伊藤岳

いとうがく

選挙区(埼玉県)選出
日本共産党
当選回数1回

伊藤岳の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日は貴重なお話、ありがとうございました。実は私のひいおじいちゃんが船乗りでして、後を継がずに申し訳ないなというふうに思いながら話を聞かせていただきました。  松浦参考人のお話の中に、後継者の確保、育成に向けた要望、提言...全文を見る
○伊藤岳君 非常に練習船の持つ意味、よく分かりました。その練習船がだましだましで使うような状況じゃ良くないと思いますので、国の対応をしっかり求めていきたいと思います。  海洋基本法の第二十八条では、国は、国民が海洋についての理解と関心を深めることができるよう、学校教育及び社会教...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。  終わります。
02月09日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日は貴重な御意見ありがとうございました。  中国の力による現状変更の動きは断じて許されません。伊藤参考人の事前配付資料の中でこういうくだりがありました。国家間の対立の源泉が陸よりも海洋や宇宙空間というこれまで国境線など...全文を見る
○伊藤岳君 いろいろな側面があるというお話でしたが、先ほど来、伊藤参考人、対話のテーブルを閉ざさないということを強調されていますが、ASEANでは年間千回に及ぶ会合を開くなどの努力もあると聞いています。  こういう中で、少なくともASEANの地域がもめ事が生じたときに紛争や戦争...全文を見る
○伊藤岳君 もちろん完全ではないがというような、ありましたけれども、是非、先生も強調された、対話を閉ざさず、やらなくていい戦争にならないような努力が重要だと思います。  石井参考人に伺います。  先ほど、対中関係の中で何が大事かということで、国際法を守っているというソフト面で...全文を見る
○伊藤岳君 力には力でという対応ではない外交を是非模索していきたいし、日本政府にも強く求めていきたいと思います。  時間の関係で合田参考人まで参りませんでした。申し訳ございません。ありがとうございました。  終わります。
02月16日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、今日は貴重な御意見ありがとうございました。  私、海なし県埼玉県選出の議員であります。埼玉の中心を流れる荒川では毎年三万本のペットボトルがボランティア団体から回収され、海を汚すもとの一つになっている県として、しっかり私も...全文を見る
○伊藤岳君 プラ製品の大量製造、大量消費という社会の在り方も見直すことが求められていると思いますし、今参考人も言われていました様々な開発も必要だと思うし、リデュース、削減の取組というのも併せて大事かなと思ってお話伺いました。  植松参考人にもう一つ聞きますが、国際的に見て、先ほ...全文を見る
○伊藤岳君 小林参考人に伺います。  この漁業権や漁獲枠の問題についても、以前もこの調査会では議論になりました。  小林参考人は、漁業権のない漁獲や漁獲量を報告しない漁業、漁獲などのいわゆるIUU漁業の廃絶を強調されました。事前にいただいた資料を読ませていただきましたけれども...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。  水産資源の管理と漁業者、とりわけ小規模沿岸漁業を守るということを両立させながら進めていければいいなと思っております。  今日はありがとうございました。
03月08日第208回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  冒頭、ロシアのウクライナへの無法な侵略は断じて許されない。速やかな撤退を強く求めたいと思います。  この侵略の影響で、原油価格の更なる高騰が懸念を、強く懸念をされます。政府は四日に緊急対策を発表いたしました。  総務省前田自治財政局長...全文を見る
○伊藤岳君 地方自治体が住民支援の対策を進める上でも、できるだけ早い時期に検討してもらって、地方自治体への周知徹底を丁寧かつ迅速に進めていただきたいと要望しておきたいと思います。  国の政策の基となる基幹統計において、建設工事受注動態統計の不正が生じていました。統計法の第一条で...全文を見る
○伊藤岳君 いろいろ御丁寧に答えていただいたんですが、私聞いたのは一点でありまして、なぜ二重計上が起こり、そして、ここまで続いていたのかについて大臣自身は理解できましたか、報告書を読んで、ということです。納得いったでしょうかということなんです。
○伊藤岳君 それでは、具体的に確かめていきたいと思います。  検証委員会報告書によりますと、建設工事受注動態統計が始まった当初から書換え、合算集計処理が行われていた。統計開始から十年が経過して公的統計の精度を高めるとして推計方法についての検討が始まった。国交省統計室において平成...全文を見る
○伊藤岳君 聞いていないことまで丁寧に答えていただかなくて結構なんですよ。  私聞いたのは、先ほど言いましたけげんな表情をしたとか、触れてはならないことに触れたという雰囲気になったというのは、これは係長の証言なんですか、誰の言葉なんですかってことなんです。それだけなんです。
○伊藤岳君 表現のまま受け止める、つまり係長が言ったというふうに私受け止めました。  ですから、係長はですね、合算処理に推計値をカウントする二重計上を加えて、推計値をカウントして二重計上になると、こういうのはアンタッチャブルな案件なんだな、これについて気付いたり指摘したりするこ...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、その表現のとおりだと言われましたけれども、表沙汰にはしたくないと、抑え込むという強い圧力が部屋の中にはあったんだということだと、そういうことを示しているんだろうと思います。  そして、令和元年、二〇一九年六月頃には、課長補佐が室長及び企画専門官に対して本件合...全文を見る
○伊藤岳君 報告書でも厳しい指摘があったというふうに今言われましたけど、この拒まれても拒まれても資料を何としても紛れ込ませようとして、言わば統計委員会評価分科会をごまかしちゃおうとしたこの上司という方はどういう地位にあるものの方なんですか。統計委員会が拒んだにもかかわらずこれを押...全文を見る
○伊藤岳君 この方がどういう方なのかということ、その方にどういう聞き取りをしたのかというのは報告できないんですか。
○伊藤岳君 ちょっと分からなかったんですが、つまり、資料を何としても紛れ込まそうとしたのは室長、室長の判断だったということね、何ですか、これ重大ですね。つまり、その室長が統計委員会をごまかそうとした、だまかそうとしたということなんだと思います。  今、金子大臣聞いてもらいました...全文を見る
○伊藤岳君 しっかり取り組んでもらいたいんですが、何と室長が統計委員会をだまかそうとしていたということ、これ大変な問題だと思いますよ。しっかり改革を進めていただきたいというふうに思います。  次に、総務省のタスクフォース報告書に関わって聞きます。  これ、本当に総務省も何をや...全文を見る
