浜田昌良

はまだまさよし

比例代表選出
公明党
当選回数3回

浜田昌良の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第190回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  三・一一東日本大震災、原発事故より間もなく丸五年を迎えます。総理は、先週福島に入られまして、JR常磐線の全線開通、また常磐自動車道の四車線化、具体的指示をされました。  公明党といたしましても、二月十日に国土交通大臣に対して、東...全文を見る
○浜田昌良君 今、安倍総理から、政労使会議、正式名称は景気好循環実現のための政労使会議でございますが、この場を使いまして経済界に対しても賃上げを求めているという話もございましたが、公明党といたしましては、この政労使会議のメカニズムを都道府県別に実現していく、この観点が重要でござい...全文を見る
○浜田昌良君 また、昨年十二月に公表されました就業形態調査によりますと、パート、派遣社員、有期雇用の契約社員といった非正規労働者の割合が初めて四割を超えました。その数は二千万人以上にもなりまして、また、その平均年収は二百万円にも届かない、正社員の半分にも満たないという現状でござい...全文を見る
○浜田昌良君 今、総理から、非正規労働の方々、派遣や契約社員の方々も、経験やまた責任を担っていけばこの賃金カーブ、上昇していくことに改善しやすくなりますとおっしゃいました。しやすくなるという可能性なんですね。この可能性を現実のものにしていかなきゃいけない。  あわせて、総理はち...全文を見る
○浜田昌良君 次に、企業間の分配の問題でございます。  平成二十六年十二月二十日の政労使合意で、経済界は、取引企業の仕入価格の上昇などを踏まえた価格転嫁や支援、協力について総合的に取り組むということが明記されました。一方、先ほどの地方版政労使会議では、都道府県労働局が事務局を担...全文を見る
○浜田昌良君 せっかくの補助金、助成金メニューでございますので、小規模事業者の方々もしっかり活用できるようにきめ細かい対応をお願いしたいと思います。  続きまして、第三の分配の問題、大都市から地方への各種機能の移転の話に移りたいと思います。  この各種機能移転の大きな柱の一つ...全文を見る
○浜田昌良君 是非、弾力的に見直しをしていただきたいと思います。  今、各地で地方創生の具体的取組が始まりましたが、財政支援とともに必要なのが人的支援なんですね。これについては、シティーマネジャー制度ってございまして、地方創生に取り組む市町村に対しまして意欲と能力のある国家公務...全文を見る
○浜田昌良君 最後に、成長戦略の基盤ともなるのが教育でございます。本年度補正予算で公立学校の改修費が計上されましてトイレ改修やエアコンの設置が拡充されたことは、避難所たる公立学校の機能の向上、平常時の子供たちの学習環境の向上という点からも評価できると思っています。  しかし、気...全文を見る
○浜田昌良君 また、学校での子供たちの熱中症のデータを見ますと、JSC、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の医療費の支給が行われた件数が平成二十六年度で四千百八十六件もあるわけです。死亡件数も、過去二十五年間で八十一件、小中高別では、高校生が最も多く五十六名、形態別では、...全文を見る
○浜田昌良君 今日は経済政策についての集中審議でありましたけれども、再度、成長と分配の好循環が全国民に実感できますように、企業内、企業間、そして地域間の分配政策を強力に進めていくことを安倍内閣に求めまして、私の質問を終えさせていただきます。
03月31日第190回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  経済産業委員会で質問させていただくのは十年ぶりでございまして、そういう意味では古巣に帰ってきた思いでございます。  本日の審議はNEDO法でございますけれども、いわゆる京都メカニズム業務が終了した、そのための条文を削除すると、そ...全文を見る
○浜田昌良君 今農水副大臣から御答弁もございましたが、具体的に言うと、セルロースナノファイバーなどを使った次世代素材活用推進事業、三十三億円などが現在農水省と環境省、経産省との間で検討中との話も聞きました。これについては、いわゆる木質材料を使っている、軽量化であるということでもあ...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣が答弁いただいたのは次の質問だったんですけれども。  次の質問がその与党税制大綱の今大臣が述べられました森林環境税の関係でございまして、これについては、現在、市町村がいわゆる県民税、住民税や法人住民税を活用いたしまして、最初に高知県がスタートしたんですが、全...全文を見る
