伊藤岳

いとうがく

選挙区(埼玉県)選出
日本共産党
当選回数1回

伊藤岳の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第204回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  国立研究開発法人情報通信研究機構法改正案についてお聞きします。  改正の一つは、ビヨンド5Gを実現する革新的な情報通信技術の創出のためとして、その研究開発に係る基金が設置されることにあります。  大臣に伺います。日本企業の国際的シェア...全文を見る
○伊藤岳君 改正で、助成金交付業務の対象について、高度通信・放送研究開発の全体に拡大する、まあ基礎研究を含め研究開発事業に助成しようというものだと思います。  基金に三百億円という巨額な税金が拠出をされて、研究開発企業につぎ込まれるということになります。この基金による委託、助成...全文を見る
○伊藤岳君 5Gの段階のときには、技術開発が適切だったのかなどの評価は示されていないんですね。是非十分な検証を求めたいと思います。  次に、新型コロナ感染対応について幾つか伺います。  感染対策の急所として時短要請に応えた飲食業への協力金が給付をされます。この協力金について、...全文を見る
○伊藤岳君 私が聞いているのは、現に営業を続けられない店舗があることをどう見るのかということです。本人も家族も暮らしが成り立たなくなる。  先ほど資金繰りの話をされましたけれども、この居酒屋オーナーは、持続化給付金を百万もらったが、昨年は七百万円の赤字でした、政策金融公庫から三...全文を見る
○伊藤岳君 聞いてくださいよ、副大臣。先ほど、もう借りられないと言っているんですよ。協力金は不十分、持続化給付金は一回ぽっきり、家賃支援給付金は打切り、あとは融資でという政府の対応では営業はもたないんですよ。そこをしっかり見ていただきたいと思うんです。  飲食店は感染対策を実施...全文を見る
○伊藤岳君 共通して、もって三月までですと肩を落とされているのが飲食業の方々です。一つの飲食店も潰さない対応を強く求めて、質問を終わります。
01月28日第204回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、国立研究開発法人情報通信研究機構法改正案に対する反対討論を行います。  本法案は、ビヨンド5Gを実現する革新的な情報通信技術の創出を推進するため、情報通信研究機構の助成業務の対象を拡大して新たな基金を設立するものです。  これまでも同機...全文を見る
○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  全国各地の病院などで新型コロナ感染のクラスターが発生をしています。厚生労働省新型コロナ感染症対策本部DMATが十六県、百六十一か所、クラスター対策班が三十九県、百二十六か所のクラスターの現地に派遣されていると聞いています。かなりの箇所に上...全文を見る
○伊藤岳君 クラスターを止める上でPCR検査の徹底が鍵になっています。  広島県内のある病院で十二月中旬にクラスターが発生しました。しかし、一月十日には全ての通常業務を行えるまで回復しているそうです。  同病院では、初めて感染が確認された直後から徹底した感染防止策と集中的なP...全文を見る
○伊藤岳君 PCR検査の徹底においては、財政負担の心配をなくすこと、やっぱり全額見るということが重要な課題だと思います。是非検討を更に進めていただきたいと思います。  次に、地方交付税法改正では減収補填債の適用拡大が盛り込まれていますが、関連して特別減収対策企業債について聞きた...全文を見る
○伊藤岳君 コロナ感染の拡大で公立病院の経営は一層深刻となっています。検討を進めていただきたい、強く求めておきたいと思います。踏み込んだ対策、更に。  次に、地方創生臨時交付金に関わってお聞きします。  PCR検査の行政検査費用の二分の一の地方負担分について、菅総理は、地方創...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、PCR検査を含め、地方創生臨時交付金の国庫補助事業の地方負担分を算定基礎とした交付金ですね、地方自治体への交付は今遅れているけれども、三月末までには交付されるということですね。また、来年度に繰り越す分も含めて全額が地方自治体に交付される、届くということでいいで...全文を見る
○伊藤岳君 確認をしたいと思います。  日本共産党は、PCR検査については全額国庫負担で行い、厚労省の感染症予防事業費等負担金の国庫補助を十分の十に引き上げて、直ちに対応することを提案をしています。地方自治体からは、PCR検査の実施に対する国庫負担分の交付への注目が集まっていま...全文を見る
○伊藤岳君 副大臣、事務連絡が非常に分かりづらいという声が多いんです。  今日、配付資料をお配りしました。これ、先日行われた全国都道府県財政課長・市町村担当課長会議の総務省側の発言の抜粋なんですが、例えばこの下から十行目、ある首長さんは、PCR検査の負担金の二分の一負担は自己負...全文を見る
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税等改正案に対する反対討論を行います。  新型コロナウイルスの感染拡大で地方税の減収が大きく見込まれる中、減収補填債の適用拡大は地方自治体の強い要望に応えたものであり、妥当なものです。しかし、国税減収に伴う地方交付税総額の減額に対...全文を見る
02月10日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、本日は貴重な意見ありがとうございました。  参考人のお話にもありましたが、北極でも環境問題は、今、上田理事からのお話もありましたが、氷河、氷床の融解など大問題となっています。  私も、こんな新聞記事を目にしました。永久...全文を見る
○伊藤岳君 こうした環境問題にどう対応していくかが問われていると思います。  先ほど来紹介のあった我が国での北極政策の決定、そこには北極の環境変化がもたらす地球環境問題の解決に向けた科学的知見の積極的発信などが列挙されております。  欧米では、今、グリーンリカバリーが推進され...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。
02月17日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日は貴重なお話をありがとうございました。  生物多様性の劣化が何を引き起こすのか、レッドリストに追加される絶滅危惧種が増えるなど、人間が健康に生きていくための環境を激変させているというお話が今日聞かれたと思います。日本...全文を見る
○伊藤岳君 OECD諸国で何か国ぐらいというのを先ほどお聞きしたんですけど、分かりますか。
○伊藤岳君 生物多様性の劣化が引き起こす一つとして、道家参考人の論文も事務局から配られて、読まさせていただきました。森林破壊によって人が自然の領域に過度に接近したことによって、先ほどもお話がありましたが、コウモリから人への新型コロナウイルスの感染ルートが生まれた可能性が高いという...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。終わります。
02月24日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日はありがとうございました。  パリ協定の一・五度C目標の達成に必要なCO2排出削減のためにも、今日の洋上風力発電やゼロエミッション船、これは大いに期待されるところだと思います。同時に、洋上風力発電と環境の保全との両立...全文を見る
○伊藤岳君 着床式の洋上風力発電の場合、秋田県などでもそのようですが、漁業への影響への心配の声が出されているとお聞きします。  再生エネルギー海域利用法第八条では、発電事業の実施によって漁業に支障が及ぼさないことが見込まれることと、そのガイドラインを定めております。先ほど真鍋参...全文を見る
○伊藤岳君 最後、一言でいいんですが、真鍋参考人、やっぱり漁業との共存といった場合、先ほど来のお話聞いていて感じるんですが、やっぱり浮体式に比べて着床式の場合は、漁業との共存という点でいうと見劣りするところがありますでしょうか。
○伊藤岳君 更なる研究をお願いしたいと思います。  時間になりましたので、田中さんには参りませんでしたけれども、ありがとうございました。
03月12日第204回国会 参議院 本会議 第9号
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○伊藤岳君 私は、日本共産党の伊藤岳です。日本共産党を代表し、地方財政計画外二法案について関係大臣に質問いたします。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年がたちました。大震災で亡くなられた方々に心よりの哀悼をささげます。また、被災された皆さんに深くお見舞いを申し上げ...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  外資比率を偽って申請したことにより、東北新社の子会社、東北新社メディアサービスが認定取消しとなる問題で、昨日の参議院予算委員会、本日の衆議院予算委員会と議論が交わされました。  東北新社中島社長は、外資比率が二〇%を超えていたことについ...全文を見る
○伊藤岳君 午前中の審議で鈴木参考人は、課長就任当初でたくさんの方から御挨拶をいただいて記憶にないと言われましたが、木田氏、また菅正剛氏とは何回も会っていた仲だとも言われていました。記憶にないは通用しないのではないですか。  木田氏、菅氏は、就任の挨拶に来られましたか。
○伊藤岳君 何回も会っていた仲なんでしょう。挨拶に来たかどうかも分かりませんか。もう一度答えてください。
○伊藤岳君 まだその重要な報告を受けた話はしてないんですよ。  また聞きます。  木田氏とはいつ頃知り合いましたか。
○伊藤岳君 菅正剛氏とはいつ知り合いましたか。また、菅正剛氏が総理の長男と知ったのはいつですか。
○伊藤岳君 菅正剛氏が大臣秘書官だったときに、鈴木参考人、大臣官房にいらっしゃいましたよね。そのときには御面識はありませんでしたか。