○伊藤岳君 総務省の点検は、調査方法の適切さなど、現場の実態が把握されていなかったのだと思います。  毎月勤労統計の不正の後に、統計委員会の建議で、都道府県の統計専門員については、調査員活動の適切な管理、支援に必要な体制のほか、大規模調査実施年の業務量増に対応できる体制を確保す...全文を見る
○伊藤岳君 今説明していただきました。私も資料を用意しました。資料三を見ていただきたいと思います。  都道府県統計専任職員の定数及び予算額の推移、今答弁されたものを表にしました。これ見ても分かりますように、配置定員は令和二年度に九人増員をするんですが、一方、令和二年以降、何と二...全文を見る
○伊藤岳君 大臣、配置定員を増やしていただけますか、どうですか。
○伊藤岳君 増やすという明確な答弁はいただけませんでした。  毎月勤労統計の不正問題が生かすべき教訓の一つですよ、統計人員の確保については。問題が過ぎれば、喉元過ぎれば人員を削減する、総務省自体の、自身の姿勢が問われているんではないかということを指摘しておきたいと思います。都道...全文を見る
○伊藤岳君 大臣、何で見ないんですか。見なきゃ事態の究明、責任持てますか。何で見ないんですか。
○伊藤岳君 統計委員会に調査を進めてもらうのは当然ですけれども、お任せするんじゃ駄目だと思いますよ、大臣、責任があるわけですから。  だって、国交省と総務省が会計検査院にどう対応するかという問答ですよ、やり取りですよ。もしかしたら重大な問答だったかもしれないじゃないですか。これ...全文を見る
○伊藤岳君 いや、総務省からもマスキングを要望したのですかと聞いたんですが、どうですか。
○伊藤岳君 つまり、総務省の事務方も、マスキングという方法があるよということを示したってことですね。総務省もそういうことがあるよということを示したと。
○伊藤岳君 時間なので終わりますが、とにかく公的統計の中立性及び信頼性が損なわれているのに、余りにも不誠実な調査の内容、答弁だと思います。引き続き当委員会で取り上げてまいります。  ありがとうございました。
03月09日第208回国会 参議院 本会議 第7号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  私は、日本共産党を代表して、二〇二二年度地方財政計画外二法案について質問します。  初めに、ロシアの無法なウクライナ侵略に断固抗議をします。  ロシアの軍事行動は、一般市民や原発施設をも標的とするなど、無差別となっています。国連総会緊...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  東日本大震災と原発事故から今日で十一年が経過をいたしました。お亡くなりになられた方々に改めて哀悼の意を表します。被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。私も、被災地の皆さんと力を合わせて、暮らし、地域の再建まで全力を尽く...全文を見る
○伊藤岳君 大臣ね、誰に過労死が発生してもおかしくないと現場は訴えているんですよ。明確に答えてください、あってはならないことだと。  そして、今、時間外勤務の要因分析などを踏まえてという話がありましたけれども、時間外勤務の要因の分析をまつまでもないじゃないですか。新型コロナ感染...全文を見る
○伊藤岳君 まあ職員が増えてきたと言いますが、そんなに威張るような数字じゃないですよ。大体ですね、上限規制、上限規制と言いますけれども、コロナの対応の業務そのものが膨大に増えているんですよ。人員が足りないんです。  厚労大臣にお聞きしたい。業務を減らせない職場であるならば、人員...全文を見る
○伊藤岳君 自治体労働者への感謝もいいですが、感謝の前に人を増やせと私は言いたいと思います。  先ほど健康管理のために医師による面接なども行っているという話がありましたが、しかし、面談を受ける時間さえ取れなかったという職員が三分の一いるんですよ。深刻です。  自治体職員定数の...全文を見る
○伊藤岳君 保健師の増員と言われましたけど、求められる増員には程遠いんです。事は過労死、命が懸かった問題。自治体の職員の増員は待ったなしだと強く訴えたいと思います。  九日の本会議で、医療提供体制の強化を求めた私の質問に、後藤厚労大臣は、取組の全体像に基づいて、全国で前回のピー...全文を見る
○伊藤岳君 病床、増えるどころか減っているじゃないですか。どうしてですか。
○伊藤岳君 つまり、基幹病院でさえ余力がもうないんですよ。他の医療機関で担ってもらうという話がありましたけれども、基幹病院でさえ賄えないのに、他の医療機関でできますか。  もう一つ聞きます。厚労省の、九日の本会議で、厚労大臣、医療人材について、看護師、医師の三千人、三千人の派遣...全文を見る
○伊藤岳君 はい。  時間ですので終わりますが、派遣体制整えていると言えないじゃないですか。広い埼玉県で三人の医師の派遣、十二人の看護師、どうするんですか、これ。ぎりぎりの体制でやり続けてきたことに限界です。  医師、看護師の増員を強く求めて、質問を終わります。
03月15日第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第3号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  今日は、自治体DXについてお聞きをしたいと思います。  まず、総務省にお聞きします。  一般社団法人地方自治研究機構が昨年三月、自治体DXのマネジメント手法報告書というものを公表しています。この地方自治研究機構とはどういう組織ですか。...全文を見る
○伊藤岳君 自治体の担当者の手引書としてという答弁がありましたが、二月十四日、参議院の行政監視委員会に参考人として出席した稲継裕昭早稲田大学政治経済学術院教授も紹介をしていました、この報告書。そして、この報告書は総務省の手順書の数か月前に公表されたものです。  この自治体DXマ...全文を見る
○伊藤岳君 大臣、否定をされませんでした。  総務省にもお聞きをしたいと思います。  地方自治研究機構の自治体DXマネジメント手法報告書は、九ページから十一ページにかけまして自治体DXの意義について記しています。自治体DX推進計画の取組を通じて、システムの導入にとどまらず、自...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、地方自治研究機構の自治体DXのマネジメント手法報告書とそう立場は変わらないということを今言われたんだと思います。  二〇一八年七月、総務省の研究会がまとめた自治体戦略二〇四〇構想研究会第二次報告では、半分の職員数でも担うべき機能が発揮されるスマート自治体への...全文を見る
○伊藤岳君 地方自治体が取り組んでいる単独事業、いわゆる地単事業は、それぞれの地域の実情に応じた住民サービスに直結しているものです。それは、住民自治と団体自治の地方自治の本旨にのっとって住民福祉の向上を図るという、地方自治体の役割を果たすために実施してきたものであります。また、そ...全文を見る
