がいいというふうに、私も全く同感でございます。そうすることが法務行政への信頼を回復する一つの道であろうと思いますので、...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるお気持ちもよくわかりますし、私もほとんど同感でございます。ですから、先ほど申し上げましたように、最大限の努力をして御趣旨を生かしていきたいというふうに思います。
○森山国務大臣 義務づけるのは簡単なんでございますけれども、その後、これを保存して、後々の資料として使うということになるわけでございましょうが、それの保存が非常に大きな分量になりまして、なかなか難しゅうございますので、さらにもっと進んだ技術を使って小さなものにして保存するというこ...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、被収容者の数がどんどんふえておりますのに、それを扱うべき行刑施設の職員についてはなかなかふやすことができないというのが現実でございました。  しかし、ことしは、大変その実情はややわかっていただきまして、二百四十三人の増員を認めてい...全文を見る
○森山国務大臣 にわかに何人ということを今申し上げるのは大変難しいのでございますけれども、先ほども申し上げましたように、御指摘ありましたような国際比較ということを考えますと、その中でも日本というのは非常に負担の多いということが数字にあらわれておりますので、せめて国際水準並みにいき...全文を見る
○森山国務大臣 行刑施設の医療につきましては、診療の対象が被収容者でありますことに伴いますいろいろな専門的な配慮が必要でございます。被収容者の身柄の確保及びプライバシーの保護の観点から、施設内において診療が行える体制を維持する必要があること、非常時に登庁できる医師を確保する必要が...全文を見る
○森山国務大臣 刑務所の中の医療につきましては、おっしゃるとおり、大変いろいろな問題がございますので、行刑改革会議におきましてテーマとして取り上げていただこうと考えておりますし、また、それとは別に、できることがあればできるだけ早く、先ほど来おっしゃっているような考え方を取り入れま...全文を見る
○森山国務大臣 先生が既におっしゃいましたように、これから始まる会議でございますので、実際に今から私が、具体的にこうこうするべきであるとか、したいとかいうことはなかなか言いかねるんでございますけれども、例えば、過去十年間の行刑施設内での被収容者が死亡した事件の約千六百件については...全文を見る
○森山国務大臣 刑務所長は知らなかったようでございます。
○森山国務大臣 刑務所長として当然知るべきであったと思いますが、知らなかったという話を聞きまして、それ自体が非常に問題だと思っておりました。
○森山国務大臣 私もこれは大変大きな問題だと思いまして、さらにその実情を調べるように指示いたしました。そういたしますと、十二月事案の被害者の情願の取り下げにかかわりました当時の処遇部門の首席矯正処遇官及び前田という主任矯正処遇官などから事情を聴取いたしまして、彼らが申しますのは、...全文を見る
○森山国務大臣 先ほども申し上げましたように、どのような理由にもせよ、情願という大事な権利を抑えるようなことはしてはならないというふうに思います。
○森山国務大臣 もちろん、病院に入るのは治療して回復するためでございます。ただ、行刑施設におきましては、多くの場合一人ではございませんで、夜でも、刑務官が、定期的に各舎房を巡回したり、受刑者の動静を綿密に観察しておりまして、その動静に異常が認められる場合には、声をかけて反応を見る...全文を見る
○森山国務大臣 以前にもこの委員会でお答えいたしましたように、東京拘置所の被収容者につきましては、常勤医によりまして医療措置が実施されておりまして、施設内で適切な医療措置が今行われているというふうに思います。  もしこれができないような場合には、外部の医療機関への通院や近隣矯正...全文を見る
○森山国務大臣 法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  法曹の養成については、法科大学院における教育が、司法修習生の修習との有機的連携のもとに法曹としての実務に関する教育の一部を担うものとされ、...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○森山国務大臣 委員が御指摘のとおり、法科大学院の検察官等の派遣につきましては、安定的、継続的な派遣を確保しなければなりません。それが国の責務でございますので、派遣される者が給与その他の処遇面においてできる限り不利益を受けることがないようにするための措置を講ずる必要がございます。...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど裁判所からも御返事がありましたようなことで、法務省といたしましては、現在、検察官の派遣を希望している法科大学院からの御要望を準備の一環として広く聴取しているという段階でございます。  今後さらに具体的な要望が出てまいりまして、さらに煮詰まってまいりました上...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、もう少し時期が進みましたときにはそのような準備も必要だと思いますが、具体的にだれにどのような準備をしてもらうかということは、先ほど申し上げましたとおり、今のところまだ何も決まっておりません。それぞれの法科大学院の設置者から要望を伺いまして、それに...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど来、事務方及び政務官と副大臣からお話がありましたように、最終的には大学側とそれから本人との話し合いによって雇用契約が結ばれるわけでありますので、どちらかが非常に都合が悪い、困ったことだと思われたときには、その当事者の意思によって決めるものだと思います。  ...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるようなケースの場合は確かにそのとおりだと思います。また、反対に、教える側の方が、ここは自分の気持ちに合わないとか、考えが十分に述べられないとかいう場合には、教員の側からやめたいという話もあり得るということを先ほど申し上げたわけです。
○森山国務大臣 内外の社会経済情勢の変化に伴いまして、司法の果たすべき役割がより重要なものとなってまいりました。国民生活のさまざまな場面において、法曹に対する需要が一層増大するとともに、ますます多様化、高度化していくと考えられます。  このような状況を踏まえまして、法科大学院を...全文を見る
○森山国務大臣 従来の法曹養成制度についても、大変立派な法曹がたくさん出ておりまして、決してすべて失敗だったわけではもちろんございません。  しかし、現在、大学における法学部というのは、必ずしも法曹養成のみを目的としたものではございませんで、法学教育が法律家実務と乖離していると...全文を見る
○森山国務大臣 新たな法曹養成制度におきましては、質、量ともに豊かな法曹を養成するために、法曹養成の中核的な教育機関としての法科大学院における教育の充実を図らなければいけないという必要がございます。  このため、本法律案では、法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律の...全文を見る
○森山国務大臣 確かに、自分が非常に優秀な法曹であるからといって、教育者としても適当であるかどうかはまた別の問題だというふうに思いますので、その点は御指摘のとおりだと思いますが、まず、人選をしあるいは推薦をするという場合にも、本人がそのようなことに関心があり意欲があるかということ...全文を見る
○森山国務大臣 非常に意欲と能力のある若い人が、経済力がないために勉強の機会がないというのは基本的に間違っていることでございますので、この法科大学院についても同様のことが言えるかと思います。  しかし、この法科大学院にはかなりの経費がかかるということも現実でございますので、その...全文を見る
○森山国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと思います。  また、最高裁判所にも、本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。     —————————————
○森山国務大臣 まず、裁判の迅速化に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、司法を通じて権利利益が適切に実現されることその他の求められる役割を司法が十全に果たすために公正かつ適正な手続のもとで裁判が迅速に行われることが不可欠であることに加え、内外...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(森山眞弓君) まず、裁判の迅速化に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、司法を通じて権利利益が適切に実現されることその他の求められる役割を司法が十全に果たすために公正かつ適正な手続のもとで裁判が迅速に行われることが不可欠であることに...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 山花議員にお答えいたします。  まず、アメリカのイラク攻撃についてお尋ねがございました。  閣議等において、総理から全閣僚に対し、イラク攻撃について、支持、不支持の意見を聞かれたということはございませんでした。  閣僚一人一人の意見を聞かれたことが...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 中村議員にお答え申し上げます。  行刑運営の改革に関する私と事務方との関係についてお尋ねがございました。  まず、御指摘の矯正局長の報告につきましては、それが不確定なものとはいえ、重要な情報であったのですから、即座に私に報告すべきであったものと思いま...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(森山眞弓君) 法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  法曹の養成については、法科大学院における教育が、司法修習生の修習との有機的連携の下に法曹としての実務に関する教育の一部を担うものと...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○森山国務大臣 委員おっしゃいますとおり、近年、裁判にかかる期間というのは割合に短くなりつつございまして、おっしゃるような傾向があらわれているわけでございますけれども、しかし、複雑で専門的な、あるいは国民の大勢が注目するような重大な事件等につきましては、依然としてかなりの長期間が...全文を見る
○森山国務大臣 全くおっしゃるとおりでございまして、裁判を速くいたしますためには人的体制の充実が何よりも必要であるということは、私も全く同意見でございます。  充実した手続のもとで裁判の迅速化を図るために、現在、司法制度改革推進計画に従いまして、裁判所、検察庁の人的体制の充実等...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、民事事件において当事者が必要な証拠や情報を適切に収集することができるようにするということは重要であると考えております。  そこで、現在国会に提出しております民事訴訟法等の一部を改正する法律案におきまして、訴えの提起前における証拠収集等の手続を拡充...全文を見る
○森山国務大臣 刑事裁判の充実、迅速化の実現のためには、十分な争点整理のための新たな準備手続の創設と、証拠開示の時期、範囲等に関するルールの明確化が必要でございます。特に、導入が予定されている裁判員制度の対象となる事件につきましては、職業裁判官でない裁判員にとってわかりやすい裁判...全文を見る
○森山国務大臣 今委員がお示しになりましたアンケートの結果でございますけれども、これは、私の承知しているところでは、必ずしも速さだけを問うたものではないようでございますが、いずれにしましても、裁判について、勝ったか負けるか、どちらかの当事者は必ずしも満足していないといいましょうか...全文を見る
○森山国務大臣 裁判の迅速化を図るに当たりましては、制度面、体制面の整備だけではなくて、個別事件における関係者の努力もなければ、その目標を達成することは困難でございます。  そこで、この法案におきましては、受訴裁判所等に、可能な限り裁判の迅速化に係る目標を実現するように努力する...全文を見る
○森山国務大臣 最高裁判所による検証に当たりましては、裁判所における個々の手続の内容に関連する調査分析が不可欠になると考えられますが、その場合には、憲法上保障された裁判官の独立に影響を及ぼすことがあってはならないことは当然でございます。  最高裁判所におかれましては、検証の実施...全文を見る
○森山国務大臣 閣議において、そのようなお話はございませんでした。私個人にも特別にお聞き合わせもございませんでしたので、そのようなことを申し上げたわけでございます。
○森山国務大臣 この間の答弁は、私に対してということであったのでそういうふうにお答えしたんですが、当然、外務大臣その他、ほかの大臣にもあるいはお聞きになったかもしれないと思います。しかし、総理大臣が各方面からの情報を収集されて、そして御自分で最高責任者として判断されたことであると...全文を見る
○森山国務大臣 私は、この間の問題についてはいろいろな情報がたくさんありまして、総理がそれらを収集されて慎重に考えられ、必要な人には相談されたかもしれません。その結果、結論を出されて決定されたということは、それはそれなりにごもっともであり、納得できると思います。  これから起こ...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、最近は民事、刑事ともに期間が短縮される傾向がございまして、それは大変いいことだと喜んでいるわけではございますけれども、一方において、非常に大勢の国民の注目を浴びた重大事件につきましては、一部ではございますが、非常に長くかかっているということもまた事...全文を見る
○森山国務大臣 この法案の第七条は、当時者等の責務につきまして、可能な限り裁判の迅速化に係る目標が実現できるように、手続上の権利は、誠実にこれを行使しなければならないと規定しているわけでございまして、これと同趣旨の規定が、先ほども申し上げましたが、刑事訴訟法の規則第一条第二項など...全文を見る
○森山国務大臣 この法案は、二年という審理期間の目標を掲げました上で、運用面におきまして充実した手続の実施により、できる限りこの目標の実現を目指すとともに、審理に長期間を要する事件についてはその原因を明らかにするなどいたしまして、目標の実現に必要な制度、体制の整備を図るという総合...全文を見る
○森山国務大臣 総理が、長期化する裁判のさまざまな問題について非常に心配しておられるということは確かでございまして、そのような御発言が顧問会議の席でもあったことは私も記憶しております。  全体としては、おっしゃいますように、相当の迅速化が最近図られてまいりましたのですけれども、...全文を見る
○森山国務大臣 「二年以内のできるだけ短い期間」というふうに言っておりますわけでございまして、二年以内だからいいというわけではございません。できるだけ、国民にとって必要な、アクセスのしやすい司法であるべきだという司法制度改革の精神から申しまして、気軽に裁判なら裁判に持っていくとい...全文を見る
○森山国務大臣 訴訟手続の整備につきましては、今、この国会に提出されました民事訴訟法の一部改正法案におきまして、計画審理の推進、証拠収集手段の拡充などが、また、人事訴訟法案におきましても、人事訴訟の家庭裁判所への移管などが規定されております。刑事事件につきましても、充実した争点整...全文を見る
○森山国務大臣 この第一条の中にも「公正かつ適正な手続の下で」という言葉が入っております。  この法案では、裁判の迅速化が拙速な裁判につながらないようにするために、裁判の迅速化の趣旨に関しまして、裁判の迅速化に当たっては、当事者の正当な権利利益が害されないよう、手続が公正かつ適...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、裁判の迅速化を含め、一般に、裁判の適正な運営のためには裁判官、検察官、弁護士の法曹三者の協力が必要不可欠でございます。  これまでも、基本的には、国民が裁判を通じて適正、迅速かつ実効的な救済が得られるようにすることが必要であるということの認識にお...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のような懸念をお持ちになる気持ちはわかるような気がいたしますが、実際には、そのような御心配をしていただく必要はないかと思います。  法律そのものにも適正な手続をきちんとしてということが書いてございますし、法律というものを忠実に守っていただく判事さんたちであ...全文を見る
○森山国務大臣 裁判所は誠実にやっていただいていると思いますけれども、現在、二年を超えるような事件には、医療過誤とか建築紛争など、御指摘のような新しいタイプの、あるいは難しい技術的な問題のあるようなものが多く含まれているということを承知しております。
○森山国務大臣 裁判の迅速化を進めていきます上で、証拠収集手続の充実など、必要な制度、体制の整備を図っていくことが重要であることは確かでございます。  しかしながら、本法案は、このような制度、体制の整備が先に行われることを待つのではなくて、二年という審理期間の目標を掲げた上で、...全文を見る
○森山国務大臣 刑事裁判の充実、迅速化の実現のためには、十分な争点整理のための新たな準備手続の創設と、証拠開示の時期、範囲等に関するルールの明確化が必要でございまして、特に、導入が予定されている裁判員制度の対象となる事件につきましては、職業裁判官ではない裁判員の皆さんにとってわか...全文を見る
○森山国務大臣 突然のお尋ねで、しかも大変基本的な問題でございますので、十分お答えできるかどうかわかりませんが、私の感じとしては、争われている事実関係を明白にいたしまして、そして、どちらの言い分が正しいかということを決定するものだというふうに思っています。
○森山国務大臣 行政訴訟と一口に言いましても、いろいろな種類があるかと思いますけれども、行政当局に対する、さまざまな行政当局の決定なりあるいは執行なりに対して不満がある方々がそれを言われまして、その結果、その御不満が正しいか、あるいは行政の決定の方が正しいかということを法律上決定...全文を見る
○森山国務大臣 保坂先生の中学生時代のお話を承りまして、「栴檀は双葉より芳し」ということを思い出しました。保坂先生の中学生時代らしい、大変興味のあるお話でございました。  これは私の個人的な感想ですが、裁判という観点から申しますと、裁判を起こす人、あるいは裁判で訴えたい気持ち、...全文を見る
○森山国務大臣 通信傍受は、現に行われている他人間の通信の内容を当該通信の当事者のいずれの同意も得ないで受けるものであることから、従来の強制処分に比して厳格な要件、手続によることが適当と考えられまして、通信傍受法によって通信の当事者に対する通知制度等が設けられたわけでございます。...全文を見る
○森山国務大臣 関係省庁にもよく問い合わせまして、可能であれば調べたいと思います。
04月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(森山眞弓君) なかなか、突然のお尋ねでもあり、基本的なお話ですので、私も思い付きで申し上げるのが適当ではないと思いますけれども、一般的に、常識的には、犯罪を犯して刑の決まった人を一定期間収容して改善更生のために努力をするというのが共通の目的ではないかというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 医療というのは、人の健康に関する問題、身体的な健康に関する問題、精神的なのもありますでしょうけれども、健康に関する問題に係ることですので、刑務所の中でもそうでないところでも基本的には同じなんではないかと思いますけれども。
○国務大臣(森山眞弓君) 刑務所で行われたこととおっしゃいましたけれども、刑務所で行われたことすべてとは申し上げませんが、今回のいわゆる五月事件、九月事件あるいは十二月事件というような一連の名古屋刑務所の事件につきまして申し上げますと、拷問等禁止条約の趣旨に照らしまして、あっては...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 確かに、三月五日の答弁のときに、「塀の中の常識が世間の常識とは違っているのではないか」と申し上げました。しかし、これは、刑務所という閉鎖的な環境の下で働いている職員の常識が世間の常識と異なってしまってはいないか、もしそうだとすれば、職員の意識を世間の常識...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘のとおり、四月十四日に行刑改革会議の第一回の会議が開催されました。各委員から基本的な考え方が述べられまして、検討の進め方についても活発な意見が交わされました。  私の思いといたしましては、できるだけオープンで、外からも分かりやすく、人権が尊重され...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) なかなか法改正となりますと大きな仕事でございまして、来年にというお約束は今の時点ではいたしかねますが、どのような御意見が出てまいりますか、それによって決定しなければいけないことですけれども、法改正も含む抜本的な改正ということで行刑改革会議にはお願いしてお...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 身分帳簿というのは、個々の被収容者の名誉、プライバシー等に直接関係する事項や処遇上参考とすべき重要な事項が記載されているものでございます。そのような秘密性が高く重要な書類の一部が見当たらないというのは、御指摘のように重大な問題でございまして、遺憾なことと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 矯正医療が抱える問題、とりわけ医師の配置状況や勤務体系の問題は、被収容者を相手にすることの心理的な負担や刑務所の立地条件の不便さなど、矯正医療の特殊性に起因する人材確保の困難性から、なかなか容易には解決策を見いだせないまま今日に至っているものでございます...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘のようなことが今、先生のお言葉で明らかになってきたということでございますが、しかしそれはもう少しそれぞれの担当者あるいは関係者によく問いただしてみなければ分からない面もたくさんございまして、しかしそれにしましても、非常に文書あるいは報告の取扱いが言...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 不審な点が幾つかあるようでございますので、その点もよく調べたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 私も、視察しまして何分間か入ったことはございます。  御指摘のように、拘禁症状という人がいて、しかもそれがとてもひどい状況である人を、ああいう場所に長時間入れると相当の反応といいましょうか、問題が出てくるのではないかとは思いますが、これはあくまでも、い...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 刑務所における医療というのは非常に重大な、深刻な問題だとかねて思っておりました。このたびのいろいろな事件を分かりまして、ますますその感を深くしているところでございます。御指摘のことを踏まえて努力していきたいと思っています。