○伊藤岳君 余り面識ないということは、面識はあったということですか。認識はしていた、話はしたことがあった。
○伊藤岳君 二〇一三年頃知り合ったというあなたのことを信用するとすると、その後、木田氏や菅氏とは会食を共にしたことはありますか。
○伊藤岳君 これ、不思議なんですよね。何回も会ったことがあると言われた木田氏、菅氏、そして、わざわざですよ、東北新社の中島社長があなたに面談をしたと指定してくるあなたが、東北新社からの会食リストにあなたの名前一回も出てこないんです。あなただけ外されたんでしょうか。
○伊藤岳君 大臣、鈴木信也氏の会食も徹底的に調べていただけますか。
○伊藤岳君 いずれにしても、何回か会っていた。  外資比率の話に関わる話は聞いたことありますか。
○伊藤岳君 東北新社の中島社長は、井幡課長がお休みだったから鈴木課長に面談したとも、かなり具体的に詳細に語られました。  この件、調べて確認しましたか、鈴木参考人。
○伊藤岳君 いやいや、中島社長が、井幡課長がお休みだったから鈴木課長、あなたに面談したと言われたんですよ。そんな重要なこと言われたのに、午前中から随分時間たっているのに調べもしていないんですか。井幡課長に聞けばいいじゃないですか。聞いていないんですか。
○伊藤岳君 そういうことだから記憶が戻らないんですよ。こんな重大な証言があるんだからすぐ聞くべきじゃないですか。私だったらそうしますよ。私、そんな疑われることしませんけれども。  武田大臣、この井幡課長について、この東北新社の中島社長の証言について確認をしていただきたい、若しく...全文を見る
○伊藤岳君 いずれにしても、今の段階では、鈴木参考人の面談があったのかどうかというのは否定できない状況にあると思います。この問題の非常に勘どころでありますので、大臣、しっかり調査をお願いしてほしいと思います。  スガ官房長、スガ官房長は井幡課長の休暇状況について、(発言する者あ...全文を見る
○伊藤岳君 省内にいるんでしょうから、五分もあれば聞けることだと思います。直ちに聞いてもらいたい。遅いと思いますよ。  その際に、東北新社の中島社長が八月四日に外資規制に違反していることに気付いた。これ、カレンダー調べてみましたら、二〇一七年の八月四日というのは金曜日なんですよ...全文を見る
○伊藤岳君 官房長、課長が面談する際には、普通単独で会うんですか、また誰か同席者がいるんですか。
○伊藤岳君 先ほど芳賀議員の質問の際も聞かれていましたけれども、その課長の面談の際、普通、応接録というものは取るものなんですか。
○伊藤岳君 その事案事案とはどういうことでしょうか。
○伊藤岳君 普通、課長ならば応接録があるものなんですか、一般論として。応接した記録ですよ、面談した内容を書いている記録。
○伊藤岳君 私、日頃、総務省の官僚の方々と国会議員としてお付き合いさせていただきますけど、課長が面談するときに同席者がいないことがあるとか記録を取っていないとかって、普通、私考えられないと思うんですけれども。  もう一度答えてください。どうですか。
○伊藤岳君 それでは、先ほど大臣が調査進めていただくという話でしたので、是非、同席した方がいたのかどうか、いた場合には聞き取りもしていただきたい。そして、応接録があれば当委員会に提出を求めたい。どうでしょうか、局長。
○伊藤岳君 もし、鈴木課長、当時、鈴木参考人が面談をしていないんだとしたら、東北新社の外資規制違反、これがどのように対応されたのだろうかという疑問が残ります。  今日、資料をお配りしました。御覧いただきたいと思います。  真ん中辺り、二〇一七年一月二十四日に東北新社がBS4K...全文を見る
○伊藤岳君 局長にも確認をいたします。  この有価証券報告書は、今の地域放送課ですか、が確認していたはずだという話が鈴木参考人からありましたけれども、この有価証券報告書というのは一体どの部署とどういう方がチェックするものなんでしょうか、教えてください。
○伊藤岳君 先ほど鈴木参考人が、井幡課長のところで見ていたはずだという話がありましたが、それは見ているんですね。
○伊藤岳君 鈴木参考人、じゃ、もう一度答えてください。
○伊藤岳君 いや、鈴木参考人、もう一度お伺いします。  地域衛星課が有価証券報告書を担当する課なんですね。
○伊藤岳君 そうすると、吉田局長に聞きたいんですが、この有価証券報告書の見過ごしは、井幡課長のところに責任の所在はあるということになりますか。
○伊藤岳君 どうもしっくりしませんね。  有価証券報告書、こういうのをやっぱり見るとしたら井幡さんのところだということですね、見るとしたらね。そのところでこんな重大なことが見過ごされていた。本当大変なことだと思います。  そもそも、局長にもう一度聞きますが、過去に有価証券報告...全文を見る
○伊藤岳君 過去に今回のような例がありましたか。有価証券報告書で外資比率が二〇%を超えていたというようなことなどのミスはありましたか。
○伊藤岳君 だから、有価証券報告書の外資比率が超えていることを見過ごすなんということはほとんどあり得ないことでしょう。絶対と言っていいほどあり得ないことだと思いますよ、こんなことは。何かありますか。
○伊藤岳君 それでは、秋本芳徳参考人にお聞きします。  この有価証券報告書が提出された時期に東北新社側との会食はありましたか。
○伊藤岳君 資料を使っていただけてありがとうございます。  まさに二〇一七年三月三十一日に有価証券報告書が明らかになって、五月二十六日に木田氏を含めて一人当たり二万三千七百五十円の会食をされていると、木田氏も同席をしていたということですね。  これ当然、外資比率について聞いた...全文を見る
○伊藤岳君 東北新社以外の方が参加したことは覚えていて、外資比率のことが出たかどうだか覚えていないんですか。
○伊藤岳君 秋本参考人、昨日来、東北新社の中島社長の発言聞かれたと思います。社長は、外資比率について認定を受けられるかどうか、もうかなりかなり心配していたんだという発言していましたよね。その話、秋本参考人も聞かれたと思います。外資比率の話は当然出るんじゃないでしょうか。  先ほ...全文を見る
○伊藤岳君 中島東北新社社長は、昨日、鈴木課長当時に報告した席で、子会社に事業承継したいと相談したとも発言されました。  総務省に聞きます。  外資比率が二〇%を超えていない子会社に事業承継すれば外資規制違反は免れることになるんですか。それはどのような理由によってそうなるんで...全文を見る
○伊藤岳君 免れることになるんですか、どうか。
○伊藤岳君 分かりました。事業承継された側は免れるということですね。  このような対策というのを東北新社のような一事業者が思い付くような策なんでしょうか。
○伊藤岳君 私は、一事業者が思い付くようなものだとは思いませんでした、話を聞いて。  資料にもありますように、その後、同年九月一日に東北新社メディアサービス、子会社が設立される。そして、同年十月十三日には東北新社から東北新社メディアサービスへの事業承継が総務大臣に認可をされます...全文を見る
○伊藤岳君 資料の一番最後の欄に書いてあるとおりです。十月十八日、木田氏も同席をしていました。事業承継の認定が受けられた直後の会食です。社長が言うように、受けられるかどうか本当に冷や冷やしていた時期の後の会食です。当然、事業承継で外資比率の話は出たと思いますが、どうですか。
○伊藤岳君 疑念は晴れません。疑念は強まるばかりです。  東北新社側からの外資比率や子会社への事業承継の報告、相談を総務省の誰かが聞き、受け入れていた可能性は大きいと思います。そして、むしろ総務省側から指南していた可能性も否定できないと思います。  武田大臣、外資規制違反が事...全文を見る
○伊藤岳君 総務省が認定等で持っている権限については相当大きいものがあります。  NTTからの高額接待によって総務行政がゆがめられたのではないかを検証する際には、会食したとされる総務省幹部官僚五人、山田、巻口、谷脇、秋本、鈴木の各氏が関わったNTT法が規定する認定決裁の文書は、...全文を見る
○伊藤岳君 新谷正義副大臣、NTT幹部からの会食の誘いを受け、了解をしていた。また、秘書が会食していた。会食は問題だと認識して断ったようですが、携帯料金値下げなどを担当する副大臣でもあります。会食することはもちろんですが、会食の誘いを受けてしまうこと自身が規範に触れるのではありま...全文を見る
○伊藤岳君 武田大臣、直属の副大臣ですから、新谷氏のメールも含めて調査すべきではないか、その結果を明らかにしてほしいと思います。  また、野田聖子、高市大臣と二代連続して大臣がNTTと会食をしています。武田大臣だけ外されるということがあるのでしょうか。会食のお誘いすらありません...全文を見る
○伊藤岳君 これ、かんぽの総括ができていないことが響いていると思います。今日出席いただけませんでしたけれども、谷脇さんは、かんぽの漏えいの事件と同じ時期にNTTや東北新社と接待を繰り返していたということも明らかになりました。高市前大臣は、かんぽの処分を発表する記者会見のその夜にN...全文を見る
03月22日第204回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  東北新社の外資規制違反をめぐる経緯について、先週十五、十六日、中島社長が国会に参考人として出席され、経緯の一端をお話しされました。  十六日の総務委員会で私が確認を求めていた件についてお聞きします。  総務省、井幡晃三情報流通行政局衛...全文を見る
○伊藤岳君 東北新社木田由紀夫執行役員、当時、が東北新社の外資規制違反について井幡課長に電話を入れたのはいつだったのかについて、事実関係確認されましたか。
○伊藤岳君 今の、木田氏は電話入れたのは八月七日月曜日ということですね。これ、新しい証言が出ました。  では、この証言は東北新社の誰から聞いて、総務省の誰が確認をしたんでしょうか。
○伊藤岳君 では、その木田氏が電話を入れたというのはどの電話に入れたのでしょうか。情報流通行政局衛星・地域放送課の直通電話なのか、代表電話なのか、若しくは携帯電話なのか、確かめていますか。
○伊藤岳君 電話を入れたのは八月七日の何時頃か確認をしていますか。
○伊藤岳君 お聞きしますが、情報流通行政局衛星・地域放送課の直通電話に掛けた場合、相手方の電話番号が表示されたり残ったりしますか。
○伊藤岳君 是非、八月七日の履歴が調べられるのかどうか、確認をしていただきたいと思います。  井幡課長が東北新社側からの電話を受けていたのかどうかについては、本人には確認を求めているんでしょうか、確認したんでしょうか。