○伊藤岳君 是非地方自治の本旨は遵守されるということで、これからも懸念については質問をしていきたいと思います。  自治体DXが、DX推進ガイドラインが定義するDXとも共通している自治体の業務、サービス、職員の定数、在り方など、全般にわたる見直しであることがいよいよはっきりしてま...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  スーパーホテルチェーンの防火管理業務の実態について、当事者の方からお話を聞いてきました。今日は以下、質問をしていきたいと思います。  小宮消防庁次長にお伺いします。  消防法、消防法施行令では、一定の要件を超える防火対象物、ビル、ホテ...全文を見る
○伊藤岳君 その消防法施行令では、防火管理者について平成十六年、つまり二〇〇四年に改定をされまして、遠隔の地に勤務していることその他の事由により代理選任を可能とする規定が加わりました。  消防庁、この消防法施行令第三条第二項の防火管理者の選任に関する規定はどのような社会情勢や環...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、マンションを多数所有、運営するなど、業務形態の急増、こういう業務形態の急増など、社会情勢、環境の変化を受けて消防法施行令が改定をされたということだと思います。  この間は、一連の規制緩和の中で、社会の各分野でアウトソーシング化、業務委託が広がっています。ホテ...全文を見る
○伊藤岳君 正規か業務委託かは問わない、こういうことでありました。要は中身、実態だということですよね。  消防法第八条では、防火管理者を定め、当該防火対象物について消防計画の作成、当該消防計画に基づく消火、通報及び避難の訓練の実施、消防の用に供する設備、消火活動上必要な施設の点...全文を見る
○伊藤岳君 この中にあります、消防法八条にありましたように、防火管理に係る消防計画は防火管理者が作成するということにされていますよね。  私、先日、スーパーホテルで支配人、副支配人として業務委託契約を結んでおられたお二人からお話を伺う機会がありました。首都圏青年ユニオン労働組合...全文を見る
○伊藤岳君 それは既に実例があります。是非しっかりと見ていただきたい。  首都圏青年ユニオン労働組合スーパーホテル分会によりますと、ホテル側が策定及び届出をした消防計画には、業務委託を結んでいる支配人、副支配人が三百六十五日二十四時間の防火体制を担うということが記載をされていた...全文を見る
○伊藤岳君 お話を聞いた支配人、副支配人だった方も、夜間は就寝していました、消防計画を見せてもらって初めて自分が夜間に防火管理業務を行うことになっていることに気付いたと話しておられました。  消防庁、消防計画に記載されている防火管理上必要な業務を履行できないホテルが存在する、こ...全文を見る
○伊藤岳君 是非、自治体消防任せにしないで、踏み込んで見ていただきたいと思うんです。  次のような問題もあるんです。  スーパーホテルの場合、スーパーホテルの清掃、お掃除、これはスーパーホテルの子会社が担っているそうです。すると、どういうことが生じるのか。スーパーホテルと業務...全文を見る
○伊藤岳君 実態がある場合には。実態、今日紹介していますので、しっかり対応していただきたいと思います。  避難通路に物が置かれている問題については、さきの大阪北区ビル火災の教訓でもありましたし、二十年前の新宿歌舞伎町ビル火災の教訓でもありました。支配人、副支配人だった当事者の方...全文を見る
○伊藤岳君 是非、その後の推移をまたお聞きしたいと思いますので、しっかり対応していただきたいと思います。  現行の法令では対応し切れない新たな業務形態の事例等が生じているのではないかという問題意識を持って現行法令の点検が必要ではないか、消防法、消防施行令の検討等が求められている...全文を見る
○伊藤岳君 終わります。
○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  まず、ロシアによるウクライナ侵略について、大臣、政府に求めたいと思います。  ロシアは、首都キエフに向け侵攻を強めています。乳幼児、妊婦も含む多くの民間人が犠牲となっています。また、核兵器使用による威嚇をちらつかせていることは極めて重要...全文を見る
○伊藤岳君 今大臣も言われましたけど、二重計上という言葉があるメールだというのは分かっているわけですよね。これ、なぜ大臣見ないのか、よく分からないんですよ。それだけ重要な言葉が入っているんだから、検証委員会の後かどうとかじゃなくて、直ちに見るような重要なメールだと思いますよ。 ...全文を見る
○伊藤岳君 今大臣、中身は分かっていると言いましたけど、じゃ、国交省が会計検査院とどう対応していた、対応しようとしていたのか、総務省はそれにどう対応しようとしていたのか、それ分かっているんですか。分かっているんですか。
○伊藤岳君 じゃ、どういうふうになっていたのか言ってくださいよ。会計検査院に対して国交省がどう対応しようとしていたのか、その問いに対して総務省がどう答えていたんですか。言ってください。
○伊藤岳君 それはもう以前の、タスクフォースの出る前の段階ですよ、大臣。  だって、大臣も見られたとおり、マスキング掛けられているけど、想定問答って書いているんですよ。想定問答ってどういう意味だと思いますか。
○伊藤岳君 まあ、なぜその重大なメールの実物をいまだに見ようとしないのか、私は分かりません。  しかし、総務省の中にはこのメールの全文を読んでいる方はいますよね。総務省の中にいる、どういう地位にある方の誰と誰がメールの全文を読んだんですか。教えてください。
○伊藤岳君 阪本審議官はお読みになったんですか。あなたはお読みになった。
○伊藤岳君 審議官が読んでいないって、私、信じられませんね。  じゃ、メールを最初に受け取った統計委員会の担当者とは、どういう地位にある方ですか。
○伊藤岳君 課長級未満の職員がメールを最初に受け取った。そうなると、その受け取った課長級以下の職員は統計委員会室の上司に報告したと思いますが、その上司というのは審議官ですか、政策統括官ですか。
○伊藤岳君 メールを最初に受け取った職員が課長級の職員に報告をしたと。  政策統括官はメールの実物見ていますか。
○伊藤岳君 じゃ、そのメールを最初に受け取った職員、そして上司である課長、このメールの実物を見た方は、大臣に対して、メールの実物を見る必要があるということを進言しなかったんですか、重大なメールの中身を見て。
○伊藤岳君 上の職員にも報告してない、しかも大臣にまでマスキングを掛けてしまっている、その必要がどこにあるのかと私は思います。  先ほど来言いましたように、このメールの実物、全容が明らかにならなければ、二重計上という公的統計の不正をどのようにごまかそうとしていたのか、国交省のそ...全文を見る
○伊藤岳君 その課長級未満の職員がマスキングを助言した。審議官は了解したんですか。また、政策統括官は了解したんですか、そのことを。
○伊藤岳君 じゃ、その個人のプライバシー部分だけマスキングすればいいじゃないですか。何で全てマスキング掛けることを助言したんですか。
○伊藤岳君 ちょっとよく分からないんですが、全部にマスキングすることは助言はしてないということですか。全部にマスキングすることを判断したのはタスクフォースだということですか。
○伊藤岳君 じゃ、このマスキングの件はタスクフォースの判断だということですね。間違いないですか。
○伊藤岳君 タスクフォースが判断をして、まあ総務省も了解した、了としたということですよね。  大臣、もう一度聞きたいんですが、もうやっぱりこのマスキング掛けているような状況じゃ何も明らかになりません。大臣、メールの実物の公表を指示していただけませんか。どうですか。