○浜田昌良君 私も通産省に二十三年おりまして、石油部におりましたので大体実情は分かっているんですが、実は経済産業省は地球温暖化対策税のこの森林分野に使うことについて、また森林環境税については必ずしも積極的ではないんですよ。事情はよく分かっています。  とはいうものの、地球温暖化...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  NEDO法の方にちょっと戻りたいと思いますけれども、NEDO法については、この法律自身は反対するわけじゃないんですけれども、ちょっと気になるところがありますのが、例えば今出ましたウクライナなんですね。ウクライナについては、実はプロジェク...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。     ─────────────
04月13日第190回国会 参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会 第5号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  昨年十月まで二年九か月間復興副大臣として福島に常駐しておりましたので、復興特で質問をさせていただくのは三年ぶりでございます。  前回のこの復興特、三月二十二日でございますが、森委員から、いわゆる十八歳以下の医療費無償化の件、健康...全文を見る
○浜田昌良君 関係省庁と連携をして、どういったことができるかと。是非私は交付要綱を改定してほしいと思います。それが隘路になっておりますので、検査院の。  その交付要綱を改定するとなりますと、この県民健康管理基金の主要省庁というのは環境省なわけでございますので、その関係省庁に一番...全文を見る
○浜田昌良君 是非、両省庁連携していただきまして、健康管理基金からいわゆる十八歳以下に医療費無償化が支出できないという状況、いろいろ大きな問題になっておりますので、福島の子供たちが安心できますよう、またその親御さんたちも安心できますように協力をお願いしたいと思います。  続きま...全文を見る
○浜田昌良君 自主避難者の方々の支援の一つとして高速道路無料化というのがございまして、これは、私担当させていただいて実現させていただきまして、更に来年三月までまた今回延長していただきました。  山形とか新潟の方々はこれ多く使っていただいていまして好評ではあるんですが、京都とか行...全文を見る
○浜田昌良君 今の御答弁で、飛行機代とか鉄道代というのは経費の中に含まれるという理解でよろしいんですね。
○浜田昌良君 ありがとうございました。  県によりますと、延べ千世帯ぐらいの方々にそういう福島に情報のネットワークをつくっていただくということも計画していると聞いておりますので、是非、復興庁も前向きにその提案を受け止めていただきたいと思います。  続きまして、今もございました...全文を見る
○浜田昌良君 マクロとしては、URだとか雇用促進住宅だとか公営住宅でこういうことをやっていますよという情報は発表になっているんですが、自主避難者のお住まいの地域でそれぞれどういう住宅があるんだというミクロの情報は余り届いていない感じがするんです。  そういうミクロの視点で、もう...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございます。  そのミクロの話の一つなんですが、今、雇用促進住宅に自主避難されている方々は全国で八百九十七世帯、これ平成二十八年二月末のデータでございます。一番多く住まわれているのが北海道札幌市の桜台住宅で、ここでは九十九世帯の方がお住まいになっています...全文を見る
○浜田昌良君 今の答弁聞いて、桜台住宅の方は少し安心されたと思います。  次に、双葉町から要望されている一つとしまして、東日本大震災のアーカイブ拠点施設というのがあるわけです。これは、東日本大震災のいろんな記憶というものを風化させていかないためにも重要でありますし、また、双葉町...全文を見る
○浜田昌良君 今日は、福島県の子供たちの医療費の無償化の問題、これにつきましては復興大臣の方から関係大臣としっかりと検討してまいりたいという前向きな答弁もいただきましたので、是非、これについて少し新聞報道もあって不安も広がっております。早急に方向をはっきりさせていただきたいと要請...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  今般の熊本地震につきましては、お亡くなりになりました方々に改めてお悔やみの言葉を述べたいと思いますし、また、今なお不自由な避難生活をされている方々、また被災された方々に心よりお見舞い申し上げたいと思います。  今回は、住宅だけじ...全文を見る
○浜田昌良君 直接被害だけじゃなくて間接被害につきましても相談が来ているという状況だと思います。  今ほどございましたように、ある部品工場から部品が止まって全国の組立て工場が止まると。そうすると、ほかの県の部品工場さんが、自社は別に他県なので影響はないんだけれども、納入が遅れて...全文を見る