○伊藤岳君 そうしたら、木田氏は七日に電話を入れたというのは誰と話したんでしょうか。情報流通行政局衛星・地域放送課の二〇一七年八月七日の在勤の職員は一体何名だったのか、その全員に東北新社側からの電話を受けていたのかどうかについて確認をする必要があると思います。確かめましたか。
○伊藤岳君 いや、だから食い違っているんですよ、東北新社側の言い分と総務省側の言い分が。そして、今お聞きした範囲では、総務省はつぶさに調べていないと思います。  東北新社中島社長の予算委員会での答弁を私聞いていますと、外資規制違反を何とか免れようと必死だった様子がうかがえます。...全文を見る
○伊藤岳君 こうなりますと、井幡晃三氏と木田由紀夫氏を当委員会に招致をして、鈴木信也氏も交えて審議するしか真相を究明する方法はないと私は思うんです。  委員長、当委員会に井幡晃三氏と木田由紀夫氏を招致して審議を行うことを求めたいと思います。お取り計らいをお願いいたします。
○伊藤岳君 国民の皆さんから疑念を招くような会食に応じたことはありませんと繰り返し答弁されてきた武田大臣が、週刊誌報道が出た途端に、NTT澤田社長らとの会食をお認めになりました。私も、本会議、委員会と、NTTとの会食の有無を問い、お誘いを受けたこともないのかとも聞いてきました。大...全文を見る
○伊藤岳君 いや、その会合が公務だったかどうかを聞いているんですが、どうですか。
○伊藤岳君 分かりました。  葛西JR東海の名誉会長からメールでお誘いを受けたと、大臣、予算委員会で答弁されましたが、じゃ、そのメールには、会合の合間を縫って駆け付けようと思うような何かが書かれていたんですかね。どのように書かれていたのか、その会食の目的はどう大臣受け止められた...全文を見る
○伊藤岳君 忙しい政務の合間を縫って駆け付けるという、そのことが私、全く見えないんですね。  葛西氏とのメールのやり取りの内容を当委員会に示していただけないでしょうか、大臣。
○伊藤岳君 会合の合間を縫ってまでしてなぜ会食に応じられたのか、会食の目的は何だったのか、これを究明されなければ、国民の皆さんの疑念は、大臣、笑っていますけど、疑念は解けませんよ。是非しっかり説明をしていただきたいと思うんです。  大臣、もう一問聞きます。  二〇二〇年十一月...全文を見る
○伊藤岳君 他の携帯電話事業者との会食はありましたか。
○伊藤岳君 そうなりますと、NTTとだけの会食は今明確になったということであります。NTTの参加者がいた会食には参加したということだけは明確になったということですね。  そのNTTは総務省政務三役と頻繁に会食をしていたと週刊誌が報じています。十五人の大臣、副大臣、政務官経験者へ...全文を見る
○伊藤岳君 ですから、私言っているのは、携帯料金値下げを看板に掲げる政策、政策の看板に掲げるその総務大臣とその携帯電話の事業者が会うこと自身が総務行政の公正さに疑念が募っているんだというふうに聞いているんです。
○伊藤岳君 大臣も携帯電話事業者と会うべきではないと言っていました。でも、会ったんです。  引き続き、委員会でこの問題は追及させていただきたいと思います。時間の関係で幾つかの質問は次回に回します。  ありがとうございます。
03月23日第204回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  昨日の委員会での答弁に関わって、総務省接待問題に関わって今日もお聞きいたします。  井幡課長当時が外資規制違反について東北新社側からの電話を受けていたのかどうかについて確認した際、そのような重大な電話を受けていない旨答弁がありました。電...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、記憶がないというだけで、電話があったこと自体は否定はしておられないということです。  今お話があったことを確認いたしますが、総務省が木田氏との話として把握している内容とは、木田氏が二〇一七年八月七日に井幡課長に電話をしたと言っている。その際、井幡課長からは、...全文を見る
○伊藤岳君 葛西氏から、葛西氏とはメール以外に電話等で話をしていないんですか、この会食の件で。お誘いの目的、理由は伝えられていないんでしょうか。  昨日、大臣、NTTの会食という、書かれたけれども、そうではなく、全く別な趣旨の会合と答弁されました。つまり、全く別の趣旨の会合って...全文を見る
○伊藤岳君 いや、昨日、明確に別の趣旨の会合と言われたので、別の趣旨というふうに受け取ったのは、誰からどういう話があってそういうふうに大臣受け取ったんですか。
○伊藤岳君 疑念は消えないんですね。  昨日も求めました、いや、大臣、本当笑っている場合じゃないでしょう、本当。(発言する者あり)びっくりしているんですか。いや、びっくりしている場合じゃないですよ。  本当に、会合の合間を縫ってまでしてなぜ会食に応じる必要があったのか、会食の...全文を見る
○伊藤岳君 政府は、ワクチン接種に係る費用について全額国が負担と言ってきました。しかし、医療機関などからは、○○については負担していただけるのかなどの不安の声が既に出ています。全国知事会の提言の中で、緊急提言の中でも、接種体制の整備に係る費用に地方の負担が生じないよう、地方自治体...全文を見る
○伊藤岳君 その負担金及び補助金について、一月二十五日、自治体向け説明会では、負担金及び補助金により自治体に発生する接種に係る費用を国が全額負担するとして、負担金において、通常の医療機関でワクチン接種のために基本的に必要となる費用、接種一回当たり二千七十円を措置する、市町村が設け...全文を見る
○伊藤岳君 さいたま市のある医療機関でお話を聞きました。集団接種会場に医師を派遣しようと思うが、派遣の手当等の情報が伝わってこないと。本当に日当が出るんだろうか、休日を使って集団接種の会場へ行った場合、手当を出さなきゃいけない、それ見てくれるのか、こういう声でした。また、こうも言...全文を見る
○伊藤岳君 医療機関が医師を雇った場合の手当も要るということを確認いたします。  更にお聞きしたいのは、医療機関に減収が生じることが予想されます。つまり、集団接種の会場に医師を派遣して診療ができないなどですね。こうした医療機関の減収への補填も補助金において応えますか。
○伊藤岳君 減収補填をするかどうか、明確なお答えではありませんが、もう一度お答えいただけますか。
○伊藤岳君 先ほど紹介した知事会の要望の中でも、集団接種会場に医師を派遣して、その医療機関が減収を生じることはちゃんと見るようにと要望されています。是非検討を進めていただきたいと思います。  埼玉県の医師会長によりますと、コロナ禍の受診抑制などにより、県内、埼玉県内に約五千の医...全文を見る
○伊藤岳君 内藤局長にお聞きします。  文字どおり全額国の負担で応えるよう、今厚労省からもお話がありましたが、厚労省や関係省庁とも調整すべきだと思います。  また、ワクチン接種実施に伴う地方自治体の持ち出し、独自負担分が生じる場合は、財政的支援はどうしますか。
○伊藤岳君 厚労省からも総務省側からも、新型コロナウイルスワクチン接種で地方に負担を負わせることはあってはならないという決意をいただいたと確認をしたいと思います。  私の地元埼玉県の大野知事から次の要望が厚労省に届いていると思います。大野埼玉県知事は、医療従事者等に対するワクチ...全文を見る
○伊藤岳君 自治体の要望に耳を傾けていただきたいと思います。  埼玉県内の地方自治体から声を聞きました。自治体の職員はワクチン接種の準備に追われ、超過勤務が恒常化していると言われています。  山本厚労副大臣にお聞きします。  ワクチン接種の対応に伴って地方自治体職員の超過勤...全文を見る
○伊藤岳君 地方自治体の実情を逐次掌握し、必要に応じて関係省庁と調整し、問題解決に当たっていくこと、また、地方自治体をサポートすること、これは総務省としての大事な役割だと思います。  最後に、大臣にお聞きします。  ワクチン接種に関わって、地方自治体の現場で生じる人の配置や財...全文を見る
○伊藤岳君 終わります。
03月25日第204回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  コロナ禍は地方行財政の在り方について抜本的な見直しを求めています。感染拡大を今度こそ抑え込むために、PCR検査の徹底実施、公衆衛生体制と医療体制の確立が急務であります。保健所削減、公立・公的病院を再編統合してきたことの弊害が明らかになって...全文を見る
○伊藤岳君 検討を急いでいただきたいと思います。そして、削減前の水準に戻すことを改めて強く求めたいと思います。  特別減収対策企業債について、地方自治体からの今年度の申請がまとまっています。  総務省、特別減収対策企業債について、今年度の同意等実績額を事業区分ごとに、事業区分...全文を見る
○伊藤岳君 今説明がありましたが、今年度九月臨時協議の時点での同意数も私この委員会で聞きましたが、その時点の同意実績から急激に増えています。実績額では交通事業、団体数では公営病院事業、公営病院事業は八十一団体ですが、に多く活用されています。  新型コロナウイルス感染拡大が下げ止...全文を見る
○伊藤岳君 是非地方の実情をよく踏まえて対応に当たっていただきたいと思います。  資金繰りに苦慮している地方自治体の財政がしっかり確保できるよう、改めて強く求めたいと思います。  コロナ禍で、地方自治体は、政府の対策が小出しで遅過ぎる中、自治体独自に補正予算を組んで、客足が途...全文を見る
○伊藤岳君 コロナ禍で、財政調整基金がパンデミックや年度間調整等で役割を担うことが鮮明になったと思います。そのことを是非総務省等もよく見ていただいて、そして今後の地方自治体の財政がしっかり確保できるように見届けていただきたいと思います。  武田大臣にお聞きします。  実質同水...全文を見る
○伊藤岳君 前に進めていただきたいと、改めて要望いたします。  デジタル関連法案の審議が衆議院で始まりました。我が党は、個人情報保護や地方自治が大きく侵害されるものであり、問題が多いと考えています。今日は、デジタル関連の地方財政計画に関連して、財政措置の中身についてお聞きをした...全文を見る