○伊藤岳君 委員長、ちょっとお願いですが、当委員会に、二〇二一年八月の国交省から総務省へのメールの実物の提出を求めていただきたい。お取り計りをいただきたいと思うんですが。
○伊藤岳君 先日、八日の当委員会で、令和二年、二〇二〇年十月に国交省が統計委員会評価分科会に提出した資料について、統計委員会側は当該資料を提出することを拒んだ、しかし、国交省は再度、再々度資料を提出しようとした、統計委員会の問いに、資料を上司がどうしても残しておきたいと言っている...全文を見る
○伊藤岳君 いや、聞いていることに答えてくださいよ。  室長にヒアリングをして、どういうヒアリングをしたのかという中身を教えてくださいと言っているんです。長々と聞いていないこと答えないでいいですから、ヒアリングの中身。
○伊藤岳君 何で職員に気遣いする必要があるんですかね。  ヒアリングの中身がこのタスクフォースの検証の報告書のとおりだと、全然これヒアリングの中身分かりませんよ、これじゃ。  国交省の検証委員会報告書では、本件合算問題及び本件二重計上問題について、室長、企画専門官及び担当課長...全文を見る
○伊藤岳君 じゃ、つまり、確認ですけれども、政総審が関与していたということですね。今日、政総審、審議官もいらっしゃっていますが、そういうことでいいんですか、審議官。関与していたと、ここには。
○伊藤岳君 だから、聞いていることに答えてくれないからややこしくなるんですよ、話が。  私、聞いているのは、今回、統計評価分科会に資料を紛れ込ませようとしたわけでしょう。そのことには政総審とか課長とかは関与していたんですか、指示か何かしたんですかということを聞いているんです。ど...全文を見る
○伊藤岳君 じゃ、今日、政総審、審議官がいらっしゃいますので、審議官に聞きます。  この件については関与はしていますか、あなたは。審議官、あなたは関与していますか。審議官、答えてくださいよ、本人いるんだから。審議官、だから政総審ですよ、だから、政策立案総括審議官、あなたは関与し...全文を見る
○伊藤岳君 分かりました。ちょっと失礼いたしました。非常にややこしい話なので、済みません。  国交省の政総審。では、国交省の政総審は関与していたんですか、この件について。それをさっきから聞いているんです。
○伊藤岳君 今回、室長は今回の処分対象になったんでしょうか。なったのであれば、処分の理由は何だったんですか。
○伊藤岳君 社会的な信用の失墜とはどういう中身ですか。あっ、聞いていただいていないのかな。社会的信用の失墜というのはどういう意味ですか。
○伊藤岳君 そういうことで室長が処分をされている。  しかし、今日改めて聞いてきましたけれども、ヒアリングも不十分だし、上司の指示があったのかどうかというのも不明です。国交省の不正隠しの全容の究明にはまだまだ程遠いと思うんです。引き続き当委員会で更に質問を重ねていきたいと思いま...全文を見る
○伊藤岳君 次に、医療提供体制の強化、医師、看護師の増員について聞きたいと思います。  厚労省に聞きます。  九日、予算委員会におきまして、私、医療人材についても、全国約二千の医療機関から医師約三千人、看護師約三千人の派遣体制を整えていただいていますと答弁をいただきました。 ...全文を見る
○伊藤岳君 今、県をまたいだ派遣調整を念頭にしているというお話がありましたが、現在までにどのような検討が進んで、どのような調整が進んでいるんですか。教えてください。
○伊藤岳君 少しは動き出しているんでしょう。  私、先日、埼玉県にもう一度聞いてみました。現段階で派遣可能な医師、看護師はどうなっていますかと聞いたら、逆に減っていますと言っていました。派遣可能な看護師は当初十二人と厚労省に報告したけど、今九人しかいません。したがって、埼玉県で...全文を見る
○伊藤岳君 備考欄にいろいろ書くって言いましたけど、ぱっと目に入るのは何割稼働、病床使用率なんですよね。実際、埼玉では、一部報道機関が病床使用率の低さだけを取り出して疑問視する記事を掲載して病院側が困惑するという事態が生まれています。  病床の稼働状況の見える化、これだけ徹底し...全文を見る
○伊藤岳君 柔軟と言われるけど、収入減っていくんですよね、実際ね。やるべきことが逆さまだと思いますよ。見える化とか病床確保料の減額とか、医療機関を追い込むようなやり方、圧力はやめて、医師、看護師の増員こそ図るべきだと私は求めたいと思います。  厚労省に聞きます。  感染症病床...全文を見る
○伊藤岳君 是非積極的な検討を求めたいと思います。  総務省にお聞きします。  感染症病床の多くを公立・公的病院が担っています。しかし、二〇〇七年からの公的病院改革ガイドライン、二〇一五年からの新公立病院改革ガイドラインに基づいて、公立病院は再編、統合の圧力にさらされました。...全文を見る
○伊藤岳君 この間、感染症病床が半減され、公立病院が再編統合によって減らされて、コロナ禍で、コロナ禍の中で医療逼迫が起きている、病院の運営の困難が生じているんだと思います。是非、取組の全体像を見直すとともに、病院、病床を増やす、医師、看護師の増員を抑制した路線を根本的に転換する、...全文を見る
○伊藤岳君 先ほど紹介した声はつい最近の声なんですね。ですから、今いろいろ言われましたけれども、新型コロナ対応の最前線で必死に頑張っておられる消防士の皆さんの現状が今どうなっているのか、随時調査していただいて、検証していただいて、改善に努めていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○伊藤岳君 本会議で野田大臣が、令和四年度に令和三年度分も含めて交付申請を行うことも可能であると、重ねて周知していると答弁されましたが、自治体申請を受け付けるためにどのような対応を取っているんでしょうか。教えてください。
○伊藤岳君 金子大臣にちょっとお伝えしたいんですが、来年度以降も地方の賃上げ継続する取組をされる財政支援をどのように行うのかが明確にならない中で、地方自治体が処遇改善に関する補助金の交付申請を渋るという事態が生じています。  埼玉県学童保育連絡協議会が二月六日に公表した調査によ...全文を見る
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、せっかくの処遇改善措置が、自治体が活用をちゅうちょすると、残念なことあってならないと思います。早くスキームを示してほしい。  時間がなくて、時間外労働の問題については次回お聞きします。  終わります。
03月22日第208回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  月二百九十八時間を超える時間外労働など、労働基準法第三十三条第三項により命令が可能とされている超過勤務による時間外勤務が常態化していること、地方自治体の職場において厳しい働き方の実態があること、当委員会でも紹介してまいりました。その対応に...全文を見る