○浜田昌良君 被災されました中小企業に対しましては、当面は支払猶予であったりとか、また、今ございましたように金融面ですね、政府系金融機関の融資だったり保証というものが中心になっているわけでございますが、その時期を越えて、これから事業再開といいますか、復旧をされるとなってきますと、...全文を見る
○浜田昌良君 是非、いろんな現場の声を受けていただいて、現場の事業者の方々が立ち上がれるように手厚い支援をお願いしたいと思います。  続きまして、地方版政労使会議について話を移りたいと思います。  この件につきましては、三月七日の予算委員会でも林大臣に要請させていただいたとこ...全文を見る
○浜田昌良君 今ほどございましたように、地域の金融機関に目利き機能あるので参加していただくという話もあったんですが、そういう意味では、金融と同時に、経産省のいろんな助成メニューも生産性向上には重要でございますので、経産省にはよろず支援拠点が四十七都道府県にあるわけでございますので...全文を見る
○浜田昌良君 よろしくお願いしたいと思います。  あわせて、今般、中小企業庁中心になっていただきまして下請取引の実態調査、詳しくやっていただきました。これについては、調査のための調査に終わることなく、これをいかに取引の改善につなげていくかが重要でございまして、そういう意味では、...全文を見る
○浜田昌良君 安倍総理は成長と分配の好循環をつくり上げるとおっしゃいまして、そういう意味で、大企業中心の経済の果実というものをいかに中小企業に分配をしていくかという意味では、この下請取引を改善していくことがひいては日本経済にとってプラスであると、物づくりにとっても、大企業の裾野が...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
05月10日第190回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。おはようございます。  本日はいわゆる使用済燃料再処理法の審議でございますが、その前に少し、前回もこの場で質問させていただきましたものづくり補助金について質問をさせていただきたいと思います。  これにつきましては、前回、熊本の震災も...全文を見る
○浜田昌良君 今、申請書類のマニュアルという話もありました。これ非常に重要でございまして、実は、確かに申請書類見させていただきました。裏表で三枚、合計六ページの申請書なんですが、この中で、5.の具体的な事業内容、この項目についてこういう注意書きがあるんですね。主にこの内容について...全文を見る
○浜田昌良君 是非、事業者の置かれている状況を、つぶさに寄り添う視点でそういう対応を取っていただきたいと思います。  それでは、本題の方に移りたいと思います。  本日の法案でありますけれども、いわゆる使用済燃料の再処理法案でありますが、実は、この元々の法案は、今から十一年前、...全文を見る
○浜田昌良君 今の点につきましては、衆議院の審議の際に附帯決議がなされています。どういうことかというと、「核燃料サイクル政策の将来における幅広い選択肢を確保する観点、さらに、すでに発生している研究炉の使用済燃料や福島第一原子力発電所の使用済燃料対策の観点から、使用済燃料の直接処分...全文を見る
○浜田昌良君 大臣から今プルトニウムの適切な管理の方の答弁をされたんですが、今質問させていただいたのは法律のいわゆる見直しのところでございますので、そこはもう一度、再答弁お願いしたいと思います。
○浜田昌良君 多様なオプションを検討していただきまして、その後の事情変化も踏まえてしっかりと三年見直しについてはしていただきたいと思います。  今大臣からも総括的に御答弁いただきましたが、少しテーマを区切って質問をさせていただきたいと思います。  プルトニウムバランスについて...全文を見る
○浜田昌良君 先ほども大臣からは、中長期的にプルトニウムが増えていくことはないと明確な答弁もあったわけでありますけれども、二〇一八年度上期までに再処理施設が稼働予定となっておりまして、そのときまでに電気事業者はプルトニウム利用計画を策定すると、そういうことになっているわけでござい...全文を見る
○浜田昌良君 今政務官の方から、事業者が策定するプルトニウム利用計画につきましては、二〇一〇年のものについては二〇一五年という年数があったことから、今後策定されるものについても五年とか十年という年数が一定明確にされると。このことは重要だと思います。このことが、日本がいわゆる明確に...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣から、当然のことながら認可しないという明確な答弁がございました。  その認可しないという条文上の根拠なんですけれども、これについては法律の四十五条二項一号に、再処理等が適切かつ確実に実施されると見込まれるものであることということに該当しているかどうかで判断さ...全文を見る
