森喜朗

もりよしろう



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森喜朗の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第87回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○森(喜)委員 ただいま提案をされました国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして大臣に若干御質問を申し上げて、私ども与党でございますから、予算化をされますまで、また法律提案までは与党としての責任を持って進めてまいりましたので、むしろこれ...全文を見る
○森(喜)委員 いまのお話とまたちょっと外れますけれども、後ほど御質問申し上げます中にすべて参考にさせていただきたいと思いますので、最初にいろいろなことを若干伺っておきたいと思います。  私は、昨年ちょうど官邸で副長官をいたしておりました。福田総理の肝いりで「人づくり懇談会」と...全文を見る
○森(喜)委員 それではもう一つ、また別の問題になりますが、入学試験のための競争というものはあっていいか悪いか。これは大臣はどのように考えておりますか。
○森(喜)委員 それでは、いま共通一次試験のお話も大臣は出されておるわけでありますが、多年入試の改善ということで文部省を挙げて、また国民に多くの期待を持たれてこの制度を始めたわけであります。  一応この制度に踏み切られて今日まで——もっともまだ国立も終わっておりませんし、いま試...全文を見る
○森(喜)委員 大臣、私はさっき一つ御質問申し上げた中でちょっとお答えがまだないところがあるのですが、たとえばというように申し上げたのでまずいのかもしれませんが、ちょうど二倍、三倍ぐらいの入学倍率というのはよろしゅうございますか。この程度でよろしいかなということを私はお尋ね申し上...全文を見る
○森(喜)委員 私は、そこで最初に高等教育の価値というものをお尋ねしたのですが、社会現象として入学が大変だ、そのために家庭がいろいろ問題があるとか、それから高校生の生活が灰色なんだとかという、その辺のことに対応しなければならぬということで、どうもこの入学試験の問題というのをとらえ...全文を見る
○森(喜)委員 それでは、これは局長にお伺いいたします。  たしか、はっきりは申されませんが、大臣はこの程度の二倍から四倍ぐらいの倍率がちょうどいいなというふうにお考えになっているというふうに大体私は受けとめているのですが、しかし、その反面しわ寄せが私学にいっているという感じが...全文を見る
○森(喜)委員 そうしますと、いままでの見せかけの倍率といいますか、私も実はそういう見方をいつもしているのですが、数年前で、大体の全国の高等学校三年生の数とそれから大学側が受け入れる定員というものとでは、恐らく大学の定員数の方が多いというふうに私は記憶をいたしていたわけであります...全文を見る
○森(喜)委員 それでは佐野さん、さっき私はバラ色とか灰色の生活というふうに申し上げたのですが、高校生活というのは必ずしもパラ色にしなければならぬとも思いませんけれども、しかし、入試というものが基本的にいまの高等学校の生活の様式を定めているというふうに判断していいと思いますから、...全文を見る
○森(喜)委員 大学局としての取り組み方はぜひそうあってほしいと思うわけであります。  高等学校側はたしかいまの七科目に対して五科目ぐらいにしてほしいという希望があるわけであります。それと同時に、これだけの膨大なる国のお金を使って入試センターに共通テストをやらせておるわけですか...全文を見る
○森(喜)委員 余りこの問題で時間を費やしてはいけないのですが、要は、先ほど大臣もおっしゃったように、今度のは高等学校の学校生活をまじめに勉強しておれば大体それで適性がある、そして大学に入るだけの条件は一応整っている、こういうことの一つの判断材料だろうと思うのです。だから、私は、...全文を見る
○森(喜)委員 学歴社会ということを最初に質問申し上げたときに大臣はおっしゃったわけですけれども、逆に、どんどん大学生をふやすことによって大学生の価値というものを下げてしまう。この間も、「東大卒も課長どまり」なんという記事が週刊誌に出ていましたし、私は、最近見ておりますと、大学を...全文を見る
○森(喜)委員 これは私が最近ぶつかった例でありますけれども、私のちょっと知っている方がお子さんのことで相談に来られたのですが、一生懸命に百姓をしながら息子を東大にやった、東京大学さえ出せばいいのだろうと思って、一生懸命がんばって仕送りをして出した、そうしたら今度は、お父さん、大...全文を見る
○森(喜)委員 国公私立で、ですか。——教育を受けるのに大変なお金をかけて、そしてこれだけのすばらしいエネルギーが、実際眠ってはいないのでしょうけれども、現実にこうした形として残っている。これはどういうことからきているのでしょうか。
○森(喜)委員 つまり、大学に残って将来そういう研究教官になっていきたいというのが、やはり学問研究を進めている方々の一つの理想だろうと思うし、望みだろうと思うのです。  しかし、一方、逆に、社会の企業の中にはそういう形がなかなか入りにくいという現象もあるのではないかと思うのです...全文を見る
○森(喜)委員 これも学歴社会、あるいはまたいまの企業の一つの物の考え方でしょう。なかなかこれも是正することはむずかしいと思う。  一方、学生たちは大学に残り、そして自分たちの最も勉強したいことを研究し、また、世に役立てていきたいという理想を持つのも、これまた正しいことだと思う...全文を見る
○森(喜)委員 国立大学だけではなくて、たとえば最近では女子大生の問題で、特に自分たちがこういう仕事をいたしておりますとわれわれのところに相談に来るのは、逆に言うと余り程度がよくないかもしれませんが、そんなことを選挙区の人に言うとしかられるかもしれませんが、しかし、現実にはそうい...全文を見る
○森(喜)委員 大学局長、いまの点はよろしいですか。文部省の対応の仕方は、ですね。  それで、この法律の中に図書館情報大学というのがありますが、佐野さん、これは図書館短期大学を新たにつくり直していこうということでしょう。  図書館情報大学は定数百二十でしたか。これは社会にとっ...全文を見る