○伊藤岳君 今大臣もお話しになったように、新型コロナ対応で業務が膨大になっている、この認識は大臣もお示しになりました。根本的には人手が足りないんだと私は思うんです。  今大臣のお話にもありました一月の自治体への通知で、医師による面接指導、面接指導を効果的に実施すると一月の自治体...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、過労死ラインを超えるような働き方が面接、医師の面接指導の対象となっているということだと思います。  二月の自治体への通知では、面接指導の対象となる職員が業務多忙で面接時間を確保できないといった状況が生じていたことが明らかになったと述べられています。通知に添付...全文を見る
○伊藤岳君 七千九十九人というお答えがありました。  これだけの方が業務多忙で医師の面接指導が必要なのにもかかわらず、これまた業務多忙で面接時間を確保できない。人員不足はそこまで深刻なんだと思います。人員を増やすしかないのではないでしょうか。  総務省は、昨年十二月二十四日、...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。  私の事務所でも資料を作ってみました。お配りしました。使った題材が違うのかもしれません、若干数字が違っていますけれども、傾向はこの表のとおりだと思います。  大臣が予算委員会で、前年度と比べ一般行政部門の職員が六千八百七十二人増えたと答弁...全文を見る
○伊藤岳君 はい。  つまり、職員を減らし過ぎて人員が足りていないということですね。  時間ですので、大臣、一言だけ。公的基盤の再構築をしていくべきではないですか、お答えください。
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、地方税法、地方交付税法等の改正案に対する反対討論を行います。  建設工事受注動態統計調査における不正処理問題は、調査票を都道府県に指示して書き換えさせた上、二重計上を生じさせ、しかも、その不正処理の実態を隠すなど、基幹統計に対する国交省の...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 本会議 第9号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  私は、日本共産党を代表して、地方税法、地方交付税法等の改正案に対する反対討論を行います。  初めに、ウクライナ支援です。  我が国への避難を希望するウクライナの方々への支援には、地方自治体の協力が不可欠です。住居の確保を始め、生活全般...全文を見る
03月23日第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第4号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  地方創生と自治体職員の体制確保について、まずお聞きします。  総務省に伺います。  全国の一般行政部門の職員数は二〇一五年度以降、増員となっています。これは、二〇〇五年度からの集中改革プランで、言わば国策として地方自治体の実定数を削っ...全文を見る
○伊藤岳君 地方自治体の業務が増えてきています。地方自治体は職員を増やさないと業務を担えなくなってきている、職員が足りていないということの表れだと思います。  内閣府にお聞きします。  今後の地方創生関連の施策、事業の展開に従って地方自治体のマンパワーが求められるものとしてど...全文を見る
○伊藤岳君 更なる職員の増員が求められているということだと思います。  今日は、デジタルの中でも私、最も関心を抱いている自治体DXと自治体の窓口業務について牧島大臣と、今日はウクライナカラーで身を包まれておりますが、お聞きしていきたいと思います。  埼玉県寄居町では、地方創生...全文を見る
○伊藤岳君 指定都市での導入割合が高いというお話でした。使われ方としては、AIについては、音声認識による議事録作成、チャットボットによる応答、つまり、これは市民からの問合せにチャットボットで対応しているということですね。RPAについては定型的業務の自動作成。つまり、自治体職員の仕...全文を見る
○伊藤岳君 今言われましたように、地方自治体の窓口業務、自治体職員が住民と対面する窓口業務もデジタルと併せて併用するということだと思います。  地方自治体へのデジタル技術の導入は、地方自治体の窓口の持つ役割を認識して進める必要があると私は思うんです。  幾つか事例を紹介したい...全文を見る
○伊藤岳君 川崎市の実証実験で使ったのは、AIにあらかじめ学習させていた情報から最適な回答を表示させるというチャットボットでした。AIとのやり取りで完結してしまうのはリスクがある、最終的には該当部署や担当者につながる仕組みがあるとよいという記述もありました。職員と住民のつながりと...全文を見る
○伊藤岳君 是非把握していただきたいと思います。  例えば、先日の当委員会で紹介しましたけど、地方自治研究機構の自治体DXのマネジメント手法報告書では、推進本部の役割というのも示しています。  いろいろ書いてあるんですが、例えば、推進情報、課題及び解決策の報告、承認である、C...全文を見る
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、行政の現場でデジタルに係る専門性を育成、継承することが大事だということを指摘させていただいて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月29日第208回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  NHK予算の承認案件について、我が党は、受信料負担増など国民負担増や経理などの不祥事があった場合、また、政治の圧力に屈した場合や会長が放送の自主自律を脅かす発言を行った場合などを除いて、基本的には賛成をしてまいりました。  しかし、NH...全文を見る
○伊藤岳君 苦しい弁明だと思いますよ。違うじゃないですか、経営委員長。ガバナンスは口実にしているだけで、放送番組の内容そのものに踏み込んでいる発言ですよ。  「クローズアップ現代+」の番組は、高齢者を巧妙にだまして契約を提携させるなど多くの国民に被害を及ぼしたかんぽ不正販売問題...全文を見る
○伊藤岳君 先ほど、金子大臣、ほかの議員の質問に対して、もう随分過去の番組なのに、番組の個別に関わることは発言できませんと言われました。森下経営委員長の発言、おかしいと思いますよ。大臣もそう言っているんだから。  審議委員会の二度にわたる答申では、経営委員会議事録の全面開示を求...全文を見る
○伊藤岳君 答申が求めているのは議事録の全面開示ですよ。  前田会長に聞きます。  開示された議事起こしによっても、経営委員会の中で個別の放送番組に関与する発言があった、放送の自主自律が損なわれたということは明白ではないですか。会長の認識はいかがですか。会長は、経営委員会議事...全文を見る
○伊藤岳君 会長、逃げちゃ駄目だと思います。きっちり意見言ってもらいたい。  大臣にも聞きます。  NHKの最高意思決定機関である経営委員会の透明性を確保するために、放送法第四十一条は議事録の作成と公表を義務付けています。しかも、経営委員会が会長を厳重注意したという議事でした...全文を見る
○伊藤岳君 事は放送の自主自律に関わる大問題なんです。改めて強く経営委員会議事録の全面開示を求めておきたいと思います。  新しいNHKに向けたスリムで強靱な経営体制の中では、訪問によらない営業で契約収納費の大幅削減を挙げています。  前田会長にお聞きします。  訪問による営...全文を見る