○国務大臣(森山眞弓君) 司法制度改革は内閣挙げての仕事の一つでございまして、非常に、これからの進捗状況、みんなが努力してやっていかなければいけないと考えておりますが、御指摘のような問題も、各省庁にまたがります、例えば奨学金や学生、教育のローンなど、学生に対する各種の支援制度を充...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生が御自分の体験に基づいて非常に参考になるお話をしていただきまして、私も大変勉強できたと思っております。  法科大学院は、度々お話もございましたように、大学側からの要請に基づきまして、そしてその大学が要請するような人を我が方で選んでごあっせんするとい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘の参議院法務委員会の附帯決議にございましたとおり、資力が十分でない者が経済的理由から法科大学院に入学することが困難となるというようなことがあってはいけないというふうに考えまして、奨学金や教育ローンなど、学生に対する各種の支援制度を充実させるというこ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃいますとおり、司法修習生の給費制の見直しについては、法曹養成制度全体を視野に入れながら検討しなければいけないというふうに思っております。  すなわち、法科大学院を中核的な教育機関とする新しい法曹養成制度におきまして、意欲と能力がありながらお金が...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 法科大学院の全国的な適正配置ということにつきましては、いわゆる地方に住む人にも法科大学院の進学の機会を与えるということが重要であるばかりではなくて、また弁護士さんその他、法律家が地域的な偏在をするということを防がなければいけないということもありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 新しい法曹養成制度におきましては、各法科大学院の創意によりましてその教育の多様性を確保することが不可欠であると考えます。小規模な法科大学院も、先生おっしゃいましたとおり、非常に特徴のあるユニークな教育を施していただけると考えますし、また少人数の教育という...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 法曹養成の今までのやり方というものが、ここへ来て大分限界があるという感じを抱いております。  既にたくさんの立派な法曹を輩出してきた今までの制度はそれなりに大変重要な、かつ有意義なものであったわけでございますけれども、最近の司法試験の合格の非常に合格率...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○森山国務大臣 先生御指摘のような二つの大きな柱があるということが一般に言われておりまして、日本の場合は、その二つの柱をバランスをとってやっていくということになっておりますが、そもそも、国際的に見ますと、日本は外国に比べて、一部の外国では今ほとんど見られなくなりました教育、社会復...全文を見る
○森山国務大臣 確かにおっしゃいますとおり、行刑施設は余りPRとか国民の皆様に広報するとかいうところが足りなかったというふうに私は率直に認めざるを得ませんが、先ほど申し上げましたとおり、自由刑というのは応報的なものでございますし、その執行に当たっては、受刑者の改善更生と円滑な社会...全文を見る
○森山国務大臣 過剰収容というのは、最近の刑務所の共通の問題でございます。大変残念ながら、犯罪を犯して刑を言い渡される人々がふえ続けておりまして、数年前から定員オーバーし続けてまいったわけでございます。  私どもといたしましては、できるだけ、受刑者たちの環境を整えて、またそこに...全文を見る
○森山国務大臣 行刑改革会議が去る十四日に始まりまして、これから動き出すわけでございますけれども、今回の行刑改革に当たっての私の思いは、できるだけオープンで、外からもわかりやすくて、人権が尊重されつつ、必要な規律は保たれて、改善更生が適正に行われる、国民に理解され、支えられる刑務...全文を見る
○森山国務大臣 先生方がお出かけになりました折にそのような機会があったということは私も聞いております。そのようなお話を先生方に申し上げたからということで不利な扱いをするようなことはございません。
○森山国務大臣 そのようなことがこの後起こりましても、同じようなことでございます。同じ考えでやってまいります。(河村(た)委員「真実を述べるように言ってください、刑務官に」と呼ぶ)本当のことを話すように、いかなる場合でも、必要だと思います。
○森山国務大臣 私は水圧に関する専門家ではございませんので、どういうふうにそれを定義づけ、あるいは何と称せられるかということは、私はよくわかりかねます。御勘弁いただきたいと思います。(河村(た)委員「わからない」と呼ぶ)はい。(河村(た)委員「よくわからないと答えてください。よく...全文を見る
○森山国務大臣 情願を時間を見つけては読んでおりまして、多分もう六百か七百見たと思いますが、その中には、今先生が例にお挙げになりましたように、読みにくいものとか、何の意味かわからないというものも少しはございますけれども、多くは、例えば、食べ物の盛りつけ方が足りないとか、こういう薬...全文を見る
○森山国務大臣 非常に広い立場から聖域なしに議論していただきたいと申し上げておりますので、おっしゃるような問題も、先生方の意識の中にあるとすれば、表に出てきて議論の対象になるだろうと思います。
○森山国務大臣 午前中の御質疑の中でもちょっとお答えいたしましたけれども、普通の刑務所に精神が少しおかしいのではないかと思う人がまじっているということが時々私もうかがわれまして、これは何とかしなければいけないんじゃないかなということを素人ながら考えておりました。  今、先生が幾...全文を見る
○森山国務大臣 行刑運営に関する調査検討委員会の中間報告、今お読みになったものでございますが、これは、行刑改革会議におきまして、国民的な視野に基づいて、行刑制度改革のための議論、御提言をいただくためのたたき台といたしまして、一つの材料としてお出ししたものでございまして、一連の名古...全文を見る
○森山国務大臣 この一連の名古屋刑務所事件につきまして、その原因を調査解明しまして、万全の再発防止策を早急に講じなければならないということは、先生御指摘のとおりでございます。  そこで、私は、再発防止策を講じるために、直ちに実行可能なことといたしまして、自分ですべての情願書を読...全文を見る
○森山国務大臣 法務省は、内閣が発足した当時、非常に大きな司法制度改革という命題を既にもう持っておりまして、発足の一年ほど前に既に審議会がスタートいたしまして、内閣ができましたときには、その答申をいただき、この方針に従って司法制度改革をやろうということを着手したばかりでございまし...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、平成十三年十二月の事件につきましては、昨年、つまり十四年の十月下旬ごろ、矯正局長から、保護房に収容していた被収容者の死亡事案等を調査した結果を資料として、国会議員のお求めに応じて資料を提出いたしますという旨の報告を受けましたときに、あわせて、この...全文を見る
○森山国務大臣 平成十四年の五月の事案につきましては、当時の矯正局長から、当該死亡の数日後に、名古屋刑務所で保護房に収容し革手錠を使用していた被収容者が死亡したこと、司法解剖が行われ、今後、捜査機関による捜査が引き続き行われることになったこと、同事案については、死因が現在不詳であ...全文を見る
○森山国務大臣 昨年の九月三十日ごろ、平成十四年九月事案につきまして、矯正局長から、保護房収容中の受刑者に革手錠を使用していたところ、容体が急変し、外部の病院に搬送の上手術を実施する事案が発生いたしましたという報告を受けました。  この時点では、既に平成十四年五月の事案について...全文を見る
○森山国務大臣 先生が御指摘になるようなことを一つ一つ考えてみますと、私も非常に不明であり行き届かなかったということを深く反省するわけでございますけれども、この名古屋刑務所における一連の事件につきましては、職員も人権意識が必ずしも十分ではなかったのではないかというふうに思います。...全文を見る
○森山国務大臣 大変残念ながら、私はこの世界について非常に詳しいわけではございませんで、知識経験が十分ではなく、さまざまな報告を受けてその中から敏感にある問題性を感じ取って反応するということが十分でなかったということはおっしゃるとおりだと思います。  それが人権意識の希薄さであ...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げましたように、私の未熟なことから、必ずしも先生御指摘のような問題について必要な反応を示さなかったということは、もう十分深く反省しております。  ただ、一番最後のところの、「報告中の矛盾点や疑問点を探索して真相を解明しようとする姿勢に欠けている」とい...全文を見る
○森山国務大臣 この中間報告をまとめました当面の対象である行刑改革会議というものを、四月の十四日、第一回の会合をスタートいたしまして、そこで聖域なくこの問題について、それぞれの御専門的な、あるいはまた民間の有識者としての良識を持って十分に議論をしていただきたいということを申し上げ...全文を見る
○森山国務大臣 それまでも何カ所か刑務所を視察いたしましたので、そのときに保護房を見たのではないかとそのとき御返事申し上げたような気がしますが、先日、名古屋刑務所に参りまして、そのときは保護房を訪ねて、中にも入りまして自分でもその感じをつかみ取ろうといたしましたし、また、革手錠も...全文を見る
○森山国務大臣 今、先生がおっしゃいました中間報告の「おわりに」というところに書いてあります課題は、ここに書いたものは七つございまして、一が「職員と被収容者との新しい関係の在り方」、二が「被収容者の法的地位及びその救済申立制度の在り方」、三が「職員の人権意識の改革の方策」、四「過...全文を見る
○森山国務大臣 内閣全体の問題については私からお答えするべきものではないとは思いますけれども、いずれにいたしましても、矯正行政の最高責任者といたしまして、行刑施設が治安維持の最後のとりでであるということを考えますと、この機能を健全に発揮するためには行刑制度の抜本的な見直しが不可欠...全文を見る
○森山国務大臣 矯正局長が申し上げたとおり、承知していなかったのだと思いますが、もし詳しくさらに調べればわかったのかもしれないと思います。
○森山国務大臣 この報告書は読みまして承知いたしておりますが、その当時知らなかったという意味ではないでしょうか。
○森山国務大臣 それでありましたら、これを読みまして把握いたしております。
○森山国務大臣 お尋ねの件については、現在公判において審理中である犯罪事実に密接に関連することでありますので、御要請の調査を行うことは必ずしも適切ではないと考えております。
○森山国務大臣 この保護房に入っておりました者が保護房の中を非常に汚すようなことをしておりましたので、それをきれいに清掃しようという意図であったと聞いております。
○森山国務大臣 中間報告において書きましたことは、事実を解明しようとして、調査検討委員会のために懸命に事実を調べて書いたものでございまして、行刑改革会議にも参考にしていただこうということでございました。  ですから、この内容は真実であろうというふうに思いますし、それは何かほかの...全文を見る
○森山国務大臣 突然のお尋ねでございますので、十分な調査ができておりませんでしたのはまことに申しわけございませんが、矯正局長も、実態をよく調べる、御報告するということを言っておりますので、そのようにしたいと思っております。
○森山国務大臣 被収容者の健康を保持し、また、施設の中で万が一病気になった場合に適切な医療措置を行うということは、行刑施設の重要な責務の一つでございます。  今先生御指摘の問題についても十分把握しまして、できれば、できるだけ早く御報告申し上げるようにいたします。
○森山国務大臣 受刑者の健康保持というのは非常に大切だということは先ほど申し上げたとおりでございますし、また、医療の政策、対策が十分でないということも残念ながら事実であると思います。  その辺をよく考えまして、受刑者の医療政策というものを改めてよく考え直そうということを今私たち...全文を見る
○森山国務大臣 各刑務所が非常に苦労しておりますのは、その一つは、お医者さんの適当な方に来ていただくというやり方でございまして、多くの場合はお医者さんが足りないということで非常に苦労しているわけでございます。  ですから、おっしゃいますように、あしたから毎日というのはちょっと事...全文を見る
○森山国務大臣 会長は北島さんという方だと思います。
○森山国務大臣 前の検事総長ですね。
○森山国務大臣 行刑の中で行われる改善更生のための作業、それに少しでも張り合いを持ってもらって、そしてそれをまた世間で理解していただくというためには、CAPICの製品は大変有効だったと思いますが、しかし、この刑務所の作業製品が消費者ということを余り重点的に考えていなかったという点...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(森山眞弓君) 四月十四日に第一回の会合を始めました行刑改革会議につきまして、非常に先生方大変多大の御関心をお持ちになっているかと存じます。  今、千葉先生から御指摘になったさまざまな問題点、大体どのぐらいの頻度でという話が最初にございましたが、今のところ大体、月に一...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私も全く千葉先生の御指摘のようなことはとても大事だと同感させていただいております。  衆議院においても、この法案に対する附帯決議におきまして、男女共同参画の趣旨を尊重するよう十分配慮をすることとされておりますし、法務省といたしましては、その趣旨を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃいますとおり、この法律は初めての試みでございまして、正直言って、やってみなければ分からないという部分もあるわけでございます。  ですから、いわゆる連携法におきまして施行後十年ということを区切って、十年を経過した場合においては検討を加えて、必要が...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この法律案による教員の派遣は、法科大学院における教育の充実を図り、国民の多様かつ広範な要請にこたえることのできる法曹を養成するために、法科大学院からの要請に基づいて当該法科大学院設置者と最高裁判所又は任命権者が協議の上、裁判官や検察官等の派遣についての取...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 現職の裁判官又は検察官等を安定的かつ継続的に派遣することはこの法案によって初めて可能となるわけでございまして、この法案による教員の派遣は、法科大学院設置者の要請によりまして、当該法科大学院の設置者と最高裁判所又は任命権者が協議の上、締結した取決めに基づい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。  ありがとうございました。
05月06日第156回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(森山眞弓君) 城島議員にお答えを申し上げます。  まず、裁判官は立法者意思に拘束されないのではないかというお尋ねがございました。  議員御指摘のとおり、憲法第七十六条第三項によれば、裁判官は憲法及び法律にのみ拘束されるものであるとされておりますが、裁判官が法律の条...全文を見る
05月06日第156回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(森山眞弓君) 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  心神喪失又は心神耗弱の状態で殺人、放火等の重大な他害行為が行われることは、被害者に深刻な被害が生じるだけでなく、精神障害を有する者がそ...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○森山国務大臣 おっしゃるとおり、事実の確認ということが重要な要素でございまして、そのためにある程度の時間がかかるということは現実であり、やむを得ないことかと思います。  しかし、それが余りにも長くかかりますと、仮に後で事実が長い間かけてやっとわかりましても、その結果余り実益が...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるように、事実を解明して確認をするということが何よりも大事であって、そのために、いろいろな方向からいろいろな証人を立て、いろいろな証拠を調べて調査をする、審査をするということになりますと、時間がかかるのはある程度はやむを得ないことだと思います。
○森山国務大臣 先生の御疑問はよくわかります。  総理が二年という言葉をお出しになったときのことも、私もたまたま同席しておりまして、総理の考えもわかっているつもりでございます。  その理由は、この法案で申しますように、裁判の迅速化ということが非常に世間、国民の求めるものの重要...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のように、計画審理を実施する上では、当事者が訴えの提起前において必要な証拠や情報の収集を適切に行うことができるようにすることが重要であると考えられます。  そこで、この法律案におきましては、訴えの提起前における証拠収集等の手続を拡充いたしまして、相手方に対...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘のとおり、例えば、例に挙げられました刑務所の問題等につきましても、できるだけ早く対処しなければいけないと考えておりまして、早速行刑改革会議を始めておりますし、また、私自身も、この五月の連休のときを利用いたしまして、現場をつぶさに視察してまいりまして、それを生...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるように、社会は非常に変化しつつありまして、いろいろ今まで全くだれも知らなかったようなものが大きな問題に急になるということがございます。ですから、常にそういうものを把握して、適当な専門委員をお願いできるように準備しておくということが一番理想的だと思いますが...全文を見る
○森山国務大臣 私も、長い間女性の問題を扱ってまいりまして、今御指摘のようなことが非常に大きな問題だというふうに認識しておりました。  ですから、今回の改正は、そう目立った大幅な改革になるとは思えないのかもしれませんけれども、まず改革のための第一歩として、少しでも女性及び残され...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるように、この分野については我が国は残念ながら少々後れを取っているというふうな私も認識しております。この機会にその精神医療全体についてレベルアップをし、内容も充実していかなければいけないということを基本的に考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) お尋ねの件につきましては、昨年十二月十一日の参議院本会議における本法案質疑の際にもお答えいたしましたところでございますが、心神喪失等の状態で重大な他害行為が行われる事案につきましては、被害者に深刻な被害が生ずるだけではなく、精神障害を有する人がその病状の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いや、この問題はかねて大変重要な課題だというふうに考えておりまして、実はその一年ぐらい前から、特に具体的には厚生労働省の担当者と法務省の関係の者とが時々御相談をしているというような状況でございました。できるだけ早く方向を見いだして適切な、必要なら法改正も...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 小泉首相の発言といたしましては、その当日あるいは翌日でしょうか、NHKで報道された記録がございますが、これには、非常に痛ましい事件であったと、本当にかわいい小学校一年生、二年生の子供たちが大変ひどい目に遭ってさぞ恐ろしかったことであろうと、親御さんの気持...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 特に私に向かって直接そのような御指示はございませんでした。
