浜田昌良

はまだまさよし

比例代表選出
公明党
当選回数3回

浜田昌良の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は冒頭、防衛大臣から海上警備行動の報告がございました。まさに日本国民の人命、財産を保護することは政府の重要な責務だと思っております。  そういう意味で、是非大臣にお願いがございます。何かといいますと、いわゆる派遣された隊員の...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  それでは、次の質問に移りたいと思うんですが、本日も同僚議員から北朝鮮のミサイルの問題が何回か取り上げられました。そういう意味では、こういう、それをどう撃ち落とすかという議論だけではなくて、根本的にやはり核の不拡散、軍縮をどう進めるかとい...全文を見る
○浜田昌良君 ほとんど同じ表現で、引き続きがないだけなんですね。そういう、まさにこれ多分役所の方でワープロの原稿が残っていてそれで作ったと、役人作文だと思うんですが、私はやっぱり軍縮とかそういう問題については、職業外交官に任せるだけではなくて、やはり政治家としての判断、決断という...全文を見る
○浜田昌良君 まさにテロリストに核が渡っているかもしれないという意味では、核廃絶というものも含めてしっかりとステップを踏んでいくという重要性があるんだと思うんです。  今回、オバマ大統領が就任されました、本年一月ですね。また、昨年三月にはロシアではメドベージェフ大統領も就任され...全文を見る
○浜田昌良君 両国間で重要な条約のSTARTⅠですね、戦略核弾頭の配備上限を六千発という、この条約については今年の年末に期限が迎えるわけですね。そして、三月六日に行われましたクリントン・ラブロフ外相会談では、年末までに後継条約を作ろうじゃないかということが合意されてきているわけで...全文を見る
○浜田昌良君 先ほど浅野議員の質問の際にも、数多くのバイなりマルチの会合に出ておられるという話もございましたので、その機会機会を使っていただいて、非常に重要な一年でありますし、日本がメッセージを発するというのは重要だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。 ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。是非その認識を実現していただきたいと思っております。  今、外務大臣また外務省から今年の核軍縮に向けての重要性というのを認識をまずお聞きしたわけですが、次に、じゃどうアクションするのかと、そういう面についてお聞きしたいと思います。  国連...全文を見る
○浜田昌良君 我が国は安保理の常任理事国を目指しているわけですね。そういう意味では、ただ入りたいというわけじゃなくて、日本が入ることによってこういうことができた、こういうことが進んだという実績をつくっていくことが重要だと考えますね。  そういう意味では、今、非常任理事国の間にで...全文を見る
○浜田昌良君 今まさに重要な発言をしていただいたんですが、日本としてはこの消極的安全保障を支持できると。かつ五か国の、いわゆる五大常任理事国の間においては一定の理解があるけれどもまだばらばらな点が多いと、そこが重要なんですね。そのばらばらのところを一致させる努力を日本が果たすべき...全文を見る
○浜田昌良君 まさに大臣がおっしゃいましたように、やっぱり単なる意図表明だけではなくて、検証手段、重要です。しかし、検証手段は重要ですが、ゴールはここに置くんだというやっぱり政治的意思を言う、それを各国間で合意をしていくと、その至るまでの手順として検証措置を詰めていくと。まず検証...全文を見る
○浜田昌良君 今の事務局からの答弁は全く承服できませんね。  なぜ核兵器使用禁止決議が核の保有を容認していると読めるんでしょうか。確かに非常に短い決議というのはあるんですね、二条しかないんですけれども。それはあくまでも、まず、いわゆるカンファレンス・オン・ディスアーマメント、軍...全文を見る
03月18日第171回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、我が国のアフガニスタン支援戦略がどうあるべきかという問題を最初御質問したいと思っております。  先週の三月の九日から十三日まで、二泊五日の強行軍でカブールに訪問してまいりました。与党の調査団で、山崎拓前自民党副総裁を団長...全文を見る
○浜田昌良君 まさにリーダーシップを発揮していただきたいと思っておりますし、今大臣がおっしゃいました三月三十一日、ハーグでアフガニスタンの国際会議がございます。カルザイ大統領も来られます。潘基文国連事務総長も来られます。そういう意味で是非、中曽根大臣に出席いただきたいと思っており...全文を見る
○浜田昌良君 現地では、タリバンの融和派があって、また過激派があると、こういう考えは実は余りないんですね。タリバン・イコール・アルカイダという考えが結構ありました。そういう面では、そういう現実をしっかり見ていただいて今後の対応をいただきたいと思っております。  次に、カルザイ大...全文を見る
○浜田昌良君 また、あわせて、ハリリ副大統領から要望がありましたバーミヤンの仏教遺跡の保存、支援につきまして、これについてもアフガニスタン支援に参加する数少ない仏教国として更に拡充すべきと考えますが、外務大臣に御答弁いただきたいと思います。
○浜田昌良君 ありがとうございました。  続きまして、地域経済の活性化の問題に移りたいと思っております。  地域力再生機構法案というのがありまして、前々国会、衆議院の内閣委員会で六時間の審議がなされた後、継続審議のまま止まっております。現在、支援対象となっている第三セクターは...全文を見る
○浜田昌良君 実は、この二十一年度の予算案に一・六兆円の政府保証と百億円の出資がもう計上されております。そういう意味ではこの法案を即刻審議を進めて成立させるべきと考えますが、そのため、今、一つの考えとして、法案修正をしてでも成立させると。  例えば、原案では支援対象に含まれてい...全文を見る
○浜田昌良君 まさにそういう状況でございますので、野党の方々におかれましても是非何らかの形でこの法案が一歩進むように御協力をお願いしまして、私の質問を終えさせていただきます。  以上です。
03月24日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、外務省の予算について御質問させていただきます。浜田大臣、済みません、質問がなくて。  その質問の前に、ちょっと前回のこの委員会で核軍縮について質問したんですが、若干その答弁でちょっと納得できないところがございましたので、...全文を見る
○浜田昌良君 まさに今大臣がおっしゃったように、消極的安全保障を供与するのは確かに五核兵器国かもしれませんが、NPTの議論でも、この五つの国以外でもこれについていろいろな提案がなされています、メキシコ等もやっておりますし。そういう意味では、それ以外の国が提案をしたりすることはでき...全文を見る
○浜田昌良君 確かに、まだ五大国の間で共通理解ができていないかもしれませんが、まずは今年の五月の最後の準備会合に向けてその五大国の理解がなるべく進むように、日本としてあらゆるチャネルを通じて御尽力をいただきたいと思います。そういうこと自体がこの二年間の非常に抜本的な核軍縮又は核不...全文を見る
○浜田昌良君 ちょっとまだ納得ができないんですが、時間もありませんので、予算の関連でお聞きしたいと思いますが、今回、中曽根大臣から御紹介ございました予算の概要でも、第三の柱は外交力の基盤強化と挙げられているわけでございます。  これにつきましては、平成十九年からいわゆる百五十館...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
03月25日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  ただいま同僚の石井議員より三大感染症の世界基金の話もございました。  まず、これについて少しお聞きしたいと思うんですが、この世界基金に対しましては、つい先日、約二百二十億円の追加実施が決まりました。平成十三年度から合計しますと、...全文を見る
○浜田昌良君 是非しっかりとアクションプランのフォローアップをお願いしたいと思いますが、あわせて、日本のNGOへの実施を増やすためには事務局に人を送っていく、こういう人的な面が重要と思うんですね。お聞きしますと、この世界基金では本年に約百名という大幅な人員増を予定しているとお聞き...全文を見る
○浜田昌良君 今年は百名増えるという大きな年でもありますので、是非早急に相談していただいて、実現をお願いしたいと思っております。  次に、これも石井委員がお触れになりました青年海外協力隊の関係でございますけれども、近年は日本の国内の雇用状況が非常に厳しい状況にございます。例えば...全文を見る
○浜田昌良君 実は、この青年海外協力隊で帰ってこられた方々を学校の先生になっていただこうということで、一部そういう取組が始まっております。これは非常に意味があると思っておりますし、いわゆる帰ってきても職があるという意味だけではなくて、そういう海外で活躍されたその協力隊の方々の体験...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。是非、外務省、文科省で連携していただきまして、こういう海外で活躍する人材をつくっていっていただきたいと思います。  以上、文科大臣はこれだけでございますので、御退席いただいて結構でございます。  続きまして、さらに、こういう協力隊やシニアボ...全文を見る
○浜田昌良君 ただいま大臣よりNGOに対する資金協力、しっかりやっていただくという御答弁ありがとうございました。  さらに、いわゆるNGO版JPOも面白いかなという御答弁もいただきましたので、是非、事務的にお話を進めていただいて、この日本の顔が見えるODAをより一層進めていただ...全文を見る
03月31日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  各調査団の報告委員の皆様、本当にありがとうございます。貴重な御意見いただきました。  私からは、平和構築の人材育成又はそういう関連分野について質問させていただきたいと思っております。  ただいま櫻井委員からもスウェーデンの育成...全文を見る
04月07日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  今後、国連安保理での決議を目指していくためには中国、ロシアの理解というものが重要になるわけでございますが、この関連でまず外務大臣にお聞きしたいと思います。  外務大臣は、五日の三時から三時二十分において中国楊外相と電話会談をされ...全文を見る
○浜田昌良君 ただいまの答弁で関係国が冷静に対処することが重要だという御発言があったことは紹介されましたが、具体的にこれはどういうことを避けるべきというふうに認識されているでしょうか。
○浜田昌良君 また、同日の十八時から十八時二十分にはロシアのラブロフ外相との会談をされております。この中で、先方から遺憾、また懸念の表明があったわけですが、特に安保理の対応については、コンセンサスが得られるように日本側とも緊密に協力したい旨発言があったと聞いております。具体的に安...全文を見る
○浜田昌良君 最後に防衛大臣にお聞きしたいと思っておりますが、ロシアの外務省の発表によりますと、北朝鮮による打ち上げの特徴については客観的なデータに立脚するよう呼びかけると、こういうお話がございました。そういう意味では、先ほど同僚議員からもございましたように、今回のいわゆる飛翔体...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
04月13日第171回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、特別会計、特に外為特会の積立金について質問したいと思っておりますが、その前に、先週、政府の経済対策がまとめられました。これにつきまして、二、三、質問させていただきたいと思っております。  今回の十五兆円の経済対策で、特に...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  鳩山大臣が今非常に心強い答弁いただきました。与謝野大臣と御相談いただきまして、今まで一・〇五であったものにつきましても、法人二税の落ち込みが非常に大幅な自治体が多うございまして、またそういうところが今おっしゃいましたように失業等の問題も大...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  今の御答弁で、この新しい据置き二年というようなものを予算の成立を待たずにゴールデンウイーク前にしていただくという非常に心強い答弁いただきました。もう一点は、いわゆる既存分についても、民間の金融機関が対応するのであれば保証協会は二年に変更し...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  借り手のニーズ、まさに中小企業の現場は、信用保証でお金を借りたんですが、返そうと思っても仕事がまだ来ないんですね、仕事が来るまで待つしかないと。よって、金利の分は返せるんですが、なかなか元本が回らないという実態がございます。そういう実態を...全文を見る