○森(喜)委員 文部省としては十分研究もされ、社会のそういうニーズに応じておつくりになるということは言うまでもないと思います。この法律の中にも入っております山口大学の医療技術短期大学にしてもそうでありますが、確かに医療技術短期大学というのは非常に喜ばれてもおり、社会にとっても、こ...全文を見る
○森(喜)委員 大学局長も承知しておられるわけでありますから、いまからそのようなことに対して文部省は厚生省とも対応して、その辺の処置に十分対処をしていってほしいと私は思っております。  同時に、いまお答えがありませんでしたし、これは所管外なのかもしれませんけれども、私立医科大学...全文を見る
○森(喜)委員 十八歳人口がこれからピークで三十万くらいふえるだろうと、そういうお話も承りましたが、私は、人口がふえるのは大体都市部じゃないかと見るのです。大体大阪、東京、名古屋あたりじゃありませんか。私は、それに対応してまた高等教育機関の拡充をやるというのは反対なんです。先ほど...全文を見る
○森(喜)委員 そこで、これまでの大学はやはり国の産業中心の、そういう国是といいますか、考え方から理工系中心だった。その理工系中心が、もちろんこれは先ほどお話をしました大学院、ドクターコースだけでございましたけれども、若干上へ集まっているような傾向もあるわけでありまして、社会的な...全文を見る
○森(喜)委員 いま三大学のお話がございましたが、自分の県のことだけで申し上げて大変恐縮でありますが、金沢大学がこの予算で改組というふうに予算掲上をしておられるわけですが、この形でまいりますと、恐らく五十五年の国立学校設置法の中には当然三学部に分離したものがのせられていくというス...全文を見る
○森(喜)委員 大学局長は、いろいろ財政的なものが伴うものですから言葉をずいぶん選んでお答えをいただいておるわけでありますが、確かに、お城の中という狭隘な場所の中にあることと、それからやはり金沢城という重要文化財、国宝がたくさんあるわけでございまして、これの中から出ろということで...全文を見る
○森(喜)委員 ありがとうございました。  それで、何も私は金沢のことだけにこだわっているわけではございませんが、たまたま地方大学の充実という一つの機会に、しかも金沢の法文改組という問題がございましたので、文部省の考え方を定めておきたかったわけでございます。  同時に、これは...全文を見る
○森(喜)委員 どうぞひとつ文部省が本当に、それこそ二十一世紀のわれわれの子孫のために尽くすような、そういう高等教育計画にぜひ取り組んでいただきたいということもお願い申し上げて、時間が余りありませんが、最後の問題だけちょっと触れておきたいと思います。  国立大学の設置法を審議す...全文を見る
○森(喜)委員 局長の御苦心、御苦労の点はよくわかるのです。しかし、学問の自由だとか大学の自治ということを言えば、これはだれだってそのとおりだということになる。大体、それを一つの盾にして、国立大学、私立も含めて、少なくとも最高学府でこういうばかげたことが行われているということ自体...全文を見る
○森(喜)委員 ということになれば、この問題が始まってから、たしか四十四年の九月からというように記憶しておりますが、ことしの秋になればかれこれ十年ですね。ちょうどくしくも私が国会議員になったのが四十四年十二月ですから、ちょうど十年です。とにかくこんなばかげたことがこれからあって、...全文を見る
○森(喜)委員 その答弁はずっと歴代大臣皆そういうふうにおっしゃってこられたのです。これこそさっきちょっとおしかりを皆さんからいただいたけれども、—————なんというものじゃないので、これこそまさに不法の勢力なんだ。これを法にのっとってきちっとなさるということがなぜできないのか。...全文を見る
○森(喜)委員 私は、佐野さんや内藤さんにもちろん毅然としてやってもらいたいと思うのですが、幾らそういうことを申し上げても、佐野さんとしてのお答えは大学に強く求めるということしかないわけですね。  私はとにかくこの中身も若干知っておりますけれども、赤レンガ派と外来派とか、そうい...全文を見る
○森(喜)委員 大臣の御熱意を本当にかけてください。あなたはこの間大変な重病をなさって、本当によく回復されたんで、私も敬服しているんです。それはまさに日本の教育を正常化しようということですが、教育を正常化するにはいろいろあると思うんです。高等教育もいろいろあります。初等、中等教育...全文を見る
04月11日第87回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○森(喜)委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十四分散会
04月25日第87回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○森(喜)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。  放送大学学園法案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木島喜兵衞君。
04月27日第87回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○森(喜)委員長代理 山原健二郎君。
05月23日第87回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○森(喜)委員長代理 後刻理事会で御相談申し上げます。
○森(喜)委員長代理 大臣の御答弁に即して、後ほど理事会で相談したいと思います。
05月30日第87回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○森(喜)委員 放送大学学園法案はこれまで国会で大変熱心に御議論をいただいて、参考人の御意見もいただいたり、連合審査をさせていただいたり、ずいぶん問題点も浮き彫りにされているわけであります。午前中この新しい円卓方式で各党の先生方の御意見も十分お聞きになったことと思われます。どの先...全文を見る
○森(喜)委員 大臣あるいは文部省のかたい決意はよく理解いたしました。  午前の項目で若干木島先生の御質問もあったようでありますし、また、午後の項目でいろいろ議論がございますが、大臣は参議院の方とのかけ持ちでございますから、あと大学局長を中心に郵政省、文部省の——これは大事なと...全文を見る