○浜田昌良君 是非そういう方針で取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、エネルギー基本計画の部分に質問を移りたいと思いますが、エネルギー基本計画、平成二十六年四月十一日に閣議決定されておりますけれども、ここにおきましては、再処理やプルサーマル等の推進についてはこういう...全文を見る
○浜田昌良君 今、軽水炉プロセスについての御説明があったわけですが、次に、いわゆる高速炉プロセスについての研究の状況について文科省にお聞きしたいと思います。  これについては、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度の研究として進められている核変換技術、高速炉利用型というのと階層型...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁にマイナーアクチノイドという言葉がありましたが、いわゆる半減期が非常に長いものを短くしていくという研究は重要なんですが、数億円程度の研究というのはちょっと、もうちょっと拡充した方がいいんじゃないでしょうかね。これについては、そういう高速炉を使ったプロセスについ...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、参考人の皆様の貴重な御意見をいただきまして、御礼申し上げたいと思います。  今回の法改正は、既認定未稼働案件を減らしていくと、その趣旨は賛成でございまして、ただ、具体的な法運用していく上では幾つか注意しなきゃいけない点も...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
10月25日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日はパリ協定の審議でございますが、午後にも環境大臣が入られまして、重点的にも審議をさせていただきたいと思います。  まず最初に、南スーダンPKOについてお聞きしたいと思います。  本日、派遣継続の閣議決定が朝なされました。十...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣が答弁されましたように、南スーダンPKOで我が国が担当しているのは施設部隊でございます。この任務は、比較的治安が安定していると言われている首都ジュバの国連施設内での施設建設が主任務でありますが、安全が確保されていると判断されている場合には国連施設外に出ての道路...全文を見る
○浜田昌良君 我が国PKOの世界での活動については多くの国民が支持しているところでありますけれども、それはあくまでも現場の自衛官などの安全確保がなされていること、また、そのことについて国民が理解していることが大前提であるということを申し上げておきたいと思います。  次の質問に移...全文を見る
○浜田昌良君 今外務大臣から、このメキシコ、オーストリアの決議については具体的文言はまだ調整中という答弁もございました。是非調整を精力的にやっていただいて、まさに橋渡しの国として、開かれるであろう国際会議が日本の安全保障環境にとってもプラスになる、また核兵器のない国を実現していく...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  午前中に引き続きまして、パリ協定の質問に入りたいと思います。  午前中の質問で、同僚議員から、このパリ協定の第一回締約国会合、協定上、そこの場で議論されることが六項目あるという外務省の政府委員からの答弁もございました。つまり、何...全文を見る
○浜田昌良君 それぞれ重要な項目でありますが、少し聞き方を変えて質問したいと思いますが、我が国が議論を主導してきている二国間クレジット、JCMでありますが、これがまた、従来の京都メカニズムでは、類似のメカニズムでCDMとありました。それぞれパリ協定の何条何項に該当すると日本は考え...全文を見る
○浜田昌良君 そうしますと、今の御答弁で、いわゆる京都議定書上のCDMは六条の四から七、JCMは六条の二から三ということですから、今回の第一回締約国会合で議論するルールである六条の七というのにはJCMは当たらないと。そうすると、JCMのルールメーキングはどういうふうに議論されてい...全文を見る
○浜田昌良君 それでは、我が国が議論を主導してきました二国間クレジットについて、日本、またブラジルなどの国々の間で考え方の違いが出ているという御指摘もあるわけですが、どういう議論の状況なんでしょうか。  また、今経済産業省や環境省ではJCMのモデル事業をしていると思いますが、そ...全文を見る
○浜田昌良君 少し長い質問になってしまいましたが、今までの答弁を総合しますと、日本は、このJCM、二国間クレジット、六条の二に基づく割と緩やかな制度でやっていこうという考えであると。一方、ブラジルやEUは六条の四という割と固い制度、京都議定書上のCDMに近い、そういうメカニズムで...全文を見る