○伊藤岳君 一般財源として使途は自由だと確認したいと思います。  地域のデジタル社会形成に向け、予想される取組の事例が示されていますが、地域デジタル社会推進費は二年限りです。これらは、二三年度以降、どの経費において算定することになりますか。内藤局長。
○伊藤岳君 今後の取組状況等を検討を進めていく必要があるということは指摘しておきたいと思います。  自治体デジタルDX推進計画を実施していく上で、市区町村がCIO補佐官などとして外部人材の任用等を行うための経費に新たに特別交付税措置を講ずるとしていますが、何に対する特別交付税措...全文を見る
○伊藤岳君 外部人材、つまり民間の非常勤特別職員の報酬、人件費ということだと思います。  外部人材の任用等を行うための経費の任用等には民間事業者への委託費なども含まれますか。
○伊藤岳君 つまり、民間人材のこうした任用や委託を大きく導入することが、地方自治との関係で大きな問題が生じてくる可能性があります。この問題は今後審議を進めていきたいと思います。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種について、前委員会、前回の委員会に続いて聞きたいと思います。 ...全文を見る
○伊藤岳君 施設の職員はもう手がいっぱいだというのが、声が出ています。  訪問看護の患者さんへの接種は、訪問看護師に何か負担が掛かるようなことはあるんでしょうか。
○伊藤岳君 私、先日、訪問看護師さんのところへお邪魔して、今実際どういう姿で患者さんと接しているのかって、私、服も着せられましてね、やったんですよ。大変な重装備ですね。  介護施設も訪問看護師の方も、本当にもう手いっぱいです。だから、人的な体制確保が必要だというふうに思います。...全文を見る
○伊藤岳君 是非現場の実情に応じて柔軟に対応していただきたいと思います。  埼玉県の県知事からは、医療機関そのものへの支援が必要との要望が出ています。通常診療を進めながら新型コロナ対応、コロナ病床の確保と増大、さらに、ワクチン接種を実施するとなると、これまで以上の国の支援が必要...全文を見る
○伊藤岳君 はい。  医療機関を支援しないと、医療機関によるワクチン接種にも支障を来すことになる状況があります。是非地方自治体の要望に応えて対応をしていただきたい、そのことを求めて、質問を終わります。
03月26日第204回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○伊藤岳君 日本共産党を代表して、地方税法、地方交付税法等の改正案に対する反対討論を行います。  討論に入る前に、総務省接待問題についてです。  総務省の幹部官僚や大臣、副大臣、政務官に対する高額な接待が繰り返され、行政がゆがめられたのではないかという疑念は国会審議を通じてま...全文を見る
○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  私の地元埼玉県でも四つの市町村が過疎地域に指定されており、この問題には関心を持ってまいりました。過疎法がより良いものになるよう、幾つか質問させていただきたいと思います。  先日、埼玉県小鹿野町から実情や要望等を伺ってまいりました。テレビ...全文を見る
○伊藤岳君 過疎地域の指定要件は、市町村ごとに人口要件と財政力要件で判定されます。長期の人口減少率を判断するときの基準年については、今まで一九六〇年だったが、一九七五年にすることは本法案の大きな変更点の一つです。  同時に、過疎指定から外れる自治体が出てしまい懸念の声が上がりま...全文を見る
○伊藤岳君 既に過疎地域に指定されている自治体は二つの基準年、適用できるということですね。  総務省に聞きます。  市町村によっては、卒業団体となることで病院や診療所などの医療体制が縮小したり、学校や保育園などが廃止になるなど、住民の医療や福祉低下につながっては大変です。 ...全文を見る
○伊藤岳君 しっかりしたフォローをお願いしたいと思います。  過疎対策事業債についてお聞きします。  総務省、過疎対策事業債の対象に民間医療機関が追加されますが、自治体の病院、公立の病院はどうなんでしょうか。
○伊藤岳君 公立病院、本当に大きな役割を果たしています。  小鹿野町には町立病院があります。保健師が町から常駐で派遣されていて、病院を核とした保健、医療、福祉が一体となった地域包括ケアシステムが取り入れられていて、健康長寿の町づくりに大きな役割を果たしていますし、町民からも評判...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございます。  小鹿野町でも、診療ニーズがあっても医師の確保ができず、患者を受け入れられない実情もあるという話も聞きました。過疎地域の自治体の実態を踏まえて過疎法を適用、運用することを求めて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月26日第204回国会 参議院 本会議 第11号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  私は、日本共産党を代表して、地方税法、地方交付税法等の改正案に対する反対討論を行います。  まず、総務行政の根幹に関わる総務省接待問題に触れないわけにはいきません。  認可権限などに係る幹部官僚や大臣、副大臣、政務官に対する高額な接待...全文を見る
03月30日第204回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  放送法は第三条で、放送番組は何人からも干渉されないと定めています。この放送の自主自律をめぐり、NHKに対する国民の信頼が大きく揺らいでいることは重大です。  NHKが、高齢者を始め多く国民の被害を及ぼしたかんぽ不正販売問題を、「クローズ...全文を見る
○伊藤岳君 資料の最後をめくっていただきたいんですが、一番上の段落の真ん中からちょっと左ぐらいですか、森下氏というのが出てきます。本当は、郵政側が納得していないのは取材内容だ、納得していないから、経営委に言ってくる、本質的なところはそこで、向こうは今も納得していない。それに対して...全文を見る
○伊藤岳君 こういうやり取りがあったということはお認めになったということで確認をしたいと思います。  この記事の中の会話の最後に、去年、私が当委員会で紹介した記事にある、上田会長、前会長の、NHKとして存亡の危機に立たされることになりかねないという言葉が書かれて、出てくるんです...全文を見る
○伊藤岳君 先ほどあなたがお認めになったこの報道記事の流れから見ると、ガバナンスの問題じゃないじゃないですか。報道そのもの、番組そのものに入り込む話ですよ。  もう一度聞きますけれども、今言われたこの新聞による二十五分間のバトルは議事要旨には書かれていませんよね。これでは議事要...全文を見る
○伊藤岳君 今紹介したような報道の内容がまさにど真ん中の話だと思いますよ。ちょっと認識がおかしいと私は思います。  審議委員会の第一回目の答申でも、当時の経営委員会の議事録について、会長を厳重注意という重大な決定を行った意思決定過程は、より強く透明性が求められる、検証されるべき...全文を見る
○伊藤岳君 森下さん、あなたの発言は放送法に抵触しますよ、これ。議事の経過は公表するということになっているじゃないですか。経営委員会で検討したんですよね。経営委員会で検討した結果を何で議事録公表しないんですか。そうなっているじゃありませんか。
○伊藤岳君 大変重大な発言をしていると思いますよ。経営委員会議事運営規則には、遅延なく議事録を公表するとなっているじゃありませんか。これ、あなた自身が規定される経営委員会議事運営規則違反だと私は思います。  大体、経営委員会の委員は国会の同意人事ですよ。NHKの最高意思決定機関...全文を見る
○伊藤岳君 大臣にも伺います。  放送法第四十一条に基づいて、NHKは国民・視聴者への説明責任を果たしていくことが求められているのではないでしょうか。議事録の公表が求められているのではないでしょうか。大臣の見解を伺います。
○伊藤岳君 先ほどもちょっと紹介しましたが、放送法第四十一条の改正を受けて、NHK経営委員会議事運営規則というのが策定をされています。ところが、この議事運営規則は最近まで全く公表されてこなかったんです。策定から五次にわたって改正が行われていますが、全く公表されてきませんでした。 ...全文を見る
○伊藤岳君 次期経営計画に関わってお聞きします。  前田会長、次期経営計画に受信料値下げが盛り込まれました。菅総理は一月十八日の所信表明演説で受信料一割値下げに言及しましたが、NHKが受信料一割値下げを公表したのはいつですか。
○伊藤岳君 一月十三日に経営委員会が開催されていると思います。この経営委員会では一割値下げと決めたんですか、森下委員長。
○伊藤岳君 明確にお答えされませんでしたが、一月十三日の経営委員会で決定されていないと思います。それが、突然、総理の所信表明演説を受けて一割値下げということが公表される。これ、菅政権の看板政策付けのために政権が介入した、政権の意向に沿った政策判断が働いたのであれば、問題ではないか...全文を見る
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件、いわゆるNHK二〇二一年度予算の承認に対して反対の討論を行います。  放送の自主自律の遵守が求められるNHKに対する国民の信頼が大きく揺らいでいることは重大です。NHKがかんぽ不正販売...全文を見る
04月14日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日は貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。  尖閣諸島をめぐる中国の覇権主義的な行動は、国際法から見ても決して許されるものではないと我が党も繰り返し主張してきました。領土に関する紛争問題の解決において軍事対軍...全文を見る
○伊藤岳君 国際的なメンツ、大事な御指摘だと思います。  我が党も二月十二日に、国際法に違反した中国海警法施行に抗議をし、撤回を求める談話を発表しました。日本政府は、深刻な懸念、同法が国際法に違反する形で運用されることがあってはならないと表明するにとどまり、海警法自体が国際法違...全文を見る
○伊藤岳君 向田さんにも聞きたかったんですが、時間との関係で大丈夫ですか。じゃ、短く、済みません、一言。
○伊藤岳君 ありがとうございました。