○浜田昌良君 次のページにありますのが、これちょっと小さい字で申し訳ありませんけれども、外為特会の積立金等の推移というグラフなんですね。  真ん中のグラフであります青い棒が、平成元年が十六・二兆円、これがいわゆる外貨の総資産なんですね。これが平成二十年では百八・六兆円になってい...全文を見る
○浜田昌良君 まあ、必要ない、単純なお答えですが。確かに、ヨーロッパはユーロに統合されたわけですね。そういう意味では、ヨーロッパ各国で為替介入の必要がなくなった。  また、今、外貨資産一番あるのは中国で、中国自身が為替介入をという意思を持っていない。さらに、一日当たりの円ドルの...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、決算上の不足の補足がどれぐらい出たかというと、〇・〇三%、〇・〇六%なんですね。資産に対する三〇%の積立金なんて到底必要ないわけですよ、この不足の補足というために言えば。  そういう意味では、じゃ、この三〇%という積立金比率は一体何な...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、金利は市中の短期金利に連動していると。そういう意味では、別に三〇%を切ったって短期では全く問題ないわけですよね。そういう意味では、いわゆる財投特会の千分の五十と似たような数字なんですね。  是非、財務大臣にお聞きしたいのは、今言われた...全文を見る
○浜田昌良君 大臣、二つを分けて議論しないといけないんですけれども、確かに外為特会は純資産じゃありません。いわゆる外貨の資産と円の債務があるわけです。ところが、それを今使ってしまおうといった議論ではなくて、それを備えるための積立金が約二十兆円ありますよと。これは、純資産のところは...全文を見る
○浜田昌良君 おっしゃるとおり、評価損も損かもしれません。そうすると、評価益も益なんですよ。今逆に評価益が出ているわけですね。そういう意味で、二十兆円のこの積立金をもう一遍考える必要があるんじゃないかと思っているんですね。  もう一点は、これはおかしいなと思っているのは、このグ...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁が長くて分からなかったかもしれませんが、要は、外貨資産で約一兆ドルあります。これで、金利が高いですから収益が出るわけですね。収益が出たと、それを、ドルを円に替えて持ってこないんですね。その出たドルの分だけ、同じ金額をもう一遍短期の為替証券を発行して、両建てにし...全文を見る
○浜田昌良君 お金があるからという論理じゃなくて、これは、使っても安全なものは使うべきだという議論をしているんですね。  しかも、じゃ逆に、今言った海外資産で上がったドルを債券売って円に替えて持ってこないという、そういうオペレーションをやっているがゆえに、どんどん外貨の資産残高...全文を見る
○浜田昌良君 うまい話ならやっている話なんですが、逆に言うと、今、外為特会って何やっているかというと、為替介入の資金じゃないんですよ。これはっきり言って政府による円キャリートレードなんですね。低い円の金利を使って外貨で稼いで戻しているというだけの話、それを本当に政府がやり続けるの...全文を見る
○浜田昌良君 大臣、今重要なことをおっしゃいました。我々、日本国政府として、また国会議員が財政規律をどう持とうとしているのか、これによって金利は左右すると、私もそう思っております。  そういう意味から、財務省に今度聞きたいんですが、いわゆる赤字国債を発行すると、合計、地方と国全...全文を見る
○浜田昌良君 最後がよく分からなかったですね。なぜ国自身として同じなどと、同じいうことないですよ。  それで、最後にもう時間がないので、大臣に一問だけお聞きしたいんですよ。  つまり、今回の経済対策で多分十兆円以上の財源を何か探してこないといけないと、財投特会以外。そのときに...全文を見る
○浜田昌良君 もう質問はしませんが、今日の質疑の中で与謝野大臣は、同じ借金でも飲み歩くための借金と家を建てる借金は違うとおっしゃいました。おっしゃるとおりです。飲み歩く借金と人に貸すための借金は違うんです。  そういう意味では、私は、この今回の経済対策の財源として外為特会をもう...全文を見る
04月16日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  中曽根外務大臣は、本協定の国会審議に先立ちまして二月十七日にクリントン国務長官と署名をされました。また、その署名に先立ちまして、一月の三十一日、二月一日という土日でありますけれども、お忙しいスケジュールの中、沖縄を訪問されておりま...全文を見る
○浜田昌良君 まさに今大臣がおっしゃいましたように、米軍施設がこの沖縄に集中しているという悲惨な状況がある中で、一日も早くこの負担を軽減されたいと。そのためにもこの協定の、本日から審議が始まったわけでございまして、これにつきましては、協定ですので衆議院から送付されて一か月がたちま...全文を見る
○浜田昌良君 これ通告していないんですが、両大臣にちょっと感触、イエス、ノーでお聞きしたいんですけれども、今日の読売新聞の社説でこのグアム協定の関係の記事が載りました、社説に。お読みになったでしょうか、それぞれ。それぞれ、イエス、ノーで。
○浜田昌良君 その御感想をお聞きしたいと思うんですが、これどういう題名かというと、「海兵隊移転協定 民主党は「反米」志向なのか」と、こう言われているんですよ。中のポイントを言いますと、民主党は、海兵隊のグアム移転と一体計画とされる普天間飛行場の沖縄県内移設にも反対し、県外・国外移...全文を見る
○浜田昌良君 済みません。通告していない質問で申し訳ございませんでしたけれども、いわゆる日米協定、このグアム移転協定については、やはり日米の全体の安全保障体制をどうしていくのかという中での位置付けというのをやっぱり議論しなきゃいけないなと。確かに、沖縄の方々の負担も分かります。そ...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁ございましたように、我が方から抑止力は維持しつつも負担軽減を求めるという中で出てきた話でありまして、一方的にアメリカが自分の戦略に基づいてどうこうしたというものではないと。そういう意味で、私は日本が資金負担するという根拠はあるんではないかと理解をしております...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁ありましたように、そういう意味では毎年毎年の予算審議でしっかりと議論していく、これが重要だなと。そういう意味では、逆に、現時点で真水二十八億ドルについて一応の考え方は多分あるでしょう。ただ、これから事業を進めていく上でいろんな現場の問題もあるでしょうから、そ...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味で、予算委員会で正規の手続を経て審議をされて可決されていると。  あと一点お聞きしたいのが、じゃ、お金が付いた後の話ですね、いわゆる会計検査の問題なんですね。確かに予算はしっかり決まったんだけれども、実地としてそれが執行されたのかと、適正にという問題が...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
04月20日第171回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は厚生労働省の十九年度決算についての会計検査でございますが、私、今回の会計検査の結果は深刻だと思っているんですね。お手元に資料もお配りさせていただきましたが、二年前に十七年度決算で都道府県労働局の不正経理の問題がありました。こ...全文を見る
○浜田昌良君 国に損害を与えていないからこれ返さなくていいんだということをやっちゃうと、結局そういう不適正経理はなくならないと思うんですよね。むしろ、そのやったものの二倍、三倍求めるぐらいでないと摘発されないと思うんですが。  ここで検査院に今日お聞きしたいんですが、不適正経理...全文を見る
○浜田昌良君 何かその概念が分かれているように言われるんですけど、この不正経理、不適正経理と分けられた、今まで会計検査院ずっと何年かやっていますけど、分けたときは今までこの労働局以外あるんですか。
○浜田昌良君 私が事務的に聞いた案件では、NHKの案件とこの二件しかないんですよ、過去。そういう言葉を使い分けるがゆえに役所のそういう返さなくていいんだということを助長したんだということは、厳に戒めてほしいと思います。  国自体がそういう預け金とか国損がなかったから返さなくてい...全文を見る
○浜田昌良君 翌年度に印刷物、コピーとして使ったからいいんだというのは言えるんでしょうか。内容はこう書いてあるんですよね。委託費の残額を消化するため、年度末に業者に架空請求を行わせて、これに係る代金を委託費から支払い、当該支払金を業者に預け金として保有させて、翌年度にこれを利用し...全文を見る
○浜田昌良君 二度とやらないだけじゃなくて、まずこれは全額返せというのが最初でしょう。もう一度お願いします。
○浜田昌良君 しっかりと精査をお願いしたいと思います。  それで、国の予算には補助金等適化法という法律があるんですね。これには、三十条で、他用途への補助金の使用については三年以下の懲役、五十万円以下の罰金という、こういう規定があるんですが、ここで書いたような委託費にはこういう規...全文を見る
○浜田昌良君 今検査院長から他用途については許されるものではないという話がございましたが、それでは、十九年度の左の四つの委託事業の契約の文書の中に違約条項、加算条項はどう規定したのか。また、この事業によって、今まで違約条項、加算条項を適用して委託費の悪質な他用途使用に対して返還金...全文を見る
○浜田昌良君 七九%が加算措置をとっているということですが、どれぐらいの加算をしているんでしょうか。二、三の例で結構ですから言ってください。
○浜田昌良君 高くてせいぜい一〇%というので、本当に加算金になっているのかということなんですよ。  逆に、お手元の資料で一番最後の紙を見ていただきたいんですが、これは何かというと、いわゆる労働者の失業給付ですね。これ、不正請求した場合にどれぐらい返さなきゃいけないのかという、労...全文を見る
○浜田昌良君 特に悪質と言いましたね。この資料の下に書いてあるんですよ、①、②、③。③に架空事務所の設置で、もう一つあなた言わなかったですよ。何かと言うと、文書偽造を行った場合なんですよ。つまり、今回、架空請求を行った人は文書偽造を行ったんだから雇用保険の世界では三倍返しになるん...全文を見る
○浜田昌良君 是非、大きな差があると御認識いただけるんであれば、今後、確かに事業は違うかもしれません、しかし文書偽造を行ったと、しかも両方ともなかなか判明しにくい、見付けにくいということがあるから懲罰的になっているわけですよ。今回の不正経理防止法というのは公務員しか縛れないんだか...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣が人事院の規則に基づいてとおっしゃいましたので人事院にお聞きしたいんですが、現行の「懲戒処分の指針について」というのは平成十二年三月三十一日付けで出ているんですね。ここにおいては、公金取扱いに関係して懲戒免職となる事例の案は、横領、窃取、詐取だけでありまして、...全文を見る
○浜田昌良君 是非この不正経理防止法ができて、そういう不適正経理を行った職員が懲戒免職になるように、人事院規則のルールをもう一度見直していただきたいと思っています。  また、厚生労働省におかれましては、この不正経理事件を受けて、平成十七年七月八日付けで厚生労働省大臣官房地方課長...全文を見る
○浜田昌良君 四年たっていて一例もないというのはおかしいんじゃないですか。今答弁で、不正な窃取がなければ不正経理じゃないという答弁されましたね。じゃ、普通の預け金は不正経理にならないんですか。そんな適用でこれが防げるんでしょうか。もう一度これについては、不適正経理をやった者につい...全文を見る
○浜田昌良君 通達の文章は窃取等の言葉が入っていないんですよ。不正経理を実行し又は指示したような者については懲戒免職を原則として厳正に処分するでしょう。どこにこれ窃取という言葉が入っているんですか。不正経理したら即免職なんですよ。そういう適用じゃないんですか。もう一度お願いします...全文を見る