○浜田昌良君 是非、この構造的課題の改善を両省協力してお願いしたいと思いますが。  最後に、我が国の目標について質問したいと思います。  これにつきましては、先ほど福山委員の方から今後の目標引上げについての質問ございましたので、私は長期目標について質問させていただきたいと思い...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日からいよいよ参議院でもTPPの委員会審議が始まったわけでございますが、先週十一月八日、アメリカで大統領選挙がございました。ドナルド・トランプ氏が激しい選挙戦、勝利されたわけでございますが、このTPPの行く末にも関係しますので、...全文を見る
○浜田昌良君 少し質問の順番を変えてお聞きしたいと思いますが、十月にトランプ氏の外交アドバイザーを務めるマイケル・フリン元国防情報局長が来日されまして、菅官房長官と会談し、フリン氏が、トランプ氏が大統領に就任しても安全保障政策は変わらないと発言したと報道されておりますが、安倍総理...全文を見る
○浜田昌良君 一方、トランプ次期大統領は、選挙キャンペーン中、在日駐留米軍の費用負担の大幅拡大や我が国の核武装容認なども訴えていたのも事実でございます。十七日の会談の際には、我が国が核武装を行う意思は全くないことを是非お伝えいただきたいと思いますが、今言われましたこの日米同盟の相...全文を見る
○浜田昌良君 トランプ氏は、激しい選挙戦中、ほかにも過激な発言が報道されておりました。  例えば地球温暖化対策のパリ協定、本年九月にオバマ大統領は率先して承認いたしましたが、トランプ氏はこの協定からの離脱を訴えていました。しかし、十一月四日に発効したパリ協定上は、三年間脱退通告...全文を見る
○浜田昌良君 トランプ次期大統領はビジネスマンであります。そういう意味では、米産業界がトランプ次期大統領の考えを少し変えていただけるように、そう期待をしているわけでありますけれども。  次に、安全保障の観点でございます。  これにつきましては、民主党、共和党の歴代国防長官七名...全文を見る
○浜田昌良君 ただいま外務省から紹介していただきましたが、アメリカの産業界、また、いわゆるアメリカの安全保障関係者の方々はやはりこのTPPに大きな意義を認めているわけでございまして、そういう意味では、次期トランプ政権が発足するに当たりまして、これらの意見に是非耳を傾けていただきた...全文を見る
○浜田昌良君 今総理から御答弁いただきましたように、このTPPは、いわゆる弱肉強食のレッセフェールの自由化ではなくて、やはりいろんな方々の参加、また配分をしっかり考えた自由化協定であるということをしっかりと日本としても発信していく必要があると思います。  一方、現在交渉中を含め...全文を見る
○浜田昌良君 今外務大臣から、ルール作り、率先して日本はいきたいという御答弁いただきましたが、TPP、これは世界のGDPの四割と言われておりますが、これは、より市場の大きく将来の発展性も大きいFTAAP、世界のGDPの六割と言われています。さらに、人口が今後増えていきます。人口が...全文を見る
○浜田昌良君 今、安倍総理より、APECの際にこのTPPの首脳会談、アメリカも参加をするという話がございました。是非もう一度この十二か国でTPPを進めていくという再確認をしていただきたいと思いますし、あわせて、このRCEP、ある国際経済学者に言わせますと、FTAAPに至る二つの経...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁いただきましたように、聖域なき関税撤廃ではない結果を外交交渉としてなし得たわけでありますが、それでも、この表にありますように、重要五品目でいわゆる百七十の細品目分類ですね、この分野については単に即時撤廃ではないものも多いと思いますけれども、関税撤廃がなされる...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、我が国農林水産業に影響を極力及ぼさないような、そういう考えに基づいて撤廃されたわけでございますけれども、それでもやはり影響はゼロではないわけでございます。そういう意味では、このマイナスの影響をいかに最小化していくか、またプラスの影響をいかに最大化し...全文を見る
○浜田昌良君 是非、万全の対応をしていただきまして、今後、TPPのみならずRCEP、FTAAPと、経済連携協定をしていく上で農業の体質強化をお願いしたいと思います。  続きまして、先ほども同僚議員から質問がございました。一般の方々のやはり不安というのは食品の安全の問題かもしれま...全文を見る
○浜田昌良君 是非、技術の進歩にうまく合わせながら、それを活用して、そして消費者の方々が安心できる体制の構築に総理のリーダーシップを期待したいと思います。  重要五品目以外の分野では、多くが、先ほどの表によると、九〇%が関税撤廃されますが、関連業界との連携、さらには自治体との連...全文を見る