04月15日第204回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  東北新社の外資規制違反の事案について、フジ・メディア・ホールディングスに外資規制違反があったことが明らかになりました。公共の電波、放送の自主自律に関わる重大な問題です。  フジ・メディア・ホールディングス金光社長に伺います。  まず、...全文を見る
○伊藤岳君 間違いないということですね。確認いたします。  外資規制違反の可能性を把握した時点から総務省に報告に行くまでに一か月も要しています。なぜ重大な外資規制違反に気付いた後、直ちに総務省に報告、相談に行かなかったんですか。
○伊藤岳君 今社長も言われましたけれども、やっぱり認識の甘さだと思いますよ。  総務省に聞きます。  外資規制違反を把握してから一か月も報告が遅れたことをよしとするのですか。放送法に照らせば、本来は認定取消し、欠格事由に当たるのではないですか。
○伊藤岳君 一か月遅れたこと、報告遅れたこと、厳しく注意したんですか。聞いているのはそこであります。
○伊藤岳君 何で一回目のときに注意しないんですかね。総務省も認識が甘過ぎると思います。  二〇一四年十二月頭に金光氏が外資規制違反について総務省におわびと報告に行ったと言われましたが、いつ、総務省の誰に対してアポイントを取ったのか。総務省、衆議院の総務委員会ではよく分からないと...全文を見る
○伊藤岳君 外資規制違反についての可能性を一番早く伝えたのはどなたですか。放送政策課長ですか。
○伊藤岳君 では、総務省に伺います。  フジ側からの面談のアポイントは総務省の誰が受けたんでしょうか。また、面談の趣旨をどのように聞いたんでしょうか。
○伊藤岳君 フジ側の外資規制違反の可能性を総務省の中で一番早く聞いたのは誰ですか。
○伊藤岳君 金光社長に伺います。  十二月頭一回目と十二月中の二回目の面談には、フジ側からは誰が参加し、総務省側からは誰が参加されていましたか。
○伊藤岳君 先方の二人というのは課長以上の職の方ですか。
○伊藤岳君 総務省に伺います。  この二つの面談に総務省側から参加した参加者、誰ですか。
○伊藤岳君 総務省に伺います。  放送法の解釈に係る放送政策課長は面談さした、一方、外資規制違反を直接担当する地上放送課長を面談に参加させなかった。これはなぜですか。
○伊藤岳君 もう大変重大なことだと思いますよ。  公共電波、放送の自主自律に関わる重大な外資規制違反に対する対応の体制になっていないじゃないですか。先ほど金光社長もおっしゃったとおり、放送法をどう解釈したら、どうこの外資規制違反をくぐり抜けられるのかという面談をフジ側は申し入れ...全文を見る
○伊藤岳君 もう一つお聞きしたいんですが、総務省側からはどんな話が出ましたか、一回目の面談のとき。
○伊藤岳君 そうすると、やはり、一回目の面談のときに総務省側から外資規制違反についての重大性を問いただすような話はなかったということなんですね。  金光社長は、今回の外資規制違反が認定の取消しにならないという感触を得たのはなぜですか。
○伊藤岳君 その厳重注意、認定の取消しにならない理由を総務省側はどのように説明されましたか。
○伊藤岳君 いや、お聞きしたのは、取消しとはならない理由を総務省からはどのように説明を受けましたかということです。
○伊藤岳君 総務省に聞きます。  今の社長の答弁は事実ですか。認定取消しにならない理由は総務省から説明しなかったということですか。
○伊藤岳君 先ほど金光社長は、認定取消しにならない理由、総務省から説明なかったと言われましたし、今の局長の話でもそういう話が出ませんでしたが、つまり、内閣法制局の見解は面談のときには持ち出されなかったということですね。
○伊藤岳君 大臣は、内閣法制局見解が、その見解の基となった事案から内閣法制局見解を導き出して、これ、厳重注意の根拠とすると言われましたが、この面談のときにはその内閣法制局見解は示されなかった。これ、不思議な話だと思います。しかも、外資規制違反の重大性について注意をしたという面談だ...全文を見る
○伊藤岳君 総務省もこの間国会で答弁しているように、電波の周波数は有限希少で、放送は言論報道機関としての大きな社会的影響力を有するからこそ放送法の外資規制の規定がある、放送事業者の外資比率は国の安全保障を左右しかねない大問題だというふうに答弁されていますが、全くそのとおりだと思い...全文を見る
○伊藤岳君 今の大臣も答弁あったとおり、外資規制の規定の意味は大変重たいと思います。  そこで、総務省に伺います。  フジ・メディア・ホールディングスの外資規制違反に対しての厳重注意は当時の安藤情報流通行政局長の判断だったと、この間の委員会で答弁がありました。外資比率が二〇%...全文を見る
○伊藤岳君 先ほど金光社長の話でも、厳重注意については放送政策課長から言い渡されたと思いますが、放送政策課長に厳重注意を言い渡す権限がありますか。
○伊藤岳君 いや、ですから、放送政策課長に権限があるのかと聞いているんです。
○伊藤岳君 では、判断は情報流通行政局長が判断すれば何課長だろうが言い渡せるということなんですか。
○伊藤岳君 本当、不思議だと思います。  この今回の外資規制違反の対応は、担当局長の認識の甘さももちろんこれありますが、そういうレベルの問題ではないと思います。対応の規定すら存在していないということが大問題だと私は思うんですね。  また、本当に担当局長の判断での厳重だったのか...全文を見る
○伊藤岳君 今の検討されているという話でしたが、認定と認定との間の期間に事業者が外資規制違反に気付いた場合の総務省への報告の義務はありません。外資規制違反の状態が、次の報告、認定の時点で存在しなければ認定取消しにならないとこの間答弁されています。これでは、外資規制違反の状態があっ...全文を見る
○伊藤岳君 大手事業者に対して余りにも甘い対応だったと思います。  放送法に基づいて認定を行う所管省庁としての責任が問われる問題点、課題だということを指摘をし、質問を終わります。
04月20日第204回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  インターネット上の名誉毀損、著作権やプライバシー侵害などに当たる悪質、不当な情報流布から国民の権利をいかに守るか、その一方で、市民が情報の発信者になるインターネットの大きな特性を守り、自由な言論をいかに保障し拡大をするのかということは、I...全文を見る
○伊藤岳君 総務省には、プロバイダー自身による契約約款や利用規約等に基づく迅速な開示、被害者救済へ誠実に向き合う姿勢を強く求めたいと思います。  新谷副大臣にお聞きします。  二〇二〇年九月に公表したインターネット上の誹謗中傷への対応に関する政策パッケージでは事業者に対してど...全文を見る
○伊藤岳君 これまで任意開示がされない理由として、権利の侵害が明白であると判断できなかったというものでした。実際上は、発信者からの責任追及リスクをプロバイダーが回避する理由にされていると有識者会議でも委員から指摘をされております。  総務省にお聞きします。  インターネット関...全文を見る
○伊藤岳君 本改正案は、インターネット上での名誉毀損やプライバシー侵害の被害、侵害を受けた被害者の円滑な救済を図るために、発信者情報開示について非訟手続を創設することになります。  竹内局長、インターネット上の違法・有害情報の流通状況について、先ほども若干お示しがありましたが、...全文を見る
○伊藤岳君 非訟手続を導入すると、当然、非訟手続による対応件数、また、開示までの所要日数などを把握し統計を取ることになると思います。そして、このデータを適切な被害者救済になっているのかの検証に生かしていただきたいと要求しておきたいと思います。  ツイッター社やグーグルなど海外事...全文を見る
○伊藤岳君 非訟手続導入後、様々な事例を検討して、改善が必要ならば改善をするという方向で対応をしてもらいたいと思います。  特定電気通信役務提供者に対する訴状等の送達について聞きます。  外国送達だと手間や時間が掛かり、法人によっては審尋期日呼出し状を送達している間にIPアド...全文を見る
○伊藤岳君 非訟という簡便、迅速な手続となっていきます。同時に、申立てから開示命令まで短縮するためには、私、裁判所の職員の増員も必要だと思います。このことは一つの課題として提起をしておきたいと思います。  続いて、発信者情報開示の扱いについて聞いていきたいと思います。  まず...全文を見る
○伊藤岳君 発信者情報の開示は適正に行われるべきなのは言うまでもありません。  発信者情報開示の在り方に関する研究会の委員からは、開示された電話番号が例えばウエブページなどに掲載されたり、嫌がらせや脅迫等の行為に用いられたりするおそれ、また名誉毀損、プライバシー侵害などの被害者...全文を見る
○伊藤岳君 安心して誰もがアクセスができ、発信できる社会にするために更に検討が深められることを期待をしたいと思います。  批判的言論威圧の道具たるスラップ訴訟を防ぐ手だても課題となっております。匿名で投稿される心ない言葉に苦しむケースだけではなくて、匿名表現の中には、消費者によ...全文を見る
○伊藤岳君 本法案の第十四条では、裁判所の決定に不服がある当事者は、当該決定の告知を受けた日から一か月の期間内に異議の訴えを提起することができると定めております。憲法で定められた裁判を受ける権利を保障するものとされています。SNSにおける正当な批判や告発を萎縮させてはならないとい...全文を見る
○伊藤岳君 武田大臣に伺います。  他の省庁と連携をし、二〇二〇年九月の政策パッケージの実行とともに、被害者救済の状況調査を更に進めてほしいと思います。今後の見直し方針ですとか認識を伺いたいと思います。いかがでしょうか。
○伊藤岳君 インターネットの技術の革新に伴い、インターネット上の誹謗中傷、人権侵害情報の対応の変化が想定されます。今後も調査検討を続け、必要があれば改善し、迅速に被害者救済を図るよう努力を求めて、質問を終わります。