○浜田昌良君 通達出しても、大臣、全然適正に運用されてないんですよ。言葉だけ。言葉出して一件も使わない、これが実態なんですよ。  その実態があるから委託先にも甘くなって、この表を見ていただくと、一番下に処分とありますが、処分をほとんどしていない、みんな、委託先も。一番右の雇用安...全文を見る
○浜田昌良君 是非、通達の文章を私悪いと言っているわけじゃなくて、文章はすばらしい内容だと思うんだけど十分適用されていないんで、その適用状況を是非チェックして厳正な適用、そして労働局だけじゃなくて委託先にも同じものを求めてほしいんですよ、委託契約で書けるんだから。条文で書いて、加...全文を見る
○浜田昌良君 谷総裁のいろんな言動については今回の公務員法改正で注目もされているんですよね。そういう注目の中で、谷総裁はマスコミからはミスター天下り、ミスターわたりと言われているわけですから、これは余計厳しくやってほしいんですよ。そう言わせちゃいけない。人事院はこれは厳しくやって...全文を見る
○浜田昌良君 今のは不正経理の拡大再生産になっちゃうんですよ。やった人間は天下りさせちゃ駄目なんですよ。そういう人は辞めさせる。天下り全廃が前提なんですけど、まずやることは、やった人は行けないということを是非大臣、今後してほしいんですが、いかがでしょうか。
○浜田昌良君 時間も余りなくなってきましたんで、最後に契約の在り方なんです。  これ、最初の表を見ていただくと、十三番目が十八年度までほとんど随契だった。十九年度から公募になっていますけど、一社しか公募してない。形だけの隠れ随契ですね、これ。やっと二十二年度から変えようというの...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁で、十九年度採用からブロックにされました、これすばらしいことです。しかし、問題なのは、その前の年はずっと県のままなんですよ。つまり、十九年度以降の採用の人はブロックにするけど、それまでの人はそのまま県になっていると、これ駄目なんですよ。十九年度以降すべての人...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  こういうのは是非なくしていくということが大前提でありますので、若干やっぱり懲罰的な加算金の問題また人事にしても厳しいようでありますけど、それをやらない限り国民の信頼は得られないということで、またなかなか隠れて出てこない、抑止力が持たない...全文を見る
04月20日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日、前半の質疑で、同僚の木俣議員また藤末議員の方から外国公務員贈賄罪の適用が日本は甘いんじゃないかという御指摘がありました。この外国公務員贈賄罪というのは、法律的には不正競争防止法という法律を一九九〇年二月に施行になっているんで...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、抜かずの宝刀ではなくてやっぱりびしばし使うという立法趣旨を確認しておりますので、じゃ、これどうやって使っていくのかというのが重要になると思うんですね。  それで、木俣議員からも藤末議員からも使われましたこのデータを配らせていただきまし...全文を見る
○浜田昌良君 集計を求めているという答弁を求めているんじゃなくて、多分問いと答えが違うところを答えていると思うんだけど、ODA案件がこの中で一件かあったかという質問の方なんだけど。だから、言ってあげると問いの二の二だよ。
○浜田昌良君 それは、この数字はそうなんだけど、この中でじゃなくて、たしか担当者からOECDに問い合わせしてもらったはずなんですよ、ODA案件があるかないかといって。その答えを聞きたいんですよ。
○浜田昌良君 ちょっと聞いている話では、ODAに関係するものは発見できなかったと答えを私は聞いたんですが、そういうお答えでよろしいんですか。
○浜田昌良君 私の聞いた答弁では、この中で、実はODA絡みというのははっきりしないということなんですよ。逆に言うと、ODA絡みが入っていないんじゃないかというふうな説明を受けました。ないという。逆に言えば、日本の二件のうち一件は明らかにODA絡みなんですね。そういう意味では、これ...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、この外国公務員贈賄というのはODA以外も含んでいるんですけれども、特にODAの場合は国民の税金ですから、よりその摘発に積極的になる必要があるわけですね。特に、これについては、それぞれ法務省とか法律所管の経済産業省に任せるだけじゃなくて、外務省として...全文を見る
○浜田昌良君 OECDに働きかけするだけではなくて、日本の外務省として、法律の摘発が進むようにいろんな情報提供を是非関係省庁と連携してやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○浜田昌良君 要はまず、日本としてしっかり適用できるように各省庁協力してやると、一点ですね。  もう一つは、日本だけやってもしようがありませんから、いわゆるODAを供与する国々としてちゃんとOECDの場でそのルールを確認していく、執行状況をチェックしていくと、これが二番目なわけ...全文を見る
○浜田昌良君 今御説明ありましたが、国連腐敗防止条約の場合は収賄側が入りますので、是非贈賄側だけのルールじゃなくて収賄側のルールもしっかり浸透していくと、このために日本が役割を果たすのは重要と思っているんですが、じゃ、現時点で日本が主要ドナーでこの腐敗防止条約に入ってない国、どう...全文を見る
○浜田昌良君 締結しておりませんね。つまり、今言われたベトナム、コンゴ、インド、ラオス等々入ってないと。これは、こういう国を入れていかなきゃいけないと思うんですね、日本だけじゃなくて。  そのときに、是非外務大臣にお願いしたいのは、こういうところについては、条約に入りたいんだけ...全文を見る
○浜田昌良君 是非、技術協力で司法支援していただいて、主要ドナー国が収賄側としてもルールを守るという体制をつくってほしいんですが、問題なのはこれからなんですよ。この条約に日本が入れてないんですよ。なぜ入れてないのか。条約の担保法が通ってない。これは是非民主党と一緒に議論をしたい。...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味で、是非民主党さんも御理解いただいて、共謀罪という言葉が余りよくないんですけれども、本当に日本の中でそれが不必要なのかどうなのか。また、これは政府側は言えませんけれども、この腐敗防止条約部分だけを切り離すとか、いろんなアイデアが多分あるんでしょう。その中...全文を見る
○浜田昌良君 ということで、四年間これ法律が止まっていますので、是非民主党の方々も党内で御議論いただいて、この共謀罪という名前はよくないんだけれども、本当にどうすれば日本がそういう体制整備ができるのか、また切り離すという体制をするのか等々も含めて、是非日本が腐敗防止に向けてリーダ...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日はグアム移転協定の質疑でございますが、それに入ります前に、核廃絶問題について再度御質問させていただきたいと思います。  これ、しつこくやっていますけれども、本年、来年は核廃絶の非常に重要な年でありますので、再度やらせていただ...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたが、一般的に先進国は核不拡散に熱心なんですね。途上国はむしろ先進国が、五大国が核軍縮をしろと、こういうことに熱心なわけです。確かに、先進国だけの票ではなかったと思いますけれども、途上国の票をまとめていく上では、日本自身がやはり核軍縮に熱心だとい...全文を見る
○浜田昌良君 今、麻生総理の親書の内容があったんですが、中曽根外務大臣の今度の演説の、核兵器のない世界に向けて、世界的軍縮の指標というこの演説を通じて世界に発しようとされるメッセージについてお話しいただきたいと思います。
○浜田昌良君 詳細は控えさせていただくというお話ですが、是非、やっぱりインプレッシブなメッセージを出していただきたいなと。それが多分、天野候補に対する最大のエールになるんじゃないかなと。日本という国がこういうメッセージを出していると、そういう国の候補というふうに受け取られるように...全文を見る
○浜田昌良君 大臣がおっしゃいましたように、核兵器の先制不使用というのは核兵器国間の共通理解の醸成がかぎなんですが、それは別に核兵器国しかそれに寄与できないわけじゃありませんので、被爆国としてその議論をリードするということはあり得ると思いますので、是非、今月末に予定されておられま...全文を見る
○浜田昌良君 確かに、抑止力という観点からすれば手のうちは明かせられない、これはおっしゃるとおりだと思います。問題は、抑止力、日米安保ということを考えながらも、一方では核軍縮というものに旗を振らなきゃいけない、二つのことがあるわけですね。この二つが若干矛盾することがあるわけですよ...全文を見る
○浜田昌良君 陸に関しては、そういう司令部を自衛隊とまた在日米軍とを非常に近接することによって、非常に平時から情報交流をして、いざというときの対応能力を上げると。  次は、空に関してですけれども、空に関して言いますと、同じように、府中にあった日本の航空自衛隊司令部及び関連部隊を...全文を見る
○浜田昌良君 今、空についての御説明があったわけですけれども、同様に、平時の連携によっていざというときの対応ができると。  次は、海の問題なんですけれども、防衛大臣の御考慮によりまして、先般横須賀に行かせていただいて、「ひゅうが」にも乗せていただきました。また、横須賀を母港とす...全文を見る
○浜田昌良君 今、陸海空とできて、いわゆる司令部機能を近接することによって相互運用性を高めていく、こういうのが実はグアム協定の背景となった日米同盟に見合うための変革と再編の考え方ですね。  一方、沖縄の場合は、むしろ海兵隊の司令部をグアムに持っていっちゃうわけですよね、先ほど佐...全文を見る
○浜田昌良君 今海兵隊の持っている抑止力は維持されるという話ししたんですが、陸海空と海兵隊の役割の違いかもしれないんですけど、陸海空、日本の自衛隊自身が専守防衛ですよね、防衛をいかに協力して、自衛隊が主でありながら従として在日米軍がその自衛を助けてくれると。  海兵隊の場合、基...全文を見る
○浜田昌良君 先ほど横須賀を母港とする米空母ジョージ・ワシントンの話をいたしましたが、この艦載機の訓練空域の確保の観点から、岩国飛行場に移駐されることが勧告されました艦載機のNLPですね、ナイト・ランディング・プラクティス、これについて、私も知らなかったんですが、ジョージ・ワシン...全文を見る
○浜田昌良君 地元の関係等の要請も十分耳を傾けていただきながら作業を進めていただきたいと思っておりますが。  次に、このグアム移転の関係で、嘉手納以南の返還のメリットについて質問したいと思っておりますが、地元沖縄県が推計いたしました嘉手納以南の返還、これ普天間ほか五か所だけで八...全文を見る
○浜田昌良君 今、直接経済効果が八千七百億円と、年間ですね、ありました。そうすると、真水は二十八億ドルですから約三千億円ですよね。それの約三倍ぐらいと。年間税収増見込みは千二百五十億円とすると、三年間で元が取れるということなんですかね。
○浜田昌良君 推計ですからいろんな前提があるんだと思いますが、非常に私は大きな効果じゃないかなと。そういう意味では、確かにこの三千億円、二十八億ドルは大変だという話がありますが、うまくそれを誘導していけば、それは沖縄にとってプラスだなという気がします。  今度、違う観点からお聞...全文を見る
○浜田昌良君 キャンプ瑞慶覧がどれぐらいになるか分かりませんけれども、それを除いても地代百四十四億、全部返還はないと思いますけれども、両方足しちゃうと二百三十一億という地代が最終的にはなくなると。そうすると、この三千億と比べて、誘発効果はなくても地代だけで二十年間分ぐらいだという...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  どうしても、沖縄の映る画面として、辺野古でどんどん海が埋まっていくという画面だけではなくて、少しこういうところが返ってきて、先ほど経済効果、大きな効果も説明ありましたが、前向きに進んでいると、その両方の画面がなるべく映っていくということが...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣から、より円滑な形での参加という言葉をいただきました。これを是非防衛省の方で具体的な支援策として実施していただきたいんですが、何かアイデア、いかがでしょうか。
○浜田昌良君 まさに辺野古の工事が始まりますが、一方では、普天間を含め幾つかの嘉手納以南の返還も始まると。また、沖縄の企業もいわゆる真水事業又は融資・出資事業に参加をできて、そういう画面が一緒に映るということが、非常に沖縄の方々のこの移転に、この事業に理解が進むかぎだと思っており...全文を見る