○伊藤岳君 当然、不適切です。だから訪問によらない営業に切り替えるって、ここはちょっと私、認識が違うと思うんです。  強引な勧誘契約手法の背景には一体何があるか。NHKが二〇〇九年に受信契約や受信料収納において法人委託営業にかじを切りました。法人に委託をすれば、当然営業成績を上...全文を見る
○伊藤岳君 今会長から、地域スタッフの方の努力は評価しているという大事な答弁ありました。  当初、最高時五千八百人いた個人委託契約の地域スタッフ、二〇〇九年からの法人委託化のあおりで現在八百六十九人。先ほど、小沢議員の質問に対して、その個人委託契約の地域スタッフ、二〇二三年度末...全文を見る
○伊藤岳君 先ほど会長が言われた地域スタッフの役割評価しているというのをね、そこを踏まえて考えていただきたい。  会長に聞きます。  先ほど地域スタッフの方の声を紹介されましたが、地域スタッフの方が削減されていく中で、どのように受信契約や受信料収納増の目標、やろうとしているん...全文を見る
○伊藤岳君 業者などが、またインターネットなどが、受信料制度の意義なんか語れないと思います。やっぱり地域スタッフというのは重要な役割を果たしてきたんですから。  時間ですので終わりますが、大臣、最後に大臣の見解、一言お願いできますか、この問題で。
○伊藤岳君 終わります。
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表し、放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求める件、いわゆるNHK二〇二二年度予算の承認に対して反対の討論を行います。  日本共産党は、NHKのかんぽ生命不正販売に関する「クローズアップ現代+」の報道をめぐって、NHKが日本郵政グループから...全文を見る
04月06日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  参考人の皆さん、本日は貴重な御意見をありがとうございました。  北岡参考人は、インド太平洋、また日本の安全保障において東南アジア、ASEANが極めて重要であると事前資料の中でも書かれています。また、地域秩序の成功のためには、参加国の平等...全文を見る
○伊藤岳君 御所見ありがとうございました。  ただ、本当にその地域的な平和を維持するための協議の強化というのはASEAN諸国から学びたいなというふうに思って、先生の事前資料も読まさせていただきました。  寺島参考人は、先ほどのお話の中でも、沿岸域総合的管理で地方創生、海の安全...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。地方自治体任せにしないで、沿岸域の環境、生態系の保全に国も関与してしっかり取り組むというのは大事だなというふうに思いました。  事前資料の中で、アメリカがこの沿岸域の管理では先頭を切っているという話が書いてありましたが、海洋交付金ですか、とい...全文を見る
○伊藤岳君 ありがとうございました。今後の日本の海洋政策に生かさせていただきたいと思います。  ありがとうございます。
04月13日第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第6号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  法案には賛成をしたいと思います。  その上で、建築基準法改正に関わって幾つか質問をしたいと思います。  建築基準法の改正は、応急仮設建築物の存続期間の延長について、特定行政庁が、安全、防火、衛生上支障なく、かつ公益上やむを得ないと認め...全文を見る
○伊藤岳君 国交省にお聞きします。  提案団体からの第一次提案であった存続期間延長の対象となる応急仮設建築物は、どのような用途で使われているものがありますか。
○伊藤岳君 私、お聞きしたのは、第一次提案の中にあった応急仮設建築物というのはどのような用途があったのかとお聞きしたんですが、全部ひっくるめてお答えになりましたけれども、つまり、第一次提案の中では隔離診療施設ですとかPCR検査棟だとか仮設診療所だとか、そういうような用途で使われて...全文を見る
○伊藤岳君 コロナ禍の収束時期が見通せない中、二年三か月を超えて利用する必要性が全国の応急仮設建築物で生じていることから、これ当然の対応だと思います。  応急仮設建築物は、建築基準法第八十五条三項、第八十七条四項に規定されています。新型コロナ感染症対応のものだけでなく、災害時対...全文を見る
○伊藤岳君 大臣にお聞きします。  災害救助用の応急仮設建築物も存続期間の対象となることについて、どのような検討の経過があったのか、お示しください。
○伊藤岳君 災害救助用の応急仮設建築物の存続期間の延長、災害からの円滑な復旧復興等に資することになり大変重要な措置だと思います。  応急仮設建築物の設置や運用費について生じる地方負担分に対する財政支援措置についてですが、今回の法改正を受けての存続期間の一年ごとの延長に際しても同...全文を見る
○伊藤岳君 同様のこと、内閣府にもお聞きします。  災害用の応急仮設建築物に対しては地方交付税で最大措置率十分の九の財政支援措置がなされていましたが、これも同様でしょうか。
○伊藤岳君 存続期間の延長に際して財政支援措置も同様に付いてくると。これ、周知徹底を図っていただきたいと思います。  次に、マイナンバーカードに関わって幾つかお聞きしたい。  政府は、保険証機能を併せ持つマイナンバーカードの活用と、それに対応する医療機関などでのオンライン資格...全文を見る
○伊藤岳君 実際、運用開始したのが一五・五%というお答えでした。補助金を倍に増やすなどの期間も設けて促進を図ってきましたが、政府の思うようには進んでいません。  そこで聞きます。  二〇二三年三月までにほぼ全ての医療機関、薬局において導入との目標、これ再検討はしないんでしょう...全文を見る
○伊藤岳君 私、開業医の団体、埼玉県保険医協会から話を伺いました。  医療機関からは、この新システムの導入について、コロナ禍の中で新たなシステムを導入することは負担感が大きい、新たなシステム導入に頭を回している余裕はないとの不満が噴き出ているそうです。システム導入の目標が過大に...全文を見る
○伊藤岳君 厚労省は、その返戻が、返戻の手間がなくなるというのを一番の理由にしてきたんですね。聞いて、私びっくりしました。全国保険医団体連合会の調べでは、返戻件数というのは全レセプト件数の僅か〇・二七%、もう本当に僅かなんです。  もう一問聞きます。  本人の資格確認について...全文を見る
○伊藤岳君 導入目標ありきで新システム、オンライン資格確認システムをごり押しすることはあってはならないというふうに思います。  保険証機能を併せ持つマイナンバーカードを活用したオンライン資格確認システムを既に導入した医療機関からも次々声が上がっています。病院で入力してきたデータ...全文を見る
○伊藤岳君 厚労省にも苦情の声は届いているということですね。  こういう声もあります。お年寄りは新しいシステムを使いこなせません、そのために職員一人を専属で配置して対応せざるを得ない状況だ、窓口はかえって混乱している。また、マイナンバーカードを病院まで持ち歩くことによって紛失ト...全文を見る
