森喜朗

もりよしろう



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森喜朗の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月26日第75回国会 衆議院 文教委員会 第18号
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○森(喜)委員 午前中及びただいまの提案者塩崎さんの御説明、よく拝聴いたしました。私は、五名の提出者の外に、調べてみましたら賛成者の中に入っておりますから、賛成という立場で御質問申し上げることになるかと思いますが、私は伺っておって、端的に申し上げて、当初自由民主党が私立学校振興に...全文を見る
○森(喜)委員 藤波さんのないよりもあった方がいいんだ、ゼロよりも一、一よりも二、そういうお気持ちもよくわかります。それから、私もお手伝いをいたしておりましたが、ここまで来られるのに大変な努力をなさっておられました。特にここ三日間ほどは、恐らく塩崎さん、藤波さん、寝ておられないん...全文を見る
○森(喜)委員 一応いま提案者の河野先生それから永井大臣のお考え方わかりましたが、やはり私どもは大臣の言葉もずいぶんしんしゃくさせていただいて、国会は国民の総意を決定する大事なところだ、こういうふうに私どもも確認をしておかなければならぬと思います。  そこで少し中に入ってお聞き...全文を見る
○森(喜)委員 ということからすると、二分の一の目標というのは、亡くなられた八木先生のころから、これはもう私学関係者、私どもこれにかかわり合いを持つ国会議員みんなの夢、希望であったと思います。ですから、その二分の一という目標の表現の仕方が、私はちょっと内情を知っておるだけに言いづ...全文を見る
○森(喜)委員 新しい予算のやり方、これは私は文教委員会は、先ほど木島先生から手続上の問題で、文教委員会というのは、どうもいつも強行採決とか話し合いが行われていないという御指摘がございましたけれども、私は文教委員会の方がむしろいろいろな意味で、形はそういう形はございますけれども、...全文を見る
○森(喜)委員 塩崎さんのお答えの中で、場合によっては来年度の予算ではいままでよりも期待ができないかもしれないというようなことがありました。この法律が皆さんの御協力で可決されて実行されていった場合、具体的にもう一遍事務当局に少しお聞きしておきたいと思いますが、私学予算はどのような...全文を見る
○森(喜)委員 いま委員の中からもちょっとそういう発言が、ひとり言だろうと思いますが、ございました。実は私も率直に言ってそう思っておるのです。さっきから私非常にこだわるようですけれども、この程度の法律でがまんしなければならなかった事情はわかりますが、ならば、この程度ならなぜ文部省...全文を見る
○森(喜)委員 木島先生や山原先生、高橋先生の御意見、私も大変よく理解もできますし、私もそう言いたいわけでございます。しかし、先ほどからお話ございましたように、一を二にし、二を三にするということは、これはみんなで努力してやれることだと思いますし、いま各会派の先生方からもそういう御...全文を見る
○森(喜)委員 確かに財政硬直化という財政の厳しさを打開していくためには、私どもそれぞれ努力をしていかなければならぬことでございます。  ひとつこの機会に大臣にちょっと伺っておきたいと思うのでありますが、いま塩崎議員からもそういう御発言ございましたが、やはり国民の支出あるいは国...全文を見る
○森(喜)委員 先ほどから、提案者からの成案になるまでの御苦労も開陳をいただきましたし、私ももちろんのことでありますが、各野党の皆さん方も私学に対する大きな助成をする、その柱を打ち立てていく、このことについてはいかなる政党の皆さんも恐らくここにいらっしゃる方みんながそう念じ、そう...全文を見る
○森(喜)委員 私は大学の二分の一ということよりも、ことよりもというと大学関係者からおしかりをいただくかもしれませんが、むしろ高等学校以下の私学の補助のことについて大きくウエートを置きたいと個人的には考えているわけです。これば後ほどまた少し中に入っていきたいと思うのですけれども、...全文を見る
○森(喜)委員 そういたしますと、先ほど塩崎さんからもお話がございましたが、ことしの予算で高等学校以下について八十億、率直に言いまして、まさに画期的なことを、初めて高等学校以下の私学に対して国が助成をしたという、大変勇断を実行したわけです。もちろん具体的な実行はまだこれからです。...全文を見る
○森(喜)委員 この八十億についての配分の方法等についてはまだ考えていらっしゃらないのか、目下考えていらっしゃるのか。もちろん考えていらっしゃるのだと思いますけれども、もともと最初からわが党として考えてまいりましたのは四分の一ですね、その一つの目標を仮に具現化といいますか具体化さ...全文を見る
○森(喜)委員 いまの今村局長の考え方というのは当然塩崎さん、藤波さんも聞いておられるんだろうと思いますが、端的に言って、このあたりで妥協したと言うと変ですけれども、このあたりでまとめざるを得なかったのは、現実の数字と金額、そして本当に予算の裏づけをしていくという財政面を考えると...全文を見る