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘の総理の御発言も具体的に刑法の見直しを指示されたというものではございませんで、一般論として、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者が精神障害に起因するこのような不幸な事態を繰り返さないようにするための対策が必要であるという御趣旨であったと思いま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 池田小学校事件、御指摘の事件でございますが、これは現在、責任能力が認められるということで起訴されたと承知しております。  この事件につきましては、現在、公判係属中でございますので、この点を含めて最終的には裁判所によって判断されるべきものであるというふう...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほどもちょっと申し上げましたとおり、元々、総理は、特定の事件を対象として、特にそれの関係で発言されたものではないと私は理解しております。  池田小学校事件のあったことは大きなショックであったことは確かでございますけれども、これをきっかけにいたしまして...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この法律は、心神喪失又は心神耗弱の状態で殺人、放火等の重大な他害行為を行った者に対しまして、その適切な措置、処遇を決定するための手続等を定めることによりまして、継続的に適切な医療を行い、また医療を確保するために必要な観察と指導を行うことによって、その病状...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 刑務所におきましては刑の執行機関という枠組みがございますので、その中で受刑者の健康を回復させ、心身ともに健全な状態での社会復帰を図るということを目的といたしまして、医療体制を整え、近隣の医療機関等の御協力を得ながら、できる限りその充実に努めるということが...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私も素人でございますので、できるだけ分かりやすく御説明したいと思います。  心神喪失等の状態で殺人、放火等の重大な他害行為が行われる事案につきましては、被害者に深刻な被害が生じるだけではなくて、精神障害を有する者がその病状のために加害者となるという点で...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 江田先生にも御説明申し上げたかと思いますけれども、もう何年か前から、このような問題を何とか解決しなければいけないということは法務省の人々も、また関係の厚生労働省の方も意識しておりまして、しかしなかなか難しい問題だということでなかなか手が付かないままにしば...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いわゆる大阪の池田小学校事件につきましては、精神障害に起因する犯行ではないと考えられますけれども、法務省と厚生労働省におきましては、この事件が起こる前から、先ほど申し上げましたように、精神障害により重大な他害行為を起こした者に対して適切な医療を確保するた...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま私が申し上げましたように、この事件、池田小学校事件は精神障害に起因する犯行ではないと考えておりますけれども、報道、様々な報道が行われまして、それらを見聞きされました一般の方々が大変に大きな盛り上がりがありまして、何とか、精神障害と、あるいは犯罪を...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○森山国務大臣 人事訴訟法案の第三十四条におきましては、離婚訴訟等における子の監護、監護者の指定、養育費、財産分与の定めなどの附帯処分や親権者の指定についての裁判をするに当たりまして、家庭裁判所調査官による調査を活用することができるというふうになっております。  これは、これら...全文を見る
○森山国務大臣 この法律が制定されますと、家庭裁判所に人事訴訟が移管されることになりまして、離婚の訴え等に係る訴訟におきましてしばしば審理、判断に時間を要する親権者の指定等の裁判のために、専門的な知識を有する家庭裁判所調査官の調査を活用することが可能となりまして、より迅速に必要な...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、裁判の迅速化、大事ではございますけれども、その内容が充実しているということも非常に重要なことだと思います。ですから、裁判の迅速化に当たりましては、必要な主張、立証を尽くすなどの裁判の目的を達するのに必要不可欠な行為をすべて行った上で、手続を集中的...全文を見る
○森山国務大臣 裁判が最終的には国民のためにあるということはもう当然のお話でございまして、最高裁判所が検証を実効的に実施するのには、おっしゃるとおり、調査の方法や調査結果の分析等について、裁判所以外の法曹とか学識経験者の意見を聞く場を設けるということは考えられますし、また、調査の...全文を見る
○森山国務大臣 この法案は、国民からの意見を募集いたしましたほか、最高裁判所、法務省とともに日弁連からもヒアリングを行いまして、その結果を踏まえて立案作業を進めた上、司法制度改革推進本部の顧問会議等における検討を経て提出するということになったものでございます。
○森山国務大臣 そのとおりでございます。
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、法曹三者は、この特に司法制度改革に関連する法案につきましては、皆さん積極的に御意見をおっしゃっていただきますし、その機会も十分設けているつもりでございます。
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、司法制度改革は非常にまだまだたくさんやるべきことがございますが、この法案は、第一審の訴訟手続を二年以内のできるだけ短い期間内に終局させることを目標にいたしまして、運用面における充実した手続の実施とこれを支える制度、体制の整備という総合的な方策を実...全文を見る
○森山国務大臣 最高裁判所が検証を行うに当たりまして、個々の裁判官の独立に影響を及ぼすことが許されないのは当然のことと存じます。
○森山国務大臣 それは、昔のことは、私、存じませんけれども、現在は立派にそれぞれの立場をわきまえてきちんとやっていると思います。
○森山国務大臣 事務局においていろいろな法案を立案いたしますときに、検討に当たりましては、最高裁とか日弁連等の関係機関と事柄に応じて随時意見を交換するということは必要だと考えておりますが、御指摘のこの問題につきましては、この記載ぶりに大変誤解を招く不適切な点があったかと思います。...全文を見る
○森山国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○森山国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと思います。     —————————————
○森山国務大臣 刑法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近時、交通の発達により国際的な人の移動が日常化し、日本国外において日本国民が犯罪の被害に遭う機会がふえ、特に、殺人や誘拐、強盗等の重大な犯罪の被害に遭うことも少なくありません。  刑法は、...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○森山国務大臣 この改正の趣旨でございます国民保護という見地から、個人的な法益に対する罪に限るということにした上で、殺人及び傷害の罪を初めといたしまして、人の生命や身体に侵害を生じさせる、あるいは生じさせ得るような犯罪でありまして、保護の必要性が特に強いものを選択したわけでござい...全文を見る
○森山国務大臣 確かに、我が国が外国に引き渡しを請求いたしましても、条約がない限り、引き渡すか否かは、相手国が国際令状に基づいて、その引き渡しに係る法制度等に基づいて判断するわけでございます。  したがいまして、我が国といたしましては、相手国を説得することに努めることは当然でご...全文を見る
○森山国務大臣 この法律が成立いたしましたときには、この法律の考え方をよく説明いたしまして、また、日本の国ではこういう法律制度があり、処罰の体系もあるということを詳しく説明いたしまして、その日本の立場、日本の考え方をよく理解してもらう、努力を重ねるほかないと思います。
○森山国務大臣 日本の場合も、死刑というものが存在はしておりますけれども、殺人がすべて死刑ではないわけでございまして、むしろ非常に例外的な、凶悪なものに限られると言ってもいいかと思います。そういうわけで、日本でも死刑というものについては非常に慎重に検討し、最終的にだれもがああそう...全文を見る
○森山国務大臣 この法律案は、日本国外において日本国民が犯罪の被害に遭う機会がふえて、殺人等の重大な犯罪の被害に遭うことも少なくないということから、国民保護の見地から、日本国民が殺人等の生命、身体に対する一定の重大な犯罪の被害を受けた場合に我が国の刑法の適用を認めることとするとい...全文を見る
○森山国務大臣 そのとおりでございます。
○森山国務大臣 個々のケースにつきまして、今御指摘のあったようなことにつきましては、必ずしも詳しく存じていたわけではございませんし、事実確認ができていない部分が多いものですから、個人的な難民調査官の資質について私が判断をするということは差し控えさせていただきたいと存じます。  ...全文を見る
○森山国務大臣 私は、私以上に給料をもらっている人が何人いるかというのは計算したことがございませんので、わかりません。
○森山国務大臣 裁判官とか検察官は、それなりに大変大きな重い責任を持っておりますし、身分の安定ももちろん普通以上に必要であろうというふうに思いますので、ある程度の待遇を確保するということは非常に重要なことだと思います。  それを高過ぎるとか、あるいはほかの一般のサラリーマン等に...全文を見る
○森山国務大臣 司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、司法を国民に身近なものとし、国民の多様かつ広範な要請にこたえること等を目指した司法制度の改革が求められております。この...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(森山眞弓君) まず、司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、司法を国民に身近なものとし、国民の多様かつ広範な要請にこたえること等を目指した司法制度の改革が求められ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 平岡議員にお答え申し上げます。  まず、簡易裁判所で取り扱う事件の金額基準の根拠についてお尋ねがございました。  簡易裁判所の事物管轄の上限額の引き上げにつきましては、軽微な事件を簡易迅速に解決することを目的とし、国民により身近であるという簡易裁判所...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○森山国務大臣 おっしゃるとおり、司法は国民のだれもが手を伸ばせば届くような身近な存在でなければならないと考えておりますし、起訴前、被疑者段階の公的弁護制度の導入を含めまして、刑事の分野でも法的サービスを充実させることは望ましいと考えております。  また、全国どこの町でも、あま...全文を見る
○森山国務大臣 広報宣伝活動については、先ほど先生がお挙げになった日弁連での映画も私は拝見いたしまして、大変参考になり、また多くの方に見ていただいたらきっと説得力があるだろうという感じを持ったのでございますが、前の、昭和の初めごろの試みについても御披露がございました。そのときに比...全文を見る
○森山国務大臣 検察の関係者は、最高検あるいは事によっては高等検察庁その他それぞれの上級官庁に対して、こういう件があるのでどうしたらいいかという御相談をしたり、あるいは自分としては起訴をしたいと考えるがどうかというような御相談はすると思います。それぞれ上級官庁からその意見を申すで...全文を見る
○森山国務大臣 行政事件訴訟法の改正というのは、司法の行政に対するチェック機能を充実して強化して、国民の権利救済をより実効的に保障しようとするものでございます。国民にとって頼りがいのある司法制度を構築するという観点から、今般の司法制度改革の重要な課題の一つだというふうに考えており...全文を見る
○森山国務大臣 司法制度改革を進めるに当たりましては、検討過程の透明性を確保しなければいけないということで、いろいろな努力をいたしておりますし、さらに国民各層の意見を幅広く聞きまして十分に反映できますように、これからもやっていきたいと思います。  御指摘の点について、具体的なや...全文を見る
○森山国務大臣 失礼いたしました。  当然、縛るなどということは考えておりませんで、自由に御議論をいただきたいというふうに思っております。
○森山国務大臣 人権委員会を法務省の外局として設置するということにいたしましたのは、平成十三年一月に実施されました中央省庁の再編に当たりまして、人権擁護は、国民の権利擁護をその基本的任務とする法務省において引き続き所掌すべきこととされまして、今後特に充実強化すべきものとして整理さ...全文を見る
○森山国務大臣 難民の認定申請につきましては、従来から、国際的な取り決めである難民条約等によりまして、個別に審査の上、難民として認定すべき者は認定しておりまして、それ以外の場合でも、人道的観点から必要と認められる者につきましては、本邦での在留を特別に許可することといたしております...全文を見る
○森山国務大臣 昨日の刑法改正の審議におきましてもお話が出ておりまして、その御指摘を踏まえまして、これから私どもなりに努力したいと思います。
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、国民の期待にこたえる司法を構築するためには、司法の人的基盤を充実強化することが必要不可欠でございまして、裁判官とか検察官の増員は重要な課題であると考えております。  裁判官の増員につきましても、検察官につきましても、司法制度改革推進計画において...全文を見る
○森山国務大臣 確かに御指摘のとおり、この表によって拝見いたしましても、一人当たりの金額がよその国に比べて大変少のうございます。  しかし、二〇〇〇年度と二〇〇三年度、わずか三年でございますが、その間にそれ自体としてはかなり大きく伸びているわけでございまして、今後も精いっぱい努...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるように、事件の解明につきましては事実の確認が何よりも大事だと思いますので、できる限り今調査を継続し、事実の把握に努めているところだと思います。そのような方向で、報告するべきものが出てまいりましたときは早速、委員会にも御報告申し上げて、御理解いた...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 非常に基本的な御質問でございますが、名古屋事件の問題から発生いたしましたこの行刑に関する信頼を失いました現在の時点において、これを何とか回復しなければいけないというのが私たちの考え方でありまして、それには、やはりまず事実を解明して、そこに潜んでいる問題点...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 江田先生から激励のお言葉をいただきまして、誠にありがとうございます。  今仰せのとおり、この仕事を預かっております以上は忠実に、また誠実に一生懸命に仕事に邁進していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
○国務大臣(森山眞弓君) 今お尋ねになったことは捜査機関の活動にかかわることでございますので、法務当局といたしましてはお答えいたしかねるわけでございます。  あくまで一般論として申し上げれば、捜査機関は刑事事件として取り上げるべきものがあれば常に厳正、公平に所要の捜査を行って、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど申し上げたとおりでございますけれども、法案の審議過程に問題があるかどうかということでございましたら、それは委員会が調査されるべきことではないかと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 法案の提出者といたしまして、経緯につき関心を持って十分に受け止めさせていただきます。
○国務大臣(森山眞弓君) 平成九年から平成十三年までの五年間におきまして、殺人、放火、強盗、強姦・強制わいせつ、これは未遂も含むんですけれども、及び傷害、傷害致死に当たる行為を行った心神喪失者等の数は年間四百人程度で推移しておりまして、この数に特に大きな変動は認められません。 ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、保護観察所の任務というのは非常に大きくなりつつありまして、これからも更に一層責任が重くなってくると思います。  そこへ新たな制度を入れていくわけでございますので、よほどそのつもりで準備をしなければいけないと私どもも考えておりまして、今...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○森山国務大臣 既に御案内のとおり、法務省におきましては、衆議院法務委員会における行刑問題に関する御審議の参考としていただくため、過去十年間に行刑施設内で被収容者が死亡した案件について死亡帳等の記録を理事の方々に提出申し上げております。  私は、一連の名古屋刑務所事件を契機に生...全文を見る
○森山国務大臣 結果が出ましたら、できるだけ早く委員会にまず御報告するべきであったというふうに思いまして、それが何かの理由でおくれたということでございますと、それは本当に申しわけなかったことだと思います。
○森山国務大臣 手落ちがございましたことは大変申しわけなく、おわび申し上げます。
○森山国務大臣 落ち度がございましたことは申しわけなく、おわび申し上げます。
○森山国務大臣 これは、行刑運営に関する調査検討委員会という省内に設けましたところでつくりました中間報告でございまして、これのトップは事務次官ではございますけれども、省内のことでありますので、私の責任とおっしゃっていただいて結構です。
○森山国務大臣 これは、矯正局あるいは刑事局等の調査に基づいて書かれたものと理解しております。
○森山国務大臣 詳細なところはわかりませんが、このような事実が述べられたわけでございます。
○森山国務大臣 この件につきましては、捜査が行われたわけでございますので、捜査を通じて得られた、聞き取ったさまざまな情報、その他あらゆる情報を考えてこのような内容になったものと考えます。  私は、だれがどのように、だれにどのように聞いたかというようなことはわかりませんし、具体的...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げたように、刑事局だけではなくて、矯正局の調べたこと、承知したことも含まれているわけでございます。
○森山国務大臣 細かい具体的な事実はよくわかりませんけれども、矯正局としては矯正局の立場から、自分の関係している職員、刑務官も含め、その人たちから事情を聞いて、収集した情報を出していると思います。
○森山国務大臣 この中間報告をつくりますためには、いろいろな人の調査、情報をいただいてつくったものと思いますし、その中に、矯正局が刑務官その他の人々を調べてわかったことも入っているはずでございます。  三井さんという方がここへ来られて参考人として証言されたのは、私も、全部ではあ...全文を見る
○森山国務大臣 全部ではありませんが、半分ぐらい見ることができました。
○森山国務大臣 だれに確かめたか、ちょっと、うっかりいたしまして忘れましたけれども……(木島委員「だめだ、これは。おとといの話だ。それは大臣、だめだよ。おとといの話だよ」と呼ぶ)いや、本当にすぐ……(木島委員「そんな無責任な話はないじゃないか、法務行政で。おとといの話だぞ」と呼ぶ...全文を見る
○森山国務大臣 私の記憶では、多分この中間報告をまとめたグループの主たる一人であった秘書課長ではないかというふうに思います。
○森山国務大臣 そのような記憶でございます。
○森山国務大臣 多分、その日の夕方ではなかったでしょうか。はっきり覚えておりませんが。
○森山国務大臣 そういう表現ではなかったかもしれませんが、同様の意味のことを聞きました。
○森山国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、二度ほど聴取したんですけれども、そのテーマは革手錠の問題であったというふうに説明されたと思います。
○森山国務大臣 確かに、秘書課長自身が調べたのではないと思います。又聞きとおっしゃいますけれども、その責任者の一人として私に説明してもらいましたので、それを信用したわけでございます。
○森山国務大臣 その部分は拝見しました。
○森山国務大臣 大変残念ながら、その部分は見ませんでした。
○森山国務大臣 そのとおり指示してまいりまして、努力してきたと思います。
○森山国務大臣 初めて拝見いたしました。そして、これは多分、この題によりますと、医療体制充実計画の概要というふうになっておりますし、平成二年の作成のものというふうに記されております。  ですから、その当時、そのようなことを考えて、一つの理想として描いたものではないかと思いますが...全文を見る
○森山国務大臣 死亡帳の調査につきましては、大変な作業で時間が限られておりましたので、応援を得まして大急ぎでやったものでございます。  お医者さんについては、内部の人ではなくて、よそのお医者さんに力をかりたという状況でございますので、今おっしゃるようなことができるかどうか、ちょ...全文を見る
○森山国務大臣 御趣旨を体して努力したいと思います。
○森山国務大臣 今回創設することを予定しております民事調停官、家事調停官の制度は、弁護士から裁判所の非常勤職員として採用された民事調停官と家事調停官が、民事調停事件と家事調停事件に関しまして裁判官の権限と同等の権限を持って調停手続を主宰することができるという制度でございます。司法...全文を見る
○森山国務大臣 弁護士が営利業務に従事することに関しまして、許可制から届け出制に移行いたしますのは、弁護士が社会の隅々に進出して、そのニーズに積極的に対応して、法の支配の実現に貢献するためでございます。  弁護士は、職務の内外を問わず、その品位を保持することが求められておりまし...全文を見る
○森山国務大臣 近年、情報化、国際化の進展等、企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、いわゆる企業法務の果たす役割は、事業活動をめぐって生ずるさまざまな法的紛争の解決を図るというだけではなく、あらかじめ紛争の発生を予測してこれを防止する見地などからさまざまな事業活動の企画や実施に...全文を見る
○森山国務大臣 いわゆる特任検事は、三年以上副検事として在職した上、政令の定める極めて難しい試験に合格した者から任命され、司法修習を経た検事と全く同一の権限を有し、民商事法の解釈を要する経済事犯等の事件を含め、捜査、公判実務を十分に経験しております。したがって、五年間の在職経験を...全文を見る
○森山国務大臣 多様なバックグラウンドを持った人々の中から、多様な世の中の要望にこたえるために法曹を多様化していこうという要求がございまして、その一環として考えているわけでございまして、その経験を社会的に大いに活用したいという考えでございます。
○森山国務大臣 国会議員につきましては、確かにいろいろな問題が指摘されているということは事実でございまして、中にはまことに遺憾なものもございます。私も国会議員の一人として、非常に胸を痛めていると申しましょうか、困ったことだと思っているものもないわけではございません。  国会議員...全文を見る