05月12日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。本日は四人の参考人の皆様、貴重なお話いただきましてありがとうございました。  それでは最初に、村田参考人また川上参考人に、同じ質問なんですが三つお伺いしたいと思っております。  今回のグアム協定は負担の軽減と抑止力の維持というのがテ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  今のお答えの関係でもう少しお聞きしたいんですが、今、村田参考人から、いわゆる核の先制不使用については基本的には核保有国が交渉する話であると。よって、アメリカに対して日本がどれぐらいかけがえのない存在であるかということが重要となると。それは...全文を見る
○浜田昌良君 次に、佐藤参考人、新崎参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、今話しさせていただいた、いわゆる日本が核廃絶を叫んでいるというときに、核の先制不使用、その中で日米安保においても核の傘は非常に限定していくということについては御賛同いただけるんじゃないかと思うんですが、...全文を見る
○浜田昌良君 確かに、海兵隊をどう見るかという問題かもしれませんが、アメリカの三軍に比べて、いわゆる盾と矛といいますと、矛の中の矛といいますか、非常に前方展開能力が高い、朝鮮戦争でもかなりそういう展開能力を発揮した部隊でありますので、抑止力としての意味が私は大きいのかなと思ってお...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  終わります。
○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日はグアム移転協定の締めくくり総括質疑でございますので、幾つか確認的に質問させていただきたいと思っておりますが、今回、移転の対象となります海兵隊というものですね、これが他の三軍、陸海空との性格の違い、特に在沖縄の第三海兵隊部隊の...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁ありましたように、米国海兵隊というのは、統合部隊で緊急展開能力が高いという、そういう意味では非常に日米安保の中でも抑止力として大きな機能が期待されるわけですね。  実は私、この外交防衛委員会でこのグアム協定と並行しながら核軍縮の問題を幾つか質問させていただ...全文を見る
○浜田昌良君 次に、防衛大臣にお聞きしたいんですが、今般の在沖縄海兵隊のグアム移転につきましては、司令部部隊をグアムに移転すると、あくまで実戦部隊は沖縄に残すと、こういう選択なわけですね。これは、今議論ありました米軍の抑止力の維持という観点からいえば、私、非常に妥当ではないかと思...全文を見る
○浜田昌良君 次に、海兵隊とこの普天間代替施設問題ですね、この関係なんですが、海兵隊の実戦部隊が沖縄に残留する以上、その移動手段であります普天間飛行場の代替施設の県内移設は当然というのが論理的帰結だと思うんですね。これは四月十六日の読売新聞社説にも書いてあるんですが。  もし、...全文を見る
○浜田昌良君 じゃ、次に、その辺野古代替施設をどのように建設するのかという問題なんですが、これに関しまして、四月三十日の読売新聞に米軍再編柔軟にという記事がありました。これは、今般、任命されましたグレグソン米国国防次官補ですね、在日米軍再編問題を担当するわけですが、まずこの人の略...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁いただきましたように、このグレグソン氏は沖縄にもおられまして、そういう意味では、基地の状況についても御存じですし、地元住民のいろんな気持ちも御理解いただいていると思いますし、一方では海兵隊の抑止力の在り方というのにも精通されていると思っております。その方が、い...全文を見る
○浜田昌良君 今、アメリカ側のその柔軟な対応にという発言があったわけですが、一方では、河村官房長官ですね、四月八日の普天間協議会でこのような発言がありました。位置の移動などを含め知事意見が提起された場合は、地元の意向を念頭に置くとともに、代替施設の建設は二〇一四年までの完成が目標...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  それじゃ、地元の意見というのはどうなのかという問題なんですが、結構これは複雑になるんですね。といいますのは、辺野古の代替施設計画については二つの異なる声があるわけですよ。一つは、周辺住民の騒音被害を防ぐためになるべく滑走路は沖合に移動して...全文を見る
○浜田昌良君 地元の合意形成については、手順も掛かるでしょうし、時間も掛かるかもしれませんが、そこはしっかりと手順に沿って、また少し時間を掛けてもうまくまとめるようにお願いしたいと思っております。  次に、この協定の意味なんですが、協定の意味ついては、今日も議論がありましたよう...全文を見る
○浜田昌良君 今四つの例を引いていただきまして、特に物品の提供が双務的になっているACSAの例があったんですが、これについては米国の議会は承認も何もしていないわけです。  野党の皆さんは、今回の協定でアメリカの議会は関与していないのでアメリカは何も守らないんじゃないかという御心...全文を見る
○浜田昌良君 という状況でありますので、協定の形式自体で問題であるということは私は言えないんじゃないかなと。やはりそれぞれ国の中で国会と行政との関係がありますので、それに基づいた上で実質的に判断していくのが重要だと思っております。  もう一つ、野党から御批判がありまして、一つは...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、この協定によって普天間移設を既成事実化するものでもありませんし、日本だけが片務的に予算を約束させられるというものでもないという理解をさせていただきました。  次に、それでは、この協定については衆議院においては野党の皆さんは反対をされました。そうい...全文を見る
○浜田昌良君 一方では、野党の皆さんは、今回の海兵隊の海外移転のための二十八億ドル、約三千億円は無駄金じゃないかと、こういう御批判をされているわけですね。ただし、先般の政府答弁によりますと、基地返還の直接経済効果が約八千七百億円、税収増が年間一千二百五十億円ですから、単純計算で三...全文を見る
○浜田昌良君 答弁が長くてよく分からなかったですけれども、要は、こういうものもありますので、民主党の皆さんも、これは全駐労という皆様を御支援されている組合からの要望で多分二重計上されたものだと思いますけれども、こういうものを是非チェックをお願いしたいということをお願いしまして、質...全文を見る
○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  私は、公明党及び自由民主党を代表して、いわゆる海兵隊グアム移転協定の締結について承認を求めるの件に対しまして、賛成の立場から討論を行います。  私がこの協定を賛成する理由は次の四点であります。  第一には、この第三海兵機動展開...全文を見る
05月26日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  十分間でありますので、コンパクトに質問をしますのでコンパクトにお答えいただきたいと思います。  その前に、委員長に二点お願いがございます。  一つは、質問者の質問内容の時間配分の在り方であります。  先ほど民主党から御質問あ...全文を見る
○浜田昌良君 それでは、内容に入りたいと思います。  それでは、まず私は防衛会議についてのみ御質問をさせていただきます。  これについては、私は、文民統制の具体的ツールとして非常に活用されることを期待しております。  そこで、まず事務的にお聞きしますが、この新しい法案十九条...全文を見る
○浜田昌良君 是非、そういう方々がこの会議の中でしっかり議論していただいて文民統制を深化させていただきたいと思っておりますが、そういう意味で、この防衛会議の議事録はどうなるのかという問題なんですね。  そういう意味で防衛大臣にお聞きしたいんですが、従来の訓令の場合の防衛会議と今...全文を見る
○浜田昌良君 答弁が違う。答弁は議事録を公開するかどうかをコンパクトに言ってくださいと言ったんですよ。もう一度、大臣。
○浜田昌良君 二十年七月十五日の防衛省改革会議報告書によりますと、「議事録を作成し、国家安全保障に重大な影響をおよぼす事項以外については、一定期間後に公開するものとする。」と、こう書いてありますので、このようにお願いしたいと。  問題は、この例外事項なんですよ。例外事項をどう設...全文を見る
○浜田昌良君 今のは平成二十年のデータなんですが、十九年までの二十年間についてのデータはありますか。
○浜田昌良君 つまり、今まで何件非公開かというのをつかんでなかったんですよ、外務省は。そういう意味では、防衛大臣に是非お願いしたいのは、これから情報を公開すると、原則はそうだけれども例外は非公開だと。例外は何なのかというのをしっかりちゃんとフォローしていただきたい。ある段階になれ...全文を見る
○浜田昌良君 アメリカ、確かにそれは文献の合計の数は知る必要はないかもしれませんが、大体どういう文書があるのに対して外交によって非公開にしているのかという数字ぐらいは情報交換をして、日本の情報公開の在り方というのをしっかり検証していただきたいというのが一点。  さらに、今アメリ...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は海賊対処法の審議入りでございますので、その内容の質問をさせていただきますが、あわせて、現下の重要課題でございます北朝鮮の核実験、また核廃絶につきましても少し触れさせていただきたいと思います。  まず、海賊対処法でございます...全文を見る
○浜田昌良君 具体的な内容につきましては今お答えできないという話ですが、強い内容という答弁がございました。  これは財務省にお聞きしたいと思うんですが、四月五日のミサイル発射事案を受けまして、五月十二日から北朝鮮への資金移動につきましては新しい規制強化がなされたと思うんですが、...全文を見る
○浜田昌良君 今財務省から御答弁ありましたように、この二週間で送金は引き下げたけれどもない、携帯は三十万に引き下げて数件程度ということですから、これ昨年、二〇〇八年度で百万円超で約二億円弱の持ち出しだったんですね。そういう意味では、この数件程度で年間足し合わせてもそれほどなりませ...全文を見る
○浜田昌良君 政治的意味合いもあるんだと思います。ただ、実効性が重要ですので。  実は、先ほど言いましたBISの統計による大体年間十四億ドルぐらいの資金というのは、貿易量、下のデータで五か国計がありますが、輸出引く輸入の差が大体十三億ドル、十四億ドルぐらいなんですね。そういう意...全文を見る
○浜田昌良君 是非、その対話と圧力ということは、圧力を強めながらも、もし放棄すればこういうことができる、経済の協力もできるということを併せて強くメッセージを出していただきたいと思いますが。  一方、懸念されるもう一点は、せっかくオバマさんが四月五日にプラハで核のない世界というこ...全文を見る
○浜田昌良君 核廃絶につきましては、この外交防衛委員会で今までも中曽根大臣に対しまして何回か質問させていただきまして、実は最近その質問をまとめて一つの論文も作らせていただきました。核廃絶に向けて日本のイニシアチブという議論を是非進めたいと思っておりまして、その中で、やはり核廃絶を...全文を見る
○浜田昌良君 先ほど小論文まとめましたという話をしましたが、そのテーマは実は核の先制不使用というテーマなんですね。実はこれは自民党の川口順子議員、元外務大臣とも話は割と通じているんですが、民主党の岡田さんとも結構共通点がありまして、共に役所の先輩なんですが。  実は、これは今、...全文を見る
○浜田昌良君 必ずしも満足する答弁ではなかったですが、本題の方に戻らしていただきます、海賊対処法の方で。済みません、遅くなりまして。  まず最初に、この法律の取り締まる対象について金子大臣にお聞きしたいんですが、ソマリアの海賊多発を受けまして、IMO、国際海事機関とかまた国連安...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で、いわゆる領海は沿岸国の主権であるという話もございました。ところが、国連安保理に対してソマリアの暫定政府自身は要請をしているわけですね、やってほしいと。それがありながらも、今回の法律というのは入れていないという理由について、再度お願いしたいと思います。