○伊藤岳君 医療機関の側からは、マイナンバー総合フリーダイヤル、国が設けた、これは結局トラブルは二者で解決をというスキームで、結局は当事者任せ、トラブル対応でも時間を取られてしまうという声が上がっています。新たな対応が求められていると思います。  最後に、こうした医療機関、現場...全文を見る
○伊藤岳君 時間なので終わりますが、この新システムの導入がコロナ禍で業務が膨大となっている医療機関に新たな負担をかぶせることになっている、このことを強く指摘して、質問を終わります。
04月14日第208回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  統計不正の問題についてお聞きします。  国交省は、会計検査院から指摘を受けた後、令和二年、二〇二〇年十月に統計委員会評価分科会に対して提出した資料の中に、足し上げて合算処理をしていることを示す三枚の資料を混入させました。この件について、...全文を見る
○伊藤岳君 大臣から、このけしからぬという思いが伝わってこないんですよね。  タスクフォース報告書によると、国交省が統計委員会評価分科会に提出した資料について、統計委員会側は、施工統計調査以外は分科会の審議事項ではないからと当該資料を提出することを拒んだ、しかし、国交省は再度、...全文を見る
○伊藤岳君 今回の評価分科会の審議事項ではないと今言われましたね。そして、統計委員会側がそのように拒んだのは当然だと思います。  しかし、審議事項ではないと言いながら、なぜその審議事項ではない資料を受け取ってしまったんですか。何で配付をしたんですか。しかも、当日、説明時間は余り...全文を見る
○伊藤岳君 おかしいじゃないですか。強い要請があったら、審議事項ではない資料も受け取って配付するんですか。それはどういうルールに基づいているんですか。何か国交省の強い要請に意図を感じ取ったんですか。どうですか。
○伊藤岳君 全く得心がいきません。審議事項ではない、資料は提出してもらっては困ると拒んでおきながら、最終的に資料を受け取って説明までさせる。  この資料を受け取って説明させることは、最終的に誰が判断したんですか。
○伊藤岳君 評価分科会長に相談したって、誰が相談したんですか。誰が相談したんですか。評価分科会長が誰と相談して決めたんですか。
○伊藤岳君 大臣、今聞いていただきましたように、結果的には、国交省は資料を配付して、説明も許されて、国交省の作戦成功しちゃったんですよ、たくらみが。国交省のたくらみに総務省はまんまと乗せられてしまったということじゃないですか。  大臣、もう一度聞きます。合算処理が行われているこ...全文を見る
○伊藤岳君 統計委員長の当委員会への出席もいまだ実現していません。是非、出席を大臣からも要請していただきたいと思います。思いは同じだということなんで一応受け止めますけれども、もうちょっと聞いていきます。  こうした国交省のたくらみの中で、ほかの、例の事案が発生しました。基幹統計...全文を見る
○伊藤岳君 大臣、統計法の第一条では、公的統計は国民にとって合理的な意思決定を行うための基盤となる重要な情報とされています。また、第三条、基本理念を定めています。第三条の二では、この基本理念に基づく行政機関等の責務などを定めています。統計法に照らして、今回の事案は極めて重大ではな...全文を見る
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、前回の委員会でも指摘しましたけれども、統計の専門員が足りてないという問題もあると思います。  このこと指摘をして、質問を終わります。
04月20日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  今後の海洋政策の在り方が検討されていく時期に当たって、本調査会での参考人の方々の御意見や議論を是非生かしていただきたいと思います。  まず、海洋秩序の維持及び海洋の安全保障についてです。  ロシアによるウクライナへの侵略は断じて許され...全文を見る
04月21日第208回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  法案は、地方公務員の育児休業の取得回数制限を緩和して、育児休業を必要な時期に柔軟に取得することを可能にします。また、非常勤職員の介護休業の取得要件を緩和して、介護休業を取得できる対象者が広がります。地方公務員の要求に応えるものになっている...全文を見る
○伊藤岳君 大臣、私がお聞きしたのは、管理職が声を掛けるという、声を掛けるということをためらうような人手不足の実態が地方公務の職場にあるんじゃないかということなんです。  先ほど紹介した滋賀県が実施した職員のアンケートではこういうものもありました。育児休業を取得しやすくするため...全文を見る
○伊藤岳君 先ほど紹介した滋賀県ですが、策定が義務付けられている特定事業主行動計画を定めています。そこには、これ滋賀県の目標ですが、職員一人当たりの月平均時間外勤務時間数の数値目標として、平成二十九年度十六・六時間、十六・六時間を令和四年度には十四・〇時間未満にしようという目標な...全文を見る
○伊藤岳君 是非常勤の職員を増やすことも含めて、是非地方自治体職員の余裕ある人員配置に踏み出すことを求めたいと思います。  今日は、この後、ウクライナから我が国へ避難してこられた方々への支援について聞きたいと思います。  ウクライナから避難されてきた方々の住居の確保を始め生活...全文を見る
○伊藤岳君 六百六十人を超える方が来られている。国が借り上げたホテルに今一時滞在している方はそのうち何人ですか。
○伊藤岳君 六百六十人の方が来られていて、一時滞在に二十人ちょっとしかいないということは、つまり先ほどのウクライナ避難民受入れ支援事業とは違う支援のスキームの方もいらっしゃるということなんですか。どうですか。
○伊藤岳君 支援のスキームの違いがあることが分かりました。  具体的な支援内容について聞きたいと思います。  身寄りがない方々の場合、政府が確保した一時滞在施設、ホテルの滞在中は、住居は国が提供し、まあホテルを提供して、医療費、日本語教育費、就労支援は国が実費を負担すると、メ...全文を見る
○伊藤岳君 ちょっと明確な話じゃないですね。  具体的に聞きたいんです。短期滞在の方の医療費は国が負担するんですかということと、特定活動一年の方の場合の保険税、本人負担分、負担するんですか。聞いているんです、具体的に。
○伊藤岳君 身元保証人、引受先があって入国された方々、先ほど、ホテルに滞在はしないで引受先に行っていらっしゃる方も、何らかの事情が生じて、身元保証人側に何らかの事情が生じるという場合もあると思います。で、引受けが不可能になった場合もあると思います。こういう方々は、その時点でウクラ...全文を見る
○伊藤岳君 是非、身寄りのある方もない方も医療というのは欠かせませんから、必要に応じて国が負担するということについて、余り条件など付けないでしっかり国が責任持ってもらいたいということを強く求めておきたいと思います。  地方自治体の動きも始まっています。例えば、私の地元埼玉県では...全文を見る
○伊藤岳君 はい、分かりました。  多文化共生社会を目的として、自治体がワンストップ型相談窓口を設置した場合の交付金として、外国人受入環境整備交付金があります。ウクライナの方々向けの窓口設置にも、これ適用となるんでしょうか。また、期限等はありますか。