○浜田昌良君 是非、こういう関税撤廃に立ち向かっていこうという産業界の支援をお願いしたいと思います。  最後に、十月二十七日に国連総会第一委員会で採択されました核兵器禁止条約を交渉するための会議開催についての決議について質問させていただきたいと思います。  核兵器保有国と非保...全文を見る
○浜田昌良君 その際、我が国が持っている外交ツールが一つあるわけですね。  NPDI、軍縮・不拡散イニシアティブ、我が国が議長をしておりますが、二年前の四月には被爆地広島でNPDIの外務大臣会合も開催いたしまして、核兵器の非人道性への共感を広げるべく、世界の政治指導者の広島訪問...全文を見る
○浜田昌良君 最後でありますが、安倍総理にお願いがあります。  十一月十七日にトランプ次期大統領と会われる予定と聞いております。トランプ候補時代には核武装という発言もあったわけでありますので、核兵器のない世界に向けての共通の意思を是非確認していただきたいというのが私の願いでござ...全文を見る
○浜田昌良君 最後になりますが、アメリカ次期トランプ大統領との信頼関係構築による米国政権の予見可能性を高めていくとともに、保護主義的、排外主義的な風潮の世界での蔓延防止の先頭に安倍総理に立っていただくことを再度お願いいたしまして、そのためにもTPP早期承認を訴えて、質問を終えさせ...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  私は、パリ協定について今日は質問させていただきたいと思っています。  十一月七日から十八日まで、先週金曜日までですが、開催されていましたマラケシュでの気候変動枠組条約、COP22とパリ協定のCMA1、締約国会合の一回目が開かれた...全文を見る
○浜田昌良君 今大臣から総括的評価をいただきました。  まず、当初、CMA1が開かれると、我が国の協定上の立場がオブザーバーであるがゆえに、そこでルールが全部決まってしまうと決定権がないじゃないかという話がありましたが、ルール自体が二〇一八年までに決定していくという期限が示され...全文を見る
○浜田昌良君 京都議定書は、アメリカは署名しながらも参加できなかったという事実があるわけでございまして、そういう意味では、引き続き地球温暖化対策、世界まとまるためにも日米間の対話を強めていただきたいとお願いしておきたいと思います。  そして、今までの答弁にございましたように、い...全文を見る
○浜田昌良君 今、松村副大臣からの御答弁で、決して脱JCMではないと、むしろJCMの効率化、補助金に依存しないJCMと答弁がありましたが、じゃ、そのイメージされているJCMというものは、いわゆるパリ協定上の六条二項の範囲の中でやるものなのか、範囲外でやるものなのか、どちらなのか御...全文を見る
○浜田昌良君 今、高科審議官から、あくまでも経産省は六条二項の中でやるという答弁がありました。つまり、これは大きなポイントでありまして、六条二項の中でやるということは、あくまで国が決定する貢献、いわゆるNDCですね、この削減量としてカウントできるものと位置付けられるわけです。 ...全文を見る
○浜田昌良君 そうしますと、あくまで経産省が長期地球温暖化対策プラットフォームの中で検討しているものは、六条二項の中でやるものもあれば、六条二項の外でもやるものがあると、そういうことなんですか。
○浜田昌良君 ということで、日本のJCMというものが、六条二項でやるものもあれば、それ以外でやるものもあるという考えなんですが、次に環境省の方にお聞きしたいと思います。  まず、そもそも環境省で今までJCMをやってこられまして、これについては秋の行政レビューで指摘を受けたと聞い...全文を見る
○浜田昌良君 今副大臣から御答弁いただきました。秋の行政レビューで指摘をいただいて、そして重点化、効率化していって、特に重要なのは環境省と経産省が本当にうまく連携していただきたいということなんですね。やはり、補助金でやる部分もあります。補助金から、より民間活力を使っていく、ODA...全文を見る
○浜田昌良君 終わります。
11月22日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  最初に、今朝、福島沖で地震がございました。被害に遭われました方々に改めてお見舞いを申し上げたいと思います。  先週、この委員会で、金曜日、参考人質疑がございました。その際、今ほども議論になりました食の安全の関係で、WTOのSPS...全文を見る