○森山国務大臣 今該当する条件としては、司法試験に合格された方、そしてその後国会議員の経験を五年間以上持たれた方ということになっておりますので、司法試験、つまり司法たるべき資格の重要な部分を一つクリアしていらっしゃるわけでございます。その方々がその後どのような経験をされたかといい...全文を見る
○森山国務大臣 国会議員という仕事が必ずしも国民から大いに信頼されているということは言えないという御意見には私もうなずけるものがございまして、まことに残念だというふうに考えております。  しかし、国会議員のあるべき姿といたしましては、国権の最高機関の中にいて法案の立案、審議に携...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘の点も踏まえまして、いろいろと御審議の結果を見せていただき、適正な結論を得たいというふうに思います。
○森山国務大臣 おっしゃることもよくわかるのでございますけれども、このたびのこの法律は、司法制度改革というものを実現していこうという意味で、一つの目的に総合的にまとめられるかと思いまして、そういうふうに提案しているわけでございます。  今後も同様のものがあるかもしれませんが、お...全文を見る
○森山国務大臣 そういうお店もあると思います。そういうところでは何となく心配になります。
○森山国務大臣 突然のお尋ねでございますので一般的なことしかお答えできませんが、そのような趣旨の条文があるということは承知しておりまして、その辺は十分わきまえなければいけないと考えております。
○森山国務大臣 先生のおっしゃるような、そのような事実があるかどうか確かめることがまず必要だと思いますが、もし万一そういうことがあれば、それは非常に困ったことだということで、しかるべき指示をしなければいけないと思います。
○森山国務大臣 まず真相を確かめるということが大事だと思います。現在は公判進行中でございますので、その推移を見守っていきたいと思います。
○森山国務大臣 ちょっと意味が十分わからないんでございますが、もう一度おっしゃっていただけないでしょうか。
○森山国務大臣 基本的には今先生がお述べになったような考え方でございます。
○森山国務大臣 矯正の仕事の中で起こった事件でございますということはおっしゃるとおりでございますが、それが刑事事件となって今裁判にかかっているということも事実でございます。  真相究明のためには、一番わかりやすい方法といいますか一番いい方法は、その裁判における検事の調べ、あるい...全文を見る
○森山国務大臣 基本的には、先生がおっしゃったとおりだと思います。私が二月にどのようなことを申したのか、取り上げていらっしゃるのかわかりませんが、私自身も、その方針とほとんど同じ、変わらない方針をとっているつもりでございます。
○森山国務大臣 それは、おっしゃるとおりだと思います。基本的には仰せのとおりでございまして、私もそう思いましたので、矯正行政全体として、公判になっているものは別といたしまして、矯正全体といたしまして問題がなかったかということを、短時間ではありましたが、できるだけ大勢の手をかりて検...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど私も申し上げたところでございますけれども、参考人としての話をビデオで見まして、私も、ちょっと違うのではないかと思いまして、どういういきさつがあったのか、どういうふうに調べたのかということを聞いたわけでございます。  それは、三月三十一日付の報告をまとめた人...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、そのようなことができればとてもいいと思っておりますし、その報告書は、ちゃんとタイトルに書いてありますように、中間報告でございます。時間的にも大変短かったこともあり、できるだけ早くまとめなければということで、大勢の人が協力してやったことではございま...全文を見る
○森山国務大臣 一般論としては、おっしゃるとおりだと思います。
○森山国務大臣 その点については、私聞いておりませんので、わかりません。
○森山国務大臣 済みません、ちょっと突然のお話だったものですから。  検察官適格審査会というのは、三年ごとにすべての検察官について定時審査を実施しているほか、必要に応じて法務大臣の請求または職権により、各検察官について随時審査を実施しているものでございます。
○森山国務大臣 「あかれんが」というのは、ごく最近試みたわけでございまして、これからでございますから、今おっしゃいましたようなお知恵も拝借しながら、よりよいものにしていきたい、より多くの方にお役に立つものにしていきたいと思います。
○森山国務大臣 先ほど先生もおっしゃいましたように、私の在任中に三回ですか、会議をなさいまして、特に十四年三月十一日には、普通の審査でございましたので、その審査の結果を簡単なものですが御報告いただきました。その後、十四年六月十三日と十二月三日には、六月の方は、元大阪高検検事の不正...全文を見る
○森山国務大臣 会長はちょっとわからないんでございますが——官房長がわかっているようです。
○森山国務大臣 この次、六月九日にやる予定になっておりますので、そこで決まると思います。
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○森山国務大臣 平成十三年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の決算についてであります。  歳入につきましては、歳入予算額は九百二十七億三万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は九百一...全文を見る
○森山国務大臣 平成十三年度に関し、ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、法務省のとった措置等について御説明申し上げます。  まず、職員の不正行為の防止につきましては、機会あるごとに全職員に対して注意喚起してきたところでありますが、今回の御指摘のような不祥事...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、また今までの二人が申し上げましたように、矯正の関係の医療というのは、それぞれその場その場で一生懸命やったのだとは思いますけれども、よく考えてみますとまだまだ十分でないことがたくさんあるのではないかという感じがどうしてもぬぐい切れません。  矯正...全文を見る
○森山国務大臣 御指摘の点も含めまして、せっかく医療プロジェクトチームをつくりましたものですから、いろいろな項目にわたって今までのやり方や考え方にとらわれずにしっかり検討してもらいたいと言ったところでございますので、おっしゃる問題についても検討の対象にしたいと考えております。
○森山国務大臣 平成二年の計画がほとんど実現していないという御指摘でございますけれども、私の考えますのには、その当時は今ほど過剰収容ではなかったのでございまして、そのときから急速に収容するべき受刑者がふえてまいりまして、計画にのっけたようなゆとりがとれなかったのではないかというの...全文を見る
○森山国務大臣 医療問題は、もうあくまでも厚生労働省の専門の分野でもございますし、矯正施設の内部であるということで、法務省が一応受け持って今やってはおりますが、厚生労働省のお力をおかりしなければ解決しないということはよくわかっております。今後、ぜひお力をおかりして解決するべく努力...全文を見る
○森山国務大臣 総理は初めてお聞きになったんで、びっくりなさったんだと思って、それを率直におっしゃったんだと思います。
○森山国務大臣 平成十三年十二月の事案につきましては、冒頭陳述に続きまして、間もなく具体的な証拠調べ手続が始まるということと聞いておりますので、国会での御議論も踏まえまして、公判の推移を見守り、必要な対応を図りたいと思っています。
○森山国務大臣 どのような対応が必要かということは、裁判においてどのような事実が明らかになるかによって判断すべき事柄であると思われますので、現時点では、具体的にその内容を申し上げることは適当ではないと思います。
○森山国務大臣 河村先生の御質問に対する総理の御答弁でございますが、これは、河村議員が質問の中で指摘された事項が仮に真実であるならばという前提のもとに所感を述べられたのだと理解しております。  その趣旨を踏まえた対応を検討するためにも、公判の推移を慎重に見守ることがまずもって必...全文を見る
○森山国務大臣 この件は公判が既に始まっておりますので、その公判の推移を見ながらということであります。
○森山国務大臣 休職者は、職員としての身分を持ちますけれども職務には従事しないということから、休職者には給与を支給しないことが原則でございますが、一方、起訴休職中の者については、俸給等の百分の六十以内を支給はできるということになっておりまして、今先生がお挙げになった人々はそのよう...全文を見る
○森山国務大臣 ただいまも申し上げましたように、一連の名古屋刑務所事件に関連して起訴された刑務官らにつきましては、その職務上の義務違反はほぼ明白であると考えられておりますし、本件各事案が、刑務官が受刑者を死傷させたという悪質かつ重大な事案であること等にかんがみますと、被処分者らの...全文を見る
○森山国務大臣 国会においてお決めになる参考人の人選について、私から意見を申し上げるのは適当じゃないと思います。  ただ、桜井前名古屋刑務所長を参考人として招致なさるとすれば、現在公判継続中であるいわゆる名古屋刑務所事件に関し、それに対する名古屋刑務所関係者の対応状況等について...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど阿部委員にも御説明申し上げましたのですが、刑務所の中の医療体制というのは、残念ながら決して十全であるとは言い切れないのでございます。  それには、お医者様を確保するということがまず非常に難しい、またそのお医者様に夜まで時々勤めていただくというようなことはも...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(森山眞弓君) このような法制の整備につきましては、ジュネーブ条約によって保護される傷病者、捕虜等に対する非人道的行為を行った者等の処罰等に関して必要な措置を講ずる必要がございまして、法務省といたしましては、内閣官房や外務省、防衛庁など関係省庁と連携しながら必要な検討、...全文を見る
05月22日第156回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(森山眞弓君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近時における国際情勢の変化等に伴い、我が国の難民認定制度を取り巻く状況が大きく変化したことにかんがみ、難民のより適切な庇護を図ることが求められており、それに対応す...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 近藤議員にお答えいたします。  まず、今回の法改正の理念及び方針についてのお尋ねがございました。  今回提出しております法律案は、難民のより適切な庇護を図る観点から、申請中の者に対する仮滞在許可制度等の新設を含め難民認定制度を整備したもので、今回の改...全文を見る
05月23日第156回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○森山国務大臣 今回、弁護士資格の特例を拡充するということにいたしましたのは、弁護士の果たすべき役割が増大していきます中で、多様で広範な国民の要請に十分こたえ得るよう、多様なバックグラウンドを有する層の厚い法曹を確保するということが必要だと考えたからでございます。  この中で、...全文を見る
○森山国務大臣 司法試験は、先生もよく御存じのとおり、裁判官、検察官、または弁護士といった、いわゆる法曹になろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的としておりまして、その判定に当たりましては、知識を有するかどうかの判定に偏ることなく、理解力や判...全文を見る
○森山国務大臣 司法試験におきましては、理論に裏打ちされた論理的な思考力が判定されるということにまずなるわけでございますが、このような能力は実務を執行する上で不可欠なものではあります。  また、司法試験においては、試験問題の作成、採点及び合否の判定を行う司法試験考査委員の約半数...全文を見る
○森山国務大臣 国会議員はその実務を直ちに直接習うということは必ずしもございませんけれども、しかし、先ほども申しましたように、法律案の立案あるいは審議等を通じまして、社会全体の国民の意見を吸い上げ、それを法律の形にするというやり方を通して、高い識見を持ち、社会における法律というも...全文を見る
○森山国務大臣 市会議員、県会議員さん等につきましても、もちろんその条例等の審議にかかわっていらっしゃるわけでありまして、その範囲での見識を養っておられるわけでございますが、国会議員の場合は、さらに広く国全体の、国民全体の意向をしんしゃくしつつ、場合によっては互いに相対立するかも...全文を見る
○森山国務大臣 国民の希望あるいは要望を吸い上げて、それを法律的にどういうことになるのか、あるいはどういうふうにすればいいのかということを相談に乗り、またアドバイスするということは、お互いやっていることではないかと思いますが、これらが役に立つのではないかと考えます。
○森山国務大臣 技術的な面について、そのようなことまでおやりになる方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、法律の解釈あるいは法律のあるべき形ということについては、それぞれ見識をお持ちなんではないかと思います。
○森山国務大臣 もちろんほかの仕事の方でも、法律の問題について全く知らなくては仕事ができないというのは、おっしゃるとおりでございますが、国会議員の場合は、法律を立案し、審議し、そして成立させるという立法のプロセスに非常に深くかかわっているわけでございますので、そのような意味で、ほ...全文を見る
○森山国務大臣 個別に見ればいろいろな人がおられまして、秘書でも、その他の仕事についている方でも、個別にそういう意味で詳しい方はいらっしゃるかと思いますけれども、国会議員は、先ほど来申しておりますように、その中でも特にそのような責任を持って、非常に詳しく、あるいは深く、あるいは広...全文を見る
○森山国務大臣 それは、その司法試験に合格したという一つの基準をもって、理論的な知識に裏づけられているということが証明されているわけでありますので、その上でさらに五年国会議員の実務をされたということが一つの根拠になろうかと思ったわけです。
○森山国務大臣 繰り返しになるわけでございますが、司法試験に合格されたというそれなりのレベルの知識、理論的なものをお持ちだということがまず第一でありまして、その上に、五年間の、国会議員という立法に深くかかわる仕事についておられたということが、それなりに十分なものではないかというふ...全文を見る
○森山国務大臣 実務ということを考えますと、あしたからまた弁護士の仕事をしろと言われても非常に難しいとおっしゃる気持ちは私もわからないでもございませんが、それ以外に、あるいはそれよりももう一つ重要な、全体の総合力あるいは判断力、利害の調整力というようなものが、国会議員の場合には、...全文を見る
○森山国務大臣 私は、司法試験の合格者でもありませんし、それなりのバックがございませんので、先生とはちょっと全然レベルの違う立場でございますけれども、しっかりとした法曹知識、理論というものを司法試験によって証明され、その上で、総合的な判断力というものを国会議員五年間の経験によって...全文を見る
○森山国務大臣 いろいろな理由がございますけれども、大きく考えられる一つは、多様なバックグラウンドを持った人たちに法曹にたくさん入ってもらおう、そして、今までの養成の仕方ではなく、特に法曹に必要な判断力とか全体としての考え方というものをきちんと持った人になってもらおうということか...全文を見る
○森山国務大臣 今度の司法制度改革におきまして、法科大学院を中核としたプロセスとしての法曹養成制度のもとで法曹人口の拡大を図ろうとしていることはおっしゃるとおりでございますが、これは、弁護士さんの果たすべき役割が増大していく中で、多様で広範な国民の要請に十分こたえ得るように、多様...全文を見る
○森山国務大臣 現行の司法試験に合格された者でございましても、社会のさまざまな分野、場面で法律に関する実務経験を経て高度の専門的能力を備えた者については、実社会におけるこれらの実務経験を通じて、社会に起こってくるさまざまな事象について法的な解決方法を見出していくという、弁護士さん...全文を見る
○森山国務大臣 国会議員の仕事というのはいろいろございまして、法律にまつわる、深くかかわるものばかりではございませんので、それはおっしゃるようないろいろな種類の活動をされる方、いろいろな分野が得意な方がさまざまいらっしゃると思います。  しかし、一遍司法試験に合格したということ...全文を見る
○森山国務大臣 国会議員の仕事はたくさんありますが、その中で一番中核になるのが立法事務ということでありますので、それにかかわって五年間経験を積まれた方というのはそれなりに十分な資格があるというふうに私は思うわけでございまして、そういう意味では客観的にも認められるのではないか、お手...全文を見る
○森山国務大臣 司法制度改革を推進するに当たりましては、改革推進過程の透明性を確保するとともに、国民の皆様からのさまざまな御意見に十分に耳を傾けつつ改革を進めることが重要であるということは申すまでもございません。  弁護士報酬の敗訴者負担制度を検討するに当たりましても、検討会で...全文を見る
○森山国務大臣 弁護士報酬の敗訴者負担につきましては、申し上げますと、御指摘のような懸念が表明されているということは承知しております。  そのような懸念の原因につきましては一概に申し上げることはできないと思いますけれども、いずれにせよ、弁護士報酬の敗訴者負担の取り扱いにつきまし...全文を見る
○森山国務大臣 国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である国会というふうに書いてあると思います。
○森山国務大臣 本人が申しておりますように、お話の申し上げ方あるいは先生方への接し方について非常に間違ったことがあったかもしれませんので、そのようなことは二度といたしませんように厳重に注意いたします。
○森山国務大臣 不適切なことがあれば、二度とそのようなことがありませんように気をつけさせます。
○森山国務大臣 法務省が当委員会の委員に対しまして説明の範囲を超えた言動があったことにつきましては、今後そういうことのないよう指導すると同時に、陳謝いたします。     —————————————
○森山国務大臣 身近な司法にするということが司法制度改革の大きな一つの柱でございますので、先生の御指摘のようなことも踏まえまして、今後とも努力していきたいと思います。  裁判所もいろいろ工夫していらっしゃるという話を今なさいましたが、裁判所ばかりでなく、全体として、身近な司法を...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃることもわかるように思いますけれども、しかし、みんなが負担している税金でやっている裁判所、それをほとんど一度も使わない人も、またしょっちゅう使う人もみんな同じということになると、またそのサイドから見てアンバランスではないかという御意見もあるんじゃないかと思...全文を見る
○森山国務大臣 今裁判所から御説明がありましたようなことで、各裁判所がそれぞれ決めるということになっているところ、東京を初め幾つかの裁判所がそのような試みを始めたということでありますので、それができるだけ早く広がりまして、全国でそのような状況になりますように、私も願っております。...全文を見る
○森山国務大臣 日本の国民、皆同じでございますので、どこに住んでいても、どのような状況の人でも、気軽に法律上のトラブルの解決に必要な情報やサービスの提供を受けられるような、司法ネットと総理はおっしゃっていますけれども、その司法ネットの整備のための検討を進めたいと思っております。 ...全文を見る
○森山国務大臣 検察庁法第十八条第三項で定めますいわゆる特任検事制度の趣旨は、副検事の経験を経て一定の考試に合格し、検察官として高度の能力を有する者を活用するということにあると考えます。
○森山国務大臣 検察官特別任用審査会の委員は、最高裁判所事務総長、日本弁護士連合会の会長の推薦する弁護士一人及び学識経験者三人の合計五人で構成されておりまして、審査会の庶務は法務省大臣官房人事課が処理することになっております。
○森山国務大臣 検察官特別考試におきましては、筆記試験、つまり論文式の試験と口述試験が行われております。  筆記試験につきましては、平成十三年以前は、憲法、民法、刑法、刑事訴訟法及び検察の実務の必須科目五科目と、商法、民事訴訟法、破産法、行政法、国際私法、労働法、法医学、刑事政...全文を見る
○森山国務大臣 特任検事は、三年以上副検事として在職した上、政令の定める極めて難しい試験、今申し上げましたが、そのような試験に合格した者から任命されまして、司法修習を経た検事と全く同一の権限を有し、民商事法の解釈を要する刑事事犯等の事件を含め、捜査、公判実務を十分に経験する者でご...全文を見る
○森山国務大臣 こちらの試験には短答式はございません。
○森山国務大臣 身内でありますのでそのような御批判を受ける懸念はあるわけでございますので、さらに一層身を、姿勢を正して、厳正中立にやらなければいけないと思っておりまして、そのように努めております。
○森山国務大臣 私は両方とも自分で受験したことがあるわけじゃないので、内容について細かく申し上げることは残念ながらできないのでございますけれども、この特任検事については、恐らく実務上の経験、あるいはそこで蓄えた経験等を見るというところに意味があるのではないかと思います。
○森山国務大臣 伊藤元検事総長の本は、私拝見していないのでわかりませんが、今おっしゃったようなことが書いてあるとすれば、伊藤さんのお考えだったと思います。  確かに、この特任検事制度、特任検事から検事への昇進の道を開くということは、どちらかといえば従来下積み感のありました者に対...全文を見る
○森山国務大臣 このたび、弁護士資格の特例を拡充することにいたしましたのは、そもそも社会のさまざまな分野、場面で法律に関する実務経験を経て高度の専門的能力を備えた者について、その経験や専門性を活用できる道を開くということが、多様なバックグラウンドを有する法曹の確保という司法制度改...全文を見る
○森山国務大臣 これまで、外国法事務弁護士による弁護士の雇用を禁止してまいりましたのは、本来、外国法事務弁護士が行うことのできない法律事務を雇用した弁護士を介して取り扱うことになるおそれがあるというふうに考えられたことから、これを防止しようとしたのでございます。
○森山国務大臣 御存じのようなグローバル化の進展に伴いまして、国際的な法律問題が量的に非常に増大してまいりました。内容的にも複雑多様化すると予想されるわけでございます。  司法制度改革審議会の意見におきましても、弁護士が、国際化時代の法的需要を十分満たすことのできる質の高い法律...全文を見る