○浜田昌良君 確かに、ソマリアという国が能力があればいいんですけれども、実はその能力ないんですよね。沿岸警備隊を持つ能力がないと。それでありながらも、それで、よってソマリアは国連安保理に対して要請を出していると、しかしながら日本はそこはしないと。そういう判断は、やっぱりする根拠と...全文を見る
○浜田昌良君 確かに、今大臣の答弁で国連海洋法条約の国内実施法という意味では確かに公海ということになりますね。一方、やはり国連安保理でのそういう要請がありながらも日本はやらないというのは、やはり紛争に巻き込まれないというのが私は大きな点だと思うんですよ。  幾つかの学者先生に聞...全文を見る
○浜田昌良君 今外務大臣から御答弁いただきましたように、なかなかジブチ合意がありながらも、そのまますぐに和平に行くという感じではないと。そういう意味では、確かに、自衛隊を送るのではなくてソマリア政府を支援してそこで頑張ればいいじゃないかという御意見もありますが、なかなかそれは答え...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
06月04日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  海賊対処法の質疑に入ります前に、少し私も北朝鮮の核実験関係について質問をさせていただきたいと思います。  今、同僚の塚田議員から、米国国防次官補の御発言を引用されまして、我が国のいわゆる敵基地攻撃論についての話がございました。私...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  そういう意味で、もう一つ得ている情報では、やはり中国、ロシアとアメリカと、制裁と外交的努力、この若干重心が違うという話があるわけですね。中国、ロシアの方は、制裁も重要、しかし併せて外交努力も非常に重要と。外交努力をやる場合、考えていく場...全文を見る
○浜田昌良君 なかなか北朝鮮の本意はどこかというのは言いにくい問題だと思いますけれども、外交努力をされるベースとして一応内々、どういう北朝鮮の思惑なのかというのは省内でしっかりと御議論いただきたいと思っております。  もう一つ、北朝鮮が核保有国を目指すと、そういう状況に追いやっ...全文を見る
○浜田昌良君 この核保有のダブルスタンダードについて日本もある意味では関与しているんですね。  六月一日の読売新聞に核の脅威インタビューというのがありまして、これでオーストリアの国際問題研究所のハインツ・ゲートナー教授の発言、こういうのがあったんですね。アメリカとインドの原子力...全文を見る
○浜田昌良君 とても詳しい答弁、ありがとうございました。ただ、その詳しい答弁が実は私は外務省の限界だと思うんですよね。  これ、交渉されたのは今の佐野利男軍縮部長なんですよ。実はこれ、やり取りがありました。そういう市民グループからの要請もあるという中で、どう交渉するかとほとんど...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味で、もう少しそれを違う角度からお聞きしますけれども、そうしますと、この停船射撃と現行海上保安庁法の二十条二項に規定するいわゆる不審船に対する武器使用権限との考え方の類似点、相違点について、こういう観点から少し御答弁いただけますか。
○浜田昌良君 今の御答弁聞いていただくと分かるんですが、共にこれ警察活動としての武器使用権限であると。ただ一方、海上保安庁法の場合はこれは未遂犯なんですね、未遂犯に対しても武器を使うという。一方、今回の本案はもう犯罪を既遂しているというものに使うという意味ですから、そういう意味で...全文を見る
○浜田昌良君 今明確に御答弁いただきましたように、今回の海賊法の、(発言する者あり)しっかり後で議事録を読んでいただくと分かると思いますから、あくまで管轄権があるかないかというのは非常に大きな差なんですね。管轄権があるがゆえに、私人に対するもので武器使用をしても、それはいわゆる憲...全文を見る
○浜田昌良君 どうしても法制局の答弁は正確を期するがゆえに長過ぎて分かりにくくなったかもしれませんけれども、簡単にまとめて言いますと、これは何かというと、警察官職務執行法七条のただし書の一号に規定された類型があると、それを具体的に当てはめて書いただけであって、新たに武器使用権限を...全文を見る
○浜田昌良君 分かりやすかったと思いますが。  次に、この六条の、じゃ武器使用権限というのも自由に使えるわけじゃないんですよ。二つの条件が付いているんですね。何かというと、「他に手段がないと信ずるに足りる相当な理由のあるとき」という条件が付いている。もう一つは、「その事態に応じ...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、今後、この法律ができた段階で武器使用権限についても運用マニュアルが多分作られると思うんですが、それはこの今二要件がちゃんと掛かっている海上保安庁法二十条二項に規定する武器使用権限の運用マニュアルとほぼ同じになっていくと、こういう理解でよろしいんでし...全文を見る
○浜田昌良君 今の二つの質問につきまして、防衛省について、考えが同じかどうか。
○浜田昌良君 ちょっと答弁が長くて分からなかったんですが、いわゆる海上保安庁の考え方と同じということでよろしいんですね。一言で。
○浜田昌良君 ということで、武器使用につきましては、そもそも管轄権の問題から、いわゆる憲法九条で規定する武力の行使とは全く違う問題である、また、新たな武器使用権限を生み出すというのではなくて、既に現行である警察官職務執行法七条のただし書一号のその類型化であると、しかも、その運用に...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  三条約に入ります前に、今、佐藤議員からもございました北朝鮮の核実験関係についてお聞きしたいと思いますが、今、国連での交渉状況についてお話がございました。あわせて、一昨日、中曽根外務大臣は中国の楊外相と会談をされました。この会談でど...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、まず北朝鮮を核保有国としては絶対認められないと、このことにつきましては中国としっかりと共同歩調を取っていただくと。あと、国連決議とあと外交という、この圧力と対話につきましては、やはり中国の貿易面でも資金面でもその影響力がかなり大きいです...全文を見る
○浜田昌良君 まず発効に各国の理解を得られるように努力していただきまして、発効がされましたら是非そういうことも御検討いただきたいと思っております。  これちょっと通告しておりませんので事務局で結構なんですが、一つ追加でお聞きしたいんですが、二十四条に被害者の救済というのがあるん...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、この条約と国内法をしっかり連携していただいて、被害者の方のいろんな救済に取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、クラスター条約に入りたいと思いますが、この条約におきましては、先ほどの御質問にもありましたように、二十一条の三項...全文を見る
○浜田昌良君 その中で、これは事務局にお聞きしたいんですが、具体的な確認された内容として、三点あるという話も聞いているんですが、この点につきまして補足の答弁をお願いします。
○浜田昌良君 今御答弁いただきました四点については、確認できたというのは一つの大きな進歩であると私は評価をしております。  類似の条約で対人地雷条約、オタワ条約というのがあったわけですね。これについてはオスロ条約のような軍事協力を認める条項はありませんでした。しかし、かつアメリ...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、この署名の後も引き続き米国とも協議を行って、いわゆる国内での対人地雷の運搬等についての協力を得るという努力をしたわけですね。そういう意味では、この署名が終わったら米国との関係が終わりではなくて、引き続き在日米軍との協議といいますか、よりそれをなるべ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。より理想的な形態に向けて外交努力を続けていただきたいと思いますが。  じゃこれは役所の方にお聞きしたいと思いますけれども、それじゃ、このクラスター条約の方ですね、オスロ条約の署名国は九十六か国あるんですが、この九十六か国が持っているクラスタ...全文を見る
○浜田昌良君 今正確な数字がありませんが、CCW、つまりクラスターの条約に署名している国だけだと一割程度かもしれないと。そういう意味では、本当にCCWをいかに早期に発効させるかというのが大きな課題だと思うんですが、残念ながら、この四月にまとまるかなという感じもあったんですけど、ま...全文を見る
○浜田昌良君 是非この八月の専門家会合に向けて合意になるように、外務大臣にしっかり外交のリーダーシップを取っていただきたいなと。特に七月にはサミットもありますので、そういう機会を活用されながらお願いしたいと思っておりますけれども。  先ほども話もありましたが、なかなかCCWで議...全文を見る
○浜田昌良君 終わりますが、まさにいろんな場を通じて核軍縮条約の早期発効、また締結に向けて御努力をお願いしたいとともに、やはりコンセンサスというだけではなくて、やはりそういうある兵器を使ってはいけないというモラルを国際的に確立するということによって結局は大量にそれを保有する国が使...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  海賊対処法についての質疑でございますが、先週六月四日に民主党から修正案が提出されました。本日はこれにつきまして政府の見解を幾つかお聞きしたいと思っています。  修正案、幾つか内容がありますが、主な点は三点だと理解をしておりまして...全文を見る
○浜田昌良君 ただいまの御答弁で、まず、防衛大臣が特に必要だと認めても、七条二項によりまして関係行政機関の長と協議をしなきゃいけないというのがビルトインされておりますので、その段階で、いや、海保でできるというときは調整されると、これが一点ですね。もう一点は、両方しないという、基本...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁に明確にありましたように、いわゆる我が国の管轄権の中で警察行為をするというときは武器を使っても武力の行使ではないと。ただ、その管轄権のない外で武器を使うんであれば、それが自衛隊であれ警察であれまた内閣に出向した人間であれ、それは武力の行使であるということである...全文を見る
○浜田昌良君 一応PKOの場合は内閣に本部を置いたわけですね。  それでは、岡田政務官にもう一度お聞きしますが、PKOの場合の活動の在り方と海賊の在り方の運用上の何か違いがあるのか、その違いによってこの本部の必要性の有無に関係しているのか、答弁いただきたいと思います。
○浜田昌良君 今の御答弁だと、PKOの場合は混成チームである、よって、そういう意味ではまとめる組織が要ったかもしれないと。今回の場合は海自と海保だけであるということから、これはもう本部は要らないと、こういう答弁と理解をしました。  次に、一番重要な点と思っております国会の関与に...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で、いわゆる今回の海賊対処というのは治安出動等と同じで警察権の行使であると、PKO等、インド洋の補給支援はそうではないと、今法的の位置付けの違いがあったわけですが、具体的な議論に入りますけれども、一九九二年に、PKO法制定時には議院修正で本体業務だけを国会...全文を見る
○浜田昌良君 PKO法の今の修正の議論というのは非常に重要だと思うんですね。PKO法の修正ですべての行為を事前承認にしたわけじゃないんです。あくまでも軍事的業務とみなせるもの、いわゆる停戦監視であったり、武器の搬入、搬出とか駐留、巡回というものは、これは議院修正で事前承認にしまし...全文を見る
○浜田昌良君 今、国民の理解も進んできていると御答弁ありましたが、一方では海外の受け止め方も重要なんですね。いわゆる東南アジアの諸国についても、自衛隊というのがいわゆる侵略目的じゃないのかと、そういう誤解もあったのかもしれません。  これは外務大臣にお聞きしたいと思いますけれど...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、国内、国外において自衛隊の海外派遣についての非常に理解というか、そういうのが進んできているという状況なんですが、それで法制局にお聞きしたいと思うんですが、国民の自衛隊への信頼感の深化によりまして、文民統制のための国会の関与の在り方というのは、国民の...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁で、いわゆる文民統制のかかわり方については立法政策の問題であるということですから、時々の時代の状況、国民がどうとらえているかということを踏まえて、変わっていっても問題はないという御答弁だったわけですね。  次に、じゃ、報告で不十分か不十分でないのかというこ...全文を見る