04月21日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日はありがとうございました。  須賀参考人にお聞きします。須賀参考人の前半の部分に関わってお聞きします。  気候変動で熱がたまる、特に海にたまるというお話がありました。二〇一九年九月に提出された気候変動に関する政府間...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございます。  この前例のないシステムの移行という点で、角南参考人がお話しされた海洋プラごみの問題も大きな課題だと思います。  日本では、年間三億トンも生産されていると。私の地元埼玉、お隣二人も埼玉ですが、この埼玉メンバーのいる埼玉の荒川ですね、荒川の川...全文を見る
○伊藤岳君 時間があれば、サーマルリサイクル、いわゆる熱回収に依存する日本の在り方についてもお聞きしたいと思っていました。結局燃やすとCO2を排出することになりますので逆行ではないかと思うんですが、ちょっと時間がありませんので、今日の御意見を参考にさせていただいて問題の解決を進め...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 内閣委員会、総務委員会連合審査会 第1号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  自治体デジタル部門への民間外部人材の任用と地方行政の公正性について質問したいと思います。  デジタル関連五法案及び標準化法案で、デジタル関連業務を担当する自治体職員について、その任用、権限、服務規程等についての改正はあるのでしょうか。ま...全文を見る
○伊藤岳君 同じく、総務省、お答えください。
○伊藤岳君 今両省から答弁があったとおり、任用、権限、服務規程などについての新たな法改正はありません。  自治体DX、デジタル・トランスフォーメーション推進計画では、地方自治体のCIO、最高情報責任者を補佐する体制の強化として、CIO補佐官などの外部人材の活用を検討するとしてい...全文を見る
○伊藤岳君 特別職非常勤職員は、信用失墜行為の禁止とか守秘義務とか職務専念義務とか政治的行為の制限などの言わば地方公務員法の適用は受けません。また、営利企業への従事、兼業についての法的な制限もありません。  武田大臣に伺います。  自治体の情報システムに深く関与し、その政策決...全文を見る
○伊藤岳君 平井大臣にも同様の質問をさせていただきます。  今申し上げましたように、政策決定と執行を担う中枢ポストに民間企業の幹部が任用される。行政の公正性に懸念をもたらさないでしょうか。
○伊藤岳君 今の国の話もありました。また、武田大臣からは手順書をこれから策定するという話もありましたが、既に自治体DX推進計画は今年の一月からスタートしています。そもそも順序が間違っているのではないでしょうか。  さらに、手順書を作成すると言いますけれども、これ、ガイドラインや...全文を見る
○伊藤岳君 自治体DX推進計画では、市町村がCIO補佐官等として外部人材を任用する場合の経費について、所要の財政措置、特別交付税措置率〇・五を講じるとしています。  従来、自治体のCIO、CIO補佐官等の任用に対する特別交付税措置はあったのでしょうか。また、新たな財政措置は、外...全文を見る
○伊藤岳君 既に私が調べたところ、三重県がビズリーチに外部業務委託をしてCDOを公募しました。広島県福山市もビズリーチに外部業務委託してCDOを採用する予定だということでした。これらの業務委託費用に特別交付税が措置をされることになります。  現在、先ほど答弁があったとおり、CI...全文を見る
○伊藤岳君 もう既に任用が始まっているのに、これからです、対策は。  先ほども指摘しましたが、法的な規律もない、せいぜいガイドラインとか技術的助言です。そして、何か問題が生じたら、その責任は地方自治体。これでは、国と政府としての地方行政への公正性や地方自治の拡充に力を尽くしてい...全文を見る
○伊藤岳君 除外されるとは言えないんですね、もう一度。
○伊藤岳君 何か複雑な言い方ですが、要するに除外されないということですね。  要するに、当該自治体と利害関係にある民間企業からの任用が除外される明確な規定はありません。一方で、それは、これだけ多くのベンダー企業の幹部、職員が自治体のデジタル行政に携わることになると、今つながりの...全文を見る
○伊藤岳君 民間企業の雇用契約をそのまま兼業して自治体の職場に入ってくる。  兼業を前提とした任用の場合、今回の法改正に基づいて自治体情報システムの標準化などを進める際、自治体の意思と民間企業との利益相反が生じることはないでしょうか。
○伊藤岳君 だから、利益相反、考えられるんでしょう。  兼業としての任用という場合、雇用先の企業の自分のデスクで、テレワークという形で、そこで自治体業務に当たることだって可能ですよね。そこでお隣の雇用先の企業の上司に指示を受けるということもあり得るかもしれないじゃないですか。 ...全文を見る
○伊藤岳君 ちゃんと聞いていただきたい。  もう一度言います。  自治体の外部専門人材の任用に当たって、厳格な規制なしに自治体DXを進めるべきではないと思いますが、大臣の見解どうですかと。  同じ質問を平井大臣にもします。
○伊藤岳君 留意留意と言いますけど、これから検討するんですよね。東北新社の問題もあった、NTTの問題もあった。本当に利益相反の懸念を払拭しないままこの計画、DX計画突き進むというのは、私、絶対あってはならないと思います。民間外部人材の任用が、もちろん民間の力は借りなきゃいけません...全文を見る
○伊藤岳君 大変重大な事案だと思います。  国が策定する標準仕様に基づき地方自治体が自治体情報システムを動かす中でセキュリティー問題が発生して情報が漏えいしてしまうなどの問題が生じた場合、国が責任を負うのか、また、この漏えいに対応するシステム改修などは国が責任を負うのかどうか、...全文を見る
05月11日第204回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  総務省幹部などがこの間、自治体DXの下での自治体窓口業務について発言をしている中で、三菱総合研究所デジタル・イノベーション本部主席研究員であり、また、総務省の地域情報化アドバイザーを務める村上文洋氏が「月刊ガバナンス」二〇一九年七月号に寄...全文を見る
○伊藤岳君 デジタル技術やオンライン化、ネットワーク化を利用した利便性の向上や業務の効率化が期待されることもあることと思います。同時に、民間企業のデジタル化ではありません。デジタル化の現場は地方自治体です。住民自治と団体自治が貫かれる地方自治体の役割、機能をどのように住民本位に高...全文を見る
○伊藤岳君 住民の方々とじかに接する対面サービスは、住民にとっても地方自治体にとっても非常に大切なものです。寄居町の町長さんは、地方自治体の業務は職員の対面対応が大事なんですと強調されていました。非常に重要な指摘だと思います。  滋賀県野洲市では、くらし支えあい条例を制定し、税...全文を見る
○伊藤岳君 是非見届けていきたいと思います。  オンライン化は、役所窓口や自治体職員の代替手段に置き換えて、役所窓口や自治体職員を削減するのではなく、地方自治体が住民の多様なニーズに対応すべく、対面サービスの窓口の機能を強化していくための補助手段として活用すべきではないかと思う...全文を見る
○伊藤岳君 デジタル社会形成基本法の中でも、デジタル社会について、電磁的記録として記録された多様かつ大量の情報を適正かつ効果的に活用することにより、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展が可能となる社会としています。総務省も自治体DXを、データが価値創造の源泉であり、民間のデ...全文を見る
○伊藤岳君 そう言われますけれども、ある県で新たに設置されたデジタル戦略本部で陣頭指揮を執ることになったCIO、情報統括責任者兼CDO、データ統括責任者の方が、この方はLINE執行役員なんですが、新聞記者からの取材に対してこう答えています。あなたの県ではどんな取組を進めていくのか...全文を見る
○伊藤岳君 質問に答えてもらっていないんですが、自治体職員のリストラにつながらないという保証はどこにあるんですかと。もう一度聞きます。
○伊藤岳君 しかし、自治体職員のリストラにつながらないという保証を具体的に示せないんですよね。先ほど来、真に必要な窓口業務には人を付けるという答弁がありましたが、一体それは誰が判断するんでしょうか。これで住民サービスが後景に追いやられないと言えるんでしょうか。  自治体DXは、...全文を見る
○伊藤岳君 承知をしておりますということですが、個人情報という重大事態が起きているときに、総務省は事態を正確に積極的に把握しようとしないんですか。もう一度お願いします。
○伊藤岳君 被害を最小限に食い止めるために、被害拡大防止策や二次被害防止策などは取られたんでしょうか。
○伊藤岳君 このクラウドサービスを奨励したのは国ですよね。しかし、問題が生じたときの責任は地方自治体が負わされることになると。しかも、先ほど専門家の声を紹介しましたが、数百枚の設定マニュアルを読み込むような必要があるという、専門家も正しく実装できる技術者は少ないだろうと指摘してい...全文を見る
○伊藤岳君 というか、問題が生じたときは地方自治体が責任を負わされるということになる。こういうままで標準化システムの統一に向かうことは許されないと思います。  内閣官房と武田大臣にお聞きします。  国が策定する標準仕様に基づいて地方自治体が自治体情報システムを動かす中で、今後...全文を見る
○伊藤岳君 いずれも対策はこれから考えると、こういうままで自治体情報システム標準化に突き進むということは絶対にあってはならないと思います。クラウドサービスが抱える個人情報漏えいの危険性などを置き去りにして、このまま突き進むということは絶対にあってはならないと思います。  こうし...全文を見る
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、地方公共団体情報システム標準化法案に対する反対討論を行います。  本法案は、国と自治体の情報システムの共同化、集約化の推進を掲げるデジタル社会形成基本法案とともに、国と自治体が保有する膨大な個人情報を企業利益のために利活用できるよう情報シ...全文を見る
05月12日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人のお二人の方、今日は貴重なお話ありがとうございました。  先ほどお父様が船乗りというお話がありましたが、私もひいおじいちゃんが外国を行き来する商船の船長をやっていた、会ったことないですが、そういう意味で興味を持って話を聞かせていた...全文を見る