○森山国務大臣 そういう企業もあるでしょうけれども、そうでない、中小企業もあるでしょうし、個人も、今これからの時代、あるかもしれないと思います。
○森山国務大臣 この法案によります改正後の四十九条一項の規定は、外国法事務弁護士による弁護士の雇用を解禁することに伴いまして、外国法事務弁護士が被雇用弁護士を利用する形態で第四条により禁止された権限外法律事務を行うことになるのを防止しようとするものでございます。  そして、第四...全文を見る
○森山国務大臣 雇用関係が断ち切られているというのはちょっと違うかなと思いますが、その問題については、日本の弁護士が日本の弁護士として独自に仕事ができるということであります。
○森山国務大臣 それは、例えば報酬の帰属とか費用の負担などですが、それをどのようにするかというのは、弁護士同士の雇用関係と同様に、その契約によって決められるものではなかろうかと。一口に言えばケース・バイ・ケースになるんではないかと思われます。
○森山国務大臣 お尋ねにつきましては、大分地方検察庁では、本年五月五日、豊後高田市の大石忠昭市議について警察から公職選挙法違反の事実による身柄送致を受け、現在同事実につき捜査中であると聞いております。  その逮捕、勾留の被疑事実の要旨は、被疑者は、平成十五年四月二十七日施行の豊...全文を見る
○森山国務大臣 お尋ねの件につきましては、現在捜査中の事案にかかわるものでございますから、法務大臣としてはお答えいたしかねます。
○森山国務大臣 そのような考え方をなさる方々も少なくないのは私も承知しておりますけれども、法律が現実として今もあるわけでございますので、しかもそれは最高裁においては合憲というふうに認められていると聞いております。そのようなわけでございますので、法律を守っていただきたい。そして、も...全文を見る
○森山国務大臣 今事務局長からも御説明申し上げましたように、最終意見の原案についての意見交換を行いましたとき、つまり第六十回司法制度改革審議会において論議があったというふうに聞いています。  具体的には、民間における一定の実務経験を経た者に対する法曹資格の付与に関する部分を審議...全文を見る
○森山国務大臣 私は、何月何日というような具体的な日時はよく存じませんけれども、今申し上げたような意見書のまとめを受けて、その後、検討会等において検討されたというふうに考えます。
○森山国務大臣 先日御質問ありましたときにわかりませんで、大変失礼いたしました。  その後、調べましたところ、日本学士院会員である平野龍一先生が検察官適格審査会会長に、ことしの三月二十日までの間、十四年三月十一日から務めていただいていたということがわかりましたが、任期の満了に伴...全文を見る
○森山国務大臣 会長あるいは会長代理、それぞれの個人的な事情で、おっしゃるように今、しばらくの間空白になっております。しかし、御指摘のとおり、規則には違反しているとおっしゃられればそのとおりでございまして、それは甚だ申しわけないことだと思います。できるだけ早く常態に取り戻せるよう...全文を見る
○森山国務大臣 代理に指名された方もいらしたらしいんですけれども、その方も何か任期が終わられたとかいうような話を聞きまして、少しその辺がルーズであったかなと思います。反省しております。
○森山国務大臣 御指摘の点は、まことにごもっともな点がたくさんございまして、大いに反省しなければいけないと思いますが、数字については、どのように計算するべきなのか私も詳しくわかりませんので御説明のしようがございませんが、処理を全部しているというふうに私は理解しております。  そ...全文を見る
○森山国務大臣 いろいろ運用に問題があったように思われますので、これから改めてもう一度考え直してみるという必要はあろうかと思います。
○森山国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○森山国務大臣 仲裁法案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、社会の複雑化、多様化、国際化等が一層進展する中で、社会も事前規制型から事後監視型に移行しつつあり、裁判外の紛争解決手段についても、その拡充、活性化が求められております。このうち仲裁につきましては...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(森山眞弓君) この制度におきましては、最初の処遇の要否、内容を決定するための審判におきまして、対象者に弁護士である付添人を必ず付すこととしております。そして、付添人に対しては、審判への出席権、意見陳述権、資料提出権、処遇事件の記録又は証拠物の閲覧権、決定に対する抗告権...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいまもお答え申し上げましたとおり、本制度におきましては、対象者の適正な利益を保護するため、付添人に種々の重要な権利を認めているわけでございますが、例えば処遇事件の記録や証拠物については、付添人に閲覧権は認めていますが、謄写については裁判所の許可を得な...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今お話がございました精神鑑定につきましては、特に簡易鑑定に関して適正に実施されているかどうかなど、様々な御意見や御批判があるということを承知しております。  法務省といたしましても、一層その適正な運用を図りまして、不十分な鑑定に基づいて安易な処理が行わ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この制度におきましては、不起訴処分をされた対象者について裁判所が対象行為の存否の確認を行うことにまずしておりますが、この対象行為の存否の事実認定は、刑事訴訟手続ではなく、裁判所が必要と認める場合に、職権により証拠調べ等を行う審判手続によってこれを行うこと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、先生が例に挙げられました二つの事件は大変痛ましく世間を震撼させたものでございまして、このようなことが二度とあってはいけないという気持ちが非常に強うございました。  しかし、精神障害を持った方が重大な他害行為をするということは前から時々ございまして、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘のように、重大な犯罪の被害者やその御遺族にとりましては、犯罪によって受けた衝撃や悲しみは容易にいえるものではございませんで、私としても、そうした被害者や遺族の方々に常に心に止めて職務に当たらなければならないと考えております。  ところが、この制度...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、先生の御質問がどういう御趣旨なのかちょっとよく分かりませんけれども、法律の意味は今、刑事局長が申し上げたとおりだと思います。
05月27日第156回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○森山国務大臣 司法制度改革審議会の意見におきましては、社会で生じる紛争について、事案の性格や当事者の事情に応じた多様な紛争解決方法を整備するということは、司法を国民に近いものにする、紛争の深刻化を防止する等の上で大きな意味を有するとの認識のもと、司法の中核たる裁判機能の充実に格...全文を見る
○森山国務大臣 仲裁は、当事者が、裁判所以外の第三者に争いを判断させ、その判断に服することを合意し、その合意に基づき紛争を最終的に解決する制度でございまして、その本質は当事者自身による裁判外の紛争解決手段、いわゆるADRでございます。  司法制度改革審議会の意見におきまして指摘...全文を見る
○森山国務大臣 確かに、両当事者が合意いたしまして、裁判ではなく仲裁にゆだねよう、その決定に従おうということでありますので、裁判にはしないという意味で、おっしゃるような問題がないとは言えないと思います。
○森山国務大臣 仲裁は、今おっしゃいますように、仲裁人の判断に服するという合意に基づく制度でございますので、仲裁人の判断に不服があっても、後で裁判で争うことができないわけでございます。  この点、消費者は、物品の購入等の契約の際に、仲裁の意味を理解していないという方が多うござい...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○森山国務大臣 契約の当事者がいずれも事業者の場合につきましては、消費者契約には該当いたしませんし、附則第三条による保護を受けることはできないということになっております。これは、事業者間の契約については、当事者がいずれも事業に関して締結するものでございまして、事業者間の契約を一般...全文を見る
○森山国務大臣 契約にはいろいろなものがございまして、先生のおっしゃるようなものも現にあると思いますし、個人と大企業というのもありますし、いろいろなレベルのいろいろな人がおりますので、どこかでけじめといいますか、仕切りをしなければならないということになりますと、とりあえずこのよう...全文を見る
○森山国務大臣 現在の国内における仲裁制度の利用は非常に少のうございまして、仲裁制度が国民に広く理解されているとは言えないのが現状でございます。  そこで、仲裁制度の利用状況の推移とかADR機関の発展を踏まえまして、仲裁についての理解の深まりの程度を前提といたしまして、消費者契...全文を見る
○森山国務大臣 仲裁廷が仲裁判断において準拠すべき法というのは、第一に当事者が合意した法になります。ですから、例えば仲裁の対象となる契約上の紛争についてフランス法を準拠すべき法律とするという合意ができましたら、その契約の効力についてはフランス法が準拠法となるというようなぐあいでご...全文を見る
○森山国務大臣 著しく社会的な公正にもとるような判断が下った場合には、先ほど事務局長がお話し申し上げたような公序良俗に反するということになるのではないかというふうに思います。
○森山国務大臣 衡平と善というのは、その事案に適した具体的正義の原理を適用するということだと思います。衡平と善の区別というのは明確ではなくて、あわせて一つの言葉として使われることが普通であると聞いております。
○森山国務大臣 確かに仲裁というのはなじみがございませんで、百年以上にわたって抜本的な改革もされないでそのまま参ったようなものでございますので、多くの方が御存じないということは普通に考えられることでございます。  まず、仲裁というのは裁判外の紛争解決手段の一つでございますが、紛...全文を見る
○森山国務大臣 この仲裁法制の見直しにつきましては、最近の経済活動の国際化に伴いまして、仲裁制度を利用して国際的な紛争を解決することが重要になってきたということが一つございます。昭和六十年に、国際連合の国際商取引法委員会におきまして国際商事仲裁模範法が採択されてからは、各国で仲裁...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○国務大臣(森山眞弓君) 感覚的に申し上げますと、ほとんど同じだと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 重大な他害行為を行いました精神障害者の処遇をめぐりましては、これまで様々な問題、経緯がございまして、いろんな角度から議論が行われてきたところでございます。  国会におきましても、平成十一年に精神保健福祉法改正の審議が行われた際に、今おっしゃいましたが、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この法律案に関して申せば、先ほど申し上げたような社会的な関心、重要な施策が必要だという要望にこたえて、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対して必要な医療などを提供して、もって社会復帰を促進するということを目的として作られたものでございまして、そ...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○森山国務大臣 先ほど局長からも申し上げましたように、何回か変えたいと考えまして国会に御提案まで、三回ほどしたと聞いておりますが、そのたびにいろいろな問題がございまして、結果として実らなかったということがございます。  ですから、明治四十一年の法律というのは、その後いろいろ実際...全文を見る
○森山国務大臣 今伺っていまして、確かにおっしゃるような感じがあるなというふうに思いました。どういうふうに整理すればいいのか、今のところ法律上の言葉が、百年前の法律にもせよ、とにかく法律上の言葉が残っているわけなので、それが使われておりますが、今の感覚からいったら、違う言葉に変え...全文を見る
○森山国務大臣 まず一般論を申し上げますと、在留期間の更新の申請がありますと、申請の理由や在留を希望する期間、滞在費の支弁能力等の事情を含めて、さまざまな角度から審査の上、結論を出すということになっているわけでございます。  委員が今お尋ねになりましたようなSARS問題で新規受...全文を見る
○森山国務大臣 まず、河村先生が、非常に難しい、地味な仕事を苦労してやっております刑務官の立場というものを大変温かく見守ってくださるというお気持ち、そして、いろいろな問題があるにもかかわらず、あえて御自分の信念を吐露されるという勇気には、心から敬意を表したいと存じます。  今お...全文を見る
○森山国務大臣 個別のケースにつきましては、私の方から、何かに、どうしろとかああしろとか、するなとかいうことを指示しないというのが建前になっております。
○森山国務大臣 すべては真相が解明されなければ何とも申しようがないわけでございまして、公判を通じて真相解明するということをお願いしたいと思います。
○森山国務大臣 国会でももちろん事実を調査していただいて、いろいろな疑問を解明していただくということはやっていただくものでございますし、法務省自体もそのような仕事を、この報告にありますようにやってまいったわけでございますが、この件が有罪であるかどうか、法律上どのようなものであるか...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、この事案がきっかけになりまして、矯正行政についてのいろいろな問題が大勢の方の目にさらされまして、矯正の部内におきましても、確かに、何とかしなければいけないことであった。そのほかにも、例えば過剰収容その他、非常に深刻な問題がたくさんございまして、何...全文を見る
○森山国務大臣 今回の一連の事件で、名古屋刑務所の刑務官が起訴されておりますのは、特別公務員暴行陵虐致死傷罪という重大な犯罪でございまして、私は、検察官は適正に捜査処理をしていると信頼しておりますし、検察の判断を重く受けとめなければならないと考えておりますから、これを前提とすれば...全文を見る
○森山国務大臣 ただいまも申し上げましたけれども、検察官は、検察官として、まじめに一生懸命に事態を明らかにするべく努力いたしたと思います。そのような検察の捜査の結果、このような事態になりましたということは、それなりに、かかわった刑務官の資質に問題が全くなかったとは言えないと思うん...全文を見る
○森山国務大臣 検察官は、公正に、厳正に捜査いたしまして、このような結論に現在なっているわけでありまして、それを裁判において正しいかどうかというのはこれから調べられるところでございますので、私からそのようなことを今申し上げることはできません。
○森山国務大臣 ここで、私の口からこれ以上申し上げることはできません。
○森山国務大臣 検察が十分な捜査をいたしまして公判を請求して、裁判に今なっているわけでございます。起訴されたということは非常に大きな事実でございまして、大変残念ながら、御存じのような措置をするのが適当であるということになったわけでございます。
○森山国務大臣 私といたしましては、その部分につきましては、渡邉さんの意見には賛成いたしかねます。
○森山国務大臣 先生の御意見は御意見として承っておきます。
○森山国務大臣 テレビでちょっと見たことはございます。
○森山国務大臣 そうですね。
○森山国務大臣 そういうことがあったのは覚えております。
○森山国務大臣 私も医学については全くの素人でよくわかりませんが、先生がいろいろお調べいただいたこと、そして矯正局も非常に関心を持っていることにつきまして、今聞きまして、そのような方向で解決していけばいいというふうに理解していたところでございます。  いずれにいたしましても、刑...全文を見る
○森山国務大臣 大変具体的な御提案でございまして、健康の維持のため、特に歯の健康というのは基本的なものでございますから、これを維持していくために、行刑施設においてもしかるべき措置をとるべきであるというふうに私も考えますので、今矯正局長がお答えしたような方向に対して努力していきたい...全文を見る
○森山国務大臣 犯罪を予防するための最も基本的な施策は、犯罪を摘発して事案の真相を明らかにした上、刑罰法令を適正かつ迅速に適用して適正な量刑を実現することであるわけでございます。  しかし、そのほか、犯罪を予防するためには、法務省の所掌に属する行政について申しますと、矯正行政、...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、犯罪を本当に防止していくのには社会全体の御協力が必要でございますし、また、そのもとには、社会全体に対して御理解をいただくという教育あるいは啓発活動が必要だと思いまして、法務省も余り徹底していないというおしかりかもしれませんが、このようなものをやっ...全文を見る
○森山国務大臣 これはもう前から先生方、いろいろと御指摘をいただいて、調べなさいというお言葉がたびたびございました。しかし、本当のところを知りたいというのは私も同じ気持ちでありまして、そこが非常に悩ましいところなんでございます。  つまり、三井参考人というのは、国会の場に出てま...全文を見る
○森山国務大臣 多分まだ見ていないと思います。
○森山国務大臣 行刑について基本的に改めていきたいということは、前から申し上げているとおりでございます。その目標は、オープンでわかりやすく、皆さんに支持していただける行刑ということを目標にしているわけでございますので、まずオープンでなければいけないというふうに思います。  です...全文を見る
○森山国務大臣 二つの点はどちらも大変よくうなずけることでございまして、私も、矯正の医療については、特に精神科等に関しまして、大変、これから解決しなきゃならない問題がたくさんあるというふうに思っております。現場のお医者さんのお声も何人か聞かせていただいたこともあり、何とか解決して...全文を見る
○森山国務大臣 予算をいじらずにできることであれば、早速にも手をつけてやっていきたいと思います。しかし、なかなか難しいものですから、右から左に、ではあしたから解決しますということはなかなか言いにくいんですが、でも、最大の努力をいたします。
05月29日第156回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○国務大臣(森山眞弓君) 刑事事件の捜査におきまして被疑者の精神鑑定が適切に行われることは、極めて重要であると認識しております。  起訴前鑑定、特に簡易鑑定につきましては、これまで関係各方面から鑑定のための体制、鑑定を嘱託する検察官の対応、検定を行う精神科医側の対応等について様...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃいますように、そのような心配が多くの政治家の皆様に、また私も含めてあるということは私もよく承知いたしております。  しかし、この制度におきましては、対象者の入院等の判断が、先ほど局長がるる御説明申し上げましたように、合議体で、裁判官とお医者さん...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 個別の申請についてはお答え申し上げられないということを今、局長から申し上げたようなわけでございます。  先生が、日本の難民政策が非常に厳しく、なかなか認めないという方向だということをおっしゃられましたが、必ずしもそうでもございませんで、日本にはまず難民...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 心神喪失等の状態で重大な他害行為が行われるということにつきましては、精神障害を有する者がその病状のために加害者となるという点で極めて不幸な事態でございます。しかも、そのような者の円滑な社会復帰には普通以上の大きな困難が伴うと考えられるわけでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) まず最初の御質問についてお答えいたします。  先生御指摘の研究結果につきましては、担当部局から一応の簡単な報告を受けましたんですが、いわゆる簡易鑑定の実施状況に関して地域差とか鑑定医ごとの個人差などが指摘されておりまして、簡易鑑定者のモデルを作成するこ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 心神喪失とは、精神の障害により、事物の理非善悪を弁識する能力がないか、又はこの弁識に従って行動する能力がない状態をいいまして、心神喪失者の行為は処罰しないこととされております。  刑事手続におきまして、被疑者や被告人が犯行当時このような状態にあったかど...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 精神科の先生の御判断、診断の結果が非常に重要であるということは確かでございますが、さっき申しましたように、心神喪失と心神耗弱等は精神科の診断とはまた違いますので、食い違いがあり得ると思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 政治家がいかなる場合も常に姿勢を正さなければいけないということはよく言われることであり、そのとおりだと思いますが、今お話しのような献金がありまして、それを正しく法律上の手続にのっとって処理しておられるということも聞いております。このような国会における議論...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) それぞれの患者の、担当している医師の考えが一番重要だと思いますけれども、その医師がこの薬がいいということになれば最善の努力をするというふうに考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) 私は、残念ながらこういう状況に直接関係したことはほとんどございませんで、実際にこういう動きがこんなに細かくたくさんの方々に対して行われていたということは、この資料を今拝見して初めて知ったわけでございます。  今御審議いただいている法案について申しますと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 私はそういうお答えをした記憶はございませんですが。  ちょうど、おっしゃいます平成十三年の初めからこの勉強会が始まったということでございますけれども、それは、そういうことをスタートしたということは後で聞きましたが、私が大臣になりましたのは同じ年の四月の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いえ、最初から、どうぞ何でもおっしゃってくださいということで、聖域なく御意見を承るようにいたしております。