○浜田昌良君 今の答弁の例によりますと、護衛艦の場合は、命令が三月十三日に発令されて、三月三十日に業務を開始したと。二週間強ですね。また、いわゆるP3Cの場合は、五月十五日に命令が出されて、五月二十八日に出発ですから、これも大体二週間程度の期間があるわけです。  この二週間なん...全文を見る
○浜田昌良君 簡潔に御答弁いただきましたが、国会の意思は尊重されるだろうということで、条文上、そういうのが残念ながら衆議院の議論がなくて置かれなかったようでありますけれども、実態上は国会のシビリアンコントロールというのはこのプロセスの中で十分働いていくのかなとは思っております。 ...全文を見る
○浜田昌良君 今までの御答弁を整理させていただきますと、国会の関与につきましては、まず、今回のこの海賊対処というものが管轄権の範囲内の警察行為なのかそうでないのかと、これは管轄権の範囲内ですね。で、管轄権の範囲外としても、PKOの本体業務だけ事前承認したときの論理を考えれば、田渕...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、四人の参考人の皆様、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。  私、最初にマロイ参考人と高林参考人に御質問したいと思いますが、私の意見としては、やはり海賊対策、対処というのはやるべきであると。しかし、それだけで...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  今、海賊の処罰だけでは長期化するという御意見も高林参考人からいただいたわけでございますけれども、幾つかのドキュメントも見まして、ソマリアの子供たちが海賊をするんだと言っている、将来はですね。そういうのを見ながら、中長期的な対策、国づくり...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  それでは続きまして、山田参考人にお聞きしたいと思いますが、マラッカ海峡における海賊取締りの今までの経緯を御説明いただきまして、周辺各国のいわゆる沿岸警備の能力向上というのが重要だとのお話を賜りました。そういう意味では、今回のこのいわゆるア...全文を見る
○浜田昌良君 今、南シナ海とフィリピン海域での海賊というのが出始めているという話がございましたが、その対応というのは、いわゆる海上自衛隊の対応が必要なものか、海上保安庁で対応ができるものなのか、どのようにお考えでしょうか。
○浜田昌良君 それでは、森本参考人、また山田参考人に共通してお聞きしたいと思いますが、一つは、この法案につきまして民主党から修正案が出ております。その内容に関してでありますが、いわゆる今回の、国会との関係で、この法案につきましては、国会への報告ですね、内閣総理大臣が計画を承認する...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
06月18日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、海賊対処法案の締めくくり総括質疑でございますので、ここに配りました一枚目のパネルを見ながら、(資料提示)四点について、この法案の必要性、また武器の使用、そして三番目に民主党のいわゆる修正案について、そして中長期対策について...全文を見る
○浜田昌良君 まさに今総理がおっしゃいましたように、国民の意見は、この海賊対処法、早く成立させてほしいというのが本音だと思っております。  じゃ、どういうふうに対応するのかと、次の議論ですね、この武器使用からの次の議論で多分野党の皆さんと少し意見が分かれてくるんじゃないかと。先...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁いただきましたように、問題なのは、いわゆる管轄権があるかないかなんですね。いわゆる国内法として犯罪として構成できるかできないかであって、一般、多分国民の方は、自衛隊が武器を使うと武力の行使と、警察とか海保が使うと武器の使用と、こういうちょっと違った理解をされて...全文を見る
○浜田昌良君 今、金子大臣に御答弁いただきましたように、警察官職務執行法七条一号の海賊への適用をよりちゅうちょしないようにこの一号を補完するものであって、新たに拡大するものではないという御答弁があったわけですが、さらに、その運用については非常に抑制的になっているんですね。  青...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味で、いわゆる自衛官が派遣されて武器を持っていると何かするんじゃないかということではなくて、あくまでこの法律で抑制的に書いてあるということであります。  じゃ、その次に、民主党の修正案について議論を移したいと思っているんですが、修正案にかぎ括弧を付けさせ...全文を見る
○浜田昌良君 今、麻生総理から明快な答弁がございましたように、一義的に海保であるということをはっきりすれば、あとはそういう別に組織を設ける必要はないと、私もそのように信ずるわけでございます。  次に、国会の関与ですね。民主党さんの主張は、この現行の政府案は海賊対処要項を承認した...全文を見る
○浜田昌良君 今の平成四年の田渕哲也議員、民社党ですから民主党の御先祖様かもしれませんけれども、この方の答弁が明確でありまして、軍事的業務、例えば停戦監視とか武器の搬入搬出、駐留、巡回と、こういうものは国会の事前承認にしたわけですよ。ところが、本体以外の避難民の救出、帰還、輸送等...全文を見る
○浜田昌良君 まさに麻生総理がおっしゃったように、この期間の中で自衛隊の海外派遣というのは信頼性が増してきたと。  先ほど一部の民主党の議員が、公明党は軍事大国化かと。そんなことはありませんと。民主党のいわゆる安保政策の一貫性が全然ないんじゃないかなと私は非常に心配しているんで...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
06月22日第171回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は決算委員会の准総括でございますので、私は省庁別審査で厚労省と財務省を担当させていただきました。その質疑を受けまして、ではどういう措置をとるのかということを質問させていただこうと思っておりますが、その前に幾つか、今回の補正予算...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  せっかくの補正予算でもありますので、景気回復につながるように、しかも税金として安かろう悪かろうというものにつながらないように適正な執行をお願いしたいと思います。  もう一点、この補正予算関連なんですが、これ厚労省関連ですけれども、実習...全文を見る
○浜田昌良君 今の答弁で私の質問に答えていただいたというこういう理解でよろしいですね。ありがとうございました。  それでは、資料の二枚目を見ていただきますと、この下の表は前回この委員会でも配った資料なんですが、いわゆる今回この会計検査の結果を見てみると、厚労省の都道府県労働局か...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。是非、解体的に出直しをお願いしたいと思っております。  実は、我々、今回の補正予算を通じて各都道府県の労働局が私は名誉挽回するいいチャンスだと思っているんですね。今まで不正経理いっぱいありました。しかし、今一番我々にとっての頼りは都道府県の労...全文を見る
○浜田昌良君 手を付けてはいけないとおっしゃいますが、法律を改正すればできるという事実は事実だと思います。  じゃ、もう一度、次の紙には別添二というのがありますので。  これは、そもそも、じゃ、外為特会自身が必要なのかどうなのかということなんですけれども、特会というのは特会法...全文を見る
○浜田昌良君 時間終わりましたので、私自身は、この外為特会につきましては、よく調べると平成十八年度に会計検査が入っているんですが、そういう、本来の積立金の程度、また特会の目的等に十分そこまでの審査がなされていないと。それは会計検査になじむかどうか分かりませんが、なじむものであれば...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、日本とベトナム、また日本とスイスのEPAについて質問させていただきますが、その前に防衛大臣に、いわゆる公共事業ですね、経済対策でも取られておりますが、前倒し発注もされておりますけれども、防衛省の公共事業、大体、年間一千億ぐ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。防衛大臣、満額の回答でございますので、これで質問おしまいですので。  じゃ、日本・スイスEPAの話に移りたいと思いますけれども、今ほども話もございましたが、実はスイスの農産品て高いんですね。私、三年間ジュネーブ住んでいたんですが、非常に高い。...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたが、しっかりとチェックをしていただいて、スイスがヨーロッパからの農産物、日本への輸入の出島になってしまわないよう、チェックをお願いしたいと思います。  先ほど白委員からも、じゃ、この制度を今までのASEANの国には適用しないのかという質問もご...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁いただきましたように、相手国の信頼に足る制度が前提になりますけれども、貿易量からすればスイスに比べ圧倒的にやっぱりASEANなりが大きいわけですから、そういう国々への日本の事業者の輸出をするときの負担を考えれば、そういう能力構築を図りながら世界の貿易を活性化す...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。是非そういう視点で取り組んでいただきたいと思いますが。  次は、日本とベトナムの人の交流をしていく、よりそれを拡大していく上で内なる国際化が重要と思っているんですね。内なる国際化とは何かというと、日本の中に既にベトナム人の方で定住されている方...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  是非現場の実態を見ていただいて、特に神奈川はASEAN関係の方が多いという、その方々が未就学になっている場合が多いんです。就学していても付いていけなくて中学校ほとんど行っていないという現場もたくさん見てまいりました。是非、そういう意味では...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。是非、現場のボランティアの方々が非常に使いやすいというような、そういうものに変えていっていただきたいと思っていますが、今言いました、子供じゃなくて大人の方の非常に就職が厳しくなっているという状況は、ブラジル人、ペルー人だけじゃなくて、ベトナム人...全文を見る
○浜田昌良君 今、集住地域と言われました。集住しているんですよ。どこに集住しているかというと、県営住宅なんですよ、安いから。相模原の大島地区にどかっと県営住宅がある。また、相模原に市営住宅がある。そこに、約二割ぐらいの方はもう外国人になっているんですよ。平塚もそうです。そういうと...全文を見る
○浜田昌良君 前向きな検討、ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。  ただ、事業の実施の仕方も併せて見直してほしいというのが次なんですね。これ見てみると十億八千万もあるんですが、たった五千名しか研修しないというんですよ。一人当たり二十万も掛けると。何なんだろうと...全文を見る
○浜田昌良君 予算の趣旨ってよく分からないんですが、その方々は、みんな働きたいために学んでいるんです、日本語を。その方々がいるのに、なぜ予算の趣旨と合わないんですか。もう一度答弁お願いします。
○浜田昌良君 別にASEANの方だけじゃなく、ブラジル人、ペルー人の方も同じように立って勉強しているんですよ。三百八十人救えばいいって、全く考えられない。これについてはちゃんと見直してほしい。現場をちゃんと見回ってほしい。政務官の決意だけ最後聞いて、終わります。
○浜田昌良君 終わります。
07月01日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  先ほど亀井委員からツバルについての御質問がございました。私からも、今般、五月の二十二日、二十三日に太平洋・島サミットというのが行われまして、これにつきまして幾つか御質問したいと思っております。  ツバルという国はどこにあるのかな...全文を見る