○浜田昌良君 そうしますと、先週金曜日、参考人質疑ございましたA参考人、B参考人というのは、B参考人の見解が、理解が正しいということなんですが、ただ、今回のTPP協定にはいろいろな手続規定が書いておりまして、その手続規定、上乗せ規定的なものを適用するとWTOで守られている権利が行...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁がありましたように、TPP協定としてはWTO・SPSの権利義務はしっかり確保されていると。その上で、透明性なり、CTCという言葉がありました、コーポラティブ・テクニカル・コンサルテーションということで、早期に問題を解決していこうということが書いているだけでござ...全文を見る
○浜田昌良君 TPPに関しては、賛成の方もおられますし、反対の方もおられます。ただし、それが誤解に基づく反対というのは一番悲しいと思いますので、正しい理解を一般の方にも、また専門の方にも広く広げていただきたいと思います。  次に、協定また関連法案について直接質問させていただきた...全文を見る
○浜田昌良君 今、石原大臣から御答弁いただきましたように、地理的表示の国内法につきましてはTPPの発効とは関係なしに法施行されるという、そういう陣立てになっております。  この地理的表示って何かといいますと、元々はTRIPS協定、平成六年だと思いますけれども、知的所有権の貿易関...全文を見る
○浜田昌良君 今答弁ございましたように、今年の二月四日付けで交換公文がされておりまして、これについてはアメリカがTPPを承認するかしないにかかわらず手続を進めていくと。これ、大きなことなんですね。と申しますのも、この地理的表示というのが、地理的表示用の独自の制度を持っている国と、...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁ございました、いわゆる地域団体商標と比べまして品質に着目したブランド化ができる、またその取締り、例えば商標の場合は自分自身が、商標権者がチェックをしないと権利を守れないのに対しまして、行政機関がちゃんとこれを守ってくれると、こういうメリットがあるわけです。こ...全文を見る
○浜田昌良君 今、農水大臣から御答弁いただきましたように、通常品に比べて五割も価格アップのものがあると。さらに、それを目玉にして観光開発もされているというのがヨーロッパの状況でございまして、実は今回のTPP協定十二か国の中で地理的表示を持っている国は、日本以外にはベトナム、マレー...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、カナダも独自の制度はなりませんでしたけれども、地理的表示の相互承認に乗り出してくると。また、ヨーロッパは関心がありますので、今後、日EUの中で取り組んでいただいて、そのためにも国内法をしっかり作っておかなければ相互承認もできないわけでございますので...全文を見る
○浜田昌良君 二国間また多国間での相互承認とともに、国自身が商標登録をすることによってGIマーク自身を守っていくということが重要と思います。  次に、酒類につきましては、冒頭申し上げましたように、日米間で地理的表示、これの相互承認が進んだわけでございますが、じゃ、今後、農産物等...全文を見る
○浜田昌良君 いろんな工夫をしながら、制度の違いがありますけれども、特に日本食、これは今後アメリカにいろんなものを輸出していくときにそれを守る、品質とブランドを守っていくと、重要と思いますので取り組んでいただきたいと思いますし、それは農産物だけではなくて酒類も同じでございます、日...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、海外との相互保護が広がっていくとなると、どれぐらい今度は国内の地理的表示の対象品目を増やしていくかという話なんですね。まだ二十品目ちょっとということでは保護する対象が少ないわけでありますし、一方では、いわゆる地域団体商標という、これは先ほど言いまし...全文を見る
○浜田昌良君 この地理的表示、本丸はやはりヨーロッパだと思っています。そういう意味では、この法律が公布から二か月で施行されますので、早期成立をお願いして、私の質問を終わります。
11月24日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日審議されます防衛省給与法につきましては、私は賛成でございます。その前提で、今ほども御議論ございました南スーダンPKOについて質問させていただきたいと思っています。  十月二十日の本委員会で、異例かもしれませんが、我が党の山口...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では実施計画に明確に書いていただくことは意義が大きいと思いますが、じゃ、これをどう実施するかと、判断をしていくかという問題ですね、今ほどもジュバを始め治安状況は良くないということが言われておるわけでございますので。  それで、日本が南スーダンに派遣して...全文を見る
○浜田昌良君 今の答弁で、あくまで安全を確保しつつ有意義な活動を実施するということは、施設部隊としての任務であるということが明確になったと思います。  続きまして、今回は、今ほども御審議がありましたように、任務遂行の武器使用ができるわけでございます。そういう意味では、いわゆる自...全文を見る