○国務大臣(森山眞弓君) それは会議が行刑改革会議でございますので、主として刑務所の在り方にかかわる問題で、今までこうだったからとか、今までこう考えてきたからとかいうことにとらわれないように、それで聖域なきというふうに申しているわけでございまして、そのほかのテーマについても何でも...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 刑務所の改革に関することであれば何でもというふうに申し上げておりますので、今おっしゃったようなテーマも触れられるかもしれないと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 菊田先生もいろいろと御自由に発言をしておられますけれども、国会でどのようなお話しなさったか詳しく存じませんが、それとはまたちょっと違う、あるいは全部はおっしゃっていないわけですから、私どもが行刑改革会議で承ったお話とはちょっと違うように思います。  し...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○森山国務大臣 仲裁の利用促進を図るために、政府といたしましては、仲裁制度の意義や新たな制度の内容を国民に広く理解していただくとともに、仲裁の実務を支える仲裁機関の充実や仲裁人の育成に資するよう、必要な施策に取り組んでいくことが重要と考えております。また、各仲裁機関等においても、...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、明治以来の改正でございます。しかし、かねて仲裁法の抜本改正は求められてまいりまして、多くの立法論的研究がされてまいりました。  法務省におきましても、これまでに改正作業の着手が検討されたことがございましたが、社会経済情勢の大幅な変化に伴いまして...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、このような制度、今まであったことはあったんですけれども、長い間余り使われないままに過ぎてまいりまして、この際ということで、新しい法律を制定するわけでございますから、これは、使いやすくて皆さんから便利であるというふうに評価されるようになって、広く理...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりに、十分注意をして、推移を見守った上で、機の熟すのを待ってということになると思います。
○森山国務大臣 担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  抵当権等の担保物権の内容及びその実行手続については、社会経済情勢の変化への対応等の観点から、早急に見直す必要があるとの指摘がされております。また、民事...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第2号
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○国務大臣(森山眞弓君) 警察庁と厚生労働省が取りまとめられましたデータの内容につきましては私からお答えする立場にはございませんけれども、まず最初に、この制度、本制度は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対し、継続的で適切な医療を行うこと等により、その社会復帰を促進する...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 御指摘の趣旨がちょっと、私も取り違えたようで大変失礼いたしましたが、この精神保健福祉法第二十四条による警察官の通報義務というのが精神障害者に対して必要な医療を確保するためのものであるというふうに私、承知しておりまして、その者の責任能力の有無、程度とは関係...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 非常に難しい問題かと思いますけれども、おっしゃろうとしていらっしゃることは分かるような気がいたします。  そのような問題があるから何とかしなければいけないということを考えた結果でございますが、それでもなお不十分であるというお気持ちでいらっしゃるんでしょ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるようなケーススタディーのような勉強をもっとするべきであったという御指摘は私もよく理解できるのでございますけれども、この法案の立案に関しましては、かなりもう何年も前からいろいろと検討してまいりまして、その検討が十分でなかったとおっしゃるのであれば...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 心神喪失等の状態で殺人、放火等の重大な他害行為を行った者は、精神障害を有しているということに加えて重大な他害行為を行ったという、言わば二重のハンディキャップを背負っているものでございます。そして、仮にそのような精神障害が改善されないまま同様の行為が行われ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 政府原案では、心神喪失等の状態の原因となった精神障害のために再び対象行為を行うおそれがあると認められることが処遇の要件と規定しておりましたが、これまで修正案を御提案なさった委員の方々がお答えなさっておりますとおり、政府原案に対する様々な御批判がございまし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 対象者の社会復帰に与える影響を考えますと、その処遇等の事実を他人に知らせるということは本来慎重でなければならないと思いますが、その強い関心に、重大な他害行為の被害者につきましては、その強い関心にこたえるために、当該対象者の処遇に関する最初の審判の傍聴を許...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 犯罪の被害者や御遺族等の心情を真摯に受け止めることは刑事司法の重要な責務であると考えております。このような観点から、検察におきましては、現行法によって与えられた権限を適切に行使しまして、事案の真相を解明する中で、被害者や御遺族等の苦痛、悲嘆や怒りに十分耳...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○国務大臣(森山眞弓君) 確かに、先生がおっしゃるようなことが現実の社会にはたくさん起こってくると思います。ですから、それをどのようにするのが最も本人のために、また社会全体のためにいいかということを判断しなければならないということは多々あると思います。  しかし、その中で、この...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) この制度による入院の要件については、衆議院におきまして、政府の原案から、対象行為を行った際の精神障害を改善し、これに伴って同様の行為を行うことなく、社会に復帰することを促進するため入院をさせて、この法律による医療を受けさせる必要があると認められるか否かに...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 一〇〇%ないとお答えしたいところでございますが、人間の、最善を尽くしても人間のすることでありますから、もしかしたら一%ぐらい可能性がないとは言えませんが、そのような場合には、半年ごとに審判員が判断する機会がございまして、間違いをできるだけ防ぐという措置も...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 一人もいないように最善の努力をいたします。
06月04日第156回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○森山国務大臣 平成十三年の十二月の事案につきましては、冒頭陳述に続きまして、間もなく具体的な証拠調べ手続が始まると聞いておりますので、国会での御議論も踏まえて、公判の推移を見守り、必要な対応を図りたいと考えます。
○森山国務大臣 五月、九月についても、基本的には同じ考えでございます。
○森山国務大臣 公判中のものにつきましては、その推移を見守る、慎重に見守るということがまずもって必要だというふうに考えます。
○森山国務大臣 河村議員の御質問に対する総理の答弁につきましては、河村議員が質問の中で指摘された事項が仮に本当であるならばという前提のもとで所感を述べられたと理解しておりまして、その趣旨を踏まえた対応を検討するためにも、公判の推移を慎重に見守るということがまずもって必要であるとい...全文を見る
○森山国務大臣 どのような対応が必要かということについては、裁判でどのような事実が明らかになるかということによって判断するべきことだと思われますので。
○森山国務大臣 総理大臣の御発言も、先ほど私が申し上げましたように、河村議員の御質問の中で指摘された事項が仮に真実ならばということで、その前提で所感を述べられたのでございます。
○森山国務大臣 真実かどうかということを探るのは、今のところ、この件については裁判をやっているわけでございますので、その推移を見守るということであります。
○森山国務大臣 河村先生が非常にまじめに、地道に難しい仕事をやっております刑務官に対して大変同情していただいて、御理解いただいているということには大変ありがたく思っております。  しかし、この件については、先ほど来申しておりますように、今公判中でございますので、公判の推移を見守...全文を見る
○森山国務大臣 このことにつきましても、裁判において十分解明されることと思います。
○森山国務大臣 現場で難しい仕事を地道にやっている人たちに敬意を表するというのは、私も全く賛成でございます。しかし、この件については、先ほど申し上げたとおり、公判中でございますので、それを見守るしかございません。
○森山国務大臣 裁判において求められて真実を述べるというのは当たり前でございまして、そのために不利になるということはないというふうに思います。(河村(た)委員「裁判だけじゃなくて、ほかでもですよ」と呼ぶ)ほかでも、正直に本当のことを話すということは重要なことで、それによって不利に...全文を見る
○森山国務大臣 読売新聞に抗議いたしました五月二十九日の夜、入管局長から、同日付の読売新聞朝刊の、今御質問のあった該当部分の記事につきまして、事実に反し、かつ読者に誤った印象を与えるので抗議したという事後報告を受けました。  難民認定申請がなされているかどうかもお答えしにくいと...全文を見る
○森山国務大臣 今いろいろと御説明申し上げましたような目的で調査を行いました。その内容について、今きちっと精査しているところだと思いますが、その結果について、必要なものは御報告することと存じます。
○森山国務大臣 今先生がお取り上げになりました昭和三十三年の事件は、私はほとんど初めて伺いましたので、そういうことがあったのかということで驚いて拝聴したわけですが、最近の、先日の読売新聞の記事につきましては、私自身が書いて渡したわけではございませんけれども、法務省としての考えを読...全文を見る
○森山国務大臣 いろいろなことがこれからもあると思いますので、そのときのやり方につきましては、おっしゃったような方法もあるでしょうし、また、文書にするとしても、書きぶりもいろいろあるでしょうし、またそれを渡す方法、その他いろいろな工夫が必要かと思います。決して言論なり報道の自由を...全文を見る
○森山国務大臣 議論して、十分検討したいと思います。
06月06日第156回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○森山国務大臣 株式会社におきます使用人の労働債権の先取特権につきましては、商法第二百九十五条が規定しまして、それ以外の雇い人の労働債権の先取特権につきましては、民法第三百八条が規定しております。  これらの先取特権の対象となる労働債権につきましては、商法では、雇用関係によって...全文を見る
○森山国務大臣 結構でございます。
○森山国務大臣 そういう話は聞いたことはございます。
○森山国務大臣 この問題はもう随分前から日本でも話題になっておりまして、何とかこれを早く解決したいと私自身、個人としても考えておりました。このたび、このような方法が新たに考えられまして、それが実際に実行されるときに当たったのは、私としては非常に気持ちがうれしいわけでございます。 ...全文を見る
○森山国務大臣 報道機関はいろいろな情報を正しく国民に伝えてくれるということが重要な仕事で、もしそれが誤ったことであれば非常に誤解を招きますから、そういうのは報道機関の使命としても十分気をつけてもらわなければならないことだと思います。  ですから、局長が行いました抗議の言葉、字...全文を見る
○森山国務大臣 入国管理局長は、先ほど来本人が御説明しているような考えで、自分の預かっている守備範囲の仕事の中で、進捗状況を見ても、まだこれからやらなきゃならない、全く白紙の状態であるケースについて、いかにも決まったかのごとき印象を与える記事というのは困るというふうに判断して、あ...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、法十七条地図は不動産取引を公示する不動産登記制度において基本をなすものでございまして、その整備の重要性につきましては法務省として十分認識しております。これまでも、その整備の必要性の高い地域から優先して着実にその整備を進めてきたところではございます...全文を見る
○森山国務大臣 大変力強い御支援をいただきまして、まことに心強く存じます。できるだけ御趣旨に沿って目的が果たせますように、頑張りたいと思います。
○森山国務大臣 私も存じませんでして、きょう先生が御質問なさるというので、あらかじめざっとした話を聞きました。
○森山国務大臣 今の国会のテレビの工事の件については、国会は確かに直接契約した人に払ったんだそうですけれども、それが、その途中がつぶれてしまったために、実際に手を下した、働いた人たちに渡らなかったという話だと思います。そのようなことが国会にかかわる場所で起こったというのは、本当に...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、働いた人の汗がむだにならないような社会をつくっていかなければいけないと思いますので、今この法律の関連でも、破産法について検討する際にさらに考えていかなければならないという言葉がございましたが、そのような方向でこれからも検討していきた...全文を見る
○森山国務大臣 養育費にもいろいろありまして、おっしゃるようなケースもあると思います。  しかし、それが仮にわずかなものであっても、なかなか十分払ってもらえないというケースもたくさんございまして、大体、毎月の給料の中から二万とか三万とか、あるいは五万とか、その程度のものをぜひ払...全文を見る
○森山国務大臣 今も申しましたように、いろいろなケースがあると思いますので、そのケースごとに考えなければならないとは思いますけれども、今回のこれは、先ほど申し上げたようなものを何とか確保しようという手段でございますので、一歩前進と言わざるを得ないと思います。
○森山国務大臣 先生の御説も理解できますけれども、経済にはほかにもいろいろな状況がございまして、この短期賃貸借の持っている問題もあるわけでございますので、そのことに考えをいたして、このような考えを持ったんだというふうに私は思います。
○森山国務大臣 賃貸借の内容につきましては、賃借期間の長短や付随して差し入れられる敷金の額などがさまざまでございますことから、抵当権設定後の賃貸借が常に抵当権者に対抗できることとすると、抵当権者にとって、不動産の価値をどのように評価して与信をすればよいかの判断が困難になってしまい...全文を見る
○森山国務大臣 私は民法の学問については非常に素人でございますが、それでも、今先生がおっしゃいましたような、偉い先生が唱えていらっしゃる学説ですから、それなりに理屈があるんだろうとは思いますけれども、なおその区別ができるのかなという疑問が最終的にどうしても残るのでございます。仮に...全文を見る
○森山国務大臣 先生のお考えもわからないことはないんですけれども。  一定の範囲の労働債権に係る先取特権について、抵当権に優先する効力を認めるということについては、抵当権がその設定時には認識することができない労働債権に優先されることとなりますために、抵当権者等の利益を不当に害す...全文を見る
○森山国務大臣 まだしていないと思います。
06月11日第156回国会 衆議院 法務委員会 第24号
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○森山国務大臣 先生が刑務官に対して大変温かい気持ちを持って接していただいているということはまことにありがたいことだと、私からも感謝申し上げたいと思いますが、私自身も、法務大臣に着任以来、現場こそが一番大事だという考えでまいりまして、そのつもりで取り組んでまいったのでございます。...全文を見る
○森山国務大臣 法的な問題については法廷でされるべきことだと思いますが、いろいろな、ほかの問題についてはほかでもお調べいただいて、例えば先般の参考人の招致とかあるいはそのほかのやり方もあり得ると思いますので、何も裁判所だけが独占というわけではございません。法的なものに限ってそのよ...全文を見る
○森山国務大臣 難民認定申請者の出身国に関する情勢に関しましては、難民調査官だけではなくて、法務省入国管理局難民認定室におきましても外務省や外国政府等の関係機関や一般書籍、報道、インターネット等のいろいろな情報を収集しておりまして、難民認定室において収集したこれらの情報が適宜難民...全文を見る
○森山国務大臣 その件につきましては、新聞社の記事が読者に大変誤解を招くような印象を与えかねないというふうに心配いたしまして、そのことをはっきりさせるために出したというふうに聞いておりまして、そういうことは今までにもなかったわけではございませんで、何らかの権力を発動したとかいうこ...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げましたように、新聞記事がもしかしたら間違った印象を与える可能性が大きいのではないかというふうに思って、それを少しでも早く是正するべく、正しい報道をしてほしいということをお願いするという趣旨で表明したことであったと思います。  ただ、御指摘をいただい...全文を見る
○森山国務大臣 今記事を拝見したところでございますが、もしそのようなことがあったとすれば非常に遺憾でありまして、早く是正しなければいけないというふうに思います。
○森山国務大臣 これは、入管局長が申しましたように、JITCOそのものがあっせんしたケースではないそうでございますが、JITCOには、途上国から日本に来て研修をして、それをまた故国へ持ち帰ってその技能を生かすというためのあっせんをするという仕事がございますので、それのために必要な...全文を見る
○森山国務大臣 私も、先生とやりとりをいたしました直後にこの新聞を見ましてびっくりした一人でございますが、これは研究会の報告のようでございますので、どの程度まで熟成されたものか、そこがよくわかりませんが、御指摘のある資料は何でも積極的にお出ししたいというふうに考えております。
06月13日第156回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○森山国務大臣 この問題の重要性から、おっしゃるようなことも大いに考えられると思います。  閣議といわずいろいろな場合にそのことを主張して努力したいと思います。
○森山国務大臣 労働債権の支払いが確保されるということが労働者及びその家族の生計維持のために重要な意味を有しているということは、もう十分私も承知しております。  おっしゃるように、若いときには国際労働課長というのもやっておりましたし、そのような問題については日々考えている時代も...全文を見る
○森山国務大臣 さっき申し上げたように、法務省も一生懸命それなりに取り組んでおりまして、特に労働債権の問題については、今回の改正でも非常に努力して広げてまいったところでございます。その方向でさらに検討するように努力したいと考えています。
○森山国務大臣 おっしゃるような趣旨で、その方向に向かって関係各省ともよく相談してやりたいと思っています。
○森山国務大臣 おっしゃることはわかるような気がいたしますけれども、私は残念ながら金融や経済問題の専門家でもございませんし、そういうことを深く研究しているわけでもございませんので、この場でお答えすることはいたしかねるということでございます。
○森山国務大臣 今、自民党を初め各党の議員の間で相談していただいて、次第に結論に近づきつつあると聞いております。
○森山国務大臣 今、議員の間で相談していただいておりますので、そちらにお任せしております。
○森山国務大臣 先ほど来申しましたように、今、議員の皆さんの間で相談していただいておりますが、法務省は、おっしゃるとおり、平成八年の法制審議会の答申を受けまして努力してまいりました。しかし、その結論がなかなか政府として提案するというところまで行きませんでしたものですから、私といた...全文を見る
○森山国務大臣 先生のおっしゃりたいこともよくわかりますので、この離婚届をもし書き直すとしたら、どこにどういうふうに変えたらいいのかなと思って先ほどから見ていたわけでございますが、これに一つの欄を設けて何かそういうことを書くというのも、また支障が考えられないことはないという局長の...全文を見る
○森山国務大臣 そういうことは、実は存じませんでした。でも、この項目を見ますと、何かそういうことに使われているのかなという気もいたします。
○森山国務大臣 いや、なかなか難しいとは思いますけれども、しばらくこれを眺めさせていただくという意味で、検討させていただきます。
○森山国務大臣 私も、実態のパーセンテージがどのくらいか承知いたしておりませんけれども、でも、離婚ということになってしまうという結果になった場合には、そういうことを必要なら決めておくということが当然じゃないかという感じで伺っておりました。
○森山国務大臣 現行の短期賃貸借制度におきましては、賃借人の保護の有無というのは、期間満了時と競落時の先後という偶然の事情に左右されるのに対しまして、この法律案におきましては、建物賃借人に合理的な範囲で確実な保護を与える、明け渡し猶予制度を創設しているわけでございます。  また...全文を見る
○森山国務大臣 なかなか難しい問題でございまして、先生の御指摘も理解はできますけれども、この賃貸借の問題、今回のこの改正によりまして少しでも解決の方向へ近づけたいという努力の成果でございますので、これをぜひ成立させていただきまして、その後もまた注視しながら、よりよい方向へ努力して...全文を見る