○伊藤岳君 御意見ありがとうございます。  茅根参考人に伺います。  海洋基本法には、学校教育と水族館や博物館などの社会教育施設との有機的な連携を促進するというふうに書かれております。そこで、海洋教育の実践という点で小中学校の学校教育との連携の期待は小さくないと思うんですが、...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。終わります。
05月12日第204回国会 参議院 本会議 第21号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  私は、日本共産党を代表して、デジタル関連五法案に対する反対討論を行います。  デジタル技術の発展と普及によって、行政等の業務や手続を効率化すること、国民生活の利便性を向上させることは大切です。しかし、それは、行政機関が保有する膨大な個人...全文を見る
05月19日第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  この国会での調査を感想的に振り返りながら、意見表明をさせていただきます。  今国会の調査会は、コロナ禍での調査会となりました。私も、新型コロナウイルス感染と海洋をめぐる環境問題との関係で、参考人に幾つか質問をさせていただきました。  ...全文を見る
06月01日第204回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  かんぽ不正販売問題を報じた「クローズアップ現代+」の番組に関わってNHK前会長を厳重注意した経営委員会の議事録の開示について、開示請求人に対し、五月七日付けでNHK会長名の文書開示判断期間延長の御連絡というものが届けられました。  森下...全文を見る
○伊藤岳君 聞いていることに答えていただいていないんですが。  情報制度ですね、情報公開制度の原則を否定するということでしょうか。前田会長はどう考えますか。
○伊藤岳君 NHKの内部の規則を情報公開制度の上に置くということなんでしょうか。これはあり得ないと思います。  審議委員会の答申の中には次のようなことも書かれています。  経営委員会を構成する経営委員は、視聴者・国民に対し、自らの経営委員としての言動については広く説明責任を負...全文を見る
○伊藤岳君 経緯を公表していると言うけれども、この当委員会でも何度か私、質問してきましたが、例えば番組の取材の在り方など番組に関わる発言をしていることなど隠されていました。  武田大臣にもお聞きをします。  経営委員会の委員は国会の同意人事です。そして、NHKの最高意思決定機...全文を見る
○伊藤岳君 今大臣も述べられましたけれども、NHKにあっては、経営委員会の透明性、絶対確保されなきゃならないという見地を貫いていただきたいと思うんです。  議事録開示について議論された経営委員会の議事録もまた、議事要旨だけで開示をされていません。経営委員会議事要旨には、例えば、...全文を見る
○伊藤岳君 答申を受けて既に八回も経営委員会が開催されているんですよね。約四か月です。逐次開示すべきだと思います。  一体どんな形で開示するのですか。また要旨だけですか。答申の指摘を繰り返すだけではないですか。どうお考えですか。
○伊藤岳君 当委員会で私、経営委員会議事運営規則の制定から五次にわたる改正全ての公表を求めていましたが、いつ公表されますか。
○伊藤岳君 全て公表されていないですよね、まだね。五次にわたる改正全て公表していないでしょう。それを聞いているんですが。
○伊藤岳君 議事録も開示しない、議事運営規則も明かさない。公共放送であるNHKとして本当に私、重大だと思います。  大臣にお聞きします。  NHK予算、決算の審議に当たっては、視聴者・国民の信頼に支えられる公共放送として、予算執行の適切さとともに、放送法にのっとり放送の自主自...全文を見る
○伊藤岳君 経営委員会が日本郵政グループ側の番組への抗議について、これを視聴者対応とすり替えて、NHKの自主自律を脅かすNHK前会長への厳重注意を行ったんです。そして、二〇一八年十月のこの出来事でしたが、この事実が報道で明らかになったのが約一年後、二〇一九年の九月、つまり約一年間...全文を見る
○伊藤岳君 いや、だから、違うんですよ。だから、隠されていたんだから、隠されていたことについて大臣の意見も言えないじゃないかということを聞いているんですよ。重大な影響を与えていないですか。もう一度聞きます。
○伊藤岳君 大臣、もう一度聞きます。  公共放送であるNHKの予算は、大臣意見が付され、国会で承認を受ける案件です。二〇一九年度予算の審議の時点では、NHKが放送法に反する会長への厳重注意を行っていたという事実を隠していた。視聴者・国民にも国会議員にも示されていなかった。これは...全文を見る
○伊藤岳君 森下経営委員長、NHK予算及び決算に対する国会の審議にNHKの経営姿勢に直接関わる事実を隠したことについて反省はないんですか。
○伊藤岳君 いや、私たち国会議員に隠されていたんです。これ、重大な影響だと思いますよ。正確な審議できないです。これ、強く指摘をしておきたいと思います。また引き続きこの問題は追及していきますので、よろしくお願いします。  次の質問に移ります。  資料を御覧をいただきたいと思いま...全文を見る
○伊藤岳君 では、聞きます。  この間の聖火リレー中継で、ほかに音声を消した例はありますか。
○伊藤岳君 つまり、聖火リレー中継映像から音声を消したのは、今回のオリンピックに反対などのオリンピック開催に抗議する声だけだったということなんですよ。様々な状況に応じてじゃなくて、オリンピック開催に抗議する声に判断をしたということではないですか。  二〇二一年国内放送番組編集の...全文を見る
○伊藤岳君 聖火リレー中継映像から音声を消す判断は、なぜ即座に判断できたのか疑問です。聖火リレー中継において東京五輪開催の機運を高めるための具体的な対応についてこの実施本部でも議論されていて、その中でオリンピック反対の音声が入らないようなことも検討されていたのではないでしょうか。...全文を見る
○伊藤岳君 時間が来たので終わりますが、五輪開催の機運を高めるという旗の下、ライブ中継のさなかに国民の中に存在する意見、声を消去してしまう、これは公共放送がやることかと思います。公共放送の役割放棄、また存在意義が問われる問題だということを指摘して、質問を終わりたいと思います。
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、NHK二〇一七年度決算には賛成、二〇一八年度及び二〇一九年度決算には反対の討論を行います。  NHK決算では、当該年度の予算の執行状況とともに、NHKの経営姿勢が視聴者・国民の信頼に支えられる公共放送として、放送法にのっとり、国家権力から...全文を見る
06月03日第204回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  地方公務員法の改正案で、地方公務員の定年年齢を六十五歳へ段階的に引き上げることを前提に、役職定年制や定年前再任用短時間勤務制が導入されることになります。  総務省に聞きます。  地方自治体において段階的に定年年齢を引き上げる期間に、新...全文を見る
○伊藤岳君 私思うんですけど、国が定員増を図るという意思だとか通知だとか、そのための財政的な措置だとか示さないと、地方の検討進まないと思いますよ。定員増が図られ、業務の継続性が確保されるように、地方自治体への支援を強く求めたいと思います。  コロナ禍で自治体職員の超過勤務、長時...全文を見る
○伊藤岳君 総務省に聞きます。  コロナ禍での自治体職員の勤務実態について、実態を把握しているんでしょうか。また、どのように調査を進めていますか。
○伊藤岳君 新型コロナ感染が広がった令和二年度、二〇二〇年度以降の時間外勤務の実態調査はまだないということですか。
○伊藤岳君 なぜまだ調査していないんでしょうか。新型コロナ感染が広がる中で、自治体職員の時間外勤務は月々急増しているという認識には立たなかったんでしょうか。
○伊藤岳君 私聞いているのは、毎月々急増しているその状況を緊急にでも調査しなかったのかということなんですよ。認識が甘いと思います。  総務省が発出した二月三日の通知には、平成三十年に制定された、いわゆる働き方改革関連法による時間外勤務の上限規制の制度の導入及び長時間労働者に対す...全文を見る
○伊藤岳君 だから、先ほど来言っているように遅いんです、調査が。年ごとの調査じゃ間に合わないんですよ。命をも落とす事態が生まれています。  大臣、一番の対策は人員増、人を増やすことじゃないでしょうか。超過勤務命令の上限を超えて働かせるような人手不足の現状があるのならば、自治体職...全文を見る
○伊藤岳君 資料をもう一枚お配りしました。御覧をいただきたいと思います。  この二十七年間、自治体職員は削減され続けてきたのが実態です。総務省は、地方行革に取り組み、二〇〇五年からは集中改革プランを推進し、地方公務員の大幅な定員削減、過去五年間を超える純減、マイナス四・六%を推...全文を見る
○伊藤岳君 こうして国の施策によって自治体職員数が根本的に不足している脆弱な体制の中で、この間の大規模災害やコロナ対応に困難な地方行政運営を強いられてきているんではないでしょうか。これがコロナ禍での自治体職員の時間外勤務の原因ではないでしょうか。  コロナ禍からの大きな教訓は、...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございます。  別の消防職員からの訴えを紹介します。発熱の傷病者への対応が不安、病院が決まらず接触時間が長くなっているとの声です。  消防救急隊員は医療従事者等としてワクチン接種の優先接種の対象となっていますが、その接種状況、どうなんでしょうか。  読...全文を見る
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、消防庁、総務省が消防救急隊員のワクチン接種の状況把握と対策について積極的な役割を担うことが必要だということを求めて、質問を終わります。