○浜田昌良君 水の問題は保健衛生の基本でもありますので、是非この十二か国に支援を拡大していただきたいと思っております。  次の問題といたしまして、先ほど人口が全体で八百五十万人と言いましたが、そのうち一番大きなのはパプアニューギニアなんですね、六百五十万人なんですが。ここで問題...全文を見る
○浜田昌良君 是非、顔の見える二国間の結核対策をこの太平洋島嶼国で拡大していっていただきたいと思っておりますが。    〔委員長退席、理事椎名一保君着席〕  今、水の問題と結核の問題を取り上げました。実はこの十二か国で大使館がどうなっているかというと、二〇〇七年までの間は実は...全文を見る
○浜田昌良君 今、橋本副大臣から水は道徳心だというすばらしい言葉をいただきました。道徳心と言われているそういう分野で日本の貢献を是非拡大していただきたいということをお願いしたいと思います。  最後に、結核問題なんですが、先ほどこの島嶼国の結核問題を言いましたが、世界全体でいいま...全文を見る
○浜田昌良君 今御紹介いただきましたストップ結核パートナーシップジャパンというこのアクションプランは、世界で年間百六十万人亡くなっている結核の一割ぐらい、十六万人ですね、ちょうど日本で戦後亡くなっていた人数ぐらいの人を何とか日本の技術とか資金で救っていこうという、こういうアクショ...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、日本・香港刑事共助協定等四条約の質疑でございますが、その前に幾つか、中曽根外務大臣に核廃絶についてまた質問させていただきたいと思っております。  もうお帰りになったかもしれませんが、潘基文事務総長が来日されておりました。...全文を見る
○浜田昌良君 このヒロシマ・ナガサキ・プロセスというのは、被爆二世であります三重大の児玉克哉教授が昨年ベルギーでありました国際平和学会で提言をされたんですが、この方は二〇〇〇年から二〇〇四年、国際平和学会の事務局長までされた方なんですけれども。かつ国会の場では、昨年の十月の参議院...全文を見る
○浜田昌良君 政務官時代の成果を挙げていただいてありがとうございます。  FMCTを政府として初めて提案さしていただいて、やっとそれが始まったと。でも、十二年ぶりですよね。そういう意味では核についてはもう十二年も待っておられないということですから、新たなプロセスも必要だと思って...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  是非前向きに御検討いただきたいんですが、今一点、中曽根大臣が先制不使用について検証が非常に難しいという話をされました。検証は難しくありません。核を使ったか使っていないかというのはすぐ分かるんです。難しいのは、核の開発がやっているかどうかと...全文を見る
○浜田昌良君 答弁短く、短く。
○浜田昌良君 今回の協定で、この共助を断れる場合ってあるんですね。  協定の三条1(6)で、いわゆる双罰性の要件がない場合、つまり向こうでは犯罪になっても日本では犯罪にならない場合は共助を断ることができるとなっているんですね。できるなんですよ、だから断らなくてもいいんです、これ...全文を見る
○浜田昌良君 これは重要なことでありますので法務省にお聞きしたいんですが、よって、国際組織犯罪防止条約及びサイバー犯罪条約というのは、国内担保法が制定されていませんのでこれちょっと残念ですけれども、既に当該条約を締結しているアメリカは両方入っています。中国、香港は前者の組織犯罪防...全文を見る
○浜田昌良君 是非、この国際組織犯罪がある場合には、双罰性だといって一律に拒否するんじゃなくて、必要性に応じて対応していただきたいと思います。  これ、質問はできませんでしたけれども、本協定と関連が深い犯罪人引渡条約、また受刑者移送条約、特にこれは米韓とは締結済みです。また、中...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  先ほど白委員の方から、本日の朝刊でいわゆる中国のウイグル地区の治安当局との大規模な衝突の問題が取り上げられましたが、もう一つ本日の朝刊で大きく取り上げられている事項がございました。それはいわゆる核軍縮の問題でございまして、オバマ大...全文を見る
○浜田昌良君 こういう中国側の懸念がその場ではなかったかもしれませんが、アメリカを通じてそういう情報が流れてきたと。  一方、我が国の国内では中国の核に対する脅威論も根強いわけですね。それがこの北朝鮮問題に加えて我が国のアメリカによる核の傘依存の論拠となっているわけでありますけ...全文を見る
○浜田昌良君 日米安保対話であれ日中外相会談であれ、いろんな場を通じて是非相互理解を深めていただきたいと思うんですね。まだまだ日本のいわゆるBMDの配備に対して中国側の理解が十分に得られた状況でもないと思います。  また一方で、日本は非核三原則と宣言をしておりますけれども、また...全文を見る
○浜田昌良君 そういうマクロの場を通じて是非有望なところに金が流れるように、またこういう投機的な動きが早期に警戒してウオッチできるようにお願いしたいと思いますが、今度は具体的な話として、商品相場の乱高下というのは物づくりをしている者にとっては本当にこれはこたえてしまうわけですね。...全文を見る
○浜田昌良君 今、谷合政務官の方から、いわゆる国際的な取組、二国間の取組を御紹介いただきました。IOSCOにおいては現物重視の価格設定、まさに重要だと思っています。それをしていただかないと物づくりの国はやっていけないと。産消国対話の中で規制当局の協調、これが重要なんですね。  ...全文を見る
○浜田昌良君 今、アメリカでの検討状況も御報告いただきました。三月からパブコメも始まっているということでありますので、是非そういうものを注視していただいて、二国間の場を通じて日本の関心をしっかり伝えていただいて、二度とああいう、一バレル百四十ドルを超えたのかな、一時期、ああいうこ...全文を見る
○浜田昌良君 日本は現地に投資する場合はやっぱり物づくりで行く場合が多いわけですね。物づくりの場合は、そういう長期的に原料の供給であったり、そういうことが確保されないと困ってしまうわけでありまして、そういう意味では、そういう国にこういうことを守ってもらうというこのアンブレラ条項が...全文を見る
○浜田昌良君 簡単な答弁をお願いします。
○浜田昌良君 答弁を短くしていただかないと質問できないんですが。  今の実はアンブレラ条項というのは、実はペルー協定では実現していません。これは前文にしか書いていない。そういう意味では、是非これを前文に書いたものがちゃんと実施できるように実施体制を考えてほしいと言っておきます。...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  政権交代後初めての国会答弁でありますので、鳩山内閣の外交・安全保障政策の基本姿勢について本日は質問したいと思っております。  お手元に資料を配らせていただきましたが、国民がこの鳩山内閣につきまして幾つかの不安を感じています。その...全文を見る
○浜田昌良君 今の答弁、微妙に違うんですよね。北澤大臣は変えるつもりございませんとおっしゃった。辻元大臣は、三党連立合意で合意しましたと、精神守っていきますと。外務大臣はちょっと違う、違う答弁だったですね。政治主導ですからと、法制局長官は内閣の一部分ですからと、政治家主導でやりま...全文を見る
○浜田昌良君 外務大臣の答弁、特色があるんですよ。何かというと、論理的にという言葉なんですね。よく多用されます。でも、論理的だったら、過去の長官の答弁というのはしっかり踏まえられるはずなんですよ。論理なんだから、今までの、積み重ねがあるんだから。それを、過去の答弁に縛られないと。...全文を見る
○浜田昌良君 外務大臣、ちょっと、もうちょっとはっきり言われたらどうですか。いや、法制局長官といっても内閣の判断だったんだからと。今度替わればまた変わるんだと。そういうことでいいんでしょうか。これは、歴代内閣は本当に苦労をしながら憲法九条の精神というのを守ってきたんですよ。それを...全文を見る
○浜田昌良君 そうであれば、もう少ししっかりとしたこの質問主意書に対する答弁は何でいただかなかったんでしょうかね。内閣としては現時点では変えてはいないですよ。現状でしか言っていない。しかも、今後の話については、政治家たる閣僚が責任持って行うというのは、これは政治主導で変えると言っ...全文を見る
○浜田昌良君 そこが衣の下のよろいと言っているんですよ。それで終わっていないと、後段がひっついているというところがあると。しかも、後段だけじゃなくて、同じ日のこれ平野官房長官の記者会見なんですよ、同じ閣議決定した日の。その日にこんな記者レクをしておいて何だと、まさに衣の下のよろい...全文を見る
○浜田昌良君 今、会見録を見てみないと分からないとおっしゃいましたが、この会見録は公表されていないんですよ。一方的に言ったところだけが公開されていて、質疑のところがどこを見ても公表されていません。こういうことをやるんですか鳩山内閣は、という感じを指摘したいと思います。  それで...全文を見る
○浜田昌良君 何か付け加えされたようですけれども、我々は自公政権であったがゆえにそういう動きに対してはしっかり声を出しました。同じようにあなたも内閣の中で声出さないと引っ張られますよ。  今の、私が聞いているのは、岡田さんの今までの答弁、政治主導でやるんですよとおっしゃっている...全文を見る
○浜田昌良君 是非頑張ってほしいと思います。  頑張ってほしいがゆえに質問したいんですが、基本政策閣僚委員会というのが置かれているんですよね、この鳩山内閣においては。これは三党党首が、党首級が入っておられまして、今言ったように若干はニュアンスが違うと思っているんですよ。この憲法...全文を見る
○浜田昌良君 辻元副大臣もおとなしくなられたようですね。もうちょっと発言されたらどうですか。しかも、これは確かに、担当外と言っちゃうと、福島党首は消費者問題とかそういう問題しか発言できなくなっちゃいますよ。基本政策閣僚委員会ということに入っていかれるんですから、党として、またその...全文を見る
○浜田昌良君 しっかりとエールを送っていただかないと、国民ははっきり言って不安を感じています。そういう意味では、この憲法九条の改正の問題については営々たる積み重ねをしっかり踏まえていただいて、こういう新聞記事で「憲法解釈も「政治主導」」、「法制局答弁と一線」というような記事が載る...全文を見る
○浜田昌良君 今外務大臣は雑誌「世界」で書いたことは時間軸を述べていないとおっしゃいましたね。じゃ、どういう時間軸でこういうことをやるべきと考えておられたんですか。
○浜田昌良君 岡田大臣が余り閣内で意見が食い違ってはいけないということをおっしゃったんですけど、その割には先ほど普天間の関係ではいろいろ食い違っていたようで、しかもそれは政治主導だからそれでそういうものはいいんだとおっしゃったんですから、もうちょっとこれについては強く言われたらど...全文を見る
○浜田昌良君 若干がっかりしましたですけどね。  核廃絶の問題について、こういう質問主意書の答弁とは思わなかったんです。もう少し踏み込んでもらえるというところが、本当にこれで民主、社民、国民新党の連立としてこういうトーンでいいのかということは私はよく御議論いただきたいと思ってい...全文を見る
○浜田昌良君 今、岡田大臣の答弁であれっと思ったのは、核兵器がある程度削減されてこないと先制不使用ができないという論理は、私は通説ではないと思いますね。そうではないと思いますね。それは別の問題ですね。  あと、使用しないということの検証というのは非常に難しいと思いますね。どうや...全文を見る
○浜田昌良君 現時点であればこれだということは、つまり、日本が核以外でも攻められてもアメリカの核を期待するということが書いてあるんです、これ。つまり、アメリカの先制使用を日本は支持すると、そういうことですね。
○浜田昌良君 まさしく官僚答弁ですね、それは。  はっきり分けて、通常兵器による攻撃を受けたときに、それでもアメリカの核の抑止を期待するのかと聞いているんですよ。
○浜田昌良君 それぞれまだ野党の気分でおられるようで余計な答弁が付くんですけれども、それはこの外交防衛委員会の議事録読んでください。北澤委員長も、また榛葉委員長も御存じですが、相当私はこの場でやっていました。それを読んでから言っていただきたいと思いますね。  その上で、確かに時...全文を見る
○浜田昌良君 全然読み方違いますよ、それ。よく読んだ方がいいですよ、大臣。  これは、核兵器が存在する限りということを書いている。つまり、通常兵器があるから核を使うと、抑止力を期待するとは全く書いてないんですよ。核があるから核なんだと書いてあるだけでしょう。核が終わってからの話...全文を見る
○浜田昌良君 がっかりしましたので、次行きます。  次に、東アジアの非核地帯構想、これは資料の最後のページにあるんですが、これは外務大臣個人の思いじゃなくて、民主党の政権政策二〇〇九、いわゆるマニフェストですよ。マニフェストで、「北東アジア地域の非核化をめざす。」と立派に書いて...全文を見る