○森(喜)委員 はっきり言って八十億では分けようがないのじゃないかと私は思っております。確かに大変意義のあることを予算上措置したわけですけれども、かえってこれがまつわりついて不公平になってもいけませんし、それから公正を期せば期すほど余り効果がないということになるのじゃないかと思い...全文を見る
○森(喜)委員 ちょっと乱暴なことを申し上げておしかりをいただくかもしれませんが、私学は大変な事態になっているということは、先ほど木島先生、嶋崎先生、山原先生、高橋先生、それぞれおっしゃっておられますし、とりわけ大学は経費がかかってそれが全部授業料におぶさってくる、決していいこと...全文を見る
○森(喜)委員 ただいまの大臣の御発言を多として、ひとつ塩崎先生、藤波先生もいらっしゃいますが、どうぞこの法律をここで通すことだけが目的じゃない、先ほどどの会派の先生方もおっしゃったように、私どもはゼロから一にするということに大変な意義を感じますけれども、それをさらに前進させて改...全文を見る
○森(喜)委員 中身のいろいろな不備や、先ほどから各先生からの御質問もありますように、確かに満足できなくても、国が大きく私学というものへの助成をこの法律によって明確にするという、これは一種のまた革命だとも思います。ですから、そういう中に当然犠牲が伴うことは私も十分にまた理解ができ...全文を見る
○森(喜)委員 そういう意味ではできればこれを附帯決議ぐらいで、消えるものであると言いながらも法律でこう書かれるということは——自由社会の中で統制するといろいろ問題が多いのです。たくさんあります。米だってそうです、国鉄だってそうだし、健康保険だってそうだし、特に最近よく問題になっ...全文を見る
○森(喜)委員 よくわかりました。わかりましたし、またこの辺の運用が一番、せっかくいいものをつくりながらうらみを残すようなことがあってはならぬと思いますので、私はくどく申し上げているわけでございます。  そういろいろ聞いてまいりますと、特にこれは文部大臣か今村局長に伺っておきた...全文を見る
○森(喜)委員 それでは、これはある程度今後に対しても一つの大きな——大臣の御発言かちょっとこれは御無理かもしれませんけれども、将来において影響力が出てまいりますが、ここに「特に必要があると認める場合」、この法律を運用していく場合、現実の問題として大臣ば、この「特に必要があると認...全文を見る
○森(喜)委員 いまの事務当局の考え方で、塩崎さん、与党の、しかも今日まで国立だけではなくて私学問題に取り組んでこられた主査として、私学関係者の意見も十分あなたは聞いておられると思うのですが、大体そういう考え方でよろしゅうございますか。
○森(喜)委員 大変くどいようですけれども、この辺だけは特に運用上十分に御協議をいただいて、慎重に進めていただきたいと思うわけでございます。特に私は、これは今村局長十分御存じだと思いますが、ここ近年さかのぼって、ここ二、三カ年の中で、もっと延ばしていいかもしれませんが、認可を申請...全文を見る
○森(喜)委員 大学みずからいろいろな意味で改善をし、改革をしていく、大事なことだと思います。そういう意味で、国が向けさしていく形ではなくて、筑波方式も、大学みずから新しい形を生み出していく、これがこれから明治二百年に向かっていく日本の大事な姿勢だと私は思います。しかし、大学人特...全文を見る
○森(喜)委員 大臣は、質の向上だけであってはいかぬと思いますけれども、私学の経営のあり方などについてどのように考えておられますか。
○森(喜)委員 それでは、いま大臣、局長の御答弁、お考えを伺いましたが、やはりこの辺が、これからまたもう一つの面で大事なことでございまして……。  第十二条「所轄庁の権限」についてちょっと触れておきたいと思うのです。所轄庁とは何ぞや、どこでありますか、まず承っておきたいんです。
○森(喜)委員 それでは提案者に伺っておきますが、いま所轄庁の権限の項につきまして、局長から御説明がございました。提案者の方もそういう意図で進めておられるわけでございますね。  それと同時に、先ほどちょっと大臣とやりとりをいたしましたけれども、いわゆる私立学校のこれから経営の指...全文を見る
○森(喜)委員 国民の税金を使うわけですから、正しい意味での監督規定というのは厳しくなければならぬと思いますが、逆に、私学の本当の意味を阻害しないような形で、これは事務当局、文部省は十分考えていただきたいと思います。  同時に、何か余りにも、大学のそういう監督といいますか、いか...全文を見る
○森(喜)委員 どうぞ新しい私学の助成の道を切り開くという、日本の教育が始まって百年、まあ遅きに失したということでありますけれども、先ほど大臣もおっしゃったように、まさに明治の先達たちは、教育と国鉄と北海道開発、当時、大きな政治的意図を政策的にあらわしたのだろうと私は思います。そ...全文を見る
○森(喜)委員 冒頭に申し上げましたように、私どももこの法律に一生懸命に取り組んできただけに、これで満足だと必ずしも思っておるわけではございません。あえて、最初からこの作業に取り組んでおられた西岡議員に提案者の一人としてお考えを伺ってみたわけでございますが、まさしく西岡氏の御発言...全文を見る
○森(喜)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております私立学校振興法案に対して賛成の討論を行います。  本日の長い議論の中で、学校教育の中に占める私学の意義、そして私学が現実に招いている経営の危機、財政の危機、このことはこの委員会の皆さんが認められているところ...全文を見る