○伊藤岳君 ウクライナから来られた方々がまず必要なのは言葉だという声が地方から聞こえてきます。  そこで、ウクライナの方々を受け入れた自治体に国が携帯型通訳機などを提供することはできますか。
○伊藤岳君 金子大臣にお聞きします。  出入国在留管理庁は、地方自治体からの支援の申出の内容を受けている、先ほどお話しになりました。総務省としても、支援を考えている地方自治体の声を把握することが必要ではないですか。総務省としての取組はどうなっていますか。
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、是非総務省としての独自の取組を努めていただきたい。  ありがとうございました。
04月22日第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第8号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  法案は、国の行政手続での納付において、当該手続に関する法令の規定にかかわらず、各府省の判断でインターネットバンキングやクレジットカード、電子マネー、コンビニ決済などによる支払を可能とするものです。従来の現金や印紙による支払のほか、納付方法...全文を見る
○伊藤岳君 牧島大臣にお聞きします。  そのアジャイル型の組織形態、これ、デジタル庁にとってなぜ必要なのか、どんな強みがあると考えていますか。
○伊藤岳君 それでは、もうちょっと具体的に組織のありようを聞いていきたいと思います。  デジタル庁にお聞きします。  デジタル庁の組織に関する訓令の中で、第五条、デジタル庁の事務分掌その他組織の細目はデジタル監が定めるとされています。このその他の組織の細目に当たるものにはどの...全文を見る
○伊藤岳君 それでは、デジタル監の事務分掌について、デジタル庁設置法ではどのように定められていますか。
○伊藤岳君 つまり、デジタル監という立場は、規定に余り縛られることがない、しかも、デジタル庁の所掌事務に関してデジタル大臣に具申することができるし、デジタル庁の各部局及び機関の事務を監督することなど、デジタル庁の事務全体を左右する位置にあるということだと思います。  そのデジタ...全文を見る
○伊藤岳君 とにかくアジャイル型というのはなかなか規定というのはない、なかなかないんですよね。  じゃ、そのデジタル庁の四つのグループの事務分掌を定めている規定は何かあるんですか。四つのグループが何をやるかの規定は。
○伊藤岳君 あらかじめ定めた、定義された業務についての、業務については規定がないということです。  大臣にお聞きします。  昨年四月二十日、参議院内閣委員会、当時はまだ平井前大臣でしたが、平井前大臣がこう答弁されています。デジタル庁の組織や運営体制自体が政策課題の進展や業務の...全文を見る
○伊藤岳君 各グループのある部署の縮小はあり得るということですね。縮小、廃止があり得るということだと思います。  今大臣言われましたけど、例えば医療に関わるシステム、今ではオンライン資格確認システムなどがありますが、こういうものを扱う部署が縮小若しくは廃止されるというふうになっ...全文を見る
○伊藤岳君 今日は、非常に懸念をするということをお伝えをしておきたいと思うんです。  今後の委員会で更にちょっとお聞きしていきたい。特に、いろんな状況の変化で、ある部署が縮小、廃止になっていく。本当にその業務の継続性が担保できるのかどうかというのは、また随時聞いていきたいと思い...全文を見る
○伊藤岳君 つまり、デジタル庁の職員というのは他省庁と違って民間出身者の占める割合が非常に多いということです。役職者であるデジタル審議官、顧問、参与、CA、CDO、CISO、CPO、CTOについても民間出身者が多数を占めています。その点では、利益相反などが生じないように、デジタル...全文を見る
○伊藤岳君 終わります。ありがとうございました。
05月20日第208回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第10号
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○伊藤岳君 日本共産党の伊藤岳です。  法案は、内閣総理大臣が認定した構造改革特区区域において、地方公共団体、民間事業者等が国立大学法人の所有する土地等を活用して革新的研究開発の社会実装に係る施設を整備する場合、当該土地等の貸付けに係る文部科学大臣の認可について届出で可能とする...全文を見る
○伊藤岳君 今示していただきましたけれども、運営費交付金は独立行政法人化された二〇〇五年と比べて一千百億円減額をされている、そして経常収益全体に占める割合も四六%から三二%、一四%低くなっている。一方、外部資金は三千三百六十一億円増額、割合も八%から一七%へと高くなっているという...全文を見る
○伊藤岳君 まあ要するに減っているということです、法人化して。  それで、じゃ、その運営費交付金を減らしてきたのはなぜなのですか。
○伊藤岳君 財政状況の厳しさと言われましたけれども、じゃ、文科省、お聞きします。  国立大学法人の研究や教育に必要な費用は国費で賄うということが基本ではないですか。どうですか。
○伊藤岳君 ちょっと端的にお聞きしている、聞きたいんですけど、聞いたのは、国立大学法人の教育研究に必要な費用は国費で賄うことが基本だと、文科省はこういう見解ではないんですか。
○伊藤岳君 不可欠なという話がありました。  国立大学法人が本来の業務、つまり教育研究活動、教育研究活動に専念できるようにするためには、運営費交付金をふさわしく拡充をして、国が責任を果たすことが必要だと思います。  国立大学法人経営ハンドブックというのがあるのを知りまして、見...全文を見る
○伊藤岳君 教育研究の成果を上げると言いながらですよ、その教育研究に当たる大学法人が、国立大学法人が外部資金の獲得に血道を上げなきゃいけない。これ、大学法人の在り方としていいんでしょうか。  そもそも、国立大学法人の土地等の貸付けは、法人の目的及び業務の範囲を踏まえて、業務を行...全文を見る
○伊藤岳君 なのに、文部科学大臣の認可を届出で可能とすることは、国の関与が及ばずに事実上ノーチェックとなるのではないですか。どうですか。
○伊藤岳君 先ほども別な方の答弁でもあったけど、是正勧告するような事態も起きるということあるわけでしょう。不適切な土地利用が増加する懸念は拭えないと思います。  最後に、野田大臣にお聞きします。  公的資金から出資された土地等の貸付けを届出で可能とするという改正は、国立大学法...全文を見る
○伊藤岳君 時間ですので終わりますが、私は、国立大学法人法として提案をして、文部科学大臣の出席の下で審議するべき案件だと思います。  そのことを指摘して、質問を終わりたいと思います。
○伊藤岳君 私は、日本共産党を代表して、構造改革特区法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  反対の主な理由は、本法案が、特区内において地方公共団体、民間事業者等が国立大学法人が所有する土地等を活用して革新的研究開発の社会実装に係る施設を整備する場合、当該土地...全文を見る