○森山国務大臣 大変難しい問題でございまして、おっしゃることもわからないことはないのでございますけれども、不動産の賃貸借は、賃貸業者のみではなくて、一般の私人間に多く行われているわけでございまして、また、その際に敷金を差し入れる慣行も広く行われているわけでございます。  そのす...全文を見る
○森山国務大臣 敷金の返還を確実に受けられるようにいたしますために当事者の任意で行う方策といたしまして、例えば、賃貸借当事者間の合意によりまして、賃貸人が敷金を銀行に預け入れた上で、賃借人のための質権を設定するという方法をとるというようなことは、現行法のもとでも不可能ではございま...全文を見る
○森山国務大臣 任意の制度ということでございましたら、それはその当事者間の話し合いが基本的に成り立てばできるかもしれないと思いますが、強制的あるいは相当義務的な制度ということになりますと、最初に申し上げたように、難しいのではないかという気がいたします。
○森山国務大臣 今回の入管法改正案についてのUNHCRの見解におきましては、入管法改正案に対して大きな前進として歓迎するという一方、今後も検討課題が残されていると指摘されております。  UNHCRの見解の詳細につきましては現在検討中でございますけれども、私は、今回の入管法改正案...全文を見る
○森山国務大臣 入管法の改正、既に提案をさせていただいておりますが、近くこの委員会でも御審議いただけると思います。そのときに十分御説明申し上げ、また御質問もいただいて、検討していただきたいと思います。(保坂(展)委員「UNHCRと話していただきたい」と呼ぶ)  UNHCRともち...全文を見る
○森山国務大臣 民事局長が御説明いたしましたように、賃金を得た形態あるいは収入を得た形態、形についてはそうかた苦しく考えるわけではなくて、実際問題として賃金を得たというようなものであれば、それは大き目に考えていくというような態度でございますので、おっしゃったような問題についてもか...全文を見る
○森山国務大臣 私も御指摘をいただいて、早速読ませていただきましたのですけれども、大変専門的な立場から精密に勉強されまして、非常に参考になる内容だというふうに拝見しました。
○森山国務大臣 おっしゃるとおり、大変貴重な資料だと思いますので、このような資料が出たということを広く国民一般の方に知っていただいて、必要なときに参考にしていただくようにしなければならないと思っています。
○森山国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(森山眞弓君) お尋ねは、検察当局の具体的活動にかかわる事柄を問われるものと思いますので、お答えはいたしかねます。  あくまで一般論として申し上げますと、検察当局におきましては、刑事事件として取り上げるべきものがあれば、法と証拠に基づきまして適宜適切に対処するものと承...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○森山国務大臣 そのようなこと、特にビデオに関しては、今おっしゃいますように有力な公判の証拠のようでございますので、これに関して私が何か申し上げることは控えたいというふうに思っています。
○森山国務大臣 今おっしゃいます渡邉という人が本当にそこに映っているかどうかも私は確認いたしておりませんし、この問題についてこれ以上申し上げるのは差し控えたいというふうに思います。
○森山国務大臣 大変難しい御質問ですけれども、一般的には避けようとする人も多いだろうと思います。
○森山国務大臣 今、司法制度改革の一環といたしまして、一般国民の常識が十分勘案されるようにということで、裁判員制度その他のことの御提案がありまして、それについて近く具体的にも検討して決まっていくだろうというふうに思っています。
○森山国務大臣 もし万一起訴が間違ったというようなことがありましたら、裁判所が決定されることではないかと思います。
○森山国務大臣 私はよく承知しておりませんけれども、もし万一起訴が間違っているというようなことがあれば、それは有罪でも無罪でもない、裁判所の決定によって取り下げられるというようなこともあり得るんだと思います。
○森山国務大臣 私は余り詳しいことをよく存じませんので、刑事局長にでもお聞き合わせいただいたらいいかと思いますが。
○森山国務大臣 法務省もできる限り資料をお持ちいたしまして御説明していることは御存じのとおりでございますけれども、その中で、この情報提供者等の身上とかあるいは情報の種類や内容が類推されるというような場合には、今後の調査活動の内容にも支障ができてくるという可能性もございますので、局...全文を見る
○森山国務大臣 先生が非常に温かい気持ちで刑務官の人々、あるいはその家族の生活なども思いやっていただくことは非常に敬意を表しますし、感謝にたえないところでございますが、ただ、この休職者は、職員としての身分を有しながら職務には従事していないというわけでございまして、休職者には給与を...全文を見る
○森山国務大臣 先ごろそのような報道があったということは私も承知しておりますけれども、取材を受けました矯正管区におきまして調査活動費の目的について説明したことはありますが、個別具体の使途について説明したものではなくて、暴力団関係者への支出を認めたものではないというふうに承知してお...全文を見る
○森山国務大臣 私も信じがたいと思いまして、調べましたところ、先ほど申し上げたような報告でございました。  それを信じたいと思うのでございますけれども、万に一つ、そういうことがもしあるということがはっきりいたしましたら、それは厳正に対処しなければならないと思っています。
○森山国務大臣 そのようなことが行われたと私も思えませんけれども、そのようなことがもしも万一あったとすれば、それは非常に厳しく対処しなければならないと思っています。
○森山国務大臣 余り具体的なことは申し上げられないのが残念でございますが、くくって、丸めて申し上げますと、局長が申し上げたようなことになるのではないかと思います。
○森山国務大臣 先生の疑問もわかるような気がいたしますし、また、会計検査院のお話も、私、理解できると思います。  会計検査院が検査をなさるときには、それぞれの現場で担当者から詳しいお話をお聞きになるんでしょうし、不審だと思われる点は何回も追及されるんだろうと思います。その結果を...全文を見る
○森山国務大臣 それは、どうしても必要であるというものがあれば、それはどんなに多くても請求をしなければならないというふうに考えています。
○森山国務大臣 それは、先ほど来御説明をそれぞれの局長や官房長が申し上げたようなわけで、もっと能率よく、また集約して、しかも同じような効果が上げられるように努力をしたという成果だと思います。
07月01日第156回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○森山国務大臣 世の中が非常にコンピューター化しておりまして、すべてのものがコンピューターで処理されるという時代になっておりますので、インターネット、コンピューターを通じていろいろな手続が行えるようにというのは、国民の便利の面からいいますと非常に重要なことでございますので、電子政...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○国務大臣(森山眞弓君) まず、裁判の迅速化に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、司法を通じて権利利益が適切に実現されることその他の求められる役割を司法が十全に果たすために公正かつ適正な手続の下で裁判が迅速に行われることが不可欠であることに加...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 法務委員会 第29号
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○森山国務大臣 法務省の職員及びその家族に対して先生方が御心配いただいていることはまことにありがたいことだと思いますが、このケースに関しましては、非常に深刻なかつ重大な犯罪の嫌疑がございまして起訴されているという状況でございます。  ですから、その結果、全く仕事は何もしていない...全文を見る
○森山国務大臣 調査活動費の一部経費の支出につきましては、その使途の性格にかんがみまして、計算証明規則上、会計検査院の承認を経て、簡易証明が認められておりますが、今後とも国民の誤解を招きませんように、適正な執行を確保するためにさまざまな工夫をしていくことが必要であると考えておりま...全文を見る
○森山国務大臣 お名前には、記憶がございます。(保坂(展)委員「どういう方ですか」と呼ぶ)詳しいことは存じません。
○森山国務大臣 そのような展開であったのであれば、おっしゃるとおりだと思います。
○森山国務大臣 免田さんが年金を受けることができない状態であるということについては、大変難しい問題でもございますし、私も個人的にお気の毒なことだと思っておりますけれども、先ほど矯正局長が答弁申し上げましたとおり、当時、どのようにして年金制度の周知を図ったのかは明らかではございませ...全文を見る
○森山国務大臣 大変まれな難しいケースだと思いますので、研究しなければならないと思いますので、そのようなことでやってみたいと思います。
07月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○国務大臣(森山眞弓君) この法律案は、第一審の訴訟手続について二年以内のできるだけ短い期間内に終局させることなどを目標といたしまして、言わば裁判の迅速化に関する総論を定めるものでございます。具体的な方策は別途講じられることを予定しているわけでございます。  民事関係につきまし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりでございまして、裁判員制度の導入に当たりましては、公判が可能な限り連日継続して開廷される、真の争点に集中した充実した審理が行われるようにするということが必要でございまして、刑事裁判の迅速化を図る必要があるというふうに私も思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 最近は、我が国の裁判は、関係者の御努力によりまして少しずつ短縮化されてきたことはおっしゃるとおりでございます。しかし、例えば当事者間で争いがあったり、人証調べ等を必要とする事件、複雑、専門的な事件、国民が注目しているようないわゆる重大事件などにおきまして...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) もしそういう法律があればそういうことになるだろうとは思いますが、それではやっぱり裁判の目的を果たすことができないと思いますので、そういう法律は恐らく作れないんではないかと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) そういう考え方もあるかもしれませんけれども、やっぱり裁判というものは、民事、刑事、それぞれに目標がありまして、その目標を達成するということが重要なことでありますから、二年だけであとは打ち切るというようなことはできないと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) もちろん、正当な権利行使を制限するというようなことがあってはならないというふうに思います。  この法律におきましてもそのようなことを言っているわけではございませんで、いわゆる世間一般で言うところの濫用のようなものにわたることは慎んでもらいたいというふう...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今後の家庭裁判所は、家事調停、家事審判のほか人事訴訟をも取り扱うというようになりまして、身分関係の紛争全体についての専門裁判所ということになっていくわけです。その機能が充実強化されることになるというふうに考えます。家庭裁判所におかれましては、このような充...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 誠におっしゃるとおりでございまして、充実した手続の下で裁判の迅速化を図るというためには、現在、司法制度改革推進計画に従いまして、司法試験合格者の増加による法曹人口の大幅な増加に加え、裁判所、検察庁の人的体制の充実等の必要な体制の整備を行わなければならない...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃいますように、我が国の裁判は全体としては近年、相当の迅速化が図られてまいりました。例えば、当事者間に争いがあって人証調べ等を必要とする場合、複雑、専門的な事件、国民が注目する重大事件等において、しかしながら依然として長期間を要するものが少なくござ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いろいろな迅速化の試みが行われておりまして、それが相当効果を上げていることは確かでございますけれども、それを本当に定着させて、実際に短縮していこうということになりますと、裁判のやり方あるいは手続その他、そういう面でも一工夫しなければならないということが言...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、御説明がございましたように、この問題にされております調査はこの法案に基づく検証に使用する目的ではないということが明らかでございますし、当然、最高裁判所においては、本法案に基づく検証の実施に当たりまして、裁判官の独立を侵す、あるいは害するということがな...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 司法制度、司法というものは非常に国家にとって重要な大きな柱の一つでございます。自由で、かつ公正で活力にあふれるという社会を築いていく上ではどうしてもなくてはならないものだというふうに考えます。  一方、社会が複雑化、多様化してまいりまして、国際化もして...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、局長からお話し申し上げましたように、できるだけ透明でオープンなという立場で最近できるだけ公表するようにいたしております。一定の条件のものについては積極的に公表するということを決めているわけでございます。  ですから、すべてのものを機械的に全部とおっ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 行刑施設と医療というのは非常に密接な関係がございまして、おっしゃるとおり非常に重大な問題だと思っております。被収容者の健康を保持して、また施設の中で万一病気になった場合に適切な医療措置を講じるということは大変大事なことでございます。  行刑施設の医療に...全文を見る
07月08日第156回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○森山国務大臣 私は、そういう申し出を受けたことはございませんし、もしあったとしてもお断りすると思います。
○森山国務大臣 やはり自分の当然するべき務めをするだけなのであって、別にどなたからどのように言われたからということでもなく、しなければならないことをするだけのことだというふうに思うわけです。
○森山国務大臣 その内容によって、そういう場合もあると思います。
○森山国務大臣 やはり条件次第だと思います。
○森山国務大臣 突然のお尋ねでございますので、私、すぐにそのおっしゃった質問に対するお答えがいたしかねるのでございますが、一般的に申せば、私の常識といいますか感覚から申しますと、問題もあり得ると思いますが、やはりすべてはそのお金の性格とか周りの状況とかそういうことによるのではない...全文を見る
○森山国務大臣 衆議院での修正によりまして、本法律案の附則第四条におきまして、施行後五年を経過した場合には、本法律の施行状況を国会に御報告申し上げるとともに、その状況について検討を加える等の政府の責務が規定されております。  そこで、この法律が成立しました場合には、御指摘の対象...全文を見る
○森山国務大臣 おっしゃることもよくわかりますので、施行後五年を経過した場合の国会への御報告以外にこの法律の施行状況を明らかにするということにつきましては、今後、御意向を踏まえまして、その方法や内容等について検討を進めて実行していきたいというふうに思います。
○森山国務大臣 五年後に報告しようと思えば毎年状況を見なければなりませんので、そういう先生の御趣旨もよくわかりますから、先生の御趣旨をよく体しまして努力したいと思います。
○森山国務大臣 御趣旨を体して努力いたします。
○森山国務大臣 先生のおっしゃりたいことはよくわかりますので、その御趣旨に沿ってやりたいと思っております。
07月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○国務大臣(森山眞弓君) 京都におきます事案につきましては、今、矯正局長から御説明したとおりでございまして、確かに適切さを欠いていたというふうに私も思います。事実をよく調査いたしまして、今後は当該被収容者の置かれた立場や心情にも十分配慮いたしますよう、また知識も十分に徹底いたしま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。
○国務大臣(森山眞弓君) 刑法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近時、交通の発達により国際的な人の移動が日常化し、日本国外において日本国民が犯罪の被害に遭う機会が増え、特に、殺人や誘拐、強盗等の重大な犯罪の被害に遭うことも少なくありません。 ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、司法を国民に身近なものとし、国民の多様かつ広範な要請にこたえること等を目指した司法制度の改革が求められており...全文を見る
07月09日第156回国会 衆議院 法務委員会 第31号
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○森山国務大臣 委員会の御指示に従います。
○森山国務大臣 見ました。全部ではないんですけれども、ほとんど全部見ました。
07月10日第156回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおり、誠に痛ましい事件でございまして、四歳の小さい無邪気な子供が殺されたというだけでもショッキングなんですけれども、そういうことをしたのがまた十二歳の本当にまだ幼い少年ということを考えますと、それを知りますと何とも言葉に表しようのない、悲しい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 昭和二十二年の刑法改正で、国民に対する犯罪に係る国外犯処罰規定が削除されましたが、その後の刑法改正作業の中で、昭和四十九年に法制審議会から答申されました改正刑法の草案には同種の国外犯処罰規定が盛り込まれたところでございました。しかし、その草案は法案として...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 死刑の問題が国際的な関心を呼んでいるということはよく承知しております。しかし、死刑の存廃につきましては、基本的にはそれぞれの国におきましてそれぞれの事情を踏まえて独自に決定するべき重要な刑事政策の一つであろうと思います。  死刑の存廃は我が国の刑事司法...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほどもお答え申し上げましたんでございますが、死刑については非常に重要な政策でございますので、国民の世論ということも十分考えなければいけないというふうに思いますが、その国民が、残念ながら日本の国内において非常に重大で凶悪な犯罪がなかなか減らない、むしろ増...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 全くどういう言葉で表したらよろしいか、非常に沈痛な、また複雑な気持ちでございまして、亡くなられた駿君の御冥福をお祈りするとともに、加害少年の長いこれからの人生のことを考えますと、これもまた別の意味でどうしたらいいのか、途方に暮れるような気持ちでございます...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 見ました。
○国務大臣(森山眞弓君) 真相を解明するということは多くの場合に大変必要なことだと思いますし、そういうことを先生も求めていらっしゃるんだろうと思いますので、そのお気持ちはよく分かります。
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほども申し上げましたように、大変、何と言ったらよろしいか、言葉を探すのが大変難しい複雑な気持ちでございます。  四歳で亡くなられた駿ちゃん、本当にかわいそうだったし、心から御冥福を祈りたい。親御さんのお気持ちはどんなものかということを想像いたしますと...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) それはおっしゃるとおりだと思います。どのくらいその調査が進んでいるのか分かりませんし、現在では一般にはこれという詳しいことは公表されておりませんので何とも申しようがございませんけれども、家庭裁判所その他を経て、そのような必要な事実が明らかになって、今後の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 芝信の皆さんに私もお目に掛かりまして、大変御苦労であったということを申し上げたことを記憶しております。本当にあの時代のことを考えますと、今とは更に違っておりましたから、最初、訴えられるときに非常な勇気も要ったし、相当の覚悟でおやりになったことだと思います...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 今、民事局長が詳しく御説明申し上げましたような理由で現在のようなやり方になっていると思いますので、今すぐにどうしようということは考えておりません。
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(森山眞弓君) お尋ねのいわゆるやみ金融対策法案におきましては、近時、やみ金融問題が大きな社会問題となっていることを踏まえまして、貸金業規制法及び出資法を改正しようとするものであると承知しておりまして、罰則の関係では、貸金業規制法上の無登録営業等の罪や、出資法五条の高金...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○森山国務大臣 ただいま御決議のありました行刑施設における医療の充実につきましては、被収容者が心身ともに健全な状態で社会復帰できますよう、外部の有識者を招いて設けました行刑改革会議での御議論、御提言等を踏まえながら、関係各方面の御理解を得て、医師の確保など一層の医療体制の充実に努...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 法務委員会 第32号