06月10日第204回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  六月四日に、情報通信行政検証委員会の検証結果報告書が公表されました。また、五月二十四日には、東北新社特別調査委員会の調査報告書が開示をされています。今日、その一部を資料として配付をさせていただきました。  検証委員会の報告書は、総務省側...全文を見る
○伊藤岳君 検証委員会の報告書には、東北新社が訪問したとされる平成二十九年、二〇一七年八月九日頃の総務省への出張記録、出張旅費精算書、具体的な面談状況の記録といった裏付け資料は見当たらない、そもそも会った事実がない可能性、仮に会ったとしても外資規制違反について相談をしないか、相談...全文を見る
○伊藤岳君 検証委員会の報告書には、今官房長言われたように、東北新社に対し関連資料の提出を求めたところ、社内検討資料や報告資料、総務省とのやり取りなどに係る電子メールなど、相当数の具体的資料の提供を受けることができたと書いてあります。  じゃ、なぜ検証委員会の報告書にはこのメー...全文を見る
○伊藤岳君 いや、先ほどの記述って言いますけど、裏付け資料は見当たらないって記述なんですよ、検証委員会の。これちょっと違うじゃないですか。裏付け資料はあったんでしょう。
○伊藤岳君 では、総務省は、このメール、八月九日の三上氏のメールの内容は確認をしていますか。
○伊藤岳君 いや、これほど重要な核心に迫るメール、つまり、何を、鈴木課長が何を聞いて、あっ、済みません、済みません、東北新社側が何を聞いて、鈴木課長からどんな答えがあったか、具体的な面談状況が分かるメールなんです。これ、十分な裏付け資料だと思いますよ。何で総務省は確認もしないんで...全文を見る
○伊藤岳君 もう東北新社側からこれほど詳細に語られているんですから、東北新社側は拒否したとは思えません。総務省が隠しているとしか私思えませんよ。  このヒアリングの中身を東北新社は明かしちゃいけないと言われたんですか。
○伊藤岳君 到底そういうふうには思えませんね、同意がないとは。こんな状況では検証がなかなか進まないと思います。  鈴木政府参考人にお聞きします。  当委員会での私の質問に対する答弁、先ほど鈴木参考人から言われました。しかし、東北新社側から八月九日の報告、相談の具体的な状況が分...全文を見る
○伊藤岳君 でも、この報告、相談したメールの中身、否定できる何も語られませんよね。つまり、鈴木政府参考人が東北新社からの外資規制違反の報告、相談を受けていた可能性は高いと言わざるを得ないと思います。真摯に答えるべきだと思います。  次に、外資規制違反を前提とした事業承継について...全文を見る
○伊藤岳君 いや、検証委員会がそういうふうにまとめているんですよね、東北新社からの説明を。ですから、これ総務省もこの事実と共有できるということでいいですよね。
○伊藤岳君 二十二ページから二十四ページ頃にかけてだと思いますよ。東北新社側の説明が書いていますね。
○伊藤岳君 だから、検証委員会はこういう東北新社側の説明を事実として認定して検討しているわけですよね。ですから、その検証委員会が東北新社側の説明をこう記載しているということは、総務省も同じ認識でいいでしょうということなんです。
○伊藤岳君 じゃ、ちょっと次に進みますよ、別な角度から。  本来、これ検証委員会に答えていただきたかったことですが、原官房長に答えてもらうことになりますが、井幡課長への相談と衛星・地域放送課との協議について、井幡課長らは、本来あってしかるべき事実経過や理由について合理的な説明も...全文を見る
○伊藤岳君 その提出を求める、裏付けとなる客観的資料の中で大事だと思うのは、この八月二十一日頃の井幡氏と東北新社木田氏とのメールのやり取りなどは非常に大事な裏付け資料になると思いますが、こういうものは、東北新社側からの情報提供の中にはその電子メールの記録はあったんでしょうか。また...全文を見る
○伊藤岳君 ちょっと一点確認したいんですけれども、八月二十一日頃の井幡氏と木田氏とのメールの記録は東北新社側から提供あったんですね。
○伊藤岳君 総務省としては、そのメール、記録を確認したんですか。
○伊藤岳君 もしこの確認をしているんだとすれば、総務省が、その中で、この井幡課長の言っていることが成り立たないということは分かっているんじゃないでしょうか。  井幡課長当時は、覚えていないとか、外資規制違反について聞いたことはないとか、BS4Kを承継するよう指示したことはないな...全文を見る
○伊藤岳君 でも、先ほどお聞きしたように、八月二十一日頃の井幡氏と木田氏とのメールのやり取りは東北新社から提供されていると。これ見れば大体分かると思うんですよ、井幡氏の言い分が成り立たないということは。  そもそも大臣は第三者の検証委員会に委ねると言われてきたんですから、検証委...全文を見る
○伊藤岳君 いずれにしても、その行政をゆがめたとの指摘は免れないという検証委員会が断定しているところは事実だということを言われました。  そして、検証委員会の報告書には、当委員会の調査権限の限界として検証委員会の限界性に触れた上で、本来、行政プロセスは透明性を持って公平に行われ...全文を見る
○伊藤岳君 いや、指示はされているんでしょうけれども、先ほども一度官房長言われましたけれども、かなり検証委員会が行政をゆがめたと断定するに至る客観的な資料が東北新社から出ているわけですよね。その上で、検証委員会が、大臣が繰り返し検証委員会、検証委員会と言われた検証委員会が、行政を...全文を見る
○伊藤岳君 そんな恫喝的な言い方しないでくださいよ。何かこっちが悪いみたいじゃないですか。総務省の問題を追及しているんですよ。何でその最高責任者が恫喝的な言い方しなきゃいけないんですか。真相を究明する立場にある者として、私、大臣、適格性に欠けると思いますよ、そういう言い方は。 ...全文を見る
○伊藤岳君 はい。  検証委員会の検証がこれで終わってはならないと思います。井幡課長の国会招致、東北新社関係者の国会招致などを求めて、質問を終わりたいと思います。
12月20日第207回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  原油価格高騰対策に対する特別交付税措置についてお聞きします。  地方自治体が原油価格高騰の影響を受けた住民や事業者に助成を行った場合、必要額の二分の一について特別交付税措置を行う、いわゆる福祉灯油の購入や社会福祉施設の暖房費、農林漁業者...全文を見る
○伊藤岳君 総務省は地方公共団体にアナウンスしていると言うんですが、現場に聞きますと知らなかったという場合が多いです。早急な、また丁寧な周知徹底を求めたいと思います。  統計法が定める基幹統計である国交省の建設工事受注動態統計で国交省の指示による調査票の改ざんなどの問題が明らか...全文を見る
○伊藤岳君 いや、いただいているかどうかじゃなくて、確認していますか、存在を認識していますかということです。
○伊藤岳君 これ大変重大な問題だと思うんです、統計法に違反する行為を国が指示している疑惑ですから。統計法を所管する総務省として、確認することは当然だと思います。大臣、省庁間ですぐ確認できるはずです。怠慢だと思いますよ。直ちに確認をしていただきたいと思います。  委員長、この書換...全文を見る
○伊藤岳君 二〇一八年十二月に発覚した厚労省の毎月勤労統計における不正事案を受けまして、基幹統計についての一斉点検を各府省が行い、総務省が取りまとめています。  資料をお配りしました。資料の一枚目を御覧をいただきたいと思います。基幹統計の点検及び今後の対応についてという表題で、...全文を見る
○伊藤岳君 金子大臣、今統括官が言われたように、要するに、各府省からの報告を受けるだけに等しかったんですよ。統計の司令塔である総務省統計委員会としての踏み込んだ検証が欠落していた。何より、調査方法の適切さなど、現場の実態が把握されていなかったと思います。  毎月勤労統計の不正事...全文を見る
○伊藤岳君 第三者委員会も結構ですが、やっぱり総務省、また統計委員会としてのイニシアチブを発揮していただきたいと思うんです。  本日、午前中の予算委員会を聞いておりましたら、自民党の山下委員の質問に対して、今回の統計の調査方法、集計方法について、国交省は二〇一〇年一月に国交省内...全文を見る
○伊藤岳君 じゃ、今日、予算委員会の答弁、訂正が必要だということですか。明確に言っているんですよ。今回の統計の調査方法、集計方法について、二〇一〇年一月に議論が始まって、同年三月に結論を得て、必要な準備や手続を行ったと答弁しているんです。これ、違うということですか。
○伊藤岳君 何か曖昧ですね。もう本当、引き続き究明が必要だと思います。  金子大臣、大臣は、総務省は八月二十日、国交省から初めて聞いたと答弁していましたが、大臣、それは間違いないですか。
○伊藤岳君 仮に八月二十日に初めて聞いたとしましょう。ならば、大臣、聞きますが、その時点から総務省統計委員会として、国交省の受注統計についてどのような調査、点検、検証を行ってきましたか。
○伊藤岳君 対応してこなかったということは、統計委員会にも報告していなかったということですか。
○伊藤岳君 改善したからよしって、甘いですよ。だから繰り返されるんじゃないですか。  統計委員会にすら報告していなかった、総務省統計委員会として何ら対応していなかった、もうこれ驚き以外何物でもありません。統計の司令塔である総務省統計委員会として直ちに問題を究明することこそ問われ...全文を見る
○伊藤岳君 国交省は、調査票の保管期間は二年間としているそうです。つまり、二週間後には二〇二〇年以前の調査票が破棄されてしまうかもしれない。統計の公正性、真実性に対する国民の信頼を取り戻すためにも、調査票の保存が必要だと思います。  総務省がイニシアチブを取って、政府間、省庁間...全文を見る
○伊藤岳君 はい。  時間がないのでやめますが、問うたことに答えていないんですよ。調査票が破棄されないようにイニシアチブを発揮してほしいと改めて強く求めます。  総務委員会としての集中審議を行うことも求めて、質問を終わります。ありがとうございました。
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等改正案に対する反対討論を行います。  今回の地方交付税法の改正は、当初予算における所得税等の国税収入見込みを超える税収が生じたため増額となった地方交付税四兆二千七百六十一億円の措置を行うものです。  年度途中に増額となった...全文を見る