○浜田昌良君 今御答弁ありましたように、任務遂行の武器使用でありますが、今回の駆け付け警護の場合は非常に抑制的になっているということでございます。警察官職務執行法よりもより一段厳格になっておりますし、逆に言うと、海上警備行動、海賊対策は警察官職務執行法よりも一段、少し付け加わって...全文を見る
○浜田昌良君 なぜこれを聞いたかといいますと、今、南スーダン、まあジュバ中心ですが、邦人は約二十名と聞いております。その方の多くは大使館員であったりとか国連職員であったり、そういう方でありますので、いわゆる大使館の内であったりとか、また国連のコンパウンド内におられることが多いと思...全文を見る
○浜田昌良君 そういう意味では、レベルの変更に応じまして駆け付けのニーズも変わっていくと思いますので、適切に対応をお願いしたいと思います。  続きまして、新任務の駆け付け警護の対象なんですけど、マスコミの報道にも少し混乱があるような感じがするんですよね。実際は、本来任務をしてい...全文を見る
○浜田昌良君 もう時間がないので質問しませんが、個別具体的に申し上げられないという答弁自体が逆に過大な期待を呼ぶかもしれません。  これは防衛大臣にお願いしておきたいんですが、そんなにこれが何でもできるわけじゃないんだということは、オールマイティーではない、駆け付け警護は、でき...全文を見る
11月25日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  本日は、四人の公述人の皆様、貴重な御意見いただきましてありがとうございます。  まず、順番にお聞きしたいと思いますが、根本公述人に二点お聞きしたいと思います。  先ほど意見の中で、TPPは二十一世紀型のルールであるという話があ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  現時点ではあくまでもTPPを追求すると、特に累積原産地規則を適用する上ではマルチの方が効果があるという御意見もいただきました。  続きまして、内田公述人に三点お聞きしたいと思っています。  御説明の中で、グローバル化の負の側面に着目...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  次に、萩原公述人にお聞きしたいと思います。  先ほど、保護主義と自由主義、非常に興味深い御意見いただきました。確かに、我々は二分論で議論しているわけじゃなくて、ただ、あくまでも、多国間貿易協定なり二国間協定はWTOの例外という位置付け...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  済みません、住江公述人、聞けなくて申し訳ございません。不手際で申し訳ございませんでした。  終わります。     ─────────────
12月09日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号
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○浜田昌良君 公明党の浜田昌良でございます。  十一月十一日に当特別委員会がスタートいたしまして、昨日までに六十一時間超の審議をしてまいりました。衆議院では四十七時間弱でございますので、時間的にも大幅に審議をしてまいりましたし、内容的にも与野党を通じて充実した審議がしてこられた...全文を見る
○浜田昌良君 今、総理から答弁ございました。今回のTPPは、単に物品の関税率下げるだけではなくて、ルールを決めていくと。中小企業への支援、またそれへの参加、労働、環境、女性の参加、そして国有企業の競争条件、こういうルールを世界の標準にしていくという大きな意義、私はあるんだと思って...全文を見る
○浜田昌良君 今、農水大臣から答弁ございました。このGI、地理的表示については、TPP協定上も異例な協定の書き方になっているわけですね。十八・三十一条、三十二条で、協定発効前にもこれを実施していくということもあって、この法施行を前にしている。そういう意味では、この地理的表示法は、...全文を見る
○浜田昌良君 多分答弁は役人が書いたんで、一番重要なところのいわゆる衛生植物検疫措置の暫定的な採用、維持のところがちょっと答弁がなかったんですが、これについては石原大臣が以前答弁されていますので、権利として認められていますから、どうしてもこれは非常に保護的な対応をしますので、そこ...全文を見る
○浜田昌良君 ありがとうございました。  もう時間がないので、図表を一枚配らせていただきました。これは何かというと、元世界銀行のアナリストのブランコ・ミラノビッチさんの著作にあります、横軸が世界所得分布を、いわゆる最貧層を五、最富裕層を一〇〇、縦軸が、一九八八年、いわゆるベルリ...全文を見る