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○森山国務大臣 監視カメラというのが最近特にいろいろなところで話題になっております。通常は警備その他防犯の目的で設置されるものでございまして、最近では、民間も含めて広く利用されているというふうに聞いています。  他方で、それが安易に設置されて、あるいは記録されたデータが目的外に...全文を見る
○森山国務大臣 先ほど申し上げましたように、目的が正しいかどうか、設置の必要があるかどうか、設置の状況が妥当かどうか、あるいは使用の方法が相当であるかどうか、その他さまざまな問題点を個別によく検討しなければいけないと思いますので、何か一つ、あるいは一定のルールを決めてそれを法律に...全文を見る
○森山国務大臣 今申し上げましたような難しい問題がありますので、なかなか閣議で提案するのはさらに難しいと思います。
○森山国務大臣 個別の監視カメラについて、これはどうである、あれはどうであるということをそれぞれ設置者が考えるべき問題だと私は思います。
○森山国務大臣 それぞれの設置者がプライバシーや個人の肖像権その他について十分考えていただくということは一種の常識でございまして、そのようなことを十分考えてほしいということは私も思っておりますし、そういう問題を検討しよう、あるいはどういうふうに表現すればいいかというようなことを考...全文を見る
○森山国務大臣 監視カメラというものが非常に最近注目されている問題でございますから、それについてみんなで総合的に勉強しようということは言えると思います。(河村(た)委員「内閣で」と呼ぶ)内閣というのは、ちょっとそういう性格のものではないと思いますので……(河村(た)委員「政府で」...全文を見る
○森山国務大臣 国会の監視カメラにつきましては、今御説明があったように鋭意検討していらっしゃるそうですので、運用のルールを決めていただくということでよろしいんじゃないでしょうか。
○森山国務大臣 法務省としての報告でございますが、これは中間報告ということで、とりあえず判明いたしましたことを御報告いたしましたわけで、さらに詳しくは、続けて調査をしなければならない部分もほかにも幾つかございます。
○森山国務大臣 上書き消去されたというような話がございまして、もし本当にそうだとすれば非常に大きな問題だと思いますし、ただ、上書きされた部分のもとの部分に何が録画されていたのか、あるいは、何らかの原因でそれが消去されたとすれば、なぜか、だれがしたのかというようなことについて、厳密...全文を見る
○森山国務大臣 できるだけ早くというつもりでございます。
○森山国務大臣 おっしゃるように、非常に貴重なお金でございますので、その処理については十分慎重にしなければいけないし、必要な書類は、きちっとそろえておかなければいけないと思います。  今局長が申しましたように、さらに調べまして、必要な書類は提出させていただくということを言ってお...全文を見る
○森山国務大臣 私も詳細にはわかりませんけれども、調査活動費の使い道はいろいろあって、人間関係を円滑にしていく、潤滑とおっしゃいましたけれども、そういうためにさまざまな行動をするんだろうと思います。  その結果、今官房長が御説明申し上げたような内容、さらには先生御指摘のように、...全文を見る
○森山国務大臣 もちろんそういうもので賄うべきものでありまして、この調査活動費をそれに使っていると私は別に現場で見たわけではないし、そういうものをやっているという確信も全くございませんが、いろいろな問題があるんではないかということで、そういう意味ではいきなり廃止するということは難...全文を見る
○森山国務大臣 私も少し勉強させていただきます。
○森山国務大臣 鴻池大臣のお言葉、伝えられているとおりなんだろうと思いますが、もしそうだとすれば、非常に私としては適当ではないというふうに思うわけでございます。  ただ、鴻池さんの気持ちとしては、被害者の方々の気持ちを考え、加害者の方にも責任を感じてもらいたいということをあのよ...全文を見る
○森山国務大臣 御趣旨のように、これからも十分気をつけてくださるよう申したいと思っております。
07月17日第156回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○国務大臣(森山眞弓君) 鴻池大臣は非常に大きなショックを受けられまして、被害者の方は本当に気の毒だという考えと同様に、加害者の少年の親たちにもよく考えてもらいたいという気持ちをおっしゃったんだと思いますが、もし報道されているとおりの言い方であったとすれば、ちょっと表現が行き過ぎ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 鴻池大臣の発言は、先ほど申し上げたような感じで私は受け止めたわけでございますが、鴻池大臣もその後反省されて、例え話にしても、これから十分発言には気を付けたいということをおっしゃっておりますので、十分気を付けてほしいと私も思っております。  また、今度の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりでございまして、私はその親がどういう方か存じませんけれども、しかしその子供にとって非常に大切な存在であろうと思いますので、親にもこのことを十分認識していただいて、そして子供が順調に生育していくように親として努力してもらいたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 確かに、閣僚懇において似たような趣旨の発言をなさったというふうに記憶しております。
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほどの閣僚懇における発言がありましたときに、官房長官が、まあそう言わないで、大綱も重要なんだから、それはそれで出したらいいんじゃないですかと、しかしそれと別に非行対策のための検討会というものもやりましょうよということになりまして、七月十五日に発足いたし...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大綱は、今申し上げたこの検討会の方の検討結果を見まして、それと調整しながら出すということで、当初の予定よりも遅れるということになっております。
○国務大臣(森山眞弓君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 先生のおっしゃりたい意味は分かると思います。確かにそういう考え方もあると私も思いますが、それは必要に応じてその関係の他の局長が出席する、あるいは意見を述べるという機会はあると考えております。
○国務大臣(森山眞弓君) 先生の先日の御指摘もうなずけることではないかというふうに私自身はそう思っておりますし、いろいろと様々なこと、まずこの事件そのものの解明をし、かつ、その理由あるいはその背景等を研究いたしました上で、あるいは世間全体の少年非行というものについても十分分析いた...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生のおっしゃりたいことは私は理解できるつもりでございますが、お尋ねのことについては、現行法におきましては、犯罪を認知した後の初動捜査や刑事未成年者と判明した後の調査、これは実は触法少年であると判明した後でも警察においては強制権限はありませんが、事案の真...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 太田議員がどのような意図でおっしゃったのか、その発言された言葉だけでは十分分かりませんので難しいんでございますけれども、しかし一般論として申しますと、集団レイプなどというのは重大な犯罪でございまして、被害者の心身に耐え難い苦痛をもたらすという大変な犯罪で...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) これは、御本人もそういう発言はしていないというふうにおっしゃっているそうでありますので、私としてはここでコメントは差し控えたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) これも、本当の意図がどういう気持ちでおありになったのか、この発言の言葉だけではよく分かりませんけれども、私は、女性が子供を産んだかどうかということは老後の年金給付には全く関係がないことだと思っています。
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 私も長い間、参議院に置いていただきましたものですから、土屋先生が議長をしていらしたときのことはよく存じておりますし、知事になられてからも何度もお目に掛かって、大変ざっくばらんな、それこそいい方だというふうに思っておりました。  ですから、このような事態...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(森山眞弓君) 私も、ジェラルド・カーチスさんには前にもお目に掛かったことありまして多少存じ上げておりますが、三十年ぐらい前に初めて日本においでになったときと比べますと今の日本の社会が大変変わってきたなという考えをお持ちになるだろうということは私も理解できます。  し...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。  ありがとうございました。
○国務大臣(森山眞弓君) 国籍法につきましては、これまでも、我が国を取り巻く国際情勢とか国内情勢の変化を踏まえまして、所要の法改正を行うことも含めて適切に対処してきたところだと思いますが、先生の御指摘は貴重な御意見であると思います。興味深く聞かせていただきました。今後とも、御指摘...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大変痛ましい事件が相次いでいるように私も感じております。本委員会の審議が時間が掛かっているからというわけではもちろんないと思いますが、社会全体、子供、特に少年犯罪ということについて考えますと、少年を取り巻く社会の条件あるいは家庭の問題、学校ももちろんある...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) それも有意義なことかとは思いますけれども、実は、一、二回前の閣僚懇談会で、文部科学大臣がこの長崎の事件に触れられまして、非常に問題が複雑であって、その子供が中学生なら、中学生であるということになると、中学校がどうしてこういうことに今まで対処しなかったんだ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 制度はいろいろ工夫をされて、最近、教育、義務教育についてもかなり柔軟になってきたというふうに思うんでございますけれども、制度というよりは、それを取り巻く社会全体の問題ではないかというふうに思います。制度を動かす大人たち、あるいはそれを取り巻く社会全体の状...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 平野委員がおっしゃる意味がどういうお考えでおっしゃるのかよく分からない部分もあるんでございますけれども、確かに今のような社会になりますと、割合、制度というものはきちんと決まっていて、その中でそれぞれ努力してということになっているものですから、その枠にはま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 事件が起こって、発見されて、また加害者と言われる子供が特定されて、すぐに出てきた議論は、少年法で刑事責任を認めるのが十四歳以上というのは十二歳に下げればいいじゃないかという非常に性急なお話でありました。  それについて申しますと、まだ、十六歳だったのを...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 行刑施設の医療は、今、先生もおっしゃいましたように、なかなか改善、すべての行刑施設で良い医療を施すということは非常に難しいものでございます。医師の確保も大変難しいですし、被収容者の身柄の確保あるいはプライバシー保護の観点などから、施設内において診療が行わ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど申しましたとおり、お話合いをそろそろ始めているところでございまして、私自身も厚生労働大臣とたまたま同席いたしましたときには、こういう問題があるので是非厚生労働省も御理解いただいて協力してほしいということは折に触れてお話ししております。
○国務大臣(森山眞弓君) お話しの七月八日のニューヨークにおける国連本部の女子差別撤廃委員会、大変重要な会議だったと思います。日本政府の第四回、第五回報告書の審査に関しては、重要な条約にかかわる政府報告書審査でありましたから、法務省におきましても、事前の関係省庁の打合せには積極的...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生のお気持ちは私もよく分かります。できればそういうふうにしたいものだと私も思いますけれども、今、官房長が大変るる御説明申し上げたような次第でございまして、なかなかはっきりと割り切るというのは難しい状況が今まだあると思いますので、更に鋭意検討してというふ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先生からいただいた資料によりますと、オーストラリアにおいて日本人女性の難民申請が認められた事例があったということでございますが、この事案の詳細あるいは結果を十分把握しておりませんので、この事件についてのコメントは差し控えたいと思います。  我が国におい...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 法務委員会 第33号
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○森山国務大臣 ただいま可決されました決議につきましては、これを重く受けとめ、適切に対処してまいりたいと存じます。  名古屋刑務所三事案に端を発して、矯正施設内の深刻かつ重大な問題があらわとなり、行刑運営に対する国民の信頼が失われようとしている中、本委員会におかれましては、貴重...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○国務大臣(森山眞弓君) 担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  抵当権等の担保物権の内容及びその実行手続については、社会経済情勢の変化への対応等の観点から早急に見直す必要があるとの指摘がされております。ま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃる気持ちはよく分かりますし、私も同感の部分もたくさんございますけれども、いざ正式に批准ということになりますと、日本の場合は常に日本の国内法との整合性ということを非常に重視いたしておりますので、その部分について問題が解決しないと、残念ながら批准とい...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 養育費の支払の確保というのは非常に私どもも多大な関心を持っておりまして、かねてから改善が必要だということを度々いろんな機会に話してきたところでございます。このたび、本法律案によりまして養育費等の履行確保のための民事執行手続の改善が実現するということは、私...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 国民が安全で安心して暮らせる社会というのは理想、我々が理想としているところでありまして、そのような社会が確保されるということが政治の目的であろうというふうに思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 現行の短期賃貸借制度では、賃借人の受ける保護の有無及び内容が、賃貸借契約の期間の満了・更新の時期と競売による差押えの時期との先後、競売手続に要する時間の長短等の偶然の事情に左右されておりまして、賃借人にとって一定の保護を確実に期待できる制度とはなっており...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほども申し上げましたように、正常な、正当な賃借人に対する保護も合理的に行われるということによって、現状よりも改善されると思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 非常に細かく欄に分かれている紙で、一目見ただけではなかなかよく分かりませんでしたが、上の方の右の「その他の権利」というところに書かれるのではないかというふうに思われます。
○国務大臣(森山眞弓君) 法律がもしお認めいただければ、その趣旨をできるだけ徹底して周知したいということは、法務省もまた国土交通省もお答え申し上げておりますが、できるだけ最善の努力をいたしまして、多くの人によく分かってもらえるようにPRをしたいと、それが唯一の方法であるというふう...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 大変恐縮でございます。  不動産競売手続に関しましては、平成八年と平成十年に民事執行法が改正されまして、執行妨害対策の強化などが図られてきたところでございますが、その後も、今お話がございましたような思いも寄らないやり方をいろいろと使いまして、いわゆる占...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 現行法の下では、株式会社における使用人の労働債権の先取特権につきましては商法第二百九十五条が、それ以外の雇人の労働債権の先取特権については民法第三百八条がそれぞれ規定しております。  これらの先取特権の対象となりますのは、商法では雇用関係によって生じた...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) おっしゃるとおりでございます。
07月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第25号
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○国務大臣(森山眞弓君) この国会を回顧しての所見をというお言葉でございましたが、今、先生のお話の中にほとんど十分に盛り込まれておりまして、大変行き届いたお言葉をちょうだいしたというふうに思っております。  私といたしましても、国会、今、四十日延長していただきまして、その日数の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先ほど千葉委員の御質問にもお答えしましたように、この委員会は特に、毎年やる普通の委員会というのではなくて、おっしゃるように特別ないろいろな改革が各方面にわたって出てきた委員会だったと思います。  私自身も、このような非常に、この法務行政の歴史の上でも特...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 民法の選択的夫婦別姓についてでございますけれども、これについては、当初はできれば政府提案でやりたいというふうに考えておりまして、法務省の中でも非常に努力をしてもらったんでございますが、なかなかそこまで事態が進みませんで、大変残念ながら政府提案の目標は今の...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと思います。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。  ありがとうございました。
○国務大臣(森山眞弓君) 仲裁法案について、その趣旨を御説明いたします。  我が国においては、社会の複雑化・多様化、国際化等が一層進展する中で、社会も事前規制型から事後監視型に移行しつつあり、裁判外の紛争解決手段についても、その拡充・活性化が求められております。このうち仲裁につ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 先日も御答弁いたしまして、そのとき申し上げましたのは、十四歳未満の少年を少年院に収容するという考え方も選択の一つだというふうに申し上げたわけでありまして、それを含めて少年保護全体の在り方について広く勉強してみたいという趣旨を申し上げたわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 仲裁や調停等のADRは、厳格な裁判手続と異なりまして、利用者の自主性を生かした解決や簡易迅速な解決など、柔軟な対応が可能であるという点で意義を有する紛争解決手段でございます。司法制度改革審議会意見では、ADRが国民にとって裁判と並ぶ魅力的な選択肢となるよ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 仲裁法が成立いたしますと、法務省がこれを所管するということになるわけでございます。司法制度改革推進本部の設置期限の経過は、法務省といたしましては、この新しい仲裁制度が裁判外の紛争解決手段の重要な一つとして幅広く活用されますように、同法を所管する立場から、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 仲裁は、おっしゃいますとおり、仲裁人の判断に服するという合意に基づく紛争解決制度でございますので、仲裁人の判断に不服がありましても後で裁判で争うことはできないわけでございます。この点、消費者や労働者は契約の際に仲裁の意味を理解していないことが多くございま...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) 事業者というものは、団体であれ個人であれ、自ら事業活動を営む者でありますから、主体的な判断をする能力が備わっているということが認められまして、消費者や労働者と同視することはできないと考えられたのでございます。  なお、仲裁合意が詐欺、強迫等によりなされ...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) いわゆるフランチャイズ契約というものにもいろんなのがあると思います。  先生がおっしゃったような大小の違い、あるいはそれぞれの交渉能力や情報力の違いというものがかなりあるものもあるかと思いますけれども、それはフランチャイズ契約一般の問題でございまして、...全文を見る
○国務大臣(森山眞弓君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。