○浜田昌良君 その発想が外務省的なんですよね。北朝鮮が非核化をして次のステップで北東アジアの非核化をすると、こういう発想をもうしていないですよ、北朝鮮も。  十月の二十六、二十七日に、アメリカのカリフォルニアで北東アジア協力対話というのが、トラック2ってあるんですね、いわゆる官...全文を見る
○浜田昌良君 別に北朝鮮の非核化を進めないと言ったわけじゃない、進めるべきなんですけど、スコープとして、対話と圧力なんですが、圧力もあったけど対話のカードの中にはそういうスコープを含めるべきじゃないかという私の主張なんです。そのことを是非今後の北朝鮮外交の中で考えていただきたいん...全文を見る
○浜田昌良君 もうやめますが、政権交代によって変えるべきものと変えてはいけないものがある、それをしっかりわきまえていただきたい。憲法解釈については、今までの積み重ねをしっかり踏まえていただいて、私は安易に変えるべきじゃないと思っていますね。  かつ、この核廃絶の問題、これだけ岡...全文を見る
11月27日第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は防衛省の給与法の審議でございますが、この法案、十二月一日が基準日でございますので、本来であれば本日は定例日ではございませんけれども、重要ということで審議をさせていただくことにしました。  残念なことが、野党筆頭の自民党の諸...全文を見る
○浜田昌良君 総理のびっくりしたという表現に更にびっくりしたというような、私自身もそういう認識であるんですね。  これは岡田大臣にもお聞きしたいんですけれども、秘書が勝手にやっていたと、で、驚いたという話であれば私もそうかなと思うんですが、実のお母さんなわけですよね。そのお金が...全文を見る
○浜田昌良君 今理事から外防の質問に変えてくださいよといただきましたが、私、同じことを言ったことがあるんですね、この委員会で、榛葉委員長が覚えておられると思いますけれども。当時の白委員とか藤田委員は、自分の質問時間の八割以上、全く関係ない質問をされていました。それで、私がおかしい...全文を見る
○浜田昌良君 不規則発言はやめてくださいね。(発言する者あり)どうぞ取り上げてください。  私は、次に、今の話で付け加えておきますけれども、捜査中であるからといって控えておられるだろうということですが、それで本当にいいんでしょうかという話が昨日の読売新聞の夕刊にも載っております...全文を見る
○浜田昌良君 参考にしたいと、いい報告書という答弁はいただいたんですが、せっかくの政権交代なわけですから、我が党としてはこの報告書は非常にもう評価していまして、これを是非実現したいと思っているわけですね。それを何とか、引き続き我が党も応援はしますので、実現に向けて御努力いただきた...全文を見る
○浜田昌良君 我が党はそういうことは言っていませんから、是非前向きな答弁をお願いしたいと思いますけれども。  私は、生物化学兵器と、自分自身、役所でこの化学兵器を担当したこともありますので、核兵器は大きく違うんですね。一つは、やっぱり核の場合はいわゆる半減期間という、影響受けた...全文を見る
○浜田昌良君 ただ、四割が自衛官ですから、もし自衛官を除いてしまうと、一般公務員は一割以上、二割、二割どころか四割ぐらい削減しないとこれ達成できないんですよね。  かつ、このマニフェスト、岡田外務大臣は代表のとき、二〇〇五年八月二十六日にこう言われているんですね。この公務員の人...全文を見る
○浜田昌良君 考え方は変わっているという話ですが、マニフェストの責任者として、これは国民との契約だから四年には必ず実現する、一・一兆円削減するという御決意は変わらないんでしょうか。
○浜田昌良君 そう言われると、逆に自衛官の方たち不安に思うと思うんですね。それで防衛大臣の出番なんですよ。  どうされるんでしょう。これ四割が自衛官なんですが、どういうふうに考えていかれるのか、答弁をお願いします。
○浜田昌良君 今の御答弁、確認したいんですが、地方への移管というのは自衛官に適用できないから、よって自衛官はこの一・一兆円には入っていないという考えでよろしいんでしょうか。
○浜田昌良君 そうしますと、地方への移管はないにしましても、逆に自衛官自身の定員の削減ですね、例えば当時、岡田代表時代に発表されたように、新規採用を退職者の三分の一にする、三分の二は不補充にするとか諸手当を大幅に削減するということは、現時点では、この四年間ですね、考えておられない...全文を見る
○浜田昌良君 丁寧な御答弁ありがとうございました。非常に全国の自衛官の方は不安に思っていると思いますので、この辺を聞かせていただきました。今回は減額、一部なんですけれども、それがどこまで行ってしまうのかという不安がありますので、今日は聞かせていただきました。  次に、PKO訓練...全文を見る
○浜田昌良君 国民の代表である国会の場でこれがおかしいという審議もなかった。それがあの事業仕分で一言で変わってしまって、本当一時間のあれでいいんだろうかと非常に疑問に思うんですね。  具体的な事例を調べたいと思うんですが、同じように、海外の軍内、そういうところでPKOのための訓...全文を見る
○浜田昌良君 今、G20では、カナダ、スウェーデン、韓国、インドという国もやっていると。また、アジアでは、タイ、マレーシアもしていると。そういう意味では、国際的にこういう世界の平和を守るためにやっぱりそれなりのしっかりした訓練をする、また、一緒に寝食を共にする、海外の方々、文民の...全文を見る
○浜田昌良君 既存の施設も使ってという話もあるんですが、やっぱり新しい酒は新しい革袋と、こう言うんですね。やっぱり、送られて研修を受ける人たちが新しい気持ちで世界に貢献しようという気宇壮大な気持ちを持っていただいて送り出していくというのが役目だと思うんですよ、防衛大臣の。  そ...全文を見る
○浜田昌良君 防衛大臣始め皆様のリーダーシップを期待させていただきまして、私の質問を終えさせていただきます。
○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、万国郵便条約等三条約の質疑でございますが、その質疑に入ります前に、一点、地球温暖化の中期目標、COP15についてのまず質問をさせていただきたいと思っています。  これについては、十二月七日、もうすぐでございますが、コペン...全文を見る
○浜田昌良君 予見を持って判断はできないという御答弁なんですが、ただ、鳩山総理が九月二十二日に国連で演説されました。非常に野心的な目標を発表されましたですね、九〇年比で二五%、二〇二〇年までということで。ただ、これには前提条件があったわけですね。すべての主要国の参加による意欲的な...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  この意欲的な目標に対してはまだ産業界についてももやもやした気持ちがあるんですが、その上で更にこの議定書の単純延長だと、さすがに産業界もこれは納得できないという話になりますので、その点ははっきりさせていただきたいと思っています。  もう一...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で、個々の目標の評価については今行うのは不適切だという御答弁もあったんですが、単純にそういう交渉の問題じゃなくて、鳩山総理の目標がある前提が付いたわけですね。つまり、鳩山総理が前提を付けて発表をされたと、その前提にこの発表が合致していると思っておられるかど...全文を見る
○浜田昌良君 今、岡田大臣がおっしゃったように、我が党は同じように九〇年比二五%を掲げております。それはあくまで、やっぱり世界のリーダーシップを示すと、よって世界を交渉に引っ張ってくるというそのためなんですね。それがなければ、やっぱり産業界も、また国民も負担があるわけですから納得...全文を見る
○浜田昌良君 今、岡田大臣がちょっと少し気色ばんで、麻生前総理は何もリーダーシップを示さなかったと強調されましたが、よく読んだ方がいいですよ。前回のサミットで、二〇五〇年、八〇%、先進国というのは、これは合意したんですよ。それは事実、事実ですからね。これは事実なんですよ。しかも、...全文を見る
○浜田昌良君 まあそのように強弁されるかもしれませんが、今回の議定書の内容は郵政庁という言葉を加盟国と指定された事業体に分けるというのが一応内容ですから、そういう意味ではそういうものが分かれてくるという背景があるということはしっかり認識していただきたいと思います。  その次に、...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で府省庁はとおっしゃいました。その府省庁には、政務三役又は府省庁の職員のOBは入っているんでしょうか。
○浜田昌良君 又は役所のOB。
○浜田昌良君 府省庁のOBはどうなんですか。
○浜田昌良君 そうじゃなくて、あっせんする側が府省庁の現役じゃなくて、よく民主党さんは国会で質問されたじゃないですか、これ、隠れ天下りだと言って。現役の官房長があっせんするんじゃなくて役所のOBがあっせんしている、これも天下りじゃないかと指摘されたじゃないですか。それは府省庁に入...全文を見る
○浜田昌良君 たしか官房長官は府省庁のOBは入らないと会見されたと思いますけれども、違うんですか。
○浜田昌良君 今回の天下りについては国民が関心を持っておりますので、しかもマニフェスト又は当時の法案作られましたので、しっかりとした定義をしていただきたいと思いますが。  じゃ、次に質問を進めますが、今回の個別論でいきますと、亀井大臣は日本郵政の社長人事にどのような権限があるん...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で民営化をやめていないとおっしゃいましたが、株式は今一〇〇%持っていますよね。それは、じゃ、売却されるんですか。
○浜田昌良君 じゃ、その後の動向においては、一〇〇%国が持つというわけではないということですね。
○浜田昌良君 そのように売却される方向で考えておられるということで受け止めました。  次に、今の亀井大臣の権限なんですが、確かに会社法の三百四条に株主提案権ってあるんですが、これ普通余り使わないんですよね。使う場合ってどういう場合かというと、外資がTOBを掛けて急に議案を提案す...全文を見る
○浜田昌良君 重大な方針なら、この株主提案権という普通余り使わない方法を取ってもいいのかということなんですね。  普通、社長人事であれば、これは委員会設置会社ですから指名委員会ってあるんですよ。奥田さんがメンバーになっていますけれども。ここで候補を決定して、取締役会で総会の議案...全文を見る
○浜田昌良君 今おっしゃいましたように、奥田委員長が開催をしないということ自体が異常なんですよ。  しかも、これなぜ異常かというと、株主提案権というのは別に一株でも提案できるんですね。それで後、株主総会でかかるんですが。問題なのは、一株持っている人がこれ全株持っているんですよ、...全文を見る
○浜田昌良君 国会の運営と会社の運営というのは別なんですから。会社の運営の仕方として、じゃ今後も同じように亀井大臣が、本来この権限というのは亀井大臣持っているんじゃなくて財務大臣が持っているんですね。それを委任されているんですけれども、委任。その委任されたものを使ってまた自分が全...全文を見る
○浜田昌良君 ということは、今回の社長人事だけ異例だったという、こういう認識ですね。
○浜田昌良君 ちょっとよく理解できませんけれども。  それでは、逆に、この条約、今日二条約ですね、これなぜこの国会で承認しないと、どんな実害が起きるのでしょうか。これ承認されなくても、私は、日本郵政の基準さえ変えればできるのに、なぜこの時期に、しかも野党のある会派が出てこないと...全文を見る
○浜田昌良君 法的根拠が失われると、例えば実害、料金とか何か下がってしまうとか、また国民なり会社にとって実損はあるんでしょうか。
○浜田昌良君 事務方から聞いている話だと、別にそれは日本郵政なりその会社の方で規定を決めれば、根拠がないだけであって、別にできると私は聞いていますけれども、違うんですか。
○浜田昌良君 今まで、過去にこの条約は何回か改定されていますけれども、それでは、条約が遅れてしまって、先に基準を変えてきた例はないんですか。
○浜田昌良君 前年の通常国会になぜ出してこなかったかという気はしますけれども、なぜこの臨時会でやるんだろうという気はしますが、もう時間がありませんので。  一つ聞き忘れましたので、先ほど日本郵政の関係で、斎藤次郎社長だけでなく、坂篤郎副社長の人事があったわけですけれども、この方...全文を見る
○浜田昌良君 時間になりましたが、国民自身が斎藤次郎氏また坂氏の人事については天下りではないかという懸念は残っておりますので、これについては引き続きまたほかの委員会等で質疑を続けたいと思います。  以